江ノ島盾子「は??ここどこ?」 (33)

江ノ島「な、なに?どこ?見たこと無いんですけど。こんな景色」

江ノ島「…」

江ノ島「見ず知らずの場所にひとりきり…出口も見つからない」

江ノ島「うぷぷぷ。ちょっといい感じなシチュエーションじゃないっ!」

江ノ島「壁、壁、壁、壁しかない」ペタペタ

江ノ島「だーれーかーいませんかー」

江ノ島「」

江ノ島「完全に閉じ込められてるっ!」

江ノ島「こんなとこ!何かの罠!?実験!?」

江ノ島「何?一体何が起ころうとしてるのっ?」

江ノ島「うぷぷ…うぷぷぷぷぷぷぷ」

ほう

えのじゅんかわいいよぉ

タラヲ「絶望のお姉さんとらーぶらーぶするでーすwwwwww」

江ノ島「とりあえず、こっちから行動起こさないと始まらないよねっ!」

江ノ島「」スタスタ

江ノ島「それにしても、もうちょっと小道具があってもいいんじゃない?」

江ノ島「さすがに超つまんないんだけどぉ」プンプン

江ノ島「あっ」

江ノ島「ピロリロリーン!!!何か発見!!」タッタッタ

江ノ島「扉?」

江ノ島「入れってことだよねぇ!!」

江ノ島「おっじゃっましまー!」ガチャリッ

扉の中はさっきと同様、黒白の2色のタイルで敷き詰められた空間。

ただ、その部屋に前にはよく公園に設置されているような砂場があった。

そして、その砂場の中央には美しくも大きな砂の城がそびえ立っていた。

江ノ島「うわぁ!!なにこれ!?砂の彫刻!?城!?」

松田

江ノ島「…いや、城じゃない」

江ノ島「なんだっけ」

江ノ島「そうそう!サグラダ・ファミリア聖堂」

江ノ島「へぇ~。結構いいできじゃぁん!!」

江ノ島「いやぁ、死ぬ気で頑張ったかいがあったってもんよぉ!」

江ノ島「ん?」

江ノ島「まぁいいわ!どうせアタシしかいないんだし」

江ノ島「壊しちゃえっ!!」

苗木「壊すの?」

!?

江ノ島「おうわ!苗木!」ヨロッ

苗木「ごめん。驚かせちゃって」

江ノ島「なんでアンタがここにいんのっ!」

苗木「何か…気が付いたら倒れてて……それで、誰かいないか歩きまわってたら」

苗木「この部屋を見つけてさ。驚かせてごめんね」

江ノ島「お胸がぶっ飛ぶところだったわ!」プンプン

苗木「それよりさぁ。江ノ島さん、壊そうとしてたよね?それ」

江ノ島「暇だし、壊せと言わんばかりにここにおいてあったわけだし」

苗木「でも、とても綺麗じゃないか。この砂の城」

江ノ島「サグラダ・ファミリア聖堂!」

苗木「えっ?そう。そんな名前なんだ」

江ノ島「他にも誰かいるの?」

苗木「わからない……ボクもさっき目を覚ましたばかりだし」

苗木「手分けしてだれかいるか探さないっ?もしかしたら、まだ誰かいるかもしれないし」

江ノ島「べつにいいけどー」

苗木「それじゃ!ボクはこの部屋を出て右を行くから!江ノ島さんは左をお願い!」

江ノ島「ラジャーっ」

江ノ島(まっ、他に誰かいるんなら、せっかくだしみんなに魅せつけてから壊そ♪)

