モノクマ「さぁ~てっ!女子を犯したクロは一体、誰でしょうか?」(604)

代理

【大浴場】
キリギリ「"誰が好きか"って?」
アサヒナ「うんうんっ色々あったから恋も芽生えるかなぁって!」

オーガ「……なるほど……」
セレス「いたとしてもCランクというところですが」

フカワ「な、なによ……ほ、本当はみんなして白夜様の事が好きなんでしょそうなんでしょ……」キィーッ
アサヒナ「誰もそんな事言ってないでしょー?」ブー

キリギリ「……」
オーガ「どうかしたか?霧切」

キリギリ「いえ……べつに」

フカワ「ま、まあ……苗木と山田はあり得ないでしょーけどね……」フフフ…
キリギリ「……そんなことないと思うわ」

ガチャッ

ナエギ『あ、あれ!?男子が先じゃ……っ』

セレス「……オオガミさん」
オーガ「……ああ……」ポキポキ

ナエギ『ひ、ひぃ……!!』ガクブル

――…チーン

【食堂】
苗木「トホホ……」

門土「んだぁ?どうしたんだその傷」

苗木「門土君……実はかくかくしかじかで…」

ーー…

門土「おう、そりゃあ災難だったな」

苗木「本当だよ……」

門土「んじゃ、気分直しにコレでもやっとけ」スッ

苗木「コレって……」
苗木『(お酒じゃないか!?)』

門土「美味い水だ、オラ、呑め」

苗木「僕たち未成年だし……」

門土「んだぁ!?」

苗木「ひぃっ……!!」

――…
苗木「ひっく……」クラッ
紋土「おう、良いかんじに回ってきたんじゃねーか」

苗木「……は?」
紋土「?どうした苗木」

苗木「……うるさい」
紋土「あ?」

苗木「うるせえって言ってんだよ……ちょっとどけ」
ドンッ

紋土「お、おう!?」

苗木「ふー……」
ガチャ――…

紋土「個室に戻ったのかあ?」
紋土「にしても……」

紋土「あのメンチ、思わず後ろにひいちまった」クソッ

――…
ピンポーン
ガチャ…

霧切「はい?……あら、あなた」

苗木「……さっきはごめんね?キリギリさん」ニコ

苗木「……」

霧切「なにか用があって来たんでしょう?」

苗木「……」

霧切「(お酒の匂い……?)」
霧切「いいわ、とりあえず中に入って」

苗木「……」

……バタン。

霧切「なにか話したらどう?」
苗木「……キリギリさん」

霧切「なに?」

苗木「どうして僕を中に入れてくれたの?」
霧切「どうしてって……」

苗木「僕、知ってるんだ」
霧切「?」

苗木「キリギリさんが僕に好意を抱いてくれてるって」
霧切「っな……なにを」カアァ

苗木「だから…………」ニィッ

霧切「?」

PM10:30 ピンポーン
ガチャ…
朝日奈「はいはーい」
?『……』

朝日奈「?どうしたの?こんな時間に」
?『……』スッ

朝日奈「わぁっドーナツだ!」
朝日奈「うんうんっやっぱりわかってるねえ〇〇〇は!」ニコッ

?『  』

朝日奈「え?部屋に?」
朝日奈「でもぉ……夜時間だしあまり気は進まないなー」ハハ
?『  』

朝日奈「うーん……そういうなら少しだけ…」
朝日奈「うんっ少しだけならいいよ!あがってあがって」ニコッ
?『……』

キィ……バタン。

?『  』スッ
ドガッ!!

朝日奈「!?」
バタンッ

?『    』ボロンッ

【翌日――食堂】

苗木「おはよう~」

江ノ島「はよ~苗木。なに?珍しく遅刻じゃんっ」ニヒヒ

苗木「はは……少し寝坊しちゃって…」
苗木「(酔い潰れていつの間に部屋で寝ていたのかわからないなんて言えないな……)」

苗木「ん?」
苗木「いつもなら遅刻すると"遅いじゃないか苗木くんっっ!"ビシッ って石丸君の注意が飛んでくるはずなんだけど……」

舞園「それが……霧切さんと朝日奈さんがまだ来てなくて…」

苗木「霧切さんはたまに遅刻してくるけど……朝日奈さんが遅れるのは珍しいなあ」

苗木「あっ」

霧切「……」スタスタ

苗木「キリギリさん!」ニコッ

霧切「……」キッ

苗木「……?」

苗木「(睨まれた……?勘違いかな)」
苗木「キリギリさん、おはよう」ニコ

霧切「……」

苗木「(? おかしいぞ…目を合わせてくれない)」
苗木「霧切さん?僕、なにかしたかな……?そうなら謝るけど」

霧切「"なにかしたか?" って?」

苗木「うんっ」

霧切「!」ギリッ
パァンッ!

苗木「痛っっ!?」
苗木「(平手打ちをされてしまった……)」ヒリヒリ

霧切「……今日の夜時間、もう一度私の部屋に来て」

苗木「?」

霧切「冷静に考えると、気を許して部屋に入れた私にも落ち度があったわ……けど」
霧切「あんな風にされるなんて……」ポタッ

苗木「!? (涙…??)」
苗木「……わかったよ」

苗木「なにがあったかは知らないけど、僕に話せる事があったら遠慮なく言ってね!」ニコッ

江ノ島「なになに……苗木もしかして修羅場ってる?」ニシシ

苗木「笑い事じゃないよ……」ハァ

江ノ島「あれくらいのビンタ、かわせないと戦場じゃ生きてけないよ?」

苗木「戦場……別に戦場じゃないけど」

モノクマ『ここは戦場だよー!?』バンッ

苗木「わあ!?」ドテッ
苗木「(……いきなり現れるなよっ!)」

モノクマ「んー?キミはなにかを勘違いしているようだねえ?」

苗木「勘違い?」

モノクマ「うん。殺し合いも戦場……ああっそれは生と死のやり取り……!」
モノクマ「それと同様、犯し合いも性と死のやり取りなのだー!」ガオー

苗木「……は?」
江ノ島「まぢ、悪ふざけがすぎるんですけど……」タラッ

モノクマ「んもう!僕は要はこう言いたいの!」

モノクマ『レイプは計画的に!ちなみにほのぼのレイプは和姦と一緒だからね!間違えないでね!』ウププ

一同「……」アセ

石丸「そ、それは一体どういう……」

モノクマ「忠告したからね!寄宿舎の中だけなら良いけど学区内でそんな事をしたら……」

モノクマ『……わかってるよね?』グフフ

一同「!」

モノクマ「それじゃあボクはこのへんで」シュルルンッ

……

石丸「い、いやあ~なにを言っているのか……みんなは気にしないでいいっ!」ビシッ

セレス「それにしても……物騒なお話でしたわね」フウ

千尋「う、うん……」

十神「ふん。死ぬわけじゃあるまい……別段気にすることじゃないな」

石丸「十神君!君は女性の立場になって考えるべきだなっ!」ビシッ

十神「ふん……」

腐川「む、むりやりだなんて……で、でも白夜様になら…」ウヒヒ

苗木「(…………改めてぶっとんでるクラスメイト達だな…)」アセ

山田「しかし……なぜ今、このタイミングで忠告していったのでしょう……」ウーム

桑田「もしかしてなにか事件があったんじゃねぇのか?」

大神「!」
大神「朝日奈がまだ来ていない!!」
ダダッ

苗木「大神さん!?」

十神「放っておけ。どうせモノクマの気まぐれだろう」フッ

苗木「(……本当にそうなのかな…)」

――…

ドンドンッ!
大神「朝日奈!無事か!?」

『……さくらちゃん?』

大神「朝日奈……」

『……ごめん、今は一人にしてほしいの』
大神「朝日奈……お前、もしかして…」

ガチャ
朝日奈「な、なんでもないから……少し疲れが溜まってるだけだから…」

大神「…………どいつのしわざだ…」ギリリッ

【食堂】

ドガーン!!

一同「!?」

大神「ふーっ…ふーっ…」ワナ

苗木「お、大神さん?」

大神「貴様ら……白状するなら今のうちだぞ、今なら握り潰すだけで済ませてやろう」

葉隠「握り潰すってなにをだべっ!?」ヒイィー!?

石丸「お、大神君、落ち着きたまえ……」

大神「男共の内の誰かだということは確定しておる……」バチバチ

山田「火花!?」

十神「……」フゥ
十神「犯人がいるとするならば、本当に男か?」

大神「な……に?」

十神「女の可能性もあると言っているんだ」

一同「!?」

大神「なにを詭弁を……」

十神「特にお前なんてそうなんじゃないのか?親友ヅラして」
十神「案外、付いてるんじゃないか?」フフ

大神「!?」ビギギッ

苗木「十神君!やめなよ!!」

十神「……苗木、俺は前々からこの女の事が気にいらなくてな」
十神「もしかして男だったりしてな」フッ

大神「ブチッ」
大神「――ッす!」ダンッ

『やめてさくらちゃん!!』

大神「ッッ!?」ピタァッ…ッ

石丸「朝日奈君!」

朝日奈「なにを勘違いしてるのかわからないけど……」
朝日奈「私は、なんでもないから。ね?」ニ、コ

苗木「朝日奈さん……」

朝日奈「!?」ビクッ

大神「…… ナ エ ギ ………」ビキッ

苗木「朝日奈さん、深くは聞かないけど……相談なら喜んで聞くから」

朝日奈「……っ」ビク

苗木「朝日奈……さん?」

朝日奈「い、いや……」ビク
大神「……朝日奈…一先ず部屋へ戻ろう…」
大神「  」ギロッ

苗木「!」
苗木「(な、なんで僕が睨まれるんだよ……!)」

……

桑田「今の反応……」
十神「まさか苗木……か?」フッ

苗木「やめてよ!そんな事するわけっ…」

舞園「わかってますよ。苗木くんが一番安心出来る人ですから」ニコッ
苗木「舞園さん……」

石丸「朝食を済ませ次第、各自部屋で待機としよう」

十神「従ってやる必要はないな」

苗木「……」
苗木「(一体、なにが起こったんだ……?)」

PM9:00【食堂】

苗木「んっく……」ゴクッ…
苗木「ぷはぁ~」

紋土「おう、良い飲みっぷりじゃねえか」

桑田「うーっす!なになに酒呑んでんのかー!?オレも混ぜてくれよ~」
紋土「よっしゃ呑み比べだぁ!」オラッ

――…
苗木「……約束、あったんだ…」スッ

紋土「おっ、どこ行くんだ苗木ぃ」

苗木「……」テクテク

桑田「なんだアイツ?」
紋土「ほっとけ、酔えばああなんだよ」

――…
ピンポーン
ガチャ…

霧切「……入って」
苗木「……」

霧切「貴女にはわるいようだけど、護身用の包丁は持たせてもらうわ」

苗木「……」

霧切「そういえばアナタ、朝には知らない風だったけど……」
霧切「もしかして、なにも覚えていないの?」

苗木「……」コク

霧切「……」ギリ
霧切「それはそれで腹立たしいわね」

霧切「じゃあ今から教えてあげる」
霧切「アナタが、昨晩私にした事をね……」

苗木「……」
――…
PM11:00 ピンポーン
セレス『すみませんが、ドアを開ける気はなくてよ』

?「  」

セレス『まあその声……アナタでしたの』
?「  」

セレス「また、そのようなことを言って。らしくありませんわよ」
?「  」

セレス「し、正直…そうまでハッキリ言われると多少は恥ずかしいですわね…」
セレス「……まあ、ナイトとして私を守りたいということでしたら護らせてあげてもよろしくてよ?」

ガチャ…
セレス「さあ、お入りなさい」ニコ
?「……」

【翌朝・食堂】

苗木「おはよう……」

江ノ島「はよー苗木」フリフリ
江ノ島「どしたの?疲れた顔して」

苗木「なんか身体がダルくて……」

桑田「うーっす!苗木、ダルいってそれ酒の呑みすぎじゃね?マジ!」ゲラ

舞園「まあ!苗木君飲酒したんですか?」

苗木「うん……紋土君の誘いを断れ切れなくて…」

葉隠「苗木っちは酒癖が悪いとみた!」俺の占いは三割当たる!

石丸「しかし……朝日奈君と大神君が出席しないのはわかるが…」
ジェノサイダー「セレなんたらさんがいねーんじゃね?」ゲラゲラ

苗木「腐川さん、今はジェノサイダーなんだ……」ハハ
苗木「でも、セレスさんどうしたのかな…」

セレス「……」ツカツカ

苗木「あっセレスさん!」

セレス「……」
セレス「あら苗木君、ごきげんよう」ニコ

苗木「ご、ごきげんよう……」ハハ

石丸「よし、何事も無かったようで安心した!」
石丸「では、これから朝食を開始する!」イタダキマス!!

――…
山田「しかし……朝日奈さんの件についてですが…」
苗木「本当、なにがあったんだろう」

十神「なにが?」フン
十神「お前もわかってるんだろう?強姦されたんだろう、それしかない」フッ

舞園「十神くん!」

十神「……なんだ?舞園。あまりでしゃばるとお前も襲われるかもな、強姦魔に」フフ

舞園「っ!」
ブンッ

十神「っと、危ないな。超高校級のアイドル様は手が早くて困る」

舞園「……っ」キッ

十神「おいモノクマ」

シュルルンッ
モノクマ「はいなんでしょう」ンー?

