【ミリマス】箱崎星梨花「先にシャワー浴びてきてくださいねっ♪」ミリP「は、はい」 (66)

キャラ崩壊です

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【星梨花の部屋】


星梨花「今日も劇場でたくさんアイドルの皆さんとお喋りしたんですね?」



星梨花「これじゃあ、いつものプロデュー
サーさんの良い香りが台無しです!」プンプン



星梨花「準備がしてありますから、先にシャワー浴びてきてくださいねっ♪」



ミリP(以下P)「は、はい」



ー数分後ー



P「あがったよ……星りっ!?」



星梨花「プロデューサーさん遅いですっ、私ずぅっと待ってたのに……」ギュウウッ



P「ず、ずっとって、シャワー浴びてたのなんて10分くらいの事で…うわっ!?」



ドサッ



星梨花「えへへ、プロデューサーさんをベッドに押し倒しちゃいました♪」



P「は、ははは……せ、星梨花は力持ちだなぁ。大人の俺が簡単に吹っ飛ばされちゃったよ」



P(一瞬、空中を飛んだ気がする)



星梨花「くんくん……」



P「ひっ!?や、やめ…せ、星梨花、首筋に顔近づけたら、息がかかってくすぐったい」

星梨花「プロデューサーさんから、私がいつも使ってるシャンプーと同じ香りがしますねっ♪」



P「そ、そうなのか?用意されてたから、普通に使っただけなんだけど」



星梨花「ふふっ、私この香りとっても好きなんです。私が好きなお花の香りがして……くんくん」



P「うっ、だ、だから、くすぐったいってば」



星梨花「その香りとプロデューサーさんの優しい香りが混ざり合って……はぁ」



星梨花「どうしましょう、プロデューサーさん。私すごくドキドキしてきちゃいましたぁ……」



P「俺もまったく別の意味でドキドキしてるよ」



星梨花「えへへ、じゃあ今日も……」






星梨花「プロデューサーさんから血を吸っちゃいますね♪」



P「……どうぞ」



星梨花「うーん、今日はどこから吸おうかな~。ここ……でしょうか?」



チュッ



P「ちょっ、せ、星梨花!?あの…わざわざ吸う箇所にキスしなくても良いんじゃないかな?」

星梨花「でもでも、濡らさないと噛んだ時に、プロデューサーさんが痛いですから……ねっ?」



P「い、いやそうかもしれな……っ!?」



チュッ チュッ



星梨花「んっ……」



P「は、話を…聞いてほし……っ」



星梨花「はぁ……はぁ……ふふっ、どこも美味しそうで、困っちゃいます♪」ハイライトオフ



星梨花「どーこーにーしーよーうかーなっ♪」



星梨花「あっ、ふふっ。やっぱりこの首の所ですね?それじゃあ……」



星梨花「いただきますっ♪」




P(ああ、どうしてこんな事に……)

ー数ヶ月前ー


【P自宅】


『ちょっと、何言ってるかわからないです』



『なんで何言ってるか、わかんねぇんだよ!』



ワハハハッ




P「はっはっは、相変わらず面白いなぁこのネタ」



ピンポ-ン



P「おお、頼んでたピザ…いや、ピッツァが届いたかな」



P「一応、インターホンで確認を……えっ?星梨花!?」



ガチャッ



星梨花「う、うぅ……プ、プロデューサーさん……グスッ」



P「星梨花、ど、どうしたんだ!?こんな夜中いやいや、それよりどうして泣いてるんだ?」



星梨花「うぅ……グスッ」



P「と、とりあえず、家の中においで?玄関だと人目につくからね」



星梨花「は……いっ」


P(うーむ、とりあえず部屋の中に招きいれてはみたものの、どう話を切り出せばいいやら)



P(あの感じだと結構深刻な話っぽいしなぁ……)



