ココア「………ヤンデレになる薬?」 (94)

チノ「ココアさん、ちょっと倉庫に行ってコーヒー豆待ってきてください」

ココア「りょうかーい」



ココア「んー!重い!!チノちゃんこれ重すぎだよ!…………ん?」

ココア「なにこれ、くすり?」

ココア「えっと、ヤンデレになる薬?……ヤンデレってなんだろ あ、裏になんか書いてある」

ココア「えっとなになに……ヤンデレとは相手のことを病的に好きになること…タイプは様々ですが、飲んだ人の性格によります 
うーん…チノちゃんに病的に好きになってもらったらどうなるんだろ……」

ココア「えっと………この薬を好きになってもらう人の体液を混ぜて飲ませないと意味がないのでお気をつけてください………た、体液!? そ、そんなぁ!体液なんて……どうしよう……」



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ココア「で…でも、チノちゃんに病的に好きになってもらったらどうなるか…気になるし……よし!やってみよう!!」



ココア「ハァハァ…チノちゃんれ、これ重いよー!」

チノ「ご苦労様です、ココアさん」

ココア「ちょっと休憩………あっ」

ココア(ヤンデレについてもう少し詳しく調べよう…)

ココア(………)←ガラケーで検索

ココア(…や、…ヤンデレ……怖すぎるよ……!!刺されたりとか監禁されたりとかそんなの……でも…チノちゃんのヤンデレって…)

ココアの妄想チノ「……ココアさん……他の人たちにもふもふしたらだめです…私だけのココアさんなんだから私だけもふもふしてればいいんです…」もふもふ

ココア(って感じでちょっとヤキモチ焼いてるチノちゃんだったりして♪
可愛いよぉ!!!)

ココア(よしっ!!)

ココア「チノちゃんごめん!少し部屋に戻るね」

チノ「わかりました」



ココア「じゃあ早速!…えっと、体液…体液って…例えば…血とか? で、でも痛いのやだし………唾液……かな…うーん、でもチノちゃんにそんなもの飲ませるわけには………」

ココア「で、でも仕方ないよね!!」

ココア「よし!じゃあまず、ココアの粉を用意して…水注いで……今唾液…入れちゃおっか………んっ…」 

コンコン

ココア「うわぁ!!な、なに!!」

ガチャ!

チノ「ココアさん、早く来てください!私だけでは仕事回せません!」

ココア「う、うん!わかった!!…………まあ…あとででいっか…」

ココア「チノちゃん今行くよー!」

チノ「私は少し休憩するのでココアさん、少しよろしくお願いしますね」

ココア「え、うん」



チノ「ん?ココアさんの机に何か置いてありますね……薬?」

チノ「ヤンデレになる薬?……裏に何か書いてありますね…ふむふむ…………」

チノ「なるほど………今これを作っていたんですね、ココアさんは………」

チノ(ココアさんはいったい誰に飲ませようと………っ!?…これを使えば………ココアさんに愛してもらえる……!!)

チノ「これは使うしかありません!!」

チノ「ココアさんが用意したココアに私の唾液をいれて…………」ポタッ…

チノ「なんか汚い気もしますが…でも仕方ないです、あとはこの薬を入れて……」ポタッポタッ…

チノ「これをココアさんに差し入れしたら…完璧です!」

ココア「ふぅ……チノちゃん休憩長いよー……」

チノ「ご、ごめんなさいココアさん、これ差し入れです」

ココア「あ!ココアだ!ありがとう!!」ゴクッゴクッ…

ココア(ん?これって私がさっき作ってたココア??…………まっいっか)

チノ「………美味しいですか?」

ココア「うん♪美味しいよ!!ありがとう♪チノちゃん!」

チノ「い、いえ……」

チノ(…いったいいつ効果が現れるんでしょうか……ワクワクします!!)

ココア「じゃあ私接客やるね」

チノ「はい」

ココア「いらっしゃいませー」

チノ(…………うーん……なかなか効果がでませんね……というより…私も何かしたほうがいいのでしょうか?……)

ココア「………」チラッ

チノ「っ!!」プイッ

チノ(目があっちゃいました………見てることバレて恥ずかしいです/////)

ココア「………………」ニコッ♪

チノ(うぅ~///////よくわからないです!!) 

ココア「………」ジーッ…


ココア「ふぅ…おつかれチノちゃん♪」

チノ「おつかれ様です」

ココア「えいっ!もふもふ♪」

チノ「わっ……ココアさん!?」


ココア「チノちゃん」ギュッ…

チノ「ちょ…ココアさん……////:」

ココア「……」ギュッ…

チノ (あれ……なんかいつもと違う感じ…)

ココア「ねぇ……チノちゃん」

チノ「は、はい…」

チノ(ココアさんの声のトーンがいつもより低く……)ゴクリッ…

ココア「……さっき、お客になにか話しかけられてたよね……」

チノ「え、は、はい…」

ココア「なんの話だったのかな?」

チノ「え、えっと…いつも美味しいコーヒーをありがとう…って言われました」

ココア「…………ふぅーん…………そっか♪」パッ

チノ(ほっ……ちょっと怖かったです……)



チノ「それじゃあココアさん、おやすみなさい」

ココア「うん……おやすみ♪」



チノ「ふぅ…………これからどんどんヤンデレな性格になるんでしょうか?…楽しみです」

チノ「ふゎぁ……もう寝むいです…」Zzz

……


ガチャ…

ココア「……………」

チノ「……」Zzz…

ココア(…………チノちゃん……)

チノ「………」Zzz…

ココア(チノちゃん……好き…………好きだよ…………大好き…チノちゃんも私の事好きかな?………チノちゃん……)

チノ「…んっ………」Zzz…

ココア(……おやすみ…………)



チノ「…………」

ココア「あ、おはようチノちゃん!」

チノ「え、こ、ココアさん、もう起きてたんですか………」

ココア「うん♪今日は私が朝ごはん作ってあげようかなって♪」

チノ「え?いいんですか?」

ココア「うん♪座って待ってて♪」

チノ「は、はい………」



チノ「………」ボー…

ココア「~~♪」

チノ(…ココアさんが歌いながら朝ごはん作ってます)

隠し味に~……の………を入れて~♪

……こっちには~♪……も入れて~…あはは♪

チノ(………楽しそうです)



ココア「お待たせしました♪!!」

チノ「それじゃあいただきます」モグモグ…

チノ(んっ……う、うまい…)

ココア「どうかな?」

チノ「おいしいですよ」

ココア「ほんと!?やったー♪」

ココア「きっと隠し味のおかげだね!」

チノ「え?隠し味?隠し味って何を入れたんですか?」

ココア「えっとね、秘密♪」

チノ「気になります…」モグモグ…

ココア「…………」ニコニコ…

チノ「ごちそうさまでした」

……


ココア「あ…チノちゃんのスマフォだ……」

ココア「…今のうちに……」

ココア「チノちゃんのスマフォに…これを…取り付けて………」

ココア「………」



チノ「お待たせしました」

ココア「それじゃあいこっか♪」

チノ「はい」

チノ「それじゃあココアさん、またあとで」

ココア「うん♪」



チノ「…………」

チノ(あれから一日経ちましたが…とくに変わった様子はないですね……本当にあの薬って効果あるのでしょうか……ココアさんのイタズラの可能性も………ありますよね………)テクテク…

私は…この時は……まだ、いつもの毎日が続くと思ってました…



ココア「…………」←ケータイ凝視

ココア(…うん♪チノちゃんまっすぐ学校行ってるね!)


