今年の競馬を振り返る (21)

前作:モバP「秋競馬の時期が来たかぁ」
モバP「秋競馬の時期が来たかぁ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473341255/)

モバP「ついに今年も有馬記念と東京大賞典が終わっちゃったな」

凛「そうだね、なんというか一年の総決算って感じだった」

モバP「なんとなく有馬に白いのがいないのが少し寂しく感じたけど、やっぱ有馬は競馬の祭典って思うわ」

凛「白いの?」

モバP「ゴールドシップのこと。やっぱ色々な意味で目立ってた上に去年まで4年連続で出てたからね。その点今年は葦毛の馬が一頭もいないっていうのは久々だったし」

瑞樹「菊花賞や天皇賞の強烈なまくりから宝塚の出遅れとかほんとインパクト抜群だったものね。去年の有馬でもまくって大歓声だったし」

モバP「まぁでもあれで時代の移り変わりを感じたなぁ。せっかくだし今日は今年の競馬を振り返ってみましょうか」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1483184977

タイトルミスった
モバP「今年の競馬を振り返る」

モバP「まずは3歳牡馬クラシック戦線からいこうか」

凛「最初、皐月賞前はリオンディーズ・マカヒキ・サトノダイヤモンドの三強だったよね?」

瑞樹「あの3頭にほぼ人気が集まって、あとはみんな用なしぐらいのオッズだったわ」

モバP「だけど勝ったのは外から差してきた8番人気のディーマジェスティでしたと」
参考レース映像 https://www.youtube.com/watch?v=Ud6-GzxxHAY

凛「外から一気に差し切っていったよね、マカヒキも同じような感じで追い込んできたけど4コーナーの位置の分の差が出た感じの2着だった」

瑞樹「サトノダイヤモンドはローテーションのせいもあるのか今一つ仕上がりキレてない感じもあったけど、3着を確保したのは実力の証だったと思うわ」

モバP「リオンディーズが前目につける競馬をしようとしたら、思いっきりハイペースになってかかったっていうのも大きかったでしょうねぇ」

瑞樹「これでイスラボニータ、ドゥラメンテに続いて3年連続で共同通信杯直行組が皐月賞を制したのよね。ついでに1年挟んでその前は共同通信杯から直行でゴールドシップが皐月賞を制したし、共同通信杯から皐月賞というローテもこれから増えてきそうだわ」

モバP「そしてダービーではリオンディーズが三強から外れて代わりにディーマジェスティが入って、トライアル組としてヴァンキッシュランとスマートオーディンが入ったわけだが……」

凛「マカヒキが皐月賞より前目につけて優勝、2着にサトノダイヤモンド、3着にディーマジェスティと皐月賞と順番が入れ替わっただけという結果だったね」

瑞樹「まさか皐月賞掲示板入りした馬が全員ダービーでも掲示板入り、上位3頭も皐月賞上位3頭の順番が入れ替わっただけになるとは思わなかったわ」
https://www.youtube.com/watch?v=6IWwpTEcwok

モバP「ですねぇ。誰か食い込んでくるとは思いましたけど」

凛「あれって過去でも初めてなことなんでしょ、でもなんでそんなに起こらないものなの?」

瑞樹「青葉賞や京都新聞杯といったダービートライアルを経由してきた馬がやってくるからね。それと単純に皐月賞もしくは直後にケガをしてダービーに出れなくなるパターンもあるわ。あとは距離適性の問題も。2000はもっても2400はもたなくて負ける、だから最初から皐月賞からNHKマイルのローテを組んでダービーに出てこない馬もいるし。だからまず皐月賞の上位5頭がダービーで揃うことが毎回あるわけじゃないし、調子やレース展開次第で馬の実力の出せ方だって変わってくるから結果だって変わってくるってことになっちゃうの」

