史上最強の先輩ダザ岡さん(18)

俺の名前は針山ハンク16歳

昔から頭が悪く地元で有名な不良高校に通って居る
喧嘩は苦手だがこの
そうは行ってられないのがこの学校だ

不良グループから一般生徒から金を巻き上げるこの学校で

俺は不良グループに取り入開きもしないパーティーの券を一般生徒に売りさばき

先輩から金を巻き上げられると言う

なんとも冴えない不良生活を送った居る

今日も真面目そうな他校生にガンを飛ばし
怯える他校生顔をニヤニヤしながら見つめ自分の中の些細な
自制心を保ちながらつまらない学校へとその思い足を引きずって居る

体育教師「オイ!又遅刻か?」

針山ハンク「オイオイ…説教かバカ教師…学校に来るだけ有り難いと思って欲しいね」

体育教師「全く……この学校は……お前それが社会で通じると思ってるのか!」


針山ハンク「オイ!…俺に指図すんな殺すぞ!」

俺は話が通じない教師に怒鳴りつけた

俺はこの教師が嫌いだ手の付けられ無い不良や不登校児には何も言えず

俺のような下っ端の不良や一般生徒に強く当たるこの教師が

2年生鳥山「よう、ハンクちゃん……パー券売れた?」

体育教師「……」

暴走族の鳥山が現れ体育教師が俺らから顔を逸らし
職員室に向かって歩き出す
俺は体育教師に対して背後から殴る真似をして見せた

鳥山「ハハハ!……ハンクチャン面白いね!」

針山ハンク「ハハ……そうスか」

鳥山「パー券売れた?」

針山ハンク「パー券?……ぁあ…先輩から貰ったパーティーの券なら2枚売れたスよ」


次の瞬間、顔を激痛が走り俺は倒れ込んだ
そう俺は殴られたのだ

鳥山「じゃあ今2千円しか無いの?………俺鮫島さんに呼ばれってから……2千円じゃ足りないよ」


針山ハンク「すいません」

ここで鳥山を殴りつけてやりたいが後が怖い

コイツらに逆らった奴は集団リンチされるのだ
だから俺は仕方なくコイツに従う

断じてビビって居る訳では無い

鳥山「どうすんの?」

針山ハンク「売ります」

鳥山「え?…何?」


針山ハンク「今から売って来ます!」

鳥山「!……そんな大きい声出さないでよ……分かったよ」

正直…鳥山に対して(アレ?コイツ弱くね)と思う瞬間は有るが
俺は怖いのだ鳥山のバックが

まあ仕方ないさ諦めよう鮫島が鳥山から恐喝し
鳥山が俺から恐喝する

そして俺は今から一般生徒に開きもしないパーティーの券を売る

そうコレは大人と同じだ強者が弱者から金を巻き上げる
コレは仕方ない事なのだ

針山ハンク「オイ!そこのメガネ!」


メガネ「え?…僕ですか?」

針山ハンク「悪いけど今度先輩が…パーティーを開くんだ……お前も来るよな」

メガネ「え?…え?…え?」

俺はポッケットからサバイバルナイフを取り出し

それを利き手で握りもう片方の手をメガネの胸元を掴む


ナイフが奪われると困るので利き手を出来るだけ

メガネから離れた場所にスタンバイし力を溜めるフリをする

メガネ「辞めて!……ナイフはダメ!」

針山ハンク「パーティー来るよな?」

メガネ「行くよ!」

針山ハンク「千円」

メガネ「え?」


針山ハンク「しょうがないな~メガネ君…そこまで言うなら千円で券譲るよ」

メガネ「………」


メガネは無言で自分の鞄を睨み付けそこから財布を取り出した

針山ハンク「オイ!…早くしろよ教師が来るだろ!」


ダザ岡「ダザい……なテメエ!」

針山ハンク「誰だテメエ?」

ダザ岡「俺は坂岡だ!」

針山ハンク「坂岡……ああ有名なダザ岡先輩か?……鮫島さんに喧嘩で勝てねーからって
鮫島さんを抱えて3階から飛び降りたダザ岡先輩……停学明けか?」

ダザ岡「オイオイ…タメ語か?」

針山ハンク「お前留年したんだろ?…タメ語で良いだろ?」


コイツは最初はみんなからダサ岡と言われて居たが
それが転じて今はダザ岡と言われて居る



バカにされてんのに気づいてねえのか?

