【ポケモン】アセロラ「アセロラちゃん、勇者として世界を救いにいくよ!」2 (357)

前スレの続きです

前スレ

【ポケモン】アセロラ「アセロラちゃん、勇者として世界を救いにいくよ!」
【ポケモン】アセロラ「アセロラちゃん、勇者として世界を救いにいくよ!」 - SSまとめ速報
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~ミアレ美術館三階~

カリン「ついて来なさい?坊や」

スッ

サトシ「!」

カリン「ルギア!」

ルギア「ギアァァァ!」

ヒューン

サトシ「空に……」

サトシ「ホウオウ!」スッ

ホウオウ「ホウー!」バサッ


~フラダリカフェ~

アセロラ「ふぁ?なんだか外が騒がしいね?」

リーリエ「行ってみましょう!」


オイオイ ナンダアレ? ビジュツカンノウエニミタコトナイポケモンガ……

ザワザワ

リラ「………あれは?」

アセロラ「ホウオウ?」

リーリエ「もう一匹の銀色のポケモン…あれは確か……」

リラ「………あれはルギア…」

アセロラ「え!?」

リラ「魔王軍参謀カリンのポケモンだよ」

リーリエ「魔王軍の参謀!?」

アセロラ「ホウオウも居るって事はサトシが戦って……」

スイレン「………………」グッ

スイレン「…………」ダッ

アセロラ「スイレン!?」

リラ「何処へ行くんだい!?」

スイレン「決まってる!美術館だよ!」

アセロラ、リーリエ、リラ「!」

スイレン「サトシが戦ってるんだ……!私も力になりたい!」

スイレン「サトシと一緒に戦いたい!」

アセロラ「スイレン…」

リラ「……………」

リーリエ「>>安価」


安価 近いレスの中

リーリエ「いいではないですか?」

アセロラ「リーリエ…」

リーリエ「スイレン、論理的結論から言いますと……スイレンがサトシのバトルを手助けするのはスイレンの自由です」

リーリエ「スイレンが本当にサトシの事を想うのであれば、それを実現させる為に頑張って下さい」

スイレン「……言われなくても…わかってるよ!」ダッ

リーリエ「………………」

「いや、何もわかってないわね」

アセロラ、リラ「!」

セレナ「あれはサトシのバトルなの」

セレナ「本当にサトシの事を想うんなら…無駄な横槍は入れない方がいいんじゃないかしら?」

スイレン「セレナ……」

セレナ「サトシは…きっとあんたの手助けで勝ったとしても喜ばないわよ?」

スイレン「……でも…」

スイレン「例えサトシが喜ばなくても、黙って待ってるだけで、サトシがしんじゃうなんて私嫌だよ!」

セレナ「あんたサトシが勝つ事を信じてないの?」

スイレン「し、信じてるよ!でも、それとこれとは話が別だよ!」

アセロラ「ふ、二人共!ケンカはやめてよ!」アセアセ

リラ「はぁ……」

リーリエ「………………」

スイレン「じゃ、じゃあ……」

セレナ「!」

スイレン「せめて…サトシの近くに行ってサトシのバトルを見守りたい…」

スイレン「それならいいでしょ?」

セレナ「……………」

スイレン「私…もうサトシの所に行くから」クルッ

セレナ「待って」

スイレン「……まだ何か…」

セレナ「私も行くわ」

スイレン「セレナ……」

シトロン「あれ?外が騒がしいですね…」ガチャッ

セレナ「シトロン!」

シトロン「え?」

セレナ「会計は任せた!」

シトロン「は!?」

セレナ「行くわよ!スイレン!」

スイレン「うん!」

シトロン「ちょ、ちょっと!セレナ!」

アセロラ「アセロラ達も行こう!」

リーリエ「はい!」

リラ「そうだね!」

シトロン「まったくセレナは…」ハァ

アセロラ「シトロン!」

シトロン「え?」

アセロラ「会計は任せた!」グッ

シトロン「はぁ?」

リーリエ「シトロンさん!私のも!」

リラ「ボクのも!」

シトロン「ちょ、ちょっとふざけ……」

シトロン「って…!行っちゃった!」


~カロス王宮~

ミヅキ「ミアレ美術館上空にホウオウとルギアか……」

フラダリ「ふふっ、まさしく黄金の太陽と銀色の月だな。美しい」

ミヅキ「パパ!呑気な事言ってる場合じゃないよ!」

ミヅキ「カリンさんが勇者の仲間と交戦してるんだ、援軍を出さなくていいの!?」

フラダリ「……いい機会だ…戦争に備え、カリン相手にどこまでやれるか…」

フラダリ「噂に聞く勇者の仲間の実力をこの目で見せてもらうとしよう」

ミヅキ「ハァ………」

フラダリ「………君もそう思わないかい?」

「……ええ、そうですね。フラダリさん」

~ミアレ交番~

ウワーコイツバケモンダー! オーエンヲヨベー!

シロナ「ガブリアス!ドラゴンクロー!」

ガブリアス「ガブァ!」スバッ

ジュンサー「くっ……ミアレの警務部隊がまったく歯が立たないなんて……」

ジュンサー「貴女何者なの!?」

シロナ「うるさいのよ年増!」キッ

ジュンサー「!?」ビクッ

シロナ「アセロラちゃんにキモいって言われた上に、無実の罪でこんなとこに拘束して私のバイブルを取り上げるなんて……」

シロナ「マックスぶちギレよ!アセロラちゃんに嫌われたら貴女のせいよ!」

ジュンサー「何言ってるのよ貴女!」

シロナ「早く私のバイブル(LO)を返しなさい!」

ジュンサー「……こんな卑猥な本がバイブル………?少女の敵め!」

シロナ「何言ってるの?私はロリの敵ではなく味方よ?」

シロナ「ねぇ?ガブリアス?」

ガブリアス「が、ガブァ…?」アセアセ

ジュンサー「少女をロリとか言ってる時点で最低です!」

シロナ「あぁん?」ギロ

ジュンサー「」ビクッ

ジュンサー「(とはいえ……この人…強い何てもんじゃない…実力行使で止めるのは無理ね……)」

ジュンサー「(ここは……)」

ジュンサー「あ、あの……」

シロナ「あぁ?」

ジュンサー「>>安価」


安価 近いレスの中

ジュンサー「うぅ…」ビクッ

ジュンサー「(ちょっと前まで1位だったのに、7位まで転落したガブリアスを未だに使い、しかも…ここまで強いなんて……)」

ジュンサー「貴女……本当に何者なの…?」タラーッ

シロナ「私は…世界を解放する者……」

ジュンサー「え!?」

シロナ「……そして……世の中のロリの味方よ」

ジュンサー「………………」

ジュンサー「(やっぱりただの犯罪者じゃない!)」ガクッ


~ミアレ上空~

サトシ「ホウオウ!聖なる炎!」

ホウオウ「ホウ!」

ボボボ

カリン「ルギア!エアロブラスト!」

ルギア「ギアァァァ!」シュオオ

ボンッ


ドカーン!!

サトシ「聖なる炎が!」

カリン「ふふっ、この程度?」

サトシ「………つっえー……!」

サトシ「へへっ!燃えてきたぜ!」

ホウオウ「オウー!」

ピカー

カリン「!」

サトシ「いくぜ!ホウオウ!」

ホウオウ「オウー!」ボボボ

カリン「ホウオウの体が金色の聖なる炎に…ハートゴールドか…」

カリン「……面白いわね?坊や」クスッ

サトシ「!」

カリン「………ルギア、魂を深く鎮めなさい」スッ

ルギア「ギア…」スッ

サトシ「何をする気だ……?」

ゴロゴロ

ピシャッ

ヒュオオ

サトシ「!?」

サトシ「な、なんだ!急に嵐が……」

ホウオウ「ホ……!」

カリン「ふふっ」

ルギア「ギアァァァ!」ピキピキピキ

サトシ「ルギアの体が銀色になってく…?」

カリン「ハートを熱く焦がすあなた達とは逆に…」

カリン「私達はソウルを深く鎮める」

サトシ「!?」

カリン「これがルギアの覚醒…ソウルシルバーよ」

ルギア「ギアァァァ!」ピキピキピキ

サトシ「ソウルシルバー!?」

カリン「怖じ気づいたかしら坊や?」


カリン「きっとここからは、ポケモンバトルじゃなくて、弱いものイジメになっちゃうかもね?」クスッ

サトシ「……………ソウルシルバーか…」

サトシ「……すっげー!」ワクワク

カリン「!」

サトシ「何がなんでも……お前に勝ちたくなってきたぜ!カリン!」

カリン「>>安価」



安価 近いレスの中

カリン「(なるほど…相手が強ければ強いほど力を発揮するタイプのようね)」

カリン「ふふっ、可愛いのね?坊や」クスッ

サトシ「いっ!?」

カリン「ヤれるものならヤってみなさい?」

カリン「ただし……大口叩くだけの子供は嫌いよ?」

サトシ「……へへっ…!ホウオウ!」

ホウオウ「オウ!」

サトシ「大文字!」

ホウオウ「オウ!!」

ボボボ

カリン「金色の大文字…なるほど、ハートゴールドは発する炎技が全部聖なる炎なのね…芸術的…」ウットリ

カリン「ルギア!ウェザーボール!」

ルギア「ギアァァァ!」シュオオ

ボンッ

サトシ「なんだあのウェザーボール!?」

カリン「天候はルギアの作る"大嵐"私のウェザーボールは何色の属性にもなってるわ!」

カリン「芸術的でしょ?」

ドカッ

サトシ「大文字が!?」

ホウオウ「オウー!」メキメキメキ

サトシ「ホウオウー!」グラグラ

カリン「今ミアレの天候は全て私の味方なの」グイッ

サトシ「……雷!?」


ピカッ!

ピシャシャゴローン!!




~ルージュ広場~

サトシ「うぅ……」ヨロッ

ホウオウ「オウ……」

サトシ「……俺を守ってくれたのかホウオウ…」

サトシ「ありがとな…」ギュッ

ホウオウ「オウ…」

「雷に撃たれて墜落しても生きてるなんて…」

サトシ、ホウオウ「!」

カリン「あなた本当に人間?」クスッ

サトシ「カリン……!」

カリン「ルギア!鋼の翼!」

ルギア「ギアァァァ!」ピキピキピキ

ブンッ

サトシ「うわぁ!」

ホウオウ「オウ!」

カリン「ふふ」ニヤッ

サトシ「くそっ!ホウオ…」

ホウオウ「オ……」ピキピキピキ

サトシ「!?」

サトシ「ホウオウの羽が銀色に!?」ピキピキピキ

サトシ「え!?」ピキピキピキ

カリン「ふふっ、ソウルシルバー状態のルギアの攻撃を受けた者は体が銀になる……」

カリン「芸術的でしょ?」ニコッ

サトシ「っ…………!」ピキピキピキ

ホウオウ「オ……」ピキピキピキ

ホウオウ「」カチン

サトシ「ホウオ…」ピキピキピキ

カリン「ふふっ、あなたももう終わりね?」

カリン「安心して?あなたは芸術的な銀の彫刻として私の部屋に飾ってあげるから」ニコッ

サトシ「……………」ピキピキピキ

サトシ「………へへっ」ピキピキピキ

カリン「!?」

サトシ「」カチン

カリン「(……笑った……?)」

ゴオオ

ピカッ

アセロラ「ふぁ!雷!」

リーリエ「アセロラ!早く私のスカートの中に避難を!」ハァハァ

アセロラ「絶対にいや!」

リラ「(この大嵐…ルギアの力か…)」

アセロラ「それにしても…スイレンとセレナが見えないよぉ!」

リーリエ「恋する乙女の力は凄まじいですね…」ビックリーリエ

アセロラ「………大丈夫かな…サトシ…」

「その額の紋章…」

アセロラ、リーリエ、リラ「!」

「もしや……勇者か……?」

アセロラ「ふぁ!?」

リーリエ「誰ですか?このお爺さん?」

リラ「知り合いかい?アセロラ…」

アセロラ「ふぁ…この人…どこかで…」ポクポク

「……………」

リーリエ「(悩んでるアセロラ可愛い)」

アセロラ「!」

アセロラ「あ、あ~!思い出した!」

リラ「え!?」

アセロラ「確か…マツリカちゃんの絵の!」

リーリエ「マツリカさんの絵……!?」

アセロラ「AZにゃん!」ビシッ

AZ「……………………」

リラ「AZにゃんだって!?」

リーリエ「こ、この方がAZにゃん!?」

アセロラ「そーだよ!この人絶対にAZにゃんだよ!」

AZ「>>安価」



安価 近いレスの中

AZ「貴様が勇者か……」ギロ

アセロラ「………………!」

AZ「ふふっ、上手そうだな?」

アセロラ「ひぃ……」ブル

リーリエ「アセロラに手を出さないで下さい!」バッ

リラ「……………」バッ

AZ「そう睨むな……冗談だ…」テヘペロ

リーリエ「やはりディグダ…最低ですねAZにゃん」

AZ「(AZにゃん?)」

リラ「ところで、AZにゃん、アセロラに何の用だい?」

AZ「………ふっ、ミアレ…久しいな…」

アセロラ「ふぁ?」

リーリエ「久しい………?」

AZ「ここに来るのは……魔王を引退して以来だ…」

リラ「魔王!?」

リーリエ「引退!?」

アセロラ「どういう事!?AZにゃん!?」

AZ「………勇者よ…その事について話がある……だが、その前に……」

AZ「我が名はAZだ!」

アセロラ「もう!それは知ってるよAZにゃん!」

リーリエ「そんな事より、魔王のお話をお願いします!AZにゃん!」

AZ「だからAZだ!」

リラ「それはもうわかったよAZにゃん!」

アセロラ「早く話してよ!サトシのところに行かなきゃ行けないんだよAZにゃん!」

AZ「だからAZだって言ってるだろクソガキ!」

~ウルトラホール スクール~

イリマ「テッカグヤ!アイアンヘッド!」

テッカグヤ「(ホホホー!)」ドッ

メガアカリ「ぱるぅぅ!」バキ

ミカン「アカリちゃん!」

ユリーカ「ミカン!アカリちゃん!」

イリマ「わかったでしょ?天才の僕には勝てないんだ」

イリマ「諦めて僕の部下になりなよミカンちゃん?」

ミカン「……誰が…!」キッ

イリマ「はぁ、あまり手荒な真似はしたくないんですけどねぇ」

イリマ「テッカグヤ」パチン

テッカグヤ「(ほ~い)」スッ

ミカン「!」

ミカン「うぁぁ…!」メキメキメキ

テッカグヤ「(う~ん、細い首…)」

テッカグヤ「(力の加減を間違えたら、折ってしまいそうぞよ………)」グググ

イリマ「あはは、コロしちゃダメですよ?テッカグヤ」

ユリーカ「ミカン……」

ユリーカ「やめろー!ミカンから手を放せ!」ダッ

イリマ「テッカグヤ」ギロ

テッカグヤ「(ほ~い)」スッ

バキッ

ユリーカ「うぁっ…」ドサッ

ミカン「ユリ……カ………」メキメキメキ

イリマ「邪魔しないで下さいよおチビさん?」

イリマ「君は後でちゃんとコロしてあげますから?」ニコッ

ユリーカ「ひぃ…」ガタガタ

ユリーカ「(こ、怖いよ……)」ガタガタ

ユリーカ「(た、助けてよ…お兄ちゃん!セレナ……)」ガタガタ

イリマ「さぁ、ミカンさん?僕に忠誠を誓って下さい?」

ミカン「だ、だれ……が……」メキメキメキ

イリマ「………………」

イリマ「テッカグヤ。折れ」

テッカグヤ「(ほ~い)」グググ

ミカン「!」メキメキメキ

ユリーカ「>>安価」


安価 近いレスの中

ユリーカ「……こうなったら……」

ユリーカ「デデンネー!あいつのディグダに噛みつけー!」

デデンネ「デンネー!」ダッ

イリマ「!」

ガブリ

イリマ「!?」

イリマ「ギャアアアア!!」

ユリーカ「ナイスデデンネー!」グッ

テッカグヤ「(イリマ!?)」パッ

ミカン「!」ドサッ

ユリーカ「ミカーン!」ダッ

ミカン「……けほっ、けほっ…」

ギャアアアア

ミカン「……ありがと、ユリーカ、デデンネ」

ユリーカ「えへへ!」

デデンネ「デンネー!」

イリマ「………おのれ……」ヨロッ

ユリーカ、ミカン「!」

イリマ「よ、よくも僕の天才の種子が詰まったディグダを~!」ヒクヒク

イリマ「許さねぇぞ!クソチビ!ぶっコロしてやる!」

イリマ「テッカグヤ!」

テッカグヤ「(ら、ラジャ!)」ダッ

ユリーカ「く、来る……」タジッ

ミカン「ユリーカ!」バッ

イリマ「どけー!テッカグヤ!」

テッカグヤ「(ラジャ!)」バキ

ミカン「うぁっ!」ドサッ

ユリーカ「ミカン!」

イリマ「テッカグヤ!そのチビをコロせ!」

ユリーカ「くっ、デデン……」

テッカグヤ「(……………)」バキッ

デデンネ「デンネー!」ドサッ

ユリーカ「デデンネー!」

テッカグヤ「…………」スッ

ユリーカ「!」

テッカグヤ「(ふんっ!)」バキッ

ユリーカ「……うっ…」ドサッ

ユリーカ「」

コロコロコロ

ミカン「ユリーカァ!」

イリマ「テッカグヤ。そのチビを潰せ」

イリマ「ベビーボンバー!」

テッカグヤ「(ひゅーん!)」ピョーン

テッカグヤ「(ぞよー!)」

ヒュー

ミカン「ユリーカ!」

ピカー!

テッカグヤ「(ぞよ!?)」

イリマ「な、なんだあの光は!?」


ドスーン!

ミカン「ユリ……」

テッカグヤ「(!?)」

イリマ「……?チビがいない…?」

ユリーカ「……………」スク

ミカン「!」

ミカン「ユリーカ!無事だったんですね!」タッタッタ

ユリーカ「…………ミカン……?」

ミカン「心配しました!ここは一旦……」

ミカン「ん?その手に持っている青と白のモンスターボールは?」

ユリーカ「…………………」

イリマ「!」

イリマ「チビめ…あんな所に……」

ユリーカ「………この体…子供の時の…」

ユリーカ「それにこの場所…」キョロキョロ

ユリーカ「ミカンに……」チラッ

ミカン「?」

ミカン「(何やらユリーカの雰囲気が…?)」

ユリーカ「あいつ…」チラッ

イリマ「!」

ユリーカ「そして……今時点で手にしているディアルガとパルキア…」キラン

ミカン「ユリーカ?」

ユリーカ「……そうか…未来は変わったんだねアセロラ…」ニコッ

イリマ「何をブツブツ言っているんですか!」

イリマ「テッカグヤ!」

テッカグヤ「(ぞよ~!)」

ユリーカ「………"この時間"のディアルガが"私の時間"のディアルガと通じて私の意識だけこの時間に飛ばしたのか……」

ユリーカ「わかったよ…ならやる事は一つだ」フッ

ユリーカ「ディアルガ!」ボンッ

ディアルガ「ディアー!」

ユリーカ「パルキア!」ボンッ

パルキア「パルゥゥ!」

イリマ「!?」

テッカグヤ「(ぞ……!?)」タジッ

ミカン「ディアルガにパルキア!?」

ユリーカ「いくよディアルガ、パルキア」

ユリーカ「この時間の……"このユリーカ"の未来を守るんだ!」

ディアルガ「ディアア!!」

パルキア「パルゥゥ!!」

ミカン「>>安価」


安価 近いレスの中

ミカン「(何か雰囲気が変わった…まるで幾多もの修羅場を潜り抜けてきたかのような……)」ゴクリ

ユリーカ「………………」

ミカン「(これはもう、ユリーカというよりはユリーカさんだよ!)」

イリマ「……何を訳のわからない事をブツブツと…」

イリマ「恐怖で頭がおかしくなったんですか?」

ユリーカ「……御託はいいからさ…かかってきなよ」

ユリーカ「お坊ちゃん?」クスッ

イリマ「……………」ブチッ

イリマ「ディアルガとパルキア?だからどうした!」

イリマ「テッカグヤ!ラスターカノン!」

テッカグヤ「(ぞよー!)」

ビー

ユリーカ「……………パルキア…」

パルキア「パルゥゥ!」スッ

グニャリ

イリマ「!?」

テッカグヤ「(ぞよ!?)」

ミカン「ラスターカノンが空間ごと曲がった!?」

ユリーカ「ディアルガ」

ディアルガ「ディアア!!」

パキパキパキ

イリマ「な!?身体が……!?」パキパキパキ

テッカグヤ「(な……!?)」パキパキパキ

ユリーカ「ディアルガの能力であんたらの時間を凍らせたんだ」

イリマ「!?」

ミカン「時間を!?」

ユリーカ「最期に……何か言い残す事はある?お坊ちゃん」

イリマ「>>安価」


安価 近いレスの中

イリマ「う~~!」パキパキパキ

イリマ「ミカンさん!」

ミカン「!」

イリマ「割りと真面目に好きでした!」クワッ

ミカン「!?」

テッカグヤ「(イリマ!?)」パキパキパキ

ミカン「………あの…ちょっと無いです…」

イリマ「そんな……」ガクッ

イリマ「くぅ~!こうなったら……」パキパキパキ

イリマ「テッカグヤ!ダメ押しで宿り木の種!」パキパキパキ

テッカグヤ「(ぞよ~!)」プップップッ

ユリーカ「ディアルガ」

ディアルガ「ディアア!」カッ

カチン

イリマ「宿り木の種が!?」パキパキパキ

テッカグヤ「(い、イリマ…もう身体が凍って……)」パキパキパキ

イリマ「……こうなったら道づれで……」パキパキパキ

ミカン「ユリーカ!彼ら、何かする気です!」

ユリーカ「させない!パルキア!亜空切断!」

パルキア「パルァァ!!」

ズパッ

イリマ「な!?」

テッカグヤ「(ぞ!?)」

シュオオオ

イリマ「うぎゃぁぁぁ!」

テッカグヤ「(ぞよー!)」



ドッカーン!!

メキメキメキ

イリマ「」

テッカグヤ「」

ユリーカ「テッカグヤを倒した事でウルトラホールから脱出できたね」

ミカン「………………」

ユリーカ「大丈夫。コロしちゃいないよ。私はこの時間の人間ではないしね?」

ミカン「……この時間…?」

ユリーカ「!」

ユリーカ「(ディアルガとパルキアがダイヤモンドとパールに戻った…タイムリミットか…)」

ミカン「ユリーカ…貴女は本当にユリーカなんですか?」

ユリーカ「……………」

ユリーカ「ミカン、アセロラやリーリエ…みんなに会ったら伝えてくれるかな?」

ミカン「え?」

ユリーカ「私は今私の居る時間を精一杯生きてる……だから…」

ユリーカ「あなた達は、あなた達の世界を…未来を守る為に頑張って…って…」

ミカン「未来…?」

ユリーカ「あっ、それと!」

ミカン「?」

ユリーカ「ミカン…きっと貴女の想いは伝わる日が来る…だからさ…」

ユリーカ「ミカンはミカンのまま…頑張ってね?」

ミカン「へ?」

ユリーカ「……そろそろ時間か……」

ミカン「時間?」

ユリーカ「………じゃあね……」クラッ

ユリーカ「…………」バタリ

ミカン「え?ユリーカ!?」

・・・

・・



N「おーい、ミカンちゃーん!」

ミカン「!」

ミカン「N様!」

N「無事だったみたいだね?」

ミカン「はい……」

ユリーカ「……ZZZ…」スー スー

N「!」

N「あれ?チビちゃん寝ちゃったのかい?」

ミカン「はい、そうみたいですね…」ナデ

ミカン「私を守る為に必死で戦ってくれましたから」ニコッ

N「チビちゃんが?」

ミカン「はい!」

N「へー、チビちゃんがかぁ…」

ミカン「N様もご無事でなによりです!」ニコッ

N「>>安価」



安価 近いレスの中

N「さてと、他のみんなはどうなったかな?」

ミカン「(スルー!?)」ギョッ

ミカン「もう!N様!酷いです!」プンプン

N「ミカンちゃんは何を怒ってるの?」

ミカン「もぅ!ずっと心配してたのにぃ!」プンプン

N「心配?ボクを誰だと思ってるんだい?」

N「さぁ、ミカンちゃん。そのチビちゃん連れてカリンさんを倒しに行くよ?」

ミカン「N様は勝手なんですからぁ!」ブー

N「さぁ、行こうか?」

ミカン「まったく…わかってますよ!」ヨッショ

ミカン「あなたにならどこまでも着いて行きますよ」クスッ

N「……よろしく頼むよ…」

ユリーカ「……ZZZ」スー スー

~ルージュ広場~

ザアアア

サトシ「」

カリン「…………………」

カリン「(………身体が銀の塊になっていくにもかかわらず、恐怖するどころか笑った……?)」

カリン「(………この坊やは危険ね…)」

カリン「(この子は……今ここで破壊すべき……)」スッ

タッタッタ

「サトシー!」

カリン「!」

ビチャッ

スイレン「サトシ!どこー!」キョロキョロ

スイレン「!」

サトシ「」

スイレン「サトシ………?」

セレナ「スイレン!サトシいたー?」

カリン「……久しぶりね?セレナ」

セレナ「カリンさん……」

スイレン「サトシ………」

セレナ「え!?サトシ…!?」

サトシ「」

セレナ「サトシとホウオウが銀色の塊に……?」

スイレン「え……?これってどういう……」

カリン「私がやったのよ」

スイレン、セレナ「!?」

カリン「その坊やとホウオウは私にバトルを挑み負けて銀色の彫刻になったの」

カリン「どう?坊や………とても……」

カリン「芸術的でしょ?」クスッ

スイレン「……………」

セレナ「ふざけないでよカリンさん!サトシを元に戻して……」

スイレン「……おまえがやったのか…」

カリン「…………」

セレナ「スイレン……?」

スイレン「サトシを………絶対に許さない………!」グスッ

スイレン「コロしてやる!」

セレナ「スイレン……」

カリン「私とヤる気?身の程しらずな娘ね?」クスッ

カリン「貴女もそう思うでしょ?セレナ?」

セレナ「……………」

スイレン「うるさい!よくもサトシを!」

スイレン「あんたは……絶対にコロしてやる!」キッ

セレナ「>>安価」


安価 近いレスの中

セレナ「スイレン…」

セレナ「(スイレン…怒りに呑まれてる…いつものスイレンじゃないみたい…)」

セレナ「(………まぁ…気持ちはわかるけど!)」キッ

スイレン「カイオーガァ!」ボンッ

カイオーガ「オーガァ!」

カリン「!」

スイレン「カイオーガ!ハイドロポンプ!」

カイオーガ「オーガァ!」

ドリュリュリュ!

カリン「……ルギア!エアロブラスト!」

ルギア「ギァァァ!」シュオオ

ドーン!

セレナ「!」

ドドド!

カイオーガ「オーガァ…」ズズ

スイレン「ハイドロポンプが押されてる……!」

カリン「どうしたの?その程度?お嬢ちゃん?」クスッ

スイレン「!」

スイレン「……あいつは絶対に許さないんだ……!」

スイレン「サトシを……サトシを……!」グスッ

ルギア「ギァァァ!!」

ドッ

カイオーガ「オーガァ!」メキメキメキ

スイレン「カイオーガァ!」ダッ

カリン「ふふっ、ルギア」

ルギア「ギァァァ!」シュオオ

スイレン「!」

カリン「安心してねお嬢ちゃん?」

カリン「貴女も……今すぐ愛しい彼と一緒の銀色の彫刻にしてあげるわ?」

スイレン「うぅ……サトシ…」

カリン「やりなさい!ルギア!エアロブラスト!」

ルギア「ギァァァ!」シュオオ

セレナ「グラードン!断崖の剣!」

グラードン「グラァァ!」フッ

ズパッ!

