黒髪「手、繋いでいいかな?」金髪「好きにすれば」(4)

黒髪「えへへ、じゃあ繋いじゃうね」ギュッ

金髪「………」フイッ

黒髪「おぉ?おやおや金髪ちゃんw」

金髪「何?」

黒髪「もしかして照れてるの?」

金髪「はぁ?違うし」

黒髪「んふふ、可愛いな~」ニヤニヤ

金髪「うざっ…ニヤニヤして気持ち悪いし」

黒髪「そらニヤニヤもしますよ。金髪ちゃんのおててスベスベのモチモチだねぇぐへへ…」ジュルリ

金髪「キモッ、おっさんかあんたは」

黒髪「おっさんじゃないも~ん」

金髪「はぁ…静かにしてればあんたは…」

黒髪「え?なぁに?」

金髪「…なんでもないし。うるさいから黙ってて」

黒髪「えぇ~っ」

百合っぽいのを書いてみたいと思います。
百合注意でそ。

黒髪「わたし金髪ちゃんとこんなに仲良くなれて嬉しいんだ。不思議だねぇ」

金髪「まぁ…あたしもあんたとこうして仲良くしてるの不思議だわ」

黒髪「はっ!?も、もしかしてわたしたちは運命の二人なのかなぁ?」

金髪「絶対違うし」

黒髪「ちょっとそんなはっきり言わなくてもええやんお嬢さん…」

金髪「こうでも言わないとあんた調子に乗るからね。しつこいし」

黒髪「そう!何事もしつこく粘るのが大事なんですよ金髪ちゃん」

金髪「はぁ…初めて会った時とかもめっちゃしつこかったよねあんた…」

黒髪「うん!だって金髪ちゃんと絶対お友達になりたかったからね」

金髪「あたしは何だこいつって常に思ってたけどね」

黒髪「昨日のことのようだよ。金髪ちゃんとの出会い…そう、あれは一年くらい前でぇ~…」ホワホワ

金髪「なんか始まった…」

一年くらい前……。


黒髪「ねぇねぇ!」

金髪「…は?」

黒髪「わたし黒髪。あなたは確か…金髪さんだよね?」

金髪「そうだけど…」

黒髪「お席隣だね。これからよろしくね!」

金髪「………」

黒髪「仲良くしてくれると嬉しいな~」

金髪「…あのさ」

黒髪「おっ!何?」

金髪「話しかけてくれて悪いんだけど、あたし誰とも仲良くなる気なんてないから」フイッ

黒髪「うわーぉ、窓際たそがれ美女だぁ…」

金髪(変なやつの隣になっちゃったし…めんどくさ…)

黒髪(よぉーし、この子と絶対仲良くなるぞ~!)

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