ココア「チノ…ちゃん…起きてる?……」 チノ「…」Zzz… (21)

ココア「寝てる?」

チノ「…」Zzz

ココア「………」

ココア(寝てる…みたいだね……)

チノ「んっ………」Zzz…

ココア(チノちゃん可愛い……チノちゃん…好き…)

チノ「ん…ここ…あ……さん……」Zzz…

ココア「…私の夢見てるのかな?……」

チノ「…」Zzz…

ココア「…おやすみ………」チュッ…



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チノ「ふわぁ……よく寝ました……」

チノ「朝ごはん作らないと……」

ココア「あっ、おはよーチノちゃん」

チノ「おはようございます……ってココアさん!?…もう起きてたんですか?」

ココア「うん、今日は一緒に朝ごはん作ろうかなとおもって♪」

チノ「は、はぁ…わかりました」



チノ「あれ、制服のボタンが上手く掛けれません……」

ココア「あ、私がやってあげるよ~」

チノ「え、あ、ありがとうございます、じゃあおねがいします」

ココア「うん♪………っしょ……あと…ふたつ…」

チノ(ち、近いです……/////)

ココア「はい、できたよ あれ?チノちゃん?どうしたの?」

チノ「な、なんでもないです!それじゃあ先行ってます!」タッタッタッ…

ココア「え!?まってよチノちゃーん!!」

学校が終わり仕事が始まる

ココア「いらっしゃいませ~♪こちらのお席へどうぞ~」

ココア「お会計1200円になります~ ありがとうございました」

リゼ「……」チノ「………」

リゼ「な、なぁチノ……今日のココアなんか変じゃないか?」

チノ「そ、そうですね…」

ココア「…ゼちゃん…」

リゼ「なんか悪いものでも食べたのか?ココアがあんなにしっかりしてるなんて……」ブツブツ…

ココア「リゼちゃん!!!!」

リゼ「うわぁ!な、なんだぁ!?」

ココア「コーヒーとココア、あちらのお客様だよ!」

リゼ「あ、ああ!!」

チノ「………」

ココア「チーノちゃん!」

チノ「は、はい、なんですか?」

ココア「今日の私、どうかな?」

チノ「……そうですね、いつもよりしっかりしてるように思えます」

ココア「え?!ほんと♪??」

チノ「はい、とっても頼もしいですよ」クスクス

ココア「やった…♪……私、もっと頑張るからね!」タッタッ…

ココア(チノちゃんに褒められちゃった♪……これでもっと……私のこと見てくれるかな?…)ドキドキ…

チノ「…………」





チノ「あの、ココアさん…なんか無理してませんか?」

ココア「……え?」

チノ「ココアさんはいつも通りでいいんですよ?」

ココア「私はいつも通りだよ?」

チノ「いえ…いつものココアさんはそんなしっかりとしてないです、今日のココアさんはおかしいです」

ココア「そ、そんなことないよ!」

チノ「そんなことあります!こ、ココアさんに頑張られると調子狂うというか………その…め、迷惑なんですっ!」

ココア「……………っ…」

チノ「あっ………」

ココア「ご、ごめんね……」ポロポロ…

チノ「こ、ココアさん、今のはちがっ…」

ココア「私、部屋戻るね…」

バタンッ…

チノ「…はぁ…やってしまいました……」



ココアの部屋

ココア「うっ……ひぐ………チノちゃんの…ばかぁ……」ポロポロ…

ココア「チノちゃん………チノちゃん…………」ポロポロ…

ココア「チノ………ちゃ…ん………好……き………チノ…ちゃん…………」

ココア「…すぅ…………すぅ……………」Zzz…



チノ「どうしたら……いいのでしょうか………」

チノ「わたしも………大人にならないと……ですね………」


 
チノ「……」

ココア「あ………」

チノ「おはようございます、ココアさん」

ココア「え、………あ、うん…おはよう……」

チノ「それじゃ、先学校行きますね」

ココア「え!?…………」

ココア「……………朝ご飯おいてある…」



ココア「………」ポロポロ…

ココア「…………私、嫌われちゃったのかな…」ポロポロ…

それからチノの態度は明らかに冷たくなっていった…

チノ「…ココアさん………真面目に働いてくれませんか?」

ココア「え…は、働いてるよ!?」

チノ「いいえ、全然真面目に働いてません やる気あるんですか?」

ココア「……」ウツムキ…

チノ「はぁ…黙ってちゃなんにもわからないですよ もういいです、どっか行ってください」

ココア「え…でも…仕事が……」

チノ「………リゼさん二人でやりましょう」

リゼ「え?あ、ああ……でもココアが」


ココア「…………っ…」ダッ…

リゼ「あ、おい!」



ココア「ひぐっ………ぐすっ………」ポロポロ…

ココア「もうやだよぉ…………」ポロポロ…

シャロ「あら、ココアじゃない……ってえ!?」

シャロ「こ、ココア!?ど、どうしたの!?」

ココア「っ!………」ダキッ…

シャロ「こ、ココア!?……////」

ココア「ふぇぇぇん!シャロちゃぁぁん!!」ポロポロ…

シャロ「よ、よくわからないけど落ち着いて!…………」

シャロ(うぅ…ココアはほんと……可愛い////)

