【ラブライブ!サ!】千歌「鞠莉ちゃんの結婚相手って?」???「僕だよ」 (20)

劇場版ネタバレ注意

バグってRに書き込まれてしまったけどr-18要素は多分ないです。あしからず

千歌「鞠莉ちゃんが結婚!?」

梨子「誰と誰と誰と誰と!?」


月「僕だよ」

千歌「え……」

曜「月ちゃん………?」

月「どうして僕がみんなについてきたと思う?」

月「僕自らフィアンセを出迎えるためだよ」


梨子「まさか…」

善子「そんなことって……」

曜「なんで相手が月ちゃんなのさ!?」


ダイヤ「おそらく、鞠莉さんのお母様にとっては、鞠莉さんの結婚相手はだれでも良かったのでしょう」

果南「鞠莉の自由さえ奪えれば、ね……」



曜「で、でも! 月ちゃんが受け入れる必要ないじゃん!」

曜「どうして鞠莉ちゃんと結婚しようだなんて!?」


月「……これもみんなのためなんだよ」

曜「それってどういう……?」

月「浦の星のみんなを分校に隔離するって話をなんとしてもやめさせたかった」

月「でも僕自身どうしたらいいかわからなかった」



月「そんなとき、あの人が話しかけてきたんだ……」

鞠莉ママ『My daughterと結婚すれば、学校の件は小原家が解決してあげマース!』

月「って……」


曜「月ちゃん……」

果南「待って! 分校に隔離ってなんの話?」

千歌「実は……」


果南「まさかそんなことになっていたなんて……」

曜「月ちゃんは私達のために鞠莉ちゃんと……」


鞠莉「……」


ダイヤ「どうしました?」

鞠莉「……おかしい」

月「え?」

鞠莉「統廃合の内容はパパもよく知ってるはずなの」

鞠莉「でも私、パパからそんな話は聞いてない」

ダイヤ「確かに、それは変ですわ」


鞠莉「でも、よく考えたら統廃合が確定してからはパパは積極的に関わってなかったかも……」

果南「鞠莉のパパ、結構忙しい人だもんね」



月「そういえば、分校の話が出始めたのは3学期になってからだったかも……」

ダイヤ「統廃合が確定したのは2学期の頃ですから、その後に揉め始めたと……」

千歌「それに、こう言っちゃ悪いけど鞠莉ちゃんのお父さんも統廃合止めようとしたけどどうにもならなかったんだよね?」

鞠莉「まぁ、そういうことになるわね……」

千歌「それなのに、分校問題が小原家の力でどうにかなるものなの?」



鞠莉「どうにかなるでしょうね。」

鞠莉「これが全部仕組まれたことなら……ね……」

月「ちょっとまって! それってどういう……?」


鞠莉ママ「フフ、バレてしまいマシたか」

鞠莉「!?   ママ……!?」

鞠莉ママ「そのとおり、ワタシが権力が強そうな保護者をそそのかしたのデース」

鞠莉ママ「その人数は十数名位デシたが、それだけの反対者がいれば学校も無視できまセーン」

果南「なるほど。十数人をそそのかすくらいなら」

ダイヤ「小原家の力ならたやすいことですわね……」

月「そんな…… そんなことって……?」



梨子「でも、こうしてバレてしまった」

善子「これで結婚の話もご破産ということね」


鞠莉ママ「……そうはいきまセーン」

果南「!? 何を……?」

鞠莉ママ「鞠莉、わかったでショウ? あなたの返事しだいでこの娘たちの運命がきまるのデスよ?」

鞠莉ママ「それとも、かわいい後輩たちを見捨てるというのデスか?」

鞠莉ママ「2年前のハグゥとデスワーの様に」

鞠莉「ッ!!」

果南「あんたって人は……!」

ダイヤ「なんと卑劣な……」

月「……そんなことのために」

月「そんなことのために学校のみんなをそそのかしたって言うの!?」

月「僕をあの人と結婚させるために!!」



鞠莉ママ「…………」


鞠莉ママ「あなた、誰デスか?」


月「は……?」

果南「あきれた。婚約者の顔もろくに覚えてないなんて……」

ダイヤ「本当に結婚相手は誰でも良かったのですわね……」

鞠莉ママ「シャラップ!! それは違いマス!!」


鞠莉ママ「ワタシは町中でHandsome boyを見つけたのデス!」

鞠莉ママ「ワタシはひと目で確信しまシタ! 彼ならば鞠莉を幸せにできると!」

鞠莉ママ「ダカラ、鞠莉と彼を結婚させるためにこの計画を……」



ちかりこようよしまるビィ「………」


ちかりこようよしまるビィ(まさか…)

曜「失礼ですがそのHandsome boyというのは」

月「え?何するの?」(髪を収納してキャップをかぶせる音)


曜「こんな姿じゃありませんでした?」


鞠莉ママ「…………」パチクリ


鞠莉ママ「NOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

鞠莉ママ「あなたが、あのときのHandsome boy!?」

鞠莉ママ「本当はcute girlだったのデスか!?」

鞠莉ママ「そんな……そんな……そんな馬鹿な!?」

一同 ポカーン

鞠莉ママ「これではすべてが台無しデース……」

鞠莉ママ「……今回はこれで勘弁してあげマース」

鞠莉ママ「ですが、次こそは結婚してもらいますからネー!!」ダッ


千歌「行っちゃった……」

曜「これで……解決したのかな?」



ダイヤ「良かったですわね鞠莉さん。結婚せずにすんで」

鞠莉「so beautiful……」

果南「……鞠莉?」

鞠莉「あの!」

鞠莉「私と、結婚してくれませんか!?」

月「え?」



8人「えぇーーーーーーーーーーーーー!?!?!?!?!?!?!?」

その後、イタリアから帰ってきたら、分校の話はなかったことになっていた。

あとで聞いた話だけど、あの一件は鞠莉ちゃんのお母さんが勝手にやったことで、鞠莉ちゃんのお父さんは全然知らなかったらしい。


それから鞠莉ちゃんのお母さんは何度も鞠莉ちゃんの婚約相手を紹介してたみたいだけど

鞠莉ちゃんは月さんと結婚するって聞かなかったみたい。


鞠莉ちゃんのお母さんが折れて鞠莉ちゃんと月さんが本当に結婚することになったのは

ルビィちゃんたちが高校を卒業するときのことだった。

終わり

映画見て「月ちゃんと鞠莉ママグルなんじゃ?」って発送が頭よぎったので書きました
中盤シリアスすぎたかもしれない

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