【ミリオンライブ!】第3話 目指せガーリー! (53)

(1)
(朝、道路)

未来「ルンルンルン♪あ!」

未来「昴、おはよう!」

昴「おー未来!」

未来「あれ、野球道具持ってどっか行くの?」

昴「あー近くのグラウンドで野球の試合があってな、その助っ人に行くんだ。」

未来「助っ人?助っ人ってよくわかんないけど、面白そう!わたしも行っていい?」

昴「別に来てもいいけど、オレ投げないかもしれないぜ?最後に点差がギリギリの時に抑えてほしい、て言われていたから」


未来「いいよいいよ!とにかく行こう!レッツゴー!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1492261284

この作品のpってどんなキャラ想定してるの?
赤羽根Pと似た感じ?

・・・
(球場)
ワーワー

観客A「3対2、9回裏ノーアウト満塁、北校1打サヨナラのピンチだな。」

観客B「そうですね…、あ!ここで坂上投手を下げて、抑えの投手を出しそうですよ。」


ウグイス嬢「ピッチャー、坂上に代わりまして永吉くん、永吉くん・・・。」

未来「わー昴だ!」ピョンピョン



観客B「あの抑え、どうなんですか?」

観客A「いい珠を投げるぞ。実はな、あの永吉って投手、女だ。」

観客B「え?そうなんですか?」

観客A「結構この辺りだと有名だ…。おっと始まるぞ。」

ピュッ、ストライク!

観客B「は、早い!さっきの坂上よりも早いストレートですね。」


未来「がんばれ昴―!」

観客(女)「きゃあー昴くんー、カッコイイ!」


(グラウンド上)
昴「(また、昴くんカッコイイ! って言われちゃったよ。カワイイ! のほうがうれしいんだけど…ま、いっか。)」

~~
相手監督「さすが抑えに登場しただけのことはある。」

相手キャプテン「北校の秘密兵器、流石としかいえません。」

相手監督「ではこちらも奥の手を使うぞ。」

相手キャプテン「わかりました、おい準備してくれ!」ホ!
~~

未来「昴すごいな~」

育「あ、未来ちゃんおはよう!」

未来「育ちゃん!どうしたのこんなところに一人で?」

育「今日ねまつりさんとここまでお散歩に来ていたんだけど、はぐれちゃって・・・。」

未来「そうなの?まつりさんどこに行っちゃったんだろうね?」

~~
監督「あっという間に2人を空振り三振に仕留てくれたな。」

キャプテン「あと一人抑えれば、俺たちの勝利ですね。」
~~

永吉「よし!今日もいい感じだな。」

(相手監督、審判の下へ)

~~
監督「うん?第一校、代打を出すようだな。」

キャプテン「大丈夫でしょう、昴相手に打てるやつなんてそうそう・・・。」
~~

ウグイス嬢「えー代打をお知らせします・・・。えっ?」

未来・育「?」

監督・キャプテン「?」

昴「うん?」

ウグイス嬢「し、失礼致しました。保坂君に代わりまして、代打…





徳川家康君」

昴「ブフォっ!?」

ザワザワ

観客B「Aさん、一体誰なんですか?」

観客A「いや、私も知らない…。」

昴「誰なんだよ一体?!」

ザ、ザ、ザ

昴「って、」

ザ、ザ、ザ、バンッ!

育「ねぇー未来ちゃん?」

未来「何、育ちゃん?」

育「あの選手さ、ユニフォームでヘルメット被っているし、サングラスかけていて顔が見えないけど・・・。」





育「まつりさんだよね?」

未来「偶然だね育ちゃん、私もそう思っていたんだ。」

昴「まつり!こんなところで何を?」

家康?「私は家康…、徳川まつりなどという素敵な名前の女性のことなど知りません。」

昴「いや!知っているだろう!」

審判「君たち、早くしなさい!」

昴「あ、あースイマセン・・・。」

昴「(クソッ、投げにくいな・・・。何でオレがアイドル相手に本気で・・・。)」

昴「(・・・そういえばオレもアイドルなんだっけ・・・。アイドルってこんなことしていいのか…。)」

昴「(それよりなにより、女がこんなところで男みたいなことをするのはどうなんだ・・・。)」

昴「(オレは今のままでいいのか・・・。)」

審判「ピッチャー!投球をしなさい!」

昴「ハッ!す、すいません!」

家康?「・・・。」

昴「(とにかく今は抑えることが重要だ!)」スッ

ピュッ、カッキーン!!

昴「な?!」

・・・ポチャ

観客A「ぎ、逆転満塁ホームラン・・・。」

・・・

(試合後、川沿いを歩く家康?)

