上条「インデックスって『首輪』を着けてたんだよなぁ……」(128)

上条(いや分かってる。実際は魔術的な奴であって俺がイメージしてるようなもんじゃないっつーことは。でも……)ボー

禁書「とうま、どうかしたの? いらないならもらっちゃうよ? その目玉焼き」ゴクゴク

上条(口元を白濁色の液体(牛乳)で濡らしてる銀髪碧眼の美少女に『首輪』かぁ……)ボー、 ムラ

禁書「……もらっちゃうからね? 許可はとったよ? ……とうま、ありがとなんだよ」スッ、 モグモグ

上条(あーでも『歩く教会』を着てる『昼』のインデックスにはあんまし似合わないな。やっぱり首輪を着けるとしたら、風呂でた後で機嫌がいいと甘噛みしてくる…ワイシャツ一枚で無防備に眠る…『夜』…のインデックスだな)ボー、 ムラムラ

上条(って……! くそっ!…何考えてるんだよ俺!! そんなのダメに決まってるだろ!! 守るはずの俺がインデックスを傷つけるようなことしてどうするってんだ!!)

禁書「とうま…?」キョトン

上条(……)

上条(………………だけど、もし許されるというなら、インデックスをイギリス清教の禁書目録なんかじゃなくて、俺の首輪をつけて俺だけのインデックスにしたい」ボー

ガチャン…

上条「え」

禁書「ふぇっ///、ととと、とうま!?/// い、いいい一体今のはどういうことなんだよ!?///」

みたいな感じでいちゃえろラブ調教でお願いします

禁書「……とうまのばか!!へんたい!!」

上条(うおおおおおおおしまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?うっかり口に出して!?」

禁書「…………」ジト

上条「…っ…!?」ビクッ

禁書「とうま」

上条「…はい」

禁書「……………そういうこと、したいの…?」

上条「…はい……えっ?」

上条「…あの…インデックスさん…?」

禁書「…なにかな?」

上条「…あの…怒ってらっしゃらないので?」

禁書「怒っているかも、すごく」ムスッ

上条「…いや、あんまりそうは見えないからさ」

禁書「…とうま、とうまのその発想はちょっとあぶないかも、分かるよね?」

上条「…そーっすね」

禁書「でもねとうま、とうまがわたしにそれを望むのならやぶさかでもないんだよ」

上条「えっ」

禁書「なに?なにか意外そうかも」

上条「いや、普通に噛みつかれてこの話はおしまいなのかと思ってたから…拍子抜けというかなんというか」

禁書「そっちが良いなら今から噛みついてもいいんだよとうま?」ガルルッ

上条「や、いや…勘弁して下さいマジで」

禁書「それでとうま、首輪を付けてどうしたいの?」

上条「…首輪を付けた後……そりゃ………うん…」ゴクリ

禁書「……とうまとうま、簡単に首輪と言うけれどそんな簡単でもないんだよ?」

上条「…ん?なんで?」

禁書「首輪というのはね、首輪をつけられた者が首輪を付けた者の所有物になると言うことなんだよ、つまりは上下関係を示唆する上でのシンボルなの、つまり決して逆らえない隷属の象徴として機能するのかも」

上条「あの…インデックスさん?」

禁書「なにかな?」

上条「そういうのは良いんで…その…フリっていうかごっこと言うか…そんな堅苦しくない感じでお願いしたいんだけど…」

禁書「…たとえば?」

上条「……………………………………………エロい方向で」

禁書「とうまのへんたい」

上条「……」ショボン

禁書「とうまはわたしをそういう風に見ていたんだね」

上条「……」フイッ

禁書「目をそらさないでとうま」

上条「いや…だってさ…ねぇ?」

禁書「だって、なにかな?」

上条「…その…やっぱり上条さんだって健康な男子な訳ですし…」

禁書「とうまとうま、わたしは偉大なる父にその身を捧げた修道女なんだよ、見習いだけれどね?」

上条「ああうん…わかってる」

禁書「でもとうまはそういう事したいっていうのも理解が無い訳じゃないかも、とうまは十字教の教徒ではないし」

上条「……つまり?」

禁書「………………………………いたくないのならちょっとだけは良いかも」モジモジ

上条「」プチン

上条「…い、イイインデックス!!」ギュ

禁書「あぅ!?」ビクッ

上条「インデックス…ああ…良い匂いがする…インデックスぅ…!!」ギュー

禁書「…とうま…あぅぅ///」

上条「……………………………脱がしていい?」

禁書「え…それは…まだ少し恥ずかしいかも…」

上条「まだ?」

禁書「…ぅ…////」カァァァァ

上条(…たまらん)ゴクリ


上条「インデックス…そうだ!!」ゴソゴソ

禁書「…? とうま?」

上条「お、あったあった…インデックスこれつけようぜ?」ジャラ

禁書「………首輪と鎖なんだよ」

上条「実はな…買ってあったんだ」

禁書「…………」

上条「………着けさせて?」

禁書「とうまのへんたい」

上条「百も承知だ」

禁書「…うー」ジト

上条「インデックス、ちょっと首出して?」ワクワク

禁書「……むぅ…」パサッ



禁書「…はいとうま、これでいいよね?」クイッ

上条「…くぅ!!」ブワッ

禁書「とうま?」

上条「インデックスが…あのインデックスがこんなに素直に「とうま、はやくわたしをとうまのしょゆうぶつにして?おねがい/////」って…!!素晴らしいじゃないかくっそう!!」ポロポロ

禁書「そんなセリフ言っていないかも」

禁書「………鎖がじゃまかも」ジャラジャラ

上条「……ふぅ」ウットリ

禁書「…とうま?」

上条「さて…これでインデックスは俺のペットって事だな?」

禁書「…えー」

上条「インデックスが言ったんだぞ、首輪をつけられた者は付けた者に服従するシンボルだって」

禁書「とうまがごっこだって…」

上条「五月蝿い逆らうのかこらぁ!!」グイッ!!

