ほむら「あああ!まどかと同意の上イチャイチャしたいよおおお!!」(326)

さやか「あはは、まどかは私の嫁だー!」

まどか「もー、やめてよさやかちゃんったらー」

仁美「二人とも相変わらずねー」

さやか「きゃっきゃ」

まどか「うふふ」





ほむら「…………」ギリッ

――――――――――――――――――――

ほむら「と言うわけで何かいい案ないかしら聖母さん、と害獣」

杏子「叫びながら訪れといて態度変えても遅いぞ、あと誰が聖母さんだ」

QB「いきなり害獣扱いとは酷いね、まぁいきなり殺されるよりマシではあるけど」

ほむら「”同意の上”まどかとあんなことやこんなことしたいの!しっかり考えなさい!!」

杏子・QB「「わけがわからないよ……」」

杏子「ようするにアレだろ、普通に友達になって仲良くなればできる話じゃんか」

QB「さやか達みたいにね」

ほむら「はあああ!?」

杏子「な、なんだよ」ビクッ

ほむら「そんな簡単なことならわざわざ相談しにこないわよ!!」


――――――――――――――――――――

ほむら「まどかは私の嫁よおおお!!」ギュウウッ

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

ほむら「えへへ、まっどかあああああああ!!!」サスサス

まどか「い、いやぁ!ほむらちゃんやめてぇ!だれかぁっ!!」

――――――――――――――――――――


ほむら「やったら怒られたのよ!!」

杏子「……うん。お前アホだろ」

単発だと思って書き始めてた
支援

ほむら「アホって何よ失礼ね、もっとこう具体的な案は出せないの?」

杏子「悪かったな、お前がそこまで酷いと思わなかった」

QB「贈り物はどうだろう、この星では家族・友達を問わず贈り物をすると喜ぶんだよね?」

ほむら「……それももうやったわ、害獣程度が考えることは私がやらないと思うの?」


――――――――――――――――――――

ほむら「まどか、そのこの間は色々とごめんなさい」

ほむら「あの時は混乱していて、本当に迷惑を掛けるつもりじゃなかったの」

まどか「……ほむらちゃん、わかったよ。こっちこそ驚いて叫んでごめんね?」

ほむら「そのお詫びと言ってはなんだけどプレゼントを用意したの」

まどか「えっ、そんな別にそこまでしなくていいのに……」

ほむら「ううん、私の気がすまないの。受け取ってまどか」

まどか「…………なにそれ」

――――――――――――――――――――

杏子「……なにを渡したんだよ」

ほむら「特注の下着とナプキンよ。あの子そろそろのはずだから」

>>12
Λ_Λ
(◕‿‿◕) ボクに構わないで早く続き書くんだ!これはキミにしか出来ないことなんだ!!

