チノ「………」

チノ「ん……んん…」

チノ「ん…う？」

チノ「…」

チノ「…あれ…？」

チノ「あ、あれ？ここは…？」

ココア「あっ、チノちゃんおはよー！
もー、起きるの遅いよー」

チノ「すみません…
というかココアさん…ここは…？」

ココア「覚えてないの？リゼちゃんの別荘だよ」

チノ「そうでした、確か昨日の夜に私とココアさんが泊まりにきて、あとの皆さんは今日来るって…」

チノ「…んっ」ｷﾞｼｯ

チノ「え？なんで…」

チノ（両手が後ろで…動かない？）

チノ「なんで私、縛られてるんですか」

チノ「しかも裸！？」

ココア「あはは、チノちゃん気づくの遅ーい」

チノ（それにここ、トイレ？私、トイレに座って縛られてる？）

チノ「ココアさん！なんのイタズラですか！」ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ

チノ「…うっ！？」ｷﾞｭﾙﾙ

チノ（お、お腹が…）

ココア「さっき入れた浣腸が効いてきたね」

チノ「コ…ココアさん、お腹が…あの…トイレに…！」ｷﾞｭﾙﾙｯ

ココア「あー気にしないでウンチしちゃってて、私は準備してるから」

チノ「ちょっと…あの…！ドア閉めて…ココアさん！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

チノ「ん…ぐ！」ﾌﾞｼﾞｭ

チノ「う…うﾞ」ﾌﾞｼﾞｭ、ﾌﾞﾘｭﾘｭｯ、ﾎﾞﾁｬﾎﾞﾁｬﾎﾞﾁｬﾎﾞﾁｬ

チノ「…っ！」ﾋﾞﾁﾞｬ、ﾌﾞﾋﾞ、ﾋﾞﾁｬﾁｬｯ

チノ「……うぅ、はぁ…はぁ…」

チノ「んっう！」ﾎﾞﾁｬﾝ

ココア「終わったー？」ﾋｮｺ

チノ「はぁ…はぁ」

ココア「んー？ちょっと身体を持ち上げるね」ｸﾞｲｯ

チノ「え？えっ、あっ！止めてください！見ないで！下ろしてください！」

ココア「うわー！いっぱいウンチ出したね！偉い偉い！」

チノ「ううぅ…///」ｶｧｧ

ココア「もう出ないかなー？
じゃあお尻拭いてあげるよ」

チノ「なんなんですか、これ…」

ココア「フンフ～ン♪」ｺﾞｼｺﾞｼ

チノ「……」

ココア「お腹の中スッキリしたねー」ｺﾞｼｺﾞｼ

チノ「…」

チノ（……本当になんなんですか、この状況

目が覚めたら裸でトイレに縛られてて浣腸されて…）

チノ（いつも変なココアさんがいつも以上に変です）

ココア「よし！お尻綺麗になったよ」ｼﾞｬﾊﾞｰｯ

チノ「ココアさん、なんのつもりなんですか、あの、よくわかりませんがそう言うプレイみたいなやつなんですか？」

ココア「じゃあ準備も出来たし、これから全部説明するよ」

チノ「はい」

ココア「まず、これからここでチノちゃんを殺して解体して食べまーす」

ココア「リゼちゃんたちは来ません、そもそも私たち２人がここに来てることは誰も知らないよ、嘘ついてごめんね」

ココア「この別荘を選んだのは周りに人がいないのと、大きなお風呂と冷蔵庫があったから！」

チノ「は…？」

ココア「えーっと、あとは…
あ、この別荘へは合い鍵を作って入ったんだけど、合い鍵は最初に皆でここに来たときに型を取って作ったんだよ」

ココア「チノちゃんに会った時からずっと食べる計画してたからね！」

チノ「え、え…？嘘…？」

ココア「それとあそこのビデオカメラに気付いてた？チノちゃんの目が覚めた時から撮影してたんだよ、解体する様子を私の実家でお姉ちゃんやお母さんと見るからね」

チノ「……ぇ…ぁ…」

ココア「まぁ、そう言う家族なんだよねー私の家」

チノ「ぅ…ぅそ…嘘ですよね…」ｶﾀｶﾀｶﾀ

ココア「今日が計画の実行に最適な日だから、ついにチノちゃんを食べれるよー

