善子「股間に生えたリトルデーモン」その2 (1000)

前スレ
善子「股間に生えたリトルデーモン」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1488882326/)
が埋まりそうだったので

曜「……幸せだったよ」

曜「まだお腹の中熱くて、善子ちゃんの愛を感じる」

曜「まあ、そんなの幻想かもしれないけど」エヘヘ...

善子「ううん、幻想じゃないわ」

曜「え?」

善子「曜、愛してる」ギュッ

曜「えええええええええ!?」カアアアアアアアアアアア

善子「してみて、ヨハネも曜が好きなんだってわかった」

善子「本当に、好きかな? ってなった好きだなってなったの」

曜「……そっか、おそろいだね」

善子「うん、おそろい!」ニコッ

曜「っ!」キュンッ

曜「……」ガバァッ

善子「っ!?」

曜「善子ちゃん、私のことすきなら、もう一回しよう……?」ギラギラ

善子「ちょ、ちょっと……?」

曜「大丈夫、今度は私が動くから!」

善子「いつもと逆なんだけど!」

曜「善子ちゃんが悪いんだからねっ!」

曜「んぅっ……♡」ズプッ

善子「あぁっ♡」

おわりヨーソロー

立てて早々だけど今日は終わり
続きは明日以降書く

どうしたら書くのやめてくれるの?
こいつ絶対アンチだろ
俺嫁厨[ピーーー]よ

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

>>5
お前が荒らす限り最後まで書くよ
荒らすのやめても書くけど

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

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 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
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梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス(o^^o)

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

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鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

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梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

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梨子「? 何で謝るの?」キョトン

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善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

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梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

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海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

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花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

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善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

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花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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善子「待って、マリー」グイッ

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善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
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梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

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善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

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鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

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善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

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梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
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善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

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善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

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花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

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善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

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梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

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善子「待って、マリー」グイッ

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善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

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善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

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 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

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善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

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 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

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梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

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善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

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梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

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善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


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海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

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花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

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善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

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梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

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善子「もちろん好きだけど……」

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梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

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 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

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花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

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梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

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梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

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梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

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 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


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 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

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善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

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 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


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花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


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 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
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鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

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善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

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鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

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花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

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梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

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善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

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善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


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善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

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鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

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梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

善子「な、なな、なんでリリーが出てくるのよ」アセアセ

鞠莉「だって、ヨハネってリリーが好きでしょ?」

善子「べっつにー」ヒューヒュー

鞠莉「ヨハネってわかりやすいから見てればわかるよ?」

鞠莉「まあ、同じユニットだからわかることなんだろうけど」

善子「え? カマとかじゃなくて本当に?」

鞠莉「YES。見てればわかるもん」

善子「……そっか、マリーにはお見通しなのね」

鞠莉「ギルキスでは一番のお姉さんだからね、それに理事長だし!」

善子「理事長は関係ないと思うけど」クスクス

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

鞠莉「それじゃ、チャオ☆」

善子「待って、マリー」グイッ

鞠莉「んー?」

善子「知り合いの話、なんだけど、聞いてもらえる?」

鞠莉「……うん、いいよ」

善子「ありがと」

善子「えっと、ある人がいてね、その人は好きな人と両想いになったの」

鞠莉「Oh,それはとってもハッピーだね!」

善子「でもね、その人は事情があって他に7人を好きにならなくちゃいけないの」

鞠莉「Hmm...8人を好きにならなきゃいけないってこと?」

善子「そう、両想いの人を含めて8人」

鞠莉「なんていうか、それはHeavyだね……」

――

梨子「よっちゃん」ヒョコッ

善子「り、リリー!」ビクッ

梨子「どう? 他の人とは」

善子「っ! ごめんなさい!」ペコッ

梨子「? 何で謝るの?」キョトン

善子「その、ダイヤのこと本当に好きになっちゃった……」シュン

梨子「私のことは?」

善子「もちろん好きだけど……」

梨子「じゃあそれでいいんだよ」

善子「で、でも――」

梨子「だって、よっちゃんとみんなが両想いになって、初めてハーレムは成立するんだから」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

梨子「なんだか顔も真っ青だけど」ジッ

善子「そ、そんなことないと思うけど」ダラダラ

梨子「汗もすごいし」ズイッ

善子「……ピーンチ!」ダッ

梨子「あっ! 待ってよっちゃん!」ダッ

善子「なんで追いかけてくるのよ!?」

梨子「よっちゃんが逃げるからでしょ!?」

善子「リリーが追いかけてくるから逃げてるの!」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

Aqoursの好感度スレまとめ









――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

Aqoursの好感度スレまとめ









――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
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9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

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アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

Aqoursの好感度スレまとめ









9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

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花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

スレ汚し失礼します

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>>2
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自治スレ、荒らし報告相談 Part.5

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

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善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

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―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

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 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

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 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
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1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
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梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

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9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
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――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

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曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

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梨子「そ、そうね」

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曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

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曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

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梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

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――

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 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

