誓子「上位互換?」(9)

爽「そうそう、長野の個人一位の福路さんってチカの上位互換だと思わない?」

誓子「まあ失礼なこと言われてるのは置いといて…そうかしら?」

爽「部長で金髪美人。真面目でまとめ役だ。」

誓子「自惚れてるわけじゃないけど…その情報だけだと、福路さんが上位互換だとは思えないんだけど?」

爽「ところが…決定的にチカが負けてる部分があるのさ。」

誓子「あんまり聞きたくないけど…それは何かしら?」

爽「胸だよ、胸!」

誓子「あんたには言われたくないんだけどね。」

爽「まあうちはユキ以外は期待できない部分なんだが。」

誓子「まあ確かに上位互換だよ。私なんかはなから相手にならない。で、あんた…」

爽「おっと…ちょっと言い過ぎたかな?」

誓子「上位互換ってちゃんと意味わかって言ってるわよね?」

爽「同類で性能が上みたいなやつ?」

誓子「まあ間違ってはいないけど。じゃあ互換ってわかる?」

爽「うーん…同類ってことなんだろうけど、多分違うのかな?」

誓子「機械に例えると解りやすいって言われてるね。」

爽「ほう…」

誓子「車のタイヤがパンクしたとするわ。修理しようと最初にその車のタイヤに着いていたタイヤは売り切れていたの。あなたならどうする?」

爽「うーん、同じサイズの違うタイヤを着けるかな。」

誓子「うん、そうだね。それを互換性っていうんだよ。つまり違うもので代替しても大丈夫ってこと。」

爽「へー」

誓子「じゃあタイヤの上位互換は?」

爽「うーん、長持ちしたり性能がよかったりとか?」

誓子「そうだね。それは間違いなく上位互換になるね。」

爽「なるほど、わかりやすいな。」

誓子「で、胸の話になるんだけど。」

爽「へ?」

誓子「胸が大きいことが必ず上位互換だとは限らないよ。」

爽「そうなのか?」

誓子「人によって価値観が違うからね。」

爽「貧乳はステータスなんてやつか?」

誓子「そういう人もいるね。あと何より…私は小さくないからね。」

爽「ごめんなー。でもあんたに言われたくないってのは少し傷ついたぞ。」

誓子「あら、ごめんなさい。確かに失礼だったわ。それにうちには似たような体型の成香もいるから失言だったわ。」

爽「…まあいいとしよう。」

誓子「それに福路さんは私の互換性があるとは言えるけど、私は福路さんの互換性があるとはいえないわね。」

爽「よくわからん…」

誓子「福路さんは私の変わりが務まるけど、私には福路さんの変わりは無理ね。」

爽「そんなことはないさ。誓子の変わりなんて想像できない。」

誓子「あら、ありがとう。」

誓子「まあ福路さんにはあなたの相手は無理ね。」

爽「っておい!」

有珠山3年の日常を想像してみた。以上だ。

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