夢魔さんのお気に入り少年 (3)

タイトルの通り、夢魔に目をつけられた少年のお話。ジャンル的にはオネショタ……になるんだろうか。割となんでも許せる人向けかと。

SS形式でやろうと思ったけどそれだけじゃ足りなかったから地の文ありにするよ。苦手な方は注意。

あとのんびり更新注意。次から始まるよ

ここは異世界。魔法や魔物が存在する世界。その片隅にある小さな町に、人並み外れた魔力を持つ一人の少年が住んでいた。

母「こら、また出かけるのかい?」

少年「暗くなる前に戻ってくるからー!」

と、このように少年は活発で、行動的で、ほぼ毎日、覚えたての魔法の
練習のために家を出ていた。

少年「ーーっ!!」

町の娘「あぁっ、果物が……!」

少年「あっ、ご、ごめんなさい!ーーーーはい、落としたのはこれで全部、です……」

町の娘「もう、元気なのは良いけど、前を見てないと、今みたいにぶつかっちゃうよ?」

少年「はーい……」

まぁ、少し活発過ぎるところもあるのだが、内側はしっかり優しい心の持ち主なのだ。

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