>>21
やなこった!
頑張れ

>>27
Λ_Λ
(◕‿‿◕)わけがわからないよ・・・

ほむら「それ以来まどかは話しかけても口すら聞いてくれないのよ……」

QB「贈り物をしたことが逆効果になるなんて、わけがわからいよ」

ほむら「ええ、全くだわ。私としても最高の品を用意したというのに」

杏子「色々とダメだろ、マジで」

ほむら「でも悪いことだけじゃないわ、良いこともあったの」

杏子「……何がだよ」


――――――――――――――――――――

ほむら「…………」チラッ

まどか「…………」ハッ

まどか「…………」プイッ

――――――――――――――――――――


ほむら「目を合わせると頬を膨らませてプイッってするのよ!すごい可愛いわまどか!」

杏子「お前それでいいのか」

ほむら「まぁ現状としては口すら聞いてくれないし私といるときは笑顔を見せなくなったの」

杏子「まぁそこまでしてりゃ嫌われるだろうな」

ほむら「嘘!?」

杏子「そこ驚くところかよ!いい加減認識しろ!!」

ほむら「……まぁいいわ、仮に嫌われてるとして考えましょう」

QB「もう帰ってもいいかな、そろそろ巴マミの方に向かいたいんだけど」

ほむら「私とまどかに関する対する良い案が思い浮かべば見逃すわ」

QB「思い浮かばなかったら?」

ほむら「持ち帰って腹の虫が治まるまで殺さない程度に殴り続けるわ」

QB「……わかったよ、仕方ないね」

杏子「どうしろって言うんだよ、帰れよぉ……」

ほむら「だからまどかと仲良くなる方法が見つかれば帰るって言ってるじゃない!」

杏子「大体どれくらい仲良くなりたいんだよ、お前こそ具体的に言えよ」

ほむら「さやかより好感度を上げたいのよ!」

杏子「……さやかはどれくらい仲が良いんだ?」

ほむら「そうね、抱き合ったり胸をもんだり互いに悩み相談したりする仲よ」ギリッ

杏子「……ほほう」

QB「それでキミは触ると叫ばれ話も無視され視線すら合わせられない仲なんだね」

ほむら「死にたいの?」

QB「現状の確認さ」

杏子「とりあえずさ、さやか級は一旦諦めようぜ」

ほむら「なんで!?私だってまどかにとってのさやかみたいになりたいわ!!」

杏子「いやだから……」

ほむら「まどかに抱きついて髪の毛の匂いとか確認したい!」

ほむら「まどかの胸を揉みしだいて成長チェックとか言いたいわ!」

ほむら「下着の中に手を入れて未だかつて見たことのない表情が見たいの!」

ほむら「まどかが自分から悩みを打ち明けてくれるような信頼してもらいたいのよ!」

杏子「ごめん、諦めろ。絶対信頼できねぇ」

QB「なるほど、いい案を思いついたよ」

ほむら「……発言を許可するわ」

QB「美樹さやかを亡き者にすればいい、そして空いた穴をキミが入るのさ」

杏子「お、おい!いくらなんでもそれは……」

ほむら「ダメに決まってるじゃない」

QB「何故だい?彼女はキミにとって邪魔なら一石二鳥だと思うけど?」

ほむら「まどかが泣いてしまうわ、それでは本末転倒よ」

杏子「……意外だな、その辺りの分別はちゃんとできるんだな」

ほむら「……大切な人を失ったら誰だって悲しいじゃない」

QB「彼女を消すのは惜しいけど効率的だと思うんだけどなぁ」

ほむら「できるだけまどかの日常を崩さない方向で考えて頂戴」

QB「わかったよ……ちなみに美樹さやかがまどかの友人じゃなかったら?」

ほむら「即排除するわ、毎度毎度羨ま憎らしい」

杏子「おい待てコラ」

杏子「とにかく、さやかを目指す前に話し友達くらいに関係修復だろ」

ほむら「…………」

杏子「ただでさえ口を聞いてくれないんだ、横着せず順番にやろうぜ?な?」

ほむら「……仕方ないわね、わかったわ」

杏子(何でコイツはさっきから上から目線なんだろうか)イラッ

ほむら「そこまで言うからには考えがあるのでしょう?」

杏子「ん……ああ、謝るしかないと思うぞ」

ほむら「……話をしてくれないのにどうやって謝れというの」

杏子「口をきいてくれなくとも別に耳を塞いだりするって訳じゃないだろ?」

ほむら「ええ」

杏子「なら近くにいって謝り続けろ、今度は変な物を渡すのもなしだ」

ほむら「やはり無理よ」

杏子「はぁ?なんでだよ」




ほむら「あの子、私が近寄ると逃げるの」

杏子「……おい、初耳だぞ」

ほむら「言ってなかったかしら、ごめんなさい」

QB「逃げると言っても暁美ほむら、キミなら追いつけるだろう?」

