キース「貴様は何者だ!!」レイフォン(えーと、なんだっけ)(38)

・進撃Xレギオスのクロス
・基本的に原作再構成、しかしどうなるかは分からない
・色々崩壊するかもしれない
・カプ要素は基本的に無し

以上がおkな人のみ先へ。NOな人はバック推奨。あと、更新は不定期予定。
とりあえず今日の夜に一回目投下予定。

っつーか良く考えたら書かれてないのに先へもクソも無いよな……
と言うわけでちょっと置いてきます


壁外、調査兵団先頭部隊


キース「総員、戦闘用意!」

キース「目標は一体だ!必ず仕留めるぞ!!」ドドドドド

エルヴィン「目標との距離400!!こちらに向かって来ます!!」ドドドドド

巨人「……」ズシンズシン

キース「訓練通り5つに分かれろ!!囮は我々が引き受ける!!」ドドドドド


調査兵団最後部


兵士1「おや、先頭は早速巨人とぶつかった様ですよ」

兵士2「その様だな」

兵士1「毎回多数の死者が出るって言うのは本当みたいですね。僕達は初めての壁外遠征だって言うのに」

兵士1「それで、どうしますか?」

兵士2「何がだ?」

兵士1「僕達は新参ってことで、後ろで待機してろって言われてますけど」

兵士2「……下らんな。すぐそこに楽しめるモノが有ると言うのに、見逃す訳はなかろう。60秒も持たんだろうがな」

兵士1「ですよねえ。ま、死人も減るでしょうし、悪くはないですよね。」

兵士2「ふん……行くぞ」ドドドドド

兵士1「ええ、行きましょう」ドドドドド


調査兵団先頭部隊


エルヴィン「目標距離100!!」

キース「全攻撃班!立体起動に移れ!!」

ブラウン「はっ!」カチッ キュイイイイン

ブラウン「全方向から同時に叩くぞ!!」ギャリリリリリ

ブラウン「人類の力を!!思い知れッッ!!」ゴオォォォォォォ


ここまで。では夜に来ます。

レギオスって少ないから、超期待~!

シガンシナ区、エレンが寝てた木陰


ミカサ「エレン?……どうして泣いてるの?」

エレン「え?……」

レイフォン「怖い夢でも見たの?」

エレン「バカ、んなわけ……ってレイフォン!?なんで居んの?」

ミカサ「さっき、そこで会ったの」

レイフォン「ミカサとエレンが見えたからね……大丈夫かい?エレン」

街中


エレン「二人とも、誰にも言うなよ……オレが泣いてたとか」スンッ

ミカサ「言わない」

レイフォン「言わないよ。……でも、理由も無く涙が出るなんて、それはそれで心配だよね」

ミカサ「確かに……一度、おじさんに診てもらった方が」

エレン「バカ言え!親父に言えるかこんなこと」

ハンネス「何泣いてんだエレン?」

エレン「!ハンネスさん」


ハンネス「ミカサになんか怒られたのか?それともレイフォンにまた投げ飛ばされたか?」

エレン「は!?なんでオレが泣くんだよ!……って酒くさ!」

エレン「!……また飲んでる……」

ハンネス「お前らも一緒にどうだ?」

レイフォン「……仕事はどうしたんですか?」

ハンネス「おう!今日は門兵だ!」

ハンネス「一日中ここにいるわけだからやがて腹が減り喉も渇く」フラッ

ハンネス「飲み物の中にたまたま酒が混じっていたことは些細な問題にすぎねぇ」


エレン「そんなんでイザッて時に戦えんの!?」

ハンネス「……」

ハンネス「イザって時ってなんだ?」

エレン「……!!何言ってんだよ、決まってんだろ!!」

エレン「ヤツらが壁を壊して!!街に入って来た時だよ!!」


ハンネス「!」ビクッ

ハンネス「おいエレン!急に大声出すんじゃねえよ……」キーン

モブ兵士1「ハハハ……元気がいいな医者のせがれ!」

モブ兵士1「ヤツらが壁を壊すことがあったらそりゃしっかりやるさ」

エレン「……」

モブ兵士1「しかしな、そんなこと100年間で一度もないんだぜ」


エレン「で……でも!そーやって安心している時が一番危ないって、父さんが言ってたんだ!!」

ハンネス「まぁ……確かにそうかもな。」

ハンネス「街の恩人のイェーガー先生には頭が上がらねぇんだけど……でもなあ」

ハンネス「兵士になれば壁の補強作業とかで壁の外をうろつくヤツらを見かける機会があるんだが……」

ハンネス「ヤツらにこの50mの壁をどうこう出来るとは思えねぇんだ」


エレン「じゃあそもそも、ヤツらと戦う覚悟なんかねぇんだな!?」

ハンネス「ねえな!」

エレン「な……なんだよ!もう「駐屯兵団」なんて名乗るのやめて「壁工事団」にしろよ!!」

ハンネス「それも悪くねぇ!」

ハンネス「しかしなエレン……兵士が活躍するってことはそれこそ最悪の時だ……」

レイフォン(まあ確かに……)

