リヴァイ「おい」(69)

調査兵団本部ー兵長執務室ー

エレン「なんです?」

リヴァイ「お前今年いくつになる?」

エレン「27ですかね」

リヴァイ「そうか、俺は42だ」

エレン「はあ、それにしてはお若くて。流石ですね」

リヴァイ「...ああ。...お前結婚はしねえのか」

エレン「あー...そうですねえ...別にしてもいいっていうか」

リヴァイ「羨ましい限りじゃねえか、相手がいるって事だろうが」

エレン「ええまあ、でも兵長はペトラさんと結婚するのかと思ってましたよ」

リヴァイ「年下は趣味じゃねえ」

エレン「...兵長って意外と甘えん坊なんですか?」

リヴァイ「...」

エレン「...失礼しました」

リヴァイ「...いい」

エレン「というか兵長はーー「おい」ーー何ですか?」

リヴァイ「いい加減にその兵長って呼ぶの止めろって言ってるだろうが」

エレン「すみません、中々慣れなくて」

リヴァイ「立場ってもんを考えろ。現在の兵士長は」

ーーーーーコンコン

エレン「あ、来たみたいですね」

リヴァイ「...俺の話を遮りやがったな」

「入っても?」

エレン「...なんか年寄り臭いですよリヴァイさん」

エレン「ああ!入っていいぞ!」

ーーーーーガチャ

ミカサ「エレン兵長、前回の遠征の報告に来た」

エレン「おう、ご苦労さん」

ミカサ「...そこのソファに踏ん反り返ってるただ一般人。何故ここにいる」

リヴァイ「ただ友人と茶を嗜みに来ただけだが」

ミカサ「あなたはエレンの友人ではないでしょ...?ちがわない...?」

リヴァイ「さあな、なんなら本人に聞いてみるか。エレン、どうなんだ?」

エレン「はあ...。いやまあ、俺としてはリヴァイさんに友人だなんて言ってもらえるのは光栄の至りではありますね」

リヴァイ「聞いたかおい。光栄の至りだとよ」

ミカサ「チッ...」

エレン「舌打ちすんなバカ、それより報告があるんだろうが」

ミカサ「...そうだった」

エレン「ほれ、報告書寄越せ」スッ

ミカサ「...」

エレン「............おい報告書」

ミカサ「...報告書は、出来ていないという、報告に来た」

エレン「...」

リヴァイ「...何してんだてめえ、そんなんで兵士長補佐が務まるとでも思ってんのか?」

ミカサ「今日ばかりは仕方がない」

リヴァイ「なんだ、言い訳があるなら言ってみろ」

ミカサ「昨晩の...」

エレン「」ピク

リヴァイ「......昨晩?」

ミカサ「昨晩のエレンは積極的だった、ので、仕上げが出来なかった」

リヴァイ「ふざけろクソアマ」

ミカサ「黙れクソチビ」

エレン「喧嘩しないで下さいよ。ミカサも、リヴァイさんになんて口の利き方だ」

ミカサ「...エレンがそういうなら止めておこう」

リヴァイ「何言ってやがる、お前が原因何時ねえか」

エレン「それはまあ...そうですね。悪かったなミカサ」

ミカサ「いい...」ポッ

リヴァイ「...チッ」

ミカサ「おっさんの僻みは醜くて見ていられない...」ボソ

リヴァイ「あ?」

ミカサ「何...?」

エレン「やめろって言っただろうが」

跡で股繰る

ピクシブの方はわからん
被ってしまってようなら申し訳ない

ミカサ「それより、報告書はないけどアルミンからエレンの署名が必要な書類を預かってきた」

エレン「おっ、そうかどうもな」

ミカサ「いいえ。これ」パサッ

エレン「わざわざ封筒に入ってるのか?」ガサガサ

ミカサ「待って」

エレン「なんだよ署名がいるんだろ?」

ミカサ「ええ、でもその封筒は特殊なもの。より効率的な作業を行う為に署名欄のところのみ切り抜いてある」

リヴァイ「おいそーー「さあエレン署名を」ーー...。」

エレン「...おう」ペラ

エレン「...住所も書くのか?」

ミカサ「ええ、たまにまそういう書類もーーーああっ!」

エレン「」ガサガサピリピリ

[婚姻届け]