ほむら「……前に追いかけたことがあるわ、そしたらまどか涙目で逃げたの」

杏子「……思った以上に嫌われてんなぁ」

QB「ちなみにその時どんなことを考えていたんだい?」

ほむら「半泣きで逃げるまどかも凄く可愛い!ゾクゾクする!」

杏子「…………」

QB「…………」

ほむら「なぜ、そこで黙るのかしら?」

QB「ボク達には感情がないから何とも言い表せないよ」

杏子「うん、まぁ……悪い、フォローの言葉が見つからない」

ほむら「貴方達も同じ立場に立てば同じことを思うはずよ」

杏子「いやしねえから」

杏子「しかし参ったな、どうしたものか」

QB「使える案を思いついたよ、今度こそ平和的と言える方法さ」

ほむら「……まぁ、聞くだけ聞くわ」

QB「追って逃げるならおびき出せばいい、鹿目まどかを誘い出すんだ」

ほむら「どうやって?」

QB「携帯電話だよ、ボクは鹿目まどかの番号・アドレスを覚えている」

ほむら「私も初日に教えてもらってるわ、でも今は拒否状態よ」

QB「…………」

杏子「いや良いんじゃないか、発想は悪くない」

ほむら「……どういうこと?」

杏子「ちょっと古臭いかもしれないけど、手紙を書くんだよ」

ほむら「手紙……」

杏子「手紙で呼び出……いや念のため手紙で謝った方がいいかもな」

ほむら「でもそんな手紙、家族の方々に見られたら印象悪くならないかしら」

杏子「……なら学校で渡せばいいだろ」

ほむら「でもまどかは私を」

杏子「あー!でもでもうるせえな!机なり靴箱なりに入れりゃいいだろ!!」

ほむら「……なるほど」

QB「よかった話がまとまったようだね、それじゃあボクは帰るよ」

ほむら「ええ、まぁ元の案を出したから今回は見逃しましょう」

杏子「……待て、二人とも」

QB「……?なんだい?」

杏子「念には念を入れて、手紙は書いていけ……」

ほむら「……なぜかしら、手紙とはプライベートなもののはずよ」

杏子「やっぱりここで書け!余計なことを書いて更に嫌われる姿が見えたわ!」

QB「……ボクを引き止めたのは何故だい」

杏子「こうなりゃヤケだ、お前も道連れだ。また同じ目に会いたくないだろ」

QB「全く理不尽だよ、今ほど巴マミの話し相手に戻りたい気分はないよ」

ほむら「……一応シャーペンと紙はあるのだけど封筒が無いわ」

杏子「……帰りにコンビニとかで買えよ、大事なのは中身だ」

ほむら「わかったわ、それで何を書けばいいのかしら」

杏子「あたしはお前じゃねえからな、どんな文章書くかわからん」

QB「……とりあえず暁美ほむらが書き、手直しするのがいいんじゃないかな」

杏子「まぁ、それしか無いな」

ほむら「わかったわ、問題ないとは思うけど何かあればアドバイスをしなさい」

杏子「…………なぁ、そろそろ温厚な私でも怒るぞ?」

QB「冷静になるんだ、あと少しでボク達は解放されるんだ」

さやか殺してさやかの皮袋をほむほむが被ってさやかになりすませばきゃっきゃうふふできるんじゃね?

>>70
ほむら「まーどーかーっ」
まどか「あははは。さやかちゃんったら何言ってるのも~」

ほむら「まどまどまどまど」
まどか「さやかちゃんやめてったら、くすぐったいよ///」

ほむら「まどか・・・・・・・・・」
まどか「どうしたの?さやかちゃん元気ないね」

一応同意の上ではあるが、たぶんほむほむ耐えられない

ほむら(『前略 突然このような手紙を差し上げる非礼をお許しください。』)」

杏子「……堅いな、いいけどさ」

ほむら(『まどかが話を聞いてくれないため、このような形を取らせて頂きました。』)

杏子「……へぇ」

QB「大丈夫そうかい?」

ほむら(『自分が原因とはいえ、まどかに毎日避けられることはとても苦しいです。』)

ほむら(『今回まどかに避けられて自分がしてきた行為がいかに愚かか理解しました。』)

杏子「漢字で書くのはいいけどその子読めるのか?中二なんだろ?」

ほむら「……直した方が良いのかしら?」

杏子「いや、まぁ……前後でわかると思うが、”愚かか”とか”ダメなことか”に変えた方がいいかもな」

ほむら「そう、わかったわ」ケシケシ

杏子「素直だな……最初からこうなら文句言わねえのに」

QB「頑張って、ボク達の運命はキミに掛かっているんだ」

ほむら「…………」カキカキ

ほむら(『まどかと仲良くなりたいため頑張ったものの、全てどこかズレていたようです。』)