家康?「・・・。」

昴「おい、まつり待てよ!」

家康?「言ったはずです。私は徳川まつりなどという可憐でワンダホーな女性は知らないのっ、です。」

昴「いやいや、出かかっているぞ・・。」

家康?「そんなことより私に投げたあのボールは何なのです、か?」

昴「何?」

家康?「迷いがあるボールでした。前の2人に比べて。」

昴「くっ!」

家康?「あなたはアイドルなのに野球をやることにとまどいを覚えたのではないです、か?」

昴「お、オレのこと知っているのか!」

家康?「知っていますよ。それよりどうなんです、か?」

昴「そ!そんなこと・・・。」

昴「お、お前こそどうなんだよ!」

家康?「私はアイドルではないのでわかりませんが…、仮にアイドルだったらたまにならばこういう男のようなことをやってもいいかもしれません。」

昴「た、たまに?」

家康?「そう、今日も偶然バッティングセンターで男装している時…じゃなくて、いつも通り素振りをしている時に助っ人を頼まれただけなのです。」

昴「そ、そうなのか…。」

家康?「そんなことより、気にしてダメです。」

昴「何を?」

家康?「あなたが自分の…。」


未来「すばるー!」
育「すばるさーん!」

昴「未来、育・・・。」

未来「今日惜しかったね。まつりさんに打たれなかったら勝っていたんでしょう?」

昴「あ、ああ…。やっぱりあれまつりだよな?」

未来「え、違うの?」

育「ねぇ、まつりさん知らない?」

昴「まつりなら目の前に・・・って消えた!」

育「?」

未来「そんなことより今日は午後からレッスンだよ!みんなで劇場に行こうよ!」

昴「…わかった、行こうぜ。」

オープニング
Dreaming! (~1:35)
https://www.youtube.com/watch?v=mv1UDSZI6kM

本作品はアニメ版『THE IDOLM@STER』の世界を想定しています。
時系列では、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』へ以降となっております。
よければご覧下さい。

(午後、劇場)

全員「宣材写真?」

p「そうだ、今度みんなで宣材写真を撮りに行くことになったんだ!未来、どんなことするかわかるか?」

未来「宣材用の写真を・・・撮る?」

p「その通りだ!」

未来「エヘン!」(ふんぞり)

p「じゃあ宣材ってなんだ?」

未来「もちろんわかります!服や食器を洗う時に使うやつですよね!」

p「よし、いつも通りだな!」ミライ、アトデコクゴノベンキョウネ エ、ナンデ?

p「じゃあ、琴葉。」

琴葉「はい、宣材とは宣伝材料用の写真のことです。私たちのアイドルや芸能人の方々が自らを売り出してもらうために撮る写真です。」

p「その通り!さすが琴葉だ!」

琴葉「そ、そうでしょうか?」

p「ああ!っていうことで、まぁ来週はベストコンディションで来てくれよ!じゃあおのおの今日の練習を初めてくれ。」

(すいません、11から(2)です。)

昴「アイドルとして売り出すための写真・・・。アイドルって女らしく可愛いはずなのに今のままのおれだとアイドルらしい写真が撮れないかも・・・。」チラッ




恵美「星梨花!今日もかわいいね!」

星梨花「えへへ、恵美さん、ありがとうございます!」




千早「高槻さん、今日もかわいい!」

やよい「えへへ、ありがとうございます!」ガルン

ジュリア「・・・なぁ、二人はなんで今日劇場にいるんだ?」

やよい「わたしは、近くのスーパーで安売りがあったんでその帰りに寄ったんです!」

ジュリア「ヤッコ・・・。」(涙)

千早「高槻さんがいるからよ?」

ジュリア「チハ・・・、お前は本当にあの歌姫チハなのか・・・」




昴「オレもみんなみたいに『かわいい~!』って言ってもらえるようになりたいな・・・・・・。」

昴「よし!決めた!」

(3)
(翌日、学校)

生徒たち「ザワザワ」

「まじか!あの永吉が?!」

「ボーイッシュの昴君があんな服装するなんて・・・」

「あれはあれでありですぅ!」

キャプテン「おはよう。」

男子生徒「おう、おはよう。」

キャプテン「なんかクラスが朝から騒がしいな。」

男子生徒「ああ、実は永吉がな・・・。」

キャプテン「永吉?そういえば昨日のお礼を言ってなかったな・・・。」

キャプテン「おい永吉、昨日はありがと・・・。」

昴「おはようございます。今日はいい天気ですね。」

キャプテン「ごわっ!な、何だその言い方は!ってか、お前何で

スカート履いてんだよ?お前『スカートってスース―するな…。生地も薄いし、めくれるし、なんでみんなは平気なんだ…!』 とか言ってたんじゃん?」

昴「うるさいですわね!静かにして下さい!」

キャプテン「はっ?なんだよその言い方?女でもそんなこと言わないぞ。」

昴「え、そうなのか?っておれも女だ!」

キャプテン「はいはい、かわいい、かわいい。」

昴「く、くそ・・・。」

※、14修正

(3)
(翌日、学校)