凛「なるほど……」

モバP「サトノダイヤモンドが向正面で落鉄していたと聞いたときは本当にこのオーナー持ってないなぁと思ったし今こうなることを予想はできなかったなぁ……」

モバP「で、ダービー終了後に上位陣のうちマカヒキは凱旋門賞、リオンディーズは秋天、残りは菊花賞に行くとなったけど」

瑞樹「リオンディーズ、それと3歳でもう1頭秋天挑戦を表明してたスマートオーディンもどちらも故障で離脱。リオンディーズは引退してしまったわ」

凛「そしてマカヒキも前哨戦は勝ったけど凱旋門賞本番は14着……何がいけなかったんだろう?」

モバP「まぁ馬場も合わなければペースも合わなかったし、いろんな意味でかみ合わなかったってところがあるんじゃないかな。」

瑞樹「逆に菊花賞組はディーマジェスティもサトノダイヤモンドもそれぞれ東西のトライアルを勝利して完全なる二強対決で幕を開けたわ」

モバP「そしてついにサトノの冠名からGⅠ馬の誕生でしたね。オーナーもあれだけ馬に金かけてたし、初のGⅠは感慨深いものだろうなぁ」
https://www.youtube.com/watch?v=1iz3s_UlXhw

瑞樹「ディーマジェスティは輸送が響いたのか4着、札幌記念でモーリスなどの古馬相手に3着と良い戦いを見せたレインボーラインが2着、春は両方4着だったエアスピネルが3着という結果となったわね」

モバP「西の馬でワンツースリーも見慣れた光景になりましたねぇ。東の馬で馬券内に入ったのも最近じゃゴールドアクターぐらいじゃないのかな」

凛「そう考えるとゴールドアクターってとても強い馬だってわかる気がするな」


モバP「次は牝馬クラシック三冠戦線の話をしようか」

瑞樹「こっちは一冠目の桜花賞が始まる前はメジャーエンブレム一強と言われていたわね」

凛「それにシンハライトやジュエラーといったチューリップ賞組が挑戦するような感じになってた」

モバP「何せクイーンカップのパフォーマンスが圧倒的だったからなぁ、逃げて2着と5馬身突き放してとんでもないタイム叩きだしたし」

凛「ところが桜花賞本番では……」
https://www.youtube.com/watch?v=W8xTW-5JP44

瑞樹「メジャーエンブレムが逃げに失敗して控える形となり実力を発揮できず4着、直線で早めに抜け出したシンハライトと足を溜めて出てきたジュエラーのゴール前での一騎うちに!」

モバP「結果はハナ差2センチでジュエラーに軍配、同着になってもおかしくないぐらいの白熱したレースでしたねぇ」


モバP「オークスはメジャーエンブレムがNHKマイルに向かうとのことで、ジュエラーシンハライトの二強にフローラSを勝ったチェッキーノなどが挑戦する形となったわけだが……」

凛「ジュエラーが骨折で戦線離脱、さっき言ったのはこういうことなんだね」

モバP「馬の脚なんてガラスみたいなもんだからなぁ、本当に過酷な世界だと思うよ」

瑞樹「迎えたオークスでは1番人気シンハライト、2番人気チェッキーノと続いたわけだけど……」
https://www.youtube.com/watch?v=tN6ZyN5XqUE

モバP「シンハライト、ものすごいところから出てきたよなぁ。審議にもなったけど」

凛「気づいたらいつの間にか馬群から出てきてビックリしたよ」

瑞樹「結局後方から追い込んできた人気2頭のワンツーとなったわね。改めて思うけど今年のGⅠはあんまり人気馬が飛ばなかった印象があるわ」

モバP「穴狙いの馬券購入者としては非常にやりづらい年でしたよ」

瑞樹「秋華賞にはジュエラーが復帰して、さらにNHKマイルカップに回ってこれを勝ったメジャーエンブレムが三冠戦線に復帰、オークスのワンツー2頭も含めて4強になると思ったら……」

