【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る6【安価進行】 (526)

注意書
・舞台は希望ヶ峰学園
・皆さんの安価でキャラが誕生
・基本ルールは原作1と同じ
・展開次第でバッドエンドも
・オリキャラ苦手な人は注意
よろしくお願いします

【過去スレ】
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1383925062/)

【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る2【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385041733/)

【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る3【安価進行】
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る3【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1385899584/)

【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る4【安価進行】
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る4【安価進行】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1386936074/)

【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る5【安価進行】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387893268


前スレ貼れてなかったら作者が補習

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388823347

通信簿
【超高校級のレスキュー隊員】
御陵書乃(みささぎふみの)
精神・8 (+2)
交友・4 (+2)
身長 165cm
体重 51kg
スキル
勝負師→反論ショーダウン時、精神力一つ消費して相手のウィークポイントをその学級裁判の間一つ消す(一度の反論ショーダウンで一回だけ使用可能)
超直感→人物指名と証拠品提示時、精神力一つ消費して選択肢を三つに絞る
人助け→日常パート時、仲間が怪我をした場合率先して治療をする
幸運→日常パートの様々なコンマ判定で有利に
抜群の集中力→精神力に+2の補整
抜群の発言力→発言力に+2の補整
執念→裁判パートでミスした際に発動可能。精神力二つ消費してそのダメージを無かったことに
背水の陣→裁判パートでのあらゆるミニゲームで使用可能。精神力四つ消費してそのミニゲームをクリア扱いに(裁判中一度だけ使用可能。ペナルティ高め)

【超高校級の男装麗人】
神代真琴(かみしろまこと)
精神・9
交友・0
身長 171cm
体重 52kg
スキル 男装の風格→そこらの男よりも顔立ちは整っているので女生徒がよく集まる(女生徒との新密度は上がりやすい)
恥ずかしがりや→一定の新密度になるまでは話しかける際にコンマ判定。失敗すると話しかけることもできずに終わる
ストーカー→新密度を上げすぎると交友力の無さが災いして歪んだ愛情・友情表現をする。さらにクロになりやすくなる

【超高校級の幸運】
声伽学(こえとぎまなぶ)
精神・5
交友・4
身長 171cm
体重 64kg
スキル 幸運→コンマ判定時に補正
平常心→取り乱すことなく状況を見極める心の強さを持つ

【超高校級の探偵】【Dead】
佐倉梢(さくらこずえ)
精神・5
交友・4
身長 162cm
体重 49kg
スキル 見極め→必要のない情報の取捨選択がしやすくなる
気配り上手→仲間の心労を第一に考え、それを和らげることを得意とする

【超高校級の発明家】
首括くるり(くびくくりくるり)
精神・1
交友・1
身長167cm
体重56kg
スキル
発明→アイテム二つを消費して別アイテムに変化させる(コンマ判定あり)
スーパーマッド→発明のためなら手段を選ばないようになる
無気力とやる気→興味のないことにはとことん関心はないが、一度興味を示すとどこまでも追究する

【超高校級の演劇部】
御門ノノ(みかどのの)
精神・5
交友・0
身長148cm
体重40kg
スキル
仮面の演技→本音と嘘を使い分ける達人。その演技は並大抵では見きれない
声帯模写→老若男女様々な声色を使い分けれる
無我→演技していないときは無表情

【超高校級の巫女】
神原陽菜(かんばるはるな)
精神・3
交友・2
身長152cm
体重45kg
スキル
お日様少女→ほわほわとした雰囲気で場を和ますことが可能。ただし効果ないときは邪険にすら扱われる
誠実→常に誠心誠意を尽くして行動する

【超高校級の相撲取り】【Dead】
多和良伍(たわらあつむ)
精神・0
交友・4
身長190cm
体重103kg
スキル
一心不乱→やることを決めたらとにかく目的を達成するまで全力
男気→仲間を助けることを第一に考える

【超高校級の漫画家】【Dead】
神楽栄吉(かぐらえいきち)
精神・4
交友・8
身長177cm
体重69kg
スキル
ポジティブ→常に明るく前向きに物事を考えられる

【超高校級の建築家】
有府修二(ありふしゅうじ)
精神・9
交友・9
身長187cm
体重68kg
スキル
秀才→建築業に必要なのか、勉学はかなりできる
努力家→努力を忘れず常に高みを目指す
リーダーシップ→皆をまとめる力を持つ

【超高校級の剣道家】【Dead】
撫斬村正(なでぎりむらまさ)
精神・5
交友・5
身長180cm
体重69kg
スキル
終わりの美学→命が尽きる瞬間を常に求め続ける
本性→交友にマイナス補整。精神にプラス補整
殺しの剣→人を痛ぶる目的で剣道家に

【超高校級のプリマドンナ】【Dead】
香澄伊里亜(かすみいりあ)
精神・2
交友・8
身長164cm
体重46kg
スキル
美声→全員の新密度上昇率アップ
ゆるゆる系→ゆるい。小動物系なオーラを持ち、クロ候補次第では被害者になったりならなかったり

【超高校級の司書】【Dead】
涼川氷(すずかわこおり)
精神・2
交友・5
身長166cm
体重47kg
スキル
クーデレ→最初は新密度が上がりにくいが、とあるフラグが成立すると軒並み上がりやすくなる
無表情→御門には劣るが表情が読みにくい

【超高校級のデイトレーダー】【Dead】
花笠千景(かりゅうちかげ)
精神・7
交友・5
身長179cm
体重64kg
スキル
守銭奴→モノクマメダルを入手しやすい
駆け引き→コンマ判定時有利になる

【超高校級の騎手】【Dead】
荒巻凪沙(あらまきなぎさ)
精神・3
交友・3
身長165cm
体重45kg
スキル
俊敏→行動力が高く常に先頭に立ちたがる
勝ち気→どんな人が相手でも強気な態度。悪気はなくても反感を買う場合も

【超高校級のロックスター】【Dead】
玄鐘忌壱郎(くろがねきいちろう)
精神・9
交友・4
身長180cm
体重70kg
スキル
ゲリラライブ→突飛な行動を取りやすい
破天荒→行動に粗が目立つ
音楽家の耳→どんな細かな音でも性格に聞き分ける

前スレ>>1000確認。とりあえず突如として現れた言峰に動揺を隠せないぜ……ここに愉悦はございません

しかしバッドエンドか……どうしよう。まったく考えてなかった
いや、やろうと思えば一つくらい分岐させられそうだけど……うーん……

とりまコトダマリスト晒す

コトダマリスト1

コトダマ【モノクマファイル05】GET!
被害者は有府修二。死体発見場所は植物庭園。
目立った外傷は特に無し。

コトダマ【有府の遺体】GET!
目立った外傷は特に無し。口から吐血していることから、毒殺であると推測。
なお遺体周辺には毒の小瓶は無かった。

コトダマ【スプリンクラー】GET!
植物庭園のスプリンクラーは毎朝七時半に作動するらしい。

コトダマ【ビニールシート】GET!
植物庭園の倉庫にあった。片面だけが水に濡れていて、汚れも付いている。

コトダマ【白いジャージ】GET!
植物庭園の倉庫にあった。首もとが血で汚れていて、おそらく有府が吐血したさいにかかったものだと思われる。

コトダマ【声伽の部屋の鍵】GET!
白いジャージのポケットから見つかった。

コトダマ【声伽のジャージ】GET!
声伽の部屋で発見。真新しいジャージで、汚れもあまりない。

コトダマ【声伽の手帳】GET!
中には『この中に少なくとも一人は超高校級の絶望がいる』との旨が書かれていた。真偽は不明。

コトダマ【毒薬の小瓶】GET!
声伽の部屋のゴミ箱から発見。中身は空。

コトダマ【昨夜の出来事】GET!
昨夜夜時間前に首括が体育館でモノクマを発見し、その後神原、御門、神代と共に徹夜でモノクマの解体をしていた。
場を離れる際は常に二人以上でいたことから、この四人にはアリバイがある反面御陵と声伽にはアリバイがないと言える。

コトダマ【凶器の出所】GET!
今回の殺人に使われた毒の小瓶はやはり化学室から持ち出されたようだ。

コトダマ【神代の証言】GET!
昨日の夜時間前、植物庭園に有府の死体はなかったとのこと。

コトダマ【呼び出しの手紙】GET!
有府を事件の朝植物庭園に呼び出す内容のメモ用紙。

コトダマ【モノクマの個体数】GET!
体育館のモノクマと情報処理室のモノクマが別個体であることから、モノクマはかなりの数用意されていると思われる。

コトダマ【御門の証言】GET!
倉庫にある白のジャージは開放の日から現在までで累計三つ減っているとのこと。

コトダマ【消えたジャージ】GET!
事件当日、御陵のジャージが消えていた。

コトダマ【破られたメモ用紙】GET!
何故か白紙のメモ用紙が台帳から破られ、ジャージが保管されてた棚の引き出しに隠されていた。

コトダマ【謎の紙切れ】GET!
体育館のモノクマの残骸周辺に落ちてた。わずかに何か書かれてるが、上手く読み取れない。

コトダマ【謎の鍵】GET!
モノクマの残骸に隠されていた。職員専用と書かれている。

コトダマ【モノクマの鍵】GET!
声伽はすべての部屋の鍵を開けれるモノクマの鍵を持っている。

コトダマリスト2

コトダマ【生物室の秘密】GET!
生物室は死体安置所としても使われており、死体を保管している数だけそこの青いランプが点灯するようだ。

コトダマ【事件の違和感】GET!
改めて調べ直すと、有府の着衣の乱れや周囲に毒薬が入ってた容器がないことに違和感を覚えた。

コトダマ【ビニールシート】をアップデートしました!
植物庭園の倉庫にあったビニールシートは生物室から持ち出されたようだ。

コトダマ【第78期生のプロフィール】GET!
学園長室にあった御陵たち第78期生のプロフィール。撫斬、佐倉のページを見た後でモノクマに奪われた。

コトダマ【学園長の残した資料】GET!
図書室にあった手紙同様に絶望の種について書かれてある。人数にして二人の模様。

コトダマ【江ノ島盾子】GET!
今回超高校級のギャルとして入学する予定だった女生徒。なんらかの理由により学園長の調査対象になっていた。

コトダマ【モノクマの操縦室】GET!
情報処理室の奥にあった。黒幕はここでモノクマを操作していたと思われる。

コトダマ【モノクマの操作と監視】GET!
モノクマの操作と御陵たちの監視は一緒にはできないようだ。

コトダマ【霧切家の写真】GET!
楽しそうに笑う娘と父親の姿が写っている。

コトダマ【学園長のカードキー】GET!
学園長専用のカードキー。すべての電子ロックを外せるようだ。

コトダマ【神代の日記】GET!
神代の字で希望ヶ峰学園での生活について書かれている。

コトダマ【激励の手紙?】GET!
神原宛の手紙。おそらくは知り合いからなのだろう。

コトダマ【謎の手帳】GET!
持ち主の名前が書かれていない。おそらくは神原の物だと思われる。

コトダマ【集合写真】GET!
御陵を除いた全員が楽しげに写っている。

コトダマ【緊急面談DVD】GET!
御陵たちと学園長の面談が録画されていた。

指摘ありがとうです
それも含めて、よろしくお願いします

今日更新できるかな……できなかったらごめんねぇ

最後なのにミス多すぎワロタ……
本当すいません許してくださいなんでもはしませんけど!

22時頃になったら少し進めるかもしれんお
よろしくだお

……葉隠、朝日奈枠がいなくて裁判やりづらいという

早めに切り上げる可能性高いけど始めてみてもいい?

学級裁判 開廷!!

モノクマ「えー、今回は最後の学級裁判ということで、ルール自体も変更となります」

モノクマ「有府クン殺しの真相を突き止め、さらにこの学園の謎をすべて解き明かせれたら……」

モノクマ「オマエラの勝ちー!」

モノクマ「でももしそれができなかったら……」

モノクマ「ボクの勝ちー!」

モノクマ「もちろん敗者に待ち受けてるのはワクワクのおしおきだよ!」

モノクマ「あ、ちなみに今回はボクも参加するからよろしくね!」

声伽「敗者に待ち受けてるのはおしおき……」

声伽「ってことはさ、当然そっちが負けたらそっちがおしおきされるんだよね?」

モノクマ「当然!」

声伽「二言はないね?」

モノクマ「ありません!」

神代「それより……一つ聞きたいんだけど……」

不意に神代さんが口を開く。

御陵「なに?」

神代「……皆、私を騙してるの?」

神代「皆して私を騙してたのっ!?」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・集合写真
・モノクマファイル05
・スプリンクラー
・霧切家の写真
・ビニールシート

神代「皆して『私を騙してたのっ!?』」

神代「証拠もあるし、間違いないよ!」

首括「……奇遇だな。僕も証拠ならあるぞ」

首括「【お前ら全員がグルって証拠がな】」

御門「……つまり、黒幕と繋がってる人がいるって話?」

御門「それなら【ノノも持ってるよ?】」

神原「えぇ……? あ、あれって本当にそういうことだったんですか……!?」

声伽「皆落ち着いて」

声伽「それは『モノクマの罠』なんだよ」

モノクマ「はぁ? ボクの罠?」

↓2
どうぞ

安価先が文字化けしてるので↓2で再安価

正解!

御陵「それは違うね」break!

御陵「いや……皆も持ってるっていうその写真はモノクマの罠なんだ!」

神代「わ、罠……?」

モノクマ「むっ! 罠とは失礼しちゃうなぁ!」

モノクマ「そうやって言い切るなら、その根拠を教えてよ!」

声伽「……そうだね。その根拠を明確にするためにも」

声伽「まずは皆が受け取った写真を見せ合おうよ」

首括「……仕方ないな」

そうして全員が互いの写真を確認していく。
……私の写真には、私が写ってなくて。
声伽の写真には、声伽が写ってない。
神原さんの写真も、ノノちゃんの写真も。神代さんや首括の写真にも、それぞれが写ってない。

--つまりこの写真に共通するモノクマの罠というのは……!


↓2
1モノクマが写ってない
2写真を受け取った人が写ってない
3学園長が写ってない

正解!

御陵「そうかわかったよ」解!

御陵「この写真にはそれぞれ、受け取った人が写ってない……」

御陵「そうして自分以外の全員が組んでるんじゃないか……そう思わせるのが目的だったんだ!」

モノクマ「ぬうっ!?」

神代「ってことは……この写真は捏造?」

御門「そんなのでノノたち騙されてたの……?」

……いや、捏造と決めつけるのはまだ早い。

御陵「……ねぇ、首括。一つ聞きたいんだけどさ」

首括「……」

首括「……なんだ」

御陵「首括ならわかるよね? この写真が捏造か本物か……」

声伽「そうか……超高校級の発明家なら、それくらいは見抜けるね」

神原「ど、どうなんですか!?」

首括「……今ほど自分の才能を恨んだ瞬間はないな」

はぁ、とため息を吐く。

首括「あくまで僕の眼で見た結果だが、この写真は……」

首括「……本物だ。間違いなくな」

御門「ええっ!?」

神原「で、でもこんな写真撮った覚え……!」

神原さんの言うとおりだった。
私も、そしておそらくは他の人もこんな写真撮った覚えはない。

モノクマ「うぷぷぷぷ……大正解だよ! その写真は間違いなく本物なのです!」

神代「っ……! だ、だからこんな写真、撮った覚え……!」

モノクマ「うるさーい! 本物ったら本物なの! 首括クンも言ってるし信用しなよ!」

神原「な、ならどういうことなんですか……?」

……一つだけ考えられることがある。
とんでもなく馬鹿馬鹿しくて、でもこれなら一気に私たちの疑問を解決する……!


閃きアナグラム
↓2
く さ そ や き お つ た う し む

正解!

御陵「これだね」解!

御陵「……私たち全員が記憶を失ってる、としたら?」

神代「……へ? 記憶を失ってる?」

御門「そ、そんなことあるわけが……」

声伽「ない、とは言い切れないよね」

声伽「そうなんでしょ? 御陵さん?」

御陵「……うん。もう一つ、それを証明する証拠があるんだよ」

神原「私たちが記憶を失ってる証拠……?」

首括「見せてみろ……」

私たちが記憶を失ってると思わせる証拠……。
それはあの隠し部屋で見つけたよね……。

↓2
コトダマを提示しろ!

投下中も基本合いの手や反応は大歓迎やで……?(小声)

正解!

