【咲-Saki-】咲淡で日常風SS (55)

不定期更新。
咲さんの性格が改変されている点だけ、ご注意ください。

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コマ1.お悩み解決部


~雀高校・とある教室~


咲「……」ペラ


淡「……」チラ


咲「……」


淡「へーい!そこの可愛いかーのじょっ♪」


淡「どーかなっ、読書なんかやめて今から私とお茶でもしに行かない?」ニッコリ


咲「……」チラ


淡「むふふ」キラキラ


咲「……」ペラ


淡「無視!無視ですかサキ!」ガ-ン


淡「ねーねー、折角面白そうな部活作ったんだしさー、学校に蔓延る悩みを解決しに行こうよ~」


淡「暇だよー、構ってよー。悩みはいいから、せめて私とお話してよ~」


咲「……はぁ」パタン


咲「だからこんな部作るのやめようって言ったのに」


淡「だってぇ!アニメとか漫画でよく見るんだもん、こういう部」


咲「淡ちゃんは昔からそうだよね。なにかに影響されて、後先考えずに始めちゃってさ」


咲「一人じゃ嫌だって言って私まで巻き込んで」


淡「ぐぬぬ……」


咲「そもそも、どうしてお悩み解決部?」


淡「そりゃもう、学校中の人気者になりたいからですよ!」


咲「淡ちゃんだったらもっと別の方法があったでしょうに」


淡「例えば??」


咲「よくモデルのスカウトとかされてるし」

咲「雑誌とかに載って有名になった方が、学校中の人気者になれるんじゃないの?」


淡「もー、サキは分かってないなぁ」


咲「何がさ」


淡「私はね、サキと一緒に人気者になりたいの!」

淡「ずっと言ってるでしょ。私達は、二人で一つなんだからっ」フンス


咲「……そうは言ってもね」


淡「とにかくさー!週1でお悩みを解決するんだよっ!」

淡「これ、ノロマだからね」


咲「……のろま?」


淡「あれ、サキってば知らない?こういう目標みたいなの、ノロマって言うんだよ?」


咲「……」


咲「へー、多分淡ちゃんのクラスの皆も知らないだろうから明日のホームルームで発表してあげてよ」


淡「ほんと!?ならそーする!」キラキラ


咲「うん、楽しみにしてるよ」


淡「ふふふ、明日からは私も博識キャラになっちゃうかもね」


咲「そうだね」


咲(博識って言葉は知ってるのに、どうしてノルマは知らないんだろう…)


・次の日



淡「こらサキ!待てー!!」プンスコ


咲「あははっ、淡ちゃん博識キャラはどうしたの?」タッタッタ


淡「もおおおおおお!」プンスカ


カン


コマ2.寄り道


~某喫茶店~


淡「ふんふふーん♪」


咲「なんだかご機嫌だね、淡ちゃん」


淡「だってさー、学校帰りに寄り道するなんてなんかカッコいいじゃん!」キラキラ

淡「中学ん時は禁止されてたし、憧れてたんだよねー」


咲「学校帰りに寄り道なんて、非効率的だと思うけど」


淡「んもぉ~!ダメだよサキ、そんな考えじゃ!」


淡「私達、JKだよ?女子高生だよ?もっと華やかな考え持たなきゃ!」


咲「華やかなのは良いけど、ちゃんと勉強もしないとダメだよ?」


咲「中学と違って赤点やら欠点やら、最悪留年まで考えられるんだからね」


淡「りゅ、留年……」ゲッソリ


咲「ま、おばさんにも淡ちゃんの面倒見てあげてねって頼まれてるし、テストの事は任せてくれて大丈夫だけど」


淡「なら安心ですね!」


咲(私がいないと本当に留年までしちゃいそうだし)