星梨花「プロデューサーさん……」



P「ん?な、なんだい?」



星梨花「プロデューサーさんは……私の事、どう…思ってますか?」



P「どうって……」



星梨花「……」



P「……そうだな、信頼できる大切な仲間だと思ってるよ」



星梨花「たいせつ……」



P「ああ。だからね星梨花?もし困った事があったら、なんでも俺に言ってほしい」



P「いつも助けてもらってる星梨花に、俺からも何か返したいからさ」



星梨花「なんでも……」



P「そうだ。なんでも」



星梨花「そっ……」



星梨花「そ、相談……したい事があったんです……でも……グスッ、プロデューサーさんに嫌われちゃうかもって思ったら……怖くて」




星梨花「でも他に頼れる人なんて……お、思いつかなくてぇ……うぅ」

P「だ、大丈夫だよ星梨花。大丈夫、大丈夫」



P「俺がそんな簡単に星梨花の事嫌いになったりするもんか、もちろん悪い事だったらちゃんと言うけどな?」



P「どんな事があってもちゃんと受け止めるつもりだよ。放って逃げたりはしないさ」



星梨花「ホント…ですか?」



P「本当、本当。だから何があっ……わっ!?」



ドサッ



P「ぐっ、痛てて……お、おいおい、星梨花?急に勢いよく抱きついてきたら危ないぞ?」



星梨花「やっぱり……プロデューサーさんってとっても優しいんですね。勇気を出して来てみてよかったぁ♪」ハイライトオフ



P「せ、星梨花?」



星梨花「はぁ……はぁ……プロデューサーさん?私、この前からずっと変なんです…」



P「へ、変…って?」



星梨花「はぁ……プロデューサーさんの事を考えると胸がとってもドキドキして、アツくなって、なんだか切ない気持ちになって……」



星梨花「私……欲しい、プロデューサーさん…」ギュッ



P「ま、待て待て!星梨花、一旦落ち着こう!とりあえずこの抱きついている腕を離し……あれ?」



P(な、なんだ?星梨花の腕を振りほどきたいのに、まったく動かないぞ!?)



星梨花「プロデューサーさん、プロデューサーさん、私もう我慢出来ないです……だから」スリスリ

P「ま、待て星梨花!確かに大胆な告白は女の子の特権って、ことわざがあるけども俺と星梨花はそういう関係にはーー」



星梨花「えへへ……プロデューサーさんの血、いーっぱい私に飲ませてくださいねっ♪」



P「そうそう、血をいーっぱい飲ませて……えっ?血ってどういう?」



チュッ チュッ



P「やっ、な、何してるんだ星梨花!?」



星梨花「ん…チュッ……はぁ、とっても甘い香りがします……ここから」



星梨花「いただきますっ♪……あむっ」ガブリッ



P「いっ!?」



星梨花「んっ……ぷぁっ……えへへ、美味しい……私、知らなかったです、血ってこんなに美味しいんですね♪」



P「せ、星梨花……今っ、何を……ぐっ」ガクンッ



P(ダメだ…力が入らない……抵抗したいのに、頭がボーっとして)



星梨花「でも、これってプロデューサーさんの血だから美味しく感じるんですよね?だって他の人の血なんて私、飲みたいと思わないですからっ」



星梨花「やっぱり、プロデューサーさんは私のトクベツなんですねっ♪」



星梨花「私の、私だけのトクベツな血……はぁ、どうしましょうプロデューサーさん、また欲しくなってきちゃいました…」


P「せ……りか」



星梨花「えへへ、私の事ちゃんと受け止めてくださいねっ……あむっ」ガブリッ





ー数十分後ー




P「うう、頭がまだクラクラする…」



星梨花「ごめん……グスッ…なさい、プロデューサーさんごめんなさい……」



P「ああいや、星梨花?俺なら大丈夫だからさ、ほら泣き止んでくれよ」



星梨花「でも…でもっ、私プロデューサーさんにあんな酷い事……」



星梨花「しちゃいけないってわかってたのに……止まらなくって……グスッ」



P「大丈夫、大丈夫」ナデナデ



星梨花「あっ…///」



P「ビックリしたけど、本当に俺は大丈夫だよ。噛まれた所の傷も少しだけだし」



P「それに、最初に言っただろ?星梨花の力になりたいって、ちゃんと受け止める放って逃げたりしないってね」



星梨花「はい…///」



P「にしても、さっきのアレはなんだったんだ?」



星梨花「私にもわからないんです、ただ一昨日くらいから……えっと」

P「あんな風になるのか?」



星梨花「は、はいっ…///」モジモジ



星梨花「でも、誰の血でも飲みたくなるわけじゃなくて、プロデューサーさんの血が飲みたくなるんです」



P「そうなのか、うーん、なんでだろうな?」



星梨花「私、病気なんでしょうか……?」



P「そんな病気なんて聞いたことないなぁ」




P(よし、ここはミリシタの事なら何でも知ってるあの人に聞いてみよう)



