【ガルパン】優花里「クリスマス交流会です」 (15)

優花里「本日はお招きありがとうございます」

オレンジペコ「いえいえ。それではこちらに」

ニーナ「いや"ぁ、他所の学校から招待されるなんて思わなかったべさ」

アリーナ「本当になぁ。でもカチューシャ様でなくてよかったんだべか?」

オレンジペコ「今日は二年生と一年生が中心ですから」

優花里「西住殿もきているという話ですし、早く行きましょう!」




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小梅「お先に失礼しています」

優花里「あ、黒森峰からも来てたんですね。お久しぶりです」

小梅「お久しぶりです」

ニーナ「大学選抜戦に来てた人だべ」

ペパロニ「自分もいるっすよ!」

アリーナ「アンツィオからも来てたべか」

アリサ「Hi、オッドボール!遅いじゃない」

ペコ「他にも声をおかけしてたのですが今日は皆さんご予定があったようで」

優花里「あれ?そういえば、西住殿は....?」

小梅「今着替え中です」

ペコ「お客様にお手伝いさせるのも心苦しいのですがどうしてもということで」

優花里「へぇ、なんだろう?楽しみです!」

聖グロ生「準備できました」

ペコ「ありがとうございます。それでは始めましょうか」

優花里「え?西住殿がまだ.....」

小梅「もう来ますよ」スッ

ニーナ「ホイッスル?」

ガチャッ

まほ「待たせてすまない」

優花里「すいません、急用を思い出しました」

ペコ「まぁまぁ」

まほ「メリークリスマス!みほ警察....もとい、みほサンタクロースだ!!!」

小梅「ピーッ!」


これまでのみほ警察

まほ「みほ警察だ!!!」
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まほ「みほ警察だ!!!」小梅「ピーッ!」
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【ガルパン】オレンジペコ「交流会です」
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【ガルパン】愛里寿「みほ警察よ!!!」
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【ガルパン】まほ「みほ警察だ!!!」小梅「NG」
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まほ「大洗女子秋山優花里、プラウダ高校ニーナ及びアリーナ、アンツィオ高校ペパロニだな?」

ペパロニ「????」何が起きているかわかっていない

ニーナ「あ、例の」話は聞いている
アリーナ「前に来てた人だべ」何かを察した

優花里「ちなみに、アリサ殿が呼ばれなかったのは?」

アリサ「あぁ、別組織だけど....みほ探偵よ!!!」

優花里「なんでしょうね、続々と周囲から常識人がいなくなっていくのですが.....」

まほ「本当はエリカも呼びたかったんだが、体調を崩してしまってな」

小梅「今ちょっと人と会いたくないそうです」

優花里「何があったんですか.....」

まほ「さて、本題だが君達良い子にしていたかな?」

ペパロニ「よく分かんないっすけど、サンタクロースってことっすよね?いやぁ、黒森峰の隊長は堅物だって聞いてたからちょっと意外っス」

ニーナ「思ってたより親しみやすそうな人だべ」

アリーナ「んだな。ノンナさんも見かけによらねぇとこ※さあるし」

アリサ「あそこまで騙されてると少しかわいそうよね」

優花里「ですよねぇ。どうにかなりませんかね?」

まほ「さて、良い子にしていた君達にプレゼントだ!」

小梅「みほぐるみです。提供は大洗女子の澤梓さんです」

ペパロニ「わぁ!いいんスか?かわいいっスね!総帥にあげたら喜ぶかな?」

ペコ「よろしければ、アンチョビさんやカルパッチョさんの分も後でご用意しますよ」

ニーナ「これ隊長室にあったやつとおんなじだべな」

アリーナ「こっちはサンタ帽がついてるべ。しっかしよくできてんなぁ。ウチでもここまでうまく作れないべ」

まほ「いやぁ、気に入ってもらえたようでよかった」

小梅「澤さんに感謝ですね」

>>5 ※ノンナさんも見かけによらねぇ
【ガルパン】ノンナ「子供はコウノトリが運んでくるんですよ」
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まほ「さて、プレゼントを配り終えたところで改めて」

まほ「みほ警察だ!!!」

小梅「ピーッ!ピッ!」

優花里「あぁ、やっぱりやるんですね」

まほ「当然だ。お前達、クリスマスだからといって浮かれてパーティーを楽しんんでいる場合ではない!」

小梅「ピッ!」

ニーナ「え?」

まほ「君達は来年度、各学校の戦車道を引っ張っていく存在だ」

ペパロニ「そうっスね。総帥がいなくてもアンツィオは強いってことを見せないといけないっス!」

アリーナ「んだ、カチューシャ様もノンナさんもいなくなってしまうども、プラウダはその意志を受け継いで行かなきゃなんね」

ニーナ「あんなめんこい見た目でもカチューシャ様は強くてかっこいいすごい人だったもんな」

まほ「その意気だな。ふふふ、わたしは見守る立場だが黒森峰も負けてはいられない」

小梅「はい!頑張ります」

ペコ「聖グロも負けません!」

まほ「だがしかし、ただ先哲の意志を受け継ぐだけで良いだろうか?」

小梅「ピーッ!」

まほ「確かに、アンツィオ高校のアンチョビ、プラウダ高校のカチューシャ、聖グロであればダージリンと手強い敵が多かった。中には彼女らが抜けることで高校戦車道は大きく弱体化するというものもいる」