生徒たち「ザワザワ」

「まじか!あの永吉が?!」

「ボーイッシュの昴君があんな服装するなんて・・・」

「あれはあれでありですぅ!」

キャプテン「おはよう。」

男子生徒「おう、おはよう。」

キャプテン「なんかクラスが朝から騒がしいな。」

男子生徒「ああ、実は永吉がな・・・。」

キャプテン「永吉?そういえば昨日のお礼を言ってなかったな・・・。」

キャプテン「おい永吉、昨日はありがと・・・。」



昴「おはようございます。今日はいい天気ですね。」

キャプテン「ごわっ!な、何だその言い方は!ってか、お前何で スカート履いてんだよ?お前
『スカートってスース―するな…。生地も薄いし、めくれるし、なんでみんなは平気なんだ…!』
とか言ってたんじゃん?」

昴「うるさいですわね!静かにして下さい!」

キャプテン「はっ?なんだよその言い方?女でもそんなこと言わないぞ。」

昴「え、そうなのか?っておれも女だ!」

キャプテン「はいはい、かわいい、かわいい。」

昴「く、くそ・・・。」

(その日の午後、劇場)
(美しい姿勢で座って本を読む昴)

p「昴、この頃なんか雰囲気が違うな・・・。いつもはキャッチボールしようぜとか言ってくるのに・・・。」

朋花「プロデューサーさん~。」

p「おう、朋花。今日は子豚ちゃんたちに愛を配りに行かなくていいのか?」

朋花「毎日愛を配ると子豚ちゃんたちはブクブクになってしまいますからね~。たまにはお預けする日もあるのですよ~♪」

p「流石だな。子豚ちゃんたちの健康のことも考えているようで。」

朋花「…私のこと、すごく普通に扱いますよね~。…新鮮ですけど、調子にのっちゃダメですよ~♪」

p「ははは、わかったよ。それで何か用か?」

朋花「いえ~、私の従僕としてしっかり働いているかを確かめに来ただけですよ~♪」

p「そうか、で今日の僕の働きはどうだい?」

朋花「そうですね~、Pさんに比べるとまだまだですけど、1か月も経っていないにしてはまずまずだと思いますよ~。」

p「ありがたきお言葉。」

朋花「しかしですね~、女の子の悩みを解決してあげることはまだまだですね~。」

p「・・・昴のことか?」

朋花「どうでしょうか~♪」

p「もちろんアイドルの悩みを解決するのも僕の役目だ。精一杯やるよ。」

朋花「ふふふ、楽しみにしていますね~♪」

・・・
昴「ウフって笑ったらいいのか? クスッとか、アハハとかもあるよな…。どれが女の子っぽいんだ・・・?」ブツブツ

p「昴!」

昴「ぷ、プロデューサー、今話しかけないでくれよ。今、喋り方を勉強中なんだ……あ、勉強中なのよ、か。ムズいな~。」

p「一体どうしたんだ?」

昴「…オレさ、いつも男っぽいだろう?野球ばかりするし、口調もあんな感じだし。」

p「まぁ、そうだな。」

昴「このままじゃあオレ、アイドルになれないと思って。」

p「おいおい、そんなことないぞ?昴は今でも十分アイドルだ。」

昴「そりゃオレはデビューしたからな。」

p「いや、そういう意味じゃなくてだな・・・。」

昴「オレ、アイドルってよくわかんないんだ。とにかく女の子っぽくなれるかなって思ってきたんだけど、今のままだと女の子っぽくもアイドルにもなれない。もっと自分から変えていかないといけないんだ。」

p「…それで次の撮影に備えて準備しているのか?」

昴「そう、アイドルとして売り出すための写真だろう?だから今のうちに女らしさを身に付けようと思ってんだ。」

p「・・・わかった。次の撮影までまだ時間はある、お前の好きなようにやってみろ。」

昴「ああ、サンキュープロデューサー!っじゃなくて、ありがとうございますプロデューサーさん。」

p「…」

(4)
(当日、控室)