禁書「あぅ!?」ベシャン

上条「あ、インデックス大丈夫か!?すまん力が入り過ぎて!?」オロオロ

禁書「うぅ…」ジワッ

上条「すまん!!マジですまん!!」アセアセ

禁書「……痛いのいやかもとうま」ウルウル

上条「…すまない気をつける」

禁書「…だいたいとうまは首輪の
使い方とか知らないだろうし…やっぱり危ないかも」ムスッ

上条「…首輪の使い方って…首に付ける以外に何かあるのかよ?」

禁書「正しくは首輪を付けた人間の扱い方かも、色々あるんだよとうま?」

上条「……なんでそんな物騒なもんインデックスが知ってるんでせう」

禁書「そんなのわたしが10万3千冊の魔導書を保有する魔導図書館だからかも」

上条「……マジか」

上条「例えばどんなのがあるんだ?」

禁書「大体は拘束に関した事柄かな、移動を制限して届かないギリギリの所に食べ物とか大切なものとか置いて精神的に疲弊させたり」

上条「ふーん?」ジャラ

禁書「とうま?どうして鎖を繋いでいるのかな?」

上条「…いや、ちょっとな?」スタスタ

禁書「…………」

上条「ほーらインデックス、デザートのプリンだぞー?」コトッ

禁書「………とうま、届かないかも」

上条「くくく…お前の言う通りギリギリの所に置いたプリン、食べたければどうするか分かるよなぁインデックス!!」ニヤッ

禁書「むぅ、何すれば良いのかなとうま」

上条「…そ、そりゃあもちろん…なあ?」ドキドキ

禁書「……どうするのかな?」

上条「…よ、よし…じゃあ…服を脱いで……………………」

禁書「………」ジト

上条「………………いや、その…」

禁書「………」

上条「…犬の鳴き声っぽくわんわん言ってもらおーか」

禁書「……わんわん!! これで良いのかなとうま?」

上条「………うん、可愛かったから良いや、はいプリン」

禁書「ありがとうかも」パクパク


禁書「ごちそうさまかもとうま」

上条「うん」

禁書「そろそろ首輪を外して欲しいかも」

上条「えー…」

禁書「…まだ何かするの?」

上条「………いや…せっかくだし…ねえ?」

禁書「…………むぅ」

上条「………だめ?」

禁書「………あと少しだけならいいかも」


上条「そーかそーか、ありがとうインデックス」

禁書「あとでごちそう作ってねとうま」

上条「………作って欲しかったら、どうするんだっけインデックス?」ニヤリ

禁書「ふぇ?」キョトン

上条「………今日は肉無し野菜炒め」ボソッ

禁書「っ?!ちっともごちそうじゃないかもとうま!?」

上条「………」

禁書「……うぅ…」

上条「…………どうするんだっけ?」

禁書「……えと、わんわん!!」

上条「………全然悲しそうじゃないからご飯も茶碗2杯まで」

禁書「っっ!!!!」ガーン

上条「………犬って悲しい時どんな鳴き声だっけなぁ?」

禁書「…く…くーん…」ウルウル

上条「……よし、良い子だインデックス…夕御飯は野菜炒めに豚バラ追加でもう一品としてチーズオムレツを作ってあげようか…くくく…」ニタリ

禁書「ほんと!?」パァァ

上条「………」

禁書「………とうま?」

上条「………やっぱりオムレツは無しに…」ボソッ

禁書「…あ、わ…わんわん!!きゃんきゃん!!」

上条「よーし良い子だインデックス、ちゃんと作ってやるからな」ナデナデ

禁書「…………えへへ」ゴロゴロ

上条「………」ナデナデ

禁書「……/////」

上条「………何かが足りないな」

禁書「ふぇ?」

上条「………んー…」

禁書「とうま?」

上条「…そうか!!あれだ!!」ポンッ

禁書「足りないってなにがかなとうま?」

上条「ちょっと待っててくれなインデックス、すぐ作るから」ゴソゴソ

禁書「なにを?ごはん?」

上条「えーと、針と糸ともう着ない服と…」

禁書「とうまってば」

上条「…………」チョキチョキチクチク

禁書「とうまったら返事くらいして欲しいかも!!わんわん!!」

上条「……ちょっと集中したいから待っててくれインデックス、ほら、ポテトチップ食ってて良いから」ポイッ

禁書「む、わかったかも」バリッ

上条「…………」チクチク

禁書「…………なにを作ってるのかな?」ムシャムシャ

…30分後

禁書「……zzZ」スピー

上条「……しゃあ出来たぁ!!」

禁書「ふぇ…?」パチッ

上条「インデックス、これ付けて!!これ!!」ワクワク

禁書「…これなにとうま?」ウトウト

上条「犬耳バンド、我ながら上手く出来た」

禁書「……んー…これあたまにつければいいんだねとうま…」ウツラウツラ

上条「うん」ソワソワ

禁書(犬耳)「…はいとうま付けたよ…zzZ」コックリコックリ

上条「…………イイネ!!」

禁書(犬耳)「……zzZ」スピー

上条「…写メ撮っておこう」パシャリ

禁書(犬耳)「…んー…」モソモソ

上条「………」ナデナデ

禁書(犬耳)「………zzZ」

上条「……………」ナデナデ

禁書(犬耳)「…zzZ」ギュ

上条(…頭撫でてたら手を握られた…)