十神「お前は犯行の一部始終を見ていたんだろう?」

モノクマ「旦那がなんの犯行の事を言ってるのかはわかりやせんが……」
モノクマ「ヤった時の一部始終は勿論監視カメラで完全に完璧に文句無しにバッチリ拝見させてもらいやしたぜ!」///

十神「そうか……じゃあお前は犯人を見てるんだな?」

モノクマ「もちろんっVHSにDVDにBlu-rayに"事"の映像は保存させてもらってるよぉ~?」ウプププ

十神「それなら犯人の名を明かせ」キッ

モノクマ「どうして?」ンー?

十神「簡単な話だ。殺人に関係無いんだ、教えても良いだろう」

モノクマ「殺人に関係なくても殺人に関係する可能性があるなら僕が教えるわけないでしょう?」ガオー!!
モノクマ「まったく……だからかませ眼鏡なんて呼ばれちゃうんだよぉ?」ウププ

十神「……ちっ」ギリ

十神「……まあいい」
十神「とにかくだ。部屋に男を入れる馬鹿が悪い」

舞園「そんな言い方……」

霧切「それには私も同感だわ」

苗木「キリギリさんっ」

霧切「……」チラ
霧切「簡単に部屋に招き入れるのは無用心って言いたいの」

霧切「殺人が起こっていないだけで、いつなにが起こるかわからない空間で」
霧切「自ら危険に近づいていくようなものよ」

十神「……まあ、そういうことだ」
十神「生き残りたければ。無事に過ごしたければ。考えて行動することだな」フン
ツカツカ…

石丸「……お、おい!朝食がまだだぞ!」
石丸「まったく……輪を乱す行為は慎んでほしいところだよ」ハァ

苗木「(……キリギリさん、なにかあったのかな…?)」


 ┃| 三'´  ̄ ̄ ` 、   ガラッ

 ┃| i r-ー-┬-‐、i   
 ┃| | |,,_   _,{|  
 ┃|= N| "゚'` {"゚`lリ 
 ┃|  ト.i   ,__''_  ! 
 ┃|_ノ  l\ ー .イ、_
 ┃|  ヽ    ̄,   `-、_
 ┃|      Y      \
 ┃|    ..::;;;;;::..   :,.   ヽ

        ____
      /      \
     /  ─    ─\
   /    (●)  (●) \  続きまだかよ
    |       (__人__)    |   ___________
   \      ` ⌒´  ,/   .| |             |
   ノ           \   .| |             |

. /´                   | |             |
 |    l              | |             |
 ヽ    -一ー_~、⌒)^),-、    .|_|___________|
  ヽ ____,ノγ⌒ヽ)ニニニニ   _|_|__|_

意外と>>1000近くなるまで書く事になると思いますがokでしょうか?

      / ̄ ̄ ̄\  スッ

     / ─   ─ i⌒i
   /  <○>  <○.| 〈ヾ
   |    (__人__) / .フ |

    \    ` ⌒ /  |/
    /     ./  ノ       質問してる暇があんなら―――――
   / /\    /   |
 _| ̄ ̄ \  /.  ノ__
 \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    \

  ||\             \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  ̄

  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||




      / ̄ ̄ ̄\
     / ::\:::/:::: \
   /  <●>::::::<●> |ヾ
   |    (__人__)  || |

    \   ` ⌒´   |||´             早く続きかけよこの野郎!!!!
    /          ||||  バチーン!!
   / /\   / ̄\ ||||      .'  , ..

 _| ̄ ̄ \ /  ヽ \从// ・;`.∴ '
 \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__) < ,:;・,‘
  ||\             \ .   ’ .' , ..
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||  ̄

  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||

少し寝て落ちる前に書き込みます。

>>46
保守は任せろー バリバリ

          ____
        /      \
       /  ─    ─\
     /    (●)  (●) \   舞園さんの裸見れない風呂イベントに価値なんてね~だろ
     |       (__人__)    | ___________
     \      ` ⌒´   ,/ | |             |
___/           \ | |             |

| | /    ,                | |             |
| | /   ./             | |             |
| | | ⌒ ーnnn          |_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄     _|_|__|_

眠くなってきた ほ

寝る
みんな起きる奴は起きる時間だろうし後は任せたお

保守ありがとうございます!

続き投下していきます。

それから、朝食の時間には重い沈黙が続いた……

苗木「……」モグモグ
苗木「(やっぱり、このままじゃダメだよね……)」

苗木「(後で、朝日奈さんのところへ行ってみよう)」

舞園「ですが、仮に彼女が被害者だった場合……簡単に話をしてくれるでしょうか?」

苗木「うわっ舞園さん……もしかしてまた心を読んだ?」

舞園「はい。エスパーですからっ」ニコッ

苗木「でも……舞園さんの言う通り簡単に話をしてくれそうにはないよね…」

舞園「うーん……」
舞園「ではこうしたらどうでしょう」パァッ

苗木「?」

舞園「きっと心を許せる仲の良い人には相談しているはずです!」
舞園「私でいえば苗木君ですね……」ポッ

苗木「(僕を見て顔を赤くしている…?)」
苗木「そ、そうだね……」

苗木「(朝日奈さんが心を許せる親友といえば……"アノ人"のことだな)」

【大神の部屋 前】
苗木「……」

舞園「とりあえず、チャイムを鳴らしてみましょうか…」
苗木「……」ゴクッ

ピーン……ポーン。
……
苗木「あ…れ?」
舞園「反応がありませんね…」ウーン

ガチャ…
苗木「!」

大神「苗木……か」
大神「」ブチッ

大神「いま我の前に立つな……生かして返す自信が無い」ギリッ

苗木「は、はいっ!」

舞園「……大神さん」
大神「……なんだ」

舞園「卑怯ですよ、あなた」

大神「!」
大神「なん、だと……」ブチッ

苗木「(わわわ舞園さん…!?)」

舞園「なんでも最後は暴力をちらつかせて」

大神「……」

舞園「今だって……なにが"生かして返す自信が無い"ですか」
舞園「卑怯です。」

大神「……」

舞園「…でも、それも朝日奈さんの事を考えてこそですよね」ニコ

大神「っ」

舞園「ですから、もし朝日奈さんがよろしければですが」
舞園「私達にもお話をお聞かせ願いたいです」

大神「……」
大神「…よかろう」

苗木「!」

大神「ただし、朝日奈がそれを了承したらの話だ」

舞園「! はいっそれはもちろん」ニコッ
苗木「(舞園さんって……すごい)」タラ

【朝日奈の部屋】
大神「……すまないが、苗木は抜きにしてほしいと言っている」

苗木「えっ」

舞園「わかりました」ニコッ

苗木「えーっっ」

大神「では……入るがよい」

舞園「はい」ニコ

――…
ガチャ…

苗木「どう…だった?」

舞園「……」シュン
苗木「まいぞの…さん?」

舞園「その……」
舞園「苗木君を疑いたくない…んですけど」

苗木「……?」

舞園「その……朝日奈さんの事を思うと…」
舞園「加害者である可能性がある苗木君に話すのは少し憚れます…」

苗木「なっ……!」

舞園「ですが……」舞園「私は苗木君を信頼しています」ニコ

苗木「舞園さん……」
舞園「では、内容を報告しますね」

――…
舞園「…以上です」
苗木「……それって…」サアァ

ピンポンパンポーン
苗木「!」

『三人以上が事件を把握しました。一定時間後に学級裁判を開きます』

苗木「こ、これって……」
舞園「学級裁判…?」

――…
【体育館】
ザワザワ…
一同「……」
モノクマ『はいはーい注目~』

石丸「しかし……殺人が起こっていないのに学級裁判とは…」
十神「まさか……強姦魔を見つけ出せなければ処刑、なんて事にはならないよな」キッ

モノクマ「まっさかぁ~」
モノクマ「去勢だけで済むから安心して捜査するんだよぉー」ウププ

苗木「き……去勢!?」

葉隠「ききき去勢~っ!?」ウガァ~
山田「去勢といいますと……で、では」
山田「女子の方々はどんなお仕置きになるのでしょう…」グフフ

江ノ島「まぢキモいんですけど……」
セレス「で、実際問題女子の場合はどうなるんですの?」

モノクマ「それはね~」ウププ
モノクマ「男共が切断なら女共も切断しかないでしょー!?」ガオー!!

朝日奈「……」

モノクマ「今回は異例中の異例で被害者の方も裁判に参加なされまふでふ」
モノクマ「じゃあここでじゃじゃ~ん!モノクマファイル~っ!」スッ

苗木「……」ペラ
―――――――――――――
【モノクマファイル[1]】
・被害者は朝日奈 葵。
・犯行時刻は一昨日、午後10時半頃。
・犯行現場となったのは、寄宿舎エリアの朝日奈の部屋。
・被害者は同室で犯された。
・後頭部には打撃痕

―――――――――――――
苗木「これは……」

苗木「……」チラ

朝日奈「……」

苗木「(ひどい、皆のいる前で…)」

霧切「でも、被害者が生きているならこの事件は解決ね」
十神「それもそうだな」フッ

十神「さあ朝日奈。犯人の名前を言ってもらおうか…」

苗木「(そうか、殺人事件じゃないから被害者から直接犯人の名前が聞けるんだ…!)」
苗木「……でも」

舞園「……」シュン

朝日奈「……」スッ

一同「!」

朝日奈さんが指差したその先――
――そこには、想定していたが…僕の姿があった。

石丸「な、苗木君…君が犯人、だったのか!?」
紋土「おう苗木ィ……テメェ男としてしちゃいけねえ事をしやがったな」オラァッ
千尋「……苗木君…」グス
セレス「まあ……」
桑田「最低だなお前……」
江ノ島「苗木だけは無いと思ってたんだけど……超幻滅ー」
山田「はあ……犯罪は二次元の中だけで留めて欲しいものだよ」
葉隠「犯人は苗木っちだべ!」俺の占いは三割当たる!
十神「……」クイッ
舞園「苗木君……」
大神「……罪は罰せられるものだ…」
朝日奈「……」