P(青羽さん、青羽さん、俺ですPです。聞こえますか?)



美咲(なんとぉ!?その声はプロデューサーさんですか?どうして、私の脳内に直接?)



P(プロデューサーレベルが300を超えた時に付いてきたスキルです)



美咲(なんとぉ!もうその高みに来ましたかプロデューサーさん)



P(いいえ、まだまだです。目指すは全宇宙のプロデューサーが集う、力の大会で優勝する事ですから)

美咲(なんとぉ!?でもあれって10人じゃないと出れないですよね?プロデューサーさんは一緒にそういうイベントとか出てくれる仲のいい同僚Pさんとか……あっ)



P(いいんですよ!!俺の事は!!それより青羽さん、星梨花が大変なんです)



美咲(なんとぉ!?星梨花ちゃんにいったい何があったんですか?)



P(実は……)



ー説明中ー



美咲(なんと…そうですか、それはプロデューサーさんお疲れ様でした)



P(いえ、それで、何かこの現象に心当たりがありますか青羽さん?)



美咲(語らねばなりませんね、ミリシタに隠された裏機能を)



P(裏機能?)



美咲(ななっ、なんとぉ!!ミリシタではアイドルの親愛度が76万5千を超えると、ごく僅かな確率でそのアイドルがヴァンパイアガールになっちゃうんです!!)



P(ええっ!なんですって!?そうか……この前、星梨花の親愛度が76万5千を超えてしまったから)

美咲(えへへぇ~♪)



P(えへへ、じゃないですよ!それで元の星梨花に戻すにはどうしたら?)



美咲(それは………)



P(それは?)



美咲(なんとぉ……)



P(なんとぉ?)



美咲(じゃーんっ♪)



P(じゃーんっ?)



美咲(今のところ元に戻す機能はないですね。はい)



P(サクっと言ってくださいよ!?)



美咲(えへへ、すみませんっ。なんとか元に戻せるように色々とやってみますね!プロデューサーさんは引き続きプロデュースよろしくお願いします!)



P(あっ、ちょっと!?まだ聞きたい事があっ……くっ、心を閉ざしやがった)



星梨花「あの、プロデューサーさん?」



P「ああ、いやすまん、ちょっと考え事をしててな。でも星梨花の今の状態の事がわかったぞ」

星梨花「本当ですか!?あのっ、教えてくださいプロデューサーさんっ」




ー説明中ー




星梨花「そんな……私、治らないんですか?」



P「ああ、今のところはな?でも青羽さんがなんとかーー」



星梨花「う、うぅ…グスッ、私…もうこんなの嫌です……」



P「星梨花……」



P(こうなったのは俺の責任だ。俺がアイドルの親愛度上げまくったからこんな事になってしまったんだ、なら…プロデューサーとしてやるべきことは一つ)



