裕子「超能力者だらけの組合?」 (31)

裕子「他のアイドル達も超能力が使えるんですかっ!!」
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の続編

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あい「ではこれより組合の会議を開始する」

進行役 あい「進行役はいつも通り私東郷あいがさせてもらう」

あい「あと今日から組合に加入する事になった裕子君だ。」

裕子「どうも、サイキックな集まりと聞いて参上しましたっ!楽しみですっ!」

あい「フフッ、ではまず各部門担当者は今週の報告を頼む。」

裕子「各部門?」

あい「ああ、我が組合は部門制になっているんだよ」

裕子「なるほど」

あい「では改めて各部門の報告を頼む。」

情報局 まゆ「はい、今週のPさんは特に女性の影はありませんねぇ」

あい「先週いた女性の件はどうだった?」

まゆ「調べた結果テレビ局のスタッフでした。」

まゆ「やはりPさんに色目を使っていましたねぇ」ギリ

あい「その後は?」

まゆ「防衛局と共同で始末しましたよぉ」

防衛局 亜季「新人の早苗殿と協力して二度と近づかなくさせたであります。」

まゆ「その後不思議な事に行方不明になったらしいですよぉ」

亜季「不思議でありますなぁ」

あい「不思議だな。次は衛生局」

衛生局 清良「今週のPさんは少し塩分を摂取しすぎね」

清良「脂質も摂取し過ぎの傾向にあるわね。少し運動が必要かと」

あい「わかった。では幼年局の亜利沙君、そちらの人員でスポーツを行う方向で…」

友紀「ちょっとまったぁぁ!!」

あい「どうした?友紀君?」

娯楽局 友紀「プロデューサーとスポーツやるなら娯楽局で!」

あい「君の局は確かに運動するがその後飲みに行くだろう?」

友紀「うっ…」

あい「楓君やらレナ君やら飲ませすぎだ。今回は幼年局に担当させた方が良いと思うが」

友紀「しっ…仕方ないか」

幼年局長 亜利沙「ではとりあえず晴君とサッカーをさせますね♪」

あい「ああ、よろしく頼む」

あい「次は審査部」

審査部 凛「最近プロデューサーの偽物の衣服が市場に出回ってる問題だけど」

凛「憲兵部と調べた結果、内部犯だったよ」

あい「本当かいっ!?いったい誰が?」

憲兵部 真奈美「技術局の晶葉君と志希君だ。」

真奈美「Pから抽出したニオイをスプレー化に成功したらしい」

真奈美「それを新品のシャツや下着に吹きかけ市場に流していたんだ。」

真奈美「市場に流した理由は本物を格安で手に入れる為だったとの事だ。」

あい「彼女達も仕方がないな」フゥ

凛「…でも」

あい「何だい?凛君?」

凛「審査部が調べた結果このスプレーを付着させたら通常の20倍以上のニオイがしたよ」

凛「これは大発明だよっ!晶葉と志希は許すべき!」

あい「……………そんなに凄いのかい?」

凛「あいさんも嗅いでみてよ、ほら下着」サッ

あい「どれ………スーハー………スーハー…」

あい「これは無罪だなっ!真奈美さん、嗅いでみたまえっ!」

真奈美「スーハー…これは無罪だっ!」

あい「晶葉君と志希君は無罪、スプレーは量産させる。皆これでいいかい?」

アイドル達「異議なし!!」

真奈美「一件落着だな、なお本件の証拠下着とスプレーは憲兵部が責任を持って預かる」

アイドル達「ブーブー」

真奈美「これは憲兵部の仕事の一環だ。私用等断じてしないっ!」スーハースーハースーハースーハークンクンクンクンクンクンクンクン

あい「しかしてっきりちひろさんが犯人だと思い皆で半殺しにする予定だったのにな」

まゆ「またPさんから金品を巻き上げる計画を立ててるらしいですよぉ」

あい「作戦実行しようか」

アイドル達「異議なしっ!」

友紀「そういえばPさんが来月の事務所オーディション勝てるか悩んでだよっ」

まゆ「その件は指導局の志乃さん、礼子さんが飲み仲間のお偉いさんに話して勝つことが決まってますよぉ」

あい「うむ。今エントリーしている仕事は全て勝つことが決まっているから問題ない」

亜季「P殿の負担が減るでありますなぁ」

あい「うむ。では最後に管理局、明日の予定を」

管理局 留美「明日のPさんの予定は早朝撮影で○○駅6時37分の電車に乗るわ」

留美「昼食は○×食堂で13時20分が有力ね。明日ばったり会うのは響子ちゃんの担当」