「あっれ!大星さんじゃん~」

「ほんとだ、大星さん~」


咲「……?」


淡「あ、さっきぶりだね~!」


「この喫茶店、大星さんもよく寄る感じ?」


淡「高校入ってからはね~」


キャーキャー、ワイワイ



咲「……」スッ


店員「ありがとうございました~♪」


―――
――――――
―――――――――



~公園~


咲「……」ペラ


淡「あー!いた、サキ!」


咲「淡ちゃん。どしたの」


淡「どしたの、じゃないよ!気付いたら居なくなってて心配したんだからね!?」


咲「だって、クラスの人と仲良く喋ってたみたいだったから」

咲「私いたら邪魔かなって」


淡「まーたそんなこと言って」


咲「淡さんは流石ですね。まだ入学して数日なのに、あんな華やかなお友達がいて」

咲「いつも休み時間は中庭で読書してる私なんかより、よっぽど満喫してますよね、淡さん」


淡「ごめんってばぁ~謝るから許して?ほら、このとーり!」ペッコリン


淡「あ、ほら!砂場あるよ砂場!昔はよく二人で東京タワーとか作って……」タタッ


咲「あ、淡ちゃん。靴紐が解けて」


淡「へぶしっ!」ドシャッ


咲「……」


淡「……」


淡「……ぐすん」

淡「うえぇ……さきぃ……こけたぁ…!ふえっ…」


咲「ああもう…」タタッ


咲「怪我は……してないみたいだね。ちょっと赤くなってるけど」


咲「いつも言ってるでしょ?靴紐解けたままにしたらダメだって」


淡「だって、サキのこと探してて……」グスン


咲「うっ……」


咲「もう。淡ちゃんは、やっぱり私が付いててあげなきゃダメなんだから」


淡「……うん…」コク


咲「…」ハァ


咲「……東京タワー、作る?」


淡「……もう高校生になったから、スカイツリーが良い…」


咲(スカイツリー……どんな形してたかなぁ…)



・数分後


子供「すげー!ねえちゃん、凄すぎ!」キャッキャッ


子供2「かっこいー!!」キラキラ



砂のスカイツリー「どーん」



咲「ふぅ。どう、淡ちゃん」ドヤ


咲「私が本気になれば、スカイツリーだって」チラ


淡「ほぇ、なに~?」←アリの巣に枝突っ込んでる


咲(淡ちゃんが作れって言ったのに、飽きられてるっ……!!)



淡「あ、通天閣!」


咲「せめて東京タワーだよ!!」


カン

咲でやる必要性が感じられない


コマ3.クラスでの二人


淡「突然だけど、私は休み時間も色んな子に話しかけられて、休み時間なのに休む間もない友達たくさんの女子高生です」


咲「うん」


淡「対してサキは、休み時間は読書。お弁当も毎日違うクラスの私と食べてて、友達が多いとは言えない女子高生」


咲「うん」


淡「これはいけない。これはいけないよ」ウンウン


咲「何そのキャラ……」


淡「サキがモテないのは、どう考えてもサキのクラスの奴らが悪い!」


咲「淡ちゃんが何を言ってるのか私には理解できそうにないよ」


淡「登下校とかお昼とか放課後はさ?私が付いててあげられるけど、それ以外の時間に私はいないんだよ?」


咲「それらを抜いたら、あとは10分の休み時間と授業中と清掃時間しか残らないよ…」


淡「寂しくないの?クラスで一人で」


咲「えっと、淡ちゃんもしかして喧嘩売ってるのかな?」


淡「違うよ!心配してるのっ」


咲「そもそも、私にだって会話する友達……」

咲「いや、朝と帰りに挨拶交わす人くらいはいるもん」


淡「グレード下げたね」


淡「とにかく!中学の時みたいに、一人で居るサキにつけ込んでストーキングしようとする変態がいるかもしれないんだから」


咲「あの人は別にそんな人じゃ」


淡「あれは絶対にサキの身体を狙ってたもん」



咲(なんか今日の淡ちゃんめんどくさい…)


淡「という訳で!サキ、友達作ろ!」


咲「……」


咲「淡ちゃん、友達っていうのはね」


淡「作るものじゃなくて自然にできるもの、でしょ?」


淡「小学生の時からずっとそうやって言い続けてきた結果がこれだよサキ!」


咲「ぐっ…」


淡「サキは可愛いんだから!もっと自分に自信を持って、積極的にアピールしたら友達なんかすぐ出来ちゃうよ!」


淡「って言っても、そんなサキ私は見たくないから却下なんだけど」


咲「淡ちゃんは私のなんなのかな……」


淡「恋人以上、婚約者以上の関係でしょ?」


咲「私の記憶では普通の幼馴染だったと思うけど」


淡「照れなくていいのに」


咲「この顔みて?照れてると思う?」


淡「いつもの無表情だね!可愛い顔!」スリスリ


咲「……スリスリしないで」


淡「あ、赤くなった」


咲「もー、とにかく!」グイッ


淡「おわわっ!」ヨロヨロ


咲「淡ちゃんは私のこと気にせず、高校生活を謳歌してよ。ね?」

咲「ほら、そろそろ帰ろ。遅くなっちゃう」


淡「むぅ……」


淡(……!)ピコ-ン




・次の日


咲(なにさ淡ちゃんめ。今朝は先に登校するって)


咲(別に、一人が寂しいわけじゃないけど。断じてそんなわけじゃないけど、なんか嫌)プンスカ


咲(……はぁ。教室着いた。なんだか遠く感じたな)


ガラララ


咲「……うん?なんだか、私の席に人溜まりが…」



淡「はいっ、次の人ー!」


女子生徒「出席番号10番、篠原です!」


淡「志望理由は?」


女子生徒「えと、ずっと後ろの席の宮永さんが気になってて」

女子生徒「仲良くなって、色々知りたいなって思ったからです!」


淡「ふむ……」



咲「ちょ、ちょっと淡ちゃん!?私のクラスでなにやってるの!?」


「あ、宮永さんだー!」

「宮永さんおはよー」

「今日もかわいー!」


キャーキャー!わいわい!


淡「なにって、サキの友達を決める面接だよ?」


咲「め、面接って」


淡「ほら見てごらんサキ!サキと友達になりたい人並んで~って言ったら、男女問わずこんなに集まったよ!」



咲「やめてよ、恥ずかしいよ……そんなので友達が増えたって、私…」

咲(でも、本当に私のために集まってくれるなら少しくらい……)


淡「ちなみに、まだ面接に受かった子はいないから、新規友達0人だよ!」


咲「……え?」


咲「淡ちゃん、どんな条件で決めてるの……?」


淡「そりゃ、私よりサキを幸せにしてあげられそうな子で」


咲「そんな人、見つかるはずないでしょ!」ベチン!


淡「痛い!?」


淡「な、なに怒ってんのサキ?」


咲「知らないっ。自分で考えてよ」プイ


淡「サキってばぁ~」アセアセ



この後、図らずしもクラスの生徒との友好度が増した咲であったが、一部の生徒の間で『大星さんと宮永さんの間には割って入るべからず』という暗黙のルールが作られていることは、知るよしもない。


カン

>>15
ごめ・。;


コマ4.ゲームセンター


チャララララン!ウィ-ンウィ-ン!
タイコノタッツッジン♪キョクヲエラブド-ン

カンコレ!


ガヤガヤ、ワイワイ


咲「な、なにここ…」


淡「ゲーセンだよゲーセン!」


咲「げーせん……」キョロ


学生「うぇーい!」

学生2「うぇーいww」


客「……」ポチポチ


咲「……」ボ-ゼン


淡「なに固まってんのサキー?」



咲「淡ちゃん、こんなとこよく来るの?」


淡「んー、最近はあんまり来てなかったけど」

淡「ほら。中学の頃、サキが塾行ってる時とか暇だったから結構出入りしてたんだー」


咲「……悪い人に絡まれたりしてない?平気?」


淡「大丈夫大丈夫!そんなの1時代前の感覚だよサキ?」


咲「そうかなぁ…」

咲(耳、悪くなりそ)



淡「サキ、なんかやりたいのある?」


咲「え?分かんないよ、初めて来たんだから」


淡「それもそっかー」


咲「……ふよふよとか、テットリスとかないの?」


淡「サキ、ああいう揃えて消す系のゲームすこぶる得意だもんね」


咲「ふふーん」ドヤ


淡「まあ無いんだけど」


咲「……」ムッス-


淡「拗ねないでよ。他にも楽しいのいっぱいあるからさ!」



咲「別に拗ねてないもん」


淡「タコみたいに膨れてるよ?」


咲「し、失礼な!」プンスカ


淡「その辺は、また家で一緒にやろーよ。ね?」


咲「……うん」コク


咲「あ、淡ちゃん。あれなに?」ユビサシ


男「もう少し、もう少しで取れる……」カチャカチャ


淡「あの男の人がやってるやつ?」


咲「うん」


淡「あれね、UFOキャッチャー」


咲「ゆーふぉーきゃっちゃー……」



男「もうちょい、もうちょい…」



咲「……」ジ-ッ


咲(あのクマさん、可愛い……淡ちゃんに似てる)


淡「……」チラ


男「よしっ、取れた!」ガチャ


男「500円で取れるとかついてたな」クル


咲「……」ジ-----ッ


男「……」ビクッ


咲「……」ジーーーーーーーーッ


男「えっと……?」



淡「サキ?そんなにジロジロ見て、どしたの」


咲「……別に…」チラチラ


男「よ、よかったら、どうぞ?」つくまさん


咲「いいんですか!」パアッ


淡(!?)


男「どうせ安く取れた物だし…」


淡「いーや、いやいやいや!結構だよ、おにーさん!」ブンブン


咲「え、淡ちゃん」


淡「ほら行くよサキ。ゲーセンはやっぱダメ!」スタスタ


咲「ちょ、ちょっと、引っ張らないでよっ」アタフタ



男「……なんだったんだ?」ハテナ



・外


咲「もー、なによ淡ちゃん」


淡「なんでもないっ」


咲「……なんか怒ってる?」


淡「怒ってない!」ムス


咲(怒ってるし…)


咲「もしかして、私があんまり楽しそうじゃなかったから?」


淡「……」ハァ


淡「違うよ。サキは気にしなくて良いから」


咲「えー……」


淡「ほら!行こ、サキ」スタスタ


咲「ま、待ってよ淡ちゃん」ワタワタ


淡(……むぅ…)


~次の日~


咲(淡ちゃん遅いな。もしかして寝坊?)


咲(いや、でも朝メールはきてたし起きてるはずなんだけど)



淡「はぁ、はぁ……お、お待たせ、サキ」ゼェゼェ


咲「あ、淡ちゃん。遅いよ……って」


咲「ど、どうしたの、そんなに息を切らして」


淡「ふぅ……」


淡「サキ。はい、これ!」つ


咲「えっ?」ウケトリ


咲「これ、昨日のゆーふぉーきゃっちゃーのクマのぬいぐるみ…」


淡「プレゼントだよ。さっ、急いで学校向かお」


咲「……」


咲「…」クスクス


咲「うん。ありがとう、淡ちゃん」ニコ


淡「私は200円で取れたから!」


咲(……あぁ、それで怒ってたんだ)