御陵「これだね」解!

御陵「学園長の私室の奥にある隠し部屋でこんなものを見つけたよ」

首括「……DVDか?」

御陵「……これには私たちと学園長との面談が映ってたんだ」

御陵「みんなは……学園長と面談した記憶、ある?」

その問いに誰も返事はしない。……ということは、やはりか。

神原「じゃ、じゃあ本当に……?」

首括「反論材料がないのなら認めるしかあるまいな。発明家としては癪に障るが」

声伽「ずいぶん冷静だね?」

首括「お前にだけは言われたくない」

首括「……それよりもだ。今、学園長との面談と言ったな?」

首括「それはどんな内容だった?」

御陵「学園長が……私たち一人一人に尋ねてたんだ」

御陵「『ここでの一生を受け入れるか』って……」

御門「そ、そんなの……!」

首括「それで? 僕たちはなんと答えていた?」

神原「断るに決まってますよぅ!」

御陵「いや、それが……」

御陵「皆受け入れてたんだ……ここでの一生を……」

神原「ええっ!?」

神代「ど、どういうこと!?」

御陵「私にもわからないよ! 覚えてないんだから!!」

つい、声を大きくしてしまう。

声伽「……でも、それはみんなも同じだよね?」

声伽「ここでの一生を受け入れたことも、学園長との面談も……覚えてない」

御門「で、でもそんなの信じろって方が無茶な話じゃ……!」

声伽「無茶でも信じるしかないんだよ」

声伽「……だよね? モノクマ?」

モノクマ「そうだね。正解だからね」

その言葉に頭を殴られる錯覚に落ちる。

首括「……となると、やはり……!」

モノクマ「そう! みんな仲良く記憶喪失なの!!」

神代「ふぇぇぇぇぇっ!?」

御陵「……しかも、ただの記憶喪失じゃないはずだよ」

御陵「あんたがみんなの記憶を奪ったんでしょ……!」

モノクマ「バレちゃった?」

声伽「当然だろうね。みんなが一斉に記憶喪失になるわけがないし」

神代「で、でもそんなのどうやって……!?」

モノクマ「めんどくさいなぁ……過程を求めてどうすんの? 違うよね?」

モノクマ「オマエラが求めるものは、そこじゃないよね?」

首括「問題なのは、僕たちのどんな記憶を奪ったか……そういうことだな?」

静かに首括が言う。

首括「学園長との面談、そして集合写真……そこには何か目的があったはずだ。記憶を奪うに値する何かがな……」

モノクマ「うぷぷ……そうだよ。当然そこには目的があったよ……」

モノクマ「でもまだ内緒なんだよね! だって忘れちゃ困るけど、これは有府クン殺しの学級裁判でもあるんだからさ!」

声伽「……つまり、まずはそっちの真相を突き止めろってことだね?」

それなら、話は早い。
有府の死の真相……それをまずは暴いてやる!

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・事件の違和感
・モノクマファイル05
・江ノ島盾子
・ビニールシート
・生物室の秘密

神代「とは言っても……有府殺しの犯人なんて、もう『見当もつかない』っていうか……」

御門「【死因は毒】なんだよね?」

神原「その毒は【化学室から持ち出された】はずです!」

声伽「みんな、よく思い出してよ」

声伽「あの現場を見て何か気づいたことはなかった?」

首括「気づいたことか……」

神代「……そういえば、何か違和感があったような……」

御門「本当……!?」

モノクマ「本当かなぁ?」

モノクマ「実は【神代さんの勘違い】かも……」


↓2
どうぞ

不正解!

発言力
6→5

御門「ちょっと……今さら致命傷が違うなんてあるわけないじゃん!」

しまった……間違えたみたいだ……!


↓2
どうぞ

不正解!

発言力
5→4

神原「ええっ!? 毒は間違いなく化学室から持ち出されたはずですよ!」

しまった……間違えたみたいだ……。


↓2
今回は厳しめでいきます。作者の意図を読み取って!(無茶ぶり)

スキル 執念発動!

御陵(こんなところでつまづいていられない……!)

精神力
8→6

発言力
4→5


正解!

御陵「それは違うね」break!

御陵「違和感……それは間違いなくあったはずだよ」

神代「やっぱり……?」

御陵「ほら、よく考えてよ。もし犯人が毒で有府を殺したんなら、どういった手を取る?」

御門「えっと……無理矢理飲ませる、とか?」

声伽「相手は背丈もあって力も強い有府クンだよ? それは考えにくいんじゃないかな」

神原「なら……何かの容器と入れ換えて飲ませた、とかですか?」

その言葉に首括がハッとする。

首括「っ……そういうことか……」

御陵「そう……つまり、何かの容器と入れ換えて飲ませたのなら周囲にその容器がないとおかしいんだよ!」

神代「なるほど……!」

声伽「ちなみに処分したとは考えにくいと思うよ。トラッシュルームは入れないし、ゴミを隠せそうなところはあらかた調べたからね」

神原「? つ、つまりどういうことですか?」

困惑する神原さんを尻目に、私はようやく確信がついた。

……そう。有府を殺した犯人とは……!


↓2
怪しい人物を指名しろ!

不正解!

発言力
5→4

モノクマ「は? ボク?」

モノクマ「ボクが直接殺すわけないじゃん!」

しまった……間違えたみたいだ……。


↓2
怪しい人物を指名しろ!

以降スキル使うときはその旨も書き込んでください
条件が適していた場合、使用となります

正解!

御陵「これが私の答えだよ」解!

御陵「有府を殺したのは有府自身……」

御陵「つまり有府の自殺だったんだよ!」

御門「有府お兄ちゃんの、自殺……!?」

声伽「毒をその瓶のまま飲んだ以上、そう考えるしかないね」

処分したとは考えにくい。さらに容器をどこかに隠したとも思えないとなればそうとしか考えられない。
ただ、唯一気になるのは……。

神原「で、でもそれなら遺書を残してるはずなんじゃないですかぁ?」

御門「有府お兄ちゃんのことだもん……それくらいはすると思うけど……」

そう。肝心の遺書が無かったのだ。
私も、有府の自殺なら遺書が残されてるはずだと思うんだけど……。

モノクマ「うぷぷぷぷ……」

モノクマ「ほら、みんなはそう言ってるけど御陵さんは遺書を見つけたのかな?」

その笑い声が心底イラついて仕方ない……!

どうだ……? 私は有府の遺書の手がかりを見つけてるのか……?


↓2
1見つけてる(コトダマも提示)
2見つけてない

不正解!

発言力
4→3

モノクマ「な、なにさそれ……」

モノクマ「そんなのが証拠なんておかしいよ! 笑わせないで!」

しまった……間違えたみたいだ……。

↓2
再安価。どうぞ

安価把握風呂のため離脱。
こんなところで中断とか絶望的ィ!(錯乱)

今日人少ないっすね……いや、いつもそこまでいないけどさ
何かあったらどうぞー

マジですか
そこまで慎重になっていただくと、作者としても嬉しい限りです(低姿勢)

再開やで工藤!



……ダメだ。私は遺書についての手がかりは見つけていない……!
仮に今あったとしても、確信がない以上は迂闊に出せない……!

モノクマ「うぷぷぷぷ……そうだよねぇ。遺書なんて見つかるわけないもんねぇ!」

ちらり、と声伽を見る。
だがその声伽も静かに首を横に振る。それはつまり、声伽も遺書を見つけていないということだ。
くっ……万事休すか……!?

モノクマ「やっぱり有府クンの自殺なわけがないんだよ!」

と、モノクマが言うのと同時にある人物が口を開いた。



首括「それは違うな」

モノクマ「はにゃ……?」

モノクマ「何が違うってのさ!」

それは首括だった。愉快そうに頬を緩めてモノクマを睨む。

首括「言葉どおりの意味だ。有府の遺書なら僕がきちんと見つけておいたぞ」

御門「本当に!?」

モノクマ「う、嘘だね! 遺書なんてあるわけないよ!!」

声伽「あれ? なんでモノクマがそんなこと言い切れるのかな?」

モノクマ「ぬっ……!?」

声伽の横やりにモノクマが唸る。
そんなモノクマを見てまた愉快そうに頬を緩め、首括は懐から一枚の封筒を取り出した。

首括「残念だったなモノクマ。どうせやるなら徹底的に調べ尽くせばいいものを」

首括「例えばそう……脱衣所の中とかな」

モノクマ「なぬぅ!?」

御陵「それ……!」

その封筒の表面には綺麗な字で『有府修二 遺書』と書かれていた。ということは……!

首括「中は一足先に読ませてもらった。……間違いなく、有府の遺書だ」

神代「じゃ、じゃあ有府は本当に……自殺……!?」

首括「そういうことだ」

首括「残念だったなモノクマ。有府に出し抜かれて」

モノクマ「ど、どういう意味さ!?」

首括「そのままの意味だ。お前は有府の遺書を盗み出したことで内心嘲笑っていたのだろうが……」

首括「逆に有府が一枚上手だったのさ。僕たちのもう一人の仲間に本命を託していたんだからな」

モノクマ「もう一人の仲間ぁ? 誰さそれ! ボク知らないよ!」

そうか……アルターエゴ……!

首括「さらに言うならお前が有府の用意した偽の遺書を盗み出した根拠もあるぞ」

モノクマ「無視すんな!」

偽の遺書を盗み出した根拠……? これなら、私もわかるぞ……!


↓2
コトダマを提示しろ!

首括「素晴らしすぎる! モノクマ! 今までの無礼を許してくれ!」

首括「言葉どおりの意味だ。有府の遺書なら僕がきちんと見つけておいたぞ」

ジェノが萌える男子認定するのも頷けるわ

正解!

御陵「そうかわかったよ」解!

御陵「体育館で首括たちがモノクマを解体してた、あの残骸……その中に変な紙切れが落ちてたんだ」

御陵「何か書いてあったみたいだけど、インクが滲んで読めなかった……今考えると、あれは……」

首括「十中八九、モノクマが盗んだ偽の遺書だろうな」

モノクマ「ぬぬぅ!?」

声伽「……なるほど? さすがのモノクマもまさか自分が解体されるとは思ってなかったわけだ」

……まあ、それは当たり前だと思うけど……。

神原「つ、つまり有府さんの事件は、有府さん自身の自殺……?」

御陵「……紐解いてみればなんでもない事件だったんだよ。ただモノクマの介入でおかしくなっただけなんだ……」

いや……それよりも、私が気に入らないのは……!

……なんで! 有府が自殺をしたかってことだ!

物凄くキリが悪いけどここまででいーい?(真顔)

仕方あるまい

首括のキャラの変わりように対する不満はもうやめてください! 作者が死んでしまいます!


安価しばらくないけどもう少し進めていい?

オッケー。可能な限り進めるわ
安価ない間は盛り上げ歓迎なのよ! 寂しいから!



声伽「……ねぇ、首括クン。その遺書には何が書かれてたの?」

神代「そ、そうだ! それを教えてくれないと……!」

首括「…………」

一瞬苦い顔をして首括は続ける。

首括「……まず、有府はモノクマにこう交渉していたらしい」

首括「誰かを殺したいのなら俺を殺せ。他の奴等には手を出すな、とな」

御陵「なっ……!?」

モノクマ「最初に声をかけられたのは一回目の裁判が終わってからだったかな?」

モノクマ「いやー、ああいうリーダーぶってる無能さんは絶対そういう交渉をしてくると思ってたけど、まさかそんな早く来てくれるとはね!」

モノクマ「自分の身を挺して誰かを助けるなんて……なんて気持ち悪い正義感! そうは思わないかな御陵さんや!」

御陵「……思わないよ」

なんでそこで私に振るのかできるだけ考えないようにしつつ、私はそうとだけ答える。

首括「……とまぁ、見てのとおりモノクマはそんな要求をされて呑むわけがなかったらしくてな」

モノクマ「当たり前じゃん! ボクってそういう捨て身の希望はだいっきらいなんだよ!」

モノクマ「……でも有府クンは何度も何度もボクに交渉をしてきてさ。ぶっちゃけ面倒になったんだよね追い払うのも」

首括「……そんなときにモノクマからある条件を出されたらしい」




モノクマ「だったら自分で死んでくれたら考えてあげるよってね!」

御陵「……は?」

神原「ええと……それは、つまり……?」

神代「……有府が自殺をすれば他のみんなは助けると約束したわけ……?」

モノクマ「助けようかと考える約束をしただけだよ! そこ重要! テストに出ます!」

御陵「そんな子供の屁理屈で……!」

モノクマ「でもその屁理屈を彼は信じたんだろうねぇ。遺書まで残してるしさ」

モノクマ「……まあ、それを免罪符にしてるふしはあるかもね」

神原「ど、どういうことですか……?」

モノクマ「だからー、有府クンはボクに交渉を何度もしてきたじゃん? ボクはそれをちょーっと言葉を変えてみんなに伝えたけどさぁ」

モノクマ「するとオマエラはまんまと信じて有府クンを裏切り者扱いしてさぁ! 本当は身を挺してみんなを助けようとしてたってのに!」ゲラゲラゲラ

っ……それは、否定できない……。
みんなも同じ気持ちなのか、モノクマの言葉には反論ができなかった。

モノクマ「集団心理みたいなやつかな? 周りから裏切り者裏切り者言われて有府クンもそう思えてきたんだろうね」

モノクマ「自分はみんなを裏切ってモノクマと取引をしていた……って」

モノクマ「だからその償いとして自殺したんだろうね!」

そんな……つまり、有府を殺したのは他でもない私たちってこと……?

モノクマ「ま、結局はボクの話術に騙された道化さんなだけだけどね! いわば無駄死に!」

モノクマ「誰かを助けるために自分を犠牲にする究極の自己犠牲精神にしてただの無駄死に! ここまでくると笑いがとまりませんなぁ!!」ゲラゲラゲラ

下卑た笑い声が周りに響く。
そんな中、ある人物が声を大きくして叫んだ。




神代「それは違うっ……!!」

モノクマ「…………」

モノクマ「……はぁ? 何が?」

それはなんと、神代さんだった。

神代「……有府の死は無駄なんかじゃない……!」

神代「それだけは、絶対に……!」

モノクマ「なにさ、珍しくムキになっちゃってさ……」

モノクマ「有府クンはボクの言葉に乗せられて勝手に自殺したんだよ?」

モノクマ「そりゃもしかしたらこれで争いの火種は消える! なーんて淡い希望を抱いてたかもしんないけどさぁ……実際、なーんにも解決してないよね?」

神代「それでも……有府は私たちを助けようとしてくれた……!」

神代「それなら、有府の死は無駄になんかならない……!」

そうしてらしくなくも必死にモノクマに反論していく神代さん。
それはなんというか、根拠もなにもない泥臭い精神論にすら思えたけど……神代さんの言いたいことはわかった。



首括「……はっ、まるでガキだな。根拠もなければただ言葉を振りかざすだけ」

首括「だが……お前の言うことは理解できてしまう」

御門「あれ? 首括お兄ちゃんツンデレ?」

首括「黙ってろ……」

神原「わ、私も同じです! 神代さんの言うことはよくわかります!」

声伽「はは……まさか神代さんが場を纏めるとはね」

そうして知らず知らずに団結していく私たち。

御陵「……どう? これでも有府が無駄死になったって言える?」

モノクマは口を開かない。少し優勢になったか……?
と思ったのもつかの間、モノクマはいつもの笑い声を出していく。

モノクマ「うぷぷぷぷ……大正解クマ!」

声伽「……大正解?」

何が、と聞き返す前にモノクマはさらに続ける。

モノクマ「だから、有府クン殺しの真相についてだよ!」

モノクマ「そのとおり! 有府クンは自らの自殺だったのでーす!!」

御門「ひ、開き直った……!?」

首括「ふん……だがこれで有府殺しの真相な突き止めたぞ」

神原「次はこの学園の謎について、でしたっけ……」

声伽「今のところわかってるのは、ボクらの記憶が奪われてるってことだけだよね」

……でも、ここまで来たら立ち止まれない。
有府の意思も改めて背負って、私たちは進むしかないんだ!

