【デレマス】 P「アイドル戦隊!」 (31)

『説明しよう。アイドル戦隊とは』

『アイドル界の平和のため、日夜悪と闘い続ける』

『選ばれし5人の戦士(アイドル)達なのだ!』

デデーン


仁奈「始まりやがったですよ!」

奈緒「待ってました!」

晴「今週は何が起こるか楽しみだぜ!」

きらり「ほら杏ちゃん!はやく起きないと見逃しちゃうゆ!」

杏「いや杏は別に見なくていいんだけど」

あい「へえ、楽しそうだし私も見てみようかな」

ありす「みんな子どもですね・・・まあ私は別に見たくないですけど仕方ないから付き合ってあげます」

美玲「しっ!歌が終わったから、隊員の紹介が始まるぞ!」

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テレーン

『空手の力で世界を救う、戦隊きっての肉体派!みんなの気合いが私の勇気、炎の有香が今日も行く!』

有香『セイッ!』


晴「よっしゃ!かっこいいぜ!」

『小さくたって元気は100倍、正義の心じゃ負けないぞ!チームを引っ張るみんなのリーダー、光(ひかり)の光(ひかる)の登場だ!』

光『みんな行くぞっ!』


奈緒「うーん、しびれるなあ。この昔っぽい感じが良いんだ」

『卑怯な手だって倒せば同じ、手段を選んじゃいられない!ちょい悪ヒーローここに見参、闇の麗奈に敵は無い!』

麗奈『アーハッハッハ!』


ありす「ふふ、やっぱり今の時代は頭脳戦です」

美玲「ありす見ないんじゃなかったのか?」

ありす「う、うるさいです!」

『見た目に効果がなくたって、私の力は本物だ!エセ呼ばわりは許さない、氷のユッコに全部お任せ!』

裕子『むむむ・・・きてますきてます』


仁奈「すげーですよ!」

杏「明らかにエセっぽいけどね」

きらり「杏ちゃんそういうのはよくないにぃ」ガシィ

杏「スゲーヤコレゼッタイホンモノダマチガイナイヨ」プラーン

『4フレームに1回押せる、私の指は神の指!ゲームの世界で悪を討つ、雷の紗南ここにあり!』

紗南「っしゃハイスコアぁ!」


あい「この子はいる意味があるのか?」

仁奈「あるに決まってやがりますよ!」

晴「何も分かってないくせに!」

美玲「変なこと言うとひっかくぞ!」

あい「す、すまない」(あるのか・・・)

『みんなのヒーローアイドル戦隊、5人仲良く大活躍!小さな体で巨悪に挑む、大活劇を見逃すな!』

テレッテー


奈緒「CMか・・・毎度この時間はじれったいよなぁ」

美玲「ウチ知ってる!今週は新キャラが出るんだぞ!」

晴「マジかよ!それもっと早く知ってれば友達に自慢したのに」

仁奈「ねえ!きらりおねーさんはどんな人が出ると思いやがりますか!」

きらり「そうだにぃ・・・きっとかわいい子が出てくると思うにぃ」

杏「きらりそればっかだよね」

きらり「にょわ!?」

美玲「そうそう、何聞いてもかわいいばっかでウチ飽きちゃったよ」

きらり「にょわぁ・・・ご、ごめんゆ」

ありす「それと話し方も標準語にした方が良いと思います」

きらり「ありすちゃんまで・・・ひどいにぃ」

晴「あーありすひどいんだぁ」

奈緒「ちょっと言い過ぎだぞ?」

ありす「な、なんで私ばっかり・・・!二人も言ってたのに!」

杏「そうやって言い訳するのがありすだよね」

美玲「悪いことしたら謝れって教わらなかったのか?」

ありす「じ、自分のこと棚に上げて・・・もう知りません!」

あい「まあまあ。それよりほら、もうCM終わるよ」

仁奈「きらりおねーさん大丈夫でごぜーますか?」

きらり「仁奈ちゃんはかわいいにぃ・・・」ジーン

由夢『絵を描いてたら遅くなっちゃった。早く帰らなきゃ』タタッ

???『キキィ・・・』

由夢『だ、誰!?』

ザコ『お嬢ちゃん一緒に来てもらおうか』

由夢『嫌っ・・・だ、誰かぁ!』

ザコ『貴様は鹿児島にある我らが秘密基地に連れていかれ改造人間となるのだ』

由夢(鹿児島・・・このスケッチブックに書いておけば)カキカキ

ザコ『はやく来い!』

由夢『助けてぇ・・・!』(お願いだれか気付いて・・・)パサ


杏「この子毎回攫われるよね。もう誰か一人付けときゃいいのに」

きらり「でもあんまり過保護なのは良くないからにぃ」

美玲「ヒトの事言えないだろきらりんは」

ありす「そんなことないと思います。大人として子どもを守るのは当然ですから」

晴「・・・」(自分は大人みたいなこと言ってるけど言うと怒るからやめとこ)