ルギア「!」キンッ

カリン「………セレナ…」ギリッ

セレナ「大丈夫!?スイレン!」

スイレン「う、うん……」

カリン「……なんのつもり?」

セレナ「正義か悪か…そんなの人の勝手、本当の強者なら自分の信じる方が勝てるように頑張るべき、それがアンタの口癖だったわよね?カリン」

カリン「……………」

セレナ「……私も…あんたらに村をいいようにされて……」

セレナ「大好きな人や……」

サトシ「」

セレナ「友達を…」チラッ

スイレン「セレナ……」

セレナ「傷つけられて頭にキテるのよ!」

カリン「………それで?」

セレナ「スイレン、まだやれるでしょ?」

スイレン「!」

セレナ「サトシやホウオウが銀色の塊になっているのはカリンのソウルシルバーの能力……つまり……」

セレナ「カリンを倒せばサトシを元に戻せる!」

スイレン「え!?」

カリン「"倒せれば"だけどね?」クスッ

セレナ「何時までも泣いてないで…やるわよスイレン!」

セレナ「二人で……あいつを倒してサトシを助けるわよ!」

スイレン「セレナ………」

スイレン「………………」ゴシゴシ

スイレン「わかった!」

スイレン「カイオーガ!」

カイオーガ「オーガァ!!」

セレナ「グラードン!」

グラードン「グラァァア!!」

カリン「ふふっ、いがみ合っていた勇者と魔王軍………そして大地を創ったポケモンと大海を創ったポケモン…」

カリン「それが手を組んだ…いや、これが本来の在るべき姿なのかしら?」

スイレン「余裕こいて笑ってられるのも今の内だよ!」

セレナ「恋する乙女のパワーを舐めないでよ!」

カリン「ふふっ、素敵ね貴女達?是非とも私のコレクションに欲しいわ」ペロリ

カリン「ルギア、遊んであげなさい?」

ルギア「ギァァァ!!」

オオオオ

~ミアレ美術館三階~

ヒュオオー

ヒカリ「……サトシもカリンもいない…」

ヒカリ「………穴の空いた天井…いったいどういう事?」

キャル「ちょ、ちょっと!離してよ!」

ヒカリ「!」

キャル「わ、私をどうするつもり!?」

ヒカリ「私達のリーダーのとこにつれてくの!」

キャル「え!?」

ヒカリ「コロされなかっただけでも有り難く思ってね?」

キャル「お…鬼!」ジタバタ

ヒカリ「うるさいなぁ…」

キャル「せ、せめてパンツだけでも代えさせて!」

ヒカリ「えー……」

「ヒカリ!」

ヒカリ「!」

ヒカリ「ライチさん!」

ライチ「ヒカリ、勝ったのね!」

ヒカリ「ええ、まぁ…ライチさんも……って、当然か……」

ライチ「ん?その娘は?」

キャル「…………」プクー

ヒカリ「私が戦った新四天王の娘です」

ヒカリ「この娘も魔王軍だし、一応シロナさんに連れて行こうと…」

ライチ「成る程ね…で、サトシ君とカリンは…?」

ヒカリ「それが……」

キャル「ははっ…」

ヒカリ、ライチ「!」

キャル「あんたら、少し腕は立つみたいだけどさ?カリン様には勝てないよ?」

ライチ「あん?」

ヒカリ「やってみなきゃ大丈夫かどうか何てわかんないでしょ!」

キャル「わかるよ。カリン様は魔王様を除けば最強のトレーナー」

キャル「きっと、そのサトシって奴も今頃カリン様にやられちゃってるよ」クスッ

ヒカリ「こいつ……」

ライチ「やめな!ヒカリ!」

ヒカリ「ライチさん……」

ライチ「………で、カリンはどこにいるの?」

キャル「さぁ?」

ライチ「(てか、この娘小便くさっ)」

キャル「>>安価」


安価 近いレスの中

キャル「ぱ、パンツを変えさせてくれるなら言わない事もないかもね!」

ヒカリ「はぁ?」

ヒカリ「あんた、自分の立場をわかってんの?」

キャル「う、うるさい!元はと言えばあんたのせいでしょ!」

キャル「せ、責任とれー!」キー

ヒカリ「はぁぁぁ?」

ライチ「!?」

ライチ「せ、責任ってヒカリ!あんたこの娘になにヤったの!?」

ヒカリ「ち、違いますライチさん!誤解です!」アセアセ

ヒカリ「あ、あんたからも何とか言ってよ!」

キャル「……ふ、ふん!/////」プイッ

ヒカリ「!?」

ライチ「うわぁ……」サーッ

ヒカリ「ち、違っ!」

ライチ「……いいや、とりあえずあんた早くパンツ変えてこい」

キャル「いいの!?」キラキラ

ヒカリ「ら、ライチさん!そんな事言ってこの娘逃げるかもしれませんよ!?」

ライチ「だってそいつ小便臭いし……」

キャル「だ、だったらさ……」

ヒカリ「?」

キャル「あ、あんたが私を見張ってればいいじゃん…////」プイッ

ヒカリ「は?ふざけないでよ!」

ライチ「だとさ、ヒカリ。その娘がパンツ変えてる間見張ってな」

ヒカリ「い、嫌ですよ!」

ライチ「やれ!」

ヒカリ「!?」ビクッ

キャル「そ、そういう事なら仕方ないね////」

キャル「ほらっ、早くトイレいこ」グイ

ヒカリ「ちょ、ちょっと!」

ライチ「あんまり激しい事やめなさいよ?ここ、敵のアジトだし」

ヒカリ「何言ってるんですか!?」

キャル「も、もう!パンツ変えたいんだから早くしてよヒカリ!」グイ

ヒカリ「馴れ馴れしく呼ばないでよ!」


~数10分後~

ライチ「(あいつら遅いな…)」

ガチャッ

ライチ「おっ!やっと来たかっ………て…」

キャル「////」モジモジ

ギュッ

ヒカリ「……ダイジョバナーイ…………」ゲッソリ

ライチ「………何であんたら手ェ繋いでんの……?」

ヒカリ「>>安価」

安価 近いレスの中

ヒカリ「な、なんであんな派手なパンツ履いてんのよあんた…」

キャル「ちょ、ちょっと!言わないでよ~!私のパンツを見せたのヒカリだけなんなからね!/////」ギュッ

ヒカリ「く、くっつかないでよ!」

キャル「えへ♪ヒカリぃ////」

ライチ「うわっ……」サーッ

ヒカリ「ご、誤解ですよ!」アセアセ



リーリエ「………はっ!」ピキーン

アセロラ「ふぁ!?」

リラ「どうしたんだい!リーリエ!」

AZ「何かあったのか!?少女よ!」

リーリエ「な、何やら今…どこがでとても素敵な光景があった予感が……」アワワ

アセロラ「もの凄くどうでもいい事だったね」

リラ「だね」

AZ「詳しく」


「何遊んでるの?」

ライチ「!」

ライチ「N!」

ヒカリ「ミカン!ユリーカ!」

キャル「ヒカリ///」ポッ

ライチ「ふんっ、無事だったか」

N「アハハ、当然だろ?」

ヒカリ「何でユリーカは寝てるの?」

ユリーカ「ZZZ」スヤスヤ

ミカン「色々あって……」

ミカン「それよりも…貴女達こそどうなってるんですか?」

キャル「ヒカリぃ////」ギュッ

ヒカリ「……………色々あって……」

ライチ「そんな事より、早くカリンの居場所を教えなさい!」

キャル「実は……知らないです☆」テヘペロ

ライチ「コロス」

キャル「ヒカリ!助けて!」サッ

ヒカリ「一辺しねば?」

N「そんな事よりさぁ」

ライチ「そんな事って……こっちはカリンを探して……!」

N「外を見てみなよ」

ヒカリ「え?」

ライチ「!」


~ルージュ広場~

グラードン「グラァァ……」ドサッ

セレナ「………グラード…ン…」ドサッ

カリン「もう終わり?つまらないわね?」

ルギア「ギァァァ!!」

セレナ「(……覚醒してないとは言え、こっちは伝説のポケモン二匹よ!?)」

カリン「ふふっ」クスッ

セレナ「(……化け物め……!)」ギリッ

カリン「……貴女達も大人しく私のコレクションになりなさい?」

カリン「ルギア!」

ルギア「ギァァァ!」

オオオオ

セレナ「!?」パキパキパキ

セレナ「身体が……銀に……!」パキパキパキ

カリン「ふふっ、アハハハ!その表情最高ね?セレナ!」

スイレン「うぅ……!」パキパキパキ

カリン「………………」

カリン「なに?その目は?」

スイレン「……あんたを倒さなきゃサトシが元に戻らないんだ……!」パキパキパキ

スイレン「……絶対に…あきらめない!」パキパキパキ

セレナ「………スイ……レン…」パキパキパキ

カリン「………………」

カリン「……あの坊やといい…気にくわないわね…」ボソッ

スイレン「ハァ…ハァ………カイオー…」パキパキパキ

カリン「>>安価」



安価 近いレスの中

カリン「そんなに坊やの事が好きなの?」

スイレン「………………!」

カリン「……強い弱い…そんな事は人が勝手に決めるものだと思ってたけど…」

カリン「あるのね?どんな時でもあきらめない絶対的な強さって」クスッ

スイレン「……私は…例え身体が銀の塊になったって諦めない……!」パキパキパキ

スイレン「……絶対に…サトシを助ける!」パキパキパキ

スイレン「だから……最後まで笑っててやるんだ!」ニッ

セレナ「……スイレン…」パキパキパキ

カリン「……………」

セレナ「そうだね…スイレン…」パキパキパキ

セレナ「私もスイレンと同じよ!」ニッ

カリン「(セレナの目も諦めてはいない……か…)」

カリン「ふふっ、でも残念ね?」

カリン「いくら心が強くとも…実力が伴わなきゃね?」

カリン「ルギア!」

ルギア「ギァァァ!」パキパキパキ

ギラン

セレナ「あれは…!?鋼の翼!」パキパキパキ

スイレン「!」パキパキパキ

カリン「さようなら」

ルギア「ギァァァ!」


ぶんっ!

セレナ「スイレン!」パキパキパキ

スイレン「……サトシ…」パキパキパキ

スイレン「うっ……」

ドロッ

ルギア「!?」

カリン「!」

カリン「ルギアの鋼が溶けてる!?」

セレナ「え!?」ドロッ

セレナ「! 私の身体を覆ってた銀も溶け出した!?」

スイレン「………………」ドロッ

スイレン「まさか………」

カリン「どういう事……!?」

カリン「……あの坊やは!?」バッ


ガラーン

カリン「……坊やが……いない……?」

「大丈夫か?スイレン、セレナ?」

セレナ「!」

カリン「………まさか…そんな……」

スイレン「………サトシ…」グスッ

サトシ「スイレン、セレナ!お前らが頑張ってくれてたのは全部見てた」

サトシ「スイレンとセレナがいなかったら俺はあいつにやられてたよ…」

サトシ「ありがとな?」ニッ

セレナ「サトシ………」

セレナ「私……」

サトシ「セレナと一緒に戦えるんだな?嬉しいぜ!」

セレナ「/////」

スイレン「サトシ…」グスッ

サトシ「泣くなよスイレン、心配かけてゴメンな?」ポンッ

スイレン「……泣いてないよっ!」ゴシゴシ

サトシ「へへっ」

サトシ「………後は」クルッ

カリン「っ……………!」

サトシ「俺達に任せてくれ!」

ホウオウ「ホウー!!」

カリン「>>安価」


安価 近いレスの中

カリン「(ハートゴールド…ハートを熱く燃やす事によりどんどん威力を増していく炎……)」

カリン「(相手が強ければ強い程燃える…そして…)」チラッ

スイレン、セレナ「?」

カリン「(大切な人達を傷つけられた事による怒り…)」

カリン「(……成る程…坊やにはぴったりの特性みたいね…)」

カリン「(……彼なら…本当にフラダリ様を……)」

セレナ「(カリン…サトシとセレナはお似合いね!くやしー!とか思ってるのかしら?)」グフフ

カリン「どのみち…私のソウルシルバーの呪縛を溶かす程の炎…」

カリン「私も本気を出すしかないみたいね?」

スイレン「サトシ!」

サトシ「大丈夫さ、俺達に任せろ!」

スイレン「………うん!」

サトシ「ホウオウ!聖なる炎!」

ホウオウ「ホウー!」

ボボボ

カリン「ルギア!エアロブラスト!」

ルギア「ギァァァ!」シュオオ

ボンッ

スイレン「金色の炎と銀色のエアロブラストのぶつかり合い!」


ズババババ

ドーン!

カリン「!?」

サトシ「相殺か!」

サトシ「………へへっ、やっぱ強いなぁ…カリン!」

カリン「!」

サトシ「ワクワクするぜ!」ニッ

カリン「!?」

カリン「(こんな状況なのに……)」

カリン「(また……笑った……?)」

セレナ「くすっ、サトシってば…」

スイレン「ふふっ、サトシらしいね?」

カリン「何が可笑しいの?坊や」

カリン「これは戦争で私は倒すべき敵。状況がわかっているの?」

カリン「それとも……何か策でもあるのかしら?」

サトシ「策かぁ…そんなのは無いなぁ…」

カリン「は?」

サトシ「たださぁ、カリンがあんまりにも強いからさ…」

サトシ「燃えてきた!」

サトシ「後は…俺とホウオウのゼンリョクをお前にぶつけるだけだ!な?ホウオウ!」

ホウオウ「ホウ!」

カリン「……………」ポカーン

カリン「…………ふふっ…」

サトシ「え?」

カリン「アハハハハハ!」ケラケラ

スイレン「嘘……」

セレナ「あのカリンがお腹を抱えて笑ってる!?」

サトシ「わ、笑うなよ!」カーッ

カリン「ふふっ、ごめんなさい?あなた達はメチャクチャだって噂は聞いてたけど……」

カリン「噂以上ね?」クスッ

サトシ「うっ……」

カリン「………私もあなたのバカが移っちゃったかな?」

サトシ「バカって……」

カリン「いいわ、もうヘタな小技は無駄ね?かかって来なさい?」

カリン「私もゼンリョクで答えてアゲル…」

サトシ「へへっ!そうこなくっちゃ!」

サトシ「行くぜカリン!」

カリン「行くわよ!サトシ君!」

サトシ「ホウオウ!」

カリン「ルギア!」

サトシ、カリン「「ゴッドバード!!」」

ホウオウ「オウー!」ピカー

ルギア「ギァァァ!」ピカー

スイレン「……眩しい…!」

セレナ「ホウオウとルギアが最後の一撃の為に力を溜めてる……」

セレナ「この輝き…まさに……」

ホウオウ「オウー!」ピカー

セレナ「黄金の太陽と……」

ルギア「ギァァァ!」ギラーン

セレナ「銀色の月…」

サトシ「いっけー!ホウオウ!」

ホウオウ「オウー!!」ボボボ


ドドド!

カリン「決めなさい!ルギア!」

ルギア「ギァァァ!!」ギラーン


ドドド

スイレン「サトシ!ホウオウ!」

サトシ「いっけー!」

カリン「ルギアー!」



ドドド!!




カーッ!!


シュウウ

セレナ「うっ……凄い衝撃………!」

スイレン「……………」

セレナ「……はっ!サトシは!?どっちが勝ったの!?」

スイレン「………見てよセレナ!」

セレナ「!」

ホウオウ「オウ……」ヨロッ

ルギア「……………」ドサッ

サトシ「……ギリギリだったぁ……」ヘター

サトシ「へへっ、やったな?ホウオウ!」グッ

ホウオウ「オウ!」グッ

スイレン「サトシとホウオウの勝ちだ!」ニコッ

セレナ「凄い…あのカリンを倒すなんて…」

セレナ「凄い!凄いよサトシ!」

カリン「(…………この私が負けたか……)」

サトシ「カリン!」

カリン「!」

カリン「(………そうね…これは戦争…敗者はそれ相応のペナルティが待っている…)」フッ

サトシ「なぁカリン!」

カリン「なに、坊や?…覚悟はできてるわ…」

サトシ「また…バトルしようぜ!」

カリン「……バトル…?」

サトシ「ああ、そうさ!今回のバトルは一勝一敗だ!」

サトシ「次は…絶対に負けない!」

サトシ「だからさ!またバトルしてくれよ!」ニッ

カリン「…………」ポカーン

カリン「>>安価」



安価 近いレスの中

カリン「………想像以上だとは思ったけど……想定外ね…」

カリン「……それが…あたなの強さなのかしら?」クスッ

サトシ「え?」

カリン「(……こんなに熱くなったのはシロナと解放軍のリーダーの座を賭けて戦ったあの時以来ね……)」

カリン「(不思議ね…負けたってのに悪くない気分……)」

「サトシー!」

サトシ「!」

セレナ「やったね!サトシ!」

スイレン「す、すごく…!カッコよかった!」ドキドキ

サトシ「ははっ、サンキューな!」ニッ

スイレン、セレナ「はぅっ!」キュン

スイレン、セレナ「(さすが私の旦那!////)」

サトシ「?」

「おーい!」

アセロラ「ふぁー!サトシー!」

サトシ「アセロラ!」

リーリエ「サトシ!ルギアは!?」

サトシ「ん?ああ…」

カリン「…………………」

リラ「………カリンに…勝ったのかい!?」

サトシ「ははっ、ギリギリだったけどな」

アセロラ「ふぁー!さっすがサトシー!」パチン

サトシ「へへっ!」パチン

スイレン、セレナ「!?」

AZ「(あのカリンをこの少年が……)」

サトシ「ん?」

スイレン「アセロラ、そのお爺さんは誰?」

アセロラ「ふぁ?AZにゃんだよ!」

サトシ、スイレン「AZにゃん?」

カリン「!」

カリン「あなたは……」

カリン「前国王様!?」

サトシ、スイレン、セレナ「前国王!?」

AZ「………………」

アセロラ「ふぁ~、そう言えばそんな事言ってたね」

リラ「いや、結構重要な事だよ?」

リーリエ「(お馬鹿なアセロラ萌え)」

カリン「……AZ様……」

AZ「>>安価」



安価 近いレスの中

AZ「カリン…久しぶりだな」

AZ「今まで…フラダリを…息子を見ていて貰ってすまない…」

カリン「……………」

全員「息子!?」

カリン「監視……確かに最初はそうだったかもしれません…ですが…」

カリン「私はフラダリ様の思想に触れ……フラダリ様の創る世界を見たくなった…」

カリン「今…私がフラダリ様の元にいるのは私の意思です」

AZ「………………」

アセロラ「え?え?」

リーリエ「どういう事ですか…?」

AZ「カリンは元解放軍、解放軍でイザコザがあり、カロスへ来たカリンを私が拾ったのだ」

サトシ「解放軍だって!?」

カリン「……とは言っても…私が解放軍に居た時代のカロスの王はAZ様…」

カリン「解放軍は世界の秩序を守る為に集った同士ってとこだったわ」

アセロラ「ふぁ?そうだったの?リラちゃん?」

リラ「あー、らしいね?カリンの事は知らなかったけど…」

AZ「………あの日…フラダリにカロスを追われた日…私は最も信頼できる部下、カリンに息子の監視を命じ、フラダリから逃げるようにミアレから消えた」

サトシ「あの日…?」

AZ「息子に王位を譲った時…息子はアローラとカロスの友好的な関係を望んでいた…当時のアローラ国王モーンとも友好的な関係を築いていた…」

AZ「……だが…その息子が突如豹変し、アローラと戦争すると言い出した…」

スイレン「それってまさか……」

アセロラ「……ディアンシーの話の…」

AZ「……無論私は息子を止めた…だが……」

リラ「……それで負けてミアレを追放されたってわけだね…」

カリン「………………」

サトシ「………成る程な…」

アセロラ「AZにゃん……」

AZ「……………………」

「あっ!サトシ達居たよ!」

サトシ「!」

ヒカリ「みんなー!ダイジョーブ?」

サトシ「ヒカリ!ライチさん!」

スイレン「ヒカリ!?」

ヒカリ「あっ!スイレン!久しぶりー!」

リラ「やぁ、ヒカリ!」

ヒカリ「あっ!リラ!ミアレに来てたの!?」

リラ「うん、ついさっきね?」

N「へぇー、カリンさんを倒すとはね?やるじゃないか」

サトシ「ははは…」

スイレン、アセロラ「(誰?)」

リーリエ「ミカンさん!」

ミカン「げっ…変態レズ女………」サーッ

リーリエ「ミカンさん!お久しぶリーリエ!」サワサワ

ミカン「ひぃぃ……」ゾクッ

アセロラ「セクハラはやめなよリーリエ」

セレナ「なんでNさんが?」

N「!」

N「久しぶりだね、セレナちゃん」

キャル「(げぇ……セレナ……)」

セレナ「……意外ですね、Nさんがサトシ達に手を貸すなんて」

N「……彼らに手を貸した方が面白いと思ってね?」

N「そういうセレナちゃんこそどうして勇者に?」

セレナ「………まぁ、色々…」

N「この調子だと、カスミちゃんやアランも来るかもね?」アハハ

セレナ「いやぁ、まさか…」アハハ

ユリーカ「ふぇ…」パチッ

ユリーカ「あれ?ここどこ???」

セレナ「ユリーカ!?」

ユリーカ「セレナ!?」

ワイワイ

AZ「……何やら騒がしくなってきたな」

アセロラ「ふぁー、楽しいよ!」

サトシ「だな!」

AZ「……勇者よ…話の続きは、皆を集めて後で…という事でいいかな?」

アセロラ「おっけー!」

カリン「……………」ヨロッ

ライチ「………何処行くの?」

カリン「!」

カリン「………別に…敗者は戦場にいられない…去るのみよ…」

カリン「……無様ね…シロナにリベンジどころかあんな坊やに負けたんだもの…」

ライチ「………………」

カリン「……止めを刺したければお好きに…」

ライチ「>>安価」



安価 近いレスの中

ライチ「魔王軍の参謀なんていう重要参考人に止めを刺すわけないじゃない」

ライチ「悪いけど、拘束させてもらうよ?」

カリン「…………」

ライチ「それと……」ゴソゴソ

カリン「!?」

ライチ「これ、あたしのLINEのID」

ライチ「あんたもいい歳こいてどうせ彼氏いないんでしょ?あたしと婚カツフレンドになりましょ?」ヒソッ

ライチ「男紹介して!」

カリン「……えー……」

ヒカリ「ライチさん…」

アセロラ、スイレン、セレナ、ミカン「(ああはなりたくないな……)」

カリン「……悪いけど…私は拘束される気も婚カツフレンドになる気もないわ」

リラ「逃げる気か!」ダッ

ライチ「……そんな…合コンできると思ったのに……」ガクッ

ヒカリ「そんな場合じゃないですよライチさん!」

カリン「……また会いましょう…」

スウッ

アセロラ「………ふぁ…」

リラ「消えた!?」

サトシ「(カリン……)」

AZ「………………」

ユリーカ「あ、あのぅ…アセロラ?」チョイチョイ

アセロラ「? どったの?ユリーカ?」

ユリーカ「……これ…」スッ

アセロラ、リーリエ、スイレン「!?」

スイレン「そ、それ!アセロラのダイヤモンドとパール!?」

リーリエ「何故ユリーカが!?」

アセロラ「ふぁぁぁぁ!ない!ない!」ゴソゴソ

ライチ「無くした事にも気づかなかったのか……」

AZ「(この勇者で大丈夫だろうか……)」

ユリーカ「……ごめんなさい、アセロラ…」ペコリ

ユリーカ「……みんなが…お兄ちゃんの事悪く言うからちょっとカッとなっちゃって……」

アセロラ「……ユリーカ…」

サトシ「アセロラ、ユリーカも謝ってんだ、許してやろうぜ?」ポンッ

アセロラ「サトシ……」

ユリーカ「本当にごめんなさい!アセロラ!」

アセロラ「>>安価」


安価 近いレスの中

サトピカ(アセロラ)ぴか、ぴかぴかっちゅ、ぴぃ~......ぴか!?(反省してるならあいんだよぉ~......ふぁー!?)
アセロラ(サトピカ)んもぉサトシホウオウが強いからって僕を使わないなんて酷いよサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシサトシ...
!?





なんだよこれ

アセロラ「うーん、まぁ、そのお陰で何かあったみたいだし許すよ!」

ユリーカ「え?わかるの?」

アセロラ「うん、紋章を通してなんとなくね?」

サトシ「よかったな?ユリーカ!」

ユリーカ「うん!」

ピカチュウ「ピカピカ」クイクイ

サトシ「ん?」

スイレン「ふふっ、ピカチュウもホウオウだけじゃなく僕も使ってーって言ってるんじゃない?」

サトシ「ははっ、ごめんな?ピカチュウ」

ピカチュウ「ピカー!」

アセロラ「ユリーカ、アセロラの方こそお兄ちゃんを悪く言っちゃってごめんね?」

ユリーカ「ううん、いいよ!」

セレナ「シトロンは確かに普段はおかしな奴だけどさ」

セレナ「あれで案外世話焼きだし、いいとこあるのよ?」

ユリーカ「セレナ…」

アセロラ「ふぁー、そうなんだ…」

スイレン「あいつが……意外…」

ユリーカ「ありがとう!セレナ!」

セレナ「ま、何だかんだあいつとは付き合い長いからね」クスッ

サトシ「それにしても…流石にクタクタだぜ……」ヘター

リーリエ「一度…皆さんと合流しましょうか?」

スイレン「うん、そうだね!」

アセロラ「じゃあ…一旦戻ろうか!」

~ロケット団 ミアレ基地(仮)~

サトシ「いやぁ…まさかロケット団やマーシュさんまでいるとはなぁ…」

ピカチュウ「ピカピカ!」

マーシュ「明日の戦い…!ウチらも参加させて頂くどす!」

サカキ「足引っ張るなよ?ガキ共」

サトシ「ははっ」

カキ「サトシが魔王軍のNo.2を落としたか……」

マーマネ「さすがサトシだね!」

スイレン「でしょ?」ニヤニヤ

アイリス「何であんたが得意気なの?」

ユリーカ「お兄ちゃん!」

シトロン「ユリーカ!会いたかったです!」ダキッ

リーリエ「……仲がよろしいんですね?」

セレナ「でしょ?」

リーリエ「(良かったですね…ユリーカ…)」

マオ「いやぁ…それにしても…」チラッ

ミカン「N様、あ~ん」ソー

N「自分で食べれるよ」

マオ「まさか四天王まで味方とは…」

マオ「(頼もしいような、不安なような……)」

ヒカリ「そういえばさぁ、リラ。シロナさんは?」

ヒカリ「後から合流するんでしょ?一緒じゃないの?」

リラ「うーん、まだ会ってないなぁ…」

ライチ「シロナの奴は明日には到着する予定………のハズ……」

カレン「シロナさん…久しぶりに会いたいなぁ……」


キャル「こらっ!勇者!その肉は私が育てたやつ!」

アセロラ「へっへーん!早いもの勝ちだよー!」

キャル「なんだとー!」キーッ

「や、やっとみつけた……」

ガサッ

アセロラ、キャル「!」

キャル「え…誰!?」

アセロラ「……魔王軍かもしれない!キャルちゃん!下がって!」サッ

ガサゴソ

シロナ「あ、アセロラちゃん…や、やっとみつけた……!」ハァハァ

キャル「!?」ビクッ

アセロラ「>>安価」



安価 近いレスの中

アセロラ「(こ、この人……カフェの時のストーカーの……)」

キャル「キャアー!」

サトシ「どうした!」ダッ

シロナ「あ、アセロラちゃん!」ハァハァ

アセロラ「あー、なんか魔の力が勝手に湧き出てきたよ~」ユラー

アセロラ「この変態さん、無限暗夜に閉じ込めていい?」

シロナ「ちょ!?」

リラ「シロナさん!」

ヒカリ「何で!?」

ライチ「あんた…明日合流するんじゃなかったの!?」

カレン「シロナさんだー!」

アセロラ「ふぁ?」

リーリエ「え?」

スイレン「………この変態が……?」

サトシ「?」

シロナ「……………………」ハァハァハァ

シロナ「どうも、解放軍のリーダーシロナです。よろしく」キリッ

全員「!?」


アセロラ「まさかあの変態さんが解放軍のリーダーシロナだったなんてね?」

リラ「どう?シロナさんカッコいいでしょ?」ヒソッ

アセロラ「全然」フリフリ

ライチ「シロナ!あんたマツブサ達と一緒に明日合流するんじゃなかったの!?」

シロナ「……ちょっとサプライズにと思って一足先に……」

ライチ「だいたい、変態ってなに?」

シロナ「……色々誤解が……」

ヒカリ「ま、まぁまぁ…ライチさん、その辺で……」ドードー

シロナ「さすがヒカリちゃん♪」

サトシ「あの人が解放軍のリーダーかぁ…」ヘー

スイレン「ただの変態じゃなかったんだ…」

マーマネ「綺麗な人だな…」ウットリ

セレナ「……解放軍のリーダーシロナ…魔王軍の時に噂で聞いた事があるわ…」

リーリエ「?」

マオ「噂?」

セレナ「……その実力は…世界最強の女トレーナーだって……」

カキ「世界最強!?」

サトシ「すっげー!」キラキラ

サトシ「シロナさん!俺とバトルしてくれよ!」

スイレン「サトシ!」

シロナ「ん?この子は?」

ライチ「その子はサトシ君。勇者の仲間でホウオウを使う子よ」

ライチ「ついさっきあのカリンを倒した」

シロナ「へー、あのカリンをねー」

マーマネ「シロナさん、カリンを知ってるんですか?」

シロナ「んー、ちょっとね?昔バトルした事があるのよ」

スイレン「え!?あのカリンと!?」

サトシ「で、どっちが勝ったの!」キラキラ

シロナ「ん?そりゃ私よ!私が負けるハズないでしょ?」

セレナ「あのカリンに勝った!?」

スイレン「嘘!?」

サトシ「うおー!」キラキラ

アセロラ「すっごーい!」

シロナ「み、見直した?アセロラちゃん?」ドキドキ

アセロラ「それとこれとは話が別です」

マオ「うわっ、あの人本当に凄い人なんだ……」

ライチ「まぁ、普段はアレだけど、トレーナーとしての実力は化け物だからねぇ…」


N「解放軍のリーダーシロナか…初めて見るな…」

カトレア「(う、うわっ!イケメン!)」ドキドキ

N「ん?何かボクに用かい?」

カトレア「!?」ドキッ

カトレア「ふ、ふひっ!そ、その…あ、アアアアアアタクシシシシ……」ドキドキ

N「?」

ミカン「(! 恋敵の予感!?)」ビクッ


リーリエ「……………」

AZ「どうかしたのかい?少女よ…」

リーリエ「いえ………」

リーリエ「(とうとう明日…戦争が始まるのですね………)」

リーリエ「………ミヅキさん…」ボソッ

AZ「>>安価」



安価 近いレスの中

りぃりぇ?だったか。
お前に落ち着くまじないを教えよう


ふじこといってぶすにだきつきぷりんをたべろ

すまん妹が...w
ヤンデレピカ(?)とかテッカグヤたそを食べたかったってやつとか上のふじこぶすぷりん
妹の投稿です
妹に貸すんじゃなかった...

