【安価】異能、戦い抜け (59)
青空に向かって伸びるビル群。いつか映画で見たような廃墟の山、悍ましい光景だった。
日差し、影、そして風も全て本物だと確信が持てる。夢などではなかった。
理由はなく、しかしてそこは現実である。
主人公の
名前
容姿など
>>2->>3から
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名前 最上 新 もがみ あらた
タキシード
名前浅香照一(あさか しょういち)
容姿 黒髪のボサボサ頭
笹山 功 (ささやま いさお)
容姿
童顔男の娘で、白いフード付きコートのフードを目深に被ってコンプレックスな顔を隠している。
浅香 照一は地元の高校に通う普通の少年だった。黒髪は伸びきり、無精者だと言われたこともある。
天を仰ぎ見る。眩しさから自然と目が細まった。反射光のせいで目が痛い。
照一「どこだ、ここ……」
「ふふふははははハハハハハッ!!!」
笑い声がした。咄嗟に振り向くとそこには……
名前
容姿
など>>7
4 と同じ
美作 礼音(みまさか れおん)
フランス人とのハーフで整った美少年ショタに緑と黒のオッドアイで探偵帽子にマントにエセパイプなど探偵っぽい格好
田桁 俊也(たげた としや)
色黒ムキムキマッチョ
まだ声変わりしていない、幼さを残す少年がいた。雑音のないゴーストタウンに笑い声が響き渡る。
礼音「あはははハハハ!!」
照一「え……? いや誰だよ」
ただの美少年であった。
礼音「まだ気づいてないようだね。キミは」
照一「はぁ……?」
どういう状況であれ初対面の子供にこのようなことを言われてもきょとんとするばかりである。
礼音「ははははッ! いいよ、教えてあげよう。と言っても僕もよく知らないんだけどね!」
これは与えられた異能で戦い、殺し、生き抜く物語。
自分の影を実体化させて戦う
杖から想像したものを実体化してビームだったり固体だったりして出す
【魔法の杖〈レッド・ホワイト〉】
文字通り魔法の杖。想像したものを杖先から出すことができる。使用頻度と体力の消費が比例する。
礼音「というわけで僕の異能はこの【魔法の杖】だね。キミは?」
名前にそぐわない古めかしい木製の杖を見せびらかす。
照一「いやぁ、そんなこと急に言われても」
礼音「ま、いいか。その内わかるさ! ……それと隠れて聞き耳立ててるキミはそろそろ出てきなよ」
照一は思った。そういうのはどうやって気づいているのだろうと。だって隠れてる訳だし。
名前
容姿
異能など>>14->>15から
4
本郷梓馬(ほんごう あずま)
逞しい肉体で誠実そうな男、白のネクタイをつけており、黒のYシャツに黒のスーツを羽織っている
相手の異能を発動させない異能
梓馬「盗み聞き、とは言ってくれるじゃないか」
礼音「そこまで言ってないけどね」
照一「いやだから誰だよ……」
筋骨隆々、スーツの上からでもわかるほどの体格。爽やかな容貌の青年。
梓馬「さて、見ての通り俺はパワー系だ。このままだとお前たちの腹に拳をねじ込みに行くが……どうする?」
礼音「なに、簡単なことだね。推理の必要もない」
器用にパイプもどきをくるくると回し、キャスケット帽のつばをつまむ。
礼音「無理だ。逃げる!!」
照一「ええええ?! 待てよーーー!」
逃げる方向
学校
住宅街
>>17
商店街
住宅街
逃走する二人を尻目に梓馬は振り向く。
梓馬「さあて梅雨払いは済んだ。出てきな、盗み聞き仲間さんよぉ」
そこはたしかに商店街であったが、異質な雰囲気を醸し出していた。シャッター街にはなっていないが、人もいない。人の痕跡が演出されているだけの場所だった。
礼音「あんまり移動はしたくないんだけどね。だってほら、変な人に出会う確率が増えるわけだしさ」
照一(俺は動かずとも出会ったぞ。しかも二人だ)
照一「とは言えねえなぁ。それで、何なんだよこれ。理解できん」
礼音「うーん。僕たちはツイてないようだね。また誰か来たよ」
名前
容姿
異能など
>>20-21から
東條 由真とうじょう ゆま
栗色の長髪の女性でメイドの格好をしてる。背背が高く無表情。
重力を操る能力
4
而今 響 (じこん ひびき)
二十代後半のやさぐれたOL
触れた液体をアルコールにする
やっと…
4の異能は光を操るで
これっていいと思った方が選ばれるんであってコンマは関係ないよね?
まぁ、まだそんなに強くないだろうかと
なん…だと!?