カシャカシャ

亜利沙「ムフフ、アイドルちゃんたちの生着替えを見られるなんて、ありさ役得です!」

杏奈「亜利沙・・・なに・・・してるの?」

亜利沙「おぉー、杏奈ちゃんの無防備な姿、これはおいしい!」カシャカシャ

瑞希「松田さん・・・ブイ!」

亜利沙「やぁ~んっ、瑞希ちゃんのVポーズ、とっても貴重です!」カシャカシャ

紗代子「亜利沙ちゃん!今みんな着替え中だよ!邪魔しちゃだめ!」

亜利沙「むほぉー、紗代子ちゃんの少し怒り気味の表情、これはシャッターチャンス」カシャカシャカシャカシャ

プルルル
のり子「もしもし、あ、律子さんお疲れ様です。どうしたんですか?・・・ふんふん、確かに今そうなっていますね。了解です。じゃあ。」テクテク

のり子「亜利沙、律子さんから伝言。」

亜利沙「え、律子さんから?一体なんと。」ヒョイ

亜利沙「え?え?何でカメラを取り上げちゃうんですか?」

のり子「没収!」

亜利沙「そ、そんな殺生なー!」

星梨花「どうですか?」モチョ!

恵美「星梨花いいよ!かわいい!もういーっしょう目に焼き付けておきたい!」

星梨花「本当ですか?嬉しいです!」

恵美「ああぁ!その声もかわいい!」


エレナ「・・・ねぇコトハ、メグミってあんな感じだったかナ?」

琴葉「さ、さぁ…。私も正直びっくりしているわ・・・。」

エレナ「メグミは実は○リコ○さんなんだネ!」

琴葉「エレナはいつまでも純粋でいてね・・・。」

・・・
昴「うわ~、みんな、かわいいな…って、見とれてる場合じゃない! がんばろう!」

静香「…ねぇ昴、ほんつにその格好で行くの?」

百合子「いつもの昴さんじゃないですよ」

昴「いいんだ、おれは今日生まれ変わるんだ!」(フリフリな衣装)

ワイワイ、ガチャ

p「みんな揃っているかー?」

琴葉「あ、みんなプロデューサーさん来たから静かにして。」ザワザワ・・・シーン

p「ありがとう、琴葉。じゃあ一番の最初の組、撮影に行くぞ!」

昴「よしっ、行くぜ!」

(スタジオ前室)

風花「うー、何で私は服装が指定なんですか・・・。」

p「お前、今日もいつも来ているブカブカの服で撮ろうとしただろう。流石にあれでは宣伝用には使えないよ。」

風花「だからって、何でこんなに刺激的服なんですか!」セクシー

p「お前の魅力を十分に引き出したつもりだ!」キリッ

風花「うー・・・、もっと清楚な感じがいいのに(泣)」

昴「(風花はあんなこと言っているけど、大人の女って感じがしていいんだけどな…。おれもあんな風になりたいな・・・。)」

アリガトウナノデス、ガチャ

p「お、まつり終わったのか?」

まつり「ほ?姫のわんだほー! な魅力さえあれば、こんなものすぐに終わってしまうのです!」

カメラマン「次は永吉さんお願いします。」

昴「よ、よーし!」

まつり「昴ちゃん、本当にそれで行くのです?」

昴「ああ!見てろよまつり、生まれ変わったおれの実力を見せてやる。」タタタ

まつり「(…昴ちゃん、姫は昴ちゃんを傷つけるためにああいうことを言ったわけじゃなかったのです・・・)」

(スタジオ内)
p「頑張れよ、昴。」

昴「まかせとけって。」テクテク

カメラマン「じゃあいきましょう。ポーズ取って。」

昴「(きめポーズをしろって? よしきた!この1週間の成果を見せてやる!)」ウフン

カシャカシャ・・・

昴「(これはどうだ!)」セクシーポーズ

カシャカシャ・・・

昴「(よっ!)」ダブルピース

カシャカシャ・・・カシャ

昴「(よしっ、やったぜ! オレ、ちょっとはアイドルらしくなったか? へへ!)」

カメラマン「うーん・・・」

p「・・・」

昴「(あ、あれ?まだ女らしさ足りなかったか?)」

カメラマン「永吉君、そうだな・・・、なんて言うかね・・・、」

もっと自分らしくやってみなよ!

