エレン「戦慄の旧調査兵団本部」(592)

〜夜、旧調査兵団本部地下〜



エレン「…zzんが」ドサ


エレン「…いてて…」

エレン「…また落ちたのか」



エレン「…トイレトイレ」






エレン「はあ…」ジョボボボボボ





エレン「…ん?」





エレン「!?」







便器の中「〈●〉」









エレン「ぎゃあああああああああああああああああああああああ」




オルオ「おいうるせえぞガキ!!なんだこんな夜中に!!」



エレン「おおおおオルオさん…便器の中に…」




オルオ「はあ?便器だあ?わけわかんねえこと言ってんじゃねえぞクソガキ」




エレン「ちょっとこっち来てもらえばわかりますって!」


オルオ「なんでこの俺が青臭いガキなんぞの言うこときかなけりゃなんねえんだ?」


エレン「おおおおお願いしますよ…」



オルオ「たくなんなんだ一体…」






オルオ「なんもねえじゃねえか」



エレン「え?」



オルオ「…たく人騒がせなガキだ、この俺の貴重な睡眠時間邪魔しやがって」


エレン「…すみませんでした」



オルオ「…これだからガキは…」ブツブツ


エレン(…あれ〜?)

エレン(さっき見たときはいたはずなんだけど…)

エレン(俺が寝ぼけてただけか)


エレン(そうだよなそんなのいるわけ…)



天井「〈●〉〈●〉」





エレン「ぎゃあああああああああああああああああああああ」

ギャアアアアアアアアアアアアアアア




ペトラ「…もう…さっきから何?」ムクリ


ペトラ「今何時だと思ってるの?」


ペトラ「ここは先輩として注意しなきゃ」



ペトラ「いくら可愛い子供と言っても限度があるわ」ガチャ



リヴァイ「……」

ペトラ「へ…兵長?」

リヴァイ「ああ…ペトラか」

ペトラ「…は!!」

ペトラ(兵長に寝間着見られた!!)

ペトラ(うっわすっごいはずい!!どうしよ!!)

ペトラ(髪ボサボサじゃないかな?大丈夫かな?)

ペトラ(お肌とか気にならないかな?私まだ若いはず)

リヴァイ「おい」

ペトラ(…若い…わよね?)

リヴァイ「おいペトラ」

ペトラ「ひゃい!!」

リヴァイ「さっさとしろ、行くのか行かねえのか」

ペトラ「は、はい!!行きます行かせてください!!」

リヴァイ「うるせえ今何時だと思ってやがる」

ペトラ「も、申し訳ございません!」

リヴァイ「…行くぞ」

ペトラ「ひゃ…はい」

〜地下〜




リヴァイ「おいエレン、さっきの大声は…」





オルオ「てめえは俺になんか恨みd」ガチ

オルオ「!?」ブシャー

エレン(正座)「オルオさあああああああああああああああああああん」

オルオ「だから大声出すんじゃねえ!!」


ペトラ「いやオルオも大概でしょ」


オルオ「なんだペトラ俺が心配になって様s ペトラ「いやそれは無いから」

オルオ「……フ…」


リヴァイ「エレン」

エレン「は…はい」

リヴァイ「さっきの大声はなんのつもりだ?説明しろ」

エレン「そ…それが…」



説明中


オルオ「そんなものいるわけないって言ってるんですがね」

リヴァイ「……」

ペトラ「兵長?」




リヴァイ「そんなもんいるわけねえだろ、寝ぼけてんじゃねえ」

エレン「す…すみませんでした」

リヴァイ「たく…人騒がせなガキだな、行くぞ」

オルオ「は、はい!」

ペトラ「はい、兵長」




エレン「……」

エレン(どうしよう…怖くて眠れなくなってきた)




ペトラ「…?」

ペトラ「あ…あの兵長!」


リヴァイ「なんだ?」


ペトラ「私…ちょっと残ってみます」

ペトラ「今エレンを一人にするとまた叫ぶ可能性もあるんで」



リヴァイ「…好きにしろ」

オルオ「おいペトラ、あのクソガキの言うことをs リヴァイ「さっさと行くぞオルオ」

オルオ「は、はい」




エレン(そうだ!!目を瞑ってれば)

エレン(これならあの変なのも見なくて済む、俺天才!!)

エレン「ってコニーか!!バカ!!」


ペトラ「さっきから何一人でブツブツ言ってるの?」


エレン「ぺ…ペトラさん!?」

ペトラ「しーっ!今何時だと思ってるの?」

エレン「すみません」

ペトラ「また大きい声だされちゃたまらないし見張りよ」

エレン「ぺ…ペトラさああああああああああん」ポロポロ

ペトラ「だから声大きいよ」

エレン「すみません」


ペトラ「で、さっき見たその…」

エレン「ああ…それですか?確か…」





壁「〈●〉〈●〉」




エレン「そうそうあんな感じの…」

ペトラ「……」

エレン「……」

ペトラ「……」

エレン「……」




エレン「いぇああああああああああああああああああああああああああ」

ペトラ「きゃあああああああああああああああああああああああああああ」

エレン「うわああああああああああああああああああああああああああ」

ペトラ「いやあああああああああああああああああああああああああ」チョロ


エレン「チョロ?」


ペトラ(あ、やばいちびった)


ペトラ「え…エレン!!今すぐ逃げて!!」

エレン「ええ!?でもペトラさんが…」

ペトラ「早く!!私のことはいいから!!」

ペトラ(決壊しそう…)プルプル



エレン「そんな!!ペトラさんを置いていけないです!!」

ペトラ「いいえ!!これは上司の命令よ!!」プルプル

エレン「でも壁に目が!!やばいですって!!」

ペトラ「今あれを私に見せないで!!」プルプル

エレン「でも俺どうしたら…」

ペトラ「だから逃げるのよ!!」プルプル

エレン「ペトラさんを置いてなんて!!」

ペトラ「ああああああああもう!!さっさと行け!!」プルプル

ペトラ(も…もう限界…)プルプル

エレン「ごめんなさいペトラさん!!」ダッ







ペトラ「あ…もうだめ…」チョロロロロロロ


ペトラ「あ〜…もうなんかどうでもいい…」チョロロロロロロ

ペトラ「エレンに見られなかったのが救いね」チョロロロロロロ


ペトラ「いつの間にかあれも見えなくなったし」チョロロロロロロ


ペトラ「…エレンの下着借りよっと、ごめんねエレン」トボトボ





リヴァイ「…たくあれほど大声出すんじゃねえって言っただろうが」

リヴァイ「こいつは躾が必要なようだな」

リヴァイ「おいオルオ、もっかいガキの部屋に行くぞ」








リヴァイ「…おい…オルオどこだ?」





エレン「はあ…はあ…」


エレン「ペトラさん…必ず助けに行きます」

エレン「ここは正直にリヴァイ兵長に」



エルド「ん?エレンこんな時間に何うろついてるんだ?」


エレン「え…エルドさああああああああああああああああああん」


エルド「ちょ…声デカい」

エレン「ペトラさんが…ペトラさんが…」ポロポロ


エルド「…ペトラがどうかしたのか?」





エルド「な、なんだってー?」

エレン「…なんか信じてないって顔ですね」

エルド「いやそんなことは無い、と思う」

エレン「なんですかそれ?」

エルド「いやなんというか…そんな…なあ」

エレン「?」

エルド「信じろって言うのも難しいだろ」

エレン「…じゃあ一緒に来てくださいよ百聞は一口に敷かずとかいうじゃないですか」

エルド「一見に如かずな」

エレン「とにかく来てくださいペトラさんがやばいんです」グイグイ

エルド「ちょ!!パジャマ破けちゃう!!」





リヴァイ「…クソが…」






リヴァイ「……」

〜グンタの部屋〜




グンタ「…ぐぉおおおおおおおおおおおおお…zzzz」


グンタ「ぐぉおおおおんが…」


グンタ「……」プルプル


グンタ「……」プルプル


グンタ「んが!!」ガバ


グンタ「…?」


グンタ「気のせいか…?今なんかに鼻つままれてたような…」





ペトラ(うぅ…なんか男物の下着って違和感ある…)


ペトラ(臭いとか大丈夫かな?ついでにエレンのパジャマ(替え)も借りちゃったけど…)ブカブカ

ペトラ「…とにかくばれない様に外に出てどこかばれないところでこれ干さないと…」



ペトラ(はあ…大人になってこれは恥ずかしい…)



ペトラ「ん?なんか外に影…?」

ペトラ「…よし朝に洗って干そう」





エルド「しかし明日も訓練だ、あまり夜更かしも」

エレン「ペトラさんの命と比べられませんよ」

エルド「そんな大袈裟な…」

エレン「とにかく行きますよ!」


エルド「俺一応上司なんだけどな」





エレン「ペトラさん…無事でしょうか…」

エルド「いや俺知らんし」

エレン「……」






エレン「ん?あれは…?」

エレン「リヴァイ兵長!!」






リヴァイ「…耳障りだ…声落とせ」

エレン「す…すみません」

リヴァイ「…で?…こんなところで何してやがる」

エレン「…そ…それが…」





リヴァイ「何?ペトラが?」

エレン「は、はい」


リヴァイ「…そうか…」



リヴァイ「エレン」

エレン「はい」

リヴァイ「…さっさと行くぞ」

エレン「はい!(やべえ兵長やっぱかっこいい)」




エレン「ん?」



エレン「兵長?」


リヴァイ「なんだ?」


エレン「な…なんで俺の服をつまんでるのでしょうか?」


リヴァイ「はあ?何言ってんだお前」

エレン「い…いやでも確かに」


リヴァイ「お前の服が俺の手を掴んでるんだ」


エレン「…はい?」

リヴァイ「チッ…さっさと離しやがれ」


エレン「いや言ってる意味わかりませんって」グググ






エレン(は…離れない…)グググ

リヴァイ「きたねえ手で触んじゃねえ」ゲシ




エレン「え?え?」ヒリヒリ



リヴァイ「…さっさと行くぞタコ」





エレン「あ…あの…」



リヴァイ「今度はなんだ?」


エレン「俺さっきまでエルドさんと一緒にいたんですよ」

リヴァイ「はあ?」

エレン「いましたよね?兵長と会った時」


リヴァイ「いやいなかった」


エレン「……」

リヴァイ「……」

エレン「それでいつ離していただけるのでしょうか?」

リヴァイ「お前の服が離さない限り無理だ」

エレン「……」

ちょっときゅうけいします

ageしんこうにしたほうがいいですかね?

すごいすれながれやすいですね

というわけでageしんこうでさいかいします

こにぃか……?

〜地下〜



エレン「着きました」

リヴァイ(なんか臭うな…)



ペトラ「あ」




エレン「…ペトラさん?」



ペトラ「な…ななななんで戻ってきたの!?」

エレン「いや俺の部屋ですし」

ペトラ「!?」


エレン「それよりも…」


ペトラ「あ…あぁ…あ…」


エレン「なんで俺のパジャマ着てるんですか?」


リヴァイ「ペトラ…まさかお前m ペトラ「へえええええええちょおおおおおおおおお!!?」

ペトラ「なんで兵長まで!!?」

リヴァイ「…声抑えろ」

ペトラ「も…申し訳ありません」

エレン「え?も…?」

リヴァイ「…いやなんでもねえ」

ペトラ「それよりも兵長?」

リヴァイ「なんだ?」

ペトラ「なんでエレンの服つまんでるんですか?」

リヴァイ「……」

リヴァイ「ペトラ…お前は今寝ぼけてるんだ」

ペトラ「え?でも服つまんで…」

リヴァイ「実はペトラは初陣d ペトラ「わああああああああああああああああああああああああああああ」


リヴァイ「チッ…うるせーな…」

ペトラ「言っていいことと悪いことがありますよ!」


リヴァイ「…反省してまーす」


エレン「?」


ペトラ「それよりもどうして兵長までここに?」

エレン「ああそれは俺が頼んだんです」


ペトラ「は?」


エレン「ペトラさんがあれに襲われてると思って」

リヴァイ「そういやあれってなんだ?」

エレン「あれですか?説明難しいんですが…」



床「〈●〉〈●〉」

エレン「こんな感じの…」


ペトラ「……」

リヴァイ「……」

エレン「……」

ペトラ「……」

リヴァイ「……」

エレン「……」


ペトラ「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああ」

エレン「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああ」

リヴァイ「……」








ペトラ「いやあああああああああああああああああああああああああああああああ」ダッ

エレン「うわあああああああああああああああああああああああああああああああ」ダッ

リヴァイ「チッ」ダッ





床「〈● 〉〈● 〉」








ペトラ「はあ…はあ…」

エレン「…はあ…はあ…」

ペトラ「ほんと……なんなの…あれ…」

エレン「お…俺にも…わかりません…」


リヴァイ「お前らこのくらいでぎゃあぎゃあ騒いでたのか?」



エレン「…すみません」

ペトラ「…すみません」



リヴァイ「…たく情けねえな」グイ

エレン「?」

ペトラ「え?」

エレン「…あの…兵長?」

リヴァイ「なんだ?」




エレン「なんで俺の腕を組んでるんでしょうか?」



リヴァイ「……」

リヴァイ「は?お前馬鹿か?」


エレン「え?」

リヴァイ「お前が腕を組んでるんだろうが」

ペトラ「え?でも兵長が…」

リヴァイ「お前が実はショt ペトラ「はい黙ります申し訳ございません」



リヴァイ「チッ…さっさと離しやがれ」

エレン「言われなくても…」グググ


リヴァイ「きたねえ手で触んじゃねえ」ゴス



エレン「お?お?」プルプル



ペトラ(人類最強の兵長がすごいことに…)



エレン「ん?ん?」


ペトラ(エレンが目に見えてわかるように混乱してる)


リヴァイ「これからどうすんだ?」

ペトラ「え?こういう時に兵長が指示を…」

リヴァイ「エレン、てめえがやってみろ」

エレン「え?俺ですか!?」

リヴァイ「さっさとしろ」

ペトラ(エレン泣きそう)

エレン「と…とりあえずエルドさんを探しに行きませんか?」


リヴァイ「……」

エレン「え…えっと…」ガクガク

リヴァイ「お前にしちゃ中々の判断だ」

ペトラ(え?それでいいの?)


リヴァイ「それと人の腕組んで震えるんじゃねえ」

エレン「え?組んだのはへいtyごふ!!」ゴス

エレン「…はい申し訳ありません」プルプル



リヴァイ「さっさと行くぞ」

エレン、ペトラ「…はい」



リヴァイ「エルドがどこにいるのか目星はついてんのか?」

エレン「…いえ全く」

リヴァイ「…チッ」

エレン「……」

ペトラ(ていうか私も怖いんだけど腕組んでいいかな?)


エレン「…?」

リヴァイ「どうした?エレン」

エレン「あそこに影が…」

影「」モゾモゾ



リヴァイ「…なんだあれは?」

エレン「俺が訊きたいです」

ペトラ「…なにあれ…」



影「もがああああああああああああああああああああああああ」




ペトラ「きゃあああああああああああああああああああああああああああ」

エレン「頭がカリフラワああああああああああああああああああああああああああああああ」

リヴァイ「チッ」ググ

エレン「あ…しまってr…」



影「もがああああああああああああああああああああああああ」ダダダダダ

ペトラ「いやあああああああああああああああああああああああああ」ゲシ

影「もがあああああああああああああああああああああああ」ダダダダダ








ペトラ「…逃げてった…?」



リヴァイ「チッチッ…」グググ


エレン「」ブクブク



ペトラ「ちょ!!兵長!!エレン泡吹いてます!!」






エレン「駆逐!!」ガバ


ペトラ「へ?」

エレン「あれ?俺は…」

ペトラ「エレン、大丈夫?どこか痛いところとかない?」

エレン「あ…大丈夫です(首が痛いけど…)

リヴァイ「情けねーな」

エレン「…え?」

リヴァイ「あの程度のものを見て気絶するなんてな」

ペトラ(いえ兵長が人類最強の絞め技を披露したからですエレンでなければ死んでると思います)


エレン「あの…兵長?」

リヴァイ「なんだ?」

エレン「なんで手を絡むように繋いでるんでしょうか?」

リヴァイ「は?今度は何だ?」

リヴァイ「これはお前が繋いだんだろうが」

エレン「え?それじゃあ離しますね」グググ

リヴァイ「さっさと離しやがれ」グググ


エレン「兵長言ってることとやってること矛盾してまいてててててててて!!」


ペトラ(わ…私もやってみようかなあの繋ぎ方)

ペトラ「あの…兵長!!」

リヴァイ「なんだ?」グググ

エレン「潰れる…手が…」

ペトラ「さっきの化け物ですが…」

リヴァイ「…お前何か知ってるのか?」グググ

エレン「あ…折れてます」バキゴキメキ

ペトラ「いえ…でもどこかで見たような頭でした」

リヴァイ「確かにカリフラワーみたいな頭してたな」グググ

エレン「巨人化しますよ、しちゃいますよ」ゴキメキグシャ

ペトラ「…ツーブロックでカリフラワー…ですか…」


リヴァイ「…だれだ?ツーブロックなんざいっぱいいるが…」

ペトラ「…誰なんでしょう」



エレン「あ〜…やっと力抜いてました…」

エレン(でも離そうとするとあの二の舞に)



ペトラ「あ、そういえば」

リヴァイ「どうした?」

ペトラ「私どさくさに紛れて蹴っちゃったんですが…」

リヴァイ「…えーんがちょ」

エレン「へ!?」

リヴァイ「なんでもねえ」

ペトラ「たぶんですが舌噛んでました」

リヴァイ「…?」

エレン「舌ですか…?」

ペトラ「…でも誰なんでしょう…」

リヴァイ「…さっぱりわからねえ」

エレン「……」

エレン(たぶんだけど…本来はそこまでカリフラワーじゃないはず…)

エレン(寝ぐせと暴れたせいでなったんじゃないか?)

エレン(だとするとさっきのは…)


リヴァイ「エレン」

エレン「は、はい!」

リヴァイ「さっきから考え込んで何してやがる」

ペトラ「大丈夫?」

エレン「いえ…なんでもないです」


エレン(でもその人はさっき会ったはず…)

エレン(となると犯人は複数?)

エレン(お化けが複数?)

エレン「……」ガタガタ

リヴァイ「おい人の手つないで震えるんじゃねえ」

ペトラ「と、とにかくここで考えてても仕方ないですね」

ペトラ「エルド探しにいきましょう!」

エレン「そ、そうですね」

リヴァイ「……」



ペトラ「次はどこに行きましょうか?ん?」


壁「〈●〉〈●〉」



エレン「……」

リヴァイ「……」

ペトラ「……」




ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ







エレン「…はあ…はあ…」


エレン「ん?あれ?」











エレン「逸れた…?」







ペトラ「なんなの…?もう…」




ペトラ「エレン…だいじょうb…」




ペトラ「…エレン?…兵長…?」





リヴァイ「…あいつがなんなのか全くわからねえが」

リヴァイ「お前らもすぐ逃げるんじゃねえって…」





リヴァイ「……」





リヴァイ「どこだエレン、ペトラ」


リヴァイ「…チッ」

とりあえずここまで

PCのちょうしがおかしい

>>43あとおれはこにーじゃねえぞ
まえにきんにくのやつとかかいてたけど

ではまたあさ、おそくてもひるに

なんかおそろしいゆめをみた

さいかいします

〜エレンside〜




エレン「え?ちょっと待ってくださいよ」



エレン「兵長?ペトラさん?」


エレン「いや兵長はいいか…」



エレン「ペトラさん?ペトラさんどこですか?」


エレン「…え〜…」


エレン「ちょマジやばいですって…」





エレン「…エルドさんごめんなさい」

エレン「先にペトラさんを探そう」

〜倉庫〜





エレン「ペトラさ〜ん?」


エレン「…ここにもいないか」

エレン「…ていうか明かりつければいいんじゃね?」




エレン「えっと火は…」




エレン「明かりが…無いだと…?」






エレン「明かり切らしたんだきっとそうだ」


エレン「他の場所に行けばきっとある」



エレン「そうと決まればこんなところに用はない!」


エレン「一旦戻ろ!」バン




仮面大男「……」

エレン「……」

エレン(あ、これアルミンが見せてくれた本で見た)

エレン(確か名前は…)








エレン「ジェイソンだああああああああああああああああああああああああああああ」

仮面大男「……」ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイン





エレン「いやあああああああああああああああああああああああああああ」

〜ペトラside〜




ペトラ「エレン?どこ?」



ペトラ「兵長?は一人でなんとかできそうよね」



ペトラ「…うぅ…夜の古城がこんなに怖いなんて…」



ペトラ「ん?あれは…」





ペトラ「グンタ!!」



グンタ「ペトラ?こんなところでなにやってんだ?」


ペトラ「それはこっちの台詞よ!でも助かった…」

グンタ「?」

ペトラ「実は…」



グンタ「…エレンと兵長が…?」


ペトラ「そうなの、探すの手伝ってほしいんだけど」

グンタ「エレンはともかく兵長は大丈夫だろ」

ペトラ「私もそう思うんだけど…」





グンタ「とりあえずエレンを探しにいこう」

ペトラ「ありがとう、助かるわ」

〜倉庫〜




ペトラ「とにかくエレンが行きそうなところを探してみたけど…」

グンタ「なんだよこの荒れようは…」

ペトラ「それに道中明かりが何一つ無いってどういうことよ…」


グンタ「…ん?」


グンタ「これは…?」

ペトラ「どうしたの?」

ペトラ「!!これエレンの?」

エレンの鍵を見つけた!