P「星梨花、心配するな」ナデナデ



星梨花「グスッ……プ、プロデューサーさん?」



P「治るまで、俺が星梨花の側にいるよ。だからもしまた血が吸いたくなったら吸えばいい」



星梨花「でもっ!それじゃあまたプロデューサーさんが……」



P「良いんだよ。星梨花の為になるならこれくらい容易いもんさ」



P「それに血を飲まないと苦しいんだろ?さっきも苦しそうだったし」

星梨花「でも、グスッ……でもぉ」



P「今まで、よく一人で頑張ったな。血が飲みたいのもなんとか抑えてたんだろ?偉いぞ星梨花」ナデナデ



星梨花「プロデューサーさん……」



P「もう我慢しなくていいよ。好きなだけ、俺を頼ってくれ」



星梨花「グスッ……は、はいっ……あっ」



P「はっはっは、可愛いお腹の音だな」



星梨花「あの……わ、私……また」



P「良いって……ほらっ、どこからでも吸っていいぞ」



星梨花「私、わたし……プ、プロデューサーさんっ!」ギュゥゥッ



P「はは…つっ!だ、大丈夫だから……ぐっ、大丈夫、俺はどこにも行かないよ…」

星梨花「ごくっ……チュッ…ぷぁっ、はぁ……ご、ごめんなさい……ごめんなさい……プロデューサーさん」



星梨花「でも、美味しくって……プロデューサーさんの血が美味しいから……やめたいのに……」



P「い、良いんだよ、星梨花は頑張ったから……ぐっ」



星梨花「あむっ……んっ、チュッ…チュッ」



P(その日から、ヴァンパイアガールになってしまった星梨花へ血を供給するという、俺の新たなお仕事が始まった)



P(最初のうちは遠慮がちに言ってきたのだが、徐々にそれも変化していき)



P(きっと星梨花の中のセーフティーが外れてしまったのだろう、場所問わずどこでも血を求めてくるようになってしまった)

【劇場ステージ裏】



P「せ、星梨花っ、今はマズイよ!」



星梨花「ふふふっ、大丈夫ですよプロデューサーさんっ♪こんなに暗いんですから、バレたりしませんっ」



P「いや、バレるとかバレないとかじゃなくて、もうすぐ本番なんだぞ!?衣装にだって着替えてるのに、もし血が衣装についたら」



星梨花「プロデューサーさんの血なら私は気にしませんよ?」



P「いやっ、血がついた衣装で歌うアイドルなんてダメだろ!?」



星梨花「でも……お腹が空いて、このままだと私、ステージの上で倒れちゃうかもです……はぁ」



P「うっ、わ、わかったよ…ほら」

一旦ストップ!

ちょっとだけ投下

星梨花「えへへ、ありがとうございますっ!」



星梨花「それじゃあ……んー、あむっ♪」



星梨花「チュッチュッ……♪」



P(仕方ないんだ、これは仕方ないのない事なんだ……)







ー別の日ー

【事務室】



静香「星梨花、この前のライブかなり良かったわね」



星梨花「はいっ。ファンの皆さんも凄く盛り上がってくれて、私も嬉しかったですっ」



静香「ふふっ、そうね。あんなライブ見せられたら、私もうかうかしてられないわね。星梨花に負けないように頑張らないと」



静香「でも最近本当に調子よさそうだけど、何か特別な事とかしてるの?」



星梨花「特別な事ですか?うーんと……そうですね!毎日、プロデューサーさんに特別レッスン(吸血)をしてもらってるんですっ」

静香「プロデューサーに?」ジ-ッ



P「うっ……」ギクッ



静香「プロデューサー、そうなんですか?」



P「あ、まぁ、してる……かな?」



静香「ふーん、そうなんですね。どんな事なのかわからないですけど、今度私にもそのレッスンお願いしていいですか?」



P「えっ、あ、いやそれは……」



静香「むっ、ダメなんですか?どうなんです?」



P「ま、まぁ、考えておくよ…ははは」



静香「ええ、お願いしますね!」



星梨花「…………」ジ-ッ



P「うっ、え…えっと、静香?そろそろ番組のリハーサルに出かける時間じゃないかな?」ドキッ



静香「あっ、本当ですね。それじゃあ星梨花またね」

星梨花「はいっ、静香さん頑張ってきてくださいね!」



静香「プロデューサーもレッスンの件お願いしますね?」



P「あ、ああ……わかったよ」



静香「それじゃ行ってきます」



P、星梨花「行ってらっしゃーい」



ガチャ バタン



星梨花「……プロデューサーさんっ♪」ギュッ



P「な、なにかな星梨花?」



星梨花「ふふふっ、プロデューサーさん?どうするんですか?」



P「どうするって?」

星梨花「静香さんにレッスン……しちゃうんですか?」



P「いや、まぁ……」



星梨花「……」ジ-ッ



P「し、しないよ。レッスンしません」



星梨花「どうしてですか?」



P「ど、どうしてって、俺はその……」



星梨花「その?」



P「せ、星梨花のモノ……だから、だから星梨花だけだよ」



P(こう言わないと泣きそうだからなぁ)