禁書(犬耳)「……とうま…zzZ」

上条「………………今ならいろんなところ弄r…ゴホン…撫でても大丈夫じゃなかろうか?」

上条「いや、流石にやらないけどさ」

禁書(犬耳)「んん……zzZ」スリスリ

上条「…………犬とか猫ってさ、色々撫でてやると気持ち良さそうにするよね、やらないけどさ………ああ、やらないけどさ?うん」ゴクリ


…1時間後

禁書(犬耳)「……あふ…よく寝たかも…」ゴシゴシ

上条「インデックス起きたか?」

禁書(犬耳)「うん」

上条「……………よし、じゃあ撫でて良い?」

禁書(犬耳)「ふぇ?」

上条「お願いします撫でさせて」

禁書(犬耳)「………別にいいけれども、どうしたのとうま?」

上条「今日ほど理性なんて邪魔なだけだと思った日はない撫でさせて」

禁書(犬耳)「……い、いいけれども」

上条「…しゃあああああああああああああああああああ!!!!」ガタッ

禁書(犬耳)「ひぅ?!」ビクッ

上条「良いかインデックス!!今日お前は犬だ!!かわいいかわいいわんわんだ!!」

禁書(犬耳)「う、うん…」ドキドキ

上条「じゃあ俺はなんだ!?はいどうぞ!!」

禁書(犬耳)「…と、とうまかも」

上条「noooooooooooooooooooooooooooooooooo!!!!!!!!」クワワッ

禁書(犬耳)「」ビクッ

上条「インデックスはワンコ!!首輪付き!!リードを持つのは俺!!その心は!?」

禁書(犬耳)「…ご、ごしゅじんさま?」オドオド

上条「たいへんよくできました!!」

上条「かしこい良い子はご褒美をあげないとねー?」ナデナデ

禁書(犬耳)「ひゃう?!」ビクッ

上条「……………………………」ナデナデサワサワ

禁書(犬耳)「…と、とうま…ゃ…っ…/////」ピクン

上条「……………」ナデナデサワサワ

禁書(犬耳)「っ!!?と、とうまやめっ?!」

上条「……………え?」ナデナデ

禁書(犬耳)「やっ…////」ビクッ

上条「………………………せなかとーおなかとーえーとあと次はふとももー」サワサワ

禁書(犬耳)「や?!だめっ!?とうまやめて…あぅっ?!/////」

上条「えーどうしよっかなー?さっきは撫でて良いって言ってたのにな?」

禁書(犬耳)「…はぅ…ごしゅじんさまやめてください…うぅ…とうまホントにやめ…あぅっ…」

上条「………」ギュ

禁書(犬耳)「…っ…//////」ピクン

上条「………わるいインデックス、ちょっと暴走した」

禁書(犬耳)「………とうまのばか」ギュ

上条「………なあインデックス」

禁書(犬耳)「なに、とうま?」



※んで?おまえら的にはどういう展開希望なの?

>>60迄の多数決で決める。ID被り無効な。

1、ややエロいちゃコメ
2、がっつり地の文付き官能SS
3、台本形式のエロSS
4、バトンタッチor終わり

とりあえず今日のところは終わり、じゃな

間違えた、>>51までの多数決で

1だろ!