AZ「少女よ…りぃりぇ…?だったかね?」

リーリエ「リーリエです」

AZ「……そ、そうか…」

AZ「何か悩み事かね?」

リーリエ「………AZにゃんは…ミヅキさんのお爺様……なんですよね?」

AZ「ああ…」

リーリエ「……魔王軍は倒すべき敵…そして明日は戦争…それはわかっています…でも……」

リーリエ「私…ミヅキさんとは戦いたくありません!」

リーリエ「幼かった頃のように一緒に遊んで…笑って……」

リーリエ「嫌です…!ミヅキさんと闘うなんて絶対に……」グスッ

AZ「………………」

AZ「……孫は…ミヅキは君のような友達を持って幸せ者だな」フッ

リーリエ「………え?」

AZ「落ち着け、心配するな」

AZ「ミヅキは優しくて明るい子だ…きっとあの子も本心では君とは戦いたく無いハズ……」

AZ「……きっと…君の気持ちも伝わってるさ…」ポンッ

リーリエ「AZにゃん……」

AZ「そうだリーリエ。君に落ち着くおまじないを教えてあげよう」

リーリエ「おまじない……?」

AZ「えーと…ふじこぷり……」

リーリエ「あ、結構です」



~カロス王宮~

フラダリ「まさか……カリンがやられるとはな……」

フラダリ「カリンを倒した勇者の仲間に……そして解放軍…裏切り者の四天王…」

フラダリ「それに……部下からの報告によると父上を見たとの情報があるらしい…」

「前国王…AZ様がですか?」

フラダリ「ああ…」

「……………………明日の戦争…不安ですか?」

フラダリ「不安?まさか」

フラダリ「私と君さえ居れば勇者も解放軍も裏切り者も相手にならない…そうだろう?」

フラダリ「ダイゴくん」

ダイゴ「………ええ…そうですね…」

ダイゴ【世界最強のトレーナー】

ダイゴ「(早く会いたいよシロナ…)」

ダイゴ「(世界最強は君か僕か……)」

ダイゴ「(決着をつけよう……!)」

フラダリ「……明日が楽しみだな…勇者よ……」

フラダリ「そういえば…ミヅキはどうした?」

ダイゴ「………姫様なら……」

~地下牢~

グラジオ「……………」

ザッ

グラジオ「!」

グラジオ「……何の用だ……ミヅキ?」

ミヅキ「………………」

ミヅキ「……明日…勇者達と戦争だ……」

グラジオ「……そうか……」

ミヅキ「街には…勇者達だけじゃない…」

ミヅキ「解放軍や裏切り者の四天王…それにお爺ちゃんもいるらしい…」

グラジオ「……AZ国王が……?」

ミヅキ「そして……」

ミヅキ「リーリエもいる」

グラジオ「……………」

ミヅキ「……もう遊びじゃないんだよグラジオ」

ミヅキ「私は明日リーリエと戦うんだ」

ミヅキ「ごっこじゃない…ゼンリョクのコロシアイだ……」

グラジオ「……やめてくれと言ったら…お前はやめてくれるのか……?」

ミヅキ「………………」

グラジオ「ミヅキ……お前……」

ミヅキ「>>安価」



安価 近いレスの中

ミヅキ「………ねぇ…何でこんな事になっちゃったんだろ……」ボソッ

グラジオ「ミヅキ……」

ミヅキ「……………もう行くよ…」

グラジオ「待て、ミヅ……」

ミヅキ「じゃあね……グラジオ…」

キィー

バタン

グラジオ「ミヅキ……」

グラジオ「!」

グラジオ「………これは………!」


~ロケット団 ミアレ基地(仮)~

AZ「リーリエ…君は戦って傷つくことよりも、戦う事自体を恐れている…そうじゃないかね?」

リーリエ「!」

AZ「………君は優しい子だな……」フッ

リーリエ「……………」

AZ「君達は……フーパに会い、そしてギラティナとネクロズマの話は聞いたかね?」

リーリエ「え!?何故それを……!」

AZ「……君の持っているコスモッグと月の笛……そして…ミヅキの持っているコスモッグと太陽の笛…」

AZ「これらにも意味はある」

リーリエ「………?」

AZ「リーリエ…君はミヅキと戦って倒すのではない…ミヅキと戦ってミヅキを救うのだ!」

リーリエ「……ミヅキさんを……救う?」

AZ「ああ…そうだ」

AZ「これは…勇者やシロナ…私でもできない……」

AZ「君にしかできない事なのだから」

リーリエ「……私にしか………」

リーリエ「………………」グッ

AZ「……いい目だ…」ニッ

シロナ「AZ様。そろそろよろしいでしょうか?」

AZ「ああ、すまない…」

シロナ「みんな!集まって頂戴!」パンパン

全員「!」

シロナ「やるわよ!明日の最終決戦に向けての作戦会議!」

~ミアレ周辺の森~

アオギリ「あ~!参った!ミアレへにはまだつかねーのかよ!」

アカネ「情けないなぁ!髭のおっちゃん!そのゴツイ体は見かけ倒しかいな!」

アオギリ「るせー!」

マツブサ「うるせーのはお前らだ!少し黙れ!」

マツブサ「(くそっ!あのババア!自分勝手に先に行きやがって!)」イライラ

マツブサ「(せめて私達もレックウザに乗せてけってんだ!)」イライラ

アカネ「明日の朝くらいにはミアレにつくし、もう少しの辛抱やで!」

アオギリ「ちっ!」

アオギリ「だいたいよぉ!こいつらは何なんだよ!」

ゲーチス「サトシ君!待っていて下さい!今、我らが行きます!」

ヒガナ「戦争か……楽しくなってきたなぁ!」ワクワク

アカネ「しゃーないやん、勇者達と知り合いみたいやし…協力してくれるんなら、それに越した事はあらへん!」

アカネ「戦力は少しでも増えた方がええ」

アオギリ「だからって……怪しすぎだろ…アイツら……」

アカネ「あんたが言うな」

マツブサ「ちっ、問題はそいつらじゃねえ」

マツブサ「あいつだろ!」チラッ

ハンサム「ほらっ!歩け!」

「ちっ!うっさいのよ!」

カスミ「折角このあたしが手を貸してやんだからさ?」

カスミ「感謝しなさい?」

アオギリ「………………」

マツブサ「いくら戦力が欲しいからってアイツを使うなんざ…」

マツブサ「イカレてんのかあのババア!」

アカネ「シロナさんにチクるで?」

マツブサ「……ヤメテ……」

ハンサム「しかし…マツブサの言う事も一理あるな」

ハンサム「私はクノエでこいつの凶悪さを目の当たりにしている…」

ハンサム「もし…戦争中に寝返るような事でもあれば……」

カスミ「………ふんっ」

「きっと大丈夫ですよ」

ハンサム「……イエロー君……」

イエロー「そうですよね?カスミさん!」ニコッ

カスミ「>>安価」


安価 近いレスの中

カスミ「…………………」

カスミ「はぁ……あんたの顔見てると調子狂うわぁ…」

イエロー「え?」

カスミ「………まぁ、これでも真面目にトレーナーやってた時期もあるしね?」

カスミ「………しゃーないから手を貸してやるわよ」ハァ

イエロー「カスミさん……」

イエロー「頼りにしてます!」ニコッ

カスミ「ふんっ……!」プイッ

アカネ「……何とかなりそうやね?」

マツブサ「けっ」

ゲーチス「神よぉ!」

イエロー「(ミアレで合流……約束、守るからね!)」

イエロー「(待っててね!アセロラちゃん!)」



シロナ「魔王軍は私達の何倍もの兵力を持っています」ダンッ

シロナ「魔王軍は四天王……そして…参謀のカリンを失い戦力は激減している…恐らく、質より量で攻めてくるでしょう」

マーマネ「ひぇぇ……」

アイリス「今さらビビってんの?マーマネ!なっさけないわねー」

マオ「言われてるぞぉ」ニヤニヤ

マーマネ「だ、だって……」

リーリエ「あ、あの!シロナさん!」ハイッ

シロナ「なぁに?リーリエタソ……リーリエちゃん……」

リーリエ「で、では!数で圧倒的に負けている私達はどう攻めるのですか?」

シロナ「ふふふ…それはね……」

全員「…………」ゴクリ

シロナ「ズバリ!こっちは量より質で攻めます!」バーン

リーリエ「………え?」

カキ「つまりそれって……」

スイレン「ようは力ずくって事?」

シロナ「その通り!」

マーマネ「おいおいマジかよ」

サトシ「よっしゃー!燃えてきたー!」

アセロラ「よーし!勇者の実力見せちゃうよー!」

マオ「だろうね。君達は」

ライチ「まぁ、どのみち向こうも戦力を整え戦争の準備を始めてるでしょうね」スッ

ヒカリ「ライチさん……」

ライチ「こっちは人数で負けてるけど、世界最高クラスのトレーナーや伝説のポケモンが集まってんだ」

ライチ「ヘタな小細工よりは、そっちの方がいいかもね」ニヤッ

シロナ「その通り!」ビシッ

セレナ「まぁ、結局はそうなるかー」

N「ふふっ、面白そうじゃない?」

ミカン「やってやるです!」フンス

ライチ「それで?シロナ。力ずくにしても、どうせめる訳?」

アセロラ「それに…街が戦場になっちゃったらミアレの市民の人達は…」

ユリーカ「そ、そうだよ!」

シロナ「市民については今日フラダリから避難勧告が出てたわ。安心して」

リーリエ「良かった…」ホッ

ライチ「何であんたがそんなの知ってんの?」

シロナ「企業秘密です」コホン

ライチ「……………怪しい……」ジトー

シロナ「と、とりあえず!ここからが本題!シトロン君!」

シトロン「は、はい!」

シトロン「えー、皆さん…ミアレは見ての通り幾つもの道に別れています」

シトロン「そこで……部隊を7つに分けます」

マオ「部隊を7つに別ける?」

シトロン「はい、そうです」

シトロン「ルージュ、ブルー、ローズ、ジョーヌ、ベール…各広場の方面を攻め、中央の王宮まで行く部隊…そして…」

シトロン「上空を守る部隊と本陣です」

アセロラ「本陣?」

シトロン「はい、所謂作戦司令塔…つまりここです」

シトロン「本来ならば…大将であるアセロラさんかシロナさんが居るべきなのですが……」チラッ

シロナ「私はサトシ君と一緒に上空を守るわ」

シロナ「サトシ君、できるかしら?大役よ?」

サトシ「……へへっ!任せとけ!」

シロナ「頼もしいわね?」クスッ

シロナ「私達はAZ様を大将とし、本陣と作戦司令はサカキ、貴方に任せます」

サカキ「ふんっ」

シロナ「そして…頭脳であるシトロン君」

シロナ「ヒーラーであるマオちゃん」

マオ「え!?私?」

シロナ「任せたわよ?」

マオ「………っス!」

シロナ「……作戦の要はアセロラちゃんとリーリエちゃん」

アセロラ、リーリエ「!」

シロナ「貴女達だけは何が何でも王宮までたどり着き……そして……」

シロナ「世界を救ってきなさい!」

アセロラ「リーリエ……」

リーリエ「アセロラ……」

アセロラ「任せてよ!必ず魔王のおじさんを倒すよ!」グッ

リーリエ「私達が……世界を救ってみせます!」

スイレン「アセロラ…リーリエ…」

サトシ「へへっ!」

シロナ「ふふっ」

シロナ「さぁ、そして他の広場部隊は……」



マーマネ「う~!いよいよ明日かぁ…」

アイリス「ビビって……」

マーマネ「ないよ!」

サトシ「ははっ」

スイレン「ふふっ」クスッ

カキ「だ、だが…さすがに緊張してくるな…」

リーリエ「カキが…珍しいですね?」

アセロラ「ねー?」

カキ「当たり前だ!戦争だぞ!」

カキ「むしろ何でお前らはそんなに余裕なんだよ!」ソワソワ

アセロラ「別に余裕じゃないよー!」ブー

リーリエ「そうです!アセロラをそんな頭の弱い子みたいに言わないで下さい!」

カキ「いや、そこまでは言ってない」

アセロラ「リーリエ」

シロナ「安心して?明日には解放軍から援軍が来るから」

マーマネ「援軍!?」

マオ「本当ですか!?」

スイレン「ちなみに何人?」

シロナ「うーんとね……7人くらいかな?」

マーマネ「7人……」ガクッ

マオ「でしょうね」

シロナ「あっ!」

マオ「まだ何か?」

シロナ「そう言えば作戦名を決めてなかったわね!」

スイレン「いや、それって必要……」

サトシ「作戦名ー!?」ワクワク

アセロラ「ふぁー!どんなのー?」キラキラ

スイレン「あっ、サトシ!私も気になるよ!作戦名!」

ヒカリ「スイレン……」




今回の作戦名
安価近いレスの中

シロナ「Light Our future」

シロナ「Legends Overwhelm」

スイレン「え!?」

アセロラ「ふぁ…えーごだ!」キラキラ

サトシ「かっけー!」キラキラ

マオ「(こいつら絶対に意味わかってないな)」

シロナ「これらを略し今回の作戦名は…」

シロナ「作戦名"LO"と呼ぶ事にするわ!」バーン

アセロラ「はい解散」

シロナ「ちょっ、ちょっと待ってアセロラちゃん!」グイッ

アセロラ「いやらしい手で触らないで下さい」バシッ

シロナ「!?」

スイレン「さいてー」ジトー

リーリエ「捕まって下さい」

マオ「(うわぁ………)」サーッ

シロナ「な、何故……」

ライチ「シロナ…あんた……」

シロナ「ま、待って!ちゃんと素晴らしい意味もあるのよ!」

アセロラ「意味……?」ジトー

シロナ「(アセロラちゃんの冷たい視線……イイ……)」ゴクリ

ヒカリ「シロナさん……」

シロナ「コホン、ようは……」

シロナ「魔王を討伐してロリ(未来)を守ろうという意味です!」ドヤッ

アセロラ「ロリと書いて未来と読むのはやめて」

リラ「シロナさん……こんな時まで未来ある子供達の事を……」ジーン

リラ「……あれ?ボク、感動して涙が…」グスッ

カレン「わかる!わかるよリラ!」ジーン

マーシュ「目ぇ覚ましなはれ」


AZ「皆の者…すまない…」

AZ「我が息子や…カロスの為に……」

サトシ「なーに言ってんだよAZにゃん!」

カキ「俺達は俺達の国やみんなを守る為に戦うんだ!」

マーマネ「たまたま目的が一緒なだけだよ!気にしないでAZにゃん!」

AZ「……ありがとう!」

アセロラ「ふふっ」

シロナ「……よし!それじゃあ、明日の作戦会議はここまで!」

シロナ「最後に……明日に向けて勇者アセロラちゃんから一言貰おうかしら?」

アセロラ「ふぁ?アセロラが!?」

シロナ「ふふっ、ここはやっぱ勇者のアセロラちゃんじゃなきゃ締まらないじゃない?」

リラ「そうだね」ニコッ

アセロラ「え?ちょっと照れるな///」

アセロラ「えーと、それじゃあ…」ドキドキ

リーリエ「がんばリーリエです!アセロラー!」

スイレン「カッコよく決めてよー!」

アセロラ「………………」スッ

アセロラ「えーと、難しい事は言えないですけど……」

アセロラ「……あの日……おでこに紋章が浮かんだ時はこんな事になるとは思わなかったの」

マオ「あはは、アセロラ、必死におでこゴシゴシしてたもんねぇ」クスッ

カキ「もう随分昔の話に思えるな…」

アセロラ「ハウオリから出て色々なとこに行って……」

サトシ「大冒険だったよな!楽しかったぜ!」

マーマネ「……怖かったけど…これで最後だと思うと少し寂しいね?」

カトレア「(きっと…あのままお部屋に居たらこんな素敵な冒険はできなかった…)」

アセロラ「色々な人達に出会って…」

マーシュ「ウチは…勇者はん達に出会った事を生涯の誇りに思うどす!」

アイリス「へへへ!次は…あたし達がアローラに遊びに行く番よ?」

アイリス「今ここには、敵同士だった人達も居てなんか少し不思議な気分…」

セレナ「本当ね?こんな事になるとは思わなかったわよ?」クスッ

シトロン「ですね?」

N「楽しいしいいじゃない?」

キャル「お気楽だなぁ…」

サカキ「ふん」

アセロラ「……何でアセロラ何かがディアンシーに""勇者"に選ばれたかは、まだよくわかんない……」

AZ「…………………」

アセロラ「でも……私から言える事は一つだけ……」

アセロラ「みんな!明日は誰もしんじゃダメ!」

ヒカリ「アセロラ……」

ライチ「………甘いって思う?シロナ……?」

シロナ「…………まさか…」フッ

シロナ「素敵じゃない」

アセロラ「明日は…みんなで生きて…みんなでゼンリョクで掴みとろう……」

アセロラ「まだ見ぬ未来を!」

ユリーカ「アセロラ……」

アセロラ「……えーと、アセロラからは以上です…/////」ペコリ

スイレン「アセロラ!カッコ良かった!」

リーリエ「はい!私!感動しました!」

アセロラ「えへへ////」テレッ

カキ「誰もしぬな……か、勇者様にそこまて言われたらな?」

マオ「うん!何がなんでも…みんなで生きて勝とう!」

マーマネ「ビビってる暇なんかないね!」

サトシ「ああ!俄然燃えてきたぜ!」

アセロラ「……みんな……」

アセロラ「……みんな!明日は絶対に勝とう!そして……」

アセロラ「みんなで…アローラに帰るんだ!」

サトシ、リーリエ、スイレン、マオ、カキ、マーマネ「おー!」


AZ「(勇者アセロラ……)」

AZ「(だから君は勇者なのだな……)」

AZ「(君ならきっとカロスを……世界を救えるだろう……)」フッ



最終決戦まで……あと12時間……

翌日

最終決戦当日

~カロス王宮~

フラダリ「全員配置にはついたか?」

魔王軍兵士「はっ!」

ミヅキ「………市民への避難勧告は?」

魔王軍兵士「滞りなく!」

フラダリ「ふっ、勇者側も準備は万全のようだな?」

ミヅキ「………………」

フラダリ「いよいよだな……」

フラダリ「さぁ………決着をつけよう!勇者よ!」ニヤッ

ミヅキ「(…………リーリエ…)」


~連合軍本陣(ロケット団ミアレ基地)~

サカキ「全員持ち場へついたようだな」

シトロン「ミアレ市民も避難したようです」

AZ「(いよいよ始まるのか……)」

⚫本陣
・AZ(連合軍大将)
・サカキ(連合軍司令)
・シトロン(連合軍軍師)
・マオ
・ユリーカ
・ムサシ、コジロウ、ニャース、ソーナンス
・ロケット団したっぱ多数

サカキ「今回の戦争の生死の鍵はその小娘にかかってる」

サカキ「お前ら!ゼンリョクで小娘を守れ!」

ロケット団「おーっ!」

マオ「……私達の生命の大樹にみんなの命がかかってるんだ……」

マオ「誰もしなせやしない!」

マオ「やろう!ゼルネアス!」

ゼルネアス「(うん……!)」ファサッ

ユリーカ「マオ!私達もマオとゼルネアスをゼンリョクで守るよ!」グッ

デデンネ「デンネー!」

マオ「ありがと、ユリーカ!デデンネ!」クスッ

ゼルネアス「(無茶はしないでね?)」

コジロウ「なーんか、いよいよ戦争ってカンジだなぁ……」

ニャース「………にゃー達……生きて帰れるのかにゃ?」

ムサシ「なーに?今さらビビってんの?」

コジロウ「いや…その……」

ニャース「にゃんというか……」

ムサシ「グダグタ言っても仕方ないじゃない!」

ムサシ「こうなったらとことんやるわよ!」

ムサシ「アタシ達のしつこさ……魔王軍に見せつけてやんのよ!」

ソーナンス「ソーっナンス!」

コジロウ「ムサシ……」

ニャース「ソーニャンス……」




連合軍の連絡手段
安価 近いレスの中

今さらだけど訂正

アイリス「今ここには、敵同士だった人達も居てなんか少し不思議な気分…」

アイリス→アセロラ

ユリーカ「ねえ、お兄ちゃん!戦場のみんなとはどうやって連絡をとるの?」

シトロン「ふふふ、よくぞ聞いてくれましたねユリーカ!」

シトロン「ズバリ!これです!」

ユリーカ「!」

マオ「それは!?」

シトロン「テッカニン型トランシーバーです!」

シトロン「これを各部隊の隊長に渡してあります」

シトロン「これで各隊と連絡を密にとると言うわけです。僕って天才」

ユリーカ「凄いよ!お兄ちゃん!」

シトロン「更に、皆さん!このイヤホンを着けて下さい!」スッ

マオ「?」カチ

シトロン「あー、あー、聞こえますか?シロナさん」

『聞こえてるわよ?シトロンくん』

サカキ、ユリーカ、マオ「!?」

マオ「今……シロナさんの声が……!?」

シトロン「そのイヤホンは僕のトランシーバーと周波数を合わせています」

シトロン「このトランシーバーで話した会話は各部隊の隊員にも聞こえるってわけです!」キラン

ユリーカ「さっすがお兄ちゃん!」

マオ「ただの変態じゃなかった……」

サカキ「ふん、やるじゃないか小僧」

シトロン「うーん、僕って天才!」


~ミアレ上空~

シロナ「だ、そうよ?サトシ君」

サトシ「へぇー!科学の力ってスゲー!」キラキラ

ピカチュウ「ピカピカ!」

シロナ「ふふっ」

⚫ミアレ上空部隊
・シロナ
・サトシ

シロナ「さてと…」チラッ

バサッ バサッ

シロナ「……そろそろ魔王軍がやってくる頃かしらね?」

レックウザ「ザー!!」

サトシ「へへっ!」

ピカチュウ「ピ!」

ホウオウ「ホウ!」バサッ

~ブルー部隊~

セレナ「ふーん、こんなトランシーバーつくるなんてね…」

セレナ「やるじゃない、シトロン!」

スイレン「……何でセレナが隊長なの?」

セレナ「実力かな?」ニヤッ

スイレン「むぅ!」プクー

ミカン「N様と一緒が良かった…」ガクッ

スイレン「(私もサトシと一緒が良かった)」ガクッ

セレナ「(この子達纏めるの大変そう…)」ハァ

⚫ブルー部隊
・セレナ
・スイレン
・ミカン
・ロケット団のしたっぱ多数


~ベール部隊~

N「やぁ、ゼクロムの子!一緒に戦えるなんて嬉しいよ!」ニコニコ

マーマネ「あ、あはは……」

マーマネ「(よりによってNとなんて……)」

マーマネ「(胃が痛くなりそう……)」キリキリ

N「?」

⚫ベール部隊
・マーマネ
・N
・アイリス
・ロケット団のしたっぱ多数

「仲間にまで怯えるなんて情けないわねー!マーマネ!」

N、マーマネ「!」

アイリス「あたしがアンタを守ってあげようか?」ウシシ

N「キバゴの子…」

マーマネ「アイリス…その格好は?」

アイリス「あたし達の一族に伝わる戦闘衣装よ!」

アイリス「これがあたしの覚悟の証!アルティメットアイリスとでも呼んで!」ドーン

マーマネ「………」

N「へぇー、カッコいいじゃない?」ニコッ

アイリス「そ、そう?////」テレッ

マーマネ「>>安価」


安価 近いレスの中

マーマネ「ああ…そう……」

アイリス「!」

アイリス「ちょ、ちょっとマーマネ!可愛いねとかの一言も無いの?子供ねぇ!」

マーマネ「えぇ!?だってこれから戦争だよ?そんな場合じゃあ……」

アイリス「うっさい!」ゲシ

マーマネ「いたっ!」

ギャー ギャー ギャー

N「アハハハ」ケラケラ


~ジョーヌ部隊~

ヒカリ「グラジオ……ダイジョーブかな?」

⚫ジョーヌ部隊
・カキ
・リーリエ
・ヒカリ
・キャル

キャル「ちょ、ちょっとヒカリ!グラジオって誰!?」

ヒカリ「え?」

キャル「う、浮気は許さないもん!」プクー

ヒカリ「はぁ?」

ギャー ギャー

カキ「ハァ…これから戦争だってのに……」チラッ

リーリエ「………………」

カキ「ん?」

リーリエ「(兄様……ミヅキさん……)」

カキ「(リーリエが女の子同士のイチャイチャに興味を示さないとは……)」

カキ「リーリエ」ポンッ

リーリエ「カキ……」

カキ「安心しろ、お前の事は必ず俺とミュウツーが王宮まで送り届けてやる!」

ミュウツー「(私達に任せておけ、リーリエ!)」

リーリエ「カキ…ミュウツー……」

ヒカリ「グラジオに会ったらさ?カッコつけて勝手に突っ走るなー!ってひっ叩いてやろうよ?」クスッ

キャル「まー、成り行きだけど、ここまで来たら私も協力するよ?」

リーリエ「ヒカリさん…キャルさん…ありがとうございます…」グスッ

ヒカリ「泣かない泣かない!」

カキ「!」

オオオオー!

ドドド

カキ「……みんな…魔王軍が来るぞ……」スッ

~ルージュ部隊~

マーシュ「ライチはん、本当にウチらだけで大丈夫なんどすか?」

ライチ「ええ、例えどれだけ魔王軍か来ようがねじ伏せてやるわ!」

ライチ「ねえ?アクジキング?」

アクジキング「(ライチィ!腹減った!早く暴れさせろォ!)」

ライチ「わかってるわよ!後少し待ちな!」ゴツン

アクジキング「(いでっ!)」

マーシュ「ふふっ、頼もしいどすな?」

⚫ルージュ部隊
・ライチ
・マーシュ
・カレン
・キリカ
・シオネ
・アサミ
・ロケット団のしたっぱ多数

シオネ「(ポケモンが…)」

アサミ「(喋った!?)」

カレン「あ、アクキンの旦那!お久しぶりです!」ペコリ

アクジキング「(おっ、カレンか!相変わらずウマそうだな!)」

カレン「ははっ……」

ライチ「やめろ!」ゲシ

アクジキング「(いでっ!ジョークだろうが!)」

キリカ「(旦那!?)」

シオネ「(美味しそう!?)」ビクッ

ライチ「………ん!?」ピクッ

マーシュ「ん?どないしたんどすか?ライチはん」

ライチ「いや……」

ライチ「(……あの男はまさか……!?)」

ライチ「(………もし、アイツが魔王軍に居たとしたら……)」

ライチ「……………」

ライチ「……こりゃ、一筋縄じゃいかないかもね…シロナ……」

~ローズ部隊~

リラ「………ここを突っ切れば王宮だ…」

リラ「ボクとカトレアでゼンリョクで君を王宮まで送り届ける!」

カトレア「…………………」

リラ「だから……魔王は頼んだよ?アセロラ!」

⚫ローズ部隊
・アセロラ
・リラ
・カトレア
・ロケット団のしたっぱ多数

アセロラ「うん!任された!」ドンッ

アセロラ「……でも…約束してよ…」

リラ「?」

アセロラ「……絶対に無茶はしないで!」

アセロラ「無理だと思ったらすぐにでも引き返してね?」

アセロラ「…絶対にしんじゃダメだ!」

リラ「……わかってるさアセロラ、約束するよ」ニコッ

アセロラ「……リラちゃん…」

カトレア「………………」

カトレア「>>安価」



安価 近いレスの中

カトレア「………………」

カトレア「アセロラ!リラ!」グイッ

リラ「え!?」ググッ

アセロラ「ふぁー?カトレア!?」グイッ

カトレア「……………」ギュッ

パシャッ

アセロラ、リラ「!?」

アセロラ「ふぁ!?」

リラ「な、何をやってるんだい!?カトレア!」

カトレア「シキミにLINEを送ってるのよ!」カチャカチャ

アセロラ「え?」

リラ「…これから戦争って時に……」

カトレア「えーと、"これからお友達と戦争なう"っと…」ピッピ

アセロラ「ふぁ………」

アセロラ「……お友達…か…」ニコッ

カトレア「……アセロラ…アタクシも超能力を制御できずにどうしようも無い時期があった…」パタン

アセロラ「カトレア……」

カトレア「……だから…あなたも自分の魔の力なんかには負けないで?」

カトレア「………自分に……負けないで?」

アセロラ「……うん!」

アセロラ「カトレア!アセロラ、この戦いが終わったらDS買うよ!」

カトレア「……え?」

アセロラ「だからさ、戦争が終わったら一緒にモン○ンしよーよ!」

カトレア「アセロラ……」

リラ「……ボクも一緒にいいかな?」ニコッ

カトレア「リラ……」

アセロラ「やったー!みんなで一緒にモン○ン楽しみだねー!」

カトレア「…………………」

カトレア「……うん!」

シトロン「みなさん、準備はよろしいですか?」

シロナ『いつでもOKよ?』

セレナ『こっちもよ!シトロン!』

N『ふふっ、早く戦いたくてウズウズしていたところさ』

カキ『俺達もだ!』

ライチ『ほらっ!とっとと号令出しな!』

リラ『ボクらもだ。いつでも行けるよ』

シトロン「……サカキさん」スッ

サカキ「ああ……」



フラダリ「……ふふふ、何時でもかかってこい連合軍…勇者よ……!」

ミヅキ「………………」



AZ「(皆……頼んだぞ………!)」グッ


フラダリ「魔王軍!」

サカキ「連合軍!」

フラダリ、サカキ「「開戦だ!!!」」

~ミアレ上空~

プテラ「プテー!」バサッ

リザードン「リザー!」バサッ

シロナ「来るわよ!サトシ君!」

サトシ「いくぜ!ピカチュウ!ホウオウ!」

ピカチュウ「ピカー!」

ホウオウ「オウー!」

サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!ホウオウ!大文字!」

ピカチュウ「ピカー!」バリバリバリ

ホウオウ「オウー!」ボボボ

リザードン「リザー」バリバリバリ

プテラ「プテー!」ボオオ

リザードン、プテラ「………………」ヒュー

サトシ「へへっ!やったぜ!」

ピカチュウ「ピー!」グッ

ホウオウ「オウー!」バサッ

シロナ「ふふっ、やるじゃない?」

ポケモン軍団「オオオー!」

サトシ「……うへっ、まだまだいやがるなぁ……」

ピカチュウ「ピー……」

シロナ「……………」

シロナ「………レックウザ!」キッ

レックウザ「ザーーー!!!」

サトシ「!?」ビクッ

シロナ「一掃なさい!」

シロナ「破壊光線!」

レックウザ「オオオー!」シュオオ


ドカーン!!!


ポケモン軍団「!?…………


ジュウウ


サトシ「う、嘘だろ……」

シロナ「ま、こんなとこね」

サトシ「あの大群を一瞬で………」

サトシ「ははっ…世界最強のトレーナーか………」ゴクリ

シロナ「…………………」

サトシ「すっげー………!」ウズッ

シロナ「>>安価」


安価 近いレスの中

シロナ「…サトシ君」

サトシ「……え?」

シロナ「惚れても無駄よ?私、ロリにしか興味ないから」キリッ

サトシ「え…は、はぁ……」

ピカチュウ「チャア……」


~ブルー広場~

スイレン「カイオーガ!」

セレナ「グラードン!」

ミカン「メガアカリちゃん!」

カイオーガ「オーガァ!」ドリュリュリュ

グラードン「グラァァァ!」ボボボ

メガアカリ「ぱるぅぅ!」バリバリバリ


ドカーン!!

魔王軍兵士A「ひ、ひぇぇ!」ガタガタ

魔王軍兵士B「ば、化物だ!強すぎる!」

セレナ「ん~、今のでざっと20人は倒したわね」

スイレン「私、21人」

セレナ「間違った22人」

スイレン「23人」

セレナ、スイレン「…………………」バチバチバチ

ミカン「競い合ってる場合じゃないですよもぅー!」

メガアカリ「ぱるぅ……」


~ベール広場~

N「レシラム!クロスフレイム!」

マーマネ「ゼクロム!クロスサンダー!」

アイリス「カイリュー!破壊光線よ!」

レシラム「オオー!」ボボボ

ゼクロム「ゼクロー!」バリバリバリ

カイリュー「リュー!」ドーン


ドカーン!!

魔王軍兵士「ギャアアアー!」

アイリス「へへへっ!やったー!」

N「………不思議だね……どんどん力が涌き出てくる……」

マーマネ「(……きっとマオとゼルネアスのお陰だ……)」

マーマネ「(ありがとう……!)」

~ルージュ広場~

ギャー

ライチ「…………」

ライチ「(やっぱりあの男……)」

ライチ「マーシュ!」

マーシュ「!」

ライチ「……悪いけど…ちょっと指揮権替わってくれない?」ポイッ

マーシュ「え?」ポスッ

ライチ「………ちょっと用事ができた…」


~本陣 生命の大樹~

マオ「はぁはぁ……」ヨロッ

ゼルネアス「(うぅ……)」ヨロッ

ユリーカ「マオ!ゼルネアス!大丈夫!?」ダッ

マオ「ははっ、大丈夫大丈夫!心配しないで!」

マオ「(流石に戦場全員分のヒールはキツイ……か……)」タラーッ

マオ「(……でも……)」

マオ「みんな戦ってるんだ……私達がここでヘコたれる訳にはいかない!」キッ

ゼルネアス「(うん!そうだね!)」キッ

ユリーカ「マオ…ゼルネアス…」

ムサシ、コジロウ、ニャース「……………」

ムサシ「…………」スッ

マオ「え?」

ムサシ「アンタの事はあたし達が守る」

コジロウ「だから…お前はそこで戦場のサポートに専念してな!」

ニャース「ここに近づく魔王軍はにゃー達に任せるにゃ!」

ソーナンス「ソーナンス!」

マオ「あんたら……」

ユリーカ「………ユリーカも戦うよ!」

デデンネ「デンネー!」ピョコッ

マオ「ユリーカ…デデンネ……」

コジロウ「お前…戦えんのか?」

ユリーカ「馬鹿にしないでよ!」

ムサシ「足は引っ張んじゃないわよ?」

ソーナンス「ソーナンス!」

マオ「……みんな……ありがとう…」

「………………」

ガサッ

「!」

ライチ「……やっぱアンタだったか…」

ライチ「何でアンタがこんなとこにいるのかしら?」

ライチ「ダイゴ」

ダイゴ「…………………」

ダイゴ「……解放軍のライチさんか…」

ダイゴ「シロナは元気かい?」ニコッ

ライチ「質問に答えな!」

ライチ「……まさか…星の国ホウエンのプリンセス…ハルカの許嫁であるアンタが魔王軍に協力してる訳じゃないわよね?」

ダイゴ「………だとしたら?」

ライチ「力ずくでも止める!」キッ

アクジキング「(出番かぁ?ライチィ)」

ダイゴ「………ホウエンは僕には窮屈だ…」

ライチ「!?」

ダイゴ「………あの巨大な大樹…あれはゼルネアスの力だね?」

ダイゴ「あの大樹が君達の戦力の要と見た」

ライチ「アンタ…まさか………」

ダイゴ「……今からあの大樹を……ゼルネアスを潰しにいく」

ライチ「!」

ダイゴ「マギアナ」ボンッ

マギアナ「……………」ギ…ギ…

ライチ「な、何!?あのポケモン!」

アクジキング「(マズそうだな……)」

ダイゴ「………僕らを止めれるものならば…止めてみたまえ…」

マギアナ「………………」ギ…ギ…

ライチ「>>安価」



安価 近いレスの中

ライチ「止めてやるわよ」

ライチ「てゆーか……」

ライチ「許嫁持ちとか、止めるだけで済めばいいけどね?」ニヤッ

アクジキング「(ただの妬みじゃねぇかよ…)」

ダイゴ「…………………」

マギアナ「………………」ギ… ギ…


~ジョーヌ広場~

ドドド

ヒカリ「この人数…ダークライの暗闇に引きずり込むのも限界があるわね……」

ダークライ「……………………」ズオオ

キャル「マーッシブーン!!爆裂パーンチ!」

マッシブーン「(ヌン!)」ブンッ

ドゴッ!

魔王軍兵士「ぐぎゃっ!」ドサッ

ゾロゾロ

キャル「ひぃぃ……!」

マッシブーン「(倒しても倒してもゾロゾロと………)」

ヒカリ「キリがないね……」

カキ「…………………」

リーリエ「シロン!凍える風!」

シロン「コーン!」ヒュオオ

カキ「…………………」

カキ「……リーリエ、先に行け!」

リーリエ「え!?」

カキ「王宮に行って……兄貴を助け出してこい!友達と決着をつけてこい!」

リーリエ「カキ………」

カキ「ヒカリ、キャル!リーリエを頼んだぞ」

キャル「え!?」

ヒカリ「カキ……まさか……」

カキ「こいつは俺達が引き受けた!」

カキ「やれるな?ミュウツー、バクガメス」

ミュウツー「(当然だ)」

バクガメス「ガメー!」フンス

キャル「いくら伝説のポケモンでも…この数は……」チラッ

ゾロゾロゾロゾロ

ミュウツー「(雑魚は数の内に入らん、私達だけで充分だ)」

ヒカリ「でも……」

リーリエ「カキ………」

カキ「……俺は男だからな、レディーファースト(?)ってやつだ」

リーリエ「………………」

マオーサマニアダナスモノタチメ コロス

ゾロゾロゾロゾロ

ミュウツー「(来るぞ!カキ!)」

カキ「いけっ!お前ら!」

ヒカリ「………行こう…!カキやミュウツー…バクガメスの思いを無駄にしちゃいけない!」クルッ

キャル「う、うん………」クルッ

リーリエ「………………」

カキ「早く行け!リーリエ!」

リーリエ「>>安価」



安価 近いレスの中

リーリエ「カキ……」

リーリエ「無事でいて下さいね?」

リーリエ「必ず…みんなで生きてアローラに帰るんです……!」

カキ「……当然だ…!」

カキ「約束したからな!」グッ

リーリエ「…………………」クルッ

リーリエ「行きましょう!ヒカリさん!キャルさん!」キッ

キャル「うん!」ダッ

ヒカリ「(ダイジョーブみたいだね、リーリエ!)」ダッ

リーリエ「(待っていて下さい!兄様!ミヅキさん!)」ダッ

ミュウツー「(カキ……)」

カキ「ああ……」

オイオイ、ヒトリカヨ ナメラレタモンダナー

ゾロゾロ

カキ「一人だからと舐めてるのはお前らじゃないか?魔王軍」

カキ「いくぞ!ミュウツー!バクガメス!」

ミュウツー「(ああ!)」スッ

バクガメス「ガメー!」


~ルージュ広場~

魔王軍兵士A「いけっ!リングマー!」

リングマ「グマー!」ズバッ

シオネ「ああっ!」ドサッ

キリカ「シオネー!」

シオネ「だ、大丈夫……」パアア

アサミ「傷が……」

カレン「マオちゃん達の……」

魔王軍兵士A「ちっ!また回復しやがったか…」

魔王軍兵士B「こっちにはこれだけ の 人数がいるんだ、時間の問題だ」

魔王軍兵士B「その後は…楽しもうぜ?」ニヤニヤ

魔王軍兵士A「だな…」ニヤッ

カレン「っ………!」キッ

マーシュ「(……確かにアイツらの言う通りどす……)」ハアハア

マーシュ「(傷の回復はまだマオはんとゼルネアスの大樹があるからいい……だが……)」

マーシュ「(こう人数で押されていてはいずれ……)」チラッ

ゾロゾロ ゾロゾロ

キリカ「マーシュさん……」

マーシュ「(くっ…どないすれば……)」

~ローズ部隊~

ゾロゾロ

アセロラ「ふぁ…すっごい人数だ…」

リラ「………仕方ないね……」

リラ「アセロラ、ここはボク達に任せて王宮へ行ってくれ」

アセロラ「え……?」

リラ「キミはフラダリを倒す唯一の希望なんだ……こんな所で力を消耗する必要はない……」

アセロラ「で、でも……」

リラ「元々ボク達はキミを王宮に行かせるのが目的だ、気にしないでくれ」ニコッ

アセロラ「い、嫌だ!アセロラも一緒に戦うよ!」

リラ「……あの日……キミ達とニューキンセツで会った時……」

アセロラ「………え?」

リラ「正直…ボクはキミが勇者だなんて思わなかった……でも……」

リラ「今ならわかるよ、勇者たりえる人物はキミ以外には考えられないって」ニコッ

アセロラ「リラちゃん……」

リラ「アセロラ…キミはボクの命を懸けるに相応しい人物だ」

リラ「勇者として……いや……」

リラ「大切な友人として…!」ニコッ

アセロラ「!」

カトレア「アセロラ…」

アセロラ「カトレア…」

カトレア「貴女とは最初まるで気が合わなかったわよね…?」

アセロラ「!」

カトレア「貴女とはケンカばっかりで……でも、サトシが言ってくれた…」

カトレア「お部屋の中に居たら友達とケンカもできないって」

カトレア「アタクシ…お部屋から出て…自分史の足で歩いて冒険して良かった」ニコッ

カトレア「だって、こんなに素敵なお友達ができたんだから!」ニコッ

アセロラ「カトレア…」グスッ

カトレア「アセロラ、アタクシ…できたかな?」

カトレア「太陽も…月もポケモンも…みんな振り向いちゃうような冒険が?」

アセロラ「……できたよ!」

アセロラ「アセロラ、言ったよね!いつもゼンリョクで一生懸命頑張ってる人が大好きだって!」

アセロラ「今のカトレア…大好きだよ!」

カトレア「………そう、良かったわ」ニコッ

カトレア「…………………!」キッ

メキメキメキ

魔王軍兵士達「!?」

ナ,ナンダコリャ チョーノーリョクカ!?