グンタ「これ相当大事なものじゃねえのか?」

ペトラ「エルヴィン団長からそう聞いてる…でも」


グンタ「それを手放す程に動揺した状況…てことか?」


ペトラ「確かにエレンはこの場所に来ていた、それもほんの少し前」

グンタ「数分前だったら気づいてここに取に来るはずだしな」

ペトラ「つまりここで待ってればエレンが戻ってくる可能性はある」

グンタ「…ちょっと待つか」

ペトラ「そう…ね?」


青白大男「……」

ペトラ「……」

ペトラ(え?なにこれ?誰?)

ペトラ(青白い大男が?青白い?)

ペトラ(人…じゃない…?)

グンタ「ペトラ!!逃げろ!!」

ペトラ「きゃああああああああああああああああああああああああああ」


青白大男「……」ニコ



グンタ「クソ!!」ガシ








ペトラ「もういやああああああああああああああああああああああああああああ」ジョロロロロロ


グンタ「ちょ!!抱えられながら漏らすな!!」




青白大男「……」

〜リヴァイside〜



リヴァイ「……」



狼男「……」


リヴァイ「……」


狼男「……」



リヴァイ(動けよ)

〜エレンside〜




エレン「はあ…はあ…」

エレン「なんとか…撒いたか…」

エレン(でもこれで確信した)

エレン(犯人は…お化けは…複数だ)


エレン「…駆逐してやる…」

エレン「この世から…あの世に…一匹残らず…」

きゅうけいします

ほんらいくちくっていうのはおいだすっていみもあるそうです
えれんがどういうつかいかたしてるかわかりませんが

さいかしします




エレン「ん?あれ?」


エレン「…鍵がない!?」


エレン「くそ!!どこに…」


エレン「!」



エレン「まさか…倉庫に…」



エレン「戻るしかないか…」

〜ペトラside〜




ペトラ「見ないでよ!!絶対見ないでよ!!」


グンタ「…それはフリか?」


ペトラ「違う!!」


グンタ「…冗談はさておきさっさと着替えろ」


ペトラ「…着替え…無い…」

グンタ「…だよな…」

ペトラ「…グンタ」

グンタ「ん?」

ペトラ「私の部屋までついてきてもらっていい?」

グンタ「…誘ってんのか?」

ペトラ「違う!!」

〜リヴァイside〜



影「もがもが」


リヴァイ「……」


リヴァイ(いやがったツーブロックカリフラワー…)


リヴァイ「ふん!!」ゲシ


影「もが!!」




リヴァイ「…てめえ…何やってやがる…」






リヴァイ「オルオ」




オルオ「違うんです兵長!!これにはわけが!!」




リヴァイ「つまりてめえは何者かにつかまって」


リヴァイ「袋を被せられたと」


オルオ「はい」ボロボロ


リヴァイ「じゃあなんで暴れた」


オルオ「じ…自分閉所恐怖症でして…」ボロボロ


リヴァイ「…情けねーな」

オルオ「…全く持ってその通りです」

リヴァイ「で?誰にやられたかわからねえのか?」


オルオ「はい…随分と急だったもので」

リヴァイ「…そのカリフラワーはイメチェンか?」

オルオ「いえ…寝ぐせです」


リヴァイ「…たく…さっさと行くぞ」


オルオ「ど…どこに?」


リヴァイ「エレンとペトラを探しにだ」

オルオ「は、はいそうですね探しにいきましょう!」


リヴァイ「じゃねえといつ出てくるか…」


顔半分の男「……」


リヴァイ「…さて…行くか」

〜エレンside〜




エレン「駆逐してやる駆逐してやる…」ブツブツ


エレン「…と駄目だ駄目だ…」


エレン「でも奴らをどうやって…」


エレン「…とにかく今は鍵を…」

〜倉庫〜




エレン「ない!!」



エレン「鍵が…無い!!」


エレン「まさか…奴らの目的は…」


エレン「ということは…奴らは巨人?」


エレン「くそ…巨人共め…許さねえ…」




エレン「なんとしてでもあれだけは取り返さねえと」


エレン「……」


エレン「畜生」


エレン「やること多過ぎて頭パンクしてきた」


エレン「とりあえずメモを…」

・巨人を駆逐
・お化けも駆逐
・鍵を探す
・ペトラさんの救出
・エルドさんの捜索
・カリフラワーの正体をつかむ


エレン「ほんとになんだよこれ…?」

エレン「とりあえず優先順位をまとめると…」

・巨人の駆逐
・鍵を探す
・ペトラさんの救出
・エルドさんの捜索
・お化け退治
・カリフラワーの正体をつかむ



エレン「よし!これだ!」

〜ペトラside〜



ペトラ「はぁ…」

ペトラ(一晩で二回も…死にたい)

ペトラ「もうなんなのよ…」


グンタ『ペトラ、着替えたか?』


ペトラ「うん、待たせてごめん、今出る」


グンタ『気にすんな、ただもう漏らすなよ』


ペトラ「ううううるさい!!」


グンタ『それだけ元気があればd…ん?』

グンタ『!?』



ペトラ「グンタ!?」ガチャ






ペトラ「…グンタ?」




ペトラ「どこぉ…?」グス

〜リヴァイside〜




オルオ「さっきなんか変なのいませんでした!?」

リヴァイ「気のせいだ」

オルオ「いやでも確かに リヴァイ「削ぐか」

オルオ「申し訳ございません黙ります」

リヴァイ「……」

オルオ「……」


リヴァイ「……」

オルオ「……」

リヴァイ「おい」

オルオ「……」

リヴァイ「なんか喋れ」

オルオ「!?」




オルオ「そ…そういえば新兵とペトラどこにいるんでしょうね?」

リヴァイ「知らん」

オルオ「そ…そうですか…」


リヴァイ「……」

オルオ「……」

リヴァイ「……」

オルオ「…食堂とかどうでしょう?広いですし」

リヴァイ「……」

オルオ「…すみません駄目ですね」

リヴァイ「食堂行くぞ」

オルオ「は、はい!」

〜食堂〜




リヴァイ「…オルオ」

オルオ「はい」

リヴァイ「いねえじゃねえか」

オルオ「…すみません」

リヴァイ「…埃の具合からして誰も来てねえようだ汚ねーな」

オルオ「そ…そうですか」

リヴァイ「早速取り掛かるぞ」

オルオ「い、今ですか!?」

リヴァイ「なんか文句あるか?」

オルオ「…いえ」

〜数分後〜

キラキラ

リヴァイ「ふん…」

オルオ(な…なんでこんな時間に…)

リヴァイ「じゃあ気を取り直してペトラとエレンを探しにいくぞ」

オルオ「は、はい」





オルオ「そういえば…」

リヴァイ「なんだ?」

オルオ「兵長はどうして逸れたんですか?」

リヴァイ「……」

リヴァイ「俺が逸れたんじゃない、あいつらが逃げ出したんだ」

オルオ「そ、そうですよね!!」

リヴァイ「大体な…」


天井「〈●〉〈●〉」


リヴァイ「あの程度のもんを見たくらいで」

オルオ「ですよね!!」

リヴァイ「……」

オルオ「……」






オルオ「ちょ!!兵長速!!さすが兵長!!」

オルオ「って感心してる場合じゃねえ!!」



オルオ「待ってくださいへいちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ダダダダダ

〜エレンside〜




エレン「くそ…巨人が一匹いやしねえ…」

エレン「鍵も見つからないし…」

エレン「…やっぱ先にペトラさんに…いやいや」

エレン「優先順位を簡単に変えたら決めた意味がねえ」


エレン「でも…」


エレン「なんで俺ペトラさんの部屋の前にいるんだろう?」

エレン「…ノックしてみよう」

コンコン

エレン「こんばんはエレン・イェーガーです」

エレン「……」

エレン「…いるわけないか…」

ガチャ

エレン「!?」


ペトラ「……」

エレン「ペトラさん?って」

エレン「目…真っ赤ですよ」

ペトラ「……もうやだ」

エレン「え?」

ペトラ「グンタが消えた」

エレン「へ?グンタさん?」

ペトラ「さっきまで一緒にいたのに…」

エレン(…エルドさんと一緒だ…)



エレン「…俺探してきます」

ペトラ「!?」

エレン「ペトラさんは部屋で待っててください」

ペトラ「え…エレン?」

エレン「俺が必ずエルドさんとグンタさんを探してきます!!」

エレン「部屋の中ならたぶん安全です!なのでここで待っててください!」

エレン「では!」

ペトラ「待って!!」ガシ

エレン「!?」



エレン「…ペトラさん?」

ペトラ「…一人に…しないで」ブルブル

エレン(ペトラさん…震えてる…)

ペトラ「お願い…」ブルブル

エレン「…俺は二人を探しにいきます」

ペトラ「……」ブルブル

エレン「…たぶんここにいるよりずっと危険です」

ペトラ「……」ブルブル

エレン「それでも良ければ…一緒に行きますか?」

ペトラ「…行く」

エレン「…わかりました、俺だと頼りないかもしれないですけど一緒に行きましょう」

ペトラ「…ありがとう」

エレン(それはいいんだけど…)

エレン(俺のイェーガーがさっきから起きっぱなしです)ビンビン

エレン(ばれなきゃいいんだけど)ビンビン


ペトラ(え?…エレン…?)

ペトラ(あれって…そういう?)カオマッカ

ペトラ(…きゃああああああああああ)カオマッカ

ペトラ(っと私は上司、ここは出来る上司を演出!)キリッ

ペトラ(たぶん手遅れとかそういうツッコみは無しよ!)

ペトラ(ってツッコむ?きゃああああああああああああああ)カオマッカ




ペトラ「っと忘れてた!!」


エレン「?」


ペトラ「これ…エレンのよね?」

エレン「!?…これは俺の!?」


ペトラ「よかった〜…倉庫に落ちてたから」

エレン「巨人に取られてなくてよかった」

ペトラ「…巨人?」

エレン「奴らはきっと巨人の仲間なんです!」

ペトラ「…ん?」



ペトラ「そ…それは無いんじゃないかな?」

エレン「どうしてそう言い切れるんですか?」

ペトラ「…えっと」


エレン「きっとエルドさんとグンタさんも奴らの人質に」


ペトラ「エレーン聞こえてるー?」


エレン「こうしちゃいられません!!行きましょう!!」


ペトラ「え?待って!!」ガシ

ムニュ

エレン「!?」

エレン(おおお、おお、おぱ、おぱい、おぱーい!?)


ペトラ「こ…これは逸れないようにするため…」


エレン「ぺ…ペトラさん?」

ペトラ「逸れないように…ね…」


エレン「」ボッキーン


エレン(上半身天国下半身地獄!!)

とりあえずここまで

つづきはひにちがかわるころになりそうです

ただいま>>1です

さいかいします



エレン「お…おぉ…お…」マエカガミ

ペトラ「…エレン?」


エレン(何この上司…襲っちゃいそうなんですけど)

エレン(俺のイェーガータワー準備万端っす!!)

エレン(もうこれは自然の摂理!仕方ない!)






エレン(待つんだエレン・イェーガー)




ペトラ「エレン…?大丈夫?」

エレン(本当にそれでいいのか?エレンよ)

エレン(ペトラさんはこれまで何度も恐ろしい目にあったはず)

エレン(さっきなんてあれたぶん泣いてたし)

エレン(そんな人を襲うなどトラウマを植え付けるようなものではないか?)

エレン(俺の股間のイェーガーよ、俺はお前をそんなふうに育てた覚えは無い!)




ペトラ(エレン…もしかして何かマズいものでも食べた?)

ペトラ「エレン…無理s…!?」

ペトラ(テントが…さっきよりも大きい!?)

ペトラ(え!?あれって…そういうことよね?)

ペトラ(やばいって本当にあれ苦しそう)


ペトラ「え…エレン」

エレン「な…なんでしょうか?」

ペトラ「もしかして…私のせい?」ウワメヅカイ


エレン(誘ってんじゃねえぞごらああああああああああああああああああああああああ)ボッキーン

ペトラ(また更に大きく!?)

エレン(あだだだだだだだ猛る股間の自由をおおおおおおおおおおおおおおおおおお)

エレン「ペトラさん!!」ガシ


ペトラ「は、はい!!」

エレン(え?俺言っちゃうの?言っちゃうの?)

エレン「俺…もう我慢できません!!」

エレン(言っちゃったああああああああああああああああああああ)

ペトラ「え!?あ…あわわ…その…え?」

エレン「ペトラさんがいけないんです!」

ペトラ「わわわ私まだ心の準備が…」

エレン「ペトラさんが美人過ぎるから!!」

ペトラ「」ドッキーン

ペトラ(え!?これって告白!?)



ペトラ「え…ええっと…その…」

エレン「なんですか?」

ペトラ「私…初めてだから…その…」

ペトラ「や…優しくしてほしいな…」

エレン「」キュン

エレン「ペトラさあああああああああああああああああああん」ガバ


ペトラ「ひゃう!?」


それは突然だった

この夜まではただの上司と部下…

しかしこれからは男女の関係となる

未来はわからない…

エレンは先程とは別人のように優しく髪を撫でる

大切に撫でていく…それがペトラにとっては嬉しい他なかった

エレンはそこから背中へと手を伸ばす

今のペトラにはそれすらも性感帯となる

ペトラは初めての感覚に戸惑いを覚えた

ゆっくり…ゆっくりと撫でていくそれは安らぎと戸惑いの狭間

ここでペトラは違和感を覚える

エレンは初めてではないのか?

そんなペトラの表情を知ってか知らずかエレンは答える

「俺も…初めてなんです(自分からするのは…)」


ペトラに対抗心が生まれた

そこはヤケクソと言わんばかりにエレンの唇を奪う



雰囲気なんぞ糞喰らえである

そしてペトラはエレンの命の源に手を伸ばす

このペトラ…既に正気ではない

そして命の源であるその巨人を優しく掴み、そっと撫でていく

そのぎこちない手つきがエレンにとって更なる快感を与える


そして刺激は段々強くなってくる

エレンは危機感を覚える

このままでは負けてしまうと




いつから勝負になったのであろうか?


ペトラはとどめと言わんばかりにそれを舐め…そして口に含む


「ちょっと!?さっきから走ったりして汗かいてるし汚いですよ!」

エレンは慌てた

もう果てる…限界が近づいていると

しかしそう考えることすら遅かった

つまり…口に出してしまったのだ…


エレンは罪悪感でいっぱいになる


そんなエレンの気持ちを知ってか知らずか

「ゴホ…私だって上司なんだから、負けないんだから」



ああ…この世界は残酷だ

声を聞くだけで…立体起動は作動するのだから…


今度は自分の番と言わんばかりにペトラの服をゆっくりと脱がす

一つ一つ丁寧に脱がしたものは折りたたんでいく

ペトラはその光景を見て美しいと思った

エレンはペトラの体が美しいと思った


そして…下着姿のペトラを撫でようとしたとき…




エレンの視界に…

エレンは思い出した…


人類最強の人物を…


リヴァイという男を…


いつからかはわからない…


だが彼は見ていた


この情事を…仁王立ちで…



無表情で



エレン「あ…あの…兵長?」

リヴァイ「なんだ…続けねえのか?」


ペトラ「へへへへ兵長!?」

エレン「え!?あれ!?いつから!?」



リヴァイ「エレンがペトラに襲い掛かったあたりからだな」

エレン、ペトラ(最悪のタイミングじゃああああああああああああああああん)


ペトラ「ななななんで声かけてくれないんですか!?」


リヴァイ「は?」


ペトラ「すみません私達夢中でした」

エレン「申し訳ございません」ドゲザ

リヴァイ「…イカ臭え」


リヴァイ「ちゃんと後始末しとけ」ガチャ

バタン



ペトラ「……」

エレン「……」

ペトラ「…えっと…」

エレン「…これで続きしろって無理だと思います」

ペトラ「…私もそう思う」

エレン「…行きましょうか」

ペトラ「…うん」







リヴァイ「……」


リヴァイ「…これは持論だが」

リヴァイ「長続きの秘訣は試練だと思う」



顎から上が無い女「……」


リヴァイ「…そろそろあいつらも落ち着いてるだろ」

リヴァイ「戻るか」

=現在公開可能な情報=

エレン=ミカサの刺繍パジャマ

リヴァイ=清潔感のあるシルク素材パジャマ

ペトラ=ウサギさんパジャマ→エレンのパジャマ→猫さんパジャマ→下着

エルド=タンクトップ

グンタ=普通

オルオ=ツナギ


※こんな服装たまたまです

ごめんなさいなぞのひろうかん+しんやのてんしょんでおかしいことに…
えろしーんなんてかくつもりこれっぽっちもなかった

そしてこのすれがおわったらおれ…ひらがなそつぎょうします

ではつづきはまたあさかひるくらいに

おはよおうございます

さいかいします





エレン「……」

ペトラ「……」

エレン、ペトラ(気まずい)



リヴァイ「お前らなんか喋れ」


ペトラ「は、はい」

エレン「でもどんな話を…」

リヴァイ「んなもん自分で考えろ」グイ

エレン「……」




エレン「リヴァイ兵長?」

リヴァイ「なんだ?」

エレン「何故肩を組んでるのでしょうか?」

リヴァイ「…いい加減にしやがれエレン」

エレン「!?」


リヴァイ「どう見てもてめえが組んでるんだろうが」

エレン「じゃあ離れますってば!!」グググ


ペトラ(私も組みたい…)



エレン「…ん?」

リヴァイ「…なんか来やがるな」

ペトラ「…え…?」ガクガクブルブル









ジェイソン「……」




エレン「ジェイソンだああああああああああああああああああああああ」

リヴァイ「……チッ」

ペトラ「ああああれ何?ジェイソンって!?」

エレン「逃げましょう!!」ダッ

リヴァイ「……」ダッ


ペトラ「あ!!え!?待ってエレン!!」ダッ

エレン「ペトラさんも俺の肩に!!」グイ

ペトラ「え?え?」






ジェイソン「…」ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイン





ペトラ(なんでだろう…今物凄く怖い目に遭ってるはずなのに)

ペトラ(3人で肩組んで3人4脚みたいな走り方で…)


ペトラ(傍から見るとものすごくシュールな光景なんだけど…)



リヴァイ「おい!もっと速く走れねえのか?」

エレン「そんな兵長みたいにいきませんってば!!」

リヴァイ「チッ…だらしねーな」



ペトラ(ちょっと楽しい…)







エレン「」ゼェ…ゼェ…

ペトラ「エ…エレン?」ゼェ…ゼェ…


リヴァイ「仮にも俺の班だろ、この程度で根上げやがって…」

リヴァイ「今度みっちり鍛えてやるから覚悟しておけ」


エレン「…スミマセン」ゼェ…ゼェ…






ペトラ「な…なんとか撒いたようですね…」


リヴァイ「一体どうなってやがる…」


ペトラ「今までなんにも出てこなかったのに…」

リヴァイ「……」


ペトラ「それに…ジェイソンって?」


エレン「…昔…本で見た化け物の類です」

ペトラ「…化け物?」

エレン「なんか仮面を被った大男で」

エレン「でかい鈍器や武器をもって現れると…」

エレン「でも出現する条件があるはずなんです」

ペトラ「条件?」

エレン「その条件が霞んでてよく読めなかったんですが13という文字が関係しているようです」

ペトラ「…13?今日と全く関係ないような…」

リヴァイ「おい」

エレン「!?」

リヴァイ「近くに会議室がある」

リヴァイ「話は会議室に入った後にしろ」

エレン、ペトラ「はい」

〜会議室〜



リヴァイ「で?その殺人鬼ジェイソンって奴がなんでこんなところにいやがる」

エレン「そ…それがわかったら苦労しないんですが…」

リヴァイ「ならさっさと解明しろ」

エレン「はい」


ペトラ「…ジェイソン怖い」ガクガク


リヴァイ「結局犯人は複数だな」

エレン「そうなりますね」

ペトラ(もうやだぁぁぁ)ガクガク


リヴァイ「俺も何個か見た」

エレン、ペトラ「!?」

リヴァイ「オオカミが二足歩行で歩いてた」

エレン「たぶんそれ…オオカミ男です」

リヴァイ「なんだそれは?」

エレン「満月に現れるという謎の男です」

リヴァイ「ほぅ…」

ペトラ「た…確かに今日は満月です」


リヴァイ「後顔が半分の男と顎から上が無い女だな」

ペトラ「ひいいぃぃ!!?」

エレン「それに関しては全くわかりません」

エレン「あとはいろんなところに現れる目とカリフラワーですね」



リヴァイ「目は知らねえがカリフラワーの正体は判明した」

エレン「え!?」



リヴァイ「オルオだ」

エレン「なんでオルオさんが!?」

リヴァイ「奴らにつかまってたんだと、人騒がせな野郎だ」

エレン「それでオルオさんは今どこに?」

リヴァイ「……」

エレン「……」

リヴァイ「俺は俺の班を信頼している」

エレン「つまり…置いてきたんですね」

リヴァイ「黙れ、削ぐぞ」

エレン「すみません」

〜その頃オルオ〜




オルオ「兵長?どこ行ったんですか?」

オルオ「……」

オルオ「へいちょ〜?」




オルオ「…マジカヨ…アリエネエッテ」ブツブツ


吸血鬼「……」


オルオ「……」


吸血鬼「」クワッ

オルオ「ぎゃああああああああああああああああああああ」ダダダダダ

ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア




エレン「!!今の!」

ペトラ「オルオの声!?」

リヴァイ「……」

エレン「俺!行ってきます!」ダッ

リヴァイ「仕方ねーな」ダッ

ペトラ「一人はもういや!!」ダッ




オルオ「」ゼェ…ゼェ…

エレン「オルオさん!!」

ペトラ「無事!?」

オルオ「お…お前ら…ここで何してやがる…」


リヴァイ「それはこっちの台詞だ、何があった?」

オルオ「へ、兵長まで!?」

リヴァイ「さっさと報告しろ」イライラ

オルオ「は、はい!!牙の生えた化け物に遭遇しました!!」

エレン(牙?)