留美「夜は抽選の結果鷹富士さんと飲みに行くわ、帰宅は23時50分の予想ね」

清良「あとPさんの水分摂取のタイミングを調べた結果、明日トイレに行く回数は9回」

清良「事務所のトイレに行くのは11時30分、15時20分、19時30分の3回が有力」

あい「報告は以上だな、どうだった裕子君?初めて会議に参加して?」

裕子「」

裕子「」

裕子「」

裕子「」

裕子「えっ?」

裕子「『どうしよ全て聞かなかった事にしたい』」

裕子「『いやひょっとして皆凄いサイキッカーなのかも』」

裕子「『いや、だとしても超能力の使い道がおかしいような…』」

あい「どうしたんだい?」

裕子「いっ、いえ!皆さん凄い超能力だと思って!!!」

あい「ふっ、大した事はないよ……そういえば新組合員の君にはコレをあげよう」ドザッ

裕子「これは?」

あい「P君の基本情報、実家の住所、ご両親の情報、親戚情報やお義母様の旧姓等」

あい「昔飼っていた犬の名前等あくまで基本的な情報がのっている本だ」

裕子「…………」

あい「そう言えば君が所属する部門を決めてなかったね。」

裕子「……部門?」

あい「各部門を紹介していなかったね。皆紹介してくるかい?」

まゆ「情報局はPさんの周辺情報収集が基本ですよぉ。事務員処理課もこの局ですねぇ」

亜季「防衛局であります。P殿に近づく不埒な輩を潰すのが主な仕事であります。」ビシッ

亜利沙「ありさ先生とうさこちゃんは小学生組をコントロールするお仕事です♪」

清良「衛生局ね。Pさんの体調管理からトイレの回数までをチェックが基本業務よ」

友紀「娯楽局はキャッツの応援したり飲んだりしてPさんのストレス解消が目的だよっ♪」

凛「審査部は市場に出回るPさんの商品が偽物じゃないか調べたり、あと配給が仕事」

真奈美「憲兵部は皆がPに行き過ぎた行為や不正がないか調べるのが業務だな」

留美「管理局よ。皆の情報を集約して報告するのが仕事ね。」

あい「どうだい?君には私が以前いた事務員処理課を…」

裕子「幼年局が良いですっ!!!」

あい「幼年局?あそこは別に亜利沙君と小学生組だけだが」

裕子「いっ、いえ!幼年局がいいんです!!!」

亜利沙「じゃこれからよろしくね♪」

裕子「『幼年局が一番まともだよ……ね?』」

あい「では早速組合の仕事を裕子君にして貰おうか」

裕子「仕事?」

あい「ああ、各部門共同の仕事だ。」

あい「明日夜技術局の美世君が事務所周辺を120キロで走るからそれに同乗してくれ」

裕子「はあ?」

あい「あと偶然緑色の物体がぶつかるかもしれないが気にしないでくれ」

あい「終わったら色々付着してると思うから気にせず洗車も手伝ってくれ」

裕子「」

裕子「」

裕子「」

あい「では凛君」

凛「これが今週の配給品。プロデューサーの残り湯、濃縮3倍、各部人数分持って帰って」

まゆ「これでご飯を炊くとおいしいんですよねぇ」

亜季「故郷の味でありますなぁ」

友紀「帰ってビールに入れよっと♪」

裕子「」

裕子「」

裕子「」

あい「では本日はここまで」

話のおまけ↓

事務所

あい「P君、ちひろさんが交通事故にあったらしいね、死んだのかい?」

P「交通事故ってもう驚きましたね。」

凛「どんな事故だったの?死んだ?」

P「いや、何か夜後ろからいきなり轢かれて逃げられたらしいんだ」

まゆ「まゆ怖いですぅ、でっ死んだんですか?」

P「いや~ひき逃げとか怖いなぁ」

亜季「怖い時代でありますなぁ……死んだでありますか?」

P「いやそれが」

響子「死んだ?死んだ?死んだ?死んだ?死んだ?」

P「右腕を捻挫したらしいんだっ」

アイドル達「チッ」

P「でもこないだからお腹の調子が悪いらしいですよ。」

P「そっちの方がしんどいって」

藍子「そうなんですか…」

P「でも一応軽く検査入院するらしいですね。あっ時間だ。じゃ営業行ってきますね」ガチャ バタン」

あい「……響子君」

響子「私ちひろさんにお見舞いのお菓子作るから帰りますね。」

凛「手伝うよ」

藍子「私も」ガチャバタン

あい「pipipi…もしもし友紀君かい?バットを10本程用意出来ないかい?」

本当に完

読んでくれた人がいたらありがとう

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