モバP「まずメジャーエンブレムが足に違和感のため長期離脱、クイーンステークスで古牝馬との対決を予定していたチェッキーノが屈腱炎で長期離脱、そしてトライアルのローズステークスで馬場の悪い中後方から一気に追い込んでくる圧倒的パフォーマンスを見せたシンハライトまでも秋華賞前に屈腱炎で離脱。秋華賞に出るのがジュエラーだけになってしまった」

凛「そのジュエラーもトライアルでは完敗だったし、オークス3着でもうひとつのトライアル紫苑ステークスを勝ったビッシュが人気の筆頭になったね」

瑞樹「レースの結果は紫苑ステークスで2着だったプロデューサー注目(前作参照)のヴィブロスが勝利。ビッシュは11着、ジュエラーも4着と完敗に終わったわ」
https://www.youtube.com/watch?v=JV9CRK0PPcM

モバP「いやー、あれは鞍上の判断も良くて素晴らしい快勝だった。姉が果たせなかった三冠での一冠が取れてよかったなぁ」

凛「姉?」

モバP「前にもちょこっと話したけど、ヴィブロスの全姉は4年前にジェンティルドンナが牝馬三冠を取った陰ですべて三冠レース2着に終わったヴィルシーナだったからね、春は間に合わなかったけど最後の一冠だけでも取れてよかったと思うよ」

瑞樹「そういえば三冠目に人気して敗れたビッシュもディーマジェスティも関西へはどちらも初輸送だったわね、やっぱり輸送っていうのは馬の精神にとって大変なことだってことがよく分かるクラシックと思うわ」

凛「それにしても牝馬はケガとかできちんと揃わないで終わってしまったのが残念な気がするな」

モバP「そうだなぁ、せめて離脱した3頭のうち1頭でも無事にレースに出れていればねぇ。シンハライトは引退して繁殖に回ることとなったし、またあの脚が見れないっていうのは残念だと思う」

モバP「次は古馬戦線かな」

瑞樹「明け4歳勢ではやはりクラシックを沸かせたドゥラメンテとキタサンブラックに注目が集まったわね」

モバP「ドゥラメンテは中山記念でダービー以来の復帰戦を白星で飾るとドバイシーマクラシックへ。ただここはレース前に落鉄して再装鉄できないまま出走して2着に。そのまま宝塚記念から凱旋門賞と予定されていましたね」

瑞樹「逆にキタサンブラックは鞍上を武豊騎手に乗り替わり国内に専念して大阪杯からスタート、ここはアンビシャスの2着と終わるも春の天皇賞は絶妙なラップで逃げて直線で追走していたカレンミロティックに差されかけたけどものすごい勝負根性で差し返してGⅠ2勝目を手に入れたわね」
https://www.youtube.com/watch?v=3gPA9EqyiEw

凛「そして宝塚記念で遂に激突……となったわけだけど」

瑞樹「勝ったのは去年のエリザベス女王杯勝ち馬のマリアライト、2着にドゥラメンテ、3着にキタサンブラックという結果に」
https://www.youtube.com/watch?v=jNBoF2eKa9I

モバP「マリアライトも去年の有馬では4着、春も牡馬相手の重賞で好走していたし、牡馬と互角にやりあえる実力の持ち主だったことだろうなぁ。あとは悪天候による重馬場が結構効いたとは思う」

凛「だけどドゥラメンテがレース中にケガをして引退になっちゃったね」

モバP「なんというか、去年の皐月賞のような馬鹿みたいな走りしてて勝ち切っちゃったりするとか、とんでもない実力の持ち主だったとは思うけど実力を出し切れないまま引退しちゃった感じがあるよなぁ。血統的にも日本のここ20年ぐらいのすごいのを凝縮したような血統だし凱旋門賞で見てみたかったと思う」