1が5票1から2へ移行が4票曖昧なのが1票

まあとりあえず1ってことで

上条「………首輪を付けてて出来る事って他に何がある?」

禁書(犬耳)「…えっ」

上条「………なんかない?」

禁書(犬耳)「……えー…」

上条「…………」

禁書(犬耳)「……………」

上条「………ないかなー…ってね?」

禁書(犬耳)「とうま、ちょっと頭傾けて」

上条「ん?はい」クイッ

禁書(犬耳)「う"う"う"う"う"う"う"っ!!!!」がぶり

上条「いででででででででででででいたいいたいいたいいたい?!?!」

数え間違ってないか

禁書(犬耳)「こういう場合他に言う事あると思うのだけれどとうま!?」ガジガジ

上条「あがががががががが!?!?」ビクンビクン

禁書(犬耳)「とうまはもう!!とうまはまったくもう!!」ムカムカ

上条「だってインデックスが色々知ってるって言うから……」

禁書(犬耳)「しらない!!」プイッ

上条「…えー…」

禁書(犬耳)「じぶんで考えればいいかも、そもそもわたしはこういう事なんてしたくないもん」

上条「…………」ショボン

>>56
>>51までだぞ、それ以降は考慮はしても統計には入れるつもりは無い



禁書(犬耳)「…ふんだ」ツン

上条「…わかったよ…自分で考えるよ…はぁ…」

禁書(犬耳)「わたしが怒っているのはそこじゃないんだよとうま…たしかにじぶんで考えてとは言ったけれど」ジト

上条「…うーん」

禁書(犬耳)「レディーに対してあそこまでして抱きあっていながら斜め上な事言ったのに憤慨しているのかも!!」プンスカ

上条「……ふーむ」

禁書(犬耳)「…とうま聞いてうるのかな!?」クワワッ

禁書(犬耳)「………うー」

上条「……よし、インデックス次はこうしよう」

禁書(犬耳)「………なにをすればいいのかな?」

上条「……脱g……」

禁書(犬耳)「………」ジロッ

上条「……………………………」

禁書(犬耳)「なにするのかな?」

上条「…散歩行くか」

禁書(犬耳)「……まあいいかも、とうまとおさんぽならわたしもしたいんだよ」


  バン   はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/


バンバンバンバンバンバンバン
バン     バンバンバン
バン (∩`・ω・)  バンバン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
   \/___/ ̄


    ; '  ;
     \,( ⌒;;)
     (;;(:;⌒)/
    (;.(⌒ ,;))'
 (´・ω((:,( ,;;),
 ( ⊃ ⊃ / ̄ ̄ ̄/__
    \/___/

上条「さて、なら早速行くか」ジャラ

禁書(犬耳)「…え、とうま?」

上条「ん?」

禁書(犬耳)「……首輪を付けたまま行くの?」

上条「うん」

禁書(犬耳)「…………」

上条「…嫌か?」

禁書(犬耳)「………あたりまえかも」

上条「………犬は散歩を喜ぶもんだぞインデックス」

禁書「……えいっ」ポイッ

上条「ああ!?なんで犬耳投げ捨てるんだよ!?」

禁書「お散歩は普通にしたいんだよとうま」

上条「…だって…一度はしてみたいじゃん?」

禁書「そこまでいくとわたしはついて行けないんだよとうま」ジト

上条「…えー」ショボン

禁書「落ち込まれても困るかも」

上条「……すごいドキドキすると思うだけどなぁ」

禁書「…絶対やだ」プクッ

上条「………寮の入り口までで良いから」

禁書「やだ」

上条「……こ、この階の非常階段まで」

禁書「……お断りかも!!」ツーン

上条「…わかったよ、仕方ないか」

禁書「………」

上条「玄関の扉開けるだけで良いから、これなら大丈夫だろ?」

禁書「………とうま」ジト

上条「頼むよインデックス」

禁書「…………とうまのへんたい」

上条「なんかな、認めたら逆に誉め言葉に聞こえてきた」

禁書「…冗談でもそういうことは言わないでほしいかも」

上条「まぁまぁ良いだろ別に、それで…やる?」ソワソワ

禁書「………」

上条「外には出ないから、な?」

禁書「……………ほんとうに出ない?」

上条「出ないよ、インデックスが嫌がってるのに無理矢理出てもな」

禁書「……ちょっとだけだからねとうま?」

上条「yes sir!!」ビシッ

禁書「そのかけ声だとわたしのほうが立場が上になるかも、とうまがご主人さまなんだよね?」

上条「インデックス、ノリで言った事に対して真面目に間違い指摘しないで?恥ずかしいからね?」

上条「…よし、じゃあ扉開けるぞ」

禁書「……うー」

ガチャ

土御門「おーっすカミやーんナイスタイミングだぜい!!余り物の食料あるんだけどどうぜ………」

バタン

上条「……」カチャカチャ

禁書「……」ゴソゴソ

ガチャ

土御門「おいカミやんなんだその首輪は」

上条「え?なんのこと?」

禁書「……」

土御門「…………まあ良いか、趣味とプレイは人それぞれだしな、食い物いるか?」

上条「お、サンキュー土御門」

禁書「……」

土御門「……邪魔したな、ごゆっくり」

上条「……」

禁書「…ふぇ」ジワッ

上条「…すまん」

禁書「…だから嫌だったのかも!!」ウルウル

上条「玄関開けたら居るとかタイミングばっちりすぎるだろ…」

禁書「…やっぱりもうしない!!」ウルウル

上条「咄嗟に首輪外してしらばっくれたけど意味無いよな…はぁ」

禁書「とうまのばか!!とうまのばか!!」グスン

上条「悪かったってば…ほら、土御門からのお裾分け食べて良いから」

禁書「…うぅ…」

上条「舞夏お手製の煮物かーインデックス好きだろ?な?だから泣くなよ俺の分も食べて良いから」

禁書「………ごはんも欲しいかも」

上条「…だな、ちょっと早いけど飯にするか、ちょっと待っててくれなインデックス」

禁書「…うん」

…食事後

上条「ごちそうさま」

禁書「ごちそうさまかも」

上条「………今更だがこんな時間に食ったら夜また腹減るな」

禁書「その時はまた食べればいいのかも」

上条「……まあ今日は良いか、俺が悪かった訳だし」

禁書「もういいよ、わたしもとうまのお願いだから聞いたのだし」

上条「…そっか」

禁書「うん」

上条「………」

禁書「…………」

上条「………」

禁書「………」

上条「………」

禁書「………」

上条(…なんか妙な雰囲気だ…)