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曜「梨子ちゃん♪行こ?」
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梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
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曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

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曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

Aqoursの好感度スレまとめ









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曜「梨子ちゃん♪行こ?」
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梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

Aqoursの好感度スレまとめ




>>2




9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

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 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
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梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

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 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

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曜「梨子ちゃん♪行こ?」
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曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

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善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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アニメ本編とは別時空です
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梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

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えーっと…」

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梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


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花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


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 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

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曜「梨子ちゃん♪行こ?」
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梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
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梨子「うん…」

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梨子「そ、そうね」

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ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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アニメ本編とは別時空です
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梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

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梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

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善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

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花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

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曜「梨子ちゃん♪行こ?」
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曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
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曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

Aqoursの好感度スレまとめ




>>2




――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

翌朝

善子(あー……なんかだるい)

善子(そりゃあ昨日4人としちゃったんだもんね……。だるくもなるか)

善子(半分、ってことはこの調子でいけば今日中に――)

善子「まあ、焦っても仕方ないけど」

善子(しっかり、みんなの気持ちを考えた上で、ヨハネも相手を好きにならないと)

善子「……って、なんか通知きてるし」

善子「ダイヤからメッセージ?」

ダイヤ『朝、生徒会室に来なさい』

善子「…………」ダラダラ

善子「……行かなかったらまずそうだけど、行ったら行ったでやばそう」

善子「体調悪かったことにして――」

善子「…………」

善子「ダメね、ちゃんと行きましょう」

善子「ダイヤだって、ヨハネの大切な人なんだし」

善子『お手柔らかにね』

善子「……何の用かは知らないけど」

――

ダイヤ「……」ジッ

善子「………」ダラダラ

ダイヤ「善子さん」

善子「ひゃいっ!」

ダイヤ「……なにをそこまで緊張してますの?」

善子「だ、だってヨハネが何かしたから呼ばれたんでしょ……?」

ダイヤ「あなた、わたくしを何だと思ってますの?」

善子「だってダイヤだし――」

ダイヤ「わたくしが常に誰かを怒っていると?」

善子「いや、そうじゃないんだけど……」

善子(絶対うんとは言えないわね)

ダイヤ「まあ、いいですわ」

善子(意外にあっさりね、もっとくどくど言われるかと思った)

ダイヤ「こほん、善子さん。あなたを呼んだのには理由があります」

善子「まあ、理由がなきゃ呼ばないわよね」

ダイヤ「そ、その、ですね」モジモジ

善子「? なによ?」

ダイヤ「……がしたくて」ゴニョゴニョ

善子「は? 何がしたいって?」

ダイヤ「ですから! 接吻がしたいんです!」カアアアアアアアアア

善子「接吻って、キス?」

ダイヤ「それ以外にないでしょう!?」

善子「って、言っても、もうキス以上のことしてるし」

ダイヤ「それが問題なんです!」

ダイヤ「告白、デート、キスという過程を経て結婚、そして初夜に交わるというのが普通でしょう?」

善子「それが普通かどうかは知らないけど、順番が違うのはわかるわ」

ダイヤ「ですから、少し遅いけどキスをしようと思って呼び出したんです!」

善子「まあ、いいけど」

ダイヤ「……善子さん、あなたにとってキスはそんなものですの?」

善子(もうマリーや曜としてるしなあ……)

ダイヤ「キスというものは、お互いの愛情を伝え合うのに最適な方法です」

ダイヤ「それをなあなあでしようだなんて言語道断! ですわ!!」

善子(めんどくさいなあ……。ちょっとほっぺ赤くしながらだからかわいいけど)

ダイヤ「ですから、きちんと気持ちを伝え合うキスをですね」

善子「……」ジッ

善子(そんなにキスキス言うからすっごいダイヤの唇が気になる)

