古泉「なんてこった…」(206)

キョン「これは困りましたね…ハハッ」

古泉「朝、起きたら知らない天井だ」

キョン「僕もびっくりしましたよ…朝いきなりあなたの妹さんにボディープレスを腹にくらったもので」

古泉「効いたろ」

キョン「はい、かなり…それよりどうするんですか?僕達?」

古泉「とりあえず授業はでないとマズい」
キョン「えぇ!?この姿でですか!?」

古泉「おい!俺の体を汚いものみたいに言うな」

キョン「ハハッ…ではまた放課後」

古泉「へまはするなよ、今はお前は俺なんだからな」

ガラッ

キョン「えっと…彼の席はっ…と…」

ハルヒ「遅いじゃないの!キョン!」

キョン「あっ、おはようございます。涼宮さん」ニコッ

ハルヒ「うっ…」
(キョンがあたしにニコッってニコってしたぁ)

キョン「どうかしましたか?」ニコッ

ハルヒ「へっ、なっ…なんでもないわよ!バカ!前向きなさい!」

ハルヒ(あれ…?涼宮さん?)

古泉(彼が羨ましいですね…涼宮さんのこんな顔を見れるなんて)

ガラッ

古泉(…っと、古泉の席はどこだ?)

女子A「いっちゃん、オハヨー」

女子B「古泉君おはよっ」

古泉「うっ…おはよう」

女子C「古泉っ!昨日何でメール返してくれなかったのさ!?」

女子B「ちょっと!何んで勝手にメールしてんのよ!古泉君は私のなんだからね!」

女子A「ずるーい、いっちゃんはあたしのだから!」

古泉「おっ…おい、喧嘩はやめろって…な?」

女子ABCD「「「うん、(いっちゃん、古泉君、古泉)が言うならやめる」」」」

古泉「えっと俺の席はどこだっけ?」

女子A「あははーいっちゃんの席はあたしの隣だよー、ここっ」

女子C「もしかしてボケた?」

女子B「ちょっと!古泉君になんて事言ってんのよ!」

古泉(こんなふうに女子に囲まれてる古泉が羨ましい…)

古泉(ん?机の中に何か入ってるな…これは、メルアドが書いてある紙!くっ…)

ハルヒ「ちょっと、キョン、キョン」

古泉「はい何でしょうか、涼宮さん?」

ハルヒ「あんた、今日どうしたのよ?」

古泉「どうしたとは?」

ハルヒ「その口調よ!なんか古泉君みたいで気持ち悪いのよ!」

古泉「そうですか」シュン

ハルヒ「うっ…あんたには似合ってないって事よ!古泉君の真似しなくたってあんたは十分かっk…ゴニョゴニョ」

谷口「おい、キョン!次は体育だぞ!着替えに行くぞー」

古泉「今、行きます!じゃあハッ、ハルヒ…また後で」ニコッ

古泉(これは恥ずかしいですね…)

谷口「キョン!そっちボール行ったぞ!」

キョン「ハハッ…これくらいまかせて下さい!ハッ、フンモッフ!」

ゴォーール

国木田「なんかキョン調子いいねえ」

谷口「はっ…あれくらい俺でもできるぜ」
国木田「ダンクを!?」

谷口「くっ…」


女子Z「ねーねー、今日のキョン格好良くなかった?」

女子Y「え?何が?」

女子X「ほら、体育の時さ…ダンク決めてたじゃん!」

女子Y「ウソ?マジで!キャーッ」

谷口「けっ…面白くねえ」

男子1「おい!古泉、そっち行ったぞ!」

古泉「へいへーい、うぉ…痛!」ドカッ

男子2「何やってんだよ古泉ー」

古泉「すまん…」

男子3「ん?お前、敬語やめたのか?」

男子2「それにミスするし、初めてじゃね?」

男子1「なんかそっちの方がいいぞ、お前!」

古泉「そうか?」

男子123「ああ!」

古泉「※ただしイケメンに限る」

ハルヒ「なんかあんた急にモテてるみたいね?」

キョン「そうでしょうか?」

ハルヒ「むっ…ちょっと!キョン!その喋り方やめなさいって言ったでしょ!?」

キョン「すいません、涼宮さん…あっ」

ハルヒ「はぁ…まあいいわーそういう大人しいあんたも結構いいし…」

キョン「それはそれは…光栄ですね」ニコッ

ハルヒ「ちょ!勘違いしないでよね!!別に誉めた訳じゃないんだからっ」

キョン「ハハッ」

ハルヒ「もう!バカ!本当に違うんだから!」

キーンコーンカーンコーン

古泉「ふう…やっと昼飯か…そういえば家を出るときに森さんが金をくれたし、購買行くか…」

古泉「ふぅ…購買の飯もたまにはいいな、お袋のとは違う美味さだ」

女子A「いっちゃん、また購買なの?」

女子B「古泉君、今度私がお弁当作ってあげようか?」

女子C「古泉、よかったらこのウインナー食べる?」

古泉(あいつ、いつもこんな可愛い女子に囲まれて飯食ってるのかよ!くそっ…あれなんかショッパい…)