杏子「…………」

ほむら(『もっともまどかを悲しませて、嫌われてやってることが全て裏目に出てしまいます。』)

杏子「…………」

ほむら(『ですが私がまどかのことを想ってやっていたこともわかってもらいたいです。』)

杏子「…………」

ほむら(『この気持ちだけは嘘いつわり無く、本心だということを理解してください。』)

杏子「…………」

ほむら(『今でもまどかに対して何かできることはないかと考えています。』)

杏子「……ん?」

ほむら(『けれど、まどかへ今までしてきたことを考えるとやめた方がいいと思いました。』)

杏子「……うんうん」

ほむら(『これからはまどかのため勝手な行動をしたりしないことを誓います。』)

QB「……問題、なさそうかい?」

杏子「……ん、まぁな」

ほむえ(『今でもまどかにしてきたことを考え、後悔し続けています。』)

杏子「…………」

ほむら(『なので、まどかと話をしてください。一緒にいさせてください。』)ポロ

杏子「ほむら……」

ほむら(『そしてまどかが私に友達との付き合い方を教えてください。』)ポロポロ

杏子「…………」

ほむら(『もしもまどかが許してくれるなら私はどんなことでもします。』)ポロポロ

杏子「…………」

ほむら(『学校のみんなの前でまどかの謝ります。鞄持ちもお使いもします。』)ポロポロ

杏子「……んん?」

ほむら(『素足を突き出して舐めろと命令すれば四つん這いでまどかの生足を)ポロポロ

杏子「ううおらああああ!!!」ゲシッ

ほむら「ほむぅ!?」

QB「やめるんだ!いきなりどうしたというんだ!」ガシッ

杏子「み、耳を離せ!あたしがコイツを止めなきゃいけないんだ!!」

ほむら「……い、いきなり何をするの?何で私は邪魔されたの?」

杏子「どこがダメなことか理解しただ!最後とかもうお前の願望だろ!」

QB「落ち着くんだ!死に至るまで無駄に殴られ続けるとか勘弁だよ!」

ほむら「……そんなこと、ないわ?」

杏子「コイツ、コイツだけは!離せえええ!!」

QB「お願いだ!間違っているというのならキミが変えればいい!」

杏子「はぁはぁ……わかった、わかったよ悪いな」

ほむら「どう直せばいいのかしら?」

杏子「…………最後の部分を消して教えてくださいのところまでにしとけ」

ほむら「わかったわ」ケシケシ

杏子「……消したら〆に名前を書いて終わっとけ、余計なこと書いたら締めんぞ」

ほむら「できたわ!」ホムン

杏子「ああ、よかったな」

ほむら「今日は本当にありがとう、貴方達には感謝してるわ」

杏子「……そうかい、どういたしまして」

QB「今度こそ終わりだね、それじゃあさよならだ」

ほむら「ええ、さようなら。また困ったことがあったらお願いするわね」

杏子「待て!もう相談事しないからな!やめろっ!マジでやめてくれ!!」





杏子「……行っちまいやがった」

QB「……大変だね。それじゃボクも」

杏子「待て、あたしばっかに任せて割に合わない」ガシッ

QB「え?」

杏子「明日アイツのとこ行って失敗しないよう見て来い……いいな!!」

QB「わ、わけがわからないよ……」

Λ_Λ
(◕‿‿◕)もうつかれたよ、ボクはねるよ

携帯が乗っ取るのは許される?

