モバP「ウサミンロボは可愛いなぁ」 まゆ「!?」 (34)

 
 【モバマスSS】です





 元ウサちゃんロボことウサミンロボは、改造ロボである
 ロボを改造したウサミン科学は、池袋晶葉に安部菜々から提供された超技術である!
 ウサミンロボは、今日もアイドル達のために頑張るのだ!



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 うさうさ

モバP「仁奈、薫、舞、ちょっと来てくれ」

薫「なーに、せんせぇ」

 うさうさ

モバP「明日の仕事のことなんだけどなぁ」

 うさうさ

仁奈「ここに行きやがるんですか?」

モバP「おう、この地図、わかるか?」


舞「あ、前に別のお仕事で行ったことがあります」

 うさうさ

モバP「そっか、それじゃあ後で、仁奈と薫に覚えてること少し教えてやってくれ」

舞「はいっ」

モバP「最初は別Pと一緒で、俺は現地合流だから」

薫「はーい」

 うさうさ

まゆ「……」


まゆ(プロデューサーが、仁奈ちゃん、薫ちゃん、舞ちゃんとお話ししています……)

まゆ(お仕事だから仕方ないとわかっていますけど……仁奈ちゃん達、嬉しそうですねぇ)

まゆ(あらあら、うふふ……楽しそうですねぇ……)

まゆ(うふふ、舞ちゃん、『女の表情』で笑ってます)

まゆ(まだ早すぎる、とまゆは思うんですよねぇ……)

まゆ(でもわかってるんですよ)

まゆ(お仕事ですから仕方ないんですよねぇ……)

まゆ(敏腕プロデューサーですから、仕方ないんです)


まゆ(アイドルと一緒にお仕事をするのがプロデューサーですから)

まゆ(まゆ、わかってます。ええ、わかってますとも)

まゆ(だけど……)

モバP「じゃあ、三人とも、わかったかな?」

 うさうさ

薫「うん!」

舞「はい」

仁奈「わかったでごぜーます」


まゆ(どうして、ウサミンロボがプロデューサーに撫でられているんですかぁ……)

まゆ(しかも、お膝の上に抱っこされているなんて)

まゆ(あれはお仕事じゃないですよねぇ……)

モバP「よし、と……」

 うさうさ

モバP「汚れが落ちたかな?」

 うさうさ

モバP「ん、どうやら綺麗になったみたいだな」


 うさうさ ぺこり

モバP「いやいや、御礼なんて要らないよ。ロボは、いつも事務所のお掃除ご苦労さんだからな」

まゆ(!?)

まゆ(汚れが落ちた……?)

まゆ(プロデューサーは、ウサミンロボを愛撫していたわけじゃないんですね)

モバP「で、そこの物陰から覗いてるまゆは何がしたいんだ?」

まゆ「……!!」

まゆ(さすがプロデューサーです、私の視線に気付くなんて)


まゆ「薫ちゃん達とお仕事のお話をしているみたいでしたからぁ、お邪魔は良くないと思ったんです」

モバP「ああ、そうか。気を遣わせちゃったな、別に良かったのに」

まゆ「いいんです、まゆが勝手にやったことですからぁ」

モバP「そうか? そう言ってくれるとこっちも気が楽になるが」

まゆ「あのぉ……」

モバP「ん?」

まゆ「その、膝の上のウサミンロボは」

モバP「ああ、こいつか」


 うさうさ

 ウサミンロボのご挨拶。

まゆ「はい、こんにちわ」

 まゆもご挨拶。

モバP「ハタキで棚の上の掃除をしようとして、頭から埃を被ったみたいでな。汚れてたから磨いてたんだ」

まゆ「うふふ、ウサミンロボは働き者ですからね」

 うさうさ
 てれてれ

 ぴょこん


 モバPの膝から飛び降りるウサミンロボ。

モバP「もういいのか?」

 うさうさ
 きゅらきゅら

 キャタピラ駆動で進んで行くウサミンロボ。時々振り向いて、モバPとまゆに手を振っている。
 モバPとまゆがロボに手を振り返していると、やがてロボはドアの向こうへと姿を消した。

モバP「ロボは可愛いなぁ」

まゆ「!!!!!!!」

モバP「……さて、それで、まゆは何の用事なんだ?」

まゆ「あ、はい、次のお仕事のことなんですけれどぉ」

モバP「お、それはな……」

 
 
 

 ……翌日

まゆ(プロデューサーはロボが可愛いと言いました)

まゆ(まゆも、可愛くなれるんですよぉ)

まゆ(うふふふ)

まゆ(うまくいけば、まゆもプロデューサーの膝の上で……)

まゆ(うふふふ)


 うさうさ
 きゅらきゅら

 さくさく
 ひょこひょこ

 きゅらきゅら

 ひょこひょこ

モバP「」

モバP(ウサミンロボがキャタピラ駆動している)

モバP(そしてその後ろを……)


 きゅらきゅら

 ひょこひょこ

モバP(まゆがしゃがみ歩きで、よちよちひょこひょことつきまとっている)

モバP(何がしたいんだ、まゆ)

まゆ(見てる。プロデューサーがまゆを見てます)

まゆ(うふふふ)

まゆ(うまくいきましたね。次は……)

モバP(まゆが掃除用具入れに向かっている?)