ココア(すごいよ…この機能………)

ココア(チノちゃんの居場所が常にわかるなんて………これも、お姉ちゃんとしての役目だからね♪ずっっっっと見守っててあげなきゃ!)



チノ(な、なんか…誰かに見られてる気がします………)

マヤ「おーい、チノー!」

チノ「あ、マヤさん、おはようございます」

マヤ「おはようチノ!今日、ラビットハウスに遊びに行ってもいいか?」

チノ「え?いいですけど…」

マヤ「やった!今日チノに美味しいコーヒーの入れ方を教わりたいんだ」

チノ「え?マヤさんが?」

マヤ「うん!」

チノ「では、学校終わったら来てください」

マヤ「ありがとな、チノー!」

帰宅

チノ「マヤさんまだかな…」

ガチャ

マヤ「チノー」

チノ「あ、マヤさん」

マヤ「それじゃあさっそく教えてくれ!」

チノ「いきなりですか?」

マヤ「うん!早く帰ってきちゃうし…」

チノ「……?」

……


ココア(チノちゃんもう家なんだ…高校ってほんと長いなぁ………………辞めたいなぁ…学校……………はぁ……チノちゃん…チノちゃん…チノちゃん…………早く帰りたい!!………)

キーンコーンカーンコーン…

ココア(終わった!!……)

ダッ!…

チヤ「ココアちゃん!?………もう帰るの!?……あ、行っちゃった…」ショボーン…

ココア「ハァ…ハァ……チノちゃん………」タッタッタッ…

……


チノ「それじゃあマヤさん、さっそく作り方を教えますね」

マヤ「よろしくお願いします!チノ先生!」

チノ「……えっとですね、まずは……こう……」

……


ココア「ラビットハウスまであと少し………」








チノ「上手ですよ、マヤさん」ニコッ

マヤ「え?そうかな?」



ココア(…………………………………………………)

ココア(……マヤちゃんがチノちゃんとコーヒー作ってる…………?どうして?………)

ココア(………………………………)


チノ「では…一口……」ゴクッ…

マヤ「どうかな?……」

チノ「………はい、とても美味しいです」

マヤ「本当か!?ありがとな!チノ!!」ギュッ!

チノ「わっ……」



ココア(…………………………………)



チノ「ところでマヤさん、どうして突然コーヒーを作ろうと思ったんですか?」

マヤ「え?それはココアに

ガチャ!

ココア「…………」

チノ「あ、おかえりなさいココアさん」

マヤ「あ!ココア!!おかえり!」

ココア「…………」

マヤ「あ!ちょっとココア!待って!」

ココア「……」

マヤ「ほらココア!いつもココアにはお世話になってるから…そ、その……感謝の気持ち的な……//////」

マヤ「その…あんまし……上手くできてないかもしれないけど……」

マヤ(な、なんでだろ…すごく恥ずかしい/////)

ココア「……」

ココア「……そっか…でも私今忙しいから………」

ガチャ…バタン……

マヤ「え!?ココア!?!?」

チノ「………?」

マヤ「忙しいって……今帰ってきたばっかじゃん!!」

ココア「……」

マヤ「もう!ココアのバカ!!少しくらいいいじゃん!!!」

ココア「………はぁ……うるさいなぁ……」ボソッ…

マヤ「!?………」

マヤ「…うっ……」ジワッ…

マヤ「…………もう…いい!」ポロポロ……

チノ「あわわわ……………」

マヤ「ココアなんて………ココアなんて嫌いだー!!」ダッ…

ココア「…………」

チノ「ちょ、待ってくださいマヤさん!」

チノ(もう…ココアさん…いったい何やってるんですか…)

マヤ「うわぁぁぁぁん!ちのぉぉぉ!」ポロポロ…

チノ「ほら…マヤさん落ち着いて……」ナデナデ…

マヤ「ココアが…!ココアが……!……」ポロポロ…

チノ「…………」

チノ(ココアさん…)

ガチャ…

ココア「………」

ココア(マヤちゃんがチノちゃんに泣きついてる…………チノちゃんから離れてよ…)

マヤ「うぅ………」ポロポロ…

チノ「よしよし………」



マヤ「うーん……」Zzz…

チノ「え?マヤさん?………ね、ねてる…」

マヤ「ここ…あ……グスッ…」Zzz…

チノ「……ひ、膝が痺れてきました……」

ココア「…………」

チノ「え?あ、ココアさん!!」

ココア「………」

チノ「ココアさん!マヤさんに謝ってください!」

ココア「ん?なんで?」

チノ「なんでって…まだわからないんですか?マヤさんはココアさんのためにコーヒーを作ったんですよ」

ココア「そうなんだ」

チノ「そうなんだって………」

ココア(うーん…でも、いらないから……って言いたいけど…ここは穏便に……)

ココア「ごめんね、チノちゃん、さっきは本当に忙しかったの…マヤちゃんが起きたら謝るよ」

チノ「約束ですよ?」

ココア「うん…………ところで………マヤちゃん寝てるね…………私の部屋で休ませよっか♪……」

チノ「え?………っ!」

チノ(あ、足が痺れてきました…)

チノ「そ、そうですね、ではお願いします」

ココア「うん、よいしょ…」

チノ(ココアさんにおぶられてる…う…羨ましい………)ボー…

……


ココア「…」

マヤ(………う、……ん……)

マヤ(あれ?………なにも見えない……)キョロッ…

ココア(あ、起きたのかな?)

マヤ「なにこれ……」

ココア「…………おはよう、マヤちゃん…」ボソッ…

マヤ「っっ!?」ゾクッ…

マヤ(え?ココア??………)

ココア「今ね、マヤちゃんは目隠しされてるんだよ」

マヤ(え?目隠し?どうして?………)

ココア「あはは♪」

マヤ(……て、ていうか……あの後たしか………ココアに…ばかって…あ…謝らなきゃ…)

マヤ「ココア……その…さっきはごめん…」

ココア「ん?なにが?」

マヤ「だ、だから…ばかっていって……」

ココア「……ううん♪気にしてないよ♪」

マヤ「そ、そうなの?……」

ココア「うん♪」

マヤ(え…じゃあ……なんで目隠ししてるの?他に怒ってる理由あるの??)

ココア「…………ねぇ…マヤちゃん…」

マヤ(?……)

ココア「……チノちゃんに近づくの…やめてくれないかな?」

マヤ(え?チノ?………)

マヤ(な、なんで…)

ココア「ね?お願い♪」

マヤ「な、なんで……」

ココア「ん?なんでって……私のチノちゃんには誰にも近づけたくないからだよ?」

マヤ「え……」

マヤ(私のチノ?……いったいココアは何を言ってるんだ!?)