そだね、やっぱり乗っ取り良くない。主カムバァァッック!
保守

保守変わりだと思ってください

QB「契約が必要そうな子もいないしまどか達の様子を見に来たけど、少し早かったかな」

ほむら「」スタスタ
QB「暁美ほむら、まだ誰も来ていないのに」

ほむら「」キョロキョロガチャッ

QB「なるほど、杏子の言っていた通りまどかの下駄箱に手紙を入れておくんだね」

ほむら「」ジー………プルプル
QB「?」

ほむら(が、我慢出来ないわ!!)ガッ
へむら(ああああああーーまどかの上履きぃ!!!)クンカクンカ(まどかの足の臭い…あぁ、篭ったてるけどなんて優しい香り…)ハァハァクンカクンカクンカクンカ

ほむら()クンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカクンカ

ほむら(……ふぅ、そろそろ生徒が登校してくるころね)ガチャッ
ほむら(朝から良いことがあったわ、今日上手くいきそうね)ホムツヤ



QB「暁美ほむら…君は…」

スレ汚しごめんなさい…反省するわ…

                   l:::|::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::::::::::}::::::|:l|::::::::::::::::::::::::::ト.
                   |:::|:::::::::::::|::::::::ハ:::::::N:::::::::::ハ:斗七::アヽ:|l:::::::::|:l

                   |:::|:::::::::::::|_l::斗チ::升 ヽ::::/  ∨-‐∨  Y:::::::::|:|
    ┏┓        ┏┓     |:::|:::::::::::::|∧/ |/-l- 、∨    rf爪笊刈l:::::::::|:l       ┏━┓
┏━┛┗━┓  ┏┛┃    ..∨:::::::::::::l rf芥笊圷       弋廴ソ ||:::::::::リ     ┃  ┃
┃        ┃┏┛┏┛    ┏..‘,:::::::::::::ト、  V廴ツ       ///ヽ|l:::::::::| ━━┓┃  ┃
┗━┓┏━┛┃┏┛  ┏┓┃  、:::::::::|ヒヘ ///ヽ    '        ノ|:::::::::|     ┃┃  ┃
┏┓┃┃┏┓┃┃┏━┛┃┗━ l::::::::|`ー'、        -‐(   ....:::::::|:::::::::| . ━━┛┗━┛
┃┃┃┃┃┃┃┗┛┏┓┃    |::::::::|:::::::::>- __      イ__:::::::::|:::::::::|      ┏━┓
┗┛┗┛┗┛┗━━┛┗┛    l::::::::|::::::::::::::::::::rf_」_  ̄ _}ノノ}::::::l:::::::∧      ┗━┛
                     ∧::::‘,::::::::::::::::::::〉 ̄ ̄`Y´ ̄ ̄ (__::/::::::∧:ヽ、

                     /::∧::::<工工二 -- 、_人_ -─‐-/::::::/ー─- 、
                    /::/ }:::::::〔::.::.::.::.::.::.::.::.::.{::.::.::.}:-:、:::.::/::::::/.::.:〕  ハ