エレン「...なんだこれ」ピラピラ

ミカサ「あ...クッ」

リヴァイ「やはりな」

エレン「俺の知らない内に結婚とか勘弁してくれよな」

ミカサ「チッ..次はこうはいかない.」ダッ

ーーーーーガチャ

ーーーーーバタン

エレン「まったく、アルミンの名前出せば俺が無条件で信用するとでも思ったか」

リヴァイ「別に書いてやりゃいいじゃねえか。あいつを伴侶にしたくねえ訳じゃねえんだろ」

エレン「ええ。むしろ結婚したいとは思ってるんですが」

リヴァイ「なら何故そうしない」

エレン「いやなんというか...もったいない気がして...」

リヴァイ「...わからねえな」

エレン「最近あいつが兵団内でなんて呼ばれてるか知ってますか?」

リヴァイ「知るわけねえだろ」

エレン「奇行種って呼ばれてるんですよ」

リヴァイ「...ハンジはどうした」

エレン「まあ、ハンジさんもそうなんですけど...。正直俺から見てもミカサの奇行の方が衝撃的というか」

リヴァイ「あれよりと言うと想像し難いが...」

エレン「先月の事なんですけど、ミカサにプロポーズされまして」

リヴァイ「ほう」

エレン「まあその方法が『エレン結婚しよう』って大きく書かれた布を背負って兵団内を立体機動するって言う斬新なもので」

リヴァイ「...」

エレン「その後俺の前に降りたってキスされました、新兵達も居る前で」

リヴァイ「ちょっと営巣にぶち込んで来る」スクッ

エレン「ちょっ、落ち着いて下さい」

リヴァイ「...」ポフッ

エレン「そのまた一ヶ月前の事ですが、兵団内に急に俺とミカサが結婚したって噂が流れ始めたんですよ」

リヴァイ「またあいつがなんかしたか」

エレン「はい。どうやらその前日に全宿舎に『号外!ついにイェーガー兵長と兵長補佐が結婚!』って題名の号外が人数分入れられていたらしくて」

リヴァイ「外堀を埋めるにも程があるな」

エレン「ジャンからは泣きながら殴りかかられましたね、返り討ちにしましたけど。その点アルミンは流石と言うか...。ミカサの策略だと最初からわかってたらしくて」

リヴァイ「あいつなら気付くだろ。十分エルヴィンの仕事を継いでる、それにお前達の幼なじみだしな」

エレン「ええ、頼りになります。噂を消したのも結局アルミンでしたし」

リヴァイ「...なんでも出来るのかあいつは」

エレン「頭を使う事ならなんでも出来るんじゃないですか?」

リヴァイ「エルヴィンも相当頭が切れたがアルミンも負けちゃいねえな」

エレン「はい、自慢の親友です」

リヴァイ「あっちもそう思ってるだろうよ」

エレン「はは、俺なんてまだまだです。何一つリヴァイさんに届いてない」

リヴァイ「...そんな事ねえ。お前の方が俺より強い」

エレン「いやそんな訳...」

リヴァイ「気付いてないだけだ。お前は強い、だからこそ上官達を差し置いてお前を兵士長に推薦したんだからな」

エレン「...正直驚きました、俺なんかを推薦するなんて。上官達を差し置くと言ってもミカサの方が強いですから、人間としては...ですけど」

リヴァイ「ああ強いな。巨人殺しの技術については俺も認めてる、だがあいつはそれだけだ」

エレン「それだけ、とは?」

リヴァイ「あいつは兵士長なんてもんには向かねえよ。考えてる事はお前を守る事ばかりだ、まあだからこそお前の補佐に推薦したんだが。兵士長ってのは兵士の希望になる必要がある、自分の都合を最優先する奴には向かん」

エレン「...いや正直俺も推薦された時点でミカサが最優先でしたけど」

リヴァイ「............そうなのか」

エレン「人選ミスりましたかね」

リヴァイ「...かも知れん」

リヴァイ「エルヴィンも相当頭が切れたがアルミンも負けちゃいねえな」

エレン「はい、自慢の親友です」

リヴァイ「あっちもそう思ってるだろうよ」

エレン「はは、俺なんてまだまだです。何一つリヴァイさんに届いてない」

リヴァイ「...そんな事ねえ。お前の方が俺より強い」

エレン「いやそんな訳...」

リヴァイ「気付いてないだけだ。お前は強い、だからこそ上官達を差し置いてお前を兵士長に推薦したんだからな」

エレン「...正直驚きました、俺なんかを推薦するなんて。上官達を差し置くと言ってもミカサの方が強いですから、人間としては...ですけど」

リヴァイ「ああ強いな。巨人殺しの技術については俺も認めてる、だがあいつはそれだけだ」

エレン「それだけ、とは?」

リヴァイ「あいつは兵士長なんてもんには向かねえよ。考えてる事はお前を守る事ばかりだ、まあだからこそお前の補佐に推薦したんだが。兵士長ってのは兵士の希望になる必要がある、自分の都合を最優先する奴には向かん」

エレン「...いや正直俺も推薦された時点でミカサが最優先でしたけど」

リヴァイ「............そうなのか」

エレン「人選ミスりましたかね」

リヴァイ「...かも知れん」

リヴァイ「とはいえ他に適任がいなかったのも事実だ。ならお前に賭けるのも悪くない、そうだろ」

エレン「えーと...そうかも知れませんね...?」

リヴァイ「そうだろ...?」

エレン「......そうですね」

リヴァイ「そうだろ」

エレン「まあ、人類に自由を取り戻すってのは俺の夢ですから。全部間違ってると言う訳でもありませんしね」

リヴァイ「うるせえ、変に気を回すな。つまりはお前が巨人を駆逐すればいいんだろ。そうすれば俺の判断は正しかったと言う事になる、違うか」

エレン「ええ、そうですね」

リヴァイ「......やれよ」

エレン「...はい」

途切れ途切れになったのう
また後日来る

リヴァイ「まったくいつになったら兵長らしくなるんだてめえは」

エレン「そうは言っても...まだ一年目ですからそう簡単には」

リヴァイ「さっさと慣れろ、頼りにしていいのかわからねえだろうが」

エレン「...もしかしてまたですか?」

リヴァイ「ああ」

リヴァイ「見合いに着いてきてくれ」

エレン「お断りしたいんですが、というよりエルヴィンさんに頼めばいいじゃないですか」

リヴァイ「あいつに断られたからお前の所にこうして頼みにきてんだろうが、いいから来い」

エレン「...わかりました」

リヴァイ「それでいい、明日の朝迎えに来てやる。その場に合った格好で来い、間違っても軍服なんかじゃねえからな」スクッ

エレン「わかってますって、何度同伴したと思ってるんですか」

リヴァイ「......知らん」

エレン「俺も何度目か忘れちゃいましたよ」

リヴァイ「仕方ねえだろ、相手は一人か二人連れてくるってのに俺だけ誰も連れていかないなんて道理が通らねえ」

エレン「その道理はわかりかねますが...。じゃあ明日ですね、どんな人なのか楽しみにしてます」

リヴァイ「バカ言え、楽しみにしてるのは俺だ」スタスタ

ーーーーーガチャ

ーーーーーバタン

エレン「...ふう」

エレン「さて」

エレン「ミカサで遊びに行くか」ギシ

翌日ーすごいご飯やさんー


エレン「...お相手の方遅れてますね」

リヴァイ「そうだな」

エレン「時間にルーズでも気にしないんですか?」

リヴァイ「昔だったら許さなかったんだろうが、暇になってからは色んな事に無頓着になった。まあ掃除だけは欠かさねえが」

エレン「兵長らしいです」

リヴァイ「おい」

エレン「あ...すみませんリヴァイさん」

リヴァイ「見合い中は特に気をつけろ、変な誤解されても困る」

エレン「気をつけます」

ーーーーーコンコン

エレン「あ、来たみたいですね」

リヴァイ「入って構わん」

ーーーーーガチャ

ーーーーーバタン

アルミン「うちの娘をよろしくお願いします」ペコリ

エレン「...は?」ポカン

リヴァイ「おい、なんでてめえがーーー」

ーーーーースッ

ミカサ(ウェディングドレス装備)「エレン結婚しよう」ペコリ

エレン「いや何してんだお前」

ミカサ「結婚...しないの?」キョトン

エレン「いやわからねえ...」

ミカサ「何故...。...仕方ない、また明日出直してくる」トボトボ

エレン「あ、ミカサ!」

ミカサ「...あに?」クルッ

エレン「...あに?いやそんなことより今晩飯作ってくれねえか?久し振りにお前の料理が食べたい」

ミカサ「! わかった!では早速食材を買いに行こう!」グイグイ

エレン「おい引っ張るなって、結構高い服なんだぞこれ」

ミカサ「あ、ごめんなさい...」シュン

エレン「いいよ、お前が喜んでくれたみたいで俺も嬉しい」

ミカサ「ふふ、私は今もっと嬉しい。早く行こう」ニコニコ

エレン「おう」ニコ

ーーーーーガチャ

ーーーーーバタン

アルミン「...」

リヴァイ「...」

リヴァイ「...おい」

アルミン「すみません、ミカサがどうしてもこのシチュエーションでプロポーズしたかったらしくて」

リヴァイ「そうか、確かにあいつは奇行種だな」

アルミン「まあ二人共楽しそうなのでほっといてますけどね、すみません巻き込んでしまって」

リヴァイ「いや、既にどうでも良くなった」

アルミン「そうですか...」

リヴァイ「...」

アルミン「...」

リヴァイ「...」

アルミン「...お見合い...しますか...?」

リヴァイ「...そうだな」

キャラ崩壊とでも書いておけば良かったな
今更だけど

ではまた後日にな!うんこして寝るぜ!

