ほむら「今度こそ、まどかを」 ボーボボ「俺に任せろ」 首領パッチ「 その2」 (565)

注意

ボボボーボ・ボーボボとのクロスです

ユキ・ビュティは出ません

キャラ崩壊

何番煎じかは知りません

一部、安価あり

毎週 土曜日、投下を目標


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1379713760

第40話『『安価でスゴロク!?

敵も味方も

大暴れ!!!』

前回のあらすじ

ナレーター『ハレクラニのゴージャス真拳闇奥義『デスマネー・スゴロク』でピンチに陥るも歴代主人公達の力で『デスマネー・スゴロク』を突破する。そして、ほむら達の反撃が始まろうとしていた』





ボーボボ「見せてやるぞ、ハレクラニ。俺の進化したスゴロクの力を」

ハレクラニ「進化したスゴロクだと!?」

ボーボボ「鼻毛真拳奥義『ボーボボ・安価でスゴロク!』」

ぴしゃあああああああああん!!!

ほむら「また、世界が……」

杏子「状況についていけねえ」

さやか「同じく」

ボーボボ「この世界では誰かがゴールをすれば、抜けられる」

ほむら「さっきと同じね」

ボーボボ「そして! 勝者には賞品だ!」

首領パッチ「賞品だと!?」

天の助「何をくれるんだ!?」

ボーボボ「賞品は……ケッチャプだああああああああああ!!!」

ほむら・杏子「「いらない(いらねえ)」」

首領パッチ「ケッチャプだと……?」

天の助「正気かよ……ケッチャプを賞品にするなんて……」

田楽マン「どれだけ、ブルジョワなのら」

ほむら「そうかしら?」

ボーボボ「なお、これはチーム戦! チーム分けはこれだ!」

魔法少女チーム

巴マミ
暁美ほむら
美樹さやか
おまけ 志筑 仁美


ボーボボチーム

ソフトン
へっぽこ丸
ビュティ(佐倉杏子)

敵チーム

ハレクラニ
人参
天の助
田楽マン



ボーボボ「これでチームになって、ゴールを目指してもらう

杏子「どういうことだ、おい! 何で、あたしは屁こき野郎とう○このチームなんだ!」

へっぽこ丸「お、落ち着いて、ビュティ!」

杏子「ビュティじゃねえ!」

首領パッチ「僕の番号、あるかな?」

天の助「一緒に勉強したんだ! きっと、合格してるさ!」

田楽マン「一緒に探すのら」

天の助「で。何番なんだ?」

首領パッチ「僕の番号は……」

首領パッチ「人参!」

杏子「数字じゃねえよ!」

首領パッチ「えっと………あった!」

敵チーム

ハレクラニ
人参
天の助
田楽マン



首領パッチ「やった!」

天の助「首領パッチの番号があるじゃねーか!」

田楽マン「首領パッチだけじゃないのら! 皆のがあるのら!」

天の助「俺達、合格だ!」

田楽マン「わーいなのら!」

首領パッチ「ほむらよ。お前達とは敵になるわけだな」

ほむら「敵チームだからね」

天の助「って、おかしいだろ! 何で、俺達、敵なんだよ!」

ボーボボ「ん?」

ボーボボ「だって、お前ら」

ボーボボ「敵っぽいじゃん」

首領パッチ「Σ( ̄ロ ̄lll)」

天の助「(|| ゜Д゜)」

田楽マン「!Σ( ̄□ ̄;)」

杏子「表情が豊かだな」

仁美「私はおまけ扱いで寂しいやら、悲しいやらですわ」

ボーボボ「さあ! サイコロを振って、ゴールを目指せ!」

ほむら「やるしかないみたいね」

さやか「なら、さやかちゃんにおまかせ!」

マミ「任せたわよ、美樹さん」

ほむら「6を出しなさいよ」

コロコロ

サイコロ『1』

さやか「1でした」テヘッ

ほむら「今すぐ、殺してあげるわ。美樹さやか」

ボーボボ「さあ! 1のマスは!」

『隕石落下』

杏子「初めからど偉いのが出た!?」

ヒュウウウウドオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

ハレクラニ「ぐわああああああああ!!!」

首領パッチ「ぎゃあああああああ!!!」

天の助「何で、俺達までええええええ!!?」

田楽マン「げふっ!?」

ボーボボ「敵だからだ」キリッ

ハレクラニ「はあはあ……」

ボーボボ「次はビュティ達だ」

杏子「へいへい(諦め)」

コロコロ

サイコロ『3』

杏子「よっと。このマスは……」

アタックチャンス

へっぽこ丸「アタックチャンス?」

ボーボボチームが>>をフルボッコ

ボーボボ「ルーレットが止まった相手をフルボッコ! ルーレット開始!」

杏子「待てよ! 軽く言ってるが何か恐ろしくないか!?」

ルーレット『>>13




今回はここまでです

次は今日の夜に



>>11

今回はここまでです

続きは随時

ルーレット『>>14



乙です


ツケモノ

ルーレット『ツケモノ』

杏子「誰だ!?」

ボーボボ「ツケモノを知らないのか?」

杏子「食い物でしか知らねえよ」

ボーボボ「そうか………無理もないか」

首領パッチ「小さい頃の話だからな」

杏子「!? どういうことだ! あたしとツケモノに何があったんだ!」

ボーボボ「あれはな……」

ボーボボ劇場







『あたしといもうととツケモノ』

モモ「お腹減ったよ……」

杏子「待ってろ。今、何か食わせてやる」

杏子(と言っても、金はないし、食い物も家にはろくにないし……)

ツケモノ「らんらんらーん」

モモ「あれ? あんなところにツケモノがいるよ」

杏子「……………」



モモ「ツケモノ美味しいね」

杏子「美味だな」



ボーボボ「あのツケモノのおかげで、無事に暮らせてきたんだぞ」」

杏子「ふざけんじゃねえ! 捏造すんな!」

つけもの「まあまあ」

ツケモノ「喧嘩はやめなよ」

杏子「うるせえ! ………って、おまえは!?」

つけもの「俺の名前はつけもの」

ツケモノ「俺の名前はツケモノ」

つけもの「2人合わせて」

ツケモノ「マシンガンズ!」

ほむら「2人からそんな名前になる要素がまったくないわ!」

ボーボボ「出やがったな、害虫!」

ソフトン「バビロン真拳奥義『バビロンの裁き』」

ツケモノコンビ「ぎゃあああああああ!!!」

へっぽこ丸「オナラ真拳奥義『皐月!』」

ツケモノコンビ「くっせえええええええええええええええ!!!!!」

ほむら「容赦のない連続攻撃!?」

ツケモノ「た、たすけ……」

杏子「………」

『最後の審判』

ツケモノコンビ「ぎゃあああああああ!!!!」

ぴゅうううううううううううううううううううううん!!!!

ドガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!

ハレクラニ「ぐわああああ!!!!」

ほむら「まさかのとばっちりだわ!?」

ハレクラニ「はあはあ………くそが……」

首領パッチ「次は俺達の番だぜ」

天の助「いっきにトップを狙うか」

田楽マン「なら、俺に任せるのら」

首領パッチ「何か策があるのか?」

田楽マン「この……四五六賽をつかえばな……ぐふふ……」

ざわざわ

ボーボボ「不正は禁止!」

ドカッ

田楽マン「げふっ!?」ポロッ

コロコロ

サイコロ『6』

首領パッチ「よっしゃ!」

天の助「一気に首位だぜ!」

ハレクラニ「はあはあ……」

天の助「さっさと進めや!」

ドカッ

ハレクラニ「………貴様」

天の助「ひいいいいいいい!」



天の助「ぎゃあああああああああああああああ!!!」

首領パッチ「6、か。このマスは……」

『ディフェンスチャンス』

>>が敵チームをフルボッコ

首領パッチ「」

田楽マン「」

ボーボボ「ルーレットで止まった相手がフルボッコ!」

首領パッチ「どういうことだ、おい!」

天の助「ふざけんじゃねえ!」

ボーボボ「ルーレット開始!」

首領パッチ「聞けよ!」

ルーレット「>>26

救済の魔女

ルーレット『救済の魔女』

ボーボボ「止まったのは救済の魔女だああああああああ!!!!」

ほむら「救済の魔女!?」

首領パッチ「9才の魔女!?」

もわもわ

9才の魔女『あたしゃ、百恵ちゃんの大ファンなんだよ』



杏子「その9才じゃねえよ!」

ほむら「というか、好みが古いわね、あの9才」

天の助「休載の魔女……」

もわもわ

来月の○○は作者取材のため、休載します

天の助「……2ヶ月か。長いな」



天の助「なんて、恐ろしい魔女なんだ!」

杏子「それも違うだろ!」



天の助「休載だかなんだか知らねえが! 俺が返り討ちにしてやるよ!」

救済の魔女「オオオオオオオオオオオオ」

天の助「」

ほむら「やっぱり……あのでかさは……」

ほむら(まどか……)グス

首領パッチ「ちょ、待てよ! あんなんに殴られたら、死んじゃうよ!」

ボーボボ「たしかにな。で?」

杏子「うわ、こいつ……冷てえ……」

ボーボボ「あまえるな! 勝てばいいんだ! 反撃して、勝てばな!」

ハレクラニ「その通りだ、ボーボボ。ゴージャス真拳おう……」

シュルルル

ハレクラニ「!?」

ボーボボ「抵抗は禁止だけどね」テヘッ

杏子「ええええええええええええええええええええええええ!? さっきの発言、全否定かよ!?」

救済の魔女「オオオオオオオオオオオオ」

首領パッチ「ぎゃあああああああ、救済されるうううううううううううううううう」



首領パッチ「汝、神を信じ、困ってる者達を救済しなさーい」

杏子「神父になったああああああああああああああああ!!!!」

天の助「お父さん、私、結婚します」

杏子「そして、おまえは新婦かよ!?」

救済の魔女「オオオオオオオオオオオオ」

ハレクラニ「ぐわああああああああ!」

ハレクラニ「はあはあ……くそが……」



ボーボボ「さあ、次はまどマギチームだ!」

ほむら「あいつ……私達で遊んでるわね」

マミ「否定はできないわね」

ほむら「さっさとクリアするわよ」

コロコロ

サイコロ『1』

さやか「また、1でした♪」テヘッ

ほむら「………」

カチャッ

ほむら「今すぐ、殺してあげるわ、美樹さやか」

マミ「落ち着いて! 暁美さん!」

ボーボボ「さあ! 次のマスは!」

>>32

>>30

訂正

ボーボボ「さあ、次はまどマギチームだ!」→ボーボボ「さあ、次は魔法少女チームだ!」

>>33

マミる

野菜暴走族襲来

マス『野菜暴走族襲来』

ほむら「野菜暴走族?」

マミ「暴走族って、何か、怖いわね」

さやか「野菜であんまり怖くなさそうですけどね」

パラリアパラリア

さやか「ん?」

玉ねぎ「どけ、どけ!」

じゃがいも「野菜暴走族のお通りじゃい!」

ほむら「変な奴らが来たわ!?」

じゃがいも「てめえら! 誰の許可を得て、ここにいやがる!」

マミ「ひいっ!?」

ほむら「だ、誰の許可と言われても……」

人参「まあ、お前ら。落ち着け」

じゃがいも「ヘッド」

人参「お前ら……野菜好きか?」

ほむら「あ、あんまり……」

マミ「私も……」

人参「あ?」

ほむら「だ、だ、大好きです!」

マミ「わ、私も!」

人参「よしよし。野菜食って精進しろよ」

じゃがいも「ヘッド!」

人参「どうした?」

じゃがいも「こいつらを見てください」

さやか「は、離して!」

仁美な、何なんですの!?」

じゃがいも「魚とワカメがいますぜ!」

仁美「ワカメ!?」

さやか「この私のどこが魚なのよ!」

人参「どれ……クンカクンカ! クンカクンカ! スーハースーハー! スーハースーハー! いい匂いだなぁ…くんくんんはぁっ!」 

杏子「変態だあああああああああああああああああああああああああ!」

人参「たしかに魚くさいな」

さやか「え、マジ!?」

玉ねぎ「色も魚みたいだしな」

さやか「色!?」

じゃがいも「お前も髪型、ワカメっぽい」

仁美「理不尽ですわ!」

人参「こいつは……処刑しないとなあ……」

ほむら「な、何で!?」

ボーボボ「それはな。古来より、肉、野菜、魚介類。特に大きい3連合が凌ぎを削っていた」

杏子「お前が説明すんのかよ!」

ボーボボ「その中で、野菜はいつも虐げられてた」

人参「その通り。特に魚の野郎は天ぷら、刺身、寿司。俺達よりも偉くなりやがった」

ほむら「天ぷらは魚とは限らないわよね」


参「というわけで、お前ら、絞めるわ」

ほむら「私は関係ないから、勝手にどうぞ」

さやか「ちょっ!? 速攻、見捨てた!?」

マミ「あ、暁美さん……」

さやか「助けて、マミさん!」

マミ「……」チラッ

じゃがいも「ああ!?」

マミ「……ごめんなさい」

さやか「マミさあああああああああん!!!」

???「まあ、待て。お前達」

人参「お前は!?」

訂正

参「というわけで、お前ら、絞めるわ」→人参「というわけで、お前ら、絞めるわ」



野菜暴走族「アボカド!?」

アボカド「お前達。無駄な争いはやめなさい」

じゃがいも「うるせえ!」

玉ねぎ「これは野菜と魚の問題なんだ!」

アボカド「お前達の気持ちも分からないではない。だが、争いからは何も生まれない。俺を見ろ。魚の代名詞である寿司のネタにされている」

全員「……」

アボカド「そのことからも、野菜と魚は共存……」

ほむら「いや、あなた………」

ほむら「果物じゃない」

アボカド「Σ( ̄ロ ̄lll)」

アボカド「馬鹿な……俺が果物だと……」

キャベツ「果物(笑)」

じゃがいも「果物には人権はないんじゃい」ガシッ

アボカド「ぐはっ」

ほむら(そりゃないわよね。人間ではないし)

人参「よって、お前らは」

ボーボボ「引き回しじゃああああ!!!」ブロロ

アボカド「ぎゃあああああああ」

さやか「誰か、助けて!」

仁美「パ、パンツが……」

ほむら「何で、私まで!?」



マミ「私はセーフ」



ボーボボ「そして、敵チームにドーン!」

敵チーム「ぎゃあああああああ!!!」

ほむら「ぜえぜえ……というか! 今のに意味はあるの!?」

ボーボボ「何があるか分からないのがこのスゴロクだ」

ほむら「無性に腹が立つわね」

アボカド「まあまあ。アボカド、食って、元気出せ」

ほむら「帰りなさい」




ボーボボ「さあ! どんどん行くぜ!」

杏子「まだ、やる気かよ」

ほむら「早く、振って、地獄を見なさい」

杏子「目が怖いな」

コロコロ

サイコロ『6』

マス『>>44

ブリッジし、「ところてん最高だ!」っと叫び続けながら階段をかけ降りろ

マス『ブリッジし、「ところてん最高だ!」っと叫び続けながら階段をかけ降りろ』

杏子「」

へっぽこ丸「お、お、俺達がやるのか?」

天の助「……………」

天の助「いやっほううううううう!!! 俺の時代だあああああああああああ!!!!!」

杏子「こ、こんな、屈辱なことを……このあたしが……」

天の助「おら! さっさとブリッジしな!」ペチペチ

杏子「……てめえ」ギロッ

へっぽこ丸「くっ……」

ソフトン「仕方がない。急いで、終わらせよう」

ブリッジ

天の助「いやー、いい眺めだなあ」

杏子「……ところてん最高だ」ボソッ

へっぽこ丸「……ところてん最高だ」ボソッ

ソフトン「……ところてん最高だ」ボソッ

天の助「ああ!? 舐めてんのか、てめえら!」

首領パッチ「聞こえねーぞ、おい! もっと、聞こえるように叫べよ、おら!」

田楽マン「ところてんへの愛を感じないのら!」

天の助「やり直し!」

杏子「くっ……」

天の助「くっ、じゃねえよ!」

首領パッチ「もっと、ところてんに敬意を見せやがれや、おら!」

へっぽこ丸「こいつら……調子に乗りやがって」


杏子「ところてん最高だ!!!」

へっぽこ丸「ところてん最高だ!!!」

ソフトン「ところてん最高だ!!!」

天の助「もっと、腹から、声出せや!」

首領パッチ「聞こえねえぞ!」

ほむら「これはひどい」

杏子「ところてん最高だ!!!!!」

へっぽこ丸「ところてん最高だ!!!!!」

ソフトン「ところてん最高だ!!!!!」

ダダダダダダダダ


ボーボボ「よし。合格だ」

首領パッチ「ご苦労さん」

天の助「まあ、今のは100点中25点だけどな」

田楽マン「もっと、精進するのら」

杏子「………」

へっぽこ丸「……」

ソフトン「……」

ボーボボ「ビュティ達よ」

ボーボボ「殺 っ て い い よ」

首領パッチ「」

天の助「」

田楽マン「」

ソフトン「バビロンよ……」

へっぽこ丸「覚悟しろよ……」

杏子「1人ぼっちは寂しいもんな。いいよ。皆、まとめて、逝かせてやるよ」

首領パッチ・天の助・田楽マン「「「しいいいいい!!!」」」

ズガバキゴキギタ

首領パッチ「すんません」

天の助「調子、こいてました」

田楽マン「許してくださいのら」

ハレクラニ「な、なぜ……俺まで……がはっ」

ボーボボ「連帯責任だ」

魔法少女チーム 2マス

ボーボボチーム 9マス

敵チーム 6マス

全15マス


首領パッチ「よっしゃ、いくぜ!」

サイコロ『6』

首領パッチ「おっしゃ!」

天の助「首位独走だぜ!」

田楽マン「やったのら」

首領パッチ「このマスは、っと」

マス『パタパタ』

首領パッチ「マスにマスがいたああああああああああ!!!」

パチ美「あ、あなたは、昔、付き合っていたマス魚(うお)さん」

マス『パタパタ』

杏子「マス魚(うお)!? 変な読み方!」



パチ美「そんなに私のためにアピールしてくれなくても……恥ずかしいわ」

天の助「待て、パチ美」

パチ美「て、天の助さん!」

天の助「その男はなんだ!」

パチ美「こ、これは……」

マス『パタパタ』

天の助「てめえ! パチ美から離れやがれ!」

パチ美「あなた! やめて!」

ボーボボ「茶番はいいから、マスを読めや!」

首領パッチ「げふっ!?」

天の助「ぐはっ」

マス『>>54

マス『ワルプルギスの夜』

ワルプルギス「やっほー」

ほむら「あ、あいつは!?」

マミ「ワルプルギスの夜!?」

杏子「どういうことだ、おい……こいつ、ラスボスじゃねーか!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ。待ちきれないから、来ちゃった」

ほむら「ノリ、軽いわ!」

カシャン

マス『ワルプルギスの夜』

ほむら「……はっ!? 今のは……」

マミ「暁美さん。大丈夫かしら?」

ほむら「え、ええ……」

首領パッチ「こーい、こーい、ワルプルギス、こーい」

天の助「こーい、こーい、ワルプルギス、こーい」

田楽マン「こーい、こーい、ワルプルギス、こーい」

ほむら「変な儀式、してる!?」

ワルプルギスの夜「やっほー」

ほむら「しかも、出てきたわ!?」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ(呼び出したのはあなた達か?)」

首領パッチ「はい!」

天の助「願い事を叶えてください!」

田楽マン「ちゃんと、グリーフシードを7個、集めたのら」

杏子「神○かよ!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ(なら、貴様らに与えてやろう)」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ(死を!)」

ドガシャアアアアアアアン!!!

カシャン


ほむら「はっ!?」

マミ「暁美……さん……? どうかしたの?」

ほむら「今、ワルプルギスの夜が……2回も……」

ワルプルギスの夜「呼んだ?」

ほむら「」



ほむら「……ワル………また、繰り返す……」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ(せっかく、出番が待ちきれないから来たのに、気絶するのは失礼じゃないか?)」

ボーボボ「おっしゃる通りです」

ハレクラニ「なんだ、あの化け物は」

首領パッチ「まずいぞ……」

天の助「あんなのに攻撃されたら、洒落にならねえ」

田楽マン「頑張るのら、ハレクラニ!」

杏子「他力本願だな」

ハレクラニ「くらえ! ゴージャス」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ(うるさーい)」

ドガシャアアアアアアアン!!!!

ハレクラニ「ごはっ」ドサッ

首領パッチ「がばっ!?」

天の助「俺達まで巻きぞい!?」

田楽マン「理不尽なのら!」



ハレクラニ「はあはあ」

ボーボボ「じゃあーな、ワルプルギスの夜ー。もう、捕まるんじゃないぞー」

ハレクラニ「くっ……強い……さすがの強さだ………はあはあ」

ハレクラニ「だが! 貴様もこれまでだ! ゴージャス」

ボーボボ「黙って、座れや!」ドガッ

ハレクラニ「げはっ!?」

バタン

さやか「あっ……」

コロコロ


ほむら「ほむぅ………今のは……」

マミ「目が覚めた?」

ほむら「私は……」

マミ「気絶していたのよ」

ほむら「そう……」

さやか「あの、マミさ………げっ!? ほむら!?」

ほむら「? どうかしたの?」

さやか「いやあ、実は……」

サイコロ『1』

さやか「また、1を」

ほむら「巴マミ。美樹さやかをティロフィナりなさい」

マミ「え、えーと……」

アタックチャンス

魔法少女チームが>>をフルボッコ

ルーレット『>>』

ボーボボ「と見せかけて! 10マス進め!」

ほむら「え?」

首領パッチ「汚ねえぞ!」

天の助「インチキだ!」

ボーボボ「うん」

杏子「素直に認めた!?」

さやか「よっと」

ほむら「このマスは……」

マス「>>63

こーいこーい懐かしいw

マス『ひさし君登場』

ほむら「誰よ、ひさし君って」

太陽『ギラギラ』

マミ「そ、そんなかとより、暑くなってきたわね」

ほむら「そ、そうね……」

ぱっ

マミ「あら? 影が……」

ひさし君「よお」

ほむら「ひさしが喋った!?」

ひさし君「いや、そっちのひさしじゃねえよ、貧乳」

ほむら「!?」

ひさし君「お前らのピンチに駆けつけたぜ」

ほむら「誰、あいつ」

ボーボボ「知らね」

首領パッチ「あいつは……」

マミ「知ってるのかしら?」

首領パッチ「茄子だ!」

天の助「茄子だと!?」

天の助「宇宙に行くぜ!」



ほむら「それ、ナ○よ!」

ひさし君「どっちでもいいさ。また、こうやって、登場した以上は死んでもら……」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

ズドン!

ひさし君・敵チーム「「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!」」

マミ「私のいく手を遮るなら、容赦はしないわ」

首領パッチ「お、俺らは関係ないだろ……」

マミ「さあ、美樹さん、暁美さん、志筑さん。次のマスに進むわよ」ツカツカ

さやか「さすが、マミさん!」

仁美「格好いいですわ」

ほむら「いや、ナチュラルにずるいわ?」

マミ「次のマスは……」

マス「>>69



リビングデッドの呼び声発動 地雷ダンディを特殊召喚

マス『リビングデッドの呼び声発動 地雷ダンディを特殊召喚』

ほむら「誰よ」

さやか「私に聞かれても……」

地雷ダンディ「一緒に考えるか」

マミ「そうね」

ほむら「何か、思い出すかもね」

杏子「スルー!?」



海馬パッチ「なるほど。ここでリビングデッドで、地雷ダンディを特殊召喚を仕掛けてくるくるとはな」

遊戯ボーボボ「……」

海馬パッチ「流石だと言いたいが、あまいぜ、ボーボボ!」

海馬パッチ「リバースカードオープン! 魔法カード『エネミーコントローラー』」

遊戯ボーボボ「なんだと!?」

海馬パッチ「チェキチェキ、チェケラッキョイ。このカードはコマンド入力することによって、地雷ダンディを墓地に送る」

杏子「なんだ、このコマンド!?」

遊戯ボーボボ「なっ!?」

海馬パッチ「地雷ダンディよ! 消え去れ!」

地雷ダンディ「ぎゃあああああああああああああああ」

海馬パッチ「地雷ダンディ、消滅」

遊戯ボーボボ「それはどうかな?」

海馬パッチ「なに!?」

遊戯ボーボボ「足元を見てみな」

海馬パッチ「!?」

地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ地雷ダンディ

ほむら「気持ち悪いわ!」

遊戯ボーボボ「俺は速攻魔法『地獄のダンディ召喚』を発動していた」

海馬パッチ「なんだと!?」

遊戯ボーボボ「喰らえ、ハレクラニ!」

起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆! 起・爆!

ドガシャアアアアアアアン!!!

首領パッチ「ぎゃあああああああ」

天の助「ぐわああああああああ」

ハレクラニ「ぐはあああああああああ!!!」

ほむら「きゃあああああああ」

マミ「私達まで、巻きぞい!?」

バタン!!!

さやか「痛たた……」

仁美「ここは……?」

ボーボボ「おめでとう! ゴールだ!」

ほむら「今の爆風で!?」



首領パッチ「また、スタートじゃねーか!」

天の助「てめえのせいだ!」



ボーボボ「1位のチームには特別に鼻毛真拳を貸してやろう」

ほむら「いらないわ」

ハレクラニ「はあはあ………貴様ら………」

ボーボボ「せーの!」

ほむら・さやか・マミ・仁美・ボーボボ「「「「「鼻毛真拳!!!」」」」」

バシンバシンバシンバシンバシンバシンバシンバシンバシン

ハレクラニ「ぐわあああああああああああああああああ!!!!」

バタン!!!!!

ぴしゃあああああああああん!!!

マミ「元の廊下に戻ったわ」

ハレクラニ「」

ほむら「私達……勝ったのかしら?」

ハレクラニ「…………カネカネカネカネカネカネカネカネカネカネカネカネ」

ほむら「!?」

さやか「こわっ!?」

杏子「な、なんだ、こいつ……」

ナレーター『ボーボボの奥義により、ハレクラニを倒したかに見えたが、このハレクラニの様子は一体!? 次回に続く』



次回予告

杏子「なんか、あいつの様子が変だぞ?」

ほむら「しかも、パワーアップしてるわ!」

ボーボボ「今こそ、みんなの力を合わせるんだ」

まどか「次回」

ほむら『ハレクラニの逆襲!?

世の中で大事なものは愛か友情か?