次のノンストップ議論手前まで来たけど……さすがにここで中断しといた方がいいかな、いろいろと。書き溜めも尽きたし

あ、ちなみに明日--今日か。今日の更新は私用により あ り ま せ ん (断言)

という宣言だけしておいて質問ターイム。
無ければ感想意見好きキャラの名前なんでもいいので書き込んでください
ああ、あと最後の希望撃ち込みタイムは御陵さんの台詞は自由安価するから今のうちにイケメンな台詞考えててね!(ネタバレ)

寝ます。乙でした

もっとどんどん書き込んでもええのよ……? いや、書き込むことないからと言われればそれまでですが

さて……黒幕とその内通者二名とは誰なんですかね(すっとぼけ)
早くスクールモードやりたい! 久々に佐倉さんや涼川さんを動かしたい!

やっぱり最後だし御陵、声伽以外にもきちんと出番は欲しいよね。神代さんだって成長してるんだい!

本編更新は明日の夜に。ばーい

本日22時頃からひっそりと再開したいです
よろしくお願いしますね!

このスレの人たちは時々謎の団結? を見せますね……

ボーカル 香澄
ギター 玄鐘
ベース 涼川
キーボード 花笠
バックダンサー? 神原

でいいんじゃない?(雑)

案外どれもしっくり来てますね……

更新以外でこうして作者が書き込むのよくないすかね?(唐突)

なんか勢いで全員の役割が出来上がった件
このままならCDデビューも夢じゃない!

今から再開って言ったら激おこ?

なんか原作なぞってるだけになってる感が否めない……
だらだらと始めます。よろしくお願いしますね!

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・第78期生のプロフィール
・事件の違和感
・モノクマファイル05
・モノクマの操縦室
・ビニールシート

首括「【残りは黒幕の謎だけ】だ……」

首括「さっさとそれを解くとしようか」

御門「でも、そもそも黒幕ってこの学園にいるのかな?」

声伽「……と、言うと?」

御門「もしかした『学園の外にいる』って可能性もあるんじゃない?」

神原「『それは違うと思います……!』」

首括「なぜそう思う?」

神原「……な、なんででしたっけ?」

神代「やっぱり……外からモノクマを遠隔操作してるのか……?」


↓2
どうぞ

正解!

御陵「それに賛成だよ」同意!

御陵「実は、情報処理室の奥にモノクマを操作する部屋があったんだ」

御陵「だから間違いない。黒幕はこの学園にいるよ」

声伽「そっか」

声伽「そうなると……黒幕がボクたちの誰かってことになるんだけど……そういうことでいいのかな?」

……え?

神代「そ、それって……?」

声伽「捜査のとき、モノクマに一つ質問をしたんだ」

声伽「『この学園の生徒はボクたち16人で間違いないか』ってね」

首括「なるほどな。17人目の生徒の可能性を潰しておいたわけか」

御門「……その質問にモノクマは……」

声伽「うん……頷いたよ」

神原「じゃ、じゃあ本当に……?」

声伽「そうだね……残念だけど、黒幕が学園の中にいるのならそうなると思う」

御門「だ、誰が黒幕なの……?」

首括「僕ではないぞ……!」

神代「わ、私だって!」

次第にざわつき始めるみんな。
ま、マズイ……このままじゃ仲間割れになりかねない……!
でも、声伽の意見も当然のものだし……どうすれば……!


↓3までで重要安価。コンマ下一桁が一番高いレス採用。なお0は10扱い。
1声伽の意見に同意する
2声伽の意見に反論する

いきなり0が出ましたがもし1の方がいれば↓2まででお願いします。その方も0であればコンマが高い方を採用します
なお45分までレスが無い場合はこのまま進行します

ごめん今のなし



御陵「それは違うよ……!」

声伽「……ボクも、そう思いたいんだけどね。この学園の生徒がボクらしかいないんなら--」

御陵「だったら、部外者が黒幕かもしれない……」

モノクマ「はぁ? 部外者が黒幕ってどういうことさ!」

モノクマ「ここは天下の希望ヶ峰学園だよ? セキュリティだって完備してあるのに、部外者がこんなことできるわけないじゃん!」

首括「……モノクマの言葉に同意するのは癪だが、そのとおりだ。部外者が単独で希望ヶ峰学園に乗り込みこんなことができる、なんて思えない」

確かにそうだ。希望ヶ峰学園のセキュリティを単独で突破したとは思えない。
でも、それでも私にはこの中に黒幕がいるとは思えないんだ……!


閃きアナグラム
↓2
つ ょ い な ま し う か ゃ た

これルート分岐?

>>150
ルート分岐は一つ前の重要安価でした
ちなみにこれ正規ルートね


御陵「内通者……」

声伽「え?」

御陵「もし、外部の人間が予めこの学園に内通者を仕込ませてたら?」

御陵「有府は結局内通者とは違う立ち位置だったみたいだし……」

首括「有府とは別の内通者がその外部の人間を中に入れるように細工をした……そういうことか?」

御門「ま、待ってよ! どちらにせよ今生きてるのはノノたちだけなんだよ? それで内通者がまだいるなんて……」

確かに悪夢にも等しい出来事だ。
協力して生き残れたと思ってたのに、まだ内通者がいたなんて……。

声伽「……超高校級の絶望」

神原「え……? な、なんですかそれ?」

御陵「声伽が前から調査していたことだよ。確か、この中に潜んでいるって……」

御門「そんないかにも悪役みたいな肩書きの人がこの中に……!?」

神代「なら、その人が黒幕の内通者ってこと……!?」

声伽「待った。……御陵さん、ひとまず内通者については置いておいて……答えてくれない?」

声伽「君がそこまで言うってことはさ……もしかして、黒幕の正体に気づいてるの?」

御陵「…………」

御陵「…………そうだよ。怪しい人物なら、わかる」

神原「ええっ!?」

首括「っ……その怪しい人物とは誰のことだ……!?」

黒幕の正体と思われる怪しい人物。
それは間違いなく--


↓2
コトダマを提示しろ!

正解!

御陵「そうかわかったよ」解!

御陵「江ノ島盾子……」

神代「え?」

声伽「雑誌の読者モデルとかで有名な女子高生のカリスマ的存在で、この学園に超高校級のギャルとして入学するんじゃないかとネットで噂になってた女の子のことだよ」

首括「そのギャルが、今回の黒幕だと?」

モノクマ「うぷぷぷぷ……」

御陵「……何がおかしいのさ」

余裕っぷりを見せ付けるモノクマに尋ねる。

モノクマ「だって……まさかそんなとんちんかんな答えを出すなんて……」

御陵「……なら、反論してみる?」

モノクマ「わかったよ! 反論してやるよ!」

モノクマ「それは違うクマ!」反論!

【反論ショーダウン 開始!】
コトダマ
・江ノ島盾子
・霧切家の写真
・学園長の資料


モノクマ「【ボクは江ノ島さん? については何も知らないけど】さぁ……」

モノクマ「そんな善良な一般人を黒幕扱いなんて、笑わせないでよ!」

モノクマ「確かに【部外者って条件には当てはまってる】かもしんないけど……」

モノクマ「いくらなんでも、部外者すぎない?」

モノクマ「【この学園と接点が無さすぎだよね!】」


↓3までで安価。適したコトダマで論破どうぞ
全員正解か正解者のコンマ180以上でクリア

正解!

御陵「無駄な反論はやめて!」break!

御陵「学園長は、江ノ島について何か調査をしてたみたいなんだ」

神原「調査、ですか?」

御陵「うん。残念ながらその内容まではわからないけど……でも、さっきの内通者の話を踏まえると……」

声伽「その江ノ島こそが、本物の超高校級の絶望ってことなんだろうね」

モノクマ「…………」

首括「なんだ、お得意の壊れたふりか?」

御門「図星で何も言えないだけだよ!」

モノクマ「……ううん、違うよ。ボクがなんで黙ってるかって言うと……」






モノクマ「……御陵さんの推理に感心してたのさ」

御陵「なっ……」

瞬間、モノクマの周囲に煙が立ち込める。
でもその煙もすぐにクリアになり、その中にいたのは--



江ノ島「待っていたわ! 私様は待っていたのよ! お前らのような人間が現れるのをね!」

神原「ひっ!?」

江ノ島「つーわけで大正解だ! よく頑張ったなお前ら!」

江ノ島「どうだ!? 黒幕の正体がまさかの外部の人間なんて、マジ絶望的じゃね!?」

江ノ島「ああ……そうでもないですか……」

ころころとキャラを変えて喋る、背の高い女の子だった。
これが……江ノ島盾子……?

声伽「……ずいぶんとあっさり認めたね」

江ノ島「御陵さんの推理に感服したのさ」

江ノ島「なので正解のご褒美として一つ、私から教えてあげることがあります」

首括「教えてあげることだと……?」

江ノ島「もちろん、私を学園内部に入れてくれた内通者さんたちのことだよー!」

神原「ま、待ってください! 今、さんって……!?」

神代「……まさか、内通者は一人じゃない?」

江ノ島「またまた大正解よ人間! そう、この私様をここまで導いた内通者は二人いるの!」

江ノ島「しかもその二人はお前ら希望ヶ峰学園生の中にいるんだよ!」

御門「なっ……!?」

やっぱりそうなるのか……でも、二人だなんて……!

江ノ島「しーかーもー! そのうち一人はお前らの中の誰かなんだぜ!!」

首括「なっ……!?」

神原「私たちの中の、誰か……!?」

御門「……嘘だよ……」

神代「そんなこと、あるわけが……」

声伽「…………」

御陵「そうだ! そんなこと……!」

一同、そんな反応を示すと江ノ島は愉快そうに笑った。

江ノ島「信じたくないかもしんねーけどよ、残念ながら事実なんだよ!」

江ノ島「さて、それはいったい誰なのかー……」

そうして江ノ島の人指し指がゆらゆらと私たちを順番に指していく。
自分な筈がないのに、恐怖を覚える。
もしかしたら自分が内通者として動いていたことすら忘れているかもしれない……そんな錯覚すら覚えてしまう。

そして江ノ島の人指し指がピタリと止まった。




江ノ島「それはお前だよ裏切り者さんよぉ!!」

学級裁判 中断!!

まだ終わらないとか絶望的ィ!!(錯乱)
やはりここの裁判は長い。基本原作なぞりの上に要所要所でオリジナル展開が混ざってるから余計に長い

お風呂いてくるお。ここまでの場面で何か感想とか意見あればよろしくお願いするお

一旦乙
混ざってるから難しくなってるところもあると思う

それはそうと
正解者のコンマ180以上でクリア
これは1人間違ったときの判定なのに下3までだと
正解者2人ともコンマ90以上ださないといけないからちょとキツイかも

どうしようも無いことだけど江ノ島さんのぽっと出感がちょっと笑える
資料のこと知らない組は誰だこいつ状態なんだろうな

>>165
反論ショーダウンは基本難易度簡単設定ですし、作者の中では全員正解前提のやつばかりですので……
次からはもうちょい緩めますね。たぶんもう亡いですけど

>>166
頑張って世界観引き継ぎつつ黒幕は江ノ島以外考えられんという作者の理念(技量の無さを正当化)によりこんなことになりました
江ノ島ファンの方すいません……

差別はしません! 残姉ちゃんもきちんと話には絡ませます! 動かし方よくわかんないけど!

再開しますねー

学級裁判 再開!!

時が止まった気がした。
江ノ島が指し示した人物が、あまりにも予想外で。
そして、信じたくなくて。

神原「……へ?」

きょとん、と首を傾げる神原さん。私たちは唖然としたまま神原さんを見る。
そうして少し間が開き、ようやくその意図を読み取った神原さんは驚きの悲鳴を出した。

神原「えぇぇぇぇぇっ!!?」

神代「バ、バカなことを言わないで! 神原さんが内通者なんて……!」

江ノ島「信じたくねぇか!? でも残念! これが真実なんだよ!!」

江ノ島「神原さんっ、その節はどうもお世話になりましたー!」

御門「神原お姉ちゃん……!」

神原「ち、違います! 私は内通者なんかじゃありません!」

そうして混乱に陥る中、私はふと首括を見る。

首括「…………」

江ノ島「あれあれー? どうしちゃったのかな首括君? 鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔しちゃってさ?」

江ノ島が黙ったままの首括を挑発している。

江ノ島「そうですよね……首括さんにとって神原さんは格段に特別な存在でしたもんね……」

江ノ島「どうだい? 自分を正しい道に戻してくれた人が実は悪の道を進んでたなんてさ」

江ノ島「ははっ! 絶望的だなおい!!」

御陵「ちょっと……!」

そのあんまりの物言いに思わず口を挟んでしまう。

江ノ島「ん? なんだい?」

江ノ島「まさか……首括君を庇うつもり?」

御陵「だったらなんだっていうのさ……!」

江ノ島「…………」

江ノ島「あーあ……相変わらずの捨て身の希望だねぇ……」

その言い方に何かが引っ掛かる。
まるで、昔馴染みに言うようなその言い方に。

その言葉の真意を問おうとするが、その前に神原さんが首括に声をかける。

神原「く、首括さん……?」

それはすがるような視線。
その弱々しい視線を受けて首括は本当に小さく舌打ちをし、聞いた。

首括「……一つ、聞かせてくれ」

首括「お前が本当にこの女の内通者なら……僕に対するあの態度は全部偽りだったのか?」

首括「料理を差し入れてくれたことも、」

首括「僕に何度も優しい言葉をかけてくれたことも、」

首括「……全部、僕を絶望させるための演技だったのか?」

その問いから神原さんは何かを察したのか、一瞬ハッとした顔をするとその瞬間ぽろぽろと涙を溢した。

神原「……信じて、くださいよぉ……!」

神原「私、みなさんを裏切ってないです……!」

その悲痛な涙を見て、江ノ島はニヤニヤと笑う。

……どうなんだ? 私はこの神原さんの涙を信じていいのか……!?

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・謎の手帳
・集合写真
・緊急面談DVD

江ノ島「みなさんに悲しいお知らせがあります……」

江ノ島「みなさんの仲間であった、神原さんですが……」

江ノ島「なぁんと! 【このオレの内通者】だったんだぜ!」

神原「だ、だから違いますよぉ……!」

声伽「……これは、判断に迷うね……」

御門「神原お姉ちゃん、【ノノたちを騙してた】の……?」

神代「嘘だ……私は、信じない……」

首括「…………」

神原「な、なんで……みなさん……!」

神原「信じてください! 私は【江ノ島さんのことなんて知らないし会ったこともありません!!】」

江ノ島「これが希望と絶望がぶつかりあう瞬間なのですね」

江ノ島「なんて、感慨深いんでしょう……」


↓2
どうぞ!

正解!

御陵「っ……!!」break!

御陵「神原さん……この手帳に見覚えはある?」

神原「な、なにがですか……? こんな手帳、見覚え……」

そろりそろりと手帳を受け取り中を確認する神原さん。

神原「…………」

御門「? 神原お姉ちゃん……?」

神原「……に、似てるなんてものじゃないです……」

神原「なんですかこれ!? 私の字そのままじゃないですか!?」

声伽「その手帳にはなんて……?」

その問いについて私が説明をする。

首括「……希望やら絶望やらを話す女、か」

神代「……江ノ島で間違いないんだよな……」

御門「それに、筆跡が同じとなれば……」

神原「ち、違います……! 私、こんなこと書いた覚え……!!」

涙を溢しながら懸命に言葉を紡ぐ神原さん。

江ノ島「うぷぷ……これでみんなもわかってくれたかな?」

江ノ島「つまり! 神原陽菜とオレは協力関係にあったんだよ!!」

御陵「っ……」

何か言葉を紡ごうにも、それができない。
信じたくないのに、頭では信じきっている自分が怖い。

江ノ島「うぷぷぷぷ……でさぁ、ここまでヒントをあげたのにまだわからないの?」

声伽「……何の話?」

江ノ島「当然、お前たちの記憶についてよ!」

記憶……私たちの奪われた記憶……。
集合写真、そして学園長との面談……さらに、今の神原さんについてもがヒントになる……?

