【艦これ】割と暇な様で忙しい【SS】(112)

スレタイしか思いつかなかった。

思いついたらチラホラと書く。 

   注意!
・キャラ崩壊(かもしれんね)

・ほのぼのとした日常を淡々と描くたgdる可能性あり

・ほのぼの(笑)みたいなことになるかもしれん

とりあえず立ったらネタ考える

いきなりミスってるね、ごめんね

・ほのぼのとした日常を淡々と描くたgdる可能性あり×


・ほのぼのとした日常を淡々と描くためgdる可能性あり○

んじゃ 提督の胸に勝利を刻みなさい!(錯乱)

提督「遅刻遅刻ー!」

俺の名前はT田提督。年齢秘密。身長は割と高いほう。体重も普通くらい。

職業は艦隊の総指揮をしておりますです。趣味はゆっくりとしたスローライフを楽しむこと。

嫌いなものは面倒事や口煩い奴。好きなものは平和だね!

そんな俺がわざわざ喉を痛めるような裏声を出して、全力で司令室に走っている理由はただ1つ。

「今日の集合時間が1時間早かったこと忘れてました☆」

こういうことだ。

ただでさえ1時間遅れてるのにこれ以上遅れるとか龍田と天龍に刻まれそうだ。

ドバァァアアアン!!!!(ドア開ける音)

「ゴメーン、遅れちtt(カツン)」

ファッ!? 

音がしたほうを見るとヲ級も裸足で逃げ出すような顔した龍田さんが!

っべー。これ絶対怒ってるわ。っべーな。っべーわ。

龍田「あらあら、遅れた理由は何かしら、提督?」

素直に時間間違えてました。が一番生存率は高いだろうが・・・。

それで許してもらえるとは思ってない。

だから提督権限を有効活用するのだよ、俺は!

「すいませんしたぁー!マジ調子乗ってましたァー!!お詫びに天龍を5日間自由にして良いです!」

龍田「許します♪」 

天龍「おいちょっと待t 金剛「HEY提督ー!今日も紅茶がおいしいヨー!」

天龍の反論を遮って金剛がブンブンとこちらに手を振っている。


天龍「提督!勘弁してくれよ!」

天龍が目の前に来て涙目になりながら抗弁をしてくる。

「いやー、約束。守らなきゃダメジャン?」

朝からミカエル光臨しそうなスマイルをかましてしまった。

天龍「うわきもっ」

「ひどいっ!」

瞬時のツッコミ能力に俺は関心した。

しかし重要なのはそこではない。

天龍「なんで俺が龍田専用切り札みたいになってるんだよ!」

いや姉妹艦じゃない君たち。

「そう言うなって。アフターケアの方サービスしとくから」

これだよ我が社の特徴は。新人が入ってきたら簡単な研修を済ませ、すぐに実戦。

保険もばっちりだし職場環境もアットホームで明るい雰囲気だしね!

早い段階で重要な仕事も任せちゃうけど無事こなせばすぐに昇格だよ!

あれ、なんか行きたくなくなってきた。なんでだろうね。

天龍「・・・今回は何してくれるんだ?」ムスッ

「近代化改修2回、お前の望んだレシピで開発10回、俺と休日デート5回分」

どうよ。この充実内容。

天龍「最後のはいらんが他は欲しい」

あれ、おかしいな。食いつきが悪い気がする。

「んじゃ休日デート5回分抜いてのパッケなr 金剛「提督とデート!?私がやりマース!」ハーイハーイ!

ヒュー、嬉しいこと言ってくれるじゃない。

「それじゃぁ、とことん喜ばせてやるからな」

金剛「・・・」チラッ

天龍「・・・?」

金剛「・・・フッ」ドヤァァアアア

天龍「・・・!」クッ

金剛がドヤ顔したかと思ったら天龍プルプルしてる。マナーモードみたい。

天龍「(だぁああああ、クソッ!ついいつものノリで断ってしまった!)」オシイコトヲシタ・・・

なんか天龍が頭抱えたり地団駄踏んだりしてる。なにこれ可愛い。

・・・ハッ!なるほど、金剛にデートとられて悔しいんだな!

「安心しろよ、天龍」

そう俺が言うと天龍が俺を見る。

「夜戦なら相手してy 天龍「くたばれこの変態!」

強烈な鳩尾を食らった。痛い。女の子の力じゃないよこれ!超痛い!

「お・・・ご、おっふ。冗談だって・・・ちゃんとお前のは別にとっておくから」

天龍「本当か!?」パァァ

ニヤッ。

天龍「・・・ハッ!///」カァアアア

「んふー」ニヤニヤ

龍田「あらあら」イライラ

金剛「ムー・・・」ムスーッ

川内「何ッ夜戦!?行きましょう!すぐ行きましょう!」ガタッ

「HEY川内!」 川内「YEAH!」 「今何時?」 川内「朝10:00!」

「夜戦は何時?」 川内「夜!」 「今は?」 川内「朝!」

「ということで夜戦はありません」

川内「(´・ω・`)」ショボーン


天龍「・・・で?お、俺とのデ、デートは何時頃に、なるんだ?」

おう、いつになくモジモジしてる天龍ちゃん。

人差し指と人差し指を突っつきあって俯いてる姿はまさにTMA!(天龍・マジ・天使)

そしてこのタイミングで言うべきだろう。それはッ!

「君の望む時に、何時でも駆けつけよう」

ミカエルryスマイル!

金剛「や、やったッ!!!」

川内「同じスレで同じネタを!やりやがったッ!!」

金剛&川内「流石提督!私たちに出来ないことをすんなりやってのける!そこに痺れる」

龍田「憧れません」

相変わらず仲がよろしいことで。

天龍「そ、そっか。じゃあまた後日連絡するぜ!」


天龍が意気揚々と部屋を出ようとしたが忘れてもらっては困る。

まだ何も始まっていないということに。

さぁ、誰か突っ込んでくれるか見守ろう。

HEYテンリュウチャーン コウチャガノミタイネー
ア?モウカエッテイイダロ?
マズハオチャカイシヨウ
アララ・・・フフフ

「・・・あれ?」

ちょっと待ってなんでお菓子準備してるの? ああちゃぶ台が一瞬にして女の子の巣窟に!

あれ?もしかして誰も覚えてない!? 1時間放置したら忘れちゃうの?

「あー・・・お前ら」

「「「「「 ? 」」」」」

何ですか提督みたいな顔するんじゃないよ!