(前半終了)

今後の投稿なのですが、不定期になるかもしれません。
前半は土曜か日曜の10:00頃、
後半は水曜日10:00頃
を目指しますが、叶わないことが多くなるかもしれません。
それでも今後もお付き合いして頂ければと幸いです。

とりあえず
後半は水曜日10:00頃投稿予定

>>2さん
まずpはこの物語オリジナルキャラ、Pはアニメのキャラ(通称赤羽P)となっています。

どんなキャラか、という質問ですが、
それについては今後順に深めていくつもりです。
ですので想像しながら読んで見て下さい。

とりあえず現段階のpのキャラは以下をご参照ください。

【ミリオンライブ!】第1話 Welcome!!
【ミリオンライブ!】第1話 Welcome!! - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491055230/)
【ミリオンライブ!】第2話 自然体の笑顔
【ミリオンライブ!】第2話 自然体の笑顔 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491742966/)

恵美中身でてんぞ....乙です
>>1
永吉昴(15) Da
http://i.imgur.com/pqLNu1U.jpg
http://i.imgur.com/E09KzHj.jpg

春日未来(14) Vo
http://i.imgur.com/QFraRhB.jpg
http://i.imgur.com/5sB9omY.jpg
>>4
中谷育(10) Vi
http://i.imgur.com/RNkrVqc.jpg
http://i.imgur.com/44kLkdJ.jpg
>>12
田中琴葉(18) Vo
http://i.imgur.com/8iH4EFK.jpg
http://i.imgur.com/ba9k1Tw.jpg
>>13
所恵美(16) Vi
http://i.imgur.com/KH7S5yH.jpg
http://i.imgur.com/xwbE4EW.jpg

箱崎星梨花(13) Vo
http://i.imgur.com/5X2vmDa.jpg
http://i.imgur.com/c3TXb2l.jpg

高槻やよい Da
http://i.imgur.com/CxTsbsG.jpg
http://i.imgur.com/ZW0QXj2.jpg

如月千早 Vo
http://i.imgur.com/8rbdhxv.jpg
http://i.imgur.com/TlBlpfd.jpg

ジュリア(16) Vo
http://i.imgur.com/ijqQ0Sk.jpg
http://i.imgur.com/7zYKqJP.jpg
>>16
天空橋朋花(15) Vo
http://i.imgur.com/XyOLkAu.jpg
http://i.imgur.com/xtk9Jzx.jpg
>>18
松田亜利沙(16) Vo
http://i.imgur.com/PPLSgvH.jpg
http://i.imgur.com/xEyU3V8.jpg

望月杏奈(14) Vo
http://i.imgur.com/m6Y8Lf2.jpg
http://i.imgur.com/1Qi1mK0.jpg

真壁瑞希(17) Da
http://i.imgur.com/4jGuwkP.jpg
http://i.imgur.com/vLrEjmF.jpg

高山紗代子(17) Vo
http://i.imgur.com/Hhr57LK.jpg
http://i.imgur.com/G3Xvfmo.jpg

福田のり子(18) Da
http://i.imgur.com/gxSuwRy.jpg
http://i.imgur.com/XFoi9UN.jpg
>>19
島原エレナ(17) Da
http://i.imgur.com/yxWEOae.jpg
http://i.imgur.com/AgS4nqE.jpg
>>20
最上静香(14) Vo
http://i.imgur.com/9c8p7f7.jpg
http://i.imgur.com/YA3OtiQ.jpg

七尾百合子(15) Da
http://i.imgur.com/CEh5FgW.jpg
http://i.imgur.com/Bo6flqP.jpg
>>22
豊川風花(22) Da
http://i.imgur.com/njYmHhq.jpg
http://i.imgur.com/i6QGTMx.jpg

徳川まつり(19) Vi
http://i.imgur.com/WmTmtpI.jpg
http://i.imgur.com/Utsq77O.jpg

(後半開始)

(5)
(スタジオ外、廊下)