禁書「………」

上条「………なあインデックス」

禁書「なにかな?」

上条「…その、なんで今日はそんなにノリ良かったんだ?いつもなら噛みついて終わりだろ、ぶっちゃけ」

禁書「そうかもね」

上条「…なんで?」

禁書「………言わないと、だめ?」

上条「………やっぱり良いや、聞かないでおく」

禁書「………気にならないの?」

上条「なるけど、無理矢理は聞きたくないからな」

禁書「………」

上条「さて、洗い物でもしますかね、インデックスはテレビでも見てろよ、終わったらそっち行くから」

禁書「……………むぅ」

上条(…今日のインデックスは妙にしおらしい…おかしい、なんだあれは)ジャー

上条(さっきも言ったが俺の悪ノリなんてインデックスは普通絶対乗ってくれない、噛みつかれて性犯罪者扱いが当たり前のはず)カチャカチャ

上条「………何故だ、分からん」

上条(……そういえば、ちょっとならエロい事しても良いとか言ってたな)キュッキュッ

上条「………まだ有効だろうか」ゴクリ

………

上条「あー終わった終わった、インデックス?」スタスタ

禁書(犬耳)「とうま」

上条「っ?!」ビクッ

禁書(犬耳)「…………」モジモジ

上条(首輪?それに自作の犬耳………更には紐で軽く手首を縛っている!?どういう事だ!?)

禁書(犬耳)「…と、とうまは、こういうの好きみたいだから、その…」

上条「インデックス…お前……」ゴクリ

禁書(犬耳)「………」ドキドキ

上条「………インデックス、なんでそんな事…」

禁書「……わたしがこういう事するの、だめ?」

上条「そうは言ってない、でも…今日のインデックスはやっぱり変だ


禁書(犬耳)「…うん、そうかも」

上条「……とりあえず手の紐外すぞ、良く結べたな一人で」

禁書(犬耳)「そのくらいは出来るんだよ」

上条「…魔導書の知識ってやつか?」

禁書「うん」

上条「……まあそれは良いか、俺が聞きたいのはなんで自分でそんな事したのかだ」

禁書「言わないとわからない?」

上条「………」

禁書「とうま」

上条「……さっきの続きってくらいしか分からん」

禁書「…どうして続きをしようとしているのかわからないか聞いてるのかも」

上条「……分からん」

禁書「………」ジト

上条「睨むなよ…」

禁書「…まあ良いんだよ、とうまにわたしの気持ちを察しろなんて言っても無駄だし」

上条「悪かったな…」

禁書(犬耳)「色々理由はあるけれど…大きく分ければ二つかな?」

上条「なんだよ理由って」

禁書(犬耳)「一つはね、わたしからのとうまへの感謝の気持ちかも」

上条「…感謝?何に?」

禁書(犬耳)「数えきれないくらいあるかも、助けてくれた事とか毎日のごはんとかいっしょに居てくれる事とか」

上条「………」

禁書(犬耳)「わたしがとうまにしてあげられる事をね、ホントはずっと考えていたのかも、ごはんも作れないしせんたっきーもそーじきーもなんにも使えないし」

上条「……だから、つまり、せめてエロい事くらいはしようかなって?」

禁書(犬耳)「…うん、とうまはしたいみたいだったから」

上条「…なるほど、ふーん?」

禁書(犬耳)「だから、その…とうま……」モジモジ

上条「………」スチャ

禁書「…ふぇ?」

上条「……とりあえず邪魔だから外すぞ」

禁書「…とうま?」

上条「チョップ」ズベシ

禁書「いたい!?」

上条「インデックス、俺はそういう事でそんな事されても嬉しくない」

禁書「…え、でも…」

上条「でもじゃない、それだと俺が女の子に対価払って色々ヤりたがるゲスじゃねーか」

禁書「……わたしがすすんでしている事なのに?」

上条「関係ねーよそんなの、とにかく俺はそういうのは間違ってると思う」

禁書「………」

上条「…ほら、首輪も外すぞ」カチャカチャ

禁書「…とうま」

上条「なんだよ?」

禁書「…怒ってるの?」

上条「怒ってない」

禁書「でもすごく険しい顔かも」

上条「……そんな事ねーよ、気のせいだ」スクッ

禁書「どこ行くの?」

上条「…ちょっとコンビニ」スタスタ

バタン

禁書「………やっぱり怒ってるのかな?」


…………

美琴「…ヤバい、そろそろ門限だ」

黒子「お姉さま…いい加減諦めませんこと?」

美琴「うぐ…でも」

黒子「完全下校時刻になってはゲコ太着ぐるみの路上ゲリラ風船配りなんてもう撤収してますの、また明日探せばよろしいでしょうに」

美琴「うっさい!!今日が最終日なのよ!!ていうかなんでアンタ居るのよ付いて来てなんて頼んで無いでしょーが!!」

美琴「…はぁ、ついてない」ガックリ

黒子「初春にでも探させればよろしかったですのに」

美琴「…言える訳ないじゃん」

黒子「………ああ、そうですの」



上条「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」ダダダダ

美琴「えっ?」

黒子「なんですの?」

上条「俺の馬鹿ぁん!!なぁにカッコつけてんのおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」ビッタンビッタン

美琴「なにしてんのあいつ…」

黒子「むちゃくちゃ泣きじゃくってますの…」

上条「わあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ゴロンゴロン

上条「やっちまえよ!?やって良いならやっちまえよ!?何直前でビビって逃げ出してんの馬鹿ぁ!!!!」

美琴「…おーい」

上条「ふぁああああああああああん!?!!!!」ボロボロ

黒子「何かあったんですの?」

上条「っ?!御坂と白井!?」ビクッ

美琴「…どうかしたのアンタ?」

上条「い、いやなんでも…」

黒子「なんでもないのにのたうち回って叫びながら号泣するんですの?」

美琴「良いから言いなさいよ、協力出来る事なら助けになるからさ」

上条「言えるわきゃねぇぇぇだろがぁぁぁぁぁぁぁ!!!!うあああああああああああああああああああああああ!!!!」ダダダダ!!