「ほら、今日の午後からさ、先輩と演習するじゃない」

金剛「そうですネ」コウチャノム

「じゃぁのんびりスローライフしてる場合じゃなくない?」

川内「私が夜戦突入して片付けますよ?」

「うーん夜戦に持ち込みたくないんだよ」

天龍「どうしてだ?」

「だからそれを含めて話すんだよ!ほらしまって!そこぉ!紅茶追加しない!」

龍田「はーい、しまっちゃおうねー」

「そのセリフは危ない気がする」




なんか、疲れたな。 ははは。

まだ何もしてないってのになー。


やっと片付けが終わった。

「お前らが急に俺の昔のアルバム読み出すから30分くらい長引いた気がする」

金剛「だって提督が可愛かったんですシ・・・」ショボーン

「あー、うん、そうですか」

川内「夜戦1番だってことが分かりました」

「どこをどう導いたのさ」

天龍「これ弱み握ったことになるのか?」

「やめてくださいしんでしまいます」

龍田「提督は、小さい頃からその目だったんですね」

「ああ、うん 皆から目つき悪いって言われてたよ」

自分ではそんなつもりはないんだけどね。

「はいじゃぁここで流れをスッパリきって!」

「本日の午後から開始する先輩数名との演習について説明します!」

流れを切るときは切る。大切だね。


「今回はお前たちを強くするために俺が頭を下げて回った有名な先輩たちとの演習だ!」

「と言っても、こっちが本気で戦って、万が一勝ってしまった場合申し訳ないことになる」

「そこで、だ。君たちには実力が僅かに及ばず、というような戦いをしてもらいたい!」

そう、これぞ・・・

金剛「あのー提督ー」

川内「それって俗に言う」

天龍「八百長zy 「先輩方に華持たせてやんないと色々大変なの!分かって!」

龍田「あらあら・・・ふふふ」

大人になると面倒なこと増えるよね。

先ほども話題に出た通り、今回は八百長演習だ。

ここで実力が均衡してることが分かれば新たなパイプが作れるはずだ。

「んで、今回の陣形なんだけど、防御特化にするから」

川内「夜戦はありま 「せん」

天龍「じゃぁ、わざと負ければいいんだな?」

「そそ、分かってくれて嬉しいよテンリュウチャーn 天龍「おい」

「他に質問もないみたいだし、んじゃ演習まで飛ばすよ!」


「はいやって参りました演習!」

島風「テンション高いね」

「そりゃ先輩方に恥じさらさないようにしないといけないし」

「さて気になるのは俺の艦隊と先輩の艦隊だね」

「俺の方は旗艦を金剛に、続いて川内、天龍、龍田、あとはお風呂で流しあいしてた赤城さんと雪風だよ」

「先輩の方は旗艦に加賀さん、陸奥、伊168、不知火、ハイパー北上さま、・・・!?ふ、扶桑・・・だと」

島風「艦隊にいるほうがめずらs 提督「それ以上いけない」

「さー始まりました!どんな展開になるのでしょうか(棒)」


金剛「当てないようにすればいいネ」チュドーン

金剛「あっ」クリティカール!

川内「何してんの!?」ドーン

川内「あっ」クリティカール!

天龍「お前ら提督のこと無視してるんじゃねーだろうな」ドカーン

天龍「あっ」クリティカール!

龍田「あらあら・・・」ドーンッ!

龍田「あら?」クリティカール!

赤城「第一次攻撃隊、全機出撃してください!」ブィーン

赤城「やった!」クリティカール!

雪風「当てないように、当てないように」バシュッ

雪風「あっ」クリティカール!

「」

島風「」

先輩「」

「「「・・・・・・・」」」

先輩「は、ははは。ずいぶんと運の良い娘さんが多いようだね」プルプル

「なんか、すいません」

先輩「いや、いいんだよ。こういうとこもあるさ」ジワッ

島風「ごめんなさい」ペコリ

先輩「いやそこまで気、使わなくていいよ」グスッ

天龍「おーい提督、八百長は出来なかったが、なかなかのモンだったろ?」

先輩「」ブワッ

島風「あの・・・大丈夫でs 先輩「おうちかえるー!」

「\(^ω^)/」





「カンパーイ!」


「いや、一時はどうなることかと思ったよ」

島風「他に2人くらい居ましたけど一番最初の人みたいな反応して帰っていったよね」

「HAHAHAHAHA」メガウツロ

金剛「勝利のあとの紅茶はおいしいネ」

川内「夜戦したかったなー・・・」

天龍「なんか、申し訳なかったな」

龍田「でもぉ、勝てたのは嬉しいことよね、天龍ちゃん?」

雪風「そうですね。あ、天龍さん。龍田さんの特別訓練がんばってくださいね!」

天龍「・・・は?」

その時!天龍の脳裏にはあの会話が浮かんだッ!

『天龍を5日間・・・・・』 『許します』

天龍「は・・・はは、冗談だよな?」

龍田「最近新しい玩具が手に入ったの。それで遊びましょー」ガシッ

天龍「い、いやだっ!俺はキレイな身体のままで提督と夜戦するんだ!」ズリ・・・ズリ

「なんかすごいこと言ってるぞ天龍」

川内「夜戦!?」ガタッ

金剛「川内チャーンにはまだ早いネー」コウチャガオイシイネー

天龍「た、助けてくれっ提督!提督!イヤアアアアアアアァァァァァァァァ・・・・」ズリズリズリズリバタンッ

「だいたいこんな役回りになるよね、天龍と龍田って」

島風「せやな」

「!?」

島風「どうしたの?」クビカシゲ

「いや、ナンデモナイ」キノセイキノセイ

赤城「うぉォん、まるで私は火力発電所だ」ボーキサイトガツガツ コウザイボリボリ

「おいしそうに食べるね」

島風「ボーキサイトが・・・」

「うん、知ってる」ウツロナメ

そんな感じで、楽しく騒いで、1日が終わる。

これはほんの少しの話だ。

まだ、続くよ 今日はもうお終い。

「おらーお前ら消灯だぞー早く寝ろー」

カチッカチッ good night

朝早いねおはよう。

それじゃさっそくネタ考えておくよ


朝の目覚めというのは1人1人別の感じ方があるとおもう。

だから俺にも俺だけの朝が来るわけで。

朝になると良い感じに日が入って、鳥のさえずりが聞こえる。

チュン、チュンチュン。

うん、やっぱこれだね。

チュンチュン グアーグアー カァーカァー チュンチュングワカー

うん?多くない?

チュンチュングアーグアーカーカー WRYYYYYYYYY オラオラオラオラオラオラオラオラオラオルアッ!イ、イヤダッソレハダメダッテ! ヤッテミナイトワカラナイデショ? イヤアアアアアァァァ・・・・

なんか人多いな。

爽やか、というよりは阿鼻叫喚。

良い目覚め、というよりは二度寝したい。

しかしもう寝る気になれんな。

「いっちょ起きますか・・・」ヨイショッ

身体を起こして寝汗で湿ったシーツを部屋の隅にある洗濯籠に放り込む。

そして部屋の隅の机に置かれている電話機を見るとどうやらメッセージが2通きてるようだった。

1通目「て、提督!助けてくれっ!なんでもするからっ!あれ、寝てんのか!?ふざけんな!ちょっ龍田、やめt」ブツッ

ここで終わっている。何かがあったのは明白だろう。

「南無南無・・・」

2通目「どうも、間宮です。こちらで製造したアイスを明日の夕方までにそちらに支給します」

おう、間宮さんどうもです。アイスかー、いいね。

「アイツらも喜ぶぞーきっと」

暑い日にアイス。醍醐味だね。

「じゃぁ、司令室に行こうかな」

着慣れた制服に着替えて、かぶり慣れた帽子を深く被る。

そして個人寮のドアを開けて司令室まで歩く。

人が居ないせいか自分の靴の音がよく響く。

訓練生時代はこの足音が怖かったもんだ。

そう思って苦笑していると物凄い勢いで何かが突っ込んできた。

効果音をつけるなら『ゴウッ!!!』だな。

そしてその何かは、的確に、わざとかと思うくらいキレイに。

俺の鳩尾に突っ込んできた。

メリィッ・・・。そんな音が聞こえた気がする。視界が白くぼやける。

しかしここで意識を手放すものか。痛みに耐えて突っ込んできた何かを掴む。

・・・ん?あれ、このいかにも薄い、短い服装は・・・。

「・・・何やってんだ?島風」

我が艦隊一、速い娘で俺の秘書になっている島風ちゃんだ。

島風「て、提督っ!部屋に、部屋にー!」ブワッ

ガチ泣きしてるじゃないか!一体部屋になにがっ!