昴「・・・」

昴「・・・女の子っぽい、ポーズだけじゃだめなのかよ・・・。自分らしく表現をするって一体何なんだ・・・?」

昴「いつも通りやれってことか?でもそれじゃあ女らしさがなくなる・・・。」

昴「とりあえず今は後回しにしてもらったけど、早くなんとかしないと」

ガチャ

カメラマン「お疲れさまでした!いい写真を撮らせてもらいました!またどうかお願いします!」

朋花「は~い、お疲れ様です~♪」

パタン

朋花「ふふふ、あのカメラマンさんは、子豚ちゃんとなるに相応しい、資格がありそうですね~♪」

昴「朋花…、お疲れさん…。」

朋花「お疲れ様です~♪昴ちゃん、撮影後回しになったんですか?」

昴「なんか自分らしさがないんだってさ・・・。」

朋花「自分らしさですか~?」

昴「せっかくアイドルらしい仕草とか言い方を研究してたのにさ…。」

朋花「そうですね、この一週間はいつもの昴ちゃんとは違っていましたね~♪」

昴「朋花はスゴイよな、おれと同じ中3なのにかわいいだけじゃなくて、自分らしさを出しているし。」

朋花「そうでしょうか~、でも私たち以外の15歳の人もとても面白い方ばかりですよ~♪」

昴「オレたち以外の15歳・・・。」

・・・
百合子「これって私が博識な文学少女ってことになりませんかね?」

ロコ「ザッツライトです!ロコアートはワールドワイドなニューウェーブを巻き起こすのです!」

伊織「みんなのアイドル水瀬伊織ちゃんで~す、って何よその目は、キー!」

美希「おにぎり波~なのー!」
・・・

昴「ハハハ・・・」

朋花「何でそんなに自信がないんですか~?」

昴「・・・オレさ、アイドルは親に勧められてはじめてみただけでさ。アイドルってとにかく女らしくなれるものとしか思ってなかったし。だからアイドルってよくわかんねぇだ・・・。」

朋花「では、今の昴さん自身はアイドルとは思えないのは何故ですか~?」

昴「いやだってさ、女性アイドルだぜ?あんな男っぽいのは絶対いねぇーだろう?」

朋花「アイドルとはどのようなものか、その答えは一体どこに書いてあったんですか~?」

昴「え?いや、普通に考えたらそうだろう?」

朋花「そのような答えは女神たる私でも知りません~、正解などないと思いますよ~♪」

昴「・・・。」

朋花「他の方々を見にいきましょうか~♪」

昴「え?撮影中だろう?」

朋花「大丈夫です~、子豚ちゃんの資格のあるカメラマンさんでしたら私たちが入ることを許してくれるでしょう~♪」

昴「でもなー・・・。」

朋花「行きましょう~♪」ガシッ

昴「お、おい!」

(6)
ひなた「あーれー、お二人さん、どうしだんだい、こんなところで?」

朋花「皆さんの撮影の見学をしようと思いまして~♪」

ひなた「そうなのかい。」

p「大丈夫かひなた?」

ひなた「問題ないべさー。」

カメラマン「じゃあ木下さん、いこうか!」

ひなた「はーい。」

カシャカシャ

朋花「どうですか、ひなたちゃんは~?」

昴「・・・すごく華やかってわけじゃない、でも素朴さがあっていいなー。」

朋花「あの姿はいつものひなたちゃんですよ~。服は少し違えど何も着飾らない姿ですね~♪」

昴「そうだな…。」

千鶴「おーほっほっ、セレブな私をしっかり取って下さいまし!」

昴「千鶴はいつものようにゴージャスな感じ出しているな。」

カメラマン「おー面白いね!」カシャカシャ

千鶴「そ、それは褒めていますの?」

カメラマン「じゃあもっとエレガントな感じを出してみて!」

千鶴「え?エレガント?え、えっとこう?」ジョジョダチ!

カメラマン「ワハハハハ、これはいい!」

朋花「ですがたまに庶民的な感じも出しますよね~♪ああいうのも十分絵になりますね~♪」

瑞希「・・・」カシャカシャ

朋花「瑞希さんはいつも通りポーカーフェイスですね~♪」

昴「だなー。でも、たまに見せる別の表情が魅力的だからな。」

瑞希「・・・ちょっとよろしいですか?」

カメラマン「うん?」

クネ

瑞希「どうでしょうか?」ジョジョダチ!

昴・朋花「・・・。」

莉緒「大人の色気を出すわよー!」

カメラマン「・・・」

朋花「莉緒さんは大人のお姉さんですが、たまに背伸びした女の子のような可愛さを見せていますよね~♪」

昴「あれもいつも通りの莉緒だな…。」

朋花「皆さんはいつもの自分で撮影に臨んでいますよね~♪」

昴「そうだな・・・。」

朋花「いつもの姿の中でもみんなそれぞれ魅力を持っていましたよね~♪」

昴「・・・サンキュー朋花、オレ行ってくるな。」

朋花「私達は仲間なんですから、遠慮は無用ですよ~♪私からの加護がありますように♪」

・・・
静香「あら昴?服装替えたの?」

百合子「昴さんは撮り直すんですか?」

昴「ああ!」
・・・

カメラマン「お!衣裳を変えてきたね!」

昴「あ、ああ!よろしくな!」

p「・・・」

カメラマン「うん、うん。じゃあ始めようか」

カシャカシャ

昴「(よーし!)」グッ(拳を握って前に突き出す)

カシャカシャ

昴「(は!)」キック

カシャカシャ

昴「(次はオレの得意な・・・)」(投球ポーズ)