ハンネス「オレ達が役立たずの「タダメシ食らい」って馬鹿にされてる時の方がみんなは平和に暮らせるんだぞ?」


エレン「……!!」

モブ兵士1「ハンネスの言う通りだ」

モブ兵士1「まったく……壁の外に出ようっていう調査兵団の連中の気が知れねえ……」

モブ兵士1「勝手に戦争ごっこに興じてろってな!」

エレン「……一生壁の中から出られなくても、メシ食って寝てりゃ生きていけるよ……」

エレン「でも、それじゃ……」

エレン「まるで家畜じゃないか……」


ハンネス「……」

レイフォン(家畜……籠の中の鳥、か)

ミカサ「もう行こう、エレン」

エレン「……うん」スタスタ

モブ兵士2「……けっ、おかしなヤツだな……」

ハンネス「……!まさかあいつ、調査兵団に入りたいのか……?」


ミカサ「……エレン」ボソ

エレン「ん?何だ?」

ミカサ「調査兵団はやめた方がいい……」

エレン「!なんだよ……オマエも調査兵団をバカにすんのか!?」

レイフォン「違うよエレン、ミカサは君を心配して……」


カンカンカンカンカン


モブ「調査兵団が帰ってきたんだ!正面の門が開くぞ!」

エレン「英雄の凱旋だ……」

レイフォン(帰って来たのか……)

エレン「行くぞミカサ、レイフォン!」ダッ

レイフォン「ま、待ってよエレン、薪を運ばないと……」

エレン「そんなもん後に決まってんだろ!ほら、行くぞ!」ガシ

レイフォン「ああもう、しょうがないなあ……」タタタ


ザワザワガヤガヤ

タタタ……
エレン「クソ、人垣で見えねー……よっと」ハコニノル

ザワ……

兵士達「……」

キース「……」

エレン(み、皆ボロボロだ……)

ミカサ「……」

レイフォン(なるべく後ろに居ないと……)


モブ男1「これだけしか帰ってこれなかったのか……今回もひどいな……

モブ男2「100人以上で調査に向かったハズなのに……」

モブ男2「50人くらいしか居ないぞ……皆食われちまったのか……」

ブラウン母「ブラウン!ブラウン!!」

エレン「!」


ブラウン母「あの……息子が……ブラウンが見当たらないんですが……」

ブラウン母「息子は……どこでしょうか……!?」

キース「……!!ブラウンの母親だ……」

兵士「……」

キース「連れて来い……」

ガタ…ガラガラガラガラ……ガタン

ブラウン母「……え?」

ブラウン「やあ……母さん」


ここまで。すぐ退場しちゃったからブラウンの性格とか口調が分からん(´・ω・`)
あと>>1に「10巻までのネタバレあり」って書き忘れた。ゴメンね

酉テスト

更新です。あと、先のほうがちょっと変な感じになってしまったので、
>>18~から修正して書いてきます。


ザワザワガヤガヤ

タタタ……
エレン「クソ、人垣で見えねー……よっと」ハコニノル

ザワ……

兵士達「……」ザッザッザツ

キース「……」ザッザッザッ

エレン(皆、厳しい顔だ……でも悲壮感は無い?それどころか笑っているような人も……)

エレン(ついに今回は戦果を上げたのか!?)

ミカサ「……」

レイフォン(なるべく後ろに居ないと……)


モブ男1「おい、どうなってんだ……?いつもほとんどが消えて帰って来るってのに」

モブ男2「ああ……消えたやつは数える程も居ない……全員帰還したのか?」

モブ男1「まさか、いくら運が良くても壁外にでて無傷なんて……」

レイフォン(……)

ブラウン母「ブラウン!ブラウン!!」

エレン「!」


ブラウン母「あの……息子が……ブラウンが見当たらないんですが……」

ブラウン母「息子は……どこでしょうか……!?」

キース「……!!ブラウンの母親だ……」

兵士「……」

キース「連れて来い……」

ガタ…ガラガラガラガラ……ガタン

ブラウン母「……え?」

ブラウン「やあ……母さん」


ブラウン母「!!ああ……ブラウン!無事だったんだね!!」

ブラウン「ああ……何とかね。帰りは荷車になってしまったが……」

ブラウン母「酷い怪我だ……大丈夫なのかい?」

キース「……申し訳ありません、命は無事だったものの……全身にかなりの重症を負わせてしまいました……」

ブラウン「何を言うんですか団長。この傷は団長のせいじゃありません。むしろ、団長達は必死になって私を助けようとしてくれたじゃないですか」

キース「ブラウン……」


ブラウン母「ブラウン、団長さんがお前を助けてくれたのかい?」

キース「……いえ、私たちでは力が及ばず……彼を救い出す事は出来ませんでした」

ブラウン母「じゃあ、一体誰が……?」

キース「……」

ブラウン母「もし良ければ、お会いさせて下さい。私の息子を救って下さった感謝を、ちゃんとお伝えしたいんです」

ブラウン「団長、私からもお願いします。会わせてやって下さい」

キース「……分かった。あの二人を呼べ」

モブ兵士「ハッ」


ザッザッザッザッ……ピタ

兵士1「お呼びでしょうか、団長」ニコニコ

兵士2「……」

キース「彼らが、直接ブラウンを救出してくれた、功労者です」

ブラウン母「貴方達が……」

ブラウン「ああ、俺が巨人の手に捕まって、もう駄目だと思ったとき……」


~~~~~~~~~


ブラウン「人類の力を!!思い知れッッ!!」ゴオォォォォォ

巨人「……」ブゥン

ブラウン(!?予想より腕の動きが早い、避けられ……)

ドゴォン!

ブラウン「があっ!?」

ドシャァッ

ブラウン「ぐ……くそ、体が動かん……」ゴホッ


巨人「……」ガシッ ギュウゥゥ

ブラウン「ぐわああああああ!!」バキバキゴキバキ

キース「!!早くうなじを削げ!腕でもいい、ブラウンを救出しろ!!」

モブ兵士1「やっています!しかし……!」ガキッバキィン

モブ兵士2「速度、皮膚の硬度共に予測以上です!攻撃が通りません!」ガキィィン

モブ兵士3「クソっ、うなじに上手く当たらねぇ!!」ズバッ バシュウゥゥゥ

キース(まだ、練度も準備も不足していたのか……自殺行為だったと言うのか……!!)ギリッ


巨人「……」カアパアァァ

ブラウン(俺は……ここで死ぬのか……)

ブラウン(巨人を殺すどころか……一太刀浴びせることも出来ず、このままくたばるのか……)

ブラウン(ちくしょう、死にたくねえ、死にたくねえ……)

ブラウン(母さん……)


―――ヒュンッ……


ブラウン(ん……あれ?)

ブラウン(おかしいぞ、巨人の口が離れていく……)

ブラウン(一体何が……!?これは……)


ボトンッ


ブラウン「巨人の腕が……落ちてる?」

ブラウン「助かったのか……でも誰が……?」


兵士1「大丈夫ですか?」

ブラウン(!?いつの間に後ろに……?)

ブラウン「あ、ああ。どうやらその様だ。アンタが助けてくれたのか?」

兵士1「ええ、まあそうですけど」

ブラウン「そうか……ってこんなこと話してる場合じゃない!まだ巨人が!」

巨人「……」シュゥゥゥゥ


ブラウン(巨人は腕を落としたぐらいじゃ何も感じない。すぐに再生してしまう)

ブラウン(だが、チャンスだ!この間にうなじを削げば……)ザッ

ブラウン「アンタも早く立体起動に戻れ!一気に畳み掛けるぞ!!」カチッ パシュウゥゥゥ

兵士1「ああ、それだったら心配ないですよ」

ブラウン「!?な、何だと!?」


ズバシュッ


兵士「もう、終わってますから」

巨人「」グラァ

ズウゥゥゥン

ブラウン「!?巨人が倒れて……死んでる?」

ブラウン「……」タタタタ

ブラウン(うなじが削がれている……それも恐ろしく正確に)

ブラウン(傷口は寒気がするほど鋭角だ……こんな腕の持ち主が……?)


兵士2「……」ザッザッザッ

兵士1「お疲れ様です。早かったですねえ」

兵士2「60秒どころか、30秒も持たなかったな」

兵士1「まあそう言わずに。止めは譲ってあげたんですから」ニコニコ

兵士2「……ふん」ブッチョウヅラ

ブラウン「あ……アンタ達は……」

兵士2「ん?」

兵士1「何ですか?」

ブラウン「アンタ達は一体……誰なんだ?」

兵士1「僕達はただの……新参の兵士二人組ですよ」


ここまで。次は結構遅くなると思う。戦闘を地の文で書くの難しい……orz
見てくれてる人居るか分からないけど、もし居たら気長に待っててね

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