女子ABC「「「(いっちゃん、古泉君、古泉)が泣いてる…」」」

谷口「おっ!相変わらずキョンの家の飯は美味そうだな~おっ、お前のウインナーいただき!」パクッ

古泉「ハハッ、ズルいですよ!僕もあなたのミートボールをいただきます!」ペロリ

国木田「…」

古泉(それにしても、久しぶりに男子に囲まれての昼飯ですね)

谷口「なぜか今、イラッと」

古泉(ふぅ…彼はいつもこんなに美味しいお弁当を毎日…食べているんですか…羨ましい…)

国木田、谷口「泣いてる…」

岡部「今日はここまで!みんな気をつけて帰れよ!」

ハルヒ「さっ、キョン!部活行くわよ!」

キョン「ええ、行きましょう」

バーン

ハルヒ「みんな、お待たせー!」

古泉「もっと普通に入って来られんのか?お前は?ふう…やれやれ」

ハルヒ、みくる、長門「へっ?」

ハルヒ、みくる、古泉、キョン「え?」

>>23

古泉→キョンで

ミスった死にたい…

古泉「おい古泉」

キョン「なんでしょうか?」

ハルヒ「ブッ!何2人でボケかましてんのよ!」

長門「ユニーク」

キョン「すみませんがちょっと部室の外にでましょう」コソコソ

古泉「顔が近い…すみません、涼宮さんちょっと彼と話したい事があるので失礼します」

キョン「おー、さすがですね…」

古泉「さて、部室の外に出てきた訳だが…お前どういう事だよ!?」

キョン「はい?」

古泉「何であんなモテててるんだよ!ハーレムかお前は!?」

キョン「おー、僕ってそんな歪んだ顔も出来るんですね…」

古泉「俺は自分がそんなニヤニヤした顔が出来る事に驚きだよ!」

キョン「いえ、あなたはよく朝比奈さんを見てニヤニヤしてますよ…」

古泉「ま、あれだ…部活が終わったら長門と朝比奈さんを交えて話し合いだ」

キョン「それまで気を抜かないで頑張りましょう!」

古泉(自分に応援されてるよ…)

キョン「あ、それと言葉遣いには気を付けましょう。バレたら厄介ですので」

古泉「そうだな…いや、ただ気を付けるだけでは、つまらないな。勝負だ!先にボロを出したら負けだ」

キョン「罰ゲームはどうしますか?」

古泉「勝者の言うことは絶対に聞くで…どうだ?」

キョン「フフッ…それでは、このドアを開けたら勝負開始ですね」

古泉「おう」

ガチャ

ハルヒ「遅いじゃないの…何話してたのよ!?」

キョン「別に…お前には関係ないだろうが」

古泉(フフフ…ハルヒに話しかけられる回数が多いのは自慢じゃないが今はお前なんだよ…)

キョン(なんてこった…ハメられましたか)

ハルヒ「ん?あんた言葉遣い、元に戻したのね…なんて言うか…そっちの方がキョンらしいわよ…フン!」

ハルヒ「ところで古泉君!」

古泉「は、はい!なんでしょうか!」

ハルヒ「この前話してた秋休みの旅行の計画はどうなったかしら!?」

古泉(なにぃ!?聞いてないぞそんな計画!)