霧切「……」
霧切「じゃあ、現場を調べさせてもらおうかしら」

十神「なにを言っている。犯人は決まっただろう」

十神「そこの苗木誠だ」キリッ

苗木「うっ……」タジ

苗木「僕は……犯人じゃないよ!」
十神「往生際が悪いな苗木……」

苗木「っ……」タラ
ポンッ

苗木「(! 肩に手がおかれたっ)」

霧切「捜査の権利はあるはずよ」

苗木「キリギリさん……」

霧切「なんにせよ、真実をつきとめさせてもらうわ」
霧切「それが……無実の証明になる可能性もあるけどね」

苗木「……」ウル

霧切「…勘違いしないで」
霧切「私も、今はアナタが犯人じゃないなんて言えないから…」

苗木「……うんっ」
苗木「僕も無実を証明するよ!」ニコッ

霧切「……」クス
霧切「そういうことだから。朝日奈さん、部屋を捜索させてもらうわね」

十神「ふん…またいつもの苗木びいきか」

モノクマ「ふむふむ、被害者が加害者を救うなんて面白い話ですね~」ニョホホー

【朝日奈の部屋】
IN:ナエギ キリギリ アサヒナ

苗木「ここが犯行現場……」

霧切「…といっても、綺麗なものね」

苗木「(……とりあえず朝日奈さんに話を聞いてみよう)」

――…
朝日奈「あっ……苗木」

苗木「ごめん、朝日奈さんにとっては容疑者だろうけど、ここでは質問に答えてもらうよ」

朝日奈「……うん」

苗木「えっと…その……具体的には…」
霧切「部屋に招き入れた後から、順に教えてちょうだい」

朝日奈「……」

苗木「キリギリさんっ」
朝日奈「……ごめんね、"実はよく覚えてないの"」

苗木「!」
霧切「……」

苗木「それってどういう……だって僕が犯人って…」

朝日奈「それは……朝起きて、気付いたら"苗木君のパーカー"が落ちてあって…」

苗木「僕のパーカー?」

朝日奈「ほら、そこに……」スッ

苗木「!」
苗木「(本当だ…これは間違いなく僕の着ているパーカーだ)」

GET!!【苗木のパーカー】~事件翌朝、朝日奈の部屋に落ちていた。

朝日奈「これを見て…」

霧切「それだけで苗木君が犯人だと?」

朝日奈「……」

霧切「……」ハァ
霧切「まあいいわ。後は勝手に調べさせてもらうから」

苗木「……あっ」
苗木「"ドーナツ"だ。朝日奈さんが持ってきたの?」

朝日奈「ううん、それも気づいたらあって……私、頭に受けた衝撃のせいで事件当夜の記憶が曖昧で…」

苗木「(そういえば【モノクマファイル[1]】にも"後頭部に打撃痕"ってあったな…)」

GET!!【朝日奈の証言】~後頭部へのダメージの影響で、事件当夜の記憶が曖昧。

GET!!【ドーナツ】~事件翌朝、朝日奈の部屋に置いてあったもの。彼女が持ってきたものかは不明。

苗木「……事件には関係無さそうだな…」
苗木「んっ?」

苗木「これは……!」
苗木「(ゴミ箱の中にサラシが!!?)」

霧切「どうしてこんな物が……」チラ

朝日奈「わ、私は知らないよ?」
朝日奈「サラシ…さくらちゃんが捨てたのかなぁ……」

GET!!【新品のサラシ】~朝日奈の部屋にあるゴミ箱の中にあったもの。朝日奈には覚えが無い。

苗木「こんなところかな……」

霧切「そうね、他のところもあたってみましょう…」

朝日奈「……」

【食堂】
IN:ナエギ キリギリ モンド

苗木「とりあえず食堂に来たけど……」

霧切「彼女の部屋にあったドーナツ…それと」チラ

紋土「  」

霧切「……ちょうどいいから彼に"サラシ"についても聞きましょう」
苗木「サラシ……本当に関係あるのかな」

――…
苗木「モンドくん」

紋土「……なんだ」

苗木「一昨日って、二人でこの食堂で飲んでいたよね?」

紋土「……おう」

苗木「あの間って誰かキッチンの方からドーナツを持っていったかな?」
紋土「……記憶にねえなあ」

苗木「(態度が冷たい……やっぱり僕を疑ってるのかな)」

霧切「じゃあサラシについて聞くわ」

紋土「"サラシ"だぁ?」

紋土「んだ、サラシが……どうしたってんだよ」

霧切「彼女…朝日奈さんの部屋で見つかったの」
霧切「これ、あなたのじゃない?」

紋土「……ちげえな」

苗木「ちがう?」

紋土「そもそも新品の時点で誰のかなんてわからねえだろが」

苗木「(それもそうだな……)」

紋土「……これから現場で見張りがあるんだ。じゃあな」
スタスタ…

苗木「……」
苗木「じ、じゃあ次はどこへ行く?」

霧切「"倉庫"に行きましょう」

苗木「倉庫?」

霧切「あそこには代えの衣服から様々な物が揃えられているわ」
霧切「犯人が証拠を隠している可能性もあるしね」

苗木「なるほど……」
苗木「(けど、考えれば考えるほどわからなくなるな)」ハァ

後で貼る部屋割りを画像で貼りたいんですが、見つからないので手書きで。

あと投下スピードはもう少ししたら上がるのでー

【倉庫】
苗木「キリギリさん」ガサゴソ

霧切「なに?」

苗木「その……モノクマが言っていた…」

(モノクマ『ふむふむ、被害者が加害者を救うなんて面白い話ですね~』ニョホホー)

苗木「アレって、どういう意味なのかな?」
霧切「……」

苗木「被害者が加害者を助けるって……」
苗木「あの場面だと僕とキリギリさんのことだよね…」

苗木「キリギリさん、僕、なにかしたかな?」

霧切「!」
霧切「やっぱり……昨晩も説明したんだけど、忘れているように」

苗木「……ごめん」

霧切「あなた、お酒は自重した方が良いわよ」

苗木「はあ……キリギリさんがそう言うならそうするよ…」

苗木「…あっ」
苗木「あった。"新品のサラシ"だ!」

霧切「……他の人たちが着る服もあるみたいね」

まちがい

霧切「
忘れているように×
忘れているようね○

霧切「ここに用意されている衣類は"誰にでも持ち出しが可能"なみたいね」

苗木「でも……あそこにあったパーカーは、間違いなく普段から僕が着ているものと同じだった」

霧切「……それについても後で検証しましょう」
霧切「?」

霧切「これは……」

【検体検査用顕微鏡】

苗木「なに? これ」

霧切「これは"血液検査"などが出来るタイプのものね。今は必要無いかしら」

苗木「なにか事件があった時には役立ちそうだけど……」
苗木「(…もちろん、なにも無いのが一番だけどね)」

霧切「さてと、次は……脱衣所ね」

苗木「脱衣所?関係無さそうだけど…」

霧切「調べられるところは一見、関係なさそうでも捜査するのが基本よ」

苗木「……さすが超高校級の探偵だね」ハハ

【脱衣所】
IN:ナエギ キリギリ

苗木「!」
苗木「僕の服がある……?」

霧切「あなた、最後に大浴場を使ったのはいつ?」

苗木「3日前くらいかな…あとは個室のシャワーで済ませてるし……」

霧切「もしくは酔っている間に入ったかね…」

苗木「酔ってお風呂に?まさか」ハハ

霧切「ありえるわ。あんな事をしても忘れているくらいだし」

苗木「あんな事?」

霧切「……」ハァ
霧切「次、はランドリー」
スタスタ…

苗木「ちょっと、霧切さんっ」

【ランドリー】
IN:ナエギ キリギリ セレス ハガクレ

苗木「ランドリーは…特に無さそうだね」

霧切「ええ、そうみたい」

苗木「まあ何も無くて良かっ… 葉隠『無くて良いことなんてないべ!』

苗木「!」
苗木「葉隠君……どうしたの?」

葉隠「俺の水晶玉がなくなったんだべ!昨日から探してるけど見つからないってどういうことだべー!?」ウワァー!!

苗木「お、落ち着いて……」アセ
霧切「"水晶玉が無くなった"?」

葉隠「んだ!ここに忘れてったような気がするんだけどもな……どこにいったんだべ~」ヒィ~

苗木「と、とりあえず見つかりしだい教えるから…」ハハ
葉隠「頼むべ~っ!」

苗木「大変だな葉隠君も……ん?」

苗木「セレスさん!ランドリーで会うなんて珍しいね」ニコッ

セレス「……ええ。」

苗木「セレスさん?」

セレス「……」

苗木「(どこか様子がおかしいな……)」
霧切「そうかしら?普段通りに見えるけど」

苗木「……心を読んだ?」

霧切「…エスパーだから。だっけ」フッ

苗木「(汎用性が高いなあ……)」ハハ
苗木「それよりも」

苗木「セレスさん、なにかあったの?」
セレス「……」

苗木「どこか落ち込んでいるようにも見えるけど」

セレス「……」
セレス「二人きり。」

苗木「?」

セレス「少し、二人きりでお話がしたいですわ」

苗木「……二人で?」チラ

霧切「………………………………………………わかったわ」クル
スタスタ…

苗木「(随分長い間だったな)」タラ

セレス「……昨晩の事ですけど」

苗木「……さくばん…?」

セレス「はい……」

苗木「……」

セレス「……」

……

苗木「(沈黙が重い!!)」
苗木「ええと……昨晩の事って…?」

セレス「っ」
セレス「もしかして、あり得ない事だとは思いますが"お忘れ"になって?」ギロ

苗木「(怖いよセレスさん!)」タラ

セレス「……まあ、お酒で酔っていたようでしたし。そういうこともあるかもしれませんわね」

苗木「……それで、なにかあったのかな?」

――そして、普段では目にする事のない。珍しい光景が目の前にあった。

セレス「……」カアァ

苗木「! どうして赤くなるの!?」アセ

意外。なにをすればセレスさんの表情を真っ赤に出来るんだろう、
"なにか"があったのは間違いないんだけど……

苗木「……セレス、さん?」

セレス「……はい」カアァ

目を合わせてくれないっ!

なんだなんだ…どういうことだろう。
苗木「(とりあえず…聞くしかない、よね?)」

苗木「セレスさん……昨晩、なにがあったの?」

セレス「……私自身、納得は出来ませんが」
セレス「苗木君から愛の告白を受けまして…」カァ

AIの酷薄!?
苗木「(いや…落ち着け、なにかの間違いじゃないか?)」

苗木「僕が…?セレスさんに……??」

セレス「……」コク
セレス「私、そういう俗世の感情とは縁の無いものと思っていましたのに……その、やはり一人の人間だったというところでしょうか」

……かわいいっ!!
苗木「じゃくて……」ハァ
苗木「(酔った勢いってやつかな?なんにせよ大変な事になったぞ……)」タラ

苗木「セレスさん……」

セレス「はい?」

苗木「その件は学級裁判が終わった後にもう一度話し合おう、ね?」
セレス「了解しましたわ」ニコ

この物わかりの良さはさすがセレスさんというところか……

苗木「じゃ、じゃあ僕は捜査があるから…」

セレス「あの」
苗木「はい!?」

セレス「そういえばドーナツの件。先日、桑田君が大量に持っていってましたわよ」ニコ

苗木「そうなんだありが……って」
苗木「セレスさんにドーナツの事話した憶え…」

セレス「エスパー…というやつですわ」ニコッ
苗木「はは……」

後で舞園さんに心を読む種明かしをしてもらおう。そう心に決めた。

【ランドリー前】
苗木「ふう……」

霧切「ずいぶんと楽しいお話だったみたいね」ニコ

苗木「へ? ……め目が笑ってないよ?キリギリさん…」アセ

苗木「まさか話を聞いていたなんてこと……」

霧切「……」ツン

聞いていたな!絶対!

苗木「ええとっ、実は深いわけがあって…」

霧切「ドーナツ」

苗木「え?」

霧切「桑田君がドーナツを持っていったって話だけど…」

苗木「ああそれ……」
苗木「(……怪しいな確かに)」

一回、桑田君に話を聞いてみる必要があるな……。

苗木「じゃあ桑田君のところに…」

霧切「それと」

苗木「?」

霧切「Iの酷泊(アイノコクハク)について聞かせてもらえないかしら」

僕は、チーターも驚愕の初速でその場を後にした。

霧切さんから離れ、個室が集まっている、焼却炉のあるトラッシュルーム。そこから一番近い部屋が山田君の部屋だ。

http://imepita.jp/20101231/474200

角で曲がり、その部屋を通り過ぎようとした時……

苗木「っ?」
苗木「"ガラスの破片"!?」

どうしてこんなところにガラスの破片が……

山田「あ~っ!!苗木誠殿はっけん!!」ビシッ

苗木「ど、どうしたの?僕を探してた??」

山田「探してたもなにも……」
山田「犯人め!俺が成敗してくれるぅ!!」よし、キタ!!

苗木「は、犯人だなんて」

山田「とぼけるなお前が忘れても僕は忘れない!」
山田『犯行推定時刻である10時半より後、11時近くに君がこの部屋の前で僕に襲いかかってきたことをな!!』

苗木「な、なんだって!?」

山田「ふふふ……とぼけても無駄ですぞ…」

苗木「(は、話の筋が見えない!)」

山田「まず足元をご覧なされやぁああ!」ビシィッ!!

苗木「……ガラスの破片」
苗木「(これは…葉隠君が探していた水晶玉(ガラス製)だと思うけど)」

苗木「これが僕とどういう関係があるんだよ!」

山田「まだシラを切るおつもりで……」

山田「それだけじゃない!普段君が着ているパーカーを僕は見誤ったりなどしない!!」

苗木「パーカー!?」
苗木「(またパーカー…)」

山田「苗木誠殿……去勢されても僕らは友達ですぞ!」
山田「むっ、不二咲千尋殿の場合だとむしろ……」ハァハァ

山田「いや僕はPCの中の嫁にUSBメモリを出し入れする作業にかからねば!!」

山田「では学級裁判で会いましょう!!」キラン
ビューン

苗木「な……」

一体どういうことなんだ!??

GET!!【山田の証言】~午後11時頃、トレードマークのパーカーを着た人物を目撃。

GET!!【ガラスの破片】~山田の部屋の前に散乱していた。なにかが割れたもののようだ。

苗木「学級裁判であれを追求されたら僕はなんて言えば良いんだ?」

苗木「……」

江ノ島『あっれ~苗木じゃんなにしてんの?』ニシシ

苗木「江ノ島さん……」

江ノ島「そんな地雷で片足吹っ飛んだガキみたいな顔して」

苗木「……そんな絶望的な顔してたかな」ハハ…

江ノ島「まぢまぢ、もうこの世の終わりみたいな顔してたって」ブイッ

苗木「……なんか江ノ島さんと話してると悩みも忘れそうになるよ」

江ノ島「そう?まっアタシは苗木が犯人じゃないって知ってるから。元気出しなよ」

苗木「はは……そう断言してくれるの江ノ島さんだけだよ、ありがとう」

江ノ島「なに?癒された系??」ニシシッ

舞園『あっ苗木君!』

苗木「どうかしたの?舞園さん」

舞園「えーとですね……」
舞園「私と江ノ島さんでトラッシュルームでなにか証拠を隠滅された可能性を探していたんですけど…」

苗木「なにか成果はあった?」

舞園「それがですね……"掃除当番は大和田"君だったみたいで…」

苗木「紋土君が鍵を持っていたって事になるよね」

舞園「ええ、それに…」
ズイッ
江ノ島「事件当夜のアリバイを探してたんだけどさー」

江ノ島『全員がアリバイが無いって事がわかって~』
江ノ島「犯行自体はほぼ皆可能だったってわけ!」ブイッ

苗木「そうなると……」

霧切『状況証拠で犯人を追い詰めるしかないわね』

苗木「わあっ!!」

霧切「もう……そんなに驚くことないじゃない」

本当はハーレム要素入れて日常パートもやるつもりでしたが、それこそ完スレ近くまで書く必要がありそうでしたので、割愛して早めに終わらせようと思います。

需要があれば学級裁判後に書いたりするかも。

少し離れます。

                            ___
            ,-―――――-、   /::::::::::::::\
           ,====  『,,w,,7ヽ. /::::─三三─\
          rf     ゝ lL_,ll /::::::::(○)三(○)::\
          ||、___,i|    /::::::.////(_人_)///\
          ゛,i―――i、_二 |:::::::::::::::::::::::::`Y⌒y'´::::::::::::::|   日常パートもやれよ。
         /二二//   r ⌒:::::::::::::::::::::::::゙ー ′::::::::::/
       /   /k/   /  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ \

       l   lLl   〃 、―、/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ>  >
       l   lLl   ,ノ)d| || ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::c' ⌒ヽ
       l   lLl  ( ミ7_7:::::::::::::::::: r==r===ニ 、)))
       l   lLl_  ff {[旦! ――=旦〔OO〕:::::::::::::::ノ _       、从て