カメラマン「お、いいね、スポーツ女子って感じがするな!」カシャカシャ

昴「・・・」

昴「(や、やった!)」

(7)
ガチャ、ナガヨシクン、オツカレサマ

昴「ありがとうございました!」

p「昴、お疲れさん。バッチリ見ていたよ。」

昴「プロデューサー、いい写真が撮れたってカメラマンにほめられたよ! どんな仕上がりになるか楽しみだな♪」

p「僕もすごくいい写真が撮れたと思うぞ。」

昴「・・・結局いつも通りのオレでいったよ。」

p「そうだな。」

昴「・・・これからもいつも通りのオレで続けてもいいのか?」

p「まぁ、仕事ではもっと女の子らしくした方がいいかもしれないけどな!」

昴「う・・・。」

p「でも俺はいつもの昴が好きだぞ。」

昴「え?」

p「ボールを投げる昴も、ちょっと男の子らしい話し方をする昴だって僕は好きだぞ。」

昴「プロデューサー・・・」(赤顔)

p「それに今の昴も十分にかわいいのところはあるぞ。」

昴「そ、そうなのか?」

p「恥ずかくなった時にほっぺをかく仕草とか。」

昴「ちょっ!」

p「事務所で寝ている時に見せる寝顔とか。」

昴「や、やめろよ!恥ずかしいじゃんか。」

p「そういう反応もかわいいぞ!」

昴「おい!」

p「・・・無理して他の子がやっていることをやる必要はない。今の昴の方が間違いなくアイドルとして成長できると僕は思う。」

昴「そうなのか?」

p「僕の考えだけどね、アイドルらしさ=女らしさではないと思うんだ。

その人の個性が、魅力こそがアイドルらしさなんだろうな。

そしてそれがMaxになったときにこそトップアイドルになるんじゃないかな」

昴「個性が魅力・・・。」

p「そうだ、だからもっと自分に自信を持て!」

昴「プロデューサー・・・、サンキュー!」

スバル、イッショニカエロウ

昴「ああ、今行く!」

昴「じゃあな!」

p「また明日。」

タタタ…

クルン

昴「プロデューサーさん、いつもありがとう!私また頑張るね!」

p「え?」

昴「へへっ、たまには、アイドルっぽいだろ?」

p「コイツ・・・。」

昴「オレ、歌もダンスも…演技だってまだまだ全然だけど、諦めない。トップアイドルになるって、決めたから!だからこれからもよろしくな!」

タタタ

p「…」

朋花「お疲れ様です~♪」

p「ああ、お疲れ朋花。」

朋花「ずるいですね?」

p「何がだ?」

昴「今日の撮影の順番ですよ~、昴さんをはじめの方に持ってきて、私を中盤にしたのは、私に昴さんの悩みを解決させようとしたからですよね~?

聖母たる私を酷使するなんて考えましたね~。」

p「どうでしょうか~?」

朋花「・・・私の真似をしたつもりですか~???」ゴゴゴ・・・

p「いや、あの本当にすいません、だから豚を見る目で見ないで。」

朋花「今のプロデューサーさんの行為は子豚ちゃん以下ですよ~♪♪♪」

p「すいません、すいません。」ガタガタ

朋花「・・・、しかし今回の女の子の悩みの解決の方法は評価しましょう~♪」

p「・・・」

朋花「あれがアメリカ流なのですか~?」

p「さぁ・・・、どうかな。」

朋花「何であのような回りくどい方法を取ったんですか?」

p「別に昴の努力を信じていなかったわけではない。その努力によって新たな魅力が生まれることはないことではないからね。ただ失敗して悩みが深刻化した
とすると解決することが難しくなる。

特に僕は異性だし年齢層も異なるしね。こういう時は僕が直接解決してあげるのではなく、解決できる環境を設けることも一つの手だと思っている。」

朋花「・・・♪」

p「今回は僕が直接解決しようかとも思ったんだけど、昴の悩みに気付いていた朋花ならば必ずいいアドバイスをしてくれると信じていた、だからこの方法を取った。」

朋花「フフフ、おだてても何も出ませんよ~♪」

p「まぁ、そもそもそういう風にしたのは僕だしね!」ドヤッ

朋花「・・・、どうやらばお仕置きが必要なようですねぇ~~♪♪♪♪」

p「え、あの、いや、何で鞭を持って近づいてくるんですか?」

朋花「フ、フ、フ、フ、フ、フ♪♪♪♪♪♪」

p「す、すいませんでしたー!どうかご慈悲をー!」

・・・アアア!

(8)
麗花「フンフンフン♪~」

茜「ねぇねぇ、麗花ちゃんさっきから何をやっているのかな?いややっていることはわかるんだ、何で椅子に茜ちゃんを縛り付けて、風船をたくさんつけているのかな?」

麗花「世紀の大実験だよ!」

茜「いやいや、茜ちゃんこのままだとどこかに飛んで行っちゃうよ!