まあ良いコイツは一匹狼だ…俺にはナイフも有るし暴走族の後ろ立ても有る

勝てる

針山ハンク「俺は喧嘩は嫌いなんだがな……お前が俺を殴るならやり返さない訳には行かんな」

ダザ岡「別にお前みたいな下っ端に喧嘩売らねーよ…でも」

針山ハンク「でも?」

ダザ岡「……お前がパー券捌く…てんなら止めない訳には行かねー」


針山ハンク「ハハ!……鮫島さんにリンチされんぞテメエ?」

ダザ岡「おお…やって見ろ…1人1人タイマンで潰してやるよ」

針山ハンク「ちょっと移動しようぜ……教師が来ると厄介だ」

ダザ岡「ぁあ」

俺はダザ岡に背を向け体育館裏へと意気揚々と歩く

さてそろそろ誰も居ないな

針山ハンク「死ね!」

俺はダザ岡の腕を斬りつけた

ダザ岡の腕から血がポタポタと滴り落ちる

ダザ岡「……」

ダザ岡が無言で痛がりもせずに無事な方の腕で俺の顔を平手打ちを繰り出した

俺は咄嗟に手を斬りつけようなしたが

その前に俺の股関に激痛が走る

針山ハンク「ウ………グ……ラア!」

俺は倒れ込みながらダザ岡の腹を斬りつけようとしたが

後頭部に激痛が走り
目の前が真っ白になった

~保険室~

針山ハンク「え?……イタタ!」

鮫島「よう……ハンク…お前もダザ岡にやられたらしいな?」

針山ハンク「なんでそれを?……嫌…それよりなんで鮫島さんが居るんスか?」

鮫島「ハンクが保険室に運ばれたって……鳥山が言ってたからな」

鳥山め見てたなら助けろよ

嫌…それより

針山ハンク「イテテ……頭が」

鮫島「そりゃあ痛て~だろうな……お前…ダザ岡にかかと落としされたんだろ?」

あの後頭部に走って激痛はかかと落としか

針山ハンク「めちゃくちゃスよ……ダザ岡」

鮫島「ぁあ……そうだな……よし……潰すぞ…ダザ岡を」

~その頃1年A組~


メガネ「さっきは、ありがとうござました!」

ダザ岡「おう」


金髪(あ?…鮫島さんからライン来た…ん?…ダザ岡潰せ?)

茶髪「オイ金髪…」

金髪「ぁ?」

茶髪「お前もライン来たか?」

金髪「ぁ?」

茶髪「鮫島さんから」

金髪「お…おう!…じゃあやるか?」


サングラス「オイ!」

金髪「ぁ?」

茶髪「え?」

サングラス「俺も……鮫島さんからライン来た…」

金髪「お…おう…じゃあやるか?」

金髪「シャア~!」

メガネ(金髪のクラスメートがダザ岡さんの…後頭部目掛けて椅子を振り下ろす……ダザ岡さんが後ろを見ずに手後ろに伸ばし…片手で椅子を掴んだ)


金髪(コイツすげー力だ動かない…)

メガネ(ダザ岡さんが椅子を掴みながら立ち上がると……金髪のクラスメートの倒れた…金髪のクラスメートが椅子の下敷きになり…その上にダザ岡さんが座る)

茶髪「オラ!」


サングラス「ウラ!」

メガネ(茶髪のクラスメートとサングラスをしたクラスメートが…同時にダザ岡さんを顔に蹴りかかるが…ダザ岡さんがその足を手で持ち上げ…2人は床に倒れた)


金髪「お…重いよ…ダザ岡!」


茶髪(何をされた?)

サングラス(見えなかった)

メガネ(良く……見るとダザ岡さんの片腕から血がポタポタと流れ出て居る…)

ダザ岡「チ!……ハンクにやられた傷がまだ治らねー」


メガネ(ぁあ…さっき僕を助けた時にやられたたのか……流石のダザ岡さんもナイフ相手に無傷では居られ無いか)


ダザ岡「保険室行ってくら~」

金髪「待て!」

ダザ岡「ぁ?……もうお前らと喧嘩する必要ねえだろ?」

金髪「……」

茶髪「……」


サングラス「………」

メガネ(無言で俯いクラスメート達を尻目に……僕だけがダザ岡さんの背中を見て居た……オイ…扉を締めろダザ岡)

~その頃保険室~

鮫島「ふざけんな!」

鮫島さんがスマホを見つめながらベッドを蹴りつける

恐らくダザ岡のクラスの連中がダザ岡にやられたのだろう

鮫島さんの八つ当たりが俺に来なければ良いのにと
思いながら俺は揺れるベッドの上で目を揺らす


ダザ岡「よう鮫島!……久しぶりだな!」

鮫島「ダザ岡!……」

鮫島さんがスマホを拾いどこかに電話をかける

ダザ岡「なんだ?……俺とタイマン張るのが怖いか?」

鮫島さんが怒りで震えながらダザ岡に叫ぶ

鮫島「テメエ……もう二度と俺に逆らえ無くしてやる!」

鮫島さんがダザ岡の顔面を殴る

ダザ岡「……」


ダザ岡が無言で口から歯を飛ばす

鮫島「グアア!……テメ~は腕力で勝てねー相手には特にめちゃくちゃだな!」

と良いながら鮫島さんがダザ岡の溝内を殴る


ダザ岡「………」


ダザ岡が無言で口から血を飛ばす

鮫島「!……ッア」


血が鮫島さんの目に入る

鮫島さんが目を抑えもがき苦しむ

ダザ岡が鮫島さんに足場らしいをし鮫島さんを倒す

ダザ岡「俺は今筋トレ中だ……いずれ腕力でもテメ~に勝つ」


鮫島「卑怯だぞダザ岡!」

ダザ岡「卑怯だ~お前には言われたくね~よ……このリンチ野郎が」


鮫島「ヒャハハハ!……俺の勝ちだダザ岡」


保険室の扉が開くそのには鉄パイプを持った5人組が居た

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