美琴「え、ちょっとどこ行くのよ!?おーい!?」

黒子「なんなんですの?」


………

上条「……………ただいま」ガチャ

禁書「あ、とうまおかえりなさい」

上条「………ああ、うんただいま………はい、シュークリームとプリン買って来たぞ」

禁書「ありがとうかも!!」パァ

上条「……はは」

禁書「……あれ?お買い物はこれだけなのかな?」

上条「…なんで?」

禁書「わたしの食べ物だけ買って来るって…とうまはその為だけにお買い物行ったの?」

上条「……………」

禁書「とうま?」

上条「……俺の分は途中歩きながら食ったんだよ、それだけだ」

禁書「そうなの?」

上条「インデックスより良いもん買ったからな、取られる前に食った」

禁書「ふーん?」

上条「…なんだよ、ずるいとか言わないの?」

禁書「言わないよ、とうまがうそ付いてるのわかるもん」

上条「え」

禁書「とうまはわたしの事大切にしてくれる、だから、わたしがいけない事しようとしたら怒ったし…怒ったところを見せないように買い物へ行く振りまでしたんでしょ?ホントは買い物なんて行かなくても良かったのに」

上条(…どうしよう、なんか良い感じに解釈されてる)

禁書「違うのかな?」

上条「…えーと」

禁書「まあ良いんだよ、とうまそれ食べよ?」

上条「ん?食べて良いぞ?」

禁書「いっしょに食べるんだよ、はんぶんこ」

上条「!?」ギョ

禁書「…なにかな?」

上条「い、インデックスが食料を分ける提案を?」

禁書「……たまにはわたしだってそういう事するかも」ジト

上条「…何か裏があるのかと勘繰ってしまう…」

禁書「…ひどいかも」

上条「…ま、まあ良いか、なら二人で食べるか」

禁書「うん、はいとうま…あーん」

上条「ぶふぉっ!?」

禁書「…なんで噴き出すのかな?」

上条「…いや……」

禁書「もしかしてプリンを分けるのは嫌かな?カップもスプーンも一つだし…………ん、おいしいんだよ」コクン

上条「………いや、嫌ではないが」

禁書「…なら食べてよ、あーん」

上条「…………」

禁書「とうま?」

上条「…ええいこなくそ!!」パクン

禁書「…?」キョトン

上条(……インデックスが使ったスプーン…何故だ、いつもは気にしないのにやたら気になる…!!」

禁書「もう一口かも、あーん」

上条「………」スッ

禁書「とうま?」

上条「…ごめんインデックス、自分で喰う」

禁書「わかったかも、はい」

上条「…すまん」パクン

禁書「とうまとうま」

上条「ん?」

禁書「あーん」

上条「……………」スッ

禁書「…ん」パクン

上条「………」ジー、パクン

禁書「あーん」

上条「………………」スッ
禁書「…ん」パクン

上条(………インデックスの唾液まみれのスプーンを俺がくわえて、俺の唾液まみれになったものでインデックスの口に返す………唾液の交換か…」

禁書「っ?!」ビクッ

上条「ん?」

禁書「だ、唾液のの交換ってていきなり何言っているのとうま!?」

上条「……あ」

禁書「……/////」カァァァ

上条「……い、インデックス?」

禁書「と、とうまもそういう事気になるんだね…今まで気にしていた事なかったと思うのに」

上条「……確かにそうだけど…き、今日は、な…」

禁書「……あぅ…」カァァァ

上条「………」

禁書「………」

上条「………しゅ、シュークリーム食べるか?」

禁書「…う、うん」

禁書「………」ガサッ

上条(……インデックスもそういうのは気になるんだな…)

禁書「………っ…」パクン

上条(…………さっきカッコつけた手前がっつけないが、あー…)