       ヽ   ヽヽ ヽ// ┘┘――, 〃〃〃〃〃〃〃〃f ,fi!i!i!i!i!i!i!i!i!rfソ .>
         \    /| | II     |;;((((((((((((((( l  li!i!i!i!i!i!i!i!i!k(("Y ゛
          \_/ Lk____ムヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ__ヽi!i!i!i!i!i!i!i!i!k、゛=''

           |ヒ k__(____((/)==((7)
           L__Lk(()77()/
        : : : :: ヾ"
      : : : :: ¨ゞ"
    : : : :: "ヽ

すみませんお風呂済ませてきます。

日常パート……学級裁判後だと一人お仕置きされてますけど了解しました。

?『ぐぐぐ……』

苗木「?」

腐川「苗木……」

苗木「腐川さんっジェノサイダー翔から戻ったんだね!」

腐川「…近づかないでよこの性犯罪者の強姦魔!」バシッ

苗木「!」

腐川「私……見たんだから…」

苗木「見たって……何を?」

腐川「あ、アンタが…」
腐川『犯行時刻と同じ、午後10時半頃に"霧切響子の部屋"から出てきたところを!』

苗木「!」
霧切「……」

腐川「ふ、不潔よ!夜時間に男が女の部屋から出てくるなんて!」

苗木「…も、もしそうだったとしても不潔だなんて言われる用な事……」
腐川「……"上半身裸"で出てきたのよ」

苗木「えっ?」

腐川「苗木が上半身裸で出てきたって言ったのよ!!」キィーッ!!

苗木「……仮に」
苗木「仮の仮に、上半身裸で出てきたとしても」

苗木「そんな不名誉な肩書きもらう憶えは無いよっ」

腐川「ふ、ふーん……まだ否定するんだそうなんだぁ……」
腐川「じゃ、じゃあこれならどうかしら……」

腐川「私、あなたが大浴場の方へ歩いて行ったのを確認してから見たのよ……」
苗木「見た?」

腐川「霧切響子の部屋の中をねっ!」

苗木「!」

腐川「開けっ放しだったからね……」
腐川「そ、そこで私は見たのよ……」

苗木「み、見たってなにを……」

腐川『ベッドの上で泣いている霧切響子の姿をね!』

苗木「っ!?」

霧切「……」ギュ

舞園「……それって」
江ノ島「シャレになんないし…」

腐川「ど、どうなのよ!これでもまだ知らないって言うつもり??」ギリッ

苗木「……」パクパク

霧切『勘違いよ』

苗木「っ!」

腐川「そうよかんちが…」
腐川「勘違い!?」ガビーン

霧切「そうよ。確かに苗木君はその時間私の部屋にいたわ」

霧切「というかむしろ逆なのよ」

腐川「逆?」

霧切『私の方から苗木君を姦引したの』

舞園「か、かんいんって……」カアァ
江ノ島「霧切の方から苗木を誘惑したってことぉ?」ワァオ

霧切「フラれちゃったけどね」フッ

苗木「……」
腐川「…ぐぬぬ……」

霧切「だから、事件性は無いって言ってるの」
霧切「ね?苗木くん」
苗木「あっ、うん」コク

霧切「そういうことだから」クス
霧切「いこっ」ニコ
ギュッ

苗木「き、霧切さん」カアァ
タッタッタ

腐川「ふ、不潔だわ!」キィーッッ
江ノ島「あらぁ霧切も積極的になったもんだねぇ」ニシシ
江ノ島「ん?」

舞園「…………」ブツブツ
江ノ島「っ……」サーッ
江ノ島「……苗木、冥福を祈ってるからね」ハハ

舞園「ナエギクンナエギクンナエギクンナエギクン」ブツブツ…
――…タッタッタ
苗木「き、霧切さん!」

霧切「……学級裁判が終わったらまた話すわ」
霧切「その時は……シラフでね?」

苗木「う、うん…」

ピンポンパンポーン
『時間となり……1楷の……………赤い扉の前へ…集合……』

                  __
                 /::::::::::ヾ
              __,,,,∠::::::::::::::::::ソ、
        /" ̄`V´ ヽ:::::::::::::::::::: /l::::ヽ
        i       ヽ:::::::::ヘノ  |::::::::ヽ
        ヽ       ヽ:::/へ/⌒::::::::::::ヘ

         冫   ●   ゝ::::丶:::::∠l:::::::::|
         !      /´ ▼  `へ/::::::::::|
         |      l___ 入__イレ′:::::::〈
         ハ    r⌒゙ヽヽ_レ´ノ::::::::::::::::::::ヽ
          ゝ /   ,入-イ:::::::::::::::::::::::::::::∨
         /〆    /   i:::::::::::::::::::::::::::::::::∨
         /    /     i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨
        !  /       i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
        个-イ      , ─ 、:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ

           {     /     `ヽ::::::::::::::ヾ:::::::::::::::|

【エレベーター内】
ゴゥン…ゴゥン……

エレベーター内は不思議と僕の周りを避けるように人が離れている。

近くにいるのは霧切さん、舞園さん、それと江ノ島さんくらいだ。

桑田「そこの女子三人も気を付けた方が良いんじゃないか?」

霧切「あら、桑田君の側にいる方が危険な気がするけど」フッ

桑田「んだぁ?」

桑田「舞園さんもこっち側に来なよっ」

舞園「私は好きでこっち側にいますから」ニコ

桑田「あ、あらそう?」ハハ

桑田「江ノ島さんは…?」

江ノ島「え~だって苗木側にいれば面白いしぃ」ニシシ

桑田「……」チッ

桑田「ご、強姦魔だぞソイツはぁ!」ブチッ

江ノ島「あーやだやだ。そういうのパスで」シラー

苗木「は、はは……みんな仲良く、ね」タジ

けど、僕にかかっている疑いを解かないと酷いおしおきが身に降りかかる。

それは勿論いやだ、し。
仲間の誰も疑いたくないけど、被害者がいる以上、おそらく加害者もいるのだろう。

僕は、覚悟を決めて前を見る。
ちょうど、エレベーターが下に到着したようだ。大きな振動とともに、到着を知らせるチャイムが鳴る。

さぁ、やってやる……!

命がけの裁判…
命がけの騙し合い…
命がけの裏切り…
命がけの謎解き…命がけ言い訳…命がけの信頼…

命がけの…学級裁判……!

              __,,,,∠::::::::::::::::::ソ、
        /" ̄`V´ ヽ:::::::::::::::::::: /l::::ヽ
        i       ヽ:::::::::ヘノ  |::::::::ヽ
        ヽ       ヽ:::/へ/⌒::::::::::::ヘ

         冫   ●   ゝ::::丶:::::∠l:::::::::|   苗木君がクロに決まりました。
         !      /´ ▼  `へ/::::::::::|
         |      l___ 入__イレ′:::::::〈        うぷぷ
         ハ    r⌒゙ヽヽ_レ´ノ::::::::::::::::::::ヽ
          ゝ /   ,入-イ:::::::::::::::::::::::::::::∨

モノクマ『まずは、学級裁判の簡単な説明から始めましょう!
学級裁判の結果はオマエラの投票により決定されます。
正しいクロを指摘出来れば、クロだけがおしおき。
だけど…もし間違った人物をクロとした場合は…
クロ以外の全員がおしおきされ、
みんなを欺いたクロだけが晴れてヤり逃げとなりまーす!』

……裁判席回りは真っピンクだった。

江ノ島「うえ~こうまでピンキーだと可愛さ通り越して狂気を感じるっしょ」ウェ
石丸「しかし……」

モノクマ『さあさあ!説明はちゃんとするからそれぞれ席に立った立った!』

――…ルール説明

このまま淡々と始めても難なので、試しに安価で論破をしてもらいます。

『』で囲っている発言は、論破可能な選択肢です。

ノンストップ議論ではコトダマシリンダーに装填されているコトダマを選んでください。

例)
コトダマ:〇〇〇

論破:『〇〇〇』

という風にレスをしてください。

試験的に設定したものなので、不備があり次第、こちらで新たに進めていきます。

  lヽ                          _゛__ミヘ
  l \        ,,. ..,,          _,,,,,-‐二;;;;;~;;;;;\.゛'ヽ..
  \ \       ヽ ゛ヘ          ~~~ "~\;;;;;;;;;;;;;;;゛゛ミ、、
   \__l       ノ   /             ,,_\;;;;;;;;;;;;;;;゛゛ヽゝミ
       /\__   ∥  \           ノ;;;;;;;;~~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ゛゛‐\、

  ヘ---- "   \ / /ヽ  \        ..〆;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;      ..........ヽ ヘミ 、
 \______// / \  \    "~"~フ ;;;;;;;;;;;;;;;     、;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;\ ;;;;゛ミミ
    ,,,,,,  ノヘ,, / /    \  \      /;;;;;;;;;;;;     ;;;;ト- /、,;;;;;;;\;;;;;ヽミ ;;;;; ””<ヘ
    (   ~~~  / / /      \  \__    /;;;;;;;;;;;   ;;;;;;|;;;;;;| /,,,,-‐ヽ;".ヘ;;\ 》;;;;;;;;ヽ
    ゛-=---- / //ヘ----へ/     \ /;;;;;;;;;   ヽ;;;;;;lヽ;;| / \  │ \ヘ; ヘl;;;;;;;;;;;ヽ

     ノ――⌒l\ /ヽ--......   \     //;;;;;;;;;   ;;;;lヽ;;;l v/l  _j) /   \ '\l ;;;;;;;;;;ヽ
     \ノ゛"-┘  /~゛―― "~" ~l     //;;;;入 ;;;;;;;;;|ヽ ;;;| / ヽヽ-'       | / ;;;;;;;;;;;;ヽ
       ノ~~ ニ"~\ ヽ7 口 υ  |、  / l;;/ l ヽ;;;;;;;| __ "l            lτ;;;;;;;;ヽ--
       \ ヽ ヽ │. ~_     │~゛~/  レ-"|;;;;ヽ‐τ ヾ            j ヽ;;;;ト;;;;;l /
        ヽ 丶 l  lヽ ll  7 l_l │ /  /l -   |;;;;ヽ;;〈\)) 、  /⌒ヽ、   / |;;;;/\;Y
         \゛" ││ヽl、j__/ l │/  / ‐// l;;\个 "  / / _ l   / l /゛y \l
          ~"~" ヽ-'   │ l \〆  /   , |;;l   \ ヽ " /  |  /l  " /  /,
                   ヽ_ゝ    \_/   v_/ \、゛ヽl_ ,/ノ //    /  //
                            ,,,___,,,,,,,,,,_ ゛ヽ゛丶" /---- └──

  ____,,,,,,,,,,,------------‐‐‐‐‐‐""""""            "~"~

【弁論準備】
・スキルセット
→女子スキル代々セット。

【コトダマ】
【モノクマファイル[1]】
・被害者は朝日奈 葵。
・犯行時刻は一昨日、午後10時半頃。
・犯行現場となったのは、寄宿舎エリアの朝日奈の部屋。
・被害者は同室で犯された。
・後頭部には打撃痕
【苗木のパーカー】~事件翌朝、朝日奈の部屋に落ちていた。
【朝日奈の証言】~後頭部へのダメージの影響で、事件当夜の記憶が曖昧。
【ドーナツ】~事件翌朝、朝日奈の部屋に置いてあったもの。彼女が持ってきたものかは不明。
【新品のサラシ】~朝日奈の部屋にあるゴミ箱の中にあったもの。朝日奈には覚えが無い。
【検体検査用顕微鏡】~血液検査が可能。
【山田の証言】~午後11時頃、トレードマークのパーカーを着た人物を目撃。
【ガラスの破片】~山田の部屋の前に散乱していた。なにかが割れたもののようだ。

コトダマは書ききれてないものもあるので、シリンダーに装填する際に説明を入れていきます。

【ノンストップ議論】※勢いの都合上、時間制限は設けません。難易度→シンセツモード。

ΣΣ【裁判開始】===≡≡≡
《コトダマシリンダー》
・【朝日奈の証言】

―――
十神「ふん、つまらん裁判だ……」

    紋土『おう、白状しろ苗木ィ』

        セレス「私は、なにかの間違いだと思いますが……」

   石丸「間違いで済ませてはいけない!」

     腐川「だって『朝日奈自身が断言』したじゃない!犯人は苗木で確定よ!」キィーッ

        大神「……男なら潔い判断を求める…」

   朝日奈『…………』



【論破安価】
>>179

コトダマ【朝日奈の証言】

論破:『朝日奈自身が断言』

苗木『それはちがうっ!!』
>>179

コトダマ:【朝日奈の証言】

論破:『朝日奈自身が断言』

【good!論破!!】

―――――

苗木「ちょっと待って」

腐川「な、なによ……」

苗木「そもそも"朝日奈さんは、後頭部への打撃が原因で事件当夜の記憶が曖昧"なんだ!」

腐川「き、聞いてないわよそんなの!」キィーッッ

苗木「そうだよね?朝日奈さん」

朝日奈「う、うん……」

葉隠「じゃあ、どうして苗木が犯人だなんて言ったんだあ?」ヨクワカンネ

苗木「それは……」


※テンポを少しでも上げるため、自動で進めるところは進めていきます。

苗木「それは……」
大神『"苗木のパーカー"が事件翌朝、朝日奈の部屋にあったのだ』

桑田「ほぉら!物的証拠ってヤツだろ!やっぱ犯人は苗木なんだよ!!」

苗木「でも……それなら"サラシ"も現場にはあったんだ」

舞園「サラシ……ですか?」

苗木「うん。それも"新品のサラシ"がね」

セレス「サラシを使う方々といえば……」

千尋「紋土くんと大和田さん、だよね……」

紋土「俺が犯人だって言いてぇのかよ!」んだオラァッ!!