チノちゃんのお腹や腕、ずっと美味しそうだと思ってたんだ」ﾌﾟﾆｯ

チノ「ひ、いっ！」ﾋﾞｸｯ

ココア「それじゃーお風呂に移動するよ、お姫様だっこするから暴れないでね」

チノ「…ぁ…」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

ココア「ん♪いい子」ﾋｮｲ

ココア「ちなみにウンチさせたのは大腸の中を綺麗にするためだよ、ウンチが残ってると臭くなったり肉に付いたら不味くなっちゃうからね」

ココア「本当は数日間監禁してゼリーだけ食べさせればもっと処理しやすくなったり、肉に旨味が出るんだけどねー、まぁそんなの難しいよね」

ココア「実家にはそのための檻とかあるんだよ、見たい？
あ、今から殺しちゃうから無理か！あはは！」

ココア「はいはーいお風呂場につきましたー

始めにここでチノちゃん殺してー、血を抜いてー、内臓取ってー、いやー忙しい」

チノ「……」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

チノ「……ぇ？」

ココア「空のお風呂の中に脚立が立ってるでしょ？
あれにチノちゃんを逆さまに括り付けて作業するんだよ、本当は牛や豚みたいに天井から鎖で吊したいけど、そんな設備ないからね

家庭で出来る簡易解体場だよ！」

チノ「……ぃゃ…」

ココア「と、その前に、ちょっとここにチノちゃんを座らせてっと」

ココア「チノちゃんの髪の毛をまとめておこうね、綺麗な髪が血で汚れちゃったり、首を切るとき邪魔になるから」

ココア「チノちゃんの髪をこうやっていじるのもこれが最後かー…」ｼｭﾙﾙｯ

チノ「ぁ…ぁぁ…ああ！」

チノ「い…いや！嫌ぁ！！た、助けて！助けてぇえ！」ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ！

ココア「ありゃりゃ！？」

チノ「死にたくない！食べられたくない！！酷いですココアさん！！」

チノ「ココアさんのこと大好きなのに！本当の家族だと思ってたのに！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ココア「もー…さっきまで大人しくしてたのにー」

チノ「誰か助けて！！お父さん！！！リゼさん！！」

チノ「シャロさん！千夜さん！！マヤさん！！メグさん！！」

チノ「おじいちゃん！！お父さぁん！！！」

チノ「死にたくない！！死にたくない！！止めて止めて！！！助けて！！！
家に帰して！！！」

ココア「んー？家には帰れるよ？
もちろんみんなにも会えるよ？」

チノ「助け………え…？」

ココア「チノちゃんをバラバラにしたら少しずつチノちゃんの家に持ち帰って、リゼちゃんやチノちゃんのお父さんにも食べさせるつもりだもん♪」

ココア「だから安心して！チノちゃんはいつまでもみんなと一緒にいられるんだよ！」

チノ「ぁ……あああ…」ｶﾞﾁｶﾞﾁｶﾞﾁｶﾞﾁ

チノ「っ…」ｶﾞｸｯ

ココア「ありゃ、気絶しちゃった」

ココア「気絶してくれた方が楽でいいや、暴力で黙らせたり薬を使うのも面倒だしね」

ココア「さて…ビデオカメラの位置はここでいいかな…？」ｶﾁｬｶﾁｬ

ココア「録画は…、あ、最初からしてるんだった

えー、コホン」

ココア「それでは今からチノちゃんを脚立に括り付けます」

ココア「よいしょー！」ｸﾞｲｯ

ココア「ううっ、チノちゃんぐらいの体重でもやっぱり重いなぁ」ﾖﾀﾖﾀ

ココア「はい、こうやって…
チノちゃんを逆さまにして、脚を開いた形にして、曲げたスネを脚立の上から二番目あたりの段に縛ります、両手はもちろん後ろに縛っています」ｸﾞﾙｸﾞﾙｸﾞﾙ

ココア「宙ぶらりんになった頭部が、お風呂の底から50～100センチぐらいの距離になるようにします」

ココア「木馬に跨がった人がそのまま後ろにグリンって垂れ下がったみたいな形だね」

ココア「この状態でも暴れてるようなら、全身を脚立に縛り付けてもいいし、なんなら殺してから脚立に括り付けてもいいです」

ココア「さて、頭の下にバケツを置いたらようやく準備完了です」

ココア「それじゃーサクッと殺しましょー！」

ココア「ナイフを首に刺して」ｻﾞｸﾞｯ

チノ「んﾞうﾞっ！？」ﾋﾞｸﾞﾝｯ

ココア「あ、チノちゃん起きちゃった？」

チノ「ご…あ…！」

ココア「すぐ死ねるからねー、痛いのはすぐなくなるからねー」

ココア「首を横にざっくりと、頸動脈ごと切ります」ﾌﾞｼｭｯﾌﾞｼｭｯ

チノ「ゴボッ！？ガボ！ガヒュッ…！ゲポッ！！」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

ココア「切った所から勢い良く血が噴き出すので、バケツに溜めていきます」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

チノ「っ…ごひゅ、ご、ご…ぁ…
さ…」ﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞﾄﾞﾎﾞ

ココア「チノちゃんバイバーイ」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

チノ「……」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯ

ﾊﾞﾁｬﾊﾞﾁｬﾊﾞﾁｬ
ﾋﾞﾁｬﾁｬｯ

ココア「おっとと、あまり痙攣しないでよ、血が飛び散っちゃう」

チノ「……」

チノ「………」

ﾁｮﾎﾟﾎﾟｯ
ﾊﾟﾁｬﾊﾟﾁｬﾊﾟﾁｬ…

ココア「…」

ココア「死んじゃったかな？」

ﾊﾟﾁｬﾊﾟﾁｬ…

ココア「血が少しずつしか出なくなったら、チノちゃんの頭を後ろに反らします」ｸﾞｲｯ

チノ「…」ﾎﾞﾀﾎﾞﾀﾎﾞﾀﾎﾞﾀ

ココア「こうすると口や鼻に流れた血が出てきます…と」ﾋﾟﾁｬｯﾋﾟﾁｬｯ

ﾋﾟﾁｬｯ…
ﾎﾟﾀｯ…
ﾎﾟﾀｯ…

ココア「身体を揺すったりして出来るだけ血を抜きます」ﾕｻﾕｻ

ココア「バケツに溜まった血は捨てずに料理に使います

血はそのまま飲んでも美味しくないよ」

ココア「ちなみに何故血をほとんど抜くのかと言うと、解体する時に不必要に飛び散って周りに跡を残す可能性があるし、せっかく肉を保存しても血が先に腐って肉の味を悪くするからです」

ココア「よし、血抜き完了」

ココア「次は首を切り落とすよー」

ココア「また頭を後ろに反らして、さっき横に切った部分から更に深く切っていきます」

ココア「体勢的にキツいけど頑張って」ｻﾞｸｻﾞｸ

ココア「骨の周りの筋肉と筋もしっかり切って、骨と骨の間の関節もある程度切ってからー…」ｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘ

ココア「首を一気にひねるっ！」ﾊﾞｷｯ！

ココア「最後に首の後ろ側も切ってー、…と」ｻﾞｸｻﾞｸ

ココア「ん、よっと！」ｸﾞｲｯ、ﾊﾞｷｯ、ﾌﾞﾁｯ

ココア「やったー！取れたー！」

ココア「力に自信のある男の人なら、一度寝かせてから斧とかで一気にやった方がいいのかなぁ」

ココア「んふふー！チノちゃんおかしな顔ー！」

ココア「顔の血を拭いてあげてから、ナプキンを沢山入れた大きめの袋に頭部を入れて、袋の口をしっかりと閉める」ｷﾞｭｯ

ココア「そうしたら冷蔵庫にしまいまーす

チノちゃんまたねー！」ﾊﾞﾀﾝｯ

ココア「さてさて、まだまだやることは沢山あるぞー！」

ココア「チノちゃんの身体はまだ脚立から下ろさないでこのままです」

ココア「えっと、チノちゃんのお尻に…」

ココア「お尻どころか、チノちゃんの大事な所が丸見えだぁ///」

ココア「あっ、コホン」

ココア「肛門付近の皮と肉をグルッと切り取って」ｻｸｻｸ

ココア「肛門と直腸をズルリと引っ張り出して、出口を縛ります」ｷﾞｭｯ

ココア「こうすれば解体作業中にウンチや内容物が出てこないからね」

ココア「次は消化器官を取り出します」

ココア「ここからが本番だよ！」

ココア「チノちゃんの下に大きなタライを置きます」

ココア「そして首の切り口から上方向に、お股まで切ってお腹を開きます」ｻﾞｸｯ

ココア「胸の真ん中、左右の肋骨の間は軟骨だから切れるよー、無理だったらキッチンバサミでも大丈夫」

ココア「この時、ナイフを深く差し込んで内臓を傷つけないように気をつけるよー」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

ココア「かと言って浅く切ってもお腹を開けないから、これは経験あるのみかな？」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

ココア「うんしょ、うんしょ」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

ココア「よいしょー！」ｽﾊﾟｯ

ﾄﾞﾛﾛﾛｯ
ﾄﾞﾁｬﾄﾞﾁｬ

ココア「うわっぷ！」

ココア「切ったお腹から腸が膜に包まれて出てくるので、素手で優しく引きずり出してー」ﾄﾞﾁｬﾄﾞﾁｬ

ココア「下においたタライに食道、胃、小腸大腸をいったん全部入れちゃいまーす

消化器官は全部繋がってるから楽だけど重いよー」ﾎﾞﾁｬﾎﾞﾁｬﾎﾞﾁｬｯ

ココア「しつこいようだけど内臓は気をつけて扱ってね、胃液や消化物が出ちゃったら味が一気に落ちるよ」

ココア「膀胱と子宮も取り出してタライにポイッ、膀胱内のオシッコが漏れないように、袋に包んでから取り出した方がいいかも」

ココア「えーっと、消化器官を取り出したら、後は心臓と肺と肝臓と腎臓だったかな」

ココア「肝臓のすぐ近くに胆嚢という部位があって、これの中身は胆汁というとても臭くて食べられない物が詰まってるから、まずは胆嚢を袋に包んで丁寧に切り離すよ、絶対に中身が出ないようにね！」

ココア「…丁寧に…」ﾌﾞﾂﾘｯ

ココア「ふう…」

ココア「心臓と肺と腎臓と肝臓は横隔膜に張り付いてるから、横隔膜ごと一気に引きずり出せて簡単だよ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘｯ

ココア「おいしょー！」ﾒﾘﾒﾘﾒﾘｯ

ココア「そしてまとめてタライにポイッ」ｸﾞﾁｬｯ

ココア「タライはいったん冷蔵庫に入れます、この後すぐに部位別に切り分けて洗うから、軽くラップしておくだけでいいかな」

ココア「本当は内臓係と肉係で２人欲しいんだけどね」

ココア「ふうー！これでやっとお腹の中がカラッポになりました！」

ココア「でもまだまだ続くよ！」

ココア「チノちゃんを脚立から下ろして…」ｶﾁｬｶﾁｬ…ｼｭﾙｯ

ココア「大きめのテーブルに乗せます

台所に大きな調理台があったからそこがいいね」

ココア「よいしょ…
うわー！チノちゃん軽くなったねー！」ﾋｮｲ

ココア「んしょ、んしょ」

ココア「はーいチノちゃん、ここに寝ててね」ｺﾞﾄｯ

ココア「次は身体を部位ごとに大きく切り分けていきます」

ココア「まずは両腕と両足です、と言っても私１人で骨を断ち切るのは大変な苦労なので、首を切り落とした時と同じく、関節を狙います」

ココア「では右肩から」ｸﾞｲｯ

ココア「肩から脇まで皮と肉をグルッと切っていき、関節周りの筋肉と筋をザクッと切断」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

ココア「最後に脇を上げて関節の奥、つまり軟骨かな、それをナイフで削れるだけ削り…」ｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘ

ココア「肩を外す勢いで思いっきり…えい！」ﾎﾞｷｯ！

ココア「後は残った筋や軟骨を切れば…」

ｺﾞﾄｯ

ココア「はい右腕一丁あがり！」

ココア「残りの腕と両足も同じやり方で切り落とすよー」

ココア「でもこれ本当に体力いるんだよなぁ…」

ココア「こればかりは電鋸とか機械を使いたいけど、ないものはないからね…」

ココア「よーし！頑張るぞ！」

ﾖｲｼｮｰ！

ｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘ

ｵﾘｬｰ

ｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸ

ココア「ふー！両腕両足切断完了！」

ココア「本当は腕の肘と手首、足の膝と足首もやりたいんだけど、今日は流石に無理！」

ココア「切り落としたら冷蔵庫に入れます

大きい冷蔵庫で良かったー、リゼちゃんありがとう！」

ココア「そろそろ終わりが見えてきたよ！」

ココア「お次は残った胴体の皮を剥ぎまーす」

ココア「調理法にもよるけど、基本的に皮は固くて食感が悪いからね」

ココア「皮と筋肉の間にナイフを滑り込ませて、丁寧に剥ぎ取っていきます」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

ココア「お腹側が終わったら、ひっくり返して背中側もね」ｸﾙｯ、ｺﾞﾄﾝ

ココア「今さらだけど、チノちゃんは小さくて痩せてて軽くて、おまけに体毛を剃らなくていい、本当に解体しやすくて助かるよー」ﾍﾞﾘｯﾍﾞﾘｯ

ココア「大人の人を解体するのって、子供の倍以上大変だからね」ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