瑞樹「マイルでは昨年の王者モーリスが香港のチャンピオンズマイルを制覇して安田記念に出走。ドバイターフを制覇したリアルスティールとの対決になると思ったら、なんと3年前の皐月賞馬のロゴタイプが皐月賞以来3年2か月ぶりの勝利となったわ」
https://www.youtube.com/watch?v=WFfpgUeQEtk

モバP「モーリスが検疫による調整不足とかいう不安点があったとはいえ、まさかロゴタイプが再び勝つ日がくると思わなかったなぁ」

凛「そしてレースが終わった後にモーリスは秋の天皇賞挑戦を表明したんだよね」

モバP「中距離でも強さを証明するためにチャレンジに出たよな。とはいえ札幌記念では2着に終わりどうなることかと思いきや秋天本番では完勝だったなぁ」
https://www.youtube.com/watch?v=qUX-BeXAi5c

瑞樹「去年の勝ち馬ラブリーデイ、イスパーン賞圧勝でレーティング世界1位となったエイシンヒカリ、リアルスティールやルージュバック、アンビシャス、ロゴタイプ等の実力馬たちを見事ねじ伏せていったと思うわ」

モバP「モーリスは香港での引退レースもすごいレースだったよなぁ。まさかの出遅れで後方からの競馬になったけど、直線で内からグングン伸びてくる様はこれで引退するのが残念に思ったなぁ」
https://www.youtube.com/watch?v=6qwAx-p6tjs

凛「キタサンブラックやゴールドアクターは秋の天皇賞出てなかったよね」

モバP「秋のGⅠ3戦は馬にとっても厳しいからなぁ。この2頭なんかは最終目標が有馬記念だったしそれに合わせたローテで動いてたと思うよ」

瑞樹「ゴールドアクターはオールカマー、キタサンブラックは京都大賞典をそれぞれ勝ってからジャパンカップに乗り込んだわね」

モバP「3歳からはディーマジェスティ、レインボーライン、ビッシュが挑戦、天皇賞からはリアルスティールとルージュバック、それ以外だとサウンズオブアースやヴィブロスの兄であるシュヴァルグランが出走したわけだが、武豊マジック発動といわんばかりのキタサンの圧勝でしたね」
https://www.youtube.com/watch?v=jZFd-uFw_4k

凛「直線で他を寄せ付けずに突き放していくのはすごくかっこよかったかな」

モバP「そしてサウンズオブアースはまた2着。いつになったら3勝目を挙げることができるんだろうか」

瑞樹「第二のステイゴールドになりそうよね」

モバP「まぁステゴも重賞初勝利は現表記で言えば6歳だったし、サウンズも来年悲願の重賞初制覇とGⅠ制覇したりできるかなぁ」

モバP「そういえばはぁとさんは競馬見たりするんですかね」

凛「なんで心さん?」

モバP「いや、キタサンブラックの母馬はシュガーハートって名前だから」

凛「え、そんなことってあるもんなんだ」

瑞樹「ちょっと前に本人に聞いたら、『はぁとはキタサンブラックよりぃ、ショウナンバッハ派だぞ☆』って」

モバP「そっちかいな」

モバP「有馬記念は3歳の総大将としてサトノダイヤモンド、今年の競馬界を彩った4歳のキタサンブラック、連覇を狙う5歳のゴールドアクターの三世代による三つ巴の戦いとなったわけだけど」

瑞樹「逃げるマルターズアポジーを見る形で番手につけたキタサンブラックをサトノダイヤモンドとゴールドアクターがきっちりマーク、直線で最初にキタサンが抜け出したけどゴールドアクターとの叩き合いになったところで満を持して最後にサトノダイヤモンドが2頭をまとめて差し切ったわ」
https://www.youtube.com/watch?v=9tF8E1zpqMI