ザワザワ

リラ「フェローチェ!」

フェローチェ「(うん!)」スッ

カトレア「ゴチルゼル!」

ゴチルゼル「ゴチー!」

リラ「さぁ、アセロラ!」

カトレア「早く王宮へ!」

アセロラ「リラちゃん…カトレア…」

リラ、カトレア「「世界を救ってこい!!」」

アセロラ「>>安価」



安価 近いレス

アセロラ「……正直さ…」

カトレア、リラ「?」

アセロラ「……最初…紋章がおでこに浮かんだ日……王様にお城に呼ばれて…お前は勇者だ世界を救ってこい!"って言われた時は面倒だと思ったんだ……」

リラ「……………」

アセロラ「なんでアセロラが勇者なの?意味わかんないよ、怖いよってね……」

カトレア「………………」

アセロラ「でも…あの時勇者として旅に出て良かった!」

アセロラ「みんなと色んなとこを冒険して…色んな人やポケモンと出会って……」

アセロラ「だから今は心の底から思うよ!」

アセロラ「世界を救いたい!」

アセロラ「ありがとう!リラちゃん!カトレア!」ダッ

アセロラ「アセロラ、みんなの為にゼンリョクで頑張るよ!」キッ

リラ「ふふっ、やっぱりアセロラしかいないね……!」

カトレア「……そうね…」クスッ

カトレア「きっと…魔王を倒して世界を救ってくれるわ…」

カトレア「アタクシ達の勇者様なら…」

~本陣~

サカキ「おい、小僧…戦況はどうだ?」

シトロン「は、はい…」

シトロン「……まず、ミアレ上空部隊…流石はシロナさんとサトシですね…魔王軍の飛行隊をほぼ壊滅させています…」

サカキ「ほう……」

シトロン「続いて……ブルー部隊…ベール部隊…こちらも順調に敵を切り崩していっています…」

シトロン「ローズ部隊とジョーヌ部隊も無事、アセロラさんとリーリエさんを王宮に向かわせたようですね…」

サカキ「成る程…戦況は有利と言うわけか……」

シトロン「……いえ…そうとは限りません……」

サカキ「なに?」

シトロン「いくらマオさんとゼルネアスの生命の大樹があるとは言え…やはり、数の違い……各隊、疲れが見えてきていますね……」

シトロン「……特に…アセロラさんとリーリエさんを送り出したローズとジョーヌは戦況が不利です…」

サカキ「……くっ……」

シトロン「!」

シトロン「大変です!」

サカキ「どうした!」

シトロン「ルージュ部隊が壊滅の危機です!」

サカキ「……なんだと!?」

サカキ「今すぐルージュのライチに連絡を繋げ!」

シトロン「……それが……」タラーッ

サカキ「何をしている!」

シトロン「ライチさんが……どこにもいません……」

サカキ「!?」



ライチ「……くっ……」ヨロッ

ダイゴ「………もう終わりかい?ライチさん」

ダイゴ「僕を止めるんじゃなかったのかな?」

ライチ「っ…………!」

アクジキング「(……この俺……が……)」ヨロッ

アクジキング「(アイツ……本当にポケモンか!?)」

マギアナ「…………………」ギ…ギ…

ダイゴ「ふふっ、マギアナも君には言われたくないんじゃないかな?アクジキング」ニコッ

アクジキング「(…………ちっ!)」

ダイゴ「さて、もうバトルは終わりだね」クルッ

ダイゴ「僕はゼルネアスの所まで行かせてもらうとするよ」

ライチ「>>安価」


安価 近いレスの中

ライチ「うるさいクソリア充!」ヨロッ

ダイゴ「!」

ライチ「アンタなんか…ぶっ潰してやるよ!バケモン!」ニッ

ダイゴ「……まだ力の差がわからないのかい?」

ダイゴ「僕を止められるのは……魔王と勇者……それに……」

ダイゴ「同じバケモン(シロナ)だけだよ」

ライチ「やってみなきゃわからないでしょ?」

ライチ「……それに…あたしはそっちの方が燃えるんだよ!」

ピカー!

ダイゴ「!?」

ダイゴ「この光は!?」

マギアナ「………………」ギ…

ライチ「いくよ!アクジキング!」

アクジキング「(おう!)」ピカー



~ミアレ上空~

サトシ「へへっ、何とか一段落ついたなな?」

ピカチュウ「ピッカ!」

シロナ「……………………」

ジジ…

シロナ「!」

シロナ「シトロン君?」カチッ

サトシ「え……?」カチッ

シトロン『シロナさん!大変です!』

シロナ、サトシ「!」



シロナ「……サトシ君、事情は聞いたわね?」

サトシ「ああ……!」

シロナ「サトシ君、君はアセロラちゃんの援護へ」

サトシ「わかった!ホウオウ!」

ホウオウ「オウ!」バサッ


ヒューイ

シロナ「………ライチ……」

~ルージュ広場~

マーシュ「ううっ……」ドサッ

魔王軍兵士A「たくっ、手こずらせやがって!」

カレン「マーシュさん!」

魔王軍兵士A「心配しなくてもいいぜ?カワイコちゃん?」

魔王軍兵士A「お前達にも後でこいつと一緒に奉仕してもらうからなぁ?」

魔王軍兵士B「この人数相手じゃ壊れちまうな?ギャハハハ!」

カレン「うっ……」ゾクッ

キリカ「そんな……」

アサミ「あ、あぁぁ………」

シオネ「誰かっ……」ガタガタ

マーシュ「……ウチがアンタらの相手をするどす……」

マーシュ「だからこん娘達に手は……」

カレン「マーシュさん!」グスッ

魔王軍兵士A「は?馬鹿かお前!」

魔王軍兵士B「お前らに選択権なんかねーんだよ!」

ギャハハハハ

マーシュ「っ…………!こいつら……」


モヤッ

マーシュ「!?」

魔王軍兵士A「ん?なんだ……?」

魔王軍兵士B「霧……?」

キリカ「何で急に霧が……?」

アサミ「……この霧……何処かで……」


ギャアアアー

グチャ

魔王軍兵士A「!?」

バキッ

グチャ

キリカ「え?」

シオネ「いったい何が……」

マーシュ「………まさか……!」

魔王軍兵士A「い、いったい何が……!ギャアアアー!」


グチャ

「もういいばい!レヒレ!」

モヤッ

キリカ「霧が…晴れてく!」

カレン「!」

シオネ「あいつらは!?」

「あら?誰かと思ったらマーシュじゃない?」

マーシュ「……あんさんら……」

ラジュルネ「久しぶりね?」クスッ

ラニュイ「あー本当やけん!マーシュばい!」

ルスワール「ら、ラジュルネ姉様!う、ウチ、サトシの所ば行きたいけん!」

ラジュルネ「はいはい、後でね?」

カレン「こいつら……」

キリカ「……あんたら…どの面下げて…」キッ

シオネ「な、何しにきたの……?」ガタガタ

ラジュルネ「…………別に…?」

ラジュルネ「たまたま通りかかっただけ……よ?」

マーシュ「>>安価」



安価 近いレスの中

マーシュ「………とりあえず…助けてくれた礼は言っときます……でも……」チラッ

カレン「うぅ……」ジリッ

キリカ「くっ……」タラーッ

シオネ「あ、あぁぁ……」ガタガタ

アサミ「っ………!」ブルブル

マーシュ「あんさんらが改心したのかはわからんどす…でも、過去にあんさんらがこの娘達にした事は決して許されへん事や……」

マーシュ「悪いけど……この娘らに近づかんといてくれますか?」

ラジュルネ「………………」

ラニュイ「ブー!折角助けてやったのにぃ!」

ラジュルネ「やめんしゃい、ラニュイ」

ラニュイ「お、おねーちゃん…」

ルスワール「ラジュルネ姉様…」

ラジュルネ「………カプ・ブルル」

ブルル「イー!」

マーシュ「!?」バッ

シオネ「ひっ……」

ニョキニョキニョキ

ポワア

マーシュ「!」

カレン「え……?」

キリカ「これ………」

アサミ「グラスフィールド?」

ラジュルネ「アンタらしゃーしかね。こん中で少し大人しくしてんしゃい」

シオネ「………え?」

マーシュ「………………」

ラジュルネ「……ルスワールがサトシに会いたいらしいけん」

ルスワール「う、うん…さ、サトシはウチの運命のお、王子様やけん////」ポッ

オイオイアイツラ… マサカシャトレーヌシマイジャ… ミドリハドーシタ?

ザワザワ

ラジュルネ「ルスワールをサトシのとこば連れてくついでに……」

ラジュルネ「このゴミ共掃除しといたるけん、大人しく見ときんしゃい」キッ

魔王軍兵士達「!?」ビクッ

ラジュルネ「カプ・テテフ!」

テテフ「ふぅ!」

ルスワール「レヒレ!」

レヒレ「…………」

ラニュイ「コケコちゃん!」

コケコ「オウ!」

マーシュ「!」

カレン「こいつら……」

ラジュルネ「いくばい!ルスワール!ラニュイ!」

ルスワール「う、うん!」

ラニュイ「ぺろぺりーん!」

~ベール広場~

N「う~ん、流石にちょっと敵が多いね?」

アイリス「うぅ……」ヨロッ

マーマネ「だ、大丈夫!アイリス!」

アイリス「だ、大丈夫よ!あ、あたしの心配してないで自分の心配しなさいよ!」

マーマネ「ご、ごめん……」

アイリス「あっ、いや…その………」

N「ふふっ、面白くなってきたね?レシラム」

レシラム「オオウ……!」メラメラ

「ここが戦場かぁー!ロックだねぇ」

N、マーマネ「!」

アイリス「……ホミカ!」

ホミカ「久しぶり!アイリス!」ニッ

マーマネ「あの人確か……」

N「?」

ホミカ「うっわー!理性がぶっ飛びそうだー!」

ホミカ「ねぇ?アタシも混ぜてよ?」ニッ

ドラピオン「ドラ!」


~ブルー広場~

フウロ「コバルオン!アイアンヘッド!」

カミツレ「フリーザー!吹雪!」

コバルオン「コバー!」ドッ

フリーザー「フリー!」ヒュオオ

魔王軍兵士達「ギャアアアー!」

セレナ「………あの人達は……」

ミカン「………援軍?」

スイレン「フウロさん!カミツレさん!」

フウロ「スイレンちゃん!」ダッ

カミツレ「助けにきたわよ!」ダッ

セレナ「……………」

フウロ「ま、アンタとは色々あったけど……」

フウロ「ここはとりあえず一緒に戦いましょ?」

セレナ「……………ふふっ…」

セレナ「仕方ないわね…」クスッ

スイレン「でも何でフウロさんとカミツレさんが……?」

フウロ「ははっ、大切な恩人達のピンチだもん!」

カミツレ「助けるのは当然でしょ?」

スイレン「ありがとうございます…」ジーン

カミツレ「……それにここに来てるのは私達だけじゃないわよ?」

スイレン「え?」

フウロ「ギーマさんと…それに……」

フウロ「あいつも来てる」ニッ

スイレン「……あいつ??」

~ジョーヌ広場~

オオオー!

カキ「……流石に数が多いな……」

カメックス「ガメー!」バッ

ミュウツー「(ふんっ!)」バキッ

カメックス「カメ……」ドサッ

ミュウツー「(鳴き事か?カキ)」

カキ「……まさか…」フッ

カキ「(ホシ…お兄ちゃん、この戦いが終わったらちゃんと家に帰るからな?)」

ゾロゾロゾロゾロ

カキ「…………………」


カキ「……いくぞ!ミュウツー!バクガメス!」

ミュウツー「(ふっ!その意気だ!)」

バクガメス「ガメ!」

ギーマ「私も共に戦っていいかな?」スッ

カキ「あなたは!」

ギーマ「……ふっ、私だけではないぞ?」

カキ「……え?」

ミュウツー「!」

ミュウツー「(……この気配……!)」

「ジガルデ!コアパニッシャー!」

ジガルデ100「……ウウ……」シュオオ

ジガルデ100「ウオーー!!!」


ドカーン!!

ギャアアアー!

カキ「あの大軍を……!」

「こんな奴ら相手に何をやっているんだ?」

カキ「!」

アラン「それでも俺に勝った男か?」

カキ「アラン!」

アラン「ふっ、俺も共に戦っていいか?」

カキ「……まさかお前と一緒に戦う日が
くるなんてな?」

ミュウツー「(同感だ…)」ニヤッ

ジガルデ100「…………………」スッ

「あたしもいるよ!」

カキ「!」

カキ「……その声……」

カキ「……まさか……!」

マノン「えへへ、久しぶり……でもないか?」

マノン「カキ!」ニコッ

ハリマロン「ハリー!」

カキ「>>安価」



安価 近いレスの中

カキ「マノン……」

カキ「…………これは心強いな…」

カキ「………ミュウツー!!!」

ピカー!

ミュウツー「(おう!)」ピカー

ギーマ「この強い光は!?」

マノン「眩しい……!」

シュウウ

ミュウツーY「………………」

カキ「うおおー!マノンが居るんだ!もう誰にも負ける気がしない!」

カキ「やるぞミュウツー!」

カキ「サイコブレイク!」

ミュウツーY「(うおおー!)」ウイーン


ドカーン!!

ギャアアアー!

ギーマ「こ、このパワーは!?」

アラン「ふっ、マノン…」

アラン「お前は…あいつにとって本当に勝利の女神みたいだな?」フッ

マノン「ぅ……///」

マノン「し、知らないよ!」プイッ

アラン「ふふっ」

アラン「さて、俺達も負けてられないな?ジガルデ」

ジガルデ100「………………」コクリ

ギーマ「私達もだ!メガアブソル!」

メガアブソル「ソルッ!」ザッ

マノン「ハリさん!」

ハリマロン「ハリー!」

アラン「よし!」

ギーマ「一気に!」

カキ「突っ切るぞー!!」


オオオー!

アクジキング「(う……ぉ………)」ドサッ

ライチ「……………く…」

ライチ「…………………」ドサッ

ダイゴ「…………………」

ダイゴ「覚醒か……流石は解放軍No.2のライチさんだよ」

ダイゴ「……でも…僕には勝てない」

ライチ「…………………」

ダイゴ「さぁ、ゼルネアスの所に行こうかマギアナ?」

マギアナ「………………」ギ…ギ…

ダイゴ「……また会おうライチさん」

ダイゴ「生きて…いたらね…」クルッ

ライチ「……………………」


~連合軍本陣~

シトロン「………バトルシャトレーヌに元四天王アラン……ライモンの街のトレーナーにホミカ……」

シトロン「何故かわかりませんが、援軍に来てくれました…」

シトロン「何とか戦況は回復したようです……」ホッ

サカキ「そうか…」

シトロン「!」

サカキ「どうした?」

シトロン「まずい……」

サカキ「!?」

シトロン「マオさんの……生命の大樹に敵が……!」

サカキ「なに!?」

~生命の大樹~

マオ「ハァ……ハァ………」ヨロッ

ゼルネアス「…………うっ……」ヨロッ

ユリーカ「マオ!ゼルネアス!大丈夫!?少し休んだ方が……」

マオ「…………休んでる暇なんか…ないよ……」

ユリーカ「……え?」

マオ「こうしてる間にも…みんな戦場で命懸けで戦ってるんだ……」

マオ「私が……休む訳にはいかない!」キッ

ゼルネアス「(私もだよ……!)」キッ

ユリーカ「マオ…ゼルネアス……」

コジロウ「うぅぅ…ど、どっからでもかかってこい!」ガタガタ

ニャース「や、やってやるにゃ!」ガタガタ

ムサシ「……たくっ!震えてんじゃないわよ!」

ソーナンス「ソーナンス!」

ザッ

ムサシ「ん?」

ダイゴ「やぁ」ニコッ

コジロウ「へ?」

ニャース「にゃんだこいつ?」

ムサシ「やだイケメン////」

ユリーカ「え……誰…?」

マオ「……………」ゼーゼー

ダイゴ「……キミがゼルネアスのトレーナーか……」

ユリーカ「………え?」

マオ「……ハァ…ハァ…だったら…なに?」

ゼルネアス「(………お姉ちゃん…この人……)」

ダイゴ「………悪いんだけど……」

ダイゴ「しんでくれないかな?」ニコッ

マオ、ゼルネアス「!?」

ユリーカ「な……!」

ニャース「にゃ!?」

コジロウ「こいつ………!」

ムサシ「>>安価」



安価 近いレスの中

ムサシ「ふんっ、何よこいつ」

コジロウ「ムサシ!?」

ムサシ「……アタシらだってさぁ…人ゴロシまではしなかった……それをこいつは……」

ムサシ「無防備なジャリンコを笑顔でコロス~?」

ムサシ「顔はイケメンでもさぁ…心の中はカメテテ並みにキモいわね?」

ダイゴ「…………」

マオ「あんた……」

ムサシ「いや、そりゃカメテテに失礼か?」

コジロウ「む、ムサシー?」

ニャース「も、もうそれくらいに……」

ダイゴ「……別に僕はキミ達にどう思われてもいいよ?」

ムサシ「!」

ダイゴ「だって……キミらは今から死ぬんだから…」ニコッ

全員「っ……………!」 ゾッ

マギアナ「………………」ギ…ギ…

ムサシ「ちょっとニャース」ヒソッ

ニャース「!」

ムサシ「あいつの隣にいるアレ……一応ポケモンでしょ?」

ムサシ「アンタあいつの言葉わかんないの?」

ニャース「えーと………」

マギアナ「………………」ギ…ギ…

ニャース「!?」

コジロウ「え?」

ムサシ「どうしたの?ニャース?」

ニャース「にゃ、にゃんにゃ!?……アイツ………」ゾクッ

ムサシ、コジロウ「?」

ダイゴ「マギアナ」

全員「!」

ゼルネアス「(ヤバい……!)」

ダイゴ「フルールカノン!」

マギアナ「……………………」

マギアナ「………………」カッ

ゼルネアス「(危な………


ピカー!



シュオオ

ユリーカ「うぅ……」ビクビク

コジロウ「し、しんだぁ……」ビクビク

マオ「みんなゴメンっ……て……」

マオ「生き……てる……?」

ダイゴ「………………」

マギアナ「……………」

ソーナンス「ソーナンス!」

キラーン

マオ「え?」

ニャース「まさか……」

コジロウ「ソーナンスが俺達を守ってくれたのか!?」

ソーナンス「ソーナンス!」

ムサシ「やるじゃないソーナンス!」

ダイゴ「……ミラーコートか……」

ダイゴ「……マギアナ」

マギアナ「…………!」スッ

ムサシ「………くるわよ!」

ミミッキュ「キュ!」

コジロウ「ヒドイデ!」

ヒドイデ「ドイデー!」

ユリーカ「デデンネ!」

デデンネ「デンネ!」

ニャース「にゃ!」ギラン

マオ「みんな……」

ダイゴ「ギアチェンジ!」

マギアナ「……………」カチッ


フッ


ムサシ「え?」

コジロウ「消え……」

マギアナ「…………………」フッ

マオ「みんな!後ろ!」

ユリーカ「………え?」

ダイゴ「……遅いよ」

ドカッ

バキッ

全員「………………」ドサッ

マオ「…………そんな…嘘でしょ?」

マオ「みんなが……一瞬で……」ガタガタ

ゼルネアス「(お姉ちゃん!)」

マオ「!」

ダイゴ「……実力の差がわかったかい?」

マオ「………………」

ダイゴ「さぁ、今ここでキミの首をハネれば連合軍は瓦解……」

ダイゴ「戦争は終わりだ」ニコッ

マオ「っ…………!」

ダイゴ「さよなら?マギアナ」

マギアナ「………………」スッ

ゼルネアス「(くぅ………!)」

マオ「>>安価」


安価 近いレスの中

さよならマギアナじゃない希ガス
さよならゼルネアスの子?かと

>>167
わかりにくかったかも知れませんが

ダイゴ「さよなら(やれ!)マギアナ」

って事しでした

マオ「舐めないでよ……」

ダイゴ「!」

マオ「私は……みんなの命を背負ってるんだ……」

マオ「私だって勇者の仲間なんだ!」

マオ「どんな状況でだって……絶対に"生き抜く"覚悟をしてきたんだ!」

ダイゴ「……………」

マオ「あんたみたいな奴に…コロされてなんかやんない!」ニッ

ダイゴ「……ふっ、いいね…」ニコッ

ダイゴ「威勢だけは」

マオ「っ…………!」

ゼルネアス「(うぅっ…………!)」

マギアナ「……………」スッ

「1000万ボルト!」

バリバリバリ

マギアナ「………………」バリバリバリ

ダイゴ「!」

ダイゴ「電撃………」

マオ「………え?」

イエロー「大丈夫!マオちゃん!」ダッ

マオ「……イエローさん…」グスッ

「あーあ、なっさけないなぁ…」

カスミ「なーにそんなとこで這いつくばってんの?ゾンビ女?」

マオ「……アンタ…」

イベルタル「(ゲハハ!久しぶりだなァ!ゼルネアスゥ!)」

ゼルネアス「(イベルタル……)」

ダイゴ「……イベルタルだと?」

カスミ「………………」キッ

カスミ「ねぇ、そこのイケメンお兄さん?」

カスミ「こんな死に損ない相手にしても楽しくないでしょ?」

カスミ「アタシが相手してあげるわよ」チョイチョイ

ダイゴ「……………」

マオ「アンタ……私達を助けてくれるの……?」

カスミ「>>安価」


安価 近いレスの中

カスミ「か、勘違いしないでよねっ!アンタをヤんのはアタシってだけだから!」プイッ

マオ「ははっ……」

イエロー「わかりやすいツンデレですね」クスッ

カスミ「さてと……」

ダイゴ「……次から次へと……」

ダイゴ「女の子をイジメるのはあまり趣味じゃないんだよ……」

カスミ「っ…………!」ゾクッ

カスミ「(な、なにアイツ………)」ブルブル

カスミ「(あ、アタシが……震えてる…)」ブルブル

ダイゴ「さっさと終わらそうか」ニコッ

カスミ「………はんっ…」ニッ

カスミ「………いいじゃん!サイコーよ!」

カスミ「アタシ……今、サイコーに生きてるわ!」ゾクゾク

カスミ「行くわよ!イベルタル!」

イベルタル「(おう!)」



魔王軍兵士A「おうおう勇者だぜ?」

魔王軍兵士B「こんなとこまで……ぶっコロしてやる!」

ゾロゾロ

アセロラ「ふぁ……」タジ

アセロラ「(まだ…こんなにたくさん魔王軍の兵士が……)」

アセロラ「(……でも…ここで引く訳には行かないよ……!)」

アセロラ「(アセロラを行かせてくれたカトレアやリラちゃん達のためにも!)」

魔王軍兵士A「やっちまえー!」

オオオー!

アセロラ「ギラちゃ……」

「聖なる炎!」

アセロラ「!」

ボボボボ

魔王軍兵士達「ギャアアー!」

サトシ「大丈夫か!アセロラ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

アセロラ「サトシ!ピカチュウ!ホウオウ!」

ホウオウ「オウー!」

サトシ「アセロラ!俺達がお前を魔王の所まで送り届ける!」

サトシ「ホウオウに乗れ!アセロラ!」スッ

アセロラ「>>安価」


安価 近いレスの中

サトシやリラちゃん、カトレアのおかげで
魔王と戦えるんだ──

超支援

えんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん

すみません
従兄弟の子(4歳)が勝手に... 本当>>1ごめん

アセロラ「サトシ……」ジーン

アセロラ「うゎーん!サトシ大好きー!」ガバッ

サトシ「うおっ!?」ドサッ

ピカチュウ「ピ!?」ビクッ

アセロラ「サトシー!」ギュギュ

サトシ「あ、アセロラ!今はそんな事やってる場合じゃないだろ!」グググ

アセロラ「はっ!?」

アセロラ「(しまった!感極まってつい……)」

アセロラ「///////」ボンッ

アセロラ「えへへ///今のはち、違くてね?」モジモジ

サトシ「?」

ピカチュウ「ピ……」

サトシ「アセロラ…こっから先は魔王の城だ」

アセロラ「!」

サトシ「俺とピカチュウとホウオウが必ずアセロラを魔王のとこまで連れてく!」

ピカチュウ「ピ!」グッ

ホウオウ「オウー!」

サトシ「だからさ…絶対に勝てよ!」グッ

アセロラ「サトシ……」

アセロラ「(そうだ…アセロラをここまで連れてきてくれたリラちゃんやカトレア…サトシの為にも…)」

アセロラ「(みんなの為にも…)」

アセロラ「………………」

アセロラ「うん!勇者のアセロラに任せてよ!」グッ

サトシ「へへっ!」ニッ

サトシ「よし!いくぜホウオウ!」

サトシ「このまま魔王のところまで一気に突っ切れー!」

ホウオウ「オウー!」バサッ


ギュイーン!

アセロラ「(待っててね魔王のおじさん!)」

アセロラ「(今…勇者がいくよ!)」





~魔王城~

ヒカリ「ここが魔王城かぁ…」

ヒカリ「なんか思ってたのと違って立派な王宮ってカンジだわ…」ウワー

キャル「ま、魔王城なんてのは他国の呼び方であって、実際はカロス王宮だからねぇ」

ヒカリ「うーん……」

リーリエ「(カキ……無事で居て下さいね……)」

ヒカリ「んで?グラジオは何処にいるの?」

キャル「うーん…たぶん地下牢だと思うよ?」

ヒカリ「地下牢か……」

ヒカリ「よし!早速地下牢に行こう!」

リーリエ「兄様……」

キャル「…………」ブーブー

ヒカリ「ん?」

リーリエ「どうしたのですか?キャルさん」

キャル「…いやさ…」

キャル「その、グラジオってやつ…ヒカリにとってなんなの?」

ヒカリ「はぁ?」

リーリエ「?」

キャル「なんてゆーか…」

キャル「気にくわない!」プンプン

ヒカリ「な、なに言ってんの!?」

リーリエ「キャルさん?」

キャル「………ふんっ!」プイッ

ヒカリ「>>安価」


安価 近いレスの中

ヒカリ「ひょうっとしてあの日?」

キャル「ムカー!!」プンプン

リーリエ「ハァハァ……」

ヒカリ「じょ、冗談だって!」アハハ

キャル「変な冗談言わないでよ!」

リーリエ「ガッカリーリエ」ハァ

ヒカリ「まぁ…なんてゆーか命の恩人……?になるのかな……?」

リーリエ「命の……」

キャル「恩人?」

ガサッ

リーリエ、ヒカリ、キャル「!」

ヒカリ「魔王軍……?見つかったか!」

ダークライ「……………………」スゥ

キャル「マッシブーン!」

マッシブーン「(何処からでも来い!)」ムキッ

「ま、待て………」

キャル「え?」

ヒカリ「な、何で!?」

リーリエ「………兄様……」

グラジオ「リーリエ…ヒカリ………」ヨロッ



ヒカリ「へぇ……それじゃあ、あのお姫様が……」

グラジオ「ああ……」チャラン

グラジオ「あの日……ミヅキがオレのところに来た時……牢の鍵を置いてった…」

リーリエ「(ミヅキさん……)」

ヒカリ「自分で捕まえておいて牢の鍵を置いてった……?」

キャル「姫様……何考えてるんだろ?意味わかんないよ」

グラジオ「……………」

リーリエ「……いえ、わかりますよ…」

キャル「え?」

ヒカリ「どゆ事?」

リーリエ「(ミヅキさんはきっとまだ兄様の事を………)」

グラジオ「………シロナさん達と合流してか行くつもりだったが丁度いいな……」

グラジオ「……ミヅキにもう一度会いに行く!」グッ

ヒカリ「グラジオ……」

キャル「まぁ、私達の目的はコイツの救出と姫様だったし丁度いいんじゃない?」

グラジオ「ヒカリ……それと……」

キャル「キャル」

グラジオ「あ、ああ…キャル…(てか、誰だコイツ?)」

リーリエ「………………」

グラジオ「リーリエ……」チラッ

リーリエ「安心して下さい兄様!」

リーリエ「論理的結論から言いますと、私はここへミヅキさんと戦う覚悟で来ました!」

リーリエ「私が……ミヅキさんを救うんです!」

リーリエ「なので……兄様の出番はありませんよ?」フンス

ヒカリ「リーリエ!」

グラジオ「フッ…」

グラジオ「(本当に……もうオレ達の後を泣きながら追ってきたリーリエじゃないんだな…)」

グラジオ「強くなったな」

グラジオ「リーリエ!」

リーリエ「がんばリーリエ!です!」フンス

「ふぅん……」

コツン コツン

リーリエ、グラジオ「!」

「敵方の姫君である私を"救う"か…」

ミヅキ「如何にも能天気なアローラの人間が考えそうな事だね?」クスッ

ヒカリ「あいつ……!」ジリッ

キャル「ひ、姫様……」ヒエエ

リーリエ「………………」

グラジオ「ミヅキ……」

ミヅキ「ん?グラジオが居る……」

ミヅキ「そっかぁ!地下牢の鍵が無いと思ったら、そんなとこに落としてたのかぁ!」アワワ

グラジオ「…………」

ミヅキ「ふふっ」クスッ

ミヅキ「で、私を倒すんだっけ?リーリエ!」

リーリエ「ミヅキさん……」

ミヅキ「………ジョインアベニューで私から逃げ回り……」

ミヅキ「アローラナッシーにも登れないリーリエが…私を倒すって……?」

リーリエ「…………」

ミヅキ「ソレ(月の笛)を持ってるくらいで私と対等になったつもり?」

ミヅキ「………生意気だよ?」

ミヅキ「リーリエ」ギロッ

リーリエ「>>安価」



安価 近いレスの中

ミヅキさんこそ
月の国の姫というだけで威張ってないでください!
私だって太陽の国の姫です!プリンセスなのです!!
ミヅキさんになんでも決められるなんてお断リーリエですよ!

