【FE】ノア「フィルさんがめっちゃ武者修行してる」 (25)

一応これフィル「……」キョロキョロウロウロ - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1552818211/)の続きです
読まなくても大丈夫ですが、読んだ方が分かりやすいかも

最後に支援会話Cに繋げるので、やっぱりノア×フィルな雰囲気になります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1553172408

ノア(あの後、フィルさんは自分の心情を測れたからか)

ノア(軍の面々と馴染みつつ、武者修行に明け暮れていった)


トレック「……ノア、上の空で何してるんだ?」

トレック「そうか、お前も眠いのか……ふあぁ」

ノア「……別に眠くはない」

ノア(あの後、フィルさんは自分の心情を測れたからか)

ノア(軍の面々と馴染みつつ、武者修行に明け暮れていった)


トレック「……ノア、上の空で何してるんだ?」

トレック「そうか、お前も眠いのか……ふあぁ」

ノア「……別に眠くはない」

うわ 連続しちゃった
>>3は無視で

フィル「……あの、ルトガーさん」

フィル「ルトガーさん、ちょっと」

ルトガー「……なんだ?」

フィル「はい。実は手合わせ願いたいと思って」

フィル「いつか機会があったら、是非!」

ルトガー「……」

フィル「ルトガーさんに断られてしまった……」

フィル「遊び半分で剣を振るってると思われるなんて……」

フィル「……」

フィル「もっと鍛錬しよう」

フィル「あの、すみません、アレンさん」

アレン「ん?きみは……ええと」

フィル「フィルと言います」

フィル「アレンさん、私と手合わせ願えないでしょうか!」

アレン「おお、鍛錬か。俺でよければ付き合うぞ」

フィル「あ、ありがとうございます!」


アレン「見た目とは裏腹に鋭い太刀筋……」

アレン「修行中の剣士というのは、きみのことだったのか」

フィル「えっと……多分そうです」

フィル「この軍に入る前は諸国を旅してましたから」

アレン「なるほどな……」

アレン「また鍛錬したくなったら遠慮なく呼んでくれ。俺も腕がなる」

フィル「! ありがとうございます!」

ランス「剣の修行をしている……フィルというのはきみか」

フィル「えっ」

フィル「は、はい。そうですが……」

ランス「アレンからきみのことを聞いた」

ランス「少女が繰り出す剣術とは思えなかったと」

ランス「私とも手合わせしてくれないだろうか」

フィル「よろしいんですか?」

ランス「無論だ。様々な太刀筋を受けることに、損などない」

フィル「……お願いします!」

フィル「ディークさん!」

ディーク「ん?フィルか」

フィル「ディークさん、また剣の修行に付き合ってくれませんか?」

ディーク「なんだ?ルトガーと手合わせする予定じゃなかったのか」

フィル「……ルトガーさんには断られてしまいまして」

ディーク「……そうか。まあ、あんま落ち込むな」

ディーク「あいつなりの“剣の道”ってのがあるのさ」

ディーク(……フィルとは無縁の道だけどな)

フィル「……“剣の道の行き着く先は一つ”」

ディーク「あ?」

フィル「ある人がそう教えてくれました」

フィル「ルトガーさんの“剣の道”があるのなら」

フィル「私はそれを知りたい。そして学びたい……そう思っています」

ディーク「お前……」

ディーク「……ま、好きにしろ。あいつを説得できるとも思わんがな」

フィル「……ルトガーさん、ディークさんとは手合わせしてるのになぁ」

ディーク「あれは手合わせって言わねえよ!」

ディーク「向こうが斬りつけに奇襲してきてるだけだ!」

フィル「あのー……」

オージェ「うん?」

フィル「オスティアの傭兵とはあなたの事ですか?」

オージェ「そうだけど……?」

フィル「よかった。ええと……」

オージェ「……ああ、俺の名前はオージェだよ」

フィル「ありがとうございます。私はフィルと言います」

フィル「オージェさん。良ければ修行の相手をしていただけませんか?」

オージェ「しゅ、修行?」

フィル「はい。剣を極めるための武者修行をしてまして」

フィル「多くの人の剣技を学びたいんです」

オージェ「へえぇ……なんかすごいなぁ」

オージェ「俺なんかでよければ喜んで」

オージェ「……」ゼエゼエ

フィル「オージェさん、ありがとうございました!」

オージェ「ど……どうも……」

オージェ(バースさん……俺もっと訓練します……)

トレック「…………」

フィル「…………」

トレック「…………」

フィル「…………」

トレック「…………ぐー……」

フィル(トレックさんは……いいかな……)