御陵「…………」

江ノ島「あー! わかんねぇの!?」

江ノ島「なら仕方ねぇ! 出血大サービスだ!」

首括「何の話だ……?」

江ノ島「ご開帳でーす! これがオマエラの出たかってた外の世界の様子だよー!」

その唐突な宣言と共に、裁判場のモニターが不意に起動した。



それは、異様な光景だった。
モノクマの覆面? を被った人たちが暴れていたり巨大モノクマがビルを壊してたり……まさに地獄絵図と呼ぶに相応しい光景がそこに広がっていた。


御陵「……」

御陵「…………」

御陵「………………」

御陵「……………………は?」

あまりに異様な光景に言葉を失う私たち。

江ノ島「世界がヤバい……つまり、そういうことなんです……」

御門「どういうことなの!?」

首括「誰もあの映像に覚えはないのか!?」

首括がみんなに尋ねるが、当然誰もあんな光景に見覚えはない。

江ノ島「はっはっはっ! ほらほら! 頑張って思い出せよ!」

江ノ島「思い出せませーん、なんてなしだかんな! だってこれは……!」

江ノ島「学級裁判なんだからよぉ!!」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・神代の日記
・謎の手帳
・集合写真

江ノ島「ほらほら! 気張って思い出せ!」

江ノ島「外の世界で何があったんだぁ!?」

神原「思い出せ、なんて言われても……!」

神代「あんな『意味不明な映像』だけじゃ何もわからないよ!」

首括「何か手掛かりはないのか!? なんでもいい!」

御門「あんな映像についての【手掛かりなんてあるわけが……】」

声伽「まさか……【あの事件】……?」


↓2
まだ続けても問題ないかな? とりあえずどうぞ

不正解!

発言力
3→2

御門「な、なに? その日記がどうかしたの?」

しまった……間違えたみたいだ……!


↓2
現在御陵は本編で公開されたページしか読んでないのでこれは不適切と判断しました
というわけで再安価。厳しめですいません!

正解!

御陵「それは違うね」break!

御陵「声伽の言ってるのって……人類至上最大最悪の絶望的事件のことだよね?」

声伽「うん……」

首括「まさか……あの事件が外のこの光景に繋がってると……!?」

江ノ島「正解です。つまり、外の世界は滅んだのですよ」

首括「ふざけるな……馬鹿げてる!」

江ノ島「それならさ、一つ馬鹿げた話をしてあげようか?」

と、またも首括に標的を絞る。

首括「なんだと……?」

江ノ島「首括君の親友である、不二咲千尋とかいうのについてだよ」

江ノ島「ねぇねぇ! どう思う!? 不二咲さんはどうなっちゃったんだと思う!?」


↓2
1死んだ
2死んだ
3死んだ



江ノ島「大正解よ! 人間の分際でなかなかやるわね!」

御陵「まだなにも……!」

江ノ島「飽きたんだよ! だからお前の答えなんて待ってやんねぇ!」

江ノ島「不二咲千尋は私の姉により、排除されたはずです」

江ノ島「つまり……首括さんの心の支えは何もない……」

首括「ふざけたことを言うな! あいつはそこまで弱くはない!」

江ノ島「でも、実際死んだんだから仕方ねぇだろ! しかも一年も前にな!」

御陵「……一年?」

その江ノ島の言葉に私は食いつく。

御陵「それはおかしい! 私たちがここに来てから長く見積もっても一月くらいなんだ!」

御陵「もし外のあの光景が一年前から続いてるのなら……それまで私たちが生きてた世界はなんなのさ!?」

江ノ島「うぷぷ……そんなの、オマエラが勘違いしてるだけじゃない?」

御門「そんなわけない! ノノたちがここに来たのはついこの間なんだ!」

江ノ島「へぇ? この間ねぇ……」

そうして含み笑いをし、その驚くべき真実を告げた。




江ノ島「オマエラの中では『二年前』のことをこの間って言うんだねぇ!」

……は? 二年?

御陵「何を、言って……!」

江ノ島「ここまで言えばわかるだろ? オレが奪った記憶がどんなものなのかがよ!」

今までのヒントと、さらにこの言葉をすべて信じるのなら……私たちの奪われた記憶は……!


↓2
1これまでの人生
2希望ヶ峰学園での生活
3ここに来る前の記憶

正解!

御陵「これが私の答えだよ」解!

御陵「その言葉を信じるなら……お前が奪った記憶は……」

御陵「二年……希望ヶ峰学園での生活すべての記憶だ……!」

首括「二年の記憶を、根こそぎ奪っただと……!?」

江ノ島「ははっ! そういうことだぜ!」

江ノ島「つまりお前らはクラスメイト同士で殺しあってたんだよ!!」

江ノ島「しかも、滅びた世界に出るためになぁ!!」

いよいよ、馬鹿げた話になってきた。
……でも、ここまで来たら目は背けない。
逃げてばかりじゃダメなんだ……!!

これ以上酷い文になる前に中断! ここまで!

首括のリンチが酷い。ごめんよ首括……
内通者も一人明るみに出ましたし、あとはもう一人ですね

何か質問あれば是非。意見感想も歓迎!
次の更新で裁判は終わり……かな? 最後の希望撃ち込みの御陵の台詞今のうちに考えててね!(無茶)

今日は17時くらいから再開したいです
早くなるなら前もって連絡はするのでよろしくですよー

希望撃ち込まれた側の台詞は葉隠が好き
希望撃ち込む苗木の台詞(アニメ)は十神と朝日奈が好きです

やはり更新早くなるのがこのSSの伝統
今人はいます? いたら始めたいとか思ってたり

やはり更新早くなるのがこのSSの伝統
今人はいます? いたら始めたいとか思ってたり

やはり更新早くなるのがこのSSの伝統
今人はいます? いたら始めたいとか思ってたり

連投ごめんなさい

くたばってたお
再開します

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・神代の日記
・ビニールシート
・事件の違和感
・モノクマファイル05
・モノクマの個体数


御門「【二年間の記憶を奪った】なんて……」

御門「そんなの信じられない!」

首括「ありえん……そんなふざけたこと、できるわけがない……!」

江ノ島「えー? でもぉ、【実際できてるしぃ?】」

神代「だから、それが嘘なんだって言ってるの!」

神代「だって【私は今回初めて希望ヶ峰学園に来たんだ……】」

神代「だから! お前の言ってることはでたらめなんだ!」


↓2
どうぞ!

正解!

御陵「それは違うね」break!

御陵「神代さん……この日記に見覚えはある?」

神代「に、日記? 私、ここに来てから日記なんて……」

そうして神代さんは日記を確認し、硬直する。

御門「どうしたの……?」

神代「な、なにこれ……私の字だ……!」

首括「またこのパターンか……!!」

御陵「やっぱりそうなんだね……!!」

声伽「その日記に……希望ヶ峰学園での生活についてが書かれてたわけ?」

その言葉に頷くと、声伽は小さく続けた。

声伽「なら……信じるしかなさそうだね。ボクらの記憶、二年間の記憶を奪ったことを」

江ノ島「うぷぷ……少し話は逸れるけどさ、ここまで来たらもう一人の内通者についてもわかったんじゃないの?」

首括「なんだと……?」

江ノ島「残念ながらそのもう一人の内通者はすでに死んだけどさ……ここまで情報を得たんなら、わかるよね?」

情報……それは、私たちの奪われた記憶が二年間の記憶だったことだろう。

江ノ島「少なくとも、御陵さんはわかるんじゃない? その内通者、御陵さんの前で失言してたしね!」

御陵「なっ……!?」

私の前で失言してた……!?

声伽「……御陵さん」

御陵「…………」

落ち着け。思い出せ。
今の情報がその内通者を暴く鍵なら……おそらくその内通者の記憶も奪われてたはず。
なら……そのこととの相違点を思い出せば……!


↓2
怪しい人物を指名しろ!

不正解!

発言力
2→1

江ノ島「あの変態剣道家はオレの内通者じゃねぇよ! 見込みはあったけどな!」

しまった……間違えたみたいだ……!


↓2
怪しい人物を指名しろ!

不正解!

発言力
1→0

江ノ島「残念……佐倉さんでもないんです……」

しまった……また間違えたみたいだ……!

ダメだ……もう誰も、私の言うことを聞き入れてくれない……!

江ノ島「おや、もう議論は打ち止めかい?」

江ノ島「ということは……」

江ノ島「みんな仲良くおしおきタイムだなぁ!!」

江ノ島の下卑た笑い声が響く。
恐怖のあまり立ち尽くす私たちの首に装着される首輪と鎖。

抵抗はできなかった。悲鳴すら出せなかった。
私たちはその鎖に引きずられ、処刑場へと連れてかれる。

私の--私たちの人生は、ここで終 わ る の だ っ た--


--Dead End

【モノクマげきじょう】

モノクマ「あらら……ゲームオーバーになりましたね」

モノクマ「うぷぷ……さすがにこの状況は予想外だったよボクも」

モノクマ「さて、一つ手前からリトライするとしても……このままじゃ堂々巡りになりかねないからボクからの救済処置をしてあげるよ!」

モノクマ「このまま発言力満タンでリトライか、一つ手前のヒントを得てリトライか」

モノクマ「ただヒントを得ると発言力は半分だけしか回復しないけどね……」

モノクマ「じゃあ、そうだね……↓3で決めるよ!」

モノクマ「じゃあ一つ手前からリトライ! 今度は頑張りなよ!」

発言力
0→6

↓2
怪しい人物を指名しろ!

正解!

御陵「これが私の答えだよ」解!

御陵「荒巻さん……彼女、娯楽室の雑誌の表紙に写ってた江ノ島を見て私にこう言ったんだ」

御陵「何か、嫌な感じしない? って……」

声伽「随分意図が計りかねる問いだけど……なるほどね、今までの流れを考えるとなんとなくありえるかも」

神代「ど、どういうこと……?」

御陵「つまり、そのとき荒巻さんの記憶は戻りかけたんだよ」

声伽「荒巻さんの立場で考えてみなよ。おそらく彼女は希望ヶ峰学園で生活してたときに江ノ島盾子に強烈な影響を受け……超高校級の絶望になったんだと思う」

声伽「でも、江ノ島盾子は内通者を含めたボクたち全員の記憶を奪ったんだ」

声伽「そうしてふとした拍子に荒巻さんは記憶を戻しかけ……初めて会った頃の江ノ島盾子を思い出したんだよ」

首括「なるほどな……それなら、御陵にしたその曖昧な問いも頷ける」

初めて会った頃の記憶なら、江ノ島を怪訝に思ってても不思議じゃないってこと……。

江ノ島「うぷぷ……じゃあ、神原さんについてもわかるよねぇ?」

神原「わ、私ですか……?」

……江ノ島は神原さんの記憶すら奪ったはず。
それなら、神原さんも荒巻さんと同じのはず、なんだけど……。

ここで私にそれを言わせるなんて、とんでもない根性の持ち主だな江ノ島盾子……!

御陵「そう、つまり神原さんもまた--」


↓2
1超高校級のドジっ子
2超高校級の絶望
3超高校級の太陽

安価把握。作者は飯のため離脱

さあ物語も佳境に入りました! 神原さんが超高校級の絶望だと誰が予想してたことやら……

何かあればどうぞ!

神原さんが絶望だなんて絶望的ィ
ちなみにifルートはどうなってた?

>>246
黒幕が神原さんだと疑われる→御陵がそれが間違いだと指摘する前に神原の記憶が戻りかける→神原絶望化(罪木を想像すればいいかと)→バッドエンド
的な流れになってました

もう少ししたら再開。今日で裁判終わるかこれ……?

正解!

御陵「…………」解!

御陵「超高校級の絶望……」

御陵「神原さんもまた、超高校級の絶望だったはずだよ……」

神原「……あ、はは……何を言ってるんですか? 私が、超高校級の絶望だなんて……」

江ノ島「大正解!! つまりお前らのクラスメイトである神原陽菜はオレと同じだったんだよ!!」

神原「っ……!?」

江ノ島「まあ、私や私の姉と違い神原さんや荒巻さんはあくまでこのときのために用意しただけの使い捨てなんだけどね」

江ノ島「でもー、事実は事実だよね? 神原さんは私と同じなのでーす!」

江ノ島「友達を犠牲にした、超高校級の絶望さんなんでーす!」

ガタッ。
神原さんが膝を折り、しゃがみこんだ。






神原「ああああああああああっっっっっ!!」





神原さんの泣き声、そして悲鳴だけが響いた。


□■□■□


江ノ島「さて……どうだい?」

不意に江ノ島が尋ねる。

江ノ島「外に出たい出たいと喚いて、泣いて……いくつもの犠牲を経た先に得た答えがこんなものでさ」

江ノ島「しかも出たがってた外の世界は滅んでいて、殺しあってた仲間はすでに二年を共にしたクラスメイトで……」

江ノ島「あの動機すらも、外が滅んでるとなってはすでに無意味なもの」

江ノ島「そんな無意味なもののために、滅びた外の世界を目指して、友達同士で殺しあってたなんてさ」

淡々と江ノ島が語る。

声伽「……何が、目的なの?」

江ノ島「ん?」

声伽「こんな大がかりなことをして、何が目的なの?」

声伽「いや……そもそも超高校級の絶望ってなんなの? こんな事件を起こせるなんて、どう考えてもおかしい」

声伽「荒巻さんや神原さんが外の世界に関与してないのなら、外のあの光景は君が引き起こしたことになるけど……そんなものはありえない」

声伽「超高校級の絶望ってなんなの? 集団なの? 家族なの?」

その問いに江ノ島は答える。

江ノ島「そうだね……答えるとするなら、どれでもないよ」

江ノ島「なんていうか、概念的なものなんだ」

江ノ島「……絶望は、伝染するんだよ。誰もが絶望するんだ」

江ノ島「そこの神原さんみたいにね」

ちらり、と神原さんを見る。

神原「…………」

何も、話さない。顔を青ざめてがたがたと震えていた。

江ノ島「うぷぷ……でも、仕方ないよねぇ」

江ノ島「なにせボクをここに入れたきっかけを作ったんだから、絶望しちゃうよねぇ」

江ノ島「みんなが殺しあう原因を招き入れたんだからねぇ!」

御陵「違うっ!」

その言い分に私は叫ぶようにして反論した。

江ノ島「へぇ? 違うって何が?」

御陵「神原さんはお前に騙されて、こうなっただけだ!」

御陵「私たちの記憶を奪って……みんなを追い詰めて……!」

御陵「全部お前のせいじゃないかっ!!」

江ノ島「何を言うか人間……私様はほんの少し背中を押しただけのこと……」

江ノ島「つまり、あなたたちはその程度で殺しあうんです……」

御陵「違う! あんなの殺しあいなんかじゃない!!」

御陵「あんなの一方的な殺人だ!!」

江ノ島「へぇ……それが御陵さんの希望なんだね」

江ノ島「あっ! 忘れるところだった!」

江ノ島「んーっとね、君たちをここに閉じ込めた人って誰だかわかる?」

唐突に話を変える江ノ島。
その問いに私は--


↓2
1江ノ島盾子
2学園長
3神原陽菜

正解!

御陵「そうかわかったよ」解!

御陵「学園長……」

御陵「外の世界がああなったことに気づいた学園長が、私たちを守るためにここに閉じ込めたんだ……」

江ノ島「うん、そのとおりだね」

江ノ島「おそらく学園長はあなたたちのような希望を守れば、世界は何度でもやり直せるとでも思ったのでしょう」

江ノ島「もっとも、それは大きな見当違いですが」

御陵「……何を、言って……」

江ノ島「あー、もういいよ。そろそろ終わらせないとね」

江ノ島「視聴者もいい加減飽きてきただろうしな!」

終わらせる? 何を……。




江ノ島「つーわけで始まるぜ! 最後の投票タイムだ!!」

御陵「投票、タイム……?」

江ノ島「ちなみに今回は最後の投票なので、ルールも変更になりまーす!」

江ノ島「希望であるお前らと、絶望であるボク。そのどちらがおしおきを受けるべきか投票により選んでもらい……」

江ノ島「希望のおしおきを望む人が一人でもいたら、お前らの負けになります!」

御門「一票でもって……!」

江ノ島「あ、安心していいよ。もちろんボクは投票には参加しないから」

神代「それにしたってそっちに有利すぎない……!?」

御陵「大丈夫だよ! 自分たちのおしおきを望むなんて、そんなことするわけが……!」

その私の言葉を遮るように江ノ島が口を挟む。

江ノ島「あ、ちなみに言っとくとオマエラのおしおきの内容は--」




江ノ島「--この学園で穏やかに穏やかに老衰してもらうことに決定しました!!」

神原「それって……このままここで暮らせってことですか……?」

首括「生き延びられるということか……」

御陵「そんなの! 生きてるなんてことにはならない!」

御陵「私たちは何を言われてもお前には負けない! 絶対に!」

江ノ島「そうだ! 閃いちまったぞ!」

江ノ島「やっぱり老衰だけじゃつまんねぇよな!? それじゃあ視聴者も納得しねぇよな!?」

江ノ島「つーわけでだ! 一人には強烈なおしおきを受けてもらうぜ!」

声伽「それって、つまり……」

首括「誰か一人を、処刑するということか……!」

江ノ島「そいつが誰なのか、それはこっちで決めてやったぜ!」

そして今度はさ迷うことなく江ノ島の人差し指がその人を指し示す。




江ノ島「御陵! お前だ!」

御陵「わた、し……?」

江ノ島「だって私御陵さんってきらーい! 生意気なんだもーん!」

江ノ島「ということでお前らは御陵一人を犠牲にすりゃ生き延びられるんだよ!!」

江ノ島「ちなみに外の世界は空気汚染されてるので確実に死ねるでしょうね」

その言葉に私は押し黙る。他のみんなも口を開かない。

江ノ島「あれあれ? どうしたの?」

江ノ島「ほら! 早く言えよ! 『私のことは構わなくていいからみんなは生き延びて!』ってよぉ!」

江ノ島「お前も有府と同じ自己犠牲野郎なんだろ!? 絶好の機会じゃねぇか!!」

……確かに、私は今まで自己犠牲をしてきたかもしれない。声伽にもそれは何度も言われてきた。
でも……今回は……!!

御陵「……違うね」

江ノ島「は?」

御陵「それは違うね!」

御陵「私はもう自分を捨てないことにしたんだ!」

御陵「みんなと生きる……それが私の希望……!」

御陵「だから私はみんなと生きたい! お前なんかには絶対に負けない! 私も、みんなも!」

江ノ島「……つまんないの、最後まで強情なんだからさ」

つまらなさそうに江ノ島が吐き捨てる。

江ノ島「じゃ、早いとこ終わらせようか」

江ノ島「これでお前の希望も、お前自身も終わりだ!!」

……絶望が伝染するのなら、希望だって伝染するはず。
それなら、私の希望をみんなに伝染させる!
ここで絶望しながら生きるなんて……そんなの、生きてるなんて言えないよ!

すまんしばし離脱する
ちょっとゲームをここ手前にしてノンストップ議論組み立ててきます。事前にやっとけ? すいません

読者のみんな! 希望の貯蔵は充分か!?

始めます

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・モノクマファイル05

御陵「私たちは負けない……」

御陵「【希望】がある限り、負けないんだ!」

江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」

江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」

神代「【…………】」

江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」

江ノ島「ここが平気なのは……」

江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」

御門「【…………】」

江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」

江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」

江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」

神原「【…………】」

江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」

江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」

首括「【…………】」

江ノ島「さぁ、どうする気?」

江ノ島「死ぬの? 死にたいの?」

声伽「…………」


↓2
どうぞ

すまんかった。
まず対象選択、そして台詞となります。
というわけでまずは首括からですね


首括「…………」

江ノ島「ひゃはははは! 不二咲千尋は死んで、神原陽菜も超高校級の絶望だった!」

江ノ島「せっかく元の道に戻れたのに助けてくれた二人がこんなんとはお前の人生呪われてんなぁ!」

首括「っ……!!」


↓5までで希望安価。希望撃ち込んでおくれ
なお今回は可能な限り組み合わせます

↓5は多すぎましたかね?
30分まで何もなければここまでで出た台詞で進行させます

御陵「確かに、神原さんは超高校級の絶望になってしまったかもしれない」

御陵「でも、それがどうしたの?」

御陵「神原さんはあんたがみんなの輪に入れるよう、頑張ってくれてた……」

御陵「それなら今度はあんたが神原さんを支えなよ!」

首括「っ……」

御陵「それに、不二咲さんにしてもそうだ。不二咲さんはこんなことに負けるほど柔じゃないんでしょ?」

御陵「なら、あんたは余計に絶望に負けちゃダメなんだよ。神原さんのためにも、不二咲さんのためにも……」

御陵「外には首括を必要としてくれてる人が絶対にいる!」

御陵「だから、アルターエゴも連れてみんなでここから出ようよ!」



首括「そうだな……僕はまた忘れていたらしい」

ポツリ、と口を開く首括。

首括「神原のこと、不二咲のこと……そして、自分の言葉さえも」

首括「僕は絶望に負けん。そして自分の言葉を守り通してやる」

首括「--神原を襲った奴を必ず地獄に落とすという言葉をな!」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・モノクマファイル05

御陵「私たちは負けない……」

御陵「【希望】がある限り、負けないんだ!」

江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」

江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」

神代「【…………】」

江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」

江ノ島「ここが平気なのは……」

江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」

御門「【…………】」

江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」

江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」

江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」

神原「【…………】」

江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」

江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」

首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……!」

江ノ島「さぁ、どうする気?」

江ノ島「死ぬの? 死にたいの?」

声伽「…………」


↓2
誰に希望を撃ち込みます?

最初のこれ忘れてましたすいませんっ……!

御陵「希望を失っちゃダメだよ!」break!


神原「わた、し……みなさんを裏切ってたんですか……?」

神原「なら……私がみなさんと一緒にいるわけには……」

江ノ島「そうだよ神原さん! だから私と一緒に行かない?」

神原「……わた、しは……」


↓3までで希望安価。希望を撃ち込んでおくれ

御陵「……神原さんは記憶を失う前、確かに超高校級の絶望だったかもしれない」

御陵「でも! 今は違う! 今の神原さんは正真正銘私たちの仲間だ!」

御陵「今の神原さんなら絶対にこんな女の絶望に負けない! 私はそう信じてる!」

御陵「ここに残るのは逃げでしかないよ! だから……神原さんも私たちとここから出よう!」

神原「御陵、さん……」


さらに↓3までで希望安価(首括編)
首括の台詞をどうぞ。なお他の人の希望安価はここだけになります

ちなみに先に神原に希望撃ち込んでたら神原編になってました


首括「今日までのお前の言葉は何一つ嘘じゃなかったはずだ」

首括「そして僕を立ち直らせたのなら、自分を立ち直らせることだってできるだろう?」

首括「理由が欲しいのなら与えてやる。僕の傍にいてくれ」

首括「……お前がこれから何度絶望に飲まれようが、かならず救ってやる」

首括「だから、一緒に行くぞ神原」

首括「すでにお前は僕の希望になっている。そんなお前を見捨てはせん



神原「御陵、さん……首括さん……」

神原「…………」

神原「私、まだみなさんの仲間なんですか……?」

神原「それなら、私は……みなさんと一緒にいたいです!」

神原「私にとってみなさんは希望です! だから私は逃げません!」

神原「外に出て、みなさんと一緒に戦って……」

神原「誇れる自分になりたいです! 一緒に笑いあいたいです!」

神原「私……もう決めました!」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・モノクマファイル05

御陵「私たちは負けない……」

御陵「【希望】がある限り、負けないんだ!」

江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」

江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」

神代「【…………】」

江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」

江ノ島「ここが平気なのは……」

江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」

御門「【…………】」

江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」

江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」

江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」

神原「私、逃げません! ここから出て、ちゃんと現実と向き合います!」

江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」

江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」

首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……!」

江ノ島「さぁ、どうする気?」

江ノ島「死ぬの? 死にたいの?」

声伽「…………」


↓2
どうぞ

御陵「希望を失っちゃダメだよ!」


神代「……私、どうしたらいいの……?」

神代「外の世界が滅んでるなら、私は……」


↓3までで希望安価。どうぞ

御陵「神代さんは、自分で思ってるよりずっと強いよ」

御陵「だから、立ち上がってよ! 逃げることが生きることなんかじゃないって、私は思う! だから神代さんも立ち上がって!」

御陵「私はこんなところで大事な友達を失いたくない……」

御陵「だから、私たちと一緒にここから出よう!!」


神代「……ごめん」

神代「私、また弱音吐いてたね……」

神代「…………私も、御陵さんやみんなと一緒に生きたい」

神代「私にとって御陵さんやみんなはかけがえのない友達。だから……」


神代「こんなところで大事な友達と離れたくない!!」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・モノクマファイル05

御陵「私たちは負けない……」

御陵「【希望】がある限り、負けないんだ!」

江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」

江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」

神代「初めてできた仲間なんだ……それを失いたくない!」

江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」

江ノ島「ここが平気なのは……」

江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」

御門「【…………】」

江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」

江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」

江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」

神原「私、逃げません! ここから出て、ちゃんと現実と向き合います!」

江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」

江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」

首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……!」

江ノ島「さぁ、どうする気?」

江ノ島「死ぬの? 死にたいの?」

声伽「…………」


↓2
どうぞ

御陵「希望を失っちゃダメだよ!」


江ノ島「ねぇねぇ! どんな気持ち?」

江ノ島「二年を共にした友達に無理心中を計ろうとしてたけど、今どんな気持ち?」

御門「やめて! やめてよ!」

御門「ノノが悪かったから、やめてよぉ……!!」


↓3までで希望安価。どうぞ

御陵「ノノちゃんは言ってたよね。『本当の自分』を見つけたいって」

御陵「それなら、ここから出ないといけないよ!」

御陵「ここから出て……もっと広い可能性の中で本当の御門ノノを見つけようよ!」

御陵「ノノちゃんの楽しいことはこれから始まる……ノノちゃんはこれから先、目一杯楽しむべきなんだよ!」

御陵「だから、絶望に負けないで! 本当のノノちゃんの笑顔を、私に見せてよ!」


御門「書乃お姉ちゃん……」

御門「…………」

御門「……そうだもんね、約束したもんね」

御門「……うん、決めたよ。ノノ、ここから出る」

御門「そして、みんなと生きて本当の自分を見つける!!」

【ノンストップ議論 開始!】
コトダマ
・モノクマファイル05

御陵「私たちは負けない……」

御陵「【希望】がある限り、負けないんだ!」

江ノ島「もしアタシが処刑されたら……」

江ノ島「希望ヶ峰学園は終わりだから」

神代「初めてできた仲間なんだ……それを失いたくない!」

江ノ島「ちなみに、外の世界は汚染されてるよ」

江ノ島「ここが平気なのは……」

江ノ島「物理室の空気清浄機のおかげ」

御門「約束は守りたい……みんなとここから出たい!」

江ノ島「アタシが死んだら空気清浄機も強制停止」

江ノ島「つまり、アタシが処刑された時点で……」

江ノ島「この学園での共同生活は終わりよ」

神原「私、逃げません! ここから出て、ちゃんと現実と向き合います!」

江ノ島「そして、オマエラは出ていかなければならない」

江ノ島「絶望と死だけが存在する、外の世界にね」

首括「お前の言いなりにはならん……僕は自分の言葉を守り通してやる……!」

江ノ島「さぁ、どうする気?」

江ノ島「死ぬの? 死にたいの?」

声伽「【…………】」


↓2
どうぞ

御陵「希望を失っちゃダメだよ!」break!


声伽「……はは、まさかこんなトンデモ展開になるなんてね……」

声伽「こんなの……ボクみたいな普通の人間に選べないよ」

声伽「選べられるわけ、ないよ……」


↓3までで希望安価。ラストどうぞ

御陵「私はもう、自分を犠牲にするつもりはない」

御陵「ここで黙って処刑されるつもりもない」

御陵「……だから声伽! 立ち止まっちゃダメだよ!」

御陵「私がここまで来れたのは声伽のおかげ……」

御陵「一緒に絶望に立ち向かおうよ!」

御陵「今まで声伽は私を助けてくれた……だから、今度は私の番」

御陵「それに私は、あんたとならどんな絶望にも負けないと思えるんだ!!」


声伽「…………」

声伽「ははっ、さすがは御陵さんだね。的確にボクの心を動かしてくれる」

声伽「そうだね……ここで御陵さんを見捨てるわけにもいかないし……」

声伽「それにボクも、御陵さんとならどんな絶望にも負けない気がするよ」

御陵「声伽……!」

声伽「それにね、御陵さん。ボクは思うんだ」

声伽「こんな状況になっても最後まで絶望に立ち向かおうとしたキミは……」

声伽「最後まで諦めないキミは……」

声伽「……超高校級の希望と呼べるんじゃないかってね」


【Info】
コトダマ【超高校級の希望】GET!
超高校級の絶望を打ち破る可能性を秘めた御陵書乃の可能性


江ノ島「なんなの……?」

江ノ島「あんたって、なんなのよぉぉっ!?」

江ノ島が叫ぶ。
そんな江ノ島を見て私たちはもう、絶望なんてしてなかった。

江ノ島「寒い……寒いんだって……」

江ノ島「オマエラの言葉も……オマエラの顔つきも……オマエラのやり取りも……」

江ノ島「全部寒い! 今時そんなの流行ってないんだって!!」

江ノ島「ウザイウザイウザイウザイウザイ!!」

江ノ島「ダサいダサいダサいダサいダサい!!」

私はエリートでもないし……。
希望なんて大それた存在でもない……。

それでも……それでも、私は……っ!!

【反論ショーダウン開始!】
コトダマ
・超高校級の希望

江ノ島「ウザイウザイウザイウザイウザイ!!」

江ノ島「ダサいダサいダサいダサいダサい!!」

江ノ島「その捨て身なまでの希望が絶望的に大嫌い!!」

江ノ島「外には絶望しかない! 希望なんてありゃしないんだよ!!」

江ノ島「だから……」


江ノ島「【明日に絶望しろ! 未知に絶望しろ! 思い出に絶望しろーっ!!】」

↓3まででどうぞ
お決まりの台詞もお願いしますね

御陵「だったら私たちが希望になって絶望に立ち向かう!」

御陵「死んでしまったみんなの分の希望を背負って、生きていく!」

御陵「絶望なんかに負けはしない!」

御陵「希望は前に進むんだよ!!」

江ノ島「なんなの……!! あんたって、本当に……なんなのよぉぉぉぉっ!?」


□■□■□


首括「……終わりのようだな。それなら、そろそろ投票タイムか」

神原「手元のスイッチで投票すればいいんですよね?」

御門「じゃあ……押すよ」

神代「……そうだね」

声伽「それじゃあ、終わらせようかこの生活を……」

御陵「私たちの手で!」


学級裁判! 閉廷!!

いいところですいませんが離脱じゃけん。お風呂じゃけん

みなさん希望安価ありがとうございます。唐突な首括の希望安価にも対応していただきありがたき幸せ

何か意見感想あればどうぞ
今日はまだ終わりませんよ!

再開じゃけん。とっとと出てきたんじゃけん



結果は見るまでもない。
満場一致で、私たちの勝ちだった。

江ノ島「は? え、なにこれ?」

声伽「江ノ島盾子……キミの負けだ」

江ノ島「負け? 私が? そんなの……そんなのってぇぇぇっ!!」

神原「認めないつもりですかね……?」

首括「さすがの超高校級の絶望も、自分に襲いかかる絶望には弱いか」

御門「でも、どんな抵抗しても無駄だよ!」

そんなことを言う私たちに江ノ島はこんなことを言った。

江ノ島「……最高じゃない!」

御陵「……え?」

江ノ島「この計画のためにいろいろ練り上げたのに……それが失敗して、さらに自分の死で終われるなんて……!!」

江ノ島「絶望的に最高じゃない!!」

神代「なにか、喜んでないか……?」

声伽「……とにかく、負けを認めるってことだよね?」

江ノ島「別に……今さら負けとかどうでもいいし! 結局は一緒だもん!」

江ノ島「外も中も絶望! あんたらに残された道はどれも一緒だったわけよ!!」

御陵「そんなことは……!」


首括「ありえんな」

すっぱりと、首括が言った。

首括「今の僕たちは絶望に負けるつもりは毛頭ない」

神原「だって、希望を持って出ていくんですからね!」

御門「そこの書乃お姉ちゃんにそそのかされてね」

神代「ははっ……そうだな」

御陵「みんな……!」

みんなは、そう言ってくれた。
それが私にはたまらなく嬉しかった。

声伽「……ねぇ、江ノ島盾子。キミは絶望は伝染するって言ってたけど」

声伽「それって、希望も同じだったみたいだよ?」

声伽「今のボクらを見れば……わかるよね?」

江ノ島「…………」

江ノ島「あー、やだやだ! アタシの大嫌いな顔がいっぱいだよ!!」

江ノ島「そんな顔を見るのは辛いから……さっさと始めようかおしおきを」

声伽「キミは……自分すら処刑するの?」

江ノ島「だってそういうルールだったでしょ?」

御陵「ま、待って! 私たちはお前に死んでもらおうとまでは……!」

その私の言葉に江ノ島はすぐに返事をした。

江ノ島「やめてやめてやめてやめてやめて!」

……え?


江ノ島「アタシは超高校級の絶望なんだよ? つまり生きてることに希望なんて持ってないの!」

江ノ島「それに……人生で一度しかない死の絶望をこれから楽しむんだから……」

江ノ島「邪魔しないでよ!!」


□■□■□


江ノ島「うぷぷ……うぷぷぷぷ……」

江ノ島「これが死の絶望なのね……なんて素敵なの……!」

江ノ島「この絶望を、世界のみんなにも教えたかった……!」

江ノ島「じゃあ、始めるよ……?」

江ノ島「最後に相応しいスペシャルなおしおき! その幕開けだよ!」

江ノ島「張り切っていきましょう! おしおきターイム!!」

江ノ島「アーッハッハッハ!!」


ぴこんっ☆

congratulations!
エノシマさんが クロにきまりました
おしおきを かいしします



そうして処刑されてく江ノ島。

……終わったんだ。
最後の学級裁判も、ここでの生活も。
全部、全部……終わったんだ。


chapter6 非日常編 完
To Be continued

\  ウホッ!  /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !  /
      \    ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l | /
   | ̄ ̄ ̄\  | | /ヽ!        |            |ヽ i !/-、,,_,, _,,
   |          \ ヽ  |        _   ,、            ! ,/       ヽ、
   /    ̄ ̄ ̄ ̄\\ !         '-゙ ‐ ゙        レ/  .        \
  /    やらないか \     ∧∧∧∧∧       /  ,!   | | ト,       ゙、
 /              /\  <     い >    / ,,イ ./|!  .リ | リ ! .|! | ト|ト}
/             /  /  <  予    > // //ノノ  //゙ ノ'////|.リ/
           /    /   <     い >  ´彡'゙,∠-‐一彡〃 ト.、,,,,,,,,,,,レ゙
―――――――――――――<  感    > 二ニ-‐'''"´      /`二、゙゙7
    ,, - ―- 、         <  !  男  > ,,ァ''7;伝 `        {.7ぎ゙`7゙
  ,. '" _,,. -…;   ヽ       <     の >   ゞ‐゙''  ,. ,. ,.   l`'''゙" ,'
  (i'"((´  __ 〈    }      / ∨∨∨∨∨ \.   〃〃"     !   |
  |__ r=_ニニ`ヽfハ  }     /_,,._,,.....、、..、、、,,_   \        (....、 ,ノ  !
  ヾ|!   ┴’  }|トi  }    /゙´         .},   \       `'゙´  ,'
    |! ,,_      {'  }   /       ,.ァぃぐ      \ ー--===ァ   /    す
   「´r__ァ   ./ 彡ハ、 /    ァ')'゙⌒´  'リヽ,      | \ _ _   ./  大 ご
    ヽ ‐'  /   "'ヽ/    ヾ、  ,.、=ニテ‐゙レ     l  \` ̄   ,/   き く
     ヽ__,.. ' /     / .     〉 '" /{!  .\      〉  | \   ./    い  :
     /⌒`  ̄ `   / ,r‐-、  /     ̄´     `i.  /ミlii;y′  \/    で
腹ン中パンパンだぜ / .| !`ト,jィ .`、       - 人 ./;jl髭'     \    す


ヽ-ュ‐`ハ`ー-く、_,r'     ノ`ー-、     し ば ら く 美 し い 映 像 を

 j⌒´ ノo。゚o}   ヽ   〈 ̄`ヽ  /⌒ヽ           
ノ  /  ∞ {  ヽ丿 ノ-ヽ   }ノ_ノ        ご 堪 能 下 さ い
`ー} ____ノ i `ー<ノ  )`ー  >  /ハ -‐ァ´ 
    `ー、__ト、ノ| |  ト、_r'`ー-< o゚8, o'        __, - 、
    _______  | |  ヽソ   / ヽ゚。、 ヽ   .  /, ─── 、)
  / ----- ヽ //   \ー- ' ___/  }_/'    //  /    ヽi 
 ´ ̄ ̄ ̄ ̄`//   //`ヽ/, ハノ      |_|    ┃ ┃ |
/ゝ、  _,.--‐ 、ニヽ / /   ゝ_/ レ'      (     ⊂⊃ ヽ

`}   ̄r´ ̄//| \ヽl    _c―、_ _ __ >、   \__ノ ノ _ _._ _,.―っ_
 フ>'    / /  ! !    三  ツ      ´ \::::.  ニ ,,ノ⌒ヽ        ゞ  三
o( {   __,ノ ノ   | |    ̄  ̄`――、__ィ    ,  ヽ  ,  )__,-――' ̄  ̄
。゚く( _ノハ /__,,.  | |             `i^   ー   '` ー ' ヽ
 ゚o´ //`ー-‐'´ | |             l              ヽ
    ヾ      | |             |       ⌒      |
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                  \           ヽ         ノ         /
                   \   ヽ、      ヽ ..■■ ノ     ,ノ  /
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                     (。mnノ                `ヽ、_nmn





エピローグ さよなら絶望学園


最後の学級裁判が終わったからといって、劇的な変化は訪れなかった。
ただ、三階の空気清浄機が停止した。それだけ。


□■□■□


【玄関ホール】

そうして裁判場から帰ってきた私たちは玄関ホールへとやって来た。
扉の前で無言で立ち尽くす。誰も言葉を発しない。
呆然と立ち尽くすことしばし……声伽が口を開く。

声伽「……さて、ここでいつまでも立ち尽くしてる暇はないよ」

声伽「御陵さん……よろしく」

御陵「うん……」

そうして私はポケットからある物を取り出す。

それは、江ノ島が処刑されてくときに私たちの前に落としたもの。
何かのスイッチのようなもので……裁判中の江ノ島の発言から、ここの扉を開けるためのスイッチと思ったのだ。

御門「でも……本当に大丈夫なのかな?」

首括「なんだ、怖いのか?」

御門「怖いというか……不安だよ」

神原「学園を爆発させるスイッチの可能性だってありますし……」

確かに、生きて出てってもらうと言ってない以上それも考えられる。

御陵「でも、押さないわけにもいかないよ」

神代「それはそうだけど……」

声伽「大丈夫だよ。爆発の心配はない」

やけに自信ありげに断言する声伽。

首括「なぜそう言い切れる?」

声伽「ボク……実はエスパーなんだよ」

首括「…………」

首括「…………は?」

声伽「なーんてね、冗談だよ。ただの勘」

その声伽の言葉に私たちは小さく笑う。

御陵「ふふっ……何言ってるのさ」

首括「まったくだ……」

神代「でも、それは声伽なりの気遣いなんだよね?」

声伽「さあ?」

そうしてわざとらしく肩をすくめる声伽。

神原「……でも、私やっぱりどこかで期待してます」

神原「全部嘘で、外はいつも通り平和なんだって……」

確かに、それならまさにハッピーエンドだ。

御陵「でもさ、外がどうなっててもそこは確かに私たちの世界なんだから……」

御陵「そこで希望を見つけないとね」

確かに、外は広いから絶望だってあるかもしれない。
でも、希望だって同じようにあるはずなんだ。
それをみんなと探していきたい。

首括「……おい、どうした神原」

神原「…………」

隣を見ると神原さんが首括にそっと寄り添っていた。

神原「……私、まだ不安なんです」

神原「だから、これからも私と一緒にいてくださいね」

神原「傍にいてくださいね……」

首括「…………」

首括は何も答えない。
でも、よく目を凝らすと……こっそりと神原さんの手を握ってるのが見えた。

御陵(あの二人も変わったなぁ……)

いや、特に変わったのは首括か。
とにかくあの二人なら大丈夫だろう。いろいろと。

声伽「はは……あの二人、なんだかそういう関係になりそうだね」

その反対側では声伽がそんなことを言う。

御陵「…………」

ちらり、と声伽の手を見る。
やはりあの一件があってから、どうしても声伽をそういう目で意識しがちになっている。
今も、手を握りたいなんてわけのわからない衝動がある。

声伽「……? どうかした?」

御陵「っ……な、なんでもない」

不意に声伽に声をかけられ、慌てて視線を逸らす。

御門「あーあ、声伽お兄ちゃんって案外残念系なんだね」

アルターエゴ『残念系だよぉ』

神代「はは……」

そんな私たちを見てノノちゃんと神代さん、さらに神代さんの持つパソコンからアルターエゴが喋る。



声伽「じゃあ……行こうか」

声伽がそう言うと、私たちは改めて扉に向き直る。
そして私がスイッチを押そうとし……口を開く。

御陵「なんだか、変な感じだけど……」

御陵「これってやっぱり卒業なのかな?」

その言葉に他のみんなは何も言わず、笑みを浮かべる。アルターエゴもえへへと笑う。
そして私がスイッチを押す。

……希望があるから、勇気がわく。
希望があるから、前へ進める。
希望があるから、私たちは動く。

世界は動く。
扉は動く。
私の手で……。
私たちの手で。

それは希望と絶望が混じり合う……
未来の扉……。


エピローグ さよなら絶望学園 完

生還メンバー
6人

To Be continued



声伽「じゃあ……行こうか」

声伽がそう言うと、私たちは改めて扉に向き直る。
そして私がスイッチを押そうとし……口を開く。

御陵「なんだか、変な感じだけど……」

御陵「これってやっぱり卒業なのかな?」

その言葉に他のみんなは何も言わず、笑みを浮かべる。アルターエゴもえへへと笑う。
そして私がスイッチを押す。

……希望があるから、勇気がわく。
希望があるから、前へ進める。
希望があるから、私たちは動く。

世界は動く。
扉は動く。
私の手で……。
私たちの手で。

それは希望と絶望が混じり合う……
未来の扉……。


エピローグ さよなら絶望学園 完

生還メンバー
7人

To Be continued

わりとすまんかった……アルターエゴが除外されてた……最後の最後にミスすまない!

さて、エピローグが終わりましたが……残念まだ本編は終わりじゃないです
次はExtra chapterとなります
え? 何をやるかって? ははっ、そんなの言わなくてもわかるよね?(白目)

というわけで意見感想あればどうぞ
人いればExtra chapterもやっておきたいですがさすがに人がね……安価もあるだろうし

いやぁ絶望は強敵でしたね

乙でした
やっぱり希望が並ぶのは圧巻
自分達が作ったキャラだと感動もひとしおだわ

しかし生き残った面子は皆何らかの形で御陵さんに助けられてるのな
首括・御門・神代は言うに及ばす
声伽も裁判で庇われてるし、神原も口で慰められてる
超高校級のレスキューの名は伊達じゃない

乙でした

声伽に希望をぶつけるシーンがグッときた
extra chapterは導入部だけやって安価はもっと人がいる時間帯からでいいんじゃないかな


意外なような納得いくような7人が生き延びたなあ…本当に皆頑張った

SchoolMODEのはじまりだ! 首括かっこよかったです。 御陵さんも超高校級の希望となり、セリフからも初期の頃より成長を感じました。レスキュー隊員の安価だして良かったと思いました。

このメンツなら誰が希望更正プログラムに乗り込んできても頼りになる
それくらいみんな成長したんだなぁ、と思う

>>365
それ以上にみなさんの希望が強すぎてですね

>>366
神原さんだけ妙な他意を感じますがそれは
でも確かに全員助けられてますね……

>>367
みなさんの希望が輝いてましたよ!

>>368
地雷組が案外生きてますからね

>>369
レスキュー隊員の安価出した人でしたか! その節はありがとうございます!

>>370
ただ残念なことにあそこには強制シャットダウン枠がありまして……(白目)

Extra chapterの安価手前までやっときますね



extra chapter 奇跡の再会


【学園外】

扉を越え、私たちは外の世界へとやって来た。

首括「これは……」

神代「ひどいな……」

御陵「…………」

外は荒廃していた。
あの映像の巨大モノクマなどはここにはいないみたいだけど……それでも、酷い有り様だった。

神原「やっぱり……嘘じゃなかったんですね……」

声伽「……まあ、そうだろうね」

神原さんと声伽もそう言うのがやっとだったみたいだ。
と、そこに声がかけられる。

??「あっ! 御陵さん!」

御陵「……?」

それは男の子の声。少し前に聞いたことのあるような……そんな声だった。
そちらを見ると、そこにいたのは--意外な顔だった。


御陵「……苗木、君……?」

それはずっと前に仕事の一環で助けたことのある男の子--苗木誠君だった。

苗木「よかった……無事だったんだね」

そうして苗木君は私たちのところにやって来る。

御門「? 書乃お姉ちゃんの知り合い?」

御陵「そんなところだけど……え? な、なんで苗木君が?」

苗木「それが……話せば長くなるんだけど……」

と、そこにさらに何人もの人がやって来た。

??「苗木君、先走らないで」

??「待ってください苗木君!」

??「この愚民が……」

それは三人どころじゃなかった。
何人もの人がこちらにやって来る。

御門「さ、さやかお姉ちゃん……!?」

??「御門さん、お久しぶりですね」

その中にはノノちゃんの知り合いもいたり、

神代「あ、あれ……? あなた、無事だったの……!?」

??「……あっちの方に話は聞いてるわよ、あんたのこと」

神代さんの知り合いもいたり、

??「神原っち久々だべな!」

神原「葉、葉隠さん!?」

神原さんの知り合いもいたりした。

苗木「ご、ごめん霧切さんに舞園さん! それに十神クンも!」

霧切「まったく……」

霧切と呼ばれた女の子が呆れたように息を吐く。
……霧切?

声伽「ねぇ、ちょっといいかな?」

霧切「……なにかしら?」

声伽「キミってもしかして……霧切響子さん?」

苗木「な、なんでそれを……?」

霧切「……私の父が希望ヶ峰学園の学園長だから、それくらいは感付いて当然よ」

……やっぱりそうなのか。
ということは、彼女が佐倉さんの探偵仲間……。

そんな私の考えを顔から読み取ったのか、霧切さんはこう言った。

霧切「……あなた達のことはテレビを通して見ていたわ。梢さんのことも……知ってる」

御陵「そう、なんですか……」

そうなると、首括のやったことも知ってるんだよね……。

霧切「あの人に対して言いたいことは山ほどあるけれど、今はいいわ。それは私たちの用件を済ませてからで」

御陵「用件?」

そのことについて尋ねる前に、首括がこちらにやって来た。

首括「十神……」

十神「……ひさしぶりだな首括」

話しかけたのは隣の背の高い男の人。

首括「……一つ聞きたい。不二咲千尋という名前の人物がどうなったのか、知らないか?」

その言葉に十神さんだけでなく苗木君や霧切さん、さらには他の人たちも表情を変えた。

十神「奴か……」

苗木「……なんて言ったらいいのかな」

霧切「…………」

言葉を濁してそう言う三人に私はなんとなく察してしまう。
もしかしたら、江ノ島の姉に殺されたんじゃないかと。

首括「…………そう、か……」

首括も同じことを思ったのか、小さくそうとだけ言う。








??「首括君っ!」

首括「いっ!?」

唐突に首括がそんな声を出して前のめりになる。

首括「っ……!? お前……不二咲……!?」

不二咲「えへへ……ひさしぶりだね……」

そこにいたのは腕と足に包帯を巻いた女の子だった。
彼女が、不二咲千尋さん……?



??「おい、不二咲。あまり走るでない」

??「そうだよー! ってあ! 書乃ちゃんだ!」

御陵「葵ちゃん……!?」

その後ろからさらに何人もの人たちがやって来た。
その中の見知った顔に私はまた驚いてしまう。

首括「お前……無事だったのか……!?」

不二咲「えへへ……なんとかね」

そうして笑う不二咲さん。でもその包帯がすごく痛々しかった。

御陵「で、でも不二咲さんは江ノ島のお姉さんに殺されたって……」

苗木「それ、なんだけどね」

すると葵ちゃんの隣の妙に体の大きい女の人(だよね?)の背中から一人の女の子が出てきた。

??「…………」

御陵「彼女は?」

苗木「戦刃むくろ……」


苗木「彼女こそが、江ノ島盾子のお姉さんだよ」


□■□■□


一応自己紹介は済ませておいた。まずは思い思い話をしてるけど……私はどうしよう?

↓2
1苗木、霧切、十神、戦刃
2首括、神原、不二咲、アルターエゴ
3神代、腐川
4御門、舞園
5声伽、桑田、山田、大和田

エラーになりましたが書き込めてますかね?
安価に入ってたらこれを除外してください

ということでここまでです
一応会話選択肢には出てませんがこの場には全員いることでお願いしますね

では改めて質問や意見感想あればどうぞ
明日には終わりますので

次回は22時頃かな?