桜「破ッ!」グシャー

砂のお城は壊れてしまった

END

あくしろよ

江ノ島「二人きりじゃ退屈ー」スタスタ

江ノ島「誰かいないかー。おーい」スタスタ

江ノ島「人数が揃えば何かと楽しめそうなんだけどっ!!」

江ノ島「うぷぷぷ」

十神「何がおかしい」

江ノ島「ひょっ!」クルッ

江ノ島「アンタ!いつからいたの!?」

十神「今さっき目覚めた。このわけのわからん廊下を歩いてたら」

十神「偶然お前を見かけてな」

十神「他に誰かいないのか」

江ノ島「苗木なら見かけたけどー?反対の方にいったよ!」

十神「そうか、それで?何がおかしいんだ?」

江ノ島「さぁ?なんのことかな?」

十神「とぼけるな。一人で妙な笑い声をあげていただろう」

江ノ島「えっと~。空耳なんじゃない?」

十神「はぁ……人数が揃えばどう楽しめるって言うんだ?」

江ノ島「ちぇっ、聞いてたんじゃん」

十神「答えろ」

江ノ島「人が多いほうが脱出の可能性が広がるんじゃないかって思ったの!」

江ノ島「それで!ここからでられるんだぁ!!って思ったら思わずテンションあげあげ~!ってなって!」

しえん

十神「ふん、お前はここから出たいのか?」

江ノ島「なに?その質問。出たいにきまってんじゃん!」

十神「本当か?」

江ノ島「は?」

十神「…それじゃぁな」クルッ

江ノ島「はい!すとっぷ!どこいくの!?」

十神「決まってるだろ。ここから出れそうな場所を探すんだ」スタスタ

しえん

江ノ島(ここから出たい?出たいわけないじゃん!)

江ノ島(こんな最悪の状況を自ら回避しようなんて…もったいない!)

江ノ島「そ・れ・に♪もう少し待てばアタシらを閉じ込めた《黒幕》がアクション起こしてくれるだろうし!」

江ノ島「それまでは!辛抱~♪」スタスタ

石丸「おぉ!!探したぞ江ノ島くん!!」

江ノ島「はい?」クルッ

江ノ島「今度は何?」

石丸「むむ?今度は?」

江ノ島「いやこっちの話♪」

石丸「食堂に来てくれたまえ!!!」

江ノ島「アンタもいたんだって…食堂!?食堂なんかあんの!?」

石丸「とにかく!僕についてきてくれ!」

江ノ島(はぁ…食堂があるってことは食べ物もあるかも。飢えで死ぬかもしれないなんて状況にはならない……)

食堂

江ノ島「…あぁ。何か見覚えのあるメンツ」

石丸「うむ!これで全員だな!」

大和田「んで、どうなってんだ一体!?」

朝比奈「わかるわけないよ。みんな同じで目が覚めたらここにいて…」

セレス「食料も寝床もあるみたいですし、焦らず出口を見つけましょう」

江ノ島「どうかな~?閉じ込められたのには意図があると思うけどっ」

江ノ島「もし、《黒幕》がいるとしたら…閉じ込めて、はい!終わり!なんてことないと思うんだけどなぁ」

不二咲「それって…どういうこと?」オロオロ

霧切「そうかしら?」

霧切「閉じ込めることに意味があるとしたら?」

江ノ島「はぁ?そんなつまんないことっ…えへっなんでもない」

水泳だったら問題無し

江ノ島への矯正プログラムかな(予想)

葉隠「あぁもう!どっちにしろここから出してくれー!」

苗木「とにかく、みんなで力を合わせて出口を探す。この事に変わりはない、でしょ?」

山田「果たして…出口なんてあるんでしょうかぁ」

山田「霧切響子氏が言うように閉じ込めることに意味があるとするならば……」

山田「《黒幕》だってそうそう簡単には出られないように試行錯誤してるはずでは!!ひゃぁあああああ!!」

桑田「おい!!出られないのか!出れんのかどっちだぁああ!!!」

江ノ島「さぁね~。どっちだろ」

不二咲「一生この中で…うっ」

朝日奈「ちょっと!みんな!落ち着いて!」

大神「まだ、結論を出すには早い」

前園「そうだよっ!まだこの建物を全部を調べたわけじゃないし」

江ノ島(おぉ、いい感じに怯えてるぅ)

