千歌「よーちゃーん♡ぎゅー♡」曜「ちょっと!?ち、千歌ちゃん...////」 (18)

千歌「よーちゃん♡よーちゃん♡」スリスリ

曜「ほ、ほっぺすりすりしないで...////」

|c||^.- ^||「あくえっちしてくださいまし!(また練習中にイチャイチャして...少しは弁えなさい!)」

メノ^ノ。 ^リ(ようちか尊い...)

千歌「...ちょっと内緒話しよっか////」

曜「ひゃっ...♡(ち、千歌ちゃんの息が...////耳元に...////)」

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千歌「・・・調子に乗るなよクソアマ、誰もお前のことなんて必要としてないからね」

曜「~~ッ!?」

千歌「...ふふっ♡」

梨子「ねえ千歌ちゃん!今曜ちゃんに何て言ったの?」ワクワク

千歌「......ちょっと、よーちゃんへの愛を伝えただけだよ!ね?」

曜「.........うん!」ニコッ

千歌(バラしたらどうなるか、わかってるよな?)

曜「......」

ダイヤ「Aqoursのライブはまだまだ残ってますからね!練習を再開しますわよ!」

千歌「おー♡」

練習後

曜「じゃあ、私達こっちだから...」

千歌「ばいばいよーちゃん♡明日また会おうね♡」

メノ^ノ。 ^リ「本当に千歌ちゃんは曜ちゃんが好きなのね」

千歌「うん!大大大好き♡」

曜(よく言うよ...皆が居ないところや誰も聞こえないところじゃ私のこと要らないって言う癖に...)

千歌(あーあ、どうせならこのまま消えてくれればいいのにね)キッ

曜「!?」ビクッ

善子「...曜?」

曜「...何でもないよ」ニコッ

バス

曜「...ハァ」

善子「どうしたのよあんた。ここ最近バスに乗る度にずっと溜息ばっかり」

曜「...別に、何でもないよ」

善子「千歌のこと?」

曜「!?」

善子「やっぱりね。千歌大好きの曜のことだから、どうせ帰りに千歌が一緒じゃないから沈んでるんでしょ?特に最近は千歌からのアプローチが強かったから余計に寂しさを感じてるんじゃないの?」ニヤニヤ

曜「善子ちゃん…実は…」

善子「?」

曜(私は全てを話した。これまで千歌ちゃんに言われてきた数々の悪口、陰湿ないじめのこと、もう...一人で抱え込むには限界だった...だから善子ちゃんに千歌ちゃんの本性のことを話してしまった...)

善子「そう、そんなことが...」

曜「私、千歌ちゃんのことが小さい頃からずっと好きで、憧れで...なのに千歌ちゃんには必要ないって言われて...」

善子「それはさぞ辛かったでしょうね」

曜「もう誰を信じたらいいのかわかんないんだ」

善子「曜...」

曜「ねぇ善子ちゃん...善子ちゃんは私の味方で、居てくれるよね?」

善子「...」

曜「善子ちゃん?ねぇ、何とか言ってよ!」

善子「...ごめん。そういう重たい話に巻き込まれるのはちょっと...」

曜「へ?」

善子「あっ!ほら、バス着いたわよ!えっと、明日は学校休んでみるのも一つの手じゃないかしら?」

曜「............」

学校

善子「まさか昨日は曜からあんな話を聞かされるとは思わなかったわ。あれだけ追い詰められたような話し方してたし、曜の言ってることは嘘ではないと思うけど...」

千歌「よーちゃんが学校に居ない...」ションボリ

梨子「まあまあ千歌ちゃん、曜ちゃんだって体調が良くない日はあるよ」

千歌「やーだ!よーちゃんに会いたい!よーちゃんよーちゃんよーちゃん!」ジタバタ

善子(千歌のああいう姿を見てると、何だかにわかには信じがたいと言うかね...)

梨子「......いつまでそんな臭い演技をしてるつもり?本当は貴女が曜ちゃんを追い詰めてることぐらい、わかってるのよ?」

千歌「...え~?何のこと?」

梨子「......」ジトッ

千歌「チッ、お前はあくまでもチカが輝くためだけに大人しくピアノを引いてればいいんだよ。余計なことを喋るな」

梨子「それが貴女の本性?」

千歌「そうだよ。梨子ちゃんをスクールアイドルに誘ったのは音ノ木坂に通ってたのとピアノを引けるから。ただそれだけ!」

梨子「じゃあ曜ちゃんは?」

千歌「曜ちゃんのことは誘ってないよ。社交辞令を本気で受け取って勝手に入ってきただけ。まああの時は衣装を作れるから重宝したけど、今はルビィちゃんで代用が効くからね。だから直接要らないって言ってあげたの」

梨子「長年一緒に居る幼馴染に要らないって言うとか...結構最低よね」

千歌「どうとでも」

梨子「じゃ、教室でまた会いましょう高海さん。せめて、Aqoursが解散するまでは仲良くしようね」

千歌「......」

善子(あわわわわっ!と、とんでもないことを聞いてしまった)

善子(ば、バレない内に教室へ...)

