アルミン「えっ、男子訓練兵が僕を誘惑…?」(624)

アニ「あぁ。…ホモ共があれから、変なことしてないだろうかと思ってね」

サシャ「どうなんですか?アルミン」モグモグ

アルミン「あはは…心配してくれてありがとう。でも、本当に大丈夫だから気にしないでよ」ニコッ


※アルミン「僕が男子訓練兵を誘惑…?」の続き

※ホモハーレム注意

※前スレを読んでない人、ホモに嫌悪感を抱く人、純粋無垢な人はこれ以上読み進めないことを強く勧める

ユミル「……本当だな?」

アルミン「うん。みんなおとなしくしてくれてるからね」

ミカサ「アルミンは無事。あれ以来わたしが片時も目を離さずに見守っている……ので、心配する必要はない」

ミーナ「ミカサが言うとすごく安心感があるよね…」

クリスタ「アルミン!なにかあったらいつでも言ってね…?」

アルミン「ありがとう……でも本当に大丈夫だよ?みんなちゃんとわきまえてくれてるからさ……」

アニ「……まぁ、あれから問題は一度も起こしてないしね…」

サシャ「もう2ヶ月になるんですね…」モグモグ

ミーナ「事件が起きたのは2ヶ月前…そして男子達が帰ってきたのが1ヶ月前だよね」

ユミル「あぁ。…懲りて無いようだったら、またぶん殴って入院させてやろうとでも思ってたが……」

ミカサ「……本当に、まったくその気配は無かった…」

ミーナ「ね」


クリスタ「あ、アルミン…」

アルミン「どうしたの?」

クリスタ「その……みんな……帰って来てすぐはどんな感じだったの?」

アニ「…そういえば、聞いてなかったよね。部屋とか……お風呂とかさ」

アルミン「うーん、そうだね……」

サシャ「…」モグモグ

アルミン「まぁ確かに……初めは僕も心配だったよ」

ミーナ「そりゃね…」

アルミン「…うん。まぁその…な、なんていうか…い、いろいろあったわけだから……」アセアセ

クリスタ「う、うん」

アルミン「特にお風呂場で僕達だけになっちゃったり、その…トイレで鉢合わせしたときとかは……やっぱり不安だったかな…」

サシャ「り、リアルですね…」モグモグ

アルミン「ははは……けど、そういう時はみんな…ちゃんと距離を置いてくれたからね」

アニ「……」

アルミン「お風呂の時は離れて入ってるし……脱衣所も、人が大勢いるときに使う用にしてくれてるんだ」

ユミル「……徹底してるな」

アルミン「そうだね……安心させようとしてくれてるんだと思う…ベッドでもちゃんとスペース開けて寝てくれてるし…」

ミカサ「そう……それなら、良かった」ホッ

アルミン「うん。…でも、そこまでされるのも……ちょっと寂しいから…」

アルミン「今は元通りに接してくれれば良いって、言ってるんだけどね…」ハハハ


アニ「…そうかい」

ミーナ「……でも安心した…みんな意外と紳士なんだね」

ミカサ「えぇ」

サシャ「本当ですね。それほど心配する必要はなさそうです」モグモグ

ユミル「……」

アルミン「じゃあ、そろそろ夕食を食べようか。明日も早いし」

クリスタ「うん!」

ミーナ「というかアルミン…ナチュラルに女子に混じってるよね」

アルミン「もうっ、失礼だなぁ……今日はみんな先に部屋に戻っちゃっただけだよ」

クウノハヤスギダロ

モッタイナイデスネ-

ワイワイワイワイ

――――

――――――

――――

男子寮

エレン「……」

ジャン「……」

マルコ「……」

ベルトルト「……」

コニー「……」

ライナー「……」


ライナー「今回」

ライナー「議会のみんなに集まってもらったのは、他でもない…俺達が重大な危機に瀕してるからだ……」

マルコ「……」

エレン「…あぁ」

ライナー「世の中にはどうしようもできないことが多々ある……」

コニー「…おぅ」

ジャン「……」

ベルトルト「……」

ライナー「……俺達は、その壁にぶつかったんだ…不可抗力としか言い様がない壁に……」

エレン「……」

マルコ「……」

コニー「……」

ジャン「……」

ライナー「…つまりだ」

ライナー「ヤりたい」

コニー「アルミンにもう一回入れてぇ…」


エレン「アルミンの尻ミンに、俺のイェガーを進撃させて、新しい世界に行きたい!!!」


マルコ「僕とアルミンとで深夜の座学を深め合って、わずかなヘコみを感じ合いたい!!!」


ベルトルト「僕のフーバーを超大型巨人化させてから壁を破壊して、アルミンの故郷の一番奥に帰してあげたい!!!」


ジャン「二人で熱い立体機動を起動させまくってからアンカーをまさぐりあってキルシュタインしたい!!!」


ライナー「犯し尽くしたい」

ベルトルト「もう限界でしょ?これ以上は無理でしょ?」

エレン「やべぇよ…やべぇよ…」

マルコ「ていうかアルミンが元通りに接してくれって言ってるんだからさ、元通りに接すればいいんだよ……」

コニー「?」

マルコ「つまり、協定を結ぶ前の無法地帯の頃みたいにね」

コニー「なるほどな!!!」

ジャン「おい……それってつまり…早い者勝ちってスタンスじゃねぇか!!!」

マルコ「え、そうだけど?」

ベルトルト「もうそれでいいでしょ」

ジャン「……そんなことになったら、また無理矢理ってことになっちまうだろうが」

エレン「あ?違ぇよ。俺とアルミンはすでに相思相愛で結ばれてんだろ?」

マルコ「えっ……怖っ…本当に君、早く入院した方がいいんじゃない?大丈夫?」

エレン「あ゙ぁん!?」

ベルトルト「……じゃあ何?君は無理矢理なんか嫌です、とでも言うつもりなの?」

コニー「俺は普通に限界だぞ!?」

ジャン「違ぇよ。俺だってそうだ。だからさ……」


ジャン「そんなの…仲が良い死に急ぎ野郎とマルコに有利なだけだろうが!!!」

ベルトルト「!」

ベルトルト「……確かにね」


エレン「あ?完璧だろ…さすがマルコだな。頼りになるぜ」

マルコ「そんなことないよ…僕は、普通ならそうするだろうって思ったことを話しただけだからさ」ニコッ

ジャン「ニコッ…じゃねぇよ!だからお前達が得するだけだって言ってんだよ!!!」


マルコ「え?仕方がないよね?君が無駄に仲良くないってだけじゃん」

ジャン「あ゙あ゙ぁ!!?」

コニー「おい!俺だって仲良いぞ!!?」

マルコ「君は何も考えてなさそうだから問題外」

コニー「なんでだよ!!!」

ベルトルト「とにかく、そうなると賛成できないね………多数決でも採る?」

マルコ「……」

エレン「チッ…」

ジャン「当然だな」

コニー「でも……それじゃあ、どうすんだよ?」

ベルトルト「……」

エレン「体で慣らすってのも……」

ライナー「おい、落ち着けよお前達」

エレン「ライナー」

ライナー「なぁ…」

ジャン「…なんだ?」

ベルトルト「……」

ライナー「俺達は、約束したはずだろ……」

ライナー「アルミンが嫌がることはしない、とな」


エレン「…っ!!!」

マルコ「そ、そうだアルミン本人に……」

ベルトルト「……」

コニー「そ、そうだよな…俺が、バカだったぜ……」

ジャン「……アルミンに、約束したんだったな」

エレン「あ、あぁ……そうだ…何考えてんだ俺は……本当におかしくなっちまったのか……」

ベルトルト「……君が正しいよ、ライナー…」


マルコ「僕達は紳士……紳士なんだ」

ジャン「くそっ…また俺は……」

コニー「約束は守るもんだよな……」

ライナー「そうだ…俺達がすべきことは……紳士として、最後まで責任を果たすことだ……」

コニー「ライナー、お前……本当にすげぇよ」

ライナー「そんなことないさ。俺だって必死で我慢してる……」

エレン「ライナーも…」

ライナー「当然だ……お前達だって、いろいろ対策を考えてるんだろ?」

エレン「おぅ」

ベルトルト「まぁね」

マルコ「うん」

ライナー「…そうだな、その対策についてそれぞれ話していかないか?何か解決策が見つかるかもしれん」

コニー「おぅ!!」

マルコ「策ね…」


ジャン「……俺はひたすらあの日のことを思い出してるだけだな」

ライナー「良いよな」

ジャン「あぁ……あれ以上のオカズはねぇだろ」

マルコ「……でもさ、思い出してするのにも限界があるよね」

エレン「あぁ」


ジャン「……それはまぁ確かにな」

ライナー「前から想像派だったやつはともかく……そうじゃないやつはな」

コニー「…?俺はそんなに深く考えねぇで、適当にやってるけどな」

ベルトルト「それで済む人はいいんだけどね」

ジャン「……でも仕方ねぇだろ…その、アルミンに頼むわけにはいかねぇし……//」

マルコ「ジャン……怒らないで聞いて欲しいんだけど」

ジャン「ん?」


マルコ「君の発想力って、その程度なの?」


ジャン「え?普通に喧嘩売ってるよな?」

エレン「……どういうことだ?マルコ」

マルコ「当然僕だって、妄想したり思い出してしてるよ」

ジャン「…俺といっしょじゃねぇか」

マルコ「わからないかなジャン、それだけじゃない…何にだって材料が必要だろ?」


コニー「……なぁ、マルコが何言ってるのかわかんねぇのは…俺がバカだからじゃねぇよな…」

ライナー「……どういう意味だマルコ…ハッキリ言ってくれ」

ベルトルト「僕達はオカズに飢えてるんだ…頼むよ」

エレン「マルコ……俺達を指揮してくれよ…」

マルコ「……そんなに難しく考えなくていいんだ」

マルコ「好きな子を思い出したい、好きな子をじっくり見つめたい……そんな時に、誰でも思い付くことさ…」

ベルトルト「!まさか……」

マルコ「そう……」



マルコ「盗撮だよ」ニコッ



エレン「!!マルコ…お前ってやつは……本当に指揮官に向いてるんだな…」フッ

ジャン「お前…本当にマルコかよ……いつの間にか成長しやがって…っ」グスッ

ライナー「お前はとことん紳士に向いているようだな…」

ベルトルト「完敗だよ。今までの悪口を許して欲しい……」

コニー「トウサツって何だ……?」

マルコ「素晴らしいことさ」

ライナー「マルコ……その、良かったら作品をだな……」

マルコ「もちろん、みんなにもあげるよ」ニコッ

ジャン「!!マルコ……」グスッ

エレン「ありがとう…本当にありがとな……」

マルコ「いっぱいあるからね」アハハ

ベルトルト「……でも、シャッター音でアルミンが気付いたりしないの?」

マルコ「僕は技巧が得意だから。カメラの改造くらい簡単なんだ」


コニー「なんかよくわかんねぇけど…凄いんだな、マルコは……」

マルコ「感動するのはまだ早いんじゃないかな?」ゴソゴソ


ジャン「」ドキドキ

エレン「」ドキドキ

ライナー「」ドキドキ

ベルトルト「」ドキドキ

コニー「なんだ…?」


マルコ「……折り目は付けないでね」

ドサッ

エレン「!!!」

ライナー「これは…」

ベルトルト「アルバム、だと……?」

ジャン「」ブワァッ

ジャン「マルコ……お前、ここまで…」グスッ

マルコ「あ、これは鑑賞用だから、あげられないやつね」

ライナー「あ、あぁ…じゃあさっそく……」ドキドキ

エレン「この先に……俺の知らないアルミンが……っ」ソワソワ

コニー「!アルミンのなんかか……」ワクワク

ベルトルト「目に焼き付けないとね…」ジーッ

マルコ「では…」スッ

ジャン「…」ドキドキドキ

パラッ


コニー「!!!これは……」

マルコ「1ページ目はアルミン朝食Ver。眠そうな顔で朝のスープを飲み込むアルミン。寝惚けて口の端からこぼしちゃったアルミン。それに気付いて慌ててハンカチを探すアルミン。ハンカチが見つからなくて困り顔のアルミン。それに気付いたミカサに口元を拭かれて照れるアルミン。それから――」


エレン「完璧だ……完璧じゃねぇかマルコ……」ポロポロ

ジャン「ミカサとアルミンの2ショット…!マルコ…言い値で買おう……」グッ

ライナー「寝惚けて目がトロンとしたアルミン…//」ハァハァ

ベルトルト「連れて帰ろ」ジーッ

コニー「これが盗撮…良いもんだ……」

眠いな…寝るか。続きは明日書く

マルコ「落ち着いて、これは朝食Verだよ?……まだまだ先は長い」ニコッ


ジャン「マルコ…お前が友達で良かった…本当に良かった……」グスグスッ

エレン「やっべ、何これかわいい何これ何なの」

ライナー「天使」

ベルトルト「こんなにじっくりアルミンを眺め回せるなんて……」

コニー「もう何か凄ぇよ…マルコ……!!!」

マルコ「このアルバムは厳選物だからね…次のページは……」

ペラッ

ジャン「…っ!!//」

エレン「これは……」

ライナー「ぐふっ…!……あ、あくびした後に、涙目でパンをくわえてぼーっとしてるアルミンだと…?///」ボタボタ


マルコ「朝食Ver一番の良作だよ」ニコッ


ベルトルト「さ、最近はアルミンの信用を取り戻そうと距離を置いてたから…耐性がっ…//」ハァハァ


エレン「ダメだ。ちょっとトイレ」ガタッ

ジャン「俺も」ガタッ


ライナー「ん?というか、一回全員の見てるんだし……別にここですれば良くないか?」


コニー「……」

マルコ「勘弁してよ、ライナー…」

ベルトルト「……そういうこと言うから、君はホモ扱いされるんだよ?」ハァッ

ジャン「普通に考えて気持ち悪いだろ」

エレン「萎える。無理」

マルコ「…アルミンのこと考えてる時に、隣でハァハァされるとか最悪でしょ……」

ジャン「そんな状況でやれるかよ…」

コニー「それじゃあホモじゃねぇか……」

エレン「冗談じゃねぇな」

コニー「おぅ」

ライナー「そ、そうか…」

ベルトルト「……今の話で萎えちゃったよ」

マルコ「……まぁ、アルバム見ようよ」スッ

ペラッ

マルコ「続いてアルミン歯みがきVer。時間が無くて急いで手を動かすアルミン。服の袖が濡れて、困って手をブラブラさせるアルミン。コップを取ろうと、ブラシをくわえたまま戸棚を探すアルミン」パラッパラッ


ジャン「かわいすぎる…っ//」ハァハァ

エレン「どうしてアルミンはアルミンなんだ」


マルコ「それからアルミン移動Ver、アルミン訓練後Ver、アルミン夕食前の空腹Ver、それから―――」

コニー「ヤバいくらいヤバい」

ベルトルト「買いたい、飼いたい…交いたい」ハァハァ

ライナー「…っ///」ハァハァ

マルコ「……そして」

ペラッ

マルコ「寝顔Verだ……」


エレン「!!!」スタッ

ジャン「///」ハァハァ

ベルトルト「無防備すぎるミン…//」ハァハァ

コニー「///」

ライナー「……」


マルコ「以上」パタンッ

エレン「!!!?」ガタッ

コニー「お、おい…!?」ガタッ

ジャン「寝顔Ver一番の良作は!!?」ガタッ

ベルトルト「ちょっと!?」ガタッ

マルコ「すまないがこれ以上は有料だよ」ニコッ

ジャン「お前……」


ジャン「先に言っとけよ」

チャリンッ

エレン「早くしろよな」

チャリンッ

コニー「計算面倒だから釣りはいいぜ」

チャリンッ

ベルトルト「永遠に延長で」

チャリンッ

マルコ「ふふふ…ありがとうみんな」

ライナー「…」

マルコ「あれ?ライナー……君は?」

ジャン「おい……早くしてくれよ」

ライナー「…」

コニー「ライナー…別に意地張らなくてもいいんだぞ?」

ライナー「…いや」




ライナー「俺は、いい」


マルコ「!!?」

エレン「は?」

ジャン「マジかよ」

コニー「ライ、ナー…?」

ベルトルト「あ、ライナーが壊れちゃったよ…」

ライナー「……そういうわけじゃない。ちゃんとした理由があるんだ」


マルコ「……何?」

エレン「…教えろよ、ライナー……」

ライナー「…」

ライナー「なぁ…俺達訓練兵のベッドは各部屋に4人用が2つだよな……」

ジャン「…おぅ」

ライナー「俺達は4人・3人で寝ている……そして、あの事件以来アルミンは3人の方だ…」

ベルトルト「ライナー…何が言いたいの?」

ライナー「まぁ聞けよ。3人の方は体格的にアルミン、ベルトルト……そして俺になる」

マルコ「!!!ま、まさか……」

ジャン「お、お前……っ」

ライナー「そう…」





ライナー「寝顔ナニーとは…良いもんだ…」ニカッ



ベルトルト「」

エレン「たまげたなぁ……」

ジャン「驚きじゃん……」

コニー「これは凄くない、俺でもわかるぜ……」

マルコ「逆に凄いよ…バレるかもしれないのに……」

ライナー「ははは、大事なのは精神力だ」


ベルトルト「嘘、だろ?ライナー……」

ライナー「……本当だ」

ベルトルト「…っ、い、いったいどうして……!」ギリッ


ベルトルト「どうして、僕を誘ってくれなかったんだ!!!」ダンッッ


ジャン「本当じゃん」

ライナー「……」

ベルトルト「すぐ隣にいたのに!!!」

ライナー「…」

ベルトルト「僕だったら完璧に空気化できたのに!!!」

ライナー「…」

ベルトルト「どうしてだ!ライナー!!?答えろ!!!」

ライナー「……」

ライナー「いや……」


ライナー「普通にお前デカいから……動いて気配でバレたら困るだろ」

ベルトルト「」

エレン「あぁー」

ジャン「確かに」

マルコ「寝てる時にあんな木みたいなのが近くにいたらね……」

コニー「目が覚めるな!」

ベルトルト「そ、そんな理由で……」フラッ

ベルトルト(何でだよライナー……なぁ、君はいったい、どんな理由があって僕に騙せたんだ……)

ベルトルト「ライナー……この…」

ベルトルト「裏切り者がぁぁぁ!!!!!!」

マルコ「と、叫ぶベルトルトは置いとくとして…」

エレン「ライナー……良かったら次は俺も同伴していいか?」

ジャン「俺も」

コニー「俺もだ」

ライナー「別にかまわんが……人がしてるのを見るのは嫌なんじゃなかったのか?」

ジャン「いや…」

ジャン「アルミンがいれば別だろ」

エレン「あぁ」

コニー「だな!」

ライナー「そ、そうなのか……」

ベルトルト「僕も!気配完璧に絶つから!空気化するから!!」

ライナー「考えておこう」


マルコ「……じゃあライナーは寝顔ナニーのおかげで今まで耐えてこれたんだね」

ライナー「あぁ」

ジャン「羨ましい……贅沢なことしやがってお前達…」

コニー「そうだぞ!」


マルコ「ははは…」

ライナー「いいもんだ…あれはいいもんだ…」

ジャン「…死に急ぎ野郎、お前は?」

エレン「え、俺は普通にパンツだけど?」

ジャン「まだてめえが持ってたのかよ!!!!」

マルコ「……そういえば誘惑の時のバスタオルは?」

ベルトルト「僕だけど?」

ライナー「お前か」

コニー「おい……ずるいぞ!!!お前達!!!!」

ジャン「そうだ!俺達は何も持ってないだろうが!!!」

マルコ「ジャンだから仕方ないんじゃん?」

ジャン「どういう意味だ!!!!!」

コニー「俺は!?」

エレン「これは俺のだから。ずっと俺のだから」

ジャン「なんでだよ!ふざけんな!!!」

ベルトルト「このタオルも僕が誘惑された時のやつだから。必死でムラムラを我慢して手に入れたやつだから」

マルコ「君は同じ部屋の空気でも吸っとけば満足するんじゃないの?空気だけに」

ベルトルト「あ゙ぁ?」

コニー「おい!!!だから俺は!?」

ワイワイワイ


ライナー(……誘惑で、ムラムラか…)

ライナー「……」

ライナー「!!!」

ライナー「………おい、お前達」

エレン「なんだよ?」

ライナー「…なぁ」

ジャン「ん?」

ライナー「もしも……」

エレン「?」

ライナー「もしもアルミンがムラムラして誘ってきただけなら…」


ライナー「無理矢理ってことにならないんじゃないか…?」


エレン「!!!」ハッ

ジャン「!!?」ハッ

マルコ「!!」ハッ

コニー「」

ベルトルト「な、なるほど…!!!」

コニー「……ライナー…お前は本当に凄ぇよ…本当に……」

ジャン「俺達は……アルミンの手助けをするだけだ…」

マルコ「ムラムラ解消のね」

エレン「お互いに利益しかない……完璧だ、ライナー…」

ベルトルト「……まったく、君には恐れ入るよ…」

ライナー「……よし、じゃあ明日から作戦を決行するぞ」

コニー「あぁ!!!」

エレン「今度は俺達がっ…アルミンを誘惑するんだ……!!!」グッ


全「「おうっ!!!」」

今日はここまで。続きはまた明日ー

――――――

――――

チュンチュンチュン

翌朝、食堂

アルミン「おはよー」トコトコ

エレン「おぅ」

ライナー「…」チラッ

マルコ「おはよう」

ジャン「…」ソワソワ

ベルトルト「おはよう…」

コニー「おぅ!」

アルミン「今日はみんな早かったんだね」カタッ

エレン「ま、まぁな…たまたまだ」

アルミン「そっか」

アルミン「みんな食べずに待っててくれたの?」

ジャン「…俺達もさっき来たんだ」

アルミン「そうなんだ」

マルコ「先に行っちゃってごめんねアルミン……よく寝てたからさ」

アルミン「あはは…別にかまわないよ……あ…」

カタンッ

アルミン「ちょっとトイレに行ってくるね。先に食べてて」トコトコ

ライナー「あぁ」

スタスタスタ

コニー「…」

ベルトルト「…」

ライナー「…さて」

ライナー「では、作戦を開始する…」

エレン「あぁ!」

コニー「おぅ!」

ライナー「その前にくれぐれも注意して欲しいのが……」


ライナー「アルミンの意思に反することは、絶対にしないってことだ」


ベルトルト「うん」

マルコ「大前提にね」

ジャン「昨日の夜はアルミンに元通りに接して欲しいって言われて、いろいろ舞い上がっちまったが……」

ジャン「強引なことは絶対にダメだよな」

ライナー「あぁ」

ライナー「あくまで同意の上でだ……俺達の作戦はアルミンをその気にさせることが目的だ…」

コニー「おぅ」

エレン「まぁアルミンから誘って来たなら完璧に合意の上だもんな」

ベルトルト「うん」

マルコ「どう考えてもそうだよね」

ジャン「よし、作戦を確認しようぜ!」

ライナー「……作戦その1は、マルコからの発案だな」

マルコ「うん」

ライナー「マルコ、確認を頼む」

マルコ「了解」

マルコ「僕達の作戦の目的は、アルミンをムラムラさせることだ…」

コニー「おぅ」

マルコ「よって、エロ本だ」

ベルトルト「初めはシンプルにね」

マルコ「アルミンだって男だ……だったらエロ本を見たらムラムラするに決まってる」

マルコ「そこで」

マルコ「ジャンの枕の上にエロ本を設置して来た」ニコッ

ジャン「!?」

ライナー「仕事が早いな」

エレン「あとはアルミンに先に部屋に戻らせて、様子を見るだけだな」

マルコ「うん」

コニー「理由はどうすんだ?」

マルコ「ちゃんと考えてあるよ」

マルコ「ジャンが『誤って』アルミンの服にスープをこぼす……もちろん冷めたやつだ」

マルコ「で」

マルコ「アルミンが着替えに戻るってわけ」

ベルトルト「なるほどね」

エレン「いいな」

ライナー「シンプル・イズ・ザ・ベストだな」

コニー「おぅ!ペンシル・イン・ザ・ベストだ!!!」

マルコ「意味がわからないよ」

ベルトルト「ベストが違う意味に取れるね」

ワハハハハハ

ジャン「おい」

ジャン「おい…ちょっと待て」

ライナー「なんだ、またジャンか……」

エレン「またケチ付けるのかよ」

ベルトルト「あんまり人の意見に文句言ってばかりだと、信用を失うよ?」

コニー「文句の付けようが無いと思うけどな……」

ジャン「いや、なんで俺なんだよ!!!」

ジャン「しかもなんでよりによって枕元なんだ!?生々しいだろ!!!机でいいじゃねぇか!」

マルコ「机だと目立たないし」

ベルトルト「だよね」

エレン「仕方ないよな」

ジャン「……スープはやらねぇからな」

マルコ「でもジャンのスープだけ、机の上に放置されてたやつと交換しといたのに…」

ジャン「通りで運ぶの楽だと思ったわ!!!」

コニー「良かったな」

ジャン「よくねぇよ!!!」

エレン「いいからやれよ。やるしかねぇだろ」

ジャン「うるせぇな!!お前に言われるとよけいに腹立つんだよ!!!」

ベルトルト「まぁまぁ」

ライナー「仕方ないじゃん?」

ジャン「どこが…アルミン「あれ、まだ食べてなかったんだね」トコトコ

マルコ「おかえり」

コニー「おあえり」

アルミン「ただいま」カタンッ

エレン「今から食うところだ」

アルミン「そっか」

ベルトルト「うん……」チラッ

ライナー「…」チラッ

マルコ「………あるれぇー?ジャン、スープにホコリが入ってるじゃん」

ジャン「」イラッ

エレン「汚ねっ、取り換えて来いよ……」

ジャン「」イラッイラッ

アルミン「本当だ。お腹壊すといけないから換えて来なよ」

ジャン「おぅ//」

ライナー「…ジャン」

ジャン「チッ……わかった…」

ジャン「おぉっとー」ガタッ

ビチャッ

アルミン「へ!!?」ビクッ

ジャン「や、やっちまったーーアルミン、スマナイ」

アルミン「え…あ、あぁ…いいよ。仕方ないし…」

ライナー「まったく…注意力が足りんぞー」

コニー「おいー、俺でもスープ位普通に食えるぞー」

ベルトルト「ダメだねージャンはー」

ジャン「」イライラ

アルミン「……僕、ちょっと着替えてくるね」スタッ

トコトコトコ

マルコ「……」

ベルトルト「……」

エレン「…よし」

ライナー「じゃあ行くか」ガタンッ

コニー「おぅ」ガタッ

ジャン「お前ら……ふざけんなよ」ガタッ

エレン「いいじゃん。ジャンだし」ガタッ

ベルトルト「ね」ガタッ

コニー「あんまりカッカすんなよ?」ガタッ

スタスタ

ジャン「……なんかお前ら、あの日以来かなり俺に厳しくないか?」

エレン「当然だろ」

ベルトルト「アルミンの初めてとか、もうね……」

コニー「……これは仕方ねぇな」

マルコ「だよね」

ライナー「あぁ」

ジャン「……(まぁ確かにある程度は仕方ねぇか)」

スタスタスタ

――――――

――――

部屋

ガチャッ

アルミン(また洗濯しないとね……)トコトコ


エレン「お、来たか……」

ジャン「びしょびしょだな……」

コニー「アルミンの方が遅かったのか…」

ライナー「俺達は外の窓に向かったからな……」

マルコ「兵舎の中を通るより早くなるのは当然だよ…」

ベルトルト「カーテンの隙間から様子を伺うよ……」

エレン「あぁ…」


アルミン(服はベッド脇の棚だ……)

スタスタ

アルミン「…」ガサゴソ

アルミン(良かった…まだシャツあったよ)スッ

アルミン(けっこう時間もあるし、焦らなくても大丈夫だね)

アルミン「…」ヌギヌギ


ライナー「///」ジーッ

ベルトルト「……ねぇ、この光景…人に見られたら相当マズいんじゃないの?」ジーッ

マルコ「うん」ジーッ

エレン「不審者扱いだな」ジーッ

コニー「マジか…危ねぇな……」ジーッ

ジャン「静かに監視しないとな…」ジーッ


アルミン「…」モゾモゾ

アルミン「よし」

アルミン(ジャン…枕元に本が開きっぱなしじゃないか……)

アルミン(……そういえばジャンって何の本読んでるんだろ?)トコトコ

アルミン「…」スッ

アルミン「!!!」ビクッ


エレン「…さて」ジーッ

マルコ「どうするのか……」ジーッ

コニー「…」ジーッ

ライナー「ムラムラして…しだしたりしたら……」ジーッ

ベルトルト「わかってる…突入だ……」ジーッ

ジャン(アルミンが俺が寝てた位置に…//)ジーッ


アルミン「こ、これ……」

ひとまずここまで。続きは夜書く

書いてくが、エロは後半だからパンツは履いといた方がいい

アルミン「///」カァッ

アルミン(な、なんで出しっぱなしなんだ…ジャンは……//)

アルミン「…」キョロキョロ

アルミン「…」

アルミン「…」ジーッ

アルミン「…」

アルミン「…っ//」ペラッ


エレン「///」ハァハァ

ベルトルト「いいですわーこれはいいですわー…」ハァハァ

ライナー「て、照れながらもページをめくってしまうアルミン…//」ハァハァ

コニー「まぁ見ちゃうよな…」ハァハァ

ジャン「大事なのは俺のベッドだってことだ……」ハァハァ

マルコ「僕のエロ本だけどね」ハァハァ

アルミン「……!?」


ライナー「ん?」

ジャン「お…?」

コニー「なんだ…?」

ベルトルト「照れながらページをめくったアルミンが、本を開いた瞬間固まった……」

ライナー「おい…照れミンは…?」

エレン「凄く表情が張り付いてるな……」


アルミン「……」

アルミン「…」ペラッ

アルミン「」

エレン「ん…?」

ジャン「おい…おい」

ベルトルト「え?ムラムラするアルミンは…?」


アルミン「……」

アルミン「…」ペラッペラッペラッ

アルミン「」

アルミン「……」

アルミン「……」

アルミン「……」

アルミン「…」パタンッ

アルミン「……」

アルミン「…」スタスタスタ


コニー「おい…ムラムラするどころか、どっか行っちまうぞ……」

ベルトルト「あ?」

ジャン「どういうことだ、マルコ……」

マルコ「さぁ…僕にm……」ピタッ

マルコ「……」

マルコ「……」

マルコ「…」ガサゴソ

ライナー「どうした?」

マルコ「……」

エレン「おい」

マルコ「……」

マルコ「……」

マルコ「…間違えた」

エレン「は?」

ライナー「間違えたって……」

マルコ「置く本、間違えた」

コニー「は?」

ベルトルト「別にエロ本の種類なんてどうでも良くない?」

エレン「おぅ」

マルコ「いや…その…」

ライナー「なんだ?」

マルコ「……」

ジャン(ん?なんか凄ぇ嫌な予感がするじゃん……)

ジャン「…」スッ

ジャン「…」スタスタ

マルコ「ま、待って!!ジャン!!!」ダラダラ

エレン「…行くか」

ライナー「あぁ」

コニー「?」

――――――

――――

部屋

エレン「……」

コニー「……」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

マルコ「そ、その…」ダラダラ

ジャン「」

ライナー「マルコ、お前……」



『男の娘☆性奴隷化計画―拷問・スカトロ編―』



ジャン「」

ジャン「」

マルコ「ま、待って!!!これは違う!僕の趣味じゃないんだ!ま、間違えて…!!」ダラダラ

エレン「…」ペラッ

ベルトルト「……メインは、金髪でボブカットの男の子」

コニー「…」ペラッ

ライナー「……2ページ目からスカトロ物」

ジャン「」

マルコ「」

マルコ「ち、違うんだ!軽いSMには興味があったから…拷問って見出しだけ見て買ったら、後にスカトロって書いてただけなんだ!!処分しようとして…それで…」

ジャン「」

エレン「あ?あぁ…わかってるって……」ササッ

ベルトルト「うん。好みは人それぞれだし……」ササッ

ライナー「あぁ…俺達は別にお前がどんな趣味でも…」サササッ

マルコ「離れるのをやめろ!!!!」


エレン「てか、これってジャンの枕元に置いてたんだよな」

ジャン「」

ライナー「アルミンのドン引き具合凄かったな」

ベルトルト「さすがにこれは哀れ」

ジャン「」

マルコ「あはは…その、ごめんじゃん」

ジャン「」

マルコ「ちゃ、ちゃんとアルミンに君のじゃないって言うからさ……!」

ジャン「……本当だな?」

マルコ「あぁ!!!」


ベルトルト「でも、作戦のことは話せないからどっちみち、ジャンが借りたってことになるんじゃない?」

ライナー「そういやそうだな」

ジャン「」

エレン「これは酷いじゃん」

コニー「アルミン本気で怯えてたな」

ジャン「」

ベルトルト「そりゃ、自分によく似た姿の人がスカトロ拷問されてるエロ本を同室の人の枕元で発見したらね……」

ライナー「キツいよな」

ジャン「」

エレン「しかもベッドはすぐ隣で、見つけたのは朝って…まるで昨日の夜にしたみたいじゃね?」

コニー「だな」

ジャン「」

マルコ「ジャン!?ちゃんと説得するから!!!」ダラダラ

ジャン「」

マルコ「ジャーーンっ!!!」

ワイワイワイワイ

――――――

――――

夜、男子寮

マルコ「―ってわけなんだよ。」

アルミン「そ、そっか…じゃあ、あの本は……」

マルコ「そう…」


マルコ「ダズのなんだ」キリッ


アルミン「そ、そうだったんだ……」

マルコ「うん。お互いのオススメを見ずに交換したらさ、あんなの渡して来て……本当に参っちゃうよねーー」ハッハッハ

アルミン「あはははは……だ、ダズが…」ブルッ

マルコ「ね」

ライナー(こ、こいつっ……!)

ベルトルト(なんのためらいも無く、何も知らないダズにっ…!!)


マルコ「本当に、変な物見せちゃってごめんね…」

アルミン「う、うん…」

ジャン「そうだぞマルコ!お前…勝手に人の枕元に変なもん置くなよな?……ぶち殺すぞ」

マルコ「は…はははー…」

アルミン「ジャンもごめんね……君のこと疑って、今日一日中避けちゃってさ……」

エレン「…」

ジャン「気にすんなよアルミン。俺も別に気にしてねぇから……」

ジャン「おい、視界の隅で動くなよマルコ。…ぶっ殺すぞ」

マルコ「すみません」



エレン「あいつ、今日は一日中半泣きだったもんな」ボソッ

コニー「アルミンに露骨に避けられた時は普通に泣いてたしな……」

ライナー「……まぁとにかく、作戦は失敗だな…」

ベルトルト「ジャンが精神的ダメージを負って、マルコが性癖を暴露しただけだったね…」

エレン「あぁ」

アルミン「ま、マルコ!でも…そういうのはちゃんと片付けないとダメだよ!?//」アタフタ


マルコ「うん//」

ジャン(顔を赤くして、チラッとこっちを見ながら恥ずかしそうに叱ってくるアルミンかわいい)

コニー(これはかわいい)

エレン(照れミンいただきました)

ライナー(天界)

ベルトルト(興奮する)

マルコ(写真に収めたい)