十神「……」

江ノ島「なに?諦めちゃった?」

十神「……俺はとっくに諦めてるよ。あがいたところで無駄だ」

苗木「十神くん……いや、そんなことない」

十神「どうして根拠も無しにそう言い切れる?」

十神「はっきり言わせてもらうがお前は甘い!甘すぎる!!」

苗木「それでも……みんなで力を合わせればきっと…」

前園「苗木くんの言う通りだよ!みんなが一致団結して!」

十神「俺達がいくら協力したところで何になるって言うんだ?」

苗木「……」

霧切「……苗木くん」

江ノ島(!!何この展開!?最高に気まずい♪いいぞ!いいぞ!)

大神「小さな可能性にかけるしかあるまい」

大神「先のことは誰にもわからん」

大神「さっきも言ったが結論を出すにはまだ早い」

十神「……協力はしよう。納得はいかんがな」

腐川「デレた?デレた!?」

十神「黙れ」

寝室

江ノ島「ふぅ~」パタン

江ノ島(初日から飛ばしてくれるね~♪)

江ノ島(後は《黒幕》さんがハッパかけてくれたらイチコロ♪)

江ノ島「うぷぷぷぷぷ」

糞ビッチ最高

次の日

石丸「では!諸君!朝食をいただこうか!いただきます!!!」

葉隠「何か朝って感じがしないべ……」

桑田「時計があるのがせめてもの救い」

セレス「それで、みなさん?なにか脱出の手がかりは見つかりましたか?」

全員「……」

苗木「まだ、調べ足りないところがあるんだよ!今日も頑張ろう!」

江ノ島「うんうん!うんうん!今日中に全部どんな些細な事も調べ尽くすつもりで!」

江ノ島(そして、脱出不可能であると悟る!)

寝室

江ノ島「ふぅ!探す振りメンドー!」パタンッ

江ノ島「《黒幕》さーんまだですかー?」

江ノ島「退屈なんですけどー」

江ノ島「まぁ気長にまちますか♪」

江ノ島「どうせっ、出られないんだし!」

数日後

江ノ島(ありえない……おかしい、おかしい)

石丸「いやぁ!!みんなで食べる朝食は実に美味しい!!」

山田「さて、この後どうします?」

セレス「寝室でトランプを見つけましたの。みなさんでゲームでもしませんか」

桑田「賭け事はちょっと」

セレス「ふふっ、賭けるものなんて何もないじゃないですか」

苗木「みんなでトランプか!」

大和田「暇つぶしにはいいかもしれねーな!」

江ノ島「ちょっと!!まったぁ!!」

大和田「あ?」

江ノ島「出口は?探しにいかないんですかー?」

大和田「んなもん!さんざん探しまわっただろうが!」

セレス「休みの日です。たまにはそういう日もあっていいでしょう」

江ノ島「はぁ?」

霧切「食料も十分にある。どうやら減った分だけ追加されているようね」

霧切「時間なんて無制限にある。焦る必要なんてないでしょう?」

パンツを賭けよう

江ノ島「《黒幕》が何かしてくるかもしれないよー?」

霧切「ここ数日で、その《黒幕》が何かしかけてきたかしら?」

江ノ島「今日しかけてくるかもぉ」

苗木「存在するのかもわからない《黒幕》に怯えても仕方ないよ」

苗木「心に余裕を持った方がいいでしょ?これだけの人数がいるんだ」

苗木「誰か一人でも疑心暗鬼になってボクたちの関係が壊れたら」

苗木「それこそ《黒幕》の思う壺だと思うんだ」

江ノ島「まぁ、確かに?」

苗木「だからさぁ、江ノ島さんもトランプを」

江ノ島「しない」

苗木「えっ?」

江ノ島「悪いけどパス~」

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