それでは寝ますね、乙でした


ちーたん生きててよかった

乙でした
石丸くんとセレスさんもいるってことだよね?
死亡メンバーを慕ってた子たちは可哀想だ……

大和田にとって自分の師とも言える人物を失うのはこれで二度目だもんね
そりゃ辛かろう

選択肢に一緒にいたけど有府に色々言ってた声伽は大和田に殴り飛ばされるんじゃ……

>>390
ハッピーエンドがあったっていいよね

>>391
4の選択肢は声伽と死亡メンバーを慕ってたキャラの組み合わせになってました
霧切、十神は1の本編ルートに行ってもらいましたが

>>392 >>393
おそらく今ごろ腹パンされてることでしょう

>>390
ハッピーエンドがあったっていいよね

>>391
4の選択肢は声伽と死亡メンバーを慕ってたキャラの組み合わせになってました
霧切、十神は1の本編ルートに行ってもらいましたが

>>392 >>393
おそらく今ごろ腹パンされてることでしょう

また連投されてる件について

更新はまだですが少し意見ください
extra chapterが終わったらスクールモードになりますが、あれを再現するにはどうすればいいのかいまいちわからないので……
採集フェイズについてと、あとは日数についてですね。50日間で問題ないですか?

あ、おはようございます

おはよー
全部終わったら2もやりますか?

>>397
そうですね。スクールモードが終わったら2もやりたいです
意外とスクールモードご希望の人たちがいたもので……

21時30分頃、再開します
これが終われば遂にスクールモードやで!

21時30分頃、再開します
これが終われば遂にスクールモードやで!

エラーってなったときは書き込まれてること多いから更新して確認した方がいいと思う

>>401
了解ですすいません



御陵「で、えっと……戦刃さんだっけ。江ノ島のお姉さん……なんだよね?」

改めて苗木君たちに尋ねると、こくりと頷いた。

十神「戦刃むくろ。傭兵部隊フェンリルの一員で、江ノ島や俺達同様に希望ヶ峰学園に入学する予定だった超高校級の軍人候補でさらに超高校級の絶望でもある」

御陵「……まず、それだよ。あの学園長の資料やこれまでの話から推測するに、本来希望ヶ峰学園に入学する予定だったのは……」

苗木「うん。ここにいるボクたちと戦刃むくろ、そして江ノ島盾子だよ」

霧切「それなのにも関わらず何故私たちじゃなく、あなた達が希望ヶ峰学園に選ばれたのか……それは、言わなくてもわかるわよね?」

そんなものは、考えるまでもない。

御陵「……学園長が江ノ島、戦刃さんの素性に気付いたから?」

十神「そういうことだ。学園長も元は探偵を生業としていたこともあり、そういった情報集めには人一倍優れていたのだろう」

霧切「それでも、その二人だけを入学拒否するわけにもいかない。希望ヶ峰学園は良くも悪くも世間の眼を集めているわ。何がきっかけでイメージが悪くなるかわかったものではない」

苗木「だから学園長は本来入学する予定だったボクたち全員の入学を見送り、代わりに御陵さん達を入学させたってわけさ」

やはりそうだったのか……。

十神「ふんっ……お前達には悪いが、俺はお前達が人身御供になってくれて喜びすら感じてるぞ」

苗木「十神クン……!」

御陵「いいよ、苗木君。十神さんの言い分もわかるし」

そう、本来ならこの生活を強いられたのは彼らなのだ。
それを私たちが代わりに送ることになったのだから、喜んで当たり前。誰だって、あんなコロシアイ学園生活を送りたくはない。

十神「……話を戻すぞ。まず、外の世界は超高校級の絶望達が引き起こした人類至上最大最悪の絶望的事件でほぼ壊滅状態になった」

十神「リーダー格の江ノ島はお前達の監視を行っていたものの、外を担当した超高校級の絶望達はとにかく数が多くてな……その中でリーダーを務めていたのが……」

霧切「彼女、戦刃むくろというわけよ」

戦刃「…………」

苗木「外には未来機関という組織があってね、主に希望ヶ峰学園の卒業生を中心に組織かれてるんだけど……」

苗木「ボクたちはその未来機関に保護されたんだ」

御陵「なら、不二咲さんのあの怪我は……」

霧切「私たちのいた未来機関の基地を襲ってきた戦刃むくろに受けた傷よ」

御陵「よく、あれだけで済んだね」

あの江ノ島のお姉さんとなれば、かなりの危険人物のはず。その人相手にあの程度で済ませるなんて……。

霧切「こっちには大神さんがいたからね、それに……」

十神「この苗木が単身で戦刃に歯向かってな。一歩間違えたら苗木が死んでたことだろう」

御陵「は、歯向かった!?」

苗木「歯向かったというか、なんというか……」

十神「……簡潔に言えば、上手く丸め込んだということだ」

丸め込んだ……? つまり、それって……。

御陵「……言いくるめたってこと?」

十神「存外この男は人心掌握に長けてるのかもしれん。なにせ超高校級の絶望の一人を更正……とまではいかないにせよ、上手く丸め込んだんだ」

十神「……そういった面では、お前と同じかもな御陵」

御陵「? どういう意味?」

十神「謙遜するな。先ほどの学級裁判とやらはしっかり見ていたからな」

苗木「はは……かっこよかったよ」

……そうか、今までのがすべて生中継されてたのなら、さっきの学級裁判も当然世界中に放送されてたのか。

霧切「……どうかした?」

御陵「な、なんでもない」

思い返すと凄く恥ずかしいこと言ってたなぁ……。



□■□■□


--とまぁ、それから三人に説明を受けたのを簡潔に纏めるとだ。
現在も外では超高校級の絶望が活動をしていて、それに対抗する未来機関という組織に苗木君たちは所属しているらしい。
戦刃むくろに関しては苗木君や他のみんなにより処置は保留(ただしいわゆる捕虜扱いのようなもの)らしく、可能な限り傍に大神さんや他の人が付いているとのこと。
それで、肝心の江ノ島の目的について戦刃さんに聞いてみても--


戦刃「盾子ちゃんはただみんなを絶望させたかっただけだと思う」

戦刃「それが私たち超高校級の絶望。私もそれに従ってただけのこと」


--とのこと。詰まるところ超高校級の絶望の思考なんて私にはわからないものなのだろう。

霧切「……それで、本題なのだけれど」

霧切「御陵さん、未来機関に来るつもりはないかしら?」

御陵「え……?」

唐突に霧切さんにそう言われる。

苗木「もちろん、無理強いはしないけどね。ただ見てのとおり世界はまだ混乱の真っ只中だし……」

霧切「この世界で希望を探すのなら、悪くない話じゃない?」

確かに、この混乱した世界で希望を探すにしても私にできることなんてたかが知れてる。
それなら、私もそういった組織に入るべきなのだろうか……?

御陵「…………」

御陵「……うん、私の方からお願いしたいくらいだよ」

十神「決まりだな」

十神さんがそう言うと、他の二人も顔を綻ばせる。

霧切「それじゃあ、私たちは他の人たちにこのことを説明してくるわ」

苗木「御陵さんも、よかったらみんなと話してきなよ」

そうして三人は私から離れ、別のところに行く。


↓2
1首括、神原、不二咲、苗木たち
2御門、舞園、セレス
3神代、腐川、石丸
4声伽、桑田、山田、大和田

苗木たちがいるところは未来機関へ勧誘されてるところです
他のところは雑談? のようなものになります

次に私は声伽たちのところに行った。

桑田「はー……玄鐘さん、死んじまったのか……」

桑田「バンドのメンバーに入れてくれる約束果たせなかったなぁ……」

桑田怜恩君。超高校級の野球選手として入学予定だった、野球界のヒーロー的存在。

山田「そんなこと言ったらこっちだって……神楽栄吉殿との約束果たせなかったですぞ……」

山田「神楽栄吉殿の作品を僕が二次創作という形で広めるはずだったのに……」

山田一二三君。超高校級の同人作家として入学予定だった、神楽の知り合い。
私はそういう方面には疎いけど、かなり有名らしい。

大和田「有府さん……」

大和田「…………」

大和田紋土君。超高校級の暴走族として入学予定だった、有府の知り合い。
その肩書きとは裏腹に彼は今悔しげに下を向いていて……それだけで、本当は心優しいんだろうなと思えた。

山田君や大和田君はもちろんのこと、桑田君も玄鐘と知り合いだったらしく……必然的にここの空気は重くなっていた。

声伽「……あのさ、ボクがこんなこと言える立場じゃないけど……」

声伽「彼らが死んだことを君たちがいつまでも引きずってては彼らも報われないと思うんだ」

だから声伽がその三人のフォローに回るのは当然と言えば当然のことだったろう。

御陵「そうだよ」

声伽「御陵さん……」

思わず横から口を挟んでしまう。

御陵「何も忘れろ、なんて言うつもりはないよ。そりゃ君たちは実際の知り合いだし、悲しんで当たり前だと思う」

御陵「だからさ、今は目一杯悲しんで、泣いてさ……」

御陵「そしたら、その三人の分まで目一杯生きてこうよ」

御陵「そうした方が、あの三人も喜んでくれるよ」



桑田「……ははっ、そうだよな。さすがは超高校級の希望さんだ」

いきなりの私の言葉にも桑田君は笑ってそう言った。

桑田「うっしゃ! それならやることは一つだけだな!」

桑田「あんたの言うとおりまずは玄鐘さんを弔って、そしたら……」

桑田「未来機関の一員としてオレもやれることはする! そして世界がまた元通りになったら……」

桑田「歌でも野球でもなんでもいいからとにかくてっぺん目指す! そんで有名になりまくって、玄鐘さんとこまでオレの名前を広げてやんよ!!」

そうして決意を新たにする桑田君。
すると今度は隣の山田君も負けじと声を出した。



山田「な、ならば僕は今まで以上に同人作家として励みますぞ!」

山田「幸いにも神楽栄吉殿の作品はすべて保存しております……」

山田「なので! 神楽栄吉殿の作品で二次創作をすることなど造作もない!」

山田「よって僕は世界に神楽栄吉殿の作品を広めてやる! そして神楽栄吉殿の生きた証を僕が代わりに広めてやる!」

山田「さらにそのまま神楽栄吉殿のところまで有名になってやるさー!!」

大きなお腹を揺らし、そう宣言する山田君。



大和田「……そうだよな。ここで腑抜けてたらそれこそ有府さんに笑われちまうな」

大和田「有府さんは俺の憧れだった……」

大和田「弟子なら師の意思は受け継ぐべきだよな!」

大和田「よし! なら俺は有府さんから教わった技術で大工になってやるぜ!」

大和田「それに有府さんの生きざまも受け継いでやるさ!」

大和田「有府さんのすべてを受け継いで、俺のやれることをやる!」

そして大和田君もそうして決意を固くする。

御陵「……そっか、それならよかった」

桑田「おう! サンキューな御陵!」

山田「御陵書乃殿の言うとおり、まずは目一杯悲しんで、泣きますぞ。そしたら……」

大和田「あの三人に笑われないよう、俺らにできることをやってやるさ!」

御陵「うん、頑張りなよ」

そうして声をかける私の後ろに声伽が立つ。

声伽「いやいや……さすがは御陵さんだね。惚れ惚れするくらいかっこよかったよ」

御陵「ん……そりゃどうも」

声伽に誉められ、私は妙に気恥ずかしくなり視線を逸らすのだった。


↓2
1首括、神原、不二咲
2神代、腐川、大神、朝日奈、苗木たち
3御門、舞園、セレス



セレス「ふふ……お久しぶりですわね御門さん」

舞園「少し背伸びました?」

御門「そうかな? やっぱりほら、成長期だから」

そこではノノちゃんと舞園さやかさん、セレスティア・ルーデンベルクさん(本名じゃないよね?)が話し込んでいた。

御陵「なにしてるの?」

舞園「あ、えっと……御陵さんでしたっけ?」

セレス「他愛もない雑談ですわ。事態は深刻ですが、やはり久々に会うとなるとどうしても話したくなるものですの」

となると、ノノちゃんとこの二人は知り合いというわけか……。

御門「やす--セレスお姉ちゃんとはなんていうか、ギャンブル仲間みたいな? まあもっぱら賭けはしないんだけどね」

セレス「……御門さんのポーカーフェイスはわたくしの眼で見てもかなりのものですわ。なので、そういった演技のコツを教えていただいてますの」

舞園「私とはテレビの企画で知り合ったんですよね」

舞園さやか。某有名アイドルグループのセンターを務め超高校級のアイドルとして入学予定だった女の子。

そしてセレスティア・ルーデンベルク。そのゴスロリ服と特徴的な名前から印象が強く、超高校級のギャンブラーとして入学予定だった女の子。

どちらもかなり有名な人なのだが、まさかその二人と知り合いなんて……。

セレス「それよりも御陵さん、テレビを通して貴女の勇姿は拝見させていただしましたわ」

御陵「あ、あはは……」

セレス「なので単刀直入に申し上げたいのですが……御陵さん、わたくしのナイトになるつもりはありません?」

……? ナイト?

御陵「あ、えっと……どういう意味ですか?」

御門「あー……またセレスお姉ちゃんの悪い癖が出たよ……」

セレス「無礼ですわね。どんな夢を持とうがわたくしの勝手ですわ」

??? いまいち話が見えない。

舞園「えっとですね……セレスさん、西洋のお城にたくさんの男の人を従わせて暮らすのが夢みたいなんです」

御陵「……そうなんだ」

そりゃまた凄い夢をお持ちで……じゃなくて。

御陵「あの……セレスさん? 私男じゃないですよ?」

セレス「それくらい知ってますわ。御陵さんの姿はかねてから拝見してましたので」

……なにか凄く引っ掛かる言い方をするなこの人。

セレス「もちろん、あの学園内での一幕も何度か見させていただきましたわ。随分と大人っぽい下着をお持ちのようで」

御陵「わ、わぁぁぁっ!?」

なんてことを言い出すんだこの人は! じゃなくて、そんなことすら知られてるならもしかして……!

セレス「ああ、ご安心ください。少なくとも未来機関内の男性はそのことは知らないので」

舞園「大神さんや朝日奈さんが頑張って男の人たちが見ないようにしてくれてたんです……」

よ、よかった……とりあえずここの男の人たちには見られてないのか。
大神さんと葵ちゃんに感謝しないと……。

セレス「まあ、それはさておきですわ。どうです? わたくしのナイトになるつもりはありません?」

御陵「いや、だから私は女だから……」

セレス「ご安心ください。御陵さんならスーツやヴァンパイアの姿もお似合いかと」

その言葉を聞いて何を安心しろというのか。

御陵「いいですから……そもそも、私がそんな格好しても似合いません……」

御門「そんなことないと思うけどなぁ」

舞園「ですよね」

セレス「らしいですけど?」

と、こんなやり取りを繰り返すこと数度。ようやくセレスさんが別の人に頼んでみると言って折れる形になった。
……まだ候補いたんだ。


↓2
1首括、神原、不二咲、霧切
2神代、腐川、大神、朝日奈、セレス



霧切「首括君、歯を食い縛りなさい」

不二咲「い、行くよぉ」

首括「ごはっ……!?」

神原「く、首括さんっ!?」アタフタ

御陵「……何してるの」

そこでは首括が霧切さんと不二咲さんに腹パンされていた。

首括「……な、なに。なんでもない」

思った以上に二人の拳が強烈だったのか、よろよろとしながら首括が答える。

神原「あ、あの……首括さんがその……二人に殴ってくれって……」

…………?