おはよーおはよーそこにいるのー

 翌朝

QB「やれやれ、抱き枕にするのはやめてもらいたいよ」

マミ「zzz」

QB「まぁ暁美ほむらの相手に比べたら幾分楽ではあるけれど」

マミ「zzz」

QB「さて、そろそろまどか勧誘のために待機しておこうかな」モゾモゾ

マミ「んー……?」

QB「ちっ、起こしちゃったか。まだ6時前だから眠ってて構わないよ」

マミ「……ん……ありがと、キュゥべえ……」

QB「どういたしまして、ゆっくり寝れるよう目覚まし時計は止めておくね」

マミ「zzz」

QB「ティロ・フィナーレ(別れの合い言葉、意味はない)」

マミ「zzz」

QB「うん、大丈夫だね。行くとしよう」

QB「うん、久しぶりに自由になれた気がするよ」

杏子「……よう、偶然だな」

QB「10分もたなかったけどね、わざわざボクを探したのかい」

杏子「朝の散歩してただけさ、が……お前へはどこへ行くつもりなんだ?」

QB「鹿目まどかの家さ」

杏子「……ん? あー、昨日いったこと間に受けてたのか」

QB「んん?」

杏子「まぁあたしも心配ではあったんだよな、あとでどうなったか教えてくれよ」

QB「いや」

杏子「まどかの家へ行くの悪くないけどさ、ほむらのとこ行った方がいいんじゃないか」

QB「ボク」

杏子「んー、でもアイツも早く出てそうだな……学校か通学路で待ち伏せた方がいいのか?」

QB「は……」

杏子「それとついでだ、適当に気になることメモしといてやるから注意してやってくれよな」

QB「聞けよ」

帰ってきたら始まってた
支援

杏子「まかせたぞー!」





QB「わけがわからないよ……」

QB「こんなことして何になるっていうんだい」

QB「暁美ほむらがまどかと仲良くなってもボクに利はない」

QB「いや建設的に考えよう、暁美ほむらへ恩を売り取引材料にするんだ」

QB「彼女へ利を与えたことにより今度は彼女がボクの利になることをしてもらう」

QB「…………」

QB「無理だね、楽観的過ぎるよ……」

QB「さて、どこへ行くべきか」

1.学校
2.通学路
3.まどかの家

>>229-231

まどかの家

QB「まぁいいや、わざわざ何かする必要もない」

QB「佐倉杏子は考えすぎだよ、メモまで渡してさ」

QB「そんなことより契約だ、まどかの家に向かおう」















ほむら「…………」ホムホム

QB「……で、キミは何をしているというんだい」

ほむら「あ、あなたっ!どうしてここに!?」

QB「佐倉杏子と暁美ほむらに対する評価を改めないといけないね」

ほむら「私はその、まどかの学校の準備をしてただけよ!」

QB「…………」

ほむら「まどかったら、えと朝支度するから体操服とかよく忘れるのよ!」

QB「…………」

ほむら「本当は寝顔を見にきただけよ!文句ある!?」

QB「……うん、聞いてないから。静かにした方がいいんじゃないかい」

ほむら「……問題ないわ、なかなか起きないから」

QB「ふーん」

ほむら「物音しても目覚まし鳴ってもしばらく起きないし大丈夫よ」

QB「まぁいいけどさ、ところで手紙はどうするつもりだい?」

ほむら「手紙? そこのまどかの机に置いてあるけど」

QB「はい、アウトー……もう色々とアウトな気もするけどね」

ちょっとお腹空いた

単にどの√で考えるか迷っただけ

ほむら「……?アウトって何よ?」

QB「佐倉杏子からキミに関して注意されていてね」

ほむら「ふぅん、それで何が問題なのかしら」

QB「とりあえず『手紙は学校で』とあるからここじゃまずいよ」

ほむら「……ああ、学校の方ね。まどかの机は机でも学校の方ね」

QB「どちらもまどかの机であることに変わりないからね」

ほむら「そうね、盲点だったわ」

QB「最初から学校で渡せとは言ってた気がするけどね」

ほむら「となると今から入れにいくべきかしら」

QB「それもアウトらしい」

まどか「んんぅ……」モゾッ

ほむら・QB「「!?」」

手紙の内容はよかったのにな・・・くそ

まどか「ふふ……えへぇ……zzz」