アルミン「……じゃあ明日も訓練だし、僕もう寝るね?」スッ

ライナー「あ、あぁ」


スタスタ

エレン「……」

コニー「……」

ベルトルト「……」

マルコ「……」

ジャン「……」

ライナー「……」


ライナー「とりあえず、今日は寝るか」


ベルトルト「だね」

エレン「おぅ」

コニー「おあすみ」

マルコ「……」

ライナー「作戦の続きは明日だ」

ジャン「…おぅ」

こっちも寝る。続きは明日

――――――

――――

早朝、食堂

ライナー「……アルミン誘惑作戦会議第2日目を行う」

ベルトルト「…」

エレン「…あぁ」

マルコ「…」

コニー「眠ぃ…」

ジャン「…まだ5時だからな」

ライナー「…アルミンが起きて来るまで後37分だ…急ぐぞ」

ベルトルト「うん」

ライナー「まず昨日の作戦は…あぁー…あまり、上手くいかなかったわけだが……」

マルコ「…」

ジャン「…」

ライナー「……しかし、作戦はまだまだ続行可能だ…何か良い案はないか?」

エレン「…」

ベルトルト「案っていってもね…」

ジャン「……だいたいアルミンを誘惑出来る方法が思い付いてたら、てめぇらに話す前に実行してるだろ…」

ベルトルト「だね」

エレン「おぅ」

コニー「眠ぃよ……頭も回らねぇ…」

マルコ「じゃあ君は年中眠いってこと?」

コニー「黙れよ変態」

マルコ「だから本当に違うから!!!間違えたんだって!!!!」

ベルトルト「…君さ、わりと頭が良いから……皮肉とか、嫌みとかで今までみんな口で勝てなかったわけだけど……」


ベルトルト「良い、弱みを見つけたよね」ニコッ


ジャン「だな」

エレン「おぅ」

ライナー「あぁ」

コニー「まったくだぜ」


マルコ「え」

ジャン「……俺達は、なんか勘違いしてたのかもしんねぇな…」

マルコ「…」

コニー「…」

ライナー「…」

ベルトルト「…」

エレン「…」

ジャン「そもそもお前らとは、『一時』休戦条約を結んでるにすぎねぇんだ……」

エレン「…」

ライナー「…」

ベルトルト「…あぁ、そうだよ」

ベルトルト「訓練兵1年目…あまりに殺伐とした争いが激化したため、僕らは協定を結んだ……」

ジャン「…」

ベルトルト「そもそも僕達はお互いにそれほど仲が良くなかったわけだしね…」

マルコ「…」

エレン「…お前とライナーやマルコとジャンを除いてな」

ライナー「あぁ」

ベルトルト「そう……」

ベルトルト「しかしだ」

ベルトルト「最近の僕達は忘れてるんじゃないか…?」

コニー「…」

ベルトルト「本来は敵対してたってことをさ……」

ジャン「…」

マルコ「…」

コニー「…」

ライナー「…」

エレン「…」


エレン「……あぁ、その通りだぜ…」

ライナー「…」

エレン「…あの日以来だ……アルミンに誘惑されて以来……」

マルコ「…」

コニー「…」

エレン「いっしょに対策を考えて、アルミンの誘惑に耐えて、いっしょにヤって……」

ジャン「…」

エレン「…それからもいっしょにボコられて、治療に励んで、復帰して……そのあとだっていっしょにアルミンと仲直りする方法を考えてた……」

ベルトルト「…」

エレン「でもさ」

エレン「違ぇだろ?俺達がしたいことは…」

ライナー「…」

コニー「…」

エレン「俺は、目的を忘れて……脳内快適に仲良しこよしするために協定を結んだわけじゃない…」

マルコ「…」

エレン「お前らを……」

ジャン「…」

ベルトルト「…」

エレン「お前らを、牽制するためだ……」

ライナー「…」

マルコ「…」

エレン「あの時、互いに目的だって確認し合ったはずだ……」

コニー「…」

エレン「無理矢理はしない……困った時は協力だってする……」

ライナー「…」

ベルトルト「…」

ジャン「…」


エレン「だが」

エレン「それだけだ……」

コニー「…」

エレン「勝てば、生き残る……」

マルコ「…」

ライナー「…」

エレン「そして」

エレン「戦わなければ、勝てない……」ギロッ

ジャン「…」

ベルトルト「…」

コニー「あぁ…そうだよな……」

ライナー「……俺は、夢でも見てたのか…?」

マルコ「…」

ライナー「アルミン似のエロ本の回し読み、盗ったパンツやタオルの展示会、アルミンがよく行く場所の情報交換……挙げ句の果てには、みんなで寝顔ナニーだ………」

ジャン「あぁ、本来なら…俺達は蹴落とし合うのが普通なんだ……」

ライナー「そうだ、俺達は…」

ライナー「戦士、なんだ……」

エレン「…」

ジャン「…」

ベルトルト「…あぁ」

エレン「……マルコのことも、本来ならアルミンに教えて、蹴落とすべきなんだ…」

マルコ「…」

マルコ「…わかった」

マルコ「……じゃあ君達にあげた写真。あれでチャラにしようよ」

ジャン「…わかった」

エレン「……あぁ」

ベルトルト「取り引きだ」

ライナー「……かまわん」

コニー「おぅ…」


コニー「……」

コニー「でもさ」

コニー「…じゃあ、どうすんだ?作戦は中止なのか?」

ジャン「…」

エレン「…」

ライナー「……いや」

ライナー「それはまた別の話だろ…」

ジャン「おぅ」

ベルトルト「…」

マルコ「……協力はする。でも必要以上にお互いを助けることはないって意味だよ」

エレン「…そうだな」

コニー「なるほど…わかったぜ」


ベルトルト「……出し抜かれても、文句は無しだからね…」

ジャン「…あぁ」

ライナー「……よし、じゃあ…各自案を出していこうぜ」

エレン「おぅ」

ザワザワ…

――――――

――――

サシャ「おはようございます!みなさん」

クリスタ「おはよう、サシャ」

アニ「おはよ」

ユミル「よう…」

ミーナ「おはよう」


アニ「…そうかい?」

ミカサ「えぇ…やはり、何かあったに違いない」

サシャ「?ミカサ、どうかしたんですか?」

ミカサ「!…おはようサシャ……」

ミカサ「…エレン達が何故か…殺伐としている」

サシャ「へ?」

サシャ「?」クルッ


男子陣テーブル「」ゴゴゴゴゴ


サシャ「……確かに、何かいつもと違いますね…」

クリスタ「な、なんかちょっと怖いね……」

ミカサ「……そしてメンバーを見て欲しい…」

ユミル「…アルミンがいないな」

ミーナ「本当だ。……あのメンバーって…」

アニ「……」

ミカサ「そう…」

サシャ「い、嫌な予感がしますね……」

ミカサ「…えぇ」

ミカサ「……恐らく、いや…確実にアルミン関連の話」

アニ「だね」

ミカサ「……何か、企んでるのかもしれない……」

ミカサ「わたし達でアルミンを見張るべき」

ユミル「…そうだな」

クリスタ「うん…!!!」


ミカサ「……しかし、もしわたしの勘違いだとしたら…」

ミカサ「反省している男子達に悪い……」

ミカサ「ので」

ミカサ「内密に警護しようと思う」

ミーナ「了解」

サシャ「一昨日の話では、男子達は相当反省しているそうですからね……」

ミカサ「えぇ…」

クリスタ「そうだよね」

ミカサ「しかしわたしは前回の失敗で、油断は大敵だと学んだ……」

ミカサ「念のためにアルミンを警護したい。わたし達にはその責任がある……」

ユミル「あぁ」

アニ「もちろんだ」

クリスタ「うん」

サシャ「ですね」

ミーナ「うん」


ミカサ「……では、そのことについて話し合おう」

ジャア、マズ…

ザワザワ…

――――――

――――

アルミン(今日もみんな先に起きてたんだね…僕はちょっと寝坊しちゃったし、これから早起きしようかな…)

アルミン(まぁ早く朝ごはん食べよ)

アルミン「…」トコトコ

ガラッ


男子陣テーブル「」ゴゴゴゴゴ


女子陣テーブル「」ピリピリピリ


他のテーブル「」シーンッ

他のテーブル2「」ガタガタガタ


アルミン(え、何これ)

続きは夜にちょっと書く


全「」ピリピリピリピリ


アルミン「え」

アルミン(何だこれ?巨人が攻めて来たの?え?)

アルミン(というか今朝だよね…?爽やかな朝だよね?え?何これ……)

アルミン(しかも)チラッ


男子陣「」ゴゴゴゴゴ


アルミン(みんなのとこが一番酷いよ。地獄みたいな空気なんだけど……)

アルミン「…」

アルミン「…」キョロキョロ

アルミン(あ、フランツだ)

アルミン「…」スタスタ

アルミン「ね、ねぇフランツ……」

フランツ「!あ、アルミン……」

アルミン「……みんないったいどうしちゃったの?」

フランツ「その……あの2つのテーブルの威圧感が凄まじくて……」

アルミン「……そ、それでこんな空気に…」

フランツ「あぁ…ダズなんかさっきからずっとトイレで吐いてるよ……」

アルミン「あ、あぁ…ダズね」

フランツ「……ねぇ、アルミン…どうにかしてよ…このままじゃみんなストレスで……」

アルミン「でも、僕がどうにかできるとは…」

フランツ(いや、君が無理だったら誰にもできないよ…)

フランツ「頼むよアルミン…君だけが頼りなんだ……」

アルミン「……」

アルミン「わ、わかった…一応なだめてみるけど……」

フランツ「ありがとう…本当にありがとう……」

アルミン「じゃ、じゃあ行ってくるね…」

スタスタ

アルミン(…まずは男子のみんなに話を聞いてみよう)

アルミン「ね、ねぇみんな……」

ちょっとだけって言ったじゃないですか…
寝る。続きは明日

男子陣「」ゴゴゴゴ

アルミン(あ、聞こえてないね。何話してるんだろ…?)

アルミン「…」トコトコ



エレン「……うるせぇ。じゃあてめぇのクソみたいな案でどうにかなんのかよ…?」

ジャン「だから…んなことしたら確実にバレるだろーが!!!」

ベルトルト「僕の作戦が一番でしょ」

マルコ「うん。一番酷いよね」

ベルトルト「あ?」

コニー「黙っとけよマルコ」

マルコ「……早く考えないの?」

ライナー「今考えてるんだ」

ベルトルト「だいたい君がバカみたいな失敗するから上手くいかなかったんでしょ?」

マルコ「え、まともな案も出せないバカに言われたくないんだけど」

ベルトルト「黙れ」

マルコ「お前が黙れ」

ジャン「お前らがさっきからうるせぇんだよ!!!」

エレン「お前もな、いななくなよ馬が」

ジャン「地に還れ屍野郎!!!」

ライナー「おい!落ち着け!わめくな!!!」

マルコ「え?君もわめいてるよね?違う?さっきわめいてたよね?ねぇねぇ?」

コニー「うぜぇぇぇぇ!!」

ベルトルト「ていうか君も案出してよ」

コニー「出してんだろ!?」

ジャン「は?あれ案だったのかよ」

コニー「なんだと!!!」

エレン「馬の息が臭ぇ喋んな」

ジャン「何怒ってんだ?ガキかよ(笑)」

エレン「殺す」

ライナー「あぁ!もう知らん!勝手にやれやれ!!!」

ベルトルト「出た、責任放棄」

ライナー「は?」


アルミン(これは酷い)

アルミン(見てられない……止めないと)

アルミン「ね、ねぇ…みんな…」

ワイワイワイ

アルミン「……」

アルミン「ねぇ…」

ペチャクチャクチャ

アルミン「……」

アルミン「みんな!!」

ギャーギャーギャー

アルミン「……」

アルミン「……」

アルミン「…っ」ギリッ



アルミン「もうっ、いい加減にしてよ!!!!!」ダンッ


男子陣「」ビクッ

エレン「え」

ライナー「あ、アルミン!?」

ジャン「な…」

ベルトルト「い、いったい……アルミン「うるさい!」

ベルトルト「」


アルミン「うるさいよみんな!!今……君達のせいですごい空気になってるんだよ!?ここは食堂だ!!!公共の場所なんだ!!わかってるの!!?」


コニー「」

マルコ「え」

ライナー「あ、アルミン……」

アルミン「わかってるかって聞いてるの!!!」

ライナー「はい」

アルミン「じゃあなんでこんなところで喧嘩なんかするのさ!!!みんなの士気に関わることなんだよ!?」


エレン「け…喧嘩じゃ……アルミン「喧嘩でしょ?」

ジャン「いや、ただ…アルミン「喧嘩だよね?」

マルコ「そ…アルミン「え?」


エレン「はい」

ジャン「そうです」

マルコ「ごめんなさい」


フランツ(これは進撃のアルミン)

アルミン「それじゃ、ダメだよね?」

マルコ「はい」

エレン「そうです」

ジャン「ごめんなさい」


アルミン「……それに」

アルミン「だいたい何なのみんな。……朝起こしてくれなくなったり、先に食堂行ってたり、僕をのけ者にして作戦がどうだこうだって…」


エレン「そ、それは……アルミン「しかも」

アルミン「お風呂でも、ベッドでも、トイレでも変な気を使ったりしてさ」

アルミン「僕は…」

アルミン「気にしなくていいっていったよね?」

ライナー「だ、だが…アルミン「僕は」

アルミン「みんなにとって、気を使われるような存在なの?」ジーッ

ベルトルト「ち、違…アルミン「だったら」

アルミン「もっと僕のこと頼ってよ。迷惑かけてよ。……放っとかないでよ」

アルミン「そんなに簡単にみんなを嫌いになったりしないから。僕は……」



アルミン「みんなのこと、大切に思ってるから…//」プイッ



ジャン(結婚しよ)

ライナー(結婚した)

エレン(添い遂げよ)

アルミン「…っ、とにかく!//」

アルミン「作戦だか何だか知らないけど!喧嘩しちゃダメだからね!?」

コニー「はい」

アルミン「僕のことも、のけ者にしない!気を使わない!」

マルコ「約束します」

アルミン「わかったら早く朝ごはん食べよう!」

ベルトルト「はい」

エレン「了解です」

アルミン「ぼ、僕もいっしょに食べるから……席開けといてよね//」

ジャン「はい!」

ライナー「ありがたき幸せ」

アルミン「ご、ご飯取ってくるから…!」

スタスタ

エレン「……」

コニー「……」

ジャン「……」

マルコ「……」

ベルトルト「……」

ライナー「……」


ライナー「かわいい」ボソッ


エレン「天使」

ジャン「あれは確かに天使」

マルコ「翼が見えた」

ベルトルト「僕も」

コニー「俺達なんで争ってたんだろな?」

ライナー「な」

ライナー「とにかく、もう馬鹿げた争いは終わりにしよう……」

エレン「だな」

ジャン「もうどうでもよくなった」

ベルトルト「うん」


ライナー「俺達は天使:アルミンを愛する同志なんだ……」

マルコ「天使」

エレン「全てが天使」

コニー「怒った顔が可愛い」

ジャン「デレたアルミンが死ぬ程可愛い」

ベルトルト「同意しかない」

ジャン「もういろんなアルミンが見れればどうでもいいわ。やっぱり全員で作戦考えようぜ」


エレン「おぅ!」

ライナー「アルミン天使!」

ベルトルト「アルミン!」

コニー「アルミン!」

マルコ「天使だミン!」

ワイワイワイワイ

――――

――――――

――――

ここまで。続きは夜に少しだけ

ミカサ「……」

ユミル「……」

アニ「……」

サシャ「……」

ミカサ「すごく」


ミカサ「怪しい」

サシャ「確かにですね」

ユミル「あぁ」

アニ「……わたしもさっきはああ言ったけど…怪しいね」

ミーナ「うん……なんかたくらんでるよね。確実に」

クリスタ「…ご飯を食べるアルミンを見る目がいつもと違うね……」

ミカサ「……まるで獲物を見る狐の様な目をしている…」

アニ(あんたが言うのかい)

ユミル「……臭うな」

ミーナ「うん」

クリスタ「でも…あんなに反省してたのに……」

ミカサ「……男子達がいったいどんな思考回路をしているかは、よくわからない」

ミカサ「ので」

ミカサ「とんでもない理論で正当化してるかもしれない……」

サシャ「そうですよ」

サシャ「えっと、例えば……」


サシャ「アルミンを誘惑して、アルミンから来させたら手は出してないから大丈夫とか」


サシャ「まぁ今勘で、パッと思い付いただけなんですけどね」

ユミル「それはないだろ」

アニ「あぁ」

ミカサ「そんな馬鹿げたことを本気で信じる人間がいるとは思えない……」

ミーナ「うん」

クリスタ「…それはさすがに無いかな……」

サシャ「わかってますよ。勘ですから」

ミカサ「…ともかく」

ミカサ「アルミンを見張る必要があるということ……」

アニ「あぁ」

クリスタ「次の訓練は……」

ユミル「兵站行進だ」

ミーナ「じゃあひたすら運動だね…」

サシャ「お腹が空きますね……今のうちに食べておきましょう」ガツガツ

ミカサ「…兵站行進なら、何かする暇は無いだろう……」

ミカサ「ので」

ミカサ「その次の訓練の対策から立てておこう…」

ユミル「そうだなぁ……」

ワイワイガヤガヤ


フランツ「……」ジーッ

――――――

――――

兵站行進

キース「今回は!貴様らには基礎体力を身に付けさせるためにひたすら運動をしてもらう!!!」

キース「班員で互いの改善点を考えろ!班は各自で組め!以上!!!」

ハッ!!!


エレン「…」

ベルトルト「…」チラッ

ジャン「…」ソワソワ

マルコ「…」

コニー「……」

ライナー「…よし、では作戦その2を行う……」

ジャン「おぅ」

ライナー「発案者はコニーだ」

マルコ「……」

ライナー「コニー、確認を頼む」

コニー「えっと、あれだ……」

コニー「なんかさ…運動とかし終わったあとにさ、こう、ムラっとすることねぇか?」

ジャン「…わかるぜ」

コニー「だからさ、アルミンにひたすら運動させて…その後にエロい話でもしたらさ……」

コニー「そういう、ふいんき、になるんじゃないかと思った。以上」

ベルトルト「雰囲気ね」

コニー「なんだよ…思い付いただけだからな」

エレン「いや……いい考えだぞコニー」

マルコ「…運動して疲労すればガードも緩くなる」

ジャン「あぁ」

ライナー「そしてツイてることに、今から班行動だ……」

エレン「アルミンを誘う!!!」

ベルトルト「うん」

ライナー「…だが本当にそれだけなのかコニー?」

コニー「……実は」


コニー「汗だくで運動を頑張るアルミンをじっくり眺めてぇだけだったりする」


ジャン「乗った」

ベルトルト「いい、案だ」

エレン「おぅ!」

ライナー「俄然やる気が出て来たな……」

マルコ「うん」

エレン「お、いたぞ…!アルミンだ」

ジャン「よ、よし…行くか」

コニー「おぅ」

タタタタタッ


エレン「アルミン!!!」

アルミン「あ、みんな」

ライナー「班は決めたか?」

アルミン「まだだけど……」

ベルトルト「じゃ、じゃあさ…僕達と組もうよ」

アルミン「え?」

アルミン「……」

アルミン「でも僕、体力無いし…みんなの運動量に合わせるのは……」


ジャン「こ、今回は各自の運動量を確認する訓練だから…班員に合わせる必要は無いだろ?」

マルコ「そうだよアルミン。この訓練には同じ班員の運動量は考慮されない。観察力があるアルミンにいて欲しいんだ」

アルミン「そうなんだけど……」

アルミン「……ほら、みんな体力あるから…一人だけ疲れてるのも情けないし……」

アルミン「それに」

アルミン「腕立てとかしてて……一人だけへばるのも恥ずかしいというか……」


ベルトルト(いや、非常に興奮する)ハァハァ

ライナー(頑張って俺達に合わせようとするアルミン……イイ)ハァハァ

エレン(腕プルミン……確実に天使だな)ハァハァ


コニー「俺、アルミンと組みたいんだ……ダメか?」

アルミン「う……」

アルミン「……」

アルミン「…わかった。組もうよ」


全((よっしゃああ!!!))

女子陣「……」ジーッ

今日はここまで。…じっくり書きすぎて予定より長引いてるから次からはかいつまんで書いていく。

続きは明日ー

――――――

――――

エレン「……ヤバいな」ボソッ

ライナー「あぁ……まさかここまでとは…」ボソボソ

コニー「すまねぇ…俺が、バカな案なんか出しちまったから……」ボソリ

マルコ「いや、君のせいじゃないよ」ボソッ

ジャン「…そうだ。こんなことになるって予想できたか?」ボソボソ

ベルトルト「……むしろ感謝してるよ。確かに苦しいけど…それでも…」ボソッ

エレン「あぁ……だがあんまり続けると、俺達がヤバい。気をつけようぜ…」

ライナー「あぁ…」

ベルトルト「うん……」チラッ


アルミン「に、ひゃく…ろくっ…」プルプル

アルミン「…っ、う……ぐっ…」ポタポタ

アルミン「ふっ……っ…」ハァハァハァ

アルミン「に、にひゃくっな、な…っ……」プルプル



エレン「///」ハァハァ

ライナー「///」ハァハァ

ベルトルト「///」ハァハァ

ジャン「///」ハァハァ

コニー「///」ハァハァ

マルコ「これはヤバい…」ハァハァ

ベルトルト「腕プルミンが想像以上に天使だった」

ジャン「あぁ…//」

ライナー「アルミンから滴り落ちる汗、プルプルしてる腕、乱れた息づかい…」

エレン「ヤバい」

コニー「…おぅ」

マルコ「もうね…見てるだけで…」

ベルトルト「……思い出すよね」

ライナー「言うな…ベルトルト…」ハァハァ

ジャン「くっ…//」

エレン「目を反らすんだ…!ここで反応するのはマズい……」ハァハァ

コニー「あ、あぁ…落ち着け、落ち着け俺…」ハァハァ

アルミン「…っ、ふ、ふ……っあ…」プルプル

アルミン「う…」

アルミン「はぁっ…はぁっ…」ポタポタ



ライナー「そ、そろそろ休憩にするか?//」ジーッ

エレン「だな。これ以上無理させたくねぇし…」ジーッ

コニー「俺達の会話も聞こえてねぇみたいだぞ?」ジーッ

ベルトルト「腹筋300回、腕立て200ちょっとだね」ジーッ

ジャン「普通に疲れた」

マルコ「うん」

ライナー「俺はあのアルミンを見続けられるなら、永遠に続けてもいい//」ハァハァ

ベルトルト「同意」ジーッ

エレン「だが、休憩でぐったりするアルミンも………いい」ジーッ

コニー「……休憩のときに作戦開始だったよな?」

ジャン「おぅ」

マルコ「そういう雰囲気を作るんだよね」

ベルトルト「そして、あわよくば……」

ジャン「///」ハァハァ

ライナー「……よし、いろんな意味で反応に注意しつつ話すぞ」

エレン「おぅ!」

エレン「お、おい…アルミン、そろそろ休憩にしようぜ」ソワソワ

アルミン「え、れん…っ…」

アルミン「う、ん……助かる…」

ライナー「こ、ここ座るか?//」ソワソワ

アルミン「う、ん……」ドサリッ

コニー「…大丈夫か、アルミン?」ソワソワ

アルミン「ちょっと…ボーッとする……」ポーッ

ジャン「!!」

ジャン「だ、だったら寄りかかってもいいんだぜ…?」

ベルトルト「!?」

マルコ(こいつ…どさくさに紛れて……っ)

アルミン「へ…?」

エレン「おい!?お前…何言って…」

ジャン「せ、背もたれ欲しいだろ?//」ソワソワ

コニー「お前…」

ライナー(いや、アルミンが頼るわけ……「…うん」

マルコ「な…!?」


アルミン「ありがと…ジャン。ごめんね…ちょっとだけ……」スッ

ピタッ

エレン「!?」

ライナー「!?」

コニー「!?」

ジャン「///」

マルコ(こ、これは…)

ベルトルト(疲労で警戒心がかなり薄くなってるのか…!?)

アルミン「…」ポーッ

ジャン(アルミンが俺に寄りかかってきて……はぁっ…なんか良い匂いがするぅ…っ//)

ジャン「///」ハァハァ

アルミン「……ジャンも疲れたの…?息、荒いけど…」ポーッ

ジャン「お、おぅ//ちょっとな」ハァハァ

アルミン「そう…僕といっしょだね…」ニコッ

ジャン「…っ//」グハッ


エレン(この馬面野郎がぁぁぁぁぁ!!!)

エレン「」ギリリッ

マルコ「あ?」

ライナー「お、おい…落ち着けお前ら」ボソボソ

コニー「なんだあいつ……なんだあいつ」

ベルトルト「……馬の処分は後だ。今は作戦を…」

エレン「くそっ…落ち着け…落ち着け俺…」ハァハァ

マルコ「あ?」


コニー「……な、なぁアルミン…」スタスタ

ライナー「!?」

ベルトルト(コニーが行った!!!)


アルミン「どうしたの、コニー…?」ポーッ

コニー「な、なんかさ…運動すると熱いよな……」

アルミン「…うん」

アルミン「熱い……」

ジャン「///」ハァハァ

ライナー「///」ハァハァ

エレン「///」ハァハァ

コニー「だ、だよな……」

コニー「そ、それにその……む、ムラっとすると言うか…」ソワソワ

アルミン「へ…」

コニー「み、みんな、あるよな…っ」アセアセ

ライナー「あ、あぁ//」ハァハァ

エレン「おぅ!//」ハァハァ

マルコ「うん//」ハァハァ

コニー「だ、だからその……」

コニー「あ、アルミンもなったり、しねぇのかと思って…//」ソワソワ

アルミン「僕……?」ポーッ

ジャン「///」ハァハァ

ベルトルト「///」ハァハァ

アルミン「ムラっと、する……」ポーッ

コニー「お、おぅ//」ドキドキ

ライナー「べ、別に…みんなしてるよなって話だぞ?//」ハァハァ

エレン「あぁ!なんの他意も無い!なんの作戦も無い!なんとなく聞いただけだ!!///」ハァハァ

アルミン「ムラ、ムラ……」ポーッ

ジャン「あ、あぁ//」

コニー「ど、どうなんだよ、アルミン……」

アルミン「僕…」


アルミン「ある、かも……//」フニャッ



コニー「」

コニー「」

ライナー「///」ボタボダ

エレン「///」ハァハァハァハァハァハァ

ジャン「///」モゾモゾ

ベルトルト「///」ダラ-ッ

マルコ「///」フキフキ



アルミン「ちょっと、だけ、だからね…?///」テレテレ

コニー「」

エレン(これはあきまへんわ)ソワソワ

ライナー(真っ赤で汗ばんだ顔のアルミンがそんなこと言ったらダメだろ…)モゾモゾ

ベルトルト(巨人化した)ギンギン


マルコ「ちょっと、トイレ」ガタンッ

ベルトルト「僕も」ガタンッ

ライナー「も、もう訓練も終わりだしな」ガタッ

エレン「あ、あぁ。訓練後はトイレに行きたくなるんだよな!それだけだ!なんの他意もないからな!?」ガタッ

コニー「」

ライナー「……コニーも連れて行くぞ…」ソワソワ

マルコ「こ、コニーもトイレ行きたいって言ってたからね」ソワソワ

アルミン「?うん…」カタッ

アルミン「僕……ちょっと疲れちゃったから…次の訓練まで部屋で休憩してるね……」フラッ

ベルトルト「うん//」

エレン「おぅ//」

スタスタスタ

ライナー「…」

エレン「…」

コニー「」

ベルトルト「…」

マルコ「…」

ライナー「各自、処理して集合」

エレン「おぅ」スタッ

マルコ「だね」スタッ

ベルトルト「じゃ」スタッ

コニー「」チーン

ジャン「俺……ちょっと着替えてくるわ」スッキリ

ライナー「お前……」

ライナー「…いや、何でもない」

ザワザワザワザワ


フランツ「……」

今日はここまで。続きは明日書く

乙ミン!!
いつパンツ脱げばいいんだろうね!

――――――

――――

エレン「ふぅ……」

コニー「ふぅ……」

マルコ「ふぅ……」

ベルトルト「ふぅ……」

ライナー「ふぅ……」

ライナー「さて」

ライナー「次の作戦を考えるか……」

ジャン「おぅ」

コニー「すまねぇな……失敗しちまって」

マルコ「いや、すばらしい作戦だったよ。本当に」

ベルトルト「ね」

エレン「おぅ」

ライナー「あぁ。良いものを見させてもらった……ただ」

ライナー「アルミンが、汚い馬に寄りかかってるのが不愉快だったがな」

マルコ「うん」

ベルトルト「僕もだよ……ね、ジャン」ニコッ

ジャン「すみませんでしたッ(土下座)」ズサァッ

エレン「おい、謝って済むとでも思ってんのか?人の姿をした害獣が…」

ジャン「あ?…だったらてめぇこそ、いつもアルミンのそばに死体転がしとくのやめろよ。臭ぇから」


ライナー「落ち着け……しかし、本当にコニーはよくやってくれた」

コニー「天才だからな」

マルコ「今回ばかりは言い返せないね」

ベルトルト「……でもマルコのエロ本作戦。コニーの運動させ作戦でもダメだったとなると…」

ライナー「……マルコのは思わぬハプニングが」

マルコ「は、ははは…」

ライナー「コニーのは俺達が限界に…」

エレン「…おぅ」

ライナー「……俺達でアルミンを誘惑するのはハードルが高すぎるかもしれんな…」

マルコ「うん…」

ベルトルト「興奮して冷静になりきれないよね…」

ジャン「相手はアルミンだもんな…」

エレン「…おぅ」

コニー「それに緊張するしな…」

マルコ「だね。アルミンをムラムラさせるには、やっぱり近付かないといけないし……」

ジャン「……そうとは限らないんじゃねぇか?」

ベルトルト「?」

ライナー「どういうことだ…?」

ジャン「……さっきの作戦で、その…」

ジャン「あ、アルミンだってムラムラするってことがわかっただろ?//」

コニー「おぅ」

ジャン「だったら…」

ジャン「アルミンだって男だ。そういう時は自分で処理してるはずだ」

エレン「!」ガタッ

ライナー「…なるほどな。その時に俺達が行けば……」

ジャン「あぁ。別に近付かなくても、アルミンをそういう気分にさせてから…」

ジャン「突入すればいいんだ」

ベルトルト「いろんな意味でね」ボソッ

マルコ「良い案だけど、どうやって近付かないで興奮させられるんだ?」

ジャン「…まぁ」

ジャン「精力が付く物でも食わせればムラっとすんじゃねぇか?」

ライナー「なるほどな。良いと思うぞ」

ベルトルト「うーん…精力が付く食材か……」

コニー「俺の村じゃ山芋とかがよく言われてたな」

マルコ「あぁー…聞くね」

エレン「やっぱり肉だろ。肉」

ライナー「…よし、じゃあ昼に買い出しでも行くか」

コニー「おぅ!」

マルコ「あげるのは夕食の時だね」

ジャン「あぁ。じゃあ昼飯食ったら金持って出発だな」

ベルトルト「了解」

エレン「おぅ…」

ワイワイワイ

――――――

――――

昼、食堂

アルミン「ミカサ、いっしょに食べてもいいかな?」スッ

ミカサ「えぇ、もちろん。…でも何故?最近はよく男子達で食べているのに…」

アルミン「実は、みんな用事があるって……すぐに食べてどっか行っちゃったんだ」

ミカサ「用事?」

アルミン「うん」

ミカサ「そう…わかった」

ミカサ(あやしい……)

アルミン(まったく…隠し事しないでって言ったのに…)

アルミン「ミカサは、今日誰かと食べる予定とかある?」

ミカサ「ある。いつもの女子陣で食べるから、アルミンも来るといい」

アルミン「う……また僕一人だけ男なんだね…気まずいなぁ…」タジタジ

ミカサ「大丈夫。よくなじんでる」

アルミン「全然嬉しくないよ……」

アルミン「それにしても、最近は女子達もよく集まって食べる様になったんだね」

ミカサ「え、えぇ……」

ミカサ(言えない…主に男子陣が暴走しないか見張るためだなんて…)

ミカサ「男子陣が固まって食べている。ので、わたし達もみんなで食べてみてはどうだろうかという話になって…」

アルミン「なるほどね」

アルミン「あ、じゃあそろそろお腹も空いて来たし行こうよ」

ミカサ「うん。あっちの机」

トコトコトコ

アニ「遅かったね……って、あんた……」

ミーナ「あれ?アルミン。男子達は?」

アルミン「それが…」

アルミン「なんか用事があるんだって」

ミカサ「……」

アニ(あやしいでしょ)

ミーナ(あやしい)

ユミル「お、おい…それって…サシャ「そうなんですか」

サシャ「じゃあアルミンのご飯、分けてもらえますね!」

アルミン「え、なんで!?」

サシャ「ふふふ…わたしと同じテーブルに付くとはそういうことです」

アルミン「うーん…じゃあパン一個だけなら」

クリスタ「ダメだよ、サシャ!アルミンもちゃんと食べないと」

サシャ「いいじゃないですか~」

アルミン「えっと、じゃあ半分だけね。はい」

サシャ「パァン!!!」モグモグ

アルミン「あはは…半分でごめんね」

サシャ「いえ、ありがとうございます!あとは我慢しますので…」

クリスタ「うーん…じゃあわたしのも半分あげる」ハイ

アルミン「いいのクリスタ?」

クリスタ「うん。サシャが美味しそうに食べるから…」

アルミン「ついついあげたくなっちゃうよね」

クリスタ「うん」フフフ

サシャ「二人とも神様ですっ!!!」モグモグモグ


ワイワイワイ

ユミル「………」

ミーナ「なんか、和んじゃったね」

アニ「あぁ…」

ミカサ「……考えるのはあとにして、ひとまず食べよう…」

ユミル「…そうだな」

オイ! ナニ、クリスタノパンタベテンダ…

ユ、ユミル!

ヒェエ

ワイワイワイワイ

――――

――――――

――――

夜、食堂

ライナー「やっと夜だな……」

コニー「おぅ…」

マルコ「長い…午後だった」

エレン「アルミンは先に机で待ってるな…」

ベルトルト「うん」ジーッ

ライナー「…よし、作戦その3開始だ。ジャン、確認してくれ」

ジャン「あぁ」

ジャン「…まず、俺達はアルミンにプレゼントだと言ってあのれを渡す……」

マルコ「…」

ベルトルト「あれを…アルミンが食べるんだね……」

エレン「…」ソワソワ

ジャン「そうだ…」

ジャン「そして、その後アルミンを部屋に一人に…」

ライナー「…」ソワソワ

ジャン「アルミンがムラムラして、一人でしだしたら…」

ジャン「突入だ」

エレン「…」ソワソワ

コニー「…おぅ」

ベルトルト「……この作戦の良いところは、もし失敗したとしても僕達が得するってことだよね」

マルコ「うん」

ライナー「あぁ」

コニー「だよな」

エレン「おぅ」

ジャン「得しかない」

ライナー「よし、じゃあ行くとするか…」

エレン「おぅ」

スタスタスタスタ

今日はここまで。続きは明日ー

>>214
パンツはまだ履いててくれ

アルミン「みんな、遅かったね」

エレン「ちょ、ちょっと話してたんだ…」ガタッ

アルミン「…そっか」

ライナー「すまんなアルミン、待たせちまって」カタンッ

アルミン「大丈夫だよ。じゃあ食べよっか」

コニー「おぅ。腹減ったな」ガタッ

ベルトルト「…うん。早く食べちゃおうよ」チラッ

マルコ「そうだね」

ジャン「……」

ジャン(作戦は食べ終わってからだよな。早く食うか)

――――

――――――

――――

アルミン「ごちそうさま」

エレン「お、おぅ」ソワソワ

ジャン「…」チラッ

ベルトルト「…」チラッ

ライナー「…なぁアルミン、腹はふくれたか?」

アルミン「うーん。まぁまぁかな…やっぱりパンとスープじゃね」アハハ

コニー「は、腹いっぱいになんねぇよな!」

アルミン「?まぁね。でも食べれるだけで感謝しないと…」

ベルトルト「…でも、やっぱりもっと食べたい?」

アルミン「え…?まぁ、それはそうだけど…」

ジャン「…アルミン」

ジャン「俺達、お前に食わせたい物があるんだ」

アルミン「え、僕に…?」

エレン「あぁ」

マルコ「…いっぱい迷惑かけちゃったからね」

アルミン「そんな、いいのに……」

アルミン「でも嬉しいよ。ありがとう」ニコッ

コニー「おぅ//」

アルミン「ふふふ、もしかしてお昼にいなくなっちゃったのは買いに行ってくれてたの?」ニコニコ

ベルトルト「うん//」

アルミン「そうだったんだね。ありがとね、みんな」ニコッ

ライナー「あ、あぁ//」

アルミン「なんだろ?楽しみだよ」ニコニコ

ジャン「…2品あるからいっしょに食ってくれ」

アルミン「うん!」

エレン「///」ソワソワ

ジャン「い、一品目はこれだ」

スッ

アルミン「とろろ…?」

コニー「おぅ!」

マルコ「うん//」

アルミン「え、とろろ単体で食べればいいの…?」キョトン

ライナー「い、いや、その……セットでだな//」

ベルトルト「…//」ソワソワ

ジャン「こ、この2品目のやつといっしょに…//」

スッ

アルミン「!?」

アルミン「こ、これは……」



アルミン「ソーセージ…?」



ジャン「あ、あぁ///」

ライナー「///」ハァハァ

アルミン「肉なんて…こんな高級なもの……」オロオロ

エレン「いいんだアルミン!俺達はお前に食べて欲しいんだ!!」

マルコ「うん//」

ベルトルト「君が食べるから、意味があるんだ」ハァハァ

アルミン「みんな、そこまで…」

コニー「き、気にせず食ってくれ///」

エレン「おぅ!!!//」

マルコ「セットで!セットで食べてね!?」ハァハァ

アルミン「とろろと、ソーセージ?」

ジャン「合うから!絶対合うから!//」ハァハァ

アルミン「そうかな…」

ベルトルト「うん!」ハァハァ

ライナー「かけて食うんだぞ?いいか、飲んでから食うんじゃなくて、かけてだ!///」ハァハァ

アルミン「?わかった」

エレン「///」ハァハァ

アルミン「…みんな、どうかしたの?」

コニー「気にすんな//」ハァハァ

アルミン「そ、そっか…」

アルミン「えっと、じゃあいただきます」ニコッ

ライナー「あぁ…//」ハァハァ

コニー「///」ソワソワ

ジャン「遠慮しなくていい、ガツガツ食ってくれ//」ハァハァハァ

アルミン「うん」

アルミン「えっと…かけるんだよね」スッ

トロォォ…

エレン「///」ハァハァ

ベルトルト「///」ハァハァ

マルコ「///」ハァハァ

アルミン「わ……ネバネバだね…」

ライナー「俺が丹精込めてすったからな///」ハァハァ

アルミン「そうなんだ…」


アルミン「じゃあライナーのとろろ、残さず飲まないとね?」ニコッ


ライナー「」ブシャァッ

アルミン「ライナー!?」

ライナー「気にすんな、ちょっと鼻の中ケガしてるだけだからだけだから」ボタボタ

アルミン「え…それにしても尋常じゃない量だけど…」

ライナー「いいから。大丈夫だから」ボタボタ

アルミン「そ、そうなの…?」


エレン(この裏切り者がぁぁぁぁぁぁ!!!!)

マルコ「僕がすれば良かった…」ボソボソ

アルミン「本当にトロトロだね…」ドロォ

ジャン「き、気にせずなめてくれ//」ハァハァ

アルミン「え、とろろってなめるものなの…?」

ジャン「おぅ!!!」

ジャン「そうだよな!?お前ら!」

エレン「あぁ!!」

コニー「そうだぜ!」

ライナー「なめる。確実になめる」ハァハァ

マルコ「アルミン、常識だよ!!?」

ベルトルト「なめる以外にどうやって食べるの!?」ハァハァ


アルミン「そうなんだ。知らなかった…」

アルミン「えっと、じゃあ…」スッ

エレン「///」ハァハァ

ジャン(アルミンがとろろまみれのソーセージを口に…//)


アルミン「ん…」

ベロンッ

アルミン「ふ、むぁ…」チュルッ

チュパッ ベロンッ

ハムハム

アルミン「ん……苦い、けど…」ペロッ


アルミン「おいしいよ」ニコッ


ジャン「」

エレン「」

ベルトルト「」

ライナー「」ボタボタボタ

アルミン「…でも本当になめて食べるの?下品じゃないかな……」

エレン「そんなこと、ない」

マルコ「すごく、いい」

ライナー「あぁ」ダラダラ

アルミン「ら、ライナー…本当に大丈夫なの?」

ライナー「あぁ」ダラダラ

アルミン(…みんなの様子がおかしい……)

アルミン「ねぇ…みんな、いったい…ベルトルト「アルミン」

ベルトルト「いいから、食べてよ」

アルミン「え?」

ベルトルト「みんなで、アルミンのために買ったんだし」ハァハァ

マルコ「うん。とりあえず食べようか」ハァハァ

アルミン(……まぁ聞くのは後でいいか)

アルミン「そうだね。じゃあ食べるよ」

ライナー「あぁ」ダラダラダラ

アルミン「えっと…でもやっぱり普通に食べるね」

ジャン「ま、まぁ…この風習を知らないなら仕方ねぇな!」ソワソワ

コニー「だな」

アルミン(風習…?)

アルミン「えっと、じゃあいただきます」ムシャムシャ

エレン「///」ハァハァ

ベルトルト(…この光景も十分いいね)

マルコ「///」ハァハァ

アルミン「でも…本当においしいよ。肉なんて久々に食べたから」ハムハム

ライナー「良かった本当に良かった」ダラダラ

ジャン「あぁ」ジーッ

ベルトルト「よろこんでくれて嬉しいよ」ジーッ

マルコ「本当に」ジーッ

エレン「アルミンがよろこんでくれて嬉しい。それだけだ。なんの他意もない」ジーッ

コニー「おぅ」ジーッ


アルミン「ごちそうさま。おいしかったよ」ニコッ

マルコ「こちらこそ」ボソッ

アルミン「え?」

マルコ「なんでもない」

アルミン「そ、そっか…」

アルミン「…ねぇみんな、今日はちょっと様子が変だけど何か……ライナー「おっと」

ライナー「すまないアルミン、用事を思い出した!」ガタンッ

アルミン「え?」

ジャン「そういうわけだ、先に部屋に戻っててくれ」ガタンッ

アルミン「え、うん」

エレン「お、俺達は当分部屋に戻んねぇから、ゆっくりしてていいんだぞ!?」ガタッ

アルミン「?…わかった」

マルコ「戻るのは1時間後くらいだね」

ベルトルト「うん」

コニー「じゃ、じゃあなアルミン」ソワソワ

アルミン「あ、また後で…」

スタスタスタスタ

アルミン「……」

アルミン(なんだったんだろ…)

アルミン「……」

アルミン(とりあえず部屋に戻ってから考えよう)

アルミン「…」トコトコトコ



女子陣「……」

女子テーブル

アニ「……」

ユミル「…なぁ」

ユミル「これってさ……」


ミカサ「アウト」チャキッ

ユミル「だよな」

ミーナ「これはダメだね」

アニ「おとなしく、してるから、大丈夫…?」

ユミル「これは酷い」


クリスタ「え、何が…?」

サシャ「わたしに肉を分けてくれなかったことですね。わかります」

ユミル「……お前らは知らなくていい」

ミーナ「うん」

ミーナ「あまりに酷い光景だったね…」

ユミル「さすがに笑えねぇよ」

ミカサ「アルミンに真実を知らせたくなかった…ので、止められなかった…」ギリギリ

アニ「……とにかくちゃんと『お話』しないとね…」

ミカサ「えぇ。長い話になるだろう…」

ユミル「クリスタ……お前は部屋に戻ってろ。サシャも」

クリスタ「えぇー!?」

サシャ「わたしもですか!?」

ミカサ「純粋に食べ物を食べ物として見れる、その心を大切にして欲しい……」

ユミル「…そういうことだ」

サシャ「は、はぁ…?」

アニ「…じゃ、行くかい」

ミーナ「うん」

ミカサ「えぇ…」

ユミル「……」

スタスタスタ


――――

――――――

――――

今日はここまで。

……やり過ぎた気もしなくはない。
あと、とろろは普通に苦いと思ってた…あんまり好きじゃないから食べてないんだ。すまない
続きは明日

エレン「ふぅ……」

コニー「ふぅ……」

ジャン「ふぅ……」

マルコ「ふぅ……」

ベルトルト「ふぅ……」

ライナー「ふぅ……」


ライナー「いやぁ…素晴らしい一日だった…」

エレン「あぁ…」

ベルトルト「充実してたね」

ジャン「いろんな意味でな」

マルコ「素晴らしい…僕の作品も潤ったよ…」

コニー「!?」

ジャン「お前…いつの間に!?」

マルコ「僕がこんな機会逃すわけないだろ?」

ベルトルト「さすがだね…」

エレン「また見せてくれよな!」

マルコ「うん」

ライナー「完璧な一日だった。……しかし」

ジャン「…あぁ」


ジャン「今日はまだ終わったわけじゃねぇ」


ベルトルト「いよいよだね…」

コニー「おぅ…」ゴクリ

ライナー「……散々運動して、精が付く物を食う…」

ライナー「そして」

ライナー「部屋に一人きりだ……」

ベルトルト「…」

ライナー「そんな時、健全な男子兵がすることなんて決まってる……」

マルコ「うん」

ジャン「おぅ」

エレン「あぁ」

コニー「だよな」

ライナー「…よし、行くか。俺達の部屋…もとい堕天使の巣へ…」ガタン

マルコ「ついに…」ガタン

ジャン「長かったじゃん…」ガタン

エレン「あれから……2ヶ月たった……」カタリ

エレン「怪我で失った一ヶ月と周囲からの評判を失ってようやく、俺達は尊厳を取り戻しつつある…」

エレン「いける」


エレン「俺達の反撃は、これからだ……!」


ライナー「あぁ!」

ジャン「おぅ!」

マルコ「だね!」

ミカサ「…そう」

ベルトルト「うん!」

コニー「やるぜ!」

エレン「あぁ!俺達は自ゆ……」

エレン「……」

ジャン「……」


ミカサ「……」

エレン「」

マルコ「」

コニー「」

ベルトルト「」


ミカサ「そう…」

ミカサ「確かに。わたし達は自由だ……」

ミカサ「それを拒む者がどれだけ強くても関係ない……」

ミカサ「もちろん」



ミカサ「それを拒む者と戦う必要があるのだけど…」ゴゴゴゴゴゴ



ジャン「」

ライナー「」

エレン「」

エレン「…っ!」

エレン「戦闘用意!!」サッ

ライナー「!?」


エレン「目標、目の前!!ミカサ・アッカーマン!!!」

ベルトルト「!?」


エレン「…これはチャンスだ、絶対怯むな!!俺達を骨の髄までボコボコにできるのはミカサだけだ!!!」

エレン「だが」

エレン「今、ミカサは一人!俺達は六人だ!!!」

マルコ「!?」

ジャン「!??」


エレン「ミカサさえ抑え込めば……アニ「抑え込めば?」


アニ「……」


エレン「」

アニ「どうなんの…?」

ユミル「な」

ミカサ「聞かせて欲しい……」

エレン「」

ライナー「」

ベルトルト「」

コニー「」

ミーナ「あ、ジャンとマルコ!またわたしの話、聞いてくれるの?」

ジャン「」

マルコ「」

ミカサ「そう…」

ミカサ「この世界は、残酷、なのだから…」チャキッ


――――

――――――

――――

男子寮

チュンチュンチュン

アルミン「…」パチッ

アルミン「ん……」モゾモゾ

アルミン「…ふぁぁー……」ゴロン

アルミン「…」バサッ

アルミン「朝か…」

アルミン(なんだか今日は早くに目が覚めちゃったな……)

アルミン「…」スタスタ

アルミン「……」

アルミン「あれ?」


アルミン「みんな、いない…」


ベッド「」シーン

アルミン「…」

アルミン(そういえば昨日も結局帰って来なかったし……どうしたんだろ…?)

アルミン「…」トコトコ

アルミン(…まぁ、きっと先に起きて食堂に行っちゃったんだね)

アルミン「…」スタスタ

アルミン(僕も食堂に行こ。…にしてもなんだか廊下から変な臭いがするな……)

アルミン「…」ガチャッ



アルミン「」




ウワァアァアァアアッ!!!??

――――

――――――

――――

食堂

アルミン「……えっと、みんな」

アルミン「大丈夫…?」


エレン「あぁ…」ボロッ

ジャン「おぅ…」ボロッ

マルコ「うん…」ボロッ

ライナー「…」ダラダラ

ベルトルト「ははは…」ボロッ

コニー「あぁ…」ボロッ


アルミン「え、大丈夫なの?」

アルミン「ライナーに至っては、すごく流血してるけど…」

ライナー「…問題ない」ダラダラ

アルミン「……え、何?何があったの…」

マルコ「…大丈夫、気にしないで」ボロッ

アルミン「普通、朝起きて廊下に出て…血まみれの仲間が6人転がってたら気にするよね?」

コニー「…」ボロッ

ジャン「ちょっと…話し合いしてただけだ…」

アルミン「話し合い…?」

エレン「話し合い(物理)」

ベルトルト「白熱しすぎて……」

アルミン「……もしかして、みんなで何か揉め事にでもなってたの?」

ライナー「…そんなとこだ」ダラダラ

アルミン「もうっ、ダメじゃないか…今日も訓練なのに……」

コニー「あ、あぁ…」

マルコ「僕達、今日は休むから…」ボロッ

アルミン「まぁ、みんなは上位だから良かったけど…」

ジャン「ごめんなさい…ごめんなさい…」ガタガタ

アルミン「え、いや…そこまで責めては……」


ミカサ「アルミン」スッ

エレン「ヒッ…」ビクッ

ベルトルト「うわぁぁっ!!!」ガタガタ

アルミン「エレン!?ベルトルト!!?」

ミカサ「ここは危ない。わたし達といっしょに食べるべき…」

アルミン「危ない…?」

ミカサ「えぇ…危ない」

アニ「…早く来なよ」スッ

ライナー「」バタンッ

コニー「」

アルミン「みんな!?どうしたの!!?」

ユミル「寝不足だろ。ほっとけ」

アルミン「え、でも…」

ミカサ「自業自得。アルミンが気にすることじゃない」

アルミン「自業自得って…」

アニ「放っといたら治るよ……それより、今日も訓練なんだから早く行くよ」グイッ

アルミン「う、うん…」スッ

スタスタスタ


ユミル「……」

ミカサ「……」

男子「」

ミカサ「…手を出したわけでは無い、のでその程度に抑えた……」

ミカサ「次は」

ミカサ「加減できないだろう…」ゴゴゴゴゴ


男子「」

ユミル「…行くぞ」

ミカサ「えぇ…」

スタスタスタ

ひとまずここまで。続きは夜書く

昨日は寝ちゃってたわ。すまないな…
今から書いてく


アルミーン!パァン、イタダキデスッ

エェッ!?