「何があったんだ!?話してくれっ!!」

これだけ騒いでるんだ。よっぽどのことg 島風「ゴキブリが出たの!2匹も!」

・ ・ ・ あー、そういう方でしたか。

「分かった、片付けてくるよ」ハァ

島風は司令室で待機させて俺は島風の部屋に入る。

「ガチャリコ」ガチャッ

さぁゴキブリはどこかな。やはり簡単には見つからんだろうし、見つかったとしても奴らは速いからな。

島風もびっくりのスピードだろう。

「出てこないってんなら・・・こっちからやるまでだ」

ここで自己紹介をしよう。

俺の名前はT田提督。 そう、Tだ。

寺生まれのTさんだ(嘘)。

だからこんな芸当も、できるのさ。

「破ァーーーーー!!!!」

手から青白い光が発射され、部屋全体を包み込む。

次の瞬間、全身を青い炎で焼かれたゴキブリが2匹、俺の視界に現れた。

「テメーらがそうなった理由はただ1つ」

そう、島風を驚かせ、全力疾走させ、俺にぶつけたことで。

俺の怒りが有頂天に達したことだ。

「テメーらは俺を、怒らせた」ドォォォォオン

2匹のゴキブリは、やがて白い灰になった。

窓を開けてやると、その白い灰は静かに窓の外へと消えていった。

「やれやれだぜ」


                v-、___,,,,,,,,..........r-----‐‐‐‐‐‐‐‐‐、
               r'´                   ""'''''"\
              (                  _,,,,      >
            _|`''┘  /`-、           /       /
            }\  /  / ヘ        /      /\ /
           _r'  ゙'''┴</ィ'⌒ヽ,,,,,,,,,,_____    〃⌒ヽ//))) y
           _|        `ヽ,;;;ノ;;;;;;;;_,,____ '''‐-、,,\;;;ノ/〉///
           )  / ̄\    ゙'''‐、,,_゙'''‐、,,_゙'''‐-、,,_゙'''‐-、,,)//
          / //ヽ、|   _,,-''~_,,,,二_,_‐、,,>∨/''‐-、 ~\〕

         /^ 〈 ( /( |_,,,/   `ヽ、`ヾ、ッヾ、_ ゞソ_,,,,_〕~\ヽ
         |  \\ >      _ , ,,二二 -'´  ノ_=;;-‐''(ヽヾヽ、

        ,ノ゙    〉、oノ|     /          |`='/  )ノ  \\
       r'     / ' ::::::|    /         ,,_,,___| /  〃    ::::)
      ,ノ゙    /(   :::|    '          \,::''"/`'‐‐‐(--- --- '´
     _∠-‐'''""~ ̄~"~ ̄ ̄~`ヽ      _,.......、_,.. /
 /"~ ̄  _,-‐-,_,ィ'⌒ヽ    //     ‐''''''-==-`/

 〉    ./   {    |   //\     "''ー-‐''/
./     { `-''' 人`-'''ノ   :|:| ::::\     r' /
|        `''‐''´  `''''´     |:|  :::::::゙'''‐-、,,__/
"''ー-――             .:::|:|_________,,,;;:::::/    __,,,、、、、,,_
::::::::::::::::::                  / /--‐‐''"  _,,,,, /
::::::::::::::.                ◯  } /"~ ̄~ ̄ ̄  ::://
                       |/        .:::://

ゴキブリ退治も終わったことだし、島風の居る司令室へ行こう。

「突撃!隣のばんごはーん」ガチャッ

島風「今は朝だよ?」

うぇーい、ナイスツッコミ。

島風「そ、それより提督!ゴキブリ、倒してくれた?」ウルウル

ひゅー、涙目の島風。そそr いやなんでもない。

「ああ、片付けといた」b

ニッと笑って親指を立てる。

島風「やった!提督大好き!」

随分と軽い気もするが悪い気はしないな。

しかし俺に抱きついてくる回数が日に日に増えてる気がするのはなんでだろうね。

そんな島風を気にも留めず、俺は窓を開ける。

「あとは皆を待つだけだな」

そうしてると何時の間にか島風が俺の背中に回りこんで抱っこ状態になった。

「何時の間に・・・軽いな、お前。ちゃんと飯食ってんのか?」

島風「女の子にそういうの聞くのダメだと思うよ」

「そうか」

島風「そうだよ」

「なら今度から気をつけるよ」

女ってのは難しい生き物なんだな。

ガチャッゾロゾロ


金剛「HEY提督ー!Good morning!」ブンブン

「おはよーさん」ノシ

龍田「おはようございます、提督」

「ん」

天龍「アババババババババババババ・・・・」ガクガクブルブル

「ファッ!?」

天龍が壊れた!

「おい、天龍大丈夫か!?おい、おーい!」

天龍「提督ゥ・・・・・」ガシッ

「お、おう」

天龍「寂しかった・・・・」グスンッ

「」

金剛「」

島風「」

龍田「」イラッ

めっちゃ萎れてる。これ天龍? 違うよね?

