アルミン「僕が…ヒストリアの替え玉に?」(42)

53話ネタ注意

リヴァイ「…集まったな。これはエルヴィンからの作戦だ。さっさと読め」

アルミン(エルヴィン団長からの作戦…一体どんなものなんだろうか)チラッ


       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|

       |                    |
       | (中略)             |
       /    ̄ ̄ ̄ ̄      /
       / アルミンにはヒスト  /
     / リアの格好をして   /  
     / 貰う。絶対似合うと /  
    /  確信している。  /  

   /             / 
 /  エルヴィン・スミス /    
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

アルミン「!?」ガシッ

アルミン(僕が…ヒストリアの替え玉に?)

エレン(おいおい…本気かよ)

ジャン(なんでアルミンの奴、エレンの腕にしがみついているんだよ。相変わらずベタベタ気持ち悪いな)

リヴァイ「全員読んだか?」

ミカサ「は、はい…」

アルミン「リヴァイ兵長…これは…?」

リヴァイ「エルヴィンの指示だ。お前らはヤツを信じるか?」ボォォォォ

リヴァイ「信じるバカはこい…出発だ」

―――
――
ジャン「…またエレンの替え玉だなんてな」

アルミン「…」

アルミン(どうして僕がヒストリアの替え玉に選ばれたんだろう…そりゃあ、万一のことを考えると女の子には頼めない任務だろうけど…)

アルミン(僕は団子鼻だし、髪はパサパサだし…ヒストリアとは似ても似つかないのに。まだ同じ悪人面のエレンとジャンの方が似ているぐらいだ)

エレン「しかし、アルミンがヒストリアの替え玉だなんてな」

ミカサ「私は…この作戦には正直反対したい」

アルミン「やっぱり、ミカサもそう思う?」

ミカサ「ええ。拐われた後、乱暴(意味深)されてしまうかもしれない。そうなると、すぐに助けに入れないだろうし…」

アルミン「ミカサ…ありがとう」

アルミン(突っ込みどころが違う気もするけれど…そうやって心配してくれるのは嬉しいよ)

コニー「女装するならさ、トロスト区の時に見せてくれたうさミン衣装の方がいいんじゃないか?」

サシャ「あれは良かったですよね、今回は巨人相手じゃなくて人間相手ですし、本当に視覚を奪えちゃうかもしれませんよ!」

アルミン「…二人共、僕はヒストリアの替え玉だからね?あの衣装を着たらそれこそ一瞬でバレて作戦はおじゃんだ」

エレン「うさミン衣装ってなんだ?」

アルミン「ああ…あの時エレンはいなかったもんね」

ミカサ「補給所を奪還する際、何か使えそうな物はないかと憲兵団管轄の物品を漁っていたのだけれど、その中に余興用のドレスと兎のつけ耳が入っていた。
それを見たアルミンが、"巨人の視覚を奪えるかも!"と言って着替えた。マルコは女子がいるのに何でお前が!と言っていたけれど、あれは凄く似合っていたと思う」

エレン「へえ…なんだか気になってきたな。アルミン、この作戦が終わったらオレにも見せてくれよ」

アルミン「構わないけど…この作戦が終わったら、って言い方はやめた方がいい。
僕は小説もよく読むんだけど、劇中でその"この作戦が終わったら"って言った登場人物は例外なく死んでるからね」

エレン「あくまでも小説の中での話だろ?大丈夫だって」

アルミン「そう…そうだよね」

ヒストリア「…」

ジャン「おい、おしゃべりしてないでさっさと着替えるぞ」

アルミン「だよね、ごめん。ちょっと着替えてくるよ」

―――
――
ジャン「こっちは着替え終わったぞ」

アルミン「僕の方も終わったよ…ジャン、相変わらず似てないね」フフフ

ジャン「うるせぇ、お前、最近やたら歯に衣着せぬ物言いになってきたよな!大体、そういうお前はどうなん…」チラッ

アルミン「…まぁ、僕も人のことは言えないのだけれど…ヒストリアとは全然似てないだろ?」

ジャン(ヒストリアのカツラに、付け睫毛に、白のブラウスに、ロングスカートだと…?
完全に少し眉毛が太くて芋っぽい女じゃねえか…アルミンって男で良かったんだよな?)