キョン「フフフッ」ニヤッ

古泉(古泉!おまっ…古泉ぃぃぃ)

キョン「どうした?古泉?古泉はお前だぜ?」ニヤニヤ

ハルヒ「古泉君、聞いてる?」

古泉「すいません、涼宮さん…ちょっとボーっとしてまして…旅行の計画はまだちょっと時間かかりそうですね…」

ハルヒ「そう…なるべく早くよろしくね」
古泉「はい、おまかせ下さい」

古泉「ちっ…古泉の野郎…」

キョン(ここは何もアクションを起こさない方が得策ですね)

みくる「あっ、そうだ今日私家庭科の時間にクッキー焼いたんです~皆さんでどうぞー」

ハルヒ「みくるちゃん、それ全部あたしに渡しなさい」

みくる「はいぃ~」

ハルヒ「団長の私がみんなに配分するわ、ちなみにキョンの分は無しね」

キョン(なんだと…)

古泉(俺、どんまい)

キョン(僕だって一応、男…朝比奈さんのクッキーが食べたくない訳ないじゃないですか…)

ハルヒ「はい、最後に古泉君の分」

古泉「わあ、ありがとうございます。涼宮さん、朝比奈さん」

ハルヒ「いっただきまーす」バリバリ

古泉「美味しいですねえ」

キョン(くっ…いつも彼が受けている仕打ちがこんなに苦しいなんて)

みくる「キョン君、安心して…こうなる事を予想してキョン君の分は別に取っといてあるから」コソコソ

キョン「ありがとうございます、朝比奈さん」ニヤッ

古泉(朝比奈さんは天使だということをわすれてたぁぁ!俺が羨ましい…)

古泉「一勝負どうですか?」スッ

キョン「おう、いいぜ」

………
……


古泉「王手」

キョン(やはり実力は変わらないですか)

ハルヒ「あれ?キョン負けたの?珍しいわね~熱でもあんじゃないの?」

キョン「いや、そんなことは」

ハルヒ「みくるちゃん、オデコ貸しなさい」

みくる「へっ?」

ハルヒ「えい!」

ペタッ

キョン(朝比奈さんの顔が…すぐ目の前に…オデコが合わさって気持ちいいですね)

古泉(ちょっとちょっと、えぇー)

みくる「ふええ~涼宮さーん!」

ハルヒ「どう?みくるちゃん?熱あった?」

みくる「すみしぇーん、よくわからなかったですぅ…」カァァ

ハルヒ「あれ?みくるちゃん熱あるの?顔が真っ赤よ!次は有希の番よ!」

古泉(なん…だ…と)

長門「…」

ハルヒ「いい?有希、正確に計るのよ」

ハルヒ「えい!」

ペタッ

キョン(これは恥ずかしいですね…)

長門「平熱」

ハルヒ「ちょっと、ちょっと顔が赤いわよ有希もキョンも大丈夫?」

古泉(…)

ハルヒ「仕方ないからあたしがオデコで計ってあげるわ!」

古泉(やべ…泣きそう)

ハルヒ「どさくさに紛れてキスとかしないでよねっ…」

キョン「ハハッ…」
(したら殺されますよ…彼に)

ペタッ

ハルヒ「…そ……の…勘違いしないでよねっ!」

キョン(至近距離で話されますと唾がかかりますね…)

ハルヒ「あんたっ…は平熱!」

みくる「涼宮さん顔が真っ赤ですよ~熱でもあるんですかぁ」

ハルヒ「ばっ、帰る!」

バタン

古泉「クッソォォォォォォ!古泉ぃぃぃぃ!俺と代われえぇ!」

長門「ユニーク」

キョン「ふぅ僕の勝ちですか…もう既に入れ替わってますよ…」

古泉「くそっ…羨ましい羨ましい」

キョン「いつもの僕の気持ちがわかりましたか?」

古泉「ごめん…ごめん、古泉…もうハルヒ達と部室でイチャイチャしないから」

みくる「へっ?へっ?どういう事ですかぁ?」

古泉「俺と古泉が入れ替わっちゃったんだ」

長門「?」

みくる「えと、つまりですね今はキョン君が古泉君で古泉がキョン君なんですよ」

長門「なるほど、ユニーク」

みくる「いつから何ですか?」

キョン「今日の朝起きてからです…」

古泉「長門!どうにかならないか!?」

長門「無理かと思われる。涼宮ハルヒが飽きるまで待つしかない…それに…」

古泉「それに?」

長門「ユニーク」

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ww -=二・二=- -=二・二=-w(⌒) | w w  w ww゚ ゚̄ あまりVIPPERを  rニ─`、
      ww www       ̄`J      / :::::::::::|怒らせないほうがいい`┬─‐ j

いつから何ですか?→いつからなんですか?