フィル(いや、でも、むしろトレックさんの剣さばきを見てみたい気もする……)

トレック「ぐー……ぐー……」

フィル(…………起きてる時にお願いしてみようかな)

ゼロット「ふう……」

ノア「将軍、鍛錬してたんですか?」

ゼロット「ああ、今しがた“修行中の剣士”と剣を交わしたところだ」

ノア「修行中の剣士……」

ゼロット「なんでも剣を使う者に、端から挑戦してるらしい」

ゼロット「お前のところにはまだ来てないか?」

ノア「……来てないですね」

ノア(どおりで……最近みかけないわけだ)

ゼロット「そうか。なかなかの剣技だったぞ。荒削りな部分も多いがな」

ノア「そうですか」

ノア(武者修行は順調みたいだな)

ゼロット「……どうしたノア?」

ノア「? なにがですか?」

ゼロット「妙に嬉しそうじゃないか」

リリーナ「フィルさん」

フィル「あっ、リリーナ様」

リリーナ「“様”だなんて……リリーナでいいわ」

フィル「ええと……じゃあ、リリーナさんと」

リリーナ「フフ……ありがとうフィルさん」

リリーナ「剣の修行がんばってるのね。マーカスさんから聞いたわ」

フィル「いえ、まだまだです。一人の方にはそっぽ向かれてますし」

リリーナ「そうなの?」

フィル「……あまり真剣に受け取ってもらえないみたいで」

リリーナ「そう……」

リリーナ「フィルさんは……その人と修行をしたいのね」

フィル「ええ……。その方の太刀筋はとても冴えていて、迷いがなくて」

フィル「学べる事がたくさんあると思うんです」

リリーナ「すごい……。とても尊敬してるのね」

リリーナ「その気持ちはきっと伝わるわ」

リリーナ「ただ……」

フィル「?」

リリーナ「……もし伝わってなお否定されてしまったら」

リリーナ「フィルさんも、それ以上その人に無理強いしないでほしい……そう思うの」

フィル「リリーナさん……」

リリーナ「……ごめんなさい、勝手なお願いね」

フィル「いえ……そう考えた事はありませんでした」

フィル「伝えて……それから考えてみます」

リリーナ「フィルさん……ありがとう」

フィル(無理強いか……)

フィル(女だから信用してない、わけじゃないのかな)

フィル(……聞いてみなければ分からないか)

ルトガー「俺の剣は人を斬るための剣と言っただろう」

フィル「しかし……」

ルトガー「ここで剣を抜けば、お前を斬ることになる。それが望みか?」

フィル「!」

ルトガー「逆に俺を斬る気もないのだろう?」

フィル「それは……」

ルトガー「だから、そんなものは遊びだと言っているんだ」

フィル「…………」

フィル(……そんなつもりはなかったけど……)

フィル(でも、やっぱり無理強いしてたかもしれない)

フィル(今度あったらお詫びしよう)

フィル(それにしても……この前の緊張といい、剣以外もまだまだ未熟だな……)

フィル(頼りきりはどうかと思ったけど……)

フィル(……やっぱりノアどのにも稽古をつけてもらおう)

フィル「ノアどの!」

ノア「やあフィルさん。久しぶりだね」

ノア「軍の生活には慣れたかい?」

フィル「はい。ノアどのの助言のおかげです」

ノア「そうか、それはよかった。武者修行の方も順調みたいだね」

フィル「……」

フィル「あの、折り入ってお話が……」

ノア「なんだい?改まって」

フィル「私と……勝負していただきたいのです」

フィル「闘技場でも、戦いの色々なことを教えてくださいましたし……」

フィル「ノアどのにご指導いただければ、心強いです」

ノア「フィルさんがそう言うなら、おれは構わないよ」

フィル「!」

フィル「本当ですか!では早速……」

フィル「あっ!?」

ノア「わっ……大丈夫かい?」

フィル「…………」

ノア「フィルさん?」

フィル「あ、は……はい、す、すみません!」

フィル「い、今離れますから……」

フィル(…………)

フィル(…………あったかかった……)

ノア「こんなところで転ぶなんて……フィルさんらしくないな」

ノア「怪我はしてない?ひざ見せて」

フィル(ひざ!?)

フィル「い、いえその、平気です!」

フィル「それより勝負を…………」

次の日

フィル(…………)

フィル(上手く剣が振るえない……)

フィル(……ノアどのを当てにしすぎた、そのツケが回ってきたんだ……)

フィル(……うん、きっとそうだ)

フィル(きっと…………)

フィル(…………)

フィル「もっと修行しなきゃ……!」


おわり

終わりです。ありがとうございました。
満足した。

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