今日は、これ以上はスレ消費しません。
笹山 功は童顔で中性的だ。顔だけでなく、身体も華奢である。ホットパンツとシャツの上に白のロングコートを着込んでいる。ハードを目深に被っているのは顔を隠すため。
功「お兄さん達、困ってる?」
照一「もう何が何だか」
礼音「残念だけど問題を解決するのは探偵の本分だから。キミに用はないね」
功「なるほどね。混乱する訳だ。……駅で待ってる」
そういうと功は路地裏に消えていった。
功の異能をさらに詳しく>>29
光の軌道を曲げ、目の前にあるものを見えなくさせたり、遠くのものが近くにあるよう誤認させられる
異能の捕捉対象は現時点で一人だけ。範囲は補足対象を中心に半径1km
照一は目下の状況を整理する。
気がつけば知らない街にいて、変なやつその1に遭遇。
礼音「……なにかな、ジロジロ見てさ。さてはこの帽子が欲しいんだな?」
オッドアイとその整った容姿が特徴的だ。
そして変なやつその2。
自称パワー系のスーツ肉達磨。発言から振る舞いまで全てが危ない人だった。
照一(あんなセリフ吐くやつ初めて見たなぁ)
礼音「む……僕のこと無視してないか?」
そして白コート。異常性は不明だが、何かしらの情報を持っているのは確かだろう。駅で待つと言っていたが……。
礼音「きーけーよー! おーーーい!!」
涙目になりながら照一の腕を揺さぶる礼音。
次の行動
駅へ向かう
礼音と話す
住宅街へ向かう
学校へ向かう
>>32
ksk
学校へ向かう
ビル街と住宅街のちょうど真ん中に建つ校舎。敷地の中に二つの校舎、体育館や運動場などの施設がある。
外からはわからないが、この広い土地には既に数名の異能所持者がいた。各々の存在に気づいている者、知らずに入り込んだ者のどちらもいるのだ。
照一「何か情報があればいいな」
礼音「ふん。……キミは僕が探偵だってこと忘れてない?」
照一「怒ってる?」
礼音「知らないっ」
中等部校舎
高等部校舎
その他>>34
礼央をおだてながら意見を聞いてみる
礼音でした…
照一「探偵さん、どこから探索したらいい?」
礼音「なっ……?! 急にどうしたんだ?」
照一「急にも何も、その洞察力と推理力に期待してるだけだ」
礼音「くふふ。やっと……いや」
礼音「わ、わかったぞ。そうやっておだててるんだな!」
照一(う……)
照一「まさか。本心だ」
礼音「……高等部の屋上。1番高いしビルの方からは見えない角度だ」
まっすぐ屋上に向かう。不意に誰かと出会うのを避けるためだ。
ドアノブが壊れたドアの先は二重の柵に囲まれた屋上だった。
そして礼音の推理は見事に的中する。
名前
容姿
異能など
>>37->38から
三ノ輪 華(みのわ はな)
茶髪のサイドポニー。ヒールのせいかやや高めに見える。ロリポップキャンディを好んでよくくわえてる。
ファイアスターター(パイロキネシス持ち)
春原 友奈(すのはら ゆうな)
まっすぐな瞳を持つ礼儀正しそうな高1。背はやや低く胸も控えめ
身体能力の強化
ここちよい風が吹く中、低めのサイドポニーがなびく。
華「やあやあ。はじめまして」
加えていたキャンディを手に取り挨拶を述べる。女性にしてはやや高身だが、どこかあどけなさも残っていた。
照一「どうも。浅香 照一です」
礼音「美作 礼音、よろしく」
華「三ノ輪 華。どうしてここに?」
三人で情報を共有した。と言っても、本質に迫ることはなかった。
知らない街にいて、そこに人はおらず、なぜか異能を身につけた。ということだけを再確認した。
礼音「でもキミの異能は何なんだろうね」
照一「うーん、実感とかないしなぁ」
華「まさかハズレ能力とか? もしくは条件があるとか」
礼音「考えはじめたらキリがないな……」
おあつらえ向きの異能がある。今ここにいる全員がその素養を有していた。
照一(こんなのコミックの中の話だよな)
華「……」
礼音「む……」
どうにか思考をまとめようとする三人に迫る影。それは戦いを求める者だった。
名前
容姿
異能など>>42->>43
名前 時任巧(ときとう たくみ)
容姿 ツーブロックで明らかにヤンキーな見た目、背が異様に高い
異能 身体能力の強化、特に俊敏力・跳躍力が特化している
備考 言動はかませっぽいが自分の能力を最大限に使いこなしている戦闘狂
富士山 尊(ふじやま たける)
着崩した学ラン服。鼻に絆創膏、少し伸びた後ろ髪をゴムで短く一つ縛りしてる。舎弟感が強く見るからに賢そうではない
空気を圧縮してぶっ放す可視困難な弾丸を放つ
最近ではもう見なくなった改造制服。派手な装飾はないが、拘りを感じざるを得ないその仕上がりは不良ながらも良作と評価する他ない。
と感じたのは照一のみだった。
流行りの髪型に古き良き物の組み合わせは何とも言い難い異様な雰囲気を漂わせる。