凛「キタサンブラックもいい感じだったし、ゴールドアクターも手ごたえが凄くよかったけど、それもサトノダイヤモンドが飛び越えていくような感じだった」

モバP「人気馬3頭の熱い競り合いとかなかなか見れるもんじゃないからなぁ、すごくいいものを見れたと思う」

モバP「あとは…古牝馬戦線とスプリント戦線とダート路線かな」

瑞樹「ヴィクトリアマイルのストレイトガールにはすごく感動したわ!」
https://www.youtube.com/watch?v=u17ZDSFAtlY

モバP「川島さんノリノリすぎでしょ…とはいえストレイトガールはすごかったと思いますよ。去年の二冠牝馬ミッキークイーンにジャパンカップ覇者ショウナンパンドラを抑えて7歳牝馬では初のGⅠ制覇ですからね」

瑞樹「私もまだまだ現役で頑張ろうって思えたわ!」

モバP「無茶はしないでくださいよ……あとストレイトガールはこれが引退レースになったってことも忘れないでくださいね」

凛「エリザベス女王杯はクイーンズリングが勝ったね」

モバP「去年の秋華賞ではミッキークイーンに惜しくも及ばず2着で、それまで同じレースに出たときは一度も先着できなかったけど、GⅠの舞台で見事なリベンジを果たしたなぁ」
https://www.youtube.com/watch?v=RgEFiOCzLmk

瑞樹「スプリントは、春の高松宮記念をビッグアーサーがレコードで勝利。秋もセントウルステークスを勝って春秋スプリントGⅠ統一王者を目指してスプリンターズステークスに出走したけど……」
https://www.youtube.com/watch?v=eD_GWEeD6ak

モバP「2016ねんのすぷりんたーずすてーくすなんてなかった」
https://www.youtube.com/watch?v=ai3e-yQHNW4

凛「プロデューサー、現実逃避しない」

モバP「いやなんでもアレはないよなぁ。『前が壁!』っていう実況にすべて凝縮されてるけど」

瑞樹「ふてくされるプロデューサーはともかく、勝ったのはレッドファルクスだったわね。今回芝でGⅠ勝ったけども、ダートでもオープン勝ってたり、まさに”二刀流”って言葉がふさわしい馬だと思うわ」

モバP「春秋スプリントで両方2着だったミッキーアイルも、まぁいろいろあったとはいえマイルチャンピオンシップで優勝して2年半ぶりのGⅠ勝利となりましたね」
https://www.youtube.com/watch?v=mgljZFPNEQM

瑞樹「あれは誰も落馬しなかったからよかったけど、ホントに危なかったわよね」

モバP「昔だったら降着とかもあったかもしれませんけど、今のルールは今のルールなのでこういう結果になったと思いますよ」

凛「最後にダート戦線だね」

モバP「フェブラリーステークスでモーニンとノンコノユメのワンツーになった時、ついにコパノリッキーやホッコータルマエから世代交代かと思ったけどなぁ」
https://www.youtube.com/watch?v=fL-gbIBkWis

瑞樹「結局そのコパノリッキーがかしわ記念、帝王賞、南部杯と3つのGⅠを勝利したわね」
https://www.youtube.com/watch?v=FaYfB4TWq3M
https://www.youtube.com/watch?v=FByz_kfijAQ
https://www.youtube.com/watch?v=nbpvLxuYDL8

凛「でも、JBCクラシック勝ったアウォーディーなんかは今年になってから出てきたでしょ」
https://www.youtube.com/watch?v=p_6MvwjTqFs

モバP「まぁダートのGⅠ戦線に出てきたのは今年だけど、アウォーディーも6歳馬だしなぁ。それにアウォーディーもすごかったけど、弟のラニもいろんな意味でインパクトを残していったからな」

瑞樹「UAEダービーを勝利して、日本調教馬としては初めてアメリカ三冠レースにすべて出走、ケンタッキーダービーは9着、プリークネスステークスは5着だったけど、最後のベルモントステークスで終盤一気に追い込んで3着まで来たわね。アメリカのダートGⅠでここまでやった日本馬は初めてじゃないかしら」
https://www.youtube.com/watch?v=PKxmvnqkXE4