大神「我もサラシを捨てた覚えは無い……」

苗木「(じゃあどうしてサラシが朝日奈さんの部屋のゴミ箱に……?)」

苗木「それに、現場には朝日奈さんには覚えが無い"ドーナツ"が置いてあったんだ」

桑田「ど、どーなつだあ!?」

苗木「(さあ、謎を紡いでいくぞ……っ!)」

紋土くんと大和田さんって同じ人物じゃね~かwww

《コトダマシリンダー》
・【セレスの証言】~事件前日、桑田がキッチンからドーナツを持っていくところを目撃。

―――――
江ノ島「でもさあ朝日奈は普段から好きで食べてるみたいだし、朝日奈が自分で持って来たんじゃない?」

       朝日奈「私はドーナツは食堂で食べてるもん!」

    十神『ドーナツがなんの関係があるんだ?』

   葉隠「ドーナツを持って行くなんて『朝日奈くらい』だべ!」

        石丸「まったく!ドーナツなんて今はどうでもいいんだ!」
        朝日奈「ドーナツ"なんて"!?」ギリッ
        石丸「す、すまない……」

    山田「とにかく、『次の議題にとりかかろうぞ』!!」


―――――
【論破安価】
>>194

コトダマ:セレスの証言
論破:『朝日奈くらい』

苗木『それはちがうっ!』

>>194
コトダマ:【セレスの証言】

論破:【朝日奈くらい】

【good!論破!!】

―――――
苗木「実はさ……事件前日にドーナツを持ち帰った人物がいるんだよ」

葉隠「なんだべー!?」

苗木「セレスさんが目撃していたんだ……」

十神「チィッ、俺は聞いてないぞ」

セレス「ええ。言ってませんから」ニコ

紋土「で、だ。そいつは一体誰なんだ?あぁ??」


苗木「それは……」

苗木『桑田君だよ!!』

桑田「ぐえぇええー!??」グワグワガギーン!!

朝日奈「そういえば……誰かがドーナツを持ってきてくれたような…」

大神「……桑田…」ギリッ

桑田「ち、ちが……あ、」
桑田「アホアホアホアホアホアホアホアホアホアホ!」

セレス「私がこの目でばっちり見ましたから」おわかりですか?

桑田「アホアホアホアホアホアホ…」

十神「見苦しいぞ、はやく白状しろ」

桑田「あほ、アホ、ア………」

霧切「超高校級の探偵の肩書きから言わせてもらうわ」
霧切『ドーナツが乗った皿に付いていた指紋は桑田君、アナタのものと完全に一致したわ(嘘)』

桑田「あ……」

桑田『  ア ポ ?  』ぐにゃ~

――…
舞園「これで、犯人は決まりでしょうか…」
腐川「い、意外とあっけなかったワネ……」ウフフ

あっけない……?本当に桑田君が犯人でいいのか……??

苗木「でも……それだとおかしくない?」

十神「なにがだ?おい、桑田。朝日奈を気絶させたのもお前だろう?」

桑田「あ、ああ……」
桑田「だ、だってしかたねえだろ!?ちょっと好感度を上げるためにドーナツを渡しに行ったら…」

桑田「シャツに下着1枚で出てきたんだ!あんなの見せられたらそりゃあ襲いたくもなるだろ!?」

桑田「ある意味被害者なんだ!俺は悪くない!!」

十神「決まりだな。こいつが強姦魔だ」

桑田「ち、ちがう!」
桑田「俺は後ろから打撃を加えて倒した後…」

桑田『怖くなって逃げ出したんだっ!』
桑田「だからそこまでで、それ以上は手を出してねぇんだよぉ!!?」

十神「……どうやってそれを信じろと?」

桑田「そ、それは……」

苗木「僕は、もう少しそこについて話し合うべきだと思う!」

十神「……なに?」

苗木「だって……まだ解決していない事があるよっ」

十神「……お前のパーカー…というやつか」

霧切「私も、議論の余地はあると思うわ」

十神「……」

霧切「間違えた犯人を選択すると、私たちは仲良く"切断"よ?慎重に議論をするべきだわ」

舞園「私も賛成です」パチパチ

十神「……ふん、好きにしろ」

苗木「じゃあ……」

山田『ちょぉおおぉおおっと待ったぁああぁあああああ!!』

苗木「!?」ビクッ

山田「拙者は目撃したぞなもし!」ビシッ
山田『苗木誠殿のトレードマークであるパーカーを着こんだ男…そいつが僕を襲ってきたのだ!』よし、キタ!

江ノ島「……それって別事件じゃね?」タラ
千尋「どうなんだろうね……」アセ


どちらにせよ僕ではないぞ……っ!!

石丸「うぬぬ……それは別個の事件としても聞き捨てならないな!」

舞園「それは……何時頃の事でしょうか?」

山田「えーと…"11時頃"でしょうか」クイッ
大神「モノクマファイル[1]には犯行時刻は10時半頃とある。ということは…」

千尋「じ、事後って事に…なるね……」カアァ

山田「そうなのだっ!苗木誠殿は部屋を出たら偶然に倒れている朝日奈葵殿を発見!」
山田「そして事後にハイテンションとなりゎ寄宿舎エリア内を半狂乱で走り回ったというわけです!!」

紋土「それなら……話に筋が通るな…」

通らないよっ!

苗木「(けど……なにかひっかかるな…)」

腐川「ん?でも私が見たのは霧切の部屋から上半身裸で出てきた苗木だけど」

葉隠「上半身裸ぁ~?」

十神「……何時のことだ?」

腐川「はいっ10時半頃です」エヘヘ

十神「そうなると……妙だな」
十神「犯行時刻は10時半頃。時を同じくして苗木が霧切の部屋から半裸で出てきた……」

十神「ちっ」
十神「時間軸を合わせる以前に、なぜ半裸なのか、なぜ夜時間に霧切の部屋から出てきたのかというくだらない疑問が思考の邪魔をする」クッ

腐川「そ、それについては霧切が言ってました……」
腐川「"苗木を誘惑したけどフラれたって"本当とんだアバズレですよね…」

十神「……ほう、それは面白い情報だ」ニヤ

霧切「……論点がずれてるわ」
霧切『さあ、苗木君のパーカーを着た人物について話し合いましょう』

【審議中】
       ∧,,∧  ∧,,∧         ∧,,∧  ∧,,∧
    ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧  ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
   ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
   | U (  ´・) (・`  ) と ノ | U (  ´・) (・`  ) と ノ

    u-u (l     ∧,,∧  ∧,,∧ u-u (l    ) (∧,,∧  ∧,,∧
        `u-∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧`u-∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
         ( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )

         | U (  ´・) (・`  ) と ノ| U (  ´・) (・`  ) と ノ

          u-u (l    ) (   ノu-u  u-u (l    ) (   ノu-u
              `u-u'. `u-u'         `u-u'. `u-u'

《コトダマシリンダー》
・【ガラスの破片】~山田の部屋の前に散乱していた。なにかが割れたもののようだ。
・【倉庫の衣類】~倉庫には、全員の替えの衣類。その他器材が置いてある。
・【腐川の証言】~午後10時半頃、霧切の部屋から苗木が上半身裸で出てきた。そのまま大浴場の方へ向かったらしい。

―――――

腐川「上半身裸で出てきたのよ……手にはいつもの"パーカー"を持っていたような……」

              霧切「朝日奈さんを襲ってから『寄宿舎エリアを走り回って』もう一度彼女の部屋に戻ったと言うの?」

     葉隠『男には走り回りたい時があるべ』ウンウン
        セレス「それだと……サラシの説明がまだ付きませんわね」

  山田「サラシよりもこっちだっ!苗木誠殿のパーカーは『苗木誠殿しか持ってない』のだからあの不審者は苗木誠殿で確定でしょう!」

     腐川「けど、『苗木は裸だった』のよ?そ、それはどうするのよ……」
     腐川「べ、べつに苗木の肩を持つわけじゃないんだから!」

―――――
【安価:論破】
>>220

『男には走り回りたい時があるべ』
【ガラスの破片】

苗木「それは違うんじゃないかなあ」

>>220
コトダマ:【ガラスの破片】

論破:『男には走り回りたい時があるべ』

葉隠『な、なにがいけないんだぁ??』

まずい、皆の僕に対する印象が悪くなった……!!<LIFE×4


苗木「あの人の意見はあれで解決出来るはず……」

【安価論破】
>>225

コトダマ:【倉庫の衣類】
論破:【苗木誠殿しか持ってない】

苗木『それはちがうっ!』

>>225
コトダマ:【倉庫の衣類】

論破:『苗木誠殿しか持ってない』

【good!論破!!】

―――――

苗木「それが……誰にでも僕が着てるパーカーを持ち出すチャンスはあったんだよ」

山田「なぬぅー!?」

苗木「霧切さんと調べたらさ。倉庫には皆の替えの服が用意されていた事がわかったんだ」

苗木「だから、このパーカーは。現場にあった1着。いま僕が着ている1着。倉庫に1着。計3着あるんだ」

山田「そそそそそんな……」

腐川「だから……ドアを開けて大浴場へ向かった苗木は、そこから見たのよ。朝日奈の部屋の中をね!」
腐川「それで倒れている彼女を見つけて結構に及んだのよ……」

でも、それだと無理があるんだ……

苗木「でも大浴場へは僕の部屋からだと、朝日奈さんの部屋と反対方向だよね」

【寄宿舎エリアの部屋割り】
http://imepita.jp/20101231/474200

腐川「うぐっ……」

苗木「大浴場に向かったなら僕が彼女の部屋の中を見ることが出来るはずが無いんだ!」

腐川「っぐぅううぅうう苗木のくせにぃ~」キィーッッ

朝日奈「じゃ、じゃあ誰かが苗木の服を着て山田の前を通り過ぎたってわけ?」

苗木「そう、僕が"大浴場"に入っている間に、脱衣所から僕のパーカーを盗んでね」

葉隠「しっかし、誰が んな事を……」

苗木「犯人はわからないけど、この人物が僕の服を盗んでからランドリーに行ったのはわかってるよ」

葉隠「それはどういう……」

苗木「山田君の部屋の前には"水晶玉立ったものの破片"が散乱していたんだ」

葉隠「? ? ……」
葉隠「っあぁああああああ!!?」

このスレは伸びない
俺の占いは3割当たる

山田「そ、そうだ!」
山田「そのパーカー盗難男が、このボクに対してガラス玉を投げてきやがったんだ!」チックショォオオオ!!