リーリエ「……………」スゥー

ミヅキ「!」

リーリエ「ミヅキさんこそ、 月の国の姫君というだけで威張ってないでください!」

ミヅキ「!?」

リーリエ「私だって太陽の国の姫です!プリンセスなのです!!」

リーリエ「ミヅキさんになんでも決められるなんてお断リーリエですよ!」キリッ

キャル「えー!?」

ヒカリ「リーリエ…?」

グラジオ「…フッ」

ミヅキ「……ははっ、そうだったそうだった…」

ミヅキ「リーリエ…キミは昔から変わらないね?」

リーリエ「!」

ミヅキ「……泣き虫で怖がりの癖に…一度言い出したらきかない頑固者だった…」

リーリエ「……ミヅキさんこそ変わらないですね?」

ミヅキ「?」

リーリエ「……本当は…とても優しい癖に…素直じゃなくて……」

ミヅキ「……………」スッ

ヒカリ「あれは!」

キャル「太陽の笛だ!」

リーリエ「兄様、ヒカリさん、キャルさん…手を出さないで下さい」スッ

リーリエ「これは……私とミヅキさんの戦いです!」

ヒカリ「リーリエ…」

グラジオ「フッ、わかったよリーリエ」

グラジオ「お前は…ミヅキの言うとおり、一度言い出したらきかない頑固者だからな?」

リーリエ「兄様……」

ミヅキ「……いくよリーリエ…」スゥ

リーリエ「お仕置きです!ミヅキさん!」スゥ

キャル「二人共、太陽の笛と月の笛を構えた…」

リーリエ「ほしぐもちゃん!」

ほしぐも「ピューイ!」ヒョコッ

ミヅキ「コスモッグ!」

コスモッグ「ピュー!!」ダッ

グラジオ「くるぞ…」

ヒカリ、キャル「!」

グラジオ「太陽の国の月と…月の国の太陽が……」ゴクリ

リーリエ「……………」スゥ

ミヅキ「………………」スゥ



ぴゅるるるり~~~♪♪

~ローズ広場~

アカネ「ミルタンク!転がる!」

ミルタンク「ミルー!」ゴロゴロゴロ

魔王軍兵士達「ギャアアー!!」

ドッカーン!!

アカネ「うっしゃー!ストラーイク!」ガッツ

ミルタンク「ミルー!」グッ

リラ「まったく!来るのが遅いよアカネ!」

アカネ「なはは、ゴメンゴメン!」

アカネ「まぁ、でも、ウチらが来たからにはもう大丈夫や!反撃開始や!」

リラ「ふふっ、相変わらず元気だね?」クスッ

カトレア「(ちょっと苦手なタイプかも…)」

アカネ「ん?そっちの子は?」

カトレア「!」

リラ「ん?彼女はカトレア」

リラ「ボクの大切な友人さ!」

カトレア「(お友達!?リラ……)」キュン

アカネ「へー、ウチは解放軍のアカネや!よろしくな!カトレア!」

カトレア「!」

カトレア「ふ、ふひっ!あ、アアアタククシ……か、カヒョレッ!フヒッ……」

アカネ「?」

リラ「ははは、カトレアはちょっと人見知りなんだよ?」

アカネ「へー、そうなん?」

カトレア「……フヒッ…!」

リラ「それにしても…アカネが居るって事は、マツブサさんやハンサムさんも戦場に来てるのかい?」

アカネ「ああ、当選や!みんな来とるで!」

アカネ「LO作戦…だっけ?は本陣で聞いた!」

アカネ「リラ達も…無事勇者を送り出したんやな?」

リラ「うん!」

アカネ「いやぁ…ウチも勇者に会いたかったなぁ…」

アカネ「なぁ、リラ!勇者ってどんな人なん?」

リラ「!」

リラ「うーん……そうだね……」

リラ「なんてゆーか…ぱっと見は、のほほーんとしてて、おおよそ勇者には似つかわしくない小さな女の子なんだけど…」

アカネ「けど?」

リラ「彼女の程…勇者って子はいない…!そんなカンジかな?」

アカネ「は?」

カトレア「ふふっ」クスッ

アカネ「!」

カトレア「……そうかも…しれないわね?」

リラ「アカネ、キミもアセロラに会えばわかるさ」

アカネ「………?」

アカネ「なんやソレ」クスッ

~ブルー広場~

ヒガナ「想像力が足りないよキミ達!」バンッ

ミカン「え?」

セレナ「(何か変なの来た……)」

スイレン「あなた……デセルの時の……」

ヒガナ「でも大丈夫!私が来たからには戦況は覆せる」

ヒガナ「何たって…私は想像力が足りてるからね?」

セレナ「想像力?」ハァ?

ミカン「(この戦いが終わったらN様と私は結ばれて来年あたりには私のお腹にはN様の子が……////)」ポッ

スイレン「(この戦いが終わったらサトシと結ばれて××××して、××××してから×××して、来年あたりには、私のお腹にはサトシの子が…////)」ポッ

ヒガナ「妄想力が足りすぎてるよキミ達」


~本陣~

サカキ「なんだテメェらは?」

マツブサ「るせー!助けに来てやったんだから感謝くらいしやがれ!」

ゲーチス「この方が連合軍の司令?なんと荒々しい言葉使い……」

アオギリ「悪人面だなお前、悪の組織のボスかなんかの間違いじゃねーか?」

サカキ「貴様らに言われたくないわ!」クワッ

シトロン「ちょっと!言い争っている場合では……」

サカキ、マツブサ、アオギリ、ゲーチス「あ?」

シトロン「……スミマセン…(こえーよこの人達……)」

シトロン「………と、そんな事より!マオさんの生命の大樹が大変です!」

サカキ「なに!?」

ゲーチス「……あそこにはピカチュウの娘とイベルタルの娘が向かったのでは…?」

シトロン「そのカスミさんがやられそうなんです!」

アオギリ「あの悪魔が!?」

サカキ「お前ら!こんなとこで遊んでる暇があんなら、あの娘を援護に行けっ!」

マツブサ「……やめとけ」

サカキ「なんだと……?」

マツブサ「……来る時にチラッと見たが…敵のアイツ………ありゃあダイゴだ…」

マツブサ「何人援護に行こうが返り討ちにあうだけだ」

ゲーチス「ダイゴ?」

マツブサ「世界最強の男さ」

アオギリ「世界最強!?」

サカキ「ならばどうする?このまま小娘達が死ぬのを指をくわえて見ているつもりか?」

マツブサ「……………」

マツブサ「バケモンを倒せるのは…」

サカキ「あ?」

マツブサ「バケモンだけだ……」

~生命の大樹~

イベルタル「……………」ドサッ

マオ「………そんな……」

ゼルネアス「(………イベルタルが……)」

ダイゴ「…………………」

イエロー「カスミさん!」

カスミ「………………」

カスミ「(はっ…私がまるで歯がたたないなんてね……)」

カスミ「(なんなのよアイツ………)」タラーッ

ダイゴ「つまらいね君達は」

ダイゴ「………もう邪魔はウンザリだ…」

ダイゴ「……この場所ごと消すとしよう…」

マギアナ「………………」パアア

マオ「!」

イエロー「………あの光……」

カスミ「(…………終わり…か………)」

マオ「………くそっ!」ガンッ

マオ「みんな…ゴメン………」グスッ

ダイゴ「消えろ」


ザッ

ダイゴ「!」

カスミ、イエロー「?」

マオ「え…………?」

シロナ「……………………」

マオ「シロナさん……」グスッ

ダイゴ「………シロナ……?」

シロナ「…………………」チラッ

マオ「うぅ…シロナさん………」グスッ

イエロー「シロナさん…あの人が……」ボロッ

カスミ「…………………」ヨロッ

ユリーカ「」

シロナ「………………」

ダイゴ「シロナ……」

ダイゴ「会いたかったよシロナ!」

ダイゴ「みんな無謀にも僕に挑んでくる……雑魚の相手は退屈してたところさ!」

シロナ「………………」

ダイゴ「その点、キミは違う!僕と同じ選ばれし人間だ!」

ダイゴ「さぁ、シロナ!僕とバトルをしよう!」

ダイゴ「世界の頂点を賭けて!」

シロナ「>>安価」



安価 近いレスの中

世界?はっ!くだんねーw世界一なんておこちゃまみたいな事言ってさw
そんな余裕こいた口聞けなくしてやんよ<(・`-・`)>

シロナ「世界の頂点……か……」ボソッ

ダイゴ「!」

シロナ「そんな事どうでもいいのよ!そんな事より……」チラッ

マオ「うぅ………」グスッ

イエロー「ハァ………ハァ………」ボロッ

カスミ「…………ちっ……」ボロッ

ユリーカ「」

シロナ「こんな…可愛い娘達をメチャクチャにしやがって……」ワナワナ

ダイゴ「なに……?」

シロナ「完全にぶちギレたわ!!!」

シロナ「レックウザ!!」

レックウザ「ギャオオオオアー!!!」

ダイゴ「!?」

マギアナ「………………」ピリピリ

レックウザ「グオアアアー!!」


ブンッ!!


ダイゴ、マギアナ「!?」


ドッカーン!!


イエロー「…………な!?」

カスミ「アイツらを……ぶっ飛ばした!?」

シロナ「マオちゃん…」スッ

マオ「シロナさん……」

シロナ「だ、大丈夫?アイツにやらしー事されなかった?」アセアセ

マオ「……えと……」

シロナ「可哀想に…泣いちゃって…私がその涙をペロペロしてあげちゃう♪」

マオ「…いや…いいです…」

シロナ「そう…」ガクッ

マオ「(なんだろう…この人が来たらすごく安心した……)」

マオ「(行ってる事は最低なロリコン変態なのに……悔しいけど……)」

シロナ「イエローちゃん!傷が!舐めて消毒を……!」ハァハァ

イエロー「やめて下さい」サッ

マオ「(カッコいい…)」ドキン


「さすがシロナだよ」

シロナ「!」

ダイゴ「この僕達に土をつけるとはね?」パッパッ

マギアナ「………………」ギ…ギ…

イエロー「そんな……」

カスミ「あの攻撃をくらって……バケモンめ……」ゾクッ

シロナ「………………」

シロナ「世界の頂点とか…興味はないけれど………」

ダイゴ「……………」

シロナ「この娘達を傷つけた罪は重いわよダイゴ?」

シロナ「貴方をぶっ倒して…この娘達に土下座させてやるわ」ギロッ

レックウザ「グオアアアー!!」

ダイゴ「>>安価」


安価 近いレスの中

シロナ...僕は熟女派だ!...(あれ?シロナもオバサ...熟女か...)

ダイゴ「……僕にはわかるよシロナ」

シロナ「!」

ダイゴ「本気を出してないね?君の力はまだまだこんなモンじゃないハズだ」ニコッ

シロナ「それはお互い様じゃない?」クスッ

マオ「あれで二人共本気じゃない!?」

イエロー「嘘っ……」

カスミ「……バケモン共め…」タラーッ

ダイゴ「それにしても…理解できないな……」ハァ

シロナ「何が?」

ダイゴ「そんな…幼い少女達がいいなんてね…?子供なんて面倒臭いだけじゃないか?」

シロナ「それはなに?自分がホウエン国のハルカ姫様っていう美少女が許嫁だからって嫌みかしら?」

マオ「ホウエンの国のお姫様が許嫁!?」

イエロー「じゃああの人は……」

カスミ「はんっ、次期ホウエン国の国王って訳ね…」

ダイゴ「………そんなんじゃないよシロナ…」

シロナ「?」

ダイゴ「強く………気高い君は美しいって話さ…」

シロナ「……………」

シロナ「レックウザ!」

レックウザ「グオアアアー!!」


フワッ


マオ、イエロー、カスミ「!」

イエロー「これは……」

マオ「空気の膜?」

ゼルネアス「(この中で見てろって事だね……)」

マオ「え?」

カスミ「……あの二人のバトルに巻き込まれたら命は無いって事よ」タラーッ

マオ、イエロー「!」

シロナ「…………………」スッ

ダイゴ「…………………」サッ

シロナ「レックウザ!破壊光線!!」

ダイゴ「マギアナ!フルールカノン!」

レックウザ「グオオオ……」シュウウ

マギアナ「………………」」パアア

レックウザ「グオオオ!!」

ドーン!!

マギアナ「………………」スッ

ドーン!!

マオ「!?」


カッ



ドカーン!!!

マオ「キャアアアア!!」

カスミ「くぅっ………!」

イエロー「技の衝突だけでこの衝撃……!」

ゼルネアス「(みんな!)」

シロナ「(………このままここで戦い続けては、あの娘達を巻き込んでしまう…)」

シロナ「レックウザ!」

レックウザ「グウ!」スッ

ダイゴ「!」

シロナ「ついてらっしゃい!ダイゴ!」クイッ

ギュイーン

ダイゴ「………マギアナ」パチン

マギアナ「……………………」

フワッ


カスミ「!」

イエロー「二人共上空へ……」

マオ「シロナさん……私達を巻き込まない為に………」



~ミアレ上空~

シロナ「……………………」

マギアナ「…………」フワーン

ダイゴ「よし、ついた…」フワッ

ダイゴ「さぁ、これで邪魔者はいない」

ダイゴ「バトルを再開しようよシロナ?」ニコッ

シロナ「(レックウザの速度についてくるなんて……)」

シロナ「ダイゴ……そのポケモン…」

シロナ「本当にポケモンなの?」

ダイゴ「……マギアナは僕が旅の果てに見つけた人造ポケモン…」

シロナ「人造ポケモン…?」

ダイゴ「………一説によると大昔に人の手によりつくられ、人造の魂を持つ…いわば……」

ダイゴ「兵器だよ」ニコッ

マギアナ「………………」ギ…ギ…

シロナ「…………………」

ダイゴ「見せてあげるよマギアナの真の力を!」

ダイゴ「マギアナ!ソウルハート!」

マギアナ「………………!」

ピカー

シロナ「な、なに!?あのポケモンの体が光って……」

ダイゴ「マギアナの特性ソウルハートは瀕死のポケモンの数だけ強くなる!」

シロナ「!」

ダイゴ「……ここは戦場…僕のマギアナは…」

ダイゴ「上限なく強くなれる!」

マギアナ「ウ……アアア……」メキメキ

マギアナ「アアー!!」メキメキ

シュウウ

シロナ「!」

マギアナ「ア……ア……」メキメキ

ダイゴ「ふふふ、どうだいシロナ!僕のマギアナは?」

ダイゴ「素晴らしいだろ?」

マギアナ「ア……」メキメキ

レックウザ「………………」

シロナ「……素晴らしい…?ふざけないで…」

ダイゴ「?」

シロナ「何が兵器…何が人造のポケモン…」

シロナ「……ずっと気になってたのよ、そのポケモンが何か様子がおかしいのを…」

ダイゴ「……何が言いたい…」

シロナ「…ダイゴ……そのポケモン…マギアナは…」

シロナ「泣いてるわ!」

マギアナ「ア……ア……」メキメキ

ダイゴ「>>安価」


安価 近いレスの中

マギアナ「イ……ヤ……ダ………」メキメキ

マギアナ「ア……タイ………」メキメキ

ダイゴ「………何を言い出すかと思えば…」

ダイゴ「マギアナはポケモンの生体エネルギーを糧に生まれた兵器だ」

ダイゴ「感情なんてあるハズがないだろ?」

シロナ「……………」

ダイゴ「やれ、マギアナ!レックウザを墜とせ!ギアチェンジ」

マギアナ「…………ア……」カチッ

マギアナ「……………」

シュンッ

シロナ「! 消えた!?」

シロナ「レックウザ!」

レックウザ「グオオオ!」カチカチカチ

ブンッ

マギアナ「………………」スッ

ガシッ

レックウザ「!」

シロナ「レックウザのアイアンテールを片手で!?」

ダイゴ「マギアナ」

マギアナ「……………」ギラン

シロナ「……くっ!レックウザ!ハイパーボイス!」

レックウザ「オオオー!」

オオオー

マギアナ「………………」ピリピリ

シロナ「(効いていない!?)」

ダイゴ「マギアナ!サイケ光線!」

マギアナ「………………」スッ

ビー


ドカン!!

レックウザ「グオオオ!」ドッ

シロナ「レックウザ!」

シロナ「(馬鹿な……レックウザがサイケ光線一発で!?)」

ダイゴ「これでわかっただろシロナ?」

シロナ「!」

ダイゴ「……ここは戦場…きっとまだまだ瀕死のポケモンが出てくるだろう…」

ダイゴ「その度に…僕のマギアナは強くなっていく」

マギアナ「…………ア……」メキメキ

ダイゴ「キミ達に勝ち目はない」ニコッ

シロナ「……………」キッ

ダイゴ「…………この逆境で……やはりキミは美しいよシロナ」

シロナ「!?」

ダイゴ「……僕はずっと親に敷かれたレールの上を歩いてきた…」

ダイゴ「親に決められたままの道を歩き……王族の許嫁にされ……」

ダイゴ「バトルをしても誰も僕の相手にはならない…」

ダイゴ「ずっと…退屈な人生だった…」

シロナ「………………」

ダイゴ「でも……そんな中会ったのがキミさ。シロナ」

シロナ「?」

ダイゴ「あの時…初めてキミを見た時は運命を感じたよ…」

ダイゴ「バトルの強さは勿論…」

ダイゴ「キミは…凛々しく…美しく…一目惚れと言うのはああいう事を言うんだろうね……」

シロナ「…………」

ダイゴ「……初めてキミを見た時からシロナ…キミが好きだった」

シロナ「!?」

ダイゴ「シロナ…愛している」

ダイゴ「……僕と…共に道を歩んでくれないか?」スッ

シロナ「…………………」

シロナ「>>安価」



安価 近いレスの中

シロナ「…………………」パシン

ダイゴ「!」

シロナ「……悪いわねダイゴ?」

シロナ「人やポケモンを平気で踏みにじるような奴は………」

シロナ「例え激カワロリでもお断りよ!」キッ

ダイゴ「っ……………!」

シロナ「……レックウザ!!」

レックウザ「グオアアアー!!」

ゴゴゴゴゴ

ダイゴ「!? 天気が!?」

シロナ「見せてあげるわ」

シロナ「レックウザの真の力を!」

ダイゴ「なに!?」


マオ「ど、どうなってるの!?」

イエロー「天気が……」

カスミ「いったい何が起きてんのよ…!」

マオ「シロナさん………」



ゴゴゴゴゴ

レックウザ「グウ…………」メキメキ

ダイゴ「レックウザの様子が……」

シロナ「レックウザ」

シロナ「メガシンカ!!」

ダイゴ「メガシンカだと!?」

レックウザ「グオアアアー!!」メキメキ


ピカー!


シュウウ

ダイゴ「!」

マギアナ「…………………」ピリピリピリ

メガレックウザ「グオアアアー!!」

オオオー!

シロナ「さぁ、決めるわよ!メガレックウザ!」

ダイゴ「……くっ…マギアナ!」

ダイゴ「ありったけの生体エネルギーをかき集めろ!」

マギアナ「……………」ピクッ

マギアナ「ア………アアア……」メキメキ

シロナ「……ダイゴもこれで決めるつもりね……」

シロナ「メガレックウザ!」

メガレックウザ「グオアアアー!!」

ギュイーン

マギアナ「ウ……アアア……」メキメキ ミシミシ

ダイゴ「……ははっ…素晴らしい力だよマギアナ!」

ダイゴ「さぁ!レックウザをかき消してしまえ!」

ダイゴ「フルールカノン!!」

マギアナ「ウ……オアアアー!!」シュウウ


ドカーン!!

シロナ「メガレックウザ!フルールカノンごと貫きなさい!」

シロナ「画竜点睛!!」

メガレックウザ「グオアアアー!!」ヒュー


ギュルルルル!!



ドドド

マギアナ「グ………ア………」ミシミシ

ダイゴ「馬鹿な……フルールカノンが押されて……」

シロナ「行きなさい!メガレックウザー!!」

メガレックウザ「グオアアアー!」

ギュルルルル

マギアナ「ア………アーーー!!」



ドカーン!!

~ルージュ広場~

オオオー

マーシュ「ニンフィア!」

ニンフィア「フィアー!」バキッ

魔王軍兵士「ぐあっ!」ドサッ

ラジュルネ「ふんっ…大人しく見てればいいものを……」

マーシュ「あんさんらに仮は作りたくないどす」

マーシュ「……背中預けてよろしいどすか?」

ラジュルネ「……好きにしんしゃい!」ニッ

ヒュルルルー

ルスワール「!」

ルスワール「ラジュルネ姉様!」

ラニュイ「お空から何か降ってくるばい!」

ラジュルネ、マーシュ「!」


ドカーン!!

シュウウ

ダイゴ「」

マギアナ「」

マーシュ「な、なんどすか……」

カレン「え?なに?何で空から人が…?」

キリカ「(やばっ!イケメン///)」キュン

ルスワール「ね、姉様…こん人……」

ラニュイ「ダイゴさんやけん!」

マーシュ「知り合いどすか?」

ラニュイ「………ウチらの国の姫様の許嫁やけん……」

カレン「え!?」

キリカ「(王子様!?)」

ラジュルネ「……何でダイゴさんがこげんとこに……」

ラジュルネ「………しかも空から……」

ルスワール「………この見たこと無いポケモン…ダイゴさんの下になってるけん……」

ルスワール「………まるで…」

ルスワール「ダイゴさんを守ってるようばい……」

マギアナ「………………」

>>211
訂正
ラニュイ「………ウチらの国の姫様の許嫁やけん……」

ラニュイ→ラジュルネ

~生命の大樹~

イエロー「………空が…晴れた…」

カスミ「いったいどうなったの!?」

マオ「………………」

ゼルネアス「(>>安価)」


安価 近いレスの中

ゼルネアス「(……きっと…シロナさんが勝ったんだよ……お姉ちゃん…)」

マオ「……うん…」

マオ「……きっと……そうだね!」ニコッ


~本陣~

シトロン「!」

シトロン「マオさんの生命の大樹から敵の反応が消えました!」

サカキ「本当か!?」

シトロン「……そしてその場にいるのは…」

シトロン「レックウザ!」

アオギリ「レックウザ!?」

ゲーチス「あのダイゴを倒すとは……アァ…神よ……」

マツブサ「ふんっ…気に食わねえが…やはり世界一は……」

マツブサ「うちの大将か」ニヤッ


~ミアレ上空~

シロナ「ふぅ、やっぱダイゴね……久々にゼンリョクだして疲れちゃったわ…」ヘタッ

レックウザ「…………………」

シロナ「(悪いけど私はここまでね…)」

シロナ「後は…任せたわよ…アセロラちゃん、リーリエちゃん!」

レックウザ「グオアアアー!」

シロナ「あっ!」ハッ

シロナ「アイツ(ダイゴ)ぶっ飛ばしちゃったから、マオちゃん達に土下座させられないじゃない!」

シロナ「……………………」

シロナ「ま、いっか……」

~魔王城~

サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!ホウオウ!大文字!」

ピカチュウ「ピーカーチュー!」バリバリバリ

ホウオウ「オウー!」ボボボ

魔王軍ポケモン軍団「ぐあぁぁあ!」バタリ

サトシ「やったぜ!ピカチュウ!ホウオウ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

アセロラ「凄いよ!サトシ!ピカチュウ!」

サトシ「へへっ!」

魔王軍ポケモン軍団「…………」

ゾロゾロゾロ

アセロラ「ふぁ!」

サトシ「ははっ…まだあんなに……」

ピカチュウ「ピ………」

アセロラ「こうなったら…アセロラも…」スッ

サトシ「……………アセロラ」ポンッ

アセロラ「サトシ…?」

サトシ「あの扉の向こう」スッ

アセロラ「!」

サトシ「………あそこには魔王がいる…」

サトシ「あいつを倒せば俺達の旅も終わりだ……」

サトシ「なんてゆーか…ははっ、そう考えると少し寂しいかもな?」

アセロラ「サトシ……」

サトシ「……いけ、アセロラ」

アセロラ「!」

サトシ「ここは俺達に任せて、魔王を倒してこい」

サトシ「アセロラならできるさ」ニッ

ピカチュウ「ピ!」グッ

ホウオウ「オウ!」グッ

アセロラ「サトシ…ピカチュウ…ホウオウ…」

アセロラ「………………」

アセロラ「(ひょっとしたら…これが最後かもしれない……だから………)」グッ

アセロラ「………サトシ…アセロラ…」

サトシ「アセロラ」

アセロラ「!」

サトシ「魔王を倒して、世界を平和にしたらみんなでアローラに帰ってさ……」

サトシ「また新しい冒険に行こうぜ!」

アセロラ「(最後か……アセロラは何を言ってるの……)」

アセロラ「(……絶対に勝って…みんなでアローラに帰るって約束したじゃない……)」

アセロラ「うん!」グッ

サトシ「へへっ!」

サトシ「行けっ!アセロラ!」

アセロラ「……ありがとう!サトシ!」ダッ

アセロラ「(そうだ……魔王のおじさんを倒して……)」

アセロラ「(また…みんなと新しい冒険に……!)」

キィー

バタン

フラダリ「……ようこそ我城へ…」

フラダリ「よくぞここまで辿り着いたな勇者アセロラよ」

アセロラ「……………」

フラダリ「>>安価」



安価 近いレスの中

フラダリ「……勇者アセロラよ」

アセロラ「!」

フラダリ「貴様らの活躍は見せてもらった」

アセロラ「ふぁ?」

フラダリ「どうだ?私の部下にならぬか?」

アセロラ「部下…?何言ってるのおじさん?」

フラダリ「もし…貴様が私の部下になるならば、私が創りかえる世界の半分をやろう」

アセロラ「!?」

フラダリ「その半分の世界は勇者よ…貴様の好きにしていい」

フラダリ「その世界では何もかもが貴様の思うままだ」

フラダリ「欲しいものもしたい事も全て意のまま…嫌いな人間は消し、意中の人間は貴様の虜…」

アセロラ「……………」ゴクリ

フラダリ「……どうだ?悪い話ではあるまい?」ニヤリ

アセロラ「………そうだね……」

フラダリ「……………」ニヤッ

アセロラ「お断りだよ!」

フラダリ「!?」

アセロラ「……おじさんに一つ聞きたいんだけどさぁ……」

フラダリ「なに?」

アセロラ「……何もかもが自分の思い通りの世界……そんなのの何が楽しいの?」

フラダリ「……なんだと?」

アセロラ「……欲しい物は努力して手に入れる……嫌いな人や合わない人とだって、ちゃんとその人の事を見てあげれば、きっと仲良くなれる」

アセロラ「好きな人だって……ズルしないで頑張ってふりむかせようとするからドキドキするんだ!」

アセロラ「アセロラは…みんなと色んな場所を冒険して…色んな人やポケモンと出会ってそう思ったよ!」

フラダリ「……………」

アセロラ「だから……おじさんの言う世界はつまらないよ!」

フラダリ「……そうか……やはり君とは意見が合わないな…勇者よ……」

アセロラ「……おじさんの思い通りの世界なんかつくらせない……」

アセロラ「……おじさんは…アセロラが止めるよ」

アセロラ「勇者として!」

フラダリ「そうか…ならば仕方ないな」

フラダリ「ならば私も私の理想を阻む貴様を排除するとしよう……」

フラダリ「魔王として!」

アセロラ「………ギラちゃん!」ボンッ

ギラティナ「ギラー!」

フラダリ「………ネクロズマ!」ボンッ

ネクロズマ「……………………」オオオ

アセロラ「ギラちゃん!シャドークロー!」

ギラティナ「ギラー!」ギラン

フラダリ「ネクロズマ」

ネクロズマ「…………………」スッ

ガシッ

ギラティナ「!」

アセロラ「シャドークローを素手で止めた!?」

ネクロズマ「……………」

ブンッ

ギラティナ「ギラッ」ドッ

アセロラ「ギラちゃん!」

フラダリ「……勇者よ………」

アセロラ「!」

フラダリ「……ここまでの道のり…ご苦労だった……そして……」

フラダリ「残念ですが さようなら」

アセロラ「!」

フラダリ「ネクロズマ!プリズムレーザー!」

ネクロズマ「………………」シュウウ

ババババ


アセロラ、ギラティナ「!?」


ドーン!!

フラダリ「ふふふ」ニヤッ

シュウウ

フラダリ「!」

フラダリ「………成る程……」

オオオ

アセロラ「…………………」

ギラティナAF「ギラァァァ!!」

オオオ

フラダリ「……光を飲み込む程の闇か…」

フラダリ「……アナザーの力を手に入れたか……どうやらハウオリの時とは同じようにはいかないようだな?」

ネクロズマ「…………………」

アセロラ「……前のアセロラと同じだとは思わないでね……!」

アセロラ「バトルはここからだよ!魔王フラダリ!」

ギラティナAF「ギラァァァ!!」

>>222

訂正

アナザー→オリジン

~魔王城 裏口 一階~

ルナアーラ「マヒナペーア!!」

ソルガレオ「ラリオーナ!!」

オオオー

ピリピリ

キャル「うああ!雄叫びだけで建物が!」

ヒカリ「こ、これが選ばれし伝説のポケモン同士のバトル……」

グラジオ「…………っく……」ピリピリ

ミヅキ「ソルガレオ!ラスターカノン!」

ソルガレオ「ラリオーナ!!」

ドーン!

リーリエ「!」

グラジオ「リーリエ!避けろー!」

リーリエ「ほしぐもちゃん!」

ルナアーラ「マヒナペーア!!」スウ

ズオオ

ミヅキ「!」

スウ

ヒカリ「上手い!ウルトラホールを作ってラスターカノンを吸い込んだ!」

ミヅキ「ふふっ」クスッ

ミヅキ「アマいよリーリエ」ニヤッ

リーリエ「!」

ミヅキ「ソルガレオ」パチン

ソルガレオ「ラリオーナ!!」スウ

ズオオ

ルナアーラ「!?」

リーリエ「な……!?」

グラジオ「ルナアーラの真横にウルトラホールが!?」

スウ

ドカーン!