雪風「おはよーございまーす!」

赤城「提督、お早う御座います。とりあえず朝ご飯にしましょう」

川内「そうですね」

わーおマイペース。

天龍を膝に、島風を背中に背負った俺を見てなぜ誰1人疑問に感じないのだろうか。

「じゃ、ご飯にするか」

ワイワイキャッキャテイトクアーンエーウラヤマ

「ご馳走様でした」

「「「「「「「 ご馳走様でした 」」」」」」」

よっしゃ切り替えるで。

「今日はお前たちに経済的活動をしてもらう」

金剛「経済的活動ってなんでしょーカ?」ハーイハーイ

「簡単に言っちまえばCMやら宣伝活動、イメージUPを狙ってやるもんだ」

雪風「なんでやるんですか?」

「女の子に武器持たせて戦わせるなんて残酷だ、っていう民衆の意見もあるんだよ」

島風「私たちは戦う為にいるのに」

「・・・・!ああ、そうだな・・・」

天龍「提督・・・?」

「いや、なんでもない」

龍田「となると、個人での活動になるのかしら?」

「いや、今からそれを説明するよ」

上から複雑な依頼が届いてるんだよなぁ・・・。


「えーと、順番に行くぞ」

「天龍と龍田。お前らはファッション関係の仕事だ」

天龍「えー、俺は戦いたいんだが」

龍田「了解しました」

「次 赤城さんはインスタント食品のCM」

赤城「おいしいものですか?」

「わかんない でも有名メーカーだよ」

「次 島風」

島風「ハーイ」

「島風は・・・PVの撮影、だそうだ」

「はい、次雪風」

雪風「はい!」

「お前は水着販売のCM」

金剛「提督ー!」

「お前は紅茶のCMだ」

川内「私は?」ワクワク

「・・・・」

川内「提督?」

「・・・・」ニッコリ

川内「?」ワクワク

「 お 留 守 番 」

川内「」

「俺は昨日お前らがやらかしたからそれの後始末に行ってくる」

金剛「後始末?」

「これから高い菓子箱持って謝りにいくんだよ」

島風「あははー・・・」

島風も苦笑いだ。他の連中は目を逸らしてる。川内は白くなってる。

「はい、じゃぁ解散。それぞれマイクロバスが用意されてるからそれに乗って移動してくれ」

ぁ、言い忘れてた。

「くれぐれも迷惑かけるなよ!?」

やれって意味じゃないぞ。

「じゃぁ今度こそ解散!」

ガチャッ・・・・ゾロゾロ・・・・バタン

川内「・・・・」

川内「(´;ω;`)」ブワッ

呉鎮守府

「いや、ホントにすいませんでした。俺の娘たちが迷惑かけて・・・」

「いや、いいんだよハハハ。私もみっともないとこ見せてしまったね」

おぉ、話の分かってくれる人だったか。

「にしても、君は可愛いね」

・・・ん?

なんかおかしいぞコイツ。

いやいや待て待て。

きっと『にしても、君(の艦隊の娘たち)は可愛いね』って言ったんだ。


先輩「食べちゃいたい♂」

あかんこれガチな奴や。

「俺まだ2件あるんで失礼します!」ダッ

ホモ「あっ・・・ふむ、T田君か・・・・ウホッ♂///」

ダダダダダッ

ふーっ、掘られるところだったぜ。

次だ次。

佐世保鎮守府

「いやー、すいません」

先輩B「はっはっは、私には良い経験になったよ」

「そう言ってもらえると有難いです」

良かったまともな人だ。 どっかのホモ野郎とは大違いだぜ。

先輩B「ところで君は百合についてどう思う?」

前言撤回。こいつもダメだ。

「なんともいえません、あとまだ1件残ってるんで」ダッ

百合「あっ・・・彼は同志だと思ったんだがなぁ・・・まぁ引き込めばいいんだよ」

ダダダダッ

おかしいやろこれ。なんでこんな連中ばっかなんだ?

舞鶴鎮守府

「いや、すいませんね」

先輩C「楽しかったから、いいんだよ」

おお、やっとまともな人だ!

「ほっ」

先輩C「ところで僕の艦隊は駆逐艦と潜水艦だけで構成してるんだよ」

「」

コイツもダメだった。

ロリコン「やはり小さい子は素晴らしいね!心が癒されるよ!君もそうだと・・・あれ?」

ダダダダダッ

「はぁ・・・はぁ・・・ひいっ・・・おぇっ・・・」

疲れた・・・果てしなく疲れた。

「なんでまともな奴が1人もいないんだ!」

・・・そういえば、アイツらはうまくやってるのかな。

きっと、うまくやってるだろうな。

もう夕方だ。早く帰って間宮さんのアイス冷やさないとな。

遅くなってすまん。
リアルで仕事忙しすぎクソワロだった。

なんという畜生精神。

んじゃネタ考えつつ書いてくよ

司令室に戻ると川内が1人で捻くれてた。

川内「ブツブツブツブツ・・・」

なんて言ってるのか聞き取れない。

もうちょっと近づいてみようかな。

川内「私なんて・・・夜戦『しか』脳のないダメ娘なんだ・・・」

む・・・腐りかけてるな。いったい誰がこんなことをしたんだ。

しかしこのまま放置は可愛そうだな。

ちょっと糸垂らしてみるか。

「それは違うよ!」(論破

「確かにお前は夜戦が得意だ。ただそれだけだ」

川内「提督・・・?」

「この世に生きる人ってのはな、1人1人違う個性があるんだよ」

川内「・・・」

「1人1人得意なもの、苦手なもの、特技が違うから、楽しいんだ」


「お前は、夜戦が得意。金剛は紅茶を注ぐのが旨い。天龍は子守りが巧い。龍田は・・・脅すのが上手い」

川内「・・・っ」ブルッ

「赤城は飯を美味そうに食うのが上手い・・・」ウツロナメ

川内「・・・(察し)」

「っと・・・。ただ、それだけなんだよ」

さぁ、最後のシメだ。

川内「でも・・・!夜戦以外じゃ活躍できない!」

「じゃあ、夜戦に期待してるよ」

川内「・・・え?」

「うちの艦隊はさ、駆逐(雪風)、戦艦(金剛)に空母(赤城)、軽巡(お前や天龍や龍田)を入れたバランス型だろ?」

「天龍はよく被弾するし、龍田は天龍LOVEで話にならない」

「でも、お前はさ」

「夜戦を何度もやってきた、スペシャリストなんだよ」

川内「提督・・・」

よし、後一息だ!

「もし、あの子たちがミスしたらさ」

「お前がフォローできるんだよ」

それが。

「仲間の失敗をフォローする、良い管理者じゃないか」

川内「・・・うん」

「お前は夜戦で踏ん張る大切な役目だ」

川内「うん・・・!」ポロポロ

「だから、絶対に必要だ」

川内「うん!」ボロボロ

「今回は、特別休暇だよ」


川内「え・・・?」ボロボロ

「お前は夜戦になると張り切りすぎるからな」

川内「・・・」ヒックグスッ

「今日くらい、休んでろ」

川内「・・・」メヲゴシゴシ

「ん、休むことにするわ!」

そう言い残すと司令室から飛び出し何処かへ走っていった。

たぶん、自室だろうな。

「ゆっくり休めよー、川内」

あぁ、言い忘れてた。

『俺』は人を騙すのが、苦手なんだよ(真顔)。

でも、『人』の『為』に『偽る』のは、得意なんだ。

テイトクーシゴトオワッタヨーオツカレーアイスアッゾーヤッター!ナカチャンダヨーダレダイマノ

「おい、誰か川内にも持ってけ」

チラッチラッ コクッ×5

「「「「「 一緒に食べてくる(きます)(くるぜ) 」」」」」

「・・・やれやれ」

俺は必要なかったみたいだな。

お仕事編終了。 To Be Continued...