苗木「けれど、山田君はその攻撃をかわし、自分の部屋へ逃げる事に成功した」

山田「まあ……やる男ですから」スチャ

苗木「けど、それは犯人の成功でもあったんだ」

山田「なんですとー!?」

苗木「犯人は水晶玉を投げつけ、山田君が部屋に逃げた後…」
苗木「そのまま角を曲がって朝日奈さんの部屋に行ったんだ!」

十神「もう一度……」

大神「"朝日奈の部屋に"?」

苗木「うん。」
苗木「そうして、容疑の目を僕に向けるために、服を朝日奈さんの部屋に投げ入れたんだ」

霧切「それなら犯人は桑田君が逃げ出した後に、朝日奈さんの部屋の異変に気付いたということになるわね」

苗木「そう……そして、またこの見取り図が証拠になるんだ」スッ

http://imepita.jp/20101231/474200

……

苗木「どう?」

桑田「どうって……」

苗木「腐川さん」

腐川「な、なによなんなのよ……」ギリッ

苗木「僕を目撃したっていう10時半頃、どうして君は部屋の外にいたんだい?」

腐川「それは……」
腐川「白夜様の部屋の前で色々愛の告白をしていたのよ」ハゥワァ~

苗木「ずっと十神君の部屋の前にいたの?」

十神「居させるわけがないだろう。さっさと帰るように命令した」

腐川「命令されましたっ」ゾクゾク

苗木「……という事は10時半頃は腐川さんの目があったから、あの通りの廊下に面している人たちがドアを開けた場合すぐにばれるんだ」

朝日奈「……ということは?」

苗木「犯人は、ドアを開けても白夜君の部屋の前からじゃ気づかない位置に部屋がある人だっ!!」

        ____
        /     \
     /   ─  ─ \  _i     ここまであけおめメール0
   /   ( ―)  (―) \|[] |
    |      (__人__)   |囲(⌒)___________
   \    。       / ̄/  | |             |
__/             ̄ ´  /| |             |
| | /   ,  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|-―´ | |             |

| | /   /   ヽ回回回回レ      | |             |
| | | ⌒ ーnnn.ヽ___/       |_|___________|
 ̄ \__、("二) └─┘ ̄l二二l二二  _|_|__|_

ΣΣ【クライマックス推理】===≡≡≡≡

説明。
クライマックス推理では、語群を用意します。

例)1、〇〇〇〇。2、〇〇〇〇。3、〇〇〇……etc…というように。

それを下の文章の空きに当てはめてもらうだけです。

例)「A:〇〇〇は~でB:〇〇〇を~してC:〇〇した」
という風な文章なら 、

A:1:〇〇〇
B:2:〇〇〇
C:3:〇〇
というように回答してください。
出来れば語群の方は記号ではなく、そのままのものを書いてください。


安価の回答の通りに説明をしていき、どこかに間違いがあればそこで推理は止まり、再安価となります。

見事一連の流れを当てはめられたらクライマックス推理はクリアです。

―――――
苗木『僕が……一連の流れを説明するよっ!』

クライマックス早いな
疲れたか?

        ____  クチャ  クチャ   クッチャ
        /     \  クッチャ   クチャ
     /   ⌒  ⌒ \    クチャ
   /    (⌒)  (⌒) \ クチャ    クッチャ         俺は応援する
    |   、" ゙)(__人__)" .)|   ___________
   \      。` ⌒゚:j´ ,/    | |             | /
__/          \   || | |             |
| | /    ,  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\n|| | |             |
| | /   /   ヽ回回回回丿( こ)| |             | \
| | | ⌒ ーnnn.ヽ___/  (⊆ソ|_|___________|
 ̄ \__、("二) └─┘ ̄l二二l二二  _|_|__|_

【クライマックス推理】

《キーワード》
【桑田君】・【朝日奈さん】・【ランドリー】・【朝日奈さんの部屋】

―――――
苗木「まず……事件は10時半頃に[A]で起きたんだ」

苗木「そして、来訪者を招き入れた[B]は後頭部に打撃を入れられて気絶してしまった」

苗木「来訪者の正体は、ドーナツが決めてとなって突き止めた[C]」

苗木「[C]は[B]を気絶させ、その状況が怖くなり、部屋に戻った」

苗木「けど、事件はそこで終わりじゃ無かったんだ……」

苗木「[C]が部屋に戻った後。別の部屋から[A]の中を目撃した人物がいた」

苗木「その人物はおそらく躊躇なく、[A]に侵入し、事に及んだ……そうでないとモノクマファイルにあった犯行時刻から大幅にずれが生じているはずだからね」

苗木「その人物は犯行に及んだ後、実は大浴場ではなく先に[D]へ向かったんだ」

苗木「理由は犯行の際に、不手際で衣服にあるものが付着したから」


【キーワード安価】
>>245

kskst

>>239
進行が遅いというレスがあったので。

【再安価】

>>250

A:朝日奈さんの部屋
B:朝日奈さん
C:桑田君
D:ランドリー

                 ___i_
  バババババ       / i      \
                /   ⌒三三⌒ ヾ     / /
     \ ミ    /   ( ○ )三( ○ )ヽ ./彡  /
      \\ i i  |i    ⌒(___人__)⌒ .|/  彡 \      遅くても構わないからお前が頭の中で描いている奴を
    ヘ \\─!─ヽ_i_   |r┬-|  ノ   /\/ヾ      全部書いてみろってんだお!!
       \\ ___     i `ー‐´_!l  彡// \彡 ババババババ
     ミ  \\\ ! !  ミ  「!!!!)i!    /___________    戦いは速さより質であり量だお!!
           \ rス了 彡   iJ ̄  彡  | |             |
       人   £,,,,ク i!i! i!|i  川    / | |             |
      て  / /     rrr┬!   (ミヾ//| |             |
     て ∠心ソ ニ=-  ̄iJJ   ヽ _ / (.| |             |
  __  Y _    Y^Y^Y _ 人人人  て.|_|___________| ___
          Y^Y   \二二二二二 て      _|_|__|_
   ダダダダダダダダダ    Y^Y^Y  Y^Y



kskst

【クライマックス推理】

>>250
A【 朝日奈さんの部屋】
B【朝日奈さん】
C【桑田君】
D【ランドリー】

―――――
苗木「まず……事件は10時半頃に[朝日奈さんの部屋]で起きたんだ」

苗木「そして、来訪者を招き入れた[朝日奈さん]は後頭部に打撃を入れられて気絶してしまった」

苗木「来訪者の正体は、ドーナツが決めてとなって突き止めた[桑田君]」

苗木「[桑田君]は[朝日奈さん]を気絶させ、その状況が怖くなり、部屋に戻った」

苗木「けど、事件はそこで終わりじゃ無かったんだ……」

苗木「[桑田君]が部屋に戻った後。別の部屋から[朝日奈さんの部屋]の中を目撃した人物がいた」

苗木「その人物はおそらく躊躇なく、[朝日奈さんの部屋]に侵入し、事に及んだ……そうでないとモノクマファイルにあった犯行時刻から大幅にずれが生じているはずだからね」

苗木「その人物は犯行に及んだ後、実は大浴場ではなく先に[ランドリー]へ向かったんだ」

苗木「理由は犯行の際に、不手際で衣服にあるものが付着したから」

【Complete!!】
―――――
苗木「そして次に――…」

【クライマックス推理】
《キーワード》
【新品のサラシ】【山田君】【破瓜の際の血】【脱衣所】【葉隠君】【苗木のパーカー】【水晶玉】
―――――
苗木「ここからクライマックスまで一気にいくよ」

苗木「ランドリーで服に付着した粘液を洗い流そうとした時に予期せぬ事が起こったんだ」

苗木「それは粘液だけじゃなく[A]も付着していたからなんだ!」

苗木「犯人は洗い流せない汚れだと判断すると、次は[B]に向かった」

苗木「誰かが入浴している事に気付いたから……」
苗木「そこで、[B]のロッカーから[C]を盗み出した!」

苗木「[D]は倉庫に置いてあったのを前から知っていたんだろうね。少しでも容疑の目を他へ向かわせるために[D]を倉庫から取り出した」

苗木「その足で朝日奈さんの部屋に向かう途中、[E]と鉢合わせるというハプニングがあったけど、[F]を投げつける事により、なんとかその場をやりすごした」
苗木「そして仕上げに朝日奈さんの部屋に[C]と[D]をわからやすいところに配置して……後は自分の部屋に戻った」

苗木『一連の行動が可能なのは君だけなんだ![G]!!』

G『!!!!!』!!!!!

【キーワード安価>>261

山田君

【再安価】

>>265

桑田

【再安価】 ア ポ
>>270

A.破瓜の際の血
B.脱衣場
C.苗木のパーカー
D.新品のサラシ
E.山田君
F.水晶玉
G.葉隠君

【クライマックス推理】《キーワード》>>270
A【破瓜の際の血】
B【脱衣場】
C【苗木のパーカー】
D【新品のサラシ】
E【山田君】
F【水晶玉】
G【葉隠君】
―――――
苗木「ここからクライマックスまで一気にいくよ」

苗木「ランドリーで服に付着した粘液を洗い流そうとした時に予期せぬ事が起こったんだ」

苗木「それは粘液だけじゃなく[破瓜の際の血]も付着していたからなんだ!」

苗木「犯人は洗い流せない汚れだと判断すると、次は[脱衣所]に向かった」

苗木「誰かが入浴している事に気付いたから……」
苗木「そこで、[脱衣所]のロッカーから[苗木のパーカー]を盗み出した!」

苗木「[新品のサラシ]は倉庫に置いてあったのを前から知っていたんだろうね。少しでも容疑の目を他へ向かわせるために[新品のサラシ]を倉庫から取り出した」

苗木「その足で朝日奈さんの部屋に向かう途中、[山田君]と鉢合わせるというハプニングがあったけど、[水晶玉]を投げつける事により、なんとかその場をやりすごした」
苗木「そして仕上げに朝日奈さんの部屋に[苗木のパーカー]と[新品のサラシ]をわからやすいところに配置して……後は自分の部屋に戻った」

苗木『一連の行動が可能なのは君だけなんだ![葉隠君]!!』

葉隠『!!!!!』!!!!!
―――――
【Complete!!】

ΣΣ【マシンガントークバトル】===≡≡≡≡

苗木「葉隠君!君がクロだ!」
葉隠「ちがうちがう意味わかんねって!」
苗木「状況証拠と物的証拠が物語っている!」
葉隠「じゃあその物的証拠っていうのを早く出してみるべ!」
苗木「掃除当番は紋土君だった!倉庫もどこを探しても血液の付着した服は出てこなかった!」
葉隠「それみたことかだべ!」

苗木「だけど、一ヶ所だけ調べていないところがあるんだ」
葉隠「……」

苗木「それは葉隠君!君の個室だよっ!!」
葉隠「!!!!!」!!!!!

苗木「君の部屋を探せば出てくると思うよ……血液が付いている服が!」
葉隠「も、もし血が付いていたからって…」

葉隠『その血が朝日奈っちのものだって証明することは不可能だべ!!!』

―――――
《トドメの一撃》

《コトダマシリンダー》
・【検体検査用顕微鏡】
・モノクマファイル[1]
・【朝日奈の証言】

―――――
苗木『これで終わりだ!>>285

検体検査用顕微鏡

苗木『これでおわりだ!!』>>285
ΣΣ【検体検査用顕微鏡】===≡≡≡≡

―――――
葉隠「"検体検査用顕微鏡"?」
苗木「うん……これがあれば"血液検査"が可能になるんだ」

葉隠「っ!」
苗木「だから……葉隠君」

葉隠「い、嫌だぁあ…」

苗木『君が、クロだっ!』

葉隠「ギャッポーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」!!!!!

――…
モノクマ「どうやらクロが決まったようだねぇ」

苗木「……」
葉隠「いや、いやだべ!」

朝日奈「……」
葉隠「みんなぁあ俺が悪かったぁあああ」」

十神「……わめくな。"性犯罪者"が」
葉隠「ッッ!!…」……
一同「……」

モノクマ『それじゃあ投票かいし~っ!』ウキウキ

【ルーレット】
| ≡ ≡ ≡ |
| ≡ ≡ ≡ |
| ≡ ≡ ≡ |
――――――

【ルーレット】
| 葉 葉 葉 |
| 隠 隠 隠 |
| 葉 葉 葉 |
――――――

―――――
モノクマ『大正解~!最低のレイプ魔は葉隠クンでしたぁ~!』ウププ

葉隠「ちょっとした気の迷いだべ!」
葉隠「桑田っちならわかってくれるべ!?」

桑田『――最低だなお前』

葉隠「……ちっ…」
葉隠『ちくしょー!!!!!』

ガシッ…ズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズルズル
ガダンッッッッ!!