星梨花「嬉しいですっ」ギュゥゥッ



P「わっ!?」

星梨花「意地悪しちゃってごめんなさい、わ、私もプロデューサーさんだけのモノですよ…///」



P「あ、ありがとう、嬉しいよ……」



P(ふぅ、なんとか切り抜けたか)



星梨花「……」ジ-ッ



P「どうした星梨花?」



星梨花「プロデューサーさんって、可愛いお耳してますねっ」



P「可愛い耳?ははっ、そんなの初めて言われたよ。特に特徴のない普通の耳だと思うけど」



星梨花「あのっ、もっと近くで見てもいいですか?」



P「えっ、まぁいいけど」



星梨花「ありがとうございますっ♪」



星梨花「ふふっ、近くで見てもやっぱり可愛いですっ」(耳元で囁き)



P「っ!?」ビクッ

星梨花「どうかしたんですか?」



P「あ、いやっ、大丈夫だよ。ただ少し耳に息がかかってくすぐったかっただけで」



星梨花「えへへ、プロデューサーさんってお耳が弱いんですね」



P「おいおい、勘弁してくれよ」



星梨花「ねぇ、プロデューサーさん……?」(耳元で囁き)



P「ひっ、なっ、星梨花!?」ビクッ



星梨花「今日は……ここから貰っても良いですか?」(耳元で囁き)



P「も、貰うって…まさか耳から血を?」



星梨花「ねっ?ダメですか?」(耳元で囁き)



P「いや、ダメっていうか…ふ、普通に吸えばいいじゃないか?」



星梨花「だって、だって、見てたら……チュッ」(耳元で囁き)



P「ひゃっ!?」ビクビクッ



星梨花「とっても欲しくなってきちゃって……切なくって……んっ、チュッ…チュッ」(耳元で囁き)

P「わ、わかった!耳から吸っていいから、だから耳にキスするのはやめてくれないか?」



星梨花「はぁ…んっ……えへへ、ありがとうございます……♪」ハイライトオフ



P(これ、見たらわかるヤバイやつやん…)



星梨花「大丈夫ですよ、お耳を噛んだりしませんから。ただ、牙でちょっと傷をつけて、そこからペロペロするだけですっ」



P「そ、そうか、それなら安心……安心?」



星梨花「はーい、それじゃあちょっとチクッとしますからね~♪」(耳元で囁き)



P「うっ……つっ!?」



星梨花「えへへ、プロデューサーさんの可愛いお耳から美味しそうな血が……はむっ、んんっ……チュッ…」



P「うぁっ……」ビクッ



星梨花「ごくんっ……はぁ、はぁ……プロデューサーさん?顔赤いですよ?」(耳元で囁き)

P「な、なんでもないよ……ひっ!?」ビクッ



星梨花「んん……チュッ…ぷあっ…えへへ、気持ちいいんですか?プロデューサーさん?」(耳元で囁き)



P「い、いや、気持ちいいとかそういうの……じゃっ!?」ビクビクビクッ



星梨花「っ……チュッ…んんっ……」



P「や、やめ……っ」ビクッビクッ



P(13歳の女の子にこんな……でも、仕方ない、これは仕方ないことなんだ。我慢だ我慢)



星梨花(プロデューサーさん可愛い…///)

一旦ストップします

出かける前にちょっとだけ投下します

ー数ヶ月後ー
【劇場事務室】



P「し、死ぬ……このままじゃ死んでしまう」



P(毎日毎日、場所構わず星梨花に血を吸われまくって、精神的にも肉体的にもシンドイよ)



美咲「えへへぇ、プロデューサーさん体調悪そうですね?男の子の日ですか?」



P「そうですよ……」



美咲「ああっ、ダメですよプロデューサーさん!可愛い後輩事務員が可愛いく冗談言ってるのに、そんな塩対応して!」



P「いや、ツッコミする気力もないんですよ、青羽さんだって知ってるでしょ?」



美咲「ヤダヤダっ、ツッコんでくれないなんて、こんなのプロデューサーさんじゃないです!ただの塩デューサーさんですよ!」



P「ああ、もうわかりましたよ。男の子の日なんてあるわけないでしょ!ほら、これでいいですか?」



美咲「えへへぇ、ありがとうございますっ♪」

P「はぁ、もう気は済みましたか?俺はもう少し休んでるんで、先にあがってください」



美咲「あっ、そうそうプロデューサーさん!これをプロデューサーさんに渡そうと思ってたんです」



P「なんですか?このアポトキシン4869みたいなカプセル薬は」



美咲「なんとぉ!その薬をヴァンパイアガールになったアイドルに飲ませると、たちまち普通の人間に戻っちゃうという優れ物です!」



P「えぇっ!?ほ、本当ですか?じゃあこれを星梨花に飲ませれば」



美咲「はいっ!もちろん治りますよ!」



P「うう……青羽さん、ありがとう。本当にありがとうございます、これは星梨花もきっと喜びます」



美咲「私もプロデューサーさんのお力になれて嬉しいです!」



P「それじゃあ、早速貰いますね」

美咲「えへへぇ~♪」サッ



P「ん?なんですかこの左手は?」



美咲「えへへぇ~♪」サッ



P「……なるほど、いくらですか?」



美咲「えーっ?そんなお金とるつもりなんてまったくなかったのに、良いんですか?わーありがとうございます。とりあえずジュエルを8400個ください」



P「ぐっ……わ、わかりましたよ。ほらこれで良いですか?」



美咲「毎度ありがとうございます!」ニッコリ



P「は、はは…どうも」



P(ま…まぁいい、これで星梨花が治るなら安いもんさ。よーし、早速渡しに行こう!)

【箱崎邸】



屋敷の人「おかえりなさいませ、P様」



P「ど、どうも。あの…様とかつけなくてもいいですよ?」



屋敷の人「いいえ。星梨花お嬢様からP様の事はくれぐれもよろしく、と仰せつかっておりますので」



P「は、はぁ…そうですか」



P(毎日、星梨花に血をあげないといけないから、必然的に星梨花の家に住む事になったんだけど……はぁ。やっぱりまだ慣れないなぁ、上流階級の暮らしっていうのは)



P(伊織や千鶴さんは毎日こんな感じなんだろうなぁ、凄いなぁセレブって)



屋敷の人「どうかなさいましたか?」



P「あ、いえっ、お気になさらず。それより星梨花は?」



屋敷の人「お部屋にいらっしゃいます。それと、P様がご帰宅されましたらお嬢様のお部屋までご案内するようにとの事で」



P「わかりました。行きましょう」



P(治るって知ったら星梨花喜ぶだろうなぁ、ふふっ)

【星梨花の部屋】


星梨花「プロデューサーさん、おかえりなさいっ!」ダキッ



P「おっと。うん、ただいま星梨花」



星梨花「んぅ…プロデューサーさん、プロデューサーさん……♪」スリスリ



P「おいおい、そんなに身体押し付けられると、動きづらいよ星梨花」



星梨花(好き……好きぃ……プロデューサーさん好き…)スリスリ



P「はっはっは、なんか子犬に甘えられてるみたいで微笑まーー」








星梨花(好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きっ♪)ギュゥゥゥッ



P「いっ、痛ててっ、折れる!抱きしめすぎて、背骨折れちゃうよ星梨花!ストップストップ!」

星梨花「あっ、ご、ごめんなさいプロデューサーさん!大丈夫……ですか?」



P「ああ、だ、大丈夫大丈夫」



星梨花「うぅ、ごめんなさい……私、プロデューサーさんに甘えるのに夢中になっちゃって」



P「は、はは…ま、まったく星梨花は甘えん坊将軍だなぁ」ナデナデ



星梨花「あっ…///」



P「俺なら星梨花が治るまで、どこにも行かないって言ったろ?」



星梨花「でも……いつでもプロデューサーさんが側にいてくれないと、なんだか不安なんです」



星梨花「プロデューサーさんの匂いに包まれてると安心できて、穏やかな気持ちになれるんです」



星梨花「でも……でもプロデューサーさんが側にいないと、プロデューサーさん今どこで何してるんだろうとか、プロデューサーさん今どんなお仕事してるんだろうとか、プロデューサーさん今誰とお話ししてるんだろうとか、プロデューサーさん今私の事思ってくれてるかなとか、プロデューサーさんry……」