禁書「……/////」モグモグ

上条「…ん?そういえば…」

禁書「ふぇ?」

上条「…さっき言ってたやつ、インデックスがあんな事した理由…もう1つってなんだ?」

禁書「?!」グチャ

上条「っておい、シュークリーム…」

禁書「と、とうまがいきなり言うから…!?」

上条「…顔までクリームだらけじゃねーか、何してんだよ…」

上条「ほら、ティッシュ」

禁書「…う、うん」フキフキ

上条「それで?なんだ?」

禁書「………い、言わないとだめ?」

上条「さっきも聞いたなそれ…そっか、同じ事だよな」

禁書「…うん」

上条「…ん、なら聞かない、一度聞かないって決めてた事だし」

禁書「……………」

上条「…シュークリーム無駄になったな、また買って来るか?」

禁書「ううん、大丈夫」

上条「…そっか」

禁書「…………」

上条「…………」

禁書「………とうまはそうやっていっつも曖昧なまま終らせるからだめなのかも」

上条「…ん?」

禁書「とうま、少し目を閉じて」

上条「……?ああ良いけど」スッ

禁書「とうま、とうまはね…優し過ぎなのかなって思う…自分の気持ちは二の次だから」

禁書「…それがとうまのいいところだよ?でもね?」

上条「………んっ…!?」ビクッ

禁書「……ん…」チュ

上条「…!?…っ?!」

禁書「……と、とうまも、わがままなぐらいが良いと思うかも…」

上条「な?!」ズササ

禁書「……////」カァァァ

上条「な、ななななななななななななにを!?」

禁書「とうまはこれくらいしないとわかってくれないから」

上条「いやちょっとまて、え?」

禁書「………修道女のわたしが教えに反するような事をしてまでとうまに伝えようとしてるんだよ?待たないかも」

上条「…え、いや、えぇ?」

禁書「……まさか、わたしがとうまに何をしたかわからないって言わないよね?」

上条「いや、その…き、キス…だよ、な?」

禁書「うん、誓いの口づけ」

上条「………ま、マジか…」

禁書「とうま、とうまは嫌かな?」

上条「そ、そんな事は…」

禁書「なら、とうまもわたしをどう思っているのか、隠さないで教えて?」

上条「……そ、そりゃ…なあ?」

禁書「…はっきり言って欲しいかも」

上条「………ぐ…」タジ

禁書「…とうま」

上条「………いや、その…」オロオロ

上条「………」

禁書「…とうま?」

上条「……は、ははは…インデックス…わかった、わかったよ」

禁書「……うん」ドキドキ

上条「………」キュ

禁書「あぅ!?」

上条「………ぶっちゃけると俺も我慢しきれなかったからな、悪い」

禁書「……とうま」

上条「…目、閉じてくれ…きちんと、自分からしたいから」

上条「………いくぞインデックス」

禁書「……う、うん」


ピンポーン

上条「…………」

禁書「…誰か来たかも」

上条「……居留守使おう、それが良い」

禁書「…いいのとうま?」

上条「いいから、今さら間に入られてたまるか」

ピンポーン

上条「………」イラッ

禁書「………」

ピンポーンピンポーン

上条「……無視無視」

禁書「…とうま」

上条「…よし、インデックス……」スッ

Prrrrr!

上条「…うがああああああああああなんなんだよ今度は電話か!?」

ピンポーン

禁書「……とうま、けーたいでんわーの文字はみさかって出てるんだよ」

上条「ああ?!なんであいつが……」

ドンドン

「おーい居るんでしょー?心配だから来てみたんだけどー!!おーい!!」ピンポーン

上条「………」

禁書「…とうま、出てあげなよ」

上条「不幸だ…」

ガチャ

美琴「あ、ようやくでた!!ねぇアンタさっきは一体どうしたのよ?何があったの?ねぇ?」

上条「帰れ」

バタン、カチリ

美琴「ちょ!?ねぇどうしたのよ?!ねーてばぁ!?」ドンドンピンポンピンポンピンポンドンドン

カチリ、ガチャ

上条「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!いいところで邪魔しやがって鬼畜かお前は!?!?」ウルウル