サシャ、カエシナサイ

ハ、ハンブンダケ…

ダメ

ソンナァ

ワイワイワイワイ


エレン「……」

マルコ「……」

コニー「……」

ライナー「……」ダラダラ

ベルトルト「……」

ジャン「……」

ジャン「…っ」

ジャン「普通だ…これが現実ってもんだろうな……」

エレン「…」

ジャン「俺達は知ってたハズだ、現実ってやつを……」

ジャン「普通に考えれば簡単にわかる」


ジャン「ミカサ一人だったとしても勝てねぇってことぐらいな…」


コニー「……」

ベルトルト「……」

マルコ「……」


エレン「……」

エレン「…っ」

エレン「くそっ…」

エレン「こんなハズじゃ……」

ライナー「…」

エレン「どうしてこうなる…どうして俺達は奪われるんだ……」

ジャン「…」


エレン「アルミンを…」


コニー「…」



キョウノ、クンレンハ…

アハハ…

ワイワイガヤガヤ


ライナー「…」

ベルトルト「…」

マルコ「…とにかく」


マルコ「ここまで女子達に警戒されてしまったら、もうおしまいだ…僕達はアルミンに近付くこともできないだろう……」

ベルトルト「うん…」

ベルトルト「僕達は戦士だった……けど…今はもう、違う…」

ライナー「…」

マルコ「僕らは強い人じゃないから……だから…」

ライナー「…」

ジャン「俺達は、女子に……勝てない」

ライナー「…」

エレン「俺が、あの時…選択を間違えたからッ……もし、とろろじゃなくてオクラにしていたら…」

ライナー「…」

コニー「はは…もういいや……もうどうでもいい……」

ライナー「…」

ライナー「…なぁ」

ジャン「なんだよ…」

ライナー「このままじゃ…俺達は、アルミンと飯を食うこともできない…」

コニー「…」

ジャン「仕方ねぇだろ……この世界は残酷なんだ…」

コニー「…」

ライナー「……」


ライナー「ここか?」


ベルトルト「え…」

ライナー「俺達の作戦の最後は、ここなのか?」

エレン「……」

マルコ「……」

マルコ「そ…ライナー「いいや」


ライナー「違うだろ」

ライナー「そうじゃねぇだろ!俺達はッ……」

コニー「けどよ…」


ライナー「絶対に!」


ライナー「誘惑するんだろ……」


ライナー「俺達のアルミンを!」


ベルトルト「!!!」

エレン「…っ」

エレン「あ…あぁ…」


エレン「だよなッ…」ギリッ


エレン「諦めて…たまるか…」

エレン「俺達は皆、生まれた時から自由だ…!」

エレン「それを阻むミカサがどれだけ強くても、関係ない…」

ジャン「…っ」


エレン「アルミンのためなら…周囲の評価なんか、惜しくない!」

マルコ「!!」


エレン「どれだけ女子達が恐ろしくても関係無い!どれだけ暴行が残酷でも関係無い!!!」

コニー「あぁ…!」


エレン「戦え…」

ジャン「おぅ…」

エレン「戦えッ…!」

ベルトルト「あぁ!」

エレン「戦え!!!」

ライナー「うぉぉぉぉ!!!!」ガタッ

エレン「今度は…俺達の番だ。今度は俺達が…アルミンを勝ち取るんだ!!!」

コニー「おぅ!」

ジャン「あぁ!」

マルコ「そうだ!」

ベルトルト「うん!」

ライナー「やってやるぜ!」


エレン「紳士に接するんだ!どれだけ冷たい視線を浴びようと!警戒されようと!」

ジャン「おぅ!」

エレン「まずは…」

エレン「アルミンと女子からの信頼を、取り戻すんだ!!!」


全「「おぉ!!!」」

ひとまずここまで。続きは寝落ちしなければ夜書く

―――――――

―――――

―――

食堂

サシャ「今日もライナーのパァンいただきです!」ヒョイッ

クリスタ「もう、サシャ…」

ライナー「いいんだ。腹が減ってるなら仕方ないからな」

アニ「…あんただってお腹空いてるでしょ」

ライナー「気にするな」

サシャ「本人もそう言ってることですし」モグモグ


ライナー「あぁ」

エレン「アルミン、ほうれん草食べないのか?」

アルミン「ちょっとお腹いっぱいで…」アセアセ

ミカサ「嘘。アルミン…苦手な物も食べなくてはいけない」

アルミン「う、うーん…」

エレン「これやるよ。ごまかして食え」

アルミン「え…でもこれ、エレンのパンじゃないか…」アタフタ

エレン「気にすんな。腹いっぱいなんだよ」ニカッ

アルミン「ありがとう…エレン…」

ミカサ「エレン…」


ミーナ「微笑ましいねー」

ユミル「は」

マルコ「あ、じゃあ僕達。先にお風呂入ってくるね」カタッ

アルミン「もう気にしなくてもいいのに…」

ベルトルト「兵士として、責任を取るのは当然のことでしょ?」ニコッ

ユミル「ま、まぁな…」

アニ「……」


コニー「アルミンはゆっくりしてていいぞ!」

ジャン「部屋の片付けはもう済んでるからな」

アルミン「いつの間に…」

エレン「気にすんな!じゃあ、後でな!」

アルミン「うん。ありがとう…」

スタスタスタスタ


アルミン「……」

アニ「……あいつら」

アニ「すっかり大人しくなったね…」

サシャ「本当ですよー」

ミーナ「…最初は絶対に何か企んでるって思ってたけど……」

ユミル「……」

ミカサ「三週間も、ずっとあの調子…」

クリスタ「うん」

ユミル「…だな」

アルミン「……」

ミーナ「本当に紳士になったよねー」

ミカサ「えぇ」

ミカサ「アルミンは無事だし、エレンも大人になって……安心した」

ミカサ「…でも」

ミカサ「エレンが成長してしまったのは少しだけ寂しい…」ニコッ

クリスタ「ふふふ…」

サシャ「微笑ましいですねー」

ミーナ「本当にミカサはエレン大好きだね」

ミカサ「えぇ。家族(許嫁)だから」


ユミル「……ま、これで一安心だな」

アニ「あぁ」

アルミン「…そう、だよね」

ユミル「……どうした」

ユミル「何か不満そうだが…」

アルミン「……そういうわけじゃないけど」

サシャ「?」

アルミン「なんか…」

アルミン「何か違う気がするんだ…なんか」


アルミン「…らしくないというか……」


ミーナ「そうかな…?」

ユミル「…お前、それはあいつらがこんな良いやつらなわけないって言いたいのか?」

アルミン「……」

アルミン「どうだろう…」

ユミル「おいおい…」

ミカサ「アルミン…みんな反省してる」

アニ「あぁ」

アルミン「そう、なんだよね…」

アルミン「ただ」

アルミン「あれが…みんなの本心なんだろうか…」

クリスタ「?」

アルミン「ちょっと…違和感があるんだ…」

ユミル「…ま」

ユミル「いきなりあんな態度取られたから、混乱してるだけだろ」

ミカサ「きっとそう…」

アルミン「…うん」

アルミン「そうだね」ニコッ

ミーナ「うん!」

アニ「ま、明日は休みだし…ゆっくり考えな」

アルミン「うん」

ワイワイワイワイ

――――――

――――

男子寮

エレン「……」

コニー「……」

ジャン「……」

マルコ「……」

ベルトルト「……」

ライナー「……」

ライナー「あれから」

ライナー「三週間たった…」

エレン「あぁ…」

マルコ「……」

ジャン「……」

ライナー「…つまりだ」

ライナー「作戦開始ィィィ!!!!」

ベルトルト「待ってましたッ!!!!」

コニー「やっとかよッ!!!」

マルコ「遅いよぉぉ!!!写真性活も限界だからッ!!!!」

エレン「お世話になりましたぁぁッ!!!!」

ジャン「風呂完全別離とか、辛すぎんだろぉぉぉぉ!!!!」

ライナー「長かったぜぇぇぇッ!!!」

ベルトルト「辛い!紳士って無駄に辛い!!!」

コニー「なぁ!なんだよ紳士って!?食えんのかよ!!!」

マルコ「食えない!完全に食えない!そんな人間いるわけないだろぉぉぉ!!!」


ジャン「風呂超いっしょに入りてぇぇぇッ!!!部屋の片付けダリィィィ!!!!」

エレン「アルミンといっしょにいてぇぇぇぇ!!!!!」

マルコ「こんな生活嫌だぁぁぁぁ!!!!」


ライナー「落ち着けぇぇ!お前らぁぁぁぁ!!!!」

エレン「うるせぇぇ!ゴリラこの野郎ぉぉ!!!お前が落ち着いてから言えよぉぉぉぉ!!!!」


ベルトルト「君が一番うるさいからッ!!!」

ライナー「作戦会議ィィィ!!!開くんだろうがぁぁぁぁッ!!!!」


ジャン「屍邪魔すんなよ!!!」

エレン「黙れよ馬野郎が!!!」

マルコ「ねぇ…君達って口すら閉じれないぐらい馬鹿だったっけ?」

エレン「あ゙ぁ?」

ジャン「黙れ小僧!!!」


コニー「お前ら全員うるせぇ!!!」

ライナー「会議させろやぁぁぁぁ!!!」

今日はここまで。続きは明日


進行速度が徐々に落ちてるのが気がかり

>>318
それって
内容?一回のレス数?書く頻度?
参考のために聞きたい。
教えてくれると助かる

コニー「俺はもう案出したからな!!!」

ジャン「俺もだ」

マルコ「案も出して無いのに文句言える人って……すごいよね。僕にはできない」

ベルトルト「あ゙ぁあ゙ぁ?」

エレン「俺は優しくするって作戦考えただろ!」

ジャン「案じゃねぇじゃん」

エレン「あ?じゃんじゃんうるせぇ!!!」

コニー「てかさ…ライナーとベルトルト!お前ら、なんも案出してねぇだろ!!」

マルコ「まさにウドの大木」

ベルトルト「いい加減にしろ。潰すよ?物理的に」

ライナー「…なぁ」

ライナー「俺にひとつ、考えがある…」

ジャン「なんだよ?」

ライナー「……」

ライナー「俺達はアルミンをムラムラさせようと頑張ったよな…」

エレン「おぅ」

マルコ「すごくね」

ライナー「……」



ライナー「本当に、そんな必要あったのか?」



ベルトルト「は…?」

コニー「……なぁ、ライナーが何言ってんのか…マルコ「黙バ」

エレン「…どういうことだ?」

ライナー「エロ本の時も、運動させた時も、食物の時もそうだ……」

マルコ「…」

ライナー「アルミンは……いや」

ライナー「アルミンだって…」



ライナー「すでに、ムラムラしてるんじゃないか…?」



コニー「!?」

ベルトルト「!?」

ジャン「なん、だと…?」


ライナー「…つまりだな」

ライナー「俺達は勘違いしてるんじゃないか…?アルミンだって当然男だ…」

マルコ「うん」

エレン「知ってるって」

コニー「おぅ」

ライナー「…だったら」



ライナー「どこかで…抜いてる、はずだろ?」



エレン「!!!」

マルコ「あ…」

ベルトルト「そ、それは…」

コニー「マジか」

ジャン「」

エレン「な、なんてことだ…」ワナワナ


エレン「…くそっ!!」ダンッ

エレン「そんな…」

エレン「そんなことに…」

エレン「気付かなかったなんて…ッ!!!」ガタガタ

マルコ「アルミンが…すでに…」

ベルトルト「そうだ…そうだよ…」ボタボタ

ライナー「あぁ…」

ライナー「アルミンはこの男子寮のどこかで!いつも…」


ライナー「一人で、シてる!!!」


コニー「…」ゴクリ

マルコ「マジだわ」

ベルトルト「…」ボタボタ

エレン「ふぉぉぉ!!!」

ジャン「じゃじゃじゃじゃーん、じゃじゃじゃじゃーん♪」

ライナー「だから…」

ライナー「俺達は……すればいいだけだ」


ライナー「ストーキング、すればいいだけなんだ…」


エレン「…」

ベルトルト「…」

コニー「…」

マルコ「ライナー…そんなの……」


マルコ「すごく簡単じゃないか!!!」

コニー「だよな!!!」

エレン「ひゃふぅぅぅぅぅぅいッ!!!!」

ベルトルト「アルミンが、一人で…ッ」ボタボタ

ジャン「じゃん、じゃぁぁぁぁ、じゃん!じゃん、じゃん、じゃん、じゃんじゃんじゃーんじゃんじゃんじゃん♪」

マルコ「はは…」

マルコ「すごい、すごいよ君は…」

ライナー「あまり誉めるな…」フッ

エレン「明日は…休みだ」


エレン「俺なら絶対するぅぅぅい!!!」


コニー「おぅ!!!」

ベルトルト「じっくりできるもんね」ボタボタ

ジャン「素晴らしいじゃんじゃんじゃん…//」

ライナー「よし……する、するぞ…」


ライナー「明日は一日!アルミンをストーキングだぁぁ!!!」


全「「おぉぉ!!」」

――――――

――――

チュンチュン

翌朝

アルミン「おはよう…」モゾモゾ

エレン「おぅ。いい朝だな」ニカッ

ベルトルト「はい、アルミン。濡れタオル。顔拭きなよ」ニコッ

アルミン「う、うん…あ、ありがと…」スッ

アルミン「…」フキフキ


アルミン「ふう…目が覚めたよ。ありがとね、ベルトルト」ニコッ


ベルトルト「…っ//」

ベルトルト「…いえいえ、気にしないでよ」ニコニコ

アルミン「う、うん…」

ジャン「アルミン、朝飯食って来いよ」

アルミン「うん。でもちょっとベッド、散らかってるから…」

ジャン「いいからさ。俺が片付けとく」

アルミン「え…でも…」

ライナー「気にするな。腹減ってるだろ」

アルミン「そうだけど……」

ジャン「いいから」

ライナー「いいから」

アルミン「……」

アルミン「……ありがと…」

ジャン「おぅ」

アルミン「……」

アルミン「……あ、ベルトルト。タオル洗って返すね」

ベルトルト「いいよいいよ。別に気にしないから」ニコニコ

アルミン「え…でも、ヨダレとか付いちゃってるし…」

ベルトルト「全然大丈夫だって。僕が洗うから」ニコニコ

アルミン「だけ…ベルトルト「いいから」

ベルトルト「全然大丈夫だから。全然」ニコニコ

アルミン「……」

アルミン「う、うん…ごめんね…」

ベルトルト「あはは…気にしないでよ」ニコッ

アルミン「……」


マルコ「…そういえば」

ひとまずここまで。続きは夜書く

マルコ「…アルミン、今日は何か予定あるの?」

アルミン「え、えっと…そうだな…」

アルミン「ミカサがエレンと僕の三人で話したいって言ってたよ」

エレン「そうか」

アルミン「あと、サシャが座学の補習だから教えて欲しいって頼まれてる」

マルコ「そうなんだ。頑張ってね」

アルミン「う、うん…」


ライナー(よし、簡単にストーキングできそうだな…)

コニー「サシャのやつ、補習なんか勘で乗り切ればいいのにな!」

ジャン「そうか…じゃあ、それ以外はとくに…アルミン「あと」

ライナー「…?」

アルミン「アニが格闘について教えてくれるらしいし……」

ベルトルト「ん…?」

アルミン「ミーナが最近の話とか聞きたいって言ってたな…」

マルコ「んん…?」

アルミン「それに、クリスタやユミルと馬の世話もすることになってるけど…」

ライナー「ん……んん?」

アルミン「まぁ」

アルミン「それくらい……かな」

エレン「……」


エレン「え」

アルミン「…じゃあ僕、朝ごはん食べてくるね……またあとで」


スタスタスタスタ


バタン

エレン「……」

エレン「ん…?」

ベルトルト「あれ…?」

マルコ「……今…」

ライナー「ん?何かよく状況が……」

コニー「どうしたんだ?お前ら」

ジャン「……いや、なんかさっきアルミンが言ってたことって…」

コニー「アルミンって女子達と仲良いんだな」

ジャン「お、おぅ…」

ジャン「……」


ジャン「え?」

コニー「まぁ最近いつもいっしょにいるもんな!」

マルコ「……」

コニー「それに俺達がいなかった間とか、ずっといっしょにいてたみてぇだし」

ライナー「……」

コニー「女子達もアルミンのこと心配してたからな…」

ベルトルト「……」

コニー「ま」

コニー「そりゃ仲良くなんじゃねぇか?」

エレン「……」

エレン「え」

エレン「いやいやいやいや」

エレン「……」

エレン「それはマズいだろ」

コニー「え」

ライナー「…アルミンはホモじゃない……当然俺達もだが」

ベルトルト「うん。僕達は恋愛対象が女子+アルミンってだけだから全然ホモじゃないけど」

ベルトルト「アルミンは……女子だけだから」

コニー「え」

ジャン「だよな。その……ずっといっしょにいたりしたら……」

ジャン「好きな女、とか……できたり、する…かも…しれねぇ…」

コニー「え」

コニー「……」

コニー「え」

コニー「マジかよ」


エレン「…っ」

エレン「くそっ…まただ…!」

マルコ「……」

エレン「どうして…」

エレン「どうして、俺達は奪われる…!」

エレン「アルミンも……」

エレン「アルミンも!!!」

ライナー「お…落ち着けエレン…まだそうと決まったわけじゃ…」

ベルトルト「そ、そうだよ…ただ単に仲良くなったってだけかも…」

コニー「いや…でもよ…」

ジャン「ありえねぇ話じゃねぇ…」

エレン「…っ」


マルコ「…だったらさ」

マルコ「僕達が…阻止すればいいだけじゃないかな」

ジャン「阻止…?」

マルコ「あぁ…」

マルコ「アルミンをストーキング…」

マルコ「そして」

マルコ「女子達を見張り、親密になるのを阻止する」

マルコ「…それだけだ」

ジャン「……」

ジャン「確かに、な…」

ライナー「あぁ…」

ベルトルト「それしかないだろうね」

コニー「やるしかねぇ」

エレン「……」


エレン「そうだ…」

エレン「この世界は…残酷なんだ…」

マルコ「……」

エレン「勝者だけが生き残る残酷な世界…」

ジャン「……」

エレン「…やってやる……」

エレン「俺が、この手で…」

ライナー「……」

エレン「アルミンから…女子共を…一匹、残らず…」

ベルトルト「……」

エレン「駆逐…してやるっ!!!」

コニー「おぅ!」

ジャン「あぁ!」

ライナー「そうだ!」

ベルトルト「うん!」

オォ!!!

――――――

――――

食堂

アルミン「おはよう…」

ミカサ「おはようアルミン」

ミカサ「……元気がない、どうかしたの…?」

アルミン「うーん…なんか…」

アルミン「今日はいつにも増して、みんな優しかったんだ……」

サシャ「良いことじゃないですか」モグモグ

アルミン「うん…そうなんだけど…」

ユミル「…まだ不満なのか?」

アルミン「…」

アルミン「不満っていうか……不安、なのかな」

ミカサ「不安…?」

アルミン「……」

アルミン「まぁ」

アルミン「大したことじゃないから気にしないで…」

アルミン「ご飯、食べようよ」ニコッ

クリスタ「うん」

アニ「あぁ」

ユミル「だな」

ミーナ「どれどれ…」

ワイワイワイ



エレン「…」ジーッ

ライナー「…」ジーッ

ジャン「…」ジーッ

ベルトルト「…目標。パンをくわえております…」ジーッ

ライナー「あぁ…確認中。非常に愛らしい…」ジーッ

コニー「いっしょに食いてぇな…」ジーッ

マルコ「うん…」ジーッ

エレン「アルミンを食べたい…」ジーッ

ジャン「むしろパンになりてぇ…」ジーッ

ライナー「おい。まだ朝だぞ……夜まで温存しておけ…」ジーッ

エレン「あぁ…」ジーッ

ジャン「おぅ…」ジーッ

ライナー「……作戦その4は…」

ライナー「主に目標…すなわちアルミンを視姦…じゃなくて…観察する…」ジーッ

エレン「最高だな」ジーッ

マルコ「うん」ジーッ

コニー「おぅ」ジーッ

ライナー「そして、現場を押さえ込むんだが……」

ジャン「…」ゴクリ

ライナー「勝負をかけるのは今じゃない……夕方だ」ジーッ

ベルトルト「了解」ジーッ

マルコ「じゃあ、それまでは…」ジーッ

ライナー「あぁ…」

ライナー「目標を視か…観察する」ジーッ

ライナー「あと女子と良い雰囲気だったら割り込む」ジーッ

エレン「全力で」ジーッ

ジャン「おぅ」ジーッ

眠い。今日はここまで。
パンツ脱ぐの早すぎだ。履いとけ

続きは明日

すまぬ…ちょっと忙しくなったので今日と明日は書けない…

土日にいっきに書く…
ここ最近ちょっと忙しいんだ…すまぬ…

――――――

――――

ワイワイワイワイ

ベルトルト「……」ジーッ

ライナー「……にしてもアルミンがパンを食べる姿は芸術的に美しいよな」ハァハァ

マルコ「うん。パリッとしたパンをちぎって口に運ぶ様は本当に神がかってるよ…」

ジャン「パンになりてぇ」

エレン「またアーンして欲しいな…」

コニー「とにかく、かわいい」

ベルトルト「なんであんなに愛らしく感じるのか不思議なくらいだよね…」ジーッ

エレン「おぅ」

ライナー「……お、動いたぞ」


アルミーン、ハヤク!

ハヤクシロヨ

ウン

マルコ「…目標、クリスタ、ユミルといっしょに馬小屋に行く様子」ジーッ

ライナー「なんだ…ここは天界か」

ジャン「…正気に戻れライナー…これはよろしくない事態だぜ」

エレン「俺もアルミンといっしょに馬小屋行きてぇ…」ジーッ

ベルトルト「……なんで女子なんだ。言ってくれれば馬の世話くらい僕達が手伝うのに…」

コニー「…まぁ俺達が悪いんだけどな」

マルコ「……」

ライナー「…ま、様子を見るぞ」

コニー「すまねぇ」

馬小屋

クリスタ「あ、この子がアルミンの馬?」

アルミン「うん。そうだよ」ナデナデ

ユミル「…にしてもお前ら、様になってるよな」

アルミン「え?」

クリスタ「?」

ユミル「…なんでもねぇよ(…絶対白馬が似合うな)」




ライナー「わかる!わかるぞユミル…!//」ハァハァ

ベルトルト「ちょっと…落ち着いてよライナー…」

コニー「ライナーはアルミンとクリスタがいっしょにいると、いつもこうだよな」

マルコ「静かにしてよ…」

ライナー「女神:クリスタと俺の天使:アルミンがいっしょにいるんだぞ?落ち着いてられるか…」ハァハァ

エレン「誰がお前の天使だ!俺のだ」

マルコ「あぁあー…これだから非純愛派は…」ハァ

ジャン「…おい、その言い方はやめろ」

エレン「本当のことだろーが!!!」ガッ

ベルトルト「騒がないでよ…何が純愛なんだか…」

コニー「…でも好きなやつが二人もいんのはダメだろ」

マルコ「君はわかってる」

ライナー「それは違うぞコニー!!!」

ライナー「俺を惑わすかの様に現れた一人の女神…」

ライナー「これは試練なんだ!!!そして、それでも…」

ライナー「一番愛してるのはアルミンだ!」

ベルトルト「うん!!!」

ジャン「アルミン愛はお前らに1mmも負けてねぇよ!」

ベルトルト「むしろ増長されてる!」

エレン「どうだかな」

マルコ「出た、屁理屈」

コニー「そう言うのを、言い訳って言うんじゃねぇの?」

ベルトルト「黙れチビ」

コニー「黙れよ巨大樹」

マルコ「君達、足して二で割ったら丁度良さそうなのにね」

ベルトルト「あ?」

コニー「うるせぇ」

ジャン「…おい、見ろ」

クリスタ「…でもアルミンの馬、素直で良い子だね」ナデナデ

アルミン「ありがとう…本当に、僕にはもったいないくらい言うこと聞いてくれるんだ」ナデナデ

ユミル「ペットは飼い主に似るって言うしな」ニヤッ

アルミン「…ユミル」

クリスタ「確かにね」フフフ

アルミン「く、クリスタ!?」

クリスタ「アルミンに似て、素直で良い子ってことだよ」ニコッ

アルミン「…え//も、もう…からかわないでよ…//」アセアセ

ユミル「ふーん…」ニヤニヤ

アルミン「…もう//」

アルミン「あ、でも…」

アルミン「…それを言うなら!クリスタの馬だってクリスタに似て優秀じゃないか」ニコニコ

クリスタ「あ、アルミン!//」

ユミル(これ、いいな)



ライナー「イイデスワー…コレハイイデスワー…」ハァハァ

ジャン「アルミンに撫でられてる馬になりてぇ…」ハァハァ

ベルトルト「交代して来なよ。誰も気付かねぇからさ」

ジャン「……本当か?」

ベルトルト「ダメだ。この二人は置いていこう」

マルコ「…それよりさ」

マルコ「……マズいんじゃないの?この雰囲気は…」

コニー「…良い空気ってやつだよな。俺でもわかるぜ」

エレン「くそっ…!アルミンが照れていい相手は…俺だけなのに!!!」ギリッ

マルコ「君の目と記憶の病気への付き合い方にもいい加減慣れてきたよ」

エレン「あ゙ぁ?」

ベルトルト「これは…どうにかしないといけないよね」

ライナー「女神といえど…俺のアルミンは譲れん」

エレン「だからお前のじゃ…ジャン「あのさ」


マルコ「何、ジャン?」

ジャン「俺…」

ジャン「俺が今アルミンとクリスタの間に割り込んでも…誰も気付かねぇんじゃねぇか…?」


ベルトルト「……」

ライナー「ん…?」

ジャン「だって、ここ…馬小屋じゃん…」

ベルトルト「」

コニー「なん、だと…?」

ライナー「お前…」

マルコ「ジャン……君は、もう…」

エレン「お、おい…?」


ジャン「ちょっと…行ってくるわ…」ダッ


エレン「!?」

ベルトルト「どうしてこうなるまで放っておいたんだ…!」ダラダラ

ライナー「え」

ひとまずここまで。続きは夜

クリスタ「ふふふ…でも本当に馬って癒されるよね」ニコニコ

ユミル「そうか…?」

クリスタ「そうだよ!こうやってお世話するのも楽しいよ?」

アルミン「あはは…クリスタの馬は幸せだね」

クリスタ「そ、そんなことないよ//」

ユミル「謙遜すんなって。わたしも馬になるならクリスタの馬がいいぜ」

ジャン「俺はアルミンだな」

クリスタ「もう…いいからお世話しよ?」

アルミン「え、もう小屋の掃除は終わったよ?」

ユミル「あぁ」

クリスタ「ふふふ…まだ大事なことが残ってるの」

アルミン「?」

クリスタ「こうやって馬とスキンシップをとるの…マッサージみたいに」

ユミル「めんどくせぇ」

アルミン「んー…でも、ちょっと楽しいかも…」

ユミル「マジか」

クリスタ「えへへ…良かった!」ニコニコ

ジャン「じゃあ次は俺の番だな」

アルミン「あはは…何でそうなるのさ」

クリスタ「本当だよー」

ユミル「いくら馬面と言ってもな」

クリスタ「ふふふ…」

アルミン「あはは…」

ユミル「そうだぜ、お前…自虐ネタとか…」

ユミル「……」

ユミル「…ん?」

ユミル「……」

アルミン「……」

クリスタ「……」

ジャン「……」


ユミル「ん」

アルミン「え」

クリスタ「あれ」


ジャン「いや…冗談とかじゃなくてガチでしてくれよー」ハハ


アルミン「……」

アルミン「なんだこれ」

ユミル「お、お前…」

クリスタ「え…じゃ、ジャン…」

クリスタ「ど、どうしてここに…?」

ジャン「ん?だって」

ジャン「ここ、馬小屋じゃん」

ユミル「お、おぅ…」

ジャン「俺、馬じゃん」

クリスタ「」

アルミン「ジャン…?」

ジャン「なんだアルミン?マッサージしてくれるのか?」

クリスタ「」

アルミン「い、いやその…」

アルミン「き、君はさ…訓練兵だよね…」

ジャン「あぁ…?」

アルミン「訓練兵はさ…人間だよね…」

ジャン「おぅ。何言ってんだアルミン」

アルミン「じゃ、じゃあさ…」

アルミン「君も、人間だよね」

ジャン「いや、俺は…」

ジャン「……」

ジャン「…あれ」

アルミン「……」

ユミル「……」

ジャン「……俺…」

アルミン「う、うん…」


ジャン「何やってんだろ…」アタマカカエ

アルミン「疲れてたんだ…君は疲れてたんだ」

ジャン「そっか…そうだよな…」

アルミン「うん…君には休息が必要だ…」

ジャン「おぅ…」

ユミル「…悪い。あんまり馬馬言い過ぎたな」

ジャン「いや…俺もなんか…馬でもいいんじゃねぇかと思っちまって…」

アルミン「最近扱い酷いもんね」ナデナデ

ジャン「おぅ…//」

クリスタ「大丈夫?ジャン…わたしにできることがあれば…」

ジャン「大丈夫だ…」

アルミン「そっか、じゃあ今日はゆっくり…ユミル「というかさ」


ユミル「…なんでお前、わたし達がここにいるの知ってんだよ」


ジャン「……」

ジャン「あ」

アルミン「……」

クリスタ「……」

ジャン「い、いや…違うんだ!つけてない!……その、たまたま…」

ユミル「……わたしは、何も言ってないが…」

ジャン「」

ユミル「……最近大人しくしてると思えば」

アルミン「ジャン…」

クリスタ「……」

ジャン「」

ユミル「…まぁゆっくり話すか」ガシッ

ジャン「」

スタスタスタ


男子陣「……」

エレン「……」

コニー「……」

マルコ「……」

ライナー「……」

ベルトルト「……」

マルコ「…やっぱり」


マルコ「女子への介入は無しにしようか」

コニー「おぅ…」

ベルトルト「そうだね」

エレン「大人しくアルミンだけ着けようぜ」

ライナー「ジャンは犠牲になったんだ…」

エレン「…まぁ勝手に暴走しただけだけどな」

マルコ「…僕達も警戒されちゃうだろうね」

ベルトルト「何やってんだ、あの馬」

ライナー「女子とアルミンの関係は気になるが…仕方ない」

マルコ「…バレてしまったら元も子も無いからね」

エレン「あぁ。大事なのはアルミンが一人でシてる場所を突き止めることだ」

コニー「じゃあ…追おうぜ」

マルコ「うん」

スタスタスタスタ


フランツ「……」

――――

――――――

――――

夜、男子寮

ガチャッ

ジャン「……よ」ボロボロ


マルコ「うわ…」

ライナー「お疲れ」

コニー「おあえり…」

ベルトルト「……これは酷い自業自得」

エレン「何やってんだ…お前…」

ジャン「やめろ…思い出させるな……それより」


ジャン「見つけたのか?」


エレン「……」

エレン「おぅ」ニヤッ


ジャン「!」

ジャン「ま、マジか…畜生!!!」ダンッ


ジャン「俺も超見たかったじゃんッ!!!!」ギリッ


マルコ「憐れじゃん」

ライナー「ヤベ…思い出したら鼻血が…」ボタボタ

コニー「行為は見てねぇけどな」

エレン「ただ…キョロキョロしつつ、恥ずかしそうに現場に向かうアルミンはヤバかった」

マルコ「完全同意」

ジャン「くそっ…」

ベルトルト「…そして」


ベルトルト「僕が最後の作戦を立てた」


ジャン「…おぅ」

眠いじゃん…寝るじゃん。続きは明日

ライナー「作戦その5…これで終わりにするんだ」

コニー「おぅ」

ベルトルト「…じゃあ、説明するね…作戦その5は…」

ガチャッ


コニー「!?」

エレン「あ、アルミン!?」クルッ


フランツ「やあ」

ジャン「またお前かよ!」

ライナー「脅かせるな…」

マルコ「…フランツ、どうしたの?」

フランツ「…僕は」


フランツ「君達に、警告しに来たんだ」

ベルトルト「…」

ライナー「警告、だと?」

フランツ「うん…」

フランツ「君達が…ずっと何かを企んでいるのはわかってた」

コニー「……」

フランツ「朝一で食堂に集まってヒソヒソしてるのも、訓練でアルミンと組んでハァハァしてたのも、あきらかにあきらかすぎる食べ物をプレゼントするのも…」

フランツ「あと、アルミンが急にダズを避けだしたり」

マルコ「……」

フランツ「…別に驚かなかったよ。2ヶ月前…君達の滅茶苦茶っぷりは見てたからね」

ジャン「……」

エレン「…じゃあなんで今さら」

フランツ「え、いや、普通に…あれだけ暴行を受けたのにストーカー行為をやめない君達に呆れて」

ライナー「何、見てたのか!?」

ベルトルト「え、作戦知ってるの!?」

フランツ「知らないよ。君達が危ないことだけは知ってる」

エレン「…そうか」ホッ

フランツ(なんでホッとしてるんだ…ストーカーを否定しろよ)


マルコ「…それってさ、僕達を脅迫してるの?」

フランツ「いや、そういうわけじゃないけど…」


コニー「…なんだ?」

フランツ「…君達がアルミンをすごく好きなのは知ってる」

エレン「好きじゃねぇ愛してんだ」

マルコ「ふざけないでよ」

コニー「失礼だな」

ライナー「まったくだ」


フランツ(あぁ…ハンナ、僕…本当にまたホモ共の巣窟に来ちゃったんだね)

フランツ「…だ、だから、ある程度ちょっかいを出すくらいなら放っておいてあげようと思ったんだ」

フランツ(というかあまり関わりたくなかった)


ベルトルト「うん」

フランツ「だけどさ」

フランツ「紳士のフリ→ストーカー行為→ジャンの暴走のフルコンボを見て確信したよ」

フランツ「君達は、放っておいちゃ、ダメだ」

ジャン「そうか?」

マルコ「そんなことないでしょ」

エレン「な」

フランツ(暴走、盗撮、女子駆逐発言…全然そんなことあります)


フランツ「…ていうかさ」

フランツ「君達、本当に何か…ちょっかい以上のことしようとしてるでしょ?」

ライナー「……」

ベルトルト「…深読みしすぎだよ」

マルコ「うん」

エレン「そ、そうだぞ…!」

エレン「な、ななな何言ってんだよ!そ、それ以上のこと?な、ななななんだそれ」ダラダラ

エレン「わ、わけわかんねぇよな」

コニー「お、おぅ…」

コニー「お、俺は嘘じゃないって思ったりしてるからないかったりするぜ!そんなことはなっ」キョロキョロ

エレン「お、おおぅ!」ダラダラ

コニー「な、ないぜー」キョロキョロ

フランツ「わかりやす!!!」

マルコ「頼むから君達しゃべんないでよ」

ジャン「酷ぇな」

フランツ「…僕は別に女子の味方ってわけじゃないから、今は言わないけど」

フランツ「何かしようとしたら、止めるし…言うからね?」ハァ

ジャン「…チッ」

フランツ「とにかく、警告はしたから。馬鹿なことしないでよ…本当」

エレン「う、うるせぇ!」

ベルトルト「…用はそれだけ?」

フランツ「うん。じゃあ僕はもう戻るから…(ここにいたくない)」

ライナー「あぁ…」

フランツ「本当に、頼むよ?」スタスタ

マルコ「……」

ガチャッ


全「……」

ジャン「……」

コニー「……」

ベルトルト「…さて」


ベルトルト「作戦その5だ」


エレン「おぅ!」

マルコ「とんだ邪魔が入ったね」

ライナー「だな」

ベルトルト「…まず」

ベルトルト「アルミンがいつもシてる場所はわかった」

コニー「おぅ」

ベルトルト「…次の休みに、ついに…」


ベルトルト「突入、する」


ジャン「…」ゴクリ

ここまで。続きは夜

ベルトルト「えっと、詳しい作戦はそろそろアルミンが戻って来るから夕食の時に話すけど…」

ベルトルト「この作戦の一番の問題は女子だ」

エレン「だよな」

コニー「……」

マルコ「…誰かのせいで…女子に警戒されちゃったからね」

ジャン「ごめんなさい…ごめんなさい…」

ベルトルト「だけど」

ベルトルト「大丈夫だ。ちゃんと対策は考えてある」

ライナー「さすがだな…なんだ?」

ベルトルト「…」

ベルトルト「簡単な対策だよ。単純が一番だ…」

ベルトルト「女子が、僕達がいないことに違和感を覚えなければいい…だから」

ベルトルト「誰かが、僕達は用事があるってことを伝えればいいんだ」

ライナー「…だが、そんな役割誰が」

ジャン「俺は無理じゃん」

エレン「…そんなの、俺達の誰が言っても急っていうか…怪しいんじゃねぇか?」

ベルトルト「あぁ…」

ベルトルト「『僕達が』、言うとね…」

コニー「?」

ベルトルト「もし、他の誰かが言えば…」

マルコ「…なるほどね。でも、それこそ誰がやってくれるんだって話だ」

ベルトルト「いるだろ…この作戦で得をする人物がさ」

ジャン「…それ」

ライナー「…まさか」

マルコ「……危険な賭けだ。どっちを取るのか…」

エレン「…俺はいけると思うぜ」

ライナー「俺もだ」

ジャン「あれを見るにな」

マルコ「…まぁ、確かにね」

ベルトルト「よし…じゃあ、話をしにいこうか」

エレン「おぅ」スタッ

コニー「な、なぁ…」

コニー「その…得するやつって誰だ?…全然わかんねぇぜ」

ライナー「コニー…」

ベルトルト「まぁ…移動しながら話そうよ」

マルコ「すぐだもんね」

コニー「お、おぅ…わかった」

スタスタスタ


コニー「で……誰なんだ?」

ライナー「…いるだろ。思い出してみろよ」スタスタ

ライナー「2ヶ月前だ」

コニー「あの時か?」スタスタ

ライナー「あぁ…」

コニー「…あの時」

ライナー「そいつは……一度、俺達と同じところまで堕ちた」

コニー「……」

コニー「!?」

コニー「お…おい…そいつってさ…」

ベルトルト「…着いたよ」スタッ

ライナー「あぁ…そうだ。あいつは…」

トントン

ライナー「あの時…忘れたとは言わせない。あいつだって…」

ガチャ

「あれ、君達…」

ベルトルト「…やあ、ちょっと話があってね」

「君達から…?」

エレン「…あぁ。ちょっとな」

ベルトルト「まぁ、いいでしょ…」


ベルトルト「フランツ」


フランツ「……」

フランツ「まぁ…いいけど…」


スタスタ

バタン

フランツ「で、話って何」

マルコ「…同室のみんなは?」

フランツ「食堂。僕も今から行くから早めにね」

エレン「…あぁ。すぐに終わる」

フランツ(……なんか、すさまじく嫌な予感がするんだけど)

フランツ「ねぇ…何の用?」

ベルトルト「…僕達は君にお礼がしたいんだよ」

フランツ「…なんの?」

ライナー「ほら…初めに気付いた時点で女子達に言うこともできただろ…」

フランツ「あ、あぁ…そのことね」

ベルトルト「うん」

フランツ「別に…ただのちょっかいだと思ったから…それだけだよ」

コニー「でもよ…おかげで助かったぜ」

ライナー「あぁ」

フランツ「…それは」

フランツ「僕は、女子の味方ってわけじゃないし…」

ベルトルト「……」

ジャン「だが、結果として俺達は信用を失わずにすんだ」

マルコ「うん。バレたのが食べ物のやつだけだから、一回くらい…で、すんだけど…他の企てまでバレてたらね…」

ジャン「あぁ。今の俺状態だな」

エレン「つまり信頼ゼロってことだ」

ジャン「うるせぇよ」

フランツ「ははは…」

ベルトルト「そうだよ。本当に感謝してるんだ……僕達を」


ベルトルト「止めもしなかったことをさ…」


フランツ「……」

フランツ「…え?」

エレン「あぁ」

マルコ「うん」

コニー「本当にな」


フランツ「え…ちょっと待ってよ…違う…僕は…」

ライナー「フランツ」

ライナー「お前…女子に言う言わないはともかく…」

ライナー「あの時点で、俺達に警告することはできただろ?」

フランツ「え…」

ひとまずここまで。
昨日は寝落ちしちゃってごめん。今日は眠眠打破飲んだから大丈夫
続きは夜書く

ライナー「なんで…お前は黙って見てたんだ?」

フランツ「それは…」

フランツ「か、関わり合いたくなかっただけだ!な、なんで急にそんな…」

マルコ「…じゃあ」

マルコ「なんで、そんなに僕達の行動に詳しいの?」

フランツ「え…」

マルコ「…しっかり見てないと気付かないはずだ」

フランツ「それは」

マルコ「ちゃんと見てないとわからないんだよ…僕達か」

マルコ「アルミンの、ことをね」

フランツ「ち、違う!そんなこと…」

エレン「2ヶ月前…」

エレン「アルミンと風呂に行って…その後」

エレン「俺達が脱衣所で処理するためにいったん解散したとき…」


エレン「お前も、どっか行ってたよな」


フランツ「」

ライナー「…忘れたとは言わせないぞ」

フランツ「」

ジャン「なぁフランツ…」

ジャン「言えよ、本音を」

ジャン「お前も」

ジャン「見たかったんだよな…俺達がアルミンになんかしようとするのをさ…」

フランツ「違う…僕は…」

ジャン「だから放っておいたんだろ?食堂のときも、兵站行進のときも、俺達が紳士ぶってたのも…」

フランツ「そ、そんなこと…」

ジャン「お前も見てたんだよな」

フランツ「それは…」

ジャン「関わりたくないなら見なければいいだろ?」

フランツ「め、目に入って…」

ジャン「それはねぇ。一応隠密に行動してたからな」

フランツ「ぼ、僕は…」

ジャン「…俺達を泳がせて楽しんでたってわけか?必死な俺達とアルミンの様子を、高みの見物…か?」

フランツ「違う!そんなゲスいこと考えてたわけじゃない!」

ベルトルト「じゃあ」

ベルトルト「ちょっとは、考えてたってことだよね」


フランツ「」


ジャン「追い詰め完了」

マルコ「よくやったよジャン」

コニー「お疲れじゃん」

エレン「まぁ…これでお前の失態は取り消しにしてやるよ」

ライナー「……フランツ」


フランツ「」


ライナー「わかってるさ。関わり合いたくなかったってのも、そんなこと企んでなかったてのも本心だってな…」

フランツ「ら、ライナー…」

ライナー「…だが」

ライナー「まったく興味が無かったわけじゃないんだろ?」ポンッ

フランツ「……」

ライナー「わかってる。誰も責めないさ…お前だって、聖人君子じゃないんだ…」

フランツ「……」


フランツ「うん…」ポツリ


ベルトルト(さすがだ…ライナー)

コニー(これが飴とムチってやつか…)

ライナー「そうか…」ニコニコ

フランツ「ただ…」

フランツ「ちょっと魔が差したんだ…別に手を出してるわけじゃないし…」

フランツ「だったら」

フランツ「僕だって…ちょっと、くらい…」

フランツ「本当にマズい時にちゃんと、止めれば…」

フランツ「……」

フランツ「その間…少しだけ…」

フランツ「少しだけ…アルミンを見ることくらい…」

フランツ「許されるんじゃないかって…」ボソッ

ライナー「あぁ…仕方ない。仕方ないさ…お前はよく我慢したよ。風呂のときだってな」ポンポン

フランツ「そう、だよね…」

ライナー「あぁ…お前がいなければもっと酷いことになってた。十分すぎるくらいだ…」

フランツ「…うん」

フランツ「僕は…」

ライナー「ちゃんと俺達を見張ってたさ…現に」

ライナー「俺達の行動に気付いてるのはお前だけだ…フランツ」

フランツ「僕、だけ…」

ライナー「……」


ライナー「あぁ…」ニヤリ


マルコ「…本当に。僕なら…我慢できないよ。自分だって興味あるのに」

フランツ「……」

ベルトルト「だよね……頑張りすぎってくらいだ」

フランツ「……」

ジャン「本当だぜ…」

ジャン「お前ばっかり損な役回りでよ」

フランツ「……」

フランツ「僕が、損…?」

エレン「あぁ。そうだろ…」

エレン「どうしてお前に、全部押し付けられるんだ?お前はただ巻き込まれただけなのに」

フランツ「……女子達に」

フランツ「急に、みんなを見張る様にって…」

エレン「酷いよな。お前は平穏に生活してたのにさ」

フランツ「……」

フランツ「…うん」

コニー「俺…よくわかんねぇけど…」

コニー「なのにさ…どうしてフランツだけ、我慢しないといけねぇんだ?」

フランツ「……」

フランツ「そうだね…」

ライナー「…なぁフランツ」ポンッ

ライナー「誰が…」

ライナー「お前を止められるんだ?お前を責められるやつなんているのか?」

フランツ「……」

ライナー「…少しくらい」

ライナー「お前が、得をしたっていいんだ」ニコッ

マルコ(うわ…うさんくさ…)

フランツ「……」

ライナー「…別に俺達は無理矢理する気じゃない」

ライナー「お互いに合意の上でするために…」

ライナー「ちょっとした」

ライナー「説得を、するだけなんだ」

フランツ「……」

ベルトルト「…僕達は6人いる」

ベルトルト「ほんの少しの間…少しくらい増えたって」

ベルトルト「誰が、気にしたりする?」

フランツ「……」

フランツ「……」


フランツ「…だよ、ね」


エレン「おぅ」

ジャン「あぁ」

マルコ「うん」

コニー「なぁ」

フランツ「そうだ…なんで僕ばかり…」

ライナー「…フランツ」

ライナー「俺達に、協力してくれるだろ?」

フランツ「……」

コニー「……」

エレン「……」

フランツ「……」



フランツ「う、ん…」



ベルトルト「ようこそ…フ惰ンツ」

ライナー「welcome to under side…」

マルコ「大丈夫…君の選択は正しいよ」ニコッ

フランツ「うん…」

ジャン「よし…これですべての問題は無くなったな…」

エレン「…ということは」

ベルトルト「あぁ…」


ベルトルト「次の、休みに決行だ」ニコッ


ライナー「ついにか」ボタボタ

コニー「長かったぜ…」

マルコ「耐え抜いたんだ…僕達はこの焦らしプレイを」

ジャン「あぁー…やべー、そわそわしてきた」ソワソワ

エレン「やべぇよ…やべぇよ…」

ベルトルト「じゃあ…今から食堂で会議だ!」

オォ!