ルナアーラ「マヒナペーア!!」ドッ

リーリエ「ほしぐもちゃん!」ダッ

キャル「な、なんでラスターカノンがウルトラホールから!?」

グラジオ「馬鹿な…ミヅキ…まさか……」

グラジオ「ルナアーラが作ったウルトラホールとソルガレオの作ったウルトラホールを繋げたのか!?」タラーッ

ヒカリ、キャル「!?」

リーリエ「ほしぐもちゃん!しっかりして下さい!」

ルナアーラ「ま…マヒ……」ヨロッ

ミヅキ「………私にウルトラホールは効かないよリーリエ?」

リーリエ「!」

ミヅキ「……私…言ったよね?ソレ(月の笛)を持ってるくらいで対等になった気にならないでって」

リーリエ「………………」

ミヅキ「どうしたのリーリエ?バトルはまだまだ始まったばかりだよ?」

ミヅキ「……昔みたくさ、もっとアソボーよリーリエ?」ニヤッ

リーリエ「>>安価」



安価 近いレスの中

リーリエ「……私がしたいのは昔、三人でアローラナッシーに登ったような遊びです……」

リーリエ「このような人を傷つける戦争ではありません!」

ミヅキ「……甘いね…リーリエ」

リーリエ「どうしても…私と遊びたいと言うならば、私のベッドに来て下さいミヅキさん!」

ミヅキ「?」

リーリエ「私がミヅキに大人のアソビを教えてあげます!」

リーリエ「安心してください!本を読んでお勉強してるので、ソッチの知識もバッチリーリエです!」フンス

ミヅキ「…………私そういう趣味ないんだけど?」

キャル「ひ、ヒカリ…」ギュッ

ヒカリ「触んな」ペシッ

グラジオ「………うっ!」ガクッ

ヒカリ「急に前屈みになってどうしたの!?グラジオ!」

グラジオ「お、収まれー!もう一人のオレ!」ムクムク

ヒカリ「(この兄妹は……)」アキレー

ミヅキ「ソルガレオ、あの変態レズ女にオシオキしてあげて!」

ソルガレオ「ラリオーナ!」

リーリエ「……変態…?言ってはならない事を言ってしまいましたねミヅキさん」カチン

リーリエ「ほしぐもちゃん!シャドーレイ!」

ルナアーラ「ラリオーナ!!」

ゴオオ

キャル「でかい!?」

グラジオ「うぅ……」

ヒカリ「お前はいつまで前屈みになってんだ」ペシッ

ミヅキ「……………ソルガレオ…」パチン

ソルガレオ「ラリオーナ!」

ズオオ

スウ

ヒカリ「今度はソルガレオがシャドーレイを吸い込んだ!?」

リーリエ「(さっきミヅキさんがやったこと……同じ異界の扉を開くほしぐもちゃんなら出来るハズ……)」

リーリエ「ほしぐもちゃん!」

ルナアーラ「マヒナペーア!!」

訂正

ルナアーラ「ラリオーナ!!」 →マヒナペーア

ミヅキ「………」ニヤッ

リーリエ「!」

ヒカリ「ウルトラホールが……開かない!?」

ミヅキ「馬鹿だねリーリエ」

リーリエ「え!?」

ミヅキ「ウルトラホールを"作る"のと……」

ミヅキ「戦いの最中に相手の作ったウルトラホールに"繋げる"のじゃあレベルが違うんだよ!」

リーリエ「!?」

ミヅキ「手本を見せてあげるよ」パチン

ソルガレオ「ラリオーナ!!」

ズオオ

リーリエ、ルナアーラ「!?」

キャル「リーリエとルナアーラの頭上に巨大なウルトラホールが!?」

ゴゴゴ

ヒカリ「あれは!?」

グラジオ「さっきのシャドーレイ!逃げろリーリエ!」

ドドド

リーリエ「キャアアアア!!」

ルナアーラ「…………………!!」

オオオ

フシュ~

リーリエ「………………」ドサッ

ルナアーラ「………………」ドサッ

グラジオ「リーリエー!」

ミヅキ「……アハハ…自分の技でやられちゃうなんて不様だねリーリエ……」

リーリエ「…………うぅ………」

ミヅキ「……本当に………」

ミヅキ「……………カッコ悪いよ…リーリエ…」

リーリエ「>>安価」


安価 近いレスの中

リーリエ「……まだです…」

リーリエ「まだまだ…終わりませんよ!」

ミヅキ「!」

グラジオ「リーリエ…」

リーリエ「私だって……勇者の仲間なんです!舐めないで下さい!」

ヒカリ「カッコいいよ!リーリエ!」

リーリエ「あっ、ペロペロ(物理)はいつでもOKですよ?////」

ヒカリ「やっぱリーリエだった」

ミヅキ「……太陽…」ボソッ

リーリエ「え!?」

ミヅキ「……リーリエは…やっぱり太陽なんだね…」

グラジオ「?」

リーリエ「ミヅキさん……?」

ミヅキ「私はいつも月だった……」

リーリエ「え……?」

ミヅキ「私は…リーリエ(太陽)がいなきゃ輝く事のできない月……」

ミヅキ「私は……あんたのオマケじゃないんだ!!」

グラジオ「ミヅキ……」

リーリエ「ミヅキさん!何を言って!」

ミヅキ「ソルガレオ!」パチン

ソルガレオ「ラリオーナ!!」

オオオ

キャル「え?え?何!?」

ヒカリ「!」

ヒカリ「あれ見て!」スッ

リーリエ、グラジオ、キャル「!」

グラジオ「巨大なウルトラホール……!?」

リーリエ「ミヅキさん!何をする気ですか!」

ミヅキ「………招待してあげるよ」

リーリエ「!」

ミヅキ「……私達の…決戦に相応しい舞台に」



ズオオ

ズオオ


ポンッ

ヒカリ「うあっ!」ドサッ

キャル「いてて…」

リーリエ「……ここは……?」

「リーリエ!」

リーリエ「!」

ヤナギ「何故リーリエが……?」

ジェイムズ「姫様……?」

リーリエ「……お爺様……?」

リーリエ「まさか!?」

ヤナギ「!」

ヤナギ「グラジオ!グラジオではないか!」

ヤナギ「……いったい…今まで何処に…」ポロポロ

グラジオ「……爺さん……」

「どう?気に入ってくれた?」

リーリエ「!」

グラジオ「ミヅキ…まさか…」

ミヅキ「……私達のバトルの舞台に相応しいでしょ?」ニコッ

リーリエ「ここは……」

~アローラ王宮~

ヤナギ「!」

ヤナギ「貴様は!」

ミヅキ「アロ~ラ~!久しぶり!ヤナギのおじいちゃん!」ニコッ

ヤナギ「>>安価」



安価 近いレスの中

ヤナギ「……君達には本当にすまない事をした……」

ミヅキ「あー、いーよいーよヤナギおじいちゃん、今更謝られても仕方ないしさぁ……」

ヤナギ「……………」

ミヅキ「それよりも…見ててよ」

ミヅキ「今から…太陽の国の太陽(リーリエ)を落とすからさぁ」

リーリエ「…………!」

ヤナギ「……どうやら…謝っている場合では無さそうじゃ……」スッ

グラジオ「待て、爺さん」バッ

ヤナギ「グラジオ…」

グラジオ「……これは…リーリエとミヅキのバトルだ」

ヤナギ「!」

リーリエ「ほしぐもちゃん!ゴーストダイブ!」

ルナアーラ「………………」スウッ

キャル「消えた!」

ミヅキ「……ソルガレオ、フレアドライブ!」

ソルガレオ「ラリオーナ!!」ボボボ

ドドド

ヒカリ「あいつ…何で何もない所に技を!?」

グラジオ「まさか……!?」

ミヅキ「………………」パチン

ズオオ

ヒカリ「またウルトラホール!?」

スウッ

キャル「ソルガレオがウルトラホールに消えた!?まさか……!」


ドガッ

ソルガレオ「ラリオーナ!!」ボボボ

ルナアーラ「ま、マヒ……!」ドサッ

リーリエ「ほしぐもちゃん!」

グラジオ「……姿を消したルナアーラをウルトラホールを通して攻撃だと!?」

グラジオ「……無茶苦茶だ……」タラーッ

ミヅキ「ソルガレオ!」

ソルガレオ「ラリオーナ!」バキッ

ルナアーラ「マヒ!」ドサッ

リーリエ「キャア!」ドサッ

ジェイムズ「……おのれ!姫様を!」

ヤナギ「……やめよジェイムズ」スッ

ジェイムズ「……しかし…国王様……」

ヤナギ「………今あの娘達はポケモンバトルをしているのじゃ…」

ジェイムズ「しかし………」

ヤナギ「………………………」

リーリエ「うぅ……」ジリッ

ミヅキ「どうだったリーリエ?」

リーリエ「!」

ミヅキ「城を出て仲間と旅をしてさ?」

リーリエ「………………」

ミヅキ「リーリエはなんたってみんなが憧れる太陽だもんね?」

ミヅキ「リーリエはお馬さんの上であるやれこれやれと指示……」

ミヅキ「仲間の皆はリーリエの……太陽の笑顔が見たいからハイハイと嫌がらずにな~んでもやる」

ミヅキ「リーリエの…憧れの太陽の為なら命も惜しくない。盾にでもなんでもなる」

ミヅキ「こんな感じかな?」

リーリエ「………………」

ミヅキ「まぁ…リーリエにはわからないよね?」

ミヅキ「太陽に隠れた……オマケの月(私)の気持ちなんか……」

リーリエ「………………」

リーリエ「城から出て……」

ミヅキ「!」

リーリエ「みんなと旅をして……いつもドキドキワクワクや知らない事の連続でした……」

リーリエ「ミヅキさんの言うとおり…皆さんには迷惑をかけっぱなしだったかもしれません……」

ミヅキ「……………」

リーリエ「それに……私は自分の事を太陽だなんて思ってませんよ…」

ミヅキ「……なにそれ……嫌み?」

リーリエ「……ミヅキさん、貴女……今まで私をコロスチャンスは何度もありましたよね?」

ミヅキ「!」

リーリエ「……でも…それをしなかった…」

リーリエ「やっぱり…ミヅキさんは昔とちっとも変わってませんよ……」

リーリエ「……昔の優しくて明るいミヅキさんのままです」ニコッ

ミヅキ「…………ダカラサ……」

リーリエ「!」

ミヅキ「もう……遅いんだよリーリエ!」

ミヅキ「ソルガレオ!」

ソルガレオ「ラリオーナ!!」

リーリエ「ほしぐもちゃん!」

ルナアーラ「マヒナペーア!!」

ミヅキ「ソルガレオ!ラスターカノン!」

ソルガレオ「ラリオーナ!!」シュオオ

ドーン!

リーリエ「ほしぐもちゃん!」

ルナアーラ「マヒナペーア!」

ズオオ


スウッ

ヒカリ「またウルトラホールでラスターカノンを吸い込んだ!」

ミヅキ「だから無駄だって言ってるでしょ!リーリエ!」パチン

シーン

リーリエ「………………」

ヒカリ「……え?」

キャル「ラスターカノンが出てこない…?」

ミヅキ「え?……あれ?…何で……」パチン パチン

ミヅキ「何でリーリエのウルトラホールに繋がらないの!?」

グラジオ「まさかリーリエ……」

リーリエ「……開く事ができるなら…閉じる事もできます…」

ミヅキ「!?」

リーリエ「ミヅキさんのウルトラホールを閉じました!」

ミヅキ「っ………………!!」

ミヅキ「くぅっ……!!ソルガレオ!」

ミヅキ「全部…吹っ飛ばせ!!」

ミヅキ「メテオドライブ!!!」

ソルガレオ「ラリオーナ!!」


ゴゴゴゴゴ

ドドド

ヤナギ「ぬぅ!」

ジェイムズ「し、城が……!」

ヒカリ「リーリエ!」

リーリエ「………ほしぐもちゃん!」ピカー

ルナアーラ「マヒナペーア!」ピカー

ミヅキ「!?」

キャル「リーリエの紋章が……」

ヒカリ「ヒカリ耀いて……」

グラジオ「リーリエ……ミヅキ…」

ヤナギ「(……旅に出て…本当に強くなったな…リーリエ!)」

リーリエ「シャドーレイ!!」

ルナアーラ「マヒナペーア!!」


ドオーン!!

ソルガレオ「!?」



ドカーン!!

コスモッグ「ピュイ……」バタリ

ミヅキ「………………コスモッグ……」

ほしぐも「ピュイ!」ピョコッ

リーリエ「………………」

ミヅキ「………リーリエ……」

ジェイムズ「……姫様が勝った……」グスッ

ジェイムズ「はっ!」

ジェイムズ「今、魔王軍の姫は戦闘不能……捕らえ、フラダリとの交渉のカードに……」

ヤナギ「やめよジェイムズ!」

ジェイムズ「! 国王様……」

ヤナギ「………あの娘らは…太陽の国と月の国の戦争で戦っていた訳ではない…」

ヤナギ「ただの…友人として…ポケモンバトルをしていただけじゃ……」

ジェイムズ「………左様でございますね…」

ジェイムズ「失礼致しました……」

リーリエ「……ミヅキさん……」

ミヅキ「……………」

リーリエ「AZにゃんが言っておりました……」

リーリエ「太陽の国の私がルナアーラを月の国の貴女がソルガレオを持っているのには理由があると……」

ミヅキ「理由……?」

リーリエ「………その理由は…私はわかりません…ただ……」

リーリエ「……月は…太陽に照らされる事により、夜道に惑う人々に優しく手をさしのべてくれます…」

リーリエ「……きっと…貴女の笑顔は…暗闇に惑い…行き場を無くした方々にとっては救いなんです……」

リーリエ「だって…太陽と共にある月は……」スッ

ミヅキ「リーリエ…?」

リーリエ「何よりも……美しいじゃないですか?」ギュッ

ミヅキ「リーリエ……」グスッ

リーリエ「戻ってきて下さいミヅキさん……」

ミヅキ「………私………」

グラジオ「フッ、リーリエの言うとおりだな」スッ

リーリエ「! 兄様…」

ミヅキ「グラジオ……」

グラジオ「ミヅキ…もっと早く言うべきだった…」

ミヅキ「…え?」

グラジオ「……オレはお前を……いや…」

グラジオ「ミヅキ!オレと結婚してくれ!」キリッ

ミヅキ「!?」

リーリエ、ヒカリ、キャル、ヤナギ、ジェイムズ「!?」

ミヅキ「>>安価」



安価 近いレスの中

ミヅキ「はぁぁぁぁ!?/////」

リーリエ「兄様!?」

ヒカリ「ハァ…たくっ、アイツは…」

キャル「ロマンチック…」ウットリ

ジェイムズ「ぐ、グラジオ王子様…」

ヤナギ「はぁ…アイツは…」

ヤナギ「突然いなくなって帰ってきたと思ったら…」ハァ

ヤナギ「まったく…しっかりと親父の血をつぎおって…」フッ

ミヅキ「な、何言ってるのキミは!///」

グラジオ「………そうか…流石に唐突すぎたな…」

グラジオ「ミヅキ、オレは昔からずっとお前の事が好きだった!愛してる!」

グラジオ「だから結婚してくれ!」

ミヅキ「だ、だからそうじゃなくて…////」

グラジオ「ん?違うのか?オレは本気だぞ?」

ミヅキ「あ~!もぅ!////」ポスッ

リーリエ「ミヅキさんがお義姉さん…素敵です…」ウットリ

ミヅキ「リーリエ!」

ヒカリ「あ~、この兄妹本当にスゴいわ。ある意味」

ミヅキ「……まったく…グラジオは昔から変わらないんだから!」

グラジオ「……す、すまん……」

ミヅキ「5年後……」ボソッ

グラジオ「………え?」

ミヅキ「………5年後に……また同じセリフを言えたら…考えなくもない……カモ…////」プイッ

リーリエ「ミヅキさん……」パアア

グラジオ「ミヅキ……」パアア

グラジオ「わかった!5年にまた同じセリフを言う!」

グラジオ「約束する!」

ミヅキ「……………///」プイッ

ワイワイ

ジェイムズ「あ、あの……よろしいのですか?国王様…?」アセアセ

ヤナギ「はっはっはー!本人達の事じゃ、好きにさせい!」

ジェイムズ「はぁ……」

ヤナギ「(私は……気づくのが遅すぎたな……)」

ヤナギ「(モーン…お前の言っていた事…今なら良くわかる……)」

ヤナギ「(アローラとカロスの架け橋…)」

グラジオ「立てるか?ミヅキ」スッ

ミヅキ「う、うん…///」グッ

リーリエ「ふふっ、ミヅキさん顔真っ赤です♪」

キャル「王子様みたい…ロマンチックだねー」ウットリ

ヒカリ「いや、アレでも一応本物の王子様だからね?」

ヤナギ「(とても……素晴らしい光景じゃないか…)」フッ

~連合軍本陣~

サカキ「戦況は?」

シトロン「は、はい…!」

シトロン「度重なる援軍と…マオさんの生命の大樹が復活した事により…どの部隊も良好です!」

シトロン「何より…シロナさんがダイゴを倒した事により、敵軍の士気が大きく下がった事が大きいかと!」

シトロン「そして何より…死人はまだゼロです!」

サカキ「そうか……」ニッ

アオギリ「はっはー!このまま押しきってやろうぜー!」

マツブサ「馬鹿めアオギリ!戦争はまだ続いてんだ!気を引きしめろ!」

アオギリ「わ、悪い……」

AZ「皆……よくやってくれた……」

サカキ「後は…勇者と姫さんか……」

AZ「それにしても……」

AZ「まさか…あなた様がいらっしゃるとは……」

AZ「フーパ様」

フーパ「ふふふ、久しぶりだね?カロスの元国王?」

フウ「フーパ様、ジュースです」ヒョイ

ラン「フーパ様、マカロンです」ヒョイ

フーパ「うむ、ご苦労…」

全員「…………………」

サカキ「(あれが……カロスの神…?)」

アオギリ「(邪神?なんかの間違いじゃねーのか?)」

マツブサ「(マヌケ面だな)」

フーパ「ん?なに?」

サカキ、アオギリ、マツブサ「な、何でもない……」

ゲーチス「おぉー!神よー!」

フーパ「うざっ!」ゲシ

ゲーチス「けふっ」

ラン「あっ、フーパ様!お口が汚れてます」

ラン「フキフキしましょーねー?」フキフキ

フーパ「はーい」フキフキ

シトロン「>>安価」



安価 近いレスの中

シトロン「女の子と男の娘にそんな事されてるなんて羨ましいなぁ……」ジュルリ

フウ、ラン「!?」ビクッ

ラン「ひ、ひぃ…フーパ様ぁ!このメガネキモいです!」

フウ「……男の娘って……」

シトロン「フーパ様!」キリッ

フーパ「なんだい?」

シトロン「どちらか下さい!」キリッ

フーパ「嫌だよ」

ラン「ひいぃ……」ゾクッ

フウ「フーパ様、こいつに天罰を下しましょう」

シトロン「ちょ、ちょっと!」アセッ

サカキ「遊んでんじゃねえ!」ゴツン

シトロン「いだっ!」

フーパ「ハァ…まったく…人間は理解し難いねぇ…」ヤレヤレ

「………………」スクッ

フーパ「ん?」

フーパ「………何処に行くんだい?」

「決まっています。アセロラのところです」

「私には……彼女達の戦いを見届ける義務がありますから」

フーパ「………本当に…それだけかい?」

「………………」

フーパ「ハァ…フウ、ラン」

フウ「なんですか?」

ラン「メガネに天罰ですか?」

シトロン「ひぇっ……」

フーパ「……悪いけど…彼女を魔王フラダリと勇者の所まで護衛してくれないかな?」

フウ「魔王城までですか?」

ラン「畏まりました!」

「フーパ……」

フーパ「ふふふ…オイラに出来るのはここまでさ」

フーパ「後は…キミのやりたいようにやればいい……」

「……ありがとうございます…」

「行きましょう!」

フウ「は、はい!」

ラン「ま、待って下さい!」

~魔王城~

アセロラ「ギラちゃん!シャドーボール!」

ギラティナOF「ギラァァァ」

シュオオ

フラダリ「ほう……大きいな…」

ボンッ

フラダリ「………ネクロズマ」

ネクロズマ「……………………」

アセロラ「(避けない!?)」


ドオーン!!

フラダリ「………………」

ネクロズマ「………………」

アセロラ「ふぁ!?無傷!?」

ギラティナOF「ギラ!?」

アセロラ「それに……何でネクロズマの体が白く……?」

フラダリ「ネクロズマ!切り裂く!」

ネクロズマ「……………」ダッ

アセロラ「ギラちゃんはゴーストタイプ!ノーマルタイプの技は効かないよ!」

フラダリ「……………」ニヤッ

ネクロズマ「………………」ギラン

アセロラ「(?……今度は黒く………?)」

ズバッ

ギラティナOF「ギラァァァ!!」

アセロラ「ギラちゃん!?」

アセロラ「な、何でギラちゃんにノーマルタイプの技でダメージが!?」

フラダリ「まだ理解できないのかな?勇者よ」

アセロラ「え?」

フラダリ「ネクロズマ」

ネクロズマ「……………」ゴオオ

アセロラ「今度は紅く……?」

フラダリ「もう一度切り裂け!」

ネクロズマ「………………」ダッ

アセロラ「ギラちゃ……」

フラダリ「遅い!」

アセロラ「!?」

ネクロズマ「………………」ボボボ

ズバッ

ギラティナOF「ギラァァァ!!」ジュウウ

アセロラ「ギラちゃん!」ダッ

アセロラ「!?」

ギラティナOF「……ギ………」ジュウウ

アセロラ「………火傷……?まさか……」

フラダリ「ふっ、そうだよ勇者」

フラダリ「私のネクロズマは全てのタイプの技を使える」

アセロラ「な………」

フラダリ「………ネクロズマは元は勇者が使う予定だったポケモンという話は聞いただろ?」

フラダリ「どうだ勇者よ?」

フラダリ「勇者にぴったりの能力だろ?」

アセロラ「っ…………!」

アセロラ「ギラちゃん!」

ギラティナOF「ギラァァァ!!」

フラダリ「!」

アセロラ「無限暗夜への誘い!」

ギラティナOF「ギラァァァ!!」


ニョキニョキニョキ

ズズズ……

フラダリ「これは…」

ニョキニョキニョキ

ガシッ

フラダリ「……無数の影の手の浸食……邪な力だ…」ズズズ

ネクロズマ「………………」ズズズ



コポッ


アセロラ「…ハァ…ハァ………」

アセロラ「………魔王のおじさんとネクロズマが影に飲まれた……」

アセロラ「や、やったよみんな……」グスッ

アセロラ「アセロラ…魔王を倒したんだ……!」ウルウル

アセロラ「やった………」

「何が喜ばしいのだ?勇者よ」

アセロラ「!?」バッ

グサッ

ギラティナOF「ギラァァァ!!」

ギラティナOF「ギ………」ドサッ

アセロラ「ギラちゃん!」

フラダリ「………………」

ネクロズマ「…………………………」

アセロラ「な、なん……で……」ズズズ

フラダリ「ハウオリの戦いで学ばなかったのか?」

アセロラ「!?」ズズズ

フラダリ「ウルトラホールを開ける者に異空間へ誘う技は効かん」

アセロラ「そ、そんな……」ズズズ

アセロラ「!?」ズズズ

アセロラ「う、うわぁぁぁあ!!」ドサッ

アセロラ「あ…ああぁ…」ズズズ

フラダリ「……ふっ、どうやらオリジンの力は身体への負担が大きいらしいな?」

アセロラ「あ……あぁぁぁ………」ズズズ

フラダリ「魔の力の進行が早まっている…」

アセロラ「う………ぁ…………」ズズズ

フラダリ「このまま魔の力に食われる勇者を見るのも一興だが……」

フラダリ「……勇者よ…ここまで来たせめてもの褒美だ、楽に逝かせてやろう…」

アセロラ「…………………」ズズズ

フラダリ「ネクロズマ。勇者の首をはねろ」

ネクロズマ「…………………」ギラン

アセロラ「>>安価」



安価 近いレスの中

アセロラ「…………………」

パンッ

フラダリ「!」

アセロラ「ふ、ふぅ~!気合い入ったぁ…!」ヒリヒリ

フラダリ「………………」

アセロラ「アセロラちゃんは勇者だもん!まだまだ…これからだよ!」ズズズ

アセロラ「だ、だって……サトシや…カトレアやリラちゃんや…みんなと約束したもん!」ズズズ

アセロラ「……だから…おじさんにも……魔の力にも負けない!」ズズズ

フラダリ「………勇者…>勇気ある者"か…見事だ……だが……」スッ

アセロラ「…………………!」ズズズ

フラダリ「残念ですが さようなら」

ネクロズマ「………………」スッ

アセロラ「(……サトシ…やっぱりあの時に言っておけば良かったかな……?)」ズズズ

アセロラ「ごめんね、みんな」ボソッ


ズバッ


サトシ「!」

ピカチュウ「ピカピ!?」

サトシ「……いや……」

ポケモン軍団「…………………」ゾロゾロ

サトシ「……まだたくさんいるな…」

サトシ「早くコイツらを倒してアセロラの加勢に行かないと……」

ホウオウ「オウ!」

「行くよ!お兄ちゃん!」

「うん!」

サトシ「え!?」

ラティアス、ラティオス「サイコキネシス!!」

グニャッ

ポケモン軍団「キャアアアア!!」

ラティオス「やぁ!」

ラティアス「助けにきたわよ?」ニコッ

サトシ「え?何でお前ら!?」

フウ「僕達も!」

ラン「いるよ!」

サトシ「フウ!ラン!」

ピカチュウ「ピー!」

ラティアス「そして」

ラティオス「この方もね?」

サトシ「………え?」

「…………この扉の先にアセロラとフラダリがいるのですね?」スッ

サトシ「!」


~王の魔~

ドカーン!

ネクロズマ「………………」パラパラパラ

フラダリ「……………ネクロズマが吹っ飛ばされた……」

オオオ…


メキメキメキ


フラダリ「それに……その巨大な影の手」

ギラティナ「ギラァァァ!!」


オオオ


アセロラ「……………………」ズズズ

アセロラ「コロス……コロスコロスコロスコロスコロスコロス」ブツブツ

フラダリ「……愚かな…魔の力に飲みこまれたか勇者よ……」

アセロラ「…………」スゥ

メキメキメキ

ニョキニョキニョキ

フラダリ「!」

フラダリ「宙に無数の手が…」

ネクロズマ「…………………」

アセロラ「………シャドークロー…」ズズズ

ギラティナOF「ギラァァァ!!」ギラン


ズババババババ

フラダリ「……ふん!ネクロズマ!プリズムレーザー!」

ネクロズマ「……………」シュオオ

キュインキュインキュン

パシン パシン

フラダリ「全て消し去ってやる」ニィ

ヌウ

フラダリ「!」

アセロラ「シャドーボール!」ズズズ

フラダリ「!」

ネクロズマ「………………」ピリピリ

ギラティナOF「ギィィィ……」シュオオ


ボンッ!


ドカーン!!


アセロラ「………………」ズズズ

ネクロズマ「……………」ヨロッ

「ネクロズマ」

アセロラ「!」ズズズ

フラダリ「月の光!」

ネクロズマ「…………………」

キラキラキラ

ネクロズマ「…………」パアア

アセロラ「!?」ズズズ

フラダリ「残念だったな勇者よ」

フラダリ「さよならだ」

フラダリ「ネクロズマ!」

ネクロズマ「…………………」シュオオ


ビーーー

ズドン

ギラティナOF「ギ………」シュウウ

ギラティナ「…………」ドサッ

アセロラ「ギ………ラ……ちゃ……」ズズズ

スッ

アセロラ「!」ズズズ

ネクロズマ「………………」バキッ

アセロラ「うあっ……」ドサッ

フラダリ「失望したよ勇者」

アセロラ「…………?」ズズズ

フラダリ「……私を倒すためとは言え…魔の力にまで手を染めるとはな……」

アセロラ「………………」ズズズ

フラダリ「シネ………」

「そこまでです!」

アセロラ「!」

フラダリ「!」

フラダリ「貴様……」

ディアンシー「……久しぶりですねフラダリ…そして……」

ディアンシー「アセロラ」チラッ

アセロラ「…………う………ぁ……」ズズズ

フラダリ「……ディアンシー…貴様何しに……」

フラダリ「勇者の手助けをしにでも来たか?」

ディアンシー「…………」

フラダリ「ならば遅かったな…勇者はもう……」

フラダリ「醜くも魔の力に手を染め…そして……」

フラダリ「今…私に敗北し、惨めにも地べたに這いつくばっている」

アセロラ「………………」ズズズ

ディアンシー「>>安価」


安価 近いレスの中

ディアンシー「フハハハ!アセロラ!女神の力をありがたく受け取りなさいっ!」

アセロラ「……………………」ズズズ

シーン……

ディアンシー「反応無し……完全に魔の力に取り込まれていますね…」ウーム

フラダリ「質問に答えろディアンシー!」

ディアンシー「!」

フラダリ「貴様……いったい何をしにここへ来たのだ!」

ディアンシー「……………」

ディアンシー「貴方とアセロラには謝らなくてはなりません」

フラダリ「なんだと!?」

ディアンシー「……あの日…私が軽率に人間界に天界の笛を持ち込まなければ…」

ディアンシー「あの日…私があなたを少しでも信じていれば……」

ディアンシー「モーンが死ぬことも無かった……」

フラダリ「……………」

ディアンシー「カロスとアローラが戦争をすることも無かった……」

ディアンシー「あなたが苦しむ事も無かった……」

フラダリ「……何を今更………!」

ディアンシー「……誰よりも優しいこの子に……」

ディアンシー「こんな辛い戦いをさせる事も無かった……」ナデ

アセロラ「………………」ズズズ

ディアンシー「……アセロラ…私がまいてしまった種なのに……また貴女に頼ってしまって申し訳ありません……」グスッ

アセロラ「………ディ………ァ………シ……」ズズズ

フラダリ「ディアンシー!貴様何をする気だ……!」タラーッ

ディアンシー「勇者アセロラ。今一度…貴女に女神の力を与えます」

ディアンシー「どうか……世界を救って下さい……」パアア



ピカー



フラダリ「うっ……この光は……!?

アセロラ「…………………」ズズ…

ズ……

スウッ

フラダリ「馬鹿な!?勇者の魔の力の浸食が引いていく!?」

アセロラ「……………」パチッ

アセロラ「ふぁ……?ディアンシー?」

ディアンシー「アセロラ……」ギュッ

フラダリ「そんな馬鹿な…こんな奇跡のような事が……」タラーッ

ディアンシー「……この子達の旅に…奇跡なんかは一度も起きた事はありませんよ?」

フラダリ「なに!?」

ディアンシー「………この子達の……」


……勇気が……

マーマネ「! 紋章が………!」ピカー

……愛が……

スイレン「……紋章を通して伝わってくる……」ピカー

……責任感が……

マオ「この感じ……」ピカー

……信念が……

カキ「ふっ、やはり俺達の勇者様だな」ピカー

……優しさが……

リーリエ「アセロラ……」ピカー

……絆が……

サトシ「へへっ!」ピカー


ディアンシー「起こした必然なんですから」

フラダリ「っ…………!」

ディアンシー「そうですよね?」

ディアンシー「勇者アセロラ!」

アセロラ「……………」ムクリ

アセロラ「うん!」

フラダリ「勇者………」ギリッ

ディアンシー「アセロラ、頼みましたよ……」

ディアンシー「貴女のその手で掴みとって下さい!」

アセロラ「いくよ!ギラちゃん!」ピカー

ギラティナOF「ギラー!」ピカー

ディアンシー「未来を……!」

フラダリ「女神の力?必然!?ふざけるな!」

フラダリ「私は……世界を創りかえるのだ!」

フラダリ「そして……復讐するのだ!」

フラダリ「亡き親友モーンを奪った…愛しい娘を傷つけたアローラに!!」

フラダリ「ネクロズマ!!全てのタイプを込めて放て!」

ネクロズマ「………………」パアア

ディアンシー「ネクロズマが虹色に…」

フラダリ「プリズムレーザー!!」

ネクロズマ「…………………!!」


ドオーン!!

アセロラ「ギラちゃん!」ピカー

ギラティナ「ギラ!」ピカー

アセロラ「竜星群!!」

ギラティナ「ギララーーー!!!」


ドドド

ネクロズマ「!?」

フラダリ「なに!?」

フラダリ「プリズムレーザーが潰された!?」

アセロラ「フラダリのおじさん!」

フラダリ「!?」

アセロラ「………復讐に囚われてたら疲れるでしょ?」

アセロラ「おじさんにはまだ大切な人が残ってるんだ」

アセロラ「笑って……進もうよ?」

アセロラ「……未来に…!」ニコッ

フラダリ「なんだと……!?」

ディアンシー「(アセロラ…時の流れとは不思議ですね……)」

ディアンシー「(初めて貴女と出会ったあの日から……いくつもの季節を重ねたのに……)」

ディアンシー「(貴女は…あのオボンの実の子が…本当に強くなりました…)」

ディアンシー「(何千年と生きている私でも……過ぎ去っていく日々の速度に追い付けません……)」

ディアンシー「(思えば…貴女と出会ったあの日から始まっていたのかもしれませんね……)」

ディアンシー「(私の……運命の物語は……)」

アセロラ「いくよ!ギラちゃん!」ピカー

シュパッ シュパシュパ

ギラティナ「ギラー!!」ピカー

フラダリ「!?」

フラダリ「あの"ポーズ"は……!?"」

ネクロズマ「……………!!」

アセロラ「アルティメット~!!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」

シュオオ

ディアンシー「ギラティナから竜のオーラが!」

アセロラ「ドラゴンバーン!!!」

ギラティナ「ギィラァー!!」


ギュイーン


ゴオオ


フラダリ「……な!?」

ネクロズマ「………………!!!」



ドカーン!!!


ディアンシー「アセロラ!」ダッ

アセロラ「ふぁ…」ヘタッ

ギラティナ「ギィ……」ヘタッ

ディアンシー「アセロラ…よくやってくれました……」ジワッ

ディアンシー「ありがとうっ………」グスッ

アセロラ「えへへ、ディアンシー?」

ディアンシー「え…?」グスッ

アセロラ「ちょっと、疲れちゃった……」ヘナッ

ディアンシー「あ、アセロラ!」


ネクロズマ「………………」フラッ

ネクロズマ「……………」ドサッ

フラダリ「…………………」

フラダリ「(私の……負け…か………)」バタッ

ザッ

フラダリ「!」

ディアンシー「………………」

フラダリ「………ディアンシー……」

ディアンシー「…………………」

フラダリ「>>安価」



安価 近いレスの中

フラダリ「人は……心の闇を乗り越える事ができるのだな……」

ディアンシー「フラダリ……」

フラダリ「………勇者よ……この戦争…我らの負けだ」

アセロラ「……おじさん……」

フラダリ「私の事は煮るなり焼くなり好きにするがいい……だが…娘だけは……」

アセロラ「……おじさん、もう悪い事しない?」

フラダリ「……なに?」

アセロラ「もう悪い事しないかって聞いてるの!」プンプン

フラダリ「………ああ、しないよ……だから娘だけは……」

アセロラ「わかった!じゃあ、許すよ!」

アセロラ「おじさんも…ミヅキも!」

フラダリ「……な、なに!?」

ディアンシー「ふふっ」クスッ

おーい!