P(うーむ、ほんのちょっぴり依存の傾向が見られるが、まぁ大丈夫だろう)

一旦ストップ!
帰ったらまた投下します

P「それより星梨花に良いニュースがあるんだよ」



星梨花「良いニュースですか?なんでしょう……」



P「ふふっ、これさ」



星梨花「お薬ですか?」



P「ああ。なんと、この薬を飲めば星梨花の身体が元に戻るんだ!」



星梨花「えっ……?」



P「前みたいに普通の身体で、俺の血も飲まなくてもよくなる」



星梨花「普通の身体……」



P「これさえ飲めば前のような生活に戻れるんだよ、どうだ良いニュースだろ?」



星梨花「…………」



P(おや、星梨花の様子が?)

星梨花「私……私、そのお薬飲みたくないですっ」



P「えっ、お、おいおい星梨花?何を言ってるんだ」



星梨花「私、気づいちゃったんです……」



P「気づいたって?」



星梨花「元の身体に戻るより……今のままの方が幸せなんだって……」ハイライトオフ



P(あちゃー、手遅れじゃったか)



P「で、でも星梨花も今のままだと不便だろ?」



星梨花「いいえ?まったく」



星梨花「むしろ、前の方が不便だった気がしてきましたっ」



P「そ、そうなの?」



星梨花「はいっ。前まではプロデューサーさんと私、離れて暮らしていましたよね?おかしいですよね、そんなのって」



P「いやまぁ、だってそれが普通だろ?こんな風にずっと一緒にいたり、星梨花の家に居るのが異常ーー」

星梨花「違いますよプロデューサーさん♪」



星梨花「これが普通なんですっ。プロデューサーさんが私の側にいるのは当たり前の事なんですよ?」



星梨花「プロデューサーさんは私だけのトクベツな人で、私もプロデューサーさんにとってトクベツな人」



星梨花「だって、親愛度を上げるってことは好きって、愛してるってことですよね?つまりプロデューサーさんは私の事を愛してるって事なんですよね?えへへ…///」



P(茜ーっ!俺だー!助けてくれー!!)



星梨花「愛しあってる二人は一緒にいないといけないんです。恋のお話はいつでもハッピーエンドじゃないとダメなんです」



P「いや…た、たまには報われない恋愛もいいものだよ?」



星梨花「プロデューサーさんは……嫌なんですか?今の私じゃダメですか……?」ウルウル



P「そそそっ、そんな事ないよ!」



星梨花「グスッ……私は……幸せなのに、っ……ぷろ、プロデューサーさんは……」ポロポロ



P「あ、いやいや、違うよ?俺も幸せだよ星梨花と一緒にいれて嬉しいなー!あぁー最高!!」



星梨花「本当……ですか?」



P「も、もちろん」



星梨花「え、えへへ……それなら良かったですっ♪」



P(守りたいこの笑顔、でも飲ませたいこの薬)

星梨花「もう難しいお話はやめましょう?それよりプロデューサーさん、ベッドに……ねっ?」



P「えっ、ああ、いやでも…汗かいたからシャワー浴びて来ないと」(乙女心)



星梨花「今日はそのままでいいです、今すぐプロデューサーさんに甘えたいですから……えいっ」



ドサッ
 

 
P「わっ!」



星梨花「ふふっ、この身体だとこうやってプロデューサーさんを押し倒す事も簡単に出来ちゃいますっ」



P「あの、出来れば押し倒さないで?」



星梨花「それじゃあ、シャツ脱がせてあげますね……ぬぎぬぎ♪よいしょ、んしょっと」



星梨花「はいっ、準備完了です!」



P「いや、まだ俺の心の準備が……ひっ」



チュッ チュッ



星梨花「んっ……んんっ」



P「く、首筋にキスはやめて……痣になっちゃう」(乙女心)