千歌「......誰?」

善子(ヒイッ!?)ビクッ

千歌「.........気のせい?」

善子(そうよ気のせいよ気のせい!だからこっちには来ないで!)ドキドキ

千歌「......気のせいか」

千歌「いや、気のせいじゃない!そこに居るのは誰!?」スタスタ

善子(な、何でこっちに来るの!?嫌、来ないで!)ショワァァァ

千歌「見つけた!って、善子ちゃん!?」

善子「嫌、来ないで...」ジョワァァァ

ビチャビチャビチャ!!

善子「あ、ぁぁ...」ストン

モブ「うわぁ、あの子高校生にもなって漏らしてる」ヒソヒソ

モブ「あれ千歌ちゃんよね?もしかして千歌ちゃん、下級生をいじめた?」

モブ「えー、まさか。千歌ちゃんに限ってそれは」

モブ「でもあれ、どう見てもいじめの場面にしか...」

千歌(こ、このままじゃ私の評価が地に堕ちてしまう!そりゃ、あんなやつらに何を言われても普段なら気にしないけど、スクールアイドルたる今だけはここで評判を落とすのは訳にはいかない!!)

善子「ぐすん...」ビッチョリ

千歌「...とりあえず保健室へ行こう」

翌日

千歌「色々あったけど何とか誤解を解いた...」グッタリ

曜「......あっ」

千歌(うわ、今1番見たくない顔が来たよ...どうせならもうずっと学校来なくても良かったのに)

曜「.........おはヨーソロー!」

千歌「うわああああん!よーちゃぁん!心配したんだから!心配したんだからね!」ギュー

曜「わっ!?もう...千歌ちゃんったら大袈裟なんだから////」

千歌(まあプロだからね。お客層の需要はよくわかってるからね。曜ちゃんのことは嫌いだけど、好き嫌いだけで生き残れる甘い業界じゃないことは十分理解してるからね)

メノ^ノ。 ^リ(ようちか尊い...営業だとわかっててもやっぱりようちか尊い...)

千歌(にしてもいい加減曜ちゃんとの百合営業は飽きたな...そろそろ他の子と営業するか?それとももう曜ちゃんを追い出すことに全力を尽くすか)ギロッ

曜(まただ...また千歌ちゃんに睨まれた。何で?私は単に大好きな千歌ちゃんと一緒に全力でスクールアイドルやりたいだけなのに......)

千歌「う……頭が……」

曜「千歌ちゃん?」

千歌「やっぱり曜ちゃんとの百合営業は気持ち悪くて頭が痛くなってきたよ」

曜「そんな...散々自分からくっついて来たくせに...今更気持ち悪いなんて」

千歌「うるさいな。文句があるなら他の子と百合営業しなよ」

曜「~~ッ」

千歌「あ、今騒がないでね。ここ教室だから」

曜「......」

屋上

|c||^.- ^||「さあ!今日も今日とて練習しますわよ!まずは2人1組でストレッチ!」

梨子「善子ちゃん一緒にやろっか」

花丸「ルビィちゃん!」

果南「ダイヤ~」

曜「さて、私は...」

鞠莉「ハーイ☆今日は私とペア組まない?」

曜「え?いいけど...」

鞠莉「ねえ曜、体調はもう大丈夫?」

曜「...大丈夫大丈夫!今はもうすっかり元気だよ!」

鞠莉「Really?」

曜「や、やだなぁもう...当たり前じゃん!曜ちゃんは元気元気!すごーく元気だよ!」

鞠莉「……私じゃダメかしら?」

曜「へ?」

鞠莉「貴女がちかっちのことを好きなのはわかってる。でも、好きな人のそんな辛そうな顔は見たくないの!」

曜「鞠莉ちゃん...」

千歌「あー!鞠莉ちゃんがよーちゃんに告白してる!」

曜「!?」

千歌「ヒュー!ヒュー!あっついねー!」

|c||^.- ^||「新しいカップルの誕生ですの!?」

千歌(私個人としてはもう曜ちゃんは必要ないし、鞠莉ちゃんが引き取ってくれるならありがたい!)

メノ^ノ。 ^リ「ようまり...そういうのもありかしら?でもようちか....」

鞠莉「ねぇ曜...皆が祝福してくれてるよ?ちかっちだって、祝福してくれてる?だから、お願い!私と恋人になって!」

曜「ごめん。私もうAqoursにいられない」

鞠莉「あっ!?曜!!」

果南「鞠莉っ!?って何で鞠莉が追いかけて千歌は追いかけないの!?」

千歌「え?だって...よーちゃんがAqoursに居たくないって言うなら無理に引き留めなくてもいいかなって...(やったぜ!)」

果南「今日の千歌わけわかんないよ!鞠莉待って!」

千歌(その後間もなく、曜ちゃんはAqoursを脱退し、水泳部にも戻ることはなかった。曜ちゃんは今どこで何をしてるんだろうね?ま、私には関係ないか)

The End

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