ココア「ね?だからさ、近づかないでくれないかな♪………」ボソッ…

マヤ(…!?…耳元で…囁かれて………ココアが…怖い………)ガクガクッ…

マヤ「ち、チノは…私の友達だもん……近づかないなんて…そんなの……嫌…だ…」ガクガクッ

ココア「…………はぁ……マヤちゃん…」

マヤ(……………な、なに……)ジワッ…

ココア「ゆうこと聞いてくれないと……お仕置きするよ?……」

マヤ(え?…………おしおき?……)

ココア「うん♪お仕置き♪あ、ちょっと待っててね!」

ココア「チノちゃーん?」

シーン…

ココア「チノちゃんいないみたいだね…」



ガチャ…

マヤ「……ココア…?」

ココア「…………マヤちゃん、どうしても言うこと聞いてくれないの?」

マヤ「だ、だって…チノは私の友達だから…」

ココア「ふーん…そっか……」

マヤ「……………」ガタガタ…

ココア「……ふふ…マヤちゃん震えてるよ?どうしたの?」

マヤ「だ、だって…ココアが……」ガタガタ…

ココア「もうマヤちゃん…そんなに怖がらなくてもいいのに」ニコッ

マヤ「…………」

ココア「………」ナデナデ…

マヤ「…………」ビクッ…

マヤ(ココアの行動が読めない……もうやだ…助けて…リゼ………)

ココア「はい!甘い時間はここまでにして~♪」

チャキッ…

マヤ「………?な、なに……」

ココア「………んー?これはね、捩じ切るタイプのペンチだよ♪」

ココア「これをー…マヤちゃんの~…指に……挟んでぇ…」

マヤ「う、うそ……や、やだ………」ガタガタ…

マヤ「う、うそだよね?………ココア…い、いや!アネキ!」

ココア「ん??今更遅いよ♪せーーーの!!」

マヤ「わぁぁ!!!!やだやだぁ!!!まって!!まってぇぇ!!!」

ココア「んー?♪」ニコニコ

マヤ「わかった!わかったよ!!チノに関わるのやめるから!!だから許して………!」ポロポロ…


ココア「……ほんと?」

マヤ「ホントだって!」ポロポロ

ココア「このこと……誰にも言わない?」

マヤ「言わない……」

ココア「じゃあ許してあげる♪」

マヤ「…え!?」

ココア「ほら、もう帰ってもいいよ♪」

マヤ(もうココアたちと関わるのやめよう…グスッ……)



チノ(うっ…隠れてみてましたが…これはとんでもないことになりました…)

マヤ「………」トボトボ…

メグ「あっ、マヤちゃーん」

マヤ「……あ…メグ……」

メグ「ま、マヤちゃん?……」

メグ(泣いてる………)

メグ「どうしたの?マヤちゃん」

マヤ「うっ…うぅ……なんでも…ない……」ポロポロ…

メグ「え!?な、なんでもないことないよぉ!だって…」

マヤ「っ………」ダッ…

メグ「あっ!まってー!」



メグ「行っちゃった…」

ココア「さてと♪これでマヤちゃんはチノちゃんに近づくことはなくなったね!」

チノ(……こ、これは…流石にまずいですね……でも…ココアさんをもっと私に依存させたいです…でもどうしたら……)

ココア「チノちゃん……どこいったんだろ……」

ココア(あ、チノちゃん帰ってくる前にココア作ろっかなぁ…よし!作ろう!)

チノ(あっ…まずいです…隠れないと……)

……


ココア(ふんふーん♪)

チノ(ココア作ってます…)

ココア「えいっ…」ピッ…

チノ(えっ…)

ポタッ…ポタッ…

ココア「隠し味は私の…血…だよ♪」

チノ(………)

ココア「あぁ…チノちゃんの体の中に私の血が交じる…考えただけでゾクゾクしちゃうよ……♪」

チノ(うっ……こ、これは…飲みたくないです…なんとかしなくては)

チノ「よしっ…………こ、ここあさーん」

ココア「え?チノちゃん、帰ってたんだ!」

チノ「は、はい」

ココア「外寒かったでしょ?ココア作ったんだ♪一緒に飲もう♪」

チノ「え?えーと…私はいいです…」

ココア「………えー!飲もうよー!」

チノ「え、いや…ですからわたしはいらn ココア「いいから飲んでよ!!!!!!!!!」

チノ「っ!!!!」ビクッッ…

チノ「こ、ココアさん……?」

ココア「ね?飲んでよチノちゃん……お願い…♪」

チノ「……わ、わかりました………飲みます…」

チノ「うぅ…………」ゴクッゴクッ…

ココア「お い し い ?」

チノ「は、はい…美味しいです…」

ココア「そっか♪嬉しいなぁ♪」

チノ「……うぅ……」

チノ(なんか体の中が……気持ち悪いです…)

チノ(私はやっぱ…普通のココアさんが好きなだけなんですね……ヤンデレなんて……)

ココア「あ、チノちゃーん!ちゃんと全部飲んでよー!ほーら♪」グイッ

チノ「っぐ!……」ゴクッゴクッ…

ココア「あぁ……チノちゃんの中に私の………//////」ゾクゾク…

チノ「……………」

仕事中
ガチャ…カラーンカラーン

チノ「うぅ……い、いらっしゃいませ…」

チノ(さっきのが忘れられません…うっ……)

クラスメイト「あ、チノさん」

チノ「あ…あなたはクラスメイトの……」

クラスメイト「コーヒー…美味しいね」

チノ「え?本当ですか?ありがとうございます」

クラスメイト「うん、あ、チノさん、敬語使わなくてもいいんだよ?」

チノ「あ、いえ…敬語が私のステータスだから気にしないでください」

クラスメイト「???……わ、わかった」

クラスメイト「んっ、このパン美味しい」

チノ「そのパンはあちらの人が作ったんですよ」

クラスメイト「へぇ、そうなんですk……………っ!?」

ココア「……………」ジーッ…

クラスメイト(うっ…すごい見てる…なんで?………)

チノ「?どうかしましたか?」

クラスメイト「え?ううん!なんでもないよ!」パクッ…

チノ(見てたらお腹減ってきました……)

グゥゥ…

チノ「っ!?!?!………」

クラスメイト(お腹空いたの?)クスクス

チノ「わ、笑わないでください!/////」

クラスメイト「ほら、チノさん、あーんして?」

チノ「え?!…そ、それは………」

クラスメイト「いま、客少ないから大丈夫だよ」

チノ「うぅ…じゃ、じゃあ一口だけ……あー…ん……」

チノ「ん…美味しいです……」

チノ(さすがココアさんです…………はっ!?)

ココア「………………」

チノ「あ、あの!私仕事ありますので失礼します!!」

クラスメイト「え、う、うん、じゃあまた学校で」


ココア「……………………」



ココア「チノちゃん」

チノ「は、はい…」

ココア「今の娘、誰?」

チノ「え、えっと、ただのクラスメイトですよ」

ココア「へぇ…その割には随分と中良さそうだったよね?」

チノ「ふ、フレンドリーな方なんですよきっと」

ココア「……ふぅん…………まあいいや、じゃあチノちゃん、歯磨きしよっか」

チノ「え?は、歯磨き?……」

ココア「そうだよ、あんな娘に食べさせられた物なんて嫌でしょ?はやく綺麗にしなきゃ」

チノ「…………は、はい……」

チノ「あ、あの……ココアさん?」

ココア「ん?」

チノ「その、恥ずかしいです…/////」

ココア「いいからいいから♪ほら、あーんして♪」

チノ(現在私は、ココアさんに膝枕をされ歯磨きをされそうになっています……)

ココア「ほらーはやくー」

チノ「うぅ…あー……///////」(は、恥ずかしいです…/////)

ココア「チノちゃんのお口小さくて可愛い~♪」シャコシャコ…

ココア「ほら♪奥の方も♪」シャコシャコ…

チノ(あっ……気持ち良い………)

ココア「あっ、チノちゃんよだれたれてるよ?」フキフキ…

チノ「っ……/////」

チノ(も気持ちよさと恥ずかしさで……クラクラしてきました………)

ココア「はい、おしまい♪」

チノ(はぁ…はぁ……/////)

ココア「気持ち良かった?」

チノ「べ、べつに…普通でした…/////」

ココア「へぇ~♪」ニヤニヤ

チノ「う、うがいしてきます!/////」ダッ…

ココア「これでチノちゃんのお口の中はキレイになったね!解決だよ!」

ココア(…………?あれ……本当に解決したのかな…だって食べたらお腹の中に入るんだよ?なら食べさせられたものは今……体内……歯磨きじゃ意味ないよ!?)