ほむら「ふぅ……」

QB「やはりキミがここにいるのは危険だと思うよ、学校へ向かうべきだ」

ほむら「……いいわ、学校へ行きましょう」

QB「うん、いってらっしゃい」

ほむら「何を言ってるの貴方も行くのよ」

QB「え……」

ほむら「まどかと二人きりにするなんて危険だわ」

QB「キミがそれを言うのか」

ほむら「それに色々聞きたいことができたもの、さぁ行きましょうか」

ほむら「さっき言ったわよね、なぜ今から学校へ行ってはダメなの」

QB「学校へ行くのは問題ないよ、ただ手紙を置いておくのはダメみたいだ」

ほむら「言い換えるわ、手紙に関してどこが問題だったのかしら」

QB「わからない。でも『机→にもついれたあと ×朝』と書いてあるよ」

ほむら「うちの学校、机に引き出しとか無いわよ。となると靴箱の方ね」

QB「そっちも『くつばこ→帰りひま ×朝いそがし』と書いてあるんだ」

ほむら「なぜなの? 早ければ早いほどまどかと早くイチャイチャできるじゃない」

QB「理由はボクにもわからない、でも一番効果的な機会で渡すためのアドバイスらしい」

ほむら「で、でも……」

QB「佐倉杏子わざわざしてくれたんだ、聞いておいて損はないよ」

ほむら「ほむむぅ……」

ほむら「もう学校に着いてしまったわ」

QB「安心しなよ、ボクは一部の人間にしか見えない」

ほむら「そう、まぁ気にしてないけれど注意はしておきなさい」

QB「うん、わかったよ。キミも注意しておいた方がいい」

ほむら「なにかアドバイスの内容があるの?」

QB「いや今のキミは他の人間から見たら独り言を呟く不審人物だ」

ほむら「……あとで、殺してやる」

QB「ひどいな、ボクはキミ達のため無償奉仕させられているというのに」

ほむら「……」

QB「それにボクをここで消すつもりかい? もうアドバイスはいらないと?」

ほむら「……卑怯者」

QB「ボクはただ忠告しているだけなのに」

ほむら「……ちっ」

ほむら「大人しく帰りまで待つことにしましょう」

QB「大丈夫なのかい?」

ほむら「ええ問題ないわ、数時間の辛抱するほかないもの」

QB「やりたい放題してるキミが言うっても信憑性が薄いけどね」

ほむら「……私そこまで見境ないわけじゃないわよ」

QB「ああ、それと佐倉杏子のアドバイスがまだあるんだ」

ほむら「なになに?」

QB「『まどかに許してもらえるまで以下ダメ。ゼッタイ』、とあるね」

ほむら「ふぅん、何がダメなの?」

QB「『触るな』『話しかけるな』『追いかけるな』『かんせつ的になにかするな』とか」

ほむら「え……」

QB「一番下に『つかほかの女と同じようにせっしてやれ!!』とあるよ、赤線まで引いてある」

ほむら「な……なんて、ひどい……」

ほむら「うぅ……」

QB「とりあえず佐倉杏子からのメモはそんなところだ」

ほむら「……そう、一応礼を言っておくわ」

QB「どういたしまして」

ほむら「さてそろそろ教室へ向かっておいた方がいいわね」

QB「ボクも教室へ向かう必要はあるのかい?」

ほむら「無いわ、かと言って教室だとまどかと会ってしまうわね」

QB「ボクとしては構わないけどね、キミは困るのだろう?」

ほむら「確かに、だからと言って貴方を自由にする方のも危険でしょう」

QB「でもキミは違和感を与えないため、普通に過ごす必要がある」

ほむら「なら適当に縛ってロッカーの中にでもぶち込んで……ん?」

さやか「まーどかー!元気ないなー!」

まどか「……さやかちゃん」

さやか「はぁ、またなんか悩み事かー?」

まどか「……うん、あのね。最近部屋の物が移動したり無くなったりするんだ」

さやか「げ……なにそれ、幽霊でも住んでるのか?」

まどか「ゆ、幽霊!? ……気のせいだと思うけど、なんだか怖くて」

さやか「まどか……よしよし、今は私がいるから怖くないぞー」

まどか「うう、さやかちゃんー」

仁美「二人とも相変わらずねー」








――――――――――――――――――――

ほむら「」

QB(今の内に逃げたほうがよさそうだね……)