御陵「首括……マゾだったの?」

首括「違う……! 神原、お前もおかしなことを言うな……!」

神原「す、すいません!?」

霧切「……私が梢さんの知り合いだと言ったら、そう頼んできたのよ」

不二咲「僕たちも首括君のしてきたことは見てたから……その……」

……なるほど。つまり首括なりのケジメというわけか。

霧切「……まあ、とりあえずはこれでいいわ。あとあなた達、梢さんのお墓参りを今度するみたいだけど……」

霧切「それ、私も着いていくから」

御陵「それは構わないけど……」

むしろ霧切さんが来るのなら佐倉さんも喜ぶだろう。

不二咲「……えへへ、これで首括君のしてきたことはちゃらだからねぇ……」

すると不意に不二咲さんが首括に抱きついた。

首括「不二咲……?」

不二咲「よかったよぉ……首括君が死ななくて……」

不二咲「本当によかったよぉ……!」

ここからでは顔が見えないが、声からしておそらく泣いているのだろう。

首括「…………」

首括は何も喋らない。
ただ黙って不二咲さんの頭を撫でてあげていた。

神原「……うー……」

と、少し離れた場所で神原さんがなにやら唸っている。
しかも顔はなにやら複雑そうだ。

霧切「……やれやれ、この二人はどちらも困ったものね」

隣で霧切さんが呆れたように息を吐く。

御陵「霧切さん……その……」

霧切「……首括君のことは許したわけじゃないわ。でも、それは結局のところ私の心の問題だからね」

霧切「とりあえず彼には未来機関で私の部下としてきっちりと働いてもらうことにしましょうか……」

御陵「はは……お手柔らかにお願いしますね」

霧切さんの下でせっせと働く首括か……。

霧切「それよりも、問題なのは神原さんの方よ」

霧切「彼女……完全にではないにせよ、江ノ島盾子によって超高校級の絶望になったんでしょう?」

御陵「あ……」

そうか……その事を忘れていた……。

霧切「未来機関は超高校級の絶望に対抗するために作られた組織……今回は上の命令であなた達を保護する形にまずはなるけど、神原さんにとっては過酷な生活になると思うわ」

霧切「……だから、御陵さんもしっかりと見てあげてね」

……それは言われなくてもわかってるし、それに首括もいる。
確かに大変なことばかり起きるかもだけど……でも、神原さんならもう敗けはしないだろう……。



□■□■□


最後に私は神代さんのところに来た。

神代「いや、本当にいいですから……!」

セレス「遠慮なさらずに。神代さんなら最高のナイトになれますわ」

……そこでは神代さんとセレスさんがそんなことを言い合っていた。
確かに神代さんならスーツやヴァンパイアみたいな仮装はお手のものだろうけど……。

神代「と、とにかくそんな格好するつもりはないですから! それに恥ずかしいし……」

セレス「むぅ……困りましたわね」

……あそこに行くとなにやら巻き込まれそうだ。ごめん神代さん……。



石丸「うむ! それでは無事に御陵さんたちも我が未来機関に属することを受け入れてくれたことだし、早く帰還するとしよう!」

葉隠「だべ。いやー、これからまた騒がしくなるなぁ」

朝日奈「でも、楽しいことばかりじゃないだろうけどね……」

大神「だがこれだけの人数なのだ。どんな苦楽も分かち合えば問題あるまい」

苗木「それじゃ……行こうか。御陵さんたちも、いい?」

苗木君が改めて確認してくる。
それに対する答えはすでに用意してあった。なので私が代表して答える。




御陵「もちろん!」

……こうして、私たちは外の世界に向けて歩き出す。
この世界には希望もあるし、絶望だってあるかもしれない。
でも、私たちは止まらない。
自分達の足で歩き、自分達の手で希望を掴むんだ……。



【???】


??「うぷぷ……うぷぷぷぷ……」

??「面白いよ……面白くなってきたクマ……」

??「そう……ヌイグルミじゃないんだよ……」

??「ボクはモノクマなんだよ……」

??「オマエラの……この学園の……」






モノクマ「学園長なのだッ!!」


extra chapter 奇跡の再会 完

【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】完結


--To Be continue

終わった……遂に、長かった物語も終わりを迎えた……

【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【安価進行】シリーズを今まで支えてくださった読者の皆様、真にありがとうございました
ぶっちゃけ初期段階ではどこかで挫折しそうだなー、と思ってたんですがなんとか完結までたどり着けました
これも安価にご協力してくださったり意見感想を教えてくれた読者の皆様のおかげです。感謝してもしきれません

さて、シリーズを通しての感想があれば是非どうぞ! 質問も受け付けます!


……おや? メニュー画面に新たなモードがありますね?
…………スクールモード……だと? どういうことだ!? 説明しろ御陵!!

ヒャッハー!スクールモードだー!
綺麗に終わって良かったよ
全員キャラはっきりしてて面白かった

モノミ「あちしも早く皆さんに会いたいでちゅ~」

長い間お疲れ様でした
御陵さんが声伽に希望を撃ち込んだときに本当の信頼関係が築けたような気がします
生き残りメンバーは御陵御門神原声伽花笠首括だと予想してたけど神代が生き残り花笠が死んだ……

第1部完結おめでとうございます。
最初に探偵が死んだ時は驚きましたね
御陵さんはレスキュー隊員で希望でもある多才な主人公になりましたね。
質問ですが江ノ島のおしおきは玄鐘、神楽、
荒巻、御陵のおしおきを受けたんでしょうか?

>>449
かなり予想の精度高いなおい
とにかく乙。初期に死んだメンバーは掘り下げ全然できなかったけど生き残ったメンバーは皆愛着湧いたよ

お疲れさまでした~
本当は支援絵あげたかったけど、描くのが遅いから間に合わなかったよ…
でも完走まで付き合えてよかった
さて、スクールモード前にもう一回最初から読んでこようかな

おつおつ
これからのことも楽しみで仕方がない

乙でした
次回作も楽しみにしてます
カムクライズルをどう物語に絡ませるのか……
スクールモードも楽しみ

>>448
ありがたきお言葉です! 他のオリジナルロンパスレに比べるとやはり見劣りがちかなと思ってましたが、そう言っていただけると幸いです!

>>449
更新速度だけが取り柄ですから(キリッ

>>450
そうですね。原作どおり今までの犯人のおしおきフルコースになってます
ただ悔しいことにどれも補習くらいの即死判定あるから江ノ島さんは最後まで耐えたのか……?

>>451
初期死亡メンバーは掘り下げる前に退場してしまう……それがダンガンロンパ!(白目)

>>452
ん? まだ終わりじゃないから支援絵はいつでも歓迎なのよな?(ゲス顔)

>>453
過度な期待すると絶望するかもよ?(錯乱)


有府カッコよかったっす
肩たたきのシーンを見て花笠と神原がくっつくかと思ってたが……


江ノ島なら楽々最後まで耐えそう
マジ化物だし

ライトに潰されペンにひっかかれ馬に踏まれ滅多斬りにされ宇宙に飛んで串刺しになって瓦礫に潰されてようやく死ぬ女、それが江ノ島

>>454
それね。カムクラ絡ませるとなるとかなり至難の技だしそれに御陵さんの他に誰を登場させるかも悩むし苗木たちも可能なら出したいし……
そもそも今回で狛枝たち77期生出しちゃったから次回そのまま77期生扱いにすると幸運枠が出せないのよな……
せっかく今回と真反対の女幸運・狛枝タイプでフィーバーしようかと企んでたのに……

>>457
神原さんは基本的にみんなの太陽ですから?

>>458
江ノ島さんマジ絶望

>>459
バターにならないくらいですしね!

おっつおっつ
ifとして少しでいいからセレスさんが2人を侍らせてる話もみたいぜ

だったら79期生、でっち上げちゃえばいいじゃない!
あと意見を出すならクライマックス推理が欲しいと思った

ここで突如現れる超高校級の悲運・狛枝凪子!

というわけで次回はみなさんのご希望に沿えましてスクールモード! 久々に佐倉さんや涼川さんに会えますよ!
他にもギャグ担当ながら次々と退場した玄鐘や神楽もいます!
……あれ? 初期死亡メンバーってほとんどギャグ担当じゃね?(錯覚)

なのでしつこいようながら意見募りたいの
採集・掃除フェイズと総日数(ゲームは50日)について何かアイデアが欲しいの
特に採集・掃除フェイズが難問でね……お願い天の声!!


ヴァンパイア姿の神代と御陵を侍らすセレスさん、いいと思うよ

ヴァンパイア姿の御陵さんと神代さんを侍らせたセレスと巫女服の神原さんとちーたんを侍らせた首括の謎の対決
システム的にはあまり凝った物にしなくてもいいとは思うけどバランスって難しいよね

>>462
食べられるかもよ?(意味深)

>>463
つまり御陵たちの後輩か……それならありか?
クライマックス推理はね。はっきり言うと最初やろうとしたのよ?
ただスマホからだといろいろとめんどくさくてついね……(暴露)

>>464
女装した狛枝さんはお帰りください

みなさん意見ありがとうございます。他にも何かあればどんどんお願いします
当然作者も考えますが、やはりみなさんの意見も欲しいのでね……

あと要望があったのでクライマックス推理は2に搭載します。やったね!

あとは何か今だから話せることとかあるかな……物語考える上での裏話?

じゃあ裏でダイス降ってたらしき他の皆の大体の関係とかを
前に神原さんが首括を助けることになったみたいに言ってたやつ

>>475
ダイス? そんなこと言ってましたっけ自分(記憶喪失)
神原さんが首括助けたってのはコロシアイ学園生活の中でということですよね?


【裏話 その1】
実は僕、事件はほとんど即興で考えてたんだ……

マジかよwwwwwwwwそれでもちゃんと形になってたからすごい

ああ、判定したって言ってた気がしたけど気のせいか
変なこと聞いちゃってごめん
更新も早かったのに即興であれだけ出来るとか凄いな

>>477
それならよかった……絶対どっかで「こんなん簡単すぎふざけんな!」って言われると思ってビクビクしてたもん

【裏話 その2】
実は僕、コトダマもほとんど即興で考えてたんだ……

佐倉さんが焼却炉にぶち込まれてたのは即興の感じがしたが

>>478
判定は事件の加害者なのよー

>>480
あれはキャラ決めのときに言ったとおり前からやりたかったことなのです
おかげでめんどくさいことになりましたが


【裏話 その3】
実は僕、裁判もほとんど即興で考えてたんだ……

【裏話 その4】
結論。次はもっと頑張ります(戒め)

いや出来るんだったら即興の方が致命的なコトダマが無いとか起こりづらくて展開に詰まることも無いから良い気もするけど
ネタ切れ起こしたときに辛いし考えるの大変だったでしょう

>>486
やはり私に事件パートは向いてないようです(白目)


↓2でコンマ判定
70以下で未来機関にすでに御陵ファンクラブ設立済み

どこまで上り詰めるんだ御陵書乃……!!



【未来機関】

ここは未来機関。その支部の一つ。
私たちは苗木君に連れられてここにやって来て、今は未来機関の一員として働いている。

そんなある日のこと。事件は起きた。

セレス「ふふふ……ふふふ……」

西洋のお城を彷彿とさせる部屋の中でセレスさんが怪しく笑う。

セレス「ついに……ついにやりましたわ……!」

御陵「…………」

神代「…………」

その傍らに立つ私と神代さん。その姿はヴァンパイアの姿。

…………そう。今私は神代さんと共にヴァンパイアの姿をしてセレスさんの傍らに佇んでいるのだ。
はっきり言うと、凄くシュールである。

御陵「……あの、セレスさん……」

セレス「セレス様と呼びなさい!」

御陵「…………セレス様、一ついいでしょうか」

セレス「いいですわよ? なんでしょうか」

御陵「……私たちは何故、こんな姿なのでしょうか?」

神代「…………」

黙ったままの神代さんに代わり私が尋ねる。

セレス「そんなもの、決まってますわ。わたくしの夢の偉大さをあの生意気な男に知らしめるためです……!」

そうして優雅に--でも怒りのオーラを纏わせて笑顔を浮かべるセレスさん。

……そういえば最近セレスさんと首括がなにやら言い争いをしていたらしいけど、それが原因なのか?

セレス「……神代さん、ロイヤルミルクティーを」

神代「……どうぞ」

余計な地雷を踏まないよう最低限のことだけ口にしてカップを渡す神代さん。

セレス「……まずまずですわね」

神代「精進します……」

御陵「…………」

……ここに首括がいないのなら知らしめるも何もあったものではないのだろうか……?
なんて思っていると唐突に部屋の扉が開いた。

首括「おい、安弘多恵子」

セレス「その名前で呼ぶんじゃねぇよ!!」

初っぱなからセレスさんの持つ地雷を起爆させるのは現在霧切さん専属の部下として奔走してる首括だった。

首括「ああ、すまんすまんセレス」

セレス「っ……それで、何かご用ですの?」

首括「いや、お前が何か部屋でやってると聞いたからな。それがなんなのか少し興味があったのだが……」

そうして部屋を一瞥して首括は小さく鼻で笑い、


首括「…………期待はずれのようだった」


と言ってみせた。

セレス「な、なにが期待はずれなんですの? というかそちらは今日はあのドジっ子巫女はいないみたいですが」

対するセレスさんも首括の持つ地雷を把握しているらしく、そうして挑発してみせた。

首括「ふん……お前が神原をことあるごとに侮辱している話は知ってるぞ」

セレス「いえ、侮辱というほど侮辱はしてませんが……」

首括「だから僕もお前に一つ見せてやりたいものがあってな」

セレス「話聞けよ!!」

セレスさんの言葉を華麗に無視して言う首括の後ろから二人の人影が現れた。

不二咲「えへへ! 巫女さんだよぉ!」

それは巫女服に身を包んだ不二咲さんと、

神原「どうですかセレスさん! 巫女の本領を見せて--はわっ!?」

意気揚々と出てきたもののでっぱりに引っ掛かって転ぶ神原さんだった。

セレス「…………」

首括「…………」

御陵「…………」

神代「…………」

不二咲「か、神原さん大丈夫ぅ!?」

そのあまりの光景に言葉を失う私たち。
だけどその中で唯一首括が先に我に返り、セレスさんにこう言った。


首括「……どうだ? 凄いだろう?」

セレス「えぇ……まあ、いろいろと……」

あのセレスさんが動揺してる……!? 神原さんさすが!

セレス「……ですが、わたくしのこれもそちらに負けず劣らず素晴らしいものだと思いますけどね」

首括「セレス。お前の夢を否定する気はないがそれはナイトと称して他人を下僕にしてるだけじゃないのか?」

と、ここで始まろうとする二人の謎の対決。
……ここに来てから首括って本当に変わったなぁ……。
そしてお互い睨みあうこと数秒……それは突然やって来た。




霧切「いい加減にしなさいっ!」

首括「ぐっ……!? ……き、霧切……!?」

後ろから書類で頭を叩かれる首括。
その後ろには今では首括の上司として活躍している霧切さんが。

霧切「首括君……頼んでいた仕事をやらずに何をしてるのかしら……?」

首括「……待て霧切。お前から形容しがたいオーラが出てるぞ少しだな--」

霧切「な に を し て る の か し ら ?」

首括「この勝負はお預けだセレス」バタン

神原「ま、待ってくださいよぉ!」バタン

不二咲「あわわ! 待ってよぅ!」バタン

…………首括、神原さん、不二咲さんが退室する。

セレス「……出来の悪い部下を持って大変ですわね」

霧切「そう思うのなら変に挑発するのはやめてくれるかしらね……」

はぁ、と悩ましげに息を吐く霧切さん。

霧切「それと御陵さん。あなたもそんな格好に軽々しくならないでくれる?」

御陵「……ごめん。でも、なんで?」




霧切「御門さんが廊下であなたの写真をファンクラブのみんなに売ってて、少し機関の規律が乱れがちなのよ」

--その私の写真(ヴァンパイア姿)が一枚500円で売られてて、それを桑田君や山田君が買ってたのはまた別の話。


終われ。

>>462 >>466
上二つで出たネタをこれまた即興で考えてみましたが、夜やるもんじゃないですね。何がしたいのかよくわからん!
とりあえず平和な日常に首括は毒されてるようです



とりあえず写真は5枚もらおうか

スクールモードについてはなるたけ早くやりますのでよろしくお願いしますね

>>508
貰いすぎです!ww

神代さんのはありませんか
一万円だします!

>>511
御門「仕方ないなぁ……毎度あり!」


スクールモードは次スレでやるべきですよね
ここどないしよ……

おはようございます

やはり次スレでやるべきですよね
というわけで他に意見なければお昼か夕方頃にここはHTML化依頼してきますので何かあればどうぞ

おはようございます

やはり次スレでやるべきですよね
というわけで他に意見なければお昼か夕方頃にここはHTML化依頼してきますので何かあればどうぞ

おはようございます

やはり次スレでやるべきですよね
というわけで他に意見なければお昼か夕方頃にここはHTML化依頼してきますので何かあればどうぞ

また連投なってるごめん

スクールモード編立てるだけ立てました

【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【スクールモード】
【ダンガンロンパ】安価でキャラ作る【スクールモード】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1389238864/)

更新はまだですので

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