授業中

俺「Tウィルスというのは・・・」ｶｯｶｯｶｯ

一夏「ZZzzzzzz・・・・・」

セシリア「一夏さん・・・」

一夏「Zzzzzz・・・・」

セシリア「起きてくださまし！」ﾄﾞｶｯ

一夏「！？」

俺「今何かすごい音がしなかったか？頭蓋骨を鈍器で叩き割ったような・・・」

セシリア「空耳ですわ」

俺「空耳か・・・」

一夏「くらえシャー芯を刺した消しゴム爆弾！」

セシリア「いたっ・・・！」

一夏「wwwwww」

セシリア「・・・・・・」ﾑｶｰ

セシリア「・・・・・・」ﾄﾞｺﾞｵｫｵｵﾝ

一夏「！？」

俺「今すごい音がしなかったか？１０トンのトラックが正面衝突したような音が・・・・」

一夏「痛いな！何するんだこの金髪ゴリラ！」

セシリア「一夏さんを起こしただけですわ！この暑苦しいサル男！」

俺「やめんか！喧嘩の原因は何だ！」

セシリア「実は・・・・」

俺「なるほど・・・・居眠りしたお前が悪い！」ﾊﾞｺｯ

一夏「あでっ」

俺「だがな・・・お前も暴力で解決することもないだろ！」

一夏「そうだそうだ！そんなんだと日本でもイギリスでも結婚できないぞ！」

セシリア「またそういうこと言うんですの！」

俺「だからやめんかこのオタンコナスども！」ｶﾞｱｱｱｱｱ

俺「とにかく一夏は授業中寝ないこととセシリアはすぐに暴力を振るわないことだ。忙しいから後でな」

そして教室

一夏（なんだよアイツ・・・世話焼き過ぎなんだよ・・・）

セシリア（一夏さんが心配だからああやっているのに・・・）

一夏「・・・・」ﾋﾞｭｯ

セシリア「？」ﾊﾟﾗｯ

やーいこのおせっかいの金髪ババア！嫁の貰い手ねーぞ！

セシリア「・・・・・」ｶｷｶｷ ﾋﾞｭｯ

一夏「・・・・・」ﾊﾟﾗｯ

箒さんやシャルさんやラウラさんや鈴さんが俺さんに横取りされたからって八つ当たりしないでくださいまし！

一夏「・・・・・」ｶｷｶｷ

一夏「・・・・」ｶｷｶｷ ﾋﾞｭｯ

第一あんな奴らに興味ねえし・・・まぁあの5人はお似合いだからなぁ
ところでお前変な妖怪憑いてるんじゃないのか？俺に除霊してもらった
ほうがいいぜオバサン

一夏「・・・・・」ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

覇鬼「なんだか騒がしいウガ」

俺「ほっとけ覇鬼・・・あの夫婦漫才はオレにも止められん・・・」

そしてHM（いわゆる帰りの学活）

俺「千冬先生が明日も帰らないそうだからオレが担当する！とりあえず明日の連絡をしてくれ」

俺「あと一夏とセシリアはあとでオレのところに来るように」

そして・・・・

俺「まぁ何だ・・・お前らはなんでいつもいつもそうなんだ？オレらでも
あそこまで激しくないぞ・・・」

一夏「でもこの前なんて木刀で叩かれて熱い酢豚や凍ったフランスパン口に押し込まれて寝技仕掛けられてたよな・・・」

俺「そういう問題じゃないんだよ！」

俺「さて本題だが・・・まずセシリア・・・確かに一夏の
居眠り問題はいろいろな先生の間で問題になっているがあそこまでやるのか？広辞苑を投げつけるのはまずいと思うぞ・・・」

セシリア「一夏さんの石頭なら大丈夫ですわ」

俺「でもな・・・オレがいる学校でオレが1年の時にふざけて広辞苑を投げ合ってたやつがいたんだが危うく首の骨を折りかけた事件があるんだぞ・・・」

一夏「なんだよお前！そんなことをオレにやってたのか！」

セシリア「だから一夏さんのためだと・・・」

俺「おまえらな・・・いくら年下＆期間ありと言えども教師として見てないようだな・・・・」

俺「とりあえず先生たちで会議しておまえらの部屋を同室にする！」

２人「えええええええ！！！！」

俺「これを機会に仲直りしとけ・・・」

一夏「俺！絶対にあんなのとは嫌だぞ！死んだほうがましだ！」

俺「なんだ？２人とも好きなやつとだから緊張か？」

覇鬼「そういえば同室といえば俺とあいつらの初夜を思い出すウガ」

俺「やめろおおおおおおおおお」

覇鬼「たしか俺が「まるで酢豚のとろみのようだ」とか「お前を愛している」とか言っていたウガ。相手は「俺くんのエッフェル塔が・・・」とか「私の力を打ち破るとは・・・」とか言っていたウガ」

俺「やめろこのバカ鬼野郎！」

覇鬼「なんだとこのバカ人間！」

そして夜

一夏「・・・・・。」

セシリア「・・・・・。」

セシリア「一夏さん・・・？」

一夏「なんだよ・・・」

セシリア「私・・・一夏さんのことが好きですわ。」

一夏「・・・・・・・・オレもだ。」

セシリア「一夏さん・・・・」

一夏「セシリア・・・・」