巧「見てんじゃねーよ、殺すぞ」
照一「かっけえな……!」
礼音「えぇ? かっこいい? えー……」
華「やあやあ。はじめまして」
巧「挨拶なんていらねぇ。お前らまとめてかかってこいや。殺してやるからよぉ~」
そういうと巧は上着を脱いで放り投げた。原理はわからないがバサってなるアレだった。
応戦
退避
>>45
キャラ出してるだけだしそろそろ応戦
礼音「やれやれ、覚悟はしていたんだけどね」
【魔法の杖】を取り出すと、有無を言わせず熱光線を放つ。不意打ちに近い間合いの攻撃は、それでも巧に届くことはなかった。
巧「俺は速いぜ……?」
照一は二度、鈍い音がしたのを聴いた。その発生源が自らの腹部だということに気がつくのに数秒かかる。
照一「ッ……!!!」
近寄る巧を視界に捉えることすら叶わなかった。華は照一や礼音を巻き込む訳にもいかず【炎真〈ファイアスターター〉】の発動を躊躇っていた。
礼音「なるほどね。これは参ったよ」
多対一で実際に劣勢なのだから考えずともわかる。
礼音(あの人は異能を使いこなしているんだ。使えるのと使いこなすのは違う。僕は……)
巧「弱えな。遅い。遅すぎる」
華「……」
礼音はなす術なく倒された。照一も意識が薄らぎつつある。
照一「ぐ……」
巧「どきな。女を痛めつける趣味は無えんだ」
華「……」
二人を庇うように立ちはだかる。
巧「そうか。じゃあ一撃で死ねるように祈りな!!」
目の前で人が殺される。身体の痛みと礼音の姿が焦燥や恐怖を加速させる。
しかし、照一は立ち向かう。ボロボロの体を精神が突き動かす。
照一「や……やめろッ!!」
起き上がった瞬間、脳内に声が響き渡る。
『──インストール開始』
『今回ハ>>49スル能力デス』
安価下
1分時間を巻き戻す
照一「……!」
たった今、この瞬間から1分前に戻った。実感があるのは照一のみだったが、記憶はその場の全員が引き継いでいた。
巧「何だコレ……?!」
痛めつけたはずの子供が、立ち上がれないはずの男が無傷に戻っている。
礼音「そうか。……でもなんで」
照一「俺の力だ」
連続使用可能なのか?
人は生きる上で何度も理不尽な物事に突き当たる。それは誰しもが同じだと思っていた。
目を覚ましてから思った。この考えは間違えではないが限度があるだろう、と。やはりこれは理不尽すぎる。
名前
性別
容姿
特徴、異能など>>53->>54から
名前:富士山 尊(ふじやま たける)
性別:男
容姿:着崩した学ラン服。鼻に絆創膏、少し伸びた後ろ髪をゴムで短く一つ縛りしてる。
特徴:舎弟感が強く見るからに賢そうではない。馬鹿だが気遣いのできる馬鹿
異能:空気を圧縮してぶっ放す可視困難な弾丸を放つ
名前:山東 いつみ (さんどう -)
性別:女
容姿:伏し目がちで小動物系といった感じ。背はやや低く胸も控えめ
異能:自らの血液をまとめあげ編み出した強靭な繊維。斬る、打つ、捕える、なんでもござれ。コストパフォーマンスは意外と良い
あの人の後ろにいるだけで生きていけた。全てがあった。喧嘩はしなくなったけど、代わりに未来が見えた気がした。
富士山 尊は高校生だ。世の中の理不尽や大人という存在に嫌気がさして俗に言う不良のようになった。が、ある人物の存在が尊の心境を変えつつあった。
その者の姿はここにはない。というより物理的に視界が塞がっていた。
名前
性別
容姿
特徴
>>57
これあれかな
「オムニバスっぽくみせようにもみせられていない構成力0点系スレ主」兼「キャラの引き出しを他人から引っ張り出したいクレクレ君」かな
>>56
そうだよ
もう書かないから許して
ごめんね
薄野 ゆき(すすきの -)には夢がなかった。今現在、彼女はある少年の顔の上に太ももを乗せる形で座っているが、それはまた別のことだった。この行為に意味がある訳では無かったが、浮かれた気分と非日常的な事象との遭遇がそうさせているのである。
尊「柔らけえけど重てぇ……! 何だよ」
ゆき「おもっ……?! 失礼な奴だな」
ひんやりとして固い床と温かい太ももの圧力が尊の混乱を加速させる。必死にもがく尊を物ともせずゆきはどっしりと構え続ける。
尊「誰だよ! ってかこれ身体か? 離せッ!」
ゆき「おいおい、素直になれよ。年頃の男の子にはご褒美なんだろ?」
ゆきは半笑いで立ち上がって尊の顔を覗き込んだ。
ゆき「おはよう。お前、ずっと顔に私の太もも乗せてたんだぜ?」
乗せていたというよりは、下に敷かれていたのだが。
尊「うわ美人?! じゃなくてテメェッ!!」
ゆき「ほら本音出てるぞー。さてはバカだな?」
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