続けて書くよ。

赤城さん対策編 スタート

島風「提督ー、鳥海さんが今月の経費計算してくれたよ」

「おう、早いな」

お気に入りのコーヒーカップに入れてもらった金剛特製紅茶を飲みながら書類に目を通す。

そして、ある程度目を通したところでコーヒーカップを落としてしまった。

ガチャン。 虚しい響きが司令室で菓子をつまみながら談笑している娘たちの口と動きを止めた。

金剛「て、提督ー もしかして紅茶おいしくなかっタ?」

そんなことはない・・・美味い・・・。

でも、手の震えが止まらなかった。

島風が心配そうにしつつも俺が手に持っていた書類を奪い取り、見て。

島風「・・・!?」

島風も顔を一気に青くした。

他の娘たちも一斉に見る。

そして、全員顔を青くした。





「えー、では!これより赤城さん対策をはじめる!」

今日の話題は赤城さん(現在入渠中。残り10h/14h)の食費についてだ。

天龍「いくらなんでもアレはヤバい」

龍田「アレはさすがにマズいと思います」

島風「正直ホラーです」

雪風「信じられません・・・」

今月の赤城さんの食費。

鋼材/90k 燃料/40k ボーキサイト/590k

「なんかグラフみるとなかなかにすごいよねコレ」

今思い返せばいつもバケツにボーキサイト山盛り入れて食ってたな・・・。

天龍「そういや聞いたことあるぜ、提督」

「ん?なに?」

天龍「アンタ、昔かなりの俺たち艦娘を落としてたそうじゃないか」

「」

龍田「あらぁ、そうなんですか?」

「なんのことだかサッパリ」

島風「・・・」(ジト目)

雪風「(うわぁひくわぁみたいな顔)」

金剛「て、提督の隣は渡しまセーン!」ガシッ

島風「背中は私の!」ピョーン

「うわっ!」

ははは、幸せなのか、なぁ・・・?


天龍「むぅ・・・」ウズウズ

おや?

「おいで」テマネキ

天龍「!」パァ

タタタッ ガシッ

天龍「んー・・・♪」スリスリ

俺の知ってる天龍と違う。

改か、改になったからデレ+嫉妬がついたのか。

改造怖すぎワロタ。

「んじゃ、とりあえず話してくよ」

俺が、提督になって数週間の時にはもうかなり手玉にしていた。

そういうつもりは無かったがあの娘たちからはそういう意味で捕らえられていたらしい。

「はい、終わり」

天龍「・・・ん?」

島風「えっ」

「えっ」

龍田「それで終わりですか?」

「これ以上何を話せと」

雪風「ほっ」

話が進まんな。何か一発流れを変えるような一撃がほしいところだ。

ガチャリ

川内「なに?もう始まっていたのね」

ナーイスタイミング。

「おう、こっちこい」

手招きして、座布団に座らせる。

「全員そろったところでもう一度言う」

今回は、そう。

「超平和だけど、ピンチな内容の会議だ」

川内「へぇ、珍しい、一体どんなの?」

全員「・・・・・・・」

「ココニイナイヒトガヒントダヨ」

川内「ここ・・・?」

長考もなく閃いたように一言漏らした。

川内「あっ・・・(察し)」

「はい、と言うわけで!赤城さんの食費を抑えられないか、ということを検討します」

天龍「本当にマズい」

龍田「縛り付けて放置はどうかしら?」

「正直赤城さんいないと戦力ガタ落ちするよ?」

島風「皆が頑張って被弾率下げるとか?」

「それやったらお前らが危ないでしょ、却下」ナデナデ

島風「・・・///」テレテレ

川内「私が夜戦で全部沈める!」キリッ

「無理だろjk」キッパリ

川内「ですよねー」

雪風「じゃぁ旗艦にして、被弾率下げるとか?」

「おまえは島風と同じことを言ってるからダーメ」

鳥海「皆さんお揃いで、何してるんですか?」

そこに鳥海さんが来たが、先ほどの書類を見て全てを理解した。

鳥海「あっ・・・(察し)」

なぜだか人が増える度に空気が重くなるような気がする。

鳥海「そ、それじゃ私会計に戻りますね!」

「ああ、うん・・・」

「さて・・・どうしたもんか」

天龍「そうだ、遠征にでも行って、ボーキサイトかき集めればいいんじゃねぇか?」

「そうしたいんだけど、人数がどうもねぇ・・・」

雪風「だったら、多少厳しいかもしれませんが、増やせばいいじゃないですか」

「・・・その発想はなかった」




「はい、というわけで」

後ろについてきた娘たち数名を紹介することにした。

「紹介しよう、新しくここで仲間になった」

愛宕「愛宕でーす」

北上「北上だよー」

響「響だよ」

燃料2/弾薬4/鋼11「・・・」

天龍「おい最後のなんだ」

「ファンをやめたんだよ」ニッコリ

「正直これが限界だけどどの娘も遠征に行かせるのは不安なんだよね」

天龍「重巡、軽巡、駆逐だもんな」

「バランスはいいんだけどね」

「どーっすかなぁ・・・」

今日は疲れてるからここで切る。また今度。

やぁ(´・ω・`)

艦これssって需要ないのかな それともROMが多いのか。

他の人の見たりしたけど自分のは気持ち良いくらい笑えないね、ごめんね。

自分ので笑ってたらそれこそ病院行くけどね。

さーはっじまーるよー

「とりあえず、なんとかしてもうちょっと面子揃えてみるよ」

まずは、使えそうな娘を揃えないと・・・ってあれ?

「あれ、これ娘増やしたらもっと厳しくなるくね?」

なんという原点回帰。

天龍「・・・あー」

やっちまったって顔してるね。

俺もそんな顔してるよ。

島風「司令室が賑やかになるね」

「そうだね」

金剛「oh・・・」

なんか皆静まり返ってお通夜みたいになってる。

「と、とりあえず今日はこれで解散しようか」

そう言って手をパンと叩く。

アーヤットオワッタナニモカワッテナイヨネホントウニアブナイキガシマース

「・・・こうなったらアレを出すか」

俺の机の上にある電話を取り、ある番号に電話をかける。

prrr・・・prrr・・・prrガチャッ

???「やぁ、珍しいね。君が電話をするなんて」

「悪かったな。俺だってこんな形でお前に電話をかけるとは思わなかったんだ」

受話器の向こうでクックッと笑う声が聞こえる。

「なんだ?何かおかしいか」

相手は少し笑いを抑えながらこちらの問いに答えた。

???「ああ、おかしいさ。君は人の手を借りるのが大嫌いなはずだったが?」

「お前の手を借りるのは引き出す時だけだろ、お前は何もしなくていい」

???「あぁん、ひどーい」

相変わらずコイツと話すのは苦手だ。

「・・・」

???「ちょっとー、怒らないでほしいね」

「呆れて言葉もでないだけだ」

???「それはそれで君の心配りを疑うよ」

「お前にかけてやれるモンはもうない」

???「うん、そうだね。私は君から最も信頼されて、最も愛されて、最も恨まれたからね」

「・・・ふん」

???「で、君が私に話すといえば、私が持ってる君の通帳と、資材保管庫のことかな?」

相変わらず、だ。ありえないくらい勘がいい。

「・・・チッ」

???「うわっ!懐かしい!君の!舌打ち!懐かしいねぇ!」

こんなに騒がしい奴だったか?