アルミン「ジャン?」

ジャン「あ、あぁ。いいんじゃないか」

アルミン「そう?ならいいんだけど…それじゃそろそろ皆のところに戻ろうか」スタスタ

ジャン「おう」スタスタ

―――
――
ジャン「戻ったぞ」

アルミン「ただいま」

サシャ「わぁ~…アルミン、似合ってますよ!凄く可愛らしいです!」

ミカサ「サシャ…アルミンは男の子。気持ちは分かるけれど、可愛いというのは褒め言葉にはならない。なので、ここは似合ってて格好いいと言うべき」

コニー「だってよ。アルミン、似合ってて格好いいぞ!」

アルミン「はは…ありがとう」

アルミン(それはそれで凄く複雑な気持ちだな…)

エレン「お前ならやれるさ、自信もてよ」

アルミン「うん。ありがとう、エレン」

コニー「ヒストリア、アルミンがお前の格好をしているぞ。どう思うよ?」

アルミン(ああ…ヒストリア本人はどう思ってるんだろう)

ヒストリア「…」ジーッ

アルミン「…」ドキドキ

ヒストリア「…壁の外へ行こう」

コニー「お、おう…」

アルミン「…そうだね」

アルミン(そうだ。ヒストリアにとって、ユミルは何にも代えがたい本当に大切な存在だった筈。
そんなユミルが側にいないということがどんなに辛いことか。この作戦を成功させて、一刻も早く再会させてあげなきゃ…)

エレン「それにしても、化粧品とか服とかカツラとかどうやって用意したんだろうな」

アルミン「服は流石にこの作戦のために新しく買ったものだろうけど、化粧品なんかは兵士の私物じゃないかな」

コニー「カツラはエルヴィン団長のものだったりしてな!」ハハハ

アルミン「ぶふっ!」

アルミン「そ、そんなこと言っちゃだめだコニー!バレたら大目玉だよ!」

コニー「今いないみたいだし大丈夫だろ」

アルミン「確かにエルヴィン団長はいないけど、他の兵士達に聞かれたらどうするんだ!」

 ガラッ

リヴァイ「おい、お前ら。そろそろ行くぞ」

全員「はっ!」

アルミン(緊張してきた…何が起きても、冷静に機転を利かせて対処しないと…今回の作戦の成否は、僕達にかかっているんだ)