仁奈「すぐに助けが来るから安心ですよ!仁奈は知ってやがります!」

~一方そのころ~

亜里沙『よーしみんな出動よ!』

光『ラジャー!亜里沙お姉さん運転は頼んだぞ!』


仁奈「仁奈のいったとおりでごぜーます!」フンス

きらり「すごいにぃ!」

裕子『・・・いや亜里沙おねーさん敵襲じゃないんだから。「出発」でしょ?』

有香『今回はバカンスですよね?』

亜里沙『あ、あら。ついいつもの癖で』

麗奈『まあ運転くらい麗奈様がやってもいいけどね』

光『何言ってるんだ麗奈!私達は未成年だからそんなことしちゃダメだ!』

麗奈『分かってるわようっさいわね~』

亜里沙『麗奈ちゃんそんなこと言ったらメッよ』

麗奈『は~い』

沙南『よーしエンジョイするぞ!』

光『みんなで旅行なんて初めてだから楽しみだなあ!』

亜里沙『それじゃあ軽井沢に向けて出発よ!』


奈緒「は?」

ありす「旅行・・・?」

晴「な、なんかいつもと違うぞ」

あい「軽井沢ということは全く違う方向に進んでいるな」

有香『ヒーローの休日ですね!』

沙南『パーッと遊びまくろう!悪の組織も2日くらい休んでくれるっしょ』

麗奈『子どもねえ。こんなんではしゃいじゃってさ』

裕子『そんなこと言って・・・私のテレパスによると一番はしゃいでるのは麗奈ちゃんって出てますよ!』

麗奈『バッ・・・あんたのはインチキでしょーが!』

沙南『そんなことよりババぬきしようよ。目的地まで遠いしさ』

有香『やります!絶対負けませんから!』

麗奈『いやー有香は顔に出まくるからビリ確定でしょ』

有香『ふふ、修業したから今度は大丈夫です』

光『よーし私だって負けないぞ!』

亜里沙『みんな遊ぶのはいいけど車酔いしない程度にね?』

全員『『『『『はーい』』』』』

ブロロロー

美玲「この非常時に何やってんだこいつら・・・」

晴「こんなんじゃ攫われた子はどうすんだよ!」

仁奈「やべーですよ!」

きらり「み、みんな落ち着くにぃ!きっと大丈夫だゆ!」

ありす「そ、そうだ!これは敵を油断させる作戦に決まってます」

杏「でも全員出払ってんじゃん。助けに来れても2日後でしょ」

ありす「え、えっとそれは・・・」

晴「杏ねーちゃんは黙ってろよ!」

美玲「そうだそうだ!」

あい「まあとにかく見てみようじゃないか」(感受性豊かな子達だな)

~警察署~

警察『警部!道端にこんなものが落ちていました!』

警部『なに道端・・・?こ、これは!今すぐアイドル戦隊に連絡だ!』

警察『りょ、了解しました!』ダッ


あい「いや早くないか見つけるの」

杏「こいつらグルでしょ」

仁奈「そ、そんなはずねーですよ・・・」

美玲「あ、子どもの夢を壊すなよな!」

ありす「そんなの大人げないです!」

晴「仁奈をいじめると俺が黙ってないからな!」

杏「わかったわかった杏の負けだ」

きらり「仁奈ちゃん警部さんは良い人だから安心すぅ!」

プルルル・・・プルルル・・・

警察『くそ・・・まだか・・・』

ガチャ

警察『!あ、アイドル戦t』タダイマ、ルスニシテオリマス『は?』

ピートイウハッシンオンノアトニ

警察『嘘・・・だろ・・・?』


奈緒「こんなのおかしいだろ!転送しとくとかなんかあるだろ!」

晴「な、奈緒ねーちゃんが怒った・・・」

ありす「無理もないです。これじゃあの子が改造人間になっちゃいますよ」

あい(警察が捜査すらせず戦隊頼みという方がおかしかろう)

警察『け、警部!』

警部『!戻ったか。それでアイドル戦隊は』

警察『ダメです。留守電にメッセージは残しましたが・・・』

警部『くっこれでは打つ手がないぞ・・・鹿児島県警に連絡だ!』


杏「連絡しかできねーなこいつら」

美玲「そんなことないもん!」

晴「警部はいいやつなんだぞ!悪く言うなよ!」

奈緒「いい奴だけど事件は解決できないからなぁ。戦隊の行き先すら分かってないしこれホントにマズいぞ」

仁奈「そんなのってねーですよ・・・」

きらり「きらりがいたら助けてあげるのに悔しくってたまらなぅぃ・・・」

あい「まあまあ」(ん?もしかしてアイドル戦隊の出番はもうないのか?)