アセロラ「!」

サトシ「アセロラー!」タッタッタ

リーリエ「無事ですか!?アセロラ!」タッタッタ

アセロラ「ふぁ!みんな!」

ヒカリ「まさか本当に魔王に勝っちゃうとはね!」

キャル「すごっ!」ギョッ

グラジオ「フッ、小さいのに大した奴だ」

アセロラ「えへへ////」

サトシ「俺はアセロラが勝つって信じてたぜ?」

リーリエ「私もです!」

アセロラ「えへへー///惚れた?」テレッ

サトシ「ああ!惚れた惚れた!」

アセロラ「マジ!?」

リーリエ「しね!」ゲシッ

サトシ「イテッ!何すんだよリーリエ!」

リーリエ「黙れ!糞ディグダが!私のアセロラを!」ゲシゲシ

サトシ「はぁ?な、なんの話だよ!」

アセロラ「……マジかぁ…////」ポー

ヒカリ「あんたら元気だねー」


ワイワイ

フラダリ「………………」

ミヅキ「パパ」

フラダリ「ミヅキ……」

ミヅキ「パパ…戦争はもう終わったんだ……」

ミヅキ「もう…復讐とか…理想の世界なんてどうでもいい……」グスッ

ミヅキ「もう戦いはやめて静かに暮らそうよ……」ギュッ

フラダリ「…………………」

フラダリ「ああ、そうだな」ギュッ

フラダリ「今まで…すまなかったな……」

ディアンシー「(どんなに復讐に囚われても…親友や娘を思いやる事のできるあなたです……)」

ディアンシー「(……あなたなら…きっとやり直す事ができますよフラダリ)」

「フラダリよ」

フラダリ「!」

フラダリ「貴方は……」

ディアンシー「ヤナギ国王……」

ヤナギ「…………………」

フラダリ「……………何故あなたがここに…」

ヤナギ「………リーリエに言ってウルトラホールで連れてきて貰った……」

フラダリ「…………………」

ヤナギ「フラダリ…ミヅキ……すまぬ…」ザッ

アセロラ「ふぁ!?」

サトシ「え!?」

キャル「嘘でしょ!?」

ヒカリ「国王が…土下座を……」ヒエー

ディアンシー「ヤナギ国王……」

ヤナギ「……君達親子には…数えきれぬ程謝らなければならないことがある……」

ヤナギ「………本当にすまなかった……」

フラダリ「……………………」

リーリエ「お爺様……」

グラジオ「爺さん……」

フラダリ「>>安価」



安価 近いレスの中

フラダリ「…………いや、お互いに意地を張りすぎた……」

フラダリ「こちらこそ…このような戦いを始めてしまってすまない…」

ヤナギ「フラダリ…」

ミヅキ「パパ…」

サトシ「へへっ!一件落着だな?」

アセロラ「うん!よかったよかった!」

リーリエ「オラァ!」ゲシゲシ

サトシ「そろそろ蹴るのやめてくれない?リーリエ」

ディアンシー「ふふっ」

ディアンシー「(アローラとカロスが仲良く手を取り合っている…)」

ディアンシー「(あなたが描いた夢が実現されましたよ?モーン)」

リーリエ「あ!そういえばですね?フラダリさん!」

フラダリ「?」

リーリエ「実はご報告したい事が」ニコニコ

フラダリ「報告…?」

リーリエ「はい!実は兄様とミヅキさんが…」

ミヅキ「ちょ、ちょっと!やめてよリーリエ!/////」

グラジオ「フッ」

サトシ、アセロラ「?」


パチパチパチ


リーリエ「え?」

「アローラとカロスが手を取り合っている光景…とても素晴らしいわね」

サトシ「誰だ…?」

アセロラ「………あのおばさん……」

ミヅキ「な、なんで……」

フラダリ「離れろミヅキ!」サッ

ヤナギ「まさか……」

グラジオ「嘘だろ……」

リーリエ「母様……?」

ルザミーネ「久しぶりね?グラジオ、リーリエ」ニコッ

サトシ「え……?」

アセロラ「あのおばさんが…リーリエのお母さん?」

ディアンシー「その手に持っている笛は天界の笛……」

全員「!?」

ディアンシー「ルザミーネ……やはり…」ギリッ

ルザミーネ「>>安価」


安価 近いレスの中

アセロラ「おばさんが何で天界の笛を…」ゴクリ

ルザミーネ「おばさんとは失礼ね?私はこう見えても23歳なのよ?」

サトシ「マジ!?」

グラジオ「そんな訳ないだろ馬鹿が」

ヒカリ、キャル「(実際嘘に見えない……)」

リーリエ「母様……」ユラッ

ルザミーネ「!」

リーリエ「母様……会いたかった…」ジワッ

ルザミーネ「リーリエ……」

グラジオ「行くなリーリエ!」

ヤナギ「リーリエ!」

ルザミーネ「リーリエ……私は…」

ルザミーネ「貴女に何か会いたくなかったわ?」ニコッ

リーリエ「…………え?」ピタッ

ルザミーネ「私はね?リーリエ…子供の頃からずっと自分の思い通りにならない事は嫌いだったの」

ルザミーネ「モーンに近づいたのもアローラの王妃として、国を思い通りにするため……」

ヤナギ「ルザミーネ…貴様……」

ルザミーネ「別に…貴女やモーン…グラジオの事なんか愛していなかったわ?」

グラジオ「………………」

リーリエ「そ、そんな……」ポロポロ

リーリエ「う、嘘ですよね!母様!」

ミヅキ「リーリエ……」

ルザミーネ「嘘な訳ないじゃない?」ニコッ

アセロラ「酷い………」

サトシ「あいつっ!」

ルザミーネ「あ、そうそう?あなたにはお礼を言わなくちゃね?フラダリ」

フラダリ「!」

ルザミーネ「あなたが……勝手にアローラと戦争をしてくれたお陰で手間が省けたわ?」

フラダリ「………手間…………」

ルザミーネ「新たな世界を創る為の養分となる……カロスとアローラの七匹の伝説のポケモンを集める手間が…」

フラダリ「…なに!?」

アセロラ「ギラちゃん達が……養分…?」

ディアンシー「……何もかもが…ルザミーネの思惑通りと言う訳ですか…」

ヤナギ「……国や人をオモチャにしおって……」ギリッ

リーリエ「母様……」

ルザミーネ「リーリエ……」スッ

ルザミーネ「天界の笛を手に入れた以上はアローラの王妃も貴女にも興味は無いわ?」

ルザミーネ「さよなら。愛してなかったわ」ニコッ

リーリエ「…………そんな………」

アセロラ「リーリエー!」ダッ



グチャッ

ルザミーネ「!」

アセロラ「え……!?」

サトシ「何で………」

リーリエ「………………」ガクガクガク

リーリエ「………………え…?」パチッ

リーリエ「……私………生きて………」


フラダリ「………………………」

フラダリ「……………」ドサッ


ミヅキ「パパ!!」ダッ

リーリエ「…………え?……何で………」

ヤナギ「フラダリ…お前…リーリエの盾に……」

ディアンシー「フラダリ……」


ミヅキ「嫌だよ!しんじゃ嫌だ!」

フラダリ「…………私は…罪を重ねすぎた……」

フラダリ「……これからの…未来の為ならばこんな安い命は惜しく…ないさ…」ゴホッ

リーリエ「あ……ぁあ……」ガクガク

ミヅキ「パパ……」グスッ

フラダリ「約束……守れなくてすまないな…ミヅキ…」ナデ

ミヅキ「……いや……だ……」グスッ

フラダリ「……勇者よ……」

アセロラ「!」

フラダリ「……勝手ですまないが頼みがある……」

アセロラ「……頼み……?」

フラダリ「………この子の………みんなの未来を………たの……


グチャッ


ミヅキ「え……あ……………?」

ルザミーネ「アハハハハ!」

ミヅキ「お、お前…!」ギリッ

ルザミーネ「フラダリも最後までマヌケなピエロだったわね?お腹がいたいわ!」

リーリエ「………母様……」

アセロラ「何が……」

アセロラ「何がおかしい!」ギロッ

ルザミーネ「おかしいわよ?」

ルザミーネ「こんな下らない茶番劇を見せられるこっちの身にもなってくれるかしら?」

ミヅキ「っ……………!」

ディアンシー「ルザミーネェェェ!!」

ヤナギ「貴様ァ!」

サトシ「こいつ……絶対に許さねェ!」

グラジオ「もう……お前を母だとは思わん!」

リーリエ「……………!」

ルザミーネ「ふふっ、いきり立ってる所わるいけど………」

ルザミーネ「あなた達はこれで消えるのよ?」スッ

アセロラ「あれは!?」

リーリエ「天界の笛……」

ディアンシー「あれをルザミーネに吹かせてはダメです!」

ルザミーネ「さようなら小さな勇者ちゃん達」

ルザミーネ「さようなら……」

ルザミーネ「退屈な世界」






ピュルルルリ~♪

~???~

アセロラ「………………」パチッ

アセロラ「………あれ?ここは?」キョロキョロ

サトシ「アセロラ!」

リーリエ「………………」

ミヅキ「うぅ………」

アセロラ「サトシ!ミヅキ!」

「あれ?」

アセロラ「!」

マーマネ「何で僕達……」

マーマネ「って、アセロラちゃん!?」

アセロラ「マーマネ…」

N「……どうやら……ボク達だけ別世界に飛ばされたみたいだね」

アセロラ「別世界?」

ミヅキ「N君……」

ディアンシー「ここはルザミーネが創った新たな世界の卵」

マーマネ「ディアンシー!?」

アセロラ「新たな世界の卵……?」

ディアンシー「………あなた達の紋章の力は私の女神の加護の力……」

ディアンシー「天界の笛も神の力だけは排除できなかったという事でしょう…」

サトシ「ようするにラッキーだったって事か?」

ディアンシー「え?ま、まぁ……」

カキ「サトシー!」

サトシ「!」

サトシ「カキ!」

スイレン「サトシ!会いたかった!」ダキッ

サトシ「スイレン!?」

セレナ「そんな事やってる場合じゃないでしょ!」グイッ

スイレン「ぐえっ」

フーパ「やあ!」

アセロラ「フーパ!?」

マオ「話はフーパから聞いた!」

カスミ「まったく…面倒な事になったわね……」ハァ

アセロラ「みんな…」

アラン「それで……ここから出る方法は……?」

ディアンシー「……ここはルザミーネの創った新たな世界の卵……」

ディアンシー「……この世界はルザミーネの思うまま……ウルトラホールも及ばない世界です……」

ミヅキ「そんな……」

ディアンシー「…………ここから出る方法は一つ…世界の創造主……つまり……ルザミーネを……」

ディアンシー「アルセウスを倒す事です!」

全員「!?」

アセロラ「アルセウス……」

「あれ?ここどこ?」キョロキョロ

アセロラ「!」

マオ「え!?」

カスミ「何で紋章持ちじゃないアンタがここにいんのよ!?」

カスミ「イエロー!」

イエロー「へ?」

ディアンシー「……それは恐らく…私がジャイアントホールで渡したモンスターボールのお陰でしょう…」

カキ「モンスターボール?」

スイレン「あぁ…そういえば渡してたかもね?」

イエロー「……これが?」ヒョイッ

フーパ「……成る程…そういう事かい、ディアンシー」

ディアンシー「……ポケモンを出してみてください」

イエロー「?」


ポンッ


サトシ「!?」

ミヅキ「……え!?」

アセロラ「ふぁ……」オクチアングリ

マーマネ「こ、これって……」

カキ「まさか……」

N「あの……噂に聞く……」

カスミ「……始まりの国、カントーの神…」ゴクリ

ディアンシー「………久しぶりですね…」

ミュウ「…………………」

ディアンシー「ミュウ!」

ミュウ「>>安価」



安価 近いレスの中

ミュウ「久しぶりだね、ディアンシー、フーパ」

フーパ「ああ、久しぶり」

ミュウ「ここは……」キョロキョロ

ディアンシー「アルセウスの創世の卵の中です…」

ミュウ「創世の卵…成る程…最悪の事態が起きてるって事か……」

アセロラ「ふぁ……」

ミュウ「!」

ミュウ「………この力は…」

ミュウ「…そうか…彼女らがディアンシーとフーパが選んだ者達なんだね…」

スイレン「え!?」

マオ「わかるの!?」

ミュウ「君達からディアンシーの力を感じとれるからね?」

サトシ「すっげー!」キラキラ

ミヅキ「……流石神様……」

ミュウ「て事は……」

ミュウ「いるんだね?ミュウツー!」

カキ「!」

ミュウ「出てきなよ?久しぶりに会いたいな?」

カキ「だとさ…」

ポンッ

ミュウツー「………………」

ミュウ「久しぶりミュウツー!あの暴れん坊がこんなに立派に……ディアンシーの教育が良かったんだね」シミジミ

ミュウツー「(うっ……)」

ディアンシー「ふふっ」クスッ

カキ「あ、あのミュウツーがタジタジだ……」

アセロラ「ふぁー、ミュウってミュウツーのお母さんみたい……」

ミュウ「まぁ、似たようなもんだからね?」

カキ「そうなのか?」

ミュウツー「(……まぁな……)」

ディアンシー「ミュウ……」

ミュウ「……うん、事情はだいたいわかった…」

ミュウ「私も君達に協力するよ!」

サトシ「本当か!?」

アセロラ「やったー!」

カスミ「カントーの神が協力してくれるなら心強いわね!」

ミュウ「……私だけじゃない……」

ミュウ「そうでしょ?ディアンシー」

全員「?」

フーパ「ふふっ、流石ディアンシーだ」

フーパ「これはちょっとした同窓会になるね?」

ディアンシー「……はい…」

ディアンシー「もうすぐみんな来るハズです」

アセロラ「……みんな?」

「あら?伝説のポケモン達だけ呼んだハズなのに……」

全員「!」

ルザミーネ「余計なものまでついてきちゃってるわね?」

ディアンシー「ルザミーネ……」ギリッ

マーマネ「あれが……」

ミヅキ「よくもパパを………」

アラン「!」

アラン「あのポケモンは……」

アルセウス「…………………」オオオ

フーパ「…………あれが世界を創造したポケモン」

フーパ「アルセウスだよ」

サトシ「あれが……」

アセロラ「……アルセウス……!」

リーリエ「……母様……」

ルザミーネ「!」

リーリエ「………正直…今でもこれか夢なのか現実なのか……頭が混乱しています……」

ミヅキ「リーリエ…」

リーリエ「でも………私、決めました!」

ルザミーネ「…………………」

リーリエ「私、貴女と戦います!」

アセロラ「リーリエ!」

サトシ「……へへっ」

ルザミーネ「………そう?」クスッ

アセロラ「みんな!準備はいい?」

アセロラ「いくよ!」ボンッ

ギラティナ「ギラー!」

ルザミーネ「ふふっ」ニヤッ

アルセウス「…………………」

マーマネ「ゼクロム!クロスサンダー!」

ゼクロム「クロー!!」バリバリバリ

N「レシラム!クロスフレイム!!」

レシラム「オオオー!」ボボボ

スイレン「カイオーガ!根源の波導!」

カイオーガ「オーガァァ!!」ドドド

セレナ「グラードン!断崖の剣!!」

グラードン「グラァァ!!」ズババ

マオ「ゼルネアス!ムーンフォース!!」

ゼルネアス「(はぁぁぁ!!)」キラキラキラ

カスミ「イベルタル!バークアウト!!」

イベルタル「(ゲハハハハ!!)」バババ

カキ「ミュウツー!サイコショック!」

ミュウツー「(ふんっ!)」ドンッ

アラン「ジガルデ!コアパニッシャー!!」

ジガルデ「グオオ!!」ドーン

サトシ「ホウオウ!聖なる炎!」

ホウオウ「ホウー!」ボボボ

リーリエ「ほしぐもちゃん!シャドーレイ!」

ルナアーラ「マヒナペーア!!」ビー

ミヅキ「ソルガレオ!メテオドライブ!!」

ソルガレオ「ラリオーナ!!」ドドド

アセロラ「ギラちゃん!」

シュパッ シュパシュパ

ギラティナ「ギラー!!」

アセロラ「アルティメット~!ドラゴンバーン!!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」シュオオ


ドオーン!!


ドドド


ディアンシー「伝説のポケモン達の技が一つに……!」

ミュウ「凄いパワーだ!」

フーパ「……でも……」


ドドド

アセロラ「いっけー!」

ルザミーネ「……………迎撃なさいアルセウス…」

アルセウス「………………」


安価 ルザミーネが指示したアルセウスの技
アルセウスの使える範囲で自爆系以外の攻撃系の技
安価下

アルセウス「………………」

シュウウ

アセロラ「!?」

サトシ「な、なんだ!?アルセウスが!?」

リーリエ「光を溜めているように見えます……」

ミュウ「あれは…」

ディアンシー「(マズイ……!)」タラーッ

ディアンシー「皆さん!逃げて下さい!」

アセロラ「え……?」

ルザミーネ「遅いわ」クスッ

ルザミーネ「アルセウス」

ルザミーネ「破壊光線」

アルセウス「……………」ギラッ



ドオーン!!



アセロラ「!?」





カッ

シュウウ……


アセロラ「そ、そんな……」

アセロラ「みんなの……ゼンリョクを込めたの……に……」ガクッ

ギラティナ「ギ…………」ドサッ

ディアンシー「みなさん!」

ミュウ「そんな……」

フーパ「全滅……」タラーッ

ルザミーネ「………………」パチン

アルセウス「…………………」ギラン


サラサラー

アセロラ「!?」サラサラー

カスミ「な、何コレ……?」 サラサラー

スイレン「身体が……」サラサラー

ミヅキ「砂になっていく……」サラサラー

ルザミーネ「ふふっ、邪魔者を私の世界から排除しているだけよ?」クスッ

アセロラ「!?」

ディアンシー「ルザミーネ……!」

ディアンシー「させません!フーパ!」

フーパ「ああ!わかってるさ!」

メキメキ

メガディアンシー「うっ!ううう!」パアア

解き放たれしフーパ「はぁぁぁ!」パアア

アセロラ「ディアンシーとフーパの姿が……」サラサラー

ディアンシー「……これが私の本当の姿です!」

マオ「!」サラ…

マオ「身体の砂化が元に戻ってる!?」

N「これは……」

解き放たれしフーパ「……オイラ達の力でアルセウスの力を遮っているのさ…」パアア

メガディアンシー「ミュウ!今の内にみんなの治癒を!」パアア

ミュウ「了解!」

ルザミーネ「………させると思う?」

ルザミーネ「アルセウス!」

アルセウス「……………………」スッ

アルセウス「…………………」

ゴゴゴゴ

アセロラ「ディアンシー!アルセウス、何かやる気だよ!」

メガディアンシー「(マズイ……あれは………)」

解き放たれしフーパ「裁きの礫かな?今撃たれるのはマズイね……」タラーッ

解き放たれしフーパ「ミュウ、悪いんだけど、彼はの治療を急いでくれるかな…?」

ミュウ「う、うん!」パアア

ルザミーネ「ディアンシー達ごと消しなさいアルセウス」

ルザミーネ「裁きの……」


ドドド!

アルセウス「!」

ルザミーネ「……な!?」


キラキラキラ

「遅くなってゴメンね?ディアンシー」

アセロラ「ふぁ!?」

リーリエ「あれは!?」

メガディアンシー「いいえ……助かりましたよ……」

メガディアンシー「ジラーチ!」

ジラーチ「久しぶりだね、フーパ!ミュウ!」

マオ「じ、ジラーチって……」

マーマネ「ホウエンの神様!?」

ジラーチ「……ボクだけじゃないよ」

アセロラ「………え?」

スウッ

セレビィ「創世の卵……やっぱりアルセウスを悪用する者が現れたか……」

シェイミ「アルセウス……ミー達に足止めできましゅかね……」

ビクティニ「"できるか"じゃなくてやるんだよ!」

リーリエ「ジョウトのセレビィにシンオウのシェイミ……それにイッシュのビクティニまで……」

リーリエ「どれもこれも……本で読んだお伽噺でしか聞いたことの無いポケモン…」

カキ「………夢でも見ているかのようだ…」

スイレン「神様のバーゲンセールだ…」

サトシ「すっげー………」

ルザミーネ「……鬱陶しいわね……」イラッ

セレビィ「アルセウスの足止めは僕達が!」

メガディアンシー「頼みました!セレビィ!」

アルセウス「……………………」

ルザミーネ「ちぃっ!」スッ


メキメキメキ

ニョロニョロ

マオ「な、なにあれ!」

アセロラ「触手!?」

スイレン「……きもっ……」ヒエー

ルザミーネ「こうなったら子供達ごと養分にするまでよ!」

ルザミーネ「行きなさい!」


ニョロニョロ

カスミ「うげっ、来た!」

セレナ「き、気持ち悪い……」

セレビィ「させない!」スッ

アルセウス「………………」バキッ

セレビィ「うあっ!」

ニョロニョロ

メガディアンシー「………くっ!」


クパア

マオ「うっ………」

ミヅキ「養分にされる!」

アセロラ「いやーー!」

リーリエ「>>安価」



安価 近いレスの中

リーリエ「………貴女は……」

リーリエ「貴女は人の命をなんだと思ってるんですか!!」

ルザミーネ「つまらない事を聞くのねリーリエ?」

ルザミーネ「貴女達の命に価値なんかない……強いて言えば今は……」

ルザミーネ「……餌……かしら?」ニコッ

リーリエ「っ……………!」

クパア

ミヅキ「リーリエー!」

N「……………行けるかい?ゼクロムの子?」

マーマネ「うん!ミュウのお陰で体力は満タンだ!」

アセロラ「!」

N「レシラム!」スッ

マーマネ「ゼクロム!」スッ

ピカー


サトシ「あれは!?」

Bキュレム「グオオオ!」

Wキュレム「アアアアー!」

セレナ「覚醒!?」


カチカチカチ

スイレン「触手が凍った!?」

リーリエ「マーマネ…Nさん……ありがとうございます……」

マーマネ「リーリエ、お礼はいいからさ!」

N「……ここはボク達に任せてキミらはアルセウスを退治に行きなよ?」

サトシ「マーマネ……」

ミヅキ「N君……」


ニョロニョロ


アセロラ「!」


Bキュレム「グオオ!!」

カチカチカチ

マーマネ「さぁ、早く!」

アセロラ「マーマネ…Nくん…」

アセロラ「……………」グッ

アセロラ「行こう!みんな!」ダッ

マーマネ「とは言っても……数が……」

ニョロニョロ

N「ふふっ、面白いじゃないか?」

ニョロニョロ


ミュウ「(治癒に力を使ってしまって体力が…)」ハァハァ


クパア

ミュウ「!」

ミュウ「しまっ………」


バコン!

ミュウ「!」

ミュウツー「(大丈夫か?母よ……)」

ミュウ「ミュウツー……」

マーマネ「何でミュウツーが……」

カキ「マーマネ!」

カキ「触手払い、俺達も手伝うぞ!」

マーマネ「カキ…」

アラン「そういう事だ……」

N「ふふっ、余計なお世話だよアラン?」

ミュウツー「(安心しろ、母よ…)」

ミュウツー「(貴女は……私が守る…!)」

ミュウ「>>安価」



安価 近いレスの中

ミュウ「あんなに暴れん坊だったミュウツーが親孝行するだなんて」ホロリ

ミュウ「ありがとねミュウツー」

ミュウツー「(うっ……////)」

カキ「ミュウツーお前…」

カキ「マザコンだったのか……」

ミュウツー「(うるさい!)」

マーマネ「ミュウツーも君(シスコン)には言われたくないだろうね…」



シェイミ「ううっ、もうダメでしゅ…」ドサッ

セレビィ「うぅ…」ヨロッ

ビクティニ「さすがアルセウス…強い…」

アルセウス「…………………」

ルザミーネ「もう終わり?情けないわね?」クスッ

タッタッタ

ルザミーネ「!」

アセロラ「あっ!あそこにセレビィ達が倒れてる!」

サトシ「やられたのか!?」

ルザミーネ「………お邪魔虫達が来たわね……」

ルザミーネ「消し去ってあげなさいアルセウス」

ルザミーネ「裁きの礫!」

アルセウス「………………」ギラン


ゴゴゴゴ


アセロラ「ふぁ?何の音!?」

ゴゴゴゴ

リーリエ「な、何か降ってきます!」

ミヅキ「あれは……隕石!?」

サトシ「くそっ!」

ゴゴゴゴ

セレナ「…………スイレン」

スイレン「……うん!」

アセロラ「スイレン?セレナ?」

セレナ「……後は任せたわよ?」

スイレン「アセロラ、必ずあの女をぶっ飛ばしてきてね!」

アセロラ「………え?」

スイレン、セレナ「「あの隕石は私達が止める!」」

サトシ「スイレン…セレナ………」

セレナ「………ねぇスイレン、あんたとは色々あったけど……」

スイレン「………うん…」

スイレン「サトシ!」クルッ

サトシ「!」

スイレン「大丈夫……私達を信じてアルセウスの所まで行って!」

サトシ「……………」

リーリエ「しかし……あの量の隕石を二人でなんて……」

アセロラ「そうだよ!」

サトシ「……行こうぜ、みんな!」

ミヅキ「サトシ君……」

サトシ「スイレンとセレナがああ言ってるんだ!きっと大丈夫さ!」

サトシ「……俺は二人を信じてる…!」

アセロラ、リーリエ、ミヅキ「…………」

アセロラ「行こう!」ダッ


タッタッタ


ゴゴゴゴ

スイレン「………いくよ……」

スイレン「カイオーガ!」

セレナ「グラードン!」

スイレン、セレナ「「ゲンシカイキ!!」」

メキメキメキ


ゲンシカイオーガ「オーガァァァ!!」

ゲンシグラードン「グラァァァ!!」

スイレン「ゲンシカイオーガ!根源の波導!」

セレナ「ゲンシグラードン!断崖の剣!」

ゴゴゴゴ

ゲンシカイオーガ「オーガァァァ!!」ドリュリュ

ゲンシグラードン「グラァァ!!」ズバッ


ドカーン!!

セレナ「やっ………!」


ヒュルルー

スイレン「!」

スイレン「セレナ!避けて!」

セレナ「…………え?」

ヒュルルー


トゴッ

セレナ「っ………………!」

パラパラ

セレナ「………え?」

マオ「ふぅ~、危ない危ない……」

ゼルネアス「(間一髪セーフだったね?)」

セレナ「……貴女達……」

カスミ「たくっ、馬鹿ね~、あの量の隕石を二人で止められる訳ないでしょ?」

セレナ「カスミさん……」

スイレン「二人共…」

ゴゴゴゴ

カスミ「ほらっ!ボサッとしない!来るわよ!」

セレナ、スイレン「!」

カスミ「しゃーないから手伝ってやるわよ!」

カスミ「イベルタル!デスウイング!」

イベルタル「(ゲハハー!!)」

ドガッ

マオ「ほらっ、スイレンとセレナも!」

スイレン「マオちゃん…」

セレナ「……私達も負けてられないわよ?スイレン!」ニッ

スイレン「……うん!」

スイレン「ゲンシカイオーガ!」

セレナ「ゲンシグラードン!」

ゲンシカイオーガ「オーガァァァ!!」

ゲンシグラードン「グラァァ!!」

リーリエ「……スイレン達……大丈夫でしょうか……?」

アセロラ「マオ達も一緒なんだ!きっと大丈夫だよ!」

ミヅキ「!」

ミヅキ「みんな!あれ!」

サトシ、リーリエ、アセロラ「!」


ゾロゾロ


ウツロイドA「じぇら~!」

ウツロイドB「じぇる~!」

サトシ「な、なんだあれ!?」

ミヅキ「……あれは…ウツロイドだ…」

サトシ「ウツロイド?」

リーリエ「……異界の…ウルトラホールに住む住人です……」

アセロラ「ウルトラホール……そういえば、あのおばさんと初めて会った時に、あのクラゲも見たような……」

ミヅキ「………成る程…ここはあの女の創った世界……」

ミヅキ「ウツロイドを呼び出すのも自由自在って訳か……」タラーッ

ミヅキ「厄介だね……」

アセロラ「ふぁ………」

リーリエ「>>安価」



安価 近いレスの中

リーリエ「ハァ……何度見ても母様の趣味には呆れますね……」

リーリエ「どうせなら美少女を出して下さいよ!」プンプン

リーリエ「アセロラとかアセロラとかアセロラとか………」ブツブツ

アセロラ「ひぃぃ……」ゾクッ

ウツロイド「じぇら~」ウニウニ

ミヅキ「(………ウツロイド…何度見てもひっかかる……あのウルトラビーストの姿形……まるで……)」チラッ

リーリエ「あっ!ウツロイドは人に寄生しますので、神経毒に気をつけて下さい!」

サトシ「寄生!?」

アセロラ「怖いよぉ!」ヒエー

リーリエ「あ、アセロラ!私のスカートの中に……」ハァハァ

アセロラ「絶対にいや!」

リーリエ「ちっ!」ゲシゲシ

サトシ「いてっ!何で俺を蹴るんだよリーリエ!」

ミヅキ「……………」

リーリエ「ミヅキさん……?」

ミヅキ「……ゴメン…何でもない……」

ウツロイド軍団「じぇら~」

ゾロゾロ

アセロラ「うわっ!来る!」

サトシ「……へへっ」

アセロラ「サトシ…?」

サトシ「未知のポケモン…それもあんなに……」

サトシ「燃えてきたぜ!」

ミヅキ「サトシ君……そんな場合じゃ…」

リーリエ「ハァ……まったくサトシは…」

アセロラ「サトシらしいね?」クスッ

ミヅキ「え!?」

サトシ「アセロラ、リーリエ、ミヅキ!」

サトシ「こいつらは俺がやる!先に行け!」

リーリエ「サトシ……」

ミヅキ「でも、この数だよ!?みんなでやった方が……」

アセロラ「サトシ」

サトシ「!」

アセロラ「任せてもいい?」

サトシ「ああ!」グッ

アセロラ「えへへ!じゃあ任せた!」

ミヅキ「ええ!?」

リーリエ「さぁ、行きますよミヅキさん」

ミヅキ「ちょ、ちょっと!いいの!?」

リーリエ「いいんです」

ミヅキ「いいのかなぁ…?」

アセロラ「えへへ」

アセロラ「やっぱ…サトシはカッコいいや!」ニコッ

ウツロイド軍団「じぇら~」

ウニウニ

サトシ「……行くぜ!ピカチュウ!ホウオウ!」

ピカチュウ「ピ!」ビリビリ

ホウオウ「オウ!」バサッ



リーリエ「……ほんっとうに趣味が悪いですね!母様は!」プンプン

ミヅキ「………全くだね……」

モーン「………………」ウニウニ

フラダリ「……………」ウニウニ

アセロラ「ふぁ……何で……」

ミヅキ「……ここはあの女が創った世界だ……」

ミヅキ「恐らくあれは……パパ達の姿をしたウツロイドってとこだろうね……」

リーリエ「………こんなの…」

リーリエ「酷いです!酷すぎです!」

アセロラ「リーリエ……」

ミヅキ「同感だよリーリエ」

ミヅキ「アセロラ」

アセロラ「!」

ミヅキ「恐らくこれがウツロイド達の親玉…」

モーン「…………」ウニウニ

フラダリ「…………」ウニウニ

ミヅキ「こいつらは…私とリーリエで相手をする…!」

リーリエ「アセロラは…母様の元へ!」

アセロラ「………………」

アセロラ「わかった!」

ミヅキ「…………」ヒョイッ

アセロラ「!」パシッ

アセロラ「ミヅキ…これ……」

ミヅキ「パパの形見のモンスターボール……」

ミヅキ「これは……君が使うべきだ……」

アセロラ「………ミヅキ……」

アセロラ「……………」グッ

アセロラ「………行こう、ギラちゃん!」

ギラティナ「ギラー!」

アセロラ「………アセロラに力を貸してくれる?」ボンッ

アセロラ「ズマちゃん!」

ネクロズマ「………………」コクリ

ミヅキ「準備はいい?リーリエ?」

リーリエ「バッチリーリエです!」

リーリエ「父様達の姿を…絶対に許せません!」

ミヅキ「同感だよ!」

リーリエ「ほしぐもちゃん!」

ミヅキ「ソルガレオ!」

ルナアーラ「マヒナペーア!!」

ソルガレオ「ラリオーナ!!」

モーン「…………」ウニウニ

フラダリ「………………」ウニウニ



アセロラ「みんなのお陰でようやくたどり着いたよ」

アセロラ「おばさん!」

ルザミーネ「………………」

アルセウス「…………………」

アセロラ「アセロラちゃん、貴女を倒して……」

アセロラ「世界を救うよ!」

ギラティナ「ギラー!」

ネクロズマ「………………」ジャキッ

ルザミーネ「>>安価」


安価 近いレスの中

ルザミーネ「ふふっ」クスッ

アセロラ「!」

ルザミーネ「……たまたま勇者に選ばれてちやほやされてるだけの小娘が、私の邪魔をしないで下さるかしら?」

アセロラ「………………」

ルザミーネ「私はね……?今まで欲しいものは何でも手にいれてきたの」

ルザミーネ「……物も…男も…ポケモンも…地位や権力も……国も……」

ルザミーネ「……そして…世界も……」

アセロラ「………………」

ルザミーネ「貴女……私の世界にはいらないわ?」

ルザミーネ「消えて……」ニヤッ

アルセウス「…………………」シュオオ




ウツロイド軍団「じぇら~」ウニウニ

ゾロゾロ

サトシ「くっそー!キリがないな!」

ピカチュウ「ピー!」ゼエゼエ

ホウオウ「オウ……」

ウツロイド「じぇらー!」シュピッ

サトシ「! ヤバい!」サッ

カチン

サトシ「!」

ウツロイド「」ピキン

ピカチュウ「ピ!?」

サトシ「……ウツロイドが銀色の塊に…」

サトシ「……まさか!?」バッ

「急に景色が変わったと思ったら…」

カリン「大変な所に来ちゃったわね?」

ルギア「ギアァァァ!」

サトシ「カリン!」

ホウオウ「オウ!」

カリン「どうやら、この世界の主を倒さなきゃ帰れないみたいね?手伝ってあげるわサトシ君?」

サトシ「へへっ、さんきゅー!カリン」ヨロッ

ホウオウ「オウ……」ヨロッ

ピカチュウ「ピ……」ドサッ

カリン「………随分ヘタっているようね?」

サトシ「ぜ、全然へっちゃらだ!」

ピカチュウ「ピー!」

カリン「そう…」クスッ

カリン「だったら勝負する?」

サトシ「え?」

ウツロイド軍団「じぇら~」

ゾロゾロ

カリン「どっちがアイツらを多く倒せるか?」

ルギア「ギアァァ!」

サトシ「………へへっ!」

サトシ「上等だ!」

ピカチュウ「ピ!」ビリビリ

ホウオウ「オウー!」バサッ



イエロー「………皆さん大丈夫でしょうか……」

メガディアンシー「きっと大丈夫ですよ……」パアア

イエロー「ディアンシー様……」

イエロー「………あ、あの!ディアンシー様!」

メガディアンシー「何ですか?」

イエロー「そ、その……アセロラちゃんのギラちゃんは元はカロスの……」

イエロー「フラダリさんのネクロズマは元はアローラの伝説のポケモンだと聞きました!」

イエロー「ディアンシー様は何故、アセロラちゃんにギラちゃんを……?」

メガディアンシー「………………」

解き放たれしフーパ「ああ、その話か…」

メガディアンシー「………それはですね…」

メガディアンシー「アセロラなら……きっと使いこなせると思ったからです…」

メガディアンシー「勇者の力も…魔の力も……」

イエロー「……………?」

アセロラ「……………」ピカー

ルザミーネ「!?」

ルザミーネ「小娘が…光輝いている…?」

アルセウス「……………」

アセロラ「……やっとわかったよディアンシー…」ピカー

アセロラ「何でアセロラのパートナーがギラちゃんだったか……」ピカー

ルザミーネ「………何をブツブツと……」

ルザミーネ「消えろ!」

アセロラ「ギラちゃん、ズマちゃん…」
ピカー

ギラティナ「………………」コクリ

ネクロズマ「…………………」コクリ

アセロラ「………今…魔の力と光の力を一つに!!」


ピカー



ルザミーネ「アルセウス!破壊光線!」

アルセウス「…………………」シュオオ




ドオーン!!