???「舌打ちするってことは、図星なんだよね♪」

「・・・ああ」

???「うん、うん。大分丸くなったね!よっぽどそっちの生活が辛いのかな?」

「勘違いするな、1人ありえないくらい大飯食らいがいるだけだ」

???「プ、アハハハハ!君、君が・・・アハハハハ!!」オナカイタァーイ

「・・・何が言いたい?」

???「君は全てを利用した戦犯クラスじゃないか、私たちを、仲間を、敵を」

・・・全てを。使える物の全てを。

「ああ、そうだな。そうだったな」

そんな、人間としては最低な俺に世話を焼いて、いつも・・・。

「いつも、俺の傍に居続けたお前が、俺は怖くて頼もしくて愛おしくて」

???「・・・」

「嫌いだったよ」

???「ん。やっぱり君だね、丸くなったけど」

「・・・今はこの生活が楽しいよ」

???「それは良かった。で?どうすればいいのかな?」

「通帳と資材の鍵。それを送ってくれ」

???「アハハハハ!」

「あ?」

???「送ってくれ、だってさ!アハハハハハ!」

「・・・」

???「昔の君なら『送れ』とか『さっさとしろ』とか言ってたのに!」

「・・・さっさとしろ」

???「遅いよ!アハハハハハ!・・・あー、笑った笑った」

話が進まん。

???「じゃぁ今から送るよ。たぶん数時間で着くはず」

「・・・ありがとな」

???「最後に1つ」

「・・・なんだ?」

???「私は、君に愛されてたのかな?」

「・・・少なくとも、昔は愛してたさ」

???「・・・そう」

恐らく、長年の付き合いだ。言いたいことは分かる。

「俺たちは、分かり合ってた、そうだろう?」

???「・・・!」

一瞬、受話器の奥で微かな笑い声が聞こえた。

???「そうだね、でも君はもう少し言葉を選んだほうがいいよ?」

「は?」

???「がんばりなよ?」

「言われなくても」

???「そ、じゃぁね」プツッ ツーッツーッツーッ

ガチャリ。

「・・・ふぅ」

何年ぶりに話しただろうか、アイツとは。

「よくこんな恥ずかしい喋りをしてたもんだ」

思い出すと顔が熱くなる。

でもこれで、資源は潤うし、俺の火の車の家計も立て直せる!

ガチャッ

島風「提督、誰かと話してたの?」

「ん?ああ」

島風「へー、誰?」

「え?」

島風「ダ・レ?」

「い、いや、昔の、友達だよ?」

島風「・・・」ジトォー・・・

「・・・」アセダラダラ

島風「・・・ま、いっか」

「おう」

伝えておくか、おくまいか。秘書だし伝えておくか。

「あー、島風」

島風「?」

「赤城さんの飯、なんとかなるかもしれん」

島風「ホント!?」

「ああ、じゃなかったらもっと顔が青いと思うんだ」

島風「あ、あはは」

苦笑いしてる島風もかわいいな・・・ハッ!?

「ま、これでなんとかなるだろ」

思い返せば、最初から杞憂だったのかもしれんな。

そして、肝心の本人は何も知らずに入居中である。

とほほ、だな。

・・・まぁしかし。

「一度振り返ってみるのも、以外と良かったかもしれないな」

少し、気分が晴れた気がする。

END 次回:提督の貞操と精神と価値観の危機

今回はネタがなかった上に私情で疲れてたから端折りすぎた。

正直すまんかった。

次回! 次回で本気出すから!

おまけ

???「・・・君は、何も分かってないね」ポロポロ

いつも、そうだったよ。

???「でも私は、君に扱使われるのが、君に命令されるのが、君の隣に居れるのが幸せだったんだ」

???「今となっては笑い話だね、私にこんな性癖があるなんてさ」

???「君は、鈍感なのかな?まぁそうだとして、そのままの君で居るといいよ」

???「昔は周りを振り回す台風だったけどさ、今はきっと、振り回されてる惑星なんだろう?」

???「・・・この2つを、渡さなかったら君ともっと話せたかな?過ごせたかな?」

???「こんな惨めな女だったかな、私って」アハハ

???「でもね、こんな惨めったらしい私でも」

???「君の、本当に困る顔は見たくないんだよ」

???「さよなら、私の過去」

おまけ終わり

今日は眠いのでもう寝る お前らも無茶はするなよ

やぁ、先日はすごいことになってたよ。

1の住んでる地域だと電車止まって結局カプホに泊まることになったよ

家が浸水してたから掃除で昨日は会社にいけなかったよ、上司さんごめんね

それじゃハッジメールヨー(カーンカーンカーン

提督の貞操と精神と価値観の危機編

やはり朝はいつも気持ちよく迎えねばならない。

朝が何事にも重要な歯車になっているのだ。

歯車が合わなければ全てが崩れる。

もはや俺には、朝を気持ちよく迎えることが大きなリズムの1つになっていた。

朝起きて軽く背伸びをして、カーテンをスライドさせて窓を開けて、新鮮な空気を吸い込む。

これがたまらなく最高なのだ。

今日もいつもと同じようにカーテンをスライドさせて、窓を開けようとしたとき。

それは、静かにそこにいた。

「・・・人?」

こんな朝早くに、人なんていただろうか。

一番起きるのが早いのは、俺か島風のはずだ。

しかも、外に出ることは絶対しない。

「誰だ・・・?朝早くから修理でもやってんのか?」

寝ぼけた目を擦り、よく見てみると・・・。

ホモ「・・・・」ニッコリ

こちらを見て、満面の笑みを零した、先輩Aもといホモがいた。

「」

咄嗟にとった行動はカーテンを閉めなおして、部屋に鍵を掛けて部屋の隅に隠れる。

人間ってこんなに早く動けるんだね(戦慄)

「やべぇよ・・・やべぇよ・・・」

あれは確実にヤりにきた目だ。たぶん。

いやしかし流石に何も聞かずに閉じこもるのは失礼だろう。

「ちょ、ちょっと話して帰ってもらえばいいか・・・」

そう言い聞かせ鍵を開けようとした瞬間。

「・・・!?」ピィリーン

何か、何かに気づいた。

そっと鍵穴に目をやると、ホモがドアにへばりついていた。

もはやホラーである。

「うわあああああ!」

と、叫ぶはずの俺である。

しかしこの時の俺はなぜか冷静沈着。

人の理解を超えると脳は考えるのを止めるのだろうか。

まぁ、そんなことは後にしておいてとりあえずまずは拳銃を探そう。

「どこに置いたっけかなー」

ベッドの隣に置いてある棚の中から俺の愛銃を探していると・・・。

ガチャガチャガチャッ!

なんだこの音は?どうせピッキングでもしてるんだろうな。

でもご安心。ピッキング防止加工は行っております。

だから探すことに専念しよう。

棚の奥のほうに、ちょうどいい感じのケースが置いてあった。

たしかこの中に拳銃があったはずだ。

「俺の愛銃~その名は~[『モ』式大型拳銃]~」

ケースをあけモ式を取り出し、弾丸をはめてロードする。

安全装置を解除し、トリガーに指をかける。

「ま、開くわけないk」カチャリ

・・・え?

鍵がかかっていたはずのドアが、静かに開いていく。

ホモ「コォオォオオ・・・・」

あかんこれやばいこれ


「っ!」

最初に動いたのは俺だった。

モ式を構えて素早く照準を定める。

ホモ「・・・!」ダンッ

床を蹴り、蛇のように低く、早く進むホモ。

早すぎる!本当にコイツ人間かよ!