ココア「チノちゃん!やっぱ歯磨きじゃ意味ないよ!」

チノ「え!?」

ココア「チノちゃん…ちょっと手を上に上げて?」

チノ「え?こ、こうですか?」

ココア「うん…そのまま……苦しいけど…チノちゃんが綺麗になるためだから…少し我慢してね!」

チノ「え?え?どういうことですか?」




ココア「こういうことだよ!えいっ!」

チノ「わっ!」

ココア「あ!逃げちゃだめ!」

チノ「いや!お腹殴られそうになったら普通逃げますよ!」

ココア「だって吐かせないと…どんどんチノちゃんの体に染み渡って………ぁぁぁ…!!そんなのだめ!」

チノ「こ、ココアさんが作ったパンなんですよ!?」

ココア「で、でも…あのクラスメイトの娘に食べさせられたから…とにかく吐かせるしかないの!」

チノ(な、何言ってもだめです………)

ココア「えいっ!」ギュッ…

チノ「わっ!は、はなしてください!」

ココア「はなさないよ!」

チノ「うぅ!離してください!!離してください!!」

ココア「暴れないで…すぐ終わるから」

チノ「痛いのは嫌です!ココアさん!」

ココア「…………」

チノ「ほ、本当に怒りますよ!?」

ココア「………ねぇ、怒ってるのは私だよ?」

チノ「えっ……」

ココア「まさか私がふざけてると思ってたの?」

チノ「……で、でも……痛いのは嫌…です…」

ココア「大丈夫………すぐ終わるから…」

チノ「っ……で、でも………わ、わかりました…もういいです……好きなだけ殴ってください……」ピラッ…

ココア「……」(チノちゃんのお腹……///////)

チノ「は、早くしてください…恥ずかしい…です…」

チノ(これは……私が招いた責任…なんです………ココアさんの気が済むまでやらせないとだめなんですね……)

チノ「さ、さあ!いつでも来てください!!ココアさんは非力で私よりも力ないんですから怖くなんかないです!さあやるならはやくしてく

ドゴォッ!!

ココア「……………」

チノ「っー!!!!…うっ!…ぁ……ぉぇ…!……」

チノ(……吐きそう…………)

チノ「……こ、こんな…もん……ですか?………痛くなんて…ないですね……やっぱ…ココアさんは……非力……です……」フー…フー…

ココア「……そうかな?でもチノちゃん…涙と…口から唾液でてるよ?」

チノ(っ………)フキフキッ

ココア「ほらっ、もう一発♪」

ドゴ!!

チノ「っっっぅ!!ぁっ……ぎもぢゎるぃ…………」

ココア「もう少しだね!」 

チノ(胃の中が逆流しそうで……ぎもぢわるいです……!)

ココア「ラストいくよ!!」

ドスッ!!!!!

チノ「かはっ‼……」

ココア「うわっ!すごい、みぞおちにクリティカルヒットだよ♪」

チノ(……!?…っ…もう……だ…め……!)

チノ「っ…ぅぇぇぇぇ………!!!」ビチャビチャ…!!

チノ「ハァハァ……げほっ…げほっ………うぇぇぇ……」ポタッ…ポタッ……

チノ「うぅ……ひぐっ……」ポロポロ…

ココア「ん?もう全部吐けたの?」

チノ「ううぅぅぅ……………痛ぃぃ………」ポロポロ…

ココア「答えてよ」

グリッグリッ…

チノ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛…………!!」

ココア「あはは♪お腹責め楽しい♪チノちゃんのその歪んだ顔もっと見たいよ!!!」

グリッグリッ……

チノ「ぁぁぁぁぁぁ………痛いぃぃ!!……………」ポロポロ…


ココア「…………」ゾクゾク…//////

ココア「チノちゃん…このまま内蔵潰しちゃってもいい?」ボソッ…

チノ「!?……ゃ……です…………」ポロポロ…

チノ「…………ごめんなさい……」ポロポロ…

ココア「うーん…許してあげたいけど……でもなぁ……」

グリッグリッ

チノ「ぁぁぁぁ!!………」ポロポロ…

ココア「もうチノちゃん泣かないで♪あっ!これ!!」

チノ「…………」

ココア「こんなところに木製のトンカチあるよ!」

チノ(…………!?)

ココア「チーノちゃん!」ニコッ

チノ「…ぇ…………ぅ…ぅそ………ですよね?…………」

ココア「…………♪」

ドスッッッッ!!!

チノ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!いたぃぃいいい!!!!」

ココア「う、うわぁ…チノちゃんのお腹青くなってる………」

チノ「ぅ!?ゲホッ!!!!」ビチャ!!

ココア「わっ!?すごーい!口から血が出た!私血反吐なんて始めてみたよ!!」

チノ「う゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!…………」

ココア「どこかの内蔵がおかしくなったのかな?」

チノ(こんなの…!!ヤンデレじゃない…!…ただのリョナラーです……!)

チノ「わたしが!…なにを!したっていうんですか!」ポロポロ…

チノ「もう嫌です!!………ヒクッ!…グスン…」

ココア「………こうなったのも、チノちゃんが全部悪いんだから………」

チノ(………ぇ…私?……)

ココア「今日はこの辺で許してあげるよ…」

ココア「お腹……ごめんね?」サスサス…

チノ「っ………いたっ………」

ココア「……………」

チノ「……………」

ココア「次は……許さないからね……」ニコッ

チノ「っ…………」ゾワッ…

ガチャ…バタンッ……

チノ(………い、痛い……………死にそうです……)

チノ「痣で痛くてたてない…です……」バタッ…

ガチャ… カラーンカラーン…

クラスメイト「………チノさん…?」

クラスメイト「ち、チノさん!?!?」

チノ「………」

チノ「うぅ………」

クラスメイト「ど、どうしたんですかその傷……」

チノ「き、気にしないでください……ケホッケホッ…」

クラスメイト「い、痛いの?……い、痛いよね…」

チノ「痛い…です……」

クラスメイト「と、とりあえず家族の人………」

チノ「!?だ、だめです!!」

クラスメイト「え?!」

チノ「も、もういいですから……私に構わないでください………」

クラスメイト「え…で、でも………」

チノ「私は大丈夫ですよ」ニコッ…

クラスメイト「ぅぅ………わ、わかりました……何かあったら連絡してね?これ私のメアド…」つ メアドの書いた紙

チノ「ありがとうございます……」

クラスメイト「そ、その…いま言うのもあれなんですが…私…前からチノさんと話がしてみたくて…だ、だから…友達!…友達だから…なにかあったら絶対に教えてね!」ダッ…

チノ「……………」

数分後…

ココア「ち、チノちゃん…大丈夫?」

チノ「だ、大丈夫じゃないです……」

ココア(うっ…酷い痣……これ私が……)

ココア「ごめんね……ごめんねチノちゃん……」ポロポロ…

チノ「な、泣かないでください……」

ココア「でもぉ!……うぅ…!!…」ポロポロ…

チノ「あ…そ、そうだ……わ、私!新しい友達ができたんですよ!マヤさんとメグさん以外のお友達…こんな私にも友達ができたなんて…これも…ココアさんのおかげです!」ニコッ…

ココア「…………え…」ピタッ…

チノ「ココアさんがいてくれたから……沢山の人が私と接してくれて……友達になってくれて……私、ココアさんがいてくれて本当に嬉しいです……」

ココア「……………チノちゃん…」

チノ「だからココアさん……泣かないでくださ…………え…ココアさ」

ココア「っ!………」

ボコッ!!