―――
――
トロスト区
~~~
リヴァイ「オイ!気をつけろ!」

モブおっさん「は?何に気をつけるって?人類最強の兵士がよォ!」ガッ

リヴァイ「馬車が突っ込んでくる!!」

アルミン(来たか…ここまで予定通りだ)

サシャ「あッ!!」

モブ「」ガシッ

アルミン「わっ!」

コニー(お、白だ)

サシャ「アル――じゃなくてクリスタとエレンが!!また拐われてしまったああぁ!!」

アルミン(サシャアアアア!しっかりしてくれ!)

 ガラガラガラガラ

―――
――
エレン「…」

ヒストリア「……」

エレン「…あいつ、絶対オレに似てねぇのに…!馬面…なのに」

エレン「大丈夫か…」

エレン「あいつらバレるのが早かったらきっとひでぇ目に遭っちまう」

エレン「特にアルミン…あいつは機転は利くけど昔から喧嘩が嫌いで、いじめっ子に何をされても殴り返すことがなくて…」

エレン「…乱暴(意味深)されちまわれねぇかな。カンノウ小説みたいに!カンノウ小説みたいに!」

ヒストリア「……」

エレン「あぁ…心配だ。もし何かあったら…」

―――
――
倉庫

汚いおっさん「なぁ…どうだ」ハァハァ

ジャン「…」ダラダラ

汚いおっさん「声を聞かせてくれよ」ハァハァ

汚いおっさん「なぁ、どうだ?」ハァハァ

汚いおっさん「いいだろ?」ハァハァ

アルミン(おじさんの顔が近くて、息が直にかかって…立場上、こうなることも想定していたつもりだったのに…気持ち悪い…)

汚いおっさん「かわい子ちゃんの声が聞きたいなー」サワサワ

アルミン「う…」ゾワッ

アルミン(マズイ…つい声が…)

汚いおっさん「可愛い声だね…もっと聞かせてくれよ」サワサワ

アルミン「…っ!」

アルミン(…そうだ。これは作戦なんだ…尊敬するエルヴィン団長が考えてくれた作戦なんだ)

アルミン(……そうだ。何も捨てることができない人には、何も変えることはできないんだ…僕は―)ジワ

アルミン(…けれど、同年代の男子に見られるのだけは…嫌だ!ジャン…頼む、見ないでくれ)チラッ

ジャン「くっ…」フイッ

ジャン(これだけは二度とごめんだと思ってたんだ。あのヤローの身代わりなんて…」

―――
――
屋根上

リヴァイ「中の様子はどうだ?」

ミカサ「急がないと…アルミンの変装がバレてしまいます」

ミカサ「それにかわいいです」

リヴァイ「そうか」

ミカサ「…す、すみません…噛みました。かわいそうです…」

リヴァイ「そうか」

ミカサ「足の調子はどうですか?

リヴァイ「割と動くようだ…悪くない」

ミカサ「…なら、早く突入しないと…このままだと…」

リヴァイ「いや…まだだ、もう少し待て」

ミカサ「そんな…本当に乱暴されてしまいます。カンノウ小説みたいに!カンノウ小説みたいに!」

リヴァイ「ブレードだけ抜いておけ。それが始まるとしたら…一瞬だ」

ミカサ「…はい」

―――
――
汚いおっさん「あぁ、すっかり涙目になっちゃって。ねえ、涙舐めさせてよ」

アルミン「…!」ゾクッ

アルミン(耐えろ、耐えるんだ…)

ジャン(なんだこれ…前に読んだカンノウ小説と同じじゃねえか…
美少女が…いや、こいつは男だけどよ。拘束されて汚いおっさんに悪戯されるとか王道中の王道じゃん…)

汚いおっさん「ところでさ、話は変わるけどHになればなるほど硬くなるものって何だか知ってる?」

アルミン(鉛筆だろ!古典的すぎるよ!)

汚いおっさん「分からないか…じゃあ、入れると気持ちよくなるものって何だと思う?」

アルミン(え…さっきのはすぐにわかったけど…簡単な答えなんだろうけど、すぐに思いつかない…これは悔しいぞ)

汚いおっさん「答えは足湯だよ。顔赤くなってるけど、何を連想したのかな?」

アルミン(こ、こんなに簡単な答えなのにすぐに分からなかっただなんて…悔しい)

汚いおっさん「それにしても、君胸小さいね。貧乳は大好きだからいいけどさぁ」

アルミン(普通、触れば気づくと思うんだけど。作戦がなければこのおじさんに信じるバカと言ってやりたい…)

汚いおっさん「それとも、実は男の子だったりするのかな?まあ男の子でもいけるからいいんだけどね」

アルミン「!」

アルミン(あ…バレ…た…?)

汚いおっさん「触れば分かるかな?早速触ってみよう」サワ

アルミン「あ…!」

汚いおっさん「太ももすべすべだね、ちゃんと筋肉ついてるのかおじさん心配になるよ」

ジャン(…このままアルレルトに到達して男だって気づいた後に乱暴するんだろ?カンノウ小説みたいに!カンノウ小説みたいに!)

ジャン(普通に考えれば簡単にわかる…可憐な美少女や少年が汚いおっさんには勝てねぇってことくらい…)

アルミン(バレた後…そこのフックに吊るされて乱暴されるのかな…カンノウ小説みたいに…カンノウ小説みたいに…)ポロポロ

汚いおっさん「あーあ、泣いちゃった。でも、逆にそそられるよ…早く触って、もっと知りたいな君のこと」

アルミン「あ…あぁあ…」ガタガタ

アルミン(おじさんの手が…アルレルトに到達しそうだ…い、嫌だ。いやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだ…)

アルミン「い、いやだーーっっっ!!!!」

 ボーン!!!!

アルミンが叫び声を上げた瞬間、彼の身体から白い閃光が走った。
閃光は野火のように広がり…やがてオレの視界は真っ白に染まった。
あまりの眩しさに、ぎゅっと目を瞑ってしまう。
そして、目を開けた直後に視界に入ったのは―

アルミン「…はぁっ、はぁっ……」

綺麗なおっさん「俺は…何をしていたんだ…」

綺麗なおっさん「…そうだ…俺は…君にセクハラまがいのことをして…」

アルミン「…セクハラ、まがいどころか…そのものだった…」

綺麗なおっさん「…すまなかった。本当に手を出してしまっては紳士失格だというのに…見ているだけに留めるのが紳士のルールだったのに…」