やっぱり、お金だ』

ほむら「次回もお楽しみに」

今回はここまでです

次は来週の土曜日に

第41話『ハレクラニの逆襲!?

世の中で大事なものは愛か友情か?

やっぱり、お金だ』

前回のあらすじ

ナレーター『鼻毛真拳奥義『ボーボボ・安価でスゴロク』により、ハレクラニを追い詰めたほむら達。ハレクラニを倒した、と思いきや、カネカネカネカネカネカネカネカネと呟きながら、目を覚ます、ハレクラニ。はたして、この戦いの決着は!?』



ハレクラニ「許さんぞ………許さんぞ!!!! 貴様ら!!!」

ビリビリ

杏子「さ、さっきまでとは違う……」

ほむら「……ええ。さっきも強かったけど………今のこいつは……」

マミ「桁違いに強くなってるわ」

さやか「そうなの? 全然、感じないけど」


ハレクラニ「カネカネカネカネカネカネ」

ピュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!

杏子「お金や宝石とかがあいつの身体に!」

ボーボボ「ふん。それがどうした。俺の身体には……」

ナメクジ「ナメナメ」

ナメナメ「ペロペロ」

ボーボボ「ナメクジがたくさんだぜ」

杏子「気持ち悪いわ!」

ボーボボ「あの姿はお金を取られ過ぎだ時になるはずだ」

杏子「でも、あたし達はお金なんて……」

ボーボボ「やっぱり、あの時……」

もわもわ

ボーボボ「参加料として、100億くらい、抜いておくか」

首領パッチ「は? 0が2ケタ足りねーよ」

天の助「そんなことより、飯、食おうぜ」

杏子「お前らのせいじゃねーか!」



ハレクラニ「貴様らは生かしては帰さん。金の前にひれ伏せ」

シュウウウウウウウウウウウウウウウウ

さやか「お金が……」

ハレクラニ「ゴージャス真拳奥義『100億$バズーカ』」

ドカアアアアアン!!!!

ほむら「さっきまでとは桁違いの強さだわ」

ボーボボ「案ずるな! 仲間同士の連携で防ぐんだ!」ガシガシ

ボーボボ「鼻毛真拳奥義『馬鹿ガード!』」

天の助「ぎゃあああああああ!!!」

首領パッチ「また、このパターンかよ!」

ハレクラニ「やるではないか! だが、これは防げまい!」

ハレクラニ「ゴージャス真拳奥義『デス100万$ウイング』」

ヒュウウウウウウウウウウウ

ほむら「周りにお札が!?」

ハレクラニ「貴様らもあいつらのように金に変えてやろう」

ボーボボ「あいつら?」

ボーボボ「まどかのことかああああ!」ビシャアアアアアン

杏子「黄色のオーラで札束を蹴散らしやがった!」

ハレクラニ「これも凌いだか。だが、遊びは終わりだ!」

首領パッチ「えー。まだ、遊びたいよぉ」

天の助「もう、晩ご飯の時間だから、帰るわよ」

首領パッチ「晩ご飯!? わーい。今日の晩ご飯は何かな?」

天の助「今日の晩ご飯はね……」

天の助「お前だ!!!」

首領パッチ「俺!?」

天の助「母さん。晩飯、買ってきたぞ」

ボボ美「まあ、あなた。ご苦労様」

ボーボボ「………って」

ボーボボ「食えるか!」バシッ

ドカアアアアアアアアン!!!

ハレクラニ「ぐはっ」

首領パッチ「うぎゃあああああああ!!!」

ほむら「今がチャンスよ。総攻撃!」

ハレクラニ「舐めるなよ! ゴージャス真拳奥義『200億$バズーカ』」

ほむら「きゃあああああああああああ」

ドガシャアアアアアアアン!!!

杏子「ほむら!」

ハレクラニ「安心しろ。いずれは貴様も同じ目にあう」パチン

さやか「!? 杏子! 周りの教室に大量のお金が!」

杏子「なに!?」

ハレクラニ「ここは少し狭いが、貴様らを金に溺れさせるには十分だ。ゴージャス真拳最終奥義『フィナーレ・オブ・百万億』」

ドバアアアアアアアアアアアア

杏子「お金が濁流のように流れてきた!」

天の助「あのお金が君への誕生日プレゼントさ、ベイビー」

パチ美「まあ、素敵」

杏子「呑気にしてる場合か!」

首領パッチ「仕方がない。ここは……」

ボボ太「何か出してくれるの?」

天の助「さすが、パチえもんだぜ!」

パチえもん「これでもない、あれでもない……あった! 大きな袋!」

杏子「それでどうすんだよ!」

首領パッチ「決まってんだろ」

首領パッチ「根こそぎ、奴の金を頂いてやる」

ボーボボ「ぐへへ。これで俺達もお金持ちや!」

天の助「貧乏暮らしともおさらばよ!」

杏子「駄目だ、こりゃ」

10分後

ボーボボ・首領パッチ・天の助「「「わーい」」」

杏子「全部、集めやがった!?」

ハレクラニ「俺の技を……」

ボーボボ「ハレクラニよ。まだ、貴様は金、金と言ってるのか? ならば、貴様に見せてやる。金にも勝る友情をな!」

鼻毛真拳奥義『もう、誰にも頼らない』

ナレーター『これはある少女が経験した記録の一部である』

転校初日

和子「転校生を紹介します」

ハレクラニ「な、なんだ?」

ドガシャアアアアアアアン!!!

ドア「チーン」

ハレクラニ「くはっ!?」

ボむら「……」

コツコツ

和子「じゃあ、元気に自己紹介いってみよう」

ボむら「えっと………私の名前は……」

ボむら「亜花魅火夢羅(あけみほむら)じゃ、おら!」

杏子「なんだ、それ!? 名前に無理がありすぎだろ!?」

女子「ねえ、暁美さん」

女子「てめえの血は何色だ? ぐへへ」

杏子「なに聞いてんだ、こいつ!?」

ボむら「確かめてみるか」グサッ

ハレクラニ「ぐはっ」

ピシャアアアアアア

杏子「敵とはいえ、酷すぎるだろ!」

首領パッチ「ペロッ。これは……」

首領パッチ「真っ赤な幸せ、ケチャップ味」

杏子「意味、分からん!」

ナレーター『その後、ハレクラニから出たハレクラニケチャップ『幸せの味~あなたの舌にティロ・フィナーレ~』が爆発的なヒットを出したのは言うまでもない』

女子「じゃあ、じゃあ、前の学校では」

女子「どんな罪を犯したの?」

杏子「こわっ!? まともな奴がいないのか、この学校は!」

ボむら「前の学校では……」

ボむら「廊下に落ちていたゴミクズを拾わずに無視して、通ってしまったわ」

杏子「罪なのか、それ!?」

女子「大罪だね」

女子「あなたの行為は地球を破壊しているのよ」

ボむら「だって、仕方がないじゃない! 私……私……」

ボむら「シャイニング・ウィザード!」

ハレクラニ「ぐはっ!?」バタン

ボむら「したかったんだもの」

杏子「意味が分からん!」

パチか「皆、ごめんね」

ボむら「!? 貴様は!? 1年前の!?」

パチか「まだ、生きてやがったか、ゴミクズ」ウェヒヒ

ナレーター『これが最高の友達になる2人の出会いであった』

杏子「そんな要素がまるでねえ!」

パチか「保健室で決闘じゃ、おら!」

ボむら「上等じゃ!」

保健室の先生「保健室では静かにしやがれ!」

『保健の先生! 怒りの旋風脚!』

パチか・ボむら・ハレクラニ「「「ぎゃあああああああ」」」

ボむら「そうやって、運命に導かれて、出会った俺達はいろんな経験をして、友情を深めていった!」

買い物!

ボむら「宝石がたくさん、あるぜ! ぐへへ」

パチか「たくさん、バックに詰められて、とっても、嬉しいなって」

ガードマン「ひいいいい」

杏子「宝石強盗!?」

ボむら「宝石出せや!」バシン

ハレクラニ「がばっ!?」バタン

魔女退治!

魔女「ハハハハハ」

ハレクラニ「はあはあ……今度はなんだ……」

パチか「いきなり、秘密がばれちゃったね」ガシッ

ハレクラニ「!? 貴様、離せ……」

パチか「クラスの皆には………」

パチか「内緒だよ!」

『魔法少女スープレックス!』

ハレクラニ「ぶはっ」

杏子「魔法少女要素がねえよ!」

ボむら「そして! そうやって、積み重ねた友情もやがては終わりが来る!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ」

ハレクラニ「こいつは!?」

パチか「ボむらちゃん!」ガシッ

ハレクラニ「!? また、貴様か!」

パチ美「元気でね!」ポイッ

ボむら「ハレクラニイイイイ!!!!!!」

ビル→←ハレクラニ

ドガシャアアアアアアアン!!!

ボむら「2人はここで終わった! だが! 2人の友情は!」

ビュルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル

ボむら「永遠だ!」

バシンバシンバシンバシンバシン

ハレクラニ「がばっ!」

バタン

ハレクラニ「ぐっ………はあはあ……ま、まだだ……」

ボーボボ「タフだな。だが、貴様はもう終わりだ」

マミ「いくわよ、暁美さん」

ほむら「ええ」

ハレクラニ「なに!? 時間停止か……」

マミ「ティロ・フィナーレ!!!」

ズドン!!!!!!

ハレクラニ「ゼロ距離………ぐわああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」

バタン!!!!

ハレクラニ「小娘ごときに…………この俺が………」ガクッ

ほむら「………勝ったの?」

マミ「まだ、油断は禁物よ」

ハレクラニ「」

ボーボボ「いや、もう、平気だ。見ろ」

ポンッポンッポンッ

まどか「あっ……」

上条「きつかったな」

中沢「何がなにやら」

仁美「皆さん、戻ったようですわね」

ほむら「よかった……まどか……」

まどか「ほむらちゃん! 勝ったんだね!」

ほむら「え、ええ」

マミ「暁美さんの大活躍のおかげよ」

ほむら「そ、そんなことは……」

まどか「ほむらちゃん、すごい!」

ほむら「(///∇///)」

ボーボボ「喜ぶのは早いぞ」

杏子「だな。まだ、敵が……」

『祝 ハレクラニ討伐』

達磨←『両目ぬり』

紅白!

ボーボボ「油断は禁物だ」

杏子「喜びすぎだろ!」



杏子「もう少しで屋上だな」

マミ「ここまで来たら、階段で上がるだけ……?」

OVER「ボーボボ……会いたかったぜ」

杏子「こいつは!?」

ボーボボ「OVER!?」

ナレーター『激戦の末にハレクラニを倒したほむら達の前に姿を現した、織莉子四天王の1人OVERが立ち塞がる。はたして、ほむら達の運命は!?』


次回予告

ほむら「長かったハレクラニ戦もやっと終わったわね」

杏子「次のあいつはハレクラニ以上の実力者なのか?」

マミ「次回」

ほむら「『第3の刺客

OVER登場!!

怒りを貯めさせてはいけません!!!!』」

ほむら「次回もお楽しみに

今回はここまでです

次は夜に

第42話『第3の刺客

OVER登場!!

怒りを溜めさせてはいけません!!!!』

前回のあらすじ

ナレーター『強敵、ハレクラニと激戦を続けるほむら達であったが、ボーボボの鼻毛真拳を囮にゼロ距離ティロ・フィナーレをハレクラニにおみまい、見事、ハレクラニを撃破した。安心したのも束の間、第3の刺客、OVERがほむら達の前に立ち塞がるのだった』



杏子「てめえは……」

OVER「あの時の小娘か……」

ボーボボ「あいつは……OVER!」

OVER「久し振りだな、ボーボボ。会いたかったぜえ」

ボボ美「私もよ、ダーリン」

杏子「気持ち悪!」

パチ美「ダーリン~」

ボボ美「私達の愛を受け取って~」

『愛のクロスボンバー』

OVER「ぐはっ」

杏子「意味、分からん!」




OVER「ここを通りたかったから、俺を倒すことだな」

ボーボボ「いや、通る気ないんでいいです」

杏子「断るなよ、そこは!」

ほむら「速攻で蹴りをつけるわよ」

マミ「ええ」

ガシッ

カシャン

カシャン

OVER「!? 貴様ら、いつの間に!?」

マミ「ティロ・フィナ……」

首領パッチ「危ない!」

ドン

マミ「きゃっ!?」

ほむら「あっ……」

OVER「隙ありだ! 極悪斬血真拳奥義『ザクロ』」

ズバシャアアア!!!

マミ「きゃあああああああ」

ほむら「巴マミ!?」

パチ美「ざまあみなさい。新入りの分際で、ヒロインの私に楯突くからこうなるのよ」

ボーボボ「なにやってんだ、てめえ!」

ドンッ

首領パッチ「げふううう!?」

ほむら「しっかりして!」

マミ「」

OVER「トドメだ!」

カキン!

OVER「!?」

杏子「てめえの相手は私だぜ」

OVER「貴様……はっ」サッ

杏子「後ろに逃げたか……」

OVER「いいだろう。まずは貴様から始末してやる」

杏子「かかってきな」

ボーボボ「援護は任せろ!」

横断幕『頑張れ ビュティ!』

杏子「引っ込んでな」



OVER「極悪斬血真拳奥義『カボス』」

杏子「打突!」

杏子→→→←←←OVER

杏子「はんっ。やるじゃねえか!」

OVER「ぐぬぬ……小娘の分際で……」

ボーボボ「いかん! ビュティを援護だ!」

天の助「俺に任せな」

ほむら「策はあるの?」

天の助「当たり前だ。このゲームには必勝法がある」

ボーボボ「なに!?」

首領パッチ「それはなんだ!?」

天の助「それは………この」

天の助「ぬのハンカチだ!」

杏子・OVER「「勝負の邪魔をすんじゃねえ!!!」」

ズバシャアアアアアア!!!!!

天の助「ぎゃあああああああ」

ほむら「味方にすら、斬られた!?」

ボーボボ「くっ……天の助は駄目だったか! なら、首領パッチ!」

コツコツ

首領パッチ「俺に援護を頼むのかい? 高くつくぜ?」

ボーボボ「さっさといけ!」バシン

首領パッチ「げふううううう!!!」

首領パッチ「仕方ねえ。ここは……」

首領パッチ「蝸牛の構えでいくしかねえ」

首領パッチ「……」ノロノロ

首領パッチ「……」ノロノロ

ボーボボ「さっさと行きやがれ!」

首領パッチ「行けるか!」

ボーボボ「!?」

首領パッチ「お前には分からないのか? 蝸牛はな! 鈍くても、遅くても、一歩、一歩、歩いてんだよ! 蝸牛はな! 頑張ってんだよ!」

ボーボボ「なっ!?」

ほむら「だから、何よ」

ボーボボ「そうだった……蝸牛も頑張ってんだよな……俺としたことが……」

首領パッチ「気にするな。間違いは誰にでもある」

ボーボボ「首領パッチ先生……」

首領パッチ「ふっ。さあ、蝸牛を一緒に応援だ」

ボーボボ「はい!」

蝸牛「……」ノロノロ

蝸牛「……」ノロノロ

首領パッチ「頑張れ!」

ボーボボ「いけー!」

ボーボボ「……って!」

ボーボボ「なにやってんだ!」

バシン

首領パッチ「蝸牛!?」

ボーボボ「蝸牛は内! ヤドカリは外!」

パッパッ

ほむら「その掛け声の意味が分からないわ!」

ボーボボ「蝸牛は内! ヤドカリは外!」

パッパッ

杏子「いてっ!? いてっ!?」

OVER「何しやがる!?」

首領パッチ「蝸牛は内! ヤドカリは外!」

パッパッ

天の助「蝸牛は内! ヤドカリは外!」

パッパッ

杏子「いてっ!? っていうか、これ、たわしじゃねーか!」

天の助「ただのたわしじゃないぞ。今しがた、トイレを掃除したばかりのたわし……」

極悪斬血真拳奥義『カボス』

天の助「ぎゃあああああああ」

ボーボボ「天の助が細切れになった!?」

首領パッチ「今……」

首領パッチ「調理してやるぜ!」

ほむら「ええええええええええええええええ!?」

天の助「調理されることは食材にとって、至高の喜び」

杏子「何言ってんだ、こいつ!?」

ボーボボ劇場







首領パッチシェフの『3日間クッキング!!!』

杏子「無駄に長いわ!」

天の助(細切れ)「どんな調理をされるのかな」ワクワク

首領パッチ「まずはこの天の助を……」

首領パッチ「ミキサーに入れまーす」

天の助「Σ( ̄ロ ̄lll)」

首領パッチ「続いて、スイッチオン!」

天の助「ぎゃあああああああ」

首領パッチ「これで3日間放置します」

杏子「ええええ!?」

ほむら「鬼畜すぎよ!」

首領パッチ「なお、今回は特別に出来上がりの天の助を用意しました」

杏子「なら、スイッチ止めろよ!」

首領パッチ「そして、これを」

バシャアアアアアアアア

首領パッチ「OVERにぶっかけるぜ!」

杏子「鬼畜すぎるわ!?」

●○○○○○

OVER「やってくれたな……許さねえ……」

ボーボボ「くっ……」

首領パッチ「誰が奴の怒りを買ったんだ!?」

杏子「いや、お前だろ」

OVER「許さねえ……ここから生きて帰れると思うなよ………天の助!!!!!」

天の助「」

天の助「また、俺!? また俺なの!?」

首領パッチ「いや、どっから、どう見ても、お前のせいだろ」

ボーボボ「ああ」

OVER「ケケケケケケ」

天の助「なら……神風だぜ!」

ダッ

極悪斬血真拳奥義『アボガド』

天の助「ぎゃあああああああ」

まどか「大変だよ! このままじゃ、皆、殺られちゃうよ!」

???「この絶望的な運命を変えたいかい?」

皆「!?」

QB「なら! 僕と契約して、魔法少女になってよ!」

田楽マン「はん! だか、その前に! 貴様と俺は! マスコットを賭けた! 仁義なき戦いを!」

ボーボボ「両方、邪魔じゃ!」

バシン

田楽マン「ぎゃあああああああ」

QB「きゅっぷい」



まどか「私が魔法少女になれば……」

ボーボボ「安心しろ、まどか」

まどか「え?」

ボーボボ「魔法少女なら……」

キラリン♪

ボボ美「私がいるわ♪」

魔法少女ボボ美☆マギガ

杏子「気持ち悪いわ!」

パチ美「さあ、ボボ美! 魔法少女らしく、攻めるわよ」

ボボ美「ええ! 魔法少女らしく」

ボボ美「ドロップキックじゃい!」ドンッ

OVER「ぐはっ」

杏子「魔法少女らしさの欠片もねえ!」

ボボ美「魔法少女らしく! ほむら! 時間停止だ!」

ほむら「え、ええ」

カシャン

ボボ美「いくぜ、パチ美!」ガシッ

OVER「」

パチ美「おうよ!」ガシッ

天の助「」

ボボ美・パチ美「「おらっ!」」ポイッ

ボボ美「さらに!」

パチ美「よし!」

ボボ美「おらっ!」ポイッ

ボボ美「時を動かせ!」

ほむら「何をする気よ……」

カシャン

OVER「なっ!? いつの間に!?」

天の助「っていうか、俺まで!?」

ボボ美「いくぜ! 魔法少女最大の必殺技!」

ボボ美・パチ美「「OVER崩壊の終曲!!!」」

ドガシャアアアアアアアアアアアアン!!!!!

ボボ美「これぞ。魔法少女暁美ファミリー渾身の一撃」ドヤア

ほむら「誇らしげにしてるけど、魔法少女らしさ、ゼロね」

OVER「……………がはっ」

天の助「……………ぐはっ」

バタン

ボボ美「悪は去ったか」

杏子「1人、味方だがな」

ほむら「何でもいいわ。先に進みしょう」

杏子「少し、拍子抜けだがな」

OVER「…………何を勘違いしてやがる」

●●○○○○

ほむら「!?」

OVER「舐められたもんだな。俺はまだ、やられちゃいねえぞ」

杏子「だろうな。そう来なくちゃ、面白くねえ」

へっぽこ丸(このビュティ、やけに好戦的だな)

さやか「なら、このさやかちゃんが! トドメを指しちゃいますよ!」

杏子「いや、待て……」

上条「いけ、さやか! 君に決めた!」

中沢「やっちまえ!」

仁美「ファイトですわー」

杏子「いや、止めろよ!」

まどか「さ、さやかちゃん! ど、どうしよう……」オロオロ

QB「僕と契約して、魔法少女になれば、解決だよ」

まどか「え?」

さやか「食らえ……」

極悪斬血真拳奥義『ザクロ』

さやか「ぐはっ」

まどか「さ、さやかちゃん!」


QB「さあ、まどか! 早く、僕と契約を……」

田楽マン「ここで会ったが、100年目なのら」

QB「また、君かい」

田楽マン「今度は……」

逆転田楽マン「法廷で決着なのら!」

ほむら「裁判!?」

田楽マン「異議あり! 異議あり! 異議あり!」

ボーボボ「うるせえ!」バシン

田楽マン「ぎゃあああああああ」ドンッ

QB「きゅっぷいいいいい」

ドンッ!!!!

OVER「」

ほむら「田楽とキュウベえがOVERの顔面に張り付いたわ!」

●●●○○○


OVER「てめえら……よくもやってくれたな」ヌギ

ボーボボ「あれは!?」

ほむら「あのタイマーは何なの?」

へっぽこ丸「あれはカクシカカクシカ」

OVER「後3回、俺を怒らせたら、真の姿になる」

杏子「真の姿だと?」

ボーボボ「あれはまずい」

天の助「今すぐ、宴の準備じゃ!」

首領パッチ「オッケー」



『ボボボーボ・ボーボボと魔法少女まどか☆マギガのコラボ記念パーティ』

さやか「かんぱーい!」

皆「かんぱーい」

杏子「なんか、始まったぞ!?」

ボーボボ「いやー、めでたいですなあ、OVERさん」

OVER「別にめでたくねーよ」

ボーボボ「まあまあ。そんなことを言わずに。これは主催者、天の助からのお祝いです」

ボーボボ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

ドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカドカ

杏子「怒濤のパンチ連打だ!」

天の助「っていうか、あいつ、何してんの!?」

●●●●○○

OVER「糞が!」

首領パッチ「続いて」

首領パッチ「アチョー!」

か か と お と し

首領パッチ「これも主催者からのお祝いじゃ!」

●●●●●○

天の助「何してんだ、お前ら!」

OVER「はあはあ……」

天の助「すいません、OVER様! あの馬鹿達がこの度は!」

OVER「……」

天の助「出し忘れましたが……これが」

ガシッ

天の助「俺からのお祝いじゃ! キン○バスター!」

ドガシャアアアアアアアアアアアアン!!!!!

OVER「…………てめえ」

天の助「………はっ!?」

極悪斬血真拳奥義『カボス』

天の助「ぎゃあああああああああああ」

●●●●●●

OVER「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

杏子「なんだ!?」

ほむら「何が起きるの!?」

ナレーター『OVERの怒りを買ってしまったほむら達。はたして、OVERの真の姿とは? 次回に続く』

次回予告

杏子「まさか……こいつがOVERなのか?」

ほむら「私達は……こいつに……勝てるの?」

まどか「次回」

ほむら「『最強の敵!?

魚雷ガール登場!!

おふざけは許さない!』」

ほむら「次回もお楽しみに

今回はここまでです

次は月曜日に

第43話『『最強の敵!?

魚雷ガール登場!!

おふざけは許さない!』

前回のあらすじ

ナレーター『ハレクラニを倒し、OVERとの戦いに挑むほむら達。優位に立つも、OVERの怒りを溜め、OVERの真の姿が登場しようとしていた』



OVER「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

バシャアアアアアアアアン!!!

杏子「くっ!?」

ほむら「一体、何が起きるの!?」



魚雷ガール「hello」

杏子「………………」

ほむら「………………」

杏子「なんだ、これ?」

ほむら「私が聞きたいわ」

魚雷ガール「ふふふ。久し振りの私の登場に興奮してるのね」

杏子「いや、全然」

ソフトン「魚雷殿」

魚雷ガール「ソフトン様!?」

ボーボボ「これはチャンスだ。ソフトンがお願いすれば、魚雷先生も味方になってくれる」

ソフトン「魚雷殿も俺達の前に立ちはだかるのか?」

魚雷ガール「……仕方ないぎょら。私には教え子達に指導をしなければならないぎょら」

ソフトン「………そうか。なら、俺は手を引こう」

杏子「は?」

ほむら「何を言ってるの、このう」

まどか「ピー」

ほむら「こは」

魚雷ガール「というわけだから、かかってきなさい」

杏子「やるしかないみたいだな」

ほむら「不本意ではあるけどね」

マミ「うう……ここは……」

まどか「マミさん!」

さやか「まだ……私もやれるわ……」

まどか「さやかちゃん!」

魚雷ガール「手負いとはいえ、4対1。ハンデにはちょうどいいわね」

杏子「余裕、見せている暇はねーぞ!」ダッ

魚雷ガール「……」クワッ

魚雷ガール「その髪の色! ふざけすぎいいいい!」ドーン

杏子「がはっ!?」

へっぽこ丸「アニメ、大否定!? 髪の色はつっこんじゃ駄目だろ!」

魚雷ガール「私はいいの。なぜなら、私は」

魚雷ガール「『魚雷』」

魚雷ガール「だから!」

ほむら「相変わらず、ふざけてるわね」

魚雷ガール「ふざけてんのは! お前のホームベース顔だろ!」ドーン

ほむら「ぐはっ!?」

杏子「それはNGワードだろ!?」

魚雷ガール「問題ないわ。なぜなら、私は」

魚雷ガール「『魚雷』」

魚雷ガール「だから!」

杏子「しつけえ!」

魚雷ガール「まったく、あなた達は。全然、成長してないなんて、先生、悲しいわ」

さやか「何も教わってないから」



まどか「私が契約すれば……魚雷さんにも」

モガッ

まどか「!?」

ズルズル

まどか「~、(誰か……)」

ズルズル



魚雷ガール「さあ、次は誰がかかってくるのかしら」

さやか「よし! このさやかちゃんが!」

魚雷ガール「あら? ギョラッターの更新、忘れてたわ」

さやか「無視!?」

魚雷ガール「うーん、今日は何を呟こうかしら。………やっぱり、これよね」



魚雷最高! 魚雷最高!



さやか「かー! 舐めるんじゃないわよ!」

マミ「何だか、よく分からないけど、一気に蹴りをつけ……」

魚雷ガール「その髪型、ふざけすぎよ!」ドーン

マミ「それは言っては駄目よ……」バタン

魚雷ガール「私はいいの。何故なら、私は」

魚雷ガール「魚雷!!!」

魚雷ガール「だから!」

さやか「なら、この私が! スクワルタトーレ!」

キン! キン! キン!

魚雷ガール「ふぁーあ」

さやか「無傷!?」

魚雷ガール「この程度の攻撃では私には傷1つ、つけるのは無理よ。何故なら、私は」

天の助「ところ天」

魚雷ガール「だから!」

天の助「……」

魚雷ガール「……」

ドオオン!

天の助「ぎゃあああああああ」

ボーボボ「くっ……魚雷先生が敵にまわるなんて……」

魚雷ガール「悪く思わないでちょうだい。だけど、私を倒せなくて、ワルプルギスの夜には到底敵わないわよ」

ほむら(いや、こいつなら、ワルプルギスの夜にも勝てる気がするわ)

QB「絶望的な状況だね」

ほむら「引っ込んでなさい。こいつは……私が仕留める」

カシャン

ほむら「ゼロ距離で爆弾を仕掛ければ……」

魚雷ガール「武器廃止!」ドカッ

ほむら「げふっ!?」バタン

カシャン

ほむら「くはっ」

魚雷ガール「何をしてるの! そんな武器を持っているから、世界が平和にならないのよ!」

杏子「てめえが言うな!」スカッ

魚雷ガール「あなた達、人間にはこの掌に貯まる水程度で十分よ」パッ

杏子「がはっ」

杏子(ただの水が……散弾銃みてえだ……)

魚雷ガール「これが魚人と人間の差よ」

ボーボボ・首領パッチ・天の助「「「さすが、アーロンさん!」」」

魚雷「誰がアーロンだ!」ドーン

ボーボボ・首領パッチ・天の助「「「ぎゃあああああああ!」」」

魚雷ガール「ぎょ・ら・い ぎょ・ら・い」

上条「強い……」

中沢「ああ……あの魚雷さん、ただ者じゃねーな、ただ者じゃねーよ」



ボーボボ「だが、魚雷先生を倒さなくては……屋上にはいけない」

ボーボボ「ならば、越えてやる! この魚雷先生のeyeの授業をな!」

もわもわ

魚雷ガール「ここが白目ぎょら」



杏子「そのeyeじゃねーよ!」

魚雷ガール「ふざけすぎ!」ドーン

ボーボボ「ぎゃあああああああ」

首領パッチ「いいか、お前ら! 魚雷先生の前でふざけるのは命取りだ! 絶対にふざけるなよ」

ほむら「ふざけるつもりはないけどね」

杏子「当たり前だろ」

首領パッチ「よし。じゃ、ここで決めポーズだ」

首領パッチ「びっくりするほど、ユートピ」

魚雷ガール「ふざけすぎよ」ドーン

首領パッチ「ぎゃあああああああ」

へっぽこ丸「今、決めポーズをしようとしただけで、何で……」

魚雷ガール「お前もふざけすぎ!」ドーン

へっぽこ丸「ぐわあああああああ!!!」

魚雷ガール「まったく、あなた達は。ふざけすぎよ。今日は大事な卒業試験なのよ」

杏子「何のだよ」

ボーボボ「決まってるだろ」

ひよこ「ピーピー」

ボーボボ「ひよこ鑑定士だ」

杏子「どっから、そんな、発想がでんだよ!」

鳩の雛「この鑑定を通って、ひよことして、認められてやる」

杏子「いや、無理だろ!?」

首領パッチ「馬鹿。違うだろ? ニートだよ」

ニート「この卒業試験を合格すれば、一流のニートになれる」

杏子「いや、そこはなるなよ!」

マミ「ここでどうすれば、うまくボケれるのかしら」

天の助「考えるんじゃない。感じるんだ」

杏子「いや、何を言い出してんだよ」

魚雷ガール「あんた達、全員、ふざけすぎよ!」

ドーン!

ボーボボ「ぎゃあああああああ」

ドーン

首領パッチ「ぎゃあああああああ」

ドーン

マミ「きゃあああああああ」

ドーンドーンドーンドーンドーンドーン

天の助「ぎゃあああああああ! 何で、俺だけ、数が多いの!?」

魚雷ガール「まったく、あなた達は。卒業試験といったら、魚雷卒業試験しかないでしょ!」

杏子「どんな試験だよ!」

ボーボボ「聞いたことがある。魚雷卒業試験とは……」

魚雷卒業試験

筆記試験(選択式、記述式)・実技試験
↓合格後
1年間の実習

筆記試験(記述式)・実技試験

ボーボボ「つまりはこういうことだ」

杏子「意味が分からん」

魚雷ガール「ちなみに今、合格すれば、私の部下になることができるわ」

皆(絶対、嫌だ)

ほむら「あいつに時間を止めても、無意味」

杏子「私達の攻撃もほとんど、効かない」

さやか「いや、まだある!」

杏子「なに!?」

ほむら「ふざけてるなら、ぶっとばすわよ」

さやか「手厳しいね………方法はマミさんなティロ・フィナーレだよ!」

マミ「!!!」

ほむら「たしかにティロ・フィナーレなら、あの魚雷にも効くかもしれないわね」

杏子「さやかにしてはいい案だな」

さやか「私にして、は余計だよ」

マミ「皆……よし! 決めるわよ! ティロ・」

魚雷ガール「ふざけすぎ!!!」ドーン

マミ「きゃあああああああ!!!」

杏子「おい! 今ので、マミのファンを敵にまわしたぞ!」

魚雷ガール「かまわないわ。なぜなら、私は!」

魚雷ガール「魚雷!!!」

魚雷ガール「だから!」

杏子「くそっ。無茶苦茶だぞ、あの魚雷」

ほむら「勝つ手段はないのかしら?」

ボーボボ「魚雷先生を倒すのは厳しいな」

ほむら「あなた達はあいつを倒したんでしょう」

首領パッチ「ああ」

天の助「俺の活躍でな」キリッ

杏子「ほんとかよ」

ボーボボ「たしかに天の助の言う通りだ」

首領パッチ「天の助なしには勝てなかったな」

天の助「その通りだ!」

ボーボボ「だから……」

ポヨン

ボーボボ「これから、天の助が魚雷先生を倒してくれる」

天の助「」

天の助「ちょ、まっ……」

ボーボボ「天の助に任せておけば、安心だ」

ほむら「そう」

さやか「楽でいいわー」

天の助「ちょ、待て!」

首領パッチ「天の助。挑戦者がお待ちかねだぜ」

魚雷ガール「コーホー」

天の助「ひいいいい!!? 殺気だって、お待ちかねえええ!?」

天の助「ボーボボ! これをやるから、機嫌を取ってきてくれ」

『100万円』

杏子「100万円!? 滅茶苦茶、必死だな!?」

ボーボボ「OK」

魚雷ガール「フシュー、コーホー」

ボーボボ「魚雷先生」

ボーボボ「右ストレート!」ドカッ

魚雷ガール「ぐふっ」

バタン

ボーボボ「これが天の助からのメッセージだ」

天の助「何やってんだ、てめえ!!!!」

首領パッチ「そして、これが!」

『シャーマンスープレックス』

ドガシャアアアアン

首領パッチ「天の助からの挑戦状だ!」

天の助「ひいいいいいいいいいいいいいいいい」

魚雷ガール「いいメッセージね」バキゴキ

天の助「」

魚雷ガール「中々の攻撃だわ。でも、この程度ではキュウイフルーツの夜どころか、きゅうりも倒せないわよ」

ほむら(むしろ、あいつらが可愛く見えるレベルよ)

魚雷ガール「悔しかったら、本気でかかってきなさい」

ほむら「この魚雷……」

杏子「だが、打つ手がないのは事実だ。おい、ウ」

マミ「ピー」

杏子「コ」

ソフトン「ん? どうした?」

杏子「あんたは協力してくれないんだろ?」

ソフトン「ここをどう乗り越えるかも、修業だ」

杏子「ちっ。使えねー」

ボーボボ「慌てるな、ビュティ」

ボーボボ「最近は便利だからな。インターネットで何でも調べられる」

杏子「さすがに魚雷の倒し方までは無理だろ!」

首領パッチ「そんなことはないぞ。インターネットのおかげで、俺はこの身体になれたしな」

杏子「マジかよ!?」

首領パッチ「嘘だよ、ばーか」

杏子「……」

ズバシャアアアアアアアアアアア!!!!!

首領パッチ「ぎゃあああああああ」

杏子「ちんたらしてる時間はねえ!」

魚雷ガール「魚雷魚雷魚雷魚雷魚雷魚雷魚雷」

ほむら「だけど……あいつを倒す……手段なんて………」

『ガハハハハハハハハ』

皆「!?」

ピシューン

ほむら「あれはモニター?」

ギガ『久し振りだな、ボーボボ』

ボーボボ「貴様はギガ!?」

ギガ『やけに苦戦してるようで、こっちも退屈でな。ちょっとした余興を見せてやろうと思ってな』

ボーボボ「余興だと!?」

ナレーター『魚雷ガールとの激戦が続く中、現れたギガ。はたして、ギガの余興とは!? 魚雷ガールとの決着は!? この続きは次回!』

次回予告

ボーボボ「ギガに魚雷先生。これはまずい状況だな」

杏子「織莉子とか言うのもいるしな」

ギガ「実は魔法少女狩りにはまっててな」

ほむら「まどか!?」

さやか「次回」

マミ「『ギガの卑劣なる罠!?

師を乗り越えろ!

でも、弟子になった記憶はない

ほむら「次回もお楽しみに」



今回はここまでです

次は土曜日に

第44話『ギガの卑劣なる罠!?

師を乗り越えろ!

でも、弟子になった記憶はない』

前回のあらすじ

ナレーター『OVERが真の姿、魚雷ガールになり、ほむら達との激戦が続く中、突如として、モニターが出現。そこにはギガが……』







ギガ『やけに苦戦してるようで、こっちも退屈でな。ちょっとした余興を見せてやろうと思ってな』

ボーボボ「余興だと!?」

ギガ『実はな。ここに来て、魔法少女の存在を知ってなあ。魔法少女狩りにはまってんだよ』

魔法少女モブ『やめて!』

ギガ『うるせえな』グチャ

魔法少女モブ『きゃっ………』

魔法少女モブ『オブジェ』

杏子「なっ!?」

ギガ『早く来ないと、ここら辺の魔法少女がオブジェになっちまうかもな』

ボーボボ「ギガ! てめえ!」

???『やめて! 離して!』

ほむら「あの声は!?」

ギガ『どうやら、メインディッシュの到着だな』

まどか『助けて!』

ほむら「まどか!」

ギガ『聞いた話じゃ、こいつは魔法少女ではないが最強の魔法少女になれるくらいの魔力を持ってるそうじゃねえか』


ギガ『もしそうなら、こいつは最高のオブジェになるんだろうなあ』

ボーボボ「……」ガシッ

首領パッチ「ん?」

ほむら「まどか……」

さやか「あいつ……まどかを返せ!」

ギガ『アハハハハ。悔しかったら、取り返しに来るがいい』

まどか『ほむらちゃん! さやかちゃん! マミさん! 助け……』

グチャグチャ

まどか『オブジェ』

ほむら・さやか「「まどか!!?」」

マミ「鹿目さん!!?」

ギガ『うるせえ奴だな。だが、やはり、素晴らしいオブ』

モニター『ドガシャアアアアン』

首領パッチ「」

ボーボボ「ギガ。首を洗って、待ってろ。てめえだけは許さねえ」

ほむら「一刻も早く、まどかのところに行かないと」

杏子「だが……」

魚雷ガール「……」

ソフトン「そこをどいてはくれないか」

魚雷ガール「ソフトン様の言うことでも、私は教え子のために立たなければならないの」

へっぽこ丸「なんだ、その使命感!?」

ソフトン「なら、仕方がないな」

杏子「お前もそこで納得するなよ!」

ボーボボ「どいてはくれませんか、先生」

魚雷ガール「たしかにさっきのは胸糞悪いものだったわ。でも、私は私情を挟まない! 何故なら、私は」

魚雷ガール「魚雷だから!」

杏子「意味、分からねえ」

ボーボボ「戦うしかないなら!」

ほむら「全力で倒すわ」

マミ「鹿目さんが」

さやか「待ってるものね」

天の助「まあ、せいぜい頑張ってくれや」

首領パッチ「俺、寝るわ」

杏子「なんだ、この温度差」

ボーボボ「鼻毛真拳秘(まるひ)奥義『聖鼻毛領域(ボーボボ・ワールド)』」

魚雷ガール「ここは……」

ボーボボ「この世界にはいった者は魂を開放する事によって精神を奥に眠る真の力を使うことが出来る。しかし、魂を開放できなかった者は精神が崩壊し、死ぬ事になる」

杏子「壮大だな、おい!」

ボーボボ「いくぜ!」

まず、何が起きるか

>>138

天の助が四散する

ほむら「というか、周りがまた、学校の廊下じゃないのだけど」

杏子「どういうことだよ」

ボーボボ「これが俺の奥義だ」

杏子「奥義って、なんだよ」

天の助「……」プルプル

首領パッチ「そんなことより! 天の助の様子が……」

ボーボボ「なに!?」

デンデン~♪

ナレーター『おや? 天の助の様子が……』

Bボタンを押す
Bボタンを押さない←

杏子「なんだ、この選択肢!?」

ピシャアアアアン

天の助「」

ぴしゃぴしゃぴしゃぴしゃぴしゃぴしゃぴしゃぴしゃ

ほむら「きゃああああああああ!!!」ペタペタ

杏子「どういうことだ!? あいつ、体がバラバラになって、四散しやがった!?」

ボーボボ「天の助もそういう年頃なんだ」

首領パッチ「分かってやれよ」

杏子「分かるか!」

魚雷ガール「」←ところ天くっつきまくり

ほむら「汚いわ」

魚雷ガール「ぎょら! よくも汚いものを……許さないわよ……」

杏子「怒ってるぞ、あいつ」

ボーボボ「安心しろ。こんな時は>>141をプレゼント、大丈夫だ」




クラスター爆弾

ボーボボ「安心しろ。こんな時はクラスター爆弾をプレゼントすれば、大丈夫だ」

ほむら「危険なもの出した!?」

ボーボボ「先生、これを」

杏子「おい! 危ないだろ!」

ボーボボ「安心しろ。この爆弾は爆発しても、天の助が飛び散るだけだ」

ほむら(それは……)

杏子(絶対に嫌だ……)

ナレーター『この時、2人はかつてないほどの恐怖を抱いたという』

魚雷ガール「この私にこんな危険な物を………」

杏子「お前が言うな」

魚雷ガール「先生、教えたでしょう! 武器を無くすことが世界平和に繋がるって!」

杏子「自己否定もここまでくれば、清々しいな」

ボーボボ「ええい、うるさい!」ドン

ほむら「衝撃を与えたら……」

ドオオオオオン!!!!

皆「きゃああああああ!!!!」



ほむら「けほけほ」

杏子「大丈夫か?」

さやか「私は平気」

マミ「私も……」

KING鼻毛さん「N(ん)――――。俺も無事だぜ」

杏子「そうか。皆、無事……誰だ!? おまえは!?」

KING鼻毛さん「俺か? 魔法少女まどか☆マギガの主人公さ」

杏子「絶対、違う!」

ボーボボ「KING鼻毛様!」タッタッ

KING鼻毛さん「ボーボボさーん」タッタッ

ボーボボ「再会のシャーマンスープレックス!」

KING鼻毛「げふっ」

KING鼻毛「再会の挨拶はこれだね」

杏子「聞いたことないわ!」

首領パッチ「よっしゃ! 再会のお祝いに!」

首領パッチ「ナマステー」

ボーボボ・KING鼻毛さん「「ナマステー」」

杏子「なんだ、こいつら!?」

マミ「はあはあ……」

さやか「なに、この世界……苦しい……はあはあ」

ボーボボ「まずい! お前らも魂を解放するんだ!」

さやか「そんなことを言われても……」

マミ「なにをすれば……」

ボーボボ「>>145



続きは明日の夜に



マカロンだ!

ボーボボ「マカロンだ!」

杏子「は? マカロン?」

ボーボボ「マーマー」

首領パッチ「カーカー」

KING鼻毛さん「ローロー」

さやか「な、なに!?」

ボーボボ「次はさやかの番だ! マーマー」

首領パッチ「カーカー」

KING鼻毛「ローロー」

さやか「え、えっと……ニーニー?」

ボーボボ・首領パッチ・KING鼻毛さん「「「マカロニだー」」」

KING鼻毛さん「マカロニだー」

首領パッチ「マカロニ、わっしょい!」

KING鼻毛さん「マカロニ、フォーエバー!」

ボーボボ「……」ガシッガシッ

首領パッチ「ん?」

KING鼻毛さん「あっ?」

ボーボボ「普通すぎるわ!」ポイッポイッ

首領パッチ・KING鼻毛さん「「ぎゃああああああああ」」

ドオオオオオン!!!!

さやか・魚雷ガール「「げふっ!?」」

杏子「さやかあああああああああ!!!」


さやか「」

マミ「み、美樹さん……」

ボーボボ「マーマー」

マミ「ひい!?」

首領パッチ「カーカー」

KING鼻毛さん「ローロー」

マミ「え、えーと……ン」

ボーボボ・首領パッチ・KING鼻毛さん「「「マカロンだー」」」

マカロン「オーイエー」

杏子「誰!?」


天の助「呼んだ?」

杏子「いや、呼んでない」

天の助「冷たいこと言うなよ、ビュティ」

杏子「うざい」

天の助「うわああああん! ビュティが冷たいよ、ほむら!」

ほむら「消えなさい」

天の助「うわああああん! 皆が冷たいよー」

首領パッチ「そんなお前には」ゴソゴソ

天の助「何か道具を出してくれるの!?」

KING鼻毛さん「さすが、パチえもん!」

パチえもん「あった。これこれ」

パチえもん「>>152

ホルアクティ(未開封)

パチえもん「ホルアクティ(未開封)」

天の助「おお!」

KING鼻毛さん「これは10000人にプレゼントされたレアカード!」

ほむら「当てたの?」

パチえもん「ふ。これはな」

パチえもん「田中さんからもらった」



パチえもん『それ、くれなきゃ、家の前でパラパラ踊るぞ!』

田中さん『す、すいません。はい、これ』



杏子「恐喝だあああああ!!!」

天の助「でも……ぐっ」

KING鼻毛さん「どうした!?」

天の助「俺には……神のカードがないんだ!」

KING鼻毛さん・首領パッチ「「なんだってー!?」」

ボーボボ「そんな君に神のカードを渡そう」

天の助「ボーボボ!」

ボーボボ「クラスのみんなにはないしょだぞ」

オシリス「呼んだ?」

オベリスク「今、忙しいんだけど」

ラー「まあまあ」

杏子「カードじゃねえ!」

魚雷ガール「あなた達! ふざけすぎ……」

ひゅっ、ストン

魚雷ガール「ぐっ……この世界では私の力は使えない……」

天の助「すげえ! リアル神!」

オシリス「どれ。せっかく、登場したし」

オシリス「天の助、いたぶるか」

天の助「」

天の助「何で!? 何で、また、俺!?」

首領パッチ「知らん」

オシリス「さて……」

オベリスク「総攻撃と行くか」

天の助「ひいいいい」

ラー「と見せかけて、首領パッチにドオオオオオン!!!」

首領パッチ「ぎゃああああああああ」



杏子「おいおい、大丈夫かよ」

ほむら「しゃれにならな……」

もわもわ

首領パッチ「(^-^)/」

杏子「ご機嫌そうだ!?」

ほむら「何で!?」

魚雷ガール「」

ほむら「地味に巻き沿いになってるわ」

魚雷ガール「くっ……よくも!」

ボーボボ「祭りじゃ、祭りじゃ!」

KING鼻毛さん「ホルアクティ祭りだ!」

首領パッチ「天の助! ホルアクティの用意だ!」

天の助「ん? 今、売ったよ」

ボーボボ・首領パッチ・KING鼻毛さん「「「田中さんのホルアクティ!!!」」」

ボーボボ「田中さんのホルアクティを追悼だ!」

首領パッチ「よっしゃ! 仁美!」

仁美「は、はい?」

首領パッチ「ホルアクティに追悼の言葉だ!」

仁美「>>161



らーらーらー、ららーらー、ららー、ららー、ららーらー
らーらーらー、ららーらー、言、葉ぁに、できなぁーい
(1分経過したから連投、ダメだったら安価下)

仁美「らーらーらー、ららーらー、ららー、ららー、ららーらー らーらーらー、ららーらー、言、葉ぁに、できなぁーい 」

杏子「歌い出した!? しかも、ノリノリで!?」

ボーボボ「いやー、実にいい歌声だ」

仁美「ありがとうございます」

ほむら「どうしたの、急に」

ボーボボ「実はその歌声にスカウトが駆けつけてな」

ほむら「スカウト?」

仁美「まあ!」

ボーボボ「どうぞ」

首領パッチ「ハイハイ、ワタシ、スカウトネー」

杏子「胡散臭い外国人みたいに登場しやがった!?」

KING鼻毛さん「スカウトさん、どうですか、この子は!」

天の助「10年に1人の逸材ですぞ!」

仁美「まあ。そんなに褒められたら、照れてしまいます」

杏子「照れる場面か?」

さやか「流石は仁美」

首領パッチ「ゼヒ、ウチ二キテクダサーイ。ファーストト4バンハアケテオキマース」

杏子「野球!? 歌声関係ない!?」

ボーボボ「ぬおおおお!!!!」

ボーボボ「広島万歳!」

ズバババババババババ!!!!

皆「ぎゃあああああああああああああ!!!?」

バタン

ボーボボ「スタッ」

ぴしゃあああああああああん!!!

首領パッチ「」

天の助「」

魚雷ガール「」

ほむら「景色は元に戻ったみたいね……」

杏子「ということは……勝ったのか?」

ボーボボ「いや……」

魚雷ガール「ぐぐ……」

ほむら「!?」

杏子「まだ、生きてやがったのか!?」

魚雷ガール「中々のこうげきよ……でも、ここで倒れる訳にはいかないわ。大切な教え子のためにも!」

杏子「なんだ、その使命感」

ボーボボ「流石は先生。だが、俺は先生を越えていく!」

ナレーター『ボーボボの鼻毛真拳秘(まるひ)奥義『聖鼻毛領域(ボーボボ・ワールド)』ですら、耐え抜いた魚雷ガール。はたして、ほむら達は先生の愛の授業を乗り越えることはできるのか!? 次回に続く』

次回予告

ほむら「いい加減にワルプルギス戦まで行きたいわね」

杏子「それは言うなよ」

ボーボボ「魚雷先生! お前はこの奥義で倒す!」

ほむら「あっちはノリノリね」

杏子「次回」

ほむら「『決着!!

魚雷先生、花と散る!?

魔法少女フォーエバー!』

ほむら「次回もお楽しみに」

今回はここまで

次は土曜日です

第45話『『決着!!

魚雷先生、花と散る!?