後日ー団長のお・へ・やー


エレン「お茶が旨いな」ズズ

アルミン「そう?エレンのと同じ銘柄の筈なんだけどな」

エレン「これが権力の味ってやつなのかも知れねえな」

アルミン「違うけどね」

エレン「わかってるよ」

ーーーーーコンコン

アルミン「あ、どうぞ」

ーーーーーガチャ

ミカサ「エレンがここにいると聞いて来た」

エレン「おお、いるぞ」

アルミン「...君達仕事は?」

ミカサ「私の仕事は兵士長補佐、つまりエレンと一緒にいなければならない」ポフッ

エレン「まあそうだな」ナデナデ

ミカサ「...♪」ホクホク

アルミン「それだけな訳ないでしょ、ていうか補佐ってそういう意味じゃないからね」

エレン「いいじゃねえか、今日は訓練も休みなんだし。俺が出張る様な仕事もねえんだからさ」

アルミン「そりゃ監督官としての仕事はないんだろうけどさ、書類はちゃんと処理してるの?溜まるばっかりになっちゃうよ」

エレン「あ、それならミカサが...」

ミカサ「あんなもの破り捨ててやった」

アルミン「二人共クビにしてあげようか?」

エレン「へえ、俺達をクビにか」

ミカサ「アルミンは冗談が上手い」

アルミン「は?」

エレン「人間性を捨てた俺の巨人の力と」

ミカサ「人類最高の巨人殺しの技術を持った私をクビにする?」

エレン「んなことしたら人類負けちまうぜ?なあミカサ」フンゾリ

ミカサ「ええまったく」フンス

アルミン「............減給だよ」

エレン「え?」

ミカサ「......げんきゅう」

アルミン「ミカサ、恍けてもダメ、給金が減る、減給。二人共減給」

エレン「...マジかよ...」

ミカサ「...」

アルミン「いやまったく悪いとも思えないな」

エレン「どうやら俺の親友も人間性を捨てたらしい。すまんなミカサ、結婚はまだ先になりそうだ」

ミカサ「そんなっ!」

ミカサ「ッ...アルミンッ!」キッ

アルミン「いや撤回とかないから、分かったら働け」

ーーーーーガチャ

クリスタ「エレン!」

アルミン「やあクリスタ」ガタッ

エレン「おお、どうした」

クリスタ「どうしたじゃないよ!?新兵の人に届けてもらった書類は!?」

エレン「あ...」

ミカサ「」

アルミン「エレン...」

クリスタ「え?...書類は?」

エレン「...多分届いてねえな」

クリスタ「ええ!?」

アルミン「嘘だから、この二人その書類破り捨ててるよ」

エレン「えー...クリスタ、ちなみに書類の内容はなんだった?」

クリスタ「シーナ内で開かれるパーティのお誘い」

エレン「げ...」

ミカサ「チッ...」

アルミン「...ミカサわかってて捨てたね」

ミカサ「当然、うちのエレンをそんな酒池肉林に送り出す訳にはいかないから」

アルミン「要は資金繰りじゃないか、どんな卑猥なパーティーを想像してるんだ。クリスタ、写しは?」

クリスタ「ミカサが捨てるかもと思ったから一応あるよ」

アルミン「よし、イェーガー兵士長、パーティーに出席しなさい。これ団長命令」

エレン「ぅ...団長殿ではダメか」

アルミン「ダメ」

エレン「...わかった、出る...」

ミカサ「なら私も行こう、補佐だから」

アルミン「別に必要ないけど、その為の人事も尽くしてあるし」

ミカサ「いや行く行かせて」

ミカサ「ーーー行かせろ!」

アルミン「...勝手にして」

ミカサ「」ガッツガッツ

クリスタ「そんな感じでいいの?なら私も行こうかなあ」

アルミン「よし、じゃあ早速礼服の仕立てに行こう。クリスタ一緒に行かない?」ガタッ

クリスタ「え?アルミンは行かないんじゃ...」

アルミン「行くよ?」

クリスタ「ん?え?ああ...うん...?」

エレン「じゃあ俺はーーー」

アルミン「君も行くんだよ」

エレン「...当然だろ?」

    とき
ーーーー時間は加速するッ

ーーーーーーー
ーーーー



パーティー当日ー馬車ー


ミカサ「エレン、そろそろ襟締めて」

エレン「はいよ」キュッ

ミカサ「...よく似合っている」

エレン「お前も綺麗だよ」

ミカサ「そんな事...」テレテレモジモジ

ジャン「」ギリギリ

リヴァイ「なんでてめえがいるんだよ」

アルミン「そのままお返しします」

リヴァイ「パーティーなんざ見合いみてえなもんだろ」

アルミン「違います」

クリスタ「こんな服着るの久し振り!楽しみだなあ」ニコニコ

アルミン「クリスタは僕から離れないでね、危ないから」

クリスタ「そう?わかった」

アルミン「うんうん」ニッコニッコ

ジャン「ミカサ、お前も危険だ。俺から離れるなよ」キリッ

ミカサ「?いえ、離れると思う」

ジャン「...そう?」

エレン「誰がお前の側に行かせるか」


ーーー「そろそろ着きますよー!」


アルミン「あ、はい!」

エレン「はあ...もう着いたか」

アルミン「仏頂面でいちゃダメだからね、ちゃんと笑顔で対応するんだよ」

エレン「きっついよなあ、だってあいつら俺にはおべっか使う癖に調査兵団の事バカにするんだぜ。訳がわからねえよ」

アルミン「我慢して」

エレン「つってもなあ...。リヴァイさんはこういう時どうしてたんですか?」

リヴァイ「..........出た事ねえな」

エレン「ああ...。思いの外粗暴ってペトラさんが言う位ですもんね、だからエルヴィンさんもーーー」

リヴァイ「黙れ」

ミカサ「エレン、冷静に」

エレン「...わかってる。すみません、失礼な事言って」

リヴァイ「いい、この類のパーティーとやらの話ならエルヴィンから聞いてる。それに友人なら多少の無礼なんぞ気にする事もねえ」

エレン「はは、友人ですもんね。それにしても見合いが目的でこんな所まで来るなんて、他に理由でも?」

リヴァイ「...まあな」

クリスタ「このパーティーがなんなの?」

アルミン「...すぐにわかるよ」

クリスタ「? そっか」

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