照準を捕らえたまま壁際に走り、距離をとる。

ホモ「・・・・ア」ギュルッ

ありえない急ブレーキをした後、ありえない曲がり方をしてこちらに突っ込んでくる。

「おいおい、冗談だろ!?・・と!」

壁に足をかけてドア側へ逃げる。

ホモ「・・・・!」ダァンッ!

盛大に顔からぶつかった、かと思えば。

ホモ「T田・・・掘る・・・・」ギュンッ

壁に片手がかかった状態でこちらへ突っ込んでくるホモ。

「・・・・」カチャッ

照準は完璧。距離は十分。仕留めるためには1発で十分。

静かに、トリガーを引いた。

火薬の起爆する音、弾丸が発射され、風を切りながら目標へ向かい

ホモ「・・・・!?」ズダァン

左足に直撃し、バランスを崩し、動かなくなったホモ。

ホモ「・・!・・・!」グッグッ

どうやらまだ意識が飛んでいるらしい。

「悪いですけど、これ以上やっちまうと色々面倒になるんで」

そういってドアのほうから離れ、窓際にたった。

そして後ろを向くと。

これを待っていたかといわんばかりの跳躍でホモが俺をつかみにくる。

しかしいつもの俺じゃない。

今日はハイパーな俺なんだ。

「よ・・・と」

飛び掛ってきたホモの首を掴み、その勢いを利用して窓に向かって放り投げた。

ガラスの砕ける音がしたと同時に、ホモは地上に向かって落ちていく。

「安心しな、殺さないつもりさ」

ホモは、成す術もなく海面に叩きつけられた。

まぁ、全身打撲くらいで済むはずだ。

これで当分の危機はさったし、ゆっくり紅茶が飲みたい。

とか考えてると。

百合「全く、ホモは野蛮だから困る」

「」

次の刺客がそこにいた。

・・・一難去って、また一難。

百合「僕はあんな精神が理解できないよ、女の子と女の子の絡みのほうがすばらしいじゃないか」

知らんがな。てか何時ここに入った。

百合「やっぱり人類皆百合というように、全世界の人々は百合を信仰すべきなんだよ!」

誰が言ったんだよそれ。今すぐ殴るからあわせてくれ。

百合「おっと突然おしかけてすまない、これはお茶請けにでも使ってくれ」

そういって百合は高そうな和菓子を幾つも取り出した。

どこにしまってたんだそれ。

百合「僕は部屋に入ると同時に理性を失う変態なんかとは違うからね?」

「むしろ入れませんよそんなの」

腕を撃ったことは完全にスルーか。

百合「あ、射撃について何か悩んでるなら気にしなくてもいいよ、日常茶飯事だし」

日常なの?撃たれるのが日常なの?

どんな奴だよ・・・あ、ホモか。

「まぁご丁寧にどうも」

お茶請けのみもらったし帰ってもらおう。

「話すことは特にないのでお帰りください」グイグイ

百合「ちょっ!?強引すぎない!?」

「尺押してるんで」

百合「何の話!?」

「うるせーな!こちとら2日間で疲れまくってんだよ!まだドラクエの

ひのきのぼうのほうが使えるってくらい疲れたんだよ!」

百合「ひのき以下!?」

とりあえずは部屋から出す。あとは港にどうぞお帰りくださいすれば俺の勝ちだ。

まぁ特に問題なく、追い出せそうな感じだな。

油断は禁物。そんな言葉があったはずだ。まさに今だよ。

天龍&龍田「オイオイフフキイテネーゾイッテナイモノ」

「あっ・・・(察し)」

百合「ユリイイイイイイイ!!!!」ダダダッ

いやな予感ってなんでこんなに当たるんだろうね。

「ですよねー!」

走っていった百合の後を追いかける。

百合「ねぇええええええねぇえええええええ君たちィイイイイイイ!」

うるせーなコイツ!

百合「お互いで抱き合ってよおおおおおおお!!!」ズザアアアア

土下座しながらスライディングする。

なんと斬新な動き。

天龍「なんだコイツ!?」

龍田「あらら・・・?」

マズい、ひっじょうにマッズイ。

百合「」チーン

やったぜ。

「ふぅ、大丈夫か?」

天龍と龍田に声をかけ、部屋に戻っているように伝えよう。

天龍「た、助かったぜ提督」

龍田「これ、どうするんですか?」

「冷やしとけば頭も冷えるでしょ、というわけで海水に浸かってらっしゃい」

気絶した百合を担いで窓から気絶した百合を海面に放り込む。

一件落着で助かったぜ。



今日はここで落ちる眠すぎぃ

>>94>>95の間のやつ抜けてるね

このままじゃ天龍と龍田が危ない。

「うおおおおおおおお!!!!」ダダダダッ

全力疾走で駆け抜けて、飛ぶ。

百合「ねぇねぇいいでしょ!?いいでしょ!?」ハァハァハァハァハァハァハァハァ

天龍「すっげー斬りたいんだけど」

龍田「合わせましょう、提督も飛んでますし」

天龍「あ?・・・うおっ!?あんな飛べるのか!?」

人に限界は存在しません。

「天龍!龍田!いくぞ!」

食らえ!俺の青春時代に見てた初代平成ライダー直伝ライダーキック!!

龍田「えい」

龍田が槍の柄で百合の顎を捉え、上に放り投げる。

天龍「セイッ!」

天龍がアッパーカットをかまし、百合が更に浮く。

「おりゃああああああ!」ゴウッ

ライダーキックは見事百合の鳩尾に入り、そのまま蹴り飛ばし、壁にぶつかった。

>>94->>95の保管終わりだよ

「なんか人多いな」

ロリコン「そうだね」

ま た か 。

「かえってどうぞ」グイグイ

ロリコン「ちょっ!早いよ!」

「いやもうオチ見えてるんで」

なんで今日に限ってこんなのなんだ。

ロリコン「ぐっ・・・島風ちゃんに会わせてくれっ!」

「嫌です」

ロリコン「そんなこと言わz「嫌です」

ロリコン「」

動きが止まったし放置しとくか。

「じゃ、忙しいんで失礼します」

クルリと踵を返し司令室に行こうとすると。

ロリコン「待ちたまえ」ガシッ

「ぐぇっ!?」

襟を掴まれ首が絞まる。

ロリコン「会うだけなんだ・・・会って、話をしたいんだ」ハァ・・・ハァ・・・

「何も・・・してないのに、息はずませるような奴が、会って、話をするだけとは、思えないっすよ」

早く放してくれないかな。息できない。

ロリコン「島風ちゃんに、会わせてくれっ!!」

襟から手が離れたので距離をとり、息を吸う。

「そんな目血走らせて息弾ませてる奴に誰が会わせるか!」

ロリコンの目はギラギラしている。

こんなのに島風を会わせたら大変なことになる。

島風「あれ?提督・・・と、この前の?」

あれ?フラグ建てた覚えないぞ。

ロリコン「っ!?し、島風ちゃあああん!」ダッ

「あっ!待て!島風、逃げろ!逃げるんだッ!」ダッ

島風「え?え?」オロオロ

ロリコン「島風ちゅわああああああん!!」ダダダダ

島風「ひっ!」ビクッ

「島風!逃げろ!速く!」ガシッ

ロリコンをなんとか捕まえて伏せる。

島風「う、うん!」タッタッタ

ロリコン「ウォオオオオオ!!!離せええええ!!!」ジタバタ

「誰が離すか!」

なんでこうも暴走する奴が多いんだよ!