魔法少女フォーエバー!』

前回のあらすじ

ナレーター『ほむら達の前に立ち塞がる魚雷ガール。鼻毛真拳秘(まるひ)奥義『聖鼻毛領域(ボーボボ・ワールド)』により、魚雷ガールを追い詰めるも、耐えられてしまったのであった』



魚雷「もう、あなた達に勝ち目はないわ。何故なら、私は魚雷だから!」

ボーボボ「魚雷先生が魚雷で来るなら、こちらは魔法少女で迎え撃つのが道理!」

首領パッチ「うむ」

天の助「当然だな」

杏子「いや、どんな理屈だ!?」

ほむら「隙ありよ」

シャキン

魚雷ガール「!?」

ほむら「この拳銃であなたを撃ち抜……」

魚雷ガール「魚雷!」ドガッ

ほむら「ぐっ……」ガクッ

魚雷ガール「甘いわね」

ボーボボ「隙ありだ!」

魚雷ガール「!?」

ボーボボ「あっちむいてほい」←

魚雷ガール「←」

ボーボボ「わーい! 僕の勝ちだー」

魚雷ガール「Orz」

杏子「台無しだあああああ」

魚雷ガール「って、ふざけんじゃ……!?」

ボーボボ「気がついたようだな。前と同じように洗礼として『ボボちゃんマーク』がついていることに!」

魚雷ガール「ぐっ……」

天の助「飛べない魚雷はただの魚雷だ」

杏子「何言ってんだ、こいつ」

ボーボボ「この隙に魚雷先生を倒す! 魔法少女らしく! 鼻毛真拳奥義!」

ダダダダダダダ

ボーボボ「ハリケーンミ●サー」ドシン

魚雷ガール「ぎょら!?」

杏子「魔法少女要素がまるでない!?」

ボーボボ「そして! 魔法少女の必殺技!」

ボーボボ「ボボボボのピストル!」ドスン

魚雷ガール「がはっ!?」

ほむら「魔法少女要素はどこいったの!?」

首領パッチ「俺達も魔法少女らしくいくぜ!」

天の助「おう!」

首領パッチ「魚雷は外! 魚雷は外!」パッパッ

天の助「猫はうち! 猫はうち!」パッパッ

杏子「やっぱり、魔法少女関係ない!? というか、猫はうち!?」

猫「そうじゃ。猫はうちじゃ」

杏子「なんか、出た!?」

ボーボボ「ぬおおおお! 魔法少女らしく!」

ぬちょぬちょ

ボーボボ「納豆ふりかけアタック!」

杏子「魔法少女関係ねえ!!!!」

ボーボボ「食べ物、粗末にするんじゃねえ!」ドガッ

魚雷ガール「がはっ」

杏子「お前が言うな!」

首領パッチ「なんて、魚雷だ」

天の助「食べ物を粗末にするなんて、恥ずかしくないのか」

ボーボボ「そんな罰当たりな魚雷はここで倒す! 魔法少女らしく!」

魚雷ガール「………」

魚雷ガール「流石は魔法少女ね」ムクリ

ほむら「どこが?」

ボーボボ「ここからはコンビプレイだ! ほむら!」

ほむら「ほむ?」

ほむら「いきなり、言われても、何をすればいいのよ」

ボーボボ「>>176



石化攻撃

ボーボボ「石化攻撃だ!」

ほむら「敵を石化させる気なのかしら? でも、私にそんな力は……」

ボーボボ「石化攻撃じゃ!」カチカチ

杏子「自分が石化!?」

ほむら「というか、私もなってる!?」カチカチ

ボーボボ「ちなみに材質はスポンジです」

杏子「やわらか!?」

ボーボボ「ぬおおおお! ほむら、続け! 石化攻撃!」

ほむら「もうやけよ」

ポヨンポヨン

魚雷ガール「……」ピキピキ

魚雷ガール「がはっ」パリーン

杏子「くだけた!? スポンジなのに!?」

へっぽこ丸「あれは……魔法少女48の殺人技の1つ」

杏子「語り出すな!」

マミ「48の殺人技!?」キラキラ

杏子「食いつくな!」

魚雷ガール「はあはあ……流石ね。もう、その奥義まで身につけるなんて」

へっぽこ丸「今の技は48の殺人技の中でも別格だからな」

杏子「はいはい」

天の助「今度は俺達……」

魚雷ガール「てめえは!」

ボーボボ「引っ込んでろ!」

カキーン

天の助『ピカーン』

杏子「息、ぴったしだな」

首領パッチ「天の助の敵討ちだ! いくぞ! マミ! さやか!」

マミ「ええ」

さやか「私も?」

首領パッチ「よっしゃ! 俺達……」

パチ美「パチキュアが相手よ」ウフン

杏子「気持ち悪いわ!」

ボーボボ「出たな、パチキュア」

魚雷ガール「私達が相手よ」

杏子「おまえ、敵かよ!?」

パチキュア「いくわよ! 愛と正義の必殺……>>182

アンパンチ

パチキュア「いくわよ! 愛と正義の必殺……アンパンチ!!」

タッタッタッ

パチキュア「喰らいなさ……」

ガシッ

魚雷ガール「この程度?」

ボーボボ「欠伸が出るわ」

杏子「だから、何で、お前は敵サイドなんだよ」

パチキュア「くっ……マミ! さやか! お前らもアンパンチだ!」

さやか「いや……この年齢でそれはちょっと……」

マミ「さすがにねえ」

パチキュア「あなた達!」

ボーボボ「終わりだな、パチキュア!」

パチキュア「くっ……」

愛「パチキュア!」

勇気「諦めないで!」

パチキュア「あなた達は!?」

勇気「あなたの友達の」

愛「愛と!」

勇気「勇気です!」

パチキュア「ああ……(涙)」

パチキュア「いたんだ……私にも友達いたんだ……」

魚雷ガール「茶番はここまでよ!」

タッタッタッ

パチキュア「……愛と勇気の!」

パチキュア「首領パッチ!」ドカッ

魚雷ガール「がはっ」バタン

杏子「おお!」

ほむら「やったかしら!?」

魚雷ガール「はあはあ……そう。あなた達は魔法少女の極意をマスターしたのね」

ボーボボ「先生のおかげです」

杏子「もう、つっこまん」

魚雷ガール「でも、まだよ! それではキュウイフルーツの夜を倒せないわ! 本気で来なさい!」

ボーボボ「先生!」

首領パッチ「今こそ、皆の力を合わせるんだ!」

天の助「首領パッチの言う通りだ!」

ボーボボ「よし! ここからは全員の力で行くぞ!」

魚雷ガール「来なさい!」

ボーボボ「頼んだぞ、さやか!」

さやか「私!? いきなり、言われても……」

首領パッチ「遅い! 俺が先に行くぞ! ほむら! 首領パッチマジカルステッキだ!」

ほむら「いきなり、言われても……」

ガサゴソガサゴソ

ほむら「ネギしかないわ」

杏子「何でだよ」

首領パッチ「おお! 首領パッチマジカルステッキじゃねーか!」

魚雷ガール「ただのネギだろ!」

ピョーン

ステン

魚雷ガール「しまったわ……いつもの癖で……」

パチキュア「今だわ! 『納豆ネバネバ朝御飯!』」

杏子「なんだ、その呪文!?」

ぴゅうううううううううううううう

ほむら「何かしら、この音は……!?」

ぴゅううううううドガアアアアアアアアン!!!!!

隕石『こんにちはー』

魚雷ガール「ぎゃああああああああ」

杏子「あんな呪文で隕石が降ってきた!?」



魚雷ガール「はあはあ……」

天の助「次は俺……」

魚雷ガール「ぎょら!」ドガッ

天の助「げふっ」

バタンッ

魚雷ガール「ふん」

天の助「何で……俺だけ……」



ボーボボ「どうした! お前らも攻撃しろ!」

さやか「いや……私の剣じゃ、あの魚雷にはきついって」

ボーボボ「おまえ! やってもみないで諦めんのか!」

上条「そうだよ、さやか」

中沢「諦めんなよ! どうして、そこで諦めんだよ!」

仁美「さやかさん……私はあなたを信じてます」

さやか「皆……」

ボーボボ「いけ、さやか」

さやか「………いくぞおおおおおおおお!!!! スパークエッジ!」

カキーン

魚雷ガール「……」

さやか「……」

剣『ぽきっ』

さやか「……」

魚雷ガール「……」

さやか「……」

魚雷ガール「……」



さやか「orz」

杏子「なら、次は私だ!」

タタタタ

魚雷ガール「来なさい!」

疾風迅雷

ズバシャアアアアアア

魚雷ガール「ぐはっ」

魚雷ガール「バタン」

ボーボボ「……」

首領パッチ「……」

天の助「……」

ボーボボ「うわあ……」

首領パッチ「つまんねえ」

天の助「空気読めよな」

杏子「普通にあいつ、倒しただけでこの言われようはなんだ?」

ボーボボ「よっしゃ! 次は俺だ!」

魚雷ガール「来なさい!」

ボーボボ「ぬおおおおおおお!!!!」

ボーボボ「デビルバットゴースト」

魚雷ガール「なに!?」

ボーボボ「ぬおおおお!」

ボーボボ「タッチダウン!」

首領パッチ「流石はボボシールド!」

天の助「サイン下さい!」

杏子「何してんだ!?」

さやか「あれはアメフトだよ」

杏子「いや、それはどうでもいいよ」

マミ「次は私ね……ティロ・フィナーレ!!!」ズドン

ドガアアアアアアアアン

魚雷ガール「ぐはっ」ガクッ

さやか「やった! 流石はマミさん!」

首領パッチ「………」

首領パッチ「おまえ、そればっかりだな」

マミ「Σ( ̄ロ ̄lll)」

魚雷ガール「はあはあ……」

ボーボボ「最後はお前だ、ほむら」

ほむら「と言われても……」

ほむら(すでに時間停止、爆弾、拳銃……全て、効きそうにないわね)

ボーボボ「早くしろ! のんびりしてる間にあいつが復活するぞ!」

アノマロカリス「どもー」

ほむら「誰!?」

ボーボボ「まあ、取り敢えず、髪の毛、ファサって、やってみろ」

ほむら「どうしてよ」

ボーボボ「いいから」

ほむら「……」ファサファサ

ファサ

ファサファサ

ファサファサファサ

ボーボボ「魔法少女最終奥義『ファサファサ天国』」

ほむら「勝手に変な技にされた!?」

ボーボボ「髪の毛の力を知れえええ!!!!」

魚雷ガール「がはっ」

魚雷ガール(これが……魔法少女の力……)

ドサッ

魚雷ガール「」

ボーボボ「終わったか」

魚雷ガール「むくり」

杏子「!?」

ほむら「まだ、生きてるの!?」

魚雷ガール「さすがね、あなた達。もう、先生が教えることは何もないわ」

ほむら「何も教わってはないのだけど」

ボーボボ「先生!」(TT)

首領パッチ「先生!」(ToT)

天の助「(T_T)」

魚雷ガール「行くのよ、あなた達。早く、ギガ達を倒して来なさい」

ボーボボ「先生は?」

魚雷ガール「落第生の補習をするわ」ガシッ

さやか「え!?」

ボーボボ「そうか。それじゃ、お元気で。待ってろ、ギガ!」

さやか「いや、ちょ、私は!?」

ほむら「まどか!」

杏子「急げ!」

さやか「皆!」

魚雷ガール「行くわよ」ズルズル

さやか「誰か助けてええええええええええええ」

ナレーター『死闘の末に魚雷ガールを倒したほむら達。次に待ち受けるギガ達を倒すことができるのか!?』

次回予告

織莉子「ようやく、私達の出番ね」

キリカ「長かったねえ、ここまで」

ギガ「待ちくたびれたぜ、ボーボボ!」

ほむら「次回」

ほむら「『最終決戦開始!!!

暁美ファミリーVS織莉子ファミリー

ギガ、てめえだけは許さねえ』」

ほむら「次回もお楽しみに」

今回はここまで

次は土曜日です

第46話『『最終決戦開始!!!

暁美ファミリーVS織莉子ファミリー

ギガ、てめえだけは許さねえ』

前回のあらすじ

ナレーター『魚雷ガールを魔法少女の力を見せつけて、倒したほむら達。そして、ギガ達の待つ、屋上に向かうのだった』



屋上前

ボーボボ「この扉の向こうか」

ほむら「相手は強敵よ。気をつけましょう」



首領パッチ『今日はついに最終面接……ここまで長かった』

書類選考

書類『白紙』←合格

筆記試験

居眠り←合格

1次面接

わが社を志望した理由 近いから←合格

2次面接

サボり←合格

首領パッチ「……」

首領パッチ「俺の頑張りの結果だな」

杏子「いや、頑張った要素がまるでねーよ」

『次、首領パッチさん』

首領パッチ「おし! 行ってくるぜ!」

首領パッチ(面接は第一印象が大事。インパクトを与えてやるぜ)

コンコン

『どーぞ』

がちゃっ

屋上

パチ美「失礼します」

杏子「第一印象最悪だ!?」

ほむら「というか、敵は?」

豚「君、かわいいね」

パチ美「やだ、面接官たら。お上手ねえ」

豚「それで君の面接結果は……」

パチ美「合格ですか!?」

豚「不合格」

パチ美「」

パチ美「何で!? 私のこと、かわいいって、言ったじゃない!」

豚「社交辞令だよ、君」

パチ美「ガーン」

パチ美「社会って厳しいのね! ぐす」

『俺は甘いぞ』

パチ美「?」

チョコ「俺は甘い」

ボーボボ「ペロッ。しょっぱ!?」

チョコ「え!? 俺、しょっぱいの!?」

首領パッチ「チョコなのに使えねえ」



???「相変わらずだなあ、ボーボボ」

ボーボボ「ん?」

ギガ「遅かったな」

織莉子「まさか、ここまで来るなんてね」

キリカ「使えねえ奴等」

ボーボボ「ギガ!」

ほむら「……やっぱり、こいつらね」

ほむら「まどかは! まどかはどこにいるの!」

織莉子「!? どういうこと!?」

ギガ「慌てんなよ」パチン

まどかオブジェ「」

ほむら「まどか!」

ギガ「さあ、始めるか、ボーボボ」

ほむら「お前だけは……絶対に許さない」スッ

ギガ「ん? なんだ? てめえには用はねえ」

ほむら「まどかを返しなさい」

ギガ「ああ?」

キリカ「っていうか、もう戦う意味がない気がするんだけど」

織莉子「そうね。悪いけど、このまま、破壊させてもらうわ」

キリカ「悪く思わないでね」

ほむら「させない……」

ギガ「まあ、待てよ。せっかく、ここまで来たんだ。相手してやらなきゃ悪いだろ」

織莉子「別に戦うのが目的ではないのだけど」

ギガ「俺はこいつらに借りがある。それにそいつのエネルギーは強力だからな。利用させてもらうぜ」

ほむら「ごちゃごちゃうるさいわ。さっさとあなた達を倒す」

バキュン

ギガ「グチャ」

バタン

ほむら「」

杏子「おまえ……額を撃ち抜いたのか!?」

マミ「流石に今のは……いくら、敵でも」

ほむら「わ、私は、いつもみたいに平気だと思って……」

杉パッチ「いい加減にしなさい!!!」

ほむら「ビクッ」

杉パッチ「あなたの過ちのせいでどれだけの人が苦しんでると思ってるんですか!」

ほむら「刑事さん……」

杉パッチ「さあ。行きましょうか」

ほむら「……はい」

杏子「いや、待て。乗せられるな」



『バーカ』

ほむら「!?」

ギガ「オブジェだよ」

杏子「オブジェだと!?」

杏子「オブジェってなんだ?」

ほむら「さあ?」

ギガ「いきなり、やってくれるじゃねーか」パチン

魔法少女『オブジェ』

真拳使い『オブジェ』

ギガ「俺の技は厄介でな。他の真拳使いのエネルギーを使わなきゃならねえ。まあ、魔法少女でも代用できるがなあ」

織莉子「仕方がないわね……行くわよ、キリカ」

キリカ「うん」

杏子「来るぞ!」

ボーボボ「慌てるな! 避難訓練で学んだことを忘れるな!」

首領パッチ・天の助「「おう!」」←防災頭巾装着

杏子「無理があるだろ!」

ボーボボ「だが、防災頭巾なら……防災頭巾なら、きっと、何とかしてくれる」

杏子「ただの防災頭巾だろ、それ。そこまで期待かけるもんか?」

首領パッチ「ただの防災頭巾じゃない! お母ちゃんが夜なべをして、作ってくれた防災頭巾なんやで……」グスグス

天の助「てめえは母ちゃんを馬鹿にすんのか!?」

杏子「いや、その……ごめん」

ギガ「ホーミング・オブジェ」ドカドカ

ほむら「馬鹿なことをやってる間に攻撃が来たわ!?」

ボーボボ「安心しろ。俺達にはこのお母ちゃんが作ってくれた防災頭巾がある」

ほむら「いや、無理でしょ」

オブジェ→→→防災頭巾

ドガアアアアアアアアン!!!!

防災頭巾『ボロボロ』

首領パッチ「母ちゃんの防災頭巾が!?」

杏子「当然の結果だな」

ボーボボ「許さねえ………よくも、防災頭巾を!」

キリカ「うるさいな」

ズバシャアアアアア

ボーボボ「ぐはっ」

首領パッチ「ボーボボ!」

キリカ「騒ぎ過ぎだよ」

ボーボボ「ぐっ……」ガクッ

ほむら「あいつが膝を着くなんて……」

母ちゃん「しっかりおし!」

杏子「だれっ!?」

ボーボボ「母ちゃん……」

母ちゃん「防災頭巾の仇を取るんだろ!」

ボーボボ「防災頭巾……」

回想

ボーボボ「見てみてー。山ができたよー」

防災頭巾「……」

ボーボボ「わーい。ブランコだー」

防災頭巾「……」

ボーボボ「シーソーだ。どっちが重いか比べようぜ」

防災頭巾「……」

回想終了

ボーボボ「防災頭巾……」

杏子「寂しすぎだろ、その過去」

キリカ「さっさとくたばれ」

ボーボボ「ぬおおおお!!」

ボーボボ「防災ヘルメット」バシン

キリカ「ぐはっ」ゴツン

バタンッ!!!

ズサササ

織莉子「キリカ!?」

ボーボボ「やっぱ、防災にはヘルメットだぜ」

杏子「あれ!? さっきまでの話は!?」

ギガ「相変わらずだな、ボーボボ。だが、てめえを倒すのは俺だ! クレイ・ハンド」

ガシッガシッ

ボーボボ「ぐっ!?」

ほむら「しまっ……」

杏子「なんだ、これ……」

マミ「ちょっ!?」モミモミ

マミ「何で、胸を……」モミモミ

天の助「身体が引きずり込まれる!」

ほむら・杏子・マミ・ボーボボ・首領パッチ・天の助「「「「「「うわあああああああああ」」」」」」

仁美「皆さんが地面に引きずり込まれましたわ」

中沢「……まずくね?」

ギガ「次はてめえらだ」

上条「うんこ師匠!」

ソフトン「ソフトンだ」

ソフトン「案ずるな。あいつらはこんなところで敗れる奴等ではない」

仁美「ん? これは……」

看板『水をあげてください』

仁美「唐突に訳の分からない看板ですわ。……今は紅茶しかないので、紅茶をあげましょう」

ジョロジョロ

ボコボコ

ガシャンッ

首領パッチ「あっつ!?」ガバッ

ボーボボ「カットカット」

仁美「ええ!?」

首領パッチ「てめえ! いきなり、熱いのかけやがって! 火傷したら、どうすんだよ!」

天の助「今のはギガにやられて、流した涙に奇跡が起きて、復活する流れだろ!」

ボーボボ「感動が台無しだろ!」

仁美「も、申し訳ありません。ではリテイク……」

キリカ「っていうか、復活してるよ、この3人!?」



ボーボボ「……」キリッ

ギガ「この3人が復活しても、魔法少女のあいつらは戻らないようだな」

ボーボボ「それはどうかな?」

ギガ「なに!?」

ボーボボ「俺にはこれがあるからな」

ダウジングマシーン『俺に任せな』

ボーボボ「………」スタスタ

ダウジングマシーン『ピコンピコン』

ボーボボ「ここだ」

首領パッチ「ここほれ、わんわーん」ガシガシ

どびゅうううう

ボーボボ「わーい!」

首領パッチ「温泉が湧いたー」

天の助「さっそく、入ろうぜー」

キリカ「え!? ここ、屋上だよね!?」

ザバー

ほむら「はあ……いいお湯ね」

マミ「屋上に温泉も中々面白いわね」

杏子「極楽♪ 極楽♪」

魚雷ガール「はあ……お肌がすべすべになるわ~」

さやか「」

ギガ「なっ……」

ほむら「!? きゃっ」

マミ「覗きよ!」

ギガ「は?」

ボーボボ「この……変態がああああああああ!!!!」ドカドカ

ギガ「ぐはっ」バタン

ギガ「てめえ……」

トントン

ギガ「なんだ、てめえ……」

警官「この人かね、覗きは」

パチ美「そうよ!」

天子「この人が私達の身体を舐めいるように見てきたのよ!」

警官「署までご同行を」

ギガ「うるせえ!」バンッ

警官「げはっ」

首領パッチ・天の助「「お巡りさん!」」

警官「30年間、住民に慕われながら、過ごしてきた。だけど、私も警官として、凶悪犯を捕まえたかったが……駄目だったか……」ガクッ

ボーボボ「ああ……ギガああああああああ!!!!」

ボーボボ「まどかのみならず、防災頭巾や町のお巡りさんを傷つけ、覗きまでする、貴様は絶対に許さん」

ギガ「はっ! 許さないから、どうし……」

???「この……」

魚雷ガール「覗き野郎!」ドカッ

ギガ「がはっ」

キリカ「こいつは……」

織莉子「誰?」

魚雷ガール「まったく。人がせっかく、補習の合間に温泉に来たのに。覗きなんて、乙女の敵ね。絶対に許せないわ」

さやか「そうぎょら」

杏子「さやか! しっかり、しろ!」

キリカ「厄介なのが増えたね」

織莉子「私達はあのオブジェを壊せばいいから、相手にする必要もないんだけどね」

ボーボボ「ギガよ。貴様の技を破ったぞ」

ギガ「…………破った? 忘れたか、ボーボボ」ムクリ

ギガ「まだ、俺は奥義すら使ってないってな」

ボーボボ「そういえば……」

天の助「すっかり、忘れてたな」

首領パッチ「あいつ、噛ませだしな」

ギガ「……」ギリッ

ナレーター『ついに始まった最終決戦。未だ、実力を隠す織莉子達にほむら達は勝てるのか? 続きは次回』

次回予告

ほむら「『オブジェ真拳炸裂!?

ハレクラニとギガ

どこで差がついたのか?』」

杏子「手抜きな予告だな」

今回はここまで

次は土曜日です

第47話『『オブジェ真拳炸裂!?

ハレクラニとギガ

どこで差がついたのか?』

前回のあらすじ

ナレーター『激しい戦いの束の間。温泉で身体を温めるほむら達。そんな中、それを覗きに来たギガ。乙女の敵に怒り爆発のほむら達はギガに戦いを挑む』

杏子「悪意ありすぎだろ!」



ギガ「てめえら……生かしちゃおかねえ」

ボーボボ「…………」

ボーボボ「(-.-)Zzz・・・・」

杏子「寝るなよ!」

ギガ「ふざけやがって。おまえら! やれ!」

織莉子「え? 私達?」

キリカ「いつの間にか、仕切りやがって」

ほむら「あなた達は絶対に倒すわ」

織莉子「!?」

キリカ「させるか!」

ズバ

かしゃん

かしゃん

シャアアアアア

キリカ「!? いない!?」

ほむら「まどか!」

まどかオブジェ「」

キリカ「ちっ」

織莉子「あれを奪われては駄目よ」

首領パッチ「ここを通りたくば」

天の助「俺達を倒していくんだな」



ギガ「あの女……」

マミ「待ちなさい」

さやか「ここからは行かせないぎょら」

杏子「早く、正気に戻れ!」



ボーボボ「………」

ボーボボ『さあ、やってまいりました! 第1回『鹿目まどかオブジェ争奪戦』。実況は私、ボーボボ。解説にはソフトンさん、魚雷先生を呼んでおります』

ソフトン『よろしく』

魚雷ガール『ソフトン様~』

杏子「何してんだ、おまえら!?」



キリカ「チャンスだよ。何だか、弱そうな奴等が相手だし」

織莉子「油断は禁物よ」

キリカ「……でも」

首領パッチ「わーい。蝶々だー」

蝶々「ヒラヒラ」

天の助「待てー」

キリカ「あれ、強そうに見えないよ」

織莉子「……」

首領パッチ「それー」ガバッ

蝶々「……」

首領パッチ「わーい。蝶々、捕まえたー」

天の助「ばんざーい」

蝶々「………」

蝶々「なにさらしてんじゃい、てめえら!」

首領パッチ「蝶が切れた!?」

ズバシャアアアアア

蝶「ひらひら」

天の助「ひいいい、虫取網を引き裂いた!?」

蝶「てめえよ。人が優雅に飛んでたのによ。それを邪魔するの、なんなの? 死ぬの?」

天の助「すんませんした!」

首領パッチ「すべて、あいつらのせいです!」ビシッ

キリカ「私達!?」

蝶「許さねえ……」

蝶「加勢するぜ」

蝶々「お前達、いくぞ」

蝶々達「ひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひらひら」

蝶々「蝶の大行進」

キリカ「げはっ」

織莉子「ごふっ」

首領パッチ「ぷっ。流石は蝶だぜ。見事に騙されてんの」

天の助「所詮、虫は虫だな」

蝶々×100「そうだな」

首領パッチ「」

天の助「」

ボコスカボコスカ

首領パッチ・天の助「「ぎゃあああああああああ」」



マミ「私が後ろから援護して……ごにょごにょ」

杏子「よし」

さやか「ぎょら」

杏子「じゃあ、いくぞ!」ダッ

ギガ「突っ込んできたか。だが、横に……」

バンッ

ギガ「!?」

マミ「ふう」

ギガ「横には逃がさねえか。なら……」

ギガ「帝王感覚」

ギガ「読めた!」

ギガ「ホーミング・オブジェ」

ドカドカ

杏子「なに!?」

マミ「逃げて! 佐倉さん!」

杏子「くっ。だが……」

さやか「ぎょら!」ダッ

杏子「時間は潰せた」

ギガ「そんな攻撃はお見通しだ。クレイハンド」

ガシッ

さやか「!?」ズテン

杏子「足にさっきの手が!?」

ギガ「あははははは。魔法少女もその程度か」



まどかオブジェ「」

ほむら「どうすれば、元に戻せるの?」オロオロ

ボーボボ「拝んでみれば」ホジホジ

ほむら「まどか様、概念様。ぶつぶつ」

ボーボボ「やだ、この子!? 本当に拝んじゃった!? やめなさい。ご近所に変な子だと思われちゃうでしょ」

ほむら「黙りなさい。まどか様概念様ぶつぶつ」



キリカ「邪魔だ」

ズバシャアアアアア

天の助「ぎゃあああああああああ。俺の身体がああああああああ」プルンプルン

天の助「バラバラになっちまった!?」

首領パッチ「ふーん」

天の助「あれ!? 冷たい反応!?」

キリカ「まだ、息があったか!」

ズバシャアアアアア

ズバシャアアアアア

天の助『バラバラ』

首領パッチ「天の助がバラバラになっちまった!? ………まあ、いいか」

キリカ「いいのかよ!?」



首領パッチ「こんばんはー。パッチシェフの料理教室だよー。さっそく、今日、作る料理は朝食の定番『お味噌汁』だ」

パッチシェフ「作り方は簡単でーす。まず、コーラを鍋にたくさん入れて、沸かしまーす。さらにお味噌を入れまーす。そして、バラバラになった天の助を入れまーす」

キリカ「うげえ」

パッチシェフ「それをお茶碗に入れて」

ばちゃああああああ

首領パッチ「出来上がり!」

織莉子「あっつ!?」

キリカ「何してんだ、てめえ!」

ズバシャアアアアア

首領パッチ「ぎゃあああああああああ」



杏子「くそ……」

マミ「強い……すごい奥義ね」

ギガ「はあ? こんなん、奥義にする価値もねえ技だぜ」

マミ「!?」

杏子「ちっ。まだ、力を隠し持ってるってか。気に入らねえな」

さやか「ぎょら」

杏子「頼むから、やめてくれ、さやか」

マミ「皆。もう一度、協力するわよ」

杏子「しゃーねえな」

ギガ「何度来ても同じ……」

マミ「はあ!」ダダダ

バキュンバキュンバキュン

ギガ「!? ちっ」

オブジェ『カキンカキン』

杏子「隙ありだよ!」

ギガ「後ろだと!?」

ズバシャアアアアア

ギガ『首コロリン』

杏子「ちっ。また、オブジェか」

ギガ「てめえら……許さねえぞ……」

さやか「ぎょら!」

ドンッ

ギガ「ぐはっ!?」



ほむら「まどか様、概念様ぶつぶつ」

仁美・上条・中沢・ボーボボ・魚雷ガール・ソフトン「「「「「「まどか様、概念様、ぶつぶつ」」」」」」

全校生徒・先生方「「「「「「まどか様、概念様、ぶつぶつ」」」」」」

へっぽこ丸「大変なことになってる!?」



ギガ「オブジェ真拳奥義『『メガ・シャンデリア』」

杏子「空に変なのが出てきたぞ」

マミ「気をつけて! 仕掛けてくるわ!」

ギガ「喰らいやがれ!」

ズドドドドドド

杏子「鉄球が落ちてきたぞ」

ズドンズドン

バキュンバキュン

マミ「皆。気をつけて!」

さやか「ぎょら」

ズバシャアアアアア



織莉子「あっちは優勢のようね」

キリカ「まあ、1人で頑張ってるね」

首領パッチ「」

天の助「」

織莉子「こっちはとうに決着はついたのだけど」

天の助(しめしめ。このまま、死んだ振りをしておけば、無事に逃げられる)

天使天の助『それでいいのか?』

天の助(天使さん!?)

天使天の助『仲間を助けなくて、本当にいいのか?』

天の助(……)

天使天の助『わしはいいと思う』

悪魔天の助『俺も』

天の助(いいの!?)

天使天の助『勝てるわけないやん』

悪魔天の助『せやな』

天の助(…………)

天の助(今日もいい天気だ)

織莉子「邪魔者もいなくなったわ。さっさとあれを破壊……」

???「待てよ」



>>244

訂正

ギガ「オブジェ真拳奥義『『メガ・シャンデリア』」 →ギガ「『メガ・シャンデリア』」



ズドドド

杏子「うら!」

マミ「空のあれを破壊しなくちゃ、まずいわね」

杏子「頼んだぞ、マミ!」

マミ「任せて! ティロ・フィナーレ!」ズドン

メガ・シャンデリア『ドカアアアアアアアアアン』

ギガ「ぐっ……」

マミ「終わりよ」

ギガ「はあ? オブジェ真拳奥義『ギガサウンド』」

スピーカー『バカサバイバー』

杏子「がはっ」orz

マミ「身体が!?」orz

さやか「ぎょら!?」orz

ギガ「この音楽を聞いたものは俺を敬うポーズをとっちまうのさ!」

杏子「ぐぐ……」

マミ「この音楽を止めないと……」

ドカンッドカンッ

ズドドドドドド

スピーカー『蜂の巣』

ギガ「なに!?」

???「返しなさい……返しなさい……」

ギガ「貴様は!?」



織莉子「あなたに私達を止められるの? アフロさん」

ドドーン

ボーボボ「ここから先は行かせねえ」ポキポキ

キリカ「邪魔をするなら、容赦はしないよ」シャキン

ボーボボ「ふっ」ガシッ

天の助「ん?」

首領パッチ「あ?」

ボーボボ「俺のこの伝説の剣(天の助)と盾(首領パッチ)で相手をするぜ」

天の助「俺、剣!?」

首領パッチ「ふっ。盾の力を見せてやる」

キリカ「そいつら、武器だったの!? というか、1人、やる気だ!?」

ボーボボ「いくぜ!」

ぽいっ

びゅううううううううううううう

天の助「ぎゃあああああああああ」

キリカ「え!? いきなり、投げた!?」

ドカッ

織莉子「げふっ」

キリカ「しまっ……」

ボーボボ「余所見は禁物だ! いけっ! 首領パッチボール!!!」

びゅううううううう

ドカッ

キリカ「ぐっ……」

首領パッチ「どうよ、俺の仕事は」

キリカ「はあはあ……」

織莉子「」

キリカ「……許さない」

ボーボボ「来いよ。全力で相手をしてやる」

ボーボボ「首領パッチが」

首領パッチ「俺!?」



???「やかましい音楽をかけて……まどかへの祈りの邪魔よ」ファサ

マミ「暁美さん!?」

さやか「転校生!」クワッ

杏子「正気に戻ったか、さやか!」

ギガ「誰かと思えば、惨めに泣き崩れてた女じゃないか」

ほむら「まどかを元に戻しなさい。さもなければ、あなたと戦わなくてはいけなくなるわ」

ギガ「はあ? ふははははは。面白いこと言うじゃねえか」

ほむら「………」

ギガ「てめえごときに俺が倒せるとでも?」

ほむら「ええ」

かしゃん

( ・_・)ノΞ●~*×100

かしゃん

ドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカドガドカ

杏子「ぐっ……なんつう、爆風だ」

マミ「や、やりすぎよ、暁美さん」

ほむら「やりすぎ? どこが?」



ギガ『粉々』

杏子「酷いことしやがる」

ほむら「安心しなさい。そいつは」

ほむら・ギガ「「オブジェだから」」

ほむら「つまらない手ね」ファサ

ギガ「……てめえ」

ほむら「まどかを元に戻しなさい。そうしたら、命だけは助けてあげるわ」

ギガ「ピキ」

ナレーター『織莉子達とボーボボ。ギガとほむら達。緊迫した戦いが続くなか、決着はどうなるのか!? 続きは次回』

次回予告

ほむら「ギガ。お前だけは許さないわ。例え、命を無くしても、おまえは倒す」

杏子「怖いな、あいつ」

マミ「鹿目さんをオブジェに変えられたから」

まどか「次回」

ほむら「『反撃のギガ!?

オブジェVS時間停止

やっぱり、ハレクラニのほうが真拳的に使いやすいかな?』」

ほむら「次回もお楽しみに」

今回はここまで

次は土曜日です

第48話『『反撃のギガ!?

オブジェVS時間停止

やっぱり、ハレクラニのほうが真拳的に使いやすいかな?』

前回のあらすじ

ナレーター『まどかを救うべく、織莉子達との戦いに望む、ほむら達。はたして、勝利を手にするのは!?』



織莉子「……」

ボーボボ「……」

織莉子「邪魔をするなら、容赦はしないわよ」

ボーボボ「上等だ! かかってこいや!」

キリカ「よく言ったね」ダッ

ボーボボ「って、こいつが言って」

天の助「」クルリ

天の助「てめえがいけ!」ポイッ

ボーボボ「ぎゃあああああああああ」

キリカ「あんたが来たか。上等だよ」シャキン

ボーボボ「や、やばい。ど、ど、どどどうしよ」

首領パッチ「落ち着け、ボーボボ!」

天の助「こういう時には魔法の呪文だ!」

ボーボボ「そうか!」

パンパンッ

ボーボボ「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユートピア!」

パンパンッ

キリカ「」

キリカ「なんだ……こいつ」ヒキッ

ボーボボ「隙ありだ! ワキ毛真拳奥義」

ボーボボ「毛魂(スパークリング)」

ズバシャアアアアア

キリカ「がはっ!?」

織莉子「ワキ毛!?」

ボーボボ「織莉子達よ。お前の毛が泣いてるぞ」



ほむら「死ぬ気でかかってきなさい」

マミ「暁美さん、怖いわね」

杏子「あいつが人質だからな」

ギガ「上等だ! オブジェ真拳奥義」

パリンパリンパリンパリン

ほむら「!?」

マミ「オブジェが割れていくわ」

ギガ「俺の奥義は厄介でね。こうして、真拳使い達のエネルギーを使わなきゃならないんだ」

杏子「ぐっ……まずいぞ」

さやか「あいつ……」

ギガ「ハハハハ。オブジェ真拳芸術奥義『死の螺旋階段(デス・ロンド)』」

メガオブジェ・エッグ『どーん』

ほむら「これは……」

ギガ「俺を倒したかったら、上まで上がってきな」

杏子「これを登れってことか」

マミ「罠の匂いがするわね」

さやか「関係ないよ! まどかを助けなきゃ!」

ほむら「美樹さやかの言う通りよ。あいつを生かしておいては末代までの恥よ」

杏子「そこまで言うか?」

さやか「行くよ! さやかちゃんに続けー!」ダッ



ボーボボ「ほむら達は平気か? ギガにやられてなければいいが……」

キリカ「喰らえ!」

サッ

ズバシャアアアアア

天の助「ぎゃあああああああああ」

キリカ「あんたの相手は私達だよ」

ボーボボ「くっ……天の助えええ!!!」

がちゃ

冷蔵庫『天の助入りましたー』

ボーボボ「天の助えええええええええ!!!!!!」

ぽいっ

屋上→→→→→地面

どがしゃあああああああああん

キリカ「仲間を捨てた!?」

織莉子「好都合ね」

ボーボボ「天の助えええええええええ」

首領パッチ「………」

首領パッチ「ぱかっ」

天の助「呼んだ?」

キリカ・織莉子「「えええええええええええええええ!!!?」」

オブジェ「ビビビビビビ」

バキュンバキュン

マミ「はあはあ……」

杏子「しかし、何なんだ、こいつは。本当に人間か?」

さやか「ある意味、魔女の結界より厄介だわ」



ギガ「やるじゃん♪ だが」

ギガ「オブジェ真拳奥義『メガオブジェ・エッグ』」

ドガドカドガドカ

さやか「なんか、飛んで来た!」

ほむら「落ち着きなさい」

かしゃん

( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*

かしゃん

どがしゃあああああああああん

さやか「ひい!?」

杏子「おい!」

ほむら「何人も私の行く手を邪魔させないわ」




ギガ「あの野郎……なら!」

ギガ「オブジェ真拳超奥義『邪眼顔面像(キラー・ボール)』

邪顔「やっほー」

さやか「わわ。変な顔のオブジェが!?」

ギガ「これで貴様らも終わりだ」



首領パッチ「今度はこっちから仕掛けるぜ!」ダッ

キリカ「……」

首領パッチ「首領パッチソード!」スカッ

ボーボボ「なっ!?」

ボーボボ「ストライーク。三振。バッターアウト」

首領パッチ「くっそ」

天の助「よし。次の打者は俺な」

織莉子「野球!?」

キリカ「遊びは終わりだよ」

ズバシャアアアアア

天の助「ぎゃあああああああああ」

ズバシャアアアアア

首領パッチ「ぎゃあああああああああ」

ズバシャアアアアア

ボーボボ「ふぁーあ」

天の助「」

首領パッチ「」

ボーボボ「」(-.-)Zzz・・・・

キリカ「ふん。おしまい」

へっぽこ丸「いや、ちょっと待て! 明らかに1人、おかしい!」



邪顔「ドガドカ」

さやか「あぶっ!?」ヒョイヒョイ

マミ「やっかいね。この攻撃は」

杏子「進みづらいったらありゃしないな」

ほむら「ごちゃごちゃうるさいわね」

( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*( ・_・)ノΞ●~*

どがしゃあああああああああああああん

さやか「かあああああ! いちいち、爆破するな!」

杏子「こっちの身にもなれよ!」



ボーボボ「ふぁーあ。よく寝た」

キリカ「こいつ……」

織莉子「相手のペースに惑わされては駄目よ、キリカ」

キリカ「うん」

ボーボボ「さあ、皆! ボーボボ体操の時間だよー」

首領パッチ・天の助「「わーい」」

ボーボボ「まずは……」

ボーボボ「イナバウアー」

首領パッチ・天の助「「イナバウアー」」

キリカ「いきなり、難易度高っ!?」

ボーボボ「そのまま、どーん」

織莉子・キリカ「「がはっ」」



ほむら「見えたわ」

ギガ「ちっ。もう、着きやがったか」

ほむら「覚悟しなさい」

ギガ「はっ! オブジェ真拳奥義『サウザンド・トレース』」

ギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガギガ

杏子「たくさんのギガ達が現れやがった」

ギガ「ぐははは。てめえらはここで終わるんだよ」

ほむら「巴マミ」

マミ「任せて!」タッ

『無限の魔弾』

ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

ギガ達「ぐはああああああああああああ」

ギガ「なんだと!?」

マミ「所詮、分身は分身ね」

ギガ「ぐっ」

ほむら「あなたもおしまいよ。さっさとまどかを元に戻しなさい」

杏子「マミがあの分身達を粉砕したのに、何もしてないあいつが何で、強気なんだ?」

さやか「そこはスルーしてあげなよ」



織莉子「はあはあ……まさか、このアフロがここまで強いなんて……」

キリカ「……そうだね。でも……」シャキン

キリカ「こっからは全力でいくよ」ダッ

キリカ「はあ!」

ボーボボ「首領パッチガー……」

キリカ「……」キッ

のろのろ

ズバシャアアアアア

ボーボボ「ぐはあ!?」

ボーボボ(馬鹿な……首領パッチガードが間に合わなかった……だと……)

キリカ「あんたもおしまいだよ」

へっぽこ丸「ボーボボさん!」



天の助「いいぞ、キリカ様! ボーボボをやっちまえ!」

へっぽこ丸「裏切りやがった、あの野郎!?」



キリカ「どんどんいくよ」ダッ

ボーボボ「相手がどんどん来るなら、こちらは」

リョーボ「ロンドンいくよ」バシュッ

首領パッチ「出た! ツイストサーブだ!」

キリカ「……」サッ

ズバシャアアアアア

ボーボボ「ぐはっ!?」

ボーボボ(また、俺の背後に……)

キリカ「さっさと諦めて降参すれば、命だけは助けてあげるよ」

首領パッチ「キリカ様の言う通りだ!」

天の助「往生際が悪いぞ!」

へっぽこ丸「あいつら……」



ほむら「まどかを元に戻しなさい」

ギガ「はっ。これで勝ったつもりか?」

ほむら「素直に言うことを聞いてくれそうにないわね」

さやか「そりゃあねえ」

ギガ「ここまで登ってきても、お前らじゃ、俺には勝てない」クイッ

マミ「!?」ガシッ

マミ「しまっ……」

ほむら「巴マミ!?」

ギガ「まずはこいつから、オブジェにしてやるよ」

ほむら「やめなさ……」

ズバシャアアアアア

ギガ「ぐっ」

杏子「……」

ほむら「杏子!」

杏子「ごたごたうるせえな。……殺すぞ」

マミ「はあはあ……」

さやか「マミさんへの技が解けた!」

ほむら「………杏子。あなたの意見に私も賛成よ」ファサ

ほむら「実はここを登る途中、時限爆弾を至るところに仕掛けておいたの」

マミ「え?」

さやか「は?」

杏子「えっと……それを」

ほむら「起爆するわ」ポチッ

どがしゃああああああああああああああん

さやか「ちょっ!?」

ほむら「自分の真拳に埋め立てられなさい」

杏子「何を言ってんだ、てめえは!」

マミ「せめて、私達が逃げ出した後にでも……」

ほむら「あなた達。無駄話は後にして、逃げるわよ」

杏子「……こいつ」

さやか「今は四の五の言ってる場合じゃない!」

マミ「走りましょう!」

ギガ「……てめえら」

杏子「てめえは寝てな」ガツン

ギガ「ぐっ……」

杏子「じゃあな」



ボーボボ「くっ……一体、何をしたんだ」

キリカ「切り刻んであげる」ダッ

ズバシャアアアアア

ズバシャアアアアア

ズバシャアアアアア

ボーボボ「ぐわああああああ」

へっぽこ丸「ボーボボさん!」



首領パッチ「うまいねえ。このキャベツ」

ボーボボ「ありがとうございます。何せ、うちは刻みが違いますからねえ。君、また、頼むよ」

キリカ「やるか!」

キリカ「というか、私はいつの間にキャベツを刻んでいたんだ?」

ボーボボ「貴様の技は強力だ。だが……」

ぱかっ

キリカ「アフロが開いた!?」

織莉子「仕掛けてくる……」

海亀「わしにはその力は通用せんわ」

織莉子・キリカ「「なんか、出た!?」」

海亀「お前さんの力は速度を低下させるようじゃな。だが、わしには効かんぞい」

キリカ「むかつく亀だな」

織莉子「所詮は亀よ。さっさと倒すわ」

キリカ「うん」

ボコスカボコスカ

海亀「いたっ!? ちょっ、やめ……」

浦島ボーボボ「何してんだ、お前ら!」

ドカッボカッ

キリカ「がはっ」

織莉子「ぐふっ」

浦島ボーボボ「亀を……」ガシッ

海亀「浦島ボーボボさん……」

浦島ボーボボ「いじめてんじゃねえ!」

ボコスカボコスカ

キリカ「ちょっ……痛い……」

織莉子「やめて……」

海亀「わしを武器にしないで!」

浦島ボーボボ「邪魔」ポイッ

海亀「あーれー」

ボーボボ「鼻毛真拳奥義『Wマグナム』」

首領パッチ・天の助「「ぎゃあああああああああ」」

ドカッドカッ

織莉子・キリカ「「げふっ」」

バタンッ

首領パッチ「」

天の助「」

織莉子「」

キリカ「」

どがしゃあああああああああん

ボーボボ「ん?」

ほむら「終わったようね」ファサ

杏子「何、格好つけてやがる。はあはあ」

さやか「こっちは死ぬかと思ったんだぞ」

ボーボボ「そちらも無事のようだな」

ほむら「そんなことより、まどかのオブジェを……」

パリンパリンパリンパリンパリンパリン

ほむら「!?」

マミ「オブジェ達が!?」

ギガ「……許さん……許さんぞ! 貴様らあああああああああ!」

次回予告

ほむら「あれで負けたんじゃなかったの!?」

ギガ「この俺様があの程度で負けるかよ」

ギガ「ここから、俺様の本気を見せてやる」

首領パッチ「雑魚真拳のくせに」

まどか「次回」

ほむら「『ギガの本気!?

織莉子達の逆襲!?

軍艦もアニメのOPは仲間みたいだったんだけどなあ』」

ほむら「次回もお楽しみに」


今回はここまで

次は土曜日です

第49話『『ギガの本気!?

織莉子達の逆襲!?

軍艦もアニメのOPは仲間みたいだったんだけどなあ』

前回のあらすじ

ナレーター『織莉子達を追い詰めたほむら達。全てが終わったかのように思えたがまどかは元に戻らず、ギガの叫びが木霊したのだった』



ギガ「許さねえぞ、貴様ら」

ほむら「まだ、生きて……!?」

杏子「どういうことだ、おい! あいつ、髪型、変わってんじゃねーか!」

さやか「いや、そこは重要か?」

ボーボボ「ギガ……」

キリカ「………」ムクリ

キリカ「……だ、大丈夫、織莉子?」

織莉子「……ええ」ムクリ

マミ「!?」

杏子「あいつらも生きてやがったか!?」

首領パッチ「そして、俺た」

ボーボボ「てめえらはいらねえ!」

ボコスカボコスカ

首領パッチ「ぎゃあああああああああ」

天の助「俺にも喋らせろ!」



ギガ「よくもやってくれたな」

ほむら「まだ、生きていたのね」ファサ

ほむら「何度、戦っても、結果は同じ。まどかを返しなさい」

ギガ「うるせえ! てめえらは芸術的に倒してやるよ」

さやか「上等だよ!」ダッ

杏子「待て、さやか!」

さやか「はああああ!!!!」

ギガ「…… 」クワッ

さやか「ぐっ!?」

ギガ「お前の芸術性は50点!」

ズバシャアアアアア

さやか「きゃあああああああああ」

杏子「さやか!?」

ギガ「芸術性のない技じゃ、俺には傷をつけられない」

ボーボボ「まずい! ここは俺が!」

キリカ「お前の相手は私達だよ」

ボーボボ「ぐっ」

杏子「さやかの仇だ!」ダッ

ギガ「はん! お前は」

ギガ「49点」

杏子「きゃあああああああああ!?」

杏子「さやかに……1点差、か」ガクッ

マミ「佐倉さん!」

マミ「こうなったら、私がいくわ」

ほむら「迂闊にいけば、返り討ちよ!」

マミ「安心して。負けるもんですか」タッ

首領パッチ「出たあああああ!」

天の助「マミさんのおおおおおお!!!」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」ズドン

首領パッチ・天の助「「ティロコンボだ!!!」」

ギガ「100点」

ギガ「だが、あまいな!」

背景『シャルロッテ』

マミ「え?」

首パックン

首領パッチ・天の助「「マミさあああああん」」

マミ「」

さやか「」

杏子「」

ほむら「皆!」

ギガ「次はお前だあああああ!!!!」



ボーボボ「鼻毛真拳……」ノロノロ

キリカ「ほら!」

ズバシャアアアアア

ボーボボ「ぐっ!?」

ソフトン「あいつの力は……どうやら、相手の速度を低下させるものらしいな」

へっぽこ丸「くっ……負けるな、ボーボボさん!」

ボーボボ「なるほど。お前の力は速度低下か」

キリカ「分かったところで、私の攻撃は防げないよ!」

???「それはどうかのう?」

キリカ「誰!?」

阿笠博士「わしじゃよ」

へっぽこ丸「黒幕が来ちゃった!?」

ボーボボ「きたぞ!」

首領パッチ「ジャンプとサンデーの夢の共演だ!」

天の助「マガジン代表は誰だ!」

カイジ「ここは……」

へっぽこ丸「マガジンはマガジンでも、ヤ○グマガジンだあああああ!?」

ボーボボ「鼻毛真拳奥義」

ボーボボ「『三大少年漫画夢の共演!』」

ズバシャアアアアア

キリカ「ぐはっ」

へっぽこ丸「1人、青年誌だよ!」

織莉子「馬鹿な……」



ギガ「どうした? 諦めて、降参したら、どうだ?」

マミ「」

さやか「」

杏子「」

ほむら「くっ」

ギガ「貴様1人では俺には勝てんぞ」

ほむら(あいつは芸術性で攻撃を仕掛けてくる。私に何か打つ手はないの?)

???「ほむらが何時、1人だって?」

ほむら「?」

パチ美「ほむらにはお母さんがいるわ」

天の助「非常食もな」

ほむら「うざい」

パチ美「もう! 照れなくてもいいのよ。お母さん、ほむらのためにほむらが喜ぶ物を買ってきたわ」

ほむら「私が喜ぶもの?」

パチ美「お母さん、ほむらのためにたくさん買ってきたわ。はい」

パチ美「たわし」

ほむら「いらないわ」

ポイッポイッ

パチ美「痛い痛い!」

パチ美「もう、嫌! お母さん、もう、家庭内暴力には耐えられないわ。オーイオイ」

ボーボボ「母さん」

パチ美「あなた!」

ボーボボ「苦しいのは分かってる。だが! ここで負けては! ほむらが間違った道を進んでしまう!」

パチ美「……そうよね。私がほむらを正しい道に進ませなきゃ」

ボーボボ「その意気だ、母さん!」

パチ美「ほむら! たわしだけじゃなくて、トイレ用洗剤もあるわ!」

ほむら「………」

ギガ「ちょうどいい、ボーボボ! まとめて、貴様らを始末してやる!」

ボーボボ「!? させるか!」

ぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっぽいっ

ボーボボ「おら! おら! たわしじゃい!」

パチ美「トイレ用洗剤つきよ!」

ほむら「え、ちょっと!?」


ボーボボ「待て!」

パチ美「もう、どうしたのよ、あなた」

ボーボボ「お前がつけてるそれは……トイレ用洗剤じゃなくて、歯みがき粉じゃないか!」

パチ美「Σ( ̄ロ ̄lll)」

パチ美「そんな……私としたことがなんて、ミスを……」

ボーボボ「気にするな、パチ美。誰にでも、ミスはあるさ」シャカシャカ

ほむら「何をつけてるのよ」

キリカ「まだ、終わってない!」ダッ

ボーボボ「ん?」

ボーボボ「トイレ用洗剤付きのたわしの力を思いしれ!」バッ


首領パッチ「ぎゃあああああああああ」

ドオオオオオオオオオン!!!!

キリカ「げふっ!?」

ギガ「喰らいやがれ、ボーボボ!」

織莉子「よくもキリカを!!

ほむら「挟み撃ち!?」

ボーボボ「安心しろ! 左右から来るなら!」

ぽよんぽよん

ボーボボ「トランポリンで上に回避だ!」

首領パッチ「わーい」

天の助「俺の身体がぷるぷる震えるぜー」

ほむら「」

ギガ「無駄だ!」

織莉子「喰らいなさい!」ドン

ボーボボ・首領パッチ・天の助「「「ぽよん」」」

ピカーン

ほむら「宇宙まで飛んでったわ!?」

ギガ「なっ!?」

ばああああん

ギガ「ぐはっ」

ギガ「てめえ! 何をしやがる!」

織莉子「今のは仕方がないわ」

カチャリ

織莉子「!?」

織莉子(油断したわ! 何時の間にか、私の頭に銃口が!?)

ほむら「降参しなさい。じゃないと、あなたの頭を撃ち抜くわ」

織莉子「ぐっ」

ギガ「やりたきゃ、やれよ。俺には関係ないことだ」

ほむら「!? どうして!? あなた達は仲間じゃないの!?」

ギガ「仲間? 俺はボーボボを倒すのに利用しただけだぜ。まあ、思わぬ、収穫もあったがな」

まどかオブジェ「」

ほむら「くっ」

ギガ「だから、撃ち抜いてもらっても、かまわない。どのみち、てめえは倒すしな」

???「ギガアアアアアアアアアア!!!」

ギガ「!?」

ほむら「この声は!?」

ボーボボ「喰らいやがれ! 首領パッチ・天の助・ダブルミサイル!」

ポイッポイッ

首領パッチ「ぎゃあああああああああ」

天の助「ぐわああああああ」

ギガ「なっ!?」

ほむら「さっ」

織莉子「あっ……」

ズドオオオオオン!!!

織莉子「きゃあああああああああ」

ギガ「ぐわああああああ」

ボーボボ「すたっ」

ボーボボ「ギガ。仲間を粗末に扱うなんて、貴様は絶対に許さん!」

ほむら「……」

首領パッチ「てめえが!」

天の助「言うな!」

ボコスカボコスカ

ボーボボ「ぎゃあああああああああ!!!!」



織莉子「はあはあ……」

キリカ「だ、大丈夫、織莉子」

織莉子「私は平気よ。キリカは?」

キリカ「大丈夫」

ギガ「うだうだ言ってねえで、さっさとあいつらを倒すぞ!!!」

キリカ「……おまえ」

織莉子「キリカ。……分かってるわ」

ほむら「やらせないわ」

かしゃん

かしゃん

ほむら「カチャリ」

織莉子「!?」

ほむら「次は撃ち抜くわ」

キリカ「おまえ……」

ほむら「動いたら、どうなるか……分かってるわね」

キリカ「……」

ギガ「だから! 俺には関係ない……」ダッ

杏子「隙ありだ!」

ギガ「なっ!? こいつ、何時の間に!?」

杏子「うらああああああ!!!」

ギガ「だが……芸術性がなければ、俺には無意味!」

ボーボボ「芸術性なら、ある! 鼻毛真拳奥義!」

ボーボボ「『映画入場者特典『さや杏色紙』!!!』」

色紙『10000点』

ギガ「ぐはっ」



ほむら「もう、終わりよ」

キリカ「………おまえは許さない!」ダッ

ほむら「!?」

織莉子「今!」ポンッ

ほむら「かはっ」バタン

ほむら「しまった!?」

キリカ「喰らえ! ステッピングファング」

杏子「まずい!?」

ボーボボ「ほむら! 今、助けるぞ! この……」

パチン

ボーボボ「爪切りでな」

杏子「期待薄だ!」

首領パッチ「爪切りを舐めんな!」

ボーボボ「爪切りには無限の可能性がある!」

パチンパチンパチンパチンパチンパチンパチンパチンパチンパチンパチンパチン

ボーボボ「鼻毛真拳奥義『深爪地獄』」

キリカ「私のかぎ爪が!?」

首領パッチ「爪切りの無限の可能性!」

パチンパチンパチンパチンパチンパチンパチンパチンパチンパチン

織莉子「私の爪が!?」

きらりーん

織莉子「綺麗になってる!?」

杏子「ええ!? 何でだよ!?」

パチ美「うふん。奥様のためにこの爪切りでたくさん磨きました」

織莉子「ありがとう」

杏子「戦闘中とは思えないやり取りだな!?」

天の助「よっしゃ! 俺の技術も見せてや……」

ギガ「ああ!?」

天の助「」

天の助「ギガ様は爪まで綺麗ですね~」

杏子「敵に媚びてやがる!?」

ギガ「邪魔だ!」

20点

天の助「ぎゃあああああああああ」

天の助「あの野郎……雑魚真拳のくせに調子に乗りやがって。ボーボボ! やっちまいな!」

ボーボボ「この裏切り者があああ!」ドカッ

天の助「ぎゃあああああああああ」

杏子「当然の結果だな」



ボーボボ「今度はこっちの番だ! 向こうにはない連携で攻めるぜ!」

首領パッチ「おう!」

杏子「いや、こっちにもないだろ」

天の助「待て! あのフォーメーションを見ろ!」

後ろ ボーボボ   首領パッチ 前 

天の助「オーストラリアンフォーメーション!?」

杏子「なんだ、そりゃ」

マミ「オーストラリアンフォーメーションとはテニスのダブルスで使われる陣形よ」

杏子「そうなのか? ……いや、おかしい!? 何で、今、それを!?」

首領パッチ「ボーボボ。俺達のチームワークを見せる時だ」

ボーボボ「任せな」


ボーボボ「滅せよ」ボンッ

首領パッチ・織莉子・キリカ・ギガ「「「「ぎゃあああああああああ」」」」

杏子「よし!」

さやか「敵、全員に大ダメージだ!」

ほむら「味方もいたのだけど」



キリカ「はあはあ……このまま、戦っても、おそらくは決着がつかない。……なら!」

織莉子「……キリカ」

キリカ「織莉子……」

ぴしゃあああああああああん!!!

ほむら「!? これは!?」

杏子「まさか!?」

ナレーター『織莉子達を追い詰めていく、ほむら達。しかし、突然、訪れたキリカの異変とは!? 次回に続く』

次回予告

ほむら「まさか、魔女化!?」

杏子「くそっ!!」

ボーボボ「へー」

首領パッチ「よかったなー」

杏子「他人事だな、おまえら!」

まどか「次回」

ほむら「『キリカ魔女化!?

決着の時は近い?

影が薄いよプルプー』」

ほむら「次回もお楽しみに」



今回はここまで

次は土曜日です

第50話『『キリカ魔女化!?

決着の時は近い?

影が薄いよプルプー』」



前回のあらすじ

ナレーター『ギガと織莉子達を順調に追い詰めたほむら達。だが、キリカの様子に変化が訪れたのだった』



キリカ「ぐうううう」

ほむら「あれは!?」

杏子「さやかが魔女になった時と同じやつだ!」

マミ「まずいわ!」

ボーボボ「心配するな。俺達にも、まだ、できることがある」

ボーボボ「Bボタン連打!」

首領パッチ「目指せ、高橋名人!」

ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ

杏子「何やってんだ!?」

キリカ魔女「ゴゴゴ」

ほむら「遅かったわ」

ギガ「ぐはははは。いいぞ! あいつらを始末しな!」

キリカ魔女「………」

ズバシャアアアアアア

ギガ「ぐはっ」

マミ「仲間を!?」

杏子「正気を失ったか!?」

ほむら「いいえ。あいつにとっては目的のために手を組んでいたにすぎない。自分が魔女になり、私達を倒せる力を手に入れたのなら、あいつにとってはいてもいなくても、問題ないんだわ」

杏子「なるほどなあ」

織莉子「キリカ……」

ボーボボ「くっ……こうなったら、俺達も奥の手を使うしかないようだな」

首領パッチ「そうか。あの手か」

天の助「いよいよ、俺達の力を見せる時が来たな」

杏子「奥の手だと?」

ほむら「また、ろくでもないことでしょ」

ボーボボ「………」

アフロ「ぱかっ」

アフロ「お入り♪」

首領パッチ「わーい」

天の助「遊ぼう、遊ぼう」

杏子「なんだ、ありゃ」

ほむら「知らないわよ」

キリカ魔女「……」

ズバシャアアアアアア

かしゃん

かしゃん

ほむら「あなたの攻撃は私には当たらないわ」

ほむら(とはいえ、持久戦はきついわね)

首領パッチ「それー」

天の助「やっほーい」

アフロ「かちゃ」

杏子「おい! あいつら、アフロの中に入っちまったぞ!?」

ほむら「知らないわよ」

ボーボボ「うわああああああああ!!!!」

ボーボボ「鼻毛真拳究極・最終奥義『聖鼻毛融合(ボーボボ・フュージョン)』」

ぴかああああああああ!!!!

???「融合完了」

杏子「誰!?」

ほむら「うるさいわよ、きょ……誰!?」

ボボパッチの助「俺の名前はボボパッチの助」

ほむら「……誰?」

マミ「名前から察するに融合というか合体したような感じね」

ボボパッチの助「鼻毛真拳奥義『M・T(マジで・タイム)』」

織莉子「!?」

キリカ魔女「!?」

ほむら「何が起こるの!?」

ボボパッチの助「M・T(マジで・タイム)が発動すると「マジで!!?」な出来事が相手を襲い、テンションが低いと窒息死する」

杏子「死ぬのか!?」

ボボパッチの助「さあ! マジでな出来事が始まるぞ!」

>>322





訂正

ボボパッチの助「鼻毛真拳奥義『M・T(マジで・タイム)』」

織莉子「!?」

キリカ魔女「!?」

ほむら「何が起こるの!?」

ボボパッチの助「M・T(マジで・タイム)が発動すると「マジで!!?」な出来事が相手を襲い、テンションが低いと窒息死する」

杏子「死ぬのか!?」

ボボパッチの助「さあ! マジでな出来事が始まるぞ!」

何が起こるか

>>323

次は月曜日の朝

ソウルジェムはでかいあめ玉だった

りりこの父の幽霊が現れる

しーん

ほむら「何も起こらないじゃない」

杏子「やっぱり、くだらない技だって、ことだな」

りりこの父の霊「そうじゃな」

ほむら・杏子「「…………………」」

ほむら「誰よ!?」

杏子「というか、身体が透けてやがる!?」

マミ「ま、ま、まさか、幽霊!?」ガクガクブルブル

杏子「ま、ま、まさか、そんなことは」ガクガクブルブル

りりこの父の霊「そうだけど?」

杏子「マジで!?」

ほむら「素直に認めたわね」

りりこの父の霊「久し振りじゃの、ほむらちゃん」

ほむら「初対面よ、私達」

りりこの父の霊「忘れたか? 近所に住んでたりりこの父だよ」

ほむら「そもそも、りりこって、誰よ」

ボボパッチの助「やあ、3丁目のりりこの父」

りりこの父の霊「おお、1丁目の田中さん」

杏子「おまえら、知り合いかよ………っていうか、苗字、田中なのかよ!?」

ボボパッチの助「ああ」

杏子「マジで!?」

織莉子「りりこだか、マジでだか、知らないけど、今がチャンスよ」

キリカ魔女「……」

ズバシャアアアアアア

りりこの父の霊「ぐわああああ」

マミ「りりこさんのお父さんの霊が!?」

杏子「長いな、呼び方」

ボボパッチの助「やってしまったな」

ほむら「どういうことよ」

ボボパッチの助「りりこの父の霊を倒すと」

キリカ魔女→りりこ

りりこ「あれ?」

ボボパッチの助「倒したものがりりこになるんだ」

杏子「マジで!? というか、マジだ!?」

織莉子「キリカ!」

りりこ「キリカ? 誰それ? 私、りりこ!」

織莉子「ああ! キリカ!」

ボボパッチの助「ボヤボヤしている暇はない。もうすぐにマジでな出来事が迫ってるぞ」

杏子「マジかよ」

何が起こるか

>>332

次は明日かあさっての朝です

マミさんの巻き髪が脱着可能

ボボパッチの助「ところで、マミ」

マミ「何かしら?」

ボボパッチの助「髪の毛に埃がついてるな」

マミ「え!? 本当!?」

ボボパッチの助「取ってやろう」

マミ「大丈夫。自分でやれるわ」

カチャ

マミ「~♪」パッパッ

杏子「…………」

ほむら「…………」

さやか「…………」

織莉子「…………」

りりこ「…………」

全員(マミ以外)「それ、取れるの!?」

マミ「? ええ。これ、脱着可能なのよ」

杏子「マジで!?」

ほむら「いつからよ」

マミ「んー、小さい頃からかしら」

さやか「どこで売ってたんですか?」

ほむら「そもそも、売り物なの?」

マミ「んー、キュプネットで売ってるわよ」

杏子「キュプネット!?」

QB「僕達が運営している魔法少女専用ショップさ」

杏子「そんなん、あんのかよ」

ほむら「というか、いたのね」

QB「このショップではマミの巻き毛からまどかのパンツまで、魔法少女に必要な物を取り揃えているのさ!」

杏子「マジで!?」

QB「だから、僕と売買契約を結んで、商品を購入してよ!」

杏子「無駄に難しい言い回しだな」

ほむら「というか、いるの? 巻き毛やパンツは」

QB「君はノーパン至上主義かい?」

ほむら「今すぐ、殺してあげるわ」

QB「恥ずかしがることはない。世の中にはいろんな趣味がある。僕のショップはどんな趣味の魔法少女にも対応している。暁美ほむら。君が望むなら、鹿目まどか1/1フィギュアを売ってあげるよ」

杏子「売ってるのかよ、そんなの」

マミ「キュプネットは万能よ。その気になれば、私の頭さえ、売ってるんだから」

杏子「ふーん。頭まで………マジで!?」

ほむら「まどかの1/1フィギュアを買い占めるわ」

杏子「お前は何をやってんだよ!」

ほむら「勘違いしないで。私は邪な気持ちで買い占めようとはしてないわ。訳のわからない連中の手に渡らないようにしているだけよ」

杏子「現在進行形でわからないのはお前だよ」

マミ「キュウベえ。私に巻き毛を」

QB「キュップイ」

キリカ「ねえ」

QB「なんだい?」

織莉子「キリカは売ってないかしら?」

りりこ「? キリカ?」

QB「あいにく、売ってないよ」

杏子「あんたも何を買おうとしてんだ!」

織莉子「仕方がないじゃない! こんな……」

りりこ「ゲップ」

織莉子「こんな訳のわからないやつと仲間なんて、ごめんよ!」

ほむら「まどかフィギュアを買い占めるのに30年もローンを……」

さやか「あんたって……ほんと、バカ」

杏子「あんたを否定できないわ」

QB「おまたせ、マミ。サービスでダイナマイトをつけておいたよ」

杏子「マジで!? どんなサービスだよ!?」

マミ「でも、ダイナマイトなんて、いらないわ。火をつけて、捨てましょう」

杏子「何をやってんだ!?」

ぽいっぽいっ

織莉子「ん?」

ドガシャアアアアアアアアアアン

織莉子「ぎゃああああああああ」

りりこ「わあああああああ」



ほむら「………まどか」スリスリ

杏子「マジで何してんだ、あんたは!?」

ボボパッチの助「繁盛してるか、キュウベえ」

QB「あ、店長」

杏子「お前が店長!? マジで!?」

QB「そんなことで驚いていてはいけないよ」

杏子「あん?」

QB「次のマジでな出来事はすでに」

QB×100「始まってるからね!!!」

杏子「マジで!?」

何が起こるか

>>346

次は明日かあさっての朝です

乙!まさかこんな展開になるとはwwwwww気づいたらマジでって言ってるの杏子しか居ないww
マジでな出来事×100って何ぞwwww
安価kskst

杏子「気持ち悪いな、こいつが100匹もいると」

???「そうね」

杏子「ん? おい、ほむら。あんたらしくもないぞ。そんなでかい声を出すなんて……」

メガほむ「どうかしたの? 杏子」

杏子「馬鹿でかくなった!?」

さやか「マジで!?」クルリ

さやか「マジだ!!!」

ボボパッチの助「メガほむを眼鏡をかけたほむらかと思った? 残念、でかくなったほむらだ!!!」ドヤア

杏子「ドヤ顔で何を言ってんだ!?」

メガほむ「………」

メガほむ「とりあえず」

カチャ

ドンッ

メガほむ「一発、ぶっぱなすわ」

織莉子・りりこ「「ぎゃあああああああ」」

さやか「きゃああああああ」

マミ「」

杏子「何してんだ、お前は!」

メガほむ「お、お、落ち着いてください!」

杏子「また、なんか、出た!?」

さやか「あんたは何者よ」

メガほむ「わ、私が本物のあ、暁美ほむらです!」

杏子「三つ編みで眼鏡をかけたあんたがねえ」

さやか「にわかには信じられないわ」

メガほむ「な、なら……証拠を見せます」

ダンス←劇場版のあれ

メガほむ「どうですか!?」

杏子「いや、どうもこうも……」

さやか「感動した! あんたは本物のほむらだ!」

杏子「マジで!? どっから、その結論になった!?」

さやか「はあ。あんたは何も分かってないわ」

ボボパッチの助「原作からして、転校の場面から、ミュージカルのように歌って、踊りながら、入ってきただろう」

ほむら『かわしたー』

杏子「マジで!?」

ちょんちょん

さやか「ん?」

メガ(サイズ)ほむ「私を無視しないで。消すわよ」

さやか「あんた、その図体で何を言ってるのよ」

杏子「というか、こいつは何なんだよ」

ボボパッチの助「メガほむが変身した姿だろ?」

さやか「マジで!?」

マミ「マミよ」

杏子「は?」

マミ「言い間違えたわ。マジよ。暁美さんは光の巨人みたいに変身するとメガほむからメガ(サイズ)ほむになるの」

さやか「マジっすか、マミさん!?」

杏子「じゃあ、メガ(サイズ)ほむは変身を解くと、メガほむに戻るのか?」

ボボパッチの助「いや」

ボボパッチの助「メガ(サイズ)ほむは変身を解くとりりこになる」

メガ(サイズ)ほむ「変身解除」



りりこ「おまたせ、杏子」

杏子「マジで!?」

メガほむ「み、皆さん! い、今は私の生態より鹿目さんを!」

杏子「いや、わりとあんたの生態のほうが気になるよ!」

QB「ほむらの生態が気になるのかい? なら、この本を買いなよ。円環の理出版『暁美ほむらの生態』定価\1800をね」

杏子「売ってるのかよ!?」

さやか「マジで!?」

りりこ「そんなことより、敵が弱ってるわ!」

メガほむ「い、一気にせ、攻めましょう」

杏子「お前らが仕切るな!」

何が起こるか

>>362

次は土曜日です

杏子が増殖

杏子「ったく。訳がわからないのが増えて頭が痛くなる」

杏子2「まったくだな」

杏子3「ほむらはまともだと思ってたのになあ」

杏子「……」

杏子「あたしが増えてる!?」

りりこ「マジで!?」

杏子「どういうことだ、おい!」

ボボパッチの助「知らないのか?」

ボボパッチの助「ビュティはこの時期になると、繁殖のために増殖するんだ」

杏子×10「マジで!?」

りりこ「増えてるわ!?」

杏子×50「マジで!?」

さやか「さらに増えてる!?」

マミ「無限に増殖する気ね!」

男「杏子1人ください」

QB「いいよ。そのかわり、美少女を連れてきて、僕と契約させて、魔法少女にしてほしいんだ」

杏子×100「人を勝手に売ってんじゃねえよ!」

メガほむ「あ、あの……ど、どうして、美少女何ですか?」

杏子×200「お前はどこかずれてるな!」

QB「決まってるじゃないか。美少女が最高だからだよ」

さやか「お前、絶対に感情があるだろ」



りりこ「……」キリッ

メガほむ「……」キリッ

杏子×500(オリジナル除く)「……」キリッ

ボボパッチの助「どうだ。俺の最高のメル友達は」

さやか「メル友!? マジで!?」

織莉子「訳がわからないわ……」

りりこ「安心して。織莉子は私が護る」

織莉子「帰って」

ボボパッチの助「いくぞ」

りりこ・メガほむ・杏子×1000「「「おう」」」

チャリン

織莉子「全員、ママチャリ!?」

ボボパッチの助「マツ毛真拳フォーエバー」

ズバシャアアアアアアアアアアア

織莉子・りりこ「「ぎゃああああああああ」」

織莉子(もしかしたら……このアフロなら……悲惨な未来も変えられる……かも……)

バタンッ

ぽんっ

ボーボボ「終わったか」

杏子「戻ったか」

マミ「増殖佐倉さんも消えたわ」

さやか「あれ……」

織莉子「」

キリカ「」

さやか「あいつ、魔女じゃない……元に戻ってる……」

ボーボボ「……そのほうが幸せだからな」

QB「は!? 僕は一体……」

ほむら「まどか! まどか!」

まどかフィギュア「……」

杏子「現実に戻ってこい」



ほむら「後はまどかを元に……」

ビュルルルル

皆「!?」

織莉子→織莉子オブジェ

キリカ→キリカオブジェ

ボーボボ「これは!?」

杏子「まさか!?」

首領パッチ「ノストラダムスの大予言か!?」

ノストラダムス『●年に少女が2人、オブジェになりまーす』

杏子「ピンポイントすぎるわ!」

ギガ「はははははは。次は貴様らだぞ………ボーボボ!」

ボーボボ「しつこい奴だな。ギガよ」

ナレーター『追い詰められたギガの次の一手は!?』

次回予告

ほむら「しつこい敵ね」

杏子「原作が不憫だから、このくらいは……」

ほむら「次回」

ほむら「『最終決着

ギガよ

見滝原中の屋上に眠れ』





今回はここまで

次は土曜日です

乙だぜ)^o^(
何気に男として登場してるwww
美少女か難易度高いな(^^;;
マジでTM続けたかった 地球vsQB星や舞台装置の魔女(?)とか\(^o^)/

第51話『『最終決着

ギガよ

見滝原中の屋上に眠れ』

前回のあらすじ

ナレーター『見滝原中の屋上で続く織莉子達との死闘はボーボボの鼻毛真拳究極・最終奥義『聖鼻毛融合(ボーボボ・フュージョン)』により、ボボパッチの助になり、マツゲ真拳により、織莉子とキリカを撃退。しかし、目覚めたギガが……』



ギガ「はあはあ……許さんぞ、貴様ら……」

ボーボボ「ギガ……」

ほむら「しぶといわね」

首領パッチ「この柿は渋いけどな」

杏子「だけど、あいつの力も大分弱ってるだろ?」

さやか「楽勝じゃん」

ギガ「舐めるなあああああ」

ドクドク

パリンパリン

杏子「あいつ、また、オブジェからエネルギーを!?」

ギガ「ふふふ、はははははは! 忘れたか! こっちには!」

織莉子オブジェ・キリカオブジェ「「」」ドクドク

杏子「あいつ、仲間から!?」

ギガ「仲間? 最初からそんなつもりはなかったがな」

まどかオブジェ「」ドクドク

ほむら「まどか!?」

ギガ「うおおお! みなぎってくるぜ!」

さやか「このままじゃ、まどかが……」

パチンパチン

パッチ婆「盆栽のお手入れですかな?」

ボーボボ爺「そうじゃ、婆さん」

ギガ「俺のエネルギー管を切るな!?」

ギガ「だが……まあいい。すでに十分なエネルギーは頂いたからな」

ボーボボ「ギガ! まどかのみならず、仲間の織莉子達まで傷つけるお前は絶対に許さん!」

ギガ「ほう?」

ぽよん

天の助「ん?」

ボーボボ「ということだ。頑張れ」

天の助「え!? 俺!?」

ギガ「どっちでもかまいやしねえよ。どうせ、全員、ここでお陀仏だからな」

杏子「調子に乗りやがって」

さやか「だけど、芸術性のない攻撃じゃあいつには届かないよ」

ボーボボ「安心しろ」

杏子「?」

パチ美「私達に」

天子「おまかせよ」ウフン

杏子「気持ち悪いわ!」

ボーボボ「あいつが芸術性で来るなら、俺達は魔法で勝負だ」

ほむら「つながりが分からないわ」

首領パッチ「よっしゃ! 俺の魔法からいくぜい!」

こちょこちょ

首領パッチ「ぶっはくしょん!!!!」

杏子「ただ、くしゃみしただけじゃねえか!」

ギガ「ぐわあああああああ」

ドガシャアアアアア

杏子「滅茶苦茶効いてる!?」

ギガ「舐めるな! このオブジェからパワーアップした俺の奥義を喰らいやがれ!」

まどかのノート

ボーボボ「ぐわあああああ」

首領パッチ「ぎゃああああああああ」

天の助「ぎゃああああああああ」

杏子「ノート1つで大ダメージだ!?」

さやか「あれはまどかの落書き帳!」

マミ「鹿目さんの力が強すぎて、ギガの技にも影響を及ぼしているのね」

杏子「それは分かったけど、どうすんだ?」

ほむら「現状では打つ手がないわね」

ボーボボ「いや、ある!」

杏子「!!」

ボーボボ「と言ってみたかった!」

杏子「殺すぞ、てめえ」

ボーボボ「ビュティが怖い!」

パチ美「よしよし。良い子でちゅねー」

杏子「うぜえ」

ボーボボ「こうなったら、できうる手段は1つしかない」

ほむら「何か手はあるのね」

ボーボボ「ああ。これを見ろ」

ベベ「マジョマンコカマンベール」

マミ「」バタン

杏子「マミ!?」

ボーボボ「間違えた。こっちだ」

消しゴム

杏子「どうやったら、間違えるんだよ」

ボーボボ「黒歴史は消してやる!」

ゴシゴシゴシゴシ

ギガ「ぐはっ」

ボーボボ「いっちょ、あがり!」

ドカッ

ギガ「げふっ」

ボーボボ「ギガよ。パワーアップしようが俺には勝てん」

ギガ「なに!? なぜだ!」

ボーボボ「……」

ボーボボ「」←格好良いこと言わせた奴、優勝

杏子「なんだ、これ」

首領パッチ「えーと、えーと………卵かけご飯が良いザマス」



ボーボボ「ギガよ。パワーアップしようが俺には勝てん」

ギガ「なに!? なぜだ!」

ボーボボ「……」

ボーボボ「卵かけご飯が良いザマス」

杏子「台無しだあああああ!!!」



天の助「なら、俺の番だ! ぬぬぬぬぬぬぬ」


ボーボボ「ギガよ。パワーアップしようが俺には勝てん」

ギガ「なに!? なぜだ!」

ボーボボ「……」

ボーボボ「ぬぬぬぬぬぬぬ」

杏子「さっきより、酷い!」



ギガ「がはっ……」

ボーボボ「次は……」

キョロキョロ

ボーボボ「お前だ」

さやか「あたし!?」

さやか「え、えーと……ら、ラズベリー?」

ボーボボ「ラズベリー……だと?」

首領パッチ「ついにラズベリーが来たか」

天の助「勝ったも同然だな」

杏子「たかだか、果物で……」



ボーボボ「ギガよ。パワーアップしようが俺には勝てん」

ギガ「なに!? なぜだ!」

ボーボボ「……」

ボーボボ「ラズベリー」

ギガ「は?」

全員「……」

首領パッチ「驚けよ」

ポイッポイッ

ギガ「いてっ!?」

天の助「ラズベリーでもっと驚けよ!」

ギガ「なんだ、こいつらは!」

杏子「本当に何なんだろうな」



ギガ「はあはあ……さらにエネルギーを……」

ずぼっ

ドクドク

さやか「あいつ、まどかからまたエネルギーを!」

ギガ「ぐはははは。こいつは素晴らしい! 無限にエネルギーが溢れてくる!」

ほむら「………」

かしゃんっ

かしゃんっ

ズバシャアアアアアアアアアアア

ギガ「!? 俺の管が!?」

ほむら「お前は絶対に許さないわ」

ボーボボ「ギガよ。貴様に魔法少女の恐ろしさを見せてやる」

ギガ「魔法少女の恐ろしさたと!?」

ボーボボ「魔法少女の恐ろしさ! 変身!」

BGM

ギガ「隙ありだ! オブジェ真」

ボーボボ「魔法少女の変身シーンを」

首領パッチ「邪魔するんじゃねえ!」

クロスボンバー

ギガ「ぐはっ」

ボーボボ「魔法少女の変身シーンを邪魔するな」

首領パッチ「常識だろ」

杏子「それは魔法少女には限らないだろ」

ボーボボ「おらおら! 次の魔法少女の恐ろしさを見せてやる!」ズルズル

ギガ「ひ、引きずるな!」

ボーボボ「魔法少女の恐ろしさ! その2!」

ボーボボ「かわいいマスコット!」

QB「きゅっぷい♪」

ボーボボ「……」

ボーボボ「うぜえ!!!」ドガッ

ギガ「ごはっ!?」

QB「きゅぷあっ!?」

ボーボボ「諸悪の根源が偉そうにマスコットしやがって」

ほむら「GJ」

ボーボボ「さあ、どんどんいくぞ! 魔法少女の恐ろしさ! その3!」

ボーボボ「結界だ!」

びゅうううううん!!!!

杏子「いや、これ、魔法少女じゃなくて、魔女だろ!?」

背景「ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ」

杏子「しかも、背景はぬだと!? だとしたら、これはあのところてんか!?」

ボーボボ「あたり」

天の助魔女「ぬの魔女。その性質は!」

天の助魔女「ところてん100%」

ズバシャアアアアアアアアアアア

ギガ「ぎゃああああああああ」

首領パッチ「えー。僕、いちご100%がいいー」



ギガ「はあはあ……あのオブジェのエネルギーでパワーアップした俺が……なぜだ……」

ボーボボ「まだ、分からないのか? エネルギーはエネルギーでしかないってことがな」

ギガ「貴様……」

ボーボボ「ギガよ。貴様を倒すのは俺の技ではない。魔法少女の力だ」

さやか「あいつを倒せる力を持った魔法少女で……」

首領パッチ「華麗な容姿やスタイルを持ち……」

天の助「とどめをさせる必殺技を持った魔法少女は1人しかいねえ!」

杏子「後の2つは必要か?」

さやか・首領パッチ・天の助「「「マミさんしかいない!!!」」」

マミ「ええ!?」

首領パッチ「マーミさん! マーミさん!」

天の助「いよっ! 日本一!!」

マミ「も、もう! からかわないで!」

さやか(でも、満更でもない顔をしてるなあ)

首領パッチ「マーミさん! マーミさん!」

首領パッチ・天の助「「マーミさん! マーミさん!」」

学校生徒全員「マーミさん!」

見滝原住民「マーミさん!」

日本人全員「マーミさん!」

杏子「規模がでかすぎだ!」

ボーボボ「よし! 頼んだ!」

マミ「オッケー。すぐに決めさせて……」

???「少し、頭、冷やそうか?」

マミ「……」

杏子「すごい人が来たあああああ!!!」

???「私の言ってること、何か間違ってるかな?」

ギガ「な、なんだ、このオーラは……」

ボーボボ「ギガ! これが魔法少女の力だああああああああああああああ!!!」

???「スターライトブレイカー!!!」

ギガ「ぎゃああああああああ!!!!」



ギガ「馬、馬鹿な………この俺が……」ガクッ

ボーボボ「見たか、ギガ。これがお前が犠牲にしてきた魔法少女の力だ」

マミ「私は……?」



まどかオブジェ→まどか

ほむら「戻った!」

さやか「やった!」

魚雷ガール「はい、ソフトン様~」

ソフトン「やはり、冬は鍋だな」

杏子「のんきに鍋をしてんな! っていうか、今は冬じゃねえ!」

織莉子「ふふふ……」

杏子「こいつ!?」

さやか「まだ、やる気!?」

織莉子「はあはあ………もう、力はないわ……あなた達なら、世界の危機を救え」

首領パッチ「あちゃ!」

ズバシャアアアアアアアアアアア

織莉子「」

杏子「何してんだ!?」

ボーボボ「さて……4丁目の鈴木さん家に寄って行くか」

杏子「誰だよ!?」

首領パッチ「おまえ……4丁目の鈴木さん知らねえのか!? あの……算盤スケート金メダルの鈴木さんを!?」

杏子「知るか!」



ほむら「良かったわ、まどか」

まどか「??? 何があったか、よく覚えてないけど、ありがと、ほむらちゃん」

QB「………」

QB(ここまでやるとは想定外だ。……だけど、こちらにも分かったことがある)



QB「やあ、暁美ほむら」

ほむら「おまえは……」

QB「君に話があるんだ」

ほむら「私にはないわ。消えなさい」

QB「この話は君にとっても、有益なはすだけど、いいのかい?」

ほむら「………話だけ、聞かせてもらうわ」

QB「僕が話したいのは……」

QB「この世界の話さ」

ナレーター『きゅうりの口から語られる真実とは!?』

次回

QB「この世界がカオスな理由は君自身にあるんだよ、暁美ほむら」

ほむら「そんな……」

ナレーター「次回」

ほむら「『最終決戦

ワルプルギスの夜VS暁美ほむら

勝利を掴むのは!?』」

ほむら「次回もお楽しみに」

今回はここまで

次は土曜日です

第52話『『最終決戦

ワルプルギスの夜VS暁美ほむら

勝利を掴むのは!?』

前回のあらすじ

ナレーター『織莉子ファミリーVS暁美ファミリーの戦いは我等が魔法少女代表に終息された。その戦いも束の間、QBがほむらにある事実を語りに現れた』



QB「さっきの戦いはご苦労様だね」

ほむら「そんな前置きはいいわ。さっさと話しなさい」

QB「やれやれ。まず、さっきの戦いで分かったこと。君の力は……時間を停止できること」

ほむら「今さらね」

QB「それだけじゃない。まだ、会って、1ヶ月も経っていない鹿目まどかへの執着心を見るに君はまるで、長い時間、彼女といたかのようだった」

ほむら「……」

QB「それに魔法少女が魔女になる結末も君はどうやら、知っていたようだ。察するに君は……時間遡行者だね」

ほむら「!?」

QB「その反応……やっぱりね。さしずめ、願いは鹿目まどかに関することだね」

ほむら「………」

QB「なるほどね。これで合点がついたよ」

QB「ただの一般人である鹿目まどかが途方もない魔力を秘めている理由がね」

ほむら「……」

QB「暁美ほむら。君が」

省略

QB「君が彼女を最強の魔法少女にしたんだ。お手柄だよ」

ほむら「……」

QB「と同時に君は厄介な事態をもたらした

QB「君が時間を繰り返すことによった因果はまどかだけではなく、世界にも影響を及ぼしたようだ」

ほむら「世界……?」

QB「そう。それがあのアフロの男達さ」

QB「本来であれば、けして、交わることのない線と線が交わってしまった」

ほむら「この状況は私のせいと言いたいのかしら?」

QB「その答えは合っているとも言えるし、間違いとも言える」

QB「君は並行世界を信じるかい?」

ほむら「……」

QB「僕達からは観賞はできないけど、その並行世界すべての君が同じように因果を紡ぎ、この世界に影響を及ぼした可能性があるね」

ほむら「荒唐無稽な話……ね」

QB「そうかもしれないね」

QB「例えば、並行世界では君が鹿目まどかを性的に好きだったり、パンツをむしゃむしゃしたり、まどかがマッチョとかになったり、さやかがカスだったり、マミがぼっちだったり……そんな並行世界があるとは信じられないよね」

ほむら「信じたくないわね、その世界は」

ほむら「…………もとに戻す方法は?」

QB「こんな事態は今まで見たことないからね。何とも言い様はないよ。ただ、君がループする要因となるワルプルギスの夜を倒せば……もしかしたら、この因果も正常になるかもしれない」

ほむら「……そう」

ほむら「……もし、また、私が時間遡行を繰り返せば……」

QB「もしかしたら、さっきの例えが現実になるかもしれない」

ほむら「……」

QB「まあ、僕としては鹿目まどかを最強の魔法少女にして、魔女に育ててくれて、ありがとうと言いたいけどね」

ほむら「……おまえの思い通りにはさせない。絶対に」

ワルプルギスの夜 当日

ほむホーム

パチ美「みんな~、ごはんよー」

ボーボボ・天の助「「わーい」」

ボーボボ「ママー。今日のご飯はー?」

パチ美「今日のご飯はねー。日本人が大好きな」

パチ美「畳よー」

杏子「好きだけど、食えねえよ!」

ボーボボ「わーい」

天の助「これでゴロゴロできるぜー」

ボーボボ「……」スタスタ

ガシッ

天の助「ん?」プルンプルン

ボーボボ「せっかくの畳がところてん臭くなるだろ!」ポイッ

天の助「ぎゃああああああああ」

パチ美「まったくだわ」

ボーボボ「馬鹿が移るわ!」

ドガッ

パチ美「げふっ」

杏子「……」

ソフトン「気合いバッチリだな」

杏子「これで!?」

ほむら「………」ヘンシン

へっぽこ丸「どうした? いきなり、変身して……」

ほむら(無言で手刀)

へっぽこ丸「あっ……」バタン

ソフトン「なっ!?」

ボーボボ「ほむら!?」

パチ美「どうしましょう! ほむらが反抗期よ!」

ほむら「……」

かしゃんっ

かしゃんっ

ボーボボ達←ぐるぐる巻き

杏子「な、何してんだよ」

ほむら「この戦いにこいつらは必要ないわ。ワルプルギスの夜は私達で倒す」

ボーボボ「………ほむら」

ほむら「楽しかったわ。ふざけてはいたけど、家族ごっこは楽しかったわ」

ほむら(こいつらの力を使えば、倒せるかもしれない。けど……)

ほむら「たしかにこいつらは不可思議な力を使う。普通の魔女も倒してきた。でも……ワルプルギスの夜は違う。そこいらの魔女とは力の差がありすぎる」

杏子「……」

ほむら「不可思議な力を使ったとしても、彼等は一般人。彼等を危険な目に合わせるわけにはいかないわ」

杏子「……そうだな」

杏子「魔女退治は魔法少女の仕事だからな」

ほむら「……杏子」

ボーボボ「……ビュティ」

杏子「杏子だっての。それじゃ、行くか」

ほむら「……逃げてもいいわよ」

杏子「冗談言うなよ。……1人ぼっちは寂しいもんな。いいよ。一緒にいてやるよ」

ほむら「………ふん。行きましょう」

杏子「ああ」

ボーボボ「待て!」

ほむら「……ありがとう」

杏子「元気でな」



待ち合わせ場所

さやか「遅いぞ~、2人共」

杏子「わりー」

マミ「あれ? ボーボボさん達は?」

ほむら「……美樹さやか」

さやか「ん?」

ほむら「あなたに頼みたいことがあるわ」

さやか「私に?」

ほむら「今回の戦いの重要な役割よ」

さやか「重要な!? 役割!?」

ほむら「引き受けてもらえるかしら?」

さやか「でも、私でいいの? マミさんや杏子のほうが……」

ほむら「この役目はあなたのほうが適任よ。……お願いできる?」

さやか「……分かった」

とある場所(ワルプルギスの夜出現予測地点

3世「毛の王国の奴等め……許さんぞ……奴等に対抗するために強大な力を……」

3世「……ここから、奴等を倒す強大な力を感じる……」

男「おい、あんた。ここは危険だから、避難を……」

3世「消えろ」

男「ぎゃああああああああ」



杏子「……」

マミ「……」

ほむら「………来る」



5「5」



杏子「いよいよ、おでましかよ」



4「4」



杏子「って、何かおかしくないか?」

マミ「どうかしたの、佐倉さん?」



3「3」



ほむら「やはり、ここまで世界が……」



2「2」



3世「感じるぞ……あいつらを倒す強大な力を!」



1「1!!!」



ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ」

杏子「来やがったか!」

ほむら「今度こそ……あいつを倒す」

マミ「手はず通りにいくわよ」



3世「こいつは強大な力だ!」

ワルプルギスの夜「………」チョンチョン

3世「?」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ(乗れ。一緒に暴れようや)」

3世「………ふっ。ふははははは。そうだな。まずはこの街から。我が帝国の礎にしてやる」



バスーカから爆弾までの一連の流れ

杏子「やったか!?」

ほむら「だといいのだけれど……」

杏子「まあ、あれで終われば、あたし達のいる意味はないけどなあ」

マミ「ふふふ。ないに越したことはな……」



ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ」

3世「流石の耐久力だ。惚れ惚れするわ」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ」



マミ「やっぱり……一筋縄にはいかないようね」

杏子「そうこなくちゃな」

マミ「いくわよ!」

ダッ

避難所

まどか「……」

さやか「……」

まどか「………もう、戦いは始まってるのかな?」

さやか「……多分ね」

回想

ほむら「あなたは避難所に行きなさい」

さやか「避難所を守れ、ってこと?」

ほむら「いいえ。あなたが守るのは……まどかよ」

さやか「まどか?」

ほむら「おそらく、インキュベーター……キュウベえがやってくるわ。まどかと契約するために」

さやか「キュウベえから、まどかを守れ、と?」

ほむら「ええ」

さやか「ふーん……なるほどねえ……」

さやか「ふざけてんの!!!」

ガシッ

マミ「み、美樹さん!?」

さやか「それって、なに? 私はお荷物だから、引っ込んでろ、ってこと? ふざけるな……」

ほむら「……あなたも知ってるわよね。魔法少女は魔女になることを」

さやか「………身をもって、経験したからね」

ほむら「まどかがもし、魔女になれば……ワルプルギスの夜以上の魔女になる」

さやか「!!」

ほむら「分かったわね、美樹さやか。あなたの任務が如何に重要かが」

さやか「……」

ほむら「まどかをあいつと契約させるわけにはいかないわ。たとえ、何が起きても」

さやか「……」

ほむら「……私は絶対にワルプルギスを倒す。あなたはまどかを魔法少女にはさせない。それでハッピーエンドよ。分かったかしら?」

さやか「……納得はできないけど、分かった」

ほむら「それじゃ……後のことは頼んだわよ。どんなことがあっても、契約はさせないでね」



杏子「どんなことって、なにを想定してんだい?」

ほむら「……」

ほむら「私達が生きていられる可能性は限りなく低いわ。もし、全滅したら、誰がこの街を護るの? 彼女には私達のかわりに魔法少女として、残ってもらうわ」

杏子「あたしはそうなる前に逃げさせてもらうぜ」

ほむら「かまわないわ」

マミ「佐倉さんに暁美さん! 演技でもないこと言わないの! 帰ったら、皆でパーティするんだから!」

ほむら「……」

杏子「ケーキはあんのか?」

マミ「たくさん用意するわ」

杏子「なら、生きて帰るしかねーな」

ほむら「……単純ね」ファサ

回想終了


まどか「……」

さやか「……」

まどか「……ほむらちゃん達、大丈夫かな?」

さやか「……きっと、大丈夫だよ」

まどか「……そうだよね」

さやか「……まどかはさ。私が残ってる理由、聞かないの?」

まどか「………」

さやか「………」

まどか「正直ね、さやかちゃんが残ってもらって、安心してるんだ」

さやか「……」

まどか「本当は……ぐす……こんなんじゃ駄目だって、分かってるんだけど……1人で待つのは怖くて……皆がもし死んじゃったりしたらって……」

さやか「……」

まどか「だから……さやかちゃんがいてくれて、安心してる自分と……それに自己嫌悪してる自分がいるんだ……」

さやか「まどか……」

さやか「大丈夫だよ。きっと、戻ってくる」

さやか「私はさ。ほむらに頼まれたんだよ。何かの時には避難所を護ってくれってさ」

まどか「避難所を……?」

さやか「うん。それにベテランのマミさんや杏子もいるんだし、私がいなくても、安心だしね」

まどか「そうだね」

さやか「そこは否定して、ほしかったなあ」

まどか・さやか「「ティヒヒヒ」」

???「やれやれ。のんきなんだね、君達は」

戦場

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ」

杏子「やっぱり、近くで見るとでけえなあ」

マミ「一気に片付けたいわぬ」

ほむら「分かってるわ」



3世「虫けらどもの気配がするな」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハ(気にするな。すぐに蹴散らす)」

3世「…任せた」



ズドドドン

ズバシャアアアア

ほむら「今よ、巴マミ!」

マミ「任せて。ティロ・フィナーレ!!!」

ズガシャアアアアアアアア

杏子「今のは効いたか!?」



ワルプルギスの夜「アハハ……ハハハ……」

3世「今の衝撃は……」

ワルプルギスの夜「アハハ……(駄目だ……巴マミは強い……)」

3世「仕方がないな。俺がいく」



ワルプルギスの夜「アハハ……」

ほむら「落としきれなかった……?」

杏子「でも、確実に効いてるぜ! このまま……」

マミ「待って! あそこに! 歯車の上に誰か……」

???「……」

ナレーター『歯車の上に現れた者の正体は!?』

次回予告

ほむら「そんな……後少しで……あいつを……」

3世「まずはこの街を俺の王国にする!!」

ボーボボ「3世! キュウイフルーツ! キュウリ! てめえらの好き勝手にはさせねえ!」

ほむら「次回」

まどか「ワルプルギス・3世

VS

暁美ファミリー』

ほむら「次回もお楽しみに」



今回はここまで

次は来週の土曜日です

第53話『ワルプルギス・3世

VS

暁美ファミリー』

前回のあらすじ

ナレーター『ワルプルギスの夜を追い詰めたほむら達。しかし、歯車の上に謎の人物が!?』



避難所

QB「楽天的すぎるね、君達は」

さやか「おまえは……」

まどか「キュウベえ……」

QB「君達は本当に暁美ほむら達が勝てると思うのかい?」

まどか「……マミさんに杏子ちゃん。ほむらちゃん、3人の力を合わせれば……ワルプルギスの夜にも……きっと……」

QB「やれやれ。君達にとって、ワルプルギスの夜を倒せば、『君達の勝利』なのかい?」

さやか「……どういう意味よ」

QB「たしかにあの3人なら、ワルプルギスの夜は倒せるだろうね。ただし、その場合、無傷ではないだろうね」

まどか・さやか「「!!!」」

QB「あの3人の何人が生き残るだろうね。マミか杏子か、あるいはほむらか。まあ、仮に倒せたとしても、結末は決まっている」

さやか「決まっている……?」

QB「単純な話さ。ワルプルギスの夜ほどの魔女。呪いは相当なものだろう。彼女達にそれを受け止めきれるかな?」

まどか「……」

さやか「それって……」

QB「ほむらなら、自らのソウルジェムを砕くだろう。マミや杏子はどうするかは分からないけどね」

QB「ただ、それが君達の勝利なのかい?」

まどか「……」

さやか「……」

QB「勘違いしないでほしいけど、僕はそんな結末を望んでいるわけじゃない」

さやか「どうだか……怪しいもんだね」

QB「疑うのかい? せっかく、そんな結末を変えられる方法を教えてあげようと思ったのに」

まどか「こんな結末を……変えられるの!?」

QB「もちろんさ。鹿目まどか。君の力ならね」

さやか「!!!」

まどか「私の……力……」

さやか「駄目だ、まどか! こんな奴の言葉を聞いちゃ!」

QB「その場合は最悪の結末になるかもしれないね」

まどか「………………………………」

まどか「キリッ」

まどか「分かった。私、魔法……」

首領パッチ「ピザお待ち!」

お相撲さん「ドスコイ!」

QB「きゅっぷい!?」

まどか「キュウベえ!?」

さやか「おまえは!?」

首領パッチ「俺か? 俺はしがないピザを配達する蕎麦屋だぜ」

さやか「意味分からん」

QB「そんなことより、僕と契約を!」

まどか「う、うん……私のねが」

ボーボボ「そうか。じゃあ、これにサインして」

まどか「え? なにこれ……『婚姻届け』……?」

ボーボボ「ぐす……これでようやく、ほむらも嫁にいける……」

パチ美「これで思い残すことはないわ」

さやか「いや、両方女だからね。年齢もアウトだし」

ボーボボ・首領パッチ「「ガガーン」」

天の助「ふざけんな! どういうつもりだ!」

さやか「いや、私の台詞だからね」


QB「さあ、まどか。僕と契約」

魚雷ガール「私が契約するぎょら」

QB「年齢的にアウト……」

魚雷ガール「魚雷承」

QB「きゅっぷいいいいいいいいい!!!!!」

天の助「まどか。どうしても、契約したいなら……」

『ところ天拉麺』

天の助「俺と売買契約して、あれを引き取ってくれ」

まどか「えーと……」

ボーボボ「できるか!」バシッ

天の助「ぎゃああああああ」

ボーボボ「まどかよ。おまえは契約するべきではない」

まどか「でも……契約しないと……」

ボーボボ「おまえには見せなければならないな」

まどか「……え?」

ボーボボ「真実の歴史を」

首領パッチ「ボーボボ。映画の後編、借りてきたー」

天の助「俺はTV版の5巻だ」

ボーボボ「でかしたぞ」

ボーボボ「見せてやる。これが真実だ」



まどか「……」

さやか「……」

まどか「……酷いよ、こんなの……あんまりだよ……」

さやか「……ほむら」

ボーボボ「これが今明かされる衝撃の真実だ」

さやか「……ん? ちょっと待って。これが本当なら……あんた達、何者?」

ボーボボ「父親だ」

パチ美「母親よ」ウフン

さやか「きもちわるっ!?」

さやか「いやいや。この話が本当なら、ほむら、入院してたし、戦場にも……」

首領パッチ「シャラップ!!!」

ドカッ

さやか「ぐへっ!?」

ボーボボ「ついに言わねばならないな。俺とほむらは……親子ではない!」

まどか・さやか「「なんだってえええ!!?」」

天の助「いや、気づくだろ、普通」

まどか「じゃあ、あなた達は……」

ボーボボ「俺達はな……」



首領パッチ「組長」

天の助「奴の命、とってまいりあした」

ほむら「ご苦労」



ボーボボ「こんな関係だ」

へっぽこ丸「嘘をつかないで下さい!」

ボーボボ「まあ、無駄話はこれくらいにして……いくか」

首領パッチ「おう」

天の助「いってらっしゃい」

ボーボボ「……」

首領パッチ「……」

ボーボボ「これ、アフリカまで」

宅配便「毎度」

天の助「ちょっ!?」

さやか「危険だよ! 何で、そこまで……」

ボーボボ「…………」

ボーボボ「毛が……あいつの髪の毛、1本1本が」

ボーボボ「『友達を助けたい。たった1人の大切な友達を』」

ボーボボ「そう……泣いてるからだ」

まどか「……ぐす」

さやか(格好良いこと言ってるのに何かがおかしい)

まどか「私も行くよ!」

ボーボボ「危険だぞ?」

まどか「私も『大切な友達』を助けたい!」

ボーボボ「……ついてこい」

ボーボボ 首領パッチ 天の助 カンチョー君 

へっぽこ丸「某RPGみたいに一列でいくの!?」

さやか「というか、変なのが混じってる!?」



QB「まどか……僕は諦めないよ」


戦場

???「……」

マミ「そこは危険よ! 離れなさい!」

???「……」

マミ「早く!」

???「ごちゃごちゃうるさい女共だな」

マミ「何ですって!?」

ほむら「落ち着きなさい、巴マミ。……あいつはどうやら、あちら側よ」

???「……」

ほむら「答えなさい。あなたは何者なの?」

???「俺か? 俺はツル・ツルリーナ3世」

ほむら「……聞いたことあるかしら?」

マミ「ないわ」

ほむら(だとしたら、これも私の……)

杏子「どうでもいいから、さっさと倒しちゃおうぜ」

3世「!? その声……貴様は!」

杏子「な、なんだ?」

ほむら「あなたの声に反応してるみたいだけど」

3世「なるほどなあ。貴様がいると言うことはあの男もここにいるか」

杏子「ごちゃごちゃうるせえ!」ダッ

マミ「佐倉さん!」

3世「真紅の手品(レッドマジック)真拳奥義『ハト(ピグオン)の魔術』」

杏子「ハトだと? 舐めるな……」

ドガシャアアアアアアア

杏子「うわあああああ!!!」

ほむら「ハトが爆発した!?」

マミ「これが……あいつの技みたいね」

杏子「」

ほむら「しっかりしなさい」

マミ「暁美さん。佐倉さんを任せたわ」

ほむら「巴マミ!? なにをする気!?」

マミ「……」ニッコリ

マミ「ちょっと、あいつらを倒してくるだけよ」

ほむら「駄目よ……危険すぎるわ……」

マミ「任せて。私は負けないわ。……後は任せたわ、暁美さん」

ほむら「巴……さん……」

マミ「元気でね!」

ほむら「巴さああああああああああん!!!!」



マミ「」

ほむら「巴さん!」

3世「この程度か……造作もないわ」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ」

ほむら「……私が戦うしかない」

3世「無駄だ。あの2人にも勝てないおまえがどうやって俺達に勝てる」

ほむら「くっ……」

ほむら(あいつの言うことはもっとも。ここは時間を……)

ほむら「ほむ?」

ほむら(繰り返せば、繰り返すほど、まどかの因果は増えて……世界はカオスになっていく……)

ほむら「結局、私のやってきたことは……」

3世「死を覚悟したか? 真紅の手品(レッド・マジック)真拳奥義『ナイフの魔術』」

ほむら「………んぐっ」

3世「さらばだ!」

ズバババババ

パシッ。

ほむら「…………ん?」

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「まどか……? ど、どうして、ここに!?」

まどか「大切な友達が一生懸命戦ってるのに待ってるだけだなんて、できないよ」

ほむら「でも、ここは危険……あ、あいつの攻撃は!? 平気なの!?」

???「安心しろ」

ほむら「ま、まさか!?」

布団「あいつの攻撃は俺が防いだ」

ほむら「誰!?」

枕「俺達が来たからには安心だ」

シーツ「安心安全快適な睡眠を約束してやる」

ほむら「な、なに、こいつら……よく見たら、私の布団やシーツ!?」

???「お前の寝具達もお前を助けたいって、ことだろう」

ほむら「今度は……」

歯ブラシ「当然、俺達もだ」

歯磨き粉「おうよ」

テレビ「ほむほむ。お前には俺達がついてる」

ほむら「私の家具達が勢揃い!?」

???「家具だけじゃねえ」

ほむら「!?」

ボーボボ「お前の家族もだ」

パチ美「ほむら! おやつにプリン、買ってあげるから、戻って来て!」

ほむら「うざい」

さやか「大丈夫、ほむら?」

ほむら「……美樹さやか。これはどういうこと?」

さやか「………皆、あんたを助けたいんだよ」

椅子「せやで」

ほむら「そんな理由でこの状況を理解しろっていうの?」

さやか「……無理だよねえ、やっぱり」

3世「やはり、現れたか! 毛の王国の者よ!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ(なんだ、あいつは?)」

ボーボボ「ワルプルギスの夜、3世。お前らはこの俺が……いや。暁美ファミリーが! 倒す!」

ボーボボ「ぬおおお!」

3世「来い!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ(捻り潰してやる!)」

ナレーター『ボーボボの勇気がほむらを救うと信じて!』

ナレーター『ご愛読ありがとうございました!』

ほむら「え!? ここで終わりなの!?」



























次回

ボーボボ「ここでお前を倒す! そのためには……」

ほむら「そのためには?」

まどか「次回」

杏子「『最後の秘策?

唸れ!

ボーボボ・聖鼻毛融合』

ほむら「次回もお楽しみに」



今回はここまで

次は今日の夜に

第54話『『最後の秘策?

唸れ!

ボーボボ・聖鼻毛融合』

前回のあらすじ

ナレーター『ワルプルギスの夜を追い詰めたと思ったほむら達だったが、突如、現れたツル・ツルリーナ3世の前に壊滅的なダメージを受ける。一方、ボーボボ達により、真実を知ったまどか達はほむら達のところに向かったのだった』


3世「今度こそ……貴様を地獄に落としてやる」

ボーボボ「懲りない男だな」

3世「行くぞ! 真紅の手品(レッド・マジック)真拳奥義『糸の魔術』」

シュパパパ

ボーボボ「しまった!?」

ほむら「身体に糸が!?」

3世「今だ! ワルプルギスの夜!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ」

ビル『ゴゴゴ』

ほむら「まずい!」

さやか「こっちは身体が動かせないのに!」

ビル『ゴゴゴゴゴゴ』

ほむら「……終わった」

???「諦めてんじゃねえ」

ドガシャアアアアアアアン!!!

ほむら「!?」

振り子「あれくらいで諦めるな」

ほむら「」

さやか「もう、何でもありだわ」

首領パッチ「静かにしろ!」

繭「」

天の助「今、幼虫が成虫になろうとしてんだからな」

ほむら「こんな時に!?」

繭「パカ」

ボーボボ(ロボ)「俺の出番か」

ほむら「繭からロボ!?」

ボーボボ「喰らえ! ボーボボロケットパンチ!」

ドガシャアアアアアアア

ワルプルギスの夜・3世「「ぎゃああああああああ」」

スパッ

ほむら「あっ……」

ボーボボ「ほむらよ。今度はこっちの番だ」

ほむら「……ええ」

3世「調子に乗るな……真紅(レッド)………」

かしゃん

かしゃん

ほむら「無駄よ」

ズドドド

さやか「近距離でサブマシンガン連射!? 容赦がないわ」

3世「ぐはっ」

まどか「効いてる!」

3世「舐めるな! これでも……」

マミ「ティロ・フィナーレ!」

ズドン!!!

3世「ぎゃああああああああ」

まどか「マミさん!」

さやか「生きてたんですか!?」

マミ「もちろんよ」

???「あたしもいるぜ」


さやか「杏……」

ビュティ「あたしがとどめをさしてやる!」

さやか「誰!?」

ビュティ「あん? 何を言ってんだ? 頭がどうかしちまったか?」

さやか「はい、鏡」

ビュティ「誰!?」

3世「貴様ら……虫けらの分際で……」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ」

使い魔「ヤー」

使い魔「ヤー」

ほむら「ワルプルギスの夜の使い魔よ!」

ボーボボ「なに!? なら……」

パンパーン

ボーボボ「パーティでおもてなしだー」

首領パッチ「おめでとう」パチパチ

天の助「おめでとう」パチパチ

使い魔「テレテレ」

杏子「何で!?」

ソフトン「おめでとう」

魚雷ガール「おめでとう」

へっぽこ丸「おめでとう」

田楽マン「おめでとうなのら」

ハンペン「おめでとう」

破天荒「おめでとう」

使い魔「…………………ありがとう」

杏子「喋った!?」

使い魔「3世にありがとう。ワルプルギスの夜にさようなら。そして、全ての魔法少女達におめでとう」

杏子「なんだ、この使い魔!?」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ(使い魔!?)」

3世「使えない奴め! ならば……」

3世「真紅の手品(レッド・マジック)真拳奥義『ダーツの魔術』」

ほむら「あれは……」

3世「数字の低い順から招待してやる」

3世「地獄にな!」

ほむら「まずいわ!」

マミ「1番を守らないと!」

ほむら「1番は誰なの!?」

1番>>468

2番・3番>>469

4番・5番>>470



今回はここまで

続きは水曜の朝くらいに

マミさん

ところてん

首領パッチ・きゅうべぇ

1番 マミさん

マミ「って、1番目は私!?」

ボーボボ「まずいな」

ほむら「あなたはこいつと戦ったんでしょ? なら、あの技の対処法とかは分からないの?」

ボーボボ「無理だ……あの技は恐ろしい……」

杏子「そんなにやばいのか?」

ボーボボ「あの技の順番は……人気キャラ順なんだ!!!!!!!!」

全員「なんだってえええ!!?」

杏子「どういうことだ、おい! マミが1番人気じゃねえか」

ほむら「しつれいよ」

さやか「流石、マミさん!」

まどか「おめでとうございます!」

マミ「あ、ありがとう」テレテレ

首領パッチ「見事、1位になりました、巴マミさんには3世さんから賞品が送られます!」

パチパチパチパチ

マミ「て、敵から? な、何か悪いわね」テレテレ

さやか「敵も見惚れるマミさんの美貌ってやつですよ!」

まどか「私、憧れちゃいます!」

ボーボボ「さあ、賞品の到着でーす」

マミ「ありが……」

ダーツ「やあ」

マミ「」

ドガシャアアアアアアアン!!!

全員(杏子・ほむら除く)「マミさあああああああああん!!!!」

杏子「いや、お前ら、守ってやれよ。あれの説明してたし」

ほむら「私達も人のことは言えないけどね」ファサ

マミ「」

ボーボボ「すまなかった、マミ」

まどか「でも、マミさんも悪いんですよ。私達、主人公より人気があるから」

杏子「黒い!」

2番 ところてん

天の助「ついに俺の時代が来た!」

ところてん>>>>>>ごはん・パン

天の助「ついに主食の帝王にところてんが!」

ドガシャアアアアアアアン!!!



父さん「おお。今日の朝御飯は納豆にところてんか」

子供「僕はバターにところてん!」

お母さん「ところてんは何にでもあうわね」

家族全員「ところてん万歳」


天の助「という夢を見たのさ」ガクッ

3番 ところてん

ボーボボ「あ、また、ところてんだ」

天の助「マジで!?」

ドガシャアアアアアアアン!!!

天の助「」

ボーボボ「3世!」

3世「仲間が殺られて悔しいか? ボーボボ」

ボーボボ「いや、全然」

首領パッチ「むしろ、いい仕事したわ」

杏子「こいつら、ひでえ!」

ボボ美「仕方がないじゃない!」

パチ美「あいつら、私達より人気何ですもん!」

ほむら(嫉妬って、怖いわね)

パチ美「次は誰かしら?」

4番 首領パッチ

首領パッチ「俺だ!」

ボボ美「首領パッチさん」

バシッ

首領パッチ「不人気のくせに俺に触るな」

杏子「豹変した!?」

首領パッチ「いやあ、人気者は辛いなあ」

ダーツ「やあ」

首領パッチ「」

首領パッチ「助け……」

全員「やだ」

首領パッチ「ですよねえ」

ドガシャアアアアアアアン!!!

首領パッチ「」

5番 QB

QB「僕までいるのかい!?」

ドガシャアアアアアアアン!!!

QB「誰も助けに来ないし、反応もないなんて、訳が分からないよ」



ほむら「このまま、あいつのペースはまずいわ」

???「乗りな」

ほむら「?」

魚雷ガール「私がタンクローリー以上の破壊力を見せてあげるわ」

ほむら「……」



魚雷ガール「発射ぎょら!」

ほむら「……」

3世「なんだ、あいつらは!?」

魚雷ガール「ぎょらあああああああああ!!!」

ほむら「……」ピョンッ

極悪ほむ血真拳奥義『魚雷ローリー』

ドガシャアアアアアアアン!!!

3世「ぐわああああああああ!!!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ」



ボーボボ「よし! 効いてるぞ」

首領パッチ「流石は俺達のリーダーだぜ」

杏子「いや、あいつ、ただ、上にいただけだし」

ボーボボ「あいつらに隙ができたぞ」

首領パッチ「なら、やることは1つだ!」

パチ美「好きです!」

3世「」

ワルプルギスの夜「」

杏子「好きって、その好きかよ!?」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ(私には夫が)」

パチ美「そんな!? ぐはっ」

杏子「おまえ、結婚してたのかよ!?」

ほむら(ワルプルギスの夜のイメージが……)



ボーボボ「今だ! 俺達の秘密兵器の出番だ!」

ほむら「秘密兵器?」

カンチョー君「………」

ぐわっ

ぶちっ

3世「ぎゃああああああああ!!!」

カンチョー君「」

全員「カンチョーたいさああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」



ボーボボ「大佐の作ってくれたこのチャンス! 行くぞ! 鼻毛真拳究極・最終奥義!!!」

アフロ『パカッ』

アフロ「誰が入る?」

1 まどか

2 ほむら

3 マミ

4 さやか

5 首領パッチ

6 天の助

7 田楽マン

8 キュウベえ

9 その他

>>488


今回はここまでです

続きは土曜日

乙です 2

ほむら「これはあの時の!?」

杏子「合体か!?」

首領パッチ「よっしゃ! ここは俺が!」

天の助「いや、俺が!」

ほむら「どっちでもいいわよ」

首領パッチ「なら!」

天の助「てめえがいけや!」

ドンッ!

ほむら「ほむっ!?」

ヒューストン

アフロ「こんにちは」

パカッ

ほむら「ちょっと! 待って、開けて……」

ボーボボ「うおおおおおおおおおおおお!!!」

ボーボボ「鼻毛真拳究極・最終奥義!!!」

ボーボボ「鼻毛聖融合!!!」

ピカアアアアアアアア

杏子「ほむらとアフロから何が生まれるんだ!?」

首領パッチ「拉麺じゃね?」

天の助「いや、油そばだろ」

杏子「引っ込んでろ」

ピカアアアアアアアア!!!!!

???「融合完了」

杏子「お前は……」

???「私の名前はあけボボーむら」

杏子「うわぁ……」

ボーむら「直前までボケみほむーボと悩んでたわ」

杏子「いや、知らねえよ。というか、どっちも嫌だろ」


ボーむら「ちなみに私の外見は元の私に髪を黄色くした感じかあるいは悪魔ほむらとでもいいわ」ファサ

杏子「? なんだ、そりゃ」

ボーむら「ぐずくずしている場合ではないわ。この姿でいられるのも、後、29日と23時間50分0秒だから」

杏子「やけに長いな」

ボーむら「というわけて、ここからは私が相手よ」ファサ

3世「舐めやがって……」

首領パッチ「で、お前はどんな技が使えるんだ?」

ボーむら「私?」

ボーむら「それは……>>498




今回はここまで

続きは明日の夜か明後日の朝

…あれ?

ボーむら「それは………あれ?」

首領パッチ「どうした?」

ボーむら「私……何ができるの?」

さやか「うわぁ……」

杏子「どういうことだ、おい! こいつ、使えねえじゃねーか!」

マミ「あけボさん。あなたには何か眠れる力があるんじゃないかしら? 思い出せない?」

ボーむら「そんなことを言われても、思い出せないわ」ファサ

杏子「何で、こいつは偉そうなんだ?」

首領パッチ「ふざけんなよ、お前!」

天の助「とりあえず、踊れよ!」

首領パッチ「お・ど・れ! お・ど・れ!」

杏子「黙れ」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ」

なんかすごいビーム

ボーむら・首領パッチ・天の助「「「ぎゃああああああああ」」」

杏子「まずい! あいつら、動き出したぞ!」

ボーむら「大変ね」ファサ

杏子「何で、お前は他人事なんだよ」

首領パッチ「うるせえな! こっちは●●バンクダウンロードしてんだよ!」

天の助「また、エラーか!」

杏子「後にしろ!」

魚雷ガール「●●ムーバー、ダウンロードできないなら……皆、死ぬしかないじゃない!」

杏子「引っ込んでろ」

マミ「こうなったら、私達がワルプルギス達を倒すしかないわ」

さやか「はい!」

まどか「頑張って!」

ボーむら「負けないで!」

首領パッチ「応援なら!」

天の助「任せな!!」

杏子「お前らも戦えよ!」

まどか「私も……?」

杏子「いや、おまえは……」

ボーむら「まどかにそんなことはさせないわ」ファサ

杏子「なら、お前も頑張れよ」



ボーむら「仕方がないわ。見せてあげるわ! 私の奥義を!」

3世「はあはあ……」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハ(かかってこいや)」

ボーむら「……………………………」

ボーむら「とりあえず、踊りましょう」ファサ

ボーむら・首領パッチ・天の助←パラパラ BGM コナンOP

杏子「戦えよ!」

ボーむら「行くわ! 私の奥義!」ファサ

首領パッチ ボーむら 天の助

パッ!

まどか「綺麗な扇!」

杏子「本当、何がしたいんだよ!?」

ボーむら「とりあえず、私は時間停止、時間加速、時間停滞 何でもござれよ」

杏子「それはすごいが……マジでできるのか?」

ボーむら「任せて。美樹さやか」

さやか「ん?」

ボーむら「パンッ」

ビュンッ

さやか(20)「あ、あれ?」

杏子「成長した!?」

まどか「さやかちゃんが大人になってる!」

ボーむら「さやかの時間を加速させたわ」

さやか(20)「すごい! 大人さやかちゃんの爆誕だー!」

さやか(20)「大人になって、魔法少女って……」

ズズズ

マミ「ソウルジェムが急速に穢れていくわ!」

首領パッチ「あ、そう」

天の助「良かったな」

杏子「……」

ズバシャアアアアア

首領パッチ・天の助「「ぎゃああああああああ」」

首領パッチ「」

天の助「」

杏子「何とかしろ」

ボーむら「仕方がないわね」

パンッ

さやか(5)「まじょ、たおすぞー」

ボーむら「時間を逆に加速させたわ」

杏子「おい!」

ボーむら「つまり、私は時間をある程度なら、操れるわ」

杏子「よし。それで奴を倒すぞ」

ボーむら「任せなさい」

パンッ

3世→3世(5歳)

ワルプルギスの夜→>>511




今回はここまでです。

続きは明後日の朝くらいまでに

魔法少女ワルプルギス(幼女)

3世→3世(5歳)

ワルプルギスの夜→魔法少女ワルプルギス(幼女)

3世「な、なんだ、これは!?」

ワルプルギス「ふえ……?」

杏子「よし! あいつらが子供になった!」

マミ「けど、あれじゃ、攻撃できないわね」

さやか「ですよねー」

ビシンッビシンッ

首領パッチ「さっきはよくもやりやがったな!」

天の助「お仕置きじゃ!」

3世「ぎゃああああああああ」

ワルプルギス「い、痛いよ~」

杏子「こいつら、容赦がない!?」

ボーむら「待ちなさい」

首領パッチ「あん?」

天の助「なんだよ。今、良いところなのに」

ボーむら「彼らはまだ、子供よ」

杏子「どうやら、こいつはまともだな」

ボーむら「というわけで、私達で教育してあげましょう」

首領パッチ「仕方ねえな」

マミ「良い考えね」

まどか「平和に解決できますしね。たかいたかーい」

さやか「きゃっきゃっ」

ボーむら「というわけで」



ぽいっぽいっ

3世・ワルプルギス「「ぎゃああああああああ」」

杏子「崖から落としただと!?」

マミ「なんてことを……」

杏子「てめえ……何をしてんだ! それでも、人間か!?」

ボーむら「もちろん、違うわ」ファサ

ボーむら「あなたもね」

ボーむら「獅子は我が子を千尋の谷に突き落として、這い上がって来たものを育てるのよ」

マミ「なるほどね」

さやか「べんきょうになったー」

杏子「いや、納得していいのか?」

3世「ぐっ……はあはあ……死ぬかと思った……」

ワルプルギス「やっと、登れまちた」

杏子「戻れたのか……」

ボーむら「よくやったわ」ナデナデ

ワルプルギス「えへへ」

ボーむら「もう1回よ」

ぽいっぽいっ

3世・ワルプルギス「「ぎゃああああああああ」」

杏子「てめえ! 何してやがる!? それでも、人間か!?」

ボーむら「もちろん、違うわ」ファサ

ボーむら「あなたもね」



ボーむら「私は繰り返す」



3世「ぐっ……はあはあ……死ぬかと思った……」

ワルプルギス「やっと、登れまちた」

杏子「戻れたのか……」

ボーむら「よくやったわ」ナデナデ

ワルプルギス「えへへ」

ボーむら「もう1回よ」

ぽいっぽいっ

3世・ワルプルギス「「ぎゃああああああああ」」

杏子「てめえ! 何してやがる!? それでも、人間か!?」

ボーむら「もちろん、違うわ」ファサ

ボーむら「あなたもね」



ボーむら「この無意味なループを」

杏子「やめろよ!」



3世「はあはあ」

ワルプルギス「うえーん」

ボーむら「次の教育に移るわ」

ボーむら「今、大事なことは集団生活でいかにコミュニケーションをできるかよ。それは小さい頃からでも養う必要があるわ。というわけで」



鰯「パタパタ」

鰯「パタパタ」

3世・ワルプルギス「「………」」

ボーむら「鰯達と集団生活をしてもらうわ」

杏子「何で、鰯!?」

パチ美「今日はお遊戯をしまーす」

鰯達「はーい」

3世「できるか!」

ワルプルギス(コクコク)

鰯「やれよ」

鰯「鰯にできて、人間はできねえのか」

鰯「ぷっ」

3世「この鰯共が!」

鰯達「鰯を馬鹿にするんじゃねえ!」

ボカスカボカスカ

3世・ワルプルギス「「ぎゃああああああああ」」

ボーむら「情けないわね。鰯と集団行動もできないなんて」

杏子「普通、無理だろ」

ボーむら「次はどんな教育が必要かしら?」

>>525

今回はここまでです。

続きは明後日の朝くらいまでに

ポケモン厳選

ボーむら「●ケモンを厳選するわ」ファサ

杏子「遊んでる場合かよ」

首領パッチ「は?」

天の助「厳選は遊びじゃねえ!」

首領パッチ「俺達は厳選することを強いられているんだ」

ボーむら「私は乱数だけどね」ファサ

ボーむら「というわけで」

ボーむら「まずはサイクリングよ」

ズルズル

3世「ぎゃああああああああ」

ワルプルギス「痛い、痛い!」

首領パッチ「ぎゃああああああああ」

天の助「何で、俺達まで!?」

3世「」

ワルプルギス「」

首領パッチ「」

天の助「」

ボーむら「卵をもらったわ」

ボーむら「早速、割りましょう」

ゴツン

3世「ぐはっ」

杏子「割るって、物理的にかよ!」

ボーむら「そして」

ボーむら「サイクリング」

ズルズル

3世「ぎゃああああああああ」

ワルプルギス「痛い、痛い!」

首領パッチ「ぎゃああああああああ」

天の助「また、俺達まで!?」

3世「」

ワルプルギス「」

首領パッチ「」

天の助「」

ボーむら「卵をもらったわ」

ボーむら「早速、割りましょう」

ゴツン

ワルプルギス「ぐはっ」

ボーむら「理想個体が出るまで、この流れを繰り返す」

杏子「ひでえ……」

ボーむら「分かったかしら」ファサ

ボーむら「目に焼き付けておきなさい。ポケモントレーナーになるって、そういうことよ」

杏子「絶対、違うだろ」

さやか「かえせよ! それはマミさんの6Vメタモンだ! かえせっていってるだろ! マミさんに!」

ボーむら「そうよ。これはポケモントレーナーのためのもの。ただ、ストーリーをクリアするあなた達には、触る資格なんてない」

杏子「なんだ、このやり取り」



ボーむら「というわけで、厳選は終わり。ちなみに厳選を終わらせて、育成したのはこれよ」

首領パッチ「んんwwww」

天の助「補助技はありえないwwwwwwwwwwwwwwww」

杏子「どういうことだ、おい! こいつら、論者じゃねーか!」

ボーむら「喰らいなさい! ひかえめ、めがねもち! 超過力!」

マミ(めがね装備)ボーむら「「ティロ・フィナーレ!」」

ズドン!!!!!!

ドガシャアアアアアアアアアアア!!!!

ワルプルギス「きゃあああああああああ!!!!」

3世「ぐわああああああああ!!!!」

杏子「やったか!?」

天の助「んんwwww」

首領パッチ「流石の高火力でありますぞwwwwwwww」

杏子「うぜえ」

ボーむら「ちなみにひかえめめがね巴マミのティロ・フィナーレ(特殊)はきせきラッキーを確1よ」

杏子「知るか!」

3世「はあはあ」

ボーむら「厳選を通じて、命の大切さは学べた?」

杏子「むしろ、粗末にしてたよな」

3世「……舐めるな!」

ワルプルギス「まだ、戦えまちゅ」

杏子「タフな奴等だな」

さやか「さやかちゃんもまだ、遊べるよー」

杏子「っていうか、あいつ、戻せよ」

ボーむら「その必要はないわ」ファサ

杏子「も・ど・せ」

ボーむら「仕方がないわね」



さやか(14)「やっと、戻った」

まどか(ちょっと、残念だなあ)

3世「俺達も元に戻せ」

ワルプルギス「コクコク」

ボーむら「あなた達の教育が済んだらね。あなた達を立派に成長させてみせる。何度、繰り返すことになっても! 必ず、あなた達を立派にしてみせる!」

杏子「なんだ、この使命感」

ボーむら「というわけで、あなた達の教育を続けるわ」

>>539



今回はここまでです。

続きは土曜日に

過去の栄光にすがる愚かしさ

ボーむら「過去の栄光にすがる愚かしさを教えてあげるわ」

杏子「うって変わって、難しい話だな、おい」

ボーむら「大切なことよ」

ボーむら「3世」

3世「?」

ボーむら「お前は過去にツルツリーナ3世として、マルガリータ帝国(原作ではマルハーゲ帝国)で皇帝であった」

3世「ふん。俺はこの地に再び、帝国を」

ボーむら(無言の手刀)

3世「がっ!?」

ボーむら「まだ、あなたはそんなことを言ってるの? もう、あなたは過去に囚われることはないの」

3世「なに……?」

ボーむら「あなたは子供になった。また、人生をやり直せるわ」

3世「何を……」

ボーむら「何時までも過去に皇帝だったことに囚われる必要はないわ。あなたが進むべきは過去の栄光を取り戻すことではないわ。未来に向かいなさい」

ボーむら「あなたも」

ワルプルギス「!?」

ボーむら「魔女だったあなたも今では立派な幼女に戻れた。過去、最強クラスの魔女という栄光に縛られずに先に進みなさい」

ワルプルギス「……」

ボーむら「重要なのは未来。過去の結果ではないわ。過去の栄光に囚われ、先に進もうとしないあなた達、自らが愚かしいということを理解しなさい」

杏子「急に真面目になった!?」

3世「黙れ!」

ボーむら「!?」

3世「貴様が何を言おうが、俺は帝国を築きあげる!」

ワルプルギス「わたちもせかいをぜつぼうにおちょす!」

ダッ

ボーむら「そう。あなた達は分からなかったのね」

ボーむら「集団行動から仲間の大切さ」

杏子「あの鰯にはそんな意図が!?」

ボーむら「ポケモンの厳選から命の大切さ」

杏子「命を選別してたよな?」

ボーむら「そして! 進むべきは未来! 過去ではない! ということを!」

ボーむら「私はここにいる」

椅子「きりっ」

タンス「やあ」

お箸「おっす」

ボーむら「仲間達から学んだわ!」

杏子「誰だよ、こいつら!? というか」

杏子「今まで、そんなシーンあったか?」

さやか「さあ?」

ワルプルギス「かんけいない!」

3世「死ねえ!!!」

ボーむら「鼻毛真拳」

『あCHEMISTRY!!!』

ズバシャアアアアアアアアアアア

3世「ぎゃああああああああ」

ワルプルギス「きゃああああああああ」

ボーむら「教育完了」

ぽんっ

3世(3歳)→3世

ワルプルギス(幼女)→ワルプルギス(魔女)

ぷしゅうううう

ワルプルギスの夜「あはは………はは……」

マミ「ワルプルギスの夜が……」

さやか「消えていく……」

ワルプルギスの朝(首領パッチ)「そして、朝が来る」ギャー

天の助「こわーい」

杏子「引っ込め!」

ボーむら「終わったのね」ファサ

ぽんっ

ボーボボ「……」

ほむら「……」

杏子「戻った!?」

まどか「やったああああああ!!!」ダキッ

ほむら「ほむっ!?」

ボーボボ「終わったか……」

ボーボボ「長きに渡る戦いが」

QB「そんな……まさか、こんなことが……」

ビュティ「あ、皆!」

さやか「あれ? 杏子と瓜二つの声?」

杏子「どういうことだ、おい! こいつは出てこないんじゃなかったのか!?」

ビュティ「駄目じゃない! 他作品に迷惑かけちゃ!」

ボーボボ「ごめんなちゃい」

首領パッチ「謝るから、お菓子買ってー」

QB「!! 彼女にも才能が……こうなったら、彼女とだけでも、契約だ!」

QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

ビュティ「ん?」

さやか「え!?」

マミ「キュウベえ!?」

杏子「あの野郎!」

ほむら「阻止しないと!」

ビュティ「私の願いは……この話をなかったことにして、本編通りの結末に戻してほしい」

QB「!? 馬鹿な!? そんな願いが叶うとしたら、これまでの努力が水の泡じゃないか!」

ビュティ「いや、ボーボボ達が迷惑をかけたわけだしね。後始末はしないと」

ピカアアアアアアアアア

ほむら「遅かっ……」

ぴしゃあああああああああん!!!



杏子「さやかは!? さやかはどう」

ほむら(ここは……?)

マミ「円環の断りに」

ほむら「まどかは!? ボーボボは!?」

マミ「まどか?」

杏子「ボーボボ?」

杏子「誰だ、それ?」

END

エピローグ

ビルの上

QB「なるほどねえ。君の話が本当なら、興味深い。魔女とやらの存在だけじゃなく、並行世界の人間にすら、会えたんだからね」

りぼほむ「すべて、事実よ」

QB「だとしても、確かめようがないよ。君だけがその記憶を持ち越しているのだとしても――それは、君の頭の中にしかない夢物語と区別がつかない」

りぼほむ「………そうかもしれないわね」

りぼほむ(夢でなければ、まどかと……)

QB「それにしても、君はどうして、戦う時、サングラスをしているんだい? ネギやところ天を食べるのも不思議な話だけど」

りぼほむ「……思い出を忘れてしまわないように、ね」

おしまい



これで終わりです

今まで読んでくださってありがとうございます。

乙真拳奥義 おつかれーしょん!
衝撃のラストだったなww 次は、魔法少女ビュティ☆マギカの始まりか

乙!面白かった。ラストもよかった。

>>1先生の次回作、魔法少女ビュティ☆マギガが楽しみですな

よく考えたら、

契約→この話がなかったことになる→契約自体がなくなる→この話があったことになる→契約

のスパイラルになって、ビュティも概念になってしまうかもしれないことに気がついた

>>555
>>557

次回作としたら、テニスの王子様か遊戯王とのクロスだと思います。それかなし

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年11月28日 (木) 21:08:44   ID: 69-dDWGb

パッチボボと、田ボも出して欲しいです。

2 :  SS好きの774さん   2017年09月25日 (月) 22:30:57   ID: DWTKRc8_

もし、ハレクラニやギガの立場が、ナインエキスパートや三大王だったら、どうなってたんだろうか?

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