葉隠君は、鋼鉄製の安楽椅子に座らされた。

葉隠「はあっ……はぁっ」バクバク

鉄格子越しに見える葉隠君の背中、上下している両肩を見れば呼吸が乱れているのがわかる。

葉隠君の表情はこちら側からでは確認することが出来ないが、その表情は絶望と虚無がない交ぜになったものだという事は容易く予想がつく。

しん、と静まった場内で、葉隠君の荒い息だけが大きく音を持って鼓膜に振動し、伝わってくる。

彼の目の前には映画館にあるサイズの大きなモニター。

すると横からモノクマが歩いてきた……

……

そして、

モノクマ『  !』
バッ

葉隠君のズボンを下ろした。

モノクマは誇らしげにズボン……と下着を持って舞台横に消えていく。

下着も持っていったということは、
いま葉隠君は下半身が丸出しの状態なのだろう。

お 仕 置 き が ―― は じ ま る 。

ブンンッ…

モニターに十字に光の線が走ったと思えば、
光は瞬く間にモニター内に溢れ、様々な色をもって映像を映し出した。

その映像とは……

江ノ島さんそっくりな人のスクール水着姿であった。

ΣΣ【男根絶根】===≡≡≡≡

画面の中には……江ノ島さんそっくり…というかソバカスが消え、胸が大幅に増量された雑誌のカバーショットに写っているあの江ノ島さんの姿そのものだ。

サイズが小さめなのか、今にも二つの豊満な胸がはみ出してしまいそうだ……スク水の胸の辺りには【えのじゅん】とギリギリ読み取れるくらい横に延びきった名札があった。

画面の中の江ノ島さんが、スク水の肩ひもに手をかける。

いま、葉隠くんはどんな気持ちでこれを見ているのだろう……下半身が反応しているのかどうかはやはり、ここからでは確認出来ない。

      _r‐v-‐r―y‐r、―、―、r―ヘヽ-r、-、__

   rl´|⌒.:.:|´:|l:..:|:.|::|:.l.|:.:.i|::..||.:lハ.|.:l|.:.l:.l|.:.|l.:lハ.ヽ:l:.l
   |、:..::l.:.l.:l:..::|l:..i|:.i::|:.l|:.:..i|:.:||:.l|.:.l|.:l|.:.l|:l :||.:l|.:}.!.:|:.l
   .l:.:.ヽl.ヽl:.:..|!:.:ll: i.|::.l|:.:.i|:.:l|:.l|:..l|:.l|.:.l|;'.:||.:.l|/.リ:/:/
    l.、ヽ.l.:..|! .:|l:. l|:.:i|::.l|::..i|::i|:.l|:.:l|.:l|.:.l| :.l|:.:.l.:.:/:/:/
   lヽヽl:.:.:l!:.:.||::.|l:.:i|::.l|::.i|:.i|::l|:..l|:.l|.:.l|.:.||.:.l|:/:ノ//

   .lミ\.:.:li::..:i|:.:i|:.:i|::.i|:..i|:i|:.i|:.:.|.:i|: .l|:.:l|:.l|レ':彡/

    .lミミヾ.:.:l.:.:.|!.::ll.:..ll.:.il.:.|.i.:li:..:l::.i|:.:i| :.|:.'〃.:彡|
     |.;.;ヾ「 ゙ ‐-===z:!:.,;!_: !;._!⊥斗‐''"´|.;..;.;.|
     |.;.;.;.;!             |        |; .;.;.|
     |.;.;.;.;.〉                    〈.;.;.;.;.|
     |.;.;:.;l′                    ゙!.;.;.;.|
     |.;.;.,;|         ..::.           |,;.;.;|
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    r‐、:.|    _,,...,,_       _,,..,,_    | r.ヽ
     | ´r┤  'ィテヘ9ンミ 、 .i::  ',シヒ9ン、  l/l` |
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    |.i j         ̄´|:: ̄        . / /
    ヽ \l,         |、         y' /   オウ!!“画像”持って来い!!
       \__、      / ゙ー、 ,r '゙ヽ    j ,_/
         |、   ,:'   :~:    }    /|
        | ヽ   ィ==ニニ==,ノ,   ∠|
           |  ヽ  `` ー一 ''"  /  |
           |   \      /   |

江ノ島さんが、片方の肩ひもをずらす……。
腕で胸が溢れ落ちないように支えているが、いつまで持つか。数秒後には桃色の先端があらわになっているかもしれない。

そして、もう片方の肩ひもに手をかけた……

そ の 時 。


グイーーン、と舞台の両端から1体ずつモノクマが現れ、葉隠君に近づいていく。
右手から出てきた方は大量の錠剤。
左手から出てきた方は、大量の水を持っていた。

二体のモノクマは葉隠君の目の前に立つや否や……

彼の口を大きくこじ開けっ錠剤と水を流し込んだ!!

後ろから見ても葉隠君が左右に首を動かして抵抗しているのがわかった。しかし、相手はモノクマだ。多少の抵抗など無意味。溺れてもおかしくないほどの錠剤と水を絶え間なく、何分も流し込む。

モニターの江ノ島さんがスクール水着からポロリ、というかたゆんたゆんと胸をあらわにしたその瞬間なんて彼の目には入っていない。生きるか死ぬかの瀬戸際まで来ている。モニターになんて集中出来るわけがない。

しばらくし……、二体のモノクマはそれぞれが手に持っていたものを無くし。再び舞台横に消えていく……。

完全に姿を消したのを確認してから、葉隠君の方を確認した――

この占い師こそ 後の張譲である

結論から言うと……
あれは…あの薬は、
『超滋養強壮剤』といったところだったのだろう。
彼のマスラオが、肥大に肥大を重ねていた。

キュー…キュ…キ… ………

歯切れの悪いかすれた音が場内に鳴り響く。

ブツンッ

モニターの電源が落とされた。
真っ黒い画面に光が反射し、鏡のようにこちらを映している。

…また、舞台横両端からモノクマが一体ずつ出てきた。

右手側のモノクマが持っているのは細い糸だ。
ステンや金具の類いではない。ひもというべき色合いは綿や絹のソレであった。

ひもを持ったモノクマがクルン、と葉隠君のモノにヒモを一周させ、片方の端をもう一体のモノクマへ持たした。

そして、次の瞬間。
二体同時にゆっくりひもを引き合う。
初めはゆっくり…ゆっくり……しかしその動きは次第に速くなっていき――!
ゴォオオォオオと台風でも起きる勢いでひもが擦り回される。火が出そうになるくらいに超高速に摩擦されていく!

彼はあまりの苦痛に意識を飛ばしたくても薬のせいで無理矢理に苦痛を味わわせられるっ

モノクマの腕の振りが見えなくなる速さまで達した時、

『   が焼き切れた』

―――――
あの学級裁判から1週間後…

男子達は未だに重たい空気を放っていた。
それもそうだ、アレはもはやトラウマだ。こちらにとっても罰みたいなものだ。

きっと、黒幕のヤツは。考えうる中でも最大の痛みを絶望を与えるサディストなのだろう。

と、そんな事を考える暇も無く――…


『あら、そう簡単には忘れられないかしら』

苗木「……キリギリさん」

霧切「確かに悲惨なものだったけど……私たちにはいまいちリアリティが無くて…」

苗木「……まあ、そうだろうね…」ハァ

         | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
         ト.、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;イ
           i::i::i::i::ir‐‐-=ニニ二二ニニ=-‐‐‐イi::i::i
.          i::i::i::i::i|  ヾ≠、`ヽ ー ' ,≠='"  {::i::i::i
         i::i::i::i::i′      ゙     ゙       i::i::i::i
.        i::i::i::i::i   ,;i´ _,   :  :   __ `i:  i::i::i::i:
       /::i::i::i::i}  >ィ::::)ヽ;}!  i!,く(:::>ー彡 i::i::i::i:!
       /i::i::i::i::i{{ 彡´ ̄`ノ i!  i:;ミ´ ̄`ヾ  ji::i::i::i:i      俺の占いは三割当たる
      ,':i::i::i::i::ハ ´  ̄  .:i   i!;:  ̄ ` /ハ:i::i::i:i
      ,'i::i::i::i:// ハ     ,i ゙゙  ハ :、   /、:::i::i::i::ハ
     ,'i::i::i::i/::{  {ミi   ,  ハ、   ,.ハ  、 ハ Vi::i::i::i::!
     ,'i::i::i::i//∧ Vi. {{ /  ヽ._ ノ  ヽ ゝ ilリ  }i::i::i::i::i.
    ,'i::i::i:://㍍:. V! ヾ! ‐、、   , , ,-// ,′ /∧i::i::i::i}
     {i::i::iイ㍍㍍㍍、ヽ\  ヾ=ニ=‐'/ ,; /  //㍍∨i::リ
    ,rーリ´i !㍍㍍㍍㍍、∨゙ヽ  ゝ ‐ ノ //  //㍍㍍リ'`ヽ\
  // /  !|㍍㍍㍍㍍iハ ヽ ハ      ノ′ //㍍㍍iliリ     \
中常侍・曹騰 (曹操の祖父)

霧切「無理にとは言わないけど……元気出して」

苗木「徐々にね…」ハハ

セレス「けど……一番元気なのがあの方というのはどういうことなんでしょう」

苗木「セレスさん……」チラ
苗木「ああ、あの人がどうして元気かなんて僕にはわからないよ」

苗木「天然で――バカという一言で表すしか理解出来ないんだ」ハァ
チラ

葉隠『いよっし!次は明日の天気を占うべ!!』ハッハッハ

朝日奈「天気なんて占っても確かめようがないじゃんー」

葉隠「一本とられた!さすが朝日奈っちは鋭いべっ!」カッカッカ

朝日奈「う~さっきからしつこいなぁ!」
朝日奈「あっ」

こっちを見た。

朝日奈「苗木ぃ~助けてよー」ヒーン
苗木「うわっこっち来たら……!」

葉隠「おしっ苗木っちの運勢も占ってやるべっ!」俺の占いは三割当たる!!

朝日奈「な~え~ぎぃ~」グスッ
苗木「わわわわわっ!」アセッ

実際70%で当たる占いなんだからすげーよな

簡単なロジックの中にも見える人の心理。
推理全てを忘れさせるインパクトのお仕置き。
正直モノクマのお仕置きを見るのは初めてだったが、あそこまで凄惨極まりないものだと思わなかったから、
あの事件の中身もほとんどふっとんでしまった。どんな工作が行われたかなんて、もうほとんど覚えていない。

朝日奈「なーえーぎ~」
ギュッ
たゆんっ
苗木「っ?」

セレス「あら朝日奈さん。苗木君が嫌がってらしてよ」クス

セレスさん目が笑ってないよ!

朝日奈「え~そうかなぁ…そうなの?苗木」
苗木「い、いやぁなんというか極楽の感触というか」

霧切「少し離れた方が良いと思うわ」

朝日奈「あれ霧切ちゃんもしかしてやきもち?」クスッ
霧切「……」ニコ

霧切さん顔が笑ってないよ!

葉隠「な~えーぎっち!」ドリャッ
ガダン!!
苗木「ぐえっ…」

……黒幕を倒すまで、どうか平和な日常が続きますように。そう願ってモノクマに負けず今日も元気にいってやろう。そう改めて、心に思った。
               〈了〉

よし!これで日常パートにいける!

どうも。見終わった後、裁判パートの記憶が薄くなってるくらい無駄に痛いお仕置きを書いてみました!
ダンガンロンパSSで手抜きのお仕置き書くくらいなら始めから書いてないぜ。


駆け足でここまで来ましたが、ここから妹様攻略まで進むギャルゲータイムなので別の機会にでも立て直そうかな。
明日の朝でないと戻って来れないので……

期待せずに待っていてくだされば嬉しいです。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。年越しを付き合っていただき感謝です。
ダンロンSS増えないかな……


俺もダンガンSS書きたいなーって思った
素晴しいといえる

保守ありがとうございます!

予定を切り上げて1時~半くらいには帰宅出来ると思うので着き次第続き書いていきます

――…
あの後僕は、葉隠君の追尾を振り切り、倉庫に身を隠した。

だけど三割当たる占いが的中したのだろう。葉隠君が真っ直ぐに倉庫に向かって走ってき、ドアを開く。

そこで僕は慌てて倉庫奥のダンボール密集地帯に体を突っ込み……

苗木「(……どうか見つかりませんようにっ)」

『(……苗木ぃ、まぢどういうことか説明するべきって感じ…)』

苗木「(ごめん、もう少し辛抱して――"江ノ島さん")」
江ノ島「(はぁ……災難だし…)」

もとから倉庫内にいた江ノ島さんにタックルをかます形となり、二人一緒にダンボール山の中、という次第だ。

葉隠『おぉ~い苗木っち!いるのはわかってるぞっ!大人しく出てくるべ!』

苗木「(……葉隠くんがいなくなるまで静かにしてほしいんだ…)」
江ノ島「(……りょうかーい)」ハァ

顔が江ノ島さんの胸にうずくまってる姿勢だが……あまりダンボールの擦れる音を出したくないので、身動きがとれないでいる…

パソコンの画像処理ソフトで雑誌の写真を弄ったとは言っていた彼女だが、抱きしめる様に両腕を腰に回した僕の感触では、キレイに引き締まったくびれの存在が確認でき、
顔を包む胸の弾力もおそらく平均以下ということはないのだろう。女の子特有の良い匂いと伴なり、ひどく気持ちが良いものだ。

江ノ島「(苗木ぃ、谷間がむれるんですけど)」

苗木「(ご、ごめんっ…)」

江ノ島「(ああ喋ると余計にだし)」アセ

苗木「(…………ごめん)」

江ノ島「(……まあ良いよ)」ハァ
江ノ島「(苗木だし許したげる)」ニッ

苗木「(江ノ島さん……)」

彼女の胸の谷間に埋もれて表情は見られないが、笑顔を作ってくれている江ノ島さんが頭に浮かんだ。

苗木 (けど……あとどれくらいこのままなんだろう…)タラ

江ノ島「(でもぉ……)」

苗木「?」

江ノ島「(そんなにウザいなら私がぶっ飛ばしてあげようか)」ニコッ

苗木「(い、いいよそこまでしなくても!)」

江ノ島「(そっか、残念)」ニシシ

苗木「(女の子なんだから無茶はしないでね……)」ハハ
苗木「(それにぶっ飛ばすといったって、男で、尚且つ歳上の葉隠君を相手にとるのは女子である江ノ島さんには難しいだろう)」