美琴「え?何?なんかしたの私?」タジッ

禁書「とうまとうま、そんなに怒ったらダメかも」

美琴「むっ」

上条「インデックス、いやでも…」

禁書「短髪がどうして来たのか知らないけれど…きっと純粋にとうまの事を心配して来たんだと思うんだよ」

上条「…なんで?」

美琴「…なんでって…さっきアンタの様子がおかしかったからよ!!ついさっきあったでしょ?」

上条「…あー、あれか」

上条「あれな、なんでもねーから、帰れ」

美琴「なんでもないのになんで泣いてんのよ、訳を言いなさい」

禁書「…とうま、泣いてたの?」

上条「気のせいです」

美琴「気のせいじゃないわよ、カッコつけてんじゃねーよ俺のバカーってのたうち回ってた癖に」

上条「」

禁書「…あ」

美琴「で?何をカッコつけてたって?よっぽど後悔するような事でしょ?」

上条「」

上条「」

禁書「…………」モジモジ

美琴「…なにこの妙な空気」

禁書「あのね、その…短髪が心配している事はもう解決してるんだよ」

美琴「そうなの?」

禁書「うん」

美琴「どんな事だったのよ?」

禁書「とうまが…その、わたしの事…」モジモジ

上条「インデックスさぁーん?!恥ずかしいからあんまり言わないようにね!?」

禁書「え、あ、うんごめんとうま」

美琴「え?え?」

美琴「ちょっと待った」

禁書「ふぇ?」

上条「ん?」

美琴「……あんた達…つ、つつつつつ付き合ってる訳じゃなかったわよね?」

禁書「うん」

上条「いままではそうだな」

美琴「いままでは?!今からは?!」

禁書「とうま…それ」

上条「付き合いもしないでそういう事する奴にはなりたくないからな、インデックスは嫌か?」

禁書「え……」

上条「…ムードもへったくれもないこんな場所で言うのはあれだけどさ、俺はお前とずっと一緒に居たい、居ないと嫌なんだ」

禁書「…う…」ジワッ

美琴「」

美琴「」

上条「…あー、つまりだな…これからもよろしくって事だ」

禁書「…う…うん」グシグシ

美琴「待ちなさいよちくしょう」

上条「ん?ああすまんお前居たんだった」

美琴「」グサッ

禁書「……ごめんかも短髪」

美琴「謝んないでマジで謝んないで凄い惨めだから」

上条「…で、なんだっけ?」

美琴「………………わ、私も………」ゴニョゴニョ

上条「ん?」

美琴「……ふぇぇぇ…」ウルウル

上条「…なんで泣くんだよ?」

禁書「………」

美琴「もういい、かえる…」トボトボ

バタン

上条「…なんだったんだあいつ?」

禁書「………とうまがふらふらしてたから悪いんだよ」

上条「…俺、あいつになんかしたっけ?」

禁書「……わたしからは何も言えないんだよ、どんな風に言っても相手の気持ちをないがしろにするような事しか言えないし」

上条「…んー?」

……後日

美琴「………はぁ」

黒子「お姉さま…最近元気がありませんわね…」

佐天「どうかしたんですか?」

初春「確かに最近ため息ばかりですね」

美琴「………ねぇ、みんな……」

黒子「なんですのお姉さま?」

美琴「………どうしても諦められない場合さ…無理矢理でも強行策でもなんでも駆使して略奪するのと、人間として女としての自尊心を全力でかなぐり捨てて土下座しながら二号にして下さいって頼むの…どっちが幸せかな?」ウルウル

佐天「え?」

初春「なんですかそれ」

黒子「」

美琴「どっちかな?」

佐天「え、いや、その…」

美琴「ねぇ?」

初春「そ、そんな事聞かれても…」オロオロ

美琴「……そうよね、はぁ…」

黒子「お姉さま、どちらもお勧めは出来ませんの」

美琴「…わかってるわよ、そんなの」

黒子「…ですのでわたくしの胸で存分にお泣きになって下さいまし!!さあ!!さあ!!」

美琴「……もう、それでもいいかな…黒子は私とずっと一緒に居てくれそうだし…」

黒子「…え?」キョトン

佐天「み、御坂さんが白井さんに傾いた!?ウソ!?」ガタッ

初春「い、異常事態です!!ど、どうしましょう!?」オロオロ

美琴「…もうどうでもいいや、はぁ…」グダー

黒子「……こ、これは戴けませんわね…」

………
禁書「とうまとうま!!」

上条「ん、なんだ?」

禁書「そろそろごはんかも?」

上条「そっか、なら準備しないとな」

禁書「わたしも手伝いたいかも」

上条「ん?どうしたいきなり?」

禁書「いろいろ出来るようになりたいから教えて欲しいんだよ」

上条「…そっか、なら一緒に作るかインデックス」ナデナデ

禁書「えへへ…うん!!」ニコリ

バタン!!

土御門「カミやん!!今すぐ逃げろ!!」

上条「っ!?なんだ!?」

禁書「え?」キョトン

土御門「禁書目録とそういう関係になった事が全世界に知れ渡った!!すぐに追っ手が来るぞ!!」

神裂「急いで下さい!!相手は無数で私でも対処しかねます!!」

上条「え?は?」

禁書「ふぇ?」

土御門「ぼさっとするな!!ぐずぐずしていると本当に拉致されるぞ!!」

上条「拉致って…インデックスをか!?」

神裂「違います!!貴方をですよ上条当麻!!」

上条「俺!?なんで!?」

土御門「お前がフラグばっかり立てて放置するからそのツケがきたんだよ!!見ろ、あれを!!」

上条「え?」

御坂妹「目標発見、これより強奪作戦を開始します、とミサカは妹達との連係行動を取りつつ接近します」

五和「……まだ間に合うまだ間に合う私だって私だって…!!」ブツブツ

建宮「女教皇様には悪いが今回は五和の味方するのよな…!!いくぞ天草式!!」

オオオオオオオオッッ!!!!

ステイル「…………とりあえずあれを焼くとにかく焼く」

レッサー「誰かの物になるって事態は看過できませんので強行策です、とりあえず奪っちゃえばなんとかなります!!」

バードウェイ「まだ利用価値が有るものをみすみす手放す趣味はない、つーか許さん」

一方「………めンどくせェ、勝手にやらせとけよ」

打ち止め「下位個体のミサカ達がアナタにどうしても協力してって頼んでるからってミサカはミサカはアナタにおねだりしてみる!!」

一方「………悪ィな上条、断れねェ」カチリ

黒子「これもお姉さまの為これもお姉さまの為…!!黒子ではお姉さまの力には…!!」ウルウル




上条「なんだコイツら…」

土御門「…誰の物でもないから均衡が保たれていた、崩れればこうもなる」

神裂「私の願いはこのような子の幸福です、とにかく今は逃げましょう上条当麻」

このような子の→×

この子の→○

上条「なんだよこれ、なんでこんな事に!?」

土御門「……嘆いてる暇はない、禁書目録と共に居たいならば急いで逃げろ」

神裂 「恐らくこの程度は序の口です、急いで下さい」

禁書「…と、とうま」オロオロ

上条「」





上条「…不幸だああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

おわれ

ラストに不満、だがなんか何故かこうなってしまった

せっかく自発の上インネタが枯渇してた所に見つけたスレなのにすまぬ、精進するわじゃーな

エロがみたい奴はss速報で酉検索しろ、来週には多分止まってるスレ再開するから

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom