緑間「ラッキーアイテムが見つからないのだよ」ボッスン「ラッキーアイテム?」 (42)

ある日

ボッスン「おい聞いたかお前ら!!」

ヒメコ「なんやボッスン」

ボッスン「この間男バスが地区大会で優勝したんだってよ!!」

ヒメコ「ホンマ!!?」

ボッスン「しかもその試合、鉄平がレギュラーだったらしいぜ!!」

ヒメコ「やるやん鉄平!! もしかしてMVP、鉄平とちゃう?」

ボッスン「おう!! そうに違いねぇ!!」

スイッチ『確かに鉄平かもしれないが……彼の可能性もある』

ヒメコ「『彼』?」

ボッスン「誰だよスイッチ」

スイッチ『一年の緑間真太郎くんだ』

ボッスン「緑間真太郎?」

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ヒメコ「一年でレギュラーになっとるんか?」

スイッチ『ああ、彼はキセキの世代の一人だ』

ボッスン「は? キセキの……なんだって?」

スイッチ『キセキの世代……帝光中学出身の五人の事を指す。 10年に一人と言われる逸材が同時期に現れたことからその名前で呼ばれてるんだ』

ボッスン「その緑間ってやつがキセキの世代の一人なのか?」

スイッチ『ああ』

ヒメコ「そんな凄いやつがうちのバスケ部におるとは知らんかったわー」

ガラガラ……

??「失礼します」

ヒメコ「誰か来たで」

ボッスン「うおっ!! 背でけーな!!」

スイッチ『噂をすれば』

ボッスン「え? スイッチ……もしかしてこいつが……」

スイッチ『ああ、彼が緑間真太郎だ』

緑間「初めましてなのだよ」

ボッスン「なのだよ!!?」

どっちの鉄平なのか…

ヒメコ「……また個性強そうなの来たで」

ボッスン「なのだよって……このご時世になのだよって……」

緑間「すいません、口癖なもので……」

ボッスン「なのだよってお前……」

ヒメコ「ボッスン、驚き過ぎやろ……」

ボッスン「普通は先輩に敬語を使うもんだろ……」

ヒメコ「なんでそこに驚いとんねん!! しかも人の事言えへんやろ!!」

スイッチ『所で緑間くん、ご用件は?』

緑間「はい、実は……」

ボッスン「実は……?」

緑間「ラッキーアイテムが見つからないのだよ」

ボッスン「ラッキーアイテム?」

スイッチ『そうか、ボッスン達は知らなかったな』

スイッチ『緑間くんは大のおは朝好きなんだ』

ボッスン「おは朝って……あの朝にやってるあの?」

スイッチ『ああ、その占いを毎日見ているんだ』

緑間「おは朝は絶対です」

ヒメコ「なんでその占いと関係あんねん?」

ボッスン「あっ、もしかして……そのおは朝で言ってたラッキーアイテムが見つからないとかか?」

緑間「はい」

ボッスン「よっぽど手に入りにくいものってことだな……よし! 俺達スケット団に任せとけ!!」

スイッチ『それでそのラッキーアイテムというのは?』

緑間「……自分と」

ヒメコ「自分と?」

緑間「自分と同じ誕生日の人なのだよ」

ボッスン「人!?」

ボッスン「ちょ、緑間……本当にラッキーアイテムが人なのか!? 一緒の誕生日の人といるといい事が起こるとかじゃなくて!?」

緑間「はい」

スイッチ『人をアイテム扱いするあたり、おは朝の闇を感じるな』

ボッスン「じゃあ……占いの内容はなんだったんだよ?」

緑間「確か……」








『良好』


ヒメコ「雑過ぎやろ!!」

ヒメコ「アンタホンマにそんな占い信じてええんか!!?」

緑間「なっ……おは朝を馬鹿にする気ですか!? 占い通りの運勢になる為に人事を尽くすことがどれ程大事か知らないのですか!?」

ヒメコ「ちょっ……落ち着きいや!!」

緑間「おは朝の占いは外れたことがないんですよ!!」

スイッチ『そもそも占いなんてのは誰にでも当たるようにしてるからな』

緑間「……成る程、貴方達とは気が合わなさそうだ」

ボッスン「なんで初っぱなからこんな殺伐してる空気になってるの!?」

>>4
スケダンの方です

緑間「……すいません、取り乱してしまいました」

スイッチ『いや、俺の方こそ悪かった』

ボッスン「とまあ仲直りした所で……緑間、お前の誕生日はいつなんだ?」

緑間「はい、俺の誕生日は……7月7日です」

ボッスン「ん?」

スイッチ『ん?』

ヒメコ「えっ」

緑間「? どうしました皆さん」

ボッスン「いや、実は……」

ヒメコ「……アタシや」

緑間「!」

ヒメコ「アタシ、7月7日が誕生日なんや」

緑間「まさかこんな近くにいるとは……クラスメイト全員に聞いても誰もいなかったのに……」

スイッチ『嫌な予感がする』

ボッスン「ス、スイッチ?」

緑間「……鬼塚さん」

ヒメコ「なんや?」

緑間「俺と一緒に試合に出てくれませんか?」

ヒメコ「はぁ!!?」

スイッチ『やっぱりな(レ)』

ボッスン「レって何!?」

緑間「実はこの後……これからやって来るある高校と試合があるのです」

ヒメコ「いや、無理に決まってるやろ!! 男バスやろ!? アタシ女子や!!」

緑間「!! そうでした……だったら体育館に来るだけでもいいです」

ヒメコ「まぁ……それだけやったらええけど」

ボッスン「なぁ緑間、俺達も行ってもいいか?」

緑間「はい、別に構わないです」

ボッスン「サンキュー、鉄平の活躍する所見てーからな」

ボッスン「スイッチもいいか?」

スイッチ『ああ、ヒメコの暴走を止める為にも俺達がいないとな』

ヒメコ「どういう理由でアタシが暴走すんねん!! そんなんせえへんわ!!」

体育館

ボッスン「試合相手の高校はまだ来てねーんだな」

ヒメコ「相手の高校って強いんか?」

緑間「はい、あの絡山高校です」

スイッチ『強敵だな』

ボッスン「知ってるのかスイッチ?」

スイッチ『ああ、絡山はキセキの世代の一人、赤司征十郎がいる』

ヒメコ「ホンマ!!?」

ボッスン「じゃあ今日は……キセキの世代VSキセキの世代ってことか!?」

スイッチ『そうだな』

緑間「俺は……一度もあいつに勝った事がありません」

ヒメコ「なんやて!?」

緑間「……将棋に」

ヒメコ「将棋にかい!!」

ボッスン「そうか……じゃあ心してかからねーとな」

緑間「大丈夫です、鬼づ……ラッキーアイテムもあるので」

ヒメコ「なんで訂正すんねん!! する必要ないやろ!!」

鉄平「ボッスーーーン!!」

ボッスン「! 鉄平!!」

鉄平「丁度よかった……ボッスンに用があって」

スイッチ『何かあったのか?』

鉄平「これから始まる男バスの試合……ボッスンに出てほしいんだ!!」

ボッスン「お、俺がぁ!!?」

鉄平「今試合に出れるのは緑間くん、高尾くん、大坪さん、僕の四人しかいないんだ!!」

ボッスン「ほ、ほかの奴らはどうしたんだよ!!?」

鉄平「実は今言った四人のほかにあと1人出る予定だったんだけど……その1人が……」












宮地『緑間てめぇ!! パイナップルぶつけんぞ!!』

宮地『……ん? パイナップルがねぇ』

木村『……』モグモグ

宮地『なっ……おい木村!! そのパイナップル腐ってんぞ!!』

木村『!!!?』

鉄平「こうして木村さんは病院に運ばれて……部員のみんなは今、お見舞いに行ってるんだ」

緑間「せめて試合はできるようにと俺達レギュラー4人はここに残ってるのだよ」

ヒメコ「アホちゃうか!!?」

ボッスン「……」

ヒメコ「ボッスンからもなんか言ってやりいや!!」

ボッスン「……レギュラーは木村さんと宮地さん、どっちなんだ?」

ヒメコ「なんでどうでもええ所に疑問持っとんねん!!」

スイッチ『恐らくレギュラーは宮地さんだろうな。 木村さんはダンクができないという決定的な弱点があるからな』

ボッスン「へーダンクできねぇんだー」

ヒメコ「どうでもええ情報提供せんでええわ!!」

鉄平「ボッスン……ダメかな」

ボッスン「何言ってんだ鉄平!! ダメなわけねーだろ!!」

ボッスン「困った人を助ける……それが俺達、スケット団だ!!!」

鉄平「ボッスン……ありがとう!!」

ボッスン「絡山だが火山だか知らねーが誰でも来やがれ!!」

緑間「……来た!! 赤司……!!」

ボッスン「……!!!」









赤司「よろしく」

実渕「あら、レベル高そうな人達ばかりね///」

葉山「やっべー!! すっげー楽しみ!!」

根武谷「あー……牛丼食い過ぎた」

黛「……」

ボッスン「なぁスイッチ……あれ全員バスケ部? お笑いグループじゃなくて?」

スイッチ『正真正銘バスケ部だ。 そしてうち、三人は無冠の五将だ』

ヒメコ「またわけのわからん用語でてきたで……」

スイッチ『無冠の五将はキセキの世代に匹敵する強さを持つ五人の事だ』

ボッスン「はぁ!? じゃあなんだよ、あっちにはキセキの世代一人と無冠の五将三人がいるってことかよ!?」

スイッチ『そういうことだ』

ボッスン「……」

高尾「おっ!! どうしたんすか藤崎さん!! もしかしてびびってる!?」

ボッスン「ば、馬鹿野郎!! そんなわけねーだろ!!」

緑間「こっちにはラッキーヒメコがいる。 大丈夫なのだよ」

ヒメコ「混ぜるなや!!!」

ボッスン「しかしあいつ、名前に『赤』があるだけに本当に髪の色が赤なんだな」

ヒメコ「そういえば緑間も緑やな」

緑間「……単なる偶然です」

ボッスン「けど金髪だったり銀髪だったりカラフルだなー向こうのチーム」

スイッチ『赤司くん、怖そうな目つきをしているな』

ボッスン「まぁ見た目はな、実際は優し……」チラッ









赤司「いいかお前達、僕の命令は絶対だ」

根武谷「……おう」

赤司「……僕に逆らうやつは、親でも殺す」

実渕「……ええ」

赤司「そして僕達の勝利は絶対だ」

赤司「もしもこの試合に負けるようなことがあれば……」

赤司「僕の目玉を抉り……喜んで君達にあげよう」

葉山「……!!」ゾクッ















ヒメコ「アカーーーーーーーーーン!!」

ボッスン「中止!! この試合中止!!!」

緑間「藤崎さん、どうしたんですか?」

ヒメコ「いや、どう考えてもアカンやろ!! ヤバすぎるで相手!!!」

ボッスン「あれってバスケ部偽った暗殺集団じゃねえの!!?」

緑間「正真正銘、バスケ部です」

ボッスン「普通バスケで目玉抉るとか聞く!!?」

スイッチ『何言ってるんだボッスン、バスケの本場アメリカではあんな台詞、当たり前に飛び交うぞ』

ボッスン「ここ日本だから!! アメリカじゃねえし!!」

赤司「真太郎、そろそろ試合を始めよう」

緑間「赤司、今日こそ俺が勝つ」

赤司「いや、今回も僕だ」

鉄平「ボッスン!! 始まるよ!!」

ボッスン「あーくそ!! しょうがねえ、やってやるよ!!」

ヒメコ「ファイトやでボッスン!!」

スイッチ『葬式は派手にやってやる』

ヒメコ「殺すなや!!」

スイッチ『しかし、絡山高校の前に開盟学園は歯が立たなかった』







根武谷「おるあああああああ!!!」

スイッチ『力で全てをねじ伏せる根武谷英吉』








実渕「そーれ☆」

スイッチ『3種類のシュートを巧みに使う実渕麗央』









葉山「おーし!! 行くぞーー!!」

スイッチ『とてつもないドリブルスピードで相手を出し抜く葉山小太郎』

スイッチ『そして……』








赤司「……」

スイッチ『相手の行動を先読みする、エンペラーアイの持ち主……赤司征十郎』

赤司「頭が高いぞ」

ボッスン「ははっ!! 申し訳ありません赤司様!!」

ヒメコ「完全に下僕になってるやんけ!!」

大坪「一人一人無冠をマークしろ!!」

鉄平「はい!!!」

大坪「緑間は赤司を頼む!!」

緑間「分かりました」

ヒメコ「!! よっしゃ、これでなんとかなるやろ!!」

スイッチ『いや……これがやつらの狙いだ』

ヒメコ「な、なんやて?」








実渕「……」ブン

大坪「! どこに向かってパスして……」

黛「……」ガシッ

大坪「なっ!!?」

ヒメコ「だ、誰やあれ!? いつの間におったん!!?」

スイッチ『黛千尋……レギュラーで唯一の高校三年生』

スイッチ『周りのインパクトが強すぎる為、存在が薄い……その薄さを利用するのが彼のプレイスタイルだ』

ヒメコ「た、確かに薄いわ……全然気づかへんかったわ」

黛(早く終わらせてラノベの新作買わなきゃ)

ヒメコ「アカン!! ノーマークやで!!」

スイッチ『いや、違う!!』

ヒメコ「へ?」








ボッスン「ここは……通さねえ!!」

黛「!!」

ヒメコ「ボッスン!」

ヒメコ「流石やボッスン!! あいつの存在に気づいてたんや!!」

スイッチ『これもボッスンだからできたことだ』

ヒメコ「ど、どういうことや?」

スイッチ『黛千尋は存在感が薄い』

スイッチ『一方でボッスンも地味だったから、同じ立場だったからこそ黛さんに気づくことができたんだ』

ヒメコ「手先が器用ぐらいしか特徴がないボッスンだからこそできたんやな!!」

ボッスン「一言余計なんだよ!!」

黛「……」バッ

ボッスン「あ」

スイッチ『まぁマークしても抜かれたら意味無いが』

ヒメコ「ボッスンのアホー!!」

ピーーッ!!

スイッチ『第二Qの時点で33-4、まずいな』

ヒメコ「挽回できるんか?」

ボッスン「弱気になるんじゃねえ!!」

鉄平「ボッスン……」

ボッスン「……装着!!」

ビシッ

緑間「ゴーグル……?」

ヒメコ「久々のゴーグルやで!!」

ボッスン「……」

ボッスン(赤司……エンペラーアイ……キセキの世代……無冠の5将……黛千尋……)

ボッスン「……」

ボッスン「……そうか分かったぞ!!」

ヒメコ「ホンマ!!?」

緑間「藤崎さん、俺はどうすれば……」

ボッスン「……何もしなくていいぜ」

緑間「!!?」

ボッスン「この試合……俺に任せろ!!」

ヒメコ「ボッスン……何を思いついたんやろ」

ボッスン『ボッスンを信じよう』

試合再開

根武谷「おっしゃあ!! 行くぜえ!!」

ボッスン「待て英吉」

根武谷「!!!」

実渕「あ、あれは……」

葉山「嘘……だろ?」









ヒメコ「ス、スイッチ……」

スイッチ『ああ、間違いない』

スイッチ『ボッスンは赤司の顔芸をしている』

ヒメコ「あいつは何考えとんねん!!」

スイッチ『恐らく赤司になりきることで……赤司に絶対服従の仲間を操ろうとする作戦だろう』

ボッスン「君達、僕の言うことは絶対だ。 この試合、負けてくれ」

ヒメコ「アホ!! そんな作戦通用するわけ……」

根武谷・実渕・葉山「……」ガクガクブルブル

ヒメコ「効いとるんかい!!」

緑間「鬼塚さんにはまだ言ってませんでした……」

ヒメコ「な、なんや?」

緑間「赤司征十郎は……二人いる!!」

ヒメコ「いやあれ片方ボッスンやから!! ただの顔芸やから!!」

赤司「何をしている。 そんなやつの言うことなど気にするな」

実渕「征ちゃん……」

葉山「お、俺達は……どっちの赤司の言うことを聞けばいいんだ」

赤司「勝て。 僕の言うことは絶対だ」

ボッスン「負けろ。 僕の言うことは絶対だ」

スイッチ『ボッスンが最初、お笑いグループと言っていたがあながち間違ってないな』

赤司「君……それで僕の真似とは滑稽だな」

ボッスン「それはこっちの台詞だね。 人を脅迫することでしか仲間を勝利へ導けないなんて」

ヒメコ「あいつ、変なスイッチ入ってへん?」

スイッチ『いや、待て』

ヒメコ「?」

ボッスン「お前……自分に逆らうやつは親でも殺すと言ったな」

赤司「ああ」

ボッスン「……ふざけんじゃねえ!!」

ボッスン「親を殺すだって? そんな事言うんじゃねえよ!!」

ボッスン「お前は親がいなくてどれだけ苦しい思いをするのか知ってんのかよ!」

ボッスン「それに恐怖で人をまとめんじゃねえよ……!!」

ボッスン「お前のやってることは……ただの支配だ!!」

ボッスン「ボスでもキャプテンでもなんでもねぇよ!!」

赤司「……」

鉄平「ボッスン……」

緑間「藤崎さん……」

ヒメコ「……」

ヒメコ(せめて顔芸だけは解こうや)












赤司「……」

赤司『消える……のか?』

赤司「……ああ、彼の発言で改心したよ」

赤司「恐怖や脅迫で得た勝利など……勝利とは言えないからな」

赤司『じゃあ……これからは俺が?』

赤司「ああ、そうだ」

赤司「僕はもういなくなるとしよう」

赤司「後は頼んだ……お前なら勝利へ導けるはずだ」

赤司『……ああ、任せてくれ』













赤司「……そうだな、俺が悪かった」

緑間「赤司……?」

赤司「……みんな、勝って欲しいのに変わりはない」

赤司「だが負けても……俺は目玉を抉ることはないし……俺に逆らっても殺すことはない」

実渕「征ちゃん……」

赤司「この試合……絶対に勝つぞ」

根武谷「……おう!!!」

ヒメコ「な、なんか赤司……爽やかになってへんか?」

スイッチ『どうやらボッスンの説教が効いたみたいだな』

ボッスン「おしお前ら!!! 残り時間、巻き返すぞ!!」

鉄平「……うん!!!」

ピーーー!!

緑間「……ん?」

ボッスン「このホイッスルは……?」

「試合終了ーーー!!」

ボッスン「はぁ!!!?」

ボッスン「ちょ……待てよ、もうそんなに時間経ったのか!!?」

スイッチ『ボッスンの説教が長すぎたようだな』

ボッスン「はぁ!? タイムになってなかったのかよ!?」

ヒメコ「何やっとんねんボッスン!!」

ボッスン「じゃ、じゃあスコアは33-4……」










111-11

ボッスン「あ、あれぇ!!?」

ヒメコ「な、なんで点数があんなに変わっとるんや!!?」

赤司「葉山、お前か? 俺が説教を受けてる時に……」

葉山「い、いや違うよ!! 俺じゃないって!!」

結城「きっと幽霊の仕業ね」ヒョコッ

スイッチ『結城さん、そんなのは存在しない』

緑間「しかし負けてしまった……やはり鬼塚さんが試合に出てれば……」

ヒメコ「だから女子やから無理言うとるやろ!!」

ボッスン「それより誰なんだ……誰があんな点数にしたんだよ!?」

赤司「藤崎さん、手分けして探しましょう」

ボッスン「おう!!」

ボッスン「スケット団!! 新しい仕事だ!!」

ヒメコ「おっしゃ!! 任しとき!!!」

スイッチ『情報収集は任せろ』

鉄平「僕も協力するよボッスン!!」

高尾「……真ちゃん。 俺帰っていい?」

緑間「……構わないのだよ」











黛「……」

黛(赤司が説教されてる間にゾロ目になるように点入れたけど……)

黛(誰も気づいてねーのかよ……ま、いいか)

黛(帰ってラノベを買って……あと彼方のアストラも買うか)

~終わり~

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