チノ「痛っ!?………え……血……」タラ…

チノ「い、痛い……です……よ………ここあ…さん……」ジワッ…

ココア「…何度言ってもわからないんだから…チノちゃん…仕方ないよね………」


チノ「え?……え?……ど、どうして……」ポロポロ…

ココア「………なんで…わからないの………?」

ドガッ!

チノ「っぐ!!」

ココア「なんで…なんで!……なんで!!」

ボカッ!バキッ!

チノ「痛い痛いぃ!!!!顔殴らないでくださいっっ!!」ポロポロ…

ココア「だって!!チノちゃんが悪いんじゃん!」

チノ「どおして!……私はただ……」ポロポロ…

ココア「あーもう!!」

ゴリュッ…

チノ「っっっ!!お…腹……だめ……!ぅぇぇ……」ハァハァ…

ココア「チノちゃんチノちゃんチノちゃん……!!!…もっと苦しんで…!!そして反省して!!」

チノ「ぁぁぁぁぁぁ…………!!」

数分後…  

チノ「………ぁぁ……」

ココア「チノちゃん反省した?………」

チノ「……………」

チノ(死ぬほど痛い………もう声が出ません……)

ココア「チノちゃん……ごめんね…でも…チノちゃん…が悪いんだよ?」ギュッ…

チノ(………)

ココア「もう…このまま寝よっか……」

チノ(…………)

ココア「おやすみ…チノちゃん…………」

チノ(…………)

チノ(いったい……私がなにを…したって…いうんですか…………)

チノ(もしかして………友達を作ったこと?……でしょうか……)

ココア「すぅ……すぅ……」Zzz…

チノ(………最初は…ココアさんのヤンデレがどうなるのか気になって使ってみたんです…きっと、ココアさんのヤンデレ化は……)

ココア『チノちゃん!他の女の子と話しちゃだめ!わたしとずっーと!!一緒だよ♪チノちゃん!好き好き好き好き♪世界で一番愛してる♡チノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃん♪』

チノ(こんな感じになる予定だったのに………ゲホ………どうして……こんなことに………)ポロポロ…

ココア「………」Zzz…

チノ(逃げなきゃ………このままだと殺されちゃいます……)

チノ(ココアさん…さようなら……)

チノ(っ!!痛っ……!!)

チノ「ハァハァ………っ!」



チノ「とりあえず…どこにいけば……あっ…」

チノ(そういえばクラスメイトの人の…メールアドレス貰ったんでした…で、でも……迷惑かけるわけには………)

チノ(っ!……)

チノです、いまからお会いできませんか?○○にいますので良かったら来てほしいです

チノ(これで…)



チノ(………)

クラスメイト「あっ!チノさん!!」

チノ「す、すいません……ハァハァ…」

クラスメイト「え…さっきよりも酷い……!」

クラスメイト「とりあえず私のおうちに行きましょう!」

クラスメイト「……はい!これで良し!」

チノ「あ、ありがとうございます…」ニコッ

クラスメイト「……////べ、べつにたいしたことじゃないよ、友達だもん!」

クラスメイト「友達だから…その…チノちゃんって呼んでもいいかな?」

チノ「え?あ、はい………よろしくお願いします」

クラスメイト「う、うん!よろしく!」

クラスメイト「……それで、どうしたの?その傷………」

チノ「えっと……それは……」

クラスメイト「話して?何か力になってあげられるかもしれないし」

チノ「は、はい…じつは……」

クラスメイト「…………え、えっとつまり…その薬?を飲んで性格が変わったって言うこと?」

チノ「はい…暴力的になったということですね…」

チノ(ヤンデレなんていってもわからないですよねきっと……)

クラスメイト「そんなものがあるなんて……怖いね……」

チノ「はい………」ジワッ…

チノ「私…前に戻りたいです……こんなのもう嫌です……」ポロポロ…

クラスメイト「あっ!な、泣かないで!よしよしっ」

チノ「うぅ………」ポロポロ…

クラスメイト「っ………//////」ギュッ…

チノ(わっ……/////)

クラスメイト(!!……やっぱ…凄く可愛いぃぃ!!チノちゃん!前からずっと……チノちゃんを………ハァハァ……)ゴクリッ…

クラスメイト「あの!チノちゃんさえよければずっっとここにいてもいいよ?」

チノ「え?で、でも…」

クラスメイト「ね?ずっっっとここにいよ?私といたら安全安心だよ?」

チノ「……は、はい…」

チノ(まあ…しばらくは……)

チノ「っ!……」

クラスメイト「あっ…まだ痛むの?………」

チノ「はい……」ジワッ…

クラスメイト(………許せない………チノちゃんをこんな目に合わせて……許さない許さない許さない許さない許さない…………………!!)ギリッ…

チノ「ちょ…い、痛い…です………」

クラスメイト「わっ!ご、ごめんね!」オロオロ…

ココア視点

ココア「ふぁぁ………あれ……………チノ……ちゃん?……………」

シーン…

ココア「チノちゃん??チノちゃん???どこ????」



ココア「チノちゃんが…………どこにも…いない…………………」

ココア(チノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃんチノちゃん…)ブツブツ…

ココア「あ…………もしかして……逃げた……………?………」

ココア「…っ…………あは…、あはははははははははは!!チノちゃぁ~ん……ぜぇぇぇったい逃さないから♪………」

ココア「見つけたら……捕まえて……逃げれないようにしなきゃ……♪……たしか……工具箱に……あった♪ これと~これとーこれ!……あは♪チノちゃん…まっててね♪」

ココア「チノちゃん♪思い知らせてあげるよ♪」

クラスメイト「チノちゃん♪次これ着てみて!」

チノ(……現在私は………)

クラスメイト「わっ♪可愛い!!ほんと似合ってる!!」

チノ(着せ替え人形にされてます…)

クラスメイト「ハァハァ…可愛い可愛い可愛い!!大好き……」

チノ(この人…こんな性格でしたっけ……)

クラスメイト「チノちゃん…可愛いよぉ…食べちゃいたいくらい可愛い………」レロッ…

チノ「っひゃぁ!!///////」

チノ「な、なにを!?」

クラスメイト「ん?いいから♪はむっ……チュゥ……」

チノ「っー………く、首……吸わないでください……!…」

クラスメイト「えへへ♪キスマークできちゃった…////」

チノ「……」

クラスメイト「もっと…もっといっぱい……」ハァハァ…

チノ「も、もうだめです!落ち着いてください!」

クラスメイト「えぇー…うーん……わかったよぉ……………でーも!えいっ!」

チノ(っ!……)ズキッ… 

チノ(押し倒されて…い、いたい……)

クラスメイト「チノちゃんともっっとくっつきたいの……チノちゃんも私に腕回して?」

チノ「は、はい……こうですか?…」

クラスメイト「そう……そのままつよく…抱きしめて……」

チノ「………」ギュッ……

クラスメイト「んっ………」//////

クラスメイト「っ!……も、もう我慢の限界……チノちゃん……好き………」

チノ「え…好きって……そんな……」

クラスメイト「ごめんね…でも……本当に大好きなの………チノちゃん…もう離したくない……中学に入学してからずっと…チノちゃんを見てたの……友達になりたかった………でも………いつも……あの邪魔な二人に囲まれてて…話しかけれなかった………!!」ギリッ…

チノ「…そ、そんな………」

クラスメイト「でも…今はもう二人だもん………今日から私とチノちゃんはここで暮らしてここで死ぬの…ね?いいよね?チノちゃん……」

チノ「そ、それは………………い、いやです……」

クラスメイト「……どうして?……………………」

チノ「私は……ココアさんが元に戻る方法を探さないとだめなんです………このままあなたと二人きりなんて……嫌……です……」

クラスメイト「……………………………………………………」

クラスメイト「………………………そう………じゃあ………………しょうがないね」グイッ

チノ(えっ……)

チノ「や、やめ…………!………」

クラスメイト「やめない………」

チノ「っ!…ぐ、ぐるし…………!!…」

クラスメイト「ぁぁぁ…いいよ……そのまま…苦しんで……死んで…?……死んだら…私のものになるでしょ?私がずっと一緒だから……♪死んで死んで死んで死んで…………♪」

チノ「ぅっ………だ、め………ご、こア……さ………だすけ…………て……」

チノ(ココア…さん……会いたい……ココアさん………………)


ドガッ!

ココア「チノちゃん!!」

チノ(ココア………さん………)

クラスメイト「あ、あなた…誰ですか……」ギリッ…

ココア「私は……チノちゃんの……………お姉ちゃんだよ…」

チノ(え……)

クラスメイト「え?姉?………」

ココア「チノちゃんは返してもらうよ!」

クラスメイト「なっ!か、返しません………ぜったいに………」シャキッ…

チノ「!?こ、ココア…さ……ん……逃げて………」ゴホッ…

ココア「…………………」

クラスメイト「あなたには死んでもらいます…………チノちゃん……この人をころしたら次はチノちゃんの番だからね…」

チノ「っ…………」

チノ「ココア…さん……たすけて…!」

ココア「……………」

クラスメイト「っ![ピーーー]ぇ!!」

ココア「っ!!」サッ…

クラスメイト「なっ!?かわされ…

ココア「えぇぇいっ!」

ドカッ!

クラスメイト「っぐ!!…………」バタッ… 

ココア(よ、よかった……工具箱からかなずち持って来といて……さて…と)

チノ(……!!…あっ…あぁぁ………血が沢山………!!…)

クラスメイト「痛……ぃ…ぇ………血………うそ……」ポロポロ…

ココア「ねぇ………きみ……チノちゃんに何しようとしたのかな?」ニコッ

クラスメイト「ひぃぃ!!…………ご、ごめんなさぃ………」ガタガタガタガタ……

ココア「ねえ、答えてよ」グイッ…

クラスメイト(だ、だめ……意識が朦朧として………)ふらふら…

チノ「も、もう……いいです!……やめて…ください……」

ココア「…………」

チノ「このままだと本当に取り返しのつかないことになっちゃいます……」

クラスメイト(………)

ココア「わかったよ…チノちゃんに免じて許して上げる」

クラスメイト(……ほっ…)

ココア「つぎ、チノちゃんに何かしたら…次は許さないから」

クラスメイト(っ…………)

ココア「いくよチノちゃん」グイッ

チノ「わっ……………」

クラスメイト(……………)バタッ…

帰り道

ココア「…………」

チノ(うっ……気まずいです……ココアさんのこと…こんな風に思うなんて……)

ココア(………帰ったらめちゃくちゃにしてあげるね…チノちゃん)

チノ「……あ、あの………ココアさん……」

ココア「………なにかな?」ニコッ…

チノ「え、えっと……その…な、なんで…場所がわかったんですか?……」

ココア「ん?えーっと……感…かな」

チノ「え…か、感?……」

ココア「うん、チノちゃんのいるところがなんとなくでわかるの」

ココア(…ま…本当はチノちゃんのスマフォに追跡できるアレを取り付けただけなんだけどね…♪)

チノ(…怖いです……)

ココア「そんなこと、どうでもいいからほら、早く家に行くよ」グイッ

チノ「……!」パッ!

ココア「っ……どうしたのかな?チノちゃん」ニコッ…

チノ「い、家には帰りたくないです……」

ココア「……どうしてかな?」

チノ「だ、だって……家に帰ったら……また私に酷いことするじゃないですか……もう痛いのは嫌です…」

ココア(…………………………)

ココア「でもそれは、チノちゃんが悪いんだよ?」

チノ「わ、私が一体何をしたっていうんですか!」ポロポロ…

チノ「わた、私…は!……ココアさんと……仲良くしたい…だけなの…に……!」ポロポロ…

ココア「………ごめんね…チノちゃん……ごめんね…」ナデナデ…

チノ「うぅ……ひぐっ……グスッ……」ポロポロ…

ココア「……でもね……もうやめられないの……」

チノ「ふぇ……?」ポロポロ… 

ココア「あはは………あはははは……」

チノ「ココア…さん……?……」

ココア「……チーノーちゃん!!」

チノ「…ひっ!?だ、だれかたす

ココア「!!」

ドガッ!

チノ「っグ………け…て……」ドサッ…






チノ「ん………あれ……ここは………」

ココア「あっ!チノちゃん起きた♪」

チノ「え………ここあ……さん……」

チノ(あ、あれ……うごけない……)

ココア「あっ、だめだよチノちゃんおとなしくして!いまやっと1本切り落とせたんだから!」

チノ「え…………切り落とせた……な、なに……いって…」

ココア「うーん…ちのちゃんみたらショック受けると思うし……そのままにしてて♪」

チノ「や、やで…す…これ…解いてくださいここあさ…………

ココア「んー?」

チノ「あっ…あぁ……………ココアさ………!?…」

そこには返り血まみれのココアが立っていた…

チノ「っ!!!いやぁぁぁああああ!!」ガタガタガタガタ…

ココア「わっ!チノちゃんすごい声!そんな声出せたんだ!!」

チノ「いやぁ!!怖いよぉ!!!」ポロポロ…

ココア「怖い?なんで??チノちゃんの血なのに?」

チノ「え?………わたしの……血?…血?……」

チノ「わ、私……の血?……」

ココア「あ!そういうこと?痛くないよ~♪だって麻酔かけてるもん!」

チノ「え……え………!?」

ココア「うーん、わからないの?まあいいや!じっとしててね!」

チノ「い、いや…………………」ガタガタガタガタ……

ココア「っしょ…っしょ……チノちゃんの足…綺麗だなぁ♪」

ギコッ…ギコッ………

チノ「っー………………」

ココア「あっ!骨が見えてきた!骨はこっちのノコギリで…えいっ」

グジュ…

チノ「っーーぁぁぁぁ!!!!!!」

ココア「わっ!!な、なに!!??」

チノ「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いぃぃぃー!!ぁぁぁぁっっ!!!!」ポロポロ…

ココア「え??嘘!?なんで!!?麻酔かけたのに!?」

チノ「もうやだぁぁ!!殺して!!殺してくださいぃ!!!」ポロポロ…

ココア「え!?えっと!!……ど、どうしたら…………!!」

チノ「痛いよぉぉ!!!!」ポロポロ…

ココア「あぁもう!うるさいなぁ!!すぐ終わるから我慢して!」

グジュ…ズチャ…

チノ「ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」

チノ「殺゛し゛て゛く゛た゛さ゛い゛ぃ゛ぃ゛!!」

ココア「我慢!…して!……いくよ!!えいっ!!」

ザシュ…

チノ「っ………ぁ…………………………」

ココア「よしっ!両足終わり!チノちゃんやったよ!!って!?チノちゃん!?!?」

チノ「…………………」ガタ!ガタ!…

ココア「すごい痙攣してる……まあいいや、止血しないと………えっと……とりあえず包帯巻けばいいのかな……」

チノ「……………」

ココア「はい…これ、痛み止め…って…飲めないか…よしっ…」

ココア「っ……」パクッ…

ココア「…………っ…」

チノ「っ………ゴクッ……」

ココア「…えへへ♪チノちゃんとキスしちゃった♪」

チノ「………」

二時間後

チノ「…………」

チノ「…………」パチッ…

ココア「あ、チノちゃん起きた?」

チノ(………………)

ココア「チノちゃん?どうしたの?」

チノ「足を……返してください!!」

ココア「え?え??」

チノ「…ぜったいに許さないです…………」ギリッ…

ココア「え?だって私から逃げたチノちゃんが悪いんじゃん、仕方ないことだよ」

チノ「っ!!!!!」

ココア「あ、怒っちゃった?ごめんね♪でも本当のことだよ?私から逃げた罰♪」

チノ「このっ!!」

ガチャーン!

ココア「わっ!危ないよ!」

チノ「うるさい!うるさい!!」

パリーン…ガチャーン…

ココア「………ねえ、次は腕を切り落とすよ?」

チノ「っ………」 スッ…

ココア「うん♪良い子だね♪よしよし」

チノ「………………」

ココア「ねぇ…怒ってるの?」

チノ「…当たり前です………これからどうしたらいいんですか……」

ココア「大丈夫♪私が面倒見てあげるから!!お姉ちゃんに任せなさーい!」

チノ「……なにが…お姉ちゃん……ですか……ふざけないでください…」

ココア「…」イラッ

ココア「はい、まず一回…だね♪」

チノ「……え?」

ココア「私を苛つかせたり怒らせたら罰が下るよ!」

チノ「なっ!い、意味がわから

ドゴッ!

チノ「痛っ!!!………」ポタッポタッ…


ココア「そういうことだよ…♪」

チノ「鼻血が………うぁぁぁ!!………」ポロポロ…

ココア「あぁ!もう!チノちゃん泣くの多すぎ!ほら!泣き止んでよ!」

ドスッ!

チノ「ぁぁぁぁ!!痛いぃぃぃいいい!!」

ココア「あはっ、良い悲鳴!!傷口痛いの?それ!それ!!」

グリュ…グリュ…

チノ「ぁぁぁぁあああああああ!!!」ジタバタッ…

ココア「あっ、血が滲んできた……包帯変えたほうがいいのかなぁ」

チノ「ハァ…ハァ……………………」

チノ(もう…ココアさんなんて…大嫌いです………しんじゃえ………しね…しね!……)

チノ(で、でも……これは大嫌い私が招いたこと……ココアさんのせいじゃ……ない………うぅ………もう…どうしたら………)

数分後…

ココア「チノちゃん、あーん…♪」

チノ「………手は…使えますよ……」

ココア「あ、そうだった…でもはいあーんして?」

チノ(逆らったらまた酷いことされる…)

チノ「あー…ん……」モグモグ…

ココア「美味しい?」

チノ「……おい…しい…です……」

ココア「え?!ほんと!!嬉しい♪」

チノ(!!…………そんな笑顔…見たくない…です……)

ココア「ほら!チノちゃんあーん…」



チノ「…ごちそうさまでした…」

ココア「お風呂は………さすがに入れないよね…」

チノ「ぜったいに染みて痛いです…」

ココア「そうだね…じゃあ今日はもう寝よっか」

チノ「……はい…もう…疲れました…」



チノ「…………」

ココア「…………」

チノ「ココアさん…起きてますか?」

ココア「起きてるよ?」

チノ「ココアさん………お願いです…もとに…戻ってください……っ!」

ココア「へ?」

ココア「元にって…な、なんの話?」

チノ「前の…前のココアさんに…戻って………」

ココア「だ、だからチノちゃんの言ってることがわからないよぉ!」

チノ「前の…優しかった私のお姉ちゃんに………戻ってほしいです…」ポロポロ…

ココア「……いい加減にしないと……また暴力…しちゃうよ……」

チノ「…………っ!」ギュッ… 

ココア「わっ…え……チノちゃん?」

チノ「ココアお姉ちゃん!!………もとに戻って!!!お願い!お願い!ー」 

ココア「だ、だから!!いみが…っっっ!!!……………な、なに……これ……頭が痛い!………っぐ………ぁぁ!……」

チノ「え?………」

ココア「ん………あ、あれ……チノちゃん………?」

チノ「え?あ、あれ……ココアさん?………」

ココア「な、なに…これ………どんどん記憶が流れ込んでくる!……………」

チノ「も、もしかして元に戻った?………」

ココア「あああああああ!!…………」

チノ「………こ、ここあさん…」

ココア「う、うそ………わたし…………」ポロポロ…

ココア「ち、ちのちゃん…の…あ、あし………」

チノ「……は、はい……もう…ない…です…」

ココア「ぁぁぁぁぁ!!ごめんねぇぇ!!ごめんねぇぇぇ!!」ポロポロ…

ココア「取り返しのつかないことしちゃったよぉぉ………!!どうしよう!どうしようぅ!!」ポロポロ…

チノ「い、いいんですよ…私が悪いんです……」

ココア「え…なん…で………」

チノ「そ、それは…………」

チノ(あ、あの変な薬を使っただなんて…言えないです…)

ココア「チノちゃん…今…痛い?……」

チノ「今は……痛み止めのお陰で…痛くないです……」

ココア「……よかった…………」

チノ「でも…これからどうしたら……」

ココア「わ、私が一生側にいる!!」

チノ「え、…で、でも……」

ココア「チノちゃん…!」ギュッ…

チノ「っ…………」

チノ「わかりました…こらから…よろしくお願いしますね……」

ココア「うん!………うん!!」



次の日

チノ「……おはようございます…」

ココア「おはよ……」

チノ「今…何時ですか?……」

ココア「えっと……8時……」

チノ「朝ごはん………」

ココア「あっ…まだだった…」

チノ「………早く作ってください」

ココア「え…う、うん」




ココア「わっ!卵焦がしちゃった!」

パリーン

ココア「皿落としちゃった!」

グッチャ…

ココア「うえぇ…ご飯が水っぽい…」

チノ「………………………」



ココア「ごめんね…チノちゃん……」

チノ「……ほんっと、使えないですね……」

ココア「ごめん…なさい……」

チノ「はぁ……もういいです、コンビニで何かかってきてください」

ココア「うん……」

ガチャ…

チノ「……わ…私…ココアさんより………いま…うわて……なんでしょうか?………ふふっ…たっぷり仕返ししてあげますからね……」

2日後

ココア「うぅ…毎日がしんどい……」



チノ「ココアさん、おトイレに行きたいです」
チノ「ココアさん、ご飯食べさせてください」
チノ「ココアさんお風呂に入れてください」
チノ「ココアさん、買い物に行ってきてください」
チノ「今日は一緒に寝てください、寝るまで起きててくださいね?」
チノ「ココアさん、ココアさん、ココアさんココアさん………」



ココア「うぅぅぅ!!毎日がしんどいよ……」

ココア(!?……だ、だめ…変なこと考えちゃ……だって私は…あんなひどいことをしたんだもん……チノちゃんのために何かするのは当たり前のこと…それほどのことをしたんだから……)

チノ「何やってるんですかココアさん」

ココア「うっ……ち、ちのちゃん…」

チノ「お腹すいたからパン作ってください」

ココア「え、う、うん」



ココア「はい…」

チノ「あーん……」

ココア「………」

チノ「美味しいですよ」

ココア「………」ボーッ…

チノ「…なにボーッとしてるんですかココアさん、次はそっちのパンですよ」

ココア「……………」

チノ「……………」イラッ…

チノ「っ!!」

ドガッ!←近くのめん棒で叩く

ココア「痛っ!!えっ………」

チノ「ふん………」

ココア「ひ、酷いよ……グスッ…」

チノ「何泣いてるんですか?もっと私にひどいことしたくせに……」

ココア「っ!?……ごめ……んなさい……ごめ…んな…さい……」ポロポロ…

チノ「謝るくらいなら私に足を返してくださいよ!!」

ボカッ!

ココア「あぐっ!…………」

チノ「はぁ…はぁ……ッチ……もういいです、早く私を部屋に返してください」

ココア「……………」



チノ「ちょっと…何してるんですか?はやくしてくださ…

ココア「………………」

チノ「な、……こ、ココアさ………なにするんですか……」

ココア「……もう…我慢の限界だよチノちゃん………」グイッ…

チノ「な!?、乱暴にしないでください!!」

ココア「………チノちゃん……調子に乗りすぎ……少し痛い目見てもらわないとね……」

チノ「えっ……う、嘘ですよね!?……ココアさん……!……」

ココア「ん?嘘?私は本気だよっ!」

ドスッ!

チノ「ガハッ!!………うぇぇ………」

ココア「ほらっ!ほらっ!!!」

ドスッ!ドスッ!…

チノ「やめ…!……くだ…!…さ…ぃ……!………ぅぇぇええ!!……」ハァハァ…

ココア「反省するまでお腹蹴り飛ばすのやめないよ…!」

ドスッ…ドスッ…

チノ「ぁっ……っぐ………ゲホッ………」

チノ「っぐ…やめ…て…」

ココア「手、放して…」

チノ「や、だ…蹴らな…いで…!……ゴホッ…ゴホッ…」

ココア「じゃあ謝ってよ」

チノ「…だって…ゲホッ……ココアさんが……私に酷いことをしたから……ココアさんが…ゴホッ……私のために尽くすのは……当たり前のことじゃないですか…………ゴホッ…ゴホッ……」

ココア「……………そうだね、でもねチノちゃん……わたし…その頃の記憶あるんだ……その時の私楽しそうだったの……今もね……楽しいんだよ?」

チノ「え………………」

ココア「今はもう…いつもの私だけどね…チノちゃんをめちゃくちゃにしたい気持ちは……かわってないよ!!」

ドスッ!!

チノ「うっっ!?!?………おぇぇぇ!……」ビチャビチャ…

ココア「わっ!!チノちゃん!吐かないでよ!!」

チノ「うぅぅ!!ゴホッ…ゴホッ……」ポロポロ…

チノ「ぐ、苦し………い……」ハァハァ…

ココア「そうなの?あ、お腹まだアザ凄いね……これはあの時のだね♪」

グイッ

チノ「ぁぁぁぁあああ!痛いぃぃ!!」

ココア「ふふっ♪チノちゃんもっと泣き叫んで?もっと聞かせて…チノちゃんの悲鳴……」

サワサワ…

チノ「あああああああぁぁああ!!!足ィィィ!!痛いぃぃぃ!!触らないでぇぇ!!」ポロポロ…

ココア「最高………♪」



チノ「ハァハァ……ハァハァ………」

ココア「包帯…血が滲んてきちゃったね…変えて上げる…」

シュルル…

チノ「痛いぃぃぃ…………」ポロポロ…

ココア「うっ…だ、断面が……これは……私もきつい……えへへ……」

チノ「…っ酷…い…です……グスッ……ヒクッ…」ポロポロ…

ココア「あっ!ご、ごめんね!今巻くから!」

チノ「………っ!…」グスッ…

数時間後

ココア「いい?チノちゃん、私はチノちゃんのお世話はしてあげる、でも私を苛つかせたりしたらまた暴力を振るうよ?」

チノ「………はい…」

ココア「そして、私のことをお姉ちゃんって呼ばないとだめ♪」

チノ「わかりました…ココアお姉ちゃん…」

ココア「うん♪チノちゃん偉いね♪」

チノ「………」

ココア「………笑って?」

チノ「あっ……え、えへへ……ありがとうございます……」ニコッ…

数日後

ココア「チノちゃーん、ご飯できたよー」

チノ「は、はい……」

ココア「美味しい?」

チノ「モグモグ…美味しいです……流石ココアお姉ちゃんです……」ニコッ…

ココア「うんうん♪」



チノ「うっ……こ、ココアお姉ちゃん………」

ココア「ん?」

チノ「そ、その……トイレ……」

ココア「あ、うん!よいしょ…」

チノ「っ…………」

ココア「終わった?」

チノ「は、はい…終わりました……」

ココア「…………」

ココア(やっぱ…下着は自分で上げれるよね…つまんない……)



お風呂

ココア「ジャンプーしてあげるよ!」

チノ「だ、大丈夫ですよココアお姉ちゃん…手は使えますから」ニコッ…

ココア「…………………そうだよね」

チノ「っ!?い、いえ!やっぱお願いしてもいいですか?」

ココア「…うん♪任せて!」

ココア「それじゃあおやすみ…チノちゃん」

チノ「はい…おやすみなさい…ココアお姉ちゃん…」

ココア「チノちゃん…」

チノ「な、なんですか?………」ビクッ…

ココア「チノちゃんの手……細くて綺麗だよね…♪」

チノ「え……あ、ありがとうございます……」

ココア「ふふっ…おやすみ………」

……


ココア「…………手……………か………」

ココア「……………♪」

ココア「麻酔………よし……ノコギリ…よし……心の準備…よし♪」

ガチャ…

チノ「………すぅ…すぅ……」Zzz…

ココア「チーノーちゃーん♪」ボソッ…

ココア「うぅぅ…寝顔……かわいいなぁ……♪」

ココア「でも……朝起きて自分の無くなった腕を見て驚く顔のほうがきっともっとかわいいよね♪」

ココア「楽しみだなぁ……♪」

ギーコッギーコッ…

ポタッ…ポタッ……

グチャ…グチャ……

あはっ♪久しぶりだなぁ…この感じ…♪
チノちゃんの断面…綺麗……ペロッ…
美味しい…♪……ペロッ…ペロッ……美味しいよぉ…
血がどんどん溢れてくる…♪
止血しないとだめだよね……
よしっ…片方はできた…もう片方も…
えいっ…

グチュ…

よいしょ…

ズズズッ…  ポタ……ポタ…ポタッ…

えいっ!  

ドプッ……

わっ!血が溢れてできてた!チノちゃんの血…ほんと綺麗……♪
骨は…こうして……

ギゴッギゴッ……

はは…私…すっかり解体上手になってきたよ……♪でも解体も…これで終わりだね……♪
手も足も無くなったチノちゃん…
私がずっーーっと……面倒…見てあげるからね………あは…あはははは!!……

チノ(………コ…コア…お姉ちゃ…ん……ごめ…んね…)Zzz…

END…

終わりです
今までで一番の大作です
路線変更をしまくってしまいこんなふうになりました…

本当は冒頭でチノが普通に飲んでしまいココアを独占したい気持ちでいっぱいになりココアを監禁したりいじめたり可愛がったり年の差ヤンデレという至高な展開の予定でしたのに…
またベタなココアの狂人化になってしまいました…
次はシャロココ書きます…読んでくれた人ありがとうございました!

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