天龍「なんだ、騒がしいと思ったら提督とあの時のおっさんじゃないか」

天龍じゃないか!可愛いなぁ! じゃなくて!

「天龍!コイツの顔面に酸素魚雷ぶつけてくれ!」

ロリコン「BBAに興味はない」

・・・ん?

天龍「・・・は?なぁっ!?」

コイツ何言ってんだ、天龍がBBA?ないわー。

ロリコン「駆逐、潜水以外の娘は全員BBA」キリッ

落ち着いたかと思ったら全く落ち着いてなかった。

「・・・・」ガシッギチギチギチギチ

ロリコン「ん?ぬ、ぬわああああああ!!」

間接技を掛けて締め上げてやる。

ロリコン「き、極まってる!痛い痛い!」バンバン

ロープコールをしているがここはマットじゃないんでな。

フルネルソン。相手の両腕を羽交絞めにし、両手で相手の後頭部を押し極める技。

滅茶苦茶痛いです。

一度離し、首を掴んで起こす。

ロリコン「うわっ!?」

そしてそのまま。

「今度は締めてくぜ」

ロリコンの首を右わき腹付近に置き、腕を首に回し、もう片方の腕で片腕の腕を抱え込む。

その状態で頭部を抱えた腕を、腕を抱えている腕の腕を掴む。

首に回した腕をやや上方へ向けながら絞める。

ロリコン「!?・・・!?」ペチペチ

天龍「あ、あれは・・・フロントチョーク!別名、ギロチンチョーク!」

「気絶するまで、離さないぜ」

ロリコン「・・・・!・・・・・!」ペチッ・・・ペチ

ロリコン「」チーン

気絶したし外に捨てとくか。

天龍「お、落ちた・・・だと」

「ん、もうだいじょーぶ」

天龍「て、提督!俺は年増じゃないよな!?」ウルウル

「コイツがおかしいだけ、可愛いよお前は」ナデナデ

天龍「提督ぅ・・・」グスッ

出会ったばかりのツンツン天龍は一体どこへ。

島風「て、提督?あの人、どっかいった?」

「ここで落ちてるよ」

島風「よ、よかったぁ・・・提督ー!怖かったー!」ダダダッガシッ

「おーよしよし」ナデナデ

まぁ、何かと艦娘たち(一部)と仲良くなったし、良かったかな。

「しかし、アンタらはもう少し、慎みを覚えたほうがいいぜ」ドォz__ン

「ホモ、百合、ロリコン。アンタ達の敗因は唯一つ」

そう、それは。

「テメーらは俺を怒らせた」バァアアアアン

窓に朝日が差し込み、静寂が訪れる。

俺の腕には2人の女の子。

俺の手の届く範囲は、何が何でも守ってみせる。

届かなくても、守ってみせる。

例えそれが、自分を犠牲にする修羅の道だったとしても・・・。

「俺は、お前たちを守って見せるよ」


END   次回:休暇は争いの始まり

休暇は争いの始まり。

ハジマルヨ、ハハッ アレ?ダレカキタナ ハハッ ヌワーッ!

やぁ、大きいお友達諸君。

え?誰に向かって言ってるか、だって?

君だよ、君。今見てる君達に、だよ。

「はぁ・・・」

とんでもないことになったんだ。

どこから話すべきか。

あれは今から49時間、いや、2日と1時間ほど前のことだったかな。

----------------------------------------------------------

金剛「ふー、今日で今期の仕事は終わりでース」

雪風「長かったですね」

愛宕「いらない物も多かったわねぇ」

北上「でも私たち配属されたばかりだから休暇は短いよ」

響「知ってる、сожаление」

全員「!?」

響「あ、私はロシアに行ってたんだよ、だからつい」北上「で、なんていったのー?」

響「残念だって言ったよ」

北上「激しく同意」

天龍「お前ら喋ってないで最後の片付けしてくれよ」

龍田「そういえば、提督は?」

島風「そういえばいない」

川内「そういえば・・・」

ガチャリ。

「たっだいまー!」

金剛「提督ー!どこに行ってたノ?」

島風「そうだよ」

雪風「何時の間にか消えてましたよね」

赤城「ゴミ捨て終わったわ、あら提督、おかえりなさい」

「ういただいま」

響「どこに行ってたの?」

北上「気になるー」

愛宕「そうねぇ」

天龍「その袋は?」

龍田「何かしら?」

「あ、これー?」

袋ごと渡したら一斉に集まってしまった。

「んじゃ、あとこっちもよろしく」

島風「こっち?」

島風がキョトンとしていたので指で教える。

「その中身と同じ奴がこっちにもあるから、運んどいてくれ」

天龍「中なんだろうな」

川内「野戦強化の装備?」

響「さすがにない」

北上「アレだったら、積みたくないなぁ」

島風「じゃ、開けるね」

中にあったのは、有名な店の。

とてもおいしいと評判の甘いもの。

それが、箱いっぱいに。

司令室前の廊下にも、ある。

艦娘たちは今日努力したことを後悔しないだろう。

「結局、女の子は甘いものにとても弱いってことよ」ニッシッシ

やる気を出させる方法、尚健在といったところか。

そんな平和な今期最後の1日を送っていると。

上司から1本の電話があった。

曰く、君は大きな戦果を挙げてくれた。

曰く、君は働きすぎである。

曰く、いい加減たまった休暇潰せ。

曰く、休暇全部使わないと給料カット。

つまり休暇返上で働いていたことがバレて、たまった分の休暇使って休まないと許さないってことか。

俺の会社ホワイトすぎる。

たまった休暇は大体1ヶ月分。

艦娘たちと同じくらいの休暇だな。

「1ヶ月も何しろって言うんだよ・・・」

島風「提督!お休みもらえたんですか!?」ニュッ

「うおっ!?」

急に出てくるなぁ。

「あ、ああ 大体1ヶ月くらいだな」

島風「ホント!?」

なんでこんなに食いつくんだろうか。

「おう、でもすることないんだよ」

島風「じゃ、じゃあ!私とどこか行こう!ねっ?」

「ははは、することもないしな。いいよ、いつにする?」

島風「明日!」

「速いなぁ」ハハハ

島風「速きこと「島風の如しってね」

島風「あー!もうっ!」ムゥー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月07日 (土) 17:51:01   ID: UQOyl50E

面白いな 期待

2 :  SS好きの774さん   2013年09月07日 (土) 18:52:34   ID: RhZm4T2g

紫煙

3 :  SS好きの774さん   2013年09月14日 (土) 18:14:45   ID: KcyS0UqQ

ここんとこ更新ないな

まぁ待つが

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom