次の日の朝



藍子「ふわぁ……」ﾎﾞｰｯ

藍子（トイレ……）ﾁｮﾝﾁｮﾛﾘ

藍子「……はっ！？」

藍子（お、おしっこしちゃった！これでもう今日一日おしっこできない！）



事務所



藍子「うぅ……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

藍子（おしっこしたい……でもできないと思うと余計意識しちゃう……！）

藍子（でもこれもおっぱいをおっきくするため……耐えなきゃ……！）

藍子「ふー……っ、ふー……っ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

P（うっわマジでやってる。顔を真っ赤にしておしっこを我慢する藍子は可愛いなぁ）

P（でもこれ以上は流石に可哀想だし、そろそろネタ晴らししてやるかぁ）

P「おーい、藍子」ﾄﾝﾄﾝ

藍子「あっ」ﾋﾞｸｯ

P「えっ」

藍子「……」

P「……」

藍子「……おトイレ行ってきますっ！」ﾊﾞﾋﾞｭﾝｯ

藍子「はぁ～」ﾁｮﾝﾁｮﾛﾘ

藍子（漏れてなくてよかったぁ～）

藍子（……けど、これでおっぱいはもう……）ｶﾞﾁｬｯ

未央「あ、あーちゃん」

藍子「未央ちゃんもトイレですか？」

未央「うん」ﾄﾞｰﾝ

藍子（未央ちゃんのサイズにもなると、毎日我慢してるんだろうなぁ）

藍子「未央ちゃんは、これが今日初めてのトイレですか。よく我慢できますね……」

未央「え？いやこれで今日は三回目くらいだと思うけど」

藍子「え？」

未央「朝起きて一回、学校で二回……あ、違う。今日これで四回目だ」

藍子「！？」

藍子「ト、トイレ我慢してないんですか！？」

未央「う、うん。収録中とかじゃない限りは……」

藍子「したい時にしてるってことですか！？」

未央「それだと躾のなってない犬や猫みたいだけど……まぁ、したくなったらトイレに行ってるよ？」


藍子「文香さん！おしっこはしたい時にしてるんですか！？」

文香「それでは躾のなってない犬や猫みたいですが……はい、催したときはトイレに行ってますが……？」


藍子「雫さん！おしっこはしたい時にしてるんですか！？」

雫「はい！我慢は体によくないですからね！」



藍子「スマホで検索してもおしっことおっぱいの記事はなんかHな奴しかない……」

藍子「つまりプロデューサーが言っていた『おしっこ我慢するとおっぱいが大きくなるらしい』というのは……」

藍子「嘘……！」


その時、藍子の心に復讐の炎が灯った！

藍子「プロデューサーさんっ。知ってますか？」ﾋｮｺｯ

P「ん？」

藍子「実はガチャを我慢するとお金が増えるらしいですよ？」

P「！？」

藍子「なんでも、ガチャはお金の無駄遣いらしいですよ？」

P「そ、そうだったのか……」

P（明日からはガチャしないでおこう……）

藍子（ふっふっふ。プロデューサーさんも私の嘘に気付くまで息苦しい生活を送ればいいんです！）

ちひろ「藍子ちゃんちょっとお話が」

藍子「！？」



　　－おわり－