巨人エレン「アアアアアア!!」ザクッ!ザクッ!(29)

ミカサ「エレン、そろそろ休憩にしよう」

巨人エレン「………」ピタッ





……ブチブチッ!

エレン「そうだな」

アルミン「………」ザクッ…ザクッ…

お婆さん「あの子達はよく働くねぇ…」

爺「そうじゃのう。わしらの分までやってくれるとはのう…」ズズッ

アルミン「…」ザクッ……ザクッ……

エレン「おーい、アルミンも休憩しようぜ!」

アルミン「あ、うん!」

ーーー
ーー


エレン「今年もたくさん実るといいな」

ミカサ「エレンが一生懸命頑張ってるから、きっとたくさん実るはず」

アルミン「………」ズズッ






アルミン(……お茶が美味しい…)



エレン「……みんな元気にしてんのかな?」

ミカサ「きっと元気にしてる。だから、私達は私達にできることを一生懸命やろう」

エレン「おう!」

アルミン「ふぅ…」

アルミン「……そういえばさ…」

エレン「ん?」

ミカサ「なに?」



アルミン「僕たち………なんで開拓地にいるんだっけ?」





エレン「…?俺が巨人化出来るからに決まってんだろ?」

ミカサ「エレンがいれば、人類の食料問題はきっと解決できる。…そう言ったのはアルミン、あなたのはず」

アルミン「……そういえばそうだったね」ズズッ

アルミン(外の世界に行く!とか…巨人を駆逐してやる!…とか言ってたエレンは……一体どこに…)

巨人エレンはでかいクワでも使ってたのだろうか…

>>5

手があるじゃないか手が

ミカサ「……エレン」

エレン「ん?」

ミカサ「…実は…今日は大事な話がある…」


エレン「……なんだよ?」









ミカサ「子供ができた」

アルミン「ぶふぅっ!!?あっつ!!?あっつい!!」


エレン「………まじか?」

ミカサ「…」コク

エレン「……一応聞くけど……俺の子……だよ…な?」

ミカサ「当たり前…」

エレン「だ、だよな……そうだよな…」

アルミン「けほっ!!げほっ!!ふ、二人とも!…い、一体いつの間に…!?」

ミカサ「……内緒…」



エレン「そっか……俺が…父親……か…」



ミカサ「………エレン…?」

エレン「………」

ミカサ「嫌…だった…?」

エレン「…った…」

ミカサ「…え?」

エレン「やった!よくやった!!」ダキッ

ミカサ「え?え?」

エレン「俺、父親になるんだよな!?すげぇ!最高だ!!」

ミカサ「…………」

エレン「…やった…っ…ああくそっ!涙出てきた…」





ミカサ「…ぅ…」

エレン「…ミカサ?」

ミカサ「……ぅ…ひくっ…」

エレン「!?な、なに泣いてんだよミカサ!?」

ミカサ「…不安だった…もしかしたら、嫌だと思われるかもって…」

エレン「………」

ミカサ「まだいろいろ忙しくて大変なのに……だから…言うのが怖くて…」

エレン「…バカだな。お前と俺の子だ。一人で背負うなよ」

ミカサ「…エレン……エレン…!」

エレン「二人で…きっと幸せに育てような?絶対可愛いぞ~!なんたって、ミカサは美人だしな」

ミカサ「エレンも…カッコイイ…」

エレン「おう!ありがとな」




アルミン「………ふぅ…」

エレン「…元気に生まれてこいよ…待ってるからな」

ミカサ「まだ、少し気が早い…」

エレン「名前…なんて付けるかな?…俺とミカサから一文字ずつ……安易すぎるか?あ、アルミンに付けてもらうってのもいいな!」

アルミン「えぇっ!?ぼ、ぼくが!?」

エレン「ああ。ミカサもいいと思うだろ?」

ミカサ「……ふふっ…」





エレン「ミカサ…アルミン。」

アルミン「?」

ミカサ「…」

エレン「…傍にいてくれて…ありがとう」



アルミン「…こちらこそ」

ミカサ「ありがとう…エレン」

ーーー
ーー


女型「………」ドッドッドッ

「ヤツは壁を越える気だぞ!」

「ここを逃せば人類の敗北だ!!」

「……おい…あれは…!!」


「農地だ!!」



ガリッ!!



巨人エレン「アアアアアアァ!!!」

女型「」ビクッ!?

「エレンだ……農地の巨人だ!!」

女型「………」

巨人エレン「アアアアアアァァ」



エレン(アニ…まさかお前が巨人だったなんてな。……そういや…お前は…いつも周りがバカに見えて仕方がないって顔してたな…いつもつまんなそうにしてた)

女神「………」ググッ

エレン(そんなお前が生き生きしてる時がある。畑を耕してる時だ)



女神「!?」

エレン(あ…あと、格闘術も、父親に強いられた下らない遊び事だとか言ってたけど…オレにはお前がそう思っているようには見えなかった…)

巨人エレン「………」グググ
エレン(お前は…嘘をつくのがヘタな奴だと……)

女神「!?!?」

エレン(オレはそう思っていた…)

「なんだありゃ!?エレンがなんか持って…」

「………あれは……まさか!!」



「クワだ!!!でかいクワだ!!!!!」

アルミン「そう、人類領地内の広大な荒れ地を耕す為に極秘に作られていた…エレン専用の…た だ の ク ワ です」

「ア、アルミン!!」



巨人エレン「………」ヒュッ!

エレン(なぁ…アニ)

女型「ッ!」ダッ!

エレン(お前……何のために……戦っ…)

女神「………」ズザザザザ!!

巨人エレン「アアァ?」

アルミン「あ…」

「ああっ!?畑が!作物が!!!」

ちょ、察しろ。

訂正するからな!!

「エレンだ……農地の巨人だ!!」

女型「………」

巨人エレン「アアアアアアァァ」



エレン(アニ…まさかお前が巨人だったなんてな。……そういや…お前は…いつも周りがバカに見えて仕方がないって顔してたな…いつもつまんなそうにしてた)

女型「………」ググッ

エレン(そんなお前が生き生きしてる時がある。畑を耕してる時だ)



女型「!?」

エレン(あ…あと、格闘術も、父親に強いられた下らない遊び事だとか言ってたけど…オレにはお前がそう思っているようには見えなかった…)

巨人エレン「………」グググ
エレン(お前は…嘘をつくのがヘタな奴だと……)

女型「!?!?」

エレン(オレはそう思っていた…)

「なんだありゃ!?エレンがなんか持って…」

「………あれは……まさか!!」



「クワだ!!!でかいクワだ!!!!!」

アルミン「そう、人類領地内の広大な荒れ地を耕す為に極秘に作られていた…エレン専用の…た だ の ク ワ です」

「ア、アルミン!!」



巨人エレン「………」ヒュッ!

エレン(なぁ…アニ)

女型「ッ!」ダッ!

エレン(お前……何のために……戦っ…)

女型「………」ズザザザザ!!

巨人エレン「アアァ?」

アルミン「あ…」

「ああっ!?畑が!作物が!!!」

ミスったし今日はここまでやのう

まあ、ネタスレだし、もう終わるから

>>25
すまぬ…すまぬ……
女型と女神が混在してたからアレ?って思ったんだ……

>>26

いや、こっちが悪いだろ!気にしないでください!

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