ほむら「」

和子「暁美さん」

ほむら「」

まどか「…………」チラッ

ほむら「」

和子「暁美ほむらさん?」

ほむら「は、はい!」

和子「……? 大丈夫? 気分が悪いなら保健室にでも」

ほむら「いえ大丈夫です、大丈夫ですから」

和子「そう? でも気分が悪くなったら言ってくださいね」

ほむら「はい……」

 国語

教師「えー、ではここを暁美さん訳してください」

ほむら「…………」ボー

教師「暁美さん?」

ほむら「あっ、はい」

――――――――――――――――――――
 体育

教師「ハードル走だ、1列目ー!」

ほむら「…………」ゴスッ ゴスッ ゴスッ

教師「暁美ー!ちゃんと跳べー!」

――――――――――――――――――――
 放課

モブA「暁美さん、大丈夫ー?」

モブB「今日は調子悪いねー」

ほむら「え、ええ……」

和子「この時の証明が云々」

ほむら「……先生、やっぱり体調が悪いので保健室へ行きたいのですが」

和子「あら? 大丈夫ですか? ええっと、どなたか付き添いを……」

ほむら「…………」チラッ

まどか「……!?」ビクッ

ほむら「……いえ、大丈夫です。一人で行けますから」

和子「そう? それでは授業を続けますよ」

ほむら「では……」

まどか「…………」

ほむら「はぁ……つらい」

ほむら「まどかを他の女の子ようになんて」

ほむら「そんなの、まどかがいないのと同じじゃない」

ほむら「まどかが、まどかがいない世界なんてそんなの……」

ほむら「…………」

ほむら「……あと少しで報われるはずよ」

ほむら「頑張りましょう、諦めないわ」

ほむら「…………」

ほむら「ああ、そうだ。靴箱へ手紙を置いてから保健室いきましょう」

 お昼

さやか「まどか? まだ気分悪い?」

まどか「う、うん……」

さやか「幽霊の件、まだ気にしてるのか?」

まどか「ううん、そうじゃないけど……ちょっと食欲わかなくて」

さやか「うーん、そうかぁ……」

まどか「あとで行くよ、さやかちゃん達は私に構わず先に行ってて」

さやか「……わかったよ。まどか、私らに構わずゆっくりしてて大丈夫だからな」

仁美「じゃあ私達は先にいってまいりますね」

まどか「うん、ありがとう二人とも……」

素朴な意見なんだが、まどか達の通う学校って多分土足のままだから、下駄箱ってないんじゃね?

>>298
ロッカーに脳内変換

>>298
Λ_Λ
(◕‿‿◕)!!

QB「やれやれ、魔法少女になると空気が読めなくなるのかな」

QB「だが彼女達から解放され自由の身だ、そしてここはまどかの学校」

QB「今なら暁美ほむらは鹿目まどかに近づかない、これは絶好のチャンスだ」

QB「全ては佐倉杏子のアドバイスのお陰だ、彼女には感謝するよ」

QB「この機会に契約してしまえば! さぁまどかのところへ!」










マミ「あら、キュゥべえ。わざわざ学校まで私に会いにきてくれたの?」

QB「……ああ、そうだよ。そうともさ」

そんなことより魔法商人ロマが今月号で終わったのがショックなんだが

マミ「キュゥべえが来てくれて嬉しいわ、今からお昼にするとこなの」

QB「ふぅん……そうなんだ、抱き上げないでくれないかな」

マミ「ふふ、いいじゃない。どうせ普通の人には見えないんだし」

QB「ダメだよ、キミが受験ノイローゼに陥った受験ノイローゼの不審者に見られてしまうよ」

マミ「キュゥべえは優しいのね……大丈夫よ、私はそんなこと気にしないわ」

QB「で、でもっ」

マミ「安心して、私は自分のために大切なお友達を見捨てたりなんかしないわ」

QB(わけがわからないよ……)

マミ「魔女や暁美ほむらとか問題はあるけれど、今日は忘れてゆっくりしましょう」

QB「わかったよ……」

マミ「うふふ、キュゥべえは本当に素直で可愛いわね」

まどか「…………」キョロキョロ

マミ「あら、まどかさん」

QB(まどか!!)

まどか「あ、マミさん……」

マミ「貴方も今からお昼なの?」

まどか「ええ、まぁ……」

マミ「……? 落ち込んでるみたいだけど何かあったの?」

まどか「う、あ……その、ごめんなさい」

マミ「別に責めてるわけじゃ……そういえば、今日は一人なのね」

まどか「…………はい、友達は先にいっちゃったみたいです」

マミ「まどかさん、あなたも……」

QB(マミ!マミ!)

マミ(なぁにキュゥべえ、どうかしたの?)ボソッ

QB(折角だから一緒にお昼を食べないか誘ったらどうだい!)

マミ(……!!)

マミ「ねぇ、まどかさん?」

まどか「は、はい」

マミ「こんなところでは何ですしお昼、一緒にどうかしら?」

まどか「でも迷惑じゃ……」

QB(もう一押し!もう一押し!)

マミ「大丈夫よ、後輩の悩みを聞くのは先輩の務め。お姉さんに話しなさい」

まどか「……わかりました」

マミ(食事仲間増えたわ!)

QB(やったねマミちゃん!)

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