ココア「さて胴体の皮を剥がし終わったら、もう一度お腹側を上にします」ｸﾙｯ、ｺﾞﾄﾝｯ

ココア「お腹の中に手を入れて、背骨に繋がってる肋骨の関節を、上から下までナイフで切ってから…」ｺﾞﾘｺﾞﾘｺﾞﾘ

ココア「肋骨を外側に開く！」ﾎﾞｷｯ！ﾊﾞｺｯ！

ココア「これが気持ちいーんだ♪」ﾎﾞｷｯ！ﾊﾞｺｯ！

ココア「はい出来たー！
これで胴体終わり！」

ココア「うひゃー！チノちゃん、もう人の原形がないね！
ここまで来たら肉屋に陳列されてもおかしくないよ！」

ココア「ああ……疲れた…」ﾍﾀｯ

ココア「この胴体を冷蔵庫に入れて、終わり…」ｶﾊﾟｯ

ココア「あーーー！内臓の処理忘れてたー！」

ココア「うう…もうヘトヘトだよ…」

ココア「でも内臓は早く洗わないと手遅れになっちゃう…」

ココア「えーい！もうひと踏ん張り！」

ココア「内臓は肉詰めにしたり、焼いて食べたり、煮込んだり色々使えて美味しいからね」

ココア「それでは、内臓はまず部位ごとに切り分けます

胃や腸の内容物はトイレに流してもいいし、ここは近くに川があるからそこで処理してもいいかな」

ココア「胃を切り離す時に内容物がタライの中に入ったら元も子もないので気をつけます」

ココア「消化器官は部位ごとに切り離し、縦に切り裂いて内容物を捨てて、裏返して水で綺麗に洗い流します」

ココア「胃は簡単に終わるけど、大腸は1.5メートル、小腸は5メートル以上あるからとんでもなく大変だよ…」ｻﾞｸｯ

ココア「あ、この作業だけは流石にマスクと鼻栓はするよ

お姉ちゃんは平気らしいけど、私は流石にねー」ｼﾞｬﾊﾞｼﾞｬﾊﾞｼﾞｬﾊﾞ

ココア「大好きなチノちゃんのとは言え、腸の中身はちょっとね」ｻﾞｸｻﾞｸ

ココア「切り分けて洗った部位から真空パックに入れていきまーす」ｷｭｯ

ココア「うー忙しい」ｼﾞｬﾊﾞｼﾞｬﾊﾞ

ココア「はい、消化器官終わり」

ココア「でもこれで殆ど終わったようなもんなんだよね、心臓や肝臓は水洗いで充分だもん」

ココア「もちろん肺も横隔膜も食べるから綺麗に洗うよ」

ココア「と言うわけでラストスパート！」

ｳｵｰｯ

ｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸ

ｵﾘｬｰ

ｼﾞｬﾊﾞｼﾞｬﾊﾞｼﾞｬﾊﾞ

ココア「………」ｸﾞﾃﾞｰ

ココア「はあ……終わった…
本当に全部終わった…」

ココア「久しぶりに疲れたなー
やっぱり気合い入れてたからかな…」

ココア「…」ｸﾞｰ、ｷｭﾙﾙｰ

ココア「いいタイミングでお腹すいたし…」

ココア「…さっそく食べようかな…」

ココア「いや、ちょっと休憩しよう…

ああ…」ﾄﾞｻｯ

ココア「疲れた…」

ココア「うぅ…」

ココア「…」

ココア「……」ｽﾔｽﾔ

その夜

ｼﾞｬｰｯ

ｺﾄｺﾄｺﾄ

ﾄﾝﾄﾝ、ｻｸｻｸ

ココア「フンフーン♪」ｶﾁｬｶﾁｬ

ﾀﾝｯ

ｸﾞﾂｸﾞﾂ

ココア「んー、いい匂い！」

ココア「味見を…」ｽﾞｽﾞ…

ココア「ふふ、美味しい」

ｺﾄｺﾄｺﾄ

ｽﾊﾟｯ

ｼﾞｭｰｼﾞｭｰ

ココア「チノちゃん料理、出来上がりー！」

ココア「うわぁ…我ながら美味しそうに出来たよ」ｸﾝｸﾝ

ココア「胴体の肉は単純に焼き肉、新鮮な心臓とレバーは刺身、胃と腸と腱を細かくして煮込んだシチュー、太ももをミンチにしてハンバーグ！血を混ぜたデミグラスソース！」

ココア「そして極めつけは…」

ココア「チノちゃんの生首の頭部を切り開いた、脳みそプリン！ひゃー！ワイルド！」

ココア「やっぱりカニバリズムの食卓には生首だよね！」

ココア「それではチノちゃん
いただきまーす！」

ﾊﾟｸｯ

ﾓｸﾞﾓｸﾞ…

ココア「…んーっ！」ﾌﾙﾌﾙ

ココア「ハンバーグ美味しいっ！」

ココア「はぐっ、もぐ、ガツガツ

美味しい！今まで食べた誰よりも美味しい！」

ｽﾞｽﾞｯ、ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ココア「腸も腱も柔らかく煮込まれててホクホク…！」

ココア「あ、冷たいうちに脳みそも食べなきゃ」

ココア「スプーンですくって…」ｸﾞﾁｭｯ

ココア「んっ」ﾁｭﾙﾝｯ

ココア「…っ」ｼﾞｭｸ…ｼﾞｭｸ…

ココア「はぁ、最高…チーズや白子みたいに濃厚…」ｺﾞｸﾝｯ

ココア「チノちゃんも自分の脳みそ食べる？
はい、アーン

なんてねー」

ｶﾁｬｶﾁｬ

ココア「ああー、レバ刺しうっま…心臓もコリコリ…」

ココア「ハフハフ…モグモグ…」

ココア「ゴクッ、ムグムグ」

ココア「…うーん、これだけ食べてもまだまだ沢山残っちゃうな…」

ココア「肉は冷蔵庫に入れておけば熟成してさらに美味しくなるし、内臓は冷凍しちゃってもいいかな」

ココア「いくつかビデオと一緒に実家に送って…」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ココア「やっぱりリゼちゃんたちにお裾分けしないと…」ｺﾞｸｯ

ココア「…」ｽﾞｽﾞｯ

ココア「美味しいー、幸せー」