ココア「グスッ……」

シャロ「よしよしっ……」

ココア「ふぁぁ……シャロちゃんの手…気持ち良い…♪」

シャロ「っ!………ま、まったく…子供なんだから…/////  はい!終わりっ!」パッ…

ココア「あっ…」シュン…

シャロ「そ、それでどうしたの?なにかあったの?」

ココア「実は…………」

シャロ「えっと、つまり チノちゃんが急に冷たくしてきたってことね」

ココア「うん……嫌われちゃったのかな…」

シャロ「え?うーん……チノちゃんに限ってそんなことないと思うけど……一度ちゃんと話してみたら?」

ココア「うんっ………そうする……」

ココア「ねぇシャロちゃん……」

シャロ「なによ……っ!?…」

チュッ

ココア「えへへ…シャロちゃんありがとう♪」

シャロ「な//////ココアのばか!!/////」ダッ…

ココア「あ、シャロちゃんいっちゃった……あは、照れ屋さんで可愛い♪
私はもう少しここにいよっかな…」



チノ「」ジッ-………

ガチャ…カランカラン…

ココア「チノちゃん た、ただいま…」

チノ「…………こんな夜遅くまでどこほっつき歩いてたんですか?」

ココア「え……ちょ、ちょっと散歩……」

チノ「へぇ………誰かと……会いましたか?」ジー

ココア「っ!…だ、誰とも…あってない……です……」

チノ「嘘   ですよね? 」ジーー

ココア「チノ…ちゃん………ちか…い…」

チノ「シャロさんとあってましたよね?」

ココア「え……そ、それ…は…」

チノ「私に嘘ついたあげくさらに仕事をサボって遊びに行く……ココアさんには幻滅しました」

ココア「え…だ、だってチノちゃんがどっか行ってって……」

チノ「……はぁ………言い訳ですか……ちょっとココアさん……屈んでください…」

ココア「え…な、なんで………」

チノ「いいからはやく屈んでください!!」

ココア「っ!!………こ、こう…?…」

チノ「そうです そのままです」


チノ「っ!」

ドカッ!

ココア「ッ!?」

ポタッポタッ…

ココア「え……」ジワッ…

チノ「これはお仕置きです」

チノはココアの顔に膝蹴りをした

ポタッポタッ…

ココア「……痛……鼻血が……」ポタッポタッ…

ココアの頭は混乱していた
初めて、暴力を振るわれてどうしたらいいのかわからなくなっていた

ココア「っ………」ポロポロ……

ココア「うぅ…………うわぁぁぁぁん!!……」ダッ…

ココアは自室に走った

チノ「……………」




チノ「ココアさんの………血…………」


ココア「うわぁぁぁぁん!!痛いよぉ!!痛いよぉぉ!!」ポロポロ…

ココアはものすごくショックを受けた
大好きで妹のように接していたチノちゃんに暴力を振るわれ号泣した…

ココア「もう……やだよぉ……鼻が痛い………お姉ちゃん……シャロちゃん……助けて………」

タッ…タッ…タッ…

ココア(っ…階段登る音………チノちゃん?…)

コンコンッ

ココア「っ………」

……

コンコンッ

……

チノ「ココアさん開けてください」

ガチャガチャ…

ココア「い、いや…………」ボソッ…

チノ「…………はぁ…」

スッ…ガチャ←10円で鍵を開ける

ココア「ッ!?!?」

チノ「布団に潜り込んで…まったく…子供ですか………ハァ…」

ココア(な、何しに来たのっ!?もう叩かれるのは嫌っ!)

チノ「……ココアさん……さっきはごめんなさい……」

ココア(え……)

チノ「先程は…その…ちょっと頭に血が上ってしまって……もう一度顔を見せてくれませんか?………」

ココア(チノちゃん…もう怒ってないの?……)

チノ「……お願いします…」

ココア(………わかった……)


チノ「…ココアさん……!」

ココア「え…………!?…」

グイッ!!

ココア「キャッ!?」

チノ「ハァ…ハァ……」

ココア「いやっ!い、痛いっ!髪の毛引っ張らないで!!」

チノ「…っ!!」 バンッ!←壁パンチ

ココア「ひっ!?」ガタガタ…


ココア「ごめんなさい…ごめんなさい…」ガタガタガタガタ……

チノ「ハァハァ…許しません…よ…」

ココア「いやぁぁぁ むぐっ!!」

チノ「大きな声出さないでください」

ココア「むぐっ!」(チノちゃんの手が…)

ココア「………」ポロポロ…

チノ「ココアさん…泣いているんですか?」

ココア「………」ポロポロ…

チノ「…もっと、その顔………みたいです」

ココア(………え…)

チノ「もっと…ココアさんの恐怖した顔が……見たいんですよ……」ボソッ

ココアの耳元でそう囁く…そしてココアは…さらに恐怖する

ココア(やだ……怖い…怖い!!……チノちゃんが怖いっ!!)

チノ「…………そうだ、これをつかいますか」つボトルシップの瓶

ココア(それって………ボトルシップの……)

チノ「アハハ……」

ココア「い、いやっ………」ガクガクッ…

チノ「いきますよ……ココアさん……」

ココア「じょ、冗談だよね……チノちゃん……!」

チノ「冗談?………冗談なんかじゃ、ありませんよっ!」

バリーンッ!

ココア「ーッ!?痛ッッ!!!!!!」 ダラー…………

ココア(痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!)

ココア「…死んじゃ…う…っ……」

ポタッポタッ…

チノ「血……ココアさんの血……すごい沢山です……」ハァハァ…

ココア「………だ、め………」

ココア(意識が………)

チノ「ココアさんすごくふらついてますよ」

ココア(ハァハァ…) ヨロッ…

チノ「あ…/////ココアさんが私に寄りかかって……なんか抱きついてるみたいですね////」

ココア「…………」

チノ「……ハァハァ…ココアさん………」ギュゥッーー…

ココア「……」

翌朝

ココア「…………」パチッ…

ココア(…朝だ………痛っ……)

ココア(ガーゼ…巻いてある………)

チノ「すー………すー………」Zzz…

ココア(チノ…ちゃん……私はチノちゃんに……)

ココア「私はもう……この家に…いられないよ…」

チノ「…どこにもいかせませんよ」

ココア「ッ??!!」

チノ「どこにも…いかせません………」

チノ「ココアさんは……わたしのものなんです……誰にも………わたさない……」

ココア「そ、そんな……いや!…………」

チノ「っ!」ギュゥッーー!!!

ココア「っ!チノ…ちゃん!…くる…し……」

チノ「ココアさんココアさんココアさんココアさんココアさんココアさん……」

ココア「っ!……かはっ…!……」ポロポロ…

チノ「ココアさんの……涙……」ペロッ…


チノ「美味しい………」

チノ「次は……唾液がほしい………」

ギュッ…

ココア「首……やめ……て……」 タラッ…

チノ「あー……む………レロッ……」

チノ「甘い……とっても甘いです…」ジュル…

チノ「首筋………カプッ……」ジュル…

ココア「っ!…痛…ぃ……」

チノ「大丈夫ですよ………ペロッペロッ……」

ココア「…あ……くすぐったくて……気持ち良い………」ウットリ…

チノ「ココアさん………」

ナデナデ…

ココア「ふわぁぁ…♪ 気持ち良い………」

チノ「ココアさん…私のこと…好き…ですか?……」

ココア「……………うん……す…き…」

チノ「っ!? ココアさんっ!」ガバッ!

ココア(あはは……もう………なにもかもどうでもいいや……)

チノ「ココアさんっココアさんっ!!」グイグイッ…

ココア「あは…は……チノちゃん………頭押し付けすぎだよ……」

そして…数日後

シャロ「こ、ココア……あなた……大丈夫…?」

ココア「うん…♪大丈夫だよ!」

私はチノちゃんから暴力を振るわれてます



チノ「今日、帰ってくるの遅かったですね」

ココア「ごめんね…あしたからはもっt パチンッ!

ココア「っ!……」ウルウル…

チノ「いえ、平気ですよ」ニコッ…

ココア「っ………」ポロポロ…

チノ「っ……ハァ…ハァ……//////」

チノ「よしよしっ……泣かないで……」 

ナデナデ

ココア「っ………/////」

耳元で囁く声で……

チノ「ココアさん…愛してますよ…一生私のそばにいてくださいね…♪」


終わり

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