ダイヤ「長く、貪りあうようなキスなんて論外、あんなのは快楽のためだけのキスで――」

善子(しゃべる度に唇がぷるぷる揺れて……)ムラッ

善子「ダイヤ」カベドンッ

ダイヤ「きゃっ!? な、なんですの……? 話している途中だと言うのに」

善子「好きよ、ダイヤ」ボソッ

ダイヤ「で、ですからわたくしの話を――むぐぅっ!?」

善子「んちゅっ、んふぅ♡」

ダイヤ「んむぅ、ちょ、ちょっと善子さん……! 心の準備というものが……」

善子「だって、ダイヤがキスしたいっていうから、ちゅぷっ、ちゅうっ♡」

ダイヤ「んふうぅ♡ で、ですから! 長いキスは――」

善子「じゅぷっ、じゅるるっ♡」

ダイヤ「んぅっ♡ 舌を吸わないでぇ♡」

善子「ダイヤの、おいしい。じゅるっ、ちゅうぅっ♡」

ダイヤ「んはぁ♡ こんなのらめれすのにぃ♡」

善子「ちゅぷっ、ダイヤぁ♡」

ダイヤ「んふ、んちゅっ……♡」

ダイヤ「じゅるっ、じゅぷぅ♡」

ダイヤ「らめれすわ、よひほはんぅ♡」

善子「ダイヤ」

ダイヤ「ちゅぷ、よしこさぁん♡」

善子「ヨハネのよだれおいしい?」

ダイヤ「おいひいわけ、ないでしょう♡ じゅるるっじゅぷっ♡」

善子「完全にダイヤから舌絡めてきてるんだけど」

ダイヤ「っ!?」

ダイヤ「そんなわけ……!」

善子「そんなにヨハネのおいしかった?」

ダイヤ「お、おいしいとかではなくっ!」カアアアアアアア

善子「じゃあ、気持ちよかった?」

ダイヤ「うぅ……。はい……」

善子「ダイヤぁ♡」ガバァ

ダイヤ「な、ななっ!?」

善子「ダイヤがかわいすぎるのがいけないんだからっ!」

リトルデーモン「」ギンギン

ダイヤ「っ! 今からですの!?」

ダイヤ「というか! 1回だけすればいいのでしょう!?」

ダイヤ「2回目をする必要は――んむぅっ♡」

善子「ちゅっ。好きだから、したいの」

ダイヤ「――っ!」カアアアアアアアアア

ダイヤ「で、ですが授業に遅れてしまいますわよ!?」アセアセ

善子「今は、授業よりダイヤがいい」

ダイヤ「……生徒会長たるものここで誘惑に負けては――」

善子「ねぇ、ダイヤ……?」ウワメ

ダイヤ「きょ、今日だけですわよ……?」

善子「うんっ!」パアアアアアアアア

ダイヤ「惚れた弱みですわね……」ハァ

|c||^.3 ^||ちゅっちゅーですわ!おわり

また夜にでも続き書く

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
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梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
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曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

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花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

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善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

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ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

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梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

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梨子「あ、どうも」ペコリ

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梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

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梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

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梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

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花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

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 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
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――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

スレ汚し失礼します

★★★自治スレより重要なお知らせ★★★
>>2
ラブライブ!板で違反スレの乱立、スクリプトによる保守を目的とした板荒らしに対策するため板設定の変更に関する投票を行います
賛成/反対の投票ですので投票お願いします。


投票日:2017年3月12日


詳しくは
自治スレ、荒らし報告相談 Part.5

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

なんのために荒らすんだ?
時間は有限だぞ、こんなことしてる暇あったらもっと有意義なことしろ

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

曜「さ、着替えよっか」

梨子「そ、そうね」

1 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:24:27.16 ID:DV9Bek1G
アニメ本編とは別時空です
>>2
梨子「はぁ…転校して来た途端変な人に絡まれるし付いてないな…私…」

曜「ん?あっ、転校生の子だ♪」

梨子「あ、どうも」ペコリ

曜「千歌ちゃんに追いかけられてばっかりで大変そうだね」アハハ

梨子「千歌ちゃん…あぁ、うん…そうですね…」

曜「んーと…同い年だからタメ口でいいよ?」

梨子「そっか、じゃあそうするね
えーっと…」

曜「あっ、私?私は渡辺曜!曜でも曜ちゃんでも好きに呼んでね♪」

梨子「ふふっ、じゃあ曜ちゃんて呼ぼうかしら」

曜「了解♪じゃあ私は梨子ちゃんって呼ぶね!」

――

花丸「善子ちゃん、お昼食べよ?」

ルビィ「えへへ」ニコニコ

善子「あ、えっと。ごめんなさい。ちょっと用事があるから2人で食べてて!」

花丸「そっかぁ……」

ルビィ「そうなんだ、残念……」

善子「じゃあ、ヨハネいくわね」ダッ

花丸「むー……。仕方ないから2人で食べようか」

ルビィ「うん、ちょっと寂しいけど……」

―――


 対峙する私たち三人を残して、絵里は一足先に廃工場内へと進んでゆきました。
 凛と花陽も進行を妨げることはなく、素直に絵里を通しました。


凛「……これで準備は整ったかな」

海未「ええ。絵里を通して貰い感謝します」

花陽「戦う相手は海未ちゃんだから。こっち、ついてきて」


 二人に従い、私もまた一足遅れて廃工場内へと踏み入りました。

 案内されたのは、ことりと絵里が上がった階段の先ではなく、一階フロアの奥でした。
 居並ぶのは、鉄製のクレーンやコンベア、人が何人も入りそうな大型タンクの列、それらを繋ぐ配管の数々。
 もう稼働することのない大型機器類や使用されぬまま放置された廃材が埃を被った状態で残されている、薄暗く湿った旧作業場でした。

9 名前:名無しで叶える物語(きしめん だぎゃー)@無断転載は禁止 [sage] :2017/03/11(土) 00:32:29.95 ID:DV9Bek1G
曜「梨子ちゃん♪行こ?」
>>2
梨子「え、ええ…」

曜「どう?学校には慣れた?」

梨子「うーん…まだ、かな…
曜ちゃん以外に喋る子あんまりいないし…」

曜「そうなの?そっかぁ…」

梨子「うん…」

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