モバP「何より砂のゴールドシップといわれるぐらいに破天荒なエピソードばかりだし、これからもダート界ではファンの多い馬になりそうですよ」

モバP「暮れの中央ダート最強決定戦のチャンピオンズカップはホッコータルマエがケガで引退が早まってしまったのが少し残念だったなぁ。交流競走含めてGⅠ10勝は間違いなく丈夫な証だったと思う。今年も1月の川崎記念では3連覇を果たしていたし、4回GⅠを取った大井での引退式も予定されてたのになぁ」
https://www.youtube.com/watch?v=0P0Nk20aNrM

凛「JBCクラシックでもアウォーディーの2着だったし、最後まで一線級だったと思う」

瑞樹「結局チャンピオンズカップはアウォーディー・コパノリッキー・モーニン・ノンコノユメ・サウンドトゥルーという5頭のGⅠ勝ち経験のある馬たちが激突したわけだけど、勝利したのは昨年の東京大賞典勝ち馬のサウンドトゥルー!」
https://www.youtube.com/watch?v=6h50c22090o 

モバP「追い出しのタイミングが本当に素晴らしかったですよねぇ。サウンドトゥルーの今年は2着や3着が続いていただけに、ここで勝てたのは本当によかったと思いますよ。そういえばこの馬も6歳馬でしたね、この世代はダートですごい馬がたくさん出てきますねぇ」

凛「そして年の瀬の東京大賞典はアウォーディー・コパノリッキー・サウンドトゥルーの三つ巴対決になるかと思ったら、まさかアポロケンタッキーが勝つとは思わなかったよ」
https://www.youtube.com/watch?v=AVZB3nFjWQk

モバP「初GⅠのチャンピオンズカップで5着に健闘したりここんところ調子は良かったと思うけど、鞍上が元々大井の名手の内田騎手だったから仕掛けどころもミスらず決めてくれたよなぁ」

瑞樹「逆にコパノリッキーは緩いペースで逃げた感じなのに、あそこまで潰れたのを見るとだいぶ衰えたのかしらね、南部杯からまだ2カ月ちょっとなのにね」


モバP「いずれにしても、来年の競馬も楽しみですよ。2歳の牝馬ではフランケル産駒の2頭や、牡馬だとブレスジャーニーやレイデオロなど、注目できる馬はたくさんいるし、今年活躍した馬もできなかった馬も、来年どうなるかが本当に楽しみです」

凛「私はとりあえずマカヒキの復帰が楽しみだな、京都記念からだよね」

モバP「そうだな、日本で無事に復帰してくれるに越したことはないよな」

瑞樹「何はともあれ、どの馬も無事に走ってほしいわ。やっぱりケガとかそういうのはなるべく見たくないしね」

モバP「ですねぇ、やっぱり元気な姿を見れるってことが一番うれしいですしね」


菜々「むむっ、皆さんまた競馬の話をしてますね…… 前回はとっさに知ってる知識で返答したら知識が古すぎて???みたいな顔をされましたけど、今回は知識をアップデートしてきましたからね!」


菜々「皆さんまた競馬の話ですか?」

モバP「そうですよー」

菜々「ナナも最近競馬に興味を持ちまして…… 最近はディープインパクトっていう馬が凄く強いんですよね!」ニコッ

P瑞樹(満面の笑みで言われたら「それは10年前」とか口が裂けても言えない……)


終わり

「今年の競馬を振り返る」だから年内に終わらせるつもりが結局終わらず年を越してしまった、あけましておめでとうございます
来年もしやるならもっと余裕をもって書きたいと思います
前作の最初の方でも言ってるけど馬券購入は20歳からですからね、ウサミン星ではどうなるのか知らないけど日本では20歳からだからね!

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