オルオ「服装は黒で血色の悪い肌の色でした!」

リヴァイ「…そうか」

リヴァイ「エレン、今の特徴はなんの化け物だ?」

エレン「…たぶん…吸血鬼です」

リヴァイ「御伽噺じゃねえのか?吸血鬼は」

エレン「それを言うならジェイソンやオオカミ男も御伽噺ですよ」

リヴァイ「じゃあ…何が出てもおかしくはねえってことか?」

ペトラ「そ…そんな…」

オルオ「へ、ペトラもしかしてちびっちまったのか?足がh ペトラ「うるさい黙れオルオ」

オルオ「…恥ずかしいならそう言っt」ガチ

オルオ「」ブシャー


リヴァイ「…一旦会議室に戻るぞ、今後奴らをどうするか決める」

3人「はい!」

〜会議室〜



ペトラ(なんとか何も起こらずにたどり着いた…)

ペトラ(それにしても何か忘れてるような…)


リヴァイ「この満月の夜にわけのわからねえものが大量に出てきた」

リヴァイ「この古城には何かがある」

リヴァイ「奴らに関わる重大な秘密がある」

リヴァイ「それを探し出すとともに奴らを殲滅する」

エレン「一匹残らず駆逐します!」

ペトラ「殲滅って…今まで一匹すらまともに戦えてないのですが…」

リヴァイ「俺は一匹倒した」

3人「え?」

リヴァイ「カリフラワーだ」

エレン「いや…それは…」

オルオ「兵長!?もしかしてカリフラワーって俺のことですか!?」




ペトラ「カリフラワーは置いといて」

ペトラ「エルドとグンタはどうするんですか?」


リヴァイ「見つからない以上はしょうがない」

リヴァイ「今優先されるべきは奴らをどうするかだ」

リヴァイ「あの二人もそれは覚悟の上のはずだ」

ペトラ(いやこんな状況は流石に覚悟してないと思う)

エレン「エルドさんとグンタさんは奴らにつかまったと俺は思います」

リヴァイ「どうしてそう思う?」

エレン「オルオさんがそうでしたから」

オルオ「おいガキンチョそれは俺が奴らに捕えられてヒイヒイ泣いてたって言いてえのか?」

エレン「いや誰もそこまで言ってませんってば…」



リヴァイ「ならこうしよう」

リヴァイ「二手に分かれて片方は奴らの殲滅」

リヴァイ「そしてもう片方はエルドとグンタの捜索」

エレン「俺はそれで賛成です(パートナーはペトラさんで)」

ペトラ「私もそれでいいと思います(エレンと二人っきり)」

オルオ「兵長に従います(兵長♪兵長♪)」




リヴァイ「それで組み合わせはこうする」


殲滅班
リヴァイ
エレン

救出班
ペトラ
オルオ


ペトラ「え?あれ?」

エレン「ん?」

オルオ「へ?」



リヴァイ「経験値、能力、チームワークなどを考慮した結果この組み合わせだ」

リヴァイ「文句があるなら聞こう」


3人「ありません」

とりあえずここまで

つづきは…もしかしたらあしたのよるとかになるかもしれません

おっすおら>>1です

さいかいします



エレン「ペトラさん…どうかご無事で…」

ペトラ「エレンも…無理しないで…」





オルオ「完全に二人の世界に入ってるんですがどうなさいます?」

リヴァイ「チッ…さっさとしろエレン」


エレン「あ、はい!」



ペトラ「エレエエエエエエエエエエエエエエエエエエン」

エレン「ペトラさあああああああああああああああああん」


リヴァイ「うるせえ」ブン

エレン「ゴフ!!」

エレン「…スミマセン」








ペトラ「……」

ペトラ「……はぁ」

オルオ「ふん、あの新兵この騒ぎにビビってやがるな、全く情けないったらありゃしねえ」

ペトラ「…いや、あんたと比べたら全然ビビってないでしょ」

オルオ「ペトラ、俺はビビっちゃいない、目が節穴になっちまったのか?」

ペトラ「もう兵長の真似すらする気無いでしょ」

オルオ「それは違うぞペトラ、真似をしているんじゃなくて自然と俺が兵長に近づいていってるんだそれg」ガチ

オルオ「」ブシャー

ペトラ「本当舌噛み切って死ねばいいのに」







ペトラ「…で?どこから探すわけ?」

オルオ「それはわからねえが俺の直感がこう告げる」

オルオ「俺の部屋へ行けと」

ペトラ「死ね!!」ブン

オルオ「ごふぁ!!」ゴス

オルオ「ふ…愛の鞭ってやつか?その愛を受け取りたいところだがまだお前は必要な手順を踏んじゃいないぜ」

ペトラ「本当そのしゃべり方やめてくれない?悪寒が走る」

オルオ「照れ隠しかペトラ、まだまだお子ちゃm」


青白大男「……」

オルオ「……」

ペトラ(あ…思い出した…)




オルオ「助けてへいちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ダダダ


ペトラ「またでたああああああああああああああああああああああああああああ」ダダダ








青白大男「……」

青白大男「……フフ」

〜殲滅班〜





リヴァイ、エレン「すたんだっぷいいいでぃぃぃたちあがれえええええええ」

リヴァイ「しおれええたああからだああにいいしげきいあたえてもういちどおおお♪」

エレン「へーい♪」マラカス




エレン(なんでこんなことになってるかといいますと…)




リヴァイ「奴らをおびき出す」

エレン「まとめて叩くということでしょうか?」

リヴァイ「まだ奴らの弱点がわからない以上むやみな交戦は避ける」

エレン「ではどうしてですか?」

リヴァイ「奴らの数を把握するのと救出班の行動をよりスムーズに行わせるためだ」

リヴァイ「つまりは俺たちが囮になり、あわよくば弱点を探る」

リヴァイ「少しは考えろ、ガキでもわかる」

エレン(やっぱなんだかんだ言っても兵長はかっこいい…)


リヴァイ「そこでだ…」

エレン「?」




エレン「な!!なんですか!?これ!!」

リヴァイ「歌の歌詞だ」

エレン「なんで歌になるんですか!?」

リヴァイ「奴らは人のいるところに現れる」

リヴァイ「ならここにいるということを教えてやる」

エレン「それがどうしたら歌になるんですか!?」

リヴァイ「ただ大声出すだけだったらシラケちまうだろうが」

エレン「え〜…」

リヴァイ「1分で覚えろ」

エレン「……はい」





エレン(で…現在に至ると…)

リヴァイ「鋼の意志♪ エレン「真面目に」

リヴァイ「貫き♪ エレン「一筋」

リヴァイ「……」

エレン「兵長?」


リヴァイ「来ねえじゃねえか」

エレン(そりゃ大声で歌ってたら化け物もドン引きですよ…)

タスケテヘイチョオオオオオオオオオオオオオ
マタデタアアアアアアアアアアアアアアアアア



リヴァイ「あれはオルオとペトラの声か」

エレン「え!?ペトラさん!?」

リヴァイ「エレン、目的を忘れるな、何のために班を分けたと思ってる」

リヴァイ「あの二人なら大丈夫だ、そう簡単にくたばったりしねえ」

エレン「…はい」


リヴァイ「それで次の曲だが…」

エレン「別の方法考えましょう!!」




リヴァイ「罠を仕掛けるだと?」

エレン「あの謎の目以外は実体があると仮定します」

エレン「罠に引っかけてそこを地道に叩くんです」

リヴァイ「悪くねえ方法かもしれねえが欠点がいくつかある」

エレン「?」

リヴァイ「奴らに実体がなかった場合骨折り損だ」

リヴァイ「それにもし仕掛けた場所に行方不明の二人か救出班の二人が罠に気づかずに引っかかればどうする?」

エレン「たぶんその前に気づくような気もしますが…」

リヴァイ「極限の精神状態だと何が起こるかわからねえ、それに俺が罠を仕掛けるとしたら絶対に誰にも気づかれないような罠を作る」

リヴァイ「ここは引き続き歌でいk エレン「それがやりたいだけですか!?」

エレン「まだありますから!!」

リヴァイ「…チッ」





リヴァイ「外に行く?」

エレン「はい、正直建物の中って分が悪いと思うんです」

リヴァイ「当たり前だ」

エレン「なら外で対処したほうが効率よさそうじゃないですか?もちろん立体起動装置も装備で」

リヴァイ「奴らの特性がわからない以上あまり勧めることはできねえが…」

リヴァイ「ここで足止めを食ってるよりは随分マシになりそうだ」

リヴァイ「立体起動は…緊急時だ、俺の権限で許可する」

リヴァイ「奴らに意味があるとは思えんがな」

エレン「逃g リヴァイ「敵前逃亡は死罪だ」

エレン(さっきからみんな逃げまくってますけどね)





リヴァイ「外で歌う歌の歌詞だ」

エレン「え!?歌うんですか!?」

リヴァイ「外なら化け物にとっても見えやすいだろ」

エレン「……」

リヴァイ「30秒で覚えろ」

エレン「!?」

リヴァイ「冗談だ」

エレン「兵長…冗談とか言えるんですか?」

リヴァイ「馬鹿言え、俺は人類であり人間だ、冗談くらい言える」

エレン「…それは意外でした」

リヴァイ「やっぱり30秒で覚えろ」

エレン「!?」






エレン「道中奴らの誰かに遭遇したらどうします?」

リヴァイ「弱点がわからない以上交戦は避けたいところだがその弱点を探るために一度交戦してみるべきだろう」

エレン「や…やっぱりそうなりますよね」

リヴァイ「なんだ怖気づいたか?」

エレン「ちちち違いますって!!」

リヴァイ「ならなんだ?」

エレン「奴らの目的ってなんなんだろう?と今更思いまして…」

リヴァイ「は?」

エレン「奴らが巨人共とグルの可能性を考えてるんですが…」

エレン「どうもわからない部分がありまして…」

リヴァイ「……」

エレン「奴らは突然現れては消える」

エレン「正直殺されてもおかしくない場面とかあったと思います」

エレン「奴らがそうしなかったのは何か別の目的があるのかと…」

エレン「かといって油断すると痛い目見そうですね」

エレン「それに奴らを駆逐したいという気持ちに変わりはありません!!」

リヴァイ「…余計なことは考えるな」

リヴァイ「お前にも思うところはあるだろうが…」

リヴァイ「今俺たちが生き残るのに必要なことを考えろ」

エレン「…はい!!」




壁「〈 ●〉〈 ●〉」

リヴァイ「それでこの部分の歌詞を…」

エレン「まだやるんですか!?」

壁「〈●〉〈●〉」


リヴァイ「これは作戦だ、お前にはそれがわからねえのか?」

エレン(正直わかりたくないです)





壁「〈● 〉〈● 〉」




エレン(ん?今何か動いていたような…)

リヴァイ「……チッ」

とりあえずここまで

わりとしりあすなばめんですがふたりともぱじゃまです

つづきはあさのよていです

だれもいない

さいかいするならいまのうち








エレン「それにしてもここ広いですよね」

リヴァイ「仮にも元調査兵団本部だ、狭いわけがねえ」

エレン「ですよね…」

リヴァイ「無駄口叩いてねえでさっさと行くぞ」

エレン「はい!」

〜正面入口〜


エレン「…いよいよですね」

リヴァイ「待て」

エレン「?」

リヴァイ「奴らが待ち伏せしてる可能性もある」

エレン「なるほど」

リヴァイ「俺が外の様子を見る、お前は俺が合図したら来い」

エレン「はい」

リヴァイ「…慎重に開けろよ」

エレン「了解です」







リヴァイ「おいどうした、さっさと開けろ」

エレン「それが…」








エレン「この扉…びくともしません…」グググ


リヴァイ「なんだと?もしかしてふざけてんじゃねえだろうな?」

エレン「こんな時にふざけるわけがないですよ!!」


リヴァイ「…チッ…他を当たるぞ」クル



狼男「……」

リヴァイ「…クソが…」

エレン(最悪のタイミングだ…)


狼男「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」


エレン「きたあああああああああああああああああああ」

リヴァイ「…」


狼男「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

エレン「なんで俺えええええええええええええええええええ!!?」



リヴァイ(奴は今迷わずエレンを狙った)

リヴァイ(俺といるときは動かなかったのにだ…)

リヴァイ(奴は本能で弱いほうを狙ったのか?そして俺を勝てない存在と判断したのか?)

リヴァイ(ならやってみる価値はある)




リヴァイ「エレン!そいつを俺のほうへおびき寄せろ!」


エレン「兵長!?まさか!!」


リヴァイ「いいから早くしろ!愚図が!」


エレン「わ、わかりました!!」


狼男「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

エレン「いやあああああああああああああああああああ」


リヴァイ「ふん!!」

狼男「ぐほぉ!!」

エレン「!?」

狼男「」ダダダ


エレン「…助かった…?」

リヴァイ「これで判明した、奴らには実体がある」

リヴァイ「これは大きな進歩だ」

エレン「…兵長」

リヴァイ「それにしてもお前なんて声あげてやがる」

リヴァイ「恥ずかしいったらありゃしねえ」

エレン「す、すみません…」

リヴァイ「…チッ」

リヴァイ(足の震えが止まらねえ…)プルプル

エレン「?」

そしておれはてのふるえがとまらない
もじががうまくうてないまじでなんだこれ?

ちょっとふるえがとまるまでやすんできます

かえってきたられすおおくてびっくりした!
みんなしんぱいしてくれてありがとう!

あどばいすきいてためしたらふるえもおさまってきた

とりあえずひょうのうそうびしながらさいかいします






リヴァイ「今から裏口に向かう」

エレン「はい!」

リヴァイ「たぶんだが奴らに遭遇する可能性もある」

エレン「はい」

リヴァイ「場合によっては交戦する」

エレン「…はい」

リヴァイ「もう醜態は晒せねえぞ」

エレン「…兵長」

リヴァイ「なんだ?」

エレン「何故俺は兵長をおんぶしているのでしょうか?」



リヴァイ「…」



リヴァイ「お前は物事の本質が見えていない」

リヴァイ「今お前には俺がおぶさってるといいたいようだがそれは違う」

リヴァイ「お前が俺をおんぶしているんだそれを間違えるな」

エレン「いや言ってる意味わかりませんってば」

リヴァイ「いいからさっさと行くぞ」

エレン「…わかりました」




小さい影「……」

どうしよ、このばあいやすんだほうがいいのだろうか?

あしたまったくじかんないからすすめられるうちにすすめたかったんだ

〜救出班side〜




ペトラ「…オルオ?」

オルオ「なんだペトラ、俺の声が聞きたくなったのか?」

ペトラ「あんたいつ着替えたの?」

オルオE:リヴァイ兵長と同じシルクパジャマ

オルオ「…スルーとは腕を上げたなペトラ、だが俺の嫁になるにはまだまだだな」

ペトラ「それが兵長の服装を真似してるならやめてくれない?気持ち悪いったらありゃしない」

オルオ「相変わらず嫉妬が激しいぞペトラ、そんなんじy」ガチ

オルオ「」ブシャー


ペトラ「何回噛めば気が済むの?」

りょうかいしました
なんかもうしわけないけどきょうはここまでとさせてもらいます
ほんとごめん!!

つづきははやくてあさってのひるくらいになりそうです

おひさしぶり>>1です
ごめいわくおかけしました

さいかいします


ペトラ「っとオルオの相手してる場合じゃなかった」


オルオ「ペトラが一々ちょっかいだしてくるから目的を忘れちまったぜ」

ペトラ「オルオが一々キモイからでしょ」

オルオ「素直じゃねえなペトラ、俺が気になるならそう言え」

ペトラ「はいはいもう相手するのも疲れた」




ペトラ「まだ探してないところ…」

オルオ「とりあえず外に出りゃいいだろ」

ペトラ「またオルオは……ん?」

ペトラ「オルオがまともなことを言った…?」






ペトラ「もしかしたら裏手や中庭に…」

オルオ「中庭なんてあったか?」

ペトラ「ご都合主義よ、古城だから」

オルオ「はあ?」

ペトラ「それでここから外に近いのは…」

オルオ「裏口だな」

ペトラ「じゃあ裏手からね」

オルオ「…即決かよ」

ペトラ「善は急げよ」

〜裏口〜




ペトラ「ここまでなんにもないと逆に怖くなるわね」

オルオ「なんだ怖いのか?」

ペトラ「オルオがまだ存在してるのがね」

オルオ「惚れちまいそうってことか」

ペトラ「できれば死んでくれると嬉しいんだけど」

オルオ「照れ隠しはよせペトラ、そんなことをしても俺は振り向かないぜ」

ペトラ「開けましょう」ガチャ




オルオ「…ふ…図星って奴か」

〜本部裏手〜



ペトラ(ここから外にでることは一応できる)

ペトラ(でも今の時間…このくらい中遠出は危険)

ペトラ(それにエルドとグンタが遠くに連れていかれた確証はない)

ペトラ(とりあえずこの周辺を探さないと)

オルオ「ん?なんかあるぞペトラ」

ペトラ「?」

オルオ「…破れたタンクトップだ」

ペトラ「……」

オルオ「一応持っとくか」

破れたタンクトップを手に入れた!

ガシャン…ガシャン…



オルオ「…ん?」

ペトラ「……」

ガシャン…ガシャン…

オルオ「…なんか聞こえねえか?」

ペトラ「…うん」

ガシャン…ガシャン…

オルオ「…な…?」

ペトラ「…よ…飾りの鎧が…動いてる…?」


鎧(約2m)「……」ガシャン…ガシャン…


ペトラ「」

オルオ「」


オルオ「でたああああああああああああああああああああああああ」

ペトラ「いやああああああああああああああああああああああああ」


鎧「……」ガシャン…

鎧「……」


ペトラ「…と…止まった…?」

オルオ「…ていうか動き遅くね?」





鎧「……」

鎧「!」ダッ

鎧「…」ガシャン!ガシャン!



オルオ「ぎゃああああああああああああああああああああ」ダッ

ペトラ「走ったあああああああああああああああああああ」ダッ

オルオ「ていうか速いってなんだこれ!!」ダダダ

ペトラ「無駄口叩いてるとまた舌噛むよ!!」ダダダ

オルオ「へ!!俺が舌を噛む!?冗談きついぜ!!人のしn」ガッ

オルオ「あ」ズル

オルオ「」ガチッブシャー

オルオ「」ドテ!



鎧「…」ガシャン!ガシャン!




オルオ「ひゃああああああああああああああああああああああ」



ペトラ「オルオ…あなたのことは忘れない」ダダダ




オルオ「おいひぇふなあああああああああああああああああああああ」

鎧「…」ガシャン…ガシャン…



オルオ「」ガクガクブルブル


鎧「……」ガシャン…

鎧「…」ズイ


オルオ「ひぃぃ!?」


鎧「……」




鎧「…」フイ


鎧「…」ガシャン…ガシャン…


オルオ「???」


オルオ「た…助かった…のか…?」

〜???〜




ペトラ「……思わずオルオ置いてきちゃったけど…」

ペトラ「無我夢中で覚えてないけど…」


ペトラ「どうやら迷ってしまった…」



ペトラ「…人は正体のわからないものほど怖いというけど…」


ペトラ「今ならその意味がわかるわ…」


ペトラ「……とネガティブにならない!」

ペトラ「私にできることをしなきゃ!」

〜殲滅班side〜



リヴァイ「エレン」

エレン「はい」

リヴァイ「今の状況がわかるか?」


ジェイソン「……」

人虎(虎女)「……」


エレン「挟み撃ち…でしょうか…?」

リヴァイ「ああ…それに見たこともねえような奴もいる」

エレン「このまま奴らで同士討ち…なんてことは…」

リヴァイ「無理だな」

エレン「ですよね…」



リヴァイ「ジェイソンは武器を持っている、俺一人でなんとかなるがお前のお守をしながらやりあうのは得策じゃねえ」

エレン「…つまり」

リヴァイ「ここは退くぞ」

エレン「……あ…あの…」

リヴァイ「なんだ早く行くぞ」

エレン「いつまで俺におぶさってるんでしょうか?」

リヴァイ「……」



ジェイソン「……」ブン!ブン!

虎女「…グルル」



リヴァイ「いいから早く行くぞ」

エレン「ですからへいt リヴァイ「いいから早く行くぞ」ゲシ

エレン「……はい」



ジェイソン「……」ゴゴゴゴゴ

虎女「…グルル」ダッ



リヴァイ「走れ!!」

エレン「わかりましたよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ダダダ








エレン「」


リヴァイ「…チッ…体力無えな」

リヴァイ「奴らを撒いたことは認めてやるが」

エレン(おぶさっておいてそりゃないでしょう…)

エレン(…でも…奴らはわざと俺たちを見逃した…?)

エレン(…遊ばれてる?)




リヴァイ「じゃあさっさと裏口に行くぞ」

エレン「ちょ…体力が…」

リヴァイ「…チッ…早くしやがれ」

ハンジ「そうそう早く裏口に行くんでしょ?」

エレン「そ…そうですけどさっきまで兵長おんぶして全力疾走ですよ」

ハンジ「え〜?リヴァイそんなことやってたの?エレン可哀相じゃん」

リヴァイ「うるせえぞ、俺はこいつを鍛えてやってんだ」

リヴァイ「…ってちょっと待て」

エレン「え?え?」

リヴァイ「なんでてめえがここにいる…?」

リヴァイ「ハンジ」

ハンジ「やあ」

とりあえずここまで
そろそろやつらのしょうたいとおちがばれそうかも

つづきはひにちがかわったあとになりそう

おはよう>>1です

かえってそのままねちゃってた

さいかいします

エレン「え…?ハンジ…さん…?」

ハンジ「だいぶ動揺してるねエレン」

リヴァイ「質問に答えろクソメガネ」

ハンジ「そんなせかさないでよちゃんと話すからさ」




壁「〈●〉〈●〉」


ハンジ「っと話は後になりそうだ」

エレン「うひゃあああああああああああああああああああああ」

リヴァイ「チッ」

〜救出班sideペトラ〜


ペトラ「……」


ペトラ「歩いてたら小屋を見つけた」

ペトラ「でもなんでこんなところに小屋が…?」

ペトラ「誰か住んでるのかな…?」





ペトラ「…とりあえず中の様子を…」



ガチャ

ペトラ「ごめんくださ〜い…」

シーン

ペトラ「誰かいらっしゃいますか〜?」

シーン

ペトラ「中に誰もいませんよ…」

ペトラ「なんちゃって…」

シーン


ペトラ「…虚しくなってきた…入ろう」



ペトラ「…うわ…埃っぽい」

ペトラ「…?」


ペトラ「これは…足跡?」

ペトラ「どう見ても足の形よね?」

ペトラ「よく見るとそれ以外にも古い足跡が…」




ペトラ「もうちょっと辺りを探してみようかな?」







ペトラ「これは…?」

ペトラ「破れたズボン?」

ペトラ「だいぶ新しい…」

破れたズボンを手に入れた


ペトラ「誰かがここを通った?」

ペトラ「…他には…何もないか」ガタ

ペトラ「!?」

ペトラ「これは…」

隠し階段を見つけた!

〜救出班sideオルオ〜



オルオ「…それにしてもよ…」

オルオ「なんでガキがここにいんだ?」

小さな少女「……」

オルオ「ここはお子ちゃまが来ていい場所じゃねえんだそ帰った帰った」

オルオ(身長はペトラより10cm以上低いな)



オルオ「…たく…なんでこんなのが迷い込んでんだ?」

オルオ「悪いが暇じゃねえんだ他を当たれ」






オルオ「なんでついてくんだよ?」

小さな少女「……」





オルオ「マジでなんなんだよ…これ…」ブツブツ





オルオ「…なんか喋れよ」

オルオ「ていうかいつまで俯いてんだよ…」

小さな少女「……」

〜殲滅班side〜




ハンジ「あっはは〜裏口からだいぶ離れちゃったね!」

リヴァイ「うるせえクソメガネ」

エレン「なんでそんな元気なんですか…?」


ハンジ「いや〜なんかワクワクしない?」

エレン「しないです…」

リヴァイ「頭おかしいんじゃねえのか?」

ハンジ「え〜?こんな状況楽しまなきゃ損だよ」

リヴァイ「ていうかまだお前がここにいる理由聞いてねえぞ」

ハンジ「あ〜それはね…」







エレン「調査兵団の歓迎会?」

ハンジ「そうそう!ほら、今年成績上位が半分以上入ったわけだしたまにはいいでしょってことで」

リヴァイ「大体エルヴィンはなんて言ってんだ?」

ハンジ「別にいいよって」

リヴァイ「あ?」

ハンジ「いやいやほんとだってエルヴィンがそんなこと言うわけないって思うかもしれないけどさ!」

リヴァイ「……」


ハンジ「そんでこの私自ら招待に来たってわけ」

エレン「え?いつやるんですか?」

ハンジ「ん?昨日と今日」

エレン「ん?」

ハンジ「いや〜みんな忙しそうだったから昨日は呼んでなかった」テヘ

リヴァイ「暇でも行かねえから安心しろ」

ハンジ「ええ!?せっかく仕切り直そうってことで呼びに来たのに!!」

リヴァイ「てめえが勝手に呼びに来ただけだろ」

ハンジ「エレ〜ン!リヴァイが冷たいよ〜!」オヨヨ

エレン「ま、まあ今の状況見てもらえばわかると思いますが…」

ハンジ「……あ、なるほど」

エレン「なんですか今の間」


ハンジ「なんでもないよ!」

エレン「…?」

リヴァイ「そういうことだ、わかったらさっさと帰れ」

ハンジ「え?帰らないよ」

エレン「なんでですか?」

ハンジ「なんでかわからないけど入口閉まってたし」

ハンジ「というわけでさっさと裏口行こうよ〜」

リヴァイ「…チッ」






リヴァイ「おいクソメガネ」

ハンジ「ん?」

リヴァイ「さっきの目がなんなのかわかるか?」

ハンジ「……」

エレン「ハンジさん?」

ハンジ「私にもわかんないな〜」

リヴァイ「…そうか」

ハンジ「まあ害はなさそうだしほっとけばいいんじゃない?」

エレン(確かに何かやられたわけじゃないけど…)

〜裏口〜




ハンジ「さっきの目いなくなってたね!生きてるのかな?」

リヴァイ「いや死んでるだろ」

エレン「幽霊だと思います」

ハンジ「うっそマジで!?幽霊!?」

エレン「巨人以外に興味あるんですか!?」

ハンジ「いやとくに」

エレン「」ズル

ハンジ「ていうのは冗談で興味が無いってわけじゃないよ」

エレン「どっちなんですか…」


ハンジ「知りたい?」

エレン「…いえ…後が怖いんでいいです」

ハンジ「つれないな〜エレン」

リヴァイ「おい」



吸血鬼「……」



リヴァイ「出たぞどうする?」

エレン「あれは…オルオさんが会った…?」

ハンジ「うっひょ吸血鬼だぁ!!」




ハンジ「ねえねえ!!ニンニクに弱いってホント!?十字架とかは!?」

吸血鬼「」クワ!

ハンジ「うおい!!危ない!!」ヒョイ

ハンジ「私の血を吸いたいって?いいよいいよ!」





リヴァイ「…今のうちに行くぞ」

エレン「……はい」

〜裏手〜




エレン「こう…外に行っても夜の古城というのは…」

リヴァイ「…随分と荒れてやがる」

リヴァイ「これは由々しき事態だ」



リヴァイ「早急に取り掛かるぞ」

エレン「ええ!?」

=現在公開可能な情報=

殲滅班(現在地裏手)
リヴァイ
エレン

救出班1(現在地裏手)
オルオ
小さい少女(身長140cm台?)

救出班2(現在地???)
ペトラ

奇行種(現在地裏口前)
ハンジ

とりあえずここまで

つづきはあしたのあさくらいに

よしだれにもばれてない

こうしんするならいまのうち


キラキラ


リヴァイ「まだ物足りねえがまた奴らが出たらめんどくせえことになりそうだな」

エレン「……」

リヴァイ「裏の小屋を目指すぞ」

エレン「終わったあ リヴァイ「あ‶?」 なんでもありません」

エレン「それにしても小屋なんてあるんですか?」


リヴァイ「ああ、この前見つけたから掃除しようと思ってたところだ」

エレン「あ…そうですか…」



ギャアアアアアアアアアアアアアアアア


エレン「!?」

リヴァイ「またオルオか…よく叫ぶ奴だ」






エレン「オルオさん!?大丈夫ですか!?」





オルオ「」




リヴァイ「…白目向いてやがる」

エレン「なかなか気持ち悪いですね」

リヴァイ「言うな」



エレン「それにしても誰がこんなこと…」

リヴァイ「!エレン、静かにしろ」

エレン「?」

ヒタ…ヒタ・・・


エレン「……」

リヴァイ「……」

ヒタ・・・ヒタ・・・


エレン「…今度はなんですか…?」

リヴァイ「黙ってろ」


ヒタ・・・ヒタ・・・





小さな少女(以下ブリッジ少女)「アア・・・ア・・・アア・・・」




エレン「」ゾワ

リヴァイ「……」


エレン「でたああああああああああああああああああああああああああああああああ」

エレン「兵長逃げましょう!!あれキモイですってやばいですって!!」

エレン「!?」





エレン「立ったまま…気絶してる…だと…?」


ブリッジ少女「アア・・・ア・・・ア・・・アア…」ヒタ・・・ヒタ・・・


エレン(これはどうするべきだ?このまま兵長を置いて行っていいのだろうか?)

エレン(でも後でどうなるか…ん?まてよ?)

エレン(このまま俺たちは助からない可能性だってあるんだよな?)

エレン「……」

エレン「簡単なことだ」

エレン「一番助かる方法を考えればいいんだ」

エレン「へ…へへ…」




エレン「ってんなことできるかあああああああああああああああああああ」ガシ

リヴァイ「」



エレン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」ダダダ


ブリッジ少女「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ダダダ











エレン「ブリッジなのにめちゃくちゃ速えええええええええええええええええええええええええええええ」




オルオ(あ…俺は置いていくんだ…)







ハンジ「……」

ハンジ「エレンは情が深いねえ」

ハンジ「それにしても面白いくらいn…いや」

ハンジ「私もさっさと追わないとね」


ハンジ「ほら!そこのカリフラワーもさっさと起きろー!」


オルオ「へあ!?」

〜sideペトラ〜


ポタ…ポタ…



ペトラ「うぅ…気持ち悪い…」

ペトラ「なんなのよ…ここ…」


バシャ

ペトラ「ひぃ!?」

ペトラ「…もう!おどかさないでよ!」


ペトラ「…はぁ…もうやだ」

ペトラ「ここ…どこまで続くんだろ?」



ペトラ「地下街でもあるのかと思ったら水路だし」

ペトラ「さっきから変な目に遭ってるせいで雰囲気が怖い」

バサバサ

ペトラ「ひゃう!?」


ペトラ「…も…もう…誰か…助けて…」

ペトラ(オルオを待つべきだったかも…)

ペトラ(いやいやそれは認めない!)

ペトラ(…でも…助けにくるならエレンがいいかな…?)


壁「〈 ・ 〉〈 ・ 〉」


ペトラ「……え〜…?」





ペトラ「なんでこんなところまで出てくるのよおおおおおおおおおおおおおおおおお」


ペトラ「へぶ!!」バシャ!


ペトラ「あああああもうやだあああああああああああああああああ」ダダダ





壁「〈・ 〉〈・ 〉」

〜殲滅班side〜




エレン「…ここが…兵長の言ってた小屋?」

エレン「…ていうか兵長の気絶のしかたはすごい」

エレン「まずどこまでも無表情起きてると勘違いする」

エレン「次に脱力してるから重く感じる、正直さっきより疲れた」

エレン「もうこれ兵長人形とか言われても疑わないレベル」

エレン「……」

エレン「等身大リヴァイ兵長人形!!今なら金貨一枚!ワンコイン!」

エレン「これは買うしかない!!」

リヴァイ「何やってやがる」

エレン「うひい!?なんでもありません!!」




エレン「」ボロボロ


リヴァイ「次はこれだけじゃ済まさねえぞ」

エレン「はい…反省してまう」ボロボロ


リヴァイ「…エレン、お前が先に入ってみろ」

エレン「え!?それはty リヴァイ「やはり躾に一番効くのは」

エレン「はい!先に行かせていただきます!」



ガチャ

エレン「おじゃましまーす…」

シーン

エレン「ごめんくださ〜い…」

シーン

エレン「誰かいらっしゃいますか〜?」

シーン

エレン「中に誰もいませんよ…」

エレン「なんちゃって…」

シーン


エレン「…虚しくなってきた…入ろう」


リヴァイ「さっさと入れ!」ゲシ

エレン「おふ!」




エレン「それにしても…埃っぽい」

エレン「大体こんな小屋に…ん?」

エレン「足跡?わりと小さい…それに新しい」

エレン「これは…ペトラさんの?」

リヴァイ「なんだと?」サッサッ

エレン「いやこの足跡がですね」

リヴァイ「つまりペトラがここに来てるということか?」サッサッ

エレン「そういうことになります」

リヴァイ「…エレン」パタパタ

エレン「なんでしょう?」

リヴァイ「足跡なら全部掃除しちまったが」パタパタ

エレン「……」

リヴァイ「てめえも手伝え」


エレン「え!?今はそれよりも大事なことが…」

リヴァイ「これより大事なことはねえ」ガタ

リヴァイ「?」


エレン「あの…リヴァイ兵長?」


リヴァイ「……」

エレン「隠し階段が…」

リヴァイ「…俺はここの掃除がある」

リヴァイ「エレン、中の様子を見てこい」

エレン「……わかりました」

〜sideペトラ〜




ペトラ「…パジャマもビチャビチャ…」

ペトラ「もういっそ殺してほしい…」



ペトラ「でも…」

ペトラ「明らかに怪しい入口を発見」

ペトラ「ここは…入るべきだろうか…?」

ペトラ「…もう戻るのも怖いし」

ペトラ「なるようになれ!!」ギィィィ

〜???〜



ペトラ「…中はわりと新しめ」


ペトラ「人が住んでいた痕跡もある…」


ペトラ「…何か…」




ペトラ「これは…日記…?」

ペトラ「……」ペラ



対巨人新兵器開発計画

巨人が人間にしか反応しない、このことに観点を置き、

巨人が反応せずより効率的に討伐する兵器を開発することを計画

それを実行に移すこととなった





ペトラ「何…これ…」



試作兵器その一【ジェイソン】

最初に開発されたのが13日の伝説にちなんだ殺戮兵器

人に近い存在ではあるが不死と恐れられる怪物であり

巨人に対しても戦える力は十分に考えられた

しかし開発後被検体が暴走、人の手に負えないことが判明し凍結




ペトラ「ジェイソンって…あれ…よね…?」



試作兵器その二【フランケン】

とある研究者の名からとられた怪物

強靭な肉体と知性を持ち巨人に対抗する力は十分にあるとされた

しかし知性があるのが仇となり、心を持ち、自分の醜さに絶望したりと

不安定な要素が多いため見送り、凍結となる







ペトラ「この絵…あの青白い大男にそっくり…」



試作兵器その三、その四【狼男、人虎】

とある伝説から生み出された生物

人間と動物の配合に成功、その方法は機密事項である

動物には反応しないという巨人の特性を利用して作られた

しかしこの二人には欠点があり

片方は満月でないと狼に変身せず、もう片方は人を完全に拒絶し、人間の理性も捨て去ってしまった

これを失敗と判断し、二人とも凍結





ペトラ「…酷い…」


試作兵器その五【吸血鬼】

伝説の生物から名付けられた

その名の通り血を好み、身体能力もずば抜けて高い

これまでとは比べ物にならないほどの成功例である

しかしなまじ頭が良すぎるため我らを謀り逃亡、行方知れずである







ペトラ「オルオが会ったのってこれのこと?」


試作兵器番外【悪魔憑き】

研究の途中、被検体に悪魔が憑りつくという事例が起こる

しかし悪魔が憑いているとはいえ完全に人間であり、使えないと判断し処分

その後数々の心霊現象のようなものが起こる





ペトラ「……」



ペトラ「つまり…あれは…被検体達…?」

ペトラ「そんなのって…」


ペトラ「?もう一つ日記が…?」




巨人兵器を作ろうと躍起になってるやつがいるようだがまだまだ甘い

俺が最高の兵器を作ってやるぜ!




ペトラ「なにこれキモイ」



このウィルスを使えば身体能力が強化される

だがまだ試作段階だ、まだ実用には程遠い

だが奴らより先にこいつを完成させてやるぜ




ペトラ「ウィルス…?」



なんてこった

試作ウィルスが盗まれた

あんなもん悪用されたらどうなることか

なにか悪いことが起こらなきゃいいんだが




ペトラ「なんか雲行きが怪しくなってきた」


最近体が痒い

しばらく風呂に入ってねえからだろうか?

ちょっと気分も悪いし今日は書くことなし




ペトラ「いやお風呂には入りなさいよ」


頭がはたらかない

こんなんじゃけんきゅうできねえ

一体どうしちまったんだ

かゆみもおさまらねえ

肉がくいたい




ペトラ「…」ゾワワ


も う どうでも い い

とにか くに くが くいた い

から だ じゅ うが か ゆ い





ペトラ「なんなの…?これ…」




かゆい   うま





ペトラ「…もう…この人は…」

アア・・・ア・・・アア・・・

ペトラ「!?」



ペトラ「誰!?」




エルド?「……」


ペトラ「え…エルド…?」

ペトラ「どうしてパンツしかはいてないの…?」


エルド「……」







エルド「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」クワ



ペトラ「きゃ!!」







ペトラ「一体どうしたの!?エルド!?」

とりあえずここまで

もうすぐおわりますんでごしんぼうを

つづきはあさかひるくらいに

おはよう>>1です
お れ はかんせん して ない

さいかいします






ペトラ「エルド!冗談だったらやめて!」

エルド「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ガバ


ペトラ「エルド!!」

ペトラ(聞こえてない!?)

ペトラ(どうすればいいの?)

〜sideエレン〜




エレン「この水路…どこまで続くんだ?」


エレン「兵長から様子を見てくるように言われたけど…」

エレン「この長さじゃどこまで見てけばいいのか…」







エレン「…もう少し奥に行ってみよう」




エレン「分かれ道…?」

エレン「くそ!こんな時に…」



ジェイソン「……」



エレン「ひ!?」

エレン(最悪だ…)


エレン(畜生…ここで終わるのか…)


エレン(ここじゃ巨人化もできない、それに許可も無い)


エレン(いやまだ諦めるのは早い)


ジェイソン「……」ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイン



エレン(抵抗してやる…命尽きるまで…)



エレン「くそがあああああああああああああああああああああああああああ」バシャ



ジェイソン「!!」

エレン「!?」


エレン(今…何かを嫌がった…?)



ジェイソン「…ウゥ…」ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイン


エレン「あ、やばいキレたかも…」

エレン(うわわわわわわわやばい怖い)

エレン(何このシャレにならない威圧感)

エレン(ションベンちびりそう)

エレン「俺…ここで死ぬかも…」




ジェイソン「……」ヴィイイイイイイイイイイイイイイイイイイン

エレン(そういえば…あの武器ってどんな仕組みなんだ?)


エレン(何かの装置?水とか効くかな?)


エレン(考えるより実行だ!!)


エレン「うりゃ!!うりゃ!!」バシャバシャ



ジェイソン「!!」



エレン「ん?」

エレン(水に弱い?)


エレン(これは…いける!)


エレン「それ!!はい!!」バシャバシャ



ジェイソン「ク…クソ!!」ダッ





エレン「…シャ」

エレン「シャベッタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

ちょっとようじができました

すこしはなれます

ただいま

に く がくいたいけどさいかいします







エレン「…逃げてった…」

エレン「でもあの方向は小屋のほうに…」





エレン「進むしかないじゃんかよ〜…」








エレン「しかしどこまで続いてるんだよ…?」



エレン「とあの影は…」






影「……」ヨロヨロ






エレン「ぺ…ペトラさん!?」




ペトラ「…エ…レン…?」


ペトラ「エレン!!」ダッ



エレン「ペトラさあああああああああああああああん!!」


ペトラ「エレエエエエエエエエエエエエエエエエエエン!!」


エレン「ペトラさああああああああああああああああん!!」ダキ


ペトラ「エレエエエエエエエエエエエエエエエエエエン!!」ギュ、ムニュ




エレン(おっほおっぱいおっぱい!)



エレン「本当に…無事でよかったです」

ペトラ「エレンも…本当によかった」

エレン(やわらかああああああああああああああああああああい)




エレン「ペトラさん…奥で何があったんですか?」

ペトラ「あ、ごめんねさっきいろいろあったから…パジャマとかボロボロだよね」

エレン「…ペトラさんが無事ならいいんですよ」

ペトラ「うん…ありがと…」


エレン「落ち着いてからでいいんで奥でのこと…教えてもらっていいですか?」


ペトラ「そうだね…たぶんすごい進展だと思うから…」

エレン「?」






エレン「…そんなことって…」

ペトラ「残念ながら事実よ、エレンも実物を見たでしょ?」

エレン「はい…そのフランケンって言うの以外はたぶん全部遭遇しました」

ペトラ「フランケンというのは私が見たわ」

エレン「…ほぼ確定…ですか…」

ペトラ「他にもあるの」

エレン「聞かせてください」

ペトラ「……」

エレン「ペトラさん…?」


ペトラ「…ここから話すことは私にも信じられないことなの」

エレン「?」

ペトラ「エレンにとってもショックだと思うけど…」

エレン「俺なら大丈夫です!」

ペトラ「…話すわね」

エレン「…はい!」ゴクリ



ペトラ「さっきの実験の手記以外にもう一つ日記があったの」

エレン「……」









エレン「エルドさんが…?何かの冗談ですよね?」


ペトラ「冗談だったらどれだけいいことか…」


エレン「……」


ペトラ「正直頭パンクしそう・・・」



エレン「…戻って兵長に報告しましょう」

ペトラ「……そうね」

エレン「なんですか今の間」

ペトラ「私は兵長を尊敬してる!」

エレン「そんなの当たり前じゃないですか」





鎧「……」ガシャン…ガシャン…




エレン「な…なんですかあれ…?」

ペトラ「あんなの…さっきの手記には書いてなかった…」

ペトラ「でも…さっきオルオが捕まったはず…」


エレン「え?オルオさんが?」

エレン(さっき白目向いてたはずだけど)


エレン「まあ…つまり…」

ペトラ「後戻りはできない…」

エレン「……」

エレン「…退路は断たれた?」

ペトラ「…いや…まだわからない」

エレン「でも向こうには…」

ペトラ「ここで捕まるよりましよ!」

エレン「いやオルオさんは捕まったわけじゃなくて」

ペトラ「行くよ!」ガシ

エレン「ぺ、ペトラさん!?」




鎧「!」ガシャン!ガシャン!

めしくってきます

   うま

さいかいします

〜sideリヴァイ〜


キラキラ

リヴァイ「やっと人が入れるレベルだ」


ハンジ「やほ!リヴァイこんなところで何やってんの?」

リヴァイ「見てわからねえか?」

ハンジ「訊くのが野暮ってもんか、エレンは?」

リヴァイ「中の様子を見るように命じたがどこかで油売ってやがる」

ハンジ「ふ〜ん…」

ハンジ「じゃ、行こうか!」

リヴァイ「どこにだ?」

ハンジ「決まってんでしょ!地下水路だよ!」

リヴァイ「……」

ハンジ「さ〜てレッツゴー!!」

オルオ「い、行きましょうか兵長」

リヴァイ「なんだオルオいるなら返事しろ」

オルオ「す、すいません」

リヴァイ「チッ」

オルオ(兵長の機嫌が悪い)

リヴァイ「おいオルオ」

オルオ「!な、なんでございましょう!」

リヴァイ「…なんか胡散臭くねえか?」

オルオ「?」

リヴァイ「いや、わからないならいい、行くぞ」

〜sideエレン達〜




エレン「…ここが…さっき言ってた?」

ペトラ「うん、一か八かの賭けだったけどいなくなってたようで良かった」

エレン「…でも…また戻ってくる可能性もあるんですよね?」

ペトラ「言わないでエレン、せっかく助かったんだから」

エレン「はい…」

ペトラ「幸い先に進む道もあるみたい」

エレン「ここに地図的なものが」

ペトラ(近くに仮眠室があるみたい)

エレン「……休憩したいですか?」

ペトラ「……ちょっと…」


エレン「まあ…疲れましたしね」

ペトラ「主に精神的に、それにパジャマもビショビショだし」

エレン「……」ゴクリ

ペトラ「…今想像したでしょ?」

エレン「…少し」

ペトラ「素直でよろしい」

ペトラ「じゃ、行きましょ」

エレン「はい!」

〜仮眠室〜



ガチャ

エレン「……」ソロリ

エレン「……」キョロキョロ


エレン「パッと見気配はありません」

ペトラ「油断しないで、ベッドの下とか」


エレン「了解しました!」

エレン「ベッドの下いません!」

ペトラ「じゃあ入りましょう!」バタン

カチャ

エレン「!?」

ペトラ「かかか勘違いしないで!あれが入ってこれない様にするためよ!」

エレン「……ドア蹴破ってきそうですね」

ペトラ「こ…怖いこと言わないでよ!」

エレン「す、すみません!」

ペトラ「……罰として」ゴニョゴニョ

エレン「?」

ペトラ「なんでもない!なんでもないから!」

エレン「?じゃあとりあえず俺あっちで」

ペトラ「だめ!」

エレン「じゃあ床で」

ペトラ「それもだめ!」

エレン「じゃあどこで寝ればいいんですか!?」

ペトラ「……ここ」

エレン「でもそこはペトラさんが…」

ペトラ「…いいから」

エレン「そう言われましても ペトラ「意気地なし」

エレン「へ?」

ペトラ「さっき最後までいこうとしたくせに…」

エレン「あれは…」

ペトラ「女にここまで言わせるって最低だからね」

エレン「…手は出しませんからね」

ペトラ「…わかった」






エレン(みなさんこんにちはエレン・イェーガーです)

エレン(今の私の状態を実況しますね)

エレン(簡単に言うと…抱き枕です)

エレン(幸い背中を向けることに成功しました)

ペトラ「なんでこっち向いてくれないの?」

エレン(俺のイェーガーが巨人化しちまうからだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)




エレン(そしてね…あたるんですよ…)

エレン(ペトラさんのパイパイ…略してトラパイ?ラルパイ?)

エレン(そんなのどうでもいいや、とにかくやわらか〜いのが)

エレン(こういう危険な状況下に置かれた男女は意識しやすいといいますが…)

エレン(まさにそれですよそしてイェーガーさん今指ガリってした…)

エレン(だって今ムクムク巨人化してるもん)

ペトラ「もう一回こっち向いて♪」

エレン(もう向いちゃいたいですねしっぽりムフフといきたいですね)



エレン(いや駄目だ紳士になるんだ!)

エレン(手を出さないと誓った以上曲げるわけにはいかない!)

エレン(俺はエロンじゃない!エレンだ!)

エレン(決してどこぞの変態王子や空飛ぶ変態ではない!)


ペトラ「私だって覚悟くらいできてるよ…」ボソ



エレン(あ、もうおれエロン・イェーガーでもいいかも…)キョジンカ



エレン「ペトラさん…」クル

ペトラ「なに?エレン」

エレン(顔近ええええええええええええええええええええええええええ)

ペトラ「……」マッカッカ

エレン(あ、顔赤くなった、初いやつ初いやつ)

ペトラ「あ…あの…その…」カオマッカ

エレン「ペトラさん」キリッ

エレン(近くで見ると睫毛長いな…)

エレン(すごく…綺麗だ…)

ペトラ「…えい!」チュ

エレン「んむ!?」


エレン(向こうから来ただとおおおおおおおおおおおおお!!?)



エレン(あ、これあかんやつや)

エロン(もう歯止めとかきかんパターンや)

エロン(こうなってはなるようになるしかない!)

エロン「ペトラさん!!もう我慢できないです!」ルパンダーイブ


ペトラ「きゃ!!」

ペトラ「もう!!優しくして!!」


エロン「そんなこと言われたら…うひひ…」

―――――――――
――――――
――――

〜sideリヴァイ〜



リヴァイ「……」

オルオ(さっきから兵長が一言も喋らん)

オルオ(は!!まさかこれは俺に盛り上げろという暗示!?)

オルオ(…やってやりますよ!!兵長!!)

オルオ「オルオ!!早口言葉します!!」

オルオ「生麦生米なまたまg」ガチ

オルオ「」ブシャー

リヴァイ「うるせえ」ゲシ

オルオ「」

ハンジ「元気だね〜オルオは」







リヴァイ「おいクソメガネ」

ハンジ「ん?どうしたの?」

リヴァイ「お前は何を知っている?」

ハンジ「……」

ハンジ「いや、何の事だかサッパリ」

リヴァイ「…そうか」

ハンジ「急にどうしたんだい?」

リヴァイ「可能性の一つを考えただけだ」

ハンジ「それで今ので何かわかったの?」

リヴァイ「…いや、さっぱりだ」

ハンジ「…そっかそっか」



ハンジ「でもあれだけの数の兵器が一気にでてくるなんてね」

オルオ「…そ…そうっすね」

リヴァイ「……」

ハンジ「でもすごい興味をそそられるねああいうのは!」

リヴァイ「……」

オルオ「俺はもう帰りたいですよ」

ハンジ「まだあれが徘徊している可能性もあるよ」

オルオ「……」

リヴァイ「……穴だらけだ」

ハンジ「ん?どうしたの?リヴァイ」

リヴァイ「いやこの水路が穴だらけだと思ってな」

ハンジ「穴って?どこにもそれらしいものはないけど」

リヴァイ「なんでもねえ気にすんな」



ハンジ「しっかしこの水路は長いねえ」

オルオ「ん?分かれ道?」

ハンジ「それにしても二人とも同じパジャマ…ブフ…」

リヴァイ「……」

ハンジ「あり?怒っちゃった?」

リヴァイ「何故今迷わずそっちの方向を選んだ?」

ハンジ「!?」

ハンジ「あ〜…なんとなくだね」

ハンジ「こんなところで迷ってたらいつ遭遇するかわからないし」

オルオ「そ、そうですよ兵長、ここで迷ってるとまた奴らが…」

リヴァイ「……チッ」



ハンジ「私の勘って結構当たるんだよ〜」

ハンジ「ほらあそこに何か入口があるよ!」

リヴァイ「…エレンの野郎はもっと奥まで捜索しに行ったわけか」

オルオ「あのガキはとことん迷惑かけやがりますね」

ハンジ「あそこになんかいいものがきっとある!!」ダッ

リヴァイ「……」

オルオ「へ…兵長?」

リヴァイ「…もう少し泳がせてみるか」

オルオ「?」



ガチャ

リヴァイ「……」

オルオ「だ、誰もいませんね」

リヴァイ「しかし散らかっているな」

リヴァイ「さっさと取り掛かるぞ」

オルオ「は、はい!!」

リヴァイ「と言いたいところだが…」

リヴァイ「奴のことも気になる」

ハンジ「……」

リヴァイ「どうした?」

ハンジ「さっき向こうで面白いものがあったよ」





ハンジ「ここだよここ!」

リヴァイ「?」

オルオ「?」

ハンジ「いっくよ〜」

ハンジ「おりゃ!!」バン




エレン(全裸)「俺に…ペトラさんを守らせてください」キリッ

ペトラ(全裸)「だめよ、エレンは私が守るから」ウットリ




ハンジ「あ、終わってた」

リヴァイ「……」

オルオ「…oh」


ハンジ「ねえねえ何してんの!?ねえねえ!!」

エレン(全裸)「え!?ハンジさん!?」アタフタ

ペトラ(全裸)「あ…え?え?」アタフタ




オルオ「あれはうざいですね」

リヴァイ「今回はエレンとペトラの自業自得だが」

リヴァイ「あのクソメガネは削いでいいと思う」

オルオ「…はい」

とりあえずここまで

えろんはこんかいはかかなくていいよね?
ぜんかいのあれはしんやのてんしょんときのまよいだし

つづきはひるくらいに

おはよう

さいかいします




リヴァイ「で?この非常時に何やってやがる?」


エレン(正座)「愛ゆえに…です」

ペトラ(正座)「最初は吊り橋効果だったと思います、でもこれが愛だと気づきました」

リヴァイ「いや知らねえよこの非常時に何乳繰り合ってんだと訊いてんだよ」

エレン(正座)「そんな…乳繰り合ってるなんて」

ペトラ(正座)「恥ずかしいです」

リヴァイ「既にてめえらの存在が恥ずかしいから安心しろ」




オルオ「ダメだこりゃ」

ハンジ「面白いからもっと続けててもよかったのに」


ハンジ「ま、とりあえず先進もうよリヴァイ」

リヴァイ「チッ…仕方ねえ」

リヴァイ「さっさと行くぞ」

オルオ「はい!」

エレン(正座)「……」

ペトラ(正座)「……」

リヴァイ「聞こえなかったか?行くぞ」

エレン(正座)「あの…兵長」プルプル

ペトラ(正座)「あ…足が…痺れて」プルプル

リヴァイ「……」エレンノアシチョン

エレン「おわあああああああああああああああああああああああああああああ」

ペトラ「エレエエエエエエエエエエエエエエエエエエン!!」

リヴァイ「こうなりたくなかったら早くしろ」

ペトラ「はい!兵長!」プルプル



ハンジ「ぶわっはっはっはっはっは!!巨人でも足痺れるんだ!!これはいい!!」

オルオ(へ!あのガキンチョざまあねえな!)

ハンジ「で?お漏らし仲間が大人になった感想はどうよ!」

オルオ「……」

オルオ「…正直きついです」

ハンジ「…ごめんね」

オルオ「…ぐすん」

〜数分後〜


ハンジ「いやぁ〜だいぶ時間食っちゃったね、面白かったからいいけど」

リヴァイ「大体こいつらのせいだ」

エレン、ペトラ「申し訳ございません」

オルオ「へ!ちったあ反省しやがれ」

エレン「…はい」



リヴァイ「で?今どこに向かってるんだ?」

ハンジ「ん?よくわかんないから適当に進んでるよ」

リヴァイ「……」

エレン「あ、地図ならここに」

ハンジ「お!でかした!エレン!」



エレン「この地図見て思ったんですが…」

エレン「あの小屋から入るにしてもこの研究施設広すぎじゃないですか?」

ハンジ「う〜ん…まあ昔の調査兵団本部だし研究施設の一つや二つあるさ」

エレン「じゃあ今の本部にも?」

ハンジ「…禁則事項です☆」

エレン「……」

オルオ「この広さじゃエルドとグンタを探すのも一苦労だぜ」

ペトラ「オルオが正論言ってる」

リヴァイ「なら二手に分かれるか」

エレン「またですか!?」

リヴァイ「俺は奴らを殲滅することを諦めちゃいねえ」

ハンジ「え〜?あんないい研究対象を?」

リヴァイ「俺にとっては邪魔な部外者だ」

オルオ「さすが兵長!なら俺は兵長と!」

ペトラ「……」

ハンジ「じゃあここは私とリヴァイを筆頭に班を決めようか」

エレン「お…お願いします」

ハンジ「じゃ!ちょっと待ってて」

リヴァイ「決めるのに二人も必要ねえだろうが」

ハンジ「お待たせ!」

ハンジ「ちょっとバランス悪いけど片方は戦闘特化だから気にしないで!」

ハンジ「あと班分けに意味があるのかとかツッコみは無しで」

殲滅班
リヴァイ
オルオ

探索班
ハンジ
エレン
ペトラ



エレン「え?ペトラさんと一緒でいいんですか?」

ハンジ「私がニヤニヤしながら見てるよ」

ペトラ「…なるほど」

オルオ「おっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああ」

リヴァイ「うるせえ」ゲシ

オルオ「う…嬉しくてつい…」


ハンジ「私達の目的はこの研究施設の探索、そして2人の救出、OK?」

エレン「はい!」

ペトラ「了解しました!」


リヴァイ「奴らは実体があることが既に判明している、そこを叩く」

オルオ「はい!了解しました!」


ハンジ「ではさっそくレッツゴー!!」






リヴァイ「ちょっと待てエレン」

エレン「?なんですか兵長」

〜探索班side〜



ハンジ「いや〜こういうとこは心躍るね!!」

ペトラ「いや…薄気味悪さしか…」

エレン「……」

ハンジ「ん?どうしたんだい?エレン」

ハンジ「もしかしてもうペトラといちゃつきたくなっちゃった?」

エレン「な!?ち…違うんです!!」

ペトラ「そ…そんな拒否しなくても」

エレン「いやそういうのじゃなくてですね!!」

ハンジ「いや〜お熱いね」

エレン「からかわないでください!!」

ハンジ「あっはは〜ごめんごめん!」




ハンジ「ここは何の研究をしてた部屋だろうか?」

エレン「…さっきの兵器たちの?」

ハンジ「たぶんここに被検体の候補を収容してたんだろう」

ペトラ「候補?…それって…」

エレン「…人間?」

ハンジ「正解!よくできました!」

ペトラ「そんな…」

ハンジ「裏の世界じゃ珍しいことじゃないよ」

エレン「……」

ハンジ「ショックだったかい?」

エレン「…そうですね、先を急ぎましょう」

ペトラ「…エレン?」




エレン「ここは…」

ハンジ「どうやらここで被検体の開発が行われたようだね」

ペトラ「……」

エレン「それにしても悪趣味ですね」

ハンジ「私もそう思うよ、でもそれと同時に」

エレン「?」

ハンジ「いやなんでもない、次に行こうか」

ペトラ「……」

エレン「大丈夫ですか?ペトラさん」

ペトラ「うん、ちょっと気味悪いと思っただけだから」


ハンジ「ある意味当たってるよ…研究者は皆気味が悪い」ボソ






ハンジ「どうやら資料室のようだ」

エレン「資料が…こんなに?」

ペトラ「たぶん貴重な資料も…?」

ハンジ「どうだろうね?貴重なものは今の本部のほうに移されてる可能性もある」

エレン「ちょっと見ていきたいところですが…」

ペトラ「エルドとグンタが心配」

ハンジ「うん、優先すべきはそっちだね、資料は後からでも見に来れる」

エレン「…先を急ぎましょう」

〜殲滅班side〜




リヴァイ「失った!ゴールデンボウル!もう、戻らない♪」

オルオ「……」

リヴァイ「失った!自尊心!これは、取り戻す♪」

リヴァイ「誰にも!言えない!心の闇!常にとらわれてる♪」


オルオ「あ…あの…兵長?」

リヴァイ「なんだ?今奴らをおびき寄せてる最中だ、後にしろ」

オルオ「す、すみません!」



リヴァイ「それにしても奴らの気配がしない」

オルオ「…どうしてなんでしょう?」

リヴァイ「これだと班を分けた意味が全くなくなる」

リヴァイ「これは由々しき事態だ」

オルオ「奴らを探しましょう!!」

リヴァイ「だから今おびき寄せてるんだろうが」

オルオ「は…はい…すいません」





リヴァイ「…それにしてもきたねえ研究施設だ」

オルオ「!?」

リヴァイ「奴らが現れるまで暇だ、なら」

リヴァイ「今何をすべきかお前にはわかるはずだ」

オルオ「え?ここでですか!?」

リヴァイ「こんなきたねえところに長居はしたくねえ」

オルオ「……」

リヴァイ「早速取り掛かるぞ」

オルオ(うそ〜ん)

〜探索班side〜





エレン「ここ…鍵がかかってます」


ハンジ「…う〜んそっか〜…」

ペトラ「近くに鍵とか落ちてないですかね?」

エレン「都合よくあったらいいんd ハンジ「あ、これじゃね?」


エレン「……」

ペトラ「……」


ハンジ「お、開いた開いた」カチャ




エレン「中は…とくになんも無い部屋ですね」

ペトラ「…じゃあ何のために鍵が?」

ハンジ「とりあえずこの部屋を探索してみようよ」

エレン「はい」





エレン「…!これは」

ハンジ「なにかあったかい?」

エレン「はい、こんなものが

金のメダル

ハンジ「……」

ハンジ「とりあえず持っておいて損はなさそうだ」

エレン「はい」

金のメダルを手に入れた





エレン「!」

エレン「何か聞こえます」

ハンジ「わかってるよ…どうやらこっちに向かってるようだ」

エレン「ん?あれは…」

エレン「エルドさん!?」

ハンジ「どうしてパンツ一丁なのかはツッコんだほうがいいのかな?」


エレン「とにかく無事でよかったです」


ペトラ「エレン!!待って!!」

エレン「え?」

エルド?「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」クワ

エレン「!?」



エレン「な…俺が…わからないんですか…?」グググ

エルド?「ウゥ・・・ゥウウウウ…」グググ


ハンジ「お?エレンは力も強い!これは巨人化とは関係ないはずだけど」

ペトラ「助けなきゃ!!」

ハンジ「……」




エレン「……ぐぬぬ」グググ

エルド?「…がああ」アーン

エレン(くそ…何とかして止めなきゃ、エルドさんを退かすことだけ考えて巨人化するか?だめだ)

ハンジ「ま、貴重なサンプルをここで失うのはマズいか」ボソ



ハンジ「ふん!!」

エルド?「ぐぼぁ!!」

ハンジ「エルド、私が相手してあげるよ」

エルド?「……」

ハンジ「さ!後から追いつくからさ!」


エレン「え?でも ペトラ「行くわよ!エレン!!」ガシ





ハンジ「今度は見つからない様にイチャイチャしてね!!」

きゅうけいします

もうしゅうばんなんでもうすこしだけしんぼうを

ただいま

ぐだぐだにならないようにさいかいします

〜殲滅班side〜



リヴァイ「殲滅完了だ」

オルオ「ゴミをですけどね」

キラキラ

リヴァイ「大事なことだ」

リヴァイ「それよりお前他の部屋は終わったのか?」

オルオ「終わりました!」

リヴァイ「確認してやる」





オルオ「……」

オルオ「思わず拾ってきちまったけど…」

銀のメダルを手に入れた








リヴァイ「全然なってない、やり直せ」

オルオ「はい!」






リヴァイ「…何故だか拾わなければならねえ気がした」

銅のメダルを手に入れた

〜探索班side〜




エレン「……」

ペトラ「これで冗談じゃないってはっきりしたでしょ?」

エレン「…はい」

ペトラ「エルドは…もう…」

エレン「いや、まだ諦めるのは早いですよ」

エレン「何か方法はあるはずです」

エレン「それを探すためにも前に進みましょう」

ペトラ(エレン…この数時間ですごい成長してる)

ペトラ「そうね、行きましょう」







エレン「…ここが…一番奥ですね」

ペトラ「大きい扉…」

エレン「…びくともしません」

ペトラ「そんな…ここまで来たのに…」




エレン「!」

ペトラ「どうしたの?」

エレン「…3体の像です」

ペトラ「…それって」

エレン「マリア…ローゼ…シーナと書いてます」

ペトラ「なんでこんなところに?」



エレン「メダルをはめる穴がある」


エレン「でも…3つのメダルなんてどこに?」

ペトラ「さっき見つけた金のメダルの他に2つあるって言うこと?」

エレン「そうなりますね」

エレン「探しましょう」

「いや、その必要は無い」

エレン「!?」


リヴァイ「何故ならここに2つあるからだ」

エレン、ペトラ「リヴァイ兵長!!」

オルオ「おいお前ら!!俺もいるからな!!」

エレン「ついでにオルオさん!!」

オルオ「ついでは余計だ!!お前削ぐぞ!!」

ペトラ「オルオうるさい」

エレン「結局班を分けた意味が…」

リヴァイ「手がかりがすぐに揃っただけでも収穫だ」

リヴァイ「それよりエレン、ちょっと来い」

エレン「!…はい」

ペトラ、オルオ「?」








リヴァイ「…で?このメダルをどうする?」

エレン「……」

ペトラ「エレン?」

エレン「あ、はいそうですね、ここに3体の像があります」

オルオ「見りゃわかんだろ」

エレン「で、ここにメダルをはめる穴があるんです」

リヴァイ「つまりこいつをはめるというわけか」

エレン「問題はどの像にどのメダルをはめるかということです」

ペトラ「……」

ペトラ「普通に考えればマリアが銅、ローゼが銀、シーナが金よね?」

オルオ「まあそうなるわな」

エレン「やってみます」








エレン「反応は無いですね」

リヴァイ「……」

リヴァイ「…これは逆だ」

エレン「?」

リヴァイ「とにかくやってみろ」

エレン「は、はい」





ゴゴゴゴゴゴゴゴ





エレン「開いた」

リヴァイ「…だろうな」

エレン「?どうしてですか?」

リヴァイ「調査兵団なりの皮肉だ」

リヴァイ「内地はグータラ、中間はご機嫌伺い、外は英雄」

リヴァイ「たぶんそんなような意味を込めているんだろう」

オルオ「???」

エレン「外は英雄…そうですね」

ペトラ「まさかメダルでそんなことを表すなんて」


リヴァイ「先を急ぐぞ」


エレン、ペトラ、オルオ「はい!」

〜???〜




リヴァイ「…なんだここは…?」

エレン「なんか変な入れ物とかが…」

ペトラ「気持ち悪い…」

オルオ「なんなんだよ…まじで…」



エレン「とにかく…辺りを調べてみます」






エレン「…ここにもいないとなると…グンタさんはどこに?」

ペトラ「…正直ここに長居したくない」

オルオ「なんだ?ビビってんのか?」

ペトラ「そ、そうよこんな時に冗談言ってられないわよ」

オルオ「俺もだ」





リヴァイ「……どうやら奴らが来たようだ」

エレン「!?」



ジェイソン「……」

フランケン「……」

狼男「……」

虎女「……」

吸血鬼「……」

鎧「……」

ブリッジ少女「……」

エルド?「……」



エレン「か…完全に囲まれた…」

ペトラ「あ…あぁ…ぁ…」

オルオ「…マジカヨフザケンナ」ブツブツ



リヴァイ「……チッ」



リヴァイ「何の真似だ?」






リヴァイ「クソメガネ」





ハンジ「……」

ハンジ「いつから気づいてた?」

リヴァイ「悪いが最初からだ」


ハンジ「ふ〜ん?そっかそっかやっぱリヴァイだね」

ハンジ「でも気づいたところでどうしようもないよね」

リヴァイ「……」

ハンジ「ま、わざとばれるように行動してたわけだけど…」

ハンジ「リヴァイ以外は全然だったようだね」

エレン「……」

ペトラ「ハンジ分隊長?何を言って…」

オルオ「…冗談きついぜ」

ハンジ「みなさんお察しの通りこれはみんな私が作り出したものだよ」


ペトラ「!?」

オルオ「!?」


エレン「……」

ハンジ「昔の研究成果を元に私が作り出したってこと」


ハンジ「使ったのは…これは言わないほうがいいか、ショックが大きそうだし」


エレン「……」

ハンジ「ま、ここにいるのは私の従順な僕、私が命令すれば即座に動くよ」

ペトラ「な…なんのために?」

ハンジ「なんのため?そんなの決まってる」

ハンジ「人類より強い兵器を証明するため」

ハンジ「そのためには犠牲はつきものだ」


オルオ「わけがわからねえ…」


ハンジ「研究者なんてみんなわけがわからない、冥土の土産に持ってくといいよ」

ハンジ「いや、君たちに選ばせてあげよう」

ハンジ「兵器として生まれ変わるか、ここで人類の勝利のために生贄となるか」

ハンジ「選ばせてあげるよ」




ペトラ「……」

オルオ「……」

エレン「……へ!」

リヴァイ「クソったれだ」


ハンジ「?」


エレン「そんなもん糞喰らえって言ってるんですよ!」

リヴァイ「選択肢は3、てめえら全員削いで生き残る、だ!」


ハンジ「……」

エレン「ハンジさん!」

ハンジ「……」

エレン「この絶望的な状況を覆す方法、それをご存知ですか?」

ハンジ「!!まさか!」

エレン「兵長!!許可を!」

リヴァイ「やれ」

ハンジ「え!?ちょ!?」

エレン「わかりました!!」


ペトラ「え!?ここで!?」

オルオ「マジで逝ってんの!?」


エレン「こっちはこれがあるんですよ!!」ガリ

ピカ!!!





ハンジ「わああああああああああああああああ待った待った!!これドッキリ!!ドッキリだから!!」




リヴァイ「あ?」

オルオ「へ?」

ペトラ「え?」


エレン(巨人)「ア?」


リヴァイ「今なんて言った?」


ハンジ「ドッキリ大成功〜…なんちゃって」

エレン(巨人)「……」


リヴァイ「こいつの気持ちはどうなる?」

ハンジ「そ…そのまま研究させてくれないかな〜?なんて」

エレン(巨人)「ウガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ズドン


オルオ「何壁殴ってんだ!!崩れちまうぞ!!」

ペトラ(エレン…大きくなったね)

リヴァイ「それで、この兵器とやらは本物か?」


ハンジ「そんなわけないじゃ〜ん」

ハンジ「みんな、もういいよ」


ジェイソン→ライナー「あ〜やっと取れる」

フランケン→ベルトルト「お疲れ様です」

狼男→ジャン「この毛皮熱いったらありゃしねえな」

虎女→サシャ「脱げるだけましじゃないですか!私特殊メイクですよ!」

吸血鬼→ユミル「なんで私こんなことしてるんだ?」

ブリッジ少女→クリスタ「楽しかったからいいじゃない!」

鎧→ミケ「……フッ」

〈●〉〈●〉→ミカサ「…あのチビに一泡吹かせたかった」


エレン(巨人)「オアエラ…?」


ペトラ「…ミケ分隊長まで何してるんですか?」

ミケ「……楽しそうだと思ってな」

ペトラ「いや本当にシャレにならないです」

オルオ「…どうりで速過ぎると思った…」

ミケ「オルオからはカリフラワーの臭いがした」

オルオ「それどんな臭いですか!?」




エレン(巨人)「オアエラ…ドウシテ…オオニ?」


ライナー「あ〜それがだな…」


ハンジ「それは私から説明しよう!!」

――――――――
――――――
――――

〜時は遡り〜




ミカサ「……」

アルミン「…ミカサ…?」

ミカサ「エレン分が足りない」

アルミン「…やっぱり」

ライナー「まあ訓練兵の時まではいつも一緒にいたわけだしいきなり離れ離れってのもな」

アルミン「ライナー…」


ハンジ「なになに〜?どうしたの?」

アルミン「ハンジ分隊長…それが」

ミカサ「エレンに会うにはどうすれば…」

アルミン「なんて無理なこt ハンジ「オッケー!!」

アルミン「…ん?」

ハンジ「私に任せなさい!!」

アルミン「そんな簡単に決めちゃっていいんですか!?」

ハンジ「大丈夫大丈夫!いい方法があるから」

アルミン「?」






ハンジ「…おおう、今期の上位陣が勢ぞろい」

ライナー「一人いませんけど」

アルミン「コニーどうしたの?」

ベルトルト「アルミンは知らなかったか、コニーは8時には寝ちゃうんだ」

ミカサ(エレンに会える、待っててエレン)

サシャ「あっちにはいい食べ物があると聞いて」

クリスタ「何が始まるんだろ?」ドキドキ

ユミル「クリスタ、なんで参加しようと思った?」

クリスタ「役に立つ」キリッ

ユミル「あっそ…」

ジャン(別にあいつのことなんざこれっぽっちも心配しちゃいねえ)

ジャン(ミカサが行くから仕方なくだ)


ハンジ「いや〜よく集まってくれたね!これから旧調査兵団本部に忍び込むよ!」


アルミン「え!?忍び込むんですか!?」

――――
――――――
――――――――



エレン(巨人)(それでアルミンは反対してこなかったってことか)

アルミン「それがそういうわけでもないというか…」

エレン(巨人)「!?」

アルミン「やっぱり僕もなんだかんだ言ってエレンが心配だったし」



ミカサ「それよりもエレン」

エレン(巨人)「?」

ミカサ「話したいことがある、今すぐ降りてきて」ゴゴゴゴゴ

エレン(巨人)「!?」ゾク

ミカサ「待ってて、今項から取り出してあげるから」ジャキン

エレン(巨人)(どっから持って来たあああああああああああああああああ!!?)

ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

エレン!!アノオンナハダレ!?

リヴァイ「……もう一度訊く、何の真似だ?」

ハンジ「まあたまにはいいじゃん、楽しんだもの勝ちだよ」

ハンジ「あとこれ自体はドッキリだけどこの研究所自体は本物だよ」

リヴァイ「……」

ハンジ「非人道的な研究は実際に行われてた、どう思う?」

リヴァイ「……さあな」

ハンジ「私はそんなことはしない、いくら巨人を殲滅できる可能性があろうと犠牲にならなくていい人が犠牲になるのはね…」

リヴァイ「……」

ハンジ「ま、あの肉体強化のウィルスはちょっと興味あるけどね」

リヴァイ「……フン」


ペトラ「エルド!!一体何の真似!?」

エルド「楽しかっただろ?」

ペトラ「最悪よ!!」



リヴァイ「そうだ訊き忘れていたことがあった」

ハンジ「なにかな?」

リヴァイ「顔が半分無え野郎と顎から上が無え女はどこだ?」

ハンジ「は?何それ?」

リヴァイ「しらばっくれるな、俺はこの目で見た」

ハンジ「ごめん、それ本当に知らないんだけど」

リヴァイ「……」

ハンジ「大丈夫?リヴァイ?」

リヴァイ「……」

〜???〜




グンタ「大体これはセットじゃないんだこういう癖なんだこの頭は」

顔半分の男「……」ウンウン

顎から上が無い女「……」ナデナデ


グンタ「お前らありがとう」ウルウル

顔半分の男「……」ユビサシ

顎から上が無い女「……」ガッツポーズ


グンタ「なんかお前らと話すと元気出た!」

グンタ「じゃあ俺もう行くな!またな!」


顔半分の男「……」フリフリ

顎から上が無い女「……」バイバイ






顔半分の男「……」スゥ

顎から上が無い女「……」スゥ


――――――――
――――――
――――




エレン「戦慄の旧調査兵団本部」

ブラウン完

やまなしおちなしでした
わりとながくなった

そして、いちおうかききったのでひらがなは卒業します

希望があれば補足なり穴埋めなり書いていきます

おはよう寝落ちしてました

ではおまけで
クリスタがブリッジ少女になるまで
エレンとペトラのその後

をお送りします
※これは蛇足です

〜研究所〜



ハンジ「ではみなさんに変装してもらいます」

一同「は?」

ハンジ「いいからいいから」

ハンジ「ちなみに情報提供、衣装提供はここにいるアルミンです!」

アルミン「へ?」

ハンジ「とりあえず資料はいっぱいあるから選んでみてよ」

アルミン「なんで自分なんですか!?」

ミカサ「大丈夫アルミンならできる」

アルミン「ミカサまで…」

〜資料室〜


アルミン「…すごくいっぱいあるな…」

アルミン「ん?これ知ってるかも」

アルミン「おお!これなんかよさそうだ!」


アルミン「みんなこういうの似合いそうだ」





ハンジ「だんだんのってきたね!」

ミカサ「アルミンはできる子」

〜そして〜

アルミン「ライナーはジェイソンという昔の怪物で」

ライナー「かっこいいな…これ」

アルミン「ベルトルトは優しいイメージが強いからフランケンという研究者が作り出した…」

ベルトルト「あはは…青い…」

アルミン「ジャンはこんなイメージが強かった」

ジャン「なんでこんな毛皮というか…これはツッコんだほうがいいのか?」

アルミン「サシャは昔の伝説に出てきた虎憑きというものを」

サシャ「え?このメイクするんですか?このメイクすれば肉が食えるんですか?」

アルミン「ユミルは吸血鬼で…あと一応そばかすもメイクで見えなくして…」

ユミル「私=そばかすという風潮」

アルミン「ミカサは正直眼力あるから黒い布被るだけで」

ミカサ「……」ショボーン




クリスタ「……」




クリスタ「私は!?」


アルミン「忘れてたわけじゃないんだけど…」

アルミン「ちょっとね…」

クリスタ「?」

アルミン「ハンジさんに訊いてみたんだけど」

アルミン「精鋭班にドッキリを仕掛けるらしい」

クリスタ「え?」

アルミン「もちろん僕は反対したんだけど…」

アルミン「わりとみんなが乗り気で」

アルミン(まさかミカサも乗るとは…)

ミカサ(エレンの怯えた顔を見たいそして慰めたい」

アルミン「ミカサ声に出てる」

アルミン「とにかく…クリスタにそういうのは無理なんじゃないかって思って」

クリスタ「私にもできるよ!」プク

アルミン(可愛い)

アルミン「ハンジさんに訊いてみたんだけど」×

アルミン「ハンジ分隊長に訊いてみたんだけど」○

でいいんだよね?

アルミン「まあクリスタの衣装はこれ」

白ワンピース+麦わら帽子

クリスタ「え?」


アルミン「…怒らないで聞いてほしいんだけど」

アルミン「これが…衣装だ」

アルミン「クリスタにはやってもらいたいことがあるんだ」

クリスタ「?」




アルミン「そう!!そこで!!白目!!」


クリスタ「え?そんな…無理だよ」

アルミン「やる前から諦めてどうするんだ!!」

クリスタ「そ、そうだよね!頑張る!」

アルミン「そうだその意気だ!!」


ユミル(あいつ殺しとくか)

ハンジ「じゃあそろそろ出発しようか」

ハンジ「後で呼びに来るからね」

ユミル「ちょっと、待ってくださいあの変態殺すまで!」

ライナー「そうです!!アルミンを今仕留めるべきです!!」

ハンジ「さ!早く行った行った!」

ベルトルト「行くよ〜」ズルズル

ユミル「あ、待てこら引きずんなこら」ジタバタ

ライナー「ちょ!!ベルンケン力が強い!!」ジタバタ





アルミン「さて…再開しようか」

クリスタ「う…うん」

〜1時間後〜




クリスタ「あ、これ楽しいかも」ヒョコヒョコ


アルミン(普通気持ち悪いはずなのになんで可愛いんだ?)

クリスタ「ど、どうかな?」


アルミン「可愛い」

クリスタ「え?」

アルミン「いや、怖さが足りない」

クリスタ「そっかぁ〜」

アルミン「どうすればいいだろう?」

ハンジ「お困りのようだね」

アルミン「はい、怖さを出すには…」

ハンジ「いっそメイクとかしちゃったら?」

アルミン(クリスタの顔にそんなことできない)

クリスタ「私やりたいです!!」

アルミン「え"?」


ハンジ「本人の許可も出たことだしいっちょやりますか」


アルミン「え?え?」




クリスタ(ショック画像のあれ)「ど、どうかな?」



アルミン(流石にもう可愛いとか言えないわ)

ハンジ(メイクしといてあれだけどやりすぎた)


クリスタ(グロメイク)「二人ともどうしたの?」ニコ


アルミン(普段の女神の微笑みが…恐怖でしかない)

ハンジ「じゃ、それでブリッジしてみて」

クリスタ(グロメイク)「わかりました!」

〜数時間後〜


クリスタ(グロメイク)「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ダダダッ


ハンジ「ちょ!!マジで怖え!!」

アルミン「想像以上です」



クリスタ(グロメイク)「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」ダダダッ


アルミン「クリスタ!?どこ行くの!?」





ハンジ「行っちゃった…」

アルミン「入り込みすぎですね…」



>>270

間違えた>>236
まあ>>270でもつながるけど

休憩してからエレぺトのその後です

ただいま帰りました

では再開します


とある夜に起きた騒動はとある分隊長によるドッキリと判明した

あるものは安堵し、またあるものは舌打ちをした

仕掛け人たちは友の姿を見てまた安堵した

とある彼の家族も彼の姿を見て喜びを露わにした


しかし仕掛け人たちは知らなかった

とんでもないことをしてしまったことに…




おまけ
吊り橋の行方

〜翌日、夜〜

調査兵団の歓迎会


カンパーイ


ハンジ「いやぁ〜こうしてリヴァイの班も連れてくることに成功したことだし」

リヴァイ「てめえが無理やり連れて来たんだろうが」

ハンジ「まあ細かいことは気にしない気にしない」

リヴァイ「第一エレンをこんなところに連れ出してるのがばれたら…」

ハンジ「大丈夫だよばれなきゃいいんだから」

リヴァイ「…チッ」

ハンジ「それとも旧本部でやってほしかった?」

リヴァイ「やめろ、汚れる」

ハンジ「だよね〜リヴァイならそういうと思った!」



ライナー「エレン!お前も飲め!!」

エレン「はぁ!?なんでだよ!?」

ライナー「こんなに飲める機会なんてそうそう無いぞ!!」

エレン「いや知らねえよ!」

ミカサ「そう、ライナーは黙ってて」

エレン「ミカサ」

ミカサ「エレンに飲ませるのは私」

エレン「え?ちょ!?みかs




ユミル「たく…あいつら騒ぎ過ぎだろ」グイグイ

クリスタ「ユミル、もうのmんぐんぐ」ジタバタ

ベルトルト「いいのかい?」

アルミン「何が?」

ベルトルト「あのままエレンのとこ放っておいて」

アルミン「ミカサも溜まってたみたいだし今日くらいはね」

ベルトルト「あはは…」




ペトラ「……」

エルド「ペトラ?どうした?」



エレン「ちょ!!ミカサ!よせ!」

ミカサ「何故?エレンも飲めばいい」グイグイ

エレン「お前酔ってやがるな!!」

ミカサ「私は正常」グイグイ

エレン「どう見ても異常だ!!」


ジャン「畜生羨ましい!!」

エレン「ジャン!!羨ましいか!?そうなのか!?」

ジャン「当たり前だ!!この糞野郎!!」

エレン「じゃあ後は頼んだ!!」ダッ

ジャン「マジで!?」

ミカサ「あ!!エレン!!待って!!」




エレン「ハンジさんは一体何考えてるんだ…」

エレン「このままここにいるといろいろ危ない」

エレン「このまま離れると兵長に殺されるし…」

エレン「とりあえずどこかに隠れよう」


エレン「でも、どこにしよう…」


「エレン…エレン…」

エレン「?」

ペトラ「こっちこっち」


エレン「ペトラさん?」


ペトラ「エレン!」ダキ


エレン「おっふ」


エレン(ペトラさんは…昨日のあれがトラウマになったのか…)

エレン(甘え癖ができました)

ペトラ「やっと二人きり」スリスリ

エロン(悪い気はしまへんで〜)

ペトラ「ここに隠れてれば大丈夫」

ペトラ「それに私が監視してるということにしとけば文句なし」

エレン「なるほど」

ペトラ「というわけでしばらくここにいましょ」スリスリ

エレン「…oh」




ミケ「……フッ…」

エレン「…ペトラさん」

ペトラ「なに?」

エレン「後ろに…」

ペトラ「え?」




ミカサ「〈●〉〈●〉」



ペトラ「ひぃ!?」ギュ

エレン(完全にトラウマなんだ…そして柔らかい)

ドッキリによる過ち…それは…


ペトラ「エレン…」ギュ

エレン「おどかすなよミカサ」


それは…カップルが生まれたこと


家族は後悔した

やってしまったと


ミカサ「……」ギリッ

とりあえずここまで

続きは日にちが変わった後に

サーバー移転までに完結させたいです

ただいま>>1です

まったり再開です



ミカサ「エレン、その女は危険」

ミカサ「よってそこから離れるべき」

エレン「何言ってんだよミカサ、ちゃんと説明しただろ?」

ペトラ「その女って…私一応先輩なんだけどな…」

ミカサ「〈●〉〈●〉」

ペトラ「ひ!!?」

エレン「ミカサ!!」

ミカサ「エレン、少し話をしよう」

エレン「……わかった」



ペトラ(私の何がいけないんだろ?そういえばお漏らし見られてたんだっけ?)





ミカサ「私の今の気持ちを一言で表す」

ミカサ「どうしてこうなった…」

エレン「は?」

ミカサ「エレンはどうしてあの女と付き合ってる?」

エレン「好きだからに決まってんだろ」

ミカサ「」グサ

ミカサ「ごふっ…私には理解できない」

エレン「お前血吐いてるけど大丈夫か?」

ミカサ「問題ない」

ミカサ「私は認めていない」

エレン「なんでお前の許可がいるんだよ?」

ミカサ「私はミカサ…エレンの…」

ミカサ「家族!!」ドン

エレン「なんだ今の間は」

ミカサ「家族!!」ドン

エレン「んなもんわかってるよ」

ミカサ「なら認めない理由もわかるはず」

エレン「いやそれはわからん」

ミカサ「あのおm…ゲフンゲフン髪の色まで狐みたいな女狐」

エレン「なにがいけないんだよ?ペトラさんなんも悪いことしてないだろ」

ミカサ「なら確かめる」

エレン「は?」

ミカサ「あの女がエレンに相応しいか私が採点しよう」

エレン「おい何勝手に話進めてんだよ」

ミカサ「これは私の持論だけど」

ミカサ「長続きの秘訣は試練だと思う」

エレン「なんかリヴァイ兵長みたいなこと言ってるな」

ミカサ「あのチビと…?」

ミカサ「……」




ミカサ「……」ガン!ガン!

エレン「おーい戻ってこーい」

ミカサ「とにかくこれは決定事項、あの女に伝えておいて」

エレン「ミカサ、さっきから先輩への態度じゃねえな」

ミカサ「先輩だろうと関係ない、エレンは渡さない」

エレン「まずお前のものじゃねえから」

ミカサ「〈●〉〈●〉」

エレン「もうそれはやめろ」


ミカサ「わかった」

ミカサ「とにかく私は本気、それを覚えておいて」



エレン「…なんかややこしいことになってきた」







エレン「というわけなんです」

ペトラ「私あの子に嫌われちゃったみたいね」

エレン「なんかすみません」

ペトラ「なんでエレンが謝るの?」

ペトラ「それに、私はあの子と仲良くなることを諦めてないよ」

エレン「ペトラさん…」

ペトラ「でも…私達もう旧本部に帰るのよね?」

エレン「あ、そういえば」

ペトラ「…どうやら杞憂で終わりそう」

エレン「…はい」

ペトラ「ではここでエレン分を…」



リヴァイ「……」

ペトラ「……」

エレン「……」

リヴァイ「ここでも逢引か?盛りのついた猿共が」

ハンジ「ばれないところでいちゃつけって言ってるのに」

エレン「……」

ペトラ「……」

リヴァイ「帰るぞ」

エレン「はい」

ペトラ「はい、兵長」





ペトラ(あのミカサっていう子はエレンと家族同然らしい)

ペトラ(なにかいろいろ事情があったんだろうな…)

ペトラ(エレンも気軽に話せるって感じだったし)

ペトラ(ちょっと妬いちゃうかも)

ペトラ(よし!)

ペトラ(二人きりの時のエレンの敬語を取り除こう!)

ペトラ(…そんな形だけだと意味がないの)

ペトラ「…ハァ…」



エルド(ペトラの奴昨日から様子がおかしいな)

グンタ(なんかさっきからにやけたり落ち込んだりなんなんだ?)





エレン(そういえばミカサとはしばらくずっと一緒だったんだよな)

エレン(たまに会えるにしてもそんなこと自体が今までなかったんだ)

エレン「家族…」

エレン(たぶんミカサにとってはペトラさんはぽっと出の何か)

エレン(それが許せないのか?)

エレン「…大丈夫だって俺は家族を見離したりなんかしない」

エレン「またしばらく会えないだろうけどそのへん訊いてみるか」

〜翌日〜



エレン「……」

ペトラ「……」





ミカサ「……」ズズ



エレン「何故いる?」

ペトラ(この子恐ろしい)


ミカサ「言ったはず、確かめると」

エレン「いやここ旧調査兵団本部」

ペトラ「特別作戦班と一部の人しか出入りできないはずなんだけど」

ミカサ「なら私はその一部の人」

エレン「いや決めるのミカサじゃないから」

ペトラ「私兵長に言ってくる」


ミカサ「あのチビに報告したところで何も問題は無い」

エレン「その自信はどこからくる?」


ミカサ「私は強い」キリッ


エレン「いや会話つながってねえから」

ミカサ「それに私は許可はとってる」

ペトラ「誰に?」

ミカサ「ハンジ・ゾエ分隊長」キリッ

エレン「ほんと何考えてんだよあの人…」

ペトラ「あの人なら納得」


ミカサ「というわけで私が監視役のミカサ・アッカーマンです」


エレン「……」

ペトラ「…頑張るしかないのよね…?」

ミカサ「ペトラ・ラル」

エレン「おいマジ先輩呼び捨てにすんな」

ペトラ(もしかして私なめられてる?)

ミカサ「あなたがエレンに相応しいか私が見極める」

ペトラ「の…望むところよ!」

エレン(ペトラさーん?何のっちゃってるんですか?)

ペトラ「エレン!待ってて!私絶対に認められるから」

エレン(思いっきり下の立場になってますがいいんですかー?)


ミカサ「ここに先輩後輩はない、あるのは女という事実」


エレン「さて…草むしりの時間か」

ミカサ「では試練を与える」

ペトラ「来なさい!」










エレン「お!四つ葉のクローバーみっけ」

エレン「願い事は、巨人の駆逐もいいけどあの二人が円満に終わりますようにだな」

ミカサ「あなたはこの程度?そんなんじゃエレンは満足できない」

ペトラ「上等!!」







エレン「草むしり終了」

エレン「次は倉庫整理だな」

ミカサ「エレンの好みは美乳、デカければいいものではない」

ペトラ「わ、私が大きいだけとでもいいたいの?」

ミカサ「違うの?」

ペトラ「違うもん!!」










エレン「誰だよこんなに荒らした奴」

エレン「あ、俺か」

ミカサ「エレンはいざという時にかっこいい」

ペトラ「そうそう!この前のエレンはついドキッとしちゃった」

ミカサ「あなたはエレンの良さがわかる、素晴らしい」







エレン「ていうかライナーのせいでもあるんだよな?」

エレン「あのジェイソンゴリラ…」

ミカサ「小さい時のエレンはとても可愛かった」

ペトラ「…すごく見たかったな…」

ミカサ「今度写真を持ってくる」

ペトラ「本当!?」

ミカサ「約束しよう」


エレン「戻ってきたら二人が仲良くなっていた何を言ってるかわからねえと思うが…」


ミカサ「は!!?私は…」

ペトラ「?」

ミカサ「…私は…」

ミカサ「…くっ!!」ダッ

ペトラ「あ!ミカサ!」

エレン「…何が起こってるんだ?」

ペトラ「せっかく仲良くなれたのに…」

エレン「あ〜…たぶんミカサは戸惑ってるだけだと思いますよ」

ペトラ「…え?」

エレン「追ってあげてください」

エレン「きっとミカサは喜びますよ」

ペトラ「エレン…ありがとう!!」

ペトラ「今度パイズリしてあげる!!」ダッ

エレン(二人きりの時のペトラさんはどうしてこうねじ曲がってしまったのでしょう?)

だいたいエロンのせいである

ミカサ「みっちゃんはね…ミカサっていうんだほんとはね♪」

ミカサ「……エレンとが離れるのは寂しい…」





ペトラ「そんなことあるわけないでしょ」

ミカサ「ペトラ…」

ペトラ「一応先輩だからさんつけようね」


ミカサ「…さん」

とりあえずここまで
やべえ終わらなかった

次は…明日の夜に来れるかと

目が覚めたからちょっとだけ更新

ミカサ「どうしてここに?」

ペトラ「さっきまで仲良く話してた人がいきなりどこか行ったら心配するでしょう?」

ミカサ「仲良く?」

ペトラ「そうよ、それともそう思ってたのは私だけ?」

ミカサ「……」

ペトラ「傷ついちゃうな」

ミカサ「…そう」

ペトラ「……」

ペトラ「…確かに私はぽっと出の何かみたいなものよね?」

ミカサ「……」

ペトラ「最初は吊り橋効果っていうものに近い感覚だった」

ミカサ「…吊り橋?」

ペトラ「そう、危ない状況に遭った男女はお互いを意識すると」

ミカサ「何故?」

ペトラ「それは私にもわからない」

ペトラ「でもこの前のあの状況で確かに私は危機を感じてた」

ミカサ「……」ギリッ

ペトラ「最初はそうだったかもしれない」

ペトラ「でもエレンと一緒に行動してて次第に意識が強まった」

ミカサ「あのチビは?」

ペトラ「チビってリヴァイ兵長のこと?だめよ、あの人そんな呼び方しちゃ」

ペトラ「兵長はやっぱり尊敬というのが一番かな」

ペトラ「すごく憧れていて…でもそこに恋愛感情は無い」

ミカサ「……」

ペトラ「私は兵長のファンみたいなものよ、意外と人間的なところもあって面白いけど」

ペトラ「でもエレンは違った、最初はただの可愛い後輩だと思ってたのに…」

ペトラ「まさか年下にここまで引かれるとはね」

ペトラ「吊り橋効果ってその時だけのもので時間が経つとそれが錯覚だと思うようになるんだって」

ペトラ「まだ二日しか経ってないけどこれは言える」

ペトラ「この気持ちは本物なんだって」

ミカサ「…一つだけ言っておく」

ペトラ「?」

ミカサ「エレンの初めてはあなたではない」

ミカサ「この私!!」

ペトラ「!!?」

ペトラ(この子なんでそんなこと今!!?)

ミカサ「これは揺るぎようのない事実」

ミカサ「ふふん」

ペトラ「……なんか悔しい」

ミカサ「そう、悔しがらせることが目的」

ミカサ「私は悔しい、エレンが何故あなたに惹かれるのか?」

ミカサ「このままエレンは私を見離していくのか…」

ペトラ「…それはないって言ったでしょ」

ペトラ「あなたよりも月日は短いけど…」

ペトラ「エレンがそんなことをしないってことだけはわかるわ」

ペトラ「それにエレンがもしそんなことをするなら…」

ペトラ「私がひっぱたいて目を覚まさせてあげる」

ミカサ「ペトラ……」

ミカサ「…さん」

ミカサ「私はまだあなたを認めたわけじゃない」

ペトラ(強情ね)

ミカサ「ので、私は見極めようと思う」

ペトラ「……」

ミカサ「精々足掻け、そして初めてではないという悔しさをその大きい胸に抱きながら生きろ」

ペトラ「…酷い」

ミカサ「エレンを悲しませると許さない」

ミカサ「その時は先輩と言えど…削ぐ」

ペトラ「…大丈夫」

ペトラ「私の本物の気持ち…信じてもらえるまで時間がかかりそうだけど」

ペトラ「絶対認めてもらうから」

ミカサ「そう、なら精々頑張って」

とりあえずここまで

ではまた夜に

>>1です

再開します

ミカサ「それと…」

ペトラ「?」

ミカサ「お漏らし癖は早急に治したほうが良い」

ペトラ「そ、そんなにしないわよ!!」

ミカサ「そんなにと言う時点で異常」

ペトラ「…ぐっ…」

ミカサ「飲尿プレイ?」

ペトラ「お願いやめて!!」

ミカサ「これはいいネタというもの、やめるわけにはいかない」

ペトラ「お願いだから」ウルウル

ミカサ「しかし今日のところはこの辺で勘弁する」

ミカサ「また忘れたころに発言する」

ペトラ「鬼!!悪魔!!」

ミカサ「今の私には褒め言葉」



ミカサ「今日という日は素晴らしい日だ」

ペトラ「こっちは散々よ」

ミカサ「あなたという人と仲良くなれた」

ペトラ「ミカサ…」

ミカサ「しかしエレンは渡さない」

ペトラ「」ガク

ミカサ「というわけでエレンのもとへ」ダッ

ペトラ「速い!!待ちなさい!!」ダッ


ミカサ「待てと言われて待つ人はいない」

ペトラ「いやそれいざって時困るからね」






ミカサ「というわけで」

ペトラ「少し仲良くなりました」

エレン「昨日の今日で偉い進歩だな何があった?」

ミカサ「ペトラ……さんのおm ペトラ「何言おうとしてるの!?」

ミカサ「…この世界は残酷だという話」

ペトラ「わざわざ自分で残酷にしないで!」

エレン「?」


ガチャ

ハンジ「ミカサはいるかい?」

ミカサ「ここにいますハンジ分隊長」

ペトラ(なんでハンジ分隊長はすぐ出るのに私は変な間があるの!?)

エレン「あれ?なんでハンジさんまで?」

ミカサ「許可を出したのはハンジ分隊長、いるのは当然のこと」

ハンジ「まあそういうこと、私の用事はリヴァイのとこだったしね」

ハンジ「それはそうと…今日ここに泊まるからね」

エレン「ん?」

ペトラ「ん?」

ミカサ「了解しました」

ハンジ「だってぇ〜リヴァイも勝手にしろって言うし〜」

ハンジ「みんなで巨人トークしようぜ!エレンは強制参加で」

エレン「はいい!?」

ペトラ「どんどんわけがわからないほうに進んでいく」

ミカサ「こうしてエレンはミカサととある分隊長に寝取られるのであった」ボソ

ペトラ「縁起でもないこと言わないで!!」

ミカサ「おっと口が滑った」

ペトラ「これは不安で仕方ない」

ペトラ「私も参加します!」

ハンジ「ん?珍しいね!ペトラは嫌がると思って誘わなかったんだけど」ニヤニヤ

ペトラ「細かいことはいいんです!」

エレン「なんでこんなことに…」

ペトラ「でも二人で寝取るみたいなこと言ってるけどいいの?」

ミカサ「ハンジ分隊長はそんなことしないのを私は知ってる」

ミカサ「ジョークに組み込むくらい問題ないと思う」

ハンジ「……」ニヤリ

ペトラ「今こっち見てすごい表情したけど…」

ミカサ「ききき気のせい、私はなにも見なかった」

ハンジ「…」ペロリ

ペトラ「なにか獲物を見つけた表情なんですけど…」

ミカサ「ペトラ……あなたは幻覚を見ている」

ペトラ「呼び捨てになるほど動揺してるのね」

ミカサ「…さん」


エレン(何か良からぬことを考えてる3人)

エレン(しかし1人は恋人である)

〜地下室(エレンの部屋)〜





エレン(マジで有言実行するとは思わなかった)


ハンジ「やっぱ奇行種って言うのがもうキュートでさぁ!!」

ミカサ「私が認めるのはエレンのみ」

ハンジ「うん!エレンの巨人体は私的にもトップクラスに入ってる」

ペトラ「……」

エレン「なんか複雑な心境です」

ハンジ「なんで?こんなに褒められてるのに」

エレン「巨人の部分だけじゃないですか!」




ペトラ(あ〜…エレンニウム補給したい)

ミカサ「私はエレンのどんな部分も素晴らしいと思う」

ペトラ「わかるわかる」

ハンジ「なになに拗ねちゃってんの?」

エレン「拗ねてないですよ!」

ハンジ「可愛いね…食べちゃいたい」ペロリ

エレン「ひっ!!」

ペトラ「ハンジ分隊長!!」

ミカサ「…私はまたやってしまったのか…」ズーン

ハンジ「冗談だってば〜二人とも怖いぞ☆」

ペトラ「冗談に聞こえませんよ!」

ミカサ「そう…冗談…ハンジ分隊長は冗談が好き…」

ハンジ「まあ二人いなかったら本当に食べちゃってるかもしれないけどね」

ペトラ「はぁ!?」

ミカサ「この世界は…残酷だ…」



エレン(女子のトークって怖いわ〜逃げ出したいわ〜)

エレン(でもここ俺の部屋だわ〜他の部屋で寝るの許されてないわ〜)

エレン(詰んだ)

ハンジ「というわけでここに酒があります」

ペトラ「何がと言うわけなんですか!?」

ハンジ「朝まで語り明かそうぜ…主に巨人」ニヤリ

ミカサ「」ゾク

ペトラ「」ゾク




エレン(今ここで巨人化したら逃げられるだろうか?)