モバP(しかし、掃除用具入れには既にウサミンロボが)

まゆ(……)

まゆ(なんで掃除用具が何もないんですか?)

まゆ(はっ、まさか)

 うさうさ

 両手一杯に掃除用具……ほうきやハタキ、ちりとり雑巾バケツ……を抱えていそいそと進んでいくウサミンロボがいる。

まゆ(掃除用具を独り占めなんて……)

まゆ(まさか、このロボ、プロデューサーの寵愛を独り占めにしようなんて……)


まゆ(……悪いロボです)

まゆ(ワルロボですねぇ)

まゆ(うふふふ……ワルロボちゃんにはオシオキが必要ですねぇ)

まゆ(……でも、確か……)

まゆ(!! あれは?)

 会議室にはロボたちが集まっていた。
 まゆの前にいたウサミンロボが、他のロボたちに掃除用具を配り始める。

まゆ(そういうことだったんですかぁ)

 うさうさ


 ウサミンロボがまゆにも掃除用具を差し出している。
 それは、ハタキ。
 ハタキである。
 棚の上の掃除をしようとして頭から埃を被ることの出来るハタキ。
 頭から埃を被って、プロデューサーに頭を綺麗にしてもらえるハタキ。

まゆ「ロボちゃん……」

 うさ

 まゆにはそれが、「ままゆも頑張るウサ」と聞こえたような気がした。

まゆ「ありがとうございます。まゆも、精一杯頑張りますねぇ」


まゆ(うふふふ……、これで、お掃除を頑張って、頭から埃を浴びれば……)

(まゆの想像)モバP「まゆ! 頭から埃を被って汚れているじゃないか!」

(まゆの想像)モバP「さぁ、こっちへ来るんだ。俺が綺麗にしてやろう」

(まゆの想像)モバP「まずは俺の膝の上に座るんだ!」

まゆ(ああ……プロデューサー……)

まゆ(うふふふ……)

 しかしこのとき、まゆに重大な見落とし……!!
 まさに痛恨!
 それは……


 前日にウサミンロボが掃除をしているという事実!!
 この状況で落ちてくる埃は、仮に存在していたとしても僅か一日分の量! 
 頭は汚れない!!

まゆ(あ……、ああっ!!)

まゆ(し、しまった……わかっていたはず!)

まゆ(昨日ロボちゃんが掃除をしていたことは知っていたはず!!)

 慌ててハタキを広範囲に振るうが、ウサミンロボの掃除能力の前に埃は皆無。

まゆ(埃が……埃が落ちてこない!!)

まゆ(まさか、ウサミンロボはこのことを見越して……!?)


(まゆの回想)うさうさ

 まゆにはそれが、「精々頑張りな、まゆさんよぉ。もっとも、埃なんて残っちゃいねえだろうがよぉっ!! ウェヒヒヒ」と聞こえたような

気がした。 

まゆ(くっ……くぅううっ!!)

モバP(さっきからまゆは、ハタキを握りしめて何をやってるんだろう……)

まゆ(……塵も積もれば山となる……昔の人はいいことを言いました)

まゆ(たとえ僅かな埃でも、事務所全体から集めれば、まゆの頭を汚すぐらいの量は……!)

まゆ(そうと決まれば……)

まゆ(はっ! そういえば……)
 


 ウサミンロボはまゆが掃除用具を受け取りに行く前からハタキを準備していた。
 つまり、ハタキが必要な掃除場所は間違いなく存在するのだ。

まゆ(事務所の何処かに、埃の積もった場所がある!!)

 まゆは走る。埃を求めて。
 まゆは駆ける。埃を捜して。

まゆ(うふふふ……)

まゆ(まゆ、頑張りました)

まゆ(まゆ、埃まみれになりました)

まゆ(プロデューサー、綺麗にしてくれますよねぇ)


 そして、モバPの元へ。

まゆ「あの、プロ……」

早苗「」

留美「」

まゆ「……デューサー……は?」

早苗「仁奈ちゃん達のお仕事に行ったけど?」

まゆ「」

留美「まあ、埃まみれじゃない、まゆちゃん」

まゆ「」
 


早苗「何やってたかしらないけど、シャワーでも浴びたら?」

まゆ「」

留美「まゆちゃん?」

まゆ「あ、はい」

 とぼとぼと歩くまゆ。
 タオルを抱えて後ろに従うウサミンロボ。
 さらにその後ろをこっそりとついていくのは……

愛海「うひひひひ」
 
 まゆの逆鱗に触れた愛海の土下座まで、あと三分。


 

以上、お粗末様でした


まゆメインのSSを初めて書いたよ
後悔はしていない


  過去作(ウサミンロボもの)

 菜々「ウサミンロボ」
 菜々「ウサミンロボ十七号」(閲覧注意)
 ショッピングウサミンロボ(閲覧注意)
 モバP「空飛ぶウサミンロボ」
 仁奈「ダンス・ウィズ・ウサミンロボ」
 愛海「ウサミンロボと海を行く」
 菜々「ウサ!」
 みく「お掃除ウサミンロボにゃ」
 モバP「超攻速ウサミンロボ」
 みちる「ウサミンロボとバケットとスズメ」
 モバP「爆発ウサミンロボ」
 モバP「ウサミンロボの子守歌」

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