美希「『宅飲みなうなの!』っと…」 (130)

美希「お酒はおいしくないけど、チューハイは美味しいの!」

美希「プロデューサーはよくビールを飲むって言ってたけど、あんな苦いのミキ飲めないの」

美希「あふぅ…お酒飲んだら、眠くなってきたの…」バタッ

次の日

美希「おはようなの!」

P「おう、おはよう美希」

美希「ねぇねぇプロデューサー。ミキね、昨日プロデューサーがいってたチューハイ飲んでみたの!」

P「は!?美希が飲んだのか!?ダメに決まってるだろう!」

美希「えー、でもあのチューハイ、甘くて全然お酒っぽくなかったの!」

P「そ、それでもダメだ!いいか、日本は未成年の飲酒には厳しいからな、それに美希はアイドルなんだから、外にバレたらそれこそスキャンダルに…」

未成年で炎上ですね

ガチャ

律子「た、大変ですプロデューサー!!」

P、美希「!?」

律子「あ、美希!あんた、なんてことしてくれたの!!」

美希「え…」

律子「これ、見て下さいプロデューサー。美希がツイッターで飲酒を呟いたせいで、炎上してるんです」

P「な、なに!?おい美希!!」

美希「なん…なの?」

律子「美希、携帯はあるわね、今すぐツイッターアカウントを削除しなさい!」

P「マズイな…と、とりあえずアカウントは消して、それから情報を集めよう」

美希「…わ、わかったの」

律子「まだ、フルネームの解明にまでは至ってないようですが、様々な投稿画像から、学校が割れるのは時間の問題でしょう」

P「主に主導してるのは、やはり2ちゃんねるの方か」

律子「はい、もうスレが立ってしまったようで…」

P「くっ…厳しいな」

美希「……」ウルウル

春香「おはようございまーす」

雪歩「おはようございますぅ。あれ、美希ちゃんどうしたの!?」

真「あ、あれ美希!どうして涙目に!?」

美希「…ミキが…ミキが悪いの…」

律子「美希が飲酒してるのをツイッターで呟いたせいで炎上してるのよ!かなり厳しいわね」カタカタ

真「え!?そんな!」

春香「み、美希!泣かないで、ね」

雪歩「……」

美希「ふ、うぇぇ…」ウルッ

俺「ミキミキは飲酒なんかしない」
お前ら「火消し乙wwww」

ガチャ

小鳥「プ、プロデューサー!律子さん!大変です!!」

律子「こ、小鳥さん!?」

P「どうしたんです音無さん!?」

小鳥「ゆ、雪歩ちゃんのツイッターが炎上してます!!」

雪歩「!?」ビクッ

律子「つ、次は雪歩!?」

P「音無さん!見せて!」バッ

雪歩『喫煙なうですぅwwwwwww』

律子「こ、これは…」

雪歩「ち、違うんです!これはお父さんの机にあったやつで、ちょっと吸う真似をして…」

P「つまり喫煙の真似をしたというだけか?」

雪歩「は、はい…」ウルウル

P「しかしなあ、そんな言い訳通じるわけないし、むしろ言い訳したらさらに炎上する…。仕方ない、雪歩のツイッターも削除だ」

雪歩「はい…」

真「雪歩…」

P「くそ、雪歩の方も2ちゃんねるで炎上中だ。これは当分収まらんぞ」

雪歩「…ごめんなさい…プロデューサー…」ポロポロ

小鳥「美希ちゃんも炎上してるの!?そんな…」

律子「とにかく、まとめサイトに載ったら情報は一気に拡散します。それだけは何としても阻止しましょう」

伊織「お寝しょなう」
お前ら「うおおお!」

P「そ、そうだな。じゃあ律子と音無さんも!PCでもスマホからでもいいから、掲示板には転載禁止のレスを!」

律子「わ、わかりました!」

小鳥「忍法帖40Lvにしといてよかったピヨ…」カタカタ

ガチャ

響「おはようございまーす!」

千早「おはようございます。ってあれ?美希?雪歩も、どうしたの?」

雪歩「う…う…」ポロポロ

美希「うぅ…ハニー…、プロデューサー…」ポロポロ

響「ど、どうしたんだ二人とも!」

千早「え?炎上?」

春香「そ、そう。二人がツイッターで飲酒と喫煙を呟いちゃって…」

響「えっ」

小鳥「くっ、やはり魚拓はしっかりとってあるわね」カタカタ

律子「ここは何としても鎮静化させましょう。じゃないと数時間後には電凸が始まります!」

P「くそ!なんて恐ろしいやつらだ!美希の学校や雪歩の自宅までもう特定されそうだ」

雪歩「やだよ…真ちゃん…」ガクブル

美希「怖いよ…ハニィ…」ガクブル

ガチャ

亜美真美「大変だよー!」

伊織「ち、ちょっとプロデューサーいる!?」

P「いるぞ!分かってる美希と雪歩のことだろ!それならもう今…」

やよい「違いますプロデューサー!!響ちゃんのツイッターが大変なんです!」

P「えっ」

響「」

伊織「これよこれ!」

響『やっぱ暑い夏はコンビニのアイスケースに限るぞ!やばいと思った人はリツイートよろしくね!』

P「」

律子「はあああああ!?これ、はあああああ!?」

小鳥「響ちゃんがアイスのケースに入ってるピヨ…」

もうそのクーラーボックスあれになっちゃって使えないしアイスは全部廃棄だし
最低だな・・・

響「これは…その…」

律子「これも炎上してます…。あっ、スレが立ちました…」

P「響!どういうことだ!?」

響「暑かったから、入ったんだぞ。でちょっと面白かったから、ハム蔵に写真撮って貰ってツイッターにあげたらこんなことに…」

P「……」

律子「と、とりあえず響もアカウント消して!また仕事が増えたわね…」

小鳥「壁は、高い方が燃えるピヨ…」カタカタカタ

亜美「なんか、とんでもないことになってるねぇ」

真美「兄ちゃん、真美達にできることは…」

P「少し静かにしてくれ!3人全員が765プロ所属だと割れたら、もう終わりだ」カタカタ

律子「少し美希の飲酒スレが勢い落ちました!」カタカタ

小鳥「パターン青ね…」カタカタカタ

ガチャ

貴音「ぷ、ぷろでゅーさーは!?」

あずさ「プロデューサーさん!これを見て下さい!!」

律子「あ、あずささん!?」

P「これは…」

亜美『いえーい、患者さんの臓器だよー!』

真美『パパの病院の患者さんの臓器!すごいよねー!』

小鳥「今度は、亜美真美ちゃんの…」

亜美真美「え?」

律子「こっちも炎上を…」

P「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

亜美「え?別に患者さんの臓器見せるくらいいーでしょ。テレビでもやってるし」

真美「皆喜んでんじゃん」

P「亜美、真美!!!!」

亜美真美「!?」ビクッ

P「これは病院にとってはやってはいけないことだ!こういう勝手なことをすると患者さんから信用されなくなり、亜美達のお父さんの病院は大変なことになるんだぞ!!」

亜美「そん…な…」

真美「……」

律子「とにかく二人ともすぐにアカ消して!小鳥さん、進捗状況は?」

小鳥「まだ765プロ特定までは至ってません。しかし時間の問題かと…」

P「くそ、何て展開だ!」

【バカッター】金髪ビッチ中学生の星井美希さんが飲酒自慢wwwww

『こいつ中学生かよ、ビッチすぎ』

『金髪ビッチかよ』

『エロいな』

『ちょいちょい出てくるハニーって誰だ?』

『中学生にネットやらすな』

【安定の】高校生の萩原雪歩さんが喫煙自慢www【バカッター】

『まーたバカッター喫煙か』

『この萩原雪歩って萩原組じゃね?』

『ってかこれ本当にタバコか?』

『ん?てか机の上になんか白い粉なあるぞ』

『お前ら、本当に萩原組だったらヤバイぞ』

高校生の我那覇響さんがアイスケースに入る【くさそう】

『これ全部買取か』

『こいつフォロワー少な過ぎじゃね?』

『これローソンか、本社にメールだな』

『顔wwwwwwwww』

『くさそう』

【バカッター】双海亜美真美姉妹が臓器を無断でネットにうp

『今度は双子かよwww』

『この病院関係者の娘か、バカだなー』

『あーあこの親オワタ』

『臓器うp』

P「こいつら、好き勝手言いやがって…」

律子「プロデューサー落ち着いて!」

小鳥「亜美ちゃん達の病院が特定!美希ちゃんの自宅まで!」

美希「う…うっ…ミキ、何でもするから、もう許して欲しいの!」ポロポロ

雪歩「もう、絶対こんなことしないから…」ポロポロ

響「ふぇぇ…うっ…う…、もう許してよ…」ポロポロ

亜美「あ、亜美達が悪いんだから、パパの病院には…」ポロポロ

真美「もう、真美達こんなことちないから!!」ポロポロ

P「くそ!まだ特定が収まらない、こいつら悪魔か鬼か!!」ドンッ

伊織「ちょっとあんた!」

P「なんだ伊織!少し静かに…」

伊織「これは、つまり他への転載させず、速やかに鎮静化させればいいのよね」

P「それを今やっている!」

伊織「もしもし新堂?頼みたいことがあるの。少し大きな動きになるわ」

P「い、伊織、お前…」

数日後

P(あの騒動から、数日が経った)

P(伊織が電話をかけて30分後には、何故かスレの勢いは目に見えて減少し、転載はほぼされずに済んだ)

P(無傷とはいかなく、亜美達の病院や響のコンビニ、他765プロにも数件問い合わせがあったが、取り敢えず活動に大きな支障はない)

P(伊織が動いた後の2ちゃんねるにも不自然な動きがあり大きく取り沙汰されたが、所詮同じ方向性の持たない一部の喚き声は、今や肥大化した2ちゃんねる全体の糞スレに埋れ消えて行った)

「お、本人か」
「こいつのIP見たら水瀬グループの会社からだぞwww」
「水瀬って高校生の娘いたよな」
「仲間かwwwww」

P(ほとんど伊織のお陰だが、取り敢えず事務所としては問題なく今日に至る)

P(ここ数日は炎上した5人のケアと共に、アイドル達には音無さんが自分の経験をもとにネットリテラシーを叩き込んだ…)

P「やっと落ち着きましたね…」

小鳥「激しい戦いでしたね…」

律子「もうあんなのはゴメンですよ!!まったく」

美希「…ごめんなさいなの」

雪歩「う…本当にすみません…」

響「ごめんなさい…」

亜美真美「にいちゃんゴメン…」

P「まったく…、もういいよ、みんな」

高木「やあ諸君、おはよう!」

P「あ、社長!おはようございます」

高木「おお、君!おはよう。私ねぇ、最近スマホにしたんだが、最近のインターネットってのはすごいねぇ」

P「え?いや、まあ…」

高木「無料で音楽や動画を無料ダウンロードできるし、調べたらゲームや映画だって無料で観れるのだな」

P「えっ」

高木「あまり感動したから、今日の765プロ公式ブログはオススメの無料ダウンロードサイトを紹介しておいたよ!」

ガチャ

春香「プ、プロデューサー!765プロブログが、炎上してます!!」

:【765プロ】アイドル事務所社長が割れ厨自慢wwwwwwwww

P「」


おわれ

お前ら怖過ぎ

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