ゾロゾロゾロゾロ


フランツ「……」

床に就く。続きは明日

今から書いていくが…
すまない。今日はちょっとしか投下できない。明日はいっぱい書くつもりだから許してくれ…

――――――

――――

食堂

アニ「……そうかい。あいつ、そんなこと」

ユミル「あぁ…」


ユミル「ストーカー行為および猥褻発言…あと行動もぶっ飛んでたな」


ミカサ「そう…やはり馬は馬に過ぎなかったということ」

ミーナ「うわ…まだ懲りてなかったんだね」

ユミル「…まぁ。わたしが責任を持ってボコっておいたぜ」

ミカサ「ユミル…ありがとう」

ユミル「気にすんな。ただの害虫駆除だ」

クリスタ「びっくりしたね。まさかジャンがあそこまで…」

アルミン「そうだね」

ユミル「…まぁ」

ユミル「あいつの単独行動だったみたいだがな…」

サシャ「あのジャンが…最近みんなに優しくしすぎてましたもんねー」

アニ「あぁ…無理がたたったんだろ」

ミカサ「…だとしても無意識に取った行動がストーカー行為だなんて…人間性に問題があると言わざるを得ない…」

ミーナ(ジャン…)

ユミル「…ま、これから…馬面野郎には注意しねぇとな」

ミカサ「えぇ」

ミーナ「それに比べて…他のみんなは相変わらず紳士だね」

アニ「まったくだよ…」

サシャ「ライナーは毎日パァンくれますしね!」

ミカサ「今日もジャンがあんなことしたから、全員警戒して疲れるだろう…と」

ミカサ「自主的に別のテーブルで食べてくれてくれている」

ユミル「あぁ」

クリスタ「うん」

アルミン「ははは…心配しすぎだよね」

ミカサ「向こうから言い出して来た時…わたしも、そこまでしなくてもいいと思った」

ミーナ「ね」

アルミン「うん……みんな優しくしすぎなんだよ」

ユミル「まぁ…そうなのかもな」

アルミン「そうだよ。いきなり無茶して紳士ぶるなんて…」

アニ「……」

アルミン「やっぱり、無理してたんじゃないか」フフフ

ミカサ「…アルミン?」

アルミン「ん?」

ミカサ「……」

ミカサ「なんだか機嫌が良さそうだけど…」

アルミン「そうかな?別にそういうわけじゃないけど…」

アルミン「ちょっと」

アルミン「ホッとしただけだよ」ニコッ

サシャ「…?」

アルミン「それより…ご飯食べようよ」

サシャ「そうですね!」

ユミル「明日からまた訓練か…ダリぃ…」

クリスタ「ダメだよユミル。ちゃんと真剣に取り組まないと」

ミカサ「えぇ。やるからにはちゃんと取り組むべき」

アニ「あんたは取り組みすぎだよ」

ミカサ「?ちゃんと温存している」

ミーナ「マジでか」

アルミン「ミカサ…君はいったい…」

ワイワイワイワイ

――――

――――――

――――

こんだけだよ…おやすみ。続きは明日

そして、一週間後…


エレン「……」

コニー「……」

ジャン「……」

マルコ「……」

フランツ「……」

ライナー「……」

ベルトルト「……」


ベルトルト「朝だ」

ライナー「あぁ…」

ベルトルト「休日の朝…」

ジャン「……」

コニー「…つまり」

コニー「今日だよな!!!!」

ジャン「やっべぇ!!全然寝れなかったじゃん!」ソワソワ

エレン「ふすぅぅぅぅぅ…落ち着け…落ち着け俺!!!!」ダンッ

マルコ「長かった…長い夜だった…」ボーッ

ライナー「おいおい、落ち着けよお前ら…興奮しすぎだ」ボタボタボタ

ベルトルト「あぁぁぁぁ!アルミン可愛い!なんかもう辛い!」


フランツ(相変わらず荒ぶるホモ達)

フランツ(……でも)

フランツ(僕も、もう人のことは言えない…このホモ達の一員なんだ…)

フランツ「…」チラッ


エレン「よっしゃあ!アルミンのベッドに髪の毛落ちてたぜ!!!」ガッ

ジャン「くそっ…当たりかよ」

マルコ「あぁあー…今日、ベッド当番にすれば良かった」

コニー「俺なんか部屋の掃除当番だぜ?」

ライナー「紳士ぶるためには仕方ないさ…良いこともあるしな」

ベルトルト「ほんと…同室って最高だよね」


フランツ「…」

フランツ「……」

フランツ(…なんか)

フランツ(本当にこれで良かったのかな僕…)

フランツ(すごく大切なことを忘れてる気がする…)

フランツ「……」

フランツ(…少なくとも、ホモ達に成り下がるべきじゃ…マルコ「じゃあ」


マルコ「今日のイメトレもかねてアルミン鑑賞会でも開こうか」

ジャン「あぁ!」

マルコ「作戦時のアルミンをもう一度見たくないかい?」

エレン「マルコ…馬鹿言うなよ。そんなこと聞いてどうすんだ?」

ライナー「あぁ……今更だろ」

コニー「…おぅ」

ベルトルト「早く」

エレン「お願いします」

マルコ「はい。厳選したやつね」

ワイワイワイワイ

フランツ「……」


フランツ「……」


フランツ「…僕にも、見せて」

マルコ「うん」

フランツ(あ、かわいい……まぁなんでもいいか)

ワイワイガヤガヤ

――――

――――――

――――

昼、食堂

エレン「アルミン!」ダッ

アルミン「エレン、どうしたの?」

エレン「その……たまには俺達と食わないか?」

マルコ「もちろん無理ならいいんだ」

アルミン「いいよ!……えっと…」

アルミン「大丈夫かな…ミカサ?」

コニー「……」

ミカサ「えぇ、問題ない。でもジャンはダメ」

ライナー「あぁ…ジャンなら他のやつと食ってる」

アニ「そ。じゃあいいんじゃないの?」

ミーナ「うん。たまには男子だけで食べて来なよ」

アルミン「うん!」

ベルトルト「ありがとう。じゃあ行こっか」

アルミン「うん!」

スタスタスタ

コニー「いっしょに食うのも久しぶりだよな、アルミン」

アルミン「そうだね…嬉しいよ」ニコニコ

エレン「そ…そうか//」

アルミン「うん」

アルミン「…というか」


アルミン「みんなから…いっしょに食べようって言ってくれたのが嬉しかったというか…//」


ライナー「ぐふっ…!!!」ボタボタ

ベルトルト(何このかわいい生き物)

アルミン「ライナー!?」

マルコ「ただの癖だから気にしないで」

アルミン「癖…?鼻血を吹き出すのが?」

ベルトルト「うん。定期的に何かを吹き出す癖なんだよ。とくに食事中」

アルミン「そ…そっか」

エレン「アルミン!隣来いよ!」ガタン

アルミン「うん」

コニー「俺、その隣な」

ベルトルト「コニー…?」ゴゴゴ

ワイワイギャーギャー

アルミン(ははは…みんな楽しそうだな…懐かしいや、この感じ)


アルミン「…」ニコニコ

アルミン「ん…?」チラッ


フランツ「…」スタスタ


アルミン(フランツが女子のところに…どうしたんだろ?)

アルミン(…何か話してる。珍しいな)

マルコ「アルミン、今日の夕食前…ちょっと用事があるから先に食堂に行っててよ」

アルミン「…あ、わかった」

アルミン(…まぁ、別に気にすることじゃないよね)

ライナー「アルミン、食べないのか?」

アルミン「あ、ボーッとしてたよ。いただきます」

ワイワイワイ

――――

――――――

――――

ここまで。続きは夜か明日書く

マルコ「首尾はどうだった?フランツ」

フランツ「…うん。
アルミンクルセイダーズには君達が夕方から恒例の耐久マラソンするから夕食はいらないって伝えたよ」

ライナー「…女子の反応は?」

フランツ「気を付けてって」

マルコ「うん。いい判断だ。
それなら夕食時からいなくても不自然じゃないし、女子達に夕食がいらないと言う事を伝える必要があるから今の会話も不自然じゃない」

ライナー「さすだフランツ。
実に頼りなるな」ニッ

ベルトルト「これで巨人の門番の警戒は解かれたね」

ライナー「あぁ。
あとは扉を開くだけだ…」

マルコ「アルミンの尻ミンと言う名の扉を、ね…」

エレン「ああああああッ!!!
もう我慢できねぇッ!!!」

ジャン「はっ!!がっつくんじゃねぇよ!!
イき急ぎ野郎がよぉ!!」

マルコ「ジャン、いつ発言を許したの?」

ベルトルト「馬は馬らしく綱がれてなよ。
馬小屋にでもさ」

ジャン「ブルルッ」

マルコ「やればできるじゃないか。
…さぁ諸君。
性戦(ジハード)の始まりだ」

男「ウオオオオオオオオオオオッ!!!」

ジャン「ヒヒヒーンッ!!!」

マルコ「この二週間の間のストーキングにより、アルミンのオナミンスポットは絞り込めたね」

コニー「男子トイレの右から2番目の個室!」

マルコ「左だ!スプリンガー訓練兵!」

コニー「ハッ!!」

マルコ「次!」

エレン「資料室の奥の部屋です!!
早くアルミンのアナミンにイェーガーを捧げたいです!!!」

マルコ「アルミンはお前の素チンなど欲しくない!!
次ぃ!!!」

ジャン「ブルッwwヒヒヒーンwww」

マルコ「馬みてぇな顔だな!!!」

ベルトルト「落ち着けよ。亡者共。
作戦会議が進まないからさ」

ライナー「しかし…中を覗けなかったのは残念だ…」

フランツ「それで…どこを狙うんだい?」

マルコ「確立は五分五分…。
どちらに来るかは分からない。
つまり…各自行きたい方でアルミンを待ち伏せる。
アルミンを手に入れるのは選ばれた者のみってことさ」

ライナー「なるほど…。俺達は敵同士だからな。
恨みこっは無しだ」

ベルトルト「いいね。実に分かりやすい。
アルミンは僕のいる方に来るよ。
そういう運命だからね」

エレン「あ"?
頭ぶつけ過ぎて遂にイかれたか?
デカイのは図体だけにしとけよ」

ベルトルト「僻むなよチビ。
天に愛されてるのは1番高い所にいる僕さ」

ライナー「やめろ!
まだ争う時間じゃねぇだろ!!」

マルコ「…夕方までは各自待機だ。
いいね?それまで絶対にアルミンに手を出したり女子に怪しまれる行動はしないでくれ」

コニー「自慰は怪しい行動にはいりますか!?」

マルコ「各自節度を持ってね」

エレン「っし!!トイレ行ってくる!!!」

コニー「おい!俺が先だぞ!!」

マルコ(ふふふ…。皆好きなと方で待ち伏せるといいよ。
絶対にどっちにも行かないとおもうからね…)ニヤ

フランツ「……」

ここまで
寝る

アルミン「えっ?
夕方から皆出かけちゃうの?」

エレン「あ、あぁ。
ほら、その恒例の耐久マラソンやることになってよ…」

アルミン「恒例…?
そんなことやってたっけ?」キョトン

エレン「し、知らないのか?///
たまに休日を利用してやってたんだよ…///」

ライナー(首を傾げるアルミン…凄くいいです…)ハァハァ

アルミン「だって…今まで一度も誘われたことないし…」

エレン「あ、いや、それは…だな…」

アルミン「僕、体力無いから仕方ないけどさ…」シュン

ベルトルト(落ちこミン…ごちそうさまです)ギンギン

アルミン「…いいけどさ、その代わり…」

エレン「お、おう?」

アルミン「皆帰ってくるまでご飯取っといて上げるから、皆で一緒食べようよ」ニコッ

マルコ(あ、あれは…!!
アルミン悩殺48手の奥義…!!)ボタボタ

ベルトルト(お願いスマイルだとおおおおっ!?)ボタボタ

ライナー(直視されてなくてもこの威力っ…!
エレンはいったいどれほどのダメージを!?)ブバー

ジャン(ヒヒィィィィィンンッ!!)ブルブルッ

エレン「」

アルミン「だからあんまり無理しないで…って、エレン?」

エレン「」

マルコ(気絶してるのか!?
ジャン!!)

パカラッパカラッ

ジャン「ヒヒーン!!」パカラッパカラッ

アルミン「ジャン!?ど、どうしたの?」

ジャン「あ、ああ。
そうだアルミン、今日の」

ミスった

ジャン「あ、ああ。そうだアルミン、今日晩飯取っといてくれよ。
ほら、マラソンから帰ってきたら食べてぇからよ…」

アルミン「うん。エレンにも今その話をしたんだけど…」

エレン「」

ジャン「そういうことだ!また後でな!!」

アルミン「わかった。
…それとさ、たまに僕も誘ってよね」

ジャン「あ、ああ!!!
今すぐにでも誘ってやるよ!!」

マルコ(は!?)

ベルトルト(あの馬ぁぁぁ!!
また作戦潰す気かぁぁぁ!!)

アルミン「ええっ?
今日は……遠慮しとこうかな」

ジャン「はっ!!そ、そうだよな!!
いきなり誘惑しちゃダメだよな!
行くぞ!白骨野郎!!」

エレン「」

マルコ「…何か言いたいことはあるかい?」

ジャン「すまん…口が勝手に…」

ベルトルト「馬は喋らないよ」

ジャン「ブルルッ…」

マルコ「まぁこれ以上言っても時間の無駄だ。
…なれ合いの時間はここまでにしよう」

ベルトルト「そうだね。
ここからは白濁に塗れた漢の闘いだ」

ライナー「第二次性界大戦…。
遂に…始まっちまうのか…!」

コニー「やっべええええ!!!
シコらねぇと落ちつかねぇよ!!!」

フランツ「いいんだ…これで…いいんだ」

エレン「はっ!?お、俺はいったい…?」

ベルトルト「目が覚めた?
エレン、君はアルミンのスマイルを近距離で浴びて気絶していたんだよ」

エレン「…っ!そうだ…俺はあの時…」

ベルトルト「…ズボンを履き替えた方がいい。生臭いよ」

エレン「…なっ!?」

ベルトルト「君はあの一瞬で達したんだよ。
勃起も通り越して、ね…」

エレン「仕方ねぇだろ!
あんな核攻撃みたいなのどうしろってんだよ!!」

ベルトルト「恥じることはないよ。
君が気絶してる間にあのスマイルで全員ヌいたからね」

エレン「そうだ!時間は!?」

ベルトルト「後15分で始まるよ」

エレン「危ねえ…!
一生後悔の念に付きまとわれるところだった…。
ベルトルト、お前はこんなところにいていいのか?」

ベルトルト「……今は君とは敵同士だ。
このまま目を覚まさない様にもできた」

ベルトルト「…僕は見られながらするのが好きなんだ。
それも人数が多いほど興奮する」

エレン「だから何が…」

ベルトルト「観客は多い方がいいだろう?
君も指をくわえて見ているといいよ。
僕の超大型巨人がウォール・アルミンを再び破る瞬間をね」

エレン「…!」

ベルトルト「それじゃ…せいぜい頑張ってね」

エレン「変態マッターホルンが…」ギリッ

今さらだけど乗っ取りだ
本人じゃないよ
乗っ取りがダメな人ごめん

続きは深夜

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年02月03日 (月) 00:39:15   ID: 9EHXqMvv

続き…気になる

2 :  SS好きの774さん   2014年05月13日 (火) 18:31:44   ID: Z17-47YK

誰か・・つ、続きをくれ・・

3 :  SS好きの774さん   2014年08月18日 (月) 23:29:02   ID: YPp1nZPB

続いて…くれ…

4 :  SS好きの774さんです   2014年12月27日 (土) 15:58:40   ID: 1LANBdV2

続きはよ!!!!!!!!!!!!!!

5 :  SS好きの774さん   2015年02月28日 (土) 20:27:07   ID: hqM8eS6l

続きヲヲヲをヲヲヲおヲヲヲをヲヲヲをヲヲヲをヲヲヲ

6 :  SS好きの774さん   2015年07月28日 (火) 18:50:18   ID: zjhhS907

続きい
アルミンかわいいwww

7 :  SS好きの774さん   2015年08月14日 (金) 01:02:09   ID: Ldb9dcR7

ツヅキカイテクレヨォ

8 :  SS好きの774さん   2015年08月16日 (日) 21:28:26   ID: rpveCv4n

続きがぁ...みだいぃぃッ!!

9 :  SS好きの774さん   2015年09月26日 (土) 11:38:52   ID: 2osZUPSF

この続きないのか…?

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