星梨花「えへへ、プロデューサーさんのココ凄いですよ?私の噛み跡だらけですっ」



星梨花「こんなの、他の人に見られたらなんて言い訳するんですか?ふふっ」(耳元で囁き)



P「っ!?」ビクンッ



星梨花「はぁ…プロデューサーさんとっても可愛いですっ♪大丈夫ですよ、この跡は私だけのモノですから他の人には見せたりしません」



P「すっ、吸うなら早くしてくれ」



星梨花「ダメですよ?ちゃんと濡らしてから噛まないと、プロデューサーさんが痛いですから」



チュッ チュッ



P「いやっ……だ、だからって、これは」





ー数十分後ー



P「はぁ……はぁ……」



星梨花「もうそろそろ、ですね。えへへ、プロデューサーさん気持ちよさそうな顔してますよ?」



星梨花「それじゃあ、いただきますっ♪」ガブリッ

P「っ…」



星梨花「んんっ……チュッ……ぷぁっ……プロデューサーさん、プロデューサーさん」スリスリ



P(ダメだ……なんか、頭ぼんやりして……)



星梨花「好きです…大好き……んっ、チュッ……」(耳元で囁き)



星梨花「ごくっ……んっ……はぁ、もうどこにも行かないでください、お仕事も行っちゃダメです……」(耳元で囁き)



星梨花「ずっと一緒にいてくださいっ。私の側で微笑んでいなきゃ……チュッ、んんっ…んっ……」(耳元で囁き)



P「あ、ああ…」



P(血を吸われるのって……こんなに気持ちよかったんだ……)



P(ああ……いやダメだ、早く星梨花を元に戻さないと)



P(でも、このまま星梨花に飼われるのも悪くないなぁ……)




星梨花「チュッ…んっ……はぁ、はぁ……えへへ、これからもずっと、ずーっと永遠に一緒ですよねプロデューサーさん♪」

【事務所】



高木社長「と、言うわけで!ドラマCD『箱崎星梨花に血を吸われて夜も眠れない件』を発売しようと思うんだが」



P「却下です」



高木社長「キミィ!?なぜだい?バイノーラル録音で臨場感満載なんだよ!?」



P「そういう問題じゃないです!星梨花にこんなキスの音とかやらせる訳にはいかないでしょ!」



高木社長「じゃあその、キスの音だけは私が自ら請けようじゃないか」



P「気持ち悪いわーっ!!とにかくこの台本は没収します、シュレッダーに没シュートですよ」



高木社長「そんなぁ~」



P「まったくもう…」



高木社長(ふっふっふ、だがまだだ!まだ終わらないよキミィ?台本はまだ『猫耳が生えた白石紬に甘えられて眠れないCD』や『シスター風香に懺悔しすぎて眠れないCD、そのおっぱいで聖女は無理でしょw』などなど全員分の台本を用意してあるのだからねぇ)




P「心の声が漏れてますよ、ほらその台本も没シュートです」



高木社長「酷いよキミィ!!??」



語り部、中谷育さん
(こうして、社長さんの野望は阻止された。だがしかし、またすぐにロクでもない事を思いつくに違いない。戦えプロデューサーさん!アイドルの明日を守るのはキミしかいない!)




おわり

読んでくださってありがとうございました
よかったらこっちも読んでくださいオナシャス!


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最年少の育さんにまでロクでもないといわれる社長って...
乙です

>>1
箱崎星梨花(13) Vo/An
http://i.imgur.com/Ad1oZPp.png
http://i.imgur.com/5X2vmDa.jpg

>>10
青羽美咲(20) Ex
http://i.imgur.com/gdw7e48.png

>>25
最上静香(14) Vo/Fa
http://i.imgur.com/roY9YXV.png
http://i.imgur.com/4aXhrb7.jpg

>>57
中谷育(10) Vi/Pr
http://i.imgur.com/j9lyn4z.png
http://i.imgur.com/fxrnDWx.jpg

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