茜ちゃん確かに世界中の茜ちゃんファンのために駆けつけたいけどさ!

ここままだとファインド・ユア・ウインドしちゃうよ!」

麗花「よし、装着完了!」

茜「麗花ちゃん、茜ちゃんの話聞いている?」

麗花「大丈夫だよ!あそこで野球の試合やっているでしょう?きっと撃ち落としてくれるはず!」

茜「いやいや茜ちゃんは的じゃないよ!どっちかというとみんなのハートを打ち抜く天使で・・・。」

麗花「実験開始~!」

茜「ああ、茜ちゃんはついに星になってしまうのか…。」

・・・
観客B「さー、9回ツーアウト満塁のピンチですね。」

観客A「また坂上がやらかしたか。」

観客B「あ、永吉が出てきましたよ。」

観客A「となるとここはやっぱり代打が出てくるか。」

ウグイス嬢「中川君に代わりまして・・・、だ、代打徳川慶喜。」

昴「またかよ!」

慶喜?「徳川まつりなど知らない。」

昴「わかったよ!」

昴「でも、前回みたいに行かないぜ・・・。」

審判「プレイ!」

ピュッ、ズバン

慶喜?「!」

昴「フン」

ピュッ、スカッ、ズバン

慶喜?「・・・」

観客B「さー、追い込みましたね。」

昴「イヤー!」ピュッ!

慶喜?「・・・捉えた!」

カクン

慶喜?「何!」

スカ,スリーアウト、ゲームセット

・・・
(河川敷)

まつり「・・・」

昴「おーい!」

まつり「ほ?昴ちゃんなのです?はいほー!なのです。」

昴「へへっ、どうだった?」

まつり「何がです?」

昴「おれの投球だよ。」

まつり「まつりはなーにも知らないのです。」

昴「・・・そっか。」

まつり「でも、さっき徳川家康という人に会ったのです。そして昴ちゃんに伝えてほしいと言われました。」

昴「な、なにを?」

まつり「迷いが見えなくなった、素晴らしいボールでした、と言っていたのです。」

昴「へへっ!」

まつり「ただ最後のカーブはなんだとも言っていたのです。」

昴「あー、新しく覚えたからな、使ってやろうと思って・・・」

まつり「あれはあんびりばぼー!なのです!」

昴「やっぱり見ていたんじゃん!」

まつり「ほ?何のことです?」

昴「いや、だから・・・。」

まつり「姫は河川敷をお散歩していただけなのです。ね?・・・ね!?」

昴「はぁー。わかったよ。」

まつり「わかればいいのです!」

昴「・・・、なーまつり?」

まつり「どうしたのです?」

昴「こんな、男っぽいオレだけど、これからアイドルとしてやっていけるかな?」

まつり「当然なのです!野球をやっている昴ちゃんはきゅーとな女の子だし、すぺしゃるなアイドルなのです!」

昴「そっか、サンキューな!」

キャプテン「おーい永吉!勝利記念にお昼に行こうぜ!」

昴「ああ。じゃ、またなまつり!」

まつり「さよなら、なのです!」

・・・
キャプテン「サンキューな永吉!おかげで助かったぜ。」

昴「へへっ、また助っ人してほしかったら声かけてくれよな!」

キャプテン「そういえばお前、もう女の子らしくしなくていいのか?」

昴「いいんだ、オレはオレらしくいくぜ!」

エンディング:ビキナーズ☆ストライク(~1:54)

https://www.youtube.com/watch?v=EJfgO0vjP7U

挿入歌を入れ忘れました。よろしければどうぞ。

流れる場所は(7)全体で。

Day After "Yesterday(~1:32)
https://www.youtube.com/watch?v=U7rG_Bt5tv8

茜「ねぇみんな、かわいい茜ちゃんのこと忘れてない?このままだ宇宙に飛んで行ったやうよ!」

47訂正
茜「ねぇみんな、かわいい茜ちゃんのこと忘れてない?このままだと、茜ちゃんは宇宙に飛んで行っちゃうよ!このままでいいのプロちゃん!ヘルプ、ヘルプ!」

『次回のミリオンライブは!』

「島原エレナだヨー!今日もみんなで楽しかったネー!

そうだ、なんか今日プロデューサーとカメラマンさんがとても仲良しさんに見えたんダ!

エ?何でそんなことが気になったか?ウーン、難しいことはわかんないヨ!

じゃあ次回もみんなでカーニバルしようだヨ!」

【全力パフォーマンス!】

『お楽しみに!』

(後半終了)
次回更新は
土曜日10:00予定

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