キョン「僕もしばらくはこのままでも大丈夫ですが」

古泉「俺は部室以外なら別にいいが…やっぱり嫌だ」

長門「とりあえず今日は解散するべき」

みくる「そうですね。キョン君、古泉君、頑張ってくだしゃぁい」

キョン「とりあえず帰りますか…」

古泉「おう…」

キョン「では、ここで」

古泉「待て待て!お前は俺の家だろうが」

キョン「そうでした…では、森さんによろしく」

古泉「おう…あ、古泉!」

キョン「はい?」

古泉「妹に変な事するなよ?」

キョン「フヒッ!しませんよ」ニヤニヤ

古泉「じゃ、また明日な」

キョン「ただいま帰りました」

妹「キョン君、おかえりー」

キョン「おやおや、相変わらず元気がいいですね」

妹「ん?どうしたのキョン君?」

キョン「さて、彼の部屋に行きますか」

ガチャ

キョン「ふぅ…今日は疲れましたね」

キョン「しばらく横になりますか」

森「おかえり、古泉」

古泉「あ、ただいま。森さん」

森「さっそくだけど、今日の涼宮ハルヒについてのレポート書いてだしてね」

古泉「はい、わかりました」

ガチャ

古泉「ここが古泉の部屋か、朝はじっくり見れなかったが…意外と汚いな」

古泉「えっと、レポートだっけ…うるさかったと…」カキカキ

森「古泉ー!ご飯よ~」

古泉「森さんの手作りだと!?というかあいつ森さんと2人暮らしとは…羨ましい」

古泉「えっと…ご飯は?」

森「え?古泉がいつも作ってるでしょ…はやく作ってよ、お腹空いたわ…」

古泉(あっれぇー!?)

森「あと、レポート見して」

古泉「どうぞ」

森「短かっ!というか…古泉の字じゃないわね……」

森「キョン君、だったのね…」

古泉「ずみまぜん…でも殴るまえに話聞いでくだざい…」

森「ちょっと気が動転してしまいまして、ごめんなさい…新手の刺客かと」

古泉「…」

森「はぁ…それにしても困った事になったわね」

古泉「すいません、またハルヒの訳わからん変態能力で迷惑かけて」

森「そうじゃなくてね…家事とか私の面倒とかその他全般の事が…」

古泉「……チャーハンでいいですか…?」

森「ごめんね、キョン君、キムチ味でお願いね」

ドカッ

キョン「おえ!!」

妹「キョン君変な声~!涎たれてるよ~」

キョン「寝てましたか…何か用ですか?」

妹「おかーさんがご飯だってさ~」

キョン「今、行きますよ」

パクパク

妹「でねーミヨキチがねー」

キョン(美味しい…温かい…)

キョン「ごちそうさまでした、美味しかったですよ」

妹「キョン君あとで一緒にお風呂入ろーねー」

キョン「フヒッ!わかりました。楽しみにしてます」

ずみまぜん…用がでぎじた
残ってたら書きます

戻りました
保守ありがとうございます


森「こいz…じゃないキョンくーん歯ブラシ取ってー」

古泉「はいはい…ただいま」

森「キョンくーん、アイスー」

古泉「ええ!?さっき歯磨きしたじゃないですか!」

森「そうでしたっけ?じゃあビール」

古泉「…」

古泉(意外と苦労してたんだな古泉…)

森「キョン君、お風呂沸かしといていてくださーい」

森「あー…あと、肩もみと足の裏のマッサージお願いしま-す」

森「それとー食器洗いと、洗濯もお願いしますね」

ピリリッピリリッ

古泉「お風呂沸きましたよ」

森「一緒にはいりますか?」

古泉「フヒッ!いいんですか!?」

森「古泉とはたまに入りますから見慣れてますよ」ニッコリ

古泉(古泉…お前…)

ガチャ

妹「キョンくーん、おっふろ入ろー」

キョン「ええ、いいですよ」
(ああ…妹っていいですね)

妹「大変だよ!キョン君、鼻血でてるよ!」

キョン「ああ、すみません。では行きましょう」

妹「脱ぎ脱ぎ~キョン君も脱ぎ脱ぎ~」

キョン(これが彼の妹の体……フヒッ!)