チュンチュン





ハンジ「それでさ!!ここから私の独自の見解になるわけだ!!」

ペトラ「」

ミカサ「」

エレン(本当に語り明かしやがったよ…)

エレン(ミカサまでこんな状態になるなんて…)

エレン(本当ハンジさんはやばい)

エレン「そして俺も限界」バタ

エレン「」

ハンジ「つまり巨人っていうのはやっぱり」



エルド「おーい!今日から訓練再開だ!」

エルド「さっさと起き…!?」



ペトラ「」

ミカサ「」

エレン「」

ハンジ「もうあの顔が最高でさ〜…」




グンタ「エルド?どうし…!?」

グンタ「一人知らないのがいる!?」

エルド「そこ!?…まああれは…確か目の奴だ」

〜数分後〜

ハンジ「まだまだ語り足りないけど仕方ない」

ハンジ「それじゃあまた実験の時に!!」

ミカサ「」ズルズル




ペトラ「すごい…引きずられてる」ボー

エレン「…あんな状態のミカサ初めてみました」ボー



エレン「でも…やっと」

ペトラ「二人きり!」

エレン「やっほおおおお リヴァイ「これから訓練だ、さっさとしろ」

リヴァイ「てめえはこの前体力の無さを露呈したからな、そこを重点的に鍛える」

エレン「……」

ペトラ「……」

エレン(腰振る体力には自信がありますが)

〜訓練〜



エレン「……兵長」タッタッタ

兵長「俺は今は兵長じゃない、荷物だ」

エレン「……」タッタッタ

兵長「手頃な荷物が無い、我慢しろ」

エレン「……」タッタッタ

エレン(この訓練は役に立つのだろうか…?)

エレン(ペースが落ちるたびに蹴りが来ます)




ペトラ(私も昔やらされたな…あれ)




エレン(格闘術…俺の得意分野)

エレン「ふ!!」

リヴァイ「その格闘術を誰から教わったか知らねえが」

ドム!

エレン「ごは!!」

リヴァイ「そんなんじゃ俺に一撃を加えることはできない」

リヴァイ「型にハマりすぎだ、教わったものをそのままやるのは馬鹿のすることだ」

リヴァイ「そこに応用を加えるくらいの工夫をしろ」

エレン「…はい!!」



ペトラ(久々に兵長が兵長してる)

オルオ「俺を直視するのが恥ずかしいのかペトラ、だがいちゅ」ガリ

オルオ「」ブシャー

〜訓練後〜


リヴァイ「明日もみっちり鍛えてやる」

リヴァイ「今日みたいな腑抜け晒すなよ」ガチャ

バタン




エレン「……」

ペトラ「……」

エレン「やっと…」

ペトラ「長かった…」

エレン「二人きりだあああああああああああああああああ」

ペトラ「ついに…ついにこの時が…」

エレン「ペトラさん!」ダキッ

ペトラ「エレン!」ギュ

エレン「長かった…」

ペトラ「本当に…長かった…」


エレン「今夜は…寝かしません」

ペトラ「それは私の台詞よ!」

ペトラ「とその前に…」

ペトラ「訓練でだいぶ汗かいちゃったから…」

エレン(こ…これは…)

ペトラ「よかったら…その…」

エレン(お風呂だああああああああああああああああああ)

エレン「一緒に入りましょう!!」

ペトラ「え!?その…まだ早いというか…」

エレン(変なところで初心です)

とりあえずここまで

続きは今日中のどっか

>>1です
関係ない話だけど
昨日のメンテ中に録画溜めしてた新世界よりとかいうの一気見したら鬱になった
エレンの中の人が出てるっていうから…

ごめんなさい再開します

〜風呂〜



エレン「やっぱ元は古城なだけあってすげえ風呂だよな」


エレン「……」

エレン「ペトラさんが来ない」



〜一方〜

ペトラ「恥ずかしいし…後にしようかな…」

ペトラ「でも…エレンは待ってるだろうし…」

ペトラ「…う〜ん悩む」



オルオ(ペトラの奴何やってんだ?)

※女性一人なんで浴場一つで時間制ってことで





エレン「…いつ来るんだ…?」


エレン「このままじゃ俺のぼせちまう…」


エレン「ペトラさ〜ん早く来てくださ〜い」


〜ペトラside〜

ペトラ「いやでも…」

ペトラ「エレンは待ってるはず」

ペトラ「でも恥ずかしいものは恥ずかしいのよ〜」モジモジ




エルド「ここで変なペトラが見れると聞いて」

グンタ「同じく」

オルオ「今モジモジしてるところだ」



エレン「なるほど我慢比べってわけですか…」

エレン「望むところです!!」


〜ペトラside〜

ペトラ「早くしないとエレンがのぼせちゃうかも」

ペトラ(でもエレンってのぼせるのかな?)

ペトラ「確かにお互い裸は見た、でも風呂ってレベル高いと思うの」ブツブツ




リヴァイ「おいお前らこんなところで何してる?」

オルオ「兵長!あれ見てくださいよ!」

リヴァイ「…なにやってんだあいつ…」

ペトラ(ここで迷ってても仕方ないじゃない!)

ペトラ「もうなるようになれ!!」

ペトラ「突撃!!」ヌギッ


ペトラ「あ、タオルは巻いて…」マキマキ

ペトラ「今度こそ突撃!!」ダダッ




オルオ「ペトラがすごい形相で入って行った」

エルド「突撃とかいってたな」

グンタ「あれは奇行種の真似か?」

リヴァイ「思わず笑いそうになっちまったじゃねえか」

3人「!?」

エルド「ペトラにあんな一面があったなんてな」

グンタ「ていうかペトラじゃなければドンビキだわ」

オルオ「じゃあ覗いてくる」

リヴァイ「おい」

オルオ「じょじょじょ冗談ですってば…」

リヴァイ(俺はまだ何も言ってねえぞ)

エルド「というかじょって言いまくってよく噛まなかったな」

グンタ「ほんとにな」

飯食ってきます

一旦乙
新世界よりはコミカライズ版も進撃と同じ雑誌で連載してるな、因みにそっちの方がエロさマシマシだ
アニメ版よりも原作小説を読む事を強くお勧めする

ただいま
>>546別マガで連載してるのは知ってたけどノーマークでした
そして小説買ってまたお金が無くなっていく…

では再開します




ペトラ「うぅ…恥ずかしい…」

ペトラ「…エレン?」

ペトラ「遅くなってごめんね」

ペトラ「怒ってる?」

ペトラ「よろしければお背中お流ししましょうか…なんて…」





ペトラ「エレン?謝るから返事して」

ペトラ「エレンってば!」








エレン「」ユデダコ




ペトラ「エレン!?」

ペトラ(やっぱエレンでものぼせるんだ!)

ペトラ「こういう時は…」

ペトラ「私はこれでも兵士!救命措置くらい大丈夫!」

ペトラ「落ち着くのよペトラこういう時は…」




ペトラ「そう!人工呼吸ね!」

このペトラ、動揺しすぎである


エレン「たぶん…違います…」ウーンウーン

ペトラ「そう…これは救命措置…決してそういうのじゃないから」ハァハァ




エレン(ん?…あ、そういえば風呂で寝ちゃったんだっけ?)

エレン(…ペトラさん?なんか顔が近く)

エレン「んむ!?」

エレン(なんでここでキスされてんの?)

エレン(そして申し訳程度の息の吹込み)

エレン(俺は今わけがわからない状況にいる)

エレン(あ、舌入ってきた)

エレン「ってなんじゃこりゃああああああああああああああああああ」ガバ


ペトラ「きゃ!!」


エレン「説明を要求します!!」

ペトラ「えっと…救命措置?」

エレン「いや絶対違います!まず人工呼吸に舌は入れません!」

ペトラ「うん、なんとなく起きてるってわかったからつい」

エレン「ついでそんなことするんですか!?」

ペトラ「勘違いしてもらっちゃ困るわ!」

ペトラ「エレンにしかしないから!」

エレン「そういう問題じゃありません!!」

ペトラ「?」

エレン「ペトラさんがこんな人だと思いませんでした」

ペトラ「私をこんなにしたのはエレンよ」

エレン「」

エレン「まあ…あのままペトラさんが来なければ本当にやばかった可能性もありましたし…」

ペトラ「…はっ!!」

エレン「?」

ペトラ「見られちゃった…私」

エレン「裸なら見せ合ったじゃないですか」ボッキーン

ペトラ「基準が違うの!」

エレン「風呂がダメで変態プレイがどんと来いな基準がわかりません」

ペトラ「…お背中お流ししましょうか?」

エレン「無理やり変えてきましたね」

エレン(そのうちペトラさんに襲われる日が来そう…)





〜この先のお風呂シーンは駆逐されました
 続きを希望される方は奇行種の真似をしながら腹筋してください〜




ペトラ「まさかお風呂で一回してしまうとは…詰まったりしないかな?」

エレン「…やってしまった…これは兵長に殺される」

ペトラ「いざとなったらオルオがやったことにしましょう」

エレン(悪魔や…)

〜地下室(エレンの部屋)〜



エレン「まあ俺の部屋になりますよね」

ペトラ「こればっかりは仕方ないわ」

ペトラ「上の部屋を使わせたなんて知られたらどうなるか」

エレン「こんな湿っぽい部屋ですみません」

ペトラ「私はエレンと一緒にいられればいいから」

エレン「ペトラさん…」

ペトラ「エレン…」

家族に変な目で見られながらも腹筋してきた





〜省略されました〜


チュンチュン…


ペトラ(ここ地下なのに鳥の鳴き声が…)

エレン「……zzz」

ペトラ「…可愛い寝顔…」ツンツン

ペトラ「私より何個か年下なんだよね」ツンツン

エレン「…zzz」




エレン「…ん…ぺ…トラさん…?」

ペトラ「おはよ、エレン」ニコニコ

エレン「…おはようございます…」

エレン「あと…」

ペトラ「?」ニコニコ

エレン「ベッドが濡れてるんですが…」

ペトラ「……」ニコニコ

エレン「ペトラさん?」

ペトラ「あれだけ激しくされtら…ねえ」ニコニコ

エレン「……なんか、すみません」

ペトラ「いいのよ、私が年下にいいようにされただけだから」ニコニコ

エレン(お…怒ってらっしゃる…)






エレン「…とりあえず起きましょうか」

ペトラ「そうね、もう下着どころか服までビショビショだし」

エレン「本当に申し訳ありません」

ペトラ「じゃあ…」



ペトラ「SMプレイっていうものをこの前ミカサに教わったんだけど…」

エレン「喜んでやらせていただきます」

エレン「ていうかお互い全裸ですよね?」

ペトラ「近くに置いてたら二次災害受けちゃって…」

エレン「なるほど…」

ペトラ「ちょっといろんな臭いが混ざってすごいことに…」

エレン「まああれだけ激しいと仕方ないでしょう」

ペトラ「しばらくとれなさそうね」

エレン「…渇く前に洗濯しちゃいましょう」

ペトラ「手伝います、ほぼ原因私なんで」

エレン「いや俺があそこであんなことしなければ…」

ペトラ「なんかこのままだときりがなさそう…」

エレン「ですね」








〜数日後〜




ペトラ「エレーン?」

吊り橋を渡った二人が

吊り橋で出会い

そしてお互いの仲を深め合った

吊り橋効果…最初のきっかけはそんなものだった

しかし吊り橋を渡った後も仲が途切れることは無かった

それどころか仲は深まる一方で

兵長たちには半ば呆れられているような気がする

ペトラ「あ、こんなところにいた!」

エレン「ペトラさん?」

ペトラ「エレンが会いたいって言ったのよ!」

ペトラ「リヴァイ兵長もエルヴィン団長も特別に許可を出してくれて極秘で行けるっていうのに…」

エレン「すみません!今すぐ準備します!」

ペトラ「まあ精鋭班+ハンジ分隊長の監視付だけど」

エレン「まあ…そこは諦めましょう」



なんだかんだで俺はペトラさんの家族に会いに行くことになった

ペトラさんは前に手紙を送ったからいいといってたけど俺は納得いかず説得しました

家族は大事にしなきゃならない

数日後には壁外遠征も控えてる

俺の調査兵団としての初陣だ


ペトラ「エレン」

エレン「なんですか?」

ペトラ「私…エレンのことが好き」

エレン「?」

ペトラ「そういえばちゃんと言ったことなかったなって」

エレン「…そんなの…俺のほうがもっと好きですから!」

ペトラ「いいや私のほうが




エレン(俺…絶対に巨人を駆逐してみせる)

エレン(そして…ペトラさんと…)


おまけ
吊り橋の行方   おわり

ペトラさんが生存するか死亡するかご想像にお任せしますENDです
まあSSくらいでは生存してくれてもいいかなって思いますが
そこまで書くと別スレ立ててやることになりそうだし

じゃあ>>556の希望してる風呂を書いて終わりですかね
ほかに希望あれば補足なりします

今日はとりあえずここまでです
続きは明日のどっかになりそう

別スレ立ててエレペトの続き書いてもいいのよ
風呂編期待

>>1です
>>567こんなのでよければ今度別スレ立てることも検討してみようかな

じゃあ再開します

>>553の後

ペトラ「そ…それでね…お詫びに背中流そうかなって思ったのは本当なの」

ペトラ「エレンが良かったらだけどね」モジモジ

エレン「…そんなの」

ペトラ「?」

エレン「そんなの流してもらうに決まってるじゃないですか!」

ペトラ「わ、わかった」モジモジ

エレン(恥じらうペトラさん破壊力すごすぎだろ…)




ゴシゴシ

ペトラ「痒いところとか…無い?」ゴシゴシ

エレン「いやもう最高です」

ペトラ「それじゃあわからないわ」ゴシゴシ

エレン「じゃあ…もっと力入れてもいいですよ」

ペトラ「ん、わかった」ゴシゴシ


エレン(おっほ気持ちいい)

エレン(しかし俺のイェーガーさんがお元気に)ビンビン

エレン(これを見られたらプライドが…)

エレン「あ、もういいですよ」マエカガミ

ペトラ「そう?じゃあ前向いて」

エレン「!?」

エレン(いかんぞ、これを見られるわけには…)

エレン(このお風呂の中のペトラさんの裸の破壊力でイェーガーさんが元気になったところを…)

エレン「ま、前は自分で洗いますんで」

ペトラ「遠慮してるの?」


エレン(は!!まさか)


ペトラ「…」ニヤリ


エレン(そういうことかああああああああああああああああああああああ)

エレン(ああ、今わかったぜ)

エレン(俺はまんまとペトラさんの罠に引っかかった)

エレン(俺のイェーガーを大きくし…)

エレン(男としてのプライドを崩し)

エレン(この先の夜の主導権を握る気だ)

エレン(そうはさせるか…俺は夜の主導権を握る!!)


ペトラ「こっち向かないなら後ろからこうやって」ダキ

ニュル

エレン「ひん!?」

ペトラ「後ろから洗っちゃうわよ」ニュルニュル

エレン(え!?素手!?しかも何この密着状態)

エレン(それにしてもええおっぱいや…)

エレン(って完全に主導権握られてんじゃねえか!!)

エレン(どうする!?ここは…そうだ)

エレン(ミカサに襲われた時のことを)


ミカサには勝てなかったよ…


エレン(そうだ完全に敗北したんだった…)


ペトラ「そろそろここも」ニュル

エレン「!?」

エレン(到達したああああああああああああああああああああ)

ペトラ「ん〜?固いな〜、なんでだろうね」シコシコ

エレン「うぐ……ちょ…まってください…」

ペトラ「もしかして私の裸で勃っちゃった?」シコシコ

エレン「や…やばい…です…って」

ペトラ「前にも見てるのにね」シコシコ

エレン「恥ずかしいんじゃ…ないんですか…?」

ペトラ「……」ピタ

ペトラ「恥ずかしいに決まってるわ」

ペトラ「でも、もう開き直っちゃおうかなって」

エレン「いやそこは開き直らなくていいですよ!」クル

ペトラ「ふふ…」

エレン「あ」

エレン(やべ!勢い余って体ごと前に)

ペトラ「よいしょっと」ムニュ

エレン「!?」

ペトラ「確かこうやって挟んで…」

ペトラ「こうかな?」ニュムヌチュ

エレン「あばばばばばば」

エレン(あかん、この人本当に実行しやがった…)

ペトラ「確かこれだけだとそうでもないって聞いたような…」ニュップニュム

ペトラ「えい」パク


エレン(咥えた…だと…?)

エレン(もうだめだ…おしまいだ…)

エレン(勝てるわけがない…)


エレン(こう、抵抗したくてもできないジレンマ)



エレン「あ…やばい…出る」

ドピュルルルルルルルル

ペトラ「んむ!!?」


エレン「ご、ごめんなさい!!すぐ吐き出してください!!」


ペトラ「…」ゴックン

ペトラ「うぇ…喉に絡みつく…」

エレン(飲んだ!?)

ペトラ「一応みんなで使う浴場だし汚さないようにしないと」

エレン「…反省してます」

ペトラ「我慢できなかったんだ?」

エレン「……」

ペトラ「私に抵抗する術もなくただやられちゃったんだ?」

エレン「…はい」

ペトラ「じゃあお仕置きしないとね」

エレン(あかん、これ完全に主導権握られとる)

エレン(もうこうなりゃやけだ!!)

エレン「わん!!」ピョーン

ペトラ「え!?ちょっとまだ何も言ってない!!」

エレン「うひひ」ペロペロペロペロペロペロ

エレン(俺Mじゃないんで!このままやらせるわけにいきませんよ!)

ペトラ「や…やめ…」

プシャアアアアアアアアアアアアアアアア




ペトラ「ハァ…ハァ…ハァ…」


エレン(うわ…自分でやっといてなんだけどペトラさんエロ過ぎだろ)

エレン(ペトラさんは今ちょっとお休み中です)

エレン(大事なところ重点的に狙ったら顔面に吹っかけられた)

エレン(なんでだ…なんで吹っかけられて俺のイェーガーは勃っているんだ?)



ペトラ「エレン……反則よ…」ハァ・・・ハァ・・・

エレン「あ、戻ってきた」

エレン(それにしてもエロイ)

エレン(息があがっているのもそうだし)

エレン(なによりもその潤んだ瞳というものが…)




ペトラ(あれは違う、私は漏らしてない)

ペトラ(ちょっと意識とんじゃったけど…)

ペトラ(大丈夫、勝負はここから)

ペトラ「続きは…えr エレン「ペトラさん!!」

エレン「俺は吹っかけられたことですし仕返しです!」

ペトラ「…はぇ?」

エレン(まあ俺が全部悪いんですが…)



そしてそれは始まってしまった

浴場でしてしまうなど非常識極まりないしたぶん兵長がみたら殺しにかかるだろう

しかしそんなことを気にせず二人の世界へ入っていく

もうすでに二人の世界だというツッコみは無しだ

エレンはペトラの唇へ…口づけを交わす

ペトラは自分からすることが多かったため、嬉しさのあまり意識を取り戻す

先程のような放心状態ではなく確実に

そしてエレンはペトラの城壁へ手を伸ばす

城壁は既に受け入れる準備ができていた

エレンは驚いた、何故もう?っと

ペトラは恥ずかしそうに俯き、言わせないでよと呟いた

エレンはニヤついた、この女Mだ

しかし準備ができているのはエレンも一緒だった




イェーガーはペトラ・ラルという城に赴こうとしていた

初めてではないにしろ城壁に向かうのはいつも緊張する

彼は長い旅路で疲れている

あの城壁が頼みの綱なのだ







そして彼は城壁に着く

兵士として、城壁へ…

彼が城壁に立つ

彼がここへ入れる保証はない

だが彼はこの城壁の前でただひたすら待っていた







門が開く

そう…

彼は歓迎されたのだ

ペトラ・ラルという城に…



一度来たことがあるとはいえ男が易々と入れる城ではない

彼は喜びを露わにした

つまり興奮状態である

それが続くとどうなるか?


ある種爆弾を撒くことになると言えるだろう…

しかしそれを使うのは城の中ではない




外に現れた巨人にである

彼は死ぬことになるかもしれない

だがこの城を守るために彼は命を捨てる覚悟であった


彼は突撃した

城壁を出る


巨人の前に立ちはだかり、爆弾を手にする





そして…










エレン「ハァ…ハァ…」

エレン(あ、あぶねえ中に出しちまうところだった)


ペトラ「ハァ…ハァ…」

ペトラ「す…凄い量ね…」



エレン「ペトラさんのおかげですよ…」ハァ・・・ハァ・・・




エレン「ペトラさん…」


ペトラ「何?エレン」


エレン「今夜は寝かしませんよ」

ペトラ「それ、何度も聞いた」

エレン「ですね…」




ペトラ「それにしても…」

>>554

というわけでこれで終わりです
全くエロくなくてごめんね
需要あれば別スレ立てて続きやるかも

ただ次回作のネタはある程度きまっっちゃったりしてます

ちなみに次回作のネタ

・ベルトルトが長身スレンダー美女に(182cm予定)
・死にたがり、死に急ぎ、生き急ぎの入れ替わり三角(最近入れ替わりネタ多いんで悩み中)
・男性陣がブラに興味を持つ(変態ではない)
・需要があればエレぺトの続き

前考えていたネタは諸事情により没になりました申し訳ございません

では

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