咲「そうなの?さすが淡ちゃん、凄いねっ」


淡「……えへへ」


淡「分かればいいの、分かればっ!」ニシシ


~その後~


担任「お前ら席つけー。ホームルーム始めんぞー」


「はーい」

「1限なんだっけ」
「古典~」

「うわ、だる」


担任「うるせえうるせえ」


担任「はいお前らおはよう。今日は……」


担任「……」パチクリ


「せんせー?」


担任「……宮永?その、なんだ」

担任「その馬鹿でかいぬいぐるみはなんだ?」


咲「……あ」←ぬいぐるみ撫でてる


「宮永さんかぬいぐるみ…」

「咲さん可愛い…」


「宮永がぬいぐるみ……!?」ザワ

「それはつまり宮永が抱き枕…!?」ザワワッ


「おい変態共」


担任「まあ、なんだ?別に没収はしねえけど、授業中はロッカーに閉まっとけな?」


咲「す、すみません……/////」プシュ-



・淡教室


担任「で?」


淡「はい……」


担任「うちの制服を着た1年の金髪女子生徒が、朝っぱらからゲーセンで遊んでたって報告がきたんだが?」



淡「……遊んでた?」ピク


淡「先生、なんも分かってないね。あれは遊びじゃないよ!」


淡「幼馴染っていうメンツをかけた、大事な戦いだよ!戦争なんだよ!!」ババ-ン


担任「……」


淡「……なんか言いたい事でもある?」


担任「後で職員室な」


淡「……はぁい…」


カン

>>25
速報は咲さん主人公を排斥したい京豚と他ファンの巣窟だから気にしなくておk
スルーしてガンガン書いて下さい

>>40
承知しています。気遣いありがとうございます。

咲健のイッチやん
新作とか漲ってきた

咲すこの人なん?本当なら
この人の咲すこ咲淡咲憧は好きだわ~

>>42
>>44
お久しぶりです。咲健やらラジオとか書いてました。今作もまったりお付き合い頂けたらっ。

コマ5.個性

~ある日・淡宅~



淡「ねーサキ」


咲「宿題なら見せないよ」


淡「……」

咲「……」


淡「どうしてさ、すぐそうやってさ、サキはさ、私のことをさ!」プンスカ


咲「あ、違ったの?」


淡「違うよ!ったく、サキってばほんと酷い」


咲「ごめんね。経験上、淡ちゃんがその目をする時は96%宿題関係の話だから」


淡「……今日は土曜日だし、宿題は明日で」


咲「明日も見せないよ」


淡「……」

咲「……」


淡「ま、それは置いといてっ」メソラシ


咲「うん」


淡「やっぱりさ、女子高生になったからには、なんかこう」

淡「個性?が、あった方がいいと思うんだよ!」


咲「はあ、個性ね」


咲「淡ちゃんは、個性の擬人化みたいな子だと思うんだけど」


淡「どのへんが?」


咲「金髪とか」


淡「ちっがーう!!言うと思ったけど、そういうんじゃないんだってば!」


淡「サキは、自分の個性は読書好きなとこです~とか言われて、満足できるの?」


淡「できないよね!そんな、フツーでありきたりで平凡なの、個性とは言わないよ!」


咲「……フツーでありきたりで平凡な女で悪かったね」


淡「あわあわ……いや、そういう事が言いたいんじゃなくて」


淡「とにかく、私たちがオンリーワン!って言えるのを見つけたいの」


咲「人気者になれるから?」


淡「まあそれもあるけど、その方が高校生活楽しそうじゃん!」


咲「そうは言っても、何か思いつくものはあるの?」

咲「定番で言ったら特定のスポーツが得意とか、そんな感じだけど」


淡「スポーツかぁ……」ウ-ン


咲「悩むまでもないよね。淡ちゃんはどんなスポーツをやってもそこそこにこなせちゃうし、私は何やっても中の下程度だし」


淡「そーなんだよねー…」



淡「唯一楽しいなって思えたのは、麻雀くらい?」


咲「麻雀は楽しかったけど……」


咲「オンリーワンには程遠くない?」


淡「テルーに全然勝てたこと無かったしね~。あんまりセンス無かったのかも」


咲「自分なんか全然弱い方だって言ってた咏さんにすら、二人がかりでなんとか五分五分だったくらいだもん」


淡「でも、テルーっていんたーはい?で結構活躍してるらしいし、普通に勝つのが難しかった人なんじゃない?」

淡「うーちゃんとかも、最近よく雑誌で見かけるけど、なんか凄い扱い受けてるの見るよ」



咲「ううん、よく考えてみなよ」


咲「インターハイって全国大会の事だよ?確かにお姉ちゃんは活躍してるらしいけど、私達なんかがそこに入ったって下の下くらいの実力しかないよ」


淡「まあ全国だもんねー基準が違うか」


咲「咏さんと少し戦えたのだって、プロだから気を使って負けてくれてただけだと思う」


淡「そういえばずっと、わっかんねーって言ってたもんね」


淡「むぅ、なら麻雀もダメかぁ」


咲「自惚れで白糸台や臨海に進学して麻雀部に入らなくって良かったね」


淡「ほんとほんと!ずっと補欠なんて勘弁だよ!」



淡「スポーツとか競技関係はダメ……となると、やっぱり性格とか?」


咲「それが一番近道なんじゃない?私はともかく、少なくとも淡ちゃんはね」


淡「うーん、私だけで一番になってもつまんないよー」


咲「なら無理だよ。諦めよう」


淡「諦めるのはやっ!え、もしかしてサキ、この話どうでもいいって思ってる?」


咲「もしかしなくてもそう思ってるよ…」


淡「え~……」


咲「私は別に、淡ちゃんの一番でいられ続ければ幸せだし」


淡「え?何が幸せって言った?」


咲「……」


咲「淡ちゃんの個性、見つけた」


淡「ほんと!?なになに!」キラキラ


咲「難聴で鈍感」プイッ


淡「え、なんかやだそれ……」


咲(……淡ちゃんのばーか)


カン

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