妹「私、先にお湯浸かってるー」

キョン「どうぞ」ニコッ

妹「お風呂気持ちーねーキョンくん」バシャバシャ

キョン「そうですねーオフッ!」

妹「キョン君、顔ビショビショー」

キョン「やりましたね~それっ」ピュー

妹「ひゃん…キョン君、凄いね今のどうやったのー?」

キョン「手で水鉄砲を作るやり方ですか?これはですね…こう手を重ねて…」

妹「こう?」ピュ

妹「ちょっとでたー!」

古泉「おめでとうございます」ニコッ

妹「キョン君、頭洗って~」

キョン「いいですよ」シャカシャカ

妹「あはは、うまーい」

古泉(ふぅ…僕も妹が欲しいですね…)

キョン「泡流しますよ、目を瞑ってください」

ジャバー

妹「次は体だね~」

キョン「なにぃ!?いや…それは流石に」

妹「今日はいっぱい汗かいたから、ワキの下とか股の間が汚れてるんだ-」

キョン「やります、やらせて下さい!」

妹「お風呂気持ちよかったねー」

フキフキ

キョン「そうですね…はいっ次は頭を乾かしますよ」

フキフキ

妹「キョン君、くすぐったいよ~」

キョン「すいません、慣れてないもので」

妹「そうだぁー次はテレビゲームしよーよー」

キョン「いいですよ負けませんよ~」

森「じゃあ私、先お風呂入ってるから…はやく来てくださいね」

古泉「は、はい!」

ガチャ

古泉「しつれーしまーす…」

森「遅いですよキョン君、さっ!頭を洗って下さい」

古泉(水着だ…と…しかも…スク水…)

森「流石に裸にはなれませんでした」

古泉「いえいえ!とんでもない!」

森「フフッ…がっかりしてますか?」

古泉「正直…たまりません」

シャカシャカ

古泉「気持ちいいですか?森さん?」

森「んっ…気持ちいい…ですね」

シャカシャカ

森「期待させて、すみませんねキョン君」

古泉「ハハッ…裸なんて見たら古泉に悪いですし、いいですよ。それにしても水着似合ってますね…お湯かけます」

ジャー

森「適当な水着が無くてね…こんなのになってしまいました…先出ますね、ありがとうございました」

バタン

妹「キョン君弱ーい」

キョン「強いですね…」
(さすが彼の妹だけの事はありますね)

妹「もっかいしよー?」

キョン「次は負けませんよ」

ドッカーンバキッグエ

妹「また勝ったー…フワァァ…ネムネム」

キョン「眠いですか?」

妹「うん…もう寝るね~今日は楽しかったよ、古泉くん」

キョン「気付いていたんですか!?いつから?何で!?」

妹「最初からー…キョン君はキョン君だし古泉君は古泉君だもーん、おやすみぃ」

古泉「……おやすみなさい」ニコッ

古泉「お風呂あがりましたよ森さん」

森「フフフッ…お疲れ様、キョン君」

古泉「いいお湯でした」

森「さて、私はもう寝ようかしら…」

古泉「はい、お疲れ様でした。おやすみなさい森さん」

森「おやすみ、キョン君」

古泉「俺も寝るか…」

……

キョン「彼の妹が寝てから急に静かになりましたね…」

キョン「僕も寝ますか…今日はいろいろあって疲れましたし」

ドカッ

キョン「いてえ!」

妹「キョン君おっはよー!とおかえりー」

キョン「ああ…おはよう、お前なもう少し優しく起こせよ」

妹「ふーん昨日のキョン君みたいに?」

キョン「昨日の俺は優しかったか?」

妹「うん!いっしょにお風呂入ったりーゲームしたじゃん!!」

キョン「そうか…お風呂!?昨日、俺はお前と風呂入ったのか?」

妹「うん、体も洗ってくれだじゃん」

キョン(あのニヤケ野郎…)

森「フワァ…おはよう…」

古泉「おはようございます、森さん。朝食の用意できてますよー…あっ、それ昨日の報告書です」

森「どれどれ…フフッ…汚い字……古泉っ」

古泉「はい?」

森「おかえり」

古泉「…知ってましたか……」

森「何の事?昨日、私とお風呂に入った嬉しさで記憶でも飛んだ?」

古泉「お風呂!?昨日…僕は森さんとお風呂に入ったんですか?」

森「ええ…入ったわよ」ニヤニヤ

古泉(…)

キョン「おい!古泉!お前羨ましいぞ」

古泉「あなたこそ!毎日、妹とお風呂に入ってるなんて羨ましいですよ!」

キョン「はぁ!?お前だって森さんと風呂に入ってるんだろうが!それに俺は妹と風呂なんてここ5年間くらいねーよ!」

古泉「僕だって森さんとお風呂なんて入った事なんて一度もありあせんよ!」

キョン「くそ!妹と風呂入りやがって!」
古泉「森さんとお風呂入ったなんて羨ましすぎです!」

キョン「俺はな!お前が」
古泉「僕はですね!あなたが」

「「やっぱり羨ましい!」」

終わり

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