シュウウ………



ルザミーネ「ふふっ…何が勇者…小娘ごときが……」

ルザミーネ「所詮口だけね?あっけなく消えたわ……」

ルザミーネ「アハハハハハハ!」

アルセウス「………………」

アルセウス「……………!」ピクッ

ルザミーネ「…………え?」


ユラッ



アセロラ「………………」

ルザミーネ「な、何で………」ジリッ


ユラッ

ルザミーネ「!」


スウッ

ルザミーネ「!?」ビクッ

ルザミーネ「そ、そんな馬鹿な……!そんな事が!?」

ルザミーネ「ギラティナとネクロズマが…」

ルザミーネ「融合した!?」タラーッ

アルセウス「……………………」

アセロラ「>>安価」



安価 近いレスの中

アセロラ「勇者…いや…」

アセロラ「古代のプリンセスアセロラちゃんを舐めないでよね!おばさん!」

ルザミーネ「な………」ピキッ

ルザミーネ「(なに……あのポケモンは……?ネクロズマを装備したギラティナ!?)」

ルザミーネ「(いったい…あれはなんなの……?ネクロズマ?ギラティナ?)」

アセロラ「いくよ!ウルトラギラちゃん(仮)!」

ギラティナ「ギラァァァ!」

ルザミーネ「……ふんっ!なんだか知らないけどこっちは創造主よ?ポケモンごときが勝てる訳がないわ!」

ルザミーネ「アルセウス!神速!」

アルセウス「…………………」

シュンッ


アセロラ「ギラちゃん!」ピカー

シュッ シュパシュパ

ルザミーネ「この期に及んで踊り?恐怖で頭でもおかしくなったのかしら?」クスッ

アセロラ「………踊りか……」

アセロラ「そうだよね?ロクにアローラも見ずに棄てたおばさんにはわからないよね?」

ルザミーネ「………は?」

アセロラ「これは……」シュパシュパ

アセロラ「"ポーズ"だよ!」

ルザミーネ「ポーズ……?」

ギラティナ「ギラァァァ!!」ピカー

ルザミーネ「!?」

ルザミーネ「(な、なに!?ギラティナが装備しているネクロズマが白く…?)」

アセロラ「ギラちゃん!」

アセロラ「ウルトラダッシュアターック!!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」


シュンッ


アルセウス「!?」



ドオーン!!

アルセウス「っ……………!」ヨロッ

ギラティナ「ギ…………」ヨロッ

ルザミーネ「ば、馬鹿な!?アルセウスの神速を相殺した!?」

ルザミーネ「何なのあの技は!?」

アセロラ「まだまだいくよ!」ピカー

シュンッ シュパシュパ

ルザミーネ「!?」

アセロラ「全力無双激烈拳!!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」


ドドド


ルザミーネ「拳!?」

ルザミーネ「避けて!アルセウス!」

アルセウス「……………!」サッ

アセロラ「…………………」

シュパシュパ

モワーッ

ルザミーネ「な、なに……?このガス…」

アルセウス「……………」ヨロッ

ルザミーネ「アルセウス!?」

アセロラ「アシッドポイズンデリート」

ルザミーネ「っ………………!!!!」

アセロラ「ギラちゃん!」

シュパシュパ

ギラティナ「ギラァァァ!!」


ピシピシ

ルザミーネ「……地面が………!」

アセロラ「ライジングランドオーバーーー!!!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」

ピシピシ

ドドド

アルセウス「……………!」ドガッ

ルザミーネ「アルセウス!」

ルザミーネ「ありえない…あ、ありえ…」ブツブツ

アセロラ「余所見してていいの?」

ルザミーネ「!」

アセロラ「ファイナルダーイブ…」シュパシュパ

ギラティナ「ギラァァァ!」ギュイーン

アセロラ「クラーッシュ!」

ギラティナ「ギラァァァ!」


ドーン!

アルセウス「……………」ヨロッ

アセロラ「………………」シュパシュパ

ルザミーネ「ありえない…ありえない…」ブツブツ

アセロラ「アルセウスの動きを止めて!」シュパシュパ

アセロラ「絶対補食回転斬!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」

シュルルル

アルセウス「!?」グルグル

ルザミーネ「糸………?」


ゴゴゴゴ

ルザミーネ「!?」

アセロラ「……いくよ…!」

ルザミーネ「巨大な岩が………」

アセロラ「ワールズエンドフォール!!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」ブンッ


ゴゴゴゴ

ルザミーネ「アルセウス!破壊光線!」

アルセウス「……………」ギラン


ドカーン!

パラパラ

ルザミーネ「ははっ、小娘が…いつまでも調子に乗らないで!」

アセロラ「………………」

ルザミーネ「アルセウス!裁きの礫で全て消し去れ!!」

アルセウス「………………」


ゴゴゴゴ


アセロラ「ふぁ……あの時の巨大隕石…」


ゴゴゴゴ


ルザミーネ「はははは!潰れなさい!」


ゴゴゴゴ

アセロラ「ギラちゃん!」シュパシュパ

ルザミーネ「!?」

アセロラ「無限暗夜への誘い!」

ギラティナ「ギラ!」

ズオオ

ニョキニョキニョ……


ガシッ ガシッ ガシッ

アルセウス「!?」

ルザミーネ「そ、そんな……」

ルザミーネ「影の手が裁きの礫を止めた!?」

アセロラ「さぁ!観念なさい!おばさん!」

ルザミーネ「>>安価」



安価 近いレスの中

ルザミーネ「なに……?なんなの?」

ルザミーネ「私はただ自分の理想の世界が欲しいだけなのよ?」

ルザミーネ「これが欲張りだとでもいうの!?」

アセロラ「…………………」シュンシュン

アセロラ「超絶螺旋激!!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」キンキンキン


ギュルル

アルセウス「……………!」ドカッ

ルザミーネ「認めない……!」ボソッ

アセロラ「ダイナミック!フルフレイム!」シュパシュパ

ギラティナ「ギラァァァ!!」

ボボボ

アルセウス「!!!」メラメラメラ

ルザミーネ「……認めない…!」ギリッ

アセロラ「………………」シュパシュパユラー

アセロラ「スーパーアクアトルネーード!!」

ギュルル

アルセウス「!!!」ギュギュギュ

ルザミーネ「私は新世界を創るのよ!こんな中途半端なところで終わってたまるか!!」

アセロラ「!?」

ルザミーネ「ふひひ……」パチン


ピシピシピシピシ……


アセロラ「ふぁ……なに!?」

ルザミーネ「……創世の卵を壊す」

アセロラ「………え!?」

ルザミーネ「ふふっ…ここまで来て……壊すのはもったいないけれど……」

ルザミーネ「もう一度時間をかければ創れる……そう……」

ルザミーネ「邪魔者の貴女達さえいなければ」ニヤッ

アセロラ「な………」

ルザミーネ「ふふふ……悪いのだけれど…」

ルザミーネ「この世界と一緒に消えてくれるかしら?」ニコッ

アセロラ「!?」


ピシピシ

アセロラ「させないよ!スパーキングギガボルト!」

ギラティナ「ギラー!」

バリバリ


スウッ

アセロラ「!」

アセロラ「スパーキングギガボルトが消えた?」

ルザミーネ「もうこの世界は壊れるの…」

ルザミーネ「そんな技に意味はないわ」

ルザミーネ「さようなら小さな勇者ちゃん?」

アセロラ「>>安価」


安価 近いレスの中

アセロラ「…………まだ終わらないよ!」

ピカー

ルザミーネ「!?」

アセロラ「ブルームシャインエクストラ!!」

パアア

ルザミーネ「周りが花畑に!?」

アセロラ「ふぁぁぁぁぁ!」シュッシュパシュパ

アセロラ「レイジングジオフリーズ!」

ギラティナ「ギラー!」


カチカチカチ


アルセウス「!」カチン

ルザミーネ「……な…」カチン

アセロラ「マキシマムサイブレイカー!」

ギラティナ「ギラァァァ!!」


キーン


ドカーン!


アルセウス「……………」ヨロッ

ルザミーネ「うぅぅ………」ヨロッ

アセロラ「ブラックホールイクリプス!」


オオオ


ルザミーネ「ぶ、ブラックホール!?」

ルザミーネ「…動きが…………」

アセロラ「愛を知らない貴女に…」

アセロラ「愛を教えてあげるよ!」

ルザミーネ「な………」

ギラティナ「ギラッ」ヌッ

ルザミーネ「!?」

アセロラ「ラブリ~スタ~!!」

アセロラ「インパクト~!!!」

ギラティナ「ギラッ」


チュッ



ルザミーネ「!?」



ドオーン!!!

ルザミーネ「そ、そんな……」

ルザミーネ「私の夢が…理想が………」

ルザミーネ「あんな小娘に………」

アルセウス「………………」ヨロッ

アセロラ「………アセロラは一人じゃないから……」

アセロラ「みんなが…いるから……!」

ルザミーネ「っ………………!」

アセロラ「いくよ!ギラちゃん!」ピカー

ギラティナ「ギラー!」

アセロラ「アルティメットドラゴンバーン!!」

ルザミーネ「く……そ…………」

アルセウス「…………………」




ピカーッ!!



ピシピシ


メガディアンシー「!」ピクッ

イエロー「空間が割れてる…?どうなってるんですか!?」

イエロー「みんなは!?」

ミュウ「ディアンシー!」

フーパ「ふふっ、やるじゃないか」

イエロー「え!?」

メガディアンシー「………ルザミーネの創った卵が割れます……」

メガディアンシー「アセロラ……やりましたね!」


ピシピシ


パリーン

アセロラ「ふぁ?ここは……?」

サトシ「あれ?俺達……」

ディアンシー「アセロラがルザミーネとアルセウスを倒した事により…元の世界へ戻ったのです…」

サトシ「アセロラがアルセウスに勝ったのか!?」

スイレン「凄いよ!アセロラ!」

マオ「ま、私は信じてたけどね?」

マーマネ「や、やった……僕達勝ったんだ……」ウルウル

カキ「泣くなマーマネ!」ウルウル

マーマネ「か、カキこそ!」グスッ

カキ「これは目から汗が………!」

ワイワイ

ディアンシー「ふふっ」クスッ

ミヅキ「ふふっ」

カスミ「まさかあのアルセウスに勝っちゃうとはね?」

アラン「流石勇者だな」フッ

N「ふふっ、なかなか面白かったよ?」

カリン「………………」

セレナ「カリンさん!?何故ここに!?」ギョッ

カリン「……まぁ、色々と…」コホン

リーリエ「あ、あの……ディアンシー様……」

ディアンシー「何ですか?リーリエ?」

リーリエ「その……母様は……」

ディアンシー「>>安価」



安価 近いレスの中

ディアンシー「(ルザミーネ……恐らくあの状態では……)」

ディアンシー「………………」

リーリエ「ディアンシー様?」

ディアンシー「………リーリエ、ルザミーネはきっと、ウルトラホールを越え…何処か別の世界でひっそりと暮らしている事でしょう……」

リーリエ「そうですか……」ホッ

フーパ「ディアンシー…」

ディアンシー「…………………」

ピシピシ

アセロラ「ふぁ……?」

アセロラ「え……?何で?」

スイレン「GSボールにヒビが!?」

ミヅキ「……私達のもだ……」ピシピシ

サトシ「どういう事だよディアンシー!」

ディアンシー「……勇者がアルセウスを倒した今……役目を終えた伝説のポケモン達は在るべき地へ帰っていくのです…」

カキ「在るべき地…だと…?」

マーマネ「それって……」

ディアンシー「………お別れです…」

全員「!?」

リーリエ「そ、そんな……」

リーリエ「そんなの嫌です!」

リーリエ「……私…ほしぐもちゃんと別れたくなんてありません!」ジワッ

ミヅキ「リーリエ……」

ディアンシー「……………」

パアア

サトシ「え!?」

スイレン「私達の紋章が……」

マオ「消えてく………」

アセロラ「(あれだけゴシゴシしても消えなかった紋章が……)」ペタペタ


パリン


サトシ「………GSボールが……割れた……」


ゼクロム「………………」

マーマネ「ゼクロム………お別れだね…」

ゼクロム「……………」

マーマネ「ゼクロム…ありがとう…」

マーマネ「僕は、君のお陰で少しは理想の自分に近づけそうだよ……」グスッ

ゼクロム「………クロー」ニコッ

N「レシラム……君は最高の…」

N「ボクの友達だ……」

レシラム「オオウ…」コクリ

セレナ「グラードン……」

グラードン「………………」

セレナ「……あなたの事は…一生忘れない!」

グラードン「グラァ!」

スイレン「カイオーガ…私…あの日アセロラに対抗して額にあなたの絵を書いたの…」

スイレン「落書きだったけどね?」

カイオーガ「……………」

スイレン「でも……本当にあなたと一緒に冒険できて…夢みたいだった…」

スイレン「ありがとう…カイオーガ!」

カイオーガ「オーガ!」

アラン「ジガルデ!」

アラン「……お前は…俺の最高のパートナーだった!」

ジガルデ「………………」グッ

カキ「ミュウツー!」

ミュウツー「(カキ…お前とのタッグ…悪くなかった…)」

ミュウツー「(妹を大切にな?)」ニッ

カキ「………お前も…母さんを大切にな…」

ミュウ「ミュウツー…あんなにいいお友達ができて……」ウルウル

マオ「いやだよゼルネアス!」グスッ

マオ「私…別れたくない!」ギュッ

ゼルネアス「(……大丈夫だよ…)」スッ

ゼルネアス「(きっと……また会えるから……)」グスッ

マオ「ゼルネアス…」グスッ

カスミ「あーあ、アイツら泣いちゃって…情けねーの…」

イベルタル「(ゲハハ、だな?)」

イベルタル「(カスミィ……)」

カスミ「!」

イベルタル「(楽しかったぜ?)」

カスミ「……私もよ…」プイッ

カリン「………ルギア…」

カリン「私達に…言葉はいらないわね?」

ルギア「……………」コクリ

サトシ「へへっ…ホウオウ!」

ホウオウ「!」

サトシ「また…会いにいくからな?」グッ

ピカチュウ「ピ!」グッ

ホウオウ「オウ!」

リーリエ「ほしぐもちゃん……」ギュッ

ほしぐも「ピューイ!」ギュッ

ミヅキ「リーリエ…」

ミヅキ「……コスモッグ…」

コスモッグ「!」

ミヅキ「……今まで…ありがとね?」グスッ

コスモッグ「ピューイ♪」

スッ

ミヅキ「え?」

ネクロズマ「……………」ナデナデ

ミヅキ「ネクロズマ…」

ミヅキ「……ありがとう…私、頑張るよ!」

ミヅキ「パパの分まで………!」

ネクロズマ「………………」コクリ


アセロラ「……みんな……」

アセロラ「……ズマちゃん!最後の戦いの時はありがとう!」

ネクロズマ「………………」グッ

ギラティナ「ギラー」

アセロラ「ギラちゃん!」

アセロラ「>>安価」



安価 近いレスの中

アセロラ「ギラちゃん!」

ギラティナ「……………」

アセロラ「アセロラ、ギラちゃんの事絶対に忘れないから!」ニコッ

ギラティナ「………………」


(ありがとう…アセロラ……)


アセロラ「ふぁ!」


パアア


キラキラ……


ディアンシー「……伝説のポケモン達が…在るべき地へ戻っていきます…」

アセロラ「……………」ペタペタ

アセロラ「(バイバイ…ギラちゃん…)」

・・・・・

・・・

・・

……あれから……一年の月日が流れた…



~ハウオリの村~

マオ「あの戦いから一年かぁ…」

カキ「早いもんだな…」

マーマネ「夢みたいだったよね……」

サトシ「楽しかったよな!」

アセロラ「うん!楽しかった!」

マオ「はぁ…こいつらは…」

スイレン「でも、楽しかったでしょ?」

マオ「ま、まーね…?」

カキ「それにしても……」

カキ「こんなものまでできるとはな?」チラッ


【勇者アセロラ。ギラティナとネクロズマを従え、愛ポケモンスイクンに股がる英雄像】

マオ「勇者像…今やアセロラは英雄だもんねー?」

サトシ「いいなー!石像!カッコいいなー!」

アセロラ「えへへ////」

スイレン「あのさぁ……」

アセロラ「なに?」

スイレン「いや…何でもない……」

アセロラ「そういえばみんな今からどうするの?」

マーマネ「僕はちょっと用事が…」

マオ「ああ、例のあの娘にアローラ観光してあげるんだっけ?」

マーマネ「な、何で知ってるの!?」

マオ「秘密」

アセロラ「マオは?」

マオ「実は私も用事が……」

カキ「俺もだ」

サトシ「ごめんアセロラ!実は俺も…」

ポンッ

アセロラ「?」

スイレン「実は私も」ドヤッ

アセロラ「うわっ、何その顔?ムカつく」



アセロラ「あーあ…みんな用事か……」

アセロラ「お家に帰ってゲームでもしてよっかな?」

アセロラ「……………」

アセロラ「今頃みんな何してるのかなぁ……?」

……あれからカロスとアローラ間のウルトラホールは取り除かれ、今や誰もが行き来できるようになった………


~カロス~

ゲーチス「国王様!今からアローラのヤナギ国王との会食です!早く御用意を」

AZ「わ、わかっている…そう急かすな」アセアセ

……AZにゃんはカロス国王に戻り、今やカロスとアローラは仲良しだ…

ミヅキ「ふふふ♪」

AZ「ん?機嫌がよいな?ミヅキ」

ミヅキ「べ、別に?」アセアセ

ヒガナ「想像力が足りないよ国王様?」

ヒガナ「姫様、今からグラジオと会うから嬉しいんだよ?」ニヤニヤ

ミヅキ「ちょ、ちょっと!ヒガナさん!/////」

AZ「(ミヅキ…いつの間にか大人になって…)」グスッ

ゲーチス「何を泣いてらっしゃるのですか国王様……早く仕度を……」


……この平和がいつまでも…

~カントー~

カスミ「はぁ……最近刺激が足りないわね……」

イエロー「平和でいいじゃないですか?」ニコニコ

カスミ「アンタは幸せそうでいいわねー」

「あれ?カスミちゃん?」

カスミ、イエロー「!」

N「やあ!」ニコッ

ミカン「お久しぶりです!」

カスミ「N!ミカン!」

イエロー「わぁ!お久しぶりです!」

イエロー「何故カントーに?」

N「実は……」

ミカン「実は、ミカンとN様は今、色々な国をラブラブで旅をしているのです!」シャキーン

イエロー「旅…?」

N「そゆ事、ラブラブじゃないけどね?」

ミカン「(N様ったら…照れちゃって///)」ポッ

N「それにしてもカスミちゃんに合うとは…」

N「アハハ、旅はやっぱり楽しいね?」

カスミ「……旅か……」

カスミ「おもしろそーね?」ニヤッ

イエロー「カスミさん?」

~シンオウ~

ライチ「だーっ!ちっきしょー!」ガンッ

キャル「うわっ!」ビクッ

ヒカリ「ちょ、ちょっと…ライチさん何であれてんの?」ヒソヒソ

キャル「いやぁ…どうやら昨日の合コンまたダメだったらしいよ?」ヒソヒソ

ヒカリ「あぁ…成る程……」

ライチ「あぁん?」ギロッ

ヒカリ、キャル「ひえっ…」ビクッ

シロナ「ちょっと、自分がモテないからって八つ当たりはやめてくれる?」

ライチ「何だとコラァ?」

シロナ「私とやる気?」

ライチ「上等!」

ヒカリ「ちょ、ちょっと!」

キャル「やめてよ!」

シロナ「ヒカリちゃんとキャルちゃんが言うならやめる♪」

ライチ「ちっ、ロリコンが」

シロナ「さてと……」スッ

ライチ「ん?どっか行くの?」

シロナ「……例え魔王軍が滅びても私達のやる事は変わらないわ……」

シロナ「今から世界の秩序を守りに行くの!」キリッ

ライチ「……で、アイツは何処にいく気?」

ヒカリ「近所の小学校のプールの秩序を守りに行くそうです」

ライチ「あのデカイカメラは?」

キャル「フォームチェック用だってさ」

ライチ「アイツいつか捕まるなぁ…」ハァ

シロナ「さて、今日も世界の秩序を守りに行くわよ!」

シロナ「yesロリータNOタッチの精神と共に!」

~ホウエン~

シトロン「セレナ!今日はあのルチアやホミカとの共同ライブです!気合いを入れて行きましょう!」

セレナ「わかってるわよ!」

セレナ「あいつらには負けないわ!」メラメラメラ

ユリーカ「セレナが燃えてる……」

シトロン「ちょ、ちょっと!争う訳ではなくてですね?」アセアセ

セレナ「目指せ!世界一のアイドル!」シャーッ

ユリーカ「セレナがんばれー!」

シトロン「あーっ!もう!」


~ホウエン王宮~

ラニュイ「ラジュルネおねーちゃん!大変ばい!」

ラジュルネ「ん?どげんしたとね?」

ルスワール「は、ハルカ姫様が何処にもいないとよ!」

ラジュルネ「な!?」

ラジュルネ「ハァー、またか……」

ラジュルネ「まったく……世話係のウチらの事も考えて欲しいばい……あのお転婆姫様……」ハァ



ダイゴ「さぁ、行こうかマギアナ?」

ダイゴ「ボルケニオンを探す旅へ」

マギアナ「………………」コクリ

「ま、待ってー!」

ダイゴ「!」

ハルカ「ハァハァ……」ゼーゼー

ダイゴ「姫様……何故ここに……」

ハルカ「ダイゴさん…旅にでるんだよね?」

ダイゴ「そうですが…」

ハルカ「ダイゴさん!私も一緒に連れてって欲しいかも!」

ダイゴ「>>安価」




安価 近いレスの中

ダイゴ「ちゃんとお父さん…センリ国王には話してきたのかい?」

ハルカ「え、えと……」アセアセ

ダイゴ「ハァ……まったく…」

ダイゴ「何処の国も…お姫様はお転婆で困るよ?」クスッ

ハルカ「ふぇ?」

ダイゴ「さてと」

ハルカ「何処行くの?ダイゴさん」

ダイゴ「まずはセンリ国王にちゃんと話をしてから…」

ダイゴ「旅は…それからだ」ニコッ

ハルカ「えー…カモ」ブーブー

マギアナ「……………」ニコッ


~ジャイアントホール~

フウ「ラン!よくも僕のマラサダを取ったなぁ!」

フウ「ラティオス!ランにサイコキネシス!」

ラティオス「(ええ!?)」

ラン「弟の物は姉の物!ラティアス!フウに竜の波導!」

ラティアス「(ちょ、ちょっと!姉弟ゲンカに使わないでよ!)」

ギャー ギャー

フーパ「ハァ……まったく…」

ディアンシー「平和でいいではないですか?」クスッ

フーパ「……アセロラにはあれから会ってないの?」

ディアンシー「我々は神です…そう簡単に人間界に干渉してはいけません…」

フーパ「そう……」

フーパ「ま、初恋は実らないものらしいしね?」

ディアンシー「そ、そんなんではありません!」

フーパ「ふふっ」

ディアンシー「あ!そうだ!」

フーパ「ん?」

ディアンシー「そういえばフーパにカロスでアセロラ達を導いて頂いたお礼をしていませんでしたね!」

フーパ「お礼……?いいよそんなの…」

ディアンシー「遠慮しないで下さい!私がフーパの為にご馳走を作ってあげます!」

フーパ「ご馳走ー!ホント!?」キラキラ

ディアンシー「はい!」ニコッ

ラティオス「(ディアンシー様のご馳走か……)」

ラティアス「(やっぱあれかな?)」

フーパ「ちなみに何を作ってくれるんだい!?」

ディアンシー「ふふふ…ズバリ……」

ディアンシー「麻婆豆腐です!」

~ハウオリ~

アイリス「久しぶり!マーマネ!」

マーマネ「う、うん…久しぶり…」ドキドキ

アイリス「ちょっと!なにモジモジしてんのよ!」

マーマネ「し、してないよ!」

アイリス「あっそ?で、今日は何処連れてってくれんの!?」ワクワク

マーマネ「え、えーっとね?」

マーマネ「(大丈夫…今日の為にアローラのカップル観光スポットを調べて来たんだ……!)」ドキドキ

マーマネ「(自信を持て僕!)」



マオ「(あーあ…マーマネの奴…アレは大分緊張してるな?)」コソコソ

カキ「おーいマオ……」ヨロヨロ

カキ「何してるんだ?」ヨロヨロ

マオ「別にー?」

カキ「てか、荷物少し持ってくれ」

マオ「いや」

ホシ「お兄ちゃんがんばれー!」

カキ「うん、がんばる////」

マオ「(こいつは……)」

カキ「(そういえば…マノンは何してるかなぁ……)」

カキ「(マノンに会いたい……)」

カキ「あっ!浮気じゃないよ?ホシ!」アセアセ

マオ、ホシ「は?」



アシマリ「アウ!」

プワーン

スイレン「やった!アシマリ!」

サトシ「へぇ…アシマリの奴、大分おっきいバルーン作れるようになったな?」

サトシ「すっげーな!スイレン!アシマリ!」

ピカチュウ「ピカ!」

アシマリ「アウ!」

スイレン「えへへ////」

スイレン「あのさ……サトシ…」

サトシ「ん?」

スイレン「バルーンの練習…付き合ってくれてありがと……」

サトシ「気にすんなよ!」ニッ

スイレン「(サトシ…)」ドキッ

スイレン「(言うんだ…言うんだ私!)」ドキドキ

スイレン「(勇気を出すんだ!)」ドキドキ

スイレン「………あ、あの…シャトシ……」ドキドキ

サトシ「ん?なんだ?」

ピカチュウ「ピ?」

スイレン「私……」ドキドキ

「おねーちゃん!」

スイレン「!?」ビクッ

ホウ「おねーちゃん!」

スイ「大変だよ!」

サトシ「大変?」

スイ「実は……」

ホウ「あれ?おねーちゃんどうしたの?」

サトシ「あ、そうだった!スイレン、俺に何か話があるんだろ?」

スイレン「…………ナンデモナイ…」


~アセロラの家~

カトレア「アセロラ!尻尾切ってよ!役目でしょ!」ピコピコ

アセロラ「わ、わかってるよー!」ピコピコ

カトレア「あっ、しんだ…」

リラ「カトレア…またかい……」ピコピコ

マチエール「勇者さまー!」

アセロラ「ふぁ?マチエールちゃん」

アセロラ「もう!マチエールちゃん!アセロラはもう勇者じゃないって言ったでしょ?」

マチエール「あ、ごめんなさいアセロラちゃん!」

アセロラ「ふむ、よろしい!」

アセロラ「で、どうしたの?」

マチエール「えっと……お客様が来てます…」

アセロラ「お客様?」

ジェイムズ「突然すみませんアセロラ様」

アセロラ「ふぁ……ジェイムズさん……」

ジェイムズ「国王様がお呼びです」

アセロラ「……?国王様が?」


~アローラ王宮~

ヤナギ「突然呼び出しすまなかったなアセロラ…そして仲間達よ」

リーリエ「アセロラー!」

アセロラ「リーリエ…」

カキ「俺達はオマケか」

スイレン、マオ「(デート中だったのに……)」

マーマネ「(急に呼び出されて…アイリス怒ってるだろうな……)」

サトシ「で、用って何ですか?」

アセロラ「リーリエを貰ってくれって話ならお断りだよ?」

リーリエ「アセロラったら照れちゃって///」ポッ

ヤナギ「実はじゃな……」

グラジオ「爺さん…早くしなければカロス国王との会食が……」

ヤナギ「うむ、そうじゃな…」

ヤナギ「私も時間がない、手短に話すぞ」

アセロラ「(急に呼び出しておいて…)」

ヤナギ「カントーで今大変な事件が起きている!それを君達に解決して欲しい!」

全員「!?」

カキ「カントーで大変な事件だと!?」

マーマネ「いったいどんな事件なんですか!?」

ヤナギ「実はミュウが……」

グラジオ「爺さん!もう時間が!」

ヤナギ「ま、マズイ!」

ヤナギ「と、とにかく!それやるからカントーに行ってくれ!」

ヤナギ「それじゃっ!」ポイッ

アセロラ「ちょっと!」

カキ「たく……」

マオ「ちなみに国王様は何をくれたの?」

リーリエ「恐らく旅の資金ですね」ヒョコッ

スイレン「リーリエ!?」

サトシ「リーリエも行くのか?」

リーリエ「当然です!」

リーリエ「アセロラと一緒なら地獄の果てまでも…」ポッ

アセロラ「それはちょっと……」

マーマネ「……ちなみにいくら?」

アセロラ「……えっと……」ジャラッ

アセロラ「7万円と………」

アセロラ「ひのきの棒だ……」ヒョイッ

スイレン「あのジジイ……」ワナワナ

マオ「あーあ…またビンボー旅か…」

サトシ「へへっ!新しい冒険か…楽しみだぜ!」

カキ「やれやれ……」フッ

マーマネ「次はアイリスも誘おっかな…」

スイレン「(この冒険を期にサトシと…)」

リーリエ「新しい冒険…次はカントー…」ドキドキ

リーリエ「ドキドキワクワクが止まりませんね!」

アセロラ「ふふっ、そうだね……!」

アセロラ「次はカントーか……」

アセロラ「………じゃ、みんな行こっか…」

アセロラ「新しい冒険の始まりだ!」







……アセロラ達の冒険はまだまだ続きそうです………

~勇者アセロラの冒険の書より~




思ったよりかなり長くなってしまったけど、一応完結です
最後まで付き合って頂いた方々ありがとうございました


次回作あるなら

マオ「食戟のマオ」か
カキ「俺の妹がこんなに可愛い」or「アロマンガ先生」

なんてのが面白そう

ソーマは好きだけど料理はあまり知りません
ちなみに茜ヶ久保ももちゃんが好きです

正直人が死ぬやつよりラブコメの方が好きなんですが、自分には書けません
マオはまぁ、ご想像にお任せします。見た通りな感じです
最後パーティーとかマーシュやマノンとかのその後もやろうと思ったけど、長くなりすぎたのでカットしました
最後まで見て頂いて本当にありがとうございました

また機会があればお付き合いお願いします

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