真紅「JUM、実は私たちローゼンメイデンじゃないの」(909)

JUM「へ?じゃあ本物の呪い人形だったのか?」
真紅「ええ」

JUM「うわー!すぐ霊媒師に連絡しなきゃ・・・えーっと細木細木と・・・」
真紅「待ってJUM、今のは嘘よ」

JUM「なんだよびっくりさせるなよ・・・お前らしくもない冗談だな」
真紅「私達がローゼンメイデンじゃないのは本当」

JUM「だから!ローゼンメイデンじゃなきゃなんなんだよ!」
真紅「私達も薔薇水晶と同等の存在、いや、それ以下ね・・・」

JUM「・・・説明してくれるな?」
真紅「もとよりそのつもりよ」

真紅「私達、実はただの人間なの」
JUM「いやいや、どうみても人形じゃないか・・・」
真紅「ええ、この体は人形よ」

真紅「正確に言えば遠隔操作ってことになるわね・・・」

fpsの対戦相手が見つかったので少し退席
見つかるまでの合間すこしづつ書いていきます
需要がないのはわかってるけどオナニーってことで

真紅「新型の訪問ヘルパーみたいなものよ・・・」
JUM「え?え?」
真紅「仕事なのよ」
真紅「夜9時に寝てたのは、夜9時が退社時間だからなの」
真紅「会社から遠隔操作して話したりしてたわけ」
真紅「ステッキを持つのはなかなか高度な操作テクが・・・」

JUM「ちょ、ちょっと待ってくれ・・・なんでいきなりそんな暴露を?」
真紅「会社が倒産したからよ」

JUM「ふー・・・いきなりそんなこと聞かされても・・・混乱して」
JUM「そもそも何のための会社だよ?お前は何のために・・・?」
真紅「私は引きこもり救済要員ね。のりに雇われたの。」
JUM「嘘・・・だろ・・・少し考える時間をくれ・・・」
真紅「ええ、かまわないわ」

JUM「じゃあ、蒼星石は?」
真紅「彼女は老人介護が専門ね」

JUM「・・・それじゃ雛苺は?」
真紅「主に一人っ子の遊び相手として雇われることが多いみたい」

JUM「・・・金糸雀」
真紅「写真撮影・コスプレ用ね。彼女の場合、ミーディアムが雇い主。」

JUM「水銀燈」
真紅「キラキショウと同じく、悪役がメインね。依頼があれば病人の話し相手にもなるわ」

JUM「そういえば翠星石は?」
真紅「・・・彼女だけは知らないわね。おそらく他社のドールじゃないかしら。」

真紅「今夜それぞれの雇い主に今したのと同じ内容を話している頃よ」
真紅「契約上の関係とは言え、それなりに長い付き合いですもの」
真紅「明日、うちの会社でお別れ会をやろうと思うのだけど構わないかしら?」

JUM「う・・・ああ、わかったよ・・・お別れ会ってことは・・・?」
真紅「そうね、もうこの人形を使うことはないわ。所謂中の人で会うことになるわね。」
JUM「そっか・・・」
真紅「じゃあ、夜9時の退社時間だから、人形の電源を切るわ。」
真紅「明日は会社に、人形を持ってきて頂戴」
JUM「わかったよ」

翌日

JUM「ここがドール派遣サービスか・・・迷っててもしょうがない、別れぐらいはちゃんと・・・」
?「いらっしゃいませこんにちわー」
JUM「あ、どうもー このお別れ会の件で呼ばれたんですが」
?「あ!JUMなのー!おっと、リアルじゃJUM登りはできないわね」
JUM(雛苺・・・?声色変わりすぎだろ それになにこの汚ギャル・・・怖い・・・)
雛苺「中へどうぞなのー!」

?「やあJUM君、こんにちわ」
JUM「蒼星石・・・さん?」
蒼星石「ちょっといきなりさん付けってwwwオウフwww」
JUM「いや、あの、すいません・・・(バリバリの腐女子じゃねえか・・・)」
蒼星石「じゃ、行こうかJUM君 プッw」

?「あれ?JUM君もう来たんだ?」
JUM「え?誰・・・ですかね?」
金糸雀「ああごめんごめん、真紅のミーディアムもうきたのかしらー!これでいい?」
JUM(ほっ・・・やっと普通の女の子だ・・・)

?「ここは通さないわよ!」
JUM「ひっ!その声は水銀燈!?」
水銀燈「他の子と違って私はわかりやすいでしょ?役作りってやつよ」
JUM「そ、そうですね・・・(リアルで銀髪とは恐れいったよ)」

集合場所につくと、そこにはドールの中の人に囲まれる翠星石の姿が

JUM「なにやってんだ・・・?」

?「この会社も今日で終わり」
JUM「・・・真・・・紅・・・さ・・・ん?」
真紅「ええ、私が誇り高きローゼンメイデン(仮)第五ドール、真紅よ、JUM」
JUM「え・・・男?」
真紅「胸はこれからつけるのだわ」
JUM「もうやだこの会社」

>>18
俺の中のカナタロスの株がまた上がった

真紅「さっきの話の続きだけれど、私達は再就職先が欲しいわけ」
真紅「それで他社のドールであるあの子に頼んでいるんだけれど・・・」
JUM「う・・はい・・・(できればそれ以上その声で喋らないでくれ)」
真紅「さっきからずっとあの調子なのよ」

雛苺「だからぁー うちらにお前の会社紹介しろっつってんの!」
蒼星石「オウフwwwwwwwww」
水銀燈「切実にお願いします」
翠星石「だから翠星石はそんなんじゃねえです」

金糸雀「私達もこうしてぶっちゃけちゃったし、翠星石さんも本音でいきませんか?」
雛苺「そうそう もう役作りとかいらねーからぁー マジKYだべ」
翠星石「そういわれても困るです・・・」

水銀燈「このとおりよ!私一応子持ちで・・・困るの!」
翠星石「で、でも・・」
雛苺「でもじゃねーから!マジでケンジ呼んじゃうよ?もしもしケンジぃー?」
翠星石「うう・・・助けてJUM・・・」

蒼星石「ですぅーwwwですぅーwww困るですぅーwwwエフッwwwエフッwwww」

JUM「他社のドールも大変なんだなぁ・・・」
翠星石「JUM・・・!」
翠星石「JUMがそういうなら・・・もうそういうことでいいです」
翠星石「会社の面接は後日連絡するです・・・」

ケンジさんマジパネェっす

巴「雛苺・・・?嘘・・・」
雛苺「チェッス!! 長年ミーディアム(笑)お疲れっしたー!」
巴「嘘よ、嘘に決まってるわ、こんな汚ギャルが雛だなんて・・・」
雛苺「はァ?シャバいこと言ってんとマジしめんぞ小娘 うちのケンジ呼んd」

巴「嘘よおおおおおおおおお!!」

バキッ ドガッ

巴「はぁはぁ・・・木刀を持ってきて正解だったわ」
巴「気分が悪いからもう帰る」

めぐ「水銀燈・・・」
水銀燈「あ、あらぁ めぐじゃなぁい」
めぐ「無理して作らなくていいのよ、それよりお子さんがいたのね」
水銀燈「・・・」
めぐ「私なんかより自分の子供の面倒、見てあげて」
水銀燈「ごめんなさい・・・でも・・・」
めぐ「・・・もし暇を持て余したら、あの、お見舞いにきてくれたら嬉しい・・・」
水銀燈「もちろんよ(号泣)」

ジジイ「蒼星石ー!蒼星石はどこじゃー!カズキー!」
蒼星石「オウフッwwww翠星石リアルドール気取りオウフwwww」
ジジイ「カズキ!」

JUM(すげーあのじいさん、蒼星石一発で見抜くなんてただもんじゃねえ・・・)

            ,  ´__ ` - 、       `丶、
.         / /  /   ` - 、      丶
       / /    '    /   ` - 、       \        /
      /,   ' /    /   /!l |    `  、       \   /
.     // / /   /__∠. 斗‐ | l、  | l  ` 、    ` く::\
    /イ /| ′ ///二ヽ!  | | \ | |  ,|  \      \:ヽ
     | / l| l/ ,イ:'〈 f!ハ '|l l! !__ メ、'  / !  .:l:\    ヽ冫
     l'′l| l //::,′ |l:::}   l l|´ ,二ヽ \/ /  .:;'::::::::\  /
     {   | 'l..:/:::,'  、ゝ'′   l | 〃「「`ヽ/ X  .:::/:::::::::::::::`Y
         ! l:::l::{ "" `     l|   | !::::::i}/  .::/::::::::::::::::::::,′
.          l |:ハ   !       ゝtzノ'   .:/:::::::::::::::::::;/
         l|::∧  _     """ `ー/  .:/:::::/::::::::〃
          |:':/::>、 ヽ __  - ´::::::;::::::'::::::/::::::://
          }/l:/  ヽ.__/ ̄ ー=<彡::;:::イ/::::::://
          / /′ /イ/       イ::/:/::;:イ '
            ′   .イ          l//:/::ハ ヽ

             r=-、      _,.......、
               }|   ``ヽコァ' ´´ ̄`l}
           r'  r== 、}j_}'´__,r==、゙、
        _  r'\  〉  ,.イ_j、>``  fr'
       //`´`ヽ ヽ'=テ'´ー' ー'`ーヽ=r'´

       j {_,. - '´ ト=彳 l !     !  l ヾ
      、j ,イ    {  ,.{-!-|、   l__l_l | lト、
     r=、{ ヽ    ト、l、l,r=、N、ノ=、ノ`//'  〉
     {{__, ト-`= r'__}_イヒソ   ヒソ}ィ''´_ノ
        `=-<ヽ_ニ〉、 ,.、__,'_ ノニヽ、-'
        く fr'´ くくヽr/_::::::::::_Yモこ,
         ト、`´  )´7´r'-;::::r(ヽ〉 ̄
        〉' `` く,イ{   7ァ{`_ノ  
        /`ヽ  /〈{ヾr'´ト|{ / }
      〃  ヽ   ヽヾ!八ヾノ
     //     ``フード'  ヾ、__
    / /      >'´!|    ヽ`丶、
   ヽ、/      , ' |:l !   }  ノ, -'-、
    /-‐、   /  //,ヘ__ノ//_ /、 }、
    ヽ   ヽ,、{〉`Y:://'´  ,r`)'´/⌒j'´}-'
      \く ``rァ、`゙   ∧` ̄>'`´_ヽ=、
         `ー'  'ーr‐イハ>ノ ヽく_ニ7マ
             /7lN´}=|   lヌ 7/ ヽ
             ヾrl!ヽノl   └ヽ'ニ==lトァ'"⌒ヽ
              {_!〉´`|     ヽ__//   /
              |ヽヽノl      {    /
              l! //ニ゙、      `ー'´
              {ヽ'    ヽ
               ヽ、___,.イ

みつ「かなー!お疲れ様!」
金糸雀「お疲れ様かしらー!」
みつ「これ今月分の給料よ」
金糸雀「え、こんなに?」
みつ「いいのよ、退職金含め、みたいなとこかしら?」
金糸雀「みっちゃん・・・これからも遊びに行くから」

みつ「え?その格好で?それはお断りよ」
金糸雀「・・・」

>>44
値段によっては本体も呼んで良い

JUM「お別れ会っていうから何か特別なことやるのかと思えば・・・ただの飲み会か」

JUM「ん・・・?」

翠星石「・・・」
JUM「どうしたんですか?」
翠星石「・・・翠星石に構うなです」
JUM「あなたもいつまでも人形役に徹しないで、中の人で混ざればいいんじゃないですか?」
翠星石「さっきからなんですその言葉遣い、気色悪いですぅ」
翠星石「それに翠星石は・・・みんなのことほんとの姉妹だと思ってたです」
JUM「は?」
翠星石「この状況で信じろっていうほうが無理あるかもしれませんが」
翠星石「翠星石だけは本物のローゼンメイデンです。誇り高きローゼンメイデン第三ドールです・・・」

JUM「だってお前、今までの態度はなんなんだよ?」
JUM「昔からの知り合いみたいな・・・」

翠星石「あれは・・・」
翠星石「正直言って、姉妹達と最後にあったのは何十年も前なんですぅ」
翠星石「JUMは、物心ついたときにあった人のこと、例えば死ぬ直前に覚えてますか?」

JUM「そう言われればそうだな・・・」

翠星石「姉妹達の記憶は、お父様と同じぐらい曖昧なんです・・・」
翠星石「まさか人間が操ってるとは知らず、ぬか喜びもいいとこですぅ」

JUM「そうだったのか」

帰り道

JUM「もう、家に帰っても俺とお前だけなんだな」
翠星石「・・・のりがいるですよ」
JUM「そうだな・・・」

ヅバン!

JUM「!! 目の前にナイフが・・・誰だ!?」

?「翠星石、おままごとは終わったみたいね」
翠星石「誰です・・・?」
?「私はローゼンメイデン第四ドール蒼星石。」
蒼星石「この私が男装だなんてなかなか面白かったわ。さ、そろそろ帰ってらっしゃいな」
蒼星石「余興の時間は終わりよ」

そこには黒いドレスを纏った翠星石と同じ髪型で青い髪の人形が立っていた

JUM「本物の蒼星石・・・?」

        /:::::::::::::::::::::::人::::::::::::::::::::::::\
       /:::::::::::::::::::::::::::/ ..ヽ::::::::::::::::::::::::ヽ
      /::::::::::::::::::::::::::::/   ヾ:::::::::::::::::::::::::丶
      |::::::::::::::::::::::::::::/     ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ
      |::::::::::/::::::::::::ノ       ヽ.::::::::::::ヽ:::::|
      |:::::::/ ̄ ̄ ̄          ̄ ̄ ̄|:::::::|
      |=ロ   -=・=-     -=・=-  ロ=|人形なんかに恋して恥かしくないの?

      |::::::|       ノ           |:::::::| 
      |::::::|       (● ●)       .|:::::::|
      |::::::|*∵∴    l l    ∴∴*.|::::::| ボク、本気にしますよ?

      |::::::|  ∵∴\______/∵∴ |::::::|

      |::::::|\     \____/    ./.|::::::|
      |::::::|  \________/  .|:::::::| 
        ̄   /`   ゜     ´\     ̄
          / ,へ    丶   ヽ \

          〈 〈 ( ・  .| ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄|
          \ \|    |同人誌| |18禁|
            \ \  .|__.m| |____|
              ヽ \| | l|  |ヽ_ノ
              |\ |l| l|.| |l  |
            / ,巛 ~~\ クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ

           /  /      ヽ ヽ
           〈  〈       〉  〉
           \  \    / /
            (__)  (__)

JUM「蒼星石は翠星石と双子の姉妹で、庭師の鋏を・・・あれ?それは偽者?」
蒼星石「あらぁ?その子とは双子だけど、鋏なんてチャチなもの使わないわよ」
蒼星石「ローゼンメイデン随一のナイフ使い蒼星石をお忘れ?翠星石?」

翠星石「な、なにも覚えてないです・・・」

蒼星石「それもそうね、私も目覚めたときは記憶なんてなかったもの」
蒼星石「まあいいわ、ついてらっしゃいな」

JUM(黒い翠星石・・・)

蒼星石の後をついていくと、そこには古い洋館が建っていた

蒼星石「さ、遠慮せずにあがりなさいな」
JUM「ここは・・・有名な幽霊屋敷じゃないか」
翠星石「ここまできたら行くしかないですよ、JUM」
JUM「わかってるよ、行こう」

面白いけど収集つくのか?

?「やあ、久しぶりだね翠星石」
翠星石「え?久しぶり・・・と言いたいところですけど誰ですぅ?」
金糸雀「ボクだよ金糸雀だよ、あれだけ仲良かったのに忘れたのかい?」
翠星石「あーもう、覚えてるわけねーです!」

JUM(本物の金糸雀はどっかのお姫様みたいな格好してるんだな)
JUM「それにしても暗すぎないか?足元が見えなくて先に進めないぞ」

金糸雀「これは気が効かなくて失礼。ピチカート!」

翠星石「うわっ! ・・・急に明るくなったです 気味わりぃですぅ」
蒼星石「金糸雀は電気を操るのよ」

>>蒼星石「金糸雀は電気を操るのよ」

▼ ̄>―-< ̄▼
 Y ● - ● Y
 ( @ o @ )よろしい、ならば戦争だ

  >       <
 人)     (人

?「楽しい余興の時間が終わってしまったようですね」
蒼星石「ええ、そのようですわ」

JUM(凄まじく長い髪だ、床についてるじゃないか・・・それになんかこの人形・・・
    ぼやーっとして実体がないように見える・・・病的な感じがする・・・
    病的に・・・美しい・・・)

蒼星石「あ、JUM君、水銀燈を直視したらダメよ」

パンッ

JUM「はっ!ぼ、僕は一体・・・」
蒼星石「水銀燈の放つ瘴気に当てられると正常な意識を保てなくなるわ。気をつけて頂戴。」

水銀燈「これで全員揃ったようですね。では食事の準備でもしましょうか。」


  r‐ _> '´: : : : : : : :\: :ヽ__/_ノ:_:_:_:_:_:_:_:_:_ノ_,イ
 ( f´: : : : : : : : : : : :__ノ_工_不ユ辷ン、__)て_フ ̄\

  (_}: : : : _  -r≦_入ノ‐(⌒)ノ^ゝ┘ヽ,\ 下卞、[_ ̄
  (イ‐ハ__ノ`ー'>_T升  l i{   ヽ.  ヽ \ ヽ }  \
 く h{: : __,:ィ´r勹'  |    |   i   l   ヽ ヽ  冫
  `下不ンフ_√ |   |    |   | ,. -+- 、 ',  l \{
.    j_:_:イ゙厂 !  、  ヽ_,⊥|i|   ! | _⊥_ハ ハ リ__})
   /レ^ 「|!  ヽ/ \_,.|从   ハ イテ'卞仆jイ `ー、
 / |   | ゙, ヽ × \x=ミ、 `´  ' {ゞィリ '|__,ン千´ ̄`ヽ   ・・・・・・・
/   l|  ハ ヽ \_>〃{k_r1      `-´仁二亅_,二二}
ー=ミL.___≧ト、ート ヽ ゞン     '     ゙ハ三{_∠_ ̄
  \`Y二ニ=-Y´  ̄`Y    r   ̄}   .イ 厶イく_フノ
    ノ イ   ___ゝZ__,ラ、    ヽ __ ノ ∠,ノ┴‐┴<
     ゝ二三三ニハ=-=ァ≧ー ┬ --,イ: : | : : : : : : : : \

水銀燈の周りから色のついた空気のようなものが無数に飛び出し
瞬く間に食事がテーブルに並んだ

JUM「なんだ今の・・・?」
蒼星石「水銀燈はアストラル体を操れるの。」
JUM「アストラル体・・・?」
蒼星石「簡単に言うと幽霊とか霊魂みたいなもんよ。」
JUM(なるほど、だから幽霊屋敷って呼ばれてたんだな)

天→天力改傷(てんりょくかいしょう) 人のキズをいやす
地→知力改建(ちりょくかいけん) こわれた物などをなおす
風→風舞(ふうが) かまいたちのような風の刃で敵を切りつける。
         刃は今のところ5枚出る
土→土留苦(どるく) 敵の重力が100倍に、立つことができなくなる。(むしろうまる)
          50倍、10倍など強さを変えられる。
          ツボを押すことで、部分的にもできる。
水→水神(すいじん) 池や湖や海の近くでないと使えない
            水の神の力を借りて何かができる(レア)
火→陽炎(かげろう) 炎のうずが敵をつつみこみ、一気に燃やすこともできるが
            じわじわと暑くすることもできるためごう門にも使える


この技出る?

JUM「さっき全員揃ったって言ったよな?ローゼンメイデンって四体で全部なのか?」
水銀燈「いいえ、七体ですよ。」
JUM「じゃあ、なんd」
金糸雀「他の三体は敵対関係にあるんだよ。」
翠星石「! そうです!アリスゲームはどうなってるです?姉妹全員目覚めてるのは間違いないです!」

水銀燈「ええ、目覚めていますよ。」
蒼星石「アリスゲームの記憶は流石にあるのね。」
蒼星石「翠星石、あなたが目覚めるまで待っていたのよ。」
翠星石「え?だって翠星石はとっくに目覚めて・・・」
水銀燈「そちらの目覚めではないんですよ、翠星石。」
水銀燈「あなたが楽しい夢を見てる間は起こさないように、淑女としてのマナーですからね。」
翠星石「そんな・・・人間達に騙されてる翠星石を見て笑ってたですか・・・」

JUM「な、なあ なんで四対三のチーム戦みたいになってるんだ?」
翠星石「そうです アリスになれるのは結局一人ですよ?」

蒼星石「四対三というのは正確ではないわね。単独行動をとっているドールがいるから、四対二対一ね。」
金糸雀「翠星石がボクらに加わってくれれば人数面でさらに圧倒的に優位に立てるんだよ!」

翠星石「ずいぶんアリスゲームに乗り気みたいですね・・・」
翠星石「チームを組んでアリスゲームしたって、結局最後は・・・チームのみんなで戦うことになるです」

蒼星石「それなら安心して頂戴。」

蒼星石「向こうのチームがどういう話になっているのか知らないけど」
蒼星石「私達は残る三体を倒した場合、水銀燈にローザミスティカを渡すことで合意済みなのよ。」
蒼星石「翠星石、もちろんあなたにもそうしてもらうつもり。」

翠星石「・・・・・・・・へ?」

金糸雀「単独行動ととっているドールと水銀燈。この二体にはボクらは束になっても適わないんだ。」
金糸雀「どうせ望みがゼロなら、仲の良い方にアリスになって欲しいと思ったんだよ」

翠星石「JUM、か、帰るです!こいつらイカれてやがるです!」

JUM「お前らおかしいぞ!まるで水銀燈を宗祖とした宗教みたいじゃないか!」
JUM「そんなことまでしてアリスになる必要なんてあるのか?」
翠星石「そうです、争いごとをしなくていいのなら、翠星石はお父様にあえなくてもいいです・・・」

水銀燈「お父様には私達もすでに興味はありません。」

JUM「じゃあなんのために?」

水銀燈「アリス、即ち人間になるためです。」

翠星石「え?アリスになる・・・って人間になるってことだったんですか?」

蒼星石「その通りよ翠星石。」
水銀燈「ローザミスティカは中途半端な命の欠片。」
水銀燈「それを集めることで私達は立派なひとつの命を授けられるんです。」

JUM「アリスゲームが・・・人間になるためだったなんて・・・」

翠星石「と、とにかくJUM、帰るですよ!」
JUM「悪いけど今日は帰らせてくれないか?」

水銀燈「構いませんよ。元より無理に誘うつもりはありませんから。」
蒼星石「翠星石・・・単独行動を選ぶなんて愚かな子ね・・・。」

翠星石「やっと幽霊屋敷から帰れると思うとせいせいするです」

水銀燈「ちょっと待ってください。」
翠星石「なんです?」

水銀燈「あなたが余興から目を覚ましたことでアリスゲームは開始されました。」
水銀燈「これからは他の三体が単独で動いてるあなたを狙うかもしれない。」
水銀燈「もちろん、私達も狙わないとは断言できません。」

翠星石「JUM、正面きって喧嘩売られたですぅ・・・」
JUM「と、とにかく帰ろう!」

水銀燈「それと、真紅にはくれぐれも注意してくださいね。」
水銀燈「あの子は狂犬ですから。うふふふふ。」

JUM(真紅・・・?)

桜田家

JUM「はぁ・・・今日はいろんなことがありすぎて疲れたな」
翠星石「・・・」

JUM「あ、おい、布団に何置いてんだ!・・・ってカバン?」
翠星石「・・・」
JUM「分かった分かった、好きにしろよ」

翌日

翠星石「いい天気ですぅー」

のり「ちょっとJUM君、翠星石ちゃんって・・・」
JUM「お前が雇ったエセ真紅とは違って、あいつは本物のローゼンメイデンだよ」
のり「え?じゃあお給料払わなくてもいいのね♪」
JUM「お前・・・まあいいや、少し出かけてくるぞ」
のり「どこいくの?」
JUM「図書館だよ、勉強に最適なんだ」

図書館

JUM「余計なことは考えないで勉強勉強っと」

JUM「・・・今まで真紅達と過ごしてきた日々は紛い物だったんだな」
JUM「本物のローゼンメイデン」
JUM「薔薇の花弁を飛ばすとか、そういう能力に比べると」
JUM「だいぶ人外の能力って感じだったな」
JUM「本物のローゼンメイデンは僕が関わるべき存在じゃなかったってことか」

JUM「まあ関係ないさ、お姉ちゃんがあんなもの雇ってまで僕を更正させたかったなら」
JUM「それに応えるのが今の僕にできることだ」

JUM「ん・・・いつの間にか寝ちゃったみたいだな」
JUM「はは、隅っこで勉強してたから図書館の人も気づかなかったのか」
JUM「帰ろう、鍵一箇所ぐらい開けっ放しでも・・・大丈夫だろ」

ペラ

JUM「?」

?「ほう、最近の図書館には我々に関する本も置いてあるのかの」
JUM(真っ赤な人形・・・?魔法使いみたいな格好だな)
?「これ人間、お前じゃな翠星石のミーディアムというのは」
JUM「そ、そうだけどお前は誰だ!真紅、か・・・?」
雛苺「ローゼンメイデン第六ドール雛苺、もっとも、JUM登りなどせぬがな、ハハハハハ」

JUM「お前か、単独で動いてるドールってのは・・・」
雛苺「取引しようではないか、人間」
JUM「い、言ってみろ」
雛苺「翠星石がこの雛苺の仲間になるよう、便宜を図るのだ」
雛苺「そうすれば知る限りのことを話そう」
JUM「・・・断r・・・あぐっ!一人でに手が首を絞めて・・・くるし・・・」

雛苺「翠星石は意思をもたぬ生命を操ることが可能。つまり植物じゃ。」
雛苺「対してこの雛苺は意思を持つ生命の、意思自体を捻じ曲げることが可能。」
雛苺「人間、お前をこのまま明日の朝刊に載せることなど造作もないぞ。」

JUM「ぐ・・・」

雛苺「迷ってるようだな、人間」
雛苺「ではもう少し簡潔に要求を言おう」
雛苺「明日の昼までに翠星石を連れてこなければお前を殺す」

JUM「・・・誰がお前の言うとおりなんかに」

雛苺「明日までその命はお預けじゃ」

JUM「くそ、あれじゃ化け物じゃないか・・・」

翌日

JUM「・・・」
翠星石「どうしたです人間、朝っぱらからふさぎこんで?」
JUM「う、うるさい!ほっといてくれ!」
翠星石「・・・?」

JUM「くそ、あんな悪魔人形の仲間になれだなんて言えない」
JUM「やっぱり僕一人で行くしかないか・・・」

昼、図書館

JUM「来たぞ・・・」
雛苺「約束を守ってよくきたの。」
JUM「翠星石は連れてきてないけどな!」
JUM「真昼間の図書館、衆人環視の中で僕を殺せるならやればいい!」
JUM(命をかけたハッタリだな・・・人に見られようが関係ないのなら、僕は死ぬ)

グラップラー真紅思い出した

JUM「ハァ・・・ハァ・・・・」

雛苺「そんなこと考えずに昼の図書館に呼んだとでも?雪華綺。」

JUM「う、うわ、なんだこれー!」

雪華綺晶「はじめましてJUM君。ウチの部屋へようこそ♪」
JUM「へ?図書館からいきなり、なんだここは?」
雛苺「雪華綺晶は異次元に移動、又は中に生き物を引き入れることが出来る」
JUM「ゾワッ」
雛苺「わかったようだな。つまり彼女がその気にならない限り、お前は永遠にこの狭い檻の中。」
雪華綺晶「じゃ、十時間毎に会いにくるから♪」

JUM「え、行っちゃった・・・うそだろ・・・」

JUM「くそ、ほんとに何もない部屋だな・・・」
JUM「壁もドアも、叩いてもビクともしない」
JUM「・・・喉が渇いた」

JUM「あいつ、雪華綺晶とか言ったっけ」
JUM「どうみても金髪の子ギャルにしか見えなかったが・・・」
JUM「雛苺はスキがなさそうだったが、あいつぐらいならなんとか騙せそうだぞ」
JUM「10時間後に期待して黙って待つとしよう」

10時間後

JUM「・・・はっ!」
雪華綺晶「やっほー♪お休みのところ失礼♪」
JUM「あ、あのさ、とりあえず一回外に出してくれないかな?」
雪華綺晶「え?」
JUM「翠星石と直接会わないと説得のしようがないだろ?」
雪華綺晶「んー それもそーねー・・・」

JUM(よし、いけそうだ・・・このまま逃げよう)

雛苺「待て雪華綺晶」
JUM「!!!」
雛苺「何度も説明しただろう。nのフィールドを介せば会話ぐらい造作もないのだ。」
JUM「くっ・・・そ・・・またこいつに・・・」

うう・・・明日から仕事なので寝なければならない
もしも明日の定時まで残っていたらそのときはきっと最後まで書きます
すいません

              -― ̄ ̄ ` ―--  _      
          , ´         ,    ~  ̄、"ー 、 
        _/          / ,r    _   ヽ ノ
       , ´           / /    ●   i"
    ,/   ,|           / / _i⌒ l| i  |
   と,-‐ ´ ̄          / / (⊂ ● j'__   |
  (´__   、       / /    ̄!,__,u●   |   
       ̄ ̄`ヾ_     し       u l| i /ヽ、
          ,_  \           ノ(`'__ノ
        (__  ̄~" __ , --‐一~⊂  ⊃_

           ̄ ̄ ̄      ⊂ ̄    __⊃
                   ⊂_____⊃

1です
遅くなってすいませんでした

ていうか、まさかまだ残っていたなんて・・・
しかも「明日の定時まで保守して」なんて無茶すぎる要求にもかかわらず
>>1はもうこないよ といった書き込みも一切なく、感涙の極みであります
ありがとう、みんなありがとう
拙い文章で申し訳ないが全力で書かせていただきます・・・!

JUM「もう好きにしてくれ・・・」
雛苺「このままお前を殺したところで我々に何の得もないのだよ、人間」
雛苺「これからお前を操り、せめて翠星石のローザミスティカを奪うための」
雛苺「当て馬になったもらおうかの、ハハハ」

JUM「や、やめてくれ、もうやめてくれー!」

ガシャーン!!

雛苺「!!」
雪華綺晶「ウチの部屋の窓が割れるなんて・・・ありえない」
雛苺「異次元に侵入者だと・・・?」
雪華綺晶「まさか・・・」

?「・・・」

雪華綺晶「いやああああああああ!!」
雛苺「ぐっ!」

JUM「真紅!真紅ー!!」

JUMは一目見てそれが真紅だとわかった
他のドールと違い、懐かしい感じがしたのだ
金髪に赤いドレス。
目まで赤いところはJUMの知っている真紅とは違ったが、
それでもJUMは異国で旧友に会ったような安堵感に包まれていた

雪華綺晶「こ、こないで!こないでぇー!!」
真紅「・・・」

凄まじい勢いで雪華綺晶が異次元から逃げ出す

雪華綺晶「あれ?」

雛苺「! 逃げたはずに雪華綺がいつの間にか真紅の目の前に・・・」

雪華綺晶「だ、黙ってやられるわけにいかないのよ!」

雪華綺晶が手をかざすと真紅はその場から跡形もなく消えた

雪華綺晶「は、はは なんだ、大したことないじゃない・・・」
雪華綺晶「あいつはもう二度と出さないんだから!」

JUM「そんな・・・別の異次元に飛ばされちゃったのか・・・」

雪華綺晶「ふー、疲れた♪じゃ、さっさとこのコ洗脳して翠星石のミスティカゲットしよーよ♪」

雛苺「・・・!」

雪華綺晶「うそ・・・」

雪華綺晶が振り向くとそこには真紅が立っていた
雪華綺晶の周りを牙のようなものが取り囲む

雪華綺晶「いや、助けて雛苺!!」
雛苺「・・・クク」
雪華綺晶「いやあああああああああ!!」

一瞬の惨劇が終わった後、そこには雪華綺晶の残骸が転がっていた
残骸から光の玉が真紅に向かって飛んでいく

真紅「あなたは死んだわけじゃないわ」
真紅「もう怯えることはない、私とともに生きるのよ」

雛苺「クク・・・よくやってくれたよ真紅、お前は」
真紅「どういうこと?」
雛苺「おっと、お前いつの間に喋れるようになったんだ?まあそんなことはどうでもいい。」

雛苺「雪華綺晶はな、異次元を操る他に他者の能力を一つだけ封印する力も持っていたのだよ」
雛苺「数百年前、雛苺は戦闘能力の低い雪華綺晶から手っ取り早くローザミスティカを奪おうとした」
雛苺「そのとき、奴が苦し紛れに雛苺の能力を封印したのだよ」
雛苺「おかげでこの数百年、人間一人を洗脳するのもままならない体たらく」
雛苺「奴の下僕として過ごした屈辱の日々」
雛苺「それをお前は救ってくれた。感謝するぞ真紅!ハハハハハ」
雛苺「では久しぶりに支配の快楽に酔いしれてくるとしよう」

JUM「あいつ封印された状態でも十分すぎるほどヤバかったのに、どうなっちゃうんだ」
JUM「行っちまった・・・」

真紅「JUM、辛かったでしょう、大丈夫?」
JUM「あ、ああ・・・ってなんで僕のことを知ってるんだ?」
真紅「私は・・・」

真紅「私は特異な能力のせいで、ずっと独りだった」
真紅「何百年も独りでいるとね、言葉なんて忘れてしまうの」
JUM「だから雛苺はお前が喋ったことに驚いていたのか・・・」

真紅「そう。私がまともに喋るのはこれが初めてのようなものね。」
JUM「じゃあなんで今喋れてるんだ?て、ちょっと待て!その前の質問に答えてくれ!」
真紅「わかったわ。少し恥ずかしいけれど説明するより他にないわね。」

真紅「孤独だった私はいつもnのフィールドで本を読んでいたの」
JUM(本か。そこは偽真紅と同じなんだな。)

真紅「ある日、いつも無音のフィールドに声が聞こえた」
真紅「私の名前、『真紅』と呼ぶ声が」

JUM「まさか・・・僕?」

真紅「そうよ。それから私は人間が演じる私と、JUM、あなたに興味を持ったの。」
真紅「本を投げ出してあなたたちの日常を眺めていたわ。」
真紅「そうしているうちに、人間が演じる『真紅』に自分を投影するようになった。」
真紅「だから、言葉遣いや服装も、その『真紅』に似通っているのよ。」

真紅「おかげで紅茶にも詳しくなったわ」

JUM「そうだったのか・・・道理で懐かしい感じがしたわけだ」
JUM「それで、なぜ僕を助けてくれたんだ?」

真紅「私は長い間、『真紅』に自分を投影してきたのだから」
真紅「あなたとはずっと一緒に暮らした仲間のような感覚なのよ」
真紅「それに、単純にJUMのことが気に入ったというのもあるわね。」

JUM「ばっ、 恥ずかしいことをぬけぬけと・・・」

JUM「雛苺のことも気になるけど、一旦帰って翠星石に会ってくれ」
真紅「わかったわ、行きましょう、JUM」

翠星石「・・・真紅?」
真紅「すぐわかってくれるなんて嬉しいわ翠星石」
翠星石(でも微妙に違う・・・?まさか・・・)

翠星石「本物の真紅ですか?」
真紅「そうよ、あなたのことはずっと見てきたけど・・・よろしくね翠星石」
翠星石「よろしくです!久しぶりに懐かしい顔に会った気がするですぅ♪」

真紅「のり、紅茶を淹れて頂戴」
のり「はいはーい」
JUM「おいおいお前、家着いてすぐそれかよ」
真紅「いいじゃない、一度言って見たかったのよ」

それから数日間、桜田家は以前のような状態を取り戻した
ある日

翠星石「JUM!!」
JUM「なんだなんだぁ?またタマゴでも爆発させたのか?」
翠星石「それどころじゃねーです!このニュース見るです!」
JUM「へ?ニュース?」

キャスター「今日未明、およそ一万人の民衆が突如武装蜂起」
キャスター「首相官邸等、日本の心臓部は抑えられた模様」
キャスター「首謀者からの声明は未だに発表されていません」
キャスター「この謎の暴動に全国が混乱しています」
キャスター「! おいカメラ!なにやって・・・ ザー」

翠星石「ただごとじゃないです、きっと姉妹の誰かが力を使ってるです!」
真紅「雛苺ね」
JUM「え?だってあいつの力って・・・まさか」
真紅「ええ、そのまさかみたいね」
JUM「封印とかれたからってここまで出来るもんなのか・・・?」
JUM「こんなのどうしようもないじゃないか・・・」

真紅「! TVの画面が変わったわ」
JUM「これは・・・雛苺!」

雛苺「これより声明を発表する。」
雛苺「我等の望みは圧倒的支配。抵抗するものは独り残らず殺す。」
雛苺「さらに私信を続けさせていただこう、ハハハ」
雛苺「邪悪な力を持つ者よ」
雛苺「お前達は数の暴力によって裁かれるだろう。以上。」

JUM「要求もなにもあったものじゃないな・・・」
翠星石「狂ってるですぅ・・・」
真紅「同感だわ、人間が演じていた雛苺の方が、可愛げがあったわね」

JUM「それに・・・あんまり思い出したくないけど」
JUM「最後のあれってやっぱり宣戦布告だよな?」

翠星石「こ、細けーことは気にするなですぅ!」
JUM「こいつ現実逃避しやがった・・・」

JUM「いざとなったら真紅、翠星石!頼んだぞ!じゃ、僕は寝る!」
翠星石「現実逃避してるのはどっちですか!」

真紅「ま、どこに逃げても無駄だろうからおとなしく寝ましょう」
翠星石「そ、そうですか・・・」

翠星石(とは言ってもJUMから聞いてるです)
翠星石(テレポートしたり空中に牙を出したり・・なんか凄そうです)
翠星石(いざとなったら真紅に任せるです♪)

夜中

ガンガン!! ドンドンドン!! ガンガンガン!!

JUM「うわ!!」
翠星石「き、きやがったですぅ!」
真紅「淑女の睡眠を妨げるなんて無粋ね・・・」

JUM「え、なんだよこれ・・・」
翠星石「家を囲んでる人の波が・・・多すぎて端が見えないです」
翠星石「もう終わりですぅ 白旗あげるですぅ・・・ヘナヘナ」

JUM「お、落ち着けお前ら!そうだ、真紅!僕らを連れてテレポートしてくれ!」
真紅「わかったわ、しっかり掴まって頂戴」

真紅「と、思ったけれどやっぱりnのフィールドに逃げましょう」
JUM・翠「はぁー?」

翠星石「真紅の気紛れに勘ぐりいれてる暇はねーです!カガミにダッシュです!」
JUM「急げ!」


nのフィールド


JUM「ハァハァ・・・何とか間に合ったか・・・」
翠星石「疲れたですぅ・・・って・・・」
JUM・翠「真紅!!」

真紅「怒鳴らないで頂戴。ここなら普通の人間は入れないから大丈夫だわ。」

JUM「っていったってこんなところにいつまでもいるわけにいかないだろ」
翠星石「食べ物はおろか水分もねーですよ」
翠星石「きっと雛苺が目を光らせてるです・・・」
翠星石「限界がきて外に出ればすぐとっ掴まるですよ!どうしてくれるです真紅!」
JUM「まぁまぁ、ここからテレポートすればいいじゃないか」

真紅「テレポートは出来ないわ」

すいません五分だけ飯です
ちなみに最後までもう考えてあるんで22時までに終わらせたいですね

JUM「だって、雪華綺晶を倒したときしっかり見たぞ?次元まで超えといてそれはないだろ」
翠星石「そうです!こんなとこまできて隠し事はやめるです!」

真紅「・・・あれは違うの」
JUM「何が違うんだ?」
翠星石「どう違うです!チビ人間の目が節穴だって言うですか!それには翠星石も同意です!」
JUM「うるさい黙ってろ!」
翠星石「お前の見間違いだったんです!」

真紅「待って、雪華綺晶を倒したときに起こったことは現実よ」
真紅「けれどあれは彼女の恐怖心が呼び起こしたことなの」

翠星石「どういうことですぅ?」

真紅「私は自分自身の能力について話したことは今までなかったわ」
真紅「話したら・・・私は負けてしまうから」

真紅「でもこの状況から進むには話すしかなさそうね。」
真紅「それに、あなたたちにだったら悪い結果になっても悔いはないわ・・・」


真紅「私の能力はテレポートでも、空中に牙を出すことでもない」
真紅「相手の恐怖を具現化する、これがローゼンメイデン第五ドールに与えられた力」
真紅「いつも独りで、何を考えてるのか、どこにいるのか、その能力さえわからない」
真紅「そんな不気味な印象を姉妹達に抱かれた私は」
真紅「その肥大化した恐怖心を具現化してやることで今まで難を逃れてきたの」
真紅「会うたびに能力も変わって、突拍子もないことをされるものだから」
真紅「みんな驚いて、私を狂犬とか化け物とか、罵っていたわ」

真紅「それでも私はよかったの、ただnのフィールドで独り、本を読んでいるだけで満足だった」
真紅「今までローザミスティカを奪うチャンス幾らでもあったけれど」
真紅「私は災難を回避することが出来れば十分だったから、それはしなかった」

JUM「じゃあなぜ雪華綺晶のローザミスティカを?」

真紅「それは・・・」
真紅「人間になってJUM、あなたと人間同士で話をしてみたかったからよ」
JUM「!」

JUM「・・・あのな、アリスになるってことはここにいる翠星石も倒すってことだぞ?」
真紅「そのときはそのときで考えるわ」
真紅「それに・・・能力のことを喋ってしまった以上、翠星石が私に恐怖を抱くことはない」
真紅「つまり私は翠星石に勝てなくなってしまったの、余計な心配ってものだわ」

翠星石「真紅・・・」
JUM「ごめん、強引に聞いちゃって」
真紅「いいの、初めて打ち明けてすっきりしているわ」

真紅「だから、今回私をアテにされても困るわ」
JUM「なんでだ?」
真紅「雛苺の洗脳で操られた人間は恐怖なんて抱かないもの」
翠星石「それもそうですね・・・それじゃ一発翠星石のジョウロで・・・」

JUM「うーん、どうしようもないな・・・」
翠星石(ムカつくです ムカつくですチビ人間!)

真紅「フィールドを介して外の様子が見えるわ」
JUM「・・・ぜんぜん退く気配がないな」
翠星石「もうだめですぅ このまま干し柿みたいになって死ぬしかないですぅ・・・」

数時間後


翠星石「Zzz・・・」
JUM「うーん・・・ムニャムニャ」

真紅「!! 二人とも起きて!外の様子がおかしいわ!」

JUM「集まっていた人間が次々に倒れていく・・・なんだこれは」
翠星石「魂が抜け出てるのが見えるです・・・不気味な光景です」

真紅「水銀燈が動いたみたいね」


首相官邸
雛苺「兵の数が減っている・・・?なんだこれは、十万いた兵が・・・五万?」
雛苺「少し目を離した隙に何が起きたんだ!」
雛苺「く・・・三万・・・一万・・・三千・・・四十・・・二」
雛苺「そんな!一分もしないうちに十万人が全滅だと!?」
雛苺「くそ!わけがわからぬ、わからぬが・・・」
雛苺「兵なぞいくらでも供給可能!!」

水銀燈「失礼します。」

雛苺「お前は水銀燈・・・!?」

水銀燈「真紅だけならまだしも私に牙を剥くなんて、浅はかでしたね。」
雛苺「なんだそれは?もう勝ったつもりか?」

雛苺が手をかざすと、みるみるうちに人間が集まってくる

雛苺「言ったはずだ、兵なぞいくらでもいるとな」

水銀燈「・・・」

臨戦態勢になった人間はばたばたとその場に倒れ、魂が抜け出る
その魂は水銀燈に吸い込まれていく

雛苺「く・・・早い・・・」

水銀燈「10万3402人分の魂をあなたの体に入れます。」

水銀燈の背中から銀色の帯がたなびいて、その帯は雛苺に繋がった

水銀燈「10万3403重人格ですか・・・どうなるんでしょうね?流石にこれだけの人数は試したことがありませんが。」

雛苺「やめ・・・ガギギ・・くるし・・・グッ・・・」

水銀燈「単なる即死ですか・・・あまり面白くありませんでしたね。」
水銀燈「それじゃ、あなたの薄汚れたローザミスティカ頂戴いたしますね。」

JUM「これが・・・水銀燈の力・・・」
翠星石「こんなの、あの屋敷で翠星石達の魂吸い取ろうと思えばそのまま・・・」

真紅「いえ、あの子の能力ではドールの魂は吸い取れないはずよ」
JUM「にしたって、酷い、雛苺も酷いけどこいつはもっと酷い!」
JUM「・・・ん?よく見たら暴徒以外の人も倒れてるじゃないか」

翠星石「巻き添えの巻き添えですぅ・・・酷すぎるです」
JUM「!! まさか!」
真紅「JUM、どうしたの?」
JUM「のり、のりは無事なのか!?今日は部活の合宿だって出かけてるんだ!」
真紅「行ってみましょう」
JUM「ああ!」

真紅「・・・JUM」
JUM「・・・」
真紅「この場所で間違いないのね、のりの合宿先は」
JUM「・・・間違いないよ」

翠星石「死体だらけ・・・です」

JUM「よ、よかった、のりはいないみたいだな」
JUM「うわっと! ゴツ」

JUMが死体に足をひっかけてころぶと、その先にはのりだったモノが横たわっていた
巻き添えをくって絶命した姉の死体は僅かに硬直が始まっていた

JUM「うわああああああああああああああああ!!」
真紅「JUM・・・」

JUM「お、お姉ちゃん!返事してよ!ねえ!」

翠星石「うっ・・・うう・・・」
真紅「・・・」

JUM「く、くそおおおお!!水銀燈!せめて一矢報いてやる!」

翠星石「ま、待つですJUM!」

真紅と翠がまともでほっとしたわ
この二人さえ無事なら10年戦える

水銀燈の屋敷

JUM「はぁ、はぁ、どうせ、僕も、すぐ魂ぬかれて、死ぬんだろうけど」
JUM「せめて、自分が殺した人間の叫びを聞かせてから死んでやる!」

真紅「JUM、やけにならないで!」
JUM「だ、だって・・・」
真紅「分かったわ、もう後にはひけない、水銀燈を倒しましょう」
JUM「真紅!・・・ごめん」
真紅「行くわよ!」
翠星石「しゃーねーから翠星石もついてってやるです ついてくだけですけど」

のり姉ちゃん・・・(´;ω;`)

JUM「あれ?前きたときとだいぶ構造が・・・」

ミシリ バターン

JUM「落とし穴!?」
JUM「くー・・・痛つつ・・・はぐれちゃったのか?」
真紅「いいえ、はぐれたのは翠星石だけみたいね」
JUM「翠星石!くそ!」
真紅「進むしかなさそうね・・・」

翠星石「いったぁーいですぅ・・・」

蒼星石「これはこれは姉上様じゃない。お茶でもどう?」
翠星石「ふ、ふざけるなです!JUMと真紅はどこですか!」

蒼星石「せっかちねえ・・・」
蒼星石「そんなに急いでるとローザミスティカも落としちゃうわよ!」

翠星石に向かって無数にナイフが飛んでいく
ガキィン

翠星石「庭師をなめるなです!」
蒼星石「樹でガードするなんて上品な真似してくれるじゃない」
翠星石「やめるです!翠星石は別に蒼星石を倒すためにきたわけじゃないです!」

蒼星石「水銀燈からの命令なの。確実に翠星石のミスティカを奪えと。」
翠星石「双子の姉より水銀燈を選ぶですか!」

蒼星石「雛苺、見たでしょ?」
蒼星石「封印をとかれた雛苺は化け物よ。」
蒼星石「それをあっさり倒す水銀燈。」

蒼星石「あなたをこのまま通せば私は殺されるわ。」
蒼星石「それにあなたが奥に進んで水銀燈に会ったところで、絶対に死ぬ。」
蒼星石「私達はもう袋小路にいるのよ。」
蒼星石「双子の姉妹だからこそ・・・最期ぐらい一緒に逝きましょう?」

真・真紅は乳がでかいんだよ多分
こんな感じ

翠星石「そんなの翠星石は認めねえです!」

キィン! キィン!

翠星石「ナイフなんて効かないです!いい加減やめるです!」
蒼星石「ナイフ・・・ね」

ズバッ

翠星石「うっ・・・」
蒼星石「自分の能力は最後の最後まで隠しておくもんだよ」

翠星石「なにが起きたですか・・・」

>>443
ちょっと待て
シリーズってことは当然銀様もあるんだよな

俺の翠星石が

翠星石「うぐっ!」

翠星石の左肩に鉄格子の柵が刺さっている

蒼星石「安心して頂戴。あなたを倒したら私も自害するわ。」

翠星石「や、やめるですー!」
翠星石「! 鉄格子!?」

背後の鉄格子を見るとピクリとも動いていない

ドゴォッ

翠星石「あ・・・」

>>448
ジャンクはどうでもいいです><

翠星石「わけがわからないうちに死ぬのは・・・嫌です・・・」

ゴトッ

翠星石の頭部に直撃した何かが床に重い音をたてて落ちた

翠星石「これは・・・石?」

蒼星石「私の能力は鉱物を操る力。大理石でも金属でも好きに操れる。」
翠星石「姉に嘘を教えるなんて・・・とんでもねえ妹です・・・」

蒼星石「さ、これで楽になりなさい。」

うずくまっている翠星石の天井が崩れかける

翠星石「やめ・・・るです・・・」

ドズンドズン!! ドォーーーン!!

蒼星石「さようなら、翠星石・・・」
蒼星石「それじゃ私も・・・」


翠星石「勝手に殺すなです!」
蒼星石「! しまった!まだガードする力が残っていたなんて!」
翠星石「JUMの力を拝借したです。さー 手足の自由は奪ったですよ!」

翠星石「おとなしく一緒に水銀燈を倒しにいくですよ!」
蒼星石「ふう・・・姉さんには敵わないわね。」

姉妹に感動した!

蒼星石「でもダメ、ダメなのよ・・・」
翠星石「え?」
蒼星石「前、屋敷にきたとき言ったわよね?」
蒼星石「私と金糸雀は水銀燈にミスティカを捧げる約束をしてるって・・・」

蒼星石「あれ全部嘘なの・・・」
蒼星石「水銀燈はアストラル体を使って屈服させた相手に呪いをかけることが出来るのよ。」
蒼星石「私達が受けた呪いは、水銀燈の忠実な下僕として生き」
蒼星石「水銀燈が求めるならば双子の姉だろうが構わず襲い、自らの命も喜んで差し出す」
蒼星石「そして・・・水銀燈に刃向かったら呪いが発動して絶命する」

ジャンク死ね

蒼星石「そして私が今喋った内容は水銀燈に刃向かう行為」
蒼星石「私はこれから死ぬけど・・・私の・・・ミスティカは・・・あな・・・た・・・」

翠星石「え?え? ちょっと!待つです!何言ってるです!」

動かなくなった蒼星石の体からミスティカが飛び出て翠星石に吸い込まれる

翠星石「なんですかその勝手な死に方・・・」
翠星石「自分だけ勝手に楽になってずるいですよ・・・」
翠星石「! わかってるです、仇は姉ちゃんがうつです」

つまりカナも実はいい子かもしれんって事か・・・


ジャンク死ね

JUM「おーい!翠星石ー!」
真紅「翠星石、返事をして!」

?「はいはい、ここにいるよ」

JUM「翠星!・・・金糸雀か」

金糸雀「君たちが水銀燈の思惑通り突っ込んでくるせいで、ボクまで戦わなくちゃいけないんdな」
金糸雀「お願いだからおとなしく眠って!」

JUM「! 気をつけろ!こいつは電気を操るんだ!」

パリパリパリパリ

JUM「なんだこの音は・・・嫌な予感しかしないぞ」

水銀燈って人間になったらジュンに殺されそうだ

ズゴォーーーーーーーン

JUM「うわぁーーーーぁ・・・!!」

金糸雀「部屋全域を超伝導状態にして100億ボルト流したよ・・・」
金糸雀「雷の十倍、流石に即死だよね、ごめん・・・せめて苦しませず・・・」

JUM「な、なんだったんだ今のは・・・」
真紅「さあ、カメラのフラッシュかなにかじゃないかしら」

金糸雀「うそ・・・?」
金糸雀「く!体中に超電磁波を纏って姿を消すよ!確実にしとめる!」

JUM「うあー!どこにいったんだ!やめろー!」
真紅「JUMうるさいわ。」
JUM「だ、だってお前、部屋中黒コゲだぞ?怖がらないほうがおかしいじゃないか!」
真紅「一番怯えているのはあの子よ。」

翠と比べて凄すぎじゃね? 
とも思ったが、一瞬で大木創り出す翠も結構負けてないよな

金糸雀(真紅、一体どんな能力を使うというの?)
金糸雀(どんな攻撃を使っても外れる気しかしない!)
金糸雀(ハァハァ・・・怖い・・・でもボクは今透明、一撃でしとめるんだ!)
金糸雀(あと少しで射程距離・・・今にも叩き斬られそう・・・)

ブォン

真紅の頭上に巨大な斧が現れる
たまらず金糸雀が透明状態を解除してしりもちをつく

金糸雀「い、いやあああああああああ!!」

ズヴァン! ガスッ

JUM「く・・・酷い・・・」
真紅「この子の恐れる心が招いた結果よ」
真紅「そして、恐れるこの子の背中を押した悪魔が招いた結果。」
真紅「安心して金糸雀、これからは一緒なのだから。」

カナリア・・・・・

翠星石「はぁ・・・歩き疲れたです・・・」
翠星石「あれは・・・?真紅・・・?真紅ですか?」

真紅「ええ、やっと合流できたわね翠星石。」
JUM「探したぞ!」

翠星石「JUMも!」

真紅「もう歩き疲れたわ、帰らない?翠星石?」
JUM「僕も姉の死で熱くなってたけどこんなのやっぱりおかしいよ、帰ろう?」
翠星石「そ・・・そうですかぁ?翠星石は別に怖くなかったですけど・・・」
翠星石「真紅たちがそこまでいうなら帰ってやらねーこともねーですよ?」


ちょっと>>497爆撃してくる
                   ,'⌒,ー、           _ ,,..  X
                 〈∨⌒ /\__,,..  -‐ '' " _,,. ‐''´

          〈\   _,,r'" 〉 // //     . ‐''"
           ,ゝ `<./ /  〉 /  ∧_,. r ''"
- - - -_,,.. ‐''" _,.〉 / /  . {'⌒) ∠二二> -  - - - - - -
  _,.. ‐''"  _,,,.. -{(⌒)、  r'`ー''‐‐^‐'ヾ{} +
 '-‐ '' "  _,,. ‐''"`ー‐ヘj^‐'   ;;    ‐ -‐   ‐  _-
 - ‐_+      ;'"  ,;'' ,''   ,;゙ ‐-  ー_- ‐
______,''___,;;"_;;__,,____________

/////////////////////////

これはどう見ても偽者

翠星石「しかし疲れたです・・・体が重いです」
JUM「大丈夫か翠星石?よし、家帰ったら僕がはなまるハンバーグ作ってやるよ」
翠星石「ほんとですか?」

真紅「体の良いとっておきの紅茶も淹れてあげるわ」
翠星石「真紅にしては気が利くです♪」

JUM「さ、帰ろう!」

>>535
       /ニYニヽ
   (ヽ   /( ゚ )( ゚ )ヽ   /)
  (((i ) /::::⌒`´⌒::::\  ( i)))  返り討ちにしてやるっていうwwwwwwwwwwwwwww
 /∠_| ,-)___(-,|_ゝ \  ジャンク好きはひ弱だっていうwwwwwwwwwwwwwww
( ___、  |-┬-|    ,__ )
    |    `ー'´   /´
    |         /

翠星石「そういえばJUM達は屋敷で何してたです?」
真紅「金糸雀と戦っていたわ」

翠星石「金糸雀は・・・?」
真紅「今、私とともに」
翠星石「そうですか・・・」
JUM「そっちはどうだったんだ?」
翠星石「・・・」

『仇は姉ちゃんがうつです』

翠星石「二人とも先に帰ってていいですよ?」
JUM「どうしたんだ翠星石?」
翠星石「ちょっと忘れ物です・・・」

死にかけた時に見る幻?

釣り合戦……?

>>550
彼のID見てみれば一発w

JUM「翠星石、帰ろうよ、のりのことならもういいから」
真紅「そうよ翠星石、早く帰ってお風呂でも入りましょ?」
翠星石「・・・」

蒼星石「翠星石、水銀燈に勝てると思ってるの?」
翠星石「蒼星石!」
蒼星石「勝てるわけないじゃないか。おとなしく帰りなよ。」

翠星石「おかげで目が覚めたです。」
翠星石「帰るなんて選択肢はあるはずがないです!」

パァーン

水銀燈「あら?私の目を直視してあっさり死んでくれるのかと期待したんですけど。」

どれだけ能力あんだよwww

水銀燈「まあいいわ、よくきてくれましたね、翠星石。」
翠星石「いまさら仲間になれ、なんて言わないですよね?」
水銀燈「勘違いしてもらっては困ります。」

水銀燈「もともと貴女を仲間に引き入れる気なんて毛頭ありませんよ?」
水銀燈「先程消滅した二体にしても余興で生かしていただけですしね・・・。」

翠星石「くっ!!」

水銀燈「あらあら、迂闊に睨んだらまた幻覚の世界に旅立ってしまいますよ?」

>>1は武論尊か?

人間になって何るつもりなんだろうな

水銀燈「あの時、屋敷で私達の意図を知った貴女は逃げる。」
水銀燈「そして単独になったところを雛苺達に狙われる。」
水銀燈「そこを真紅が助けに入る。」
水銀燈「雪羅綺晶が絶命して雛苺の封印が解ける。」
水銀燈「雛苺が暴走してピンチに追い込まれる。」

水銀燈「そのピンチであなたは真紅の秘密を知りましたね?」
翠星石「全てお前の掌の上で踊らされていただけってわけですか・・・」
水銀燈「今の反応・・・どうやら何かを知っているようですね。」

水銀燈「この時を待っていました。」
翠星石「い、いっとくけどどんな条件出されても何もしゃべらねーです!」

孔明すぐるwwwwwwwwwww

http://up2.viploader.net/upphp/src/vlphp224005.gif

水銀燈がきらきー化か

水銀燈「別に喋ってくださいと懇願するつもりはありませんよ。」
水銀燈「あなたの魂、ミスティカに直接お聞きしますから。」
水銀燈「死になさい。」

翠星石「やられてたまるかです!スイドリーム!」

翠星石「あれ?あっさり当たった・・・?」

水銀燈「どこを狙ってるんですか?」
翠星石「え?」

翠星石が後ろを振り向くと、水銀燈の顔が目の前にあった

>>570の後に>>567見るのオススメ

翠星石「うわぁー!!スイドリーム!スイドリーム!スイドリーム!!」

バシッ ズバッ ドスッ

水銀燈「おぐぁっ!?」
翠星石「や、やった、当たったですぅ」

翠星石「妹の痛みはこんなもんじゃなかったです!スイドリーム!スイドリーム!」

バシ! ズバン!

水銀燈「く・・・はっ・・・何故こんなことに・・・」
翠星石「蒼星石が力を貸してくれたですか?」

ナルトの幻覚シーン思い出した

翠星石「まさか倒せるとは思わなかったです・・・」



JUM・真紅「翠星石!」

水銀燈「翠星石ならもう死ぬところですよ。」
JUM「な・・・」

翠星石「やった・・・です・・・かた・・・き・・・」
ドサッ

水銀燈「あれほど私の目を直視するなと言ったんですけどねえ・・・。」
水銀燈「本人は満足していたみたいですから、これで良かったのではないでしょうか?」

JUM「悪魔め・・・」
真紅「許せないわ・・・覚悟しなさい!」

水銀燈「クク・・・クスクス・・・クスクスクス」

水銀燈「真紅、どうしたの?かかってらっしゃい・・・」

真紅「・・・」

JUM(まずいな、真紅は能力の性質上受身にならざるを得ない・・・)
JUM(もしバレたら終わりだ)

真紅「望むところよ!」

パシッ

水銀燈「このステッキはどういうつもり?こんなオモチャで・・・どうするつもり?」
水銀燈「まさか真紅って・・・弱い?クスクス」

真紅は水銀燈から距離を置くと、立ったまま目を閉じた

JUM(うまいぞ真紅!これなら相手は警戒する!警戒から恐怖を引き出す作戦か!)

水銀燈「・・・」
水銀燈「ぅ・・・ぷっ・・・・くくっ・・・くくくく」
水銀燈「だめ、笑いが堪えきれない」
水銀燈「そんなコケオドシ通用しないんですよ」

真紅の周りに幽体が集まって真紅の体に入ろうとする

真紅「あうっ!」

水銀燈「さ、私の下僕達があなたをなぶり殺しにするのをゆっくり見物させていただきますね。」
JUM(だめだ・・・あいつ・・・知ってるんだ・・・)
JUM(そうか!翠星石のローザミスティカから・・・)

ジャンクうぜぇ

JUM「だが、しかし……俺のことを忘れていたようだな!
くたばれ、水銀燈!!姉の仇だぁああぁ!
破ァーーーッ!!」

瞬間、JUMの掌から眩いばかりのレインボーブリッジ。

水銀燈「な、なんなのこの光は……
い、いやぁぁぁあああ!!」






こうして水銀燈は光の彼方に消え去った。
もうこの屋敷が幽霊屋敷と呼ばれることもないだろう。
JUMさんは屋敷の各所に魔除けの札を貼り、その場を立ち去る。
後片付けまで完璧なんて、やっぱり寺生まれってスゲェ。
新たに彼の伝説を胸に刻み、私は帰途に着いたのだった。

4巻じゃかわいい笑顔顔しやがって

水銀燈「ふふ・・・ちまちま嬲るのも飽きましたね。」
水銀燈「そろそろ終わりにしましょうか、真紅」
水銀燈「あなたは盛大に・・・1000万人分の魂をプレゼントします。」

JUM「やめろー!!真紅!逃げよう!もうバレてるんだよ!」
真紅「わかっているわ。JUM。」
真紅「でもここで逃げることは、他のドールの命に唾吐く行為、それは出来ないわ。」
真紅「水銀燈が少しでも怖気づけば私の勝ち、そうじゃなきゃ私の負けよ。」

JUM「真紅、だめだ、真紅ーーー!!」

ジュンが襲い掛かればあるいは

JUM「だ、だめだ・・・このままじゃまた大勢の人が殺されて・・・」
JUM「そして真紅も殺されてしまう」

JUM「くそー!!」

水銀燈「邪魔ですよ人間・・・」
JUM「うおー!真紅!僕を見ろ!」


JUM(僕はこれから水銀燈と一緒に貫かれる)

ジュンが漢すぎる

真紅「!! JUM!!やめなさい!」

ブォン

突如真紅の眼前に巨大なヤリが出現した。

真紅「だ、だめぇーー!!」

シュパッ!

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

へっへへオラも一緒に死んでやらあ (翠星石と)

水銀燈「な・・・んですって・・・ゴボッ!!」

JUM「ぐ・・・痛っ・・・血が止まらない・・・」
真紅「JUM!!JUM!!しっかりして!!」

ヤリはJUMの腹部を貫通して水銀燈の腹部に直撃
そのまま水銀燈を屋敷の壁に釘付けにした

JUM「はぁはぁ・・・」
真紅「馬鹿!!なんであんなこと・・・」
JUM「だってああしないと・・・あの時よりもっと大勢が・・・グェェッ」

水銀燈「ぐ・・・が・・・」

真紅「……あなたは生きなさい」
って感じに自分のミスティカ含めたそれをJUMに与えるエンドは無しな

真紅には姉妹の命を背負って生きてほしい

>>647

>>1がそれ以上のエンドを用意していたら喝采の拍手を送ろう
その瞬間ローゼンSS史上随一の傑作が誕生する

へんな厨二的バッドエンドはやめてくれよ…?

どっかにあった大人真紅は「本妻は真紅、不倫相手に水銀燈」で出てくるはず
ぷん太にも載ってたし

>>657
じゃあ待とうぜ、その瞬間をさ

水銀燈「真紅・・・真紅・・・真紅!!真紅ゥーーー!!」

怒りに身を震わせた水銀燈が大量の幽体を飛ばしてくる

JUM「真紅・・・逃げ・・・」

真紅「大丈夫よ、JUM。怒りと恐怖は隣合わせのもの。」
真紅「彼女は怯えきっているわ。」

水銀燈(く・・・そ・・・人間に・・・なりたい・・・)
水銀燈(なれないかも・・・しれない・・・)

水銀燈の頭上に断頭台が出現する。

水銀燈「ふふ・・・またね、真紅」

ザクシュッ

まさか「俺達の戦いは水銀燈を倒すまで続く」とか
そのうえ「水銀燈を倒さなきゃ戦いは終わらない。水銀燈、キミが戦いをやめれば……」も無しな

>>1、もしかして眠い?

JUM「ほら・・・ローザミスティカ全部そろったぞ・・・ゴホッ ゲェッ」
真紅「・・・」

真紅の体が一瞬輝き、シルエットが少しだけ大きくなる

JUM「真紅?いや、もうアリスだな、おめでとう、グホッ」
アリス「・・・JUM、まだ死んだらだめよ!」
JUM「もう僕のことはいいよ、家に帰ってもお姉ちゃんもいない・・・」
JUM「どうせ死ぬ気で屋敷にきたんだ、後悔してないよ・・・」
JUM「それよりお前、ずいぶん可愛くなったじゃないか、ははは」
JUM「あれ?どこいった?」
JUM「・・・」

アリス「ここにいるわよ、JUM」

アリス「私の願い、『人間になってJUMと話すこと』は果たされたわ」
アリス「ローザミスティカは命の欠片」
アリス「そして今、その欠片は一つになった」
アリス「私は今、一つの命を持っている」

アリス「この命、あなたに譲るわ、JUM」

チュン チュン

JUM「・・・ん?あれ?僕死んだんじゃ・・・」
JUM「あれは全部夢だったのか?」

アリス「・・・だっこして頂戴」
俺「おkおk」

夢落ちかー

>>691違うだろwww




違う……よね?

バタン

JUM「のりは・・・いない、か・・・」
JUM「真紅!翠星石!」

シーン

JUM「真紅・・・お前折角念願のアリスになったのに」
JUM「こんな絶望、僕は要らなかったよ・・・」

JUMは泣くこともせず、虚ろな目で呆然としていた

JUM「もう昼か・・・腹、減ったな」
JUM「もういいや、何も食べたくない」

JUM「もう、どうでも・・・」

ちょっと待て、のりがダメなら巴もめぐもみっちゃんも偽物の中の人も危険じゃねぇのか……?

ガチャ バタン

?「ただいま」

JUM「え?・・・?」

一同「サプラーイズ!」
俺「うわぁっ!?って…なんだどっきりかよwww」

JUM「あれ??なんで??」
アリス「JUM、どうせお昼まで寝てると思って昼食の材料買ってきたのよ。」

アリス「人形の頃は、ショッピングなんてできなかったから。」

アリス「昼からくどいかもしれないけどはなまるハンバーグよ!」

JUM「へ?え?」

アリス「JUMは黙って待ってないでお茶でも淹れておいて頂戴」

とりあえずローゼンざまぁwww

・・・ギシギシ
アリス「あ、あっ……あぁ………好き……………んっ」
俺「気持ちー超気持ちー!」

数分後

JUM「あのー、これって一体?」
アリス「実はね・・・」
JUM「なんだ・・・?」
アリス「JUMの体をヤリが貫通してたと思ったらカスっただけだったの」
JUM「いや、そんなわけないだろ、カスリ傷すらないぞ。大体あの痛みは忘れないよ。」
アリス「嘘よ。」
JUM「な、なんなんだよ」

アリス「確かに私はJUMに命を渡したわ」
アリス「だけど、命を渡す間際にJUMの心が伝わってきたの」
JUM「・・・?」
アリス「JUMが、『真紅ともっと話したかった』と願ってくれたから、私はここにいる」

今JUMはハルヒを超えた

ガチャ
雛苺「ただいまなのー!」
アリス「いい忘れてたけど、ついでに雛苺も復活したわ」
雛苺「ついでじゃないもん#」
俺「いがったwwwいがったwww」

JUM「わけがわからないぞ。」
JUM「大体お前の力は『恐怖の具現化』だろ?」
JUM「僕の願いであって恐怖じゃないじゃないか」

アリス「私も、自分の能力は恐怖の具現化、そんな薄ら寒い能力だと決め付けていた」
アリス「だけど、強い想いを実現する力、それが私の能力の本質だった」
アリス「ただ、私の境遇から、私の周囲には私に対して感じる、最も強い感情はいつも恐怖だった」
アリス「だから、恐怖にたいしてしか作用しないと思い込んでいたのだけど」

アリス「今考えれば・・・」
アリス「私は独りnのフィールドからあなたたちを見ていたとき、いつも」
アリス「羨ましい、私もあの人たちと話がしたいと願っていた」
アリス「そのきっかけとなったのが、ドール派遣サービスの倒産だったわけだけど」
アリス「私の強い願いがあの会社を倒産させたのかもしれないわね」

ブログにまとめたいのにパソコン壊れてるんだよね……

JUM「そんないっぺんに喋るなよ」
アリス「あら、ごめんなさい」

JUM「これからはいくらでも話せるんだからさ」
アリス「それもそうね、お茶にしましょうか」
JUM「ああ」


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         l    三           三三      .∥  `i二二二!´ ∥ 
         l         /;:"ゝ  三三  f;:二iュ 昌 |: ̄ ̄ ̄ ̄:| 昌

         l   三   _ゞ::.ニ!    ,..'´ ̄`ヽノン | ̄:|_|;;;l"二二゙゙l;;|_| ̄:| 
         l       /.;: .:}^(     <;:::::i:::::::.::: :}:} |  :|::::::| |;;;;;;;;;;| |::::|  :| 
         l     〈::::.´ .:;.へに)二/.::i :::::::,.イ ト ヽ|  :|::::::|┌─┐|::::|  :|  
         l     ,へ;:ヾ-、ll__/.:::::、:::::f=ー'=└‐┴ ┴l,,,,,,,,,,l┴┴‐┘ll

         l   . 〈::ミ/;;;iー゙ii====|:::::::.` Y ̄ ̄ ̄,.シ'=ll===============ll
         l     };;;};;;;;! ̄ll ̄ ̄|:::::::::.ヽ\-‐'"´ ̄ ̄ll ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ll


>>784
水を差すようだがそれはないぞ
セブンドールズの人よりローゼンメイデンの話の人より
この作者よりどう考えても桃種のが上

>>1乙!!

JUMの家に人が押しかけるシーンで

梅岡「桜田、鏡の中から出てきてくれ!ほら、10万人の人から寄せ書きを貰ったんだ!!」

って鏡をドンドンしてるのを想像してたのは秘密

読んでくれた人ありがとうございました
大筋は考えていたのですが、台詞まわしなどはほとんど考えながら打っていたので、
だいぶだらだらと長引いてしまってすいませんでした
そして保守してくれた人本当にありがとう

久しぶりにゆっくり眠れそうです
お疲れ様でした

>>785
(゚д゚)

>>803
乙です

>>793
最近はよく知らないけど8巻までの桃種は本当に凄いよね
世界観も心理描写もかなり面白い

でも案外ローゼンって話自体薄いよな

最後に全員復活するほど見苦しいものは無い
作者の作品への冒涜

>>839
薄くねーよ
真紅とか翠星石とか雛苺とか良いこと言ってるだろ!

JUM「なんだろう…本当にこれでいいのか…」

アリス「どうしたの?ご飯食べないの?」

JUM「ああ…今いくよ…」
アリス「今日はハンバーグよ」

JUM「……(またハンバーグか…)」

アリス「どう美味しい?」
JUM「……美味しいよ」

アリス「あらどこへ行くの?JUM」

JUM「散歩だよ心配いらないから」

>>876
そういうのいりません

JUM「はあ……嘘でも派遣でもいいからあの賑やかな生活に戻りたい…」

ざっ…ざっ…

JUM「ここは…あいつらが雇われていた会社…」

JUM「ここから始まったんだよな…入ってみるか」

JUM「もうテナントも入ってなくて荒れ放題だな…」
ガン!

JUM「痛え!何だ?」

ドサッ

JUM「これは…」

アリス「おかえりなさい、どこへ行ってたの?」

JUM「なあ…アリス…ローザミスティカを貸してくれないか…」

アリス「いくらあなたの頼みでもそれはダメよ」

JUM「僕が望んでもか?」

アリス「それは…とにかく駄…」

ドスッ…アリスに突き刺さる包丁

アリス「JUMっ…」

JUM「これを見てくれアリス」

アリス「それは…」

JUM「そうだよ僕の家にやって来たローゼンメイデン達だよ」

アリス「お願い馬鹿な事はやめて…」
JUM「アリスのローザミスティカを砕いて人形達に与えれば元の生活に戻れる…ハハハハハハ」

尾張

>>878
保守したって話終わってんだし

公開オナニーもいいぞ屑

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