江ノ島「(もっと大柄な敵を相手にしてたしあんなの余裕余裕)」

……江ノ島さんはアイドルとして活躍する以前にホームレス生活をしていたらしい。
そこで様々な経験をしたみたいなんだけど……どこまで本当かわからない。

苗木「(というか……心を読んで話すの流行ってるの?)」タラ

江ノ島「(エスパーですから)」ブイッ

……ここにいるメンバーの中に何人エスパーがいるんだろう。舞園さんに聞けばわかるだろうか。

葉隠『どこだぁ~?』ガサゴソ

苗木「(……そういえば)」

江ノ島「(ん?)」

苗木「(僕……へんな話だけど、たまに江ノ島さんが違う人物に見える事があるんだ)」

江ノ島「(……っ)」
江ノ島「(…それはどういうことかしら)」

苗木「(えっと……なんていうんだろう、普段の明るい江ノ島さんとは別に、冷たい――心を閉ざしたような顔をしている江ノ島さんがいてさ)」

苗木「(っあ、もちろん僕の思い込みなんだけどね)」ハハ

江ノ島「……」
江ノ島「(いや、苗木はいい線いってるよ)」クス

苗木「?」

江ノ島「(やっぱぁ。苗木って面白いね)」ヨシヨシ

苗木「(……たまにする子供扱いは気のせいじゃないと思うんだけど)」

江ノ島「(あれ?気にしてた??ごめんごめん)」ニシシ

葉隠『……どうやらいないみたいだべ…他を探すかあ』ボリボリ

……どうやら、無事にやり過ごせたらしい。

ガラッ…――…
……
苗木「……どうやら撒けたみたいだね」

江ノ島「それじゃあさっさと脱出しよっ」ンー
ガラッガラガラガラガラ…

苗木「……ふう」

江ノ島「ん~っ」ノビ
江ノ島「うわぁもう汗でムレムレ……」

江ノ島「苗木、シャワー浴びてくるからまた後でね」ニコッ
苗木「う、うん」

江ノ島「なんなら一緒に入る?」ニシシ

苗木「いっいいよ別にっ!」

江ノ島「うそうそ。冗談だから恥ずかしがらなくていいって」
江ノ島「んじゃ、またね~」フリフリ

苗木「ま、また……」フリ

…………どっと疲れた!
――…
【娯楽室】
?『……あら、どうしました?珍しいですわね』クス

"愛の告白"について話をしないと……

女の子キャラとのやりとりで会話安価もしたいですが、人がいる時にしますね。今はこのまま進行していきます。


色々なキャラとイベントを起こしていくので、完結が>>1000近くなる可能性もあると伝えておきます。

もう一回くらい学級裁判やりたいな……

すみません、いま書いて寝た後 午後から…より、
いま睡眠をとって午前から…という風にしたいです。

落ちたら規制にかからなければ立て直します。

おやすみなさい。

保守時間目安 (休日用)
00:00-02:00 40分以内
02:00-04:00 90分以内
04:00-09:00 180分以内
09:00-16:00 80分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 60分以内
02:00-04:00 120分以内
04:00-09:00 210分以内
09:00-16:00 120分以内
16:00-19:00 60分以内
19:00-00:00 30分以内

苗木「あの…"あの話"なんだけど……」

セレス「あの話……?」
苗木「ほら……愛の告白っていう」

セレス「……ああ、愛の告白ですね」ニコッ

苗木「そう!それについて詳しい話を…」

セレス「そうですわね…」
セレス「では"チャイムが鳴った"ところからお話しましょうか」

苗木「初めからってことだね…」

セレス「あの時は……そう、ちょうど眠ろうと思っていたので衣装を脱いでいましたの」

苗木「着替え中だったんだ…ごめん」

セレス「いえ」ニコ
セレス「それで呼び鈴が鳴ったのですぐさま最低限のリボンを巻いてドアを開けましたわ」

苗木「そんな時でもリボンは大事なんだ……」ハハ

セレス「ええ、それはもちろん」クス

セレス「もちろんすぐにはドアは開けませんでしたわ」ハァ

苗木「うん」

セレス「声を聞いてアナタだということはわかりましたが」

苗木「例の事件があった後だし、それでも入れるのは憚れるよね」

セレス「ええ。でも……」

苗木「"でも"?」

セレス「はい」ニコ
セレス「『僕はセレスさんが心配だ。セレスさんの身に何かがあったらと思うといてもたってもいられない』」
セレス「『君のナイトとして、君を守りたい』……と」クス

なんて恥ずかしいことを言ったんだ!

苗木「(でも……)」

セレス「……」ニコ

苗木「(前みたいに赤くならないという事は、今の臭いセリフが愛の告白ってわけじゃないんだ……)」

苗木「…それで中に入れてくれたんだ」

セレス「はい。私の方はブラウスとドロワーズという装いでしたが、特に理由もないのでそのままの姿で招き入れましたわ」クス

苗木「ほとんど下着だね……」タラ

セレス「構いませんわ」ニコ
セレス「私の安眠を守るためですのに、アナタのために寝にくい格好に着替えるというのは本末転倒ですわ」フゥ

苗木「なるほどね…」

セレス「それで、私はベッドに入りましたの」
苗木「……」

セレス「証明の電気を消して、ベッドに横になりシーツを被りました」

苗木「(問題はない…、かな)」フゥ

セレス「数分すると、おかげさまですんなりうとうととしまして」

苗木「よかった、なにもないようで」ホッ

セレス「急に身体に重みがかかったと思いましたら」
セレス「苗木君が私の上に覆い被さってきましたの」ニコ

苗木「!!!」!?

苗木「……っ」パクパク

セレス「驚きましたわ。意識がはっきりした時には両腕を押し組まれましたので」フゥ

苗木「ぁ……」パク、パク

セレス「いくら男性の中では小柄な苗木君とはいえ、かよわい少女である私の腕力では振り切る事は出来ません」
セレス「声を上げようとも思いましたが、すぐに防音設備の事を思い出して諦めました」フフ

苗木「……それ、で、その後…」

…どうなっ…いや、"どうしたんだ"僕は?…

セレス「無理矢理に服を剥ぎ取られまして、最後にはリボンだけしか身に付けていないというありさまでしたわ」ニコ


苗木「!!!」!? パクパク

セレス「なんとかしてこの状況を打破したかった私は、苗木君にある提案を持ちかけました…」

苗木「"ある提案"って…?」

セレス『"ゲーム"…ですわ』ニコッ

苗木「ゲーム……」ゴク

セレス「まあ私が何を言おうが問答無用で乱暴されるのはアナタのギラついた目を見てわかっていました」
セレス「けれど、このセレスティア・ルーデンベルク。ギャンブルでは負ける気がしませんでしたので」フフフ…

苗木「……それで、その"ゲーム"って…」

セレス『苗木君が私を惚れさせる事が出来るかどうか』

苗木「!?」

セレス「どのみち純潔を奪われるのなら、自分の愛した殿方に。……自然の発想でしてよ」

苗木「……それで、そのギャンブルの結果は…………」

セレス「ええ」ニコ
セレス『勝負の結果は、私の勝ち。でしたわ』ニコッ

そう言うとセレスさんは、顔に朱を散らしながら……まっすぐに僕を見つめた。

セレス「言わずでもわかりますわよね」
セレス「私は"惚れさせる事が出来る"に賭けました」フフ

苗木「……僕は、どういう行動に…?」

セレス「"キス"…ですわ」ポッ

苗木「……キス」

セレス「愛の言葉と口づけ一つ――それでセレスティア・ルーデンベルクは恋に落ちました」

苗木「……」

セレス「その後に恋は愛へと昇華し、一夜の愛に溺れましたの…」

苗木「それって……」

もちろん、身体を合わせた…ということなんだよね。

セレス「ですから……もう一度」
苗木「?」

セレス「もう一度、私に愛の言葉を囁いてほしいのです」

セレスさんはポーカーフェイスでいるつもりなのだろう表情を崩さない。けれど、少し声が震えていた……それに、
赤くなっている顔の色だけは隠しようがなかったようだ。耳も赤く染まっている。

僕には覚えが無い。
覚えはないけど……

セレス「……」

目の前のセレスさんは、すごく、魅力的だった。

苗木「その時僕がどういう言葉を言ったのかはわからないけど」
セレス「……はい」

苗木「…いま、思っている正直な気持ちを言うよ」

セレス「……はい」スゥ

……

苗木「僕は……」

苗木「セレスさんを…葉隠『苗木っち発見だべ!』ガラッ

苗木「え?」

セレス「はぁっ!?」ブチィッ

葉隠「さあ今苗木っちの運勢を占ってやr…」

セレス「テメェの寿命でも占ってろやぁああぁああああ」ファック!!
葉隠「だべぇええぇええ!?」ガガーン!!

苗木「はは……」ハァ

――…
【購買部】

あれからセレスさんが葉隠君に怒涛の罵倒を食らわせている間に、身の置き場がなくなり娯楽室を出てあてもなく歩いた。

寄宿舎エリアは葉隠君に見つかりやすいからそれ以外のとこを歩いていたんだけど……

苗木「あっ」

?『う~ん、良いの出ないな~』ガチャガチャ

苗木「"朝日奈さん"ガチャしてるんだ」

朝日奈「あっ苗木」
朝日奈「そうそう新しい水着が欲しくてさぁ」ニコ

苗木「……ずいぶん回したんだね、カプセルが床に散らばってるよ」

朝日奈「ドーナツでも良いんだけどなー…変なのばっかり出るんだよぉ」ブー

苗木「はは……んっ?」
苗木「この蝶ネクタイのは初めて見るな…」
ヒョイ

朝日奈「ああそれ?なんかの器械らしいんだけどなんなんだろうねぇ」エヘヘェ

苗木「……まあ、いいか」
苗木「僕のモノクマメダルもあげるよ。ガチャはあまりしないから」ニコ

朝日奈「本当~!?ありがとう苗木ぃーっ」パァッ

苗木「でもこの大量の景品、どうするの?」

朝日奈「うーん……」
朝日奈「トラッシュルームに置いておこうかなぁ」エヘヘ

苗木「捨てちゃうの!?」

朝日奈「ちがうよっあくまで"置いて"いくだけ!」
朝日奈「掃除当番の人に捨てられないように伝えておかないと……」

苗木「それって放棄だよね…」ハハ

苗木「でも新しい水着が欲しいって事は前の穴でも空いたの?」

朝日奈「うーん……」
朝日奈「…それがさぁ」

苗木「うん?」

朝日奈「胸のとこがキツくなっちゃって……」エヘヘ

苗木「それって……」

朝日奈「うん……また大きくなったんだ…」ハァ
朝日奈「でもガチャで出すと毎回丁度良いサイズの水着が出てくるからさ!」ウンウン

苗木「(黒幕はバストサイズまで把握しているのか……)」タラ

それにしても……

朝日奈「? どったの苗木??」

苗木「い、いや……」チラ

朝日奈「……?」タユン

苗木「(うう、意識すると目が離せない……)」

朝日奈「……どうしたの?」

?『朝日奈さん。少し胸の露出がすぎるんじゃないかしら』

苗木「この声は……」チラ

霧切「まったく……気を付けないとダメよ?苗木くんだって一応男子なんだから」

苗木「"一応"なんだ……」ハハ

朝日奈「あっ」サッ
朝日奈「てことは苗木……見てた?」カアァ

苗木「え、えっと……>>435
―――――
・「もちろん!」グッ
・「そんな事ないよ!」アセ
・「大きいのが好きなんだ」ニコッ

【再安価】
>>437

1

苗木「もちろんっ!」グッ

朝日奈「もうっ苗木のえっち!」カアァ
苗木「だって……その、やっぱりそれも朝日奈さんの魅力の一つだと思うんだ」

朝日奈「わたし、の……」
苗木「そう。だから僕が目を話せなくなるのm…」

朝日奈「それとこれとは別だよ!」キッ
バシッ

苗木「痛っ!?」

朝日奈「苗木のばか!もう今日は口きいてあげないっ」イーッ
タッタッタッタ…

苗木「いてて……」ジーン
苗木「明日からは口を聞いてくれるってことかな…?」ヒリヒリ

霧切「本当、前向きに物事を考えるのね」ハァ
霧切「……」

苗木「霧切さん……」

霧切「やっぱり、あれくらいの方が好きなの?」

苗木「えっ……>>440
―――
・「あれくらいってなにが?」 ・「もちろんっ!」グッ ・「霧切さんくらいが一番好みなんだ」

霧切さんくらい

苗木「霧切さんくらいが好みなんだ」

霧切「そう……」

苗木「(やっぱり霧切さんにこの手の話をしても反応が薄いなあ)」
苗木「その……なんていうか、そう!"綺麗"っていうかさ」

霧切「……そう」

苗木「霧切さんって、その…あらためて言うのも照れくさいけど」
苗木「美人……だと思うからさ」

霧切「……」

苗木「それも、霧切さんの魅力というか……霧切さんだから、どうあっても魅力的っていうか…」

霧切「……わかったわ」

苗木「霧切さん?」

霧切「わかったから…そう、誉めないでちょうだい」プイ

苗木「ご、ごめん……」

霧切「でも、誉めてくれたみたいだから、お礼は言っておくわ」
霧切「……ありがとう」テレ

苗木「い、いやこちらこそ……」

僕より身長が高いはずの霧切さんに上目遣いをされると、可愛らしさが感じとれて、やはり同年代の女の子なんだと再確認できた。

すみません外に出る用事が出来ました。
落ちても製作で立てます。

続き書いていただければどなたかお願いします。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月21日 (土) 07:18:28   ID: 5pa_kHfR

ニワカのくせに苗木サゲまでしてSS書く霧切厨

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