プルルル・・・プルルル・・・

警察『変だなあ、なかなか出ないぞ』


~鹿児島県警~

プルルル プルルル

ズル・・・ズル・・・

鹿児島県警『く、くそ、まさか警察署が襲撃を』

鹿児島県警(つ、伝えなくては・・・)ズル・・・

プルル・・ガチャ

『鹿児島県警か!?聞いてくれ大変なことになった!』

鹿児島県警『み、味方か?よ、良かった。み、みんなに伝え・・・うっ!』

『ど、どうした何があった!?』

鹿児島県警『て、敵襲・・・み、みんなやられた』

『何だって!?いったい誰がそんなことを』

鹿児島県警『くっ、や、奴らはだ、ダークヒ、ロー』ガクッ

『もしもし!もしもし!』

ガチャ ツーツー


美玲「ダークヒーロー・・・?」

晴「ヒーローのくせに警察襲撃したのかよ!」

仁奈「とんでもねーですよ!」

奈緒「んー何か目的がある感じなのかな。襲撃したってことは少なくとも警察は敵とみなしてるっぽいな」

あい「しかしこれで鹿児島県警は役に立たんわけだな」

警察『け、警部大変です!鹿児島県警は敵襲で全滅です!』

警部『なに敵襲・・・?くそ、いますぐ鹿児島に攻め込むぞ!』

警察『だ、ダメです!今は事件の捜査で最低限の人員しか・・・』

警部『く、仕方ない自衛隊に連絡だ!』


仁奈「警部さんがんばれでごぜーます!」

ありす「警部さんがこんなに出てくるのって珍しいです」

杏「惜しいとこで連絡しかしてないけどな」

美玲「連絡するのだって立派な仕事なの!」

晴「でもさ、自衛隊で悪の組織に勝てるのかな」

きらり「き、きっと勝てるゆ!」

あい(まあ、勝てないんだろうな)

プルル・・ガチャ

警察『もしもし自衛隊か!?至急頼みたいことが』

『・・・』

警察『も、もしもし?こちら警察だが』

『フフフ・・・自衛隊でなくて残念でしたね』

警察『な、なに・・・お前は一体何者だ!』

『我々は』

ピッ

『さあキャッツ2死満塁のチャンス生かせるか』


奈緒「ちょ」

ありす「あ、あれ?」

友紀「っしゃ間に合った~」

美玲「何やってんだバカユッキ!チャンネル返せ!」

友紀「やなこった」

晴「くそっこのっ」ピョンピョン

友紀「わはは。取れるものなら取っ」ガシィ
 
きらり「はやめに返しておいた方がいいゆ?」ミシリ

友紀「カ、カエシマース」

美玲「あとでプロデューサーに言いつけるからな!」バッ

スルッ「あっ!」ガチャ

晴「あー電池が!戻せ戻せ!」

美玲「わっわっ」モタモタ

あい「だ、大丈夫か?」

奈緒「早く!一番大事なとこなんだから!」

美玲「直った!」ポチポチ

美玲「あれ?あれ?もう、なんで変わんないんだよ!」ジワ

晴「美玲ねーちゃんそれ多分逆!プラマイ逆だから!」

あい(ああ・・・もどかしいが変に加わると更に混乱しそうな)