綺麗なおっさん「…すまなかった。…こんな俺でも、君は許してくれるのか?」

アルミン「……」コク

綺麗なおっさん「ありがとう…ありがとう…!」

ジャン(なんだこれ…なんだこれ…)

ミカサ「アルミン!」シュタッ

アルミン「ミカサ…」

ミカサ「大丈夫?すぐに助けられなくて…ごめんなさい…」

アルミン「いいよ…作戦だから」

リヴァイ「おい…ガキ共…これはどういう状況だ?」

ジャン「オレにも分かりません…突然、アルミンの身体から閃光が走って…汚いおっさんが綺麗なおっさんになって…」

―――
――
トロスト区

 ザワザワ

モブおっさん「…一体、何が起きたんだ?」

モブおっさん「いきなり視界が真っ白になったと思ったら…」

モブおっさん「壁が消えて」

モブおっさん「巨人が侵攻してきて、人類ももうお終いだと思ったら巨人自体が消えていて…」

モブおっさん「…俺は、夢でも見ているのか?」

―――
――
帰還した僕の耳に真っ先に入った情報は
「突如壁と壁外に蔓延っていた無知性巨人が消滅した」というものだった。
こんがらがる頭で必死に状況を整理していると、ハンジ分隊長が僕に話しかけてきた。
僕は先の作戦内で起きたことについて包み隠さず話した。

ハンジ「ああ、それはイヤボーン現象ってやつじゃないかな?」

アルミン「イヤボーン、ですか?」

ハンジ「うん。少年少女が窮地に陥っていやーっ!叫び声を上げた際に超能力が発揮されて敵がボーン!と撃破される現象のことだよ」

ハンジ「小説なんかではよくある展開だけど…まさか、君が実際に発現するだなんて…」

アルミン「僕が…」

ミカサ「アルミンには正解を導く力がある。なので、そのイヤボーン現象とやらを発現できても何ら不思議はない」

アルミン「そんなものなのかな…」

ハンジ「うんうん。ねえ、後で実験させてよ!」

アルミン「そ、それはちょっと…」ダラダラ

 ガラッ

エレン「おい、巨人が消えたと聞いて急いで帰ってきたぞ!」

エレン「アルミン、大丈夫だったか?」サワ

アルミン「…ぅ」バシッ

エレン「…アルミン?」

アルミン「…あ…エレン…ごめん」

ミカサ「…アルミンは、屈辱的なことをされていた。カンノウ小説みたいに!カンノウ小説みたいに!」

エレン「…一番恐れていた事態が起きちまったか。男にカンノウ小説みたいに、カンノウ小説みたいに悪戯されたらそりゃ怖いよな」

アルミン「…ごめん…カンノウ小説みたいに、カンノウ小説みたいに乱暴されかけたとはいえ親友の君に…」

エレン「気にすんなって。それだけ嫌な思いをさせられたんだろ?少しずつ治していけばいいさ」

アルミン「…うん」

―――
――
それから、なんやかんやでユミルは帰ってきて無事ヒストリアとの再会を果たすことが出来た。
その時の嬉しそうなヒストリアを見ただけで、僕は色々なものを捨てた甲斐があったと思えた。
後でユミルにライナーとベルトルトの行方について聞くと、故郷に帰っていったという答えが返ってきた。
また、ストヘス区の水晶の中で眠るアニもいつの間にか忽然と消えていたそうだ。
きっと、ライナー、ベルトルト達と故郷でよろしくやっているのだろう。
僕はというと、エレンとミカサ、二人のおかげで一時期は男性が苦手になっていたことも克服することができた。
そして――

アルミン「ねえ、エレン。これが、僕達が幼い頃に夢にまで見た海だよ」

エレン「…ああ」

アルミン「…思っていたよりも、ずっと大きいね」

エレン「ああ…」

アルミン「僕、今日まで生きてきて良かったよ。こうして海を見ることができたんだから」

エレン「だな。一時期はどうなることかと思ったけどな」

アルミン「ミカサも上で見てないでこっちにおいでよ、凄いんだ!」

ミカサ「ええ。今行こう」タタッ

ついに、僕たちは念願の海を見ることができた。
替え玉作戦で僕はカンノウ小説みたいに、カンノウ小説みたいに乱暴されかけ男としての尊厳を失った代わりに、こうして多大な成果を得ることができた。
やがて、僕の起こしたイヤボーン現象により世界が平和になったという噂が広まった。
「君の言葉には全ての人間がひれ伏すことになるかもしれない」と次期国王に推薦する声も上がったが、
身の丈に合わないし何より二人ともっと世界を見て回りたかったから僕はこれを辞退した。
イヤボーン現象によりすっかり平和になった世界。

これからも、この美しい世界が…
夢溢る世の中であれと祈り―

おわり
閲覧ありがとうございました

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  l.    し   ヾi.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.iノ :.:./i.i.i.i/ィェェ
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  ',  lj   ,.←、i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.'´  ミ、l.i.i.i.i.i.i.i.i.i.i.
_∨∧    マ.i.i.i` 、 ヾi.i..\ _ ノ〈 `゙''、i.i.i.i.i.
 l∨∧     ゙マ人_ `ヽ、l.i.i.i.i.i.i.i.i.i丶   ̄アi.
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     V∧∨/`ー-‐ ´∨∧∨∧∨/./.:.:.:/
     V∧∨彡'´∧∨∧∨∧∨//
「エロかと思った?残念だったね」


他に何か書いてますか?

レスありがとう

>>36
深夜VIPで書いたのは
アルミン「恥を捨てる」
アルミン「エレン、ミカサ。サンタクロースの話を知ってるかい?」

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