小梅「ピッ!」

まほ「しかし、わたしは来年こそが高校戦車道に置いて非常に意義のある年であると思っている」

まほ「そう、君達二年生が率いる新生チームこそが各校の最も理想となると考えている!」

ニーナ「なんか照れちまうな」

ペパロニ「そうっスね。こそばゆいっす」

まほ「だがしかし、それも君たちの成長があってこそだ」

小梅「ピッ!ピッ!」コクコク

まほ「ただ前隊長を真似するだけで強くなることはできない。前に進み己の道を見つける必要がある」

まほ「そこでみほだ!」

優花里「はい、だろうと思いました」

まほ「みほは自分の戦車道を見つけ、自分だけの戦車道をまだ進化させ続けている」

まほ「もちろん、わたしも負けているつもりはない。そしてみほもわたしも根底には同じ西住流がある」

まほ「つまりだ。君達がみほのように先代からの教えをしっかりと自分の中に刻み、それを自らの形に仕上げていくことで戦車道は上達するし、同輩や後輩だけでなく先輩からも厚い信頼を得ることができる!」

小梅「ピーッ!」

ペパロニ「確かにその通りっすね」

ニーナ「おら達も大洗の隊長のように」

アリーナ「すっだらカチューシャ様もノンナさんも褒めてくれるべか?」

アリサ「わたしもタカシからきっと.....」

優花里「あの、一人だけ方向性が違うのですがそれは」

まほ「それでは、君たちの今後に期待する」

ペコ「西住みほさんのファンクラブに加盟するといかにしてみほさんが自らの戦車道を見つけたかを知っていただけます」

ペパロニ「本当っスか?!じゃぁ自分も入るっス!」

小梅「ありがとうございます。あ、これ良ければ今月の会報誌です」

まほ「特に秋山優花里。君が一番自分の戦車道を見つけるべきよ」

優花里「わたしがですか?」

まほ「実は一番心配しているよ。君たちの学校にはみほがいるからね」

優花里「どういうことでしょう?」

アリサ「黒森峰と同じ轍を踏むんじゃないかってことでしょう?」

まほ「察しがいいな。その通りだ」

アリサ「伊達に探偵を名乗ってないわよ。オッドボール、あんたあの隊長に意見具申とかできるわけ?」

優花里「え?それは、まぁ」

アリサ「んじゃ、あんたと西住みほ、意見が食い違った時正しいのはどっち?」

優花里「それはもちろん西住殿の方が....」

アリサ「そこよ。今はまだ仕方ない部分もあるでしょうけど、このまま行くとあんたのところ、負担が全てあの子にのしかかることになるわよ」

まほ「そういうことだ。みほの判断は正しい。任せておけば大丈夫。そうしてたどり着くのは第二の黒森峰で、しかも戦車の性能は劣るときたものだ」

優花里「あ....」

アリサ「今は自分で考えて動ける子も多いでしょうけど、新しく入ってくる人間がそうとは限らない。あんたらの強い部分は各車両が独立して考えられる部分よ」

まほ「まぁ、今言ったことをみほが分かっていないとは思えないが....キミは大洗で一番のみほの信望者だ」

優花里「今は澤殿の方が上のような気もしますが.....」

まほ「慕うことと信望することは違う。それに大洗の参謀はキミ以外になりえないだろう。良き理解者であるからこそみほを支え、他の者が自ら考え動ける土壌の形成に努めて欲しい」

アリサ「ま、ウチとしてはそうならない方が嬉しいんだけど....戦いはフェアに、でしょう?」

優花里「....はい!」

信じ、助け、支え合うことは重要である

それがたとえ違う主義や思想のものであっても、共通する

ただ一つの大木に寄りかかるだけではいずれ限界を迎えてしまうのだ

だからこそ、それぞれが同じ方向へ向きながら違う方法で進み続けるのである

そう、戦車道のように.....

END

終わりです。HTML出してきます

今回梓ちゃん出せなかったなと後悔。みほ弁護士だから弁護する子がいないと出てこれないもんね.....どうせみんなみほになる

クッソどうでもいい話ですが「みほ警察だ!!!」って叫ぶときは必ず!マークを三つつけるのです。これさえ押さえればキミも今日からみほ警察だ!!!

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