美玲「えっと、えっと」カチャカチャ

きらり「み、美玲ちゃん焦らなくて大丈夫だゆ!」

ありす「お、落ち着いて!急いでください!」

友紀(よし、今のうちに逃げるか)ソーッ

仁奈「がんばれがんばれですよ!」

美玲「うぅ~よし戻った!」ピッ


ミフネ『こ、こんなの反則ですよぉ・・・』グス

ザコ『き、基地が爆発する!くそぉミフネ様だけでも逃がすんだ!』

ザコ2『早くこの1人用の脱出ポッドに!』

ミフネ『だからいっぱい用意しようって言ったんですよもぅ』

ザコ2『いいからはやく!』ガチャ

ミフネ『え、えっと発射ボタンは・・・』オロオロ


仁奈「わかんなくなっちまったですよ・・・」

杏「相変わらずエロいかっこしてんなこの幹部は」

あい「確かに。教育によくないな」

奈緒「そんな目で見る番組じゃないぞ」ムッ

ありす「そういうのきたない大人って言うんです」

ガチャ

ミフネ『あ、あの脱出のとき押すやつって・・・』タタッ

ザコ『え、ちょ何出てきてんすか早く発射して!右の赤い目立つやつ!前教えたでしょ!?』

ザコ2『ほらこれですこれ!』ユビサシ

ミフネ『あ、そっかこれだ!』ガチャ ポチ

シュゴォォォォ

ザコ2『・・・い、行ったか。よし俺たちも』
 
ザコ『だ、ダメだもう持たな』カッ

チュドォォォォン

『悪の幹部ミフネを退けた謎の集団”ダーク・ヒーロー”・・・彼らはいったい何者なのか?
 敵か味方か!次回、バカンス帰りのアイドル戦隊とダーク・ヒーロー達が激突する!?乞う、ご期待!!』


ありす「終わっちゃった」

奈緒「・・・まあ、敵は一応ダーク・ヒーロー?ってのが倒した感じかな」

晴「こんな結末だけ見ても面白くねーよ・・・」

きらり「ごめんにぃ。犯人にはあとで分からせておくから許してほしぅぃ」

ありす「もう逃げちゃいましたよ。忘れないように私メモしておきます」

杏「まあ後でネットとかでも配信されるしそれ見ればいいじゃん」

晴「そんなんじゃ見る前に友達にネタバレされちゃうだろ!」

美玲「うぅ~これウチのせいか?」グス

あい「気にすることないさ。ほら涙を拭いて」スッ

美玲「うん・・・」ゴシ

杏「まあとにかく終わったなら杏はもう寝るから」ゴロ

きらり「杏ちゃん!こんなとこで寝たら風邪ひくゆ!」

晴「しょーがねーな杏ねーちゃんは」

ありす「私みたくもっと大人になってください」

あい「奥の仮眠室にでも運んでやるか」ダッコ

杏「くるしゅうない」

きらり「あー!だめだめそれはきらりの役目だゆ!」バッ「ぐえ」

あい「あ、すまない」

美玲「泣いたら疲れちゃったしウチも一緒に寝よっと」

仁奈「仁奈もねむてーです」

晴「ふ~ん、じゃついでに俺も行こっと」

美玲「なんだよ、晴も眠いのか?」

晴「美玲ねーちゃんがまた隠れて泣いてるかもしれないしな。慰めてやるよ」

美玲「なんだとー!」

ありす「もーケンカはダメですよ。監視役に私もついてきますからね」

仁奈「やった!みんな一緒でごぜーますよ!」

あい「君は行かないのか?」

奈緒「や私はさすがにさ。それに変に中断されちゃったから別のアニメ見直そうかなーなんて」

あい「まだ見るのか・・・?」

奈緒「い、一本だけだから。あいさんは付き合うことないからさ」

あい「そうか。それじゃ自分の意志で見るとしよう」

奈緒「そ、そっか。・・・あの、後でなんか付き合わなきゃいけない?」

あい「なに、ジムでほんの1時間汗を流すだけさ。座ってばかりでは不健康だからね」

奈緒「うえ・・・」

あい「何か文句でも?」

奈緒「ら、ラジャー」(あいさん実は結構怖いからなぁ・・・)

あい「よろしい」

~2時間後~

奈緒「疲れた~・・・」

あい「若いのに情けないな。まあ迎えは呼んだから、帰って改めてシャワーでも浴びるといい。スッキリするよ」

奈緒「そうする・・・ん、迎えって?」

あい「Pという便利な足だよ。ジムに行くのもアイドルのトレーニングの一環だからね」

奈緒「うわひどいなぁ。でもありがたいからお願いしよっと」

あい「お、噂をすればあそこ、来たみたいだよ」

奈緒「ホントだ。あいさんはどうするの?」

あい「私は近いから歩いていくさ。夜更かししてアニメを見てちゃダメだよ?」

奈緒「う・・・善処します」

あい「全く・・・それじゃ、また」

奈緒「うん。えっと、今日はいろいろありがとうございました」

あい「こちらこそ。貴重な経験だったよ」(礼儀正しい良い子じゃないか)

~30分後~

ガチャ バタン カチャ

あい「ふう、着いたか。風呂でも沸かそう」

ピッピッ

あい「よし」

あい「・・・」

あい(・・・ネットに配信されると言っていたな)

タプタプ

あい(・・・明後日には配信されるな。ん、登録が必要なのか)

あい「月500円か・・・」

タプタプ


あい「登録完了、と」




end

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 03:03:03   ID: S:CPdL4R

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