【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」和「9スレ目ですね」 (1000)

※もう何番目かわからない京太郎の安価スレです。

※スレタイを見てもらえばわかるとおり、清澄にチャンピオン照が転校してきたというIFストーリーです。

※察しの良い方はわかるようにこのスレは『DEAR BOYS』の影響を受けています(ホモスレじゃないよ)

※基本的には京太郎と清澄メンバー(咲はいない)プラス照での組み合わせですが、安価次第で誰にでもいけます。

※麻雀ステータスと女の子からの好感度を上げて麻雀と恋愛を成功させましょう(ハーレムはないです)

※安価スレは初めてですが、先人たちを見習ってなんとかします。

※連続安価は基本下でいきます。

※スレ内での雑談は歓迎です。荒らしはご遠慮ください。

※野依プロと百鬼さんと露子さんがかわいい!

※現在、和ルート進行中

前スレ 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」8スレ目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373460310/)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1375594158

※このスレでの京太郎の目的。

※清澄高校の麻雀部員として、個人戦で全国大会に出場し良い成績を残す。

※女の子(女子プロや熊倉さんなどの他校の教員も含む)と恋愛関係を築く。

※あまりに麻雀の成績が悪かったり、部活態度が悪いと久や和によって退部に追い込まれます。

※また二股をかけようとするとこれまたBADエンドフラグが立ちます。

※京太郎がどうなるかは安価次第、皆さんの力でGOODなエンディングを目指してください。

これまでのスレ


2スレ目 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」健夜「2スレ目だよっ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1362758493/)←阿知賀との合宿開始

3スレ目 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」和「3スレ目です」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364909805/)←個人戦予選 女子団体戦

4スレ目  【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」4スレ目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367609050/)←県大会開始

5スレ目 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」4スレ目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1368619832/)←VSハギヨシ敗北 そして再戦へ

6スレ目 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」6スレ目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1369162459/)←県大会決着 合宿へ

7スレ目 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」7スレ目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372426508/)←永水登場 霞エンド

8スレ目 【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」8スレ目 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373460310/)←和ルート突入 そして咲さんは魔王へ


対局について

対局は、正式と簡略二種類を予定しています。

正式は雀荘や部活動中、大会で採用。

簡略はネット麻雀やイベント戦で採用(スレの進行によっては増える可能性も)

正式版の対局方法についてですが。

初めに聴牌判定を行います

指定先のコンマとキャラクターの『速』の合計値が100以上の場合、聴牌となります。

例 コンマ75+『速』40=合計値115で聴牌
コンマ60+『速』38=合計値98でノーテン

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100だった場合と、指定先のコンマが77だった場合、和了確定となります。

例 コンマ33+『速』67=合計値100で聴牌→和了
コンマ77+『速』20=合計値97ですが、これも和了

ちなみに

コンマ77+『速』23=合計値100で聴牌→和了の場合、無条件で役満とします(狙ってみてね)

次に和了判定について。

和了判定については聴牌した人数でコンマを分けます。

さらにそこに『補正値』を入れて、コンマで最終的に和了した人間を決定します。

補正値についての計算

『運』+聴牌判定での数値-100で判定を行います。

例 聴牌した人間が3人

聴牌者A 運20+聴牌判定値120-100=補正値40
聴牌者B 運60+聴牌判定値160-100=補正値120
聴牌者C 運80+聴牌判定値180-100=補正値160

例での和了のコンマ判定

Aの和了 00~12
Bの和了 13~49
Cの和了 50~99の場合

コンマが10だとAの和了
コンマが33だとBの和了
コンマが55だとCの和了となります。

ちなみにコンマの下一桁が3、6、9の時はツモ、1、2、4、5、7、8、0の時はロンとなります。

続いて放銃判定について

放銃判定は指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定します

例 A コンマ75+『防』40+『運』20÷2=合計値125
B コンマ40+『防』50+『運』60÷2=合計値120
C コンマ60+『防』50+『運』32÷2=合計値126

となった場合、一番合計値の低いBの放銃となります。

最後に点数判定について

点数については『攻』+『運』÷4の合計値がそのキャラクターの基本攻撃力となり、攻撃力によってコンマによる飜数が変わっていきます。

また符数に関しては指定先のコンマの下一桁によって決定します。
下一桁が0、1、2、3、の場合は20符。
下一桁が4、5、6の場合は30符
下一桁が7、8の場合は40符
下一桁が9の場合は50符
ゾロ目の場合は60符となります。

例1 『攻』20+『運』20÷4=合計値25のキャラクターの場合の表

01~20 和了失敗
21~45 1飜 
46~65 2飜
66~85 3飜
86~92 4飜
93~98 満貫
99~00 ハネ満

実際の点数計算で指定先のコンマが65の場合

2飜30符となるので点数は子なら2000、親ならば2900となります。


例2 『攻』80+『運』80÷4=合計値100のキャラクターの場合の表

01~10 和了失敗
11~25 1飜
26~40 2飜
41~54 3飜
56~65 4飜
66~75 満貫
76~85 ハネ満
86~94 倍満
95~98 三倍満
00、11、33、55、77、99 役満

実際の点数計算で指定先のコンマが63の場合

4飜20符となるので点数は子なら5200、親ならば7700となります。

能力やステータスについて

『攻』 キャラクターの打点と和了に関係します。 

『防』 キャラクターの放銃しやすさに関係します。

『速』 聴牌速度に関係します。聴牌速度が速ければ、和了率も上がります。 

『運』 和了に関係します。それと若干ですが打点と放銃にも関係します。 

『キャパシティ』 京太郎の持てるオカルトの数に関係します。

例 『キャパシティ』が80の場合

照の【連続和了】+【照魔鏡】(キャパシティ50)

和の【デジタル打ち】(キャパシティ40)

優希【東場の神】(キャパシティ30)

キャパシティの合計が80を越えるため、照と和のオカルトを両方持つことはできません。
逆に和と優希の場合はキャパシティ合計70のため、両方持つことができます。

基本的に強い能力ほど、キャパシティが高いです。
能力取得の機会の際にそのキャラクターの能力キャパシティも表示します。

ちなみに不要と思った能力は忘れることができますが、忘れられたキャラクターの好感度は下がりますし、BADエンドに入りやすくなります。

今のところ能力の上限は80としています。

簡略対局(ネトマなど)について

『攻』『防』『速』『運』の合計値+コンマで順位を決定します。
また、京太郎の指定コンマが77だったときは無条件で一位です。
たまに『咲』のキャラクター(本名ではなくハンドルネーム)が現れることがあります。

順位によって、ステータスへのボーナスが変わっていきます。

一位ボーナス 好きなステータス+2

二位ボーナス 好きなステータス+1

三位ボーナス 好きなステータス+1(安価のコンマが40以上で成功)

四位ボーナス なし

コンマ77ボーナス 一位ボーナスに加えてさらに好きなステータス+1

今後の予定

6月
1週
2週 女子合宿 
3週 女子団体戦
4週 男女個人戦

7月
1週
2週
3週 長野合同合宿→和ルートに突入
4週←今ここ

8月
1週
2週 東京へ
3週 インターハイ開始
4週 個人戦

エピローグへ

現在の状況


和ルート進行中

永水と同盟

はやりとのデートの約束

インターハイ中に宥とデートの約束


BADエンドコンプリート数(2/6)

咲グッド『無垢な謀略』
霞バッド『本来の居場所』
????『きみがいない』
????『決別』
????『爛れた関係』
????『さよなら、またいつか』

ってな感じで、大体のテンプレを張っときました。

読まなくても>>1が勝手に処理しますので、スレ進行に支障はありません。

また、新たに付け加えられた要素がありますが、適宜、更新していきます。

あと前々々々々々スレの中盤で>>1が馬鹿をやらかしてます。今後あのようなことはないように気を付けます。

前スレでオカルトの重複についての要望がありましたので、まとまり次第、更新していきます。

というわけでテンプレ終了です

前スレ>>1000 のどっちのおもちにはさまれて【D4C】発動。了解しました

夕方くらいから、再開していきます。

余裕があったら小ネタも書きます。

別にアンケートというわけでもないですけど、D4C発動したら、どんな並行世界に行きたいですか?

変態紳士な返答をお願いします

のどっちのおもちにはさまれて【D4C】発動


京太郎「……和、頼みがある」

和「どうしたんですか?」

京太郎「いきなりこんなことを言われて戸惑うかもしれないけど、和にしか頼めないことなんだ」

和「私にしか頼めないことですか」ゴクッ

和「わかりました。誠心誠意当たらせてもらいます。それで、頼みごとというのは?」

京太郎「頼む、和のおもちで俺を挟んでくれぇ!」ドゲザー

和「は?」ドンビキ

京太郎「自分でもおかしなことを言ってるのはわかってる。でも、もう我慢できないんだ」

京太郎「和のおもちで挟んでもらわないと、頭がおかしくなりそうなんだよ!」

和「あの、すでにおかしくなってると思いますが?」

京太郎「それもこれも全部、和のおもちが魅力的過ぎるのが悪いんだ! 責任取ってくれ」

和「私に責任転嫁しないでください!」

京太郎「頼む、お願いだ。このとおり」ガスガスッ

和「ちょっ、地面に頭を打ちつけないでください。やめてください、頭から血が――」

京太郎「こうでもしないと、今にも和に襲いかかっちまいそうなんだ。ごめん、ごめんな、こんな変態で」ガスガスッ

和「……そんな顔しないでください。わかりました。わかりましたから。そんなに言うなら、挟んであげますから」ムギュッ

京太郎「本当に良いのか?」

和「このままだと出血多量で死んでしまいそうですし、それに男の人にここまで求められて悪い気はしませんし///」

京太郎「ありがとう。ありがとう、和!」

和「あの、服は脱いだ方がいいですか?」

京太郎「和の好きな方で良いよ。俺としては生で挟んでほしいけど」

和「で、でしたら、脱ぎますから向こうを向いてもらえますか?」

京太郎「え? あ、ああ。わかった」

和「こっちを見たら、挟んであげませんからね」ヌギヌギ

京太郎「わかった。見ない、見ないから安心してくれ」

和「それでは目を閉じてください」

京太郎「えっ、目を?」

和「その、マジマジと見られるのは恥ずかしいですし///」

京太郎「そ、そうだよな。挟むのはOKだけど、見るのまでは許可されてないもんな。わかった。絶対に見ないから安心してくれ」ギュッ

和「そ、それでは行きます。絶対に目を開けたら駄目ですからね」

京太郎「わかってる。俺を信じて、どーんと来てくれ」

和「んっ、んんっ、ど、どうですか?」ムギュッ

京太郎(ふ、ふぉぉぉおおおおお! の、和のすばらなおもちが俺の顔を挟んでる)

京太郎(柔らかくてあったかくて大きくて、ちょっと汗ばんでてえっちでいやらしくて良い匂いがするよぅ!)

京太郎「た、たまらんです」フガフガッ

和「ちょっ、胸の中で喋らないでくださいっ、んんん、く、くすぐったいです」ビクッ

京太郎「す、すまない」フガフガ

和「だ、だから、んんっ、あんっ、胸の中で喋るのは、きゃっ」ビクッ

京太郎「谷間がちょっと汗ばんでたから舐めてみたんだけど」ペロッ

和「も、もうっ、舐めるの禁止です!」ピクッ

京太郎「和の汗、ちょっとしょっぱくて、でも、良い匂いがして美味しいぜ」ペロペロ

和「あっ、んっ、んんっ、だ、だめっ、駄目ですっ。こ、声が……」ビクビクッ

京太郎「体がビクビクしてる。和、ここが気持ちいいのか?」ペロッ

和「も、もうっ、これ以上は駄目ですっ。挟んであげませんよ!」

京太郎「ご、ごめん、調子に乗り過ぎたよ」

和「ほら、おとなしくしてれば、もっと挟んであげますから」ムギュッ

京太郎「和……」

和「どうしました?」

京太郎「ありがとう。本当にありがとう」スリスリ

和「クスクス、こんなに甘えて、本当に子供みたいですね」ナデナデ

京太郎「のどか……おもち……」スースー

和「あら、気持ち良くて寝てしまったみたいですね。ふふふ、こうしてると本当に大きな子供みたい」ナデナデ

京太郎「のどかぁ……」スースー

和「おやすみなさい」ナデナデ


セルフコンマ判定 このレスのコンマで判定

01~20 一ちゃんの私服がはやってる世界(パンツ一丁でノリノリのハギヨシ)
21~40 京太郎が麻雀王で女の子たちを侍らせてるけど、実は全員男の娘の世界 もちろん性妻はのどっち
41~60 おもちのサイズが反転してて、宮永姉妹と同居しつつ和が幼馴染な世界
61~80 男女逆の世界で京子ちゃんが鬼畜宮永兄弟によって監禁調教される世界
81~98 ビーチで脱衣麻雀。対戦相手は穏乃、一、初美
ゾロ目 病み咲さんの続き

コンマ→49 おもちのサイズが反転してて、宮永姉妹と同居しつつ和が幼馴染な世界


??「――京ちゃん、もう朝だよ。京ちゃん、もう起きないと遅刻するよー」ユサユサ

京太郎「……んん、ん、あと五分……」

??「さっきもそう言ってたでしょ。いい加減にしないとさすがの私も怒っちゃうよ」

京太郎「……じゃあ、俺の目が一発で覚めるような刺激をくれよ」

??「刺激って……?」

京太郎「たとえば、ダイナマイトバディーなお姉さんがおもちを触らせてくれるとか……?」

??「しょ、しょうがないなー。じゃ、じゃあ、私のおもち触っていいから///」カァッ

京太郎「へっ、和のならともかく、何が悲しくて咲の煎餅なんて触らなきゃならねえんだよ?」

咲「せ、煎餅!? いくら京ちゃんでもその発言は許せない!」

京太郎「煎餅に煎餅って言って、何が悪いんだよ」

咲「うぅ~、そんなに言うなら、私が煎餅かどうか実際に触ってみればいいでしょ。えいっ」ムニュンッ

京太郎「えっ!?」モミュモミュ

京太郎(……お、おかしい。咲のおもちがこんなにでかいはずが……)モミュモミュ

咲「きょ、京ちゃん、も、揉みすぎだよっ///」ビクッ

京太郎「あっ、す、すまない……」

咲「わ、私だったからいいけど、他の女の子にこんなことしたら、セクハラなんだからねっ」プルンプルンッ

京太郎「あ、ああ……」

京太郎(絶対におかしい。昨日までは咲のおもちは煎餅だったはずだ。それがたった一晩でこんなマスクメロンみたいなおもちに育つはずが)ジィッ

咲「きょ、京ちゃん、そんなに見ないでよ。恥ずかしいよぅ」ムギュッ

京太郎「ご、ごめん」

京太郎(世にもおかしな光景だ。咲が自分の胸を持ち上げるように抱きしめてる)

京太郎(はっはーん、わかったぞ。これはドッキリだな。多分、部長か誰かが俺を驚かせようとしてるんだ)

京太郎(じゃなきゃ、咲がこんな簡単におもちを触らせてくれたり……っていうか、大体、咲のおもちがこんなにでかいはずがないもんな)

咲「京ちゃん、どうしたの? 怖い顔してるよ?」

京太郎(けっ、そっちがその気なら俺にだって考えがあるぜ)

京太郎「うっ、急に胸が苦しく……」

咲「だ、大丈夫、京ちゃん?」

京太郎「はぁはぁ、俺の持病のおもち舐めないと死んじゃう病の発作が……」

咲「おもち舐めないと死んじゃう病!?」

京太郎「そ、そうなんだ。幼なじみのお前には心配かけまいと、ずっと内緒にしてきたんだが、俺はそういう病気なんだ」

咲「そ、そんな……京ちゃんがそんな病気でずっと苦しんでたなんて、知らなかったよ」

京太郎「はぁはぁ、別にお前が悪いわけじゃない」

咲「ど、どうすれば、発作が治まるの? お薬とかは?」

京太郎「こうなってしまった以上、薬なんかじゃ無理だ」

咲「じゃあ、どうすればいいの? 京ちゃん」

京太郎「さ、咲の……」

咲「わ、私の?」

京太郎「……おもちを舐めさせてくれ」

咲「ふ、ふぇぇぇぇっ!? む、無理だよ。そんなのできっこないよ」

京太郎「ぐっ、ぐぉっ、む、胸が……」

咲「京ちゃん!」

京太郎「こ、この発作を抑えるには一定以上のおもちを持つ子じゃないと駄目なんだ。いつもなら看護婦さんのを舐めさせてもらってるけど、このままじゃ病院まで持ちそうもない」

咲「きょ、京ちゃんが、看護婦さんの……おもちを……」ピシッ

京太郎「で、でも、咲が嫌だって言うなら、和に頼むよ」

咲「和ちゃんに!?」

京太郎「実は学校で発作が起こった時、和に手伝ってもらってるからな」

咲「そ、そんなの、私聞いてないよ!」

京太郎「だって、言ってもお前じゃ恥ずかしがって舐めさせてくれないだろ?」

咲「で、でもっ、いくら和ちゃんも幼なじみだからって、私以外のおもちを舐めるなんてダメだよっ。絶対禁止!」

京太郎「じゃあ、咲のを舐めさせてくれよ」

咲「うっ、うぅ~、ちょ、ちょっとだけだよ。舐めるだけだからねっ///」カァッ

京太郎(絶対断られると思ったのにOKされてしまった。っていうか、俺の最初の目的ってなんだったっけ?)

咲「や、やっぱり恥ずかしいよぅ」プチッ スルッ

京太郎(ふぉっ、す、すばらなおもち。こ、これは和のおもちに負けず劣らずというか、どこからどう見ても正真正銘の純粋培養なおもちだ)ピカピカ

咲「う、うぅ、は、恥ずかしいから、あんまりジロジロ見ないで///」

京太郎「じゃあ、胸を隠してる手をどけてくれよ。そのまんまじゃ舐められないだろ?」

咲「そ、それは恥ずかしいっていうか。手で隠してるところ以外を舐めればいいんじゃないかな?」プルプル

京太郎「ぐっ、ま、また、発作が……頼む、咲、は、早く舐めさせてくれ。じゃないと……」

咲「うぅ~、は、はい、いっぱい舐めてね」プルンッ

京太郎「あ、ありがとう、咲」

京太郎(それじゃあ、遠慮なく、いっただきまーす)アーン


ガチャッ


照「……何してるの?」プルンップルンッ

照「――ねえ、何してるの?」プルンップルンッ

京太郎「て、照ねえ!?」

京太郎(おもちでかいっ――って、こんなこと考えてる場合じゃないんだろうけど、照ねえのおもちまででかくなってやがる。もしかして、咲以上じゃないか!?)

咲「お、お姉ちゃん!?」

照「京ちゃんを起こしに行って、なかなか戻ってこないと思ったら」

照「どういうことか、説明して」

咲「こ、これは、京ちゃんのおもち舐めないと死んじゃう病の発作を抑えるためで、別に京ちゃんといちゃつこうとかそんなつもりは――」

照「咲、そんな病気なんて存在しないこと、わかってるくせに……今さらわざとらしい」

咲「うっ」ギクッ

照「京ちゃんの頭がちょっと弱いからって、そこに付け込もうなんて、咲は汚い」

咲「うぅ~、ご、ごめんなさい」

照「言い訳なら後で聞く。京ちゃんと二人で話すことがあるから、咲は先に学校に行って」

咲「は、は~い。京ちゃん、また後でね」バタン

京太郎(うぅっ、あんなことがあった後で照ねえと二人っきりなんて、拷問以外の何物でもないよ)

照「京ちゃんがおもち好きなのは知ってた」

京太郎「おもち好きでごめんなさい」

照「でも、その欲望を咲にぶつけるのは姉としていただけない」

京太郎「ごめんなさい。もう二度とこんなことはしませんから、どうかお袋たちには黙っていてください」

照「信用できない」

京太郎「そ、そこをなんとか……お願いします」ドゲザー

照「それでもやっぱり信用できない」

京太郎「うぅっ、頼む、後生だ。どうか、どうかご慈悲を」

照「――だから、仕方ないから、私の舐めていいよ」プチッ スルッ

京太郎「ふぁっ!?」

照「京ちゃんがこんな奇行に走るのは、やっぱり我慢しすぎだからだと思う」

照「だから、私には幼なじみとして解消させてあげる義務がある」

京太郎「ぎ、義務って、そんなものあるわけが――」

照「じゃあ、舐めなくていいの?」

京太郎「舐めたいですっ!」

照「咲のより形が悪いかもしれないけど、遠慮せずに舐めていいからね」

京太郎「形が悪いなんてとんでもない。照ねえのおもち大きくて白くてエロくて最高だよっ!」ジロジロ

照「そんなにジロジロ見られると恥ずかしい。舐めるなら早く……///」カァッ

京太郎「そ、それじゃ、遠慮なく、いただきま――」


ガチャッ


咲「何してるの?」

京太郎「ふぁっ、さ、咲!?」

照「咲、どうして!?」

咲「何か怪しいと思ったら、案の定だよ。人のことを汚いとか言っておいて、お姉ちゃんの方が何倍も性質が悪いよ」

照「ち、違う。これは京ちゃんの発作を抑えるための措置。いやらしい意味合いなんてない。大体、妹のくせに姉に意見を言うなんて生意気」

咲「今さら姉ぶらないでよっ。この発情ポンコツ連荘魔王!」

照「咲にだけは言われなくない。この発情ポンコツ嶺上魔王!」

京太郎「あ、あの、そろそろ遅刻しそうな時間だし、姉妹喧嘩は――」

咲「元はといえば、京ちゃんが悪いんだからねっ」

京太郎「お、俺!?」

照「京ちゃんは責任取って、どっちのおもちがすばらか選ぶべき」

京太郎「そ、そんなことしてる場合じゃ……」

咲「京ちゃん、私のおもちだよね?」プルンッ

照「違う、私のおもちだよね?」プルンッ

京太郎「そ、そんなこと選べるわけが――」

咲「ねえ?」

照「ねえ?」

咲照「「どっちなの?」」

京太郎「う、うわぁぁっぁぁぁっぁぁぁっぁぁああああ」ダッ

乳圧に耐えきれなくなって、俺は逃げ出した。

京太郎「――おかしい、おかしいよ」

京太郎(大体、何であの二人のおもちがあんなにでかく育ってるんだ。そんなオカルトありえねえよ)

優希「おっ、京太郎」

京太郎「うわっ、急に後ろから声かけんなよ、優希……って」

優希「そんな怖い顔してどうした?」プルプルプルンッ

京太郎「お前、そのおもちはどうしたんだ?」ジッ

優希「……こ、この馬鹿犬っ、女の子のおもちをジロジロ見るなんて変態だじぇ!」プルプルプルプルプルンッ

京太郎「お前、そんなにでかかったか?」

京太郎(これはもしかしなくても和より大きいんじゃ)

まこ「おっ、こんな朝から会うとは奇遇じゃのう」プルッ

京太郎「まこ先輩、優希が……って、あれ? まこ先輩のおもちも大きくなってません?」

まこ「お前さん、朝っぱらからセクハラとは相変わらずの変態っぷりじゃのう」

京太郎「いや、別にそんなつもりじゃ……」

京太郎(やっぱり大きくなってる。咲や照ねえほどじゃないけど、大きくなってるぞ)

京太郎(一体、これはどういうことだ?)

久「あら、おはよう。三人で集まってどうしたの?」

京太郎「あっ、部長……はどこも変わってませんね」

久「ん? 何のこと?」プルッ

京太郎(おかしい。おかしいぞ。何で部長だけ変わってないんだ?)

京太郎(もしや……)

和「みなさん、おはようございます」

優希「のどちゃーん、おはようだじぇ」プルプルプルプルンッ

京太郎「あっ、和。実は――え?」

和「おはようございます。京太郎くん」ペターン

京太郎「ぺたーん?」

和「どうしました?」

京太郎「和のおもちってそんなにぺたんこだったっけ?」

和「なっ!? いきなりそんなことを言うなんて最低ですね! もう、私には話しかけてこないでください!」クルッ スタスタ

京太郎「あっ、行っちまった」

優希「京太郎」

まこ「京太郎」

久「須賀くん」

京太郎「あ、あのみなさん?」

「「「話しかけるな」」」スタスタ

京太郎(どういうことなんだ。煎餅がおもちに、おもちが煎餅に……)

京太郎(この世界は一体……)

初美「――おや、これは須賀さん、おはようなのですよー」ユサッ

京太郎「おはようござます、薄墨さ――って、そのおもちは!?」

京太郎(優希と同格!? いや、それ以上のおもちだと!?)

初美「まったく、年上のおもちをジロジロ見るなんて、須賀さんは本当に変態ですねー」

京太郎「そ、そんなつもりは……あの、薄墨さん」

初美「どうしましたー」ユサッユサッ

京太郎「いつからそんな立派なおもちの持ち主に?」

初美「朝っぱらからセクハラとは感心しませんねー。これは霞さんにお仕置きしてもらわないと――霞さーん」ユサユサッ

京太郎「ちょっ、い、石戸さんだけは、石戸さんだけは勘弁――って」

霞「あら、須賀さん、おはようございます」ペターン

京太郎「なっ、ない!? あの立派で思わず吸い付きたくなるようなおもちが失われているだと!?」

霞「あの、須賀さん、グーで殴っていいわよね?」ググッ

京太郎「す、すみません。あまりのことに取り乱しちゃいました」

霞「まったく、人のおもちをからかうなんて、趣味が良いとは言えないわよ」

京太郎(この反応は俺をからかってる風には見えない。何より、あんなにすばらだった石戸さんのおもちが消失したのに、誰も騒がないなんて、そんなオカルトがあっていいはずがない)

京太郎「もしや、俺は――」

霞「どうしたの?」

京太郎「すみません、ちょっと旅に出てきます!」ダッ


京太郎(――この世界は狂ってる)

京太郎(確かに咲たちのおもちが大きくなったのは喜ばしいことかもしれない)

京太郎「でも、だからって霞さんや和のおもちが犠牲になっていいはずがない!」

京太郎「絶対に見つけてやる。この世界の――歪みを!」

咲「――京ちゃん、何言ってるの?」ムギュッ

京太郎「さ、咲!?」

照「遅刻しちゃうよ。早く行こう」ムギュッ

京太郎「お、俺は、この世界の歪みを探しに……」

咲「歪みなんでどうでもいいでしょ?」ムギュッムギュッ

照「もう京ちゃんは何も考えなくていいんだよ」ムギュッムギュッ

京太郎「……で、でも」

咲「知ってる京ちゃん?」

照「良いこと教えてあげる」

京太郎「良いこと?」

咲「魔王と――」

照「大魔王からは――」


咲照「――逃げられない」ニコッ


終わり

前にマスクメロンネタでボツったやつを改変した感じです。和も幼馴染なのに出番が少ないのは前半でハッスルしたせいです。

やっぱり宮永姉妹がおもちだと違和感がありありですね。

鉄板まな板で両方から挟まれて、これぞ板挟みってのが宮永姉妹だと思います。

松実姉妹だと同じシチュエーションでも天国って感じですが、宮永姉妹だと地獄というか魔界というかなんというか。

色々と溜まってた分も消化できたので、本編に集中します。

風呂入ってリフレッシュしたので、再開していきます。

前回の続きからです

それでは比較してみましょう

松実姉妹の母→病弱だけど、おもちが大きくて、子供たちに慕われるぐう聖
宮永姉妹の母→中二病で、おもちがなくて、アラフォーのくせに指抜きグローブをしてるぐう畜


あなたならどっちがいいですか?


安価→1 「和と付き合ってるんだ」和とのことを正直に話す


咲「――ねえ、京ちゃん」

京太郎(……こんなに必死な咲の顔、初めて見たな)

京太郎(だからこそ、誤魔化すことなく和とのことを正直話そう)

京太郎「俺たち、付き合ってるんだ」

咲「付き合って……る?」

京太郎「お前に対して、誤魔化すようなことはしたくないから正直に言う」

京太郎「さっき、和とキスしてたんだ」

咲「……京ちゃん……何言ってるの? そ、そんなの……おかしいよ」

京太郎「おかしくなんかないさ。俺は和のことが好きなんだ」

咲「な……何で、何でそんなこと言うの? せっかく、せっかく京ちゃんに会えると思って……私、ばかみたいじゃない……」

京太郎「…………」

咲「ねえ、何で私じゃダメだったの? 私の何がいけなかったの?」

咲「私、ずっと京ちゃんのことが――」

京太郎「ごめん、咲。お前は俺にとって大切な幼なじみだ」

咲「だったら! だったら、何で――」

京太郎「でも、幼なじみ以上には思えないんだ」

咲「……っ!」

京太郎「今だってお前のことは大切だし、大事にしようと思ってる。でも、それは恋人としてじゃない。あくまで幼なじみとしてなんだ」

咲「……そんなの、そんなのってないよ」

京太郎「…………」

咲「は、はは、私、ほんとに駄目駄目だね」

京太郎「…………」

咲「京ちゃんに認めてほしくて、必死で麻雀やって、誰よりも強くなって、ようやく、ようやく京ちゃんに会いに来たのに――」

京太郎「…………」

咲「ねえ、京ちゃん、私たち、何が悪かったのかな? どうすれば良かったのかな?」

京太郎「わからねえよ。そんなの誰にもわからねえよ」

咲「うん、そうだよね。ごめん、変なこと聞いちゃったね」

京太郎「咲……」

咲「これ以上、ここにいるとつらくなっちゃうし、私、もう東京に戻るね」

京太郎「待ってくれ! おばさんとお前は一体なにをしようとしてるんだ!?」

咲「京ちゃんには関係のないことだよ?」

京太郎「関係ないことなんてあるかよ! 答えてくれ、そうじゃないと俺はお前を――」グッ

咲「クスクス、力ずくだなんて京ちゃんらしくないよ?」

京太郎「茶化すな。俺は本気だぞ」

咲「ふぅん、本気なんだ。だったら、なおのこと答えるわけにはいかないよね?」

京太郎「そうか。わかった。幼なじみのお前に荒っぽいことはしたくなかったんだが――」ダッ

咲「クスッ、無駄だよ、京ちゃん」


「カン(物理)」ズドンッ


京太郎「がはっ」ベキッ

京太郎(なっ!? 一体なにが!?)

咲「あれ? 一撃で気絶させるつもりだったんだけど、ちょっと手加減しすぎたかな?」

京太郎「咲、一体なにを――」

咲「カン(物理)」ズンッ

京太郎「ごふっ、がはっ、がはっ」メキッ

咲「へえ、まだ頑張るんだ。さっさと気絶すれば、楽になれるのに」

京太郎「はぁ、はぁ……」

京太郎(ヤバい、目が霞む。今のをもう一回喰らったら、確実に気を失う)ヨロヨロ

咲「クスクス、大丈夫だよ。お母さんにはちゃんと私が取りなしてあげるから、白糸台で一緒に暮らそう?」

京太郎「ふざ……けんな。そんなわけにいくかよ、はぁ、はぁ」ヨロヨロ

咲「相変わらず京ちゃんは強情なんだね。そういうとこ大好きだよ」

咲「でも、やっぱり限度ってものがあるよね? しつこいと女の子に嫌われちゃうよ?」

京太郎(このままじゃ、ジリ貧だ。どうにか体が動く今のうちに、咲との距離を詰める!)

京太郎「咲、咲、咲っ!」ダッ

咲「無駄だよ、京ちゃん。私の方が早い」

「カン(物理)」ズドンッ

京太郎(くそっ、間に合わねえ。俺はここまでなのか――)


照「ツモ(物理)」ギュォンッ


京太郎「――照ねえ?」

咲「お姉ちゃん!?」

照「咲、これ以上、好きにはさせない」

京太郎(どうして照ねえが……くっ、意識が――)カクッ

咲「――何で、お姉ちゃんがここに?」

照「それはこっちの台詞。咲、京ちゃんに何をしてたの?」

咲「お姉ちゃんには関係ないよ。これは京ちゃんと私の問題なんだから」

咲「大体、お姉ちゃんこそ、ずっと京ちゃんと一緒にいたのに、よく知りもしない女に京ちゃんを取られるなんて、何してたの? 悔しくないの!?」

照「…………それこそ咲には関係のないこと」

咲「その顔、やっぱり悔しいんだね。だったら、我慢してないで自分の好きなようにすれば――」

照「それで、咲は幸せになれるの? 京ちゃんに自分の幸せを押し付けて、それで幸せになれるの?」

咲「そ、そんなの――」

照「無理だよ、咲。もし、そこに幸せを感じたとしても、やっぱりその幸せは歪んでるんだ」

咲「それでも、それでも、私は――」

照「これ以上ほうっておくと京ちゃんが危ない。京ちゃんのことは私に任せて、咲は東京に帰って」

咲「そ、そんなことできるわけない。ようやく、ようやく京ちゃんに会えたのに、そんなこと――」

照「お願いだから」ギュルルルルルウルルルル

咲「……わかった。こんなに消耗した状態で、お姉ちゃんとやり合えるとは思えないし」

照「……そう、良かった」

照「ねえ、咲、私たち、どこで間違えちゃったんだろうね?」

咲「そんなの知らないよ。知りたくもない」

照「そうだよね」

照「……咲、今度会う時は東京でだね」

咲「負けないから。お姉ちゃんたちには絶対に負けないから」ギッ

照「うん、私たちも負けるつもりはないから」

咲「……最後に一つだけ聞かせて、お姉ちゃんは京ちゃんのことが――ううん、やっぱりやめとく」

照「…………」

咲「ばいばい、京ちゃん」クルッ

京太郎はバトルに参加しないので安心してください。
あくまで安価とコンマで恋愛しつつ麻雀を楽しむスレですので


7月第4週 休日夜


京太郎「……くっ、ここは――」

照「京ちゃん、ようやく気が付いた」

京太郎「あれ? 何で照ねえが俺の部屋に? それに、くっ、体中が痛いんだけど」

照「覚えてないの?」

京太郎「えっ? 待ってくれ、確か――」

京太郎(帰り道に咲と会って、色々あってカン(物理)されて――)

京太郎「さ、咲は!?」

照「咲なら東京に帰らせた」

京太郎「照ねえが助けてくれたのか?」

照「咲がごめんね。私がもっと早く気付けていれば――」

京太郎「別に照ねえが謝ることじゃないよ」

照「もう大丈夫そうだね。原村さんに悪いし、私はもう帰るけど、ちゃんと休まないと駄目だよ。説明は明日、ちゃんとするから」

京太郎「ああ、ありがとな」

照「じゃあね、京ちゃん」

京太郎「あっ、照ねえ、咲は、咲は何か言ってたか?」

照「東京で待ってるって」クルッ

京太郎(……東京で待ってる、か。もうあの頃みたいに普通の幼なじみには戻れないんだな)


選択安価です 下2

1 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一、ハギヨシ、永水の中から選んでください)

2 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)

3 このまま寝る(>>1の負担が減ります)

和ルートで安定してきたと思ったら、宥ねえスナイパーが躍動し始めたんですけど


安価→3 このまま寝る


京太郎「くっ、さすがに体に力が入らない。無理しないで今日はもう休もう」

カピ「キュキュッ」

京太郎「ごめんな、カピ、今日はお前と一緒に寝てやれないんだ」

カピ「キュー」

京太郎「……あっ、寝る前に、和にメールを……スースー」


おもち祭りしますか? 下1から下3

1 する

2 しない

1 おもち祭りする

といったところで今日は終わります。

少し時間がかかると思うので、いつもどおりsage投下とさせてもらいます。

あと久しぶりなせいか、加減がわからなくてエロスレになってる気が。

次回から軌道修正していきますのでご安心を。

少なくとも能力バトルものにはなりませんから。

淫夢 松実姉妹ルートです

エロ注意でNGお願いします

松実姉妹ルート


冬休みを利用して、俺は松実館を訪れていた。


京太郎「……ふぅ、さすがは老舗旅館だ。温泉は綺麗だし、料理は美味いし、仲居さんたちは美人だし、最高だぜ。ふぃぃぃぃ」ノビー

京太郎「でも、いくら客部屋が空いてないからって、宥さんたちの部屋に泊めさせてもらっていいんですか?」

宥「うん、大丈夫だよ。お父さんたちも京太郎くんのこと気に入ってるみたいだし……」

玄「そうですよ。京太郎くんは私たちのお客様なのに旅館のこと色々手伝ってくれて、すっごく助かったのです」

京太郎「いえ、皆さん、忙しそうでしたから、俺も何かしなくちゃって思って」

宥「ごめんね、私、あんまり役に立てなくて」

玄「そんなことないのです。お姉ちゃんは温泉のボイラー管理とか、頑張ってくれてるのです」

京太郎「そうですよ、宥さん。あんな暑い中で文句も言わずに頑張ってる宥さんの姿見て、俺、感動しちゃいましたもん」

宥「うぅ、そんなに褒められると恥ずかしいよぅ」

京太郎「えへへ、すみません。宥さんの照れてる顔が可愛くって」カキカキ

宥「え? え? か、可愛いって……もうっ、京太郎くんったら、年上をからかっちゃ駄目なんだよ?」テレテレ

京太郎「いえいえ、からかうなんて滅相もない。本心からですよ」

宥「ふぇぇっ!?」

京太郎「ははっ、宥さんはかわいいなぁ」

玄「……むぅ、京太郎くん、今日は疲れたでしょうから、もう休みましょう」

京太郎「は、はい」

京太郎(玄さん、ちょっと怒ってる?)



京太郎「――でも、本当に俺が一緒の部屋でも大丈夫なんですか?」

玄「大丈夫なのです。私はおねーちゃと一緒に寝ますから、京太郎くんは私のベッドで寝てください」

京太郎「あっ、はい。ありがとうございます」

宥「それじゃあ、京太郎くん、おやすみ。あったかくして、風邪ひかないようにね」

玄「おやすみなさいなのです」

京太郎「おやすみなさい」



京太郎(……二段ベッドの上で宥さんと玄さんが一緒に寝てるのか)

宥「……ん、んん、あったかーい」スヤスヤ

玄「……うへへ、すばらなおもちですのだ。ふにふにー」スヤスヤ

京太郎(上ではすばらな桃源郷が広がってるんだろうな)

京太郎(ちょっとだけでも、覗いてみたいところだけど……)

京太郎(って、何を考えてんだ。俺ってやつは)

京太郎(親父さんだって俺を信じて、ここに泊めてくれるてるんだぞ。その信頼を裏切るような真似できるかよ)

京太郎(……気を落ち着けて、早く寝よう)

京太郎「……うへ、おもち、おもち」スヤスヤ

京太郎「……ぷるんぷるんだ……」スヤ

ギュゥッ

京太郎(うぷっ、な、なんだ、この柔らかい感触は?)クンクン

京太郎(甘くて良い匂いがするけど……)ポニョン

京太郎「あれ、柔らかい……」ムニムニ

玄「……えへへ、ですのだ~」ギュゥゥゥゥゥ

京太郎「く、玄さん?」

京太郎(まさか、これは夜這いってやつなのか? だ、駄目だ。上には宥さんが――)

玄「……おもち天国ですのだ、うへへ」ムギュ

京太郎(――って、寝ぼけて、潜ってきたのか)ホッ

京太郎「あの、玄さん、起きてくだ――わぷっ」ギュゥゥ

京太郎(く、玄さんの豊満なおもちが俺の顔の上にのしかかってる)フガフガ

京太郎(やばい、気持ち良すぎて、逃げなきゃいけないのに、力が入らな……)

玄「……えへへ、このあったかい棒はなんですのだ~」ギュッ

京太郎(そ、それは俺のリーチ棒、だ、駄目です。この体勢でいじられたりしたら、俺は、俺は――)モゾモゾ

玄「……まてまてー、逃がさないですのだ~」ガシッ

京太郎(はうぅっ、く、玄さん、それ以上は、それ以上は……)ビクビク

玄「……あったか~い。えへえへ」ムギュムギュッ

京太郎(うぅっ、もう駄目だ……)ビュルビュルルル

玄「……あれ? 手の中に何かあったかいものが」クンクン

京太郎「……もう、お婿さんにいけない」シクシク

玄「あれ? どうして、私、京太郎くんと一緒に寝ているのでしょう?」

玄「それに手にかかってる液体は?」ペロッ

玄「うぇっ、ちょっと苦いのです。でも、あんまり嫌な味じゃない気が……」

京太郎「あぅぅ、無理やり出された上に、舐められるなんて」

玄「京太郎くん、どうして泣いているのです? それにこのねばねばしたのは何なのですか?」

京太郎(もうこうなったら毒を喰らわば皿までだ)

京太郎「玄さん、自分が何したのか、本当に覚えてないんですか?」ガシッ

玄「あの、京太郎くん、ちょっと怖いのです」ビクッ

京太郎「玄さんのこと信じてたのに、最低ですね」ジロッ

玄「あの、私、そんなにひどいことしたのでしょうか?」

京太郎「無理やり俺に抱きついてきて、嫌がる俺の性器をいたぶって、射精させたのを覚えてないと?」

玄「……せ、性器? しゃ、射精? あぅ、う、ご、ごめんなさい。寝ぼけてたから、全然覚えてなくて……」

京太郎「寝ぼけてたら、何してもいいっていうんですか?」

玄「ご、ごめんなさいなのです。どうか許してほしいのです」

京太郎「誠意がこもってないなぁ。自分がどれだけひどいことをしたのか、まだわかってないみたいですね」

玄「あの、京太郎くん?」ビクッ

京太郎「声を上げたら、俺にしたこと、宥さんに全部言いますからね」ガシッ

玄「ひぐっ、きょ、京太郎くん、そこは――」プチン プチン

京太郎「やっぱり、玄さん、きれいなおもちしてますね」ジロジロ

玄「あぅ、そこは見ちゃ駄目なのです」ウルウル

京太郎「何言ってるんですか。自分のやったことを忘れたんですか?」ギロッ

玄「うぅっ」ウルウル

京太郎「それじゃあ、お返しさせてもらいますよ」ペロッ

玄「ひゃうっ、舐めちゃ、舐めちゃダメなのです」ピクッ

京太郎「自分勝手なこと言わないでくださいよ。散々、俺にひどいことしといて」ムニュッムニュッ

玄「あんっ、だ、ダメです。強く揉んじゃ、んんっ」プルプル

京太郎「わかりました、揉んじゃ駄目なら、吸いますね」ムチュッチュパチュパ

玄「す、吸うのもダメェッ」イヤイヤ

京太郎「あんまり大きな声出すと……」

宥「――くろちゃ……? どこぉ?」

京太郎「早く返事してあげないと、宥さんにばれちゃいますよ?」

玄「……ふぇ、こ、ここにいるのです」ビクビク

宥「そうなんだ。姿が見えないから、心配したんだよ?」

玄「わ、私は大丈夫なので……んんっ」ビクッ

宥「くろちゃ、どうしたの? 本当に大丈夫?」

京太郎「ほら、早く返事しないと宥さんに怪しまれてますよ」レロレロ

玄「ん、んん、私は大丈夫ですから、んんっ、お姉ちゃんはゆっくり寝てて、あぅっ、くださいなのです、んんっ」ピクッピクッ

宥「そ、そう? それじゃあ、おやすみ」

京太郎「よくできました。それじゃあ、ご褒美をあげますね」ズルン

玄「ひぅっ、ご、ご褒美?」プルプル

京太郎「ちょっと痛いかもしれませんけど、我慢してくださいね」ジュプッヌプププ

玄「ひぎっ、い、いた、痛い、痛いで、むぐっ、ん、んん、ちゅっ、ちゅっ」ギシッギシッ

京太郎「大きい声出すと、宥さんにばれちゃうでしょ?」ジュプッジュプッ

玄「いたっ、きょうたろ、くん、いたい、痛いです」ブルブル

京太郎「やっぱり処女だったんですね。やっべえ、なんか興奮して、あぅっ、で、出る」ジュプッジュプッ ビュルルルルルル

玄「……で、出るぅ? えっ!? あぁっ、お腹の中に熱いのが入って……」ビクンッ

京太郎「すみません。我慢できなくて、中に出しちゃいました」

玄「中に出したって、そんな……妊娠しちゃ――あっ、んんっ、きょうたろくん?」ブルブル

京太郎「これくらいじゃ、まだ収まりつかないんで、もっと出しますね」ジュプッジュプッ

玄「だ、駄目なのです! これ以上は本当に――あんっ、んんっ、そ、そこは――」ビクンビクン

京太郎「俺の出したのが潤滑剤になって、良い具合ですよ。ほら、玄さんと俺の出した液が混ざって、泡立ってきてる」クチュクチュ

玄「そ、そんなの、見せないで良いので……んんっ、あっ、あっ、むちゅっ、ちゅっ」ギシッギシッ

京太郎「また声大きくなってますよ。宥さんにバレたら、どうするんですか?」ジュプッジュプッ

玄「そんなこと言われても、勝手に声が――あっ、またお腹の中に……」ギシッギシッ

京太郎「玄さんの中、気持ち良すぎて、また出しちゃいました」ビュルルルルルルウ

玄「……京太郎くん、ひどいのです」シクシク

京太郎「玄さん、泣かないでくださいよ。ちゃんと玄さんも気持ち良くなってきてるでしょ?」ジュポッジュポッ

玄「そんなことな――んっ、ああっ、そこは、んんっ、ちゅっ、ちゅっ」ヌチュッヌチュッ

京太郎「キスすると締まりが良くなりますけど、本当に感じてないんですか?」ニヤニヤ

玄「感じてなんか……ひぎっ、乳首、乳首噛んじゃ駄目なのですぅ」ビクッ

京太郎「ははっ、玄さんは本当に変態だな。乳首噛まれて感じるなんて、おおっ、また締め付けが強くなってきましたよっ、出る、出ますよ」ビュルルルルルウルルル

玄「ま、またお腹の奥に熱いのが……おねーちゃ……」カクッ

京太郎「玄さん、気を失っちゃったか。でも、俺のはまだ不完全燃焼なんだよな」ビクンビクン

京太郎「まあ、いいや。気を失ってる玄さんが悪いんだ。勝手にその体、使わせてもらいますよ」ジュプッジュプッ

玄「……うぅっ」ギシッギシッ

京太郎「ははっ、意識がないのに締め付けてきやがる。玄さんの苦しげな顔、可愛すぎだろ。ちゅっちゅっ」ジュポッジュポッ

玄「……うぅぅ、おねーちゃ……」ギシッギシッ

京太郎「はぁ、はぁ、玄さん、もうすぐ出すよ。一番奥に出すからねっ。うっ、で、出るっ」ビュルッルルビュルッルルルウル

玄「…………うぅ、京太郎くん、ひどいのです」ウルッ

京太郎「気が付いたんですね」ヌポッ

玄「うぅ、お腹の中に熱いのがいっぱい……」サワサワ

京太郎「溜まってたぶん、全部、玄さんの中に出しちゃいましたからね。ほら、垂れてきましたよ」トロー

玄「うぅ、私、妊娠しちゃうよぉ」シクシク

京太郎「そんな簡単に妊娠なんてしませんって」ニヤニヤ

玄「……こ、このことは誰にも言わないから、もうこれっきりにしてほしいのです」シクシク

京太郎「わかりました。そうしてもらえると俺も助かりますし」チラッ

京太郎「でも、俺も若い男ですからね。こんな何もない田舎にいると性欲を持てあまして、他の誰かを襲っちゃうかもしれませんね」ニヤニヤ

玄「ほ、他の誰かって――」ビクッ

京太郎「言わなくてもわかるでしょう? たとえば、新子さんとか、あるいは宥さんとか?」

玄「み、みんなには手を出さないで!」

京太郎「なら、どうすればいいかわかりますよね?」

玄「わかったのです。京太郎くんの相手は私がします」

京太郎「契約成立ですね。それじゃさっそく、二回戦目に突入しますか」

玄「きょ、今日はもうこれ以上するのは――」

京太郎「そっか。玄さんはさっそく契約を破っちゃうのかー。それじゃあ、仕方ないな。上で寝てる宥さんに――」

玄「やります。やりますから、おねーちゃんには手を出さないでください」

京太郎「ははっ、冗談ですよ。玄さんってば、必死になり過ぎですって。そうだ。玄さん、このまま始めるのも芸がないし、俺を誘惑してくださいよ」

玄「ゆ、誘惑?」

京太郎「できるかぎり、エロい台詞とポーズで」

玄「そ、そんなのできるわけ――」

京太郎「宥さん」ボソッ

玄「……う、うぅ、ど、どうか、私を、京太郎くんの熱いもので、めちゃくちゃにしてください」クパァ

京太郎「よくできました」ナデナデ

京太郎「それじゃあ、ご褒美あげますね」ジュプププ

玄「うぅ……」プルプル

京太郎「俺、一日十五回は出さないと収まらない体質なんで、あと十回お願いしますね」ジュプッジュプッ

玄「あ、あと十回……?」

京太郎「よろしくお願いしますね?」

玄「は、はい……クロチャーに……おまかせあれっ」ニコッ

京太郎「――イ、イクよ、玄さん」ビュルルルルル

玄「…………」カクッ

京太郎「はぁ、はぁ、気持ち良かったよ、玄さん……って、さすがに反応がないとつまらないな。気を失ったの、四回目くらいからだっけ?」ジュプジュプ

京太郎「まだあと三回、出し足りないんだけどなぁ」ジュプジュプ

京太郎「――そうだ。宥さん、そろそろ寝たふりやめて、下りてきたらどうですか?」

宥「…………」ガタッ

京太郎「上でずっとオナニーしてたんですよね?」ジュプジュプ

宥「…………」ビクビク

京太郎「俺が気付いてないとでも思ってたんですか?」ジュプジュプ

宥「……く、玄ちゃんに、も、もう、ひどいことするのやめてあげて」プルプル

京太郎「宥さんがそう言うのなら、もちろんやめますよ。宥さんには色々とお世話になってますしね――っと、いけね、また出ちまったよ」ビュルルルルルル

玄「……あぅ、うぅ」ビクッビクッ トロー

京太郎「さすがに出しすぎたかな。俺の出したやつで玄さんのベッドがぐちょぐちょになってら」

宥「……きょ、京太郎くん、な、なんで、こんなひどいことを……?」

京太郎「いや、俺もここまでやるつもりはなかったんですけど、玄さんを見てたら抑えが効かなくなっちゃって、気付いたら……」

宥「ひ、ひどいよ。京太郎くんのこと信じてたのに」

京太郎「まあ、返す言葉もありませんけどね。でも、宥さんも、自分の妹が犯されてるのに、寝たふりしてオナニーするなんて、ひどいお姉さんですよね?」

宥「…………」ビクッ

京太郎「あーあ、玄さんが知ったら悲しむだろうなぁ」

京太郎「自分の大好きなお姉ちゃんが、自分をダシに使ってオナニーする変態だなんて知ったら、玄さん、どんな顔するだろ?」

宥「……お、お願い、やめて。それだけは――」

京太郎「だったら、どうすればいいか、わかりますよね?」ニコッ

宥「…………」コクッ プチプチ

京太郎「へへっ、玄さんのおもちもすごかったけど、宥さんのは比べものにならないな」ジロジロ

宥「うぅ、お願いだから、玄ちゃんにだけは……はぅっ」ビクッ

京太郎「じゅるるる、わかってますよ。宥さんが俺の相手をしてくれるなら、今後、玄さんには一切手を出さないって約束します」チュプチュプ

宥「ん、んんっ、そ、そこは、んんっ、だ、駄目だよぅ、んんっ」ビクッビクッ

京太郎「ちゅぱっちゅぱっ、声出すの我慢してる宥さん、可愛すぎますよ。ほらっほらっ、声出していいんですよ?」レロレロ

宥「あっ、ん、んんん、んんっ、駄目っ、んっ、私、お姉ちゃんだもんんんんっ」ビクッ

京太郎「じゃあ、宥さんのその大きなおもちで俺のコレを気持ち良くしてください」ズルンッ

宥「ふ、ふぇぇぇぇっ?」

京太郎「ほら、こうやって挟みこんで、唾垂らすんですよ」ムニュッ

宥「そ、そんなっ、唾を垂らすなんて汚いよぅ」

京太郎「仕方ないなぁ。それじゃあ、俺が無理やり垂らさせてあげますよ」

宥「ふぇっ、ん? んん? んんっ、ちゅっ、ぷはっ、ちょっ、きょうたろく、んんっ、ちゅっ、ちゅっ、んんっ、う、うええ、げほっげほっ」

京太郎「すみません。宥さんがあまりに可愛すぎて、抑えが利きませんでした。どうです、俺の唾、美味しかったですか?」

宥「わ、わからないよぅ。ごほっ、ごほっ」

京太郎「でも、宥さんの唾がおもちに垂れて、良い潤滑剤になってくれそうですよ」ムニュッ ニュプッニュプッ

宥「うぅ、熱いよぅ」ニュプッニュプッ

京太郎「はぁはぁ、宥さんのおもちたまんねぇ。もっと、もっと包み込むように寄せてください」ニュプジュポッ

宥「こ、こう?」ムニッ

京太郎「たまりません、最高っ、出る、出しますよ、中に出しますよっ」

宥「な、中に出すって……?」ビクッ

京太郎「出るっ」ビュルッルウルルウルル

宥「あ、ああ、む、胸の中にいっぱい出てる、あ、あったかいよぉ」トロン

京太郎「はぁ、はぁ、宥さん、気持ち良かったですよ」ナデナデ

宥「う、うん///」ドキドキ チラッ

京太郎「体が冷えるといけないし、今日はこれくらいにしときましょう」

宥「えっ!?」ビクッ

京太郎「どうしました? 俺、もう疲れたから眠たいんですけど」ニヤニヤ

宥「一日に十五回は出さないと駄目なんじゃ……」

京太郎「あくまでそれは目安ですよ。さすがに俺も嫌がる宥さんに、強要するつもりはありませんし」

宥「…………」

京太郎「でも、宥さんがどうしてもって言うなら……」


宥「……うぅ、京太郎くん、私、もう我慢できないの。自分で弄ってたときから、もうぐちょぐちょで、京太郎くんの熱いリーチ棒で私を連荘させて……」クパァ

京太郎「ゆ、宥さん、宥さん、宥さぁん!」ヌププププ

宥「……うぅ、んんっ」ビクッ

京太郎「い、痛いですか?」

宥「だ、大丈夫だから、京太郎くんの好きなように動いて」ニコッ

京太郎「宥さんっ、んんっ、っちゅっちゅぱっ」ジュププ

宥「んんっ、ちゅっ、きょ、京太郎くぅん」ギシギシッ

京太郎「好きだ、宥さん、好きだっ、宥さんっ、宥さんっ、宥さんっ」ジュプッジュプッ

宥「私もっ、好きっ、京太郎くんっ、好きぃっ、んっ、ちゅっ、んちゅっ」ギシッギシッ

京太郎「はぁはぁ、宥さんっ、出るっ。もう出ちゃいますっ。出しますよ、どこに出してほしいですか?」ヌプッヌプッ

宥「中にっ、全部、中に出してっ、京太郎くんのあったかいの全部、私の中にっ」ギシッギシッ

京太郎「くぅっ、出しますよ。宥さんの中に全部出しますよッ」ジュプッジュプッ

宥「出してぇっ、私の中に全部っ、あったかいの全部っ」ギシッギシッ

京太郎「イクッ、出るっ、ふぁぁっ」ビュルルルルルウルルル

宥「――あ、あったかーい」ポワワーン

京太郎「宥さん、好きです。宥さんのことが好きなんです」カクッカクッ

宥「うん、私も。京太郎くんのこと大好きだよ」ナデナデ

京太郎「こんなひどいことしたのに、俺のこと許してくれるんですか?」

宥「うん……だって、私、お姉ちゃんだもん」ニコッ

京太郎「宥さん、俺と付き合ってください」

宥「はいっ、喜んで――ちゅっ」


松実姉妹ルート終わり

色々と漁ってたら、ちょうどよく残ってたのがあったので、少し手直しして投下しました。

京太郎がゲス太郎になってますが、おもちのある子に対しては仕方ないよね。基本、おもちのない子に対しては紳士でおもちな子には鬼畜なので。

本編では前から言っていた通り、はやりが長野に来ます。あと戒能さんも来る予定。

上手く戒能さんと接触して、宮永包囲網を狭めていってください。

それではおやすみなさい。

カン(物理)は今更ながら暴走したと思うけど、やってしまった以上は責任を持って処理していきます。

松実姉妹の水着はもうちょっと清楚な感じの方が嬉しい。AVでももうちょっとマシな水着な気がする。

まあ、嫌いじゃないけどね。

今日は進められそうにないので、D4C世界の続き。需要はあるかは知りませんけど、書きたくなったんだから仕方ない

今回はエロないので、そのままのトリで行きます

宮永姉妹に捕まって、強制的に登校させられた京太郎


清澄校舎内


咲「…………」ムギュッ

照「…………」ムギュッ

京太郎「あの――」

咲「なぁに、京ちゃん?」

照「どうしたの、京ちゃん?」

京太郎「……そんなにべったりくっつかれると歩きにくいんだけど、二人とも」

咲「だってさ、お姉ちゃん。そのだらしないおもちを京ちゃんに押し付けるのやめなよ。京ちゃんが迷惑してるでしょ。そんなに押し付けたいなら、その辺の木にでも押し付けてればいいんだよ。ねー、京ちゃん♪」ムギュー

照「それはこっちの台詞。咲の無駄に大きくなったおもちなんて、そこらへんの床に擦りつけてればいい。大体、京ちゃんの腕は私のおもちじゃないと満足できないって言ってる。京ちゃんもそう思うでしょ(照スマイル)」ムギュー

京太郎(久しぶりに見た照スマイル。状況が状況だけにすげえ怖いんだけど)

京太郎「あ、あの……」ビクビク

咲「お姉ちゃん、ちょっと私よりおもちが大きいからって調子に乗らないでよね」ギロッ

照「妹の分際で姉に喧嘩を売るなんていい度胸」ギロッ

咲「…………(このポンコツ)」

照「…………(このポンコツ)」

咲「」

照「」


咲「カン(物理)」ズドン


照「ツモ(物理)」ギュォン


ガシャン ガガガッシャーン

京太郎「ひ、ひぃぃっ、ちょっ、姉妹喧嘩はやめてくれ。こんなところでやられたら、校舎が倒壊しちまうよ」

照「ご、ごめんね、京ちゃん。咲があまりにも聞き訳が悪いから」ムギュゥー

咲「どうして私のせいになるの? 元はと言えば、お姉ちゃん悪いんでしょ?」ムギュゥー

京太郎(っていうか事あるごとに俺におもちを押し付けるのはやめてほしいんだけど)

咲「ところで、お姉ちゃん。いつまで私たちに付いてくるつもりなの?」

咲「ここ、一年生の校舎だよ。お姉ちゃんはあっちの校舎でしょ?」

咲「クスクス、早く豚小屋に戻りなよ」ニタニタ

照「…………っ」カァッ

照「咲、これで勝ったつもり?」ムギュゥッ

咲「勝つも何も、私の完全勝利だよね」ムギュゥッ

京太郎(これ、何の勝負だっけ?)

照「違う。まだ京ちゃんの意見を聞いてない」ムギュゥッ

咲「京ちゃんの意見?」

照「ねえ、京ちゃんは一年生校舎で乳くさいおもちの子たちと勉強したい?」

照「それとも三年生校舎で大人の香りのするおもちの子たちと勉強したい?」ムギュッムギュッ

咲「……そ、その言い方は卑怯だよ! ちょっと私たちより年上だからって、それを利用するなんて大人げないと思わないの!?」

照「これはもはや戦争。咲から仕掛けてきた以上、卑怯も何もない。それに全ては京ちゃんが決めること」

咲「きょ、京ちゃんは私のいる一年生校舎で勉強するんだよね?」ムギュッムギュムギュッ

照「京ちゃんなら私のいる三年生校舎を選んでくれるよね?」ムギュッムギュ チラッ

咲「お姉ちゃん、今、制服の襟を開いて、おもちをチラ見せしたでしょ」

照「違う、今のは暑くて手が勝手に動いただけ。そういう言いがかりはみっともない」ムギュッ チラッチラッ

咲「汚い。お姉ちゃんは汚いよ」

照「好きなだけ罵ればいい。でも、私にだって譲れないものがある」

京太郎「あの……」

咲「京ちゃん!」

照「京ちゃん!」

咲照「どっちなの!?」

京太郎「いや、普通に一年生校舎で勉強するつもりだけど」

照「」ガーン

咲「京ちゃん、京ちゃんなら私を選んでくれると信じてたよ!」ムギュムギュムギュムギュッ

京太郎「別に咲を選んだわけじゃないんけどな。あと、歩きにくいからおもちを押し付けるのやめてくれ」

咲「」ガーン

照「咲、ぬか喜びだったみたいだね。やっぱり京ちゃんは私のおもちにしか興味がないだよね?」ムギュムギュー

京太郎「照ねえも動きにくいからやめてくれると助かる」

照「」

咲「どうやら、ここは痛み分けみたいだね」

照「確かにそうみたい」

京太郎「それじゃあ、俺、教室行くから、また昼休みな」

咲「……昼休み?」

京太郎「だって、俺とお前、違うクラスじゃん

咲「あ、あはは、そういえば、私、京ちゃんと別のクラスだったよ」

京太郎「じゃあな、二人とも」タッタッ

照「京ちゃん、行っちゃった。それもこれも全部、咲のせい」

咲「私のせいってどういう意味?」

照「咲のせいで京ちゃんが迷惑そうにしてた」

咲「どうして私のせいになるの!?」

咲「元はと言えば、お姉ちゃんが痴女みたいにおもちを押し付けるからでしょ?」

照「おもち好きの京ちゃんは喜んでた。中途半端なおもちの咲にはわからないだろうけど、私にはわかる」

咲「何それ、意味わかんないよ! このポンコツ連荘魔王!」

照「こうなった以上は容赦しない! このポンコツ嶺上魔王!」

咲「…………(このポンコツお菓子)」

照「…………(このポンコツおもらし)」

咲「もらしてないよ!」

照「私にはわかる。咲は漏らしたら京ちゃんに舐めてもらうつもり」

咲「ど、どうしてそれを!?」

照「え!?」ドンビキ

咲「あっ」

照「……私は自分の校舎に戻らせてもらう。バイバイ、変態咲」

咲「…………」ギリッ

照「…………」フフン


咲「カン(物理)」ズドン


照「ツモ(物理)」ギュォン


咲「カン、カン、カン、もいっこカン、スーカンツ(物理)」ズズズズズズドドドドンッ


照「ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、もいっこツモ、パーレンチャン(物理)」ギュルルルルウルルルルル ギュォォォォオオオン


京太郎(……校舎が壊れてく」

京太郎「……はは、麻雀って楽しいよね」

立派なおもちも宮永姉妹には無用の長物でしたね。

ただ、カン(物理)とツモ(物理)がやりたかっただけという。

それではおやすみなさい

気付いたらこんな時間になってました。

本編進めたいところですけど、さすがに無理っぽいのでD4C世界をキリの良いところまでやってから寝ます。

本編の方は金曜に再開の目処がつくはず……

姉妹喧嘩で校舎を半壊させた照と咲は生徒指導室に連れていかれ、二人から解放された京太郎はほっと一息ついていた。それが束の間の安息とも知らずに……


京太郎「――ったく、朝っぱらから勘弁してほしいぜ」

和「京太郎くん、大丈夫ですか?」ペターン

京太郎「ああ、なんとかな。まったく、あの二人にも困ったもんだよ」チラッ

和「???」ペターン

京太郎(マジでぺったんこ。この光景は何度見ても違和感アリアリだな。別に和イコールおもちなんて言うつもりはないけど――)

京太郎(でも、失われた物の大きさは計り知れない。そう、それがおもちだけに……)

京太郎(って、なに考えてんだ俺のばかっ。和に対して失礼だろうが)

京太郎「……えっと、朝はごめんな。変なこと言っちまって」

和「いえ、私の方こそ、感情的になってしまって、すみませんでした」ペターン

俺が悪いってのに、頭を下げる和。

京太郎(このあたり、律儀っていうかなんていうか)

京太郎(でも、頭を下げてもおもちが揺れてくれないから寂しいんだよな)

京太郎(って、またおもちのことを考えてるぞ、俺。そんなことはさっき考えないって決めたばっかりだろうが)

京太郎「いや、あれは全面的に俺が悪かったよ。お詫びに何か困ってることとかあったら請け負うぜ?」

和「困ってることですか? 特にはないんですけど……そういえば――」ペターン

京太郎「ん、どうした?」

和「小学校の高学年の頃から肩こりに悩まされていたんですが、朝起きたら急にそれがなくなってたんです……って、これは困りごとではありませんね」ペターン

京太郎「小学校の高学年の時からの肩こりがなくなった?」

京太郎(そういえば、おもちの大きい女の子は肩こりに悩んでるって聞いたことがある。それに小学校の高学年といえば、和のおもちが急激に大きくなってきた時と合致する)

京太郎(これは一体どういうことだ?)

京太郎(今まではあまりにもみんなが普通に受け入れてたから、俺のおもちに対する認識がずれてるだけかもしれないって、自分を無理やり納得させようとしてたけど――)

京太郎(――もし、そうじゃなかったとしたら?)

京太郎(おもち格差の反転。この奇怪な現象が仕組まれたものだとしたら――)

和「あの、京太郎くん?」ペターン

京太郎「えっ、どうした?」

和「なんだか怖い顔してましたけど、大丈夫ですか?」ペターン

京太郎「いや、何でもないよ。ちょっと考え事をな」

和「困ってることがあったら、私では力不足かもしれませんが言ってくださいね」ニコッ ペターン

京太郎「ああ、そのときはよろしく頼むよ」

京太郎(余計なお世話かもしれないけど、和のためにも早くこの状況を何とかしないと……)

昼休み


京太郎(……結局、午前中、授業そっちのけで色々と考えてたけど、何も浮かばなかったな)

京太郎(っていうか、おもちが逆転した理由なんて、ただの高校生が考えてもわかるわけないよな)

京太郎(……でも、俺だけがこの異常事態に気付いてるってことに、何らかの意味があるはずだ)

京太郎(誰か、こういうオカルト関連に詳しい人いないかな……?)

京太郎(たとえば――)

和「――あの、京太郎くん」

京太郎「ん? どうしたんだよ、和」

和「今日お弁当をちょっと作り過ぎてしまいまして、よろしければ……///」

咲「和ちゃん、ひどいよー。今日はいっしょにお昼食べるって約束してたでしょ」

和「ひっ!? 咲さんっ!? 約束って、一体なんのことで――むぐっ」

咲「ごめんねー、京ちゃん。そういうことだから、和ちゃんはもらってくね」

京太郎「はは、相変わらずお前ら仲が良いな。今度は俺も誘ってくれよ」

咲「うん、ごめんねー」

京太郎「謝んなって、俺は食堂行ってくるから、気にしなくていいぞ」

咲「じゃあ、またね」

和「むぐっ、むぐー」ジタバタ



咲和サイド


咲「……和ちゃん、いくら京ちゃんとクラスが一緒で自分も幼なじみだからって、抜け駆けはひどいんじゃないかな?」ジィッ

和「誤解です、咲さん。私は別に抜け駆けだなんて、そんなつもりは――」

咲「それじゃあ、どうして京ちゃんにお弁当を作り過ぎたなんて嘘を吐いたの?」

咲「そのお弁当箱。明らかに二人分用意されてるよ?」

和「そ、それは――」

咲「京ちゃんのために作ったんじゃなかったら、私と一緒に食べよう?」ニコッ

和「うっ、うぅ……は、はい。一緒に食べましょう」グスッ

咲(私たち姉妹と違って、おもち成分ゼロの和ちゃんなんてライバルにもならないけど、出る釘は事前に打って打って打ちまくっておかないとね)ニヤッ

咲「和ちゃんのお弁当美味しいね。良いお嫁さんになれるよ」

和「……ありがとうございます」

咲(ま、京ちゃんはあげないけどね)

和「そういえば、照さんは一緒じゃないんですか?」

咲「ん? お姉ちゃんなら、食堂に行ってるよ」

和「そうなんですか。もしかしたら、今頃、京太郎くんと一緒に食べてるかもしれませんね」

咲「はっ!?」エビフライ ポロッ

和「あの、咲さん?」

咲「和ちゃん、それどういうこと?」

和「いえ、先ほど京太郎くんが食堂に行くと言ってましたし、照さんも食堂を利用しているのなら、その……そういう可能性もあるかなって」

咲「…………」ギリッ

和「ひっ」ビクッ

咲(和ちゃんを妨害することばっかり考えてて、お姉ちゃんのことをすっかり失念してたよ)ギリギリッ

和「あ、あのっ、咲さん?」ビクビクッ

咲「和ちゃん、私、用事を思い出しちゃった。ごめんね、もう行くね。和ちゃんのお弁当、すっごく美味しかったよ。今度、もっとゆっくり一緒に食べようね」ゴォォォォオオオオ

和「は……はいっ」ガタガタッ

咲(……は、はは、ははは、お姉ちゃん、やってくれたね)ゴッタオス

食堂前


照「…………」プルンッ

京太郎「あれっ、照ねえじゃん。照ねえも食堂か?」

照「うん、今日は咲のせいでお弁当作るの忘れちゃったし」

京太郎「じゃあ、一緒に食うか?」

照「うん、食べる。京ちゃんはレディースランチだよね?」

京太郎「おっ、わかってるな。ここのレディースランチは絶品だからな」

照「……それって私のお弁当より?」チラッ

京太郎「ち、ちげえって。照ねえの弁当が一番だよ」アセアセ

照「ありがと、京ちゃん」ムギュッ

京太郎(う、腕に豊満なおもちの感触が……)

京太郎「あ、あのさ、こういうのはあんまり人前でやらないほうが……」

照「あっ、ご、ごめんね」パッ

京太郎(今回はやけにあっさりと放してくれたな。やっぱり人前だとさすがの照ねえも恥ずかしいのか?)

照「きょ、京ちゃん、ぐずぐずしてると昼休み終わっちゃうし、早く注文しよう?」

京太郎「そうだな。おっ、プリン余ってるぜ。今日は俺がおごってやるよ」

照「ありがと、京ちゃん。今度、私のプリン食べさせてあげるね」

京太郎「はは、照ねえが人にプリンをやるなんて珍しいな。今日は雪でも降るんじゃないか?」

照「ううん、そんなことないよ。私のプリンは京ちゃん専用だもん///」

京太郎「俺専用のプリン?」

照「――な、何でもないっ」アセアセ

京太郎「何でもないってことないだろ。からかわないで教えてくれよ」

照「う、うぅ、今日、家に帰ったら教えるから///」

京太郎「絶対だからなっ」

照「う、うん。その代わり、絶対に食べてね」

京太郎「照ねえのプリンならいくらでも食べてやるって」

照「う、うん、楽しみにしてるね」

京太郎「おっ、あっちの席が空いたみたいだぜ。誰かに取られる前に早く座ろうぜ」タッタッ

照「あっ、京ちゃん、待って、私も――」


咲「――私のプリンは京ちゃん専用だもん」ボソッ

照「咲っ!?」

咲「……お姉ちゃんって本当に汚いよね。幻滅したよ」

照「――何のことを言ってるのかわからない。大体、私は今から京ちゃんとランチで忙しい」

照「出遅れた負け犬は一人さびしく、犬小屋で残飯を漁りながら遠吠えを上げてればいい」

咲「とぼけないでよね。お姉ちゃんみたいな卑しくて食い意地の張ったメス豚が、たとえ相手が京ちゃんだとしても、プリンをあげるなんてことがあるわけないのは、わかりきってるんだからっ」

照「……くっ、正論過ぎて言い返せない。悔しい」ギリッ

咲「クスクス、ねえ、お姉ちゃん?」

咲「お姉ちゃんの言ってたプリンって本当はプリンじゃないんだよね?」

照「確かにプリンじゃないのは認める。でも、京ちゃんなら私のプリンを気に入ってくれるはず」プルンッ

照「少なくとも咲みたいな中途半端なプリンじゃ、京ちゃんを満足させられないだろうけど」ニヤリ

咲「クスクス、それはどうだろうね?」ニヤリ

照「どういう意味?」ギリッ

咲「そのままの意味だよ。プリンっていうのは大きさだけじゃないんだよ?」ニヤニヤ

咲「張り、ツヤ、匂い、なめらかさ、その他諸々の条件。確かに大きさじゃ、お姉ちゃんに一歩及ばないけど、それ以外の面は若い私の方が格段に上なんだから」ドヤー

照「…………」

咲「クスクス、何も言い返せないんだ? 若さって残酷だよね。年増はおとなしく引き下がってた方が身のためだよ?」

照「黙れ、貧乳」

咲「うるさい、駄乳」

照(このポンコツ小娘)

咲(このポンコツ年増)

照「…………」ブチィッ

照「誰が年増だ。この変態お漏らし嶺上魔王!」ズッキューン

咲「あぅ……」ボコォッ

照「変態、変態、変態、変態、こんな変態が妹だなんて、私は悲しい」

咲「あぅぅ……」

照「変態咲なんかに京ちゃんは任せられない。京ちゃんは私が守る」ドヤー

咲「そんなの横暴だよ!」

照「変態に発言権はない。京ちゃんは私みたいなノーマルな性癖の女の子と一緒になるべき」フフン

咲「そんなの、絶対ダメっ。確かにアブノーマルかもしれないけど、私のは純愛だもんっ」

照「……変態の純愛(笑)」

咲「…………」ブチィッ


咲「カン(物理)」ズドンッ


照「ツモ(物理)」ギュォンッ


モブ「う、うわぁぁぁぁ、宮永たちの姉妹喧嘩が始まったぞぉぉぉぉぉおおお」

モブ「に、逃げろ。巻き込まれる前に逃げるんだぁっ」

モブ「須賀ぁっ、どうにかしろぉっ」

京太郎「無理言わないでくれよ!」


宮永母「みんな、安心して。私が来たからにはもう大丈夫よ」ボイボイボイーン

京太郎「お、おばさん、じゃなくて宮永先生!」

京太郎(って、まな板鉄板どころか抉れてると表現したほうが良かったおばさんの胸がすごいことになってる!?)


宮永母「二人ともやめなさい」ボイボイボイーン

照「だって、咲が――」

咲「だって、お姉ちゃんが――」


宮永母「天和(物理)」ドゴォーン


照咲「ぐぇぇぇええ」パタン


京太郎(暴虐の限りを尽くしていたはずのあの二人が、なすすべなくやられた!?)

照「くっ、溜めなしの役満発動は卑怯……」

咲「うぅ、私とお姉ちゃんですら、段階を踏まないと発動できないのに……」

宮永母「そんなに姉妹喧嘩がしたいなら、家でやりなさい」

京太郎「ちょっ、そんなことになったら家がもたないって!」

宮永母「それもそうね。家の修繕費も馬鹿にならないし。なら――久しぶりに家族麻雀でもやって決着を付けましょうか」

照咲「……家族麻雀?」

宮永母「勝った方は負けた方を好きにできるっていうのはどう?」

照(このメス犬の目障りな頭の角を引っこ抜いてやる)チラッ

咲(このメス豚の目障りな頭の角を引っこ抜いてやる)チラッ

京太郎(なんか不穏な空気だけど、話がまとまったと見ていいのか?)

宮永母「でも、それだけじゃ面白くないわね」

京太郎「いや、べつに面白くなくても――」

宮永母「京太郎くんも強制参加にして、京太郎を飛ばしたら、京太郎くんも好きにできるっていうのはどう?」

京太郎「ふぁっ!?」

照「やる!」

咲「やるよ!」

京太郎「いや、ちょっ、俺の人権は?」

宮永母「そんなものはないわ。もちろん、逃げ出したりしたらどうなるかわかってるわね?」ニコッ

京太郎「ひ、ひでぇ」シクシク

宮永母「勝てばいいのよ。勝てば、ね」ニヤニヤ

照(勝てば、京ちゃんに好きなことができる……いっぱいいっぱい良いことしてあげよう)
       
咲(勝てば、京ちゃんに好きなことができる……今日はできるだけおトイレ我慢して、京ちゃんにいっぱいいっぱい舐めてもらおう)

照「…………」チラッ

咲「…………」チラッ

照(このポンコツ)

咲(このポンコツ)

照「京ちゃん、楽しみにしててね(照スマイル)」ニコッ

咲「むふふふ、京ちゃん、楽しみにしててね(魔王スマイル)」ニヤァ


京太郎(咲からとんでもなく嫌な予感が漂ってくる。頼む、できれば照ねえ、勝ってくれ)

オチを思い付かなかったんで、このあたりで一旦終わります。

本編再開後に余裕があったら投下していきます。

っていうか、宮永母が出てきた時点で誰がおもち反転世界を画策したのかモロばれだったというオチ。

それではおやすみなさい。

どうでもいいことですが、卓のメンツは京太郎、咲、照、宮永父ですけど、誰が勝つのが一番いいですかね?

明日の本編再開に向けて、モチベーションをさらに上げるためD4C世界の続きを投下。

とくに気兼ねなく、こういう馬鹿話を書くのが実は好きです。

とりあえず、小ネタである以上、設定は適当。
時期的には県大会前で、部員は咲、照、和、久、優希、まこ、京太郎。監督は宮永母。どうでもいいけど多分、大阪選抜とも互角以上にやりあえるはず


放課後 麻雀部部室のある旧校舎内


京太郎(……うぅ、部室に行くとまたあの二人と顔を合わせなきゃいけないんだよな……)

京太郎(かと言って、県予選も近いからサボるわけにもいかないし)トボトボ

和「京太郎くん、気分が優れないようでしたら、無理せず今日は休んだほうが良いと思いますよ? 部長にも私の方から伝えておきますから」ペターン

京太郎「いや、大丈夫だよ。大会も近いし、こんなことで休んでられない」

和「それはそうですが、無理だけはしないでくださいね」ペターン

京太郎(うぅ、おもちはないけど、和はあの二人と違って本当に良い子だな)ジーン

麻雀部部室


宮永母「――みんなそろったみたいだね」

久「はい、宮永監督。それでは始めましょう」

宮永母「ええ、そうね。みんなも今週末に団体戦の予選が行われるのは知ってるでしょう?」

久「それで、私と監督で色々と話し合って、団体戦のメンバーを決めさせてもらったわ」

宮永母「一応、各々の特性を考えてオーダーを練ったのだけど、希望に添えなくても基本的に順番を変えるつもりはないから、そこだけは了承してね」

久「それではエースともいえる先鋒を発表します」

照(エース、それは最強の称号。名乗れるのは私以外にいない。見ててね、京ちゃん、私、絶対に先鋒になるから。咲、お前にだけは負けない)ドキドキ

咲(エース、それは甘美な響き。可憐な私にぴったりだね。京ちゃん、私、絶対に先鋒になるから。お姉ちゃんにだけは負けない)ドキドキ

久「先鋒は――」

照「…………」ドキドキ

咲「…………」ドキドキ

久「照よ」

照「……わかった。全力で頑張る」チラッ

咲「ちっ」

照(ふふ、姉よりも優れた妹なんていないってことだよ、咲)ニヤリ

久「対戦相手を蹂躙しまくって、絶望の淵に叩きこんであげてね」ニコッ

照「ふぇっ? え? え? その言い方だと、まるで私が情け容赦のない鬼畜のように聞こえる」

咲「クスクス、まさかお姉ちゃん、自覚なかったの?」

照「どういう意味?」

咲「先鋒はエースなんて言われてるけど、実際のところ、お姉ちゃんって力任せにしか暴れられないから、一番面倒なところを押し付けられただけなんじゃない?」ニヤニヤ

照「違う。私は陰険な咲と違って、全力で打ってるだけ。咲みたいに舐めプしてプラマイゼロなんてしない」ギリッ

咲「プラマイゼロしないんじゃなくて、できないだけでしょ?」ニヤニヤ

照「…………」

咲「…………」ニヤニヤ


照「…………ツモ(物理)」ギュォン


咲「カン(物理)」ズドン


咲「ワンパターンなんだよ、お姉ちゃん」ニヤニヤ

照「咲、ぶっころ――」

宮永母「はい、そこまでね。これ以上、続けるっていうなら天和(物理)するわよ?」

照「ひっ」ビクッ

咲「ご、ごめんなさい」ビクッ

宮永母「それではメンバー発表、続けましょうか」

久「えーと、次鋒、まこ」

まこ「おっし、まかせろ」プルン

久「中堅、私」

久「副将、和」

和「頑張ります」

咲(え、え? まだ私の名前呼ばれてないよぅ)カタカタ

照(咲、まさかのスタメン落ち……)ニヤリ

照(これでインターハイは京ちゃんと二人きりで……)ムフッ

久「大将、咲」

咲「が、がんばりますっ」

照「ちっ」

久「照や私たちが討ち漏らした相手をお得意の舐めプでさらなる絶望に追い込んでね」

咲「クスクス、お姉ちゃんの尻拭いか~。でも、今の言い方だとまるで私が性格の悪い子みたいですよ、部長ったら、やだな~」

照「咲、自覚なかったの?」

咲「お姉ちゃん、それどういう意味?」ギロッ

照「いや、何を言っても咲を傷付けるだけだし、もうフォローのしようもないから何も言わないことにする」プッ

咲「…………」

照「…………」ププッ


咲「カン(物理)」ズドン


照「ツモ(物理)」ギュォン


宮永母「天和(物理)」ドゴスッ


照咲「ぐぇぇぇぇぇぇええ」バタン


京太郎(何回同じことをやれば、この二人は学習するんだ?)

優希「うぇぇ、スタメンに入れなかったじぇ」シクシク

久「ごめんね、優希。このメンバーだと、これ以外にオーダーを思い付かなかったの」

優希「部長……わかってるじぇ。スタメンに入れなかったのは私の実力が足りなかったからだじょ」

宮永母「優希、その悔しさを胸に頑張ってね。それに登録は補欠だけど、試合に出るチャンスがないわけでもないのよ?」

優希「どういうことだじょ?」

宮永母「たとえば、照がお菓子の食べすぎでお腹を壊したり、咲がトイレの我慢しすぎで膀胱炎になったりしたら、貴女の出番よ」

優希「私の出番……」

宮永母「だから、腐らずに頑張ってね」ニコッ

優希「頑張るじぇ!」

京太郎(いや、いくらあの二人でもそんな間抜けなことはあり得ない……とは言いきれないのが怖い)

久「それじゃあ、大会に向けて打っていくわよ」


照「……咲」ボソッ

咲「……お姉ちゃん」ボソッ

照「家族麻雀前の肩慣らし、やっておく?」

咲「もちろん、やるに決まってるよ」

照「…………」ムクッ

咲「…………」ムクッ


京太郎(あれだけの攻撃を喰らって、もう立ち上がるとはたいした回復力だな)

照「今日は最初から全開で行かせてもらう」ギュルルルルルウルルルルルルウルルルルルルウ

咲「というわけだから、優希ちゃん、まこ先輩」ゴォォォォオオォォォオオオォォオオオオ

優希「ひっ」ビクッ

まこ「な、なんなんじゃ……」カタカタ


照咲「「私たちの生け贄になってね」」ニッコリ


久「……それじゃあ、私たちはいつもどおりに打ちましょう」ニコッ

和「そ、そうですね」

宮永母「クスクス、楽しくなってきたわ」

京太郎(俺も今晩、あの地獄のような卓に放り込まれるのか)ゲッソリ

宮永家 食卓


京太郎(……いつもの夕食風景のはずなのに殺伐としてる)

照「…………」モグモグ

咲「…………」モグモグ

宮永母「…………」ニヤニヤ

宮永父「京太郎くん、そういえば、きみと家族麻雀を打つのは久しぶりだな」

京太郎「あっ、確かにそうですね」

宮永父「学校では麻雀部に入ってるそうだけど、少しは上手くなったかい?」ニコッ

京太郎「まだ駄目駄目ですよ。照ねえや咲にいっつもコテンパンにやられてます」

宮永父「ははっ、そうか。それじゃあ、今日の家族麻雀で俺が勝ったら、二人にもっと京太郎くんに優しくするよう言ってやるよ」

京太郎「ありがとうございます。俺も飛ばされないように頑張りますよ」

宮永父「そういえば、飛ばした相手に何をしても良かったんだったか」

京太郎「おじさん、俺に変な命令しないでくださいよ」

宮永父「安心したまえ、と言いたいところだが、さて、どうしようかな~?」ニヤニヤ


照(お父さん、野獣のような眼光してる。京ちゃんに何をするつもりなの? まさか――)

咲(お父さんも京ちゃんを狙ってるの?)

照(ライバルは咲だけだと思ってたのに、こんなところに想定外の敵が)

咲(で、でも、京ちゃんとお父さんは男同士だし、そんなのおかしいよ)

照(ううん、おかしくない。京ちゃん、綺麗な顔立ちだし、筋肉もいい具合に付いてるから)

咲(実にお父さん好みってこと?)

照(認めたくはないけど、そういうことかもしれない)

咲(そんなの、そんなのってないよ。娘の好きな男の子をその父親が寝取るなんて、ひどすぎるよ)

照(私だって、そんな悪夢信じたくない。でも、可能性としてある以上、見過ごすわけにはいかない)

咲(京ちゃんがお父さんに寝取られるなんて……)

照(ほらほら、京太郎くん、初めてなんだろう? 優しくしてあげるから、もう少し体の力を抜くんだ)

咲(だ、駄目ですよ、おじさん。俺には好きな人が――)

照(そんなこと言いながらも、きみのここは嫌がってないみたいだけどな?)

咲(くぅっ、だ、駄目です。そんなところを刺激されたら、俺、俺――)

照(くくく、我慢しなくていいんだよ? 今は俺に身を任せるんだ)

咲(お、おじさん///)

照(そうだ。羞恥心を捨てて、本当の自分を曝け出すんだ)

咲(おじさん、おじさん、俺、俺――)

照(京太郎くん、京太郎くん、京太郎くん!)

咲(おじさん、おじさん、おじさーん!)

照「……悪くないかも」

咲「うん、これはこれでありだね」

京太郎(二人ともニヤニヤしてどうしたんだ?)

宮永父「そうだな。京太郎くん、きみが負けたら、今度、川釣りにでも付き合ってもらおうかな?」

京太郎「釣りですか、良いですね!」

宮永父「ついでに女の子も釣ったりな」ボソッ

京太郎「ははっ、おばさんにバレたら殺されますね」ボソッ

宮永母「…………」モグモグ

宮永母「聞こえてるわよ?」ニコッ

宮永父「ははっ、冗談だよ」

宮永母「ええ。わかってるわ」

京太郎(おばさん相手に冗談でもこういうことが言えるおじさん、すげえ)キラキラ


照(……京ちゃんが熱のこもったまなざしでお父さんを見てる。京ちゃんもお父さんのことが――)

咲(だ、駄目だよっ。やっぱりそんなのおかしいよ、京ちゃん!)

照(――って嘘ばっかり、本当は興奮してるくせに)

咲(えへへ、バレてた?)

照(でもやっぱり、お父さんといえども京ちゃんは渡せない)

咲(そうだよね。やっぱり京咲が一番だよ)

照(むっ、一番は京照に決まってる)

咲(京咲だよ!)

照(京照!)

咲(わかったよ、お姉ちゃん。ここは私たちらしく――)

照(この決着は――)

照咲(麻雀でつけよう!)ゴォォォオオオオオオオオ


京太郎(うぅ、寒気が……)


家族麻雀に続く

というわけで、ここらへんで終わります。

おもち姉妹に挟まれて、うっひょーする話だったはずなのに、どうしてこんなことに……

松実姉妹とかだったら、ほんわかしながら適度にえっちぃイベントを挟めるし、愛宕姉妹なら愛宕姉妹でネキと馬鹿やって絹ちゃんにセクハラして楽しくやれるはずなのに……

どうして宮永姉妹はこうなんでしょうね?

ちなみに原作だと宮永父は、宮永母と金角ちゃんのお母さんも孕ませた鬼畜ってことでいいんでしょうか?

とりあえず、次のおもち祭りで余裕があったら瑞原プロにおまけで戒能プロも付けて、濃厚なレズプレイタイム。

それではおやすみなさい

携帯から失礼
申し訳ないですが急な飲み会で今日は無理っぽいです

ちょっと二日酔い気味だけど始めて行きます。

実は飲み会の空気が苦手だったりする。

今日はコミケ一日目だったそうですけど、自分には遠い国の出来事のように感じます

咲の襲撃を受けて、瀕死状態だったのに松実姉妹の淫夢でハッスルした京太郎の続きから


7月第4週 夏休み 朝


京太郎「……くぅ、宥さん、宥さん――って、はぁはぁ…………」ガバッ

京太郎(……なんて夢見てんだよ、俺はクズ野郎か)

京太郎(和って大切な彼女がいるのに、宥さんや玄さんに夢の中とはいえ、あんなひどいことを――)ズキッ

京太郎「いてっ、くそっ、やけに体が痛むな――って、そうか……」

京太郎(昨日、咲に襲われて、照ねえに助けられた後、そのまま眠っちまったんだよな)

プルルルル

京太郎「携帯が鳴ってる。こんな早くに誰だ? って、和からじゃねえか。もしもし――」ピッ

和『……よ、良かったぁ。昨日、何度かメールしたんですけど、返信がなくて心配してたんですよ』

京太郎「ご、ごめんな」

和『いえ、こちらこそこんな早い時間に電話してすみません。でも、京太郎くんのことが心配で……』

京太郎「いや、俺の方こそ、メールするって言っておいて、悪かったよ」

和『京太郎くん、あのあと何かあったんですか?』

京太郎(和に正直に話すべきか? 俺の怪我を見たら、誰だって何かあったと思うだろうし。でも、できれば和を巻き込みたくない)


選択安価です 下2

1 不良に絡まれて怪我をしたと誤魔化す

2 咲との間に起こったことを正直に話す

3 永水に相談してから話す

安価→2 咲との間に起こったことを正直に話す


京太郎(下手に誤魔化しても、和なら簡単に見抜いちまうだろう)

京太郎(それで余計に和に心配をかけさせたら本末転倒だ)

京太郎(我ながら、現実とは思えない体験だったけど、和に正直に話そう)

京太郎「実は和と別れた後、咲に会ったんだ。それで――」


和『……なんというか、にわかには信じがたい話ですね』

京太郎「ま、そりゃ、普通はそういう反応になると思うよ」

和『でも、嘘じゃないんですよね?』

京太郎「ああ。俺もまだ自分では信じられないけど、全部本当のことなんだ。照ねえに確認してくれれば、わかってもらえると思う」

和『それで、その、警察とかには――』

京太郎「できればやめてくれ。カン(物理)されたって言っても、信じてもらえないだろうし。それに、あんなでもまだ咲は幼なじみだから、警察沙汰にはしたくない」

和『でも、このままでは駄目だと思いますよ』

京太郎「わかってる。俺もあいつをあのままにはしておきたくない」

和『誰か相談できるような人はいないんですか?』

京太郎「相談できるような人か……心当たりがあるから、一旦電話切るよ」

和『あの、今日の部活ですけど、あまり無理はしないでくださいね。駄目なようでしたら、お見舞いに行きますから』

京太郎「ありがとな。でも、大丈夫だよ。俺、体だけは頑丈だからさ。じゃ、また部活で」

和『はい、それでは』ピッ

京太郎「とりあえず、受け身なままだと埒が明かない。誰かに相談しないと――」


選択安価です 下2

1 龍門渕家に相談

2 永水に相談

3 健夜に相談

安価→1 龍門渕に相談


京太郎(さて、相談するとは言ったものの、どこに相談しよう)

京太郎(一応、永水の人たちに相談はしてみるけど、あの人たちは鹿児島だし。近場で相談に乗ってくれそうなところは――)

京太郎「龍門渕さんのところに連絡してみるか」

京太郎(ちょっと図々しいとは思うけど、龍門渕さんも俺たちに協力的なことを言ってくれてたし、天江さんもこちら側の世界の人だ)

京太郎(何かの力になってくれるかもしれない)

京太郎「とはいっても、龍門渕さんの家の番号知らないんだよな。ハギヨシさんか国広さんに連絡して繋いでもらうしかないか」

ピッピッピッピッ

京太郎「……もしもし、須賀ですけど――」


コンマ判定で、電話の相手を判定 下1

01~49 ハギヨシ
50~98 一
ゾロ目 ???

コンマ→89 一


一『――もしもし、こんな朝に須賀くんから電話だなんて珍しいね』

京太郎「すみません。こんな早くに。ちょっとした急用でして」

一『ううん、気にしないでいいよ。それでボクに何の用かな?』

京太郎「実は龍門渕さんに相談したいことがありまして……」

一『須賀くんが透華に?』

京太郎「図々しいお願いとは思いますけど、龍門渕さんに繋げてもらえますか?」

一『どうやら、何かあったみたいだね』

京太郎ど「どうかお願いします」

一『きみたちには衣のことでお世話になったお礼もあるし、もちろんOKだよ。っていうか――』バッ

透華『――須賀さん、私に相談というのは一体何事ですの!? 詳しく説明してくださいまし!』

京太郎「りゅ、龍門渕さん、聞いてたんですか?」ビクッ

透華『もちろんですわ。この龍門渕透華、助けを求める人を無碍に扱うような人間ではなくてよ!』

京太郎「は、はぁ」タジッ

京太郎(龍門渕さん、朝っぱらからテンション高いな)

透華『何より、貴方たちには麻雀でやられた借りがありますもの、その借りくらいは返させてもらいますわよ』

京太郎「は、はい。頼りにさせてもらいます」

京太郎「とりあえず、色々と説明することがあるんで、まずは――」


透華『ふむふむ、なるほど。よくわかりましたわ。つまり、今、貴方たちは永水と同盟中で白糸台と敵対しているということですのね?』

京太郎「そういうことになります。秘密にしててすみません」

透華『まったくですわ。まさか永水が、私たち以外の人間にも同盟を持ちかけていたなんて初耳です』

京太郎「え?」

透華『あの合宿中、同盟を申し込まれたのは貴方たちだけではないということですわ』

京太郎「龍門渕さんたちも同盟を申し込まれたんですか?」

透華『そういうことですわ。あの人たちが何を考えているのかわからなかったから、返事は保留にさせてもらいましたけど』

京太郎「そうですか……」

京太郎(龍門渕さんも迷ってるんだよな。やっぱり、まだお互いのことを知らないのに相談なんて虫が良い話か)

透華『話はわかりましたわ。とりあえず、貴方たちのところに護衛を送るということでよろしいかしら?』

京太郎「はっ? 護衛?」

透華『もちろん、貴方の生活を邪魔させたりはしませんわ』

透華『それに、話を聞いていると貴方が襲われたことに白糸台の監督の思惑は絡んでいるようには思えませんし、再び襲われる危険はないとは思いますが、念には念を入れてですわ』

京太郎「あの、本当に良いんですか?」

透華『合宿の終わりに約束したでしょう? 必ず優勝旗を持って帰ると』

京太郎「そういえば……」

透華『それをこんなつまらないことで台無しにされたくないだけですわ』

京太郎「龍門渕さん、本当にありがとうございます」

透華『か、勘違いしないでくださいまし。貴方に何かあって原村和に不甲斐ない試合をされては困るから、手を貸しているだけなんですのよ!』

京太郎「はは、そういうことにしておきますよ」

透華『な、なんですの!? 今の言い方は――』パッ

一『――というわけだから、長野にいる間は安心して普通の生活を送ってね』

京太郎「はい。でも、本当に良かったんですか?」

一『ボクたちも白糸台には少なからぬ因縁があるからね。これくらいどうってことないよ』

京太郎「因縁ですか?」

一『ま、そういうことだから、インターハイ頑張ってね。ボクたちも応援に行くから。それじゃ、またね』ピッ

京太郎(ふぅ、とりあえずこれで一安心ってところか。俺の知らないところで色んなことが動いてるんだな)

龍門渕邸


透華「一、まったく貴女という子は――」ガミガミ

一「あはは、ごめんね、透華」

透華「謝って済む問題ではなくってよ」

一「だから、ごめんって言ってるでしょ。でも、須賀くん、大丈夫かな?」

透華「まさか彼まで白糸台との問題に巻き込まれてるとは思いませんでしたわね」

一「透華、これからどうするの? 旦那さまは白糸台寄りだよ。このままだと最悪、旦那さまと敵対することに――」

透華「お父様と敵対……ならば、それもまた一興」

一「……透華?」

透華「お父様が何を思って、白糸台の肩を持とうとしているのかはわかりません」

透華「けれど、あの女は私たちを――衣を傷付けました」

透華「敵対する理由は、それだけで十分でしょう?」

透華「一、永水に電話を繋ぎなさい。同盟の申し出、受けようじゃありませんか」

前々からアナウンスしていた瑞原はやり(28)の登場です


京太郎「ふぅ、その場しのぎといえば、それまでだけど。龍門渕さんも俺たちに協力してくれる」

京太郎「おばさんたちが何を考えてるかは知らないけど、大丈夫。俺は一人じゃない」

京太郎(俺にできることは麻雀くらいしかないけど、それでも何かの力になれるはずだ)

京太郎「よし、そうと決まれば、部活に行くぞ」

プルルル

京太郎「ん? メール?」ピッ


はやり『おはようございます、須賀くん。今日は予定大丈夫でしょうか?』


京太郎「瑞原プロからだ。あっ、そういえば、瑞原プロと今週、麻雀の特訓することになってたんだった」


京太郎『お久しぶりです。なかなかメールできなくてすみません』

はやり『いえいえ、こちらこそ、すみません。ちょうど、お仕事に余裕が出来たので、これから長野に行こうと思うんですけど、大丈夫ですか?』

京太郎『もちろんですよ。今日は午前中に部活がありますけど、午後からならいくらでもエスコートしますから』

はやり『ふふっ、楽しみにしてますね☆』

京太郎『ばっちこいです』

はやり『それで、ちょっとしたゲストがいるんですけど、ご一緒させてもらってもいいですか?』

京太郎『それって小鍛治プロですか?』

はやり『クスクス、プロはプロですけど、それは会ってからのお楽しみですよっ☆』

京太郎『まとめてエスコートしますから安心してください』

はやり『それでは長野に着いたら連絡しますね』

京太郎『はい。それではまたお昼に』

シノハユ0話で、はやしこが公式化したので、その記念。
このスレでは戒能プロが長野出身のままになっているのでご注意を
涙目で年下におねだりする(28)が書きたかっただけという


はやり視点


良子「はやりさん、ずいぶんと楽しそうにメールしてましたね。ちょっとジェラシーです」

はやり「ふふっ、ごめんね」

良子「前に言っていた強い男の子ですか?」

はやり「そそ。麻雀始めたばっかりだっていうのに、すっごく強いんだよ」

良子「確か長野でしたよね」

はやり「そういえば、昔、良子ちゃんも長野に住んでたって言ってたよね」

良子「長野にはあんまり良いメモリーはありませんけど」

はやり「そんなこと言わないの。はい、これ」つ乗車券

良子「長野行きの乗車券?」

はやり「良子ちゃん、暇だって言ってたでしょ? 一緒に行こうよ」

良子「でも、私は――」

はやり「ね、行こ?」ウルッ

良子「ふぅ、はやりさんには敵いませんね。わかりました、行きますよ」

良子「私もその少年に興味がありますからね」

はやり「ふふっ、そう言ってくれると思った」ギュッ

良子「あの、はやりさん、朝からそういうのは……」

はやり「……いや?」ムギュウッ

良子「嫌じゃないですけど」ポリポリ

はやり「良子ちゃん、だいすきっ」ガバッ

良子「あっ、はやりさん、そこは……///」ビクッ


※午後に、はやりと良子の二人と会うことになりました。

麻雀部部室


京太郎「しっつれいしまーす」

京太郎(ふぅ、結構ひどい怪我だと思ってたけど、普通に動く分には問題なかったな)

京太郎(時間に余裕を持って来たつもりだったんだけど、早く来すぎたか)

京太郎「うーん、でも、人の気配がするんだよな」

部室に入ると中にいたのは……


出会ったキャラクター判定。 下1

01~19  照
20~39  和
40~59  優希
60~79  まこ
80~98  久
ゾロ目 ??? 

多分、日程的に最後の通常特訓となります


判定結果

出会ったキャラクター 03→照


京太郎「おっ、照ねえ、早いな」

照「京ちゃん、もう体は大丈夫なの?」

京太郎「大丈夫だって安心しろよ! へーきへーき! 一晩ぐっすり寝たらばっちり回復したから!」

照「なら、いいけど。無理だけはしちゃだめだよ」

京太郎「わかってるって。昨日はありがとな、助かったよ」

照「ううん、私の方こそ、ごめんね。咲がまさかあんなことをするなんて……」

京太郎「照ねえが謝ることじゃないって」

京太郎「龍門渕さんや永水の人たちも力を貸してくれるって言ってくれてるし、俺たちだけで悩むんじゃなくて、他の人たちも頼ろうぜ」

照「うん、そうだね……」

京太郎(照ねえ、やっぱり咲のことで思った以上に落ち込んでるな……)


さて、今日はどうしようかな?


選択安価です。下2

1 卓打ちに混ぜてもらうか(簡易対局になります。メンツは再度安価を取ります)

2 特訓しよう(キャラクター名も書いて下さい)

3 ネトマしよう

安価→2 特訓 まこ


久「えーと、くじ引きの結果は――」

京太郎「お、まこ先輩と俺が余りか」

まこ「ふぅ、合宿の時からなんだかお前さんと縁がある気がするのぅ」

京太郎「ん、そういえばそうですね」

まこ「とはいっても、今はもうお前さんの方が強いし、ワシと特訓することなんぞ、ありゃせんじゃろ」

京太郎「いえいえ、そんなことないですって。俺、まこ先輩の打ち方をまだ完全に物にしてませんし」

まこ「お前さん、その言い方、一歩間違えたらただの嫌味じゃから気を付けぇよ」

京太郎「うっ、すみません」シュン

まこ「じゃから、そうやって落ち込む振りはやめんか。ほれ、特訓始めるんじゃろ?」

京太郎「お、お願いします」

さて、何について特訓してもらおうか?


まこ(キャパシティ30)
【河の記憶Lv2】聴牌判定時、コンマが奇数の場合、他のキャラクターの聴牌判定に15のマイナスを加え、自身に15のプラスを加える。
その後、互いの和了補正値を比べて、自身の方が大きければ、和了が確定する。


選択安価です。上げたいステータスを書いてください。安価先のコンマでステータスの上昇値が決まります。 下2 

0~10  失敗 ステータスアップなし  まこの好感度変化なし

12~98 成功 ステータス+1  まこの好感度小アップ

ゾロ目 すごいわ須賀くん! ステータス+2 まこの好感度大アップ+キャパシティが下がる

はい

>>175 上げたいステータスの記入をお願いします

それと一旦休憩。飯食ってきます

ただいま帰宅。

お盆休みだけあって、この時間でも飲食店は混んでますね。

とりあえずレスがないので安価下の『運』でいきます

安価→『運』 コンマ85 成功


まこ「京太郎、それじゃあ、特訓開始じゃ」

京太郎「お願いしますっ」

まこ「まずは他の四人の卓を観察して、流れを掴むんじゃ」

京太郎「照魔鏡発動!」ゴォッ

久「……あの、気合いが入ってるのはいいけど、くれぐれも卓打ちの邪魔だけはしないでね?」

まこ「そこらへんは大丈夫じゃ。京太郎もそれくらいはわかっとるじゃろ?」

京太郎「安心してください。俺の『鏡』でちょろっとみんなの大事なところを覗かせてもらうだけなんで」

優希「言い方がなんかいやらしいじぇ」

和「京太郎くん、やっぱり少し頭が……」

照「…………」


数時間後


まこ「――どうじゃ、京太郎。流れは掴めてきたかのぅ?」

京太郎「はいっ。まこ先輩の指導のおかげです!」

まこ「そうか。じゃが、全国の猛者とやり合うにはお前さんの経験値はまだまだ足りん。これに満足することなく、精進するんじゃぞ」

京太郎「頑張りますっ」


久(……対局のたびに照魔鏡で覗かれるこっちの身にもなってほしいんだけど)


京太郎
『攻』(77/80)
『防』(71/80)
『速』(79/80)
『運』(75/80) +1
『キャパシティ』(140/160)
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
※【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
※【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)

7月第4週 夏休み 午後


久「さて、今日はここまで。まだ合宿の疲れも残ってると思うし、あんまり無茶せずにゆっくりするのよ」

久「特に須賀くん、どうしてそんなに怪我をしてるのか深くは聞かないけど、無理だけは禁物よ」

京太郎「はい、気を付けます」

久「それじゃあ、今日はこれで解散」

一同「「お疲れさまでした」」

京太郎(さて、午後からは瑞原さんと待ち合わせだ。瑞原さんが連れてくるプロって誰だろう?)

和「……あの、京太郎くん、一緒に帰りませんか?」

京太郎「ん、そうだな。今日はあんまり話せなかったし、一緒に帰ろう」

京太郎「それじゃあ、部長、お先に失礼します」

和「失礼します」

久「最近、このあたりも物騒みたいだし気を付けて帰るのよ」


帰り道


和「あの、京太郎くん、本当に怪我は大丈夫なんですか?」

京太郎「ああ。怪我って言ってもカン(物理)されただけだし、かすり傷みたいなもんだよ」

和「カン(物理)ですか」

京太郎「まあ、衝撃はすごいけど、多分、そこまで殺傷力はないんじゃないかな?」

和「オカルトすぎて、私には何と言っていいやらわかりませんが。あまり無暗に出歩くのは危険なのでは?」

和「今日は怪我のこともありますし、家でゆっくりした方がいいと思いますけど」

京太郎(俺もそうしたいのは山々なんだけど、瑞原さんと約束があるしな)


選択安価です 下2

1 はやりとの約束のことを正直に話す

2 家でゆっくりすると嘘を吐く

3 いっそのこと和も連れて行ってしまう

和、はやり、戒能プロの三人でおもちオールスターですね


安価→3 いっそのこと和も連れて行ってしまう


京太郎(瑞原さんとの約束も破れないし、和も心配させたくない)

京太郎(俺はどうすれば――そうだ!)

京太郎「和、午後からヒマか?」

和「はい。特に予定はありませんけど?」

京太郎「お前に会わせたい人がいるんだけど、駅前で待ち合わせしないか?」

和「わ、私に会わせたい人ですか」ドキドキ

京太郎「多分、びっくりすると思うぜ」

和「わ、わかりました。それでは駅前で待ち合わせですね」

京太郎「ああ、それじゃあ、気を付けて帰れよ」

和「はいっ。粗相のないように頑張ります」

京太郎(和のやつ、なんか様子がおかしかったな。でも、まさか瑞原プロが来るなんて夢にも思ってないだろうから、驚く顔が楽しみだぜ)

京太郎「っと、瑞原さんにも一応メールしとくか」


京太郎『麻雀部の仲間を紹介したいんですけど、大丈夫でしょうか?』

はやり『うん、大丈夫ですよ。こちらはもうすぐ長野に着きそうですから、駅前でブラブラして待ってますねっ☆』


京太郎「ふぅ、こうしちゃいられないな。急がないと」



和「京太郎くん、私に会わせたい人って誰なんでしょう?」

和「――まさか、御両親!?」

和「そ、そんな、私たち高校生なのに、それは早すぎますよっ」アセアセ

和「で、でも、鉄は熱いうちに打てといいますし」

和「と、とにかく、遅れてしまっては元も子もありませんし急ぎましょう」

和(はっ、御両親にあいさつする時はどのような服を着て行けばいいんでしょう?)

和「こ、これは悩みどころですね」ムムゥ

といったところで今日は終わります。

二日酔いが微妙に残ってて、飯食ったら治るかと思ってましたが限界です。

とりあえず、おもち三人に囲まれますが、このスレの京太郎だと何もできずに終わるはず。

それではおやすみなさい

今日は進められそうにないので、安価だけ取っておきます


和が待ち合わせに着てきた服は?

1 気合いの入ったフリフリ(原作1巻の目次で着ている服)

2 清楚な感じのフリフリ(原作第18局の京太郎の妄想の中の服)

3 気合いが入りすぎてもはや痴女服(原作5巻の番外編のアレ)


原作読み返すと長野決勝の大将戦後半から咲さんの人間らしさが消えて、そのあとインターハイに至るまでずっと人の皮を被った魔物に見えますね。

そして、和もアニメほどレズピンクではないという。そういう観点で阿知賀編を読んでみましたが、アコチャーと新道寺のレズどもはぶれなくレズでした。

この異常な3押しは何なんでしょうね?

あんな服着てたら、ハイエースに連れ込まれて○○されても文句は言えないよね?

夜から再開します。その前にD4C世界の続き投下

宮永家 麻雀部屋


京太郎(……うぅ、結局逃げることもできずに家族麻雀が始まってしまった)チラッ

照「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

咲「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

宮永父「ははは、二人ともやる気満々だな。まるで獲物を狙う野獣みたいな目してるぞ」

京太郎(違うよ、おじさん。野獣みたいじゃなくて、野獣そのものだ)

京太郎(これは負けると本気で喰われる……絶対に負けられないぞ)

宮永母「クスクス、それでは始めましょうか」

京太郎「お願いします」

宮永父「それじゃ、行くぞ。まずは――リーチ!」スタンッ

京太郎「なっ!?」

京太郎(さすがはおじさん。東一局の親番で、いきなりダブリーだなんて)

京太郎(これで、誰か鳴けないと次巡でツモられて、ダブリー一発ツモに表と裏のドラも乗ってドラ八。それにタンヤオか赤ドラも付くと数え役満、16000オール)

京太郎(初めて体感する。これがおじさんの本気。あのおばさんと五分の戦いを繰り広げた【D4C(いともたやすく行われるえげつない和了)】…………!!!!)

照「……お父さん、本気なんだね」ストン

京太郎(くっ、な、鳴けない……)

宮永父「ああ。本気だとも。お前ら三人を一気に飛ばして、俺の父親としての威厳を復活させる。二人が負けたら、久しぶりに俺と一緒に風呂に入ろうか?」

咲「……そんなの絶対に嫌だよ。私は負けない! 絶対に負けないんだからっ」ストン

京太郎(くそっ、それも鳴けない牌。こうなったら、俺の捨て牌で二人に鳴いてもらうか、和了ってもらうしかないけど……)

京太郎(駄目だ。一巡目じゃ、二人の待ち牌が何なのか全然わからない)

京太郎(こうなったら、破れかぶれだ!)

京太郎「こいつはどうだ!?」ストン


照「……ロン」パタン


咲「私もロンだよ」パタン


京太郎(……よ、良かった。ダブロンで二人に振り込んじまったけど、どうにかおじさんの【D4C】は回避できたぞ)ホッ

宮永母「京太郎くん、ホッとしてるところ悪いんだけど、二人の手牌をよく見た方がいいわよ?」

京太郎「あっ、そういえばそうですね」

京太郎(まっ、おじさんじゃあるまいし、一巡目じゃどうせたいしたことない役だろうけど……って――)

京太郎「――こ、これは……」ガクガク


照「国士無双、役満だよ」ニコッ

咲「私も国士だよ」ニコッ

京太郎「ひっ、ひぃっ」ガクガクブルブル

京太郎(おかしい。こんなのおかしいよ)ジワッ

京太郎(一巡目で国士聴牌なんて……しかもそれが二人も!?)

照「これで京ちゃんのトビ終了だね」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

咲「一位の人は飛ばした人に好きなことができるんだよね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

京太郎「た、助けて……ひっ、ひぐっ、お、おじさん、助けて……」

宮永父「はははは、すまんな、京太郎くん。我が家では敗者に人権はないんだ」

照「……京ちゃん、お風呂に行こう」ガシッ

京太郎「はっ!? お風呂!?」

照「子供の頃、よく一緒に入ったでしょ? あの頃みたいに二人で流しっこしよう」

京太郎「い、いや、待ってくれよ。俺たちもう高校生なんだぜ? いくら姉弟みたいに暮らしてきたからって、それはちょっと……」ビクビク

照「京ちゃん、京ちゃんは負けたんだよ? 京ちゃんは私の言うことを聞かないと駄目なんだよ?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

京太郎「あ、あぅあぅ」

咲「お姉ちゃん、待ってよ!」ガシッ

京太郎「さ、咲、助けてくれるのか?」

咲「私だって京ちゃんから和了ったんだから、私にだって京ちゃんに好きなことする権利があるはずだよ!」

京太郎「さ、咲さん!?」

咲「京ちゃんは私と一緒にお風呂に入るんだよね? ね?」

照「寝ぼけたこと言わないで。同点である以上、上家の私の勝ちのはず、咲は出しゃばらないで、そこらへんのどぶ川に浸かってるといい」

咲「そんなの横暴だよ! 大体、お姉ちゃんは京ちゃんが嫌がってるのがわからないの!?」

照「京ちゃんは嫌がってない。ただ恥ずかしがってるだけ」

咲「違うよ! 京ちゃんはお姉ちゃんのお菓子の食べすぎでたるみきった体になんて興味ないのがどうしてわからないの!? このデブ!」

照「誰がデブだ。この変態お漏らし」

咲「言ったね? 今、言ってはいけないことを言ったね!?」

照「自分の排泄物を京ちゃんに舐めさせようとしてる変態に、変態と言って何が悪い?」

咲「あ、あぁぁぁっぁぁっぁぁぁ、このデブデブデブデブデブ!」

照「あ、あぁぁっぁぁぁぁっぁぁ、この変態変態変態変態変態!」

咲「――京ちゃん、こんなデブと一緒のお風呂に入ったら、ストレスで死んじゃうよ。私と一緒に入ろう?」ニコッ

照「――京ちゃん、こんな変態と一緒のお風呂に入ったら、変態が伝染って死んじゃうよ。私と一緒に入ろう?」ニコッ

京太郎(……助けて。誰か、助けて……)

宮永母「まったく二人とも、京太郎くんがどんびきしてるのがわからないの?」

照「だって、咲が――」

咲「だって、お姉ちゃんが――」

宮永母「そんなに一緒に入りたいなら、二人とも一緒に入って京太郎くんにどっちがすばらか選んでもらえばいいでしょう?」

京太郎「ふぁっ!?」

照「それもそうだね。京ちゃんが咲よりも私を選んでくれるのはわかりきってることだし」

咲「寝言が聞こえるね。京ちゃんならお姉ちゃんより私を選んでくれるよね?」

京太郎「いや、ちょっ――ひっ」

照「それじゃ、お風呂に行こう」ガシッ

咲「京ちゃん、一緒に脱ぎ脱ぎしようね」ガシッ

脱衣所


照「――もうっ、京ちゃん、逃げたら脱げないよ」ヌガシヌガシ

咲「クスクス、京ちゃんのコ↑コ↓、昔見たときと全然違うね」ヌガシヌガシ

京太郎「や、やめてくれ。二人とも、お願いだから、やめ――」ジタバタ

照「クスクス、恥ずかしがってる京ちゃん可愛い。ほら、入ろう?」ムギュッ

咲「えへへ、京ちゃんと一緒に入るなんて久しぶりだね」ムギュッ

京太郎(両側からおもちに挟まれてる……かつて何度も夢見た光景のはずなのに――)

京太郎(どうして俺の心はこんなにも暗く沈んでいるんだろう?)

照「京ちゃん、湯船に入る前に体を綺麗にしないとね」ムギュッ

京太郎「ちょっ、照ねえ、それくらい自分でできるから――あぅっ」ビクッ

咲「京ちゃん、恥ずかしがらないで私たちに任せて」ムギュッ

京太郎「さ、咲、やめろ。そ、そこは――ふぐっ」ビクビクッ

照「京ちゃん、気持ち良いんだね? じゃあ、これはどう?」ムギュムギュッ

京太郎「て、照ねえ、お願いだ。や、やめ――」ビクビクッ

咲「お姉ちゃんばっかりずるいよ。私も」ムギュムギュッ

京太郎「さ、咲、駄目だ。いくら幼なじみだからって、こんなことは――うぅっ」

照「京ちゃん、口ではそう言いながら、体は喜んでるみたいだよ」ムギュムギュムギュッ

咲「嬉しいな。京ちゃん、私たちの体に興味ないのかと思ってたよ」ムギュムギュムギュッ

京太郎「興味ないなんて、そんなわけないだろ。で、でも、やっぱりこんなの間違って――あぅっ」ビクビクッ

照「京ちゃんのそういう真面目なところ大好きだよ。でも、もっと自分に素直になろ?」スリスリ

咲「そうだよ。京ちゃん、私たちはいつでも京ちゃんなら大丈夫なんだよ? ね、一緒に気持ち良くなろ?」スリスリ

京太郎「き、気持ちよく……?」

照「そう、気持ち良く。んっ、んんっ、京ちゃん、どうかな?」ムギュッ

京太郎(ふ、ふぉぉぉおおおおお! 俺は何を悩んでたんだ? こんなにすばらなおもちに挟んでもらえるなら、そんなにすばらなことはないじゃないか)

京太郎(照ねえのはちきれんばかりのおもちが俺を挟んでる。たまんねえ、たまんねえ、たまんねえよ!)

京太郎「さ、最高だよ!」フガフガッ

照「ん、んんん、く、くすぐったい。京ちゃん、胸の中で喋っちゃダメ」ビクッ

京太郎「ご、ごめん」フガフガ

咲「京ちゃん、次は私の番だよ。ん、んんっ、京ちゃん、気持ちいい?」ムギュッ

京太郎「あ、ああ。咲のおもちも最高だよ。汗ばんでて、えっちぃ匂いがする」フガフガ

咲「あっ、んんっ、あんっ、も、もうっ、京ちゃん! 胸の中で喋るのは、きゃっ」ビクッ

京太郎「咲のおもち美味しいよ」ペロッ

咲「もうっ、ん、んんっ、京ちゃぁん、気持ち良いよぉ」ピクッ

照「きょ、京ちゃん、わ、私も///」ムギュッ

京太郎「へへへ、照ねえの汗もちょっとしょっぱくて、でも、良い匂いがしてずっと舐めたくなる味だぜ」ペロペロ

照「あっ、んっ、んんっ、だ、だめっ、駄目だよっ。京ちゃん、こ、声が……」ビクビクッ

京太郎「へへっ、照ねえは敏感だな。ここが良いのか?」ペロッ

照「んっ、そ、そこぉ、そこが気持ち良い……」ビクビクッ

咲「京ちゃぁん、私も、私もぉ」ムギュッ

京太郎「ごめんごめん、咲はここが好きなんだよな?」ペロペロ

咲「うん、好きぃ、京ちゃん、好きぃ」ムギュッ

京太郎「咲……」

照「京ちゃん、私も、私も好きぃ。京ちゃん、好きだよぉ」ムギュッ

京太郎(二人とも……)

京太郎「――ありがとう。本当にありがとう」スリスリ

咲「京ちゃん、京ちゃん、京ちゃぁん、好きぃ」

京太郎「おもち……おもち……二人のおもち……」スースー

照「京ちゃん、寝ちゃったの?」

京太郎「…………」スースー

照「京ちゃん、大好きだよ。おやすみなさい」チュッ

??「――京太郎くん、もう朝だよ。京太郎くん、もう起きないと遅刻しますよ」ユサユサ

京太郎「……んん、ん、あと五分……」

??「さっきもそう言ってましたよ。早くしないと遅刻してしまうのです」ユサユサ

京太郎「……じゃあ、俺の目が一発で覚めるような刺激をお願いしますよ」

??「し、刺激ってたとえば何ですか……?」

京太郎「たとえば、ダイナマイトバディーなお姉さんがおもちを触らせてくれるとか……?」

??「しょ、しょうがないですねー。じゃ、じゃあ、私のおもち触っていいですから///」カァッ

京太郎「えっ、ほ、本当に、玄さんのおもちを触ってもいいんですか?」ネボケ

玄「ほ、本当は恥ずかしいけど、京太郎くんがそうしないと駄目だというのなら、仕方ないのです///」

京太郎「い、いや、でも本当に触ったりするのは申し訳ないというか、何というか……」オドオド

玄「と、とにかく、早く触って起きてくださいなのですっ///」ムニュンッ

京太郎「えっ!?」モミュモミュ

京太郎(……さ、触っちまった。玄さんのおもちに触っちまったよ……)モミュモミュ

玄「きょ、京太郎くん、も、揉みすぎですっ///」ビクッ

京太郎「あっ、す、すみません……」

玄「わ、私だったから、良かったですけど、他の女の子にしたら駄目ですよっ」プルンプルンッ

京太郎「あ、はい……」

京太郎(――玄さんのおもち柔らかかったなぁ)ジィッ

玄「きょ、京太郎くん、そんなに見つめられたら恥ずかしいのです///」ムギュッ

京太郎「す、すみません」

京太郎(玄さんの恥ずかしがってる顔可愛いなぁ。それにおもちも大きいし……)

京太郎(……って、おもち?)

京太郎(――なにか大切なことを忘れてるような……)

玄「京太郎くん、どうしたのです? 怖い顔してますよ?」

京太郎「い、いえ、何でもありません」

宥「――玄ちゃん、京太郎くん、そろそろ急がないと……」ソロッ

京太郎「宥さん、おはようございます」

宥「おはよう、京太郎くん。急がないと遅刻しちゃうよ?」ニコッ

京太郎「すみません、急ぎます」

玄「穏乃ちゃんたちが待ってますよ、早く行きましょう」

京太郎(――そうだよ。別に忘れてることなんてない。両親が失踪して、この松実館に引き取られて十年以上経つんだ)

京太郎(ああ、そうだ。変な夢を見ただけだ。あんな二人のことなんて――俺は知らない)


松実姉妹編へ

多分、九時くらいから再開できると思います。

宮永姉妹と松実姉妹、どこで差がついたのか。慢心、環境の違い。おもちの格差。

松実編が終わったら愛宕編に行きたいですね

咲にカン(物理)で気絶させられてそのまま連れて行かれたIFが見たい

>>216 多分、長野での記憶を消されて、白糸台で咲たち麻雀部とともに高校麻雀界に魔王として君臨する京太郎とかになると思います。

というわけで、初めて行きます。

なぜか痴女服押しが多かったので、痴女服和が降臨というところからスタート

はやりたちに痴女服を着た淫乱ピンクを彼女です、と紹介することになった京太郎。


駅前


京太郎(……ふぅ、今日も暑いな。瑞原さん、駅前でブラブラしてるって言ってたけど、どこだろ?)キョロキョロ

??「――あの、すみません。この辺りで、少し背の低いおもちな女性が『はやや~』とか言いながらブラブラしてるのを見かけませんでしたか?」

京太郎「いえ、実は俺も人を探してるところでして……」

??「そうですか。それは失礼しました。ソーリー」シュン

京太郎(うわ、綺麗な人だな。俺よりも年上っぽいけど、どこかで見たような……もしかして――)

京太郎「あの、戒能プロですか?」

良子「はい、そうですが。どこかでお会いしましたか?」キョトン

京太郎「実は俺も麻雀を嗜んでまして。こんなところでトッププロに会えるなんて感激だなー……って、あの、戒能プロが探してるのって、もしかして――」

はやり「あ、見つけた見つけた。良子ちゃーん、探したんだよ?」

良子「はやりさん、それはこちらの台詞です。もういい大人なんですから、少しはおとなしくしててください」

はやり「えへへ、ごめんね……って、はややっ、そこにいるのは京太郎くん!?」

京太郎「どうも御無沙汰してます」

良子「あの、お知り合いですか?」

はやり「私が会わせたいって言ってた子だよ。京太郎くん、この子が私が連れてくるって言ってた――」

京太郎「戒能プロですよね。改めて初めまして、須賀京太郎です」

良子「なるほど、一目見たときからノーマルではないと思ってましたが、きみがはやりさんの言っていたボーイでしたか。ナイストゥミーチュー」スッ

京太郎「……えっと、よろしくお願いします」グッ

はやり「ところで京太郎くん、はやりに紹介したいって言っていた麻雀部のお仲間さんというのはどなたでしょう?」キョロキョロ

京太郎「もうすぐ来ると思います。あっ、和、こっちこっち~」

和「――あっ、京太郎くん。お待たせしました」フリフリ

京太郎(……って、ちょっと待て!)

和「京太郎くーん」プルンップルンッ

京太郎(あの、和さん。今日はいつにも増してマイノティというか開放的な服装じゃありませんかね?)

良子「なるほど、彼女が須賀くんのお友達ですか……」フゥ

はやり「な、なんというか、気合いが入り過ぎて斜め向こうに飛び出してしまった感じですねっ☆」アセアセ

京太郎(戒能プロはともかく、瑞原プロにまでフォローされる俺……っていうか、和の下乳丸見えですがなっ)

和「――お、お待たせしましたっ」プルンプルン

京太郎「え、えっと、和――」


選択安価です 下2

1 そ、その服、似合ってるぞ(苦笑い)

2 えっと、こちらが俺の紹介するって言ってた瑞原プロと戒能プロだ(目を逸らしつつ、横目で下乳をガン見しながら)

3 あ、あとでその露出した下乳から、流れ落ちる汗を舐めさせてくれないか!?(錯乱しつつ)

おもち三人ぶらり旅+京太郎


安価→1 そ、その服、似合ってるぞ(苦笑い)


京太郎(……和の服の趣味がマイノリティなのは知ってたけど、こ、この服はさすがにまずいだろ。これじゃまるで痴女だ)

和「??? 京太郎くん、どうかしましたか?」キョトン

京太郎(くっ、自分の彼女に向かって俺は何言ってるんだ! 和は気合いが入り過ぎて、それが変な方向に飛び出しちまっただけだろうが!)

京太郎「そ、その服、似合ってるぞ」

和「えっ、そ、そうですか///」テレテレ

和「夏をイメージした服だそうですけど、京太郎くんにそう言ってもらえて良かったです」ニコッ

京太郎(……この服、作った奴出て来い。GJだ)

和「ところで京太郎くん、こちらの方たちは?」

京太郎「えっと、和も知ってるかもしれないけど、麻雀のプロの瑞原さんと戒能さんだ」

京太郎「っと、こっちは俺の麻雀部の仲間の――」

和「原村和です。初めまして」ペコン

はやり「こちらこそ初めまして」ペコリ

良子「どうも、ナイストゥミーチュー」ペコ

はやり「そういえば、原村さんも京太郎くんと同じ清澄高校の生徒さんでしたねっ☆」

良子「はやりさんに優るとも劣らないおもちの持ち主、マーべラスです」

京太郎「というわけで、あの、和もご一緒させてもらってもいいでしょうか?」

はやり「もちろんですよっ。ねっ、良子ちゃん」

良子「はい、構いません」

京太郎「ありがとうございます。それと、瑞原さん、俺たちに敬語を使ってもらわなくてもいいですよ」

はやり「はややっ、そうですか?」

京太郎「もっとフランクに話してもらった方が、俺たちも気が楽ですし」

はやり「それじゃあ、改めてよろしくね。京太郎くん、和ちゃん」

京和「「よろしくお願いします」」

京太郎(もう良い時間だし、とりあえずメシを食わないとな)


選択安価です 下2

1 この前の蕎麦屋に行こう

2 行きつけのファミレスに行こう

3 そのほかの店(自由安価です。好きな店をお願いします)

炎天下の中、女の子たちをラーメン屋台に連れて行く鬼畜京太郎


安価→3 屋台のラーメン屋


京太郎「――あの、瑞原さんたちはお昼まだですか?」

はやり「うん、そうなんだよね。京太郎くんたちと一緒に食べようと思って」

良子「私たちはこの辺りの地理に疎いので、よろしければ、連れて行ってもらえると助かります」

京太郎「わかりました。和は何か希望とかあるか?」

和「いえ、京太郎くんにお任せします」

京太郎(……ふむ、一任されちまったな。ここは無難に蕎麦屋か、いつものファミレスに行くべきなんだろうけど、それじゃ芸がない)

京太郎(俺らしさを出しつつ、みんなに満足してもらえるような、そんなナイスなチョイスは――)テクテク

京太郎「あっ、あれは――ラーメン屋台!?」

京太郎(まさか、この暑さで俺の目がおかしくなったのか? この真昼間の炎天下の中、ラーメンの屋台が見えるなんて)ブンブン

京太郎(いや、見間違いなんかじゃない。あれはいつか大会の帰りに寄ったラーメン屋台じゃないか)

京太郎(だが、この炎天下の中、ラーメンなんて熱いものを食べるのはさすがに……)

おやじ「おい、兄ちゃん、ウチは冷やし中華も扱ってんだぜ」ニヤリ

京太郎「ひ、冷やし中華だと!? みなさん、あのラーメン屋台にしましょう!」

和「や、屋台ですか?」

はやり「京太郎くん?」

良子「どういうことでしょうか?」

京太郎「俺の直感が言ってるんです。あそこには何かがあるって!」キリッ

和「わ、わかりました。入ってみましょう」

はやり「う、うん。そうだね」

良子「須賀くん、見た目によらずクレイジーですね」

京太郎「おやじ、最高の一杯を頼むぜ」

おやじ「任せな、快心の一食を食わせてやんぜ」


味の満足度をコンマ判定です 下1

01~30 なんというか、イマイチですね
31~70 うん、なかなかだね。さすが京太郎くん
71~98 この味は……すばらですっ
ゾロ目 京太郎くん、すごすぎるわっ。抱いてっ

コンマ判定は下1なんですよね


コンマ→31 うん、なかなかだね。さすが京太郎くん


おやじ「へい、お待ち!」つ冷やし中華

京太郎「…………」モグモグ

和「…………」モグモグ

はやり「…………」モグモグ

良子「…………」モグモグ

京太郎(なかなか美味いな。屋台の冷やし中華とは思えないくらいだ)

京太郎(ただ、できれば、クソ暑い屋台ではなく、冷房の利いた店の中で食べたかったな)


はやり「久しぶりに屋台で食べたけど、やっぱり美味しいね」

京太郎「はは、なんか俺の無理に付き合ってもらったみたいですみません」

良子「確かにこの暑さの中、冷やし中華とはいえ、屋台は無謀でしたね。美味でしたが」

京太郎「あ、和はどうだった?」

和「美味しかったですよ。ただ、それ以上に暑かったですけど」プルンプルンッ

京太郎(し、下乳から汗が垂れ落ちてる。ちょっ、エロすぎんよ~)

はやり「それじゃあ、腹ごしらえも済んだし、そろそろ行こうよ」

京太郎「そうですね。じゃあ、さっそく――」


どこに行きますか? 自由安価です 下2

>>234

>>235 コンマ判定を含めると三連続安価になってしまいますので、下のプールで行かせてもらいます

おもち三人とプールに行く


安価→プール


はやり「それでは雀荘で特訓を――」

京太郎「プールに行きましょう!」

はやり「はやや?」

和「あの、京太郎くん?」

京太郎「今日はエスコートを一任されてますからね。こんなに暑いんですから、プールに行きましょう。というかプールに行くしかありませんよね」キリッ

良子「……はやりさん、彼はいつもこうなんですか?」

はやり「ご、ごめんね。何かスイッチが入るとどうしようもなくなるんだ」

良子(まあ、息抜きのつもりでしたし、とりあえず彼の麻雀の腕は後で見るとしましょう)

和「あの、水着を用意していないのですが」

京太郎「安心してくれ。金なら俺が出す!」

良子「どうやら、彼はやる気満々のようですけど、どうします?」

はやり「まあ、プールなんて機会、そうそうないだろうし、今日は楽しもうか」

京太郎「それでは行きましょう」ワクワクテカテカ

自分の使命も忘れてプールでおもち三人とたわむれる京太郎


プール


京太郎(……途中でデパートに寄って、水着を買ってきたけど、結局、三人ともどんな水着を買ってきたか見せてくれなかったな)ソワソワ

和「――京太郎くん、お待たせしました」

京太郎「ぜ、全然待ってないぜ!」ドキドキ

京太郎(で、できれば、ビキニ。最高でもビキニ、最低でもビキニでお願いします!)クルッ

和「ど、どうでしょうか? 似合いますか?」ソワソワ チラチラ

京太郎(ビ、ビキニ。し、しかも花柄のピンクですか)

京太郎「ナイスです!」グッ

はやり「京太郎くん、お待たせ」プルンプルンッ

良子「お待たせしました」プルンッ

京太郎(ふぁうっ、瑞原さん、もう(28)なのに水色のフリフリビキニなんて……すばらですっ。そして戒能プロ、ちょっと小悪魔な感じの黒のビキニが最高にセクシー)

京太郎「す、須賀京太郎、我が生涯に一片の悔いなしです!」ウルウル

和「きょ、京太郎くん、泣かないでください」

良子「はやりさん、一度、彼を病院に連れて行った方がいいのでは?」

はやり「え、えっと、ごめんね、良子ちゃん。悪い子じゃないんだよ。ただ自分の欲望に忠実なだけで――」

京太郎「――瑞原さーん、戒能さーん、一緒に泳ぎましょうよー」

はやり「京太郎くんは相変わらず元気なんだから。ね、良子ちゃん、インターハイが始まったら、こんな風にゆっくりすることもできないんだし、今は楽しもうよ。ね、ね?」

良子「ふぅ、はやりさんには敵いませんね。わかりました。行きましょう」

京太郎(俺はようやく桃源郷を見つけたぞー!)ウヘヘヘヘ

実はプロの中では戒能さんが一番好きなんだ。適度なおもちとあのアンニュイな表情。


京太郎(――ああ、なんてすばらな光景なんだ)

和「瑞原さん、行きますよー」ポーン プルーン

はやり「あわわ、え、えーい!」ポーン プルプルーン

京太郎(ボールの動きに合わせて揺れる二組のおもち、夢のような光景だ)

和「京太郎くーん」フリフリ

はやり「楽しいよー」フリフリ

京太郎「もうちょっと休ませて下さいよー」フリフリ

京太郎(二人に混ざって楽しむのもいいけど、こうやって少し離れたところから観察するのもまた一興。これもまた、俺のようなおもちリストならではの楽しみ方だな)

良子「それにしても、二人とも見事なおもちですね」

京太郎「ええ。まさか、和に匹敵するおもちの持ち主がいるとは思いませんでしたよ。さすがは牌のお姉さんですね」

良子「原村和、末恐ろしい娘です。」

京太郎「何言ってるんですか、戒能さんだって十分すばらなおもちの持ち主ですよ」

良子「そうでしょうか?」

京太郎「はいっ。おもちリストの俺が言うんですから、間違いありません。自分のおもちに自信を持ってください」

良子「ふふっ、面と向かってそんなことを言われたのは初めてですよ」ニコッ

京太郎「ははっ、実は俺も初めてなんです――って、あれ? 戒能さん?」

良子「どうしました?」

京太郎「今、俺、口に出して言ってました?」

良子「はい。言ってましたよ。自信満々の顔で、わたしのおもちがすばらだと褒めてくれましたが?」

京太郎「あ……あ……す、すいませんでした!」ドゲザー

良子「えっと、どうして土下座を?」

京太郎「いくらおもち天国で気が緩んでいたとはいえ、年上の女性に上から目線でおもちについて説教するなんて……俺は、俺は――」

良子「あの、須賀くん、顔を上げてください。私は気にしていませんから」

京太郎「で、でも……」

良子「それでは真面目な話をしますから、しゃんとしてください」

京太郎「は、はい。真面目な話ですか?」スクッ

良子「私が長野に来た理由は、ただはやりさんに付いてきただけではありません。実は私、永水とはちょっとした血縁関係でして」

京太郎「永水と?」

良子「貴方のことは霞たちから聞いていました。実を言うと長野に来た理由は貴方と照と会うためでもあるんです」

京太郎「そうだったんですか。あの、照ねえとはどういった関係なんですか?」

良子「ちょっとした知り合い程度ですよ。ところで、須賀くん、貴方の体の擦り傷から異能の力を感じますが?」

京太郎(さすがは永水の関係者だ。こんな傷からそこまでわかるのか。誤魔化すわけにもいかないし……)

京太郎「実は昨日――」


良子「なるほど、そんなことが。これはいよいよまずいかもしれませんね」

京太郎「あの、戒能さん?」

良子「そのことは永水に伝えましたか?」

京太郎「一応、永水の人たちと龍門渕の人にも伝えましたけど」

良子「そうですか。ふむ……」

京太郎「あの、戒能さん?」

良子「貴方の力が見てみたいですね。私と一局、打ってみませんか?」


選択安価です 下2

1 わかりました。よろしくお願いします

2 えっ、もっとプール楽しみましょうよ

咲の世界観ならプールの休憩所に麻雀卓くらい置いてそうな気がしたんだ


安価→1 わかりました。よろしくお願いします


京太郎(戒能さんから直々の対局の申し込み……)

京太郎(プールでちょっと浮かれてたけど、この感覚。身が引き締まるようだ)

京太郎「わかりました。よろしくお願いします」

良子「ふふっ、少し心配していましたが、そういう表情もできるんですね。安心しました」

京太郎「戒能さん?」

良子「それでは行きましょうか。ちょうど、このプールの休憩所には麻雀卓が置いてあるようですし」

良子「メンツはどうします?」

京太郎(瑞原さんと和を呼ぶと、プロを二人相手にすることになる)

京太郎(そいつはさすがにきついよな)

良子「私とはやりさんの二人に勝てたら、ご褒美をあげますよ」

京太郎「ご、ご褒美ですか」

京太郎(どうしよう?)


選択安価です 下2

1 和とはやりを呼んで四人で卓を囲む(ご褒美あり)

2 二人を呼ばずにモブと卓を囲む(モブの能力はコンマ判定です)


備考として良子の能力

戒能良子(キャパシティ0)
『攻』:(70/80)
『防』:(74/80)
『速』:(80/80)
『運』:(80/80)
【The Spook】東一局の和了を放棄することで、自身以外の同卓者のオカルトをコピーすることができる

あえて修羅の道を選ぶ


安価→和とはやりを呼ぶ


京太郎「俺たちだけで打つのもあの二人に悪いですし、みんなで打ちましょう」

良子「プロ二人を相手にすることになりますが、それでも良いんですか?」

京太郎「感じてみたいんです。俺とプロの間にある差ってやつを」ギュッ

良子「わかりました。それでは打ちましょう」

京太郎「はいっ」


休憩所 麻雀部屋


はやり「はややっ、最近のプールって休憩所に雀卓が置いてあるんだねー」

良子「いえ、全部のプールがそうではないと思いますけど」

和「まさか、こうしてプロの方々と打つことになるなんて思いもしませんでした」

京太郎「よろしくお願いします」

はやり「京太郎くん、どれだけ強くなったか見せてもらうからね」

良子「私たちに勝てたら、ご褒美をあげますね」

京太郎「はいっ、頑張りますっ」

和「むっ、京太郎くん」ジロッ

京太郎「は、はは、冗談だよ、和」

京太郎(ふへへへ、大人の女性、二人からのご褒美か~)ニンマリ

京太郎のプロミネンスの風で対局者たちの水着が吹き飛びます。
補足として、戒能さんのオカルトはコピーですが、元の能力より劣化してしまう欠点があります。あと【照魔境】【草薙】の三種の神器はコピーされないのでご安心を。
それとはやりのオカルト発動中にプロミネンス発動すると、他の対局者たちに対する聴牌難易度補正が京太郎自身にもかかるのでご注意を。この能力は【照魔鏡】で回避は可能です


対局者情報

京太郎
『攻』(77/80)
『防』(71/80)
『速』(79/80)
『運』(75/80)
【照魔鏡Lv2】東1局目の和了を放棄することで、相手の特質を見抜き、オカルトによる能力値補正および、妨害を受けなくなる。また、他のキャラクターより自分のコンマが高い場合、そのキャラクターのオカルトの発動を妨害できるようになる。
【河の記憶Lv2】聴牌判定時、コンマが奇数の場合、他のキャラクターの聴牌判定に15のマイナスを加え、自身に15のプラスを加える。
その後、互いの和了補正値を比べて、自身の方が大きければ、和了が確定する。
【正攻法】点数判定時、点数が必ず一飜以上になる
【コンマ神の加護】自分以外のキャラクターが和了したときに誰かが飛ばされた場合、その和了を一度だけ無効にできる
【Reversal King】南一局から発動。自身の順位が四位のとき、聴牌判定、点数判定、放銃判定の時に自身のコンマを反転できるようになる。
※【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)自分が和了した次の局から自身の聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなるが、点数判定時にコンマを反転できる。和了するごとに点数は上がっていく。南一局から直撃したキャラクターのオカルトを次ともう次の二局、無効にする。ツモの場合、自分以外のすべてのキャラクターのオカルトを次の局、無効にする。さらに『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する
※【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)『攻』『防』に+10『速』に+15し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上でコンマ下一桁が0、9の時、和了が確定。点数判定時にコンマの数値に一飜プラスされる。この能力は無効化されない


『攻』(72/80)
『防』(74/80)
『速』(76/80)
『運』(68/80)
【デジタル打ちLv3】『攻』『防』『速』の3つに+10し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上でコンマ下一桁が0の時、和了が確定。点数判定時にコンマの数値に一飜プラスされる。この能力は無効化されない。
【電脳天使】他のキャラクターのオカルトの影響を常に軽減する。この能力は無効化されない。

はやり
『攻』:(66/80)
『防』:(80/80)
『速』:(88/80)
『運』:(70/80)
【Whirl Wind】聴牌判定時、自身のコンマを反転することが可能になる。また、他のキャラクターからの能力修正をそのままそのキャラクターにも適用させる

良子
『攻』:(70/80)
『防』:(74/80)
『速』:(80/80)
『運』:(80/80)
【The Spook】東一局の和了を放棄することで、自身以外の同卓者のオカルトをコピーすることができる

対局開始の前に今回の対局条件を確認。

正式対局(東南戦)の50000点持ちの半荘を一回。

誰かが飛んだ時点で、その対局は終了となり収支が一番多かったキャラクターの勝ちです。

それでは親番を決めます

コンマで判定 下1

00~24 京太郎

25~49 和

50~74 はやり

75~99 良子

補足 河の記憶もはやりのオカルトによって修正を喰らいますのでご注意を


コンマ→23 京太郎の親番からスタート

それでは対局開始です。
正式対局(東南戦)の50000点持ちです。油断せずに行きましょう


東1局 0本場 親→京太郎

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【Whirl Wind】発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →『速94』+コンマが100以上で聴牌 下1
和   →『速86』+コンマが100以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下3
良子  →『速80』+コンマが100以上で聴牌 下4

聴牌結果

京太郎→【照魔鏡】発動! この局は和了できない

良子→【The Spook】発動! この局は和了できない

京太郎  94+32=126→聴牌(和了不可)
和了補正値 聴牌合計値126+『運85』-100→111

和    86+92=178 聴牌
和了補正値 聴牌合計値178+『運68』-100→146

はやり  88+52=140 聴牌
和了補正値 聴牌合計値140+『運70』-100→110

良子   80+01=81 ノーテン


下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下2

00~57 和の和了
58~99 はやりの和了

やっぱりはっやりーんだよね


コンマ→65 はやりの和了


下一桁が5で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。


京太郎 →『防81』+コンマ+『運85』÷2 下1
和   →『防84』+コンマ+『運68』÷2 下2
良子  →『防74』+コンマ+『運80』÷2 下3

一番数値の低かったキャラクターの放銃。

続いて点数判定も行います

はやりの基本攻撃力78(66+70÷4-5)で判定 下4

01~13 和了失敗
14~31 1飜
32~46 2飜
47~61 3飜
62~73 4飜
74~85 満貫
86~91 ハネ満
92~96 倍満
97~99 三倍満
00、77 役満

判定結果

和了 はやり 基本攻撃力78
点数 コンマ06→和了失敗 
放銃 和了失敗


京太郎(ふぅ、プロが二人相手。なんとか藤田プロには連勝したりして、強くなったつもりだったけど、この二人はそれ以上のプレッシャーだ。これが……トッププロなのか)ストン

和「……よろしくお願いします」ストン

はやり「……公式の大会じゃないんだし、あまり気負わずに打とうね」ストン

良子「みなさん、よろしくお願いします」ストン

京太郎(ふぅ、また俺の親番からか。このメンツ相手、プロ相手に【照魔鏡】を発動させないとまず勝てないだろう。ふぅ、親を捨てるのは勿体ないけど仕方ない)


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(この感じ、瑞原さんが張ったな。いや、和もか)ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(さすがはあの小鍛治さんに匹敵すると言われたプロ最速だ。ここは絶対に振り込めないぞ)


京太郎「テンパイです」パタン

和「テンパイです」パタン

はやり「テンパイだよ」パタン

良子「ノーテンです」

京太郎(……助かったのか。ふぅ、起家でどうなることかと思ったが流れ一本場で俺の親番が続く。この流れを断ち切らないためにも――)


――【照魔鏡】発動!――


はやり(……はややっ、これが小鍛治さんの言ってた【照魔鏡】)

和(またこの感覚。京太郎くんと打ってるといっつも恥ずかしい気分になります///)カァッ

良子(なるほど、照の【照魔鏡】に似ているけど、それよりももっとエグイ感じだ。これは本気で行かないとまずいか)


――【The Spook】発動!――


京太郎(何だこの感覚は? 今までにない感覚だ。まるで霧の中に迷い込んだような、そんな――)

良子(ふぅ、なるほど、とんでもない化け物がいたものだ。だが、須賀くん、きみの力が強ければ強いほど、その力は牙となってきみに襲いかかる)


東1局1本場へ
京太郎 :51000(+1000)
和   :51000(+1000)
はやり :51000(+1000)
良子  :47000(-3000)

備考 現在の戒能プロの能力 京太郎のオカルトでも有用なものをコピーした感じです


良子(オカルト発動後)
『攻』:(70/80)+10
『防』:(74/80)+10
『速』:(80/80)+15
『運』:(80/80)+10
【河の記憶コピー】聴牌判定時、コンマが奇数の場合、他のキャラクターの聴牌判定に10のマイナスを加え、自身に10のプラスを加える。
その後、互いの和了補正値を比べて、自身の方が大きければ、和了が確定する。
【プロミネンスコピー】自分が和了した次の局から自身の聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数は上がっていく。さらに『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する
【神速の神域コピー】『攻』『防』に+10『速』に+15し、一部のオカルトの影響を受けなくなる。さらに聴牌判定時に自身が聴牌した上でコンマ下一桁が0の時、和了が確定。この能力は無効化されない
【Whirl Windコピー】聴牌判定時、自身のコンマを反転することが可能になる

東1局 1本場 親→京太郎

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【Whirl Wind】発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!

良子
【The Spook】 発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →『速94』+コンマが100以上で聴牌 下1
和   →『速86』+コンマが100以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下3
良子  →『速95』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下4

神域コピーできるんですね意外

>>287 素でミスりました。神域はデジタルなのでオカルトではコピーできませんね。

修正

良子(オカルト発動後)
『攻』:(70/80)+10
『防』:(74/80)
『速』:(80/80)+10
『運』:(80/80)+10
【河の記憶コピー】聴牌判定時、コンマが奇数の場合、他のキャラクターの聴牌判定に10のマイナスを加え、自身に10のプラスを加える。
その後、互いの和了補正値を比べて、自身の方が大きければ、和了が確定する。
【プロミネンスコピー】自分が和了した次の局から自身の聴牌が確定。さらに他キャラクターの聴牌判定の難易度が大幅に上昇。ただし和了点数は『2飜』からのスタートとなり、和了するごとに点数は上がっていく。さらに『攻』『速』『運』にプラス10し、他のキャラクターの『攻』をマイナス5する
【Reversal Kingコピー】南一局から発動。自身の順位が四位のとき、聴牌判定、点数判定時に自身のコンマを反転できるようになる。

【Whirl Windコピー】聴牌判定時、自身のコンマを反転することが可能になる

これでも十分厄介ですけど。こっちの方が決定となります

初めてコンマ100で和了確定が発生。さすがは性ヒロイン和です


聴牌結果


京太郎  94+96=190→聴牌
和了補正値 聴牌合計値190+『運85』-100→175

和    86+14=100 聴牌→和了確定!
和了補正値 聴牌合計値100+『運68』-100→68

はやり  88+80=168 聴牌
和了補正値 聴牌合計値168+『運70』-100→138

良子   90+20=110 聴牌
和了補正値 聴牌合計値110+『運90』-100→100

コンマ100ボーナス 発動! コンマの合計が100なので和の和了が確定!


下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターが和だけなのでツモかロンかを判定 下2

コンマ→64 和の和了


下一桁が4で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。


京太郎 →『防81』+コンマ+『運85』÷2 下1
はやり →『防80』+コンマ+『運70』÷2 下2
良子  →『防74』+コンマ+『運90』÷2 下3

一番数値の低かったキャラクターの放銃。

続いて点数判定も行います

和の基本攻撃力94(82+68÷4-5)で判定 下4

01~11 和了失敗
12~26 1飜
27~41 2飜
42~57 3飜
59~69 4飜
70~79 満貫
80~88 ハネ満
89~95 倍満
96~98 三倍満
00、77、99 役満

初期のツンツンした和とか好きです
京太郎が飛ばされたら、激おこ和から貪られるエンド書いていいかな?(提案)


判定結果

京太郎 →81+22+42=145
はやり →80+61+35=176
良子  →74+27+45=146

和了 和 基本攻撃力94
点数 コンマ00→32300(一本場) 
放銃 京太郎


京太郎(ふぅ、なんとか流れ一本場で俺の親番)ストン

和「…………」ストン

はやり「……みんな固くならないで、リラックスリラックス」ストン

良子「はやりさん、牌のお姉さんモードに入ってますよ」ストン

京太郎(戒能プロから感じたあの嫌な感じ。瑞原さんは要注意だけど、戒能さん注意でこの局は進めて行くか)


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(よし、聴牌)チラッ

良子「…………」ユラユラ

京太郎(表情が変わらない上になまじ美人だから、余計に不気味だ。でも多分、この牌は通るはず)ストン

和「……ロンです」パタン

京太郎「――っ、和に振っちまったか」

京太郎(でも、デジタル派の和ならそこまで点数も高くないし、すぐに逆転できるだろう)

京太郎「えっと、点数は――って、ちょっと待ってくれ、それって……」

和「大三元、役満です。一本場は32300」チラッ

京太郎「くっ、マ、マジかよ……」

和「京太郎くんにしては軽率でしたね。私が白をポンしたのを忘れていたんですか?」

京太郎「それは……」

和「昨日は後れを取りましたが、京太郎くん――貴方に負けたつもりはありませんよ」ジッ

和「あまり私を舐めないでくださいね」

京太郎「くっ――」ギリッ

はやり「…………」ドキドキ

良子「…………」ワクワク


東2局0本場へ
京太郎 :18700(-32300)
和   :83300(+32300)
はやり :51000
良子  :47000

東2局 0本場 親→和

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【Whirl Wind】発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!

良子
【The Spook】 発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →『速94』+コンマが100以上で聴牌 下1
和   →『速86』+コンマが100以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下3
良子  →『速90』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下4

聴牌結果


京太郎  94+44=138→聴牌
和了補正値 聴牌合計値138+『運85』-100→123

和    86+70=156 聴牌→和了確定!
和了補正値 聴牌合計値156+『運68』-100→124

はやり  88+51=139 聴牌
和了補正値 聴牌合計値139+『運70』-100→109

良子   90+84=174 聴牌
和了補正値 聴牌合計値174+『運90』-100→164

ゼロシステム発動! コンマの下一桁が0なので和の和了が確定!


下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターが和だけなのでツモかロンかを判定 下2

コンマ→92 和の和了


下一桁が2で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。


京太郎 →『防81』+コンマ+『運85』÷2 下1
はやり →『防80』+コンマ+『運70』÷2 下2
良子  →『防74』+コンマ+『運90』÷2 下3

一番数値の低かったキャラクターの放銃。

続いて点数判定も行います

和の基本攻撃力94(82+68÷4-5)で判定 下4

01~11 和了失敗
12~26 1飜
27~41 2飜
42~57 3飜
59~69 4飜
70~79 満貫
80~88 ハネ満
89~95 倍満
96~98 三倍満
00、77、99 役満

判定結果

京太郎 →81+67+42=190
はやり →80+31+35=146
良子  →74+46+45=165

和了 和(親) 基本攻撃力94
点数 コンマ86→18000 
放銃 はやり


京太郎(く、くそっ、和に役満振り込んじまうなんて)ストン

和「…………」ストン

はやり「……京太郎くん、麻雀をやっていれば、そういうこともありますよ」ストン

良子「実に良いものを拝めました」ストン

京太郎(別に和のことを甘く見てたわけじゃない。プロが二人いるんだから、そっちを警戒するのは当たり前だろう。でも、和に役満を振り込んじまったのは事実)

京太郎(ここから挽回していくしかない)


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(よし、聴牌)チラッ

和「…………」

京太郎(これは通るはず)ストン

和「……リーチです」ストン

京太郎(くっ、親リー。一気に動きにくくなった。瑞原さんはどうするつもりだ?)

はやり「……えっと、これは通るかな?」ストン

和「……ロンです」パタン

はやり「はややっ」

和「一発が付いて18000ですね」

京太郎「また和に和了られた……」

良子(まさか、鉄壁と言われたはやりさんが親にハネ満を振り込むなんて……)

良子(卓が荒れてきましたね)

和「それでは一本場、行きましょうか」


東2局1本場へ
京太郎 :18700
和   :111300(+18000)
はやり :33000(-18000)
良子  :47000

東2局 1本場 親→和

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【Whirl Wind】発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!

良子
【The Spook】 発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →『速94』+コンマが100以上で聴牌 下1
和   →『速86』+コンマが100以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下3
良子  →『速90』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下4

はやりのオカルト発動により、全員マイナス15という結果です。和は電脳天使でマイナス補正だけは回避できます


聴牌結果


京太郎  94+41=135→聴牌
和了補正値 聴牌合計値135+『運85』-100→120

和    86+76=162 聴牌
和了補正値 聴牌合計値162+『運68』-100→130

はやり  88+60=148 聴牌
和了補正値 聴牌合計値148+『運70』-100→118

良子   90+73=163 聴牌
和了補正値 聴牌合計値163+『運90』-100→153

【河の記憶(キングクリムゾン)】発動! 他のキャラクターの和了補正値に15のマイナスを加え、自身に15のプラスを加える。自身の方が大きければ、和了が確定!

【電脳天使】発動! 自身は【河の記憶】による補正を受けない!

【Whirl Wind】発動! 【河の記憶】のマイナス補正を京太郎と良子にも適用!

京太郎 和了補正値120→105

和   和了補正値130→130

はやり 和了補正値118→103

良子  和了補正値153→138
→良子の和了が確定


下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターが良子だけなのでツモかロンかを判定 下2

しても影響はないけど2人のキンクリの補正個別にはやりん与えないんだ

>>337 同じオカルト(京太郎と良子)が同時に発動した場合は、結果に影響がある場合は個別に処理されますが、影響がない場合はわかりやすく最大値が適用されるということでひとつ


コンマ→36 良子の和了

下一桁が6で和了した人がツモだったため、続いて点数判定も行います

良子の基本攻撃力97(80+90÷4-5)で判定 下2

01~11 和了失敗
12~26 1飜
27~41 2飜
42~56 3飜
57~67 4飜
68~76 満貫
78~86 ハネ満
87~95 倍満
96~98 三倍満
00、77、99 役満

判定結果

和了 良子 基本攻撃力97
点数 コンマ73→2100・4100(一本場) 
放銃 ツモ


京太郎(まずい。また和に和了られちまった。これで和との点数差は約十万)ストン

和「…………」ストン

はやり「……はやや、振り込んでしまいました」ストン

良子(今日は実に良いものが拝める日ですね)ストン

京太郎(とにかく一つ一つ大事に和了っていこう)

京太郎(それしか俺が勝つ方法はない)


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(よし、また聴牌)チラッ

和「…………」

京太郎(くっ、この緊張感。久しぶりに味わうな)ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「……ツモりました」パタン

はやり「はややっ」

良子「満貫ツモの一本場は2100・4100」

京太郎(くっ、和了れない)

良子(調子が悪いんでしょうか? 須賀くんから何も感じない)

良子(もし、これが彼の実力だとすれば、期待はずれも良いところですね)


東3局0本場へ
京太郎 :16600(-2100)
和   :97200(-4100)
はやり :30900(-2100)
良子  :55300(+8300)

とりあえず、今日は東場までやれればやりたいです。寝落ちしたらすみません


東3局 0本場 親→はやり

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【Whirl Wind】発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!

良子
【The Spook】 発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →『速94』+コンマが100以上で聴牌 下1
和   →『速86』+コンマが100以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下3
良子  →『速90』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下4

聴牌結果


京太郎  94+71=165→聴牌
和了補正値 聴牌合計値165+『運85』-100→150

和    86+22=108 聴牌
和了補正値 聴牌合計値108+『運68』-100→76

はやり  88+82=170 聴牌
和了補正値 聴牌合計値170+『運70』-100→140

良子   90+94=184 聴牌
和了補正値 聴牌合計値184+『運90』-100→174

【河の記憶(キングクリムゾン)】発動! 他のキャラクターの和了補正値に15のマイナスを加え、自身に15のプラスを加える。自身の方が大きければ、和了が確定!

【電脳天使】発動! 自身は【河の記憶】による補正を受けない!

【Whirl Wind】発動! 【河の記憶】のマイナス補正を京太郎にも適用!

京太郎 和了補正値150→135

和   和了補正値76→76

はやり 和了補正値140→125

良子  和了補正値174→159

→京太郎と良子の二人で和了判定

下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下2

00~46 京太郎の和了
47~99 良子の和了

コンマ→22 京太郎の和了


【プロミネンスACT3】を発動しますか? 下1

1 発動する

2 発動しない

対局途中ですが、限界きましたので寝ます。続きはまた夜に……

安価は再開時にまた取り直します。

それではおやすみなさい

D4C世界の松実姉妹編の続きです。

どうしてこんな構成になってるかは最後まで続けられれば解明されるはず

松実館


京太郎「おばさん、行ってきます」

玄「お母さん、行ってくるね」

宥「……行ってきます」

露子「行ってらっしゃい」フリフリ

京太郎「おばさんの体も最近、良くなってきましたね」

玄「うん、お母さんが元気になってくれて良かったのです」

宥「お母さんにはずっと元気でいてほしいよね」

穏乃「――おーい、学校に遅刻しちゃいますよー」フリフリ

京太郎「おう、おはよう、穏乃」

穏乃「おはよ、京太郎。玄さん、宥さん、おはようございます」ペターン

玄「おはよー、穏乃ちゃん」

宥「おはよー」

穏乃「今日は遅かったですね。どうせ、また京太郎が寝坊したんでしょうけど」チラッ

京太郎「うっ、まあ、そのとおりだけどさ。憧たちは?」

穏乃「憧は今日、日直で早めに登校。灼さんは部長会議があるって先に行っちゃった」

京太郎「そういや、もうすぐどの部活も夏の大会が始まるもんな」

穏乃「灼さんだけ二年生だから、余計に忙しいみたい」

宥「あぅ、私がしっかりしてないから……ごめんね」

玄「お、おねーちゃんは悪くないよ。最初からおねーちゃんには部長なんて無理だってわかってるし、誰もおねーちゃんにそんなこと期待してないから、気にしないで」ドスッ

宥「あぅぅ」グサッ

京太郎「そうですよ、宥さんは部室の隅っこの方でストーブに当たりながら、自堕落な生活を送っててください。ぐーたらじゃない宥さんなんて、宥さんじゃありませんし」ドスッ

宥「ふぐぅっ」グサッ

穏乃「大丈夫ですよ。そんな自堕落でぐーたらな宥さんですけど、私は宥さんの良いところいっぱい知ってますから。たとえば、高校生活や麻雀ではまったく役に立たないけど、ボイラー技士の資格を持ってることとか。高校や麻雀ではまったく役に立たないけど!」ドスッ

宥「あ、あうあうぁ」グサグサッ

玄「あれ、おねーちゃん、うなだれてどうしたのです?」キョトン

宥「く、クロちゃん、私、頑張る」

玄「ふぇ?」

宥「頑張って真人間になるから!」

放課後 麻雀部部室


晴絵「――よーし、今日はここまでー。県予選に向けて、だいぶ仕上がってきた感じだね」

一同「「ありがとうございましたー」」

穏乃「もう手が上がらないよー」プルプル

憧「ハルエ、スパルタすぎー」プルプル

晴絵「ははっ、文句言わないのー。露子先生に比べたら百倍マシだっての」

京太郎「おばさんって、そんなに厳しかったんですか?」

晴絵「……ガンガンにストーブ点けた真夏の部室で、ドラ縛り喰らわせられた挙句、赤い牌も支配された状態で、露子先生に勝てるまで不眠不休で打たされたことがある」

京太郎「…………」

灼「…………」

玄「…………ごめんなさい」

宥「…………本当にごめんなさい」

晴絵「ま、まあ、今となっちゃ良い思い出だけどね」

一同「「…………」」

晴絵「――あっ、そ、そういえば、話は変わるんだけど、長野の清澄って高校から練習試合の申し込みがあったんだよね」

穏乃「清澄? どこそれ?」

憧「知らないの!? あの個人戦チャンピオンの宮永照のいる学校だよ!?」

晴絵「去年までは監督の方針で団体戦には出場してなかったんだけど、今年から出場することになったらしくてね」

玄「つ、強そうなのです」

晴絵「それで、何故か練習試合の相手に私たちが選ばれたんだ。これが、向こうのメンバー表」


宮永照 染谷まこ 竹井久 原村和 宮永咲 片岡優希(補欠)


穏乃「和の名前がある! 清澄に和が……」

晴絵「どうする、断ることもできるけど――」

穏乃「受けます。ぜひ、戦わせてください!」

晴絵「ん、あんたならそう言うと思った。みんなもそれでいい?」

玄「はいっ。私も久しぶりに和ちゃんのおもちを拝みたいですし」

憧「私たちの力を測るチャンスだしね」

宥「が、頑張ります」

灼「ん? 須賀くん、怖い顔してどうしたの?」

京太郎「え? い、いえ、何でもありません」

晴絵「そういえば、京太郎はこっちに来る前は長野に住んでたんだっけ? 知ってる名前でもいたの?」

京太郎「いえ、長野の頃の記憶はほとんど残ってなくて」サーッ

穏乃「京太郎、顔色悪いよ。本当に大丈夫?」

京太郎「へ、へーきへーき。ちょっ、ちょっと用事思い出しましたから、先に帰りますね」

憧「ちょっ、須賀くん!?」

京太郎「……何なんだ、この焦燥感は?」

京太郎「俺の居場所はここのはずなのに――どこか頭の隅に引っ掛かる違和感は何だ?」

京太郎「……宮永」

京太郎「どうしてこの名前が気になるんだ?」

京太郎「俺は一体、どうしちまったんだ?」フラッ

京太郎「やべえ。さっきから体に力が入らねえ。どこか、どこか休める場所は――うわっ」ガクッ

??「あぶないっ!」ガシッ

??「大丈夫?」ガシッ

京太郎「あ、ああ。ありがとうございます」

??「体調が悪いようだけど、本当に大丈夫?」ムギュッ

京太郎(うわ、俺の腕がおもちに挟まれてるよ。ここらへんじゃ見ないけど、おもちが大きくて可愛い子だなー)

??「あの……」ムギュッ

京太郎「わっ、だ、大丈夫ですから。し、失礼しますっ」ダッ

京太郎(くそっ、助けてもらったのに礼も言わずに逃げ出しちまうなんて)

京太郎(……やっぱり、戻って礼くらいは言うべきだよな)クルッ

京太郎「あれ? いないぞ。どこに行っちまったんだ?」キョロキョロ

京太郎「まさか、幽霊……なわけないよな。ははは、帰ろう」トボトボ

京太郎(それにしても可愛い子だったな。髪の毛が角みたいにハネてたけど、あれが今の流行りなのかな?)

照「……京ちゃん、ようやく見つけた」

咲「クスクス、京ちゃん、阿知賀で私たちのことを忘れて楽しく暮らしてたみたいだけど」

照「そんなの許さないんだから」

咲「京ちゃん、京ちゃんは私たちから離れないんだよ。すぐに取り返してあげる」

照「でも、その前にやることがある」

咲「私たちから京ちゃんを奪った泥棒猫たち、京ちゃんと一緒にいていいのは私たちだけなのに――」


照咲「「そんなの絶対に許せないよね?」」

というわけで無理やり阿知賀に清澄襲来。

果たして二組の姉妹に挟まれた京太郎の運命やいかに!?

少女のおもちに野獣が吼える、次回『阿知賀炎上』


ただ阿知賀炎上って言いたかっただけというね。

終戦のエンペラー観てきました。途中まで見るのがきつかったですが、ラスト五分のためだと思えば、なんのその。風立ちぬ、エンペラー、冬の永遠の0に期待です。

今日は多分、夕方くらいから再開できるはず。

はっちゃんはLOで霞さんはMUJINだって友達がラーメン屋で言ってたのを唐突に思い出しました。正直、隣の席のカップルには悪いことをしたと思う。

それでは再開していきます

人いるかわからないので、下1で安価


コンマ→22 京太郎の和了


【プロミネンスACT3】を発動しますか? 下1

1 発動する

2 発動しない

安価→発動する


コンマ→22 京太郎の和了


下一桁が2で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。


和   →『防84』+コンマ+『運68』÷2 下1
はやり →『防80』+コンマ+『運70』÷2 下2
良子  →『防74』+コンマ+『運90』÷2 下3

一番数値の低かったキャラクターの放銃。

続いて点数判定も行います

プロミネンスACT3】発動!

京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定(反転可能) 下4


01~50  2000
51~80  2600
81~98  3200
ゾロ目  3900

判定結果

和   →84+25+34=143
はやり →80+78+35=193
良子  →74+62+45=181

和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ92→3200 
放銃 和


京太郎(戒能さんのツモで和の親番が流れたとはいえ、これで和との点数は八万点)ストン

和「…………」ストン

はやり「……ここらへんで和了りたいところなんだけどなー」ストン

良子(さて、須賀くん、ここからどう動きますか?)ストン

京太郎(和了る。この点数差、多少無理をしてでも和了る)

京太郎(プロが何人いようが、俺には関係ない。俺は俺の最速の和了を目指す。ただそれだけだ)ゴォッ


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(聴牌……リーチは掛けずにそのまま押し切る)ストン

和「…………」チラッ

京太郎「…………」

和「……これはどうでしょうか?」ストン

京太郎「ロンだ、和」パタン

和「――っ、振り込んでしまいましたか」

京太郎「とりあえず3200だ」

良子(須賀くんの纏う空気が先ほどまでと違う。ようやく、楽しめそうですね)

京太郎「さあ、続けましょう」

はやり(京太郎くん、良い感じだね。はやりもがんばるよ)


東4局0本場へ
京太郎 :19800(+3200)
和   :94000(-3200)
はやり :30900
良子  :55300

東4局 0本場 親→良子

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【プロミネンスACT3】発動! 聴牌判定の難易度が上昇し、自身の聴牌が確定

【電脳天使】発動! 他のキャラクターのオカルトの影響を軽減!

【Whirl Wind】発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!

【The Spook】 発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →聴牌確定+コンマが和了補正値に 下1
和   →『速86』+コンマが145以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマ(反転可能)が155以上で聴牌 下3
良子  →『速90』+コンマ(反転可能)が155以上で聴牌 下4

聴牌結果

【プロミネンスACT3】発動中 聴牌判定値が155(145)以下のキャラクターは和了できない

【Whirl Wind】発動! 【プロミネンスACT3】のマイナス補正を京太郎にも適用!

【照魔鏡】発動! 自身よりコンマが低いキャラクターのオカルトの影響を受けない

京太郎  100+47=147→聴牌
和了補正値 聴牌合計値147+『運85』-100→132

和    86+79=165 聴牌
和了補正値 聴牌合計値165+『運68』-145→88

はやり  88+23=111 ノーテン

良子   90+31=121 ノーテン


下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下2

00~59 京太郎の和了
60~99 和の和了

コンマ→55 京太郎の和了


下一桁が5で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。


和   →『防84』+コンマ+『運68』÷2 下1
はやり →『防80』+コンマ+『運70』÷2 下2
良子  →『防74』+コンマ+『運90』÷2 下3

一番数値の低かったキャラクターの放銃。

続いて点数判定も行います

プロミネンスACT3】発動!

京太郎【プロミネンス】発動時の攻撃力で判定(反転可能) 下4


01~50  3900
51~80  5200
81~98  6400
ゾロ目  7700

判定結果

和   →84+19+34=137
はやり →80+63+35=178
良子  →74+32+45=151

和了 京太郎 基本攻撃力???
点数 コンマ51→5200 
放銃 和


京太郎(和に直撃で3200か。それでもまだまだ点数差は七万以上)ストン

和「…………」ストン

はやり「……須賀くん、顔が怖いよー。リラックスリラックス」ストン

良子(さて、須賀くん、この点数差から本気で逆転を狙うつもりですか?)ストン

京太郎(確かに逆転は難しいかもしれない。でも、視界に和がいるかぎり不可能じゃない)


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(また聴牌。早め早めの展開だけど――)チラッ

和「…………」チラッ

京太郎(和も張ってる。でも、ここは勢いで押し切る!)ストン

和「…………」ストン

京太郎「ロンだ、和」パタン

和「――っ、また振り込んでしまいましたか」

京太郎「5200だ」

良子(ようやくエロスイッチから麻雀スイッチに切り替わったようですね)

京太郎「さあ、続けましょう」ギュルルルルルウル

はやり(そういえば、はやりだけ和了ってないよ~)


南1局0本場へ
京太郎 :25000(+5200)
和   :88800(-5200)
はやり :30900
良子  :55300

南1局 0本場 親→京太郎

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【プロミネンスACT3】発動! 聴牌判定の難易度が上昇し、自身の聴牌が確定

【Reversal King】発動! 順位が四位のため、判定時のコンマを反転可能に!

【電脳天使】発動! 他のキャラクターのオカルトの影響を軽減!

【Whirl Wind】発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!

【The Spook】 発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →聴牌確定+コンマが和了補正値に 下1
和   →『速86』+コンマが135以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマ(反転可能)が145以上で聴牌 下3
良子  →『速90』+コンマ(反転可能)が145以上で聴牌 下4

草薙でThe Spook消せるの?

>>401 基本的に草薙で無効化できないのはデジタル打ちLv3だけです


聴牌結果

【プロミネンスACT3】発動中 聴牌判定値が145(135)以下のキャラクターは和了できない

【Whirl Wind】発動! 【プロミネンスACT3】のマイナス補正を京太郎にも適用!


京太郎  100+31=131→聴牌
和了補正値 聴牌合計値131+『運85』-145→71

和    86+82=168 聴牌
和了補正値 聴牌合計値168+『運68』-135→88

はやり  88+96=184 聴牌
和了補正値 聴牌合計値184+『運70』-145→109

良子   90+63=153 聴牌
和了補正値 聴牌合計値153+『運90』-145→98

【河の記憶(キングクリムゾン)】発動! 他のキャラクターの和了補正値に10のマイナスを加え、自身に10のプラスを加える。自身の方が大きければ、和了が確定!

【電脳天使】発動! 自身は【河の記憶】による補正を受けない!

【Whirl Wind】発動! 【河の記憶】のマイナス補正を良子にも適用!

京太郎 和了補正値71→61

和   和了補正値88→88

はやり 和了補正値109→99

良子  和了補正値98→88


→和 はやり 良子の三人で和了判定

下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターの補正値でコンマを分けて判定 下2

00~31 和の和了
32~67 はやりの和了
68~99 良子の和了

コンマ→33 はやりの和了


下一桁が3で和了した人がツモだったため、続いて点数判定も行います

はやりの基本攻撃力78(66+70÷4-5)で判定 下2

01~13 和了失敗
14~31 1飜
32~46 2飜
47~61 3飜
62~73 4飜
74~85 満貫
86~91 ハネ満
92~96 倍満
97~99 三倍満
00、77 役満

久しぶりに京太郎がラス引きそうですね


判定結果

和了 良子 基本攻撃力78
点数 コンマ95→4000・8000 
放銃 ツモ


京太郎(連荘で俺の親番。ここで一気に和との差を詰める)ギュルルルウル

和「…………」ストン

はやり「……はやや、今日は調子が悪いのかなー」ストン

良子(さて、須賀くんの本領見せてもらいますよ)ストン

京太郎(まくる。絶対に和をまくってやる)


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(よし、また早めの聴牌)

和「…………」ストン

京太郎(この局、絶対に和了って――)

はやり「……ツモっ。4000・8000です」パタン

京太郎(あぅあうあー……)

良子(これはもう終わりましたかね……)


南1局0本場へ
京太郎 :17000(-8000)
和   :84800(-4000)
はやり :46900(+16000)
良子  :51300(-4000)

南2局 0本場 親→和

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【Reversal King】発動! 順位が四位のため、判定時のコンマを反転可能に!

【Whirl Wind】発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!

【The Spook】 発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →『速94』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下1
和   →『速86』+コンマが100以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下3
良子  →『速90』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下4

聴牌結果


京太郎  94+39=133→聴牌
和了補正値 聴牌合計値133+『運85』-100→118

和    86+22=108 聴牌
和了補正値 聴牌合計値108+『運68』-100→76

はやり  88+52=140 聴牌
和了補正値 聴牌合計値140+『運70』-100→110

良子   90+77=167 聴牌
和了補正値 聴牌合計値167+『運90』-100→157

【神速の神域】 発動! コンマ一桁が9なので京太郎の和了が確定!


下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターが京太郎だけなのでツモかロンかを判定 下2

コンマ反転と神速の神域の相性が良すぎますね。コンマ反転して、はやりのコンマより低くなったので、オカルトで自身の攻撃力にもマイナス修正が付いております


コンマ→98 京太郎の和了


下一桁が8で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。


和   →『防84』+コンマ+『運68』÷2 下1
はやり →『防80』+コンマ+『運70』÷2 下2
良子  →『防74』+コンマ+『運90』÷2 下3

一番数値の低かったキャラクターの放銃。

続いて点数判定も行います

京太郎の基本攻撃力103(87+85÷4-5)で判定 下4

01~10 和了失敗
11~25 1飜
26~40 2飜
41~54 3飜
56~65 4飜
66~75 満貫
76~85 ハネ満
86~94 倍満
95~98 三倍満
00、11、33、55、77、99 役満

チョコレこと獅子原爽ちゃんの目のハイライト→(・▼・)が可愛い


判定結果

和   →84+79+34=197
はやり →80+24+35=139
良子  →74+49+45=168

和了 京太郎 基本攻撃力103
点数 コンマ95→24000 
放銃 はやり


京太郎(瑞原さんの倍満ツモの親被りで、俺の一人沈み)ストン

和「…………」ストン

はやり「ふぅ、何とかプロの面目躍如ってところかな」ストン

良子(須賀くん、集中力が切れたかと思いましたが、開き直ったか)ストン

京太郎(こうなった以上はとにかく、デカい手で和了る。ただそれだけだ)


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(聴牌したけど、ダマだと高目でも倍満行くか行かないか)チラッ

和「…………」チラッ

京太郎(ここは危ない橋だろうがなんだろうが、突っ込んでいく!)

京太郎「リーチ!」ストン

和「…………」ストン

良子(須賀くん、ここで一気に勝負を賭けてきましたね)

はやり「京太郎くん、すごい気迫だね。これは通るかな?」ストン

京太郎「通りません。ロン」パタン

はやり「――また振り込んじゃった」シュン

京太郎「一発と裏が乗って、三倍満24000です」

はやり「はややっ!?」

良子(はやりさんが三倍満に振り込んだ!?)

京太郎(もうなりふり構ってられないんだ。行くぞ!)


――【草薙】発動!――


はやり(――んっ、なっ、何これ、体が痺れて……)プルプル

良子(須賀くんからとてつもないプレッシャーが……はやりさんが震えてる)

良子(童顔と相まって、必死で耐えようとする顔がエロいですね)ジュル

はやり(はぁはぁ、な、なんなの? こんな感覚初めて……あっ、ん、んんっ///)プルン

京太郎「さあ、次行きましょうか?」

南3局0本場へ
京太郎 :41000(+24000)
和   :84800
はやり :22900(-24000)
良子  :51300

南3局 0本場 親→はやり

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【草薙】発動! はやりのオカルトが無効に!

【The Spook】 発動! 聴牌判定時、自身のコンマを反転可能に!


京太郎 →『速94』+コンマが100以上で聴牌 下1
和   →『速86』+コンマが100以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下3
良子  →『速90』+コンマ(反転可能)が100以上で聴牌 下4

処理的には京太郎のキンクリ発動からの戒能さんのキンクリ発動です。補正値は最大の物で処理という法則ですので、はやりの補正値はマイナス15で処理しており、それ以降の戒能さんの補正でマイナス10は受けておりません


聴牌結果


京太郎  94+85=179→聴牌
和了補正値 聴牌合計値179+『運85』-100→164

和    86+54=140 聴牌
和了補正値 聴牌合計値140+『運68』-100→108

はやり  88+81=169 聴牌
和了補正値 聴牌合計値169+『運70』-100→139

良子   90+93=183 聴牌
和了補正値 聴牌合計値183+『運90』-100→173

京太郎【河の記憶(キングクリムゾン)】発動! 他のキャラクターの和了補正値に15のマイナスを加え、自身に15のプラスを加える。自身の方が大きければ、和了が確定!

良子【河の記憶(キングクリムゾン)】発動! 他のキャラクターの和了補正値に10のマイナスを加え、自身に10のプラスを加える。自身の方が大きければ、和了が確定!

【電脳天使】発動! 自身は【河の記憶】による補正を受けない!


京太郎 和了補正値164→179→169

和   和了補正値76→76

はやり 和了補正値139→124

良子  和了補正値173→158→168

→京太郎の和了が確定


下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターが京太郎だけなのでツモかロンかを判定 下2

コンマ→46 京太郎の和了


下一桁が6で和了した人がツモだったため、続いて点数判定も行います

京太郎の基本攻撃力108(87+85÷4)で判定 下2

01~10 和了失敗
11~25 1飜
26~40 2飜
41~52 3飜
53~63 4飜
64~73 満貫
74~84 ハネ満
85~93 倍満
94~98 三倍満
00、11、33、55、77、99 役満

この場合戒能さんのはやりんコピーの補正は受けないのかな?

>>447 >>290の方に詳細がありますのでご参考に


判定結果

和了 京太郎 基本攻撃力108
点数 コンマ59→2000・4000 
放銃 ツモ


京太郎(瑞原さんに三倍満直撃させてどうにか三位浮上)ストン

和「…………」ストン

はやり「はやや~、体がビリビリするよ~」ストン

良子(須賀くん、はやりさんに何をしたんでしょう?)ストン

京太郎(とにかく和了って、和了ってくぞ)


京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

はやり「…………」ストン

良子「…………」ストン

京太郎(聴牌したけど、このままだと3900がいいといころ)チラッ

和「…………」チラッ

京太郎(このまま手を伸ばすか、リーチを掛けて裏が乗るのに賭けるか……)

京太郎「リーチ!」ストン

和「…………」ストン

良子(須賀くん、押せ押せで勝負に出ましたね)


京太郎「……ツモりました」パタン

和(須賀くんの勢いが止まりませんね)

京太郎「――裏はありません。2000・4000です」

良子(ツモられてしまった。ということは――)

はやり(ま、またなの~?)グスン


――【草薙】発動!――


はやり(――んっ、んんっ、に、二回連続は苦しいよ~)プルプル

良子(こ、これは、ん、んんっ、すごい衝撃、癖になってしまいそう……んんっ)プルプル

和「???」

京太郎(やっぱり和には影響なしか)

良子「はぁ、はぁ、」ビクッビクップルンプルンt

はやり「はぁはぁ、もうやだ~」ビクップルン

京太郎(え、えろい……じゃなくて――)

京太郎「さ、さあ、オーラス行きましょうか?」


南4局0本場へ
京太郎 :49000(+8000)
和   :82800(-2000)
はやり :18900(-4000)
良子  :49300(-2000)

南4局 0本場 親→良子

聴牌判定

コンマと『速』の合計値が100以上で聴牌。

ただし、コンマと『速』の合計値がジャスト100と京太郎の指定先のコンマが77だった場合、和了確定。

京太郎
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)


【デジタル打ちLv3】
【電脳天使】

はやり
【Whirl Wind】

良子
【The Spook】

【草薙】発動! 京太郎以外のオカルトが無効に!


京太郎 →『速94』+コンマが100以上で聴牌 下1
和   →『速86』+コンマが100以上で聴牌 下2
はやり →『速88』+コンマが100以上で聴牌 下3
良子  →『速80』+コンマが100以上で聴牌 下4

聴牌結果


京太郎  94+09=103→聴牌
和了補正値 聴牌合計値103+『運85』-100→88

和    86+65=151 聴牌
和了補正値 聴牌合計値151+『運68』-100→119

はやり  88+74=162 聴牌
和了補正値 聴牌合計値162+『運70』-100→132

良子   90+35=125 聴牌
和了補正値 聴牌合計値125+『運90』-100→115


【神速の神域】 発動! コンマ一桁が9なので京太郎の和了が確定!


下一桁が3、6、9はツモ
0、1、2、4、5、7、8はロン

和了したキャラクターが京太郎だけなのでツモかロンかを判定 下2

コンマ→58 京太郎の和了


下一桁が8で和了した人がロンだったため、指定先コンマ+『防』+『運』÷2で判定。


和   →『防84』+コンマ+『運68』÷2 下1
はやり →『防80』+コンマ+『運70』÷2 下2
良子  →『防74』+コンマ+『運80』÷2 下3

一番数値の低かったキャラクターの放銃。

続いて点数判定も行います

京太郎の基本攻撃力108(87+85÷4)で判定 下4

01~10 和了失敗
11~25 1飜
26~40 2飜
41~52 3飜
53~63 4飜
64~73 満貫
74~84 ハネ満
85~93 倍満
94~98 三倍満
00、11、33、55、77、99 役満

ほい

>>466 コンマ77で役満記念です。何かご希望はありますか?

京太郎の強化で

>>472 了解しました。本来なら二位なのでステータス+1ですが+2で、対局終了後に安価を取ります。

ちょっと風呂入ってきますので、京太郎の草薙役満直撃によるはやりんレイプは再開後に

それでは再開していきます。

判定結果

和   →84+26+34=144
はやり →80+21+35=136
良子  →74+54+40=168

和了 京太郎 基本攻撃力108
点数 コンマ77→32000 
放銃 はやり


京太郎(オーラスだ。和をまくるには役満をツモるか、三倍満以上を直撃する以外に手立てがない)ストン

和「…………」ストン

はやり「うぅ、まだ体がビリビリするよ~」ストン

良子(これが草薙……満貫のツモであれほどの衝撃ならば、直撃を受けたら一体どれほどの衝撃が来るんでしょうね)ストン

京太郎(和了るんだ。最悪二位狙いでもいいから和了ろう)


良子「…………」ストン

京太郎「ポン」スチャッ

京太郎(よし、これで大三元テンパイだ)チラッ

和「…………」チラッ

京太郎(半荘で同じ役満が二回も和了するなんて、誰も思わないだろう。そこに付け込む)

京太郎「…………」ストン

和「…………」ストン

良子(須賀くん、何か大きいのを張りましたね)

はやり「うーん、これどうかな?」ストン

京太郎「瑞原さん、ロンです」パタン

はやり「――はややっ、和了っちゃうの?」シュン

京太郎「すみません」

はやり「って、ちょっと待って、その手牌は――」

京太郎「大三元、役満です」

良子(はやりさんが三倍満に続いて役満に振り込んだ!?)


――【草薙】発動!――


はやり(――ん、んんっ、ちょっ、ちょっと待って、対局終わったんだから、草薙の必要は……ひぃんっ、だ、だめぇっ、つ、強すぎるよぉっ、そこだめなのにぃっ)ビクビクッ

良子(役満直撃ではやりさんが悶えてる)ジュルリ

良子(必死でこらえようとしてる顔、可愛すぎますね)ジュル

はやり(や、やだやだぁっ、こんなの、無理、無理だよぉっ、はやり、牌のお姉さんなのに、こんなのダメなのにぃッ)ビクビクッ

京太郎(やべえ、やりすぎた)

はやり「はぁ、はぁ、はぅ~、もうお嫁に行けないよぉ」グスッ

良子(須賀くん、GJです。感動しました)グッ


対局終了
京太郎 :81000(+32000)
和   :82800
はやり :-13100(-32000)
良子  :49300

京太郎は二位でした。

二位ボーナス(コンマ77ボーナス発動中なのでプラス率アップ) 好きなステータス+2 

どのステータスを上げますか? 下2

アカン、これはまずい。強い(確信)


安価→『攻』

はやりを飛ばしたのではやりのオカルトを習得しました

【Whirl Wind】聴牌判定時、自身のコンマを反転することが可能になる

京太郎
『攻』(79/80)+2
『防』(71/80)
『速』(79/80)
『運』(75/80)
『キャパシティ』(140/160)
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【Whirl Wind】
※【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
※【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)

ぶっちゃけると敵といえるのは【D4C(いともたやすく行われるえげつない和了)】を使ってくる宮永父くらいですかね


対局終了後


京太郎「ふぅ、結局、和をまくれなかったな」

はやり「――うぅ~、京太郎くんってば鬼畜だよ~」

京太郎「す、すみません。勝つためにはあれしか方法がなくて」

良子「だとしても、最後に草薙を発動させる必要はなかったのでは?」

京太郎「あれ、自動で発動しちゃうんで、俺じゃどうしようもないんです」

和(一体、何の話をしているんでしょう?)キョトン

良子「しかし、一人沈みの状態から、まさかはやりさんを飛ばして二位にまでなるとは――」

京太郎「合格でしょうか?」

良子「最初の役満に振り込んだところはいただけませんが、及第点といったところですね」

京太郎「ありがとうございますっ」

はやり「はやや~良かったね、京太郎くん」フラフラ

良子「っと、はやりさんもこの調子ですし、今日はもうホテルに戻ります。なにか起こったときのために一応、連絡先だけ交換しておきましょう」スッ

京太郎「は、はい。今日はありがとうございました」ペコッ

和「ありがとうございました」ペコリン

はやり「またね~」フリフリ

良子「アデューです」フリフリ

京太郎「――行っちゃったな」

和「そうですね」

京太郎「帰るか」

和「はいっ」ギュッ

二周目になったら、ゲーム要素が強くなるので、ちゃんと連続和了も有用になるから(震え声)


帰りの道


京太郎「――何だかんだ言って、和にはほとんど勝ったことないんだよなー」

和「クスクス、合宿の最終日に負けたばかりですけどね」

京太郎「いやいや、俺の記憶だと、和に勝てたのってその一回こっきりだぜ?」

和「そうでしたっけ?」

京太郎「ま、次は勝ってみせるけどな」ニッ

和「むっ、次も負けませんよ」

京太郎「ははっ、和って普段はほんわかしてるけど、実は負けず嫌いだよな」

和「むぅ、そういう京太郎くんだって、負けそうになったら手段を選ばないじゃないですか」プクッ

京太郎「そ、それは――」


選択安価です 下2

1 彼女に格好悪いところ見せられないだろ?

2 草薙で女の子の悶える姿が見たいからな

3 俺は高校生の頂点を目指してるからな

安価→1 彼女に格好悪いところ見せられないだろ?


京太郎(……下手に誤魔化して格好付けるも変だし、正直に言うか)

京太郎「――彼女に格好悪いところ見せられないだろ?」

和「…………」プルプル

和「……///」プイッ

京太郎「あれ? 和さん? 和さーん」

京太郎(まずい。俺、変なこと言っちまったか?)

京太郎「あの、和。俺が気に障るようなこと言っちまったなら謝るよ」

京太郎「確かに、真面目に麻雀やってる和にしてみれば、そんな不純な動機で打たれると嫌だよな」

和「……別にそんなこと思ってません」

京太郎「じゃあ、何で、俺の方を見てくれないんだよ」

和「……まったく、京太郎くんは無意識なんでしょうけど、面と向かってそんなこと言われる方は恥ずかしいんですよ」

京太郎「あ……うっ、ご、ごめん」

和「謝られても知りませんっ」

京太郎「じゃあ、どうすれば――」

和「顔をこっちに向けてもらえますか?」

京太郎「えっと、これでいいか――」

チュッ

京太郎「の、和!?」

和「……京太郎くん、今日は楽しかったです。またプール行きましょうね。できれば今度は二人きりで///」モジモジ

京太郎「そ、そうだな」

和「それではまた明日」フリフリ

京太郎「じゃあな、また明日」ノシ

京太郎(今日はいろんなことがあったな)

京太郎(それにしても和、あんな服着て外に出かけて、親父さんに怒られないのかな?)

7月第4週 夏休み夜


京太郎「……ふぅ、今日は遊んだなー」

京太郎「昨日のことが嘘みたいに平和だった」

京太郎「……でも、この傷の痛みが俺にあれが現実だったって言うんだよな」ズキズキ

京太郎(楽しい思い出に浸って、嫌な現実から目を逸らす。これが現実逃避ってやつなのかもな)

京太郎「こうして落ち込んでても仕方ねえ。何かやって、時間を潰すか」


選択安価です 下2

1 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一、ハギヨシ、良子、永水の中から選んでください)

2 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)

3 このまま寝る(おもち祭りやります)

1健夜

>>511 連続安価になってしまいますので、下の宥でいかせてもらいます

安価→1 宥


京太郎「そういえば、最近、宥さんとメールしてないな」


京太郎『お久しぶりです、宥さん。お元気ですか?』

宥『久しぶりだね、京太郎くん。もう夏休みだけど、体調崩してない?』

京太郎『むしろ、毎日あったかくて過ごしやすいくらいですよ』

宥『やっぱりまだ体質治ってないの?』

京太郎『気にしないでください。俺は全然平気ですから』

宥『クスクス、ありがと、京太郎くん』


京太郎「うーん、なにか話題ないかな?」


自由安価です(あまりにゲスいのは再安価) 下2

以前マフラーをくれたお礼自分もプレゼントしようかと聞いてみる
あと彼女ができた報告はしない

>>516 連続安価になってしまうので下の「この前見た松実姉妹のエロい夢について」で……

これはあまりにゲスいのでその下の最近、和と交際を始めたことについてで行きます

>>1の過去の選択肢を見るに>>517は余裕だと思う
ゲスいのは下と言いつつはやりんにあの仕打ち…

>>524 これは差別ではなく愛情表現の一つです。多分、はやりはすばら先輩にならぶ鋼メンタルの持ち主ですけど、宥は豆腐メンタルなのでやりすぎると安価スレとして機能しなくなるので仕方のない措置なのです。決して>>1の趣味ではなく


安価→最近、和と交際を始めた


京太郎「やっぱり、宥さんにはちゃんと言っておいた方がいいよな」


京太郎『宥さん、ご報告があるんです』

宥『どうしたの? 急に改まって』

京太郎『実は俺、和と付き合ってるんです』


京太郎「あれ? なかなか宥さんから返事が返ってこないぞ」

プルル

京太郎「あっ、返ってきた。えーっと――」


宥『おめでとう、京太郎くん。ちゃんと和ちゃんを大切にしてあげてね』

京太郎『ありがとうございます。絶対に大切にします』

宥『和ちゃんと付き合ってるんなら、東京でデートする約束はもう無しだよね? 和ちゃんにも悪いし』

京太郎『いえ。俺はやると言ったらやる男ですから。気にせず安心してください』

宥『でも、やっぱりそういうの良くないと思うし』

京太郎『大丈夫です。和もちゃんと話せばわかってくれますから』

宥『うん、わかった。でも、ダメなときはダメってちゃんと言ってね?』

京太郎『了解しました』


京太郎「よし、これでOKだ」ニンマリ

このクロチャーは指の骨を和に全部折られても仕方ないかもしれない


松実館


宥「……京太郎くんは大丈夫って言ってたけど、これってやっぱりまずいよね?」

玄「――おねーちゃん、どうしたの?」ダキッ

宥「ふぇっ!? く、クロちゃん、何でもないよ?」

玄「そう? なんだか変だよ?」

宥「そ、そんなことないよ」

玄「ならいいけど、ちゃんとあったかくして寝ないと駄目だよ?」

宥「う、うん……あのね、クロちゃん、彼女のいる男の子と一緒に出かけるのって、やっぱりデートになるのかな?」

玄「お、おねーちゃん、急にどうしたの?」

宥「……ちょっと気になって」プルプル

玄「どうだろう? 私にはよくわかんないのです」

宥「そ、そうだよね」

宥(やっぱり、和ちゃんに悪いよ。京太郎くんにはちゃんとお断りの連絡を――)

玄「でも、私はおねーちゃんの応援をするから、おねーちゃんは自分に自信を持ってくださいなのです!」ピカーン

宥「ふ、ふぇっ、く、クロちゃん?」

玄「おねーちゃんが誰とデートする予定なのかはわからないけど、私はおねーちゃんの味方だよ!」

宥「で、でも……」

玄「大丈夫。おねーちゃんは私の自慢のおねーちゃんだもん。その人だって、おねーちゃんを選んでくれるよ!」

宥「そ、そうかなぁ?」

玄「おねーちゃんだって、その人のこと嫌いじゃないんでしょ?」

宥「う、うん。嫌いじゃないよ///」

玄「なら、アタックあるのみなのです」

宥「そ、そうだよね。うんっ、私、頑張ってみる」

玄「その意気なのです!」


玄(てへへ、よくわからないけど、おねーちゃん頑張って)

8月第1週 夏休み 朝


京太郎「……くぅ、はやりさん、戒能さん、そこは――って、はぁはぁ…………」ガバッ

京太郎(……なんて夢見てんだよ、俺のクズ野郎)

京太郎(和って大切な彼女がいるのに、夢の中とはいえ、瑞原さんや戒能さんとあんないやらしいことを――)ズキッ

京太郎「いてっ、まだ咲にやられた傷が痛むな」

京太郎「……それに、宥さんとデートの約束をしたままだけど、まだ問題はなに一つ解決してない」

京太郎「俺は――どうすれば、いいんだろう?」

プルルル

京太郎「ん? メール?」ピッ


はやり『おはようございます、京太郎くん。昨日は色々と楽しかったよ』


京太郎「瑞原さんからだ。そういえば、ホテルに泊まるって言ってたな。戒能さんも一緒なんだろうか?」


京太郎『おはようございます。こちらこそお世話になりました』

はやり『今日も良子ちゃんと色々、長野を見て回る予定なんだけど、京太郎くんは予定空いてる?』


京太郎「えっ、これって瑞原さんたちのお誘い? もちろん、予定なんてないけど――」

プルルル

京太郎「ん、今度は和からメール?」


和『おはようございます、京太郎くん。今日は部活が休みですけど、予定ありますか?』


京太郎「うっ、和からのデートの誘い――」

プルル

京太郎「って、今度は国広さんから?」


一『おはよう、須賀くん。昨日の件についてなんだけど、透華が詳しく話を聞きたいみたいなんで、急で悪いんだけど、今日、空いてるかな?』


京太郎「な、なんでみんな、このタイミングでメールしてくるんだ? こ、これは究極の三択だぞ」


選択安価です 下1から下3

1 はやりたちと合流

2 和とデート

3 龍門渕へ

お忘れかもしれませんが、現在の京太郎には龍門渕の護衛が付いてます。


安価→1 はやりたちと合流


京太郎「瑞原さんたちとはいつ会えるかわからないし、戒能さんの話も聞いておきたい。和と国広さんには悪いけど――」


京太郎『瑞原さん、今日は予定空いてるんで大丈夫です』

瑞原『それじゃあ、昨日の駅前で待ち合わせだよ』


京太郎「さて一応、和たちにも断りのメールを」


京太郎『和、ごめん。今日は外せない用事があるんだ』

和『そうですか。夕方から夏祭りがあるんですが』


京太郎「夕方くらいなら間に合うよな?」


京太郎『夕方くらいには終わると思うから、夕方にいつものところで待ち合わせで大丈夫かな?』

和『大丈夫ですけど、あまり無理はしないでくださいね』

京太郎『大丈夫だって、彼女と夏祭りに行かないわけにはいかねえだろ』


京太郎「さて、最後は国広さんだ」


京太郎『すみません、どうしても外せない用事がありまして。また後日伺わせてもらってもいいでしょうか?』

一『用事があるなら仕方ないよ。それって大事なことなんでしょ?』

京太郎『そうですね。大事なことです』

一『一応、護衛の人たちにもあんまり須賀くんの邪魔にならないようにって伝えておくから、安心してね』

京太郎『ありがとうございます』


京太郎「って、やべえよ! そういえば、龍門渕さんの厚意で護衛を付けてもらってたんだ。くっ、これは瑞原さんたちに下手なことはできないぞ」

といったところで今日は終わります。

>>1は和とイチャコラさせたいんですが、安価スレである以上、なかなかイチャイチャできません。

あ、補足として宥BADエンドのフラグは依然として立ったままですので気を付けてください。はやりのBADフラグも立ってるので気を付けてくださいね。

それではおやすみなさい

そういえば一応プロ二人には勝ってるよね?

>>553 一位じゃないので、飛ばしたはやりだけという措置です。

BAD取るのは安価次第ですが、京太郎の能力は着実に下がって行くのでご注意を。

もはや>>1の趣味の域ですが、D4C世界の続きをやってから本編再開していきます

松実館


京太郎「ただいまー、遅くなってすみません」ガララ

露子「おかえり、京太郎くん。もうすぐ、ご飯できるからね」

京太郎「あ、はい。すぐ着替えてきます」

露子「……ねえ、京太郎くん、なんだか顔色が悪いわよ? 何かあったの?」

京太郎「えっ、いえ、別に何でもありません」

露子「そう? それならいいんだけど、一人で悩まずに、私たちにできることなら、何でも言ってね?」

露子「私たち――家族なんだから」

京太郎「……家族」ズキッ

京太郎(――何なんだ、この頭の奥で何かがうずく感じは?)

露子「京太郎くん?」

京太郎「あの、宥さんたちは?」

露子「あの子たちなら、団体のお客様たちを案内してもらってるわ」

京太郎「この時期に団体? 珍しいですね」

露子「長野の方から来られたって言ってたけど。確か、清澄高校の麻雀部の人たちって言ってたかしら?」

京太郎「清澄……?」

露子「原村和ちゃんって覚えてる? 三年前まで阿知賀にいた娘さん。あの子もいるのよ」

京太郎「原村和……」ズキッ

京太郎「くっ――」

京太郎(何なんだ、この頭痛は?)

露子「京太郎くん、怖い顔してるわよ? 本当に大丈夫?」

京太郎「だ、大丈夫です。着替えたら、宥さんたちだけじゃ大変だろうし、ちょっと手伝ってきますね」

露子「え、ええ。ありがとう」

京太郎(何なんだ、この違和感は? 三年前ならもう俺はこの松実館にいたはずだぞ。なのに、原村和なんて名前は知らない)

京太郎「……俺は、俺は一体どうしちまったんだ?」

久「――いやー、まさか自分たちの泊まる旅館の娘さんたちが、明日戦う阿知賀女子の生徒さんだなんて、すごい偶然ね」

玄「私たちもびっくりなのです。まさか、あの清澄の皆さんがうちの旅館に泊まってるだなんて」

久「そう言ってもらえるとなんだか嬉しいわね。とはいっても、全国で実績があるのは照くらいなんだけど」

玄「そんなことありませんよ。竹井さんも個人戦で全国上位に食い込んでますし。染谷さんも去年は一年生なのに全国に出場してましたよね」

まこ「そう言ってもらえると照れるのぅ。まあ、全国に出れたとはいっても、こっちの二人の成績とは雲泥の差じゃったんじゃがな。今年はウチもイキの良いのが入ってきたし、個人戦での出場も難しいかもしれんわい」

玄「染谷さんより凄い人までいるんですか!? うぅ、明日の練習試合が怖くなってきました。と、ところで、和ちゃん、えっと、原村さんは?」キョロキョロ

久「あら? 貴女、和と知り合いなの?」

玄「はいっ。和ちゃんが阿知賀に住んでた頃に一緒に麻雀をやっておりました!」

久「……え? どういうこと? 和はずっと長野に住んでるはずだけど?」

玄「えっ? えっ? そ、そんなことありません。和ちゃんは阿知賀こども麻雀クラブで私たちと一緒に麻雀を――」オドオド

照「――どうしたの?」

久「あら、照。それがね、この子が変なこと言うのよ。和が昔、奈良に住んでたなんて」

照「…………」ジッ

玄「ほ、本当なのです。信じてください。どうして、そんないじわる言うんですか?」

久「和の幼なじみの貴女からも言ってあげてよ。和はずっと長野に住んでたって」

照「えっと、松実さんだっけ? 私の目を見てくれる?」ジッ

玄「えっ? 目を――うっ」クラッ

照(――貴女は原村和のことなんて知らない。貴女は原村和のことなんて知らない)

玄(……えっ、なに? 頭がぼんやりしてく。だっ、だめっ、消えてっちゃう。和ちゃんとの、みんなとの大切な記憶が……消えて――)フラッ

久「ちょっ、松実さん、大丈夫?」

玄「は、はい。大丈夫です。それよりも……さっきはおかしなことを言ってすみませんでした」ポー

久「え?」

玄「原村さんのことは私の勘違いでした」

玄「私に――原村和なんて知り合いはいませんでしたっ」ニコッ

久「そ、そう? わかってもらえて良かったわ」

玄「それでは私はここで失礼します。何か御用がありましたら、そちらの内線でお電話を」シュタッ

まこ「なんだか変な娘じゃったのぅ」

久「まあ、悪い子じゃないわよ。最後はちゃんと自分の間違いを認めてくれたし。それに、なかなかいい体してるしね」

まこ「お前さん、また練習試合先の娘に手を出すつもりじゃなかろうなぁ?」

久「はは、冗談よ、冗談。さすがに宿泊先の娘さんに手を出すほど、無節操じゃないわよ」

まこ「それならいいんじゃが。それにしても一年坊どもはどこをほっつき歩いとるんじゃか」

照「色々と見て回るって言ってた。お母さんも付いてるから多分、大丈夫のはず」

久「監督も一緒に……」

まこ「間違いなく迷子決定じゃな」


照(ふぅ、ようやく京ちゃんを探し当てたのに、こんなところに原村さんの知り合いがいたなんて……)

照(早めに手を打っておいた方が良いかもしれない)

京太郎「――あっ、玄さん。俺もお手伝いを……あの、玄さん?」

玄「ふぇっ? 京太郎くん?」

京太郎「どうしたんですか、ボーっとして?」

玄「ん? 何でもないですよ? もう案内も済ませたし、私たちもお夕飯にしましょう」

京太郎「そ、そうですか? ところで清澄の人たちってどんな感じでした?」

玄「みんな優しくて良い人でしたよ。特に宮永照さんはすばらなおもちで最高でした」

京太郎「は、はぁ、そうですか」

京太郎「――ところで原村和とは話せたんですか?」

玄「原村和? 誰ですか、それ? 私は――そんな人知りませんよ」

京太郎「玄さん?」

玄「変なこと言ってないで早くお夕飯にしましょう。もう私、お腹ぺこぺこです」

京太郎「そ、そうですね」

京太郎(玄さん、一体どうしたってんだ?)

優希「……ふぇー、すごいところだじぇ。さすがは奈良って感じだじょ」

咲「うん、自然が多くて、長野とはまた違った感じだね」

宮永母「明日は練習試合もあるし、このあたりで旅館に戻りましょうか」

和「…………」キョロキョロ

優希「のどちゃん、さっきからキョロキョロしてどうしたんだじぇ?」

和「――私、なんだかここに来たことがある気がします」キョロキョロ

咲(まずいなー。まさか、和ちゃんが阿知賀に住んでたなんて知らなかったよ。お母さん、どうする?)

宮永母(一応、おもちを奪ったときに記憶も改竄したから、大丈夫だと思うけど。昔の知り合いなんかが出てくると面倒ね)

和「なんだか、ここには大切な思い出が――」

穏乃「あーっ、和じゃん!」

和「え?」

憧「なんだ、もう来てたんだ。それならそうと言ってくれれば良かったのに――って、おもち縮んだ?」

穏乃「お、おかしいよ、あんなにボインボインだった和のおもちがペッタンコになってる!」

和「――えっと、貴女たちは?」キョトン

憧「何ボケてんのよ。私たちのこと忘れたって言うの?」

穏乃「和に会えるの楽しみにしてたんだぞ」

咲(まいったなー。心配してた矢先にこれだよ。お母さん、どうする?)

宮永母(この地域に術式を展開するまではその場しのぎだけど、一人一人、記憶を改竄していくしかないわね)

咲「えっと、すみません。あの、私の目を見てもらえます?」

穏憧「「え?」」クルッ

咲(貴女たちは原村和なんて知らない。貴女たちは原村和なんて知らない。貴女たちは――)

穏乃(なに、これ? 頭の中がぐにゃぐにゃする。痛い、痛いよ。みんなとの記憶が消えてく、消えてっちゃう)クラッ

憧(ど、どうして? あの頃の記憶がぼやけていく。みんなで遊んで笑って、泣いた記憶が消えて――)クラッ

宮永母「あらあら、貴女たち大丈夫?」クスッ

穏乃「あ、いえ、すみません。大丈夫です」

憧「は、はい、私も大丈夫ですから」

咲「和ちゃんと知り合いだって言ってましたけど、誰かと勘違いしてません?」

穏乃「そ、そういえば、そうですね。私たちの勘違いでした」

憧「そもそも、私たちは原村和なんて知りませんし。あの、本当に失礼しました」ペコッ

和「――行ってしまいましたね」

優希「二人とも勘違いするなんてそそっかしい奴らだじぇ……って、のどちゃん、どうして泣いてるんだじょ?」

和「えっ? いえ、何ででしょうね。目にゴミが入ったんでしょうか」

咲(和ちゃんたちにはちょっと悪いことしちゃったなー)

宮永母(同情は禁物よ。私たちの目的のために、この程度の犠牲を顧みてはいられないわ)

咲(うん、わかってるよ。京ちゃん、必ず取り返すからね)

というわけで再開してきます。

はやりたちと合流するところからです

付き合い始めて一週間もしないうちに、他の女とデートする京太郎


8月第1週 夏休み 午前


駅前


京太郎(……ふぅ、瑞原さんたち、どこだろ?)キョロキョロ

良子「――須賀くん、おはようございます」ヌッ

京太郎「ふぁっ、ちょっ、戒能さん、後ろから急に声をかけないでくださいよ!」

良子「それはソーリー。須賀くんを見ていると、つい悪戯したくなりまして」

京太郎(俺って、年上にからかわれやすい体質なのか?)

京太郎「あの、瑞原さんは?」

はやり「おっはよ~、京太郎くん」ムギュッ

京太郎「ふぁぅっ、お、おはようございます、瑞原さん」アセアセ

京太郎(い、いきなり抱きついてくるなんて積極的すぎるよ。一体、どうしたんだ瑞原さん)

良子「どうやらホテルの冷蔵庫に入っていたお酒を間違って飲んでしまったようで、すでに出来上がっています」

京太郎「ちょっ、冷静に状況説明しないでくださいよ」

良子「というわけで、須賀くん、はやりさんをよろしくお願いしますね」

京太郎「瑞原さん、くっつき過ぎですよ」

はやり「はや~ん、京太郎くん、あったかーい」ムギュー

京太郎「戒能さん、ニヤニヤ見てないで助けてくださいよ」

良子「クスクス、いいじゃないですか。私たち二人とデートできるなんて、滅多にない機会ですよ。それでは失礼して」ムギュッ

京太郎「って、何で戒能さんまで抱きついてくるんですか」

良子「気にしない気にしない。ノーウェイノーウェイ」ムギュッ

京太郎「気にしますって」

はやり「ね、ね、京太郎くん、今日はどこ行くの?」

戒能「エスコートお願いしますね」

京太郎(こんなところ、和に見られたら殺されちまうよー)


自由安価です(どこに行きますか? プール以外でお願いします) 下2

善光寺……川中島の合戦くらいでしか知らないので、ちょっと調べてきます。

そういえば、善光寺って長野オリンピックの時、江頭2:50が聖火ランナーの妨害してましたね

原作の設定では咲たちの住んでる所は長野の中央より南ですけど、そこらへんは気にしない方向で


安価→善光寺


京太郎(……瑞原さんと戒能さんの水着姿見たいけど、さすがに二日連続でプールってのはなしだよな)

京太郎「うーん、どこか行きたいところありますか?」

戒能「あまり人がごみごみしてないところがいいですね」

はやり「京太郎くん、はやり、善光寺がいいな~」キャピッ

京太郎「ぜ、善光寺ですか?」

戒能「ナイスチョイスですね。善光寺、興味があります」

京太郎「ちょっ、戒能さんまで本気ですか?」

戒能「私、霊場とか、そういうのが好きなんです。近くに川中島もありますし、落ち武者の霊に会えるかもしれないと思うと、非常に興味があります」

はやり「というわけで、善光寺に決定~」キャピキャピ

京太郎「ほ、本当に行くんですか?」

はやり「だめ?」ウルッ

良子「だめですか?」ウルッ

京太郎「わかりました。行きます。行きますから、やめてください」

はやり「やった~京太郎くんのそういう優柔不断なところ、だーいすき!」ムギュゥッ

良子「だ、だーいすき///」ムギュッ

京太郎「あの、戒能さん、恥ずかしいなら、瑞原さんに合わせなくてもいいんですよ?」

良子「そ、そうですね。そうさせてもらいます///」

戒能さん的には、このスレの京太郎は草食系だと思ってるので、弟と姉がじゃれついてる程度に見てます。
ちょっとした嫉妬心も恋のスパイスとか。知らんけど


善光寺


京太郎(……ふぅ、バスの中で瑞原さんがじゃれついてきて、大変だったな。戒能さんは助けてくれなくて、こっちをニヤニヤ見てるだけだし)

良子「須賀くん、ずいぶんとお疲れのようですね」

京太郎「戒能さん、俺のことからかって、絶対楽しんでますよね?」

良子「クスクス、須賀くんなら紳士なので、はやりさんと絡んでいても安心して見ていられますから」

京太郎「それって、暗に俺のことヘタレ呼ばわりしてません?」

良子「ソーリーソーリー、そんなつもりはなかったんですが、気に障ったのなら謝罪します」

京太郎「いえ、自覚してるんで結構です」

はやり「――ね、ね、早く中に入ろうよ~」ギュッ

京太郎「わかりましたから、引っ張らないでくださいって」

良子「クスクス、私にも弟がいたらこんな感じだったんでしょうね」

どうでもいいけど、BADエンドはやしこ分岐ルート


はやり「はやや~、大きいね~」

良子「なるほど、『遠くとも一度は詣れ善光寺』と言われるだけありますね」

京太郎「そういえば、ここって尼寺らしいですよ。戒能さんの知り合いとかいるかもしれませんね?」

良子「クスクス、私はどちらかというと神道寄りですし、そもそもイタコと尼は違いますよ」

京太郎「あっ、そうなんですか。こいつは恥ずかしいな」

はやり「ね、ね、ここから見えるあれって川中島かな?」

良子「そうですね。落ち武者たちが徘徊しているのが見えますし」

京太郎「ちょっ、落ち武者って……戒能さん、怖いこと言わないでくださいよ」

良子「おや、須賀くんの後ろに戦火に巻き込まれて死んだ尼の亡霊が――」ボッ

京太郎「ひっ、お、お助け~」ビクビクッ

良子「クスクス、冗談ですよ」ニヤニヤ

はやり「ビクビクしてる京太郎くん、かわい~」ニヤニヤ

京太郎「ほんともう勘弁して下さいって」

良子「私を差し置いて、はやりさんとベタベタしていたお返しです」ボソッ

京太郎「そ、それは戒能さんが煽ったんじゃないですか~」

良子「クスクス、そうでしたっけ?」

はやり「ねぇねえ、なに話してるの~?」

良子「須賀くんが、はやりさんに欲情しないように釘を刺してるんですよ」ニヤッ

はやり「はややっ、京太郎くん、そんな目ではやりのこと見てたの?」ササッ

京太郎「見てないです。見てないですって。戒能さん、勘弁してくださいよ」

良子「どうやら、須賀くんははやりさんに興味なんてないそうですね」

はやり「むむ~、それはそれで悔しいんだけど」

はやり「京太郎くん、そんなにはやりって魅力ないかな~」チラッ

京太郎「うっ、それは――」


選択安価です 下2

1 さすがに干支が一回り以上離れた女性はきついです

2 いや、はやりさんは魅力的な女性ですよ。俺が保証します

3 どっちかというと戒能さんの方が好きなんで

アラサーの嫁き遅れアイドルですと言わせた男とは思えぬ紳士さ

>>578 いくら>>1が外道だとしても、そこまで言わせた覚えはないです。ひどい風評被害だ。プンスカ


安価→2 いや、はやりさんは魅力的な女性ですよ。俺が保証します


京太郎(これ、絶対からかわれてるよな。いや、でも――)

京太郎「そんなことありません! はやりさんは魅力的な女性ですよ。俺が保証します!」

はやり「うーん、信用できないな~」

京太郎「本当です。前は恥ずかしまぎれで、色々とひどいことを言っちゃいましたけど、これが俺の本心ですから!」

はやり「クスクス、冗談だよ。ありがとね、京太郎くん」ニヤニヤ

良子「実に初々しい告白、感動しました」ニヤニヤ

京太郎「あぅぅ、穴があったら入りたいよぉ」シュン

はやり「よしよし、お姉さんが慰めてあげるから」ナデナデ


良子(はやりさんに慰められてる須賀くん、実に可愛い弟っぽいですね。飼いたい)

8月第1週 夏休み 午後


京太郎「――はやりさん、昼飯食ったら寝ちゃいましたね」

良子「はやりさんは元々、あまりアルコール強くありませんからね。午前中にはしゃぎすぎて疲れたんでしょう」

はやり「……はやや~」スヤスヤ

京太郎「これからどうしましょうか?」

良子「そうですね、少し、これからの話をしませんか?」

京太郎「これからの話?」

良子「あと一週間でインターハイが始まりますからね。それに向けての話です」

京太郎「……インターハイ」ゴクッ

良子「昨日、貴方と別れた後、霞たちから詳しい話を聞かせてもらいました」

京太郎「そうですか。そういえば、戒能さんは永水関係の人でしたもんね」

良子「と、同時に宮永監督とも深い縁で結ばれています」

京太郎「――どういうことですか?」

良子「私も貴方と同様に、彼女から教えを受けた一人ということですよ」

京太郎「戒能さんも俺と同じ?」

良子「まあ、あくまで私の能力は実験で、貴方の能力が完成形に近いようですが」

京太郎「そんなこと……」

良子「別に自分を卑下しているわけではありませんよ。互いに一長一短な力なのは変わりませんし」

京太郎「戒能さんはあの人とはどんな関係なんですか?」

良子「あの人が永水を追放された時、それを引き取った先の子どもが私だった。ただそれだけの話ですよ」

良子「その縁で、つい最近まで白糸台の特訓に呼ばれたりもしていましたが。それも仮初。いわゆる、永水のスパイをしていたというやつです」

京太郎「スパイ、ですか」

良子「できれば、あの人の弱点を掴みたいところだったんですが、さすがにそんなボロは出してくれませんでしたけどね」

京太郎「あの……おばさんはインターハイで何をしようとしているんですか?」

良子「ソーリー。それは私にもわかりませんでした。ただ、彼女とインターハイの理事たちが結託しているのは動かしようのない事実です」

京太郎「そんな、そんなのどうしようもないじゃないですか……」

良子「どうやって彼女が頭の固い理事たちを懐柔したのかはわかりませんが、ろくでもないことになりそうなのは確か」

良子「かと言って、相手がそれだけの大勢力となると大会の阻止自体も不可能ですから、今は賛同者を募っているところですね」

京太郎「賛同者ですか」

良子「おそらくインターハイが始まれば、状況は動くはずですから、それまでは軽々しい行動は避けてください」

京太郎「わかりました。戒能さんも気を付けて」

良子「クスッ、聞き分けの良い少年は好きですよ」

はやり「――はややっ」パチッ

良子「はやりさん、ようやく起きましたか」

京太郎「おはようございます、瑞原さん」

はやり「うぅ~、なんだか頭がガンガンするよ~」フラフラ

京太郎「そりゃ、酒飲んだ後にあれだけはしゃぎ回れば、そうなりますよ」

良子「どうします? 一旦、ホテルに戻りますか?」

はやり「うーん、そうしてもらえると助かるかなー」フラフラ

京太郎「歩けますか?」

はやり「ちょっと、キツイかも」

京太郎「わかりました。階段下りるの無理そうなんで、おんぶしますね」

はやり「え? え? それはちょっと恥ずかしいっていうか///」

京太郎「なに恥ずかしがってるんですか。ほら」スッ

はやり「は、はぅ~、そ、それじゃあ、お願いします」ギュッ

良子「それでは私はタクシーを呼びますね。さすがにその状態だとバスはきついでしょうし」

はやり「二人とも、ごめんね~」

京太郎「いえいえ、これくらいお安いご用ですよ」ダキッ


はやり(あっ、京太郎くんの背中って、こんなに大きいんだ。ちゃんと男の子してるんだね)ギュッ

わかりやすくBADエンド用意してあるので注意してください


ホテル はやしこの部屋


はやり「はぅ~、頭がぐるぐるするよ~」フラフラー

良子「はやりさん、ベッドで休んでてください。私は酔い止めの薬を買ってきますから」

京太郎「あ、それなら、俺が――」

良子「須賀くんにそこまで迷惑をかけられませんよ。貴方ははやりさんに付いて、看ていてあげてください」

京太郎「は、はい」

良子「それでははやりさん、私は出かけますけど、須賀くんに迷惑を掛けてはダメですよ?」

はやり「は~い、いってらっしゃ~い」フリフリ


京太郎(……うぅ、女の人とホテルの一室で二人きり。気まずい)

京太郎「あ、あの、瑞原さん、大丈夫ですか――って、なに服脱ごうとしてるんですか!?」

はやり「だ、だって~、汗で気持ち悪いんだもん」ヌギヌギ

京太郎「そ、そんなこと言わないで着ててくださいよ」

はやり「京太郎くん、京太郎くんが脱がせて~」フラフラ

京太郎(瑞原さん、まだ酔っ払ってるのか?)

京太郎「そんなのダメに決まってるでしょう。戒能さんに怒られますよ?」アセアセ

はやり「クスクス、京太郎くんって本当にヘタレだよね~」ヌギヌギ

京太郎「ちょっ、瑞原さんっ」

はやり「ここまでされて、何もしないなんて、普通ありえないよ」ニヤニヤ

京太郎「くっ――」


選択安価です 下2

1 馬鹿なこと言ってないでおとなしく寝ててください

2 ここまでされて我慢できるか!

3 ちょっとだけ、ちょっとだけなら……

なんで1なんて無難な安価を選ぶのか。レッツ修羅場


安価→1 馬鹿なこと言ってないでおとなしく寝ててください


京太郎(瑞原さん、酔っ払いすぎだよ)

京太郎「馬鹿なこと言ってないでおとなしく寝ててください」ペシッ

はやり「あぅ~」ペタン

京太郎「大体、俺には和っていう大切な彼女がいるんです。和を裏切るようなことができるわけないでしょう?」

はやり「でも、今日、はやりたちと会ってたのは和ちゃんに教えてないんでしょ?」

京太郎「そ、それは……」

はやり「ごめんごめん、もうからかうのはやめるね。はやりは大丈夫だから、そろそろ和ちゃんのところに行ってあげたらどうかな?」

京太郎「やばっ、もうこんな時間じゃねえか。和との待ち合わせに遅れちまう」

はやり「やっぱり、和ちゃんと待ち合わせしてたんだ」

京太郎「バレてたんですか。でも、何でわかったんです?」

はやり「時計を気にして、何度かそわそわしてたもん。普通わかるよ」

京太郎「す、すみません」

はやり「謝らなくてもいいから、早く行ってあげて」

京太郎「戒能さんにもよろしく伝えといてください。それじゃあ、失礼します」ガチャッ

京太郎(まずいな、このままじゃ和との待ち合わせに遅れちまう)

良子「――須賀くん、そんなに急いでどうしました?」

京太郎「あっ、戒能さん。申し訳ないですけど、ちょっと用事を思い出したんで、ここらへんで失礼します」

良子「そうですか。今日は色々とご迷惑をおかけしました」ペコッ

京太郎「いえ、そんなことないですよ。俺、楽しかったですし」

良子「そう言ってもらえると助かります」

京太郎「それじゃあ、俺はここらへんで」


良子「――須賀くん!」


京太郎「えっ、戒能さん?」

良子「インターハイ、頑張ってくださいね」

京太郎「えっと……はい、頑張ります!」

はやしこの部屋


良子「――須賀くん、帰っちゃいましたね」

はやり「うーん、ただのヘタレさんじゃなくて紳士だったよ」

良子「あの、はやりさん、もしかして朝にお酒を飲んだのは、わざと――」

はやり「クスクス、良子ちゃん、前に若い子が欲しいって言ってたでしょ?」

良子「いえ、あれはちょっとした冗談で――」

はやり「あれれ? なに焦ってるの?」クスクス

良子「ふぅ、貴女には敵いませんね」

はやり「まあ、はやりもちょっと本気だったのはホントだよ?」

良子「はやりさん……」

はやり「でも、ほんのちょっとだけだから、安心してね」ニコッ

良子「駄目です。お仕置きです。今日は朝まで寝かせませんからね」ガシッ

はやり「えへへ、いいよ。良子ちゃんの好きなようにして……」

きっと小ネタでBADも書いてくれるよね?

>>592 二周目でBADを取ってくださいとしか……


待ち合わせ場所


京太郎「――ごめん、思ったより用事が長引いちまって、はぁはぁ」

和「十分の遅刻です」ツーン

京太郎「だから、ごめんって。遅れそうだって、電話しただろ?」

和「…………」プィッ

京太郎「やっぱり、怒ってる?」

和「……謝る前に私の姿を見て、何か言うことはありませんか?」

京太郎「えっと……」


選択安価です 下2

1 可愛い浴衣だな。ピンクの花柄が和によく似合ってるよ

2 昨日より露出が減ってる!?

3 和さん、ちょーかわいいよー

爽やかな好青年を演じつつもやってることはクズな京太郎


安価→1 可愛い浴衣だな。ピンクの花柄が和によく似合ってるよ


和「……どうでしょうか?」チラッ

京太郎「可愛い浴衣だな。ピンクの花柄が和によく似合ってるよ」

和「そ、そうでしょうか?」

京太郎「浴衣の着付けって難しいんだろ?」

和「母に手伝ってもらいました///」

京太郎「そうなんだ」

和「男の子と一緒にお祭りに行くって言ったら、この浴衣を」

京太郎「へ、へえ」

京太郎(こんな可愛い浴衣を用意してくれるなんて、今度、和のお袋さんに礼を言っておかないとな)

和「あ、あの、京太郎くん、行きましょうか」

京太郎「ん、そうだな。機嫌直してくれたのか?」

和「せっかくのお祭りなんですから、楽しまないと損ですし」

京太郎「はは、そりゃそうだな。よし、いっぱい楽しもうぜ」ギュッ

和「はいっ」ギュッ

といったところで今日は終わります。

あんまり進められなくてすみません。

とりあえず、祭りが終わったら8月2週に突入してインターハイ編開始となります。

それはそうと夏祭りで卒業イベント挟んだほうがいいですかね?

それではおやすみなさい

連休も今日で終わりです。

この一週間、自堕落な生活を送ってたから、明日からの仕事が怖いよー

というわけで本編再開の前にD4C世界阿知賀編の続きから。

宮永姉妹と松実姉妹の抗争が本格化します。勢いで書いてたら、エロくなったのでトリにエロ注意付けときます

松実館 従業員棟食卓


京太郎「…………」ボー

露子「京太郎くん、さっきからあまり箸が進んでないようだけど、大丈夫?」

京太郎「えっ!? あっ、すみません。ボーっとしてました」

宥「京太郎くん、なんだか今日、おかしいよ?」

露子「体調が悪いなら、遠慮せずに言っていいのよ?」

京太郎「い、いえ、そんなことありませんって。いっ、いただきまーす。やっぱり、おばさんのご飯は美味しいなぁ」ムシャムシャ


京太郎「――ごちそうさまでした。俺、温泉の掃除してきますんで!」シュタッ

宥「京太郎くん、どうしたんだろ?」

玄「…………」ポーッ

露子「玄も帰って来てからずっとこんな調子だし。もしかして、思春期かしら?」

宥(クロちゃん、京太郎くん、二人ともどうしちゃったの? 私、寂しいよ……)

松実館 従業員棟


京太郎(……さて、今日の分の仕事も終わったし、ゆっくり風呂に入って休もう)


照「――あの、すみません」


京太郎「ふぁっ、えっ!? あ、はいっ」

京太郎(うわっ、可愛い人だなって、この人は――)

京太郎「あの、夕方に会いましたよね?」

照「はい。あのときはどうも」

京太郎「いえいえ、こちらこそ。礼も言わずに逃げたりしてすみません」

照「いえ、気にしないでください」ニコッ

京太郎(笑顔の綺麗な人だな。浴衣着てるし宿泊客なんだろうけど、何で従業員棟に?)

京太郎「あの、ここ従業員棟ですけど、もしかして迷われましたか?」

照「えっと、はい。トイレを探していたら、いつの間にか」

京太郎「そうですか。案内しますから俺に付いてきてもらえますか」

照「すみません、ありがとうございます」

京太郎「あっ、ここ暗くて分かりにくいけど、段差になってますから気を付けて」ギュッ

照(あっ、京ちゃんが私の手を――記憶がなくても、やっぱり京ちゃんは優しいな)

京太郎「えっと、清澄高校の麻雀部の人ですよね?」

照「は、はい」

京太郎「実は俺も昔、長野に住んでたんですよ。ま、ガキの頃にこっちに来たから、全然そのときの記憶なんてないんですけど」

照(違うよ、京ちゃん。京ちゃんは私たちとずっと一緒に暮らしてたんだよ? 一緒に食事して、一緒に遊んで、一緒に勉強して、一緒にお風呂に入って)

照(どうして、覚えてないの?)

京太郎「まさか、清澄みたいな名門校の人がウチに来てくれるなんて、びっくりですよ」

照「いえ、別にウチは名門なんかじゃ――」

京太郎「あのっ――」ジッ

照(京ちゃんが熱のこもった目で私を見てる……私のこと、思い出してくれの?)

京太郎「不躾だとは思いますが、宮永照さんのサインをお願いしてもいいでしょうか?」

照(うぅっ、もしかして京ちゃん、私のこと思い出すどころか、宮永照だって気付いてないの?)

京太郎「……やっぱり、ダメですよね。すみません、お客様に失礼なこと言って」シュン

照「そ、そんなことないですよっ。私のサインくらい、いくらでもどうぞっ」

京太郎「えっ!?」

照「あのっ、そのっ、私が、宮永照、です///」ペコリ

京太郎「……す、すみませんっ。あのっ、俺、まだ麻雀始めたばっかりで、そのっ、さっきから失礼なことを――」

照「い、いえ、私こそ名乗るのが遅れてごめんなさい」ペコペコ

京太郎「そ、そんな謝らならいでくださいよっ」

照「で、でもっ」アセアセ

京太郎(か、可愛い……高校生チャンピオンっていうから、怖い人かと思ってたけど、なんだか物腰も柔らかいし、おとなしい人なんだな)

京太郎「お、俺、宮永さんがこんなに綺麗で可愛い人だなんて知りませんでした」カキカキ

照「えっ!? 私が綺麗……」カァッ

京太郎(うっ、顔が真っ赤になって、照れてる顔可愛すぎだろ。反則だって、こんなの)

照「あの……?」

京太郎「あっ、すみません。俺、阿知賀高校一年の須賀京太郎っていいます。一応、この旅館で働いてたりもします」

照「学生さんなのに、働いてるんですか?」キョトン

京太郎「あっ、働いてるっていうか、居候っていうか。俺もよくわからないんで、気にしないでくださいっ」アワアワ

照「クスッ、京ちゃ、あっ、須賀くんって面白んですね」ニコッ

京太郎「あ、あはは、宮永さんと話してると、つい緊張して」

照「……あの、照でいいですよ」

京太郎「えっ!?」

照「宮永だと妹と区別が付きにくいので、友達からは下の名前で呼んでもらってるんです」

京太郎「えっ、でも――」

照「やっぱり私なんかとは友達になってもらえませんか?」シュン

京太郎(うっ、落ち込んでる顔も可愛い)

京太郎「――なります。喜んでなります。照さん、俺のことは好きに呼んじゃってください」

照「えっと、じゃあ、京ちゃん///」

京太郎(――うわ、あの高校生チャンピオン宮永照から、京ちゃんって名前呼びしてもらってるよ、なんだこれ、夢か……)ズキッ

京太郎「――つっ、何だ、急に頭が……」ズキッズキッ

照「だ、大丈夫ですか」ムギュッ

京太郎「だ、大丈夫です。もう治まりましたから」

京太郎(ちょっ、照さんのおもちが俺の腕に当たってる、当たってるよ)

照「あの、京ちゃん?」

京太郎「す、すみません、照さん、お、おもちが俺の腕に――」チラッ

照「あ、あわわっ、すみません、すみません。私ったらドジで、うぅ、恥ずかしい///」

京太郎(あの、宮永照が真っ赤になって恥ずかしがってる)

京太郎(宮永照は人じゃないなんて噂が流れてたけど、やっぱり噂なんて当てにならないな)

京太郎(こんなに可愛い人じゃないか)

照「あの、京ちゃん?」

京太郎「あっ、す、すみません。ここからまっすぐ行って突き当たりにトイレがありますから。俺はこれで」

照「あ、ありがとう。あのっ、良かったら、合宿の間、この辺りの案内をお願いしてもいいですか?」

京太郎「も、もちろんですよっ。喜んで案内します」

照「ふふっ、明日はよろしくお願いしますね」

京太郎「はいっ、こちらこそお願いします」


照(京ちゃん、京ちゃん、京ちゃん……こんなに近くにいるのに、私、寂しいよ)

松実館 従業員棟風呂


京太郎「……ふぅ、仕事終わりの風呂はやっぱり落ち着くぜ」カポーン

京太郎(へへっ、あの宮永照と友達になっちまったんだよな)

京太郎「……京ちゃん、か。まさかチャンピオンから、ちゃん付けで呼んでもらえるなんて――」

京太郎「……っ」ズキッ

京太郎「なんだ? また頭痛が――」

京太郎「ったく、何だってんだよ」


ガララー


京太郎(ん? 俺が風呂に入ってるってドアに札掛けてたよな?)

京太郎(多分、板前のサブさんだな。あの人、良い人なんだけど、俺のこと変な目で見るからちょっと怖いんだよな。十分温まったし、早く出よう)

京太郎「サブさん、俺、もう出ますから、ゆっくりしてくだ――って、ゆ、宥さん!?」

宥「……は、はぅぅ、京太郎くん」プルプル

京太郎「ちょっ、何してるんですか、服着て――じゃなくて、せめてタオル巻いてくださ――じゃなくて、俺、もう上がりますから、失礼しま――」ギュゥッ

京太郎「ゆ、宥さん、手、離してくださいよ。こんなところ、誰かに見られたら――」

宥「誰も入ってこないから、一緒にお風呂入ろ、ね?」ピタッ ムギュッ

京太郎「はっ、はぅっ、はぅううっ」カクッカクッ

京太郎(ゆ、宥さんのおもちが俺の腕に、当たってる、当たってるよ、直に当たってるよ)

京太郎「し、し、仕方ないなー。宥さん、ほんのちょっと、ほんのちょっとだけですからね」

宥「う、うん、よろしくね」ムギュッムギュッ

京太郎(な、何この、展開、すばら、すばらすぎますよ!)ジーン

宥「ん、んんっ、やっぱり、こうして一緒に入ると狭いね」ムギュッ

京太郎「そ、そうですね。一つの浴槽に二人で入るのはさすがにきついですよね」ダラダラ

宥「ごめんね、私のおもちのせいで……」シュン

京太郎「そ、そんなことありませんよ。おもちが大きいのは宥さんのせいじゃありませんし、むしろ、宥さんと密着できて役得というか――って、何言ってんだ俺」

宥「クスクス、京太郎くんは優しいね」ムギュッ

京太郎「ちょ、ちょっと、宥さん、抱き付かれると――」

宥「だめ?」ウルウル

京太郎「だ、ダメじゃないですけど。で、でも、おかしいですよ。こんな急に一緒にお風呂に入ろうだなんて」

宥「うん、そうかもしれないね。こうして、一緒にお風呂に入るのって何年振りかな?」ムギュゥゥゥッ

京太郎「え、えっと、よ、四年ぶりくらいじゃないですかね」

宥「そういえば、そうだね。京太郎くん、中学生になってから私たちと一緒にお風呂に入ってくれなくなっちゃったもんね」シュン

京太郎「そ、それは――」

京太郎(さすがに、中学生にもなって一緒に入るわけにもいかないし。それに、あのころはもう宥さんも玄さんも、立派なおもちの持ち主になってたから)

京太郎「で、でも、な、何で急に一緒にお風呂に入ろうなんて――何かあったんですか?」

宥「……うん。なんだか京太郎くんが急に遠くに行っちゃいそうな気がして、不安になって、そうしたら、もう我慢できなくなって」

宥「昔、お風呂の中でいっぱいお話ししたよね? だから、お風呂の中でならまた、お話しできるかなって……そう思って」シュン

京太郎「宥さんっ」ダキッ

宥「きょ、京太郎くん///」

京太郎「俺、どこにも行きませんから。ずっとここに、宥さんのそばにいますから」

宥「京太郎くん……」キュッ

京太郎「宥さん……」

宥「……ん、あれ? 何か硬くてあったかいのかがお腹に当たってるよ?」ツンツン

京太郎「――っ、そ、それは……」ビクッ

宥「なんだろう?」サワサワ

京太郎「ちょっ、宥さん、撫でちゃダメですって、それ俺のリーチ棒だから!」

宥「え? ふぇ? ふぇええええ!? ご、ごめんなさ、ごめんね、ごめんね、痛かった? 大丈夫?」サワサワ

京太郎(うっ、こ、この人、わざとやってるのか?)ビクッビクッ

宥「わ、わっ、こんなに真っ赤に腫れ上がってる。ど、どうしよう、京太郎くん」ウルウル

京太郎「……な、舐めてください」

宥「ふ、ふぇ? な、舐めるの?」

京太郎「こ、こうなってしまった以上は、溜まった膿を出すしかありません」

宥「そ、そんな、お医者さんを呼ばなくちゃ」アワアワ

京太郎「ダメです。そんなことしてる間に、化膿しちゃいますよ」

宥「あ、あわわ、ご、ごめんね。私、私、そんなつもりじゃなかったの」

京太郎「わかってます。誰も宥さんを責めたりしませんから。だから、お願いです。膿を出すのを手伝ってくれませんか?」

宥「……う、うん。頑張る。私、お姉ちゃんだもん」

京太郎「じゃあ、まずは唾を垂らして、咲っちょを舐めてくれますか?」

宥「こ、こう?」タラーペロッ

京太郎「おふっ」ビクッ

宥「だ、大丈夫?」オロオロ

京太郎「は、はい、大丈夫ですから続けてくれますか」

宥「う、うん、ちゅっ、ちゅぱっ、ぺろっ、ぺちょっ」

京太郎「い、いいですよ。宥さん、こういうの慣れてるんですか?」

宥「は、初めてだよぉ、京太郎くんのいぢわるぅ」ペロッチュパッ

京太郎「す、すみません。一生懸命な宥さんが可愛くて」

宥「ふぁっ、か、可愛い!?」ビクッ

京太郎「宥さん、次はその大きなおもちで俺のリーチ棒を挟んでくれませんか?」

宥「わ、私のおもちで? だ、大丈夫かな?」

京太郎「大丈夫ですよ。宥さんの柔らかくて優しいおもちで刺激してもらえれば、すぐに膿なんて出てくると思いますし」

宥「う、うん、私頑張るね。え、えっと、あ、熱い、これが京太郎くんのリーチ棒……こ、こんな感じ?」ムギュッ

京太郎「あ、ふぅっ、き、気持ち良いですよ、宥さん」

宥「そ、そう? えへへ、次はどうすればいいかな?」ムギュッムギュッ

京太郎「も、もう少し、この感触を楽しみたいんで、このままでいてくれますか?」ビクッビクッ

宥「う、うん、動きたくなったら、いつでも言ってね」ムギュッ

京太郎(宥さんのおもち柔らけえ。まるで全身が宥さんに包まれてるみたいだ)ビクッビクッ

京太郎「ゆ、宥さん、あの、おもちを上下にスライドしてもらってもいいですか?」

宥「え、えっと、こんな感じかな?」ムリュッムリュッ

京太郎「そ、そうです。気持ち良い、気持ち良いですよ、宥さん」

宥「う、うん///」ムニュッムニュッ

京太郎「宥さん、宥さんっ」ビクッ

宥「きょ、京太郎くんっ」ムニュッムリュッ

京太郎「で、出ますっ、離れてっ」ビクンッ

宥「い、いいよ、いっぱい出して、私のおもちの中にいっぱい出して」ムニュッムニュッ

京太郎「くぅっ、宥さんっ、出るっ」ビュルルル

宥「ふぁっ、出てる、京太郎くんからいっぱい出てる。あったかーい」ポワワーン

京太郎「宥さん、気持ち良かったですよ」ナデナデ

宥「う、うん、京太郎くんが喜んでくれて、私も嬉しいよ」ニコッ

京太郎「汚れちゃいましたね。俺が洗い流してあげますから、こっちに座ってください」

宥「で、でも――」

京太郎「遠慮しなくていいですから、ね?」

宥「じゃ、じゃあ、お願いします――んっ、京太郎くん、ちょっ、強く揉みすぎだよ」モミュッ

京太郎「す、すみません。じゃあ、これくらいで」モミュッ、モミュッ

宥「あっ、んっ、んんっ///」ビクッ

京太郎「宥さんのおもち柔らかいですよ。柔らかくて大きくてずっと触っていたいくらいです」

宥「京太郎くんなら、いいよ。ずっと、好きなだけ触って」

京太郎「ゆ、宥さんっ」モミュッモミュッ

宥「んんっ、きょ、京太郎くぅん――」

脱衣所 物陰


照(……京ちゃんともう一回話しくて、追いかけてきたのに……な、何してるの、京ちゃん?)ソーッ


京太郎「宥さんっ、宥さんっ」モミュッモミュッ

宥「京太郎くぅん、強すぎるよぉ、んんっ」ビクッ


照(ようやく、ようやく京ちゃんに会えたと思ったのに、どうして、私の知らない人とそんなことしてるの?)


京太郎「はぁっ、はぁっ、宥さんっ」モミュッモミュッ

宥「京太郎くん、京太郎くんの、また硬くなってきてるよ?」サワサワ

京太郎「あっ、ゆ、宥さんっ」ビクッ

宥「……ねえ、次はどうすればいい?」サワサワ

京太郎「あ、あの、太ももと太ももの間で挟んでもらってもいいですか?」

宥「え、えっと、こんな感じかな?」ズリュッズリュッ

京太郎「ふっ、うっ、気持ち良いですよ。最高です。じゃあ、動きますよ」ズリュッズリュッ

宥「ふっ、んっ、はっ、あっ」ビクッ


照(京ちゃんが――私の京ちゃんなのに……何で、何で、こんなのひどいよ。こんなの――)クチュッ

照(うぅ、嫌なのに。こんなの絶対に嫌なのに、お股が濡れてきちゃうよぉ)クチュックチュッ

照「ふぐっ、京ちゃん、京ちゃんっ、ふっ、うっ」クチュックチュッ


京太郎「宥さん、宥さん、気持ち良い、気持ち良いよ。おもちも、ふとももも、全部柔らかくて、気持ち良すぎますよっ」ズリュッズリュッムニュッムニュッ

宥「京太郎くん、私も、私も気持ちいいよぉ、はぁっ、あっ、んんっ」ズリュッズリュッ

京太郎「出ます、また出ますっ」ビクッ

宥「かけて、私のおもちにかけてっ」

京太郎「宥さんっ、宥さんっ、あっ、ふっ」ビュルルル パタパタッ

宥「あったかーい、京太郎くんの赤ちゃんの素、かかってるよ。わたしのおもちにいっぱいかかってる」ホワワーン

京太郎「宥さん……」ドサッ

宥「京太郎くん?」

京太郎「もうちょっとだけ、宥さんと一緒に寝ててもいいですか?」

宥「うん、いいよ。私、お姉ちゃんだもん、いっぱい甘えてね」

チュッ


照「――んっ、んんっ、イクッ、京ちゃん、私、イッちゃうっ」ビクッビクッ

照「はぁ、はぁ、京ちゃん、京ちゃん」ビクッ

照「……うっ、うぅ、最低だ。私、最低だ」

照「京ちゃんが知らない人と気持ち良くなってるところ見て、オナニーして自分を慰めて、最低だ。うっ、うぅっ」

事後 脱衣所


京太郎「――宥さん、それじゃあ、おやすみなさい。あったかくして寝てくださいね」

宥「おやすみ、京太郎くん、悩んでることがあったら、ちゃんと言ってね。私、京太郎くんのお姉ちゃんだから」

京太郎「はい、あっ、でも今日のことはまだ他の人には――」

宥「う、うん///」

京太郎「それじゃあ、おやすみなさい」

宥「京太郎くん……」

京太郎「宥さん?」

宥「――大好きだよ」ニコッ

京太郎「――俺も宥さんのこと大好きです」


京太郎(……まさか、宥さんとあんなことになるなんて。俺のことなんか弟としてしか見られてないと思ってたけど、好きって言ってくれた)

京太郎(やっぱり、男としてけじめをつけなきゃいけないよな。明日、ちゃんと告白しよう)ギュッ

本編では出来そうもないので寝取られとかやってみたかったですよ、というのは置いといて

それでは本編を再開していきます

どうでもいいけど、咲キャラ対決 姉VS妹ってのがネタとしてあった
姉チーム 先鋒照 次鋒宥 中堅ネキ 副将望 大将池田
妹チーム 先鋒咲 次鋒玄 中堅絹  副将憧 大将なずなしろなひな
姉チームつええな

というわけで夏祭りの続きから


夏祭り

和「――京太郎くん、次、あそこに行ってみましょう!」ギュッ

京太郎「ははっ、和、そんなに急がなくても祭りは逃げないぜ」

和「そ、それはそうですけど、こうして男の子と二人きりで来るのは初めてなので、ちょっとはしゃいでしまって///」

京太郎(うっ、可愛い)

和「京太郎くんは楽しくないですか?」

京太郎「いや、俺だって楽しいよ。こうして女の子と二人きりで、祭りに来るなんて久しぶりだからな」

和「え?」

京太郎(――あっ、やべ)

和「そ、その、今のはどういうことでしょうか?」

京太郎「そ、それは――」


選択安価です 下2

1 いや、実は中学の時に友達の子(咲の名は敢えて言わない)と来たことがあるんだけど、別にその子とは何もなかったからっ!

2 いや、久しぶりって言っても、それはあくまで俺の体感的な問題で、実際には全然久しぶりじゃないかもしれないし、女の子と来たって言ってもそれもまた、俺の勘違いかもしれない判然としない抽象的な事象なんだ

3 あ、あれだよ。祭りに来たって言っても二次元嫁ってやつ。俺、実は隠れオタだから!

※和の嫉妬ゲージが少し溜まりました。


安価→1 いや、実は中学の時に友達の子(咲の名は敢えて言わない)と来たことがあるんだけど、別にその子とは何もなかったからっ!


京太郎(くそっ、俺のばか。せっかく、和も楽しんでたのに何でこんなこと口走っちまったんだよ)

京太郎(こうなったら、下手に誤魔化さずに正直に言おう)

京太郎「実は中学の時に友達の子と来たことがあるんだ」

京太郎「けど、別にその子とは何もなかったからっ! 信じれくれないか!」

和「いえ、あの、そこまで必死にならなくても……京太郎くんのこと信じてますから」

和「それに、昔のことは昔のことですし」

京太郎「あ、ああ。ありがとな、和」

和「でも、そういうのは本当に気を付けてくださいね?」ニコッ ゴゴゴゴゴゴ

京太郎「は、はい、気を付けます」シュン

京太郎(あの、笑顔が逆に怖いんですけど)

和「あっ、夜店がいっぱい出てますよ。どこに行きましょうか?」


選択安価です 下2

1 チョコバナナの店

2 フランクフルトの店

3 風船掬いの店

4 射的の店

素で間違えました。風船掬いじゃなくて風船釣りでしたね

安価→3 風船釣りの店


和「――京太郎くん、あれは何でしょうか? 金魚すくい――でも、金魚じゃなくて風船が浮かんでます」

京太郎「あぁ、あれは風船釣りだよ。もしかして、やったことないのか?」

和「は、はい。恥ずかしながら」

京太郎「風船にゴムみたいのが付いてるから、和紙でできたひっかけ棒でひっかけて釣り上げるんだよ」

和「なんだか面白そうですね」

京太郎「じゃあ、いっちょやってみるか?」

和「はいっ、頑張りますっ」


和「……うぅ、全然取れません」ポロッ

京太郎(最初の一回は初心者だし仕方ないとは思うけど、それから連続で挑戦してるのに、全然進歩が見られない)

京太郎(もしかしたら、と思ってたけど――)

京太郎「和って実は運動音痴なのか?」

和「うっ……た、確かに運動が得意かと言われると、そうでもありませんけど、でも決して不得意というわけでは――」

京太郎「じゃあ、体育の時の体力テストの結果は何だった?」

和「そ、それは……です」

京太郎「ん? 聞こえないなー」

和「E判定でした!」

京太郎(――あ、ここまで運動音痴だったなんて。きっと、おもちの重みのせいだな。うん、そうしておこう)

京太郎「……ご、ごめん。人には得手不得手があるもんな……」

和「慰めないでくださいっ。確かにE判定でしたけど、あと少しでDだったんですからね」

京太郎(それはそれで悲しいけどな)

京太郎「わかった。ここは俺がお手本を見せてやろう」

和「大丈夫なんですか?」

京太郎「かつて、風船釣りの京ちゃんと呼ばれた俺を信用しろって」キリッ


コンマ判定です 下1

01~49 失敗
50~98 成功
ゾロ目 すごいです京太郎くん!

コンマ→11 すごいです京太郎くん!


京太郎「和、見とけよ~、これが長野を震撼させた俺の本気だ!」ギュルルルルルルウルルルル

和(京太郎くんの腕が赤熱してる!?)

京太郎「俺のこの手が真っ赤に燃える! おもちを掴めと轟き叫ぶ!」ギュルルルルルウルルル

おやじ(……面倒くせえ客が来たなぁ) 

京太郎「爆熱ゴッドフィンガァァッァァァアッ!!!」ギュォンッ

シュパパパパパパパパ

京太郎「ま、こんなもんだぜ」ドッサリ

和「なっ!? す、すごい、たったの一振りで十個の風船を釣り上げたというんですか!?」

京太郎「ふっ、ちょっと本気を出しすぎちまったかな」キリッ

和「すごい、すごいです京太郎くん!」ギュッ

京太郎「ははっ、そんなこと……あるけどさあ」ニヤニヤ

京太郎(ふへへ、こんな風船くらい、和のおもちと比べれば、どうってことないぜ)

おやじ「あー、あんたら、盛り上がってるところ悪いんだけど――」

京太郎「あっ、すみません。こんなに風船取っちゃって」

おやじ「いや、別にそれはいいんだけどさ、店の前でいちゃつかないでくれるか?」

京和「「え?」」

子どもA「ねえ、おかーさん、あの人たち何してるの~?」

母親「しっ、見ちゃダメですっ」

子どもB「バカップルだ、バカップル~」クスクス

子どもC「あっちーな~、はずかしくねえのかよ」クスクス

京太郎「う、あ……」コチコチ

和「……うぅ///」マッカッカ

京太郎「失礼しましたぁ! 和、行こう!」ダッ

和「は、はいっ」ギュッ

神社裏


京太郎「――ほら、和、ラムネ」スッ

和「あ、ありがとうございます」

京太郎「それとタコ焼きに焼きそばにリンゴ飴もあるぞ」スッスッ

和「いつの間に……」

京太郎「ふははは、俺が本気を出せばこれくらい余裕だっての」

和「……それってどんな本気ですか?」

京太郎「そこは気にしちゃだめなの。ここは花火見物の穴場だから人も来ないし、ほらほら、遠慮せずに食べてってくれ」

和「そ、それではタコ焼きを、いただきます、あむ……あ、熱いです」

京太郎「おいおい、大丈夫か?」

和「だ、大丈夫、んくっ、ふふっ、美味しいです」

京太郎「うっ、そんなこと言われたら、俺も食いたくなってきたんだけど」

和「もちろん、あげますよ。はい、あーん」スッ

京太郎「あ、あーん」

ヒョイッ

京太郎「あ……」

和「あむっ、ふふっ、美味しいです」モグモグ

京太郎「あの、和さん……」

和「クスクス、冗談ですよ。そんなに悲しそうな顔しないでください」

和「京太郎くん、あーん」スッ

京太郎「こんどこそっ、あーん」モグッ

和「美味しいですか?」

京太郎「ああっ、美味いぜ。熱いけど、それもまた――」


パァンッ パァンッ


和「あ、花火……」

京太郎「……綺麗だなー」

和「綺麗ですね」

京太郎「ちょっと食べるのやめて、花火見よっか」

和「そうですね……その間、手を握っててもいいですか?」

京太郎「もちろん」ギュッ

和「……花火、綺麗ですね」ギュッ

パァンッ パァンッ


京太郎「――来年もまた、こうして和と一緒に花火が見れるといいな」

和「私はそのつもりですけど、京太郎くんは違うんですか?」

京太郎「いや、俺ももちろん、そのつもりだぜ。全国優勝すれば、和が転校しなくてもいいんだろ!?」

京太郎「絶対に全国優勝してやるっての!」

和「クスクス、ありがとうございます」

京太郎「もちろん、和だってそのつもりなんだろうけどな」

和「当然です。絶対に全国優勝して、また京太郎くんと――」

和「京太郎くんと……」シュン

京太郎「……和?」

和「――京太郎くんはどこにも行きませんよね?」ボソッ

京太郎「ん? いきなりどうしたんだよ? 俺はここにいるだろ?」

和「でも、最近、京太郎くんが急にどこかに行ってしまいそうな、そんな気がするんです」

京太郎「なに言ってんだよ。俺がどこかに行くって、俺の居場所はここにしかないだろ」

和「それはそうですけど……わかってます。そんなことはわかってるんです。でも、どんどん京太郎くんが私の知らない人になっているみたいで、不安なんです」

京太郎「和――」

和「私なんかじゃ、京太郎くんたちの力になれないことはわかってます。でも、でも――」グスッ

京太郎「大丈夫だよ」ポン

和「……京太郎くん、うっ、うっ」グスッ

京太郎「俺はどこにも行かない。ずっと和のそばにいる」

和「京太郎くん……」

京太郎「約束するよ」

和「京太郎く……あっ、んっ」チュッ

といったところで今日は終わります。

永水のカムイチンチン見て、霞BADの掘り下げが足りなかったことに気付いたので、掘り下げます。

それではおやすみなさい

おやすみとか言いながら、カムイチンチンを書きたくて結局起きてたというね

クスクスは指摘されたことなかったんですけど、やっぱり、変ならやめたほうがいいですかね。実際にクスクスって言ってるわけでもないですし。

とりあえず、霞BADで京太郎がどんな感じに壊れたかって話です。

こっからどうやって、姫様と良い夫婦関係を築いたかは愛の力としか……

永水地下室


石戸祖母「――いいですか、霞。姫様のためにも心して聞きなさい」

霞「はい、祖母上さま」

石戸祖母「今、姫様と交わうためにあの少年の調整を行っているのが見えますね?」


明星「霞さ……助け、あっ、あっ、う、うぅっ」パチュッパチュッ

京太郎「はぁっ、はぁっ、はぁっ、くっ、出るっ、うっ」ビュルルルッ

明星「……うぅ、出てる。いっぱい出て――えっ、ひぐぅっ」ビクッ

京太郎「足りない、これくらいじゃ、全然足りない。もっと、もっと――」パァンッパァンッ


霞「祖母上さま、もうやめさせてくださいっ。これ以上は明星ちゃんの体がもちませんっ」

石戸祖母「……ふむ、それもそうですね。霞、貴方が彼の相手をしなさい」

霞「私が……?」

石戸祖母「なにを恐れているのです? あの少年は貴女が連れ帰ってきたのでしょう?」

石戸祖母「ならば、貴女も相手するのが当然でしょう?」

霞「……で、ですが――」

石戸祖母「それとも、あのまま明星の娘に相手をさせ続けますか?」


明星「もう、やだぁっ。助け、助けて、誰か、お願い、助けて……」パチュッパチュッ

京太郎「うるせえ、ガキだな。ほら、泣いてねえで、もっと良い声で泣けよ!」パァンッパァンッ

明星「うっ、うぅっ、ひぎぃっ、」ガクガクッ


霞(明星ちゃん、ごめんなさい)

霞「……わかりました。私が彼の相手をします」

石戸祖母「ふふっ、頼みますよ、霞。その醜い、はしたない体で次の新月まで、あの少年を満足させ続けなさい」

霞「次の新月まで……」ジュン

石戸祖母「姫様ももう良い年頃になりましたからね。次の新月にあの少年と破瓜の儀、カムイチンチンを行ってもらいます」

霞「小蒔ちゃんが……次の新月に京太郎くんとカムイチンチンを――」

石戸祖母「それまで、あの少年と毎晩、交わり続けてもらいますから、そのつもりで」

霞「は、はい」

霞(ま、毎晩……)プルプル

石戸祖母「それでは行きなさい」

霞「はい、わかりました」スッ

京太郎「――ん?」ジッ

霞「京太郎くん、続きは私がお相手します。だから、早く明星ちゃんを解放――きゃっ、んんっ、いたっ、京太郎くんっ、もっと優しくっ」ムギュゥゥッ

京太郎「霞さん、ずっと待ってたんですよ。俺はずっと霞さんとやりたかったのに、なかなか来てくれないから、こんなガキを犯して――」パァンッパァンッ

明星「ひぅっ、うぅっ、霞さ、ひぎぃっ」パチュンパチュン

霞「お願い、京太郎くん、貴方の相手は私がするから、もう明星ちゃんを犯すのは――ん、んんっ、ちゅっ、うっ、ちゅぱっ、れろっ」

京太郎「ちゅっ、れろっ、ずずっ、あれ? 霞さんって、こういうのあんまり慣れてないんですか? 経験豊富そうな気がしたんですけど」パァンッパァンッ

明星「ふぐっ、ふぅっ、うぅっ、うぐぅっ」パチュンパチュン

霞「お願い、もうこれ以上は――」

京太郎「霞さんに泣きながら頼まれたら、やめるしかないですね」ニヤニヤ

京太郎「おい、解放してやるよ。最後にどこに出してほしい?」

明星「うぅ、もう中には――」

京太郎「わかった。中に出してやるよ、ふっ、うっ」ビュルルルル

明星「うっ、うぅっ、ひ、ひどいよぉ、もうお嫁に行けない。ひぐっ……」シクシク

京太郎「……はぁ!? 馬鹿か!? お前はもう俺のもんなんだよ。ったく、予定変更、そんな寝言言えないように、犯して犯して犯しまくってやるよ」パァンッパァンッ

明星「やめっ、ひぐっ、いやっ、もういやぁぁっ」パチュンパチュンッ

霞「京太郎くんっ、話が違うわ。私が相手をするから、お願いだからもう、明星ちゃんを傷付けな――ぐっ」

霞(なっ、声が出な……息もできない。これは――)

京太郎「ああ、無理に動こうとしない方がいいですよ。ちょっとうるさいから、喋れないようにしただけですって。安心してください」ニヤニヤ

霞(そんな、六女仙である私がオカルト負けしてるというの!?)

京太郎「ここに連れてこられてから、調子がいいんですよね。もしかしたら、その気になれば、貴女をこのまま窒息死させられるかも」ググッ

霞(く、苦しい。甘く見ていた、これが京太郎くんの本質……覚醒した荒神だというの?)

京太郎「なーんてね、冗談ですよ」パッ

霞「ごほっごほっ、はぁ、はぁ」

京太郎「霞さんほどのおもちの持ち主を殺すなんて、そんなもったいないことしませんよ」ニヤニヤ

霞(……怖い。京太郎くんが怖い)ゾクッ

京太郎「でも、今日はこのガキを犯すって決めたんで、邪魔しないでくださいね」パァンッパァンッ

明星「ひぐぅっ、うぅっ、霞さん、助けて……」パチュンパチュン

霞(ごめん、ごめんね、明星ちゃん、私のせいで、ごめんなさい)ビクビク

京太郎「……そんなに怯えなくても大丈夫ですって。六女仙っていうくらいから、六人いるんでしょ? 次の新月まで、まだまだ時間がありますし、全員ちゃんと犯してあげますよ」グプッグプッ

明星「…………うぅ」ガクッ

京太郎「あーあ、気絶しちまいやがった。ま、元からマグロだったし、泣き叫ぶばっかりでうるさかったから、ちょうどいいか。ほら、三発目いくぞっ」ビュルルルウル

霞(ごめんなさい、ごめんなさい、私のせいで……)

京太郎「そんな申し訳なさそうな顔しないでくださいよ。俺は満足してるんですよ」

京太郎「こうして、何の罪悪感もなく女の子を置かせるなんて最高じゃないですか」


京太郎「ひゃはっ、ははっ、ははははっ、はははははは――」


霞(あの、優しかった京太郎くんはもういない。もう、どこにもいない)

霞(……これが私の罪。京太郎くん――貴方を壊してしまってごめんなさい)


終わり

本編との落差に自分でも何でだと思う。

カムイチンチンも姉帯さん凌辱も一ページのネタ画像だったけど、ああいう救いのない世界観の構築は好きです。

それではおやすみなさい。明星ちゃんが誰か分からない人は小林立せんせーのホームページへどうぞ

こんどこそおやすみなさい

今日は進められそうもないのでD4C世界の続き。

全然関係ないけど京太郎とモモが幼なじみ設定で、かじゅに寝取られるってのは良い感じに興奮します

深夜 京太郎自室


ペチョッ、ペチャッ


京太郎(……ん、何だ? 何の音だ? 誰かいるのか?)

玄「――んっ、ちゅぱっ、ちゅぷっ、あはっ、京太郎くん、ようやく起きてくれた」ニパッ

京太郎「え? 玄さん? ちょっ、何してんですか?」ガバッ

玄「あっ、動いちゃダメなのですっ」ギュッ

京太郎「うっ、ま、待ってくださいよ。動いちゃダメって、こんなのおかしいですよ」アセアセ

玄「京太郎くんは何も心配しなくていいから、私に任せてください」ペロッ

京太郎「うっ、く、玄さん、ダメですって。俺には好きな人が――」

玄「大丈夫なのです。私も京太郎くんのこと大好きですから、問題ありません。それとも、京太郎くんは私のこと嫌いですか?」

京太郎「そんなわけないじゃないですか。俺だって玄さんのこと好きですよ、でも、それとこれとは――うっ」ビクッ

玄「えへへ、嬉しいな。京太郎くん、いっぱいいっぱい気持ち良くしてあげますね」ムギュッ

京太郎「ちょっ、玄さん、それは、まずい――」

玄「京太郎くん、おもち大好きですもんね。こうして挟まれると気持ち良いですか?」ムギュッムギュッ

京太郎「くぅっ、くっ、玄さん、ダメですって――」

玄「あはっ、京太郎くんのビクビクしてて可愛いです。ほらほらっ、どうです?」ムリュッムリュッ

京太郎「あっ、ふぐっ、玄さん、それ以上は――」

玄「あっ、大きくなってきましたよ。出ちゃう、出ちゃうんですね?」ムニュッムギュッ

京太郎(ダメだっ、我慢できない!)

京太郎「玄さん、出るっ、出しますよっ、うっ、くっ」ビュルッ

玄「きゃっ、あはっ、たくさん出しましたね。ふふっ、おもちの間から溢れてきてますよ」トロー

京太郎「はぁ、はぁ、玄さん、どうしてこんなことを――」

玄「……え? それは――私にもわからないのです」

京太郎「玄さん?」

玄「どうして、こんなことをしたのか私にもわからないのです」

玄「京太郎くんは大切な、大切な家族のはずなのに……ごめ、ごめんなさいっ」ポロポロ「

京太郎「玄さんっ」

玄「ごめんなさいっ、ごめんなさいっ。私、大切な家族に、こんなっ、こんなひどいことを……うっ、うくっ、うぅっ」

京太郎「く、玄さん、泣かないでください。俺の方こそすみません」

玄「どうして、京太郎くんが謝るんですか? 悪いのは全部、私なのに」

京太郎「玄さんだけが悪いわけじゃありません。俺だって、抵抗しようと思えばできたのに、流されて自分が気持ち良くなろうとしてしまった」

京太郎「これでおあいこでしょ? だから、玄さんが自分を責める必要はないんです」

玄「ふぇっ、きょ、京太郎くん、京太郎くんっ」ダキッ

京太郎「だからもう、泣かないでください。玄さん」ナデナデ

玄「うっ、うぅっ、うぅぅぅっ」

京太郎「でも、本当にどうしてこんなことを?」

玄「本当に自分でもわからないのです。体の奥がうずいて、自分ではどうしようもなくて。誰にも頼れなくて。気付いたら、京太郎くんの部屋の前まで来ていたんです」

京太郎「そうですか。不謹慎だけど、なんかホッとしました」ナデナデ

玄「ホッとした? どうしてですか?」

京太郎「だって、それって玄さんが真っ先に俺を頼ってくれたってことでしょ?」ニコッ

京太郎「女の子に頼りにされるって、男にとってはすげー嬉しいことなんですよ?」ナデナデ

玄「京太郎くんっ」ギュッ

京太郎「玄さん……」


玄「京太郎くん、大好き。大好きです」

京太郎「俺も玄さんのこと大好きですよ」

玄「京太郎くん――んっ」チュッ

京太郎「く、玄さん……?」

玄「えへへ、京太郎くんの顔を見てたら、なんだか治まったみたいです」

京太郎「そうですか……それは良かったです」

玄「でも、またこうなったときはよろしくお願いしますね///」

京太郎「はい、わかりました」

玄「それじゃあ、おやすみなさい」

京太郎「はい、おやすみなさい」


パタン


京太郎(――まずい。宥さんに続いて玄さんまで……)

京太郎(ど、どうしよう!?)オロオロ

京太郎「……いや、ここは焦っても仕方ない」

京太郎「ここは一度寝て、良い考えが浮かぶのを期待しよう。そうしよう」

朝 松実館


京太郎「――ふあーぁ、おばさん、おはようございます」

露子「おはよう、京太郎くん。朝ごはん、もう用意できてるわよ」

京太郎「あっ、すみません。寝坊して手伝えなくて」

露子「ふふっ、別に良いわよ。最近、京太郎くん、なんだか元気ないみたいだったし」

京太郎「……心配おかけしてすみません」

露子「クスクス、さっきから謝ってばかりよ」

京太郎「す、すみま――」

露子「めっ、また謝ろうとしたでしょ?」

京太郎「……うっ、おばさんには敵いませんね」

露子「言いたくないことなら無理強いはしないけど、何かあったの?」

京太郎「……あの、変な夢を見るんです」

露子「変な夢?」

京太郎「ここじゃないどこかで、俺は知らない女の子たちと一緒に暮らしてるんです」

露子「全然知らない子たちなの?」

京太郎「確かに会ったこともない子たちのはずなのに、でもどこか懐かしくて……」

露子「…………」

京太郎「段々、俺なんかがここにいて良いのかって不安になってきて」

ナデナデ

京太郎「……っ、おばさん?」

露子「貴方は私たちの家族なんだから、ここにいちゃいけないなんてことは絶対にないわ」ナデナデ

京太郎「おばさん……」

露子「貴方が望むなら、私たちはここにいるわ。だから、悩まないで」

京太郎「……うん、ありがとう」

宥「――ふぇえ、寒いよぉ。あっ、お母さん、京太郎くん、おはよう」

京太郎「あっ、ゆ、宥さん、おはようございます」

露子「クスッ、おはよう、宥」

宥「ん? 二人ともどうしたの?」

京太郎「い、いえ、何でもありません」

宥「それならいいんだけど、京太郎くん……昨日はごめんね」

京太郎「い、いえ、気にしてませんから、宥さんもあんまり気に病まないでください」

露子「あら? 何かあったの?」

宥「えっと、昨日、お風呂に入ってる京太郎くんと――」

京太郎「あっ、あーっ、あーっ、何でもありません。何でもありませんから!」

京太郎(宥さん、昨日のことは秘密だって言ったでしょう!)ヒソヒソ

宥「ご、ごめんね。つい――」

京太郎(宥さんとあんなことしたなんて、バレたら俺殺されちまうよ)

露子「うーん、気になるわねえ。怒らないから言いなさい?」

京太郎「なんでもないです。なんでもないですから!」

露子「お母さんに隠し事なんて悪い子にはお仕置き――」


咲「――あの、すみません。おトイレはどこでしょうか?」

露子「――あら、貴女は清澄の……迷われたんですか?」

咲「す、すみません。おトイレを探してたら、余計に迷ってしまって」

露子「ここは従業員と家族の棟ですから、京太郎くん、お客様を宿泊棟のお手洗いまでお連れして上げて」

京太郎「は、はい。行きましょうか」

咲「……お、お願いします///」ドキドキ


京太郎(なんだか、小動物っぽくて可愛い子だな。清澄の部員の子かな?)

咲「あ、あの、京ちゃ――貴方もこのホテルの従業員さんなんですか?」

京太郎「いえ、従業員というか。居候って感じですかね」

咲「居候さんなんですか。まだ学生さんなのに大変ですね」

京太郎「いや、別にそんなことありませんよ。身寄りのなかった俺を引き取ってくれたこの旅館の人たちには感謝してますし。学校のみんなもよくしてくれますし」

咲「そ、そうなんですか。あのっ、私、清澄高校一年生の宮永咲っていいます」

京太郎「ああ、俺は阿知賀高校の一年生で須賀京太郎っていいます。あの、宮永ってインターハイチャンピオンの――」

咲「は、はい、宮永照は私の姉です。それと、同級生だし敬語はいいですよ?」

京太郎「そ、そうか。それじゃ、短い間だけど、よろしくな、宮永さん」

咲「……咲、あの、私のこと咲って呼んでくれませんか?」

京太郎「で、でも、初対面の相手をいきなり呼び捨てにするのは――」

咲「お願いですからっ」

京太郎「じゃ、じゃあ、咲」

咲「えへへ、あの、須賀くんのこと京ちゃんって呼んでもいいかな?」

京太郎「え? 京ちゃん?」

咲「えっと、だめ?」ウワメヅカイ

京太郎「い、いや、それくらいならいくらでも」

咲「きょ、京ちゃん///」

京太郎(うっ、可愛いな。初対面のはずなのに、ずっと昔から一緒にいたみたいだ)

京太郎「――あっ、トイレはここです。なにか、困ったことがあったら遠慮なく言ってくださいね」

咲「う、うん、ありがとね、京ちゃん」

京太郎「ああ、よろしくな、咲」

咲(えへっ、京ちゃんと喋っちゃった。京ちゃん、しばらく見ない間に男らしくなってたな)

咲(いけない、自分の家じゃないのに我慢できなくなっちゃった)キョロキョロ

咲(こんな時間だし、まだ誰もいないよね?)クチュッ

咲「……京ちゃん、京ちゃん、京ちゃぁん」クチュクチュッ

咲「……ふっ、うっ、くっ、ん、んんっ」ビクッビクッ

咲「ふぅ、ふぅ、朝の京ニー終わり。久しぶりにイッちゃったよ」フキフキ

ガチャッ

照「……咲、お疲れ」

咲「ひうっ、お、お姉ちゃん!?」

照「相変わらず朝から節操がないんだね」

咲「ぬ、盗み聞きなんて悪趣味だよっ!」

照「その言葉、朝からオナニーしてる咲にだけは言われたくない。この変態」

咲「うっ、うぅっ……」

照「本当は咲の変態臭で噎せ返りそうだから入りたくないけど、そろそろ私も限界。そこをどいて」

咲「こ、これで勝った気にならないでよねっ!」

照「……そうそう、お母さんから伝言。今日の夕方には術式が完成するって」

咲「じゃあ――」

照「今日のうちには京ちゃんを連れて長野に帰れる」ニコッ

咲「もう、京ちゃんを思って、一人さびしく京ニーしなくていいんだね?」

照「うん、またみんなで一緒に暮らせるよ」

咲「えへへ、楽しみだなー」

咲(今度こそ、京ちゃんに私のお漏らしを舐めてもらえるんだ――)ゾクゾクッ

照(このポンコツ、またしょうもないことを企んでそう……)

ガチャッ


照(京ちゃん、昨日のことは悲しかったけど、仕方ないよね)

照(私がいなかったから、仕方なくあの人で代用しただけだよね?)

照(……でも、本当に寂しかったんだから)クチュッ

照「……京ちゃん、京ちゃん、京ちゃぁん」クチュクチュ

照「ふっ、くっ、ううっ」ビクビクッ

照「……咲にあんなこと言っておきながら、結局私も変態なんだ……」


照(でも、たとえ変態と蔑まれようと京ちゃん、絶対に取り戻すからね)

京太郎「――ただいま戻りました」

玄「え、えっと、おかえりなさい、京太郎くん///」

京太郎「……お、おはようございます、玄さん」

宥「今日はクロちゃんも寝坊しちゃったんだって。珍しいね」

玄「あっ、それは昨日、京太郎くんと――」

京太郎「ちょっ、玄さん!」

玄「あっ///」

京太郎「――に、人間ですし、寝坊することもありますって。ね、玄さん」

玄「そ、そうなのです。べ、別に昨日の夜、京太郎くんと何かあったというわけでは――」

京太郎「玄さん……」

玄「あ、あぅ――」ショボン

松実館前


京太郎「おはようございます、照さん、咲」

照咲「「おはよう、京ちゃん」」

照(咲、何で京ちゃんに名前で呼んでもらってるの?)ジロッ

咲(お姉ちゃんこそ、いつの間に京ちゃんと仲良くなったのよ?)ジロッ

宮永母「あら、二人ともこの子と知り合いなの?」

京太郎「あ、はい。ちょっと旅館を案内した縁で、仲良くさせてもらってます」カキカキ

宮永母「そう、ありがとう。私はこの子たちの母親で清澄の監督をやらせてもらってる宮永■よ、よろしくね」

京太郎「あ、はい。俺、阿知賀高校一年の須賀京太郎っていいます」

宮永母「旅館の人が阿知賀高校への案内を寄こすって言ってたけど、貴方でいいのかしら?」

京太郎「はい。俺も麻雀部員ですから、今日はよろしくお願いしますね」

宮永母「もうすぐ、うちの部員がそろうと思うから、ちょっと待っててね」

照「――あの、京ちゃん、昨日言ってた、阿知賀を案内してくれるって話なんですけど」オドオド

京太郎「はいっ、照さんの頼みですからね。頑張って案内しますよ」

照「ふふっ、お願いしますね」

咲「ちょっ、お姉ちゃん、どういうことなの? そんな話、聞いてないよ!?」

照「これは京ちゃんと私だけの話。咲には関係ない」

咲「なっ!? 京ちゃん、私も一緒に行ったらやっぱりお邪魔かな?」

京太郎「いや、そんなことないぜ。それじゃ、咲も一緒に行こうか?」

咲「う、うんっ///」

京太郎「照さんもそれでいいですか?」

照「は、はい。妹がご迷惑をおかけしてすみません」

京太郎「いえいえ、俺の方こそ、こんな綺麗な姉妹を案内できるなんて光栄ですよ」

照「きょ、京ちゃん///」

咲「あ、うぅ///」


照(咲の横槍のせいで一時はどうなるかと思ったけど、流れは完全に私。ここで一気に咲を出し抜いて、京ちゃんをこの手に取り戻す)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

咲(お姉ちゃんの抜け駆けのせいで一時はどうなるかと思ったけど、流れは完全に私。ここで一気にお姉ちゃんをぶち抜いて、京ちゃんとお漏らしプレイするんだ)ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


京太郎(あれ? なんか寒気が)ゾクッ

阿知賀麻雀部部室


晴絵「――今日はよろしくお願いします」

宮永母「こちらこそ、よろしくお願いします」

晴絵「まさか、あの清澄高校から直接練習試合が申し込まれるなんて驚きました」

宮永母「熊倉先生からの紹介もありましたし、何より阿知賀のレジェンドと呼ばれた貴女にも興味がありましたの」

晴絵「いやはは、お恥ずかしい」

京太郎(赤土さんが恥ずかしがってる。でも、悪い気はしてないみたいだ)

晴絵「それではぼちぼち始めて行きましょう。まずは二人ずつ打っていきますか」

宮永母「そうね。では、こちらからはまず照と咲を出すわね」

照「…………」ギュルルルルルルウルル

咲「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

京太郎(す、すごいプレッシャーだ。これが高校生チャンピオンの本気……いや、咲もそれに劣らないプレッシャーだ。こ、怖すぎるこれが俺たちと同じ高校生なのか?)

晴絵「いきなり、本気で来られましたね?」

宮永母「さあ、そちらはどう出ます?」

晴絵「玄、宥、こっちも姉妹で行くわよ」

玄「はいっ、おまかせあれ!」

宥「が、頑張ります」

京太郎(玄さん、宥さん、無茶だけはしないでくださいね)


宮永母(まさか阿知賀の監督まで和の知り合いだったなんて、なんとか朝までに術式の展開が完了してたから、暗示にそこまで手間取らなかったけど)

宮永母(できればボロが出る前に、京太郎くんを手に入れて術式を安定させたいところね)

試合終了


玄「あうあぅあー」バタン

宥「き、きっつーい」ガクガクッ

晴絵「……さすがは高校生チャンピオンとその妹さん。うちのエース二人が飛ばないようにするだけで精一杯だなんて……」

宮永母「いえいえ、こちらも本気で行っていたのですが、さすがは赤土さん、鍛え方が一味違いますね。もう一度対局したら、こんなに上手く行かないかもしれません」

照「…………」ギロッ

咲「…………」ギロッ

照(……このリンシャンポンコツが邪魔しなければ、京ちゃんの前でもっと格好いいところを見せられたのに)

咲(……このレンチャンポンコツさえいなければ、もっと嶺上開花で京ちゃんの目を釘付けにできたのに)

照(この、ポンコツ!)

咲(この、ポンコツ!)

京太郎「…………」ジー

照「あっ、京ちゃん。何でもないんだよ、これはただのコミュニケーションで」

咲「そうそう、私たち、喧嘩一つしたことない仲よし姉妹で有名なんだから」

照咲「「ね、私たちの対局どうだった――」」


京太郎「――宥さん、玄さんっ、大丈夫ですか?」ダッ

照咲「「なんで!?」」


宥「うぅ~、私は大丈夫だよ、でもクロちゃんが……」

玄「私、阿知賀のエースのはずなのに全然ダメでした」グスッ

京太郎「…………」ギュッ


照咲「「あの、京ちゃん、私たちの――」」


京太郎「玄さんは全然ダメなんかじゃありませんよ!」


照咲「「…………」」


玄「京太郎くん?」

京太郎「俺はこれまで玄さんがいっぱい頑張ってきたところを見てきました。だから、今は勝てなくても、いつかは勝てるはずです!」


照咲「」


玄「京太郎くん……うん、そうだよね。私、頑張る。頑張ってもっと強くなります」ニコッ

京太郎「はい、その意気ですよ!」

照「……あ、あの、京ちゃん」

京太郎「あれ? 照さん、いたんですか?」ザクッ

照「あぅっ」グサッ

咲「……そ、その、わ、私たちの闘牌、どうだったかな?」チラッ

京太郎「俺はまだ初心者だからルールもよくわかんないんだ」ザクッ

咲「おふぅっ」グサッ

京太郎「でも、今度やる時、二人には絶対に負けないからな!」

照「あうあうぁー」グサグサッ

咲「ふきゅぅぅう」グサグサッ

照咲「」チーン

優希「監督、照先輩と咲ちゃんが息してないじぇ!」

宮永母「……自業自得ね、放っておきなさい」

照咲「」

というわけで終わります。

今後は宮永姉妹による阿知賀蹂躙となるはず

全然更新できなくてすみません。

こんな時間なので、和ルート夏祭りの続きですけど、安価はありません。

性的な描写があるのでエロ注意でNGお願いします。特に読まなくても本編の進行に問題はないです

シノハユのメインビジュアル見たけど、良い感じですね。全員エロい体しとるわ


京太郎「……和、好きだよ」

和「私も京太郎くんのこと好きですよ」

京太郎「――俺、和が欲しい」スッ

和「京太郎くん、待ってくださ、そこは……んっ」チュッ

京太郎「ダメか? 和が嫌ならすぐやめる」チュッ

和「ダメじゃ……ないです。でも――ん、んんっ、きょ、京太郎くんっ」

京太郎「ごめん、そんなこと言われたら、俺もう自分を抑えきれないよ!」

京太郎「和、浴衣、脱がすぞ」スッ

和「あ、あの、私、初めてだから、あの、優しくしてください///」

京太郎「の、和! ちゅっ、ちゅぱっ」シュルル

和「んっ、京太郎くんっ、お、落ち着いて――ん、んちゅっ」ビクッ

シュルル

京太郎「和、綺麗だ」

和「は、恥ずかしいです///」ギュッ

京太郎「その手、どけてくれるか?」

和「で、でも――あっ……」

京太郎「これが、夢にまで見た和のおもち……」

和「うぅ、恥ずかしいから、あまりマジマジと見ないでください」

京太郎「ご、ごめんっ。や、優しくするけど、痛かったら言ってくれよ」ムニュッ

和「ん、んんっ」ビクッ

京太郎「い、痛かったか!?」オソルオソル

和「い、いえ、なんだか胸の先から電流が走ったような感じがして///」カァッ

京太郎「じゃ、じゃあ、もっと優しく触るよ」

和「いえ、あの、もっと強く触ってもらえますか?」

京太郎「えっ!?」

和「あっ、わ、私、なんてことを言ってるんでしょうね。あの、その、今のはナシです。何でもないですから、忘れてくだ――あっ、んんっ」ムニュゥッ

京太郎「和、そんなこと言われたらもう我慢できねえよ。くそっ、和のおもち柔らかい。触って揉んでるだけなのに、それだけでイッちまいそうだ」ムニュッモニュッ

和「京太郎くん、んっ、そ、そんなに私のおもち気持ち良いんですか?」ビクッ

京太郎「最高だよ。ずっとこうして揉んで、触って、舐めていたくらいだ!」ムニッモニッ

和「な、なめる!? それって――あっ」ペロッ

京太郎「和の乳首、綺麗だよ。ピンク色で、先が尖ってて、ちょっと汗で塩味と甘い匂いがして、ぺろっ、ちゅぱっ」

和「んんっ、す、吸いついちゃダメですっ」ビクンッ

京太郎「ここが気持ち良いのか? こうするとどうなんだ? ぺろっちゅっちゅっ」モミュッモミュッ

和「も、揉みながら吸わないでください。あっ、そこ舐めちゃだめぇっ」ビクビクッ

京太郎「気持ち良いんだな? 和、もっと気持ち良くなってくれよ! ちゅぷっ、ちゅぱっ」モミッムニッムニュッ

和「!~~っ」ビクビクンッ

京太郎「はぁ、はぁ、和?」

和「ふぅ、ふぅ……な、何で……ダメって言ったのにぃ///」シクシク

京太郎「ご、ごめん。和の反応が可愛くて、つい我慢できなくなっちまって」

和「むぅ、謝っても許しませんからねっ」

京太郎「じゃあ、どうすればいいんだ?」

和「……もっと気持ち良くしてください」

京太郎「え? それって――」

和「この先を女の子に言わせるつもりですか?」ジッ

京太郎「ごめん、俺も初めてだけど、できるだけ優しくするから」

和「ふふっ、私たち初めて同士ですね」ニコッ

京太郎「あの、初めては痛いっていうし、恥ずかしいと思うけど、後ろを向いてくれるか?」

和「???」

京太郎「後背位、えっと俗に言うバックって体位だと、女の子の痛みが少ないらしいんだ」

和「え、えっとこうですか?」クルッ

京太郎「そ、そう。痛いかもしれないけど、そのときはすぐにやめるから我慢しないで言ってくれよ」

和「は、はい。でも、京太郎くんの顔が見えないのはなんだか怖いです……」

京太郎「和……」

和「初めてはやっぱり好きな人の顔を見ながらの方が良いです///」

京太郎「ご、ごめんな。俺、自分の都合ばっかり考えて、和のこと蔑ろにしてた」カキカキ

和「いえ、別にそんなことは――」

京太郎「俺も初めては和の顔を見ながらいい」

和「京太郎くん……」

京太郎「それじゃ、挿れるけど、リラックスしてくれよ」クチュクチュ

和「あの、京太郎くん、キスしてもらってもいいですか?」

京太郎「お安いご用さ……ちゅっ」

和「ふふっ、なんだか安心しました」ニコッ

京太郎「それじゃ、挿れるからな」ズズッ

和「ふっ~~~っ」ビクビクッ

京太郎「ご、ごめんっ。すぐに抜くから――」ガシッ

和「……大丈夫、大丈夫ですから」ニコッ

京太郎「わかった。このまま一気に行くからな」

和「は、はいっ」ググッ

京太郎「……くっ」ズズズズプッ

和「~~~っ」ビクビクッ

京太郎「和、全部入ったよ」ググッ

和「……こ、これが京太郎くんなんですね」

京太郎「痛いんだよな。慣れるまで、俺、いつまでも待つからさ」

和「は、はい。そうしてもらえると嬉しいです」グスッ

京太郎「泣くほど痛いのか? 悪い、すぐに抜くから――」ガシッ

京太郎「……和?」

和「ち、違うんです。この涙は痛いのもありますけど、でも、それ以上に嬉しくて――んっ、んんっ、ちゅっちゅぱっ」

京太郎「ちゅっ、ちゅっ、ふっ、うっ、そんな可愛いこと言われたら、我慢できなくなっちまうだろう」

和「す、すみません///」

京太郎「じょ、冗談だよ。どうだ? 少しは慣れたか?」

和「は、はい。なんだか楽になってきました」

京太郎「じゃあ、少しずつ動くから、痛かったら言ってくれよ」ズリュッ

和「んっ」ビクッ

京太郎「だ、大丈夫か?」

和「~~~っ」コクコク

京太郎「じゃ、じゃあ、もう少しゆっくり――」ズリュッズリュッ

和「あっ、ふっ、うっ、んんっ」ビクッ

京太郎(くっ、涙目で和が俺のこと見てる。ヤバい、可愛すぎて滅茶苦茶にしたい)ズリュッズリュッ

京太郎「ふっ、ふっ、和、和っ」ズリュッズリュッ

和「……京太郎くん、気持ち良いですか?」ビクッ

京太郎「ああっ、気持ち良すぎて今にもイッちまいそうだよ」ズチュッズチュッ

和「ん、んんっ、私もなんだか体の奥の方が熱くなってきて――」ビクビクッ

京太郎「くっ、和、イクッ、イッちまう」ビクッビクッ

和「あっ、京太郎くんがビクビクしてます」

京太郎「やべえ、出るっ、抜かな――っって、和、足が……」ガシッ

和「京太郎くんの、私に下さい。私の中に全部……」ガシッ

京太郎「で、でも――」

和「お願いですから」ギュッ

京太郎「わかった。出すからな、全部、和の中に出すから」ズリュズリュッ

和「は、はいっ」

京太郎「うっ、出すぞっ。和、俺の全部、和の中に出すからなっ、くぅっ」ビュルルルル

和「んっ、で、出てます。私の中に京太郎くんが――ふっ、んっ」ビクビクッ

京太郎「和、和、ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅっ、ちゅっ」

和「ちゅっ、んんんっ、ちゅるっ、ちゅぱっ、京太郎くん……」

京太郎「ふっ、はっ、はぁはぁ、和、抜くぞ」

和「あの、もう少しの間だけ、このままで///」

京太郎「ん、わかった」

和「それと、もう一回、わがまま言ってもいいですか?」

京太郎「何でも言ってくれよ」

和「もう一度キスしてもらえませ――んっ、ちゅっ、ちゅぱっ、ちゅっ」

京太郎「ちゅっ、これでよろしいでしょうか? お姫様」

和「もうっ、もう少し優しくお願いします」

京太郎「じゃあ……ちゅっ」

和「ふふっ」

京太郎「ははっ」

和「いつの間にか花火終わってましたね」

京太郎「もっとちゃんと見たかった?」

和「クスクス、それはそうですけど、お楽しみは来年に取っておきます」

京太郎「ああ、来年も一緒に来ような?」

和「はいっ」ニコッ

原村宅前


京太郎「――和、大丈夫か?」

和「なんだか股の間に何かが挟まってる感じです」

京太郎「うっ、ごめん。もうちょっと優しくできれば良かったんだけど……」

和「い、いえ、そういうつもりで言ったんじゃないんです」

和「それに少し痛いですけど、お腹の中に京太郎くんの温かいのがある感じがして、なんだか安心します」

京太郎「そ、そうか///」

和「は、はい///」

京太郎「あのさ、やるだけやっといてこんなこと聞くのもおかしいけど、今日って大丈夫な日だった?」

和「そのあたりは抜かりありませんから安心してください」ニコッ

京太郎「ふぅ、今度からはちゃんとそこらへん気を付けるよ」

和「そうですよね。私たちの身勝手で周りの人たちに迷惑を掛けるわけにはいきませんし」

京太郎「それじゃ、今日はここでお別れってことで、また明日な」

和「明日は東京に出発ですから、寝坊だけはしないでくださいね」

京太郎「わかってるって。駅まで一緒に行こう」

和「はい。インターハイ頑張りましょうね」

京太郎「ああ。じゃあな、帰ったらメールするよ」

和「おやすみなさい」

帰り道


京太郎(……和とやっちまったんだよな)

京太郎(まだ実感が全然湧かねえや。ほんの少し前まで、俺にとって和は高嶺の花で)

京太郎(全然手の届かない存在だったはずなのに、恋人になって、そして……)

京太郎(幸せすぎて、なんだか怖い。俺なんかがこんなに幸せでいいのかって不安になりそうで――)

京太郎(明日から東京での戦いが始まる)

京太郎(永水や龍門渕の人たちも助けてくれるけど、正直、何が起こるかまだわからない)

京太郎(でも、せめて和だけは絶対に守る)

京太郎「絶対に!」グッ

プルルルル

京太郎「あれ? 国広さんから電話だ」ピッ

京太郎「はい、もしもし――」

一『……須賀くん、きみって馬鹿なの?』

京太郎「えっ? 開口一番、人のことを馬鹿呼ばわりはひどいですよ」

一『いや、敢えて言わせてもらうけど、きみって馬鹿だよね?』

京太郎「確かに俺はそこまで頭良くないですけど、ここまで馬鹿だって断言されると心外です」

一『もしかして、まだ気付いてない?』

京太郎「え? どういうことですか?」

一『きみたちに護衛を付けるって話、覚えてる?』

京太郎「ああ、覚えてます。どこにいるかはわかりませんけど、なんとなく守られてるんだなって安心できてますし」

一『で、その護衛の人から連絡があったんだけど、きみ、神社の裏で原村さんと何やってんの?』

京太郎「ふぁっ!?」

一『もしかして、完全に失念してた?』

京太郎「ま、まさか、全部見られてたんですか?」ガクガクッ

一『いや、出歯亀するほど、龍門渕の護衛は悪趣味じゃないよ。たださ……』

京太郎「もしかして、龍門渕さんも知ってるんですか?」

一『それはないから安心して。透華の情操教育に悪いと思われるものは、なるべく耳に届かないようにしてるから』

京太郎「ありがとうございます。龍門渕さんに知られてたら、俺、どうしようかと――」

一『とにかくっ、自分の立場のことをもっと考えてよねっ』

一『っていうか、人の恋愛事情に口を挟むのもどうかと思うけど――』

一『その場の空気に流されて、学生の身分でそのまま事に及んで、避妊もせず、しかもお互いに経験がないくせに野外で性行為って、普通ありえないからねっ』

京太郎「す、すみません」

一『女の子っていうのはもっとデリケートなんだから、男の子がもっと大切にしてあげないと』

京太郎「うっ……」

一『何もそういうことを一切やっちゃいけないって言ってるわけじゃないんだよ。ただ、相手を大切だと思うのなら、方法ってのがあると思うんだ』

京太郎「まったくもって、そのとおりです」

一『ちゃんと反省してるみたいだね。もちろん、きみにだけ非があるわけじゃなくて、原村さんにも問題はあるわけだけど』

京太郎「いえ、和は全然悪くありません。和はただ、俺のためにやっただけで――」

一『あのさ、そういうの聞いてるこっちが恥ずかしくなるから、勘弁してくれる?』

京太郎「す、すみません」

一『とにかく、今回のことについて、これ以上とやかく言うつもりはないから、ちゃんと原村さんと話し合って、お互いが後悔しないような関係を築くんだよ』

京太郎「はい、頑張りますっ」

一『それじゃ、おやすみっ』ピッ

京太郎「うぅ、まさか露出癖のある国広さんに公序良俗について説教されるなんて……」

京太郎(でも、国広さんの言うことももっともだ。和のことが大切ならもっとちゃんとしないと)

といったところで今日は終わります。

勇次郎パパも言ってたけど、女を食らうことで京太郎も成長できたはず。

多分、和の心情描写もあったほうが良かったと思うけど、忘れてました。

ちなみに某ブログのおもち少女アンケートで、和は下から数えたほうが早い順位でした。そして安定の宥ねえの一位という具合でした。

それではおやすみなさい

ただいま帰宅。

高周波焼き入れ時のスラッジ発生における工業用油の関係について詳しい人がいたら助けてください

というわけで再開していきます。

前日のあれですけど、あまり変態行為に走るのもおかしいので自重した結果が裏目に出た感じかもしれません。

せめておもちで挟んでもらうくらいはした方が良かったかも。

それでは和と別れた後の自室にて

専門的すぎるww

処女の生き血で焼き入れすると良いってじっちゃんが言ってた

>>684 関係ないけど、うしおととらの獣の槍誕生秘話を思い出しました。霞さんに頼んで処女の生血を調達してもらいます。


8月第1週 夏休み夜


京太郎「……ふぅ、まだ体に和の感触が残ってる」

京太郎「なんか夢の中にいるみたいだ」

京太郎「明日から東京だってのに、全然そんな気がしねえや」

京太郎(その場の空気に流されて、致しちゃったしな。和に受け入れてもらって、頭が沸騰してたのもあるけど)

京太郎「くっそー、頭の中がごちゃごちゃして眠れねえ。なんかして時間を潰すか」


選択安価です 下2

1 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一、ハギヨシ、良子、永水の中から選んでください)

2 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)

3 このまま寝る(おもち祭りやります)

安価→1 健夜


京太郎「そういえば、小鍛治さん、インターハイの解説するって言ってたな。お世話になるかもしれないし、メールしとくか」


京太郎『こんばんは、小鍛治さん。お元気ですか?』

健夜『こんばんは、京太郎くん。合宿は上手くいった?』

京太郎『はい。色んな人と打てて自分の幅が広がった気がします』

健夜『そうなんだ。もうすぐインターハイが始まるけど、準備のほうはできてる?』

京太郎『もうばっちりですよ。明日、東京に出発する予定です』

健夜『へえ、私は解説って立場上、表だって応援はできないけど、心の中では応援してるからね』

京太郎『はいっ、ありがとうございます』


京太郎「うーん、なにか話題ないかな?」


自由安価です(あまりにゲスいのは再安価) 下2

安価→近況報告


京太郎「小鍛治さんにはお世話になってるし、最近、何があったかくらいは伝えとこう」


京太郎『そういえば、瑞原プロと対局しましたよ』

健夜『えっ!? 何で? 私、そんなこと全然聞いてないよ!?』

京太郎『あ、もちろん、俺と瑞原さんだけじゃなくて、戒能プロもいましたけど』

健夜『余計に意味わかんないよ。二人とも長野に行ってたってこと?』

京太郎『まあ、簡単にいうとそうなります。二人ともインターハイが始まる前の息抜きってかんじでしたけど』

健夜『ふーん、そうなんだ。私に内緒で二人と会ってたんだね』

京太郎『いえ、それはただ報告を忘れてただけで、深い意味はないんですよ』

健夜『ふふっ、冗談だよ。それで対局の結果は?』

京太郎『さすがにトップは取れなくて、二位でした』

健夜『いやいや、それでもすごいよ。あの二人相手に二位って、普通は飛ばされないようにするだけで、精一杯のはずなのに。ちなみにトップはどっちだったの?』

京太郎『いえ、トップはそのどっちでもなくて、原村和なんですけど』

健夜『……それって本当?』

京太郎『なんか俺も和も調子が良くて役満とか倍満とか連発したもんで』

健夜『ま、そういうこともあるよね。ところで、どうして原村さんも一緒に打つことになったの? 原村さんとそんなに仲良かったっけ?』


京太郎「どう答えようかな?」


選択安価です 下2

1 どうしても和が二人と打ちたいって聞かなくて

2 実は俺、和と付き合ってるんです

3 言わなくてもわかるでしょ? あれですよ、あれ(ゲス顔)

安価→2 実は俺、和と付き合ってるんです


京太郎「やっぱり、小鍛治さんにもちゃんと言っておこう」


京太郎『小鍛治さん、貴女に伝えておきたいことがあります』

健夜『それって真面目な話かな?』

京太郎『はい。とっても大切な話なんです』

健夜『わかった。ちゃんと聞くよ』


小鍛治宅 居間


健夜「……こ、この空気はもしかして告白ってやつかな!?」

健夜「っていうか、それ以外にあり得ないよね? ね? きゃ~」ジタバタ

健夜「――はっ、って、なに浮かれてるの!? 相手は高校生なのにまずいよ、やっぱりまずいよ、こんなの」ウーン

健夜「それに京太郎くんとは数えるくらいしか会ってないもん。告白なんて、普通はありえないよね。私、アラフォーだし」

健夜「って、アラサーだよ!」

健夜「」

健夜「……なに言わせるの!?」

小鍛治母「健夜~、一人で何やってるの? 気持ち悪いわよ?」

健夜「うおぅ、お母さんに見てたの!?」

小鍛治母「いえ、何も見てないから安心して」メソラシ

健夜「その心遣いが逆に胸に痛いよ――っていうか、一人で浮かれて何やってんだろう、私のばか」

健夜「とにかく、大切な話ってことなんだし、ちゃんと心して聞こう」


ピピッ


健夜「あっ、京太郎くんからメール届いた!」

健夜「えーっと、なになに……」


京太郎『実は俺、和と付き合ってるんです』


健夜「…………」


コンマ判定です 下1

01~70 うん、まあ、仕方ないよね。京太郎くん、おめでとう
71~98 そっか。そうだったんだ。私、一人で舞い上がって馬鹿みたい
ゾロ目 ねえねえ、京太郎くん、もし良かったらインターハイの時、二人で会えないかな?

京太郎が十年前にタイムスリップして、はやり(18)とか晴絵(16)とか健夜(37)といちゃラブするスレ立ててくれる人まだかな?


コンマ→50 うん、まあ、仕方ないよね。京太郎くん、おめでとう


京太郎「あれ? なかなか小鍛治さんから返事が返ってこないぞ」

プルル

京太郎「あっ、返ってきた。えーっと――」


健夜『京太郎くん、おめでとう。原村さんとは一度だけ会ったことがあるけど、可愛らしくてとっても良い子だよね。お似合いだと思うよ』

京太郎『ありがとうございます。俺には勿体ないくらい自慢の彼女です』

健夜『ふふっ、初々しいね。ちゃんと大切にしてあげるんだよ?』

京太郎『はい。今度、小鍛治さんにもちゃんと紹介しますね』

健夜『なんならそのとき対局してみようかな?』

京太郎『そうですね。和も喜ぶと思います。でも、あんまりやり過ぎないでくださいね』

健夜『大丈夫だよ。若い子をいじめたりしないから』

京太郎『それじゃあ、明日、早いんでここらへんで失礼します』

健夜『うん、おやすみ。インターハイ頑張ってね』

京太郎『はい。小鍛治さんも解説の仕事頑張ってください』


京太郎「あっ、どうせなら、小鍛治さんに恋愛相談しとけば良かったかな?」

京太郎「でも、相談したら相談したでノロケ話になっちゃいそうだし、また次の機会に言ってみるか」

今後の目安としてインターハイ中の日程を載せておきます。

基本的に個人戦までニートしてるか、女の子と乳繰り合う感じですが、永水、龍門渕に呼ばれたり、白糸台関係のイベントもあります。

宥とのデートですが、互いの日程がフリーの時だけ可能となっています。和にばれないようにデート回数を重ねていくと――

楽しいインターハイ生活を満喫してください


8月2週からの日程

1日目  移動日
2日目  抽選会
3日目  フリー(宥とデート可能)
4日目  フリー
5日目  女子団体一回戦
6日目  フリー(宥とデート可能)
7日目  フリー
8日目  女子団体二回戦
9日目  フリー
10日目 女子団体準決勝
11日目 女子団体決勝
12日目 フリー(宥とデート可能)
13日目 個人戦一日目
14日目 個人戦二日目
15日目 個人戦最終日

エピローグ

8月2週 インターハイ1日目(移動日) 朝


ピピピ――

京太郎「……あー、よく寝た」ノビー

カピ「キュキュッ?」

京太郎「おはよー、カピ。今日からしばらくお前と会えなくなっちゃうな」

カピ「キュー……」

京太郎「そんな顔すんなよ。二週間なんてあっという間さ」

カピ「キュキュー」

京太郎「っと、荷物も準備できてるし、和との待ち合わせがあるからもう行くけど、元気にしてるんだぞ」

カピ「キュキュキュッ」

京太郎「そんじゃ、行ってきまーす」

京太郎「おはよう、和。ちょっと待たせちまったかな?」

和「いえ、私も今来たところですから、お気になさらず」

京太郎「……えっと、あの、昨日は色々とあったけど、体の方は大丈夫か?」チラッ

和「……うっ///」カァッ

京太郎「いや、ごめん。そういうつもりで聞いたんじゃないんだ」アワアワ

京太郎「ただ、昨日は和に色々と無理させちまったからさ」

和「だ、大丈夫ですよ。まだちょっと、昨日、京太郎くんの入ってたところに違和感が残ってますけど、痛みはありませんし」

京太郎「そ、そうか?///」

和「うぅ……///」

和「私たち、朝から何を話してるんでしょうね?」

京太郎「そ、そうだな。集合時間に遅れると行けないし、そろそろ行こうぜ」

和「そうですね。こんなことで遅れてはまた部長に何を言われるか――きゃっ」コケッ

京太郎「――っと、大丈夫か?」ガシッ

和「あ、ありがとうございます///」

京太郎「なんだか、まだ歩きにくそうだし、手、繋ごうぜ?」ギュッ

和「は、はい」ギュッ

京太郎(これくらいのスキンシップなら、国広さんも何も言わないだろ)

和「あの、京太郎くん」

京太郎「ん? どうした?」

和「インターハイ中は、ああいうのは控えましょうね」

京太郎「ああいうのって?」

和「そ、それは昨日の……///」

京太郎「あ、ああっ、って、わかってるよ。俺だってそこまで見境のない男じゃねえって」

和「クスクス、信じてますよ」

京太郎(実際、それどころの話じゃなくなりそうだしな)

京太郎(東京に着いたら、先に来てるみたいだし永水の人たちと、少し話してみるか)

東京 宿泊所


京太郎「――ふぅ、やっと着きましたね」

久「思ったよりも時間かかっちゃったわね」

優希「お腹ぺこぺこだじぇ」

まこ「これからどうするんじゃ?」

久「明日の開会式までやることないし、自由行動ってことでいいんじゃない」

まこ「ま、そうじゃな。今から気を張っても何もいいことなんかありゃせんし」

久「ってことで自室に荷物を置いたら各自、自由行動。ただし、あまりハメを外しすぎないようにね」

和「京太郎くん、どうしましょうか?」

京太郎「んー、どうしたもんかな?」


選択安価です 下2

1 和とどこかに出かける

2 永水と連絡を取る

3 宥にメールする

4 ちょっと疲れたし寝よう

え?ハメすぎないようにね?(難聴)

>>718 久「まったく須賀くんは仕方ないわね。ほら、このロッカーの中がいいんでしょ? この変態」


安価→2 永水と連絡を取る


京太郎(東京観光って気分でもないし、大体、そんなことしてる場合でもないよな)

京太郎(永水に連絡とって、状況の確認だけでもしておいた方がいいか)

京太郎「ごめん、和。今日、ちょっと用事があって、これから出かけるかもしれない」

和「用事ですか? 危ないことじゃありませんよね?」

京太郎「ああ、それだけはないから安心してくれ。永水の人たちに会うだけだから」

和「……そうですか。わかりました」

京太郎「この埋め合わせはちゃんとするからさ」

和「大丈夫ですよ。京太郎くんのこと信じてますから」

京太郎「ん、ありがとな」

和「あの、私にも――」

京太郎「どうした?」

和「いえ、何でもありません。あまり遅くならないようにしてくださいね」

京太郎(ごめんな、和)


ピッピッピッ

京太郎「――あ、もしもし須賀ですが、いま大丈夫でしょうか?」

巴『お久しぶりです、須賀くん。ちょうど旅館のチェックインが終わったところですから、大丈夫ですよ』

京太郎「こっちも東京の宿泊先に着いたところなんですけど、今からそちらに伺ってもいいでしょうか?」

巴『今からですか……そうですね。今後のことについて色々と話したいこともありますし、構いませんよ』

京太郎「それじゃあ、照ねえを連れてきますね」

巴『はい。こちらの宿泊先はメールで送っておきますから、道中お気を付けて』


京太郎「――って、わけだから照ねえ、一緒に来てくれるか?」

照「……わかった」

京太郎(なんか、東京に着いてから照ねえの空気がピリピリしてるな)

京太郎(いや、因縁の場所なんだ。それも仕方ないか)

灼のオンリーイベントがあるようですけど、本当に開催できるくらいサークルが集まるのか不安


永水宿泊先


京太郎(……やべえ、さすがは永水。うちの宿泊先とは比べものにならないくらい高そうな旅館じゃねえか)

照「……京ちゃん、入らないの?」

京太郎「いや、入るよ、入るけどさ。なんか雰囲気に圧倒されちゃって」

巴「――須賀くん、宮永さん、お待ちしてましたよ」

京太郎「あっ、狩宿さん、お久しぶりです。今日は巫女服じゃないんですね」

巴「さすがに飛行機の中であの服を着ていると目立ちますからね」

巴「というか、普段はこうして学生服を着ている方が多いんですよ?」

京太郎「あっ、言われてみれば……んそれもそうですよね。石戸さんと薄墨さんもいるんですか?」

巴「ええ。姫様と他の六女仙も全員そろってますよ。紹介しますから、付いてきてください」

照「…………」ギュッ

京太郎「照ねえ、どうした?」

照「ううん、何でもない。行こう」

永水の部屋


小蒔「――お久しぶりです、宮永さん」ペコリ

照「こんにちは、神代さん」ペコッ

京太郎(なるほど、あれが永水の姫様――神代小蒔さんか。巴さんたちが姫様姫様言うから、もっと偉そうな子かと思ってたけど、どこにでもいそうな普通の子だな)

京太郎(……おもち以外は)

小蒔「そちらの方が須賀さんですよね?」

京太郎「あ、はい。須賀京太郎っていいます。よろしく」ペコッ

小蒔「初めまして、私は神代小蒔と申します。不束者ですがよろしくお願いします」ペッコリン

京太郎「ふぁっ!?」

京太郎(ちょっ、この人、いきなりなに言い出すんだよ? 俺には和っていう大切な彼女が――)アワワワ

霞「ごめんなさい、須賀くん。小蒔ちゃん、ちょっと普通の人とずれてるから。気にしないでね」ニコッ

小蒔「あれ? 私、何か失礼なことを言ってしまいましたか?」

初美「いえいえ、姫様は何も悪くありませんよー。須賀さんが勝手に勘違いしただけですからねー」

京太郎「って、全部俺のせいですか!?」

霞「違うの?」

初美「違うんですか?」

京太郎「……いえ、違いませんけど。相変わらず石戸さんと薄墨さんはきついですね」

霞「ちょっとしたコミュニケーションというやつよ」

京太郎「まあ、こういう扱いは別に慣れてますけど。ところで向こうの三人は?」

霞「そうそう、紹介が遅れたわね。この子たちが残りの六女仙で、滝見春ちゃん、明星ちゃん、十曾ちゃんよ」

春「……どうも」ポリポリ

明星「初めまして、京太郎さま」ペコリ

十曾「こんにちはー」ペコッ

京太郎「ど、ども」ペコペコ

京太郎(神代さんもなかなかのおもちの持ち主だったけど、滝見さんと明星さんもそれに負けないくらいの物をおもちだ)

京太郎「……これが永水か」

小蒔「須賀さん、どうかなさいましたか?」

京太郎「えっ、その――」


選択安価です 下2


1 みなさん、麻雀が強そうだなーって

2 何でみんな巫女服を着てないんだ。今すぐ着替えてきてくださいよ

3 神代先生、おもちが揉みたいです

安価→1 みなさん、麻雀が強そうだなーって

といったところで終わります。

安価で3取って、霞さんにお仕置きされる展開とか期待してたのに残念。

それではおやすみなさい。

ただいま帰宅。

黒子のバスケで赤司と緑間が3P勝負したら、さすがに緑間が勝つよなって話になったけど、残り一人のメンツによって誰が受けか変わるって言われて、腐女子ってやっぱ頭おかしいと思った。

というわけで再開していきます

そういえば>>1は蘭丸とか鎌倉のSGが好きなのかな

>>734 トーヤとかトリッキーなプレイヤーが好きです。蘭丸×鎌倉もアリだと思いますが


安価→1 みなさん、麻雀が強そうだなーって


京太郎(まさか、おもちに見とれてたんなんて言えない……)

京太郎(鉄板代表の照ねえもいるし、ここでそんなこと言ったら俺の株がダダ下がりだ)

京太郎「え、えっと、みなさん、麻雀が強そうだなーって」


霞(今、小蒔ちゃんのおもちをチラ見してから、誤魔化したわね)

初美(相変わらずの変態っぷりですねー)


小蒔「そ、そんなことありませんよっ。私なんて全然ダメダメで、部活中もみんなの足を引っ張ってばかりで」

京太郎「またまたご謙遜を~」

京太郎「去年、龍門渕の天江さんや三箇牧の荒川さんと並ぶ大活躍だったじゃないですか」

小蒔「ち、巷ではそんなことを言われてますが、実は私、そのときの記憶がなくて……」

京太郎「????」

霞「須賀くん、それ以上、小蒔ちゃんをいじめるなら許さないわよ?」

京太郎「ふぁっ!? え? 今のっていじめになるんですか?」

初美「姫様を困らせて喜ぶような変態は許しませんよー」


巴(この二人、またいじめてる。っていうか、須賀くんのこと、好き過ぎでしょ)


小蒔「霞ちゃん、初美ちゃん、やめてあげて。全部、私がしっかりしてないから悪いの」

京太郎「い、いえ、そんなことありませんよ。俺の方こそすみませんでした」

京太郎(あれ? 何で俺謝ってるんだ?)

巴「とりあえず、このままだと話が進まないし、本題に入りましょうか」

霞「それもそうね。須賀くん、あまり話を脱線させないようにね?」

京太郎「えっ? 俺のせいですか!?」


春「…………」ポリポリ


照(――黒糖、美味しそう)

霞「須賀くんは、良子さん、えっと戒能プロとは知り合いなのよね?」

京太郎「はい、先日、知り合いになったばかりですけど」

霞「彼女から何か話は聞いてる?」

京太郎「宮永のおばさんがインターハイの理事会と手を結んで何かしようとしてるってことは聞きましたけど、あの人が何をしようとしているかわかったんですか?」

巴「そうですね。この旅館に来る前に、インターハイの会場を調べてみたんですが、何らかの術式が展開されているのがわかりました」

京太郎「術式?」

京太郎(ちょっと、オカルトちっくな話になって来たな。ここから先は俺の踏みこめない領域な気がするんだけど)

霞「須賀くんは蟲毒という言葉をご存知かしら?」

京太郎「いえ、えっと……知りません」

霞「簡単に説明すると、器、この場合はツボでもいいけど、その中に多数の虫を入れて互いに食い合わせ、最後に生き残った最も生命力の強い一匹を用いて呪いに使うこと、もしくはその方法自体を指すの」

京太郎「……えっと、それとインターハイに何の関係があるんですか?」

初美「会場に張られていた術式と、蟲毒に使われる術式が非常に似ていたんですよー。ここまでいえばわかりますよね?」

京太郎「すみません、もっと分かりやすく説明してもらえますか?」

霞「つまりね、あの人は――インターハイで蟲毒の法を実行するつもりみたいなの」

京太郎「えっと、蟲毒って虫を使うんですよね?」

京太郎「それをインターハイでって……もうちょっとわかりやすく説明してもらえますか?」

霞「原理は一緒よ。インターハイの会場が虫を入れる器で、私たち選手が虫ということ」

巴「そして、最後の一人になるまで食い合わせるんです」

京太郎「……何でそんなことを?」

霞「あの人は、人一倍、異能の力に執着していたから。特に今年は異能を持った子が例年以上に出場するようだしね。元々狙っていたのかもしれないけど、良い機会だと考えたんでしょうね」

京太郎「違います! 俺が聞きたいのはそんなことじゃない」

京太郎「その最後の一人を決めて、あの人はどうするつもりなんですか!?」

巴「……それは私たちにもわかりません」

初美「でも、あの人のこれまでのやり口を考えると、ろくでもないことになるのは間違いなさそうですねー」

霞「というわけで、私たちの当面の目的は、あの人の関係者、つまり白糸台の団体戦、および個人戦での優勝を阻止するということになるわ」

京太郎(話が大きくなって、付いていけない)

小蒔「ですが、私たちだけでは目的を達成するのが難しいというのが現状です。だから、須賀さんと宮永さんに協力をお願いしているんです」ペコリ

京太郎(……今まで簡単に考えてたけど、これはかなりヤバい状況なんじゃないか?)

京太郎「照ねえ、どうするんだ?」チラッ

照「……黒糖、美味しい」ポリポリ

京太郎「――って、黒糖食ってる場合かよ!?」

照「滝見さんにもらった」

京太郎「もらったじゃねえよ! 今までの話聞いてたのか!?」

照「聞いてた」

京太郎「なら、何でそんなに落ち着いてられるんだよ!?」

照「別に私のやることは変わらないから」

京太郎「照ねえ?」

照「麻雀に勝ち続ける――それが私のやるべきこと、違う?」

京太郎「……確かにそうかもしれないけど」

京太郎「でも、こうなってくると男子個人戦にしか出場してない俺にできることなんて全然なくなってくるんだけど」

霞「あら、そうでもないのよ? というより、須賀くんが一番きつい位置にいるかもしれないわ」

京太郎「どういうことですか?」

巴「男子の四強と呼ばれる人たちのことを知ってますよね?」

京太郎「ええ。俺と同じように宮永のおばさんに麻雀を教わったって聞きましたけど」

巴「実は、男子の会場にも女子の会場に張られた術式と似たものが張られているんです」

京太郎「つまり、それって男子でも同じようなことをやるつもりということですか?」

初美「厳密にはちょっと違う術式みたいなんですけどねー。まったく抜け目のない人ですよ。私たちの目が女子に向いている間に男子の方にも手を回していたなんて」

京太郎「それって、かなりまずい状況なんじゃないですか?」

小蒔「はい……ですから、無茶を承知でお願いします。男子個人戦で優勝してもらえませんか?」

京太郎「……マジかよ」

霞「一応、男子の方の協力者も探してるんだけど、彼らに対抗できそうなのは今のところ、須賀くんくらいしかいないの」

京太郎「責任重大ってことですか」

巴「正直、こちらも無茶なことを言っているのは承知していますし、断っていただいてもいいんですよ?」

京太郎「まさか。元から優勝以外、眼中にありませんし、何よりそんなこと聞かされたら余計に負けられなくなりましたよ」ギュッ

小蒔「須賀さんはお強いんですね」ニコッ

京太郎「いやいや、全然そんなことありませんって。こう見えても、内心ビビりまくりで正直、逃げ出したい気持ちがないわけでもありませんし」

小蒔「でも、逃げずにここにいます」

京太郎「だって、みんな頑張ってるのに俺だけ逃げるわけにはいきませんし」

京太郎「それに、約束したんです。絶対に優勝してみせるって」

京太郎「だから、俺は逃げないし戦うんです」

小蒔「ふふっ、須賀さんにそんな風に言ってもらえるなんて、その人が少し羨ましいです」

京太郎「えっ? いえ、あの、その、えっと……はい。自慢の彼女です」


霞(なにあれ? 見てるこっちが恥ずかしいわ)

初美(今までのシリアスな空気が台無しですねー)

巴(リア充爆発しろ)チッ

小蒔「……話が長引いてしまいましたね。もうこんな時間ですし、一緒に食事でもいかがですか?」

照「…………」ポリポリ

照「京ちゃん、どうする?」チラッ

京太郎「あの、ありがたい申し出なんですけど、宿舎に戻って清澄のみんなととりますので、お気持ちだけいただきます」

小蒔「そうですか、やっぱり彼女さんと食べたほうが美味しいですもんね」

京太郎「あっ、そ、そうですね///」

京太郎「そ、それじゃあ、俺たち、これで戻りますけど、こちらでも何か分かったことがあったら連絡しますんで」

巴「それなんですが、須賀くん。一つ提案があります」

京太郎「提案ですか?」

霞「現状だと須賀くんが一番、敵に狙われやすくて危険なのはわかるわよね?」

京太郎「そ、そうですかね?」

巴「現に、ほんの数日前に宮永咲に襲われて、拉致されかけたという話ですしね」

初美「なので、うちから須賀くんに護衛を付けようと思うんですよー」

京太郎「ご、護衛ですか?」

小蒔「明星ちゃん、お願い」

明星「はい、姫様。京太郎さま、まだ未熟者ですが、誠心誠意、お守りしますので、どうかお傍に置いていただけませんか?」

京太郎「ふぁっ!?」

霞「明星ちゃんはまだ中学生なんだけど、こう見えてなかなかの使い手なのよ」

京太郎(なっ!? この和にも劣らぬおもちの持ち主がまだ中学生だって!?)

京太郎(そっちの方が驚きだよ!)

明星「あの、京太郎さま、やっぱり私のような未熟者ではお邪魔でしょうか?」ウルウル


選択安価です 下2

1 そ、そんなことないよ。よろしくな、明星ちゃん

2 ごめん、すでに龍門渕の人にも護衛してもらってるから、これ以上は必要ないんだ

3 わかった。まずはお兄ちゃんと呼んでくれ

明星ちゃんってまだ名前のみだっけ?
画像ある?

安価→2 ごめん、すでに龍門渕の人にも護衛してもらってるから、これ以上は必要ないんだ

ショックが大きすぎて、ちょっと休憩、飯食ってきます(血涙)

>>744 原作11巻の86ページ、姫様の海水浴のイメージで中学生とは思えないおもちを披露してます。

ただいま帰宅。

今更ながら、意味もなく自分が明星ちゃん大好きだということに気付いた。

あの中学生らしからぬおもちをこねくり回してえ

というわけで再開していきます

安価→2 ごめん、すでに龍門渕の人にも護衛してもらってるから、これ以上は必要ないんだ


京太郎(まだ中学生なんだよな、この子。俺の護衛なんかで危険な目に遭わせるのはやっぱりよくないよ)

京太郎「ごめん、気持ちは嬉しいけど、すでに龍門渕の人にも護衛してもらってるから、これ以上は必要ないんだ」

明星「そうなんですか」シュン

霞「龍門渕の護衛ねぇ。それなら、下手な能力者より信用できるし、無理にこちらの戦力を割かずに済むから、ありがたいわね」

京太郎「なんか色々とすみません」

霞「ふふっ、別にいいのよ。これなら向こうも下手なことはできないだろうしね」

小蒔「それでは須賀さん、宮永さん、また明日、会場でお会いしましょうね」

京太郎「はい、よろしくお願いします」


照「……黒糖、美味しかった」ペコッ

春「……どうぞ」つ黒糖

照「……いいの?」

春「あんなに美味しそうに黒糖を食べる人、初めて見た。これはそのお礼」

照「……ありがとう。大事に食べる」


京太郎(黒糖を通して、芽生える友情ってやつなのかな?)

8月2週 インターハイ1日目(移動日) 夜


京太郎自室


京太郎「まさか風越の福路さんたちも来てたなんてな」

京太郎「しかも、夕飯までごちそうになっちまって。和の弁当も美味しかったけど、福路さんの料理も美味かったな」

京太郎「なんていうか、お袋の味って感じでさ」

京太郎「さて、こんな時間だけど、どうしようかな?」


選択安価です 下2

1 和と話そう

2 風呂に行くか

3 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一、ハギヨシ、良子、永水の中から選んでください)

4 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)

5 このまま寝る(おもち祭りやります)

このままだと和が借金スレのモモのようになる可能性が出てきましたねー。これはどうにかしないと(ゲス顔)


安価→3 宥


京太郎「そうだ、宥さんとのデート、予定決めとかなきゃいけないな」

京太郎「抽選会がまだだけど、日程が重なってない日を選べばいいか」

京太郎「もしも一回戦で当たることになったら……」

京太郎「そのときはそのときだよな!」


京太郎『こんばんは、宥さん。こっちは昼過ぎに東京に着きましたけど、そちらはどうですか?』

宥『こんばんは、京太郎くん。私たちは夕方に着いたばっかりで、さっきお夕飯を食べたばっかりだよ』

京太郎『確か帝国ホテルに泊まってるんでしたっけ? いいなー』

宥『なんだか豪華すぎて落ち着かないよ~』

京太郎『老舗旅館の娘さんが何言ってるんですか』

宥『べ、別にうちは古いだけで老舗ってわけじゃないよ?』

京太郎『いやいや、ちょっと暇な時に調べたんですけど、予約が半年先まで埋まってるって普通じゃないですからね!』

宥『そうなのかな~? あんまり実感ないよ』


京太郎(こうして考えると、宥さんたちってすっげえ良いとこの娘さんなんだよなぁ)


選択安価です 下2

1 デートについて話す

2 インターハイについて話す

3 自由安価です(あまりにゲスいのは安価下か再安価)

安価→2 インターハイについて話す


京太郎「まだインターハイの日程も決まってないのに、デートの日取りについて話すのも変な話だよな」

京太郎「ちょっと、インターハイについて話すか」


京太郎『明日は開会式と一緒に抽選会も行われますけど、やっぱり宥さんがくじを引くんですよね?』

宥『ううん、私じゃそんな大役務まりそうにないから、部長の灼ちゃんが引くことになってるよ』

京太郎『ああ、確かに宥さん、人前に出るの苦手そうですもんね』

宥『うん、あんな大勢の前に出るなんて、私、恥ずかしくて死んじゃうよ』

京太郎『うちの部長なんかは多分、平然とくじ引いてそうですけどね』

宥『竹井さん、度胸ありそうだもんね。そういえば、デートの約束のことなんだけど、どうしよう?』

京太郎『そうですね。お互いの日程が重なってない日でどうですか? 多分、それならインターハイ中だと二回か三回くらい機会があると思いますし』

宥『そうだね。抽選が終わったら、その後また日取りを決める感じでいいかな?』

京太郎『そうですね。都合が悪くなったら無理せずに言ってくださいね』

宥『うん、わかった。それじゃ、明日も早いし、京太郎くん、おやすみ』

京太郎『はい、おやすみなさい』


京太郎「さて、ぱぱっと風呂済ませて寝るか」

ガチャッ

ハギヨシ「おや、須賀くん」

京太郎「あれ? 何でハギヨシさんが?」

ハギヨシ「実は透華お嬢様と衣様が、清澄高校と同じ宿舎に泊まりたいと言い出しまして、その付き添いなんですよ」

京太郎「うわっ、龍門渕さんたち、無理するなー。ってことはハギヨシさんもここに泊まってるってことですか?」

ハギヨシ「はい、京太郎くんの護衛も兼ねて、ということです」

京太郎「ハギヨシさんが俺の護衛?」

ハギヨシ「透華お嬢様のご命令ということもありますが、須賀くんは私の大切な友人ですからね」

京太郎「ハギヨシさん……」

ハギヨシ「私の命に代えても――きみを守り抜きますよ」

8月2週 インターハイ2日目(開会式) 朝


ピピピ――

京太郎「……移動疲れもあったせいか、よく寝たなー」ノビー

京太郎「隣りの部屋でハギヨシさんが寝てるんだよな」

京太郎「合宿の時も一緒の部屋で寝てたけど、ハギヨシさんが近くにいるとなんだか心強いんだよな」

京太郎「って、ボケッとしてる場合じゃないな。早く朝飯食わないと開会式に遅れちまう」


食堂


京太郎「おはようございます。みんな早いですね」

久「さすがに昨日は移動で疲れてたから早くに寝ちゃったしね」

和「おはようございます、京太郎くん」

優希「京太郎、この食堂、タコスが置いてあるなんてやるじぇ」モグモグ

京太郎「あれ? 福路さんたちは?」

まこ「あっちで久保コーチとミーティングしながら朝食中じゃ」

京太郎「ははっ、さすがは風越ですね」

久「あっ、そうそう須賀くん宛てに郵便が届いてたわよ」

京太郎「え? 俺宛てですか?」

久「差出人が書いてないんだけど、心当たりある?」

京太郎「いえ、まったく」

久「ま、どうするかは貴方の判断に任せるわ」


京太郎「って、言われて自分の部屋まで持ってきちゃったけど、ちゃんと確認した方がいいよな?」

京太郎「なんだか嫌な予感がするんだけど、えーい! 男は度胸だ」ビリビリッ

京太郎「えーっと、なになに……」


『インターハイ男子会場にて待つ 宮永立』


京太郎「……宮永立っておばさんの名前だよな」

京太郎(一体、何のつもりだ?)

京太郎「インターハイの会場だし、まず俺に何かしてくるとは思えないけど」

京太郎「どうする?」


選択安価です 下2

1 一人で行く

2 ハギヨシに相談

3 永水に連絡

安価→ハギヨシに相談


京太郎(いや、ここは自分勝手な判断で動くのは危険だ)

京太郎(専門家のハギヨシさんに相談しよう)

コンコン

京太郎「ハギヨシさん、いま大丈夫ですか?」

ガチャッ

ハギヨシ「須賀くん、どうしました?」

京太郎「実はこんな手紙が――」

ハギヨシ「……ふむ、これは――須賀くんはどうするつもりなんですか?」

京太郎「向こうがどういうつもりかはわかりませんけど、こうして呼び出された以上は会うつもりです」

ハギヨシ「そうですか。わかりました。ならば、護衛として私も同行しましょう」

京太郎「本当に良いんですか?」

ハギヨシ「おそらく滅多にない機会でしょうしね。これを逃す手はありません」

京太郎「機会ですか?」

ハギヨシ「私は少し準備がありますから、出発はその後でということでいいですか?」

京太郎「は、はい、なんだかよくわかりませんけどお願いします」


京太郎「――ってことで、男子の会場の方に行ってきますね」

久「そうね。確かにこれから自分が戦うかもしれない相手を見ておきたいって気持ちはわかるわ。どうせ、女子の会場に来ても仕方ないし、行ってらっしゃい」

京太郎「ありがとうございます!」

京太郎(男子会場で自分の戦う相手を見ておきたいなんて、部長に嘘ついちまったけど、仕方ないよな。できれば部長たちにはあんまり関わってほしくないことだし)

透華「……須賀さん、お気を付けて」

京太郎「大丈夫ですよ、ハギヨシさんも付いてますし」

ハギヨシ「それでは京太郎くん、行きましょうか。透華お嬢様、失礼します」

透華「ハギヨシ、頼みましたわよ」

どうでもいいけど、明星ちゃんを護衛にしていた場合の展開


京太郎「さて、ぱぱっと風呂済ませて寝るか」

ガチャッ

明星「あっ、京太郎さま///」

京太郎「あれ? 何で明星ちゃんが俺の部屋の前にいるんだ?」

明星「あの、それは――」アセアセ

京太郎「明星ちゃんの部屋は向こうだろ?」

明星「いえっ、姫様から京太郎さまの護衛を仰せつかりましたから、京太郎さまのお傍を離れるわけにはいきません」

京太郎「もしかして、ずっと部屋の前にいたのか?」

明星「は、はい、そうですが?」

京太郎「ばかっ、何やってんだよ!?」

明星「ひぅっ、す、すいません。私、何か気に障るようなことを――」

京太郎「違うっての」

京太郎「女の子が一人で男の部屋の前にずっと立ってるなんて、何かあったらどうするんだ!?」

明星「だ、大丈夫です。私、こう見えても――」

京太郎「なに強がってるんだ。ほら、こんなに体が冷たくなってる」スッ

明星「きゃっ、あのっ、きょ、京太郎さま?」カァッ

京太郎「顔が真っ赤じゃないか。このままじゃ風邪ひいちまうな」

明星「あのっ、これは……」

京太郎「そうだ。俺のベッドで休んでくれ」

明星「えぇっ!?」

京太郎「なに驚いてるんだよ。もしも明星ちゃんが風邪なんてひいたら、俺が石戸さんたちに何を言われるか」

明星「だ、大丈夫ですから、私、大丈夫ですから///」

京太郎「こらっ、これ以上、俺を困らせないでくれよ。頼むからおとなしく休んでてくれ」

明星「うぅ、わかりました……」

京太郎「俺がここで看とくからゆっくり休んでくれよ」

明星「あの、そんなに見られると恥ずかしいです」モジモジ

京太郎「あっ、ごめん。電気消すから」

パチッ

明星「あの、京太郎さま、真っ暗ですけど大丈夫ですか?」

京太郎「ん、へーきへーき。明星ちゃんが寝たら、俺も寝るから心配しないでいいよ」

明星「……はい、わかりました」

明星「あの、京太郎さま」

京太郎「どうした?」

明星「手を握っていてもらえますか?」

京太郎「わかった。こうでいいかな?」ギュッ

明星「ふふっ、京太郎さまの手、あったかい」ギュッ

京太郎「そうかな?」

明星「原村さんがうらやましいです」

京太郎「俺なんかの手でいいなら、いくらでも握ってやるよ」ギュッ


明星(……ベッドから京太郎さまの匂いがする。さっきまで京太郎さまが寝てたんだよね)


明星「あの、京太郎さま?」

京太郎「……すーすー」

明星「ふふっ、やっぱり疲れてたんだ。そんなところで寝てると風邪ひいちゃいますよ。一緒に寝ましょう」モゾモゾ

京太郎「……おもち~」スースー

明星「ふふっ、どんな夢見てるんでしょうね」ムギュッ

京太郎「……和~これ以上は無理だって……」スースー

明星「…………」

明星「何やってるんだろう、私」

明星「京太郎さまには原村さんという素敵な彼女さんがいるのに……」ムギュッ

明星(うん、わかってる。わかってるんだ。こんなのただの幻想で痛いだけだって)

明星(でも、たとえそうだとしても――関係ない)

明星「私の命に代えても――あなたを守り抜きますね」

といったところで今日は終わります。

多分、このままだと宥エンドに行って、和が発狂するんだろうなーとか思ってますが、できれば避けたいのが本音です。

というか和を可愛く書けない>>1でごめんなさい。

あと自分でも何で明星ちゃんが好きなのかわからないです。自分でも気持ち悪いと思います。はい

それではおやすみなさい

阿知賀ポータブルほしかったけど、携帯ゲームだと目に負担がかかるので結局買えませんでした。

ちなみにワングーで予約してた友人の特典栞は美子、灼、セーラ、淡、カツ丼さんでした。

これって学校とポジションが被らないように配慮されてるんですかね。

友人は穏乃、すばら、まこ、久、ワハハ、かじゅのどれかでも掠れば良いって言ってたけど、かすりもしないという。

となりでニヤニヤしながら、ざまあって言ったらキレられました。

というわけで明日頑張って進めていきます。

別に宥とデートしたからといって即BADでは、デート安価を残した意味がないので、ほどほどにしておけば、BADは回避できるようにするつもりです。

あと荒川さんの能力が分かった方は教えてもらえると助かります。それではおやすみなさい

仮眠取ってたら、いつの間にかこんな時間になってました。

人いるかわかりませんが、再開していきます

ちょっと寝落ちしてました。すみません


男子会場


ザワザワ ザワザワ


京太郎「多分、この辺りにいると思うんだけどな……」

ハギヨシ「さすがに、これだけ人がいる中、仕掛けてくるとは思えませんが気を付けてください」

京太郎「はは、大丈夫ですよ。多分――」ドクン

グラッ

京太郎(……何だこの感じ? 気持ち悪い)

京太郎「――うっ」ガクッ

ハギヨシ「大丈夫ですか!?」

京太郎「は、はい、自分でもよくわからないんですけど、急に――」


宮永母「久しぶりね、京太郎くん」


京太郎「……おばさん」ギリッ

宮永母「貴方なら、きっと来てくれると信じてたわ。余計なのが付いてきてるのは、まあ、ご愛嬌といったところかしら?」

ハギヨシ「まさか、貴女と会うのに須賀くん一人で来させるほど、私たちは馬鹿ではありませんよ」

宮永母「クスクス、とことん信用がないのね」

京太郎「おばさん、一体なんのつもりで俺を呼んだんだ?」

宮永母「貴方と久しぶりに話がしたかった、ではダメかしら?」

京太郎「ふざけてんのか?」

宮永母「別にふざけてなんかいないわ」

宮永母「貴方と話したかったというのは私の偽りのない本心だよ?」

京太郎「本心、か。じゃあ、聞くが、俺と何を話したいって言うんだ?」

宮永母「単刀直入に言うわ。京太郎くん、私たちの仲間になる気はない?」

京太郎「――仲間になれ、だと?」

京太郎(……いきなり何言ってんだ、この人は?)

京太郎「――俺をからかってるのなら、初めからそう言ってくれよ」

宮永母「私はいつだって大真面目よ?」

京太郎「だったら、答えは一つだ。断る」

宮永母「クスクス、残念ね」

京太郎「笑いながら言われても、説得力がねえよ」

宮永母「残念に思ってるのは本当よ。本当に残念。貴方と敵になるなんてね」

京太郎「おばさん、あんたが何を企んでるのかは知らないけど、絶対に好きにはさせないからな」

宮永母「クスクス、安い挑発ね」

京太郎「違う――宣戦布告だよ」

宮永母「いいでしょう。ならば、こちらも全力でお相手させてもらうだけよ」

京太郎「あくまで退く気はないっていうんだな?」

宮永母「クスクス、当り前でしょう。今の貴方なら嬲り甲斐があるしね」

京太郎「俺はもう……あんたの玩具にされてたあのころとは違う!」

宮永母「さて、どうかしらね。貴方と彼らの対局が今から楽しみ」

京太郎「その余裕、絶対に後悔させてやるからな」

宮永母「クスクス、それじゃあね、京太郎くん。貴方と最後に話せて良かったわ」ヒラヒラ


ハギヨシ「――待ってください。ここまで来てただで帰すと思っているんですか?」ジリッ

京太郎「ハギヨシさん!?」

ハギヨシ「京太郎くん、きみは卑怯だと言うかもしれませんが、これは千載一遇のチャンスなんです」

ハギヨシ「宮永さん、ここで貴女を獲れば、こんな下らない茶番を続ける必要もなくなります。覚悟してください」

宮永母「へーぇ、貴方ごときがたった一人で私に挑むというの?」

ハギヨシ「そこまで私は傲慢ではありませんよ。周りを見ていただければわかります」

シーン

京太郎「なっ!? これは――」

京太郎(……さっきまでたくさん人がいたはずなのに、周りに誰もいなくなってる!?)

宮永母「人払いの結界ね。こんな小賢しいことをするのは――」

良子「お久しぶりですね。宮永監督」

京太郎「戒能プロ!」

良子「グッドモーニングですー、須賀くん」

ハギヨシ「大人数で待ち構えていては、目敏い貴女に感付かれてしまいますからね。永水から戒能プロを派遣してもらいました」

宮永母「なるほど、さすがに良子ちゃんと貴方相手ではきついわね」

宮永母「この分だと、おそらく、この会場の外にも何人か潜んでいるようだし、絶体絶命といったところかしら?」

良子「お分かりいただけたようですね。宮永さん、サレンダーしていただけるのなら、悪いようにはしませんけど?」

宮永母「クスクス、相変わらず優しいのね、良子ちゃん。でも一つだけ忠告」

良子「???」

宮永母「こっちの会場もまた――私の『ホーム』ということを忘れてるわよ?」

ハギヨシ「……私たちの動揺を誘おうとしても無駄ですよ」

京太郎(おばさん、二人を相手にまだ余裕を見せてる。虚勢とは思えないけど――)

ズズズズズズズ

京太郎「……なんだ、この感覚は――?」

一条「ふーん、こいつがセンセの言うとった須賀か。あんまパッとせんなー」

神指「そう? なかなか可愛い顔してるじゃなぁい。そこの執事さんもいい男だしぃ。うふっ、ワタシの指テクでいじめてあげたいわぁ」ワキワキ

絶海「…………」

東雲「やれやれ、呼び出しがかかったと思ったらこういうことか。先生、俺たちはあんたの便利な駒ではないんだがな?」


宮永母「クスクス、ごめんなさいね。でも、こうするのが一番手っ取り早かったのよ」

京太郎(――気配を感じなかった。いつの間に……)

ハギヨシ「なるほど、貴女が一人でのこのこ現れるわけがないと思っていましたが、男子の四強がそろい踏みですか」

良子「まさかここまで私たちの動きが読まれていたということですか?」

宮永母「クスクス、そこまで私も万能ではないわ。京太郎くんに彼らを紹介するつもりで呼んでいただけよ」

ハギヨシ「まいりましたね。これは迂闊に仕掛けられなくなりました」

宮永母「どう? 年齢だけなら、みんな貴方よりも上だけど、一応、京太郎くんの弟弟子に当たる子たちよ」

宮永母「なんだか感慨深いものがあるんじゃない?」

ゾクッ

京太郎(……ヤバい。見てるだけでわかる。こいつらはヤバい)

京太郎(写真や映像で見たことがあったけど、実物の存在感が圧倒的すぎる)

京太郎(特に――)チラッ

東雲「何か言いたげな顔だな? 須賀京太郎」

京太郎(去年、一昨年の個人戦と団体戦を連覇してる東雲って人。この男には照ねえ以上の威圧感がある。下手をすれば小鍛治さんに近いぞ)

宮永母「さて、どうするの? そちらが仕掛けてくるというのなら、こちらもそれなりの対応をしなければならないけど?」

良子「悔しいですが、ここは退くべきでしょうね」

ハギヨシ「完全に読み違いました。まさかここまでとは――」ギリッ

宮永母「良い判断ね。私もここで消耗戦なんてやって、手駒を減らしたくないし、争わずに済むなら、それに越したことはないわ」

ハギヨシ「京太郎くん、残念ですが戻りましょう。こちらに分が悪すぎます」

京太郎「……は、はい」

宮永母「京太郎くん、お別れする前に一ついいこと教えてあげる」

京太郎「いいこと?」

宮永母「個人戦でこの子たちと戦うまで、貴方を襲わせるような無粋な真似はしないから、安心していいわよ」ニコッ

京太郎「……そいつはどうも」

東雲「…………」ジッ

京太郎(何なんだ? あの東雲って人から感じるもの、これは一体――)

宮永母「クスクス、楽しいことになってきたわね」

一条「センセ、あの程度の奴らやったら、このままやってもうても良かったんとちゃうか?」

宮永母「確かにそうだけど、それだとつまらないでしょう? 一年に一回しかないお祭りなのよ?」

神指「つまり、先生が言いたことは、もっと楽しまなくちゃってことかしらぁ?」

宮永母「そういうことよ。で、京太郎くんを見た印象はどう?」

絶海「…………」

東雲「……面白い奴だな。こいつら以外に俺が本気でやっても壊れない玩具などいないと思っていたが、もしかしたら――」

宮永母「クスクス、貴方が楽しそうに笑う顔、初めて見たわ」

東雲「そうか……なるほど、奴との対局は楽しみではあるが――まあ、今はまだあくまで可能性にすぎない」

東雲「期待せずに待たせてもらうよ。今はまだ、な」

といったところで終わります

黒子のバスケ読んだもので、キャラクターに変な影響が出てますね。

それではおやすみなさい

今更だけど、咲にクリムゾンの魔の手が伸びなくて良かったとセガチュー読みながら思った。

でも哩さんとかが「悔しいっでも感じちゃうっ」ビビクンしてても違和感ないよねとか友人と話してました。

というわけで再開していきます

女子会場


ザワザワ


晴絵「――灼、抽選お願いね」

灼「はい、行ってくる……」

穏乃「灼さん頑張って!」

憧「ぶちかませー」

玄「ファイトだよー」

灼「ただの抽選なのに大げさ……」ボソッ

穏乃「灼さん、行っちゃいましたね。赤土さん、清澄、もう来てると思います?」

晴絵「来てると思うけど、どうする?」

憧「一応、挨拶くらいはしておきたいけど、他の高校に何かあるって勘繰られるのは面白くないよね」

玄「え? 勘繰られるって?」

憧「私の考えすぎかもしれないけど、会場内であんまり親しくしてるところを見られるのは得策じゃないってこと」

晴絵「ま、憧の心配症は今に始まったことじゃないけど、知らない仲じゃないんだし、挨拶くらいはいいんじゃない?」

宥「でも、これで一回戦で当たることになったら、ちょっときついですよね」

憧「……まあ、そこは灼さんのくじ運を信じるしかないよ」

穏乃「灼さん……お願いします」

晴絵「――っと、もうすぐ抽選会始まるよ。私たちも観客席に急ご……」


ゾクッ


玄「な、何? この感覚!?」ビククッ

晴絵「……あの制服――」ゾワッ


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


咲「…………」

穏乃(……あの白い制服は白糸台――それに、あの特徴的な角は宮永照さんと同じ……)


咲「…………」テクテク


ドクンドクン


穏乃「…………」ジッ

咲「…………」テクテク


穏乃(この圧倒的な存在感……これが白糸台の白い悪魔、百人殺しの魔王――確か名前は……)


穏乃「……咲――宮永咲さんですよね?」ボソッ


咲「…………」テクテク


咲「…………」ギロッ


ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ


穏乃(――うっ、気持ち悪っ。目が合っただけだっていうのに、脳味噌の中を得体の知れない感覚が蹂躙していくみたいだ……)フラッ


ズズズズズズズ ズズズズ ズズ ズ…………

咲「…………」スゥッ

咲「…………」テクテク


穏乃(気持ち悪いのが収まってきた……あの様子じゃ、私のことなんか眼中にないってことみたいだけど)

穏乃(今、ようやくわかった)

穏乃「あの人が咲、宮永咲、私の倒すべき相手だ!」

抽選会場


京太郎「――すみません、ただいま戻りました」

まこ「――おう、早かったのう。もうちょっとゆっくりしてきても良かったんじゃぞ」

京太郎「別にたいした用事でもありませんでしたから」

まこ「そんなことを言うわりには出かける前、かなりピリピリしとるように見えたんじゃがなぁ?」

京太郎「はは、勘繰り過ぎですって」

和「あとで何があったかちゃんと教えてくださいね」ボソッ

京太郎「ん、ああ。別に危ないことなんてなかったから安心してくれよ」ボソッ

優希「おぉっ、部長の登場だじぇ」

照「……ずいぶんと緊張してるみたい」


アナウンス『清澄高校、33番』


ザワザワ


まこ「初出場の無名校じゃっちゅうのに、会場がざわめいとるのう」


モブA「清澄って、あの宮永照のいるところだろ?」

モブB「33番ってことは姫松と永水と同ブロックってことか」


京太郎(そういえば、永水の人たちは……?)キョロキョロ

京太郎「あっ、神代さん」ペコッ

小蒔「…………」ペコッ

京太郎(くじ運とはいえ、まさか同じブロックになるなんて……面倒なことにならなければいいけど)

京太郎(……えっと、そういえば阿知賀は――反対ブロックか)ホッ

京太郎「これで最悪、潰し合いは避けられるけど」

和「こうなってしまった以上は、決勝まで阿知賀とは戦えませんね」

京太郎「不安か?」

和「いえ、彼女たちなら絶対に勝ち上がってきてくれると信じてますから」

京太郎(宥さんもいるし、ちょっと挨拶してこようかな?)

京太郎「阿知賀の人たちに会いに行こうと思うんだけど、和も一緒にどうだ?」

和「いえ、私たちは開会式の前に挨拶を済ませましたので。それに出場校同士、会場内で親しくし過ぎるのは、他校の人にあまり良く思われませんし」

京太郎「そっか。でも、このまま帰るのも悪いし、俺も挨拶くらいはした方がいいかな?」

和「そうですね。赤土さんも京太郎くんに会いたがってましたし、問題ないと思いますよ」

京太郎「ん、そうだよな。それじゃあ、行ってくるよ。すぐ戻るから!」

京太郎「――おーい!」

晴絵「ん? おっ、須賀くんじゃない。久しぶりだね!」

京太郎「お久しぶりです、赤土さん、それにみなさんもお元気なようで」

穏乃「京太郎も元気そうで何よりだよ。今さらだけど、改めて個人戦優勝おめでとう」

玄「京太郎くんなら、きっと優勝できるって思ってました」

憧「……おめでとう」

京太郎「どうも、みなさんのおかげです」カキカキ

宥「京太郎くん、そのマフラーは……?」

京太郎「へへっ、宥さんにもらったマフラー、大事に使わせてもらってます」

晴絵「で、どうしてここに?」

京太郎「今のうちに挨拶だけでもしておこうと思いまして。本戦が始まったら、こんな風に和気藹々と話すわけにもいかないでしょうし」

穏乃「清澄とは完全に反対ブロックだから、決勝まではそこまでピリピリしなくてもいいと思うけどね」

玄「決勝までの道のりは互いに険しいけど、絶対に決勝へ辿り着いてみせるのです」クワッ

京太郎「ははっ、和もすげー気合い入ってましたよ」

京太郎(っと、やっぱり白糸台のこと、阿知賀の人たちにも伝えた方がいいよな?)

京太郎「あの、赤土さん、白糸台のことなんですけど」

晴絵「ん? 白糸台がどうかしたのかい?」

京太郎「俺も上手くは言えないけど、気を付けてください。あそこの監督は……ヤバいです」

晴絵「宮永監督のこと? 私もあの人のことについてはあまり良い噂は聞かないけど、わかった。気を付けるよ」

京太郎「あのっ、それと宥さん、ちょっと二人で話したいことがあるんですけど、時間あります?」

宥「あの、赤土さん……いいですか?」

晴絵「ん、大丈夫大丈夫。灼が戻ってくるまで少し時間がかかるだろうし、問題ないよ」

京太郎「では、宥さんを少しお借りしますね」


穏乃「二人で話したいことって何だろうね?」

憧「…………」ムスッ

穏乃「ねえ、憧、ムスッとしてどうしたの?」キョトン

憧「別に……」

玄「憧ちゃん、京太郎くんが来てから、なんだか変だよ?」

憧「須賀くんってさ、和と付き合ってるんだよね?」

玄「えっ!? う、うん、そうみたいだけど」

憧「だったらさ、彼女ほったらかして、宥ねえと二人っきりで話なんて、どうなんだろうね?」フッ

穏乃「憧……?」

憧「私、須賀くんのことあんまり信用できないな……」

玄「憧ちゃん?」

憧「私の思い過ごしだと良いんだけど……」

憧には色々とひどいことをやったので、好感度が低くなっています(能力捨てたりしたので)


京太郎「――すみません、宥さん。忙しいところを無理言っちゃって」ペコペコ

宥「ううん、全然平気だよ。それで、話っていうのは?」

京太郎「デートの日取りについてなんですけど……」

宥「あ、うん……」

京太郎「いつにしましょうか?」


選択安価です 下2

1 明日(3日目)はどうでしょう?

2 いっそのこと今から行きませんか?

3 もうちょっとお互いに落ち着いてからの方が良いですよね?


※備考 今後の日程

2日目  抽選会   ←現在ココ
3日目  フリー(宥とデート可能)
4日目  フリー
5日目  女子団体一回戦
6日目  フリー(宥とデート可能)
7日目  フリー
8日目  女子団体二回戦
9日目  フリー
10日目 女子団体準決勝
11日目 女子団体決勝
12日目 フリー(宥とデート可能)
13日目 個人戦一日目
14日目 個人戦二日目
15日目 個人戦最終日

2を選んでたらアコチャーのシャープシュートで京太郎が晒し上げになってました


安価→1 明日(3日目)はどうでしょう?


京太郎(さすがに今からだと、何も準備できてないし、まずいよな)

京太郎「あの、明日はお互い試合がありませんし、どうですか?」

宥「う、うん。大丈夫だと思うけど……」

京太郎「ありがとうございます。じゃあ、くわしいことは宿舎に戻ってからまた連絡します。あ、あと、阿知賀の人にはバレないようにしましょうね」

宥「わ、わかった。でも、大丈夫かな?」

京太郎「大丈夫ですよ。デートって言っても、別にやましいことをするわけでもないし。東京見物をするくらいの軽い気持ちで行きましょう」

宥「そ、そうだよね」

京太郎「っていうか、これくらいの恩返しくらいさせてくださいよ」

宥「別に私、京太郎くんに感謝されるようなことやった覚えないよ?」

京太郎「宥さんは覚えてなくても、色々と助けてもらってるんですよ」

宥「えっ、そ、そうかな///」

京太郎「そうですよ。それじゃ、そろそろ戻りましょうか」

宥「う、うん」

色々と根回しを始める京太郎。ギアスとかあったら話は早いんですけどね


京太郎「――すみません、ちょっと色々と話してたら遅くなっちゃいました」

晴絵「別に構わないけど、なに話してたんだい?」

京太郎「あー、明日ってうちも阿知賀も試合の予定がないですよね?」

晴絵「ん、そういえばそうだね」

京太郎「ちょうどいいんで、和も阿知賀の人たちと話したがってるみたいだし、一緒に遊べたりしたら、どうかなーって」

晴絵「ふーん、なるほど……だそうだけど、どうする?」

穏乃「良いんじゃないですか。合宿以来、和たちとはあんまり喋れてなかったし」

玄「清澄の人たちはどうなんですか?」

京太郎「俺の急な思い付きなんで、まだ話してないけど、多分OKしてくれると思います」

穏乃「じゃあ、京太郎、よろしく頼むよ」

京太郎「おうっ、任せとけって」

晴絵「まあ、あんまりはしゃぎすぎて明後日の試合に支障が出ないようにね」

玄「そのあたりはおまかせあれなのです!」

京太郎(へへっ、上手くいったぜ。これで上手く誘導すれば、和は穏乃たちと行動するだろうから、無問題だ)ニヤリ

憧「…………」チラッ

京太郎「ん? どうしたんだよ、新子さん」

憧「いや、別に何でもない……」

京太郎「新子さんも来るよな?」

憧「うん、行くけど」

京太郎「和も楽しみにしてると思うぜ」

憧「だといいんだけどね」

京太郎「????」

憧「別に深い意味はないから気にしないで」

ばれなきゃ浮気じゃないって、浮気がばれて離婚した先輩が言ってましたけど……


8月2週 インターハイ2日目(開会式) 昼


東京 宿泊所


京太郎「――というわけで、明日はお互いフリーですし、阿知賀の人たちと遊ぶのはどうでしょうか?」

久「なるほど、面白そうね」

和「京太郎くん、わざわざありがとうございます」

京太郎「いやいや、これくらい大したことないって。こういう機会でもないとなかなか会えないだろ?」

まこ「お前さんにしては気が利いとるのぅ。で、どうするんじゃ?」

久「大会前から気を張ってても仕方ないし、ハメを外さない程度にゆっくりしましょうか」

優希「さすがは部長! わかってるじぇ!」

久「ってことで、開会式も終わったし、今日も午後からは自由行動ってことで」

和「京太郎くん、これからどうしましょうか?」

京太郎「んー、どうしたもんかな?」


選択安価です 下2

1 よし、デートしようぜ(和と二人で行動)

2 麻雀の特訓したいなー(ネトマです)

3 そういえば、お城みたいな建物があったんだけど、行ってみないか?

安価→2

ちょっと飯買ってきます。全然進んでないけど一旦休憩させてください

性妻とか言っておきながら、付き合う前の方がデートしてた回数が多いとか、借金スレのモモを思い出しますね(ゲス顔)

ただいま帰宅。

雨がひどいですね。危うく自分の車が駐車場で水没するところでした。皆さんも水の事故には気を付けてください。

それでは再開していきます

安価→2 麻雀の特訓したいなー(ネトマです)


京太郎(午後から自由行動って言ってもな。おばさんのこともあるし、あんまり外を出歩きたくはないんだけど)ウーム

和「……あの、京太郎くん、最近あんまり二人で出かけてませんし、その、久しぶりにデー――」

京太郎「あっ、そうだ。久しぶりにネトマしようぜ!」

和「――デ、デ、デー……」

京太郎「どうしたんだ、和?」

和「いえ……そうですね。浮かれている場合ではありませんでした」

京太郎「明日は阿知賀の人たちと遊ぶし、今日くらいは頑張らないとバチが当たりそうだしな」

和「……当然です! 今日はみっちりやりますから、覚悟してくださいね!」ゴゴゴゴゴゴ

京太郎「あの、和さん、何で怒ってるんですか?」ビクッ

和「ふふっ、私のどこが怒ってるっていうんですか?」ニコォッ

京太郎(ひっ、ぜ、絶対怒ってるよ。俺、何か怒らせるようなこと言ったかな?)

和「宿舎内にパソコンルームがあったはずなので、聞いてきますね」タッ

京太郎「ああ、よろしく……」

京太郎(今日はできるだけ、和を怒らせないように頑張ろう)


和「…………」テクテク

和(せっかく二人っきりになれると思ったのに)テクテク

和「もうっ、京太郎くんのばかっ」クスン

パソコン室


京太郎「おっ、結構良い設備っぽいな」キョロキョロ

和「私たち以外にも利用している方たちがいますし、あまりお邪魔にならないようにしましょうね」

京太郎「そうだな。じゃ、あっちの隅の席に座るか」

和「ふふっ、京太郎くんとネトマするのは久しぶりですけど、負けませんよ」

京太郎「言ったな、のどっち。裸王さまの全力を見せてやるぜ」


ネトマについて

『攻』『防』『速』『運』の合計値+コンマで順位を決定します。

また、京太郎の指定コンマが77だったときは無条件で一位です。

順位によって、ステータスへのボーナスが変わっていきます。

一位ボーナス 好きなステータス+2 

二位ボーナス 好きなステータス+1 

三位ボーナス 好きなステータス+1(ボーナス選択時のコンマが50以上) 

四位ボーナス なし

コンマ77ボーナス 一位ボーナスに加えてさらに好きなステータス+1 


それでは対局相手を決めます(和は確定です)

対局相手1 好きなキャラクター名を書いてください 下2

対局相手2 好きなキャラクター名を書いてください 下3

のどっちは最終形態なので、強いです


判定結果

対局相手1→佐々野いちご 284

対局相手2→船久保浩子  281


対局開始


京太郎「久しぶりのネトマ。隣りに和がいるから下手な打ち方はできないぞ」

京太郎(えーっと、のどっちの他のメンツはちゃちゃのん、フナQさんか)

京太郎(なかなか手ごわそうな相手だけど、俺の本気を見せてやるぜ!)


コンマで順位判定です。

裸王     304+下1

のどっち   352+下2

ちゃちゃのん 280+下3

フナQ    283+下4

……弱い(確信)


判定結果


裸王     304+25→329

のどっち   352+02→354

ちゃちゃのん 280+40→320

フナQ    283+93→376


京太郎は三位でした。

三位ボーナス 好きなステータスに+1(安価先のコンマが50以上で)


どのステータスを上げますか? 下2

安価→運 コンマ 76 成功

京太郎
『攻』(79/80)
『防』(71/80)
『速』(79/80)
『運』(76/80)+1
『キャパシティ』(140/160)
【照魔鏡Lv2】
【河の記憶Lv2】
【正攻法】
【コンマ神の加護】
【Reversal King】
【Whirl Wind】
※【プロミネンスACT3】(【連続和了】+【ホットロード】+【草薙】)
※【神速の神域】(【デジタル打ち】+【鳴きの速攻】)

対局終了後


京太郎「ぐほぉっ、まさか三位になるなんて……」

和「ふぅ、なんとか二位で踏みとどまれました」

京太郎「……和は流石だな。あんまりツモが良くなかったみたいだけど、きっちり降りるところは降りて、少ないチャンスをモノにしてたし」

和「フナQさんには良いようにやられてしまいましたけどね」

京太郎「ま、そんなこともあるだろ」

京太郎(やっぱり、ネトマだとオカルトが制限されるから、いつもと勝手が違うんだよなぁ)


選択安価です 下2

1 このまま和と話す

2 ちゃちゃのんとチャットする

3 フナQとチャットする

安価→1 このまま和と話す


京太郎「これから二週間、この合宿所での生活が続くけど、パソコンもあるし、あんまり退屈せずに済みそうだな」

和「京太郎くんは個人戦まで試合がないから、そうかもしれませんけど、私たちは団体戦があるので退屈を感じる暇なんてありませんよ」

京太郎「ごめん、ちょっと言い方が悪かったよ。でも俺だって清澄麻雀部の一員だから、団体戦の時は緊張するし、みんなの応援だって一生懸命させてもらうぞ」

京太郎「あと、雑用も進んでやらせてもらいますし」

和「ふふっ、冗談ですよ。ちょっと意地悪してみたくなっただけです」クスッ

京太郎「おっ、和、ようやく笑ってくれたな。さっき、怒ってたみたいだから、俺、なにかしたかと思ってビクビクしてたんだ」

和「あっ……すみません。別に京太郎くんは悪くないんです。私が勝手に怒ってただけですから」

京太郎「さっき、何か言おうとしてたけど、やっぱりそれが原因?」

和「えっと……こっちに来てから、あまり京太郎くんと話せてなかったので」

京太郎「今、話せてるだろ?」

和「いえ、その、それはそうなんですけど……」アセアセ

京太郎(うーん、和がどうしたいのか、よくわからん。どうしたもんかな?)


選択安価です 下2

1 和と近くの公園を散歩する

2 和と買い物に行く

3 和を自分の部屋に連れて行く

安価→2 和と買い物に行く


京太郎(……もうすぐ日が暮れそうだし、さすがに遠出は難しいけど、ちょっと近くに買い物に行くくらいはできそうだな)

京太郎「和、今からちょっと外に出ようぜ」

和「もうこんな時間ですけど、どうしたんですか?」

京太郎「これからこの合宿所で生活するわけだし、ちょっと買い出しに行こうかなって」

和「そうですね。日程に余裕のあるうちに買い置きしておいた方がいいですもんね」

京太郎「そうと決まったら、部長に何がいるか聞いてみるよ」

ピッピッピ

久『もしもし、須賀くん、何かあったの?』

京太郎「今から和と買い出しに出ようと思うんですけど、何か入用なやつってあります?」

久『あら、雑用精神に目覚めたのかしら?』

京太郎「ははっ、まあ、そんなところです」

久『じゃあ、とりあえず三日後の試合に備えて、ペットボトルを何本かと――』


久『まあ、大体こんなところかしら』

京太郎「結構、必要なものって多いんですね」

久『ああ、あと和にちょっと代わってくれる?』

京太郎「まだ何かあるんですか?」

久『女の子には色々あるのよ』

京太郎「色々?」

久『鈍いわねー。そんなに私の口から生理用品の名前を聞きたいの?』

京太郎「す、すいません。今すぐ代わりますっ」

久『ふふっ、素直でよろしい』

京太郎「和、部長が代わってほしいってさ」スッ

和「あ、はい。もしもし、代わりました――えっ、あっ、はいっ///」

京太郎(和、顔が赤くなってる。部長に何言われてるんだ?)

和「そ、そんなっ、違いますよっ///」テレテレ

京太郎(今度は照れてる……)

和「なっ!? どうして、それを――って、もしかして、引っ掛けたんですか!? ひどい、ひどいですっ」ジタバタ

京太郎(今度は悶絶し始めた。一体、部長に何を言われてるんだ? 気になる、気になるぞ)

和「うぅ――その、違うんです。神社の裏で――いえ、私が誘ったというわけではなくて――た、確かに拒みきれなかった私も悪いとは思いますが――」

京太郎(一体、何の話をしてるんだ?)

和「……はい。ここで話すようなことではありませんから、その、次の機会に、それでは失礼します」ウルウル

京太郎「和、部長となに話してたんだ?」

和「……そ、そんなこと言えません! 京太郎くん、早く行きましょう!」ギュッ

京太郎「お、おいっ、和! 引っ張らないでくれよ」

和「もうっ、全部京太郎くんのせいなんですからねっ///」

京太郎「おいおい、俺が何したっていうんだよ~」

ドラッグストア


京太郎「ふぅ、もう夕方だってのに外は暑いな~」パタパタ

和「そうですね。やっぱり東京は長野と比べて暑い気がします」

京太郎「って、愚痴ってても仕方ねえ。とりあえず、部長に言われた物をそろえて行くか」

和「えっとペットボトルを何本かに、リンゴ酢も頼まれてましたよね。というか、リンゴ酢って何なんでしょうね?」

京太郎「リンゴ酢、部長のマイブームらしい」

和「やっぱり大会中の健康に気遣ってでしょうか?」

京太郎「いや、ただ単純に美味いんだとさ」

和「わりとシンプルな理由ですね」

京太郎「まあ、部長らしいっちゃ部長らしいけど――」ドンッ

???「きゃっ」

京太郎「あっ、すみません」


自由安価です。京太郎がぶつかったキャラクターは?(キャラクター名か学校名でお願いします。学校名の場合、きゃっと言いそうなキャラクターを>>1の判断でチョイスします) 下2

安価→新道寺


煌「――いえいえ、こちらこそよそ見をしていてすみません」ペコッ

京太郎「大丈夫ですか?」スッ

煌「これはこれはご親切にどうも」ニコッ

京太郎(すごい髪型の人だな。まるでクワガタみたいだ)

煌「…………」ジッ

京太郎(俺をガン見してる? もしかして、クワガタみたいなんて心の中でつぶやいたのがばれたのか!?)

和「――花田先輩?」

煌「もしかして、和ですか?」

和「お久しぶりです」ペコッ

煌「すばらですっ。こんなところで再会するなんて、なんというすばらっ」キラリンッ

京太郎「……すばら?」

和「あっ、こちらの方は中学校の時にお世話になった――」

煌「花田煌です。和、こちらの方は?」

和「同じ部活の須賀京太郎くんです」

煌「清澄高校の方でしたか。後輩がお世話になっています」スッ

京太郎「あっ、はい。どうも」

京太郎(悪い人ではないんだろうけど、テンション高いなー)

煌「貴女たちの活躍は見ていましたよ。まさか、あの龍門渕高校を破って全国に出場してしまうとは、とてもすばらな試合でした」

和「ふふっ、そういう花田先輩こそ福岡の高校で先鋒を務めてらっしゃるじゃないですか」

煌「おや、バレていましたか」

和「実はゆーきと応援してたんです」

煌「なるほど。何にせよ、こうして再会できて何より。ところで、二人はどうしてドラッグストアに?」

和「試合に備えて買い出しに来てたんですが、花田先輩はどうしてここに?」

煌「実は私も――」

姫子「花田、なーに油売っとんね? もうすぐ門限ぞ」ヒョコッ

煌「あっ、姫子。ちょうど中学の時の後輩と再会して話してたの」

姫子「中学っちゅうと長野んときの?」

煌「そうそう。あっ、この子は同じ学校の鶴田姫子っていって――」

姫子「あんたはインターミドルチャンプの原村和やね?」

和「は、はい。初めまして」ペコリ

煌「で、こちらがそのチームメイトで」

京太郎「須賀京太郎です」ペコ

姫子「お、男!?」ビクッ

京太郎「は……?」

姫子「は、花田、お前ん後輩、男ば連れて歩いとっぞ」ガタガタ

煌「同じ部活なんだから、それくらい普通でしょ?」キョトン

姫子「ふ、不潔ばいっ。未成年の男女がこげん遅くに二人っきり……やっばい長野は怖かとこばい」

京太郎「あ、あの……」

姫子「花田、うちはもう帰るけんなっ」ダッ

京太郎「行っちゃったよ」

煌「すみません。なんというか悪い子じゃないんですけど、ちょっと男性が苦手みたいで」

京太郎「はは、まあ、それなら仕方ないですよ」

煌「それでは私もそろそろ失礼しますね」

和「花田先輩、頑張ってくださいね」

煌「何の因果か、貴女たちとは逆のブロックになってしまいましたが、私は私なりに精一杯やるつもりです。和、貴女も気負わずに打ってください」

和「はいっ」ペコッ

帰り道


京太郎「――ふぅ、思ったより荷物が嵩張ったなー」ドッサリ

和「やっぱり私ももう少し持ちましょうか?」

京太郎「いやいや、これくらいへーきへーき。こんなに重たい物、和に持たせられないよ」

和「でも、両手がふさがってて、やっぱり危ないですよ」

京太郎「そのあたりは和が上手く誘導してくれるんだろ?」

和「どうあっても私に持たせる気はないということですか?」

京太郎「まあ、男の意地ってやつだな」

和「ふぅ、京太郎くんってそういうところ頑固ですよね」

京太郎「これくらい格好つけさせてくれよ」

和「わかりました。もう何も言いません」

和「でも、両手が塞がってるということは私に何をされても抵抗できないということですよね?」クスッ

京太郎「あの、和さん、そういう怖い発言は――」

和「ちょっとこっちを向いてもらえますか? それで顔をもう少し下に向けて、そう、そのまま――」

チュッ

京太郎「えっ?」

和「ふふっ、昨日はできませんでしたからね///」

京太郎「あの、今の突然すぎて感触がわからなかったから、もう一回」

和「だ~めですっ」クスクス

京太郎「いや、でもさあ、不意打ちってひどいぞ」

和「それでは京太郎くん、宿泊所まで競争しましょうか?」

京太郎「おいおい、競争って、俺、両手に荷物が――」

和「よーい、どんっ」ダッ

京太郎「って、おーい、和、待ってくれよー」

和「ふふっ、こっちですよー」

京太郎(和、楽しそうだな。ああっ、もうこうなったら自棄だ)

京太郎「俺が勝ったら、キスだけじゃ済まさないからな!」ダッ

8月2週 インターハイ2日目(開会式) 夜


京太郎自室


京太郎「――ふははは、競争に勝って和に嫌というほどキスしてやったぜ」

京太郎「…………」

京太郎「」

京太郎「……でも、それを部長に目撃されたのは誤算だったな」

京太郎(うぅ、明日から部長にあれをネタにされるのか。うぅ、胃がキリキリしてきたぞ)

京太郎「って、悩んでても仕方ない。こんな時間だけど、どうしようかな?」


選択安価です 下2

1 和と話そう

2 風呂に行くか

3 メールする(清澄、鶴賀、美穂子、健夜、理沙、宥、はやり、一、ハギヨシ、良子、永水の中から選んでください)

4 ネトマ(対戦したいキャラクターの名前を書いてください)

5 このまま寝る(おもち祭りやります)

安価→2 風呂に行くか


京太郎「もう良い時間だし、風呂に入るか。どうせなら、ハギヨシさんも誘って行こう」

コンコン

京太郎「ハギヨシさん、一緒に風呂に行きませんか?」

ガチャッ

ハギヨシ「おや、須賀くんから誘ってくれるとは嬉しいですね」

京太郎「なに言ってるんですか。俺とハギヨシさんの仲じゃないですか」

ハギヨシ「わかりました。すぐに支度します」


風呂


――かぽーん


ハギヨシ「思ったよりも空いていて良かったですね」

京太郎「そうですね。色々とこれからの事についても話したかったところですし、ちょうど良かったです」

ハギヨシ「これからの事ですか……」

京太郎「おばさんは俺のことを襲わせたりしないって言ってましたけど、実際どうだと思います?」

ハギヨシ「あの人は性格は最悪ですが、少なくともそんな嘘を吐く人間ではないので信用できるとは思います。ただ――」

京太郎「何かあるんですか?」

ハギヨシ「あの人が須賀くんを危険視してるのは紛れもない事実。あの人にその気がなくても、理事会が勝手に動かないとも限りませんから、注意しておく必要はあるでしょう」

京太郎「やっぱりそうですか……」

ハギヨシ「それと、松実宥さんに関してですが」

京太郎「はい……」

ハギヨシ「須賀くんが彼女に対して、恩義を感じているのは重々承知していますが、あまり入れ込み過ぎないようにしてください」

京太郎「別に、俺はそんなつもりじゃ――」

ハギヨシ「人の恋愛観に口を出すつもりはありませんが、きみにそのつもりはなくても、彼女がそのつもりになってしまう可能性は十分にありますから」

ハギヨシ「というより、もうなっているかもしれませんがね」

京太郎「ハギヨシさん……」

ハギヨシ「きみの友人として言わせてもらいますが、もう少し自分の行動に責任を持った方がいいですよ」

京太郎(……こんな厳しい顔のハギヨシさん、初めて見た)

京太郎(……責任か)

8月2週 インターハイ3日目(フリー) 朝


ピピピ――

京太郎「……うーん、昨日は色々と考えてたせいか、あんまり寝つきが良くなかったんだよな」ノビー

京太郎「ハギヨシさんのあんな厳しい顔、初めて見たし」

京太郎「今日、俺は宥さんとデートする。ハギヨシさんには付いてこないでくれって頼んだ」

京太郎「和に対する不義理って言われるかもしれないけど、これが俺なりの宥さんに対する感謝の形だ」

京太郎(多分、どんなに綺麗な言葉で着飾ろうと、これもまた自己満足に過ぎないんだろうけど、俺は俺なりに納得したいんだ)


食堂


京太郎「おはようございます」

久「なんだか、ひどい顔ね。もしかして寝不足?」

京太郎「昨日、ちょっと寝付きが悪くて」

和「大丈夫ですか?」

京太郎「へーきへーき。安心して和は穏乃たちと出かけてくれよ」

和「……えっ? あの、京太郎くんはどうするんですか?」

京太郎「ちょっと用事があるから、悪いけど別行動を取らせてもらうよ」

和「あの、危ないことは――」

京太郎「しないしない。しないって。和は心配性だなー。大丈夫だよ」

和「わかりました。でも無茶だけはしないでくださいね」

京太郎「ああ。わかってる。今日は楽しんできてくれ」


京太郎「――さて、和も出かけたみたいだし、そろそろ俺も行くか」

ハギヨシ「今日は須賀くんの希望どおり、きみの護衛から外れますが、念のため、人通りの少ないところに行かないように気を付けてください」

京太郎「はい。それと日が暮れる前に帰ってくる、ですよね?」

ハギヨシ「わかっているのなら結構です。それでは、楽しんできてください」

京太郎「行ってきます」


駅前


京太郎(えっと、宥さんは――)キョロキョロ

京太郎「おっ、宥さん、おはようございます」

宥「おはよう、京太郎くん」ニコッ

京太郎「宥さん、あったかそうな格好してたから、この人混みの中でもすぐに分かりましたよ」

宥「うぅ、さっきからチラチラ見られて、恥ずかしかったんだよ~」

京太郎「確かにこの暑い中、そんな厚着してたら人目を引きますよね」

宥「そういう京太郎くんだって、長袖にマフラーだよ?」

京太郎「ははっ、俺たち似た者同士ですね」

宥「ふふっ、そうかな~?」

京太郎「それじゃ、行きましょうか。今日は俺が責任を持ってエスコートしますよ」

宥「お願いしますね、京太郎くん」

といったところで今日は終わります。

京太郎が完全に頭のおかしな人になってる気がしますが、気のせいです。

それと宥が京太郎を待ってるとき、DQNに「なんでコイツ冬でもないのにマフラーしてんの」「剥いて確かめようぜー」とかやられてそう。東京って怖い。

あと関係ないけど、阿知賀編読んでてなんか違和感あると思ったら照の髪がどんどん短くなってました。阿知賀ポータブルのかじゅの胸も大きくなってました。

それではおやすみなさい

全然更新できなくてすみません。

今週末くらいには仕事もひと段落つくと思いますので、頑張っていこうと思います。

それではおやすみなさい。

お久しぶりです。

前のパソコンの調子が悪くなったので買い換えたんですが、ウィンドウズ8の操作にまだ慣れません。

二週間ぶりなので、進行とかいろいろと不備が目立つかもしれませんが、再開していきます。

まだパソコンの操作に慣れてないのと単語の登録が終わってないんで、ちょっと投下に時間がかかります。


京太郎(……さて、宥さんをエスコートするって意気込んだはいいけど、流石は東京だ)

京太郎「いやー、それにしても東京って人が多いですね」

宥「う、うん、お祭りでもないのにこんなに人がいっぱいいるなんてびっくりだよ」

京太郎「確かにそうですね。こんなに人がいるなんて、予想外――」ギュッ

京太郎「――って、あの、宥さん?」

宥「えっと、あの、手を握っててもいいかな? 離れ離れないように///」

京太郎「あ、は、はい。全然OKっすよ。ははっ、こうしてると本当にデートしてるみたいですね」

宥「デートしてるみたい、じゃなくて、デートだよ」ニコッ

京太郎「あっ、すみません」

宥「ふふっ、謝らなくてもいいよ。ほら、行こっ」ギュッ

京太郎(なんだか、宥さん、いつもと比べて積極的な気がする……)

京太郎(いや、俺の気のせいだよな)


選択安価です。宥とどこに行きますか? 下2

1 温水プール

2 土鍋屋

3 その他(自由安価です)

なんで、プールじゃなくて土鍋屋なんて色気のない展開に……


安価→土鍋屋


京太郎「あの、もうすぐお昼ですけど、出かけるのはどこかで食べてからにしませんか?」

宥「京太郎くん、お腹空いてるの?」

京太郎「えっと、恥ずかしながら。も、もちろん、宥さんがお腹が空いてないってことなら、無理にとは言いませんから」チラッ

宥「ふふっ、そんな気を使っちゃ駄目だよ。京太郎くんの行きたいお店があるんでしょ?」

京太郎「あっ、バレてましたか? 宥さんには敵いませんね」

宥「私もちょうどお腹が空いてきたところだったし、行ってみようよ」

京太郎「ふっふっふっ、ならば、この須賀京太郎、全力でエスコートさせていただきますよ」


土鍋屋前


京太郎「どうですか、宥さん、体が芯から温まる土鍋屋さんですよ」ニヤリ

宥「……これが東京の土鍋屋さんなんだね」ゴクリ

京太郎「宥さんとのデートの時のために調べておいたんですが、鍋、大丈夫ですよね?」

宥「うん、大丈夫っていうか、むしろ大好物かも」ジュルリ

京太郎(宥さんの目が輝いてる。本当に鍋が好きなんだな)

宥「ね、京太郎くん、早く入ろう?」

京太郎「は、はい、入りましょうか」


店員「いらっしゃいませー」

京太郎「あの、予約していた須賀ですけど」

店員「お待ちしておりました。すぐにご案内しますので……」

宥「あの、京太郎くん、予約って?」

京太郎「あ……えっと、その――」

宥「ふふっ、私を喜ばせてくれようとしたんでしょ? 怒ったりしないよ」

京太郎「あ、すみません」

宥「謝っちゃだめだよ。ほら、早く席に座ろう」

京太郎(うぅ、先走った俺が悪いのに、宥さん、いい人だなー)

BAD行きへの安価ありです


京太郎「宥さん、土鍋のコースを選べるんですけど、何かご希望はありますか?」

宥「私はあったかくなれれば、それでいいかなぁ」

京太郎「あったかく、ですか……」

京太郎(うーん、宥さんが満足できるような鍋ってどれだろう?)


選択安価です 下2

1 ここはがっつり食べたいちゃんこ鍋

2 暑さに辛さがちょうどいいキムチ鍋

3 夜のために精力をつけようスッポン鍋

安価→キムチ鍋


京太郎「宥さん、辛いものは大丈夫ですか?」

宥「辛すぎるのは苦手だけど、少しくらい辛いのは好きだよ」

京太郎「じゃあ、このキムチ鍋コースってのが、あったかくなれそうですけど、どうします?」

宥「あったかく……うん、じゃあ、それでお願い」

京太郎「店員さーん、キムチ鍋コース二人前お願いしまーす」

宥「ふふっ、京太郎くんと二人きりで食事だなんて、なんだか変な感じだね」

京太郎「そういえば、そうですね。メールではちょくちょくやり取りしてましたけど、こうして二人っきりになるのは初めてですし」

宥「……ねえ、京太郎くんは私と一緒にいて楽しいのかな?」

京太郎「――急にどうしたんですか?」

宥「あっ、ご、ごめんなさい。何でもないのっ。私ったら、なに言ってるんだろ。何でもないから気にしないでね」アセアセ

京太郎「……楽しいですよ。俺、宥さんと一緒にいるの楽しいですから」

宥「ふぇっ!?」

京太郎「あっ、いえ、深い意味はないんです。宥さんには俺がこんな体質になったときに色々と相談に乗ってもらったし」

京太郎「それに同じ体質だからか、こっちが勝手に親近感をもってるってだけなんですけど……って、はは、男にこんなこと言われても気持ち悪いだけですよね。すみません」

宥「……別に嫌じゃないよ」

京太郎「あの、宥さん?」

宥「だって、私、京太郎くんのこと――」

買い換えたパソコン、サムゲタンって打ったら参鶏湯って変換されるんですけど、ホイコーローは回鍋肉って変換されなくて、なんか嫌だわ。チンジャオロースも変換されない


店員「お待たせしましたー。キムチ鍋コースでございまーす」


京太郎「…………」

宥「…………」

店員「あのー、ご注文の品をお持ちしました……」

京太郎「あ、ああっ、ありがとうございます」

店員「えっと、お邪魔でしたでしょうか?」

宥「うっ、そんなことありませんから」

店員「それでは失礼します」スタコラサッサ

宥「京太郎くん……食べよう」

京太郎「えっと、そうですね。食べましょう」


モグモグ


京太郎「……辛いですね」

宥「でも、美味しいよ。体の奥からあったまってくる感じがする」

京太郎「あの……宥さん、さっき、言いかけたのって――」

宥「ふふっ、京太郎くん、あーん」スッ

京太郎「えっ、宥さん?」

宥「あーん」スッスッ

京太郎(うっ、これは食べるしかないよな)

京太郎「あーん」モグッ

宥「ふふっ、美味しい?」

京太郎「美味しいですけど、あの、さっきの続き――」

宥「あーん」スッ

京太郎「あーん」モグモグ

宥「京太郎くんって美味しそうに食べるよね」ニコニコ

京太郎「えっと、宥さん、さっきの――」

宥「あーん」スッ

京太郎(駄目だ、宥さんの攻勢が止まらない。今は諦めよう)

京太郎「あーん」モグモグ

宥「美味しい?」

京太郎「おいしーですー」

8月2週 インターハイ3日目(フリー) 昼


京太郎「――ふぅ、食った食った。こんな暑い日に昼から土鍋っていうのも乙なもんですね」

宥「私たち以外にお客さんがいなくて寂しかったけど、美味しかったよね。あんなに美味しいのに何でお客さんがいないんだろ?」

京太郎(今日って今年一番の猛暑日らしいし、こんな暑い中、鍋の熱気であんなムシムシした店で食事する人なんていないと思うんだけど)

京太郎(まあ、俺や宥さんみたいな体質の人には最高の環境だったけどさ)

宥「京太郎くん、次はどこに行くのかな?」

京太郎「えーっと……」


自由安価です(あったかそうなところでお願いします) 下2

安価→スタジアム


ちょっと飯買ってきます。スタジアムって東京だと味の素スタジアムでいいんですよね?

スタジアムで行われているのは何のイベントでしょうか? 一応安価とっておきます 下2

1 サッカーの試合

2 はやりのコンサート

3 その他(自由安価です)

なんか色々あって遅くなりましたが、再開していきます。タコス誕生日おめ


安価→はやりのコンサート


京太郎「実は瑞原プロのコンサートチケットを持ってるんですけど、宥さん、瑞原プロに興味あります?」

宥「私、そういうの疎くてあんまりよくわかんないんだけど、京太郎くんが瑞原プロのファンだったなんて、なんだか意外だね」

京太郎「いや、ファンというか……」

京太郎(この前会ったときに瑞原さんから、チケットをもらったなんて言えないよなー)

京太郎「実は麻雀を始めるときに、テレビで瑞原プロの『ひとりでツモれるもん』を見てから、はまっちゃいまして」

宥「ふふっ、私も小学生のころ『ひとツモ』見てたなー」

京太郎「おおっ、こんなところに『ひとツモ』仲間がいるなんて!」

宥「あの番組って、まだやってたんだね」

京太郎「瑞原プロは結婚するまで続けるつもりみたいですよ。いつか、あの番組を見た子供たちの中からプロになる人間も出るかもしれませんね」

宥「ふふっ、楽しみだね」

京太郎「って、いけね。そろそろ時間ですから、急ぎましょうか」

宥「う、うんっ」


コンサート会場


宥「うわぁ、良い席だね。手を伸ばしたら瑞原プロと握手できるかも」

京太郎(まさか瑞原さんがくれたチケットが最前列の席だったなんて。もしも、宥さんと一緒にいるところを見られたら、瑞原さんに何を言われるか……)

京太郎「できるだけ目立たないように気を付けましょうね」

宥「……? 京太郎くん、どうしたの?」

京太郎「いえ、宥さん、明日は試合がありますし、ここではしゃぎすぎて明日に疲れが残ったりしたら、連れまわした俺が阿知賀の人たちに申し訳ないんで」

宥「ふふっ、そんなに気を遣わなくても大丈夫だよ」

京太郎「……だといいんですけど――」

瑞原はやり(28)のコンサートということで有珠山のメンバー登場です


爽「おおっ、ここからなら、はやりんをよく観察できるぞ。奮発して最前列を取った甲斐があったなー、ユキ」

由暉子「……まさか、ミーティングよりも大事な用というのはこれのことなんでしょうか?」

爽「当り前だろう。せっかく、東京まで来て、はやりんを生で観察できるチャンスなんだ。これを逃す手はないだろうに」

由暉子「帰っていいですか?」ガシッ

揺杏「駄目だよ、ユキ。あんたは私たちの手によってナンバーワンアイドルになるんだから」ニヤリ

成香「ちかちゃん、ちかちゃん、楽しみだね」ワクワク

誓子「ふふっ、そうね」ニコッ


京太郎(なんだか賑やかな人たちが隣の席に来ちゃったなー)

宥「あの人たちも高校生かな?」

京太郎「多分、そうだと思いますけど。五人で来るなんて、かなりのファンなんでしょうね」


爽「ユキ、そんなつれないこと言うなよ。お前は未来のアイドルになるつもりはないのか?」

由暉子「ありません。早く帰って、一回戦の相手に関するシミュレーションを再開しましょう。私たちはこんなところで油を売っている暇はないはずです」

爽「ユア~ン、ユキが冷たいぞー」

揺杏「ねえ、ユキ、確かにユキの言っていることも一理あるけど、インターハイでの勝利以上に大切なこともあるんじゃないかな?」

由暉子「勝利よりも大切なこと? それは何なのでしょうか?」

爽「もちろん、ユキのアイドルデビューに決まってるだろう!」ドヤッ

由暉子「先輩には聞いてません。岩舘先輩、教えてもらえますか?」

揺杏「獅子原先輩のおっしゃるとおりっ!」ドヤッ

由暉子 「帰ります」

成香「ちかちゃん、ちかちゃん、コンサートまだかな?」ワクワク

誓子「ふふっ、もう少しで始まるわよ」ニコニコ


京太郎「隣の席の人たち、インターハイとか言ってますけど、もしかしたら団体戦の出場者なのかもしれませんね」

宥「うん、なんだか強そうな人だね」


爽「暴れんなよ、暴れんなよ」ガシッ

由暉子「放してください」ジタバタ

揺杏「ふっふっふっ、それは聞けないなー」ガシッ


京太郎(あの子、嫌がってるみたいだけど、どうしよう?)


選択安価です 下2

1 助ける

2 助けない

安価→1 助ける


京太郎(部外者の俺が口を出すのもおかしな話だけど、本人は嫌がってるみたいだし、助けるか)

京太郎「あの、嫌がってるみたいだし、それくらいにしておいたほうがいいと思いますけど……」

爽「おや、ユキのアイドル力に惹かれて、無垢なる少年が釣れてしまったようだな」フフン

由暉子「私にアイドル力などというものはありませんが」

揺杏「真のアイドルっていうのは自覚しないうちに男を魅了してしまうものなんだよ」

由暉子「はあ……」

京太郎(助けに入ったつもりだったんだけど、もしかして逆に俺がナンパ男扱いされてる!?)

京太郎「えっと、あの……大丈夫ですか?」

由暉子「ご心配していただき感謝します。ですが、この人たちも本気で私が嫌がるようなことはしませんし、私も嫌な時は本気で嫌がりますのでご安心を」

京太郎「そ、そうですか」シュン

京太郎(俺、恥ずかしい奴みたいになってねえか?)

爽「ふふっ、そんなことはないさ、少年。誰にだって勘違いや間違いはある。だが、聖書にも『過ちては則ち改むるに憚ること勿れ』とあるように、過ちは恥ずかしがらずに正せば、それでいいのさ」ドヤッ

京太郎「はぁ……」

京太郎(助けに入ったつもりなのに、なんで俺は見知らぬ人にドヤ顔で説教されてるんだろう?)

由暉子「先輩、それは聖書ではなく、論語からの出典だと思いますが」

爽「あれ? そうだっけ? ところで、きみもはやりんのファンなんだろう?」

爽「まだ若いのに、こんな最前列の席を取るなんて、相当のはやリストとお見受けしたが?」

京太郎「ええ、まあ、はい」

京太郎(この人たち、相当のファンみたいだし、さすがに瑞原プロ本人と知合いです、なんて言えないよな)

宥「京太郎くん、大丈夫?」オズオズ

京太郎「多分、大丈夫だと思います」

爽「おや、きみのお連れさんもなかなかの逸材のようだ。揺杏、どうだろう?」

揺杏「アイドル力80といったところでしょうか。ユキと初めて出会った時と似たような感覚ですね」

爽「きみ、私たちにプロデュースされて、本格的なアイドルを目指してみないか!?」

宥「ふぇっ!? わ、私がアイドル!?」

爽「大丈夫、私たちはプロのプロデューサーだ。絶対に悪いようにはしない」

宥「で、でも……」

爽「心配はいらない。私たちを信じてくれ」

由暉子「……先輩方、それくらいにしていただかないと、そろそろ私も本気で怒りますよ」

爽「わわっ、冗談だっていうのにユキは本当にお堅いなー」

揺杏「あれ? 私は本気だと思ってましたけど?」

爽「しっ、ユキに聞こえたらどうするんだ?」

由暉子「ばっちり聞こえてますが」

京太郎(なんだか変な人たちだなー。仲は良さそうだけど)

宥「……私がアイドルなんて無理だよぉ……」モンモン

京太郎「宥さん、戻ってきてくださーい」

爽「……おっ、そろそろ開演の時間だな。ユキもそろそろ帰るのを諦めたらどうだ?」

由暉子「さすがにここまで来てしまったら、仕方ありませんね。ですが、帰ったらみっちりミーティングをやりますからね」


はやり『みんなー、アラサー伝説はじまるよー』

はやり『まずは一曲目、恋のアラサーキュレーションから!』


爽「はやりん、いえーい!」

揺杏「はやりん、いえーい!」

由暉子「…………」ジー

京太郎(最前列なのにすごい温度差だな)

すみません。全然筆が進まないので、このあたりで今日は終わります。

新しいパソコンなので思った以上にタイプしにくいです。どうにか慣れて、もう少し集中できるように頑張ります。

それではおやすみなさい。

需要あるかわかりませんが、D4C世界の続きもsage投下しときます

阿知賀での生活を送る京太郎。松実館で暮らすうちに松実姉妹と関係を持っていくが、そんな彼に宮永姉妹の魔手が迫る。


昼下がり 阿知賀麻雀部部室


晴絵「――ありがとうございました」ペコッ

宮永母「いえ、こちらこそ、色々と勉強になりました」

晴絵「まだ時間はありますが、これからどうしましょうか?」

宮永母「自由時間にして、どうするかは生徒たちの判断に任せましょうよ」

宮永母「まだ打ちたい子はここに残って打てばいいし、息抜きが必要だと思う子はこのあたりを散策するのもいいでしょう」

晴絵「それもそうですね。清澄の生徒さんたちも、息抜きが必要でしょうし。ってことだから、各自、好きにしていいわよ」


穏乃「……あの、原村さん」

和「はい、何でしょうか?」

穏乃「私たちとまた打ってもらえませんか?」

憧「お願いします」

和「構いませんが、どうして私と?」

穏乃「私たちにもよくわからないんですけど、なんだか無性に打ちたくなって」

憧「あ、でも、やっぱり、初対面なのに、こんなの図々しいですよね」

和「いえ、私も高鴨さんたちと打ってると懐かしい気持ちがして、もう一度打ってみたいと思ってたところなんです」

穏乃「えっ、原村さんもなんですか!? なんだか不思議ですね」

和「ふふっ、何ででしょうね」

憧「あっ、そうだ。ねえ、暇だったらクロも私たちと一緒に打とうよ?」

玄「あ、私は――」

照「……あの、京ちゃん、朝の話なんですけど……」

京太郎「わかってますよ、照さん」ニコッ

京太郎「僭越ながら、わたくし、須賀京太郎がエスコートしますから安心してください」

照「は、はい、よろしくお願いします///」

咲「ちょ、ちょっと待ってよ。京ちゃん、私も行くよぉ」

京太郎「わかってるって、咲。誰も、お前だけ連れて行かないなんて言ってないだろ。ほら、一緒に行こうぜ」

咲「う、うんっ///」

京太郎「そういうわけですから、赤土さん、ちょっと出てきますね」

晴絵「コイツはたまげたなぁ。いつの間に二人と仲良くなったんだい、プレイボーイ?」ニヤニヤ

京太郎「ちょっ、そういうのやめてくださいよ。二人が困ってたから、ちょっと手助けしてるうちに仲良くなっただけですって」

晴絵「ふっ、冗談だよ。京太郎にそんな度胸ないのは百も承知してるし」

京太郎「否定したいけど、否定できない自分が悲しい」

晴絵「ま、粗相がないように、ちゃんとエスコートしてあげるんだよ」

京太郎「それじゃ、宥さん、玄さん、ちょっと出かけてきますね」

玄「あのっ……京太郎くん、私たちも一緒に行っていいですか?」

宥「クロちゃん?」

京太郎「別に構いませんけど、どうしたんですか?」

玄「いえ、あの、その……私も宮永さんたちともっとお話ししたいなーって」オドオド

玄「ね、おねーちゃんもそうだよね?」

宥「…………」チラッ

京太郎「……?」

宥「う、うん。宮永さん……私たちも一緒に行っていいかな?」

照(……この女、昨日に続いて、今日も京ちゃんを誘惑する気?)

咲(でも、ここで断ると京ちゃんに怪しまれちゃうよ?)


照「……もちろん、構いませんよ。私たちも松実さんたちとは話してみたいと思っていましたし(照スマイル)」ニコッ

咲「よろしくお願いしますね(魔王スマイル)」ニタァッ 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

玄宥「ひぅっ」ビクッ


照(このポンコツ、どうして普通に笑えないの? 松実さんたち怯えてるじゃない)

咲(だ、だってぇ~)


京太郎「ははっ、咲は笑顔が下手だなー。ま、無理に笑う必要はないから、自分のペースでな」

咲「う、うん」シュン

玄「そういうわけだから、ごめんね、憧ちゃん」

憧「ううん、別に無理強いするつもりもなかったし、頑張ってね、クロ」

玄「うんっ、私、頑張るねっ」ムンッ

穏乃「えっ? ねえ、憧、玄さんが何を頑張るの?」

憧「うーん、まだシズには早いかなー」

穏乃「えー、私だけ除け者扱いなんてひどいよ!」

灼「あの、私にも台詞を……」


玄「それじゃあ、京太郎くん、行きましょうか」

宥「よろしくね、京太郎くん」

京太郎「はい、それでは行きましょう」


照(まずい、この展開はまずい気がする)

咲(この姉妹、危険すぎる)

照咲(――排除しなきゃ)

松実館


仲居「――あれ? 女将さん、お出かけですか?」

露子「ふふっ、あの子たちに差し入れしてあげようと思ってね」

仲居「そういえば、今日、練習試合でしたっけ? 確かここに泊まってる清澄高校の人たちとですよね?」

露子「ええ。あの子たちにとっては厳しい対局になると思うけど、きっとこの経験が今後の役に立つと思うわ」

仲居「宥ちゃんと玄ちゃん、全国に行けるといいですね」

露子「ふふっ、応援ありがとね。学校に差し入れ届けたら、すぐに帰るから」

仲居「今日は暑いみたいですよ。女将さん、体があまり丈夫じゃないんですから、くれぐれも無理だけはしないでくださいね」

露子「大丈夫よ。最近、なんだか体の調子がいいし、それに、あの子たちにはずっと寂しい思いをさせてきたから、今のうちにちょっとでも母親らしいことをやっておきたいの」

仲居「……女将さん?」


露子「――それじゃあ、私がいなくなっても娘たちのことをよろしくね?」


仲居「…………」

仲居「――あれ? 私、何してたんだろ? 誰かと話してたような気がするんだけど……」

番頭「おいっ、ボーっとしてんじゃねえぞ!」

仲居「す、すみません」

番頭「……しっかり者のお前がぼけるなんて珍しいな。何かあったのか?」

仲居「いえ、自分でもよくわからないんですけど、なんだか懐かしい気がして……」

番頭「なんだそりゃ? あんまり寝ぼけたこと言ってるとあの世の女将さんに笑われるぞ」

仲居「そ、そうですよね。すみません」

仲居(――女将さんに笑われないように、私、頑張りますね)

今にも消えてしまいそうな儚さで彼女は歩く。

露子「……ふぅ、こうして歩くだけでもきつくなってきたわね」フラッ

露子「段々、自分の体じゃなくなっていくみたい。ふふっ、それもそうか」

露子「……どうして、こんな大切なことを今の今まで忘れてたのかしら」

露子「あの子たち、私がもうすぐいなくなるって知ったら、きっと泣いちゃうかもしれないわね」

露子(……でも、それでもいい。それでもいいから、だから、あともう少しだけ時間をちょうだい)

露子(お願い、京太郎くん、ほんの少しだけだから……)

京太郎「……それじゃ、どこか行きたいところってあります?」

照「ううん、京ちゃんに任せます」

咲「私たち、あんまりこの辺りの地理のことわかんないし、京ちゃんにお任せするよ」

京太郎「って言われてもなー。ここら辺って女の子が喜びそうな施設がないんだよ。ま、適当にぶらつきますか。宥さんたちもそれでいいですよね?」

宥「う、うん。玄ちゃんもそれでいいよね?」

玄「京太郎くんにお任せします」

京太郎「うーん、それじゃ小腹も空いてきたし、二人とも甘いものって大丈夫ですか?」

照「大丈夫ですけど」

咲「私も大丈夫だよ」

京太郎「じゃあ、近くに甘味処があるんで、そこでちょっとゆっくりしますか」

照「いいですね」

咲「うん、私も賛成」

宥「ふふっ、なんだかちょっと意外です」

照「……どういうことでしょうか?」

宥「あ、お気に障ったのならすみません。宮永さんって、クールなイメージだから甘い物なんてあまり好きそうじゃないのかなーって」

照「そんなことありませんよ。甘い物はどちらかというと好きな方ですし」

玄「クスクス、なんだか宮永さんって全然イメージと違うんですね」

照「そうでしょうか?」

玄「雑誌のインタビューとかテレビを見てると、完璧超人さんなのかなって思ってたんですけど、こうして話してると私たちと同じ学生さんなんだなって」

京太郎「そういえば、そうですね。昨日も道に迷って従業員棟の方に来てましたし――」

照「きょ、京ちゃん、それは言わないでって……///」

京太郎「あっ、す、すみません」

照「もうっ///」

宥「ふふっ、宮永さんって面白い方なんですね」

照「うぅ……///」

咲「…………」

京太郎「ん? どうしたんだよ、咲」

咲「別に……何でもないよ」

玄「あっ、あのお店ですよ。クリームぜんざいがすっごく美味しいんです」

照「……クリームぜんざい」ジュルリ

咲「お姉ちゃん、よだれ」

照「違う、これは口から汗が垂れてきただけ」

咲「余計に汚いよ、それ」

照「」

京太郎「おーい、二人とも何してんだよ。早く入ろうぜ」


咲(とりあえず、今はあの二人をどうやって京ちゃんから引き離すか考えよう)

照(二人とも良い人たちだから、あまりひどいことはしたくないけど)

咲(同情や馴れ合いは禁物だよ、お姉ちゃん)

照(言われなくてもわかってる。京ちゃんを手に入れるためなら、私は何だってする)


店内


店員「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」

京太郎「五人ですけど」

店員「当店のテーブルは四人掛けとなっておりまして――」

京太郎「あっ、そういえば、そうだった。どうしましょう?」

照「どうしましょうって言われても……」チラッ

咲「うん、どうしよう?」チラッ


照(咲、一つ提案がある)

咲(いいよ、多分ロクでもないことだろうけど、聞いてあげる)

照(家の冷蔵庫にある賞味期限切れのプリンをあげるから、ここは私に譲りなさい)


咲「……京ちゃん、お姉ちゃんが体調悪いから旅館に戻るって言ってるよ」

照「~~~~!?」

玄「大丈夫ですか、宮永さん?」

照「だ、大丈夫ですよ。さ、咲ったら、いきなり何を言い出すんでしょうね?」


照(私の厚意を踏みにじったあげく、逆に陥れようとするなんて、見損なったよ、咲)ギロッ

咲(……こっちはお姉ちゃんがさっきの発言を嫌がらせじゃなくて、本当に厚意で言ってたことに驚きだよ)

照(このポンコツ妹、いいから私に席を譲って一人さびしく吉野の山で野垂れ死んでろ)

咲(このポンコツ姉、賞味期限切れのプリンでも食べて。食中毒でのたうちまわりながら死んでろ)

照(その生意気な角を引っこ抜くぞ、ポンコツ)

咲(これはこっちの台詞だよ、ポンコツ)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

京太郎「あっ、そうだ。俺は甘い物、あんまり好きじゃないし、四人で座って食べててください」

照「えっ!?」

咲「なっ!?」

宥「京太郎くん、本当に良いの?」

玄「一緒に食べましょうよ」

京太郎「いや、俺はいいですって。赤土さんに頼まれてた買い出し、行ってきますんで四人はゆっくりしててください」

照「だ、だったら、私も買い出し手伝いますよ?」

咲「う、うんっ、私も私も」

京太郎「いやいや、他校のお客さんにそんなことさせられませんよ。別に大した量じゃないし、皆さんが食べ終わることには戻ってきますんで安心してください」

京太郎「それじゃ、行ってきますね」

照「あっ……」

咲「行っちゃった」

宥「京太郎くん、私たちに気を遣いすぎだよ」

玄「でも、ここで追い掛けたりすると、案内してくれるお店の人に悪いですし」

照「とりあえず、四人で食べましょうか」

宥「そうですね。ここでグズグズしてたら、京太郎くんにも申し訳ないですし」

咲「松実さんたちには色々と聞きたいこともありますしね」

玄「私たちに聞きたいこと?」

照「まあ、色々とです。たとえば、京ちゃんとの関係とか――」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

阿知賀麻雀部部室


露子「――失礼するわね」ガチャッ

晴絵「あっ、露子先生、お久しぶりです」ペコッ

露子「ふふっ、久しぶり、晴絵ちゃん」

宮永母「こんにちは、女将さん。どうされました?」

露子「みなさんに差し入れを、と思ったんですけど。なんだか人が少ないみたい」

晴絵「ああ、あの三人なら宮永さんたち姉妹と外に出てますよ」

露子「あら、そうなの? それは間が悪かったわね」

穏乃「――あっ、おばさん、こんにちは」

憧「こんにちは、おばさん。体の方は良いの?」

灼「ども……」ペコッ

露子「ふふっ、こんにちは。三人とも大きくなったわね」

和「あちらの方は旅館の女将さんですよね。お知り合いなんですか?」

穏乃「うん。たまに麻雀を教えてもらってるんだ」

憧「ああ見えて凄く強い打ち手なんだよ」

和「確かに宮永監督のような雰囲気を感じますね」

憧「雰囲気だけじゃなくて、本当に強いんだから。ねえねえ、二人が打ったらどっちが勝つと思う?」ヒソヒソ

和「もちろん、宮永監督に決まってます」

穏乃「わかんないよー。おばさんのところにはドラと赤い牌が集まるからね」

和「そ、そんなオカルトありえません!」

穏乃「ははっ、出たよ、和のそんなオカルトありえません」

憧「ほんと和はそういうところ、昔っから変わらないよねー」

和「むっ、そういう二人だって昔と全然変わらないじゃないですか。特に穏乃に至っては見た目も昔のままですし」

穏乃「あーっ、気にしてるのにー」

憧「確かにシズはあの頃から全然変わってないもんね」

穏乃「憧までそんなこと言うの――って、あれ? なんか、このやり取り懐かしい気が……」

憧「あっ、確かになんかそんな感じ。何でだろ?」

和「…………」

灼「――ねえ、今の会話を聞いてると三人が昔からの知り合いみたいに聞こえるんだけど?」

穏乃「……私たちと原村さんが知り合い……?」

憧「……何これ? 頭が――」ズキッ

晴絵「ちょっ、あんたたち大丈夫なの?」

穏乃「――知ってる。この感じ、私知ってる」


宮永母(まずい、あの子たちがいないときに暗示が解けるなんて)

宮永母(このままでは――)

穏乃「……和?」

和「……穏乃? 憧?」

憧「……何で、私たち和のことを忘れてたんだろ?」キョトン

晴絵「……くっ、頭が」グラッ

穏乃「赤土さん、大丈夫ですか?」

晴絵「あ、ああ。大丈夫。私も思い出してきたよ。久しぶり、和」

和「お久しぶりです、赤土さん」


宮永母(くっ、完全に暗示が解けてしまったみたいね)

宮永母(仕方ない。計画を早めるしかないか)


ガララー


京太郎「ただいま戻りました――って、みんなどうしたんですか?」

穏乃「……京太郎?」

京太郎「どうしたんだよ、穏乃?」

憧「須賀くんのこと、知ってるはずなのに、私は――須賀くんのことなんてほんとは知らない。何なの、頭が割れそう」グッ

京太郎「ちょっ、本当にどうしたんだよ?」

玄「……あれ? 何だか頭が――」

宥「うっ……あれ? な、何でお母さんがいるの?」


照(もしかして、暗示が解けたの?)

宮永母(そうみたいね。こうなってしまった以上は、計画を先倒しにするわ。京太郎くんの確保を最優先に)

咲(うん、わかった)

京太郎「大丈夫ですか? みんな、どうしたんだよ? おばさん、一体これは――」

照「京ちゃん、ごめんね」

京太郎「え?」

照「ツモ(物理)」ギュォンッ

京太郎「ごふっ」ガクッ

玄「い、いきなり何するんですか?」

咲「説明する必要はありませんよ。どうせすぐに忘れちゃいますから」

宥「えっ?」

咲「カン(物理)」ズドンッ

露子「ホットロード(物理)」バァンッ

咲「私のカン(物理)が相殺された!?」

露子「状況はよくわからないけど、私たち、何かされてたみたいね」

露子「この人たちは私が食い止めるから、二人は京太郎くんを連れて逃げなさい」

玄「い、嫌だよ、お母さん! せっかく、せっかくお母さんと会えたのに……私も私もお母さんといっしょに戦うよ!」

露子「いいから! ここは私に任せて、貴女たちは逃げるのよ!」

宥「うぅ、お母さん。嫌だよ、もう離れ離れは嫌だよ」

露子「お願いだから……お母さんの最後のお願いだから」

京太郎(何なんだ? 一体、何が起こってるんだ?)

京太郎(どうして、照さんが俺に攻撃してくるんだ?)

京太郎(何でおばさんはあんな悲しそうな顔で俺たちを見てるんだ?)

宮永母「……美しい親子愛ですね。でも、そこまでして彼を守る理由が貴女たちにあるのかしら? ねえ、京太郎くんもそう思わない?」

京太郎「ごほっ……どういうことですか?」

宮永母「クスクス、やっぱり無自覚だったのね」

京太郎「無自覚?」

宮永母「貴方が十年前に松実館に引き取られたっていうのは、貴方自身が私たちから逃げ出すために彼女たちに植え付けた偽りの記憶ということよ」

京太郎「は?」

宮永母「まあ、無自覚に行ったことでしょうし、貴方自身にはその記憶自体残ってないでしょうけど」

京太郎「なに……言ってんですか? 俺はずっと阿知賀で暮らしてきて――宥さんや玄さんたちと一緒に松実館で――」

宥「…………」

玄「…………」

京太郎「……何で、そんな顔で俺のことを見るんですか? 冗談だって、全部たちの悪い冗談だって言ってくださいよ!」

宮永母「貴方はね、彼女たちの母親を思う気持ちに付け込んだのよ」

京太郎「どういう意味ですか?」

宮永母「貴方は彼女たちの母親を生き返らせる代償として、自分にとって都合の良い記憶を彼女たちに植え付けたの」

京太郎「……何を馬鹿なことを――」クラッ

京太郎(くっ、頭が痛い。それに、何なんだ? この胸の奥から湧き上がる罪悪感は一体?)

宮永母「自分の罪を思い出してきたみたいね。貴方は私たちから逃げるために彼女たちを利用したの」

宮永母「母親を思う気持ちを利用し、人の命をもてあそび、自分勝手な理由で家族の記憶を捏造した」

京太郎「違う……俺はそんなつもりじゃ――」

宮永母「私たちはね、そんな最低な貴方から阿知賀の人たちを解放しに来たのよ?」

宥「…………」

玄「…………」

憧「…………」

灼「…………」

晴絵「…………」

穏乃「……京太郎――」

京太郎「……違う。違うんです。俺はただみんなと――」

宮永母「話ならあとで聞いてあげるわ。今はおとなしく私たちの元に来なさい」

京太郎「い、嫌だ。俺はもうあんたたちのところになんか――」

宮永母「聞き訳の悪い子にはお仕置きが必要ね。天和(物理)」ズドォォォオオンッ

京太郎(助けて、誰か助け――)

晴絵「レジェンドツモっ(物理)」ドゥルゥゥゥウウウンッ

バァンッ

宮永母「……赤土さん、どういうつもり?」

晴絵「どうもこうも、自分の生徒を助けただけですが?」

宮永母「クスクス、おかしなことを言うわね? 自分の生徒? 暗示が解けた今なら、それが偽りの記憶だってわかっているでしょう?」

宮永母「自分の生徒じゃない。それどころか、偽りの記憶を植え付けて生徒面していた偽者を庇うなんて正気の沙汰じゃないわ」

宮永母「二度は言わないわよ。そこをどきなさい」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

晴絵「断ります」

宮永母「理解できないわね。どうして、彼を庇うのかしら?」

晴絵「たとえ、それが偽りの記憶だったとしても、京太郎は私のことを先生と呼んでくれました」

晴絵「なら、私が闘う理由としてはそれだけで十分すぎます」

宮永母「そう。見込みのある娘だと思ってたけど、見当違いだったみたいね」

晴絵「それはこっちの台詞ですよ。指導者として尊敬してたんですが、自分の目が曇っていたようです」

晴絵「宥、玄、ここは私たちが抑えるから、あんたたちは京太郎を連れて逃げなさい!」

宥「あ、赤土さん……」オロオロ

玄「で、でも――」

宮永母「だから、逃がさないって言ってるでしょ。天和(物理)」ズドォォオオオンッ

晴絵「やらせるか! レジェンドツモっ(物理)」ドゥルゥウウンッ

ガッ

晴絵(くっ、何だこれ!? さっきとは段違いに重い攻撃……まずい、支えきれな――)

灼「ビッグファイブ(物理)」ドォォオオンッ

ガガッ バァァァンッ

晴絵「灼!?」

灼「ハルちゃん一人だけに無茶はさせない。二人とも、須賀くんを連れて逃げて」

宮永母「なるほど、こうなった以上は阿知賀との全面戦争は避けられないってことね。いいわ、まこ、優希、貴女たちも加わりなさい」

久「ちょっ、どういうことなの? ねえ、何なのこれ?」

まこ「お前さんには少し気を失ってもらっとくぞい。【キングクリムゾン】!」

久「えっ……」ガクッ

優希「出番がなくて退屈してたところだじぇ」コキコキ

和「一体、これはどういうことですか、監督、答えてください!」

宮永母「それはね、こういうことよ」

宮永母「――のどっち、覚醒しなさい」

和「…………」ボーッ

穏乃「和、どうしたの!?」

憧「しっかりして、和、和!」

バシュンッ

穏乃「うわっ、の、和?」

和「…………」ポーッ

憧「発情!? 違う、あんたにせんべいだった和のおもちのサイズがマスクメロンに戻ってる!? これは――」

宮永母「無駄よ、無駄。無駄無駄無駄。今の和は完全にのどっちとして覚醒した戦闘マシーン。貴女たちの声はもう届かない」

穏乃「和、私がわからないの? ねえ、和!?」

のどっち「…………」ヒュンヒュンッ

憧「うわっ、和、和! 私の声が聞こえないの!?」

のどっち「…………」ヒュンヒュンッ

晴絵「……宮永さん、和に何をした?」ギリッ

宮永母「大きいおもちで悩んでたみたいだから、救ってあげただけよ。まあ、あの状態になっちゃうのはその代償って言ったところかしら」

晴絵「……この外道ぉぉおおお!」

宮永母「褒め言葉として受け取っておくわ」

晴絵「宥、玄、こいつは私たちが抑えるから、逃げなさい!」

宥「……は、はい。玄ちゃん、京太郎くんを連れて早く――」

玄「お、おねーちゃん、で、でも――」

照「逃がさないと言っている。コークスクリューツモっ(物理)」ギュォォオオオンッ

露子「娘たちを傷付けさせないわよ。【ホットロード】!」バァァアンッ

照「くっ」ギリッ

露子「……大丈夫よ。ここは絶対に抑えるから、安心して」

宥「お、お母さん」

玄「会えるよね? また絶対に会えるよね?」

露子「きっとまた会えるわ。きっと、ね」

咲「カン(物理)」ズドォオオンッ

露子「【ドラゴンロード】!」ゴォォンンッ

咲「邪魔しないでよ!」

露子「悪いけど、娘たちの恋路の邪魔はさせるわけにはいかないのよ」

咲「何で、何でなの!? 何で私たちの邪魔するのよ!」 

露子「ふふっ、だって私、お母さんだもん」

露子「娘たちの応援をするのは当然でしょう?」

露子「さあ、逃げなさい!」

宥玄「…………」コクッ

宥「京太郎くん、逃げるよ!」ギュッ

京太郎「でも、宥さん……」

玄「大丈夫です。みんなならきっと大丈夫だから……」グッ

露子「――宥、玄、頑張ってね……」

照「おばさん、私たち二人を相手にして勝てると思ってるんですか?」

咲「もう絶対に許さないよ」

露子「ふふっ、大した自信ね。でも、あんまり舐めてもらっては困るわ」

露子「見せてあげる。これが【ホットロード】と【ドラゴンロード】を極めた者の力――」

露子「【赤龍帝】!!!!」ギュゴォォオオオオオオオオンンッ


宮永母「まこ、優希、隙を見つけたら、ここを抜けてあの三人を追跡しなさい」

まこ「おう、わかっとるわい、監督」

晴絵「そんな隙を私たちが見せるとでも?」

宮永母「ふふっ、隙がないなら作らせるだけよ」

灼「させない……」

宮永母「良い覚悟ね。でも、これを防ぎきれるかしら?」

宮永母「天和(物理)天和(物理)天和(物理)」ズドン ズドン ズドン

晴絵「なっ!?」

晴絵(一撃防ぐだけでも命がけなのに、三連発!?)

晴絵「灼、死んでも防ぎきるよ!」

灼「わかってる。行くよ、ハルちゃん!」


のどっち「…………」ヒュンヒュンッ

穏乃「くっ、早い」

憧「私とシズの連携でも攻撃を崩せないなんて」

穏乃「和、私の声が聞こえないの!?」

憧「無駄だよ、あれはもう私たちの知ってる和じゃない。こうなってしまった以上は倒すしかないんだ」

穏乃「で、でも……」

のどっち「…………」ヒュンヒュンッ バシュッ

穏乃「うわっ――」ダッ

憧「シズ、大丈夫!?」

穏乃「大丈夫、大丈夫だけど……こんなの、こんなのって、ないよ」

穏乃「ねえ、どうしてなの? 教えてよ、和、答えてよ、和!」


晴絵「……はぁ、はぁ、くっ」ガクッ

灼「……ハルちゃん、大丈夫?」

宮永母「驚いたわね。まさか、あの攻撃が防ぎきられるとはね」

宮永母「でも、こっちの目的は果たせたから、良しとしておきましょうか」

灼「くっ、あの二人がいない」

宮永母「あの二人は強いわよ。果たして、あの姉妹で京太郎くんを守りきれるかしら?」

晴絵「うちのエースたちを舐めないでほしいわね。絶対にあんたたちになんか負けない」

宮永母「半死半生の分際で、口だけは達者ね。いいわ、さらなる絶望を見せてあげる」

吉野の山中


京太郎「はぁ、はぁ、なんとか逃げ出せたけど、赤土さんたち、大丈夫ですかね」

宥「きっと大丈夫だよ。赤土さんたち強いもん」

玄「……お母さん、お母さん、ふぇっ、うえぇっ」グスッ

京太郎「玄さん……」

京太郎「本当に、本当にすみません。謝って済むことじゃないかもしれないけど、俺のせいでみんなをこんな目に合わせて」

宥「ち、違うよ。そんなことないよ。絶対に京太郎くんのせいなんかじゃない」

玄「そ、そうなのです。あのお母さんは幻だったかもしれないけど、最後まで私たちを守ろうとしてくれた。それだけは嘘じゃありません」

京太郎「宥さん、玄さん……」

京太郎(……そうだよ。こんなところで落ち込んでる場合じゃない。俺たちを逃がしてくれたみんなのために、ここは絶対に切り抜けないと――)

京太郎「……これからどうしましょう?」

宥「……誰か、頼れる人は――」


優希「――見つけたじぇ、京太郎!」


京太郎「ゆ、優希!? くそっ、見つかっちまった。宥さん、玄さん、早くここを離れ――」ガシッ

宥「…………」フルフル

京太郎「宥さん?」

宥「ここは私に任せて、京太郎くんたちだけで逃げて」

玄「何言ってるの!? おねーちゃん、一緒に逃げようよ!」

宥「……ダメだよ。ここで食い止めないと、どっちにしろ追い付かれちゃう」

玄「だ、だったら、私も戦う。いっしょに戦って一緒に逃げよう!?」

まこ「――ふぅ、ようやく追い付いたわい。逃げ足だけは早い奴らじゃな」

玄「そんな、新手!? おねーちゃん、やっぱり逃げたほうが」

宥「大丈夫、大丈夫だから、お姉ちゃんに任せて」

京太郎「無理ですよ、宥さん! 一緒に――」

宥「大丈夫だよ、京太郎くん、私、お姉ちゃんだから……」グッ

宥「玄ちゃん、お願いね?」

京太郎「宥さん?」

玄「――わかりました。京太郎くん、行きましょう」グッ

京太郎「玄さん、何言ってるんですか。宥さんを一人で残して――」

玄「…………おねーちゃんの覚悟を無駄にするつもりですか?」ギリッ

京太郎「玄さん……」

宥「ありがとね、クロちゃん」ニコッ

京太郎「宥さん、絶対に絶対に追い付いてくださいよ」

宥「うん、私、頑張るね」

玄「……おねーちゃん。御武運を」ペコッ ダッ

優希「あー、京太郎が逃げてくじぇ」

まこ「なんじゃ、あんた一人でワシらの相手をする気か?」

宥「……こ、ここは絶対に誰も通さない!」ゴォッ

まこ「ほう、面白い。じゃったら、こっちも本気でいかせてもらうけぇ、覚悟せえよ!」

まこ「――【キングクリムゾン】!」ドドドドドドドド

宥「――【ホットロード】!」ゴォォオオオオオオオオ


露子「……はぁ、はぁ」ガクッ

咲「おばさん、意外と頑張ったよ。でも、もうそろそろ、消えそうだね」

照「…………」ギュルルルルルルルルウッルウル

照「悪いようにはしませんから、そこをどいてもらえませんか。絶対に貴女の娘さんたちを傷付けないと約束しますから」ギュルルルルルウルルルル

露子「ふふっ、それは脅しかしら?」

照「違います。貴女に対する敬意です」

露子「そう、それならなおのこと、退くわけにはいかないわね」

咲「頑固なおばさんだね。お姉ちゃん、こんな半死人、相手にしてる時間がもったいないよ。先に行って」

照「…………」

咲「お姉ちゃん?」

照「……わかった。くれぐれも油断だけはしないで」ダッ

露子「…………」

咲「あれ? あれだけ息まいてたのに、あっさりとお姉ちゃんを通しちゃうんだ」

露子「私の役目はここで終わり。貴女たちの足止めは十分、果たせたもの」

露子「だから、最後に意地を見せてあげる」

咲「クスクス、だったらその意地ごと私がカン(物理)してあげるよ」

露子「行くわよ――」

露子「【赤龍帝】!!!!」ドォォオオオオオンンッ

咲「カン、カン、カン、カン、スーカンツ(物理)」ズドォオオオオオオオオオンッ

京太郎「はぁ、はぁ、くそっ、玄さん、大丈夫ですか?」

玄「う、うん。大丈夫だよ」

京太郎「……宥さん、大丈夫ですよね?」

玄「……大丈夫だよ。おねーちゃんならきっと大丈夫。すぐに追い付いてくるよ」

京太郎(……玄さん、震えてる)

京太郎(俺だって怖い。どうしてこんなことになっちまったんだ)

京太郎(俺はただ、みんなと平穏に暮らしたかっただけなのに、どうしてこんなことに――)


照「――見つけたよ、京ちゃん」ニコッ


京太郎「照ねえ!?」

玄「くっ、宮永さん! お母さんは、お母さんはどうしたんですか!?」

照「…………」

照「京ちゃん、一緒に長野に帰ろ?」

京太郎「い、嫌だ。お前たちなんかと一緒に暮らすもんか!」

照「そんなわがまま言わないで、ね?」

玄「やめるのです! 京太郎くんが嫌がってるのがわからないんですか!?」

照「これは京ちゃんと私の問題、部外者は邪魔しないで」

玄「部外者じゃありません! 私と京太郎くんは家族です!」

照「家族? それは偽りの記憶だよ?」

照「貴女の中にあった京ちゃんとの記憶は、京ちゃんが自分を守るために貴女たちに植え付けた偽物」

照「本来なら、貴女たちが命を賭けてまで京ちゃんを守る理由なんてない」

照「そうでしょ、京ちゃん?」

その言葉を俺は否定できなかった。

京太郎(……そうだよ。元はといえば、俺が全部悪いんだ)

京太郎(宥さんや玄さん、阿知賀のみんなが傷付く理由なんてないんだ)

京太郎「……玄さん、危険ですから下がってください」

玄「京太郎くん?」

京太郎「これは俺が蒔いた種なんですから、もともと玄さんたちが傷付くのは間違ってるんです」

照「――京ちゃん、ようやく私たちを受け入れてくれるんだね?」

京太郎「違う! 俺はあんたたちのやったことを絶対に許さない! だから、俺の手で決着を付けてやる!」

照「決着を付ける? 無理だよ。無能力者じゃ私たちに傷一つ付けられない」

京太郎「そんなこと、やってみなきゃ――」

スッ

玄「下がっていてください」

京太郎「え、玄さん?」

照「私と京ちゃんが話してるのに割り込むなんて、どういうつもり?」

玄「貴女とは私が戦うということです」

京太郎「玄さん、一体なにを――」

玄「貴女たちはいっぱい、いっぱい、みんなを傷付けました」

玄「赤土さんを、穏乃ちゃんを、憧ちゃんを、灼ちゃんを、おねーちゃんを、そして、お母さんまで」

照「……つまり、その復讐がしたいってこと?」

玄「確かに貴方たちのことは許せない気持ちもあります。でも、それだけじゃありません。たとえ、偽りの記憶だったとしても、京太郎くんは私の弟でした」

玄「だから、私はお姉ちゃんとして京太郎くんを守ります」

玄「――おねーちゃんがそうしたように!」ギュッ

照「……貴女じゃ私には勝てない。どうして、それがわからないの?」ギュルルルルル

玄「だとしてもです! 私は逃げるわけにはいかないんです!」

京太郎「玄さん、やめ――えっ!?」

チビドラ「キュゥッ」カプッ

京太郎「なんだこいつ? まさか、ドラゴンなのか?」グラッ

玄「一番小さいドラゴンしか用意できなくてごめんなさい」

京太郎「玄さん、何のつもりですか!?」

玄「チビドラ、京太郎くんをできるだけ遠くまで連れて行ってあげて」

チビドラ「……キュキュッ」コクコク

京太郎「玄さん、玄さんっ、やめてくれっ。こんなの俺は望んじゃ――」

玄「京太郎くん、貴方は自由な世界に行ってください」

京太郎「玄さん!」

玄「貴方を逃がすのは赤土さんであり、穏乃ちゃんであり、憧ちゃんであり、灼ちゃんであり、おねーちゃんであり、私たちの母である松実露子……」

京太郎「え?」

玄「生き延びてください。貴方は『希望』」

玄「ここは私が食い止めます」

玄「……チビドラ行って!」

チビドラ「…………」コクッ ギュォオオオオオン

京太郎「玄さん、玄さん、玄さんっ、うわああああああああああああああああ」

照「松実さん、貴女の覚悟は見届けた。京ちゃんを逃がそうとする貴方の意志には敬意を払いたいと思う。でも、私の前に立ちはだかる以上、容赦はしない」ギュルルルウル

玄「ふっ、阿知賀のスーパーエース松実玄を舐めてもらっては困るのです」

玄「たとえ、チャンピオンが相手だろうと、そう簡単に負けたりはしませんよ」

照「……最初から全力で行かせてもらう」ギュルルルルルルルル

玄「ドラゴン召喚!」

ドラゴン「グォォオオオオ!!!」

玄「宮永さん、阿知賀の意地を見せてあげます――【ドラゴンロード】!」ゴォッ

照「ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、パーレンチャン(物理)」ギュォオオオオオオオンッ

玄「来いッ! チャンピオン!」

玄「――私が相手だ!」

宮永母「クスクス、ここまでよく粘ったと褒めてあげるわ」

晴絵「……灼、まだ行けそう?」

灼「ごめ……ちょっと無理っぽい」ガクッ

晴絵「そう。私ももうさすがに限界みたいだわ……」バタッ

宮永母「ふぅ、さすがに少し疲れたわね。人の想いの力、か。ちょっと侮っていたかもしれないわ」

宮永母「さて、女将さん、今、どんな気持ちか聞かせてもらえるかしら?」

露子「……後悔はないわ」

宮永母「まさか貴女一人に娘たちが抑え込まれるとは思いませんでしたよ。もし、貴女が万全な状態だったのなら、また結果が変わっていたのかもしれませんね」

露子「ねえ、一つだけ聞かせてもらってもいいですか?」

宮永母「さて、何でしょうか?」

露子「貴女の目的は何なんですか? 自分の娘たちをこんなことに使って、心は痛まないんですか?」

宮永母「残念ながら、痛む心など当の昔に失くしてしまいました」

露子「そう……貴女は悲しい人なんですね」

宮永母「果たして、仮初の命ながら懸命に生きた貴女と、無意味な人生を惰性で生きる私、どちらが悲しい存在なんでしょうね?」

露子「…………」

シュゥウウウウ

宮永母「さようなら、女将さん」


露子(……宥、玄、ごめんね)

穏乃「……くっ、和、私の言葉なんか聞こえてないかもしれないけど、聞いてほしい」

のどっち「…………」ヒュンヒュンッ

穏乃「私、子ども麻雀クラブが解散して、和がいなくなってから、ずっと一人だったんだ」

憧「……シズ」

穏乃「和には新しいクラスで友達が出来たって言ったけど、あれ全部嘘なんだ」

穏乃「どうしてもクラスに馴染めなくて、放課後、遊ぶ友達もいなくて、ずっと一人で山で遊んでたんだ」

穏乃「でも、和にだけはそんなこと知られたくないから、ずっとずっと誤魔化して」

穏乃「そのうちに和もいなくなって、誤魔化す相手さえいなくなって」

穏乃「だからって、今さら友達なんて作れるわけもなくて、そのまま私の学校生活なんて、何もないまま終わっちゃんだろうな、って思ってた」

のどっち「…………」

穏乃「だけど、和がテレビに映ってるのを見て」

穏乃「ずっと麻雀を続けてたのを知って」

穏乃「そんなダメだった自分に、ようやくケジメを付けることが出来たんだ」

穏乃「昔、和は私たちのことを羨ましいって言ったよな? でも逆なんだ」

穏乃「私の方こそ、ずっと和に憧れて、追い付きたくて、友達としてまた一緒に遊ぼうって、追いかけてきたんだ」

のどっち「…………」

穏乃「だから、お願いだから、元に戻ってよ!」

のどっち「……し……ず、の」

穏乃「和! 私のことがわか――」

宮永母「茶番はそこまでよ。この娘たちを傷付けられたくなければ、降参しなさい」

憧「ハルエ! 灼さん! 卑怯者、二人を人質に取るなんて!」

宮永母「クスクス、何とでも言いなさい。大切なお友達である和にケリを付けてもらえるなら、本望でしょう?」

穏乃「……許さない。みんなを傷付けて、貴女だけは絶対に許さない!」

宮永母「のどっち、やりなさい」

のどっち「…………はい」ズシュッ

穏乃「……っ、和……」バタンッ

憧「――シズ!? くそっ、くそっ、この野郎!」ダッ

宮永母「天和(物理))」ズドォォオオンッ

憧「がふっ……はぁっ、はぁっ」ガクッ

宮永母「クスクス、私の天和(物理)の直撃を受けて、まだ抗うのね」

憧「……ふざけ、るな……返してよ。返してよ! みんなを、みんなの思い出を――」

のどっち「…………」ザシュッ

憧「……うっ」バタッ

宮永母「本当に馬鹿な子たち。さて、少し手こずり過ぎたみたい。京太郎くんを捕らえるのは少し難しいかもしれないわね」

宥「……はぁ、はぁ」フラッ

まこ「まさかワシの【キングクリムゾン】と東場の優希がいて、ここまで手こずるとはのう」

優希「でも、あともうちょっとで落ちそうだじぇ。お姉さん、今なら降参すれば許してやるじょ?」

宥「……守る。守るんだ。私、お姉ちゃんだもん。私が、みんなを――」フラフラッ

まこ「ほとんど意識が残っておらんようじゃな。本能だけで戦っておる」

優希「でも、手負いの獣ほど怖いものはないっていうし、油断できないじぇ」


咲「――二人とも、なに遊んでるの」


まこ「さ、咲!? もう片付けたんか?」

咲「当り前ですよ。あの人、消えかけのくせに無理したから勝手に自滅しちゃって。まったく、つまらないったらないですよ」

咲「それにしても二人とも、情けないなー。そんなボロボロの人に二人掛かりでなに手こずってるの?」

優希「そんなこと言われても、あのお姉さん、なかなか強いんだじぇ」

咲「そんなの、関係ないよ。私がお手本を見せてあげる」

宥「……私が、私がみんなを――」

咲「カン(物理)」ズドン

宥「ごふっ、がはっ、げほっ、げほっ」ガクッ

咲「カン(物理)」ズドン

宥「がふっ、はぁ、はぁっ、ごほっ、ごほっ」ガクガクッ

咲「カン(物理)」ズドン

宥「がはっ、ふっ、はぁ、はぁ、わ、私がみんなを――」バタッ

咲「もいっこカ――」ガシッ

優希「も、もうやめるじぇ。気を失ってるじょ」

宥「…………」クタッ

咲「優希ちゃんたちが手ごわいって言うから、もうちょっと歯ごたえがあるかと思ったけど、全然期待外れだよ」

まこ「咲、お前さん……」

咲「っと、京ちゃんを捜しに行ってきますね。えへへ、京ちゃん、どうしてるかな?」


宥(――お母さん、クロちゃん、京太郎くん、ごめんね……)

玄「――はぁ、はぁ、くっ、【ドラゴンロード】!」

照「ツモっ(物理)」ギュォンッ

玄「……くっ」ガクッ

照「松実さん、無駄だよ。貴女のドラゴンでは私に傷一つ付けられない」ギュルルルルル

玄「そ、そんなこと、やってみなくちゃ――」

照「無駄だよ、ツモっ(物理)」ギュォンッ

メキッメキメキッ

玄「がふっ、ごほっ、げほげほっ。ふっ、ふっ」ガクガクッ

照「今ので肋骨が何本か折れたはず。これ以上無理をすれば、命に関わるよ?」

玄「……ドラゴン、ごほっ、ロード……」

ドラゴン「ぐぉぉおおおおおおお!」

照「ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモ、ツモっ、パーレンチャン(物理)」ギュルルルルギュォオオオオンッ

バキバキバキッ

玄「……ごほっ、ごほっ」ガクッ

照「……これで終わりだね。もう、貴女にドラゴンを召喚する力は残ってない」

玄「――ふ、ふふ、ふふふっ」

照「なにがおかしいの?」

玄「……今ので十分――貴女から十分も時間を稼げました」

照「それが何だって言うの?」

玄「十分あれば、また京太郎くんはまた別のところに逃げられるでしょう」

照「――まさか、その時間稼ぎのために……?」

玄「はぁ、はぁ、これで私たちの役目はおしまい。宮永さん、貴女たちの……負け……です」バタッ

照「…………松実さん、貴女はどうしてそこまで――」ギュッ


咲「――お姉ちゃん、京ちゃんは!?」キョロキョロ


照「咲……ごめん、逃げられた」

咲「に、逃げられた!? 何してるのよ。早く追いかけないと――」

照「多分、無駄だよ。京ちゃんはまた別のところに流れたはず」

咲「そ、そんなの、そんなのってないよ!」

咲「せっかく、せっかく、京ちゃんを見つけたのに――」

咲「……この人、この人が邪魔したんだね? 許せない、許せないよ。めちゃくちゃにしてや――」ガシッ

照「ダメ、咲」

咲「何で邪魔するの? この人がいなければ、今頃、京ちゃんを――」

照「彼女は、彼女の信念に従って行動しただけ。これ以上、彼女を傷付けるのは私が許さない」

咲「お姉ちゃん、何言ってるの? おかしいよ、お姉ちゃん、さっきからおかしいよ」

照「とにかく、もうここにいる意味はなくなった。早急に長野に戻って、京ちゃんを捜す準備をするべき」

咲「……わかった。お姉ちゃんがそう言うなら、そうする。だけど、今回のことはお母さんに報告させてもらうからね」

照「勝手にすればいい」

ドサッ

京太郎「――いてっ、いきなりどうしたんだよ、チビドラ」

チビドラ「……キュゥゥ」ガクッ

京太郎「……えっ? チビドラが消えていく。まさか、玄さんの身に何か――」

京太郎「そんな、そんなこと……嘘だろ。嘘だって言ってくれよ!」

チビドラ「…………」ニコッ


シュゥゥゥゥウウウウウ


物言わぬチビドラの最後の笑顔。

徐々に消えていくその姿を見て、俺は悟った。

もう、ここには俺の帰る場所なんてないんだ、と。

京太郎「あ……あ、ああ、あああぁぁぁっぁぁああああっ!!!!!」

京太郎「畜生! 畜生! ちくしょぉぉおおお! 逃げることしかできなかった!」

京太郎「何もできなかった! みんなが傷付くところをただ見ているだけだった! 何一つ、なに一つ守れなかった!」

京太郎「宥さん、玄さん、穏乃、憧、灼さん、赤土さん、おばさん、みんな、みんな、ごめん……ごめん。ごめんなさい……ごめんなさい」

京太郎「なんで、なんで、俺は――」

京太郎「くそっ、くそっ、くそぉっ、俺は、俺はどうしてこんなに、どうしてこんなに弱いんだ!?」

京太郎「何で、何でこんなことになっちまったんだ!?」

京太郎「……誰か教えてくれ―――――――!」



??「――京太郎くん、もう朝やで。京太郎くん、そろそろ起きんと遅刻するで」ユサユサ

京太郎「……んん、ん、あと五分……」

??「さっきもそう言うとったやろ。早くせんとマジで遅刻してまうで」ユサユサ

京太郎「……じゃあ、俺の目が一発で覚めるような刺激をお願いしますよ」

??「し、刺激って、たとえば何すればいいん……?」

京太郎「たとえば、ダイナマイトバディーなお姉さんがおもちを触らせてくれるとか……?」

??「しょ、しょうがない奴やなー。じゃ、じゃあ、うちのおもち触ってええから、はよ起きいや///」カァッ

京太郎「えっ、ほ、本当に、絹枝さんのおもちを触ってもいいんですか?」

絹枝「ほ、ホンマは恥ずかしいんやで。せやけど、京太郎くんがそうせんと駄目言うから、仕方なくや///」

京太郎「い、いや、でも本当に触ったりするのは申し訳ないというか、何というか……」オドオド

絹枝「い、今さらなにビビっとるんや。早よ触って起きいやっ///」ムニュンッ

京太郎「えっ!?」モミュモミュ

京太郎(……さ、触っちまった。絹枝さんのおもちに触っちまったよ……)モミュモミュ

絹枝「きょ、京太郎くん、も、揉みすぎやって///」ビクッ

京太郎「あっ、す、すみません……」

絹枝「う、うちやったから、良かったものの、他の女の子にしたらセクハラなんやからなっ///」プルンプルンッ

京太郎「あ、はい……」

京太郎(――絹枝さんのおもち柔らかかったなぁ)ジィッ

絹枝「きょ、京太郎くん、そんなに見つめんといてえや、恥ずかしいやろ///」ムギュッ

京太郎「す、すみません」

京太郎(絹枝さんの恥ずかしがってる顔可愛いなぁ。それにおもちも大きいし……)

京太郎(……って、おもち?)

京太郎(――なにか大切なことを忘れてるような……)

絹枝「京太郎くん、どうしたん? 怖い顔しとるよ?」

京太郎「い、いえ、何でもありません」

洋榎「おうおう、ぐずぐずしとると遅刻するでー」ガラッ

京太郎「ひ、洋榎さん、おはようございます」

洋榎「なーに、ビビっとるんや、京太郎。まさか、うちがあまりに可愛すぎて欲情してもうたんか?」ドヤッ

京太郎「いえ、そんなこと絶対にありえませんから安心してください」

洋榎「な、なんやとー!?」

絹枝「ちょっ、お姉ちゃん落ち着いて」

洋榎「絹、離しぃ、このガキ、しばいたるわ」

絹枝「ホンマに遅刻してしまうって」

洋榎「うっ、しゃあないなー。京太郎、部活の時ぼっこぼこにしたるさかい、覚えとけや」

京太郎「ははっ、そいつは怖いなー」ポロッ

洋榎「京太郎、何で泣いとるんや?」

京太郎「え? いえ、何ででしょうね? 俺にもわかりません」

絹枝「何かあったん?」

京太郎「いえ、そんなことありませんけど」

京太郎(――何か悲しい夢を見てた気がする。でも、それが何なのか思い出せない)

京太郎(いや、俺の思いすごしだよな。両親が失踪して、この愛宕家に引き取られて十年以上経つんだ)

京太郎(変な夢を見て、ちょっと感傷的になってるだけだよ)


松実姉妹編終了

愛宕姉妹編へ

D4C世界はラブコメで行くつもりだったのに、どうしてこうなったのか自分でもよくわかりませんけど、どうやら自分の頭の中はラブよりバトルの比重のほうが大きい気がします。

本編よりノリノリに見えるのは多分気のせいのはず。

それではおやすみなさい

ただいま帰宅。申し訳ありませんが、来週の棚卸の準備で今週の更新は多分難しいです。

小ネタの件ですが、本編を圧迫している以上、確かにもう番外編ですらない別物になっており、これでは本末転倒ですね。

今後、気を付けます。

それとストレス発散云々に関しては、自分としては全然そんなつもりはなかったんですが、そう感じさせてしまい、すみませんでした

今週は週末まで更新できそうにありません。

というわけで、ってわけでもないんですが、本編は次のスレで進めますので、このスレは小ネタで埋めようと思います。

もしも京太郎が宮永母から教育されずに、照も白糸台から長野に戻っていなかったら、という原作準拠の話です。


優希「――ローン! ってことで、また京太郎がラスだじぇ~」

甲高い声が部室に響く。

俺に対するロン宣言。

京太郎「くっ……」

入部してから幾度となく繰り返されてきたやり取りのはずなのに、未だにそれに慣れることはない。

咲「京ちゃん、さっきのは無理に勝負に出る必要はなかったんじゃないかな?」

優希の高い声とは対照的に、気遣うような幼なじみの声が俺にかけられる。

京太郎「……いや、でも勝負に出なきゃ、お前らに追い付けないと思って」

咲「京ちゃんの気持ちもわかるけど、もう少し慎重にならなきゃ」

京太郎「そんなこと――」

言われなくてもわかってる、そう言い返そうとして寸前で思い止まる。

わかっていても実行できなければ、それは失敗以外の何物でもない。

優希「確かに咲ちゃんの言うことは間違ってないけど、それで容赦なくカンして嶺上開花で和了った張本人が言うのはひどいじょ」

咲「……だって、嶺上開花で和了れると思ったんだもん」

和「そんなことを確信を持って言えるのは咲さんくらいなものですよ」

咲「うぅ、和ちゃんまで~」

楽しそうに話す対局相手三人を横目に見ながら、俺は何ともいえない気分にさせられる。

京太郎「ほんと……咲はすげえよ」

咲「ん? 急にどうしたの?」

京太郎「い、いや、何でもないよ。あっ、もうこんな時間だけど、あと一局くらいやろうぜ?」

優希「さすがに今日はもう十分打ったじぇ。それにこれ以上やったら京太郎がもたないじょ」

京太郎「いやいや、そんなことないって」

優希「そんなことあるじょ。最後の方なんて、全然集中できてなかっただろ?」

京太郎「それはちょっとリズムが狂ってただけで、今はもう大丈夫だから。あと一局くらい――」

和「……須賀くん、意気込みはわかりますが、明日は秋季大会の予選もありますし、あまり無理はしない方がいいでしょう」

京太郎「……和」

やんわりと遮られて、それ以上、何も言えなかった。

京太郎「そうだな。ごめん。みんなも明日、対局があるのに」

和「いえ、こちらこそ水を差すようなことを言ってすみません」

自分は悪くないのに、ぺこりと頭を下げる桃色の髪の少女。

和「それでは今日はここで終わりとしましょう」

咲「結局、この一週間、あんまり染谷先輩、じゃなくて染谷部長、あんまり来れなかったね」

和「お店が忙しいとはいえ、秋季大会ももう明日に迫ってますし、できれば来てもらえると助かったんですが」

咲「確かにそうだけど、でも、うちはどっちにしても人数が足りないから、団体戦には出られないんだよね」

優希「全国優勝校が人数不足で団体戦を出場辞退だなんて、多分前代未聞だじぇ」

咲「うん……その分、個人戦で頑張らないと」

優希「今度こそ、咲ちゃんにリベンジかますじぇ」

咲「同じ学校なんだから、そんなに対抗心を燃やされても困るよ~」

和「いえ、個人戦である以上、同じ学校であろうとライバル同士。インターハイでは後れを取りましたが、今度こそ負けませんよ」

楽しそうに会話を弾ませる咲たち。

京太郎「…………」

さっきまで一緒に打っていたはずなのに、急に三人が遠い存在になってしまったような気がして、俺は口を挟めなくなる。

咲「――っ? 京ちゃん、ボーっとしてどうしたの?」

京太郎「い、いや――」

優希「また、のどちゃんを見てエロイこと考えてたんだな。この犬!」

京太郎「ちげえよ! なんかさ、お前らの口から全国とかインターハイなんて言葉が平然と出てくるから――」

――それにビビってる自分が情けなくなっただけだ、なんて死んでも言えなかった。

優希「京太郎、夏の予選の時みたいに一回戦負けなんてことになったら、承知しないからな!」

容赦ない言葉が、俺に突き刺さる。

本人にその気はないんだろうけど、みんなとの差をまざまざと見せつけられて凹み気味の今の俺には、その言い方はちょっときつい。

京太郎「……わかってるよ。みんなの顔に泥を塗るような真似はしたくないからな」

和「須賀くん、別にそんな風に気負わなくても自分のペースでやればいいんですよ」

自虐気味に答える俺に対し、フォローに入る和。

優希「のどちゃん、京太郎を甘やかしたらダメだじぇ。こいつは甘やかすとすぐに怠けるからな!」

和「ゆーき! 言い過ぎです!」

優希「……あ、えっと――」

和に注意されて、申し訳なさそうに優希は俺を見る。

気まずい空気。

もちろん優希のさっきの発言に悪気がなかったのはわかってる。

不器用なりに、俺に発破をかけようとしてくれてたんだろう。

ただ、それが行き過ぎて和に咎められてしまった。

それだけの話だ。

京太郎「いや、いいよ。優希に俺が怠けてるように見えたのは、実際に頑張りが足りないからだしな」

優希「京太郎、その、ごめん」

京太郎「いや、だから、別に優希が謝る必要はないって」

逆に謝られると、こちらの方が情けなくて申し訳ない気分になるし。

京太郎「実際、俺がただ努力してるつもりになってるだけかもしれないし、今日だってみんなのレベルに全然付いていけなかったもんな」

咲「……京ちゃん?」

京太郎「それじゃ、ラス引いちまったし、今日は俺が残って部室の片付けするよ。鍵も職員室に返さないといけないし、みんなは先に帰っててくれ」

和「今日はって、最近、ずっと須賀くんが残ってるじゃないですか。今日はみんなでやりませんか?」

至極まっとうな和の提案。

和にしてみれば、俺みたいな雑魚でも同じ部活の仲間なんだから、一人に雑用を押し付けるのは気が引けるのだろう。

だけど――

京太郎「いや、申し出はありがたいけど、こういう決まりは『なぁなぁ』にしちまうと意味がなくなっちまうし、気持ちだけ受け取っておくよ」

和「……そうですか。それではお先に失礼しますが、何かあったら頼ってくださいね」

京太郎「ああ、そうするよ」

和「私たち、同じ部活の仲間ですから」

最後に釘を刺すように和は言った。

いや、和本人にそのつもりがあったかどうかは俺の知るところではないけど。

京太郎「ん、ああ、お疲れ」

優希「まったく、馬鹿な奴だじぇ。つまらない意地なんて張ってないで、私たちを頼ればいいのに」

京太郎「別に意地なんて張ってねえよ」

優希の憎まれ口にもいつもの切れはなかった。

咲「京ちゃん……」

京太郎「お疲れ、咲。明日は頑張ろうな」

咲「う、うん、頑張ろうね」

そうして三人が部室から出て行くのを見送り、俺はため息を一つ。

京太郎「……頑張ろうね、か」

意味もなく幼なじみの最後の言葉を繰り返し、やりきれなくなって、もう一度ため息を吐く。

京太郎「――俺なりに頑張ってるつもりなんだけど、あいつらには怠けてるように見えるんだろうな」

ここまで自分が情けないと自嘲の笑いすら湧いてこない。

京太郎「はっ、それも仕方ねえんだろうさ」

自虐気味に、無理やりに自分を納得させて、俺は小さく笑った。

全国レベル、いや、それ以上の連中とあいつらがやり合ってきたのを俺は知っている。

だからこそ、俺みたいな初心者に毛が生えたレベルの雑魚と、あいつらが卓を囲んでくれている今の状況自体、普通はありえないことで……

だってのに、俺はなにを贅沢言ってるんだか。

大体――

「全部、納得ずくでこの部に残るって決めたのは俺自身だろうがよ」

ああ、そうだ。

インターハイが終わったら、こんな部活なんて辞めるつもりだった。

麻雀を覚えるにつれて、みんなとのレベルの差が嫌というほどわかってきて、この部に自分の居場所が雑用以外にないって思い知らされて――

でも、せめてインターハイの間くらいはみんなが麻雀に集中できるようにって進んで雑用を買って出て――

こんな俺でもみんなの役に立てるってことが嬉しくて――

何よりみんなが勝った時の笑顔を間近で見たくて――

もちろん、清澄のインターハイ制覇の裏に俺の働きがあったなんて、そんな恥ずかしいことを言うつもりはさらさらないけど――

優勝はみんなが自分たちの力で勝ち取ったものであって――

俺はその邪魔にならないようにサポートしただけにすぎないってこともわかっていて――

そう、だから、清澄が優勝した時点で、俺がこの部にいる意味がなくなるはずだった。

全国優勝校ともなれば、来年は新入部員がゾロっと入ってくるはずだし、来年まで待たなくても、この部に興味を持った在校生が入部してくる可能性だってあったんだから。

インターハイが終わったら、俺はこの部を辞めるつもりだった。

そう――やめるつもりだった。

そのはずだったのに――

「……なのに、結局辞められなかった」

誰かに止められたわけでもない。

それどころか、辞めるつもりだったことも話してない。

俺は俺自身の意志でこの部に残ることを決めた。

「ほんと何でだろうな?」

残ってたって、つらいだけなのに。

「……でも、羨ましかったんだよ」

優勝が決まった瞬間、みんなが泣きながら抱き合う姿を、俺は遠くから見ているだけで――

俺なんかがその輪の中に入ってはいけないことは嫌というほどわかっていたし――

仮に入ろうとしても、みんなが受け入れてくれる優しい人たちだってこともわかっていたから。

だから、意地でも入れなかった。

もちろん、みんなが勝って嬉しいって気持ちが一番大きかったし、自分の頑張りが報われたとも思えた。

でも、それ以上に自分が情けなくて消えたくなったのも事実で。

自分がどうしようもなく情けなく思えて、どうして自分がここにいるのかすら、わからなくて、心が死にそうだった。

あのとき、自然とこぼれた涙が嬉し涙なのか、それとも別の涙だったのか、今でもまだわからない。

そうして、泣きながら抱き合うみんなを遠目に眺めながら、ボロボロになっていく心で幻想した。

もしかしたら、俺も頑張って強くなれれば、あの輪の中に気後れせずに混ざれるんじゃないか、なんて都合の良い妄想を。

京太郎「ほんと、馬鹿みてえだよな」

現実逃避と笑われても仕方のない、しょうもない幻想だ。

京太郎「――そして、自分なりに必死に足掻いた結果がこのざまかよ」

インターハイが終わってから、幾度となく咲たちと卓を囲んだが、未だに満足な結果を残せていない。

それどころか、ここまで俺が弱いと、多分、咲たちにとって、俺の努力はものすげえ的外れで、怠けてるようにしか見えないんだろうってことも流石にわかってきた。

和はさっき咎めたけど、実際、優希の言うことはまったくもって正論で……

『結果の伴わない努力に意味はない』

でも、それでもさ、

京太郎「俺だって自分なりに頑張ってるんだけどな」

コンコン

咲「……京ちゃん、まだいる?」

控えめにドアをノックする音が聞こえて、開いたドアから咲が顔を覗かせた。

京太郎「――ん? どうしたんだよ、咲」

暗い気分に浸っていたのを拭い去って、無理やりいつもどおりの声を咲にかける。

咲「えへへ、たまには一緒に帰ってあげようかなって思って、和ちゃんたちには先に帰ってもらったんだ」

恥ずかしそうに笑みを浮かべる幼なじみ。

京太郎「おいおい、一緒に帰ってあげようって、ずいぶんと上から目線だなー」

軽口を叩きつつ、幼なじみの頭にグリグリとこぶしを押し付ける。

咲「いたっ、いたたっ、痛いよ、京ちゃん」

京太郎「当り前だ。痛くしてやってるんだからなー」

などと言いつつ、やり過ぎる前に解放。

咲「うぅ、京ちゃんは私に対して容赦がなさすぎるよ」

涙目で俺を睨んでくる咲に対し、俺はできるだけ軽い笑みを浮かべて言ってやる。

京太郎「そりゃ、お互い様だろ」

咲「だって、麻雀の時、手加減なんてしたら許さないって京ちゃんが言ったんじゃん」

京太郎「確かに言ったけど、お前、本当に容赦ねえんだもん」

咲「それは――京ちゃんが当たり牌をバンバン切るから……」

京太郎「毎回それでカンされて責任払いさせられるこっちの身にもなってみろ」

咲「うぅ、ごめんね」

本気で申し訳なさそうに俯く幼なじみ。

ったく、こいつは。

相変わらず冗談が通じないんだよな。

京太郎「――冗談だよ。ありがとな、咲」

自分の顔が赤くなっていないことを祈りながら、咲の頭を撫でる。

咲「ふぇ? 何で私にありがとうなんて言うの?」

京太郎「お前らは俺みたいな雑魚相手でも馬鹿にしたり、手を抜いたりせずに全力で相手してくれるだろ。こう見えても感謝してんだよ」

咲「う、うん、どういたしまして――って、ちょっと頭撫でないでよ。恥ずかしいってば」

京太郎「あっ、ごめん」

正気に返って、咲の柔らかな頭から手を離す。

ヤバいヤバい、無意識に何やってんだ。

京太郎「えっと、あのさ、だから、せめて、もう少し強くなってお前たちの対局に付いていけるようになりたいんだよ、俺」

咲「うん……」

京太郎「でもな、なかなかこれが上手くいかなくて。ほんと、麻雀って難しいのな」

咲「ふふっ、そうかもしれないけど大丈夫だよ。京ちゃん、ちゃんと強くなってるって」

京太郎「そうか?」

咲「うんっ。もうちょっと麻雀に集中して頑張れば、もっと強くなれるよ」


京太郎「     」


多分、それは本当に何気ない、咲にとっては本当に何でもない一言だったんだろう。だけど、優希の言葉とは比べものにならないくらい、その言葉は俺の心を抉っていった。

咲「京ちゃん? どうしたの? 私、変なこと言っちゃったかな?」

きょとんとした表情で、不安そうに俺の顔を覗きこむ幼なじみ。

俺が勝手に凹んでるだけなんだから、咲にとってはそれが当り前の反応なのだけど、それが逆につらい。

京太郎「いや、何でもないよ。うん、もっと頑張るよ、俺」

どうにか怪しまれないように笑顔を作る。

咲「そ、そう? なら、いいけど。やっぱり私も片付け手伝うよ」

咲の方も納得はしていないようだったけど、それ以上、追及したりはしなかった。

京太郎「ああ。悪いな。こっちは大体済んだから、ベッドの周りの方を頼むよ」

咲「……う、うん」

さっきまでとは打って変わって、よそよそしい空気が俺たちの間に流れる。

息苦しくて、本当に息が詰まりそうで、とても長く感じる時間。

京太郎「――なぁ、咲」

耐えきれなくなって、俺は逃げ場を求めるように声をかける。

咲「ん? どうしたの、京ちゃん?」

京太郎「俺ってそんなに――」

――怠けて見えるのか?

そう聞きそうになった自分に心底、嫌気がした。

咲「京ちゃん?」

京太郎「いや、何でもないよ。たださ、俺も年頃の男子高校生だし、麻雀だけに集中するってのは難しいんだよな」

咲「もうっ、そんなこと言ってぇ。和ちゃんや優希ちゃんに怒られちゃうよ」

京太郎「ははっ、そいつは怖いなー」

咲「ほんと、しっかりしてよね」

いつもの幼なじみとのやり取りのはずなのに、互いにどこかよそよそしく感じるのは、多分気のせいじゃないんだろう。

咲「ん、こっちは片付け終わったよ。京ちゃんの方は終わった?」

京太郎「ああ、ばっちりだぜ。それじゃ、一緒に帰るか」

咲「あっ、帰りに本屋さんに寄ってもいいかな?」

本が好きな咲らしい提案。

京太郎「ちょうどいいな。俺も欲しい本があったんだ」

咲「もしかしてエッチな本とかじゃないよね?」

京太郎「学生服のままエロ本買えるほど勇者じゃねえよ」

咲「ふふっ、冗談だよ」

笑ってはいたけど、咲が無理をしているのは明らかだった。

もともと咲がこんな冗談を言えるような奴じゃないのは俺が一番よく知っている。

咲「もしかして、麻雀の教本?」

京太郎「ま、そんなとこ。ネットで色々と調べてるんだけど、やっぱり実際に本で読んだ方が勉強になるしな」

咲「そうかなー? そういえば私、麻雀の本って読んだことないんだよね。今度読み終わったら、貸してもらってもいいかな?」

京太郎「……ん、ああ、わかったよ」

笑えないことに、俺の幼なじみは凡人のする努力すら必要としないらしい。

本屋


京太郎「……えっと、麻雀のコーナーは――」

咲「京ちゃん、こっちこっち」

店の奥の方で手を振る咲。

客「…………」チラッ

咲「あっ///」

しかし周りの客の視線に気付くと真っ赤になって縮こまってしまった。

京太郎「ははっ、何やってんだよ、咲」

恥ずかしそうに顔を押さえる幼なじみをからかいながら、俺は本棚に視線を移す。

京太郎「おっ、結構そろってるんだな」

咲「京ちゃん、もしかして教本買うの初めてなの?」

想像以上の本の数に俺が声を上げると、驚いたように咲がこちらを見る。

京太郎「恥ずかしながらな。部長や染谷先輩、あと和のやつを貸してもらって勉強してたから」

咲「ふーん、そうなんだ。私に言ってくれれば良かったのに」

面白くなさそうに口を尖らせる咲。

確かに正論かもしれないけど、だとすると一つ言っておきたいことがあった。

京太郎「今まで教本の一冊も読んだことのない奴がどの口で言う?」

咲「うぅっ、それは言わない約束だよ~」

俺のツッコミに情けない声を上げる咲。

京太郎「ははっ、冗談だよ。えっと、和が言ってた本は――」

咲「本のタイトル言ってくれたら、私も一緒に探すよ?」

ありがたい申し出だったけど、その必要はすぐになくなった。

京太郎「いや、もう見つかったよ」

目当ての本を手に取って咲に見せる。

咲「目指せ上級卓、次の一手集?」

京太郎「和のオススメのシリーズなんだよ。前の巻まで貸してもらっててさ、これが最新刊らしいけど、ネットのレビューとかもかなり高いんだぜ」

疑問符を浮かべる幼なじみに俺は説明してやるが、本人はあまり興味がなさそうな表情を浮かべていた。

咲「ふーん」

京太郎「反応薄いなー。実戦的な出題ばっかりだから、読み終わって和に貸したら、咲にも貸してやるよ」

咲「……私は別にいいよ。あんまり興味ないし」

京太郎「なに怒ってんだよ?」

咲「別に怒ってないもん。京ちゃん、私の知らないところで和ちゃんと本の貸し借りしてたんだと思ってさ」

京太郎「貸し借りって言っても、俺は借りてばっかりだぞ」

咲「ふーん」

あからさまに不機嫌そうな表情を浮かべる咲。

京太郎「おい、俺ばっかり借りてて不公平だと思うなら、咲も和に言って何か貸してもらえばいいじゃんか」

咲「だからっ、別にそんなんじゃないよっ」

じゃあ、何で怒ってんだよ。意味がわかんねえよ。

京太郎「咲、お前、さっきからなに怒ってんだよ?」

咲「だから怒ってないって言ってるでしょ。それに、そういう本ってあんまり役に立たないんじゃないかな?」

京太郎「なんだと?」

咲「だってさ、実際に打ってみないとわからないことの方が多いし」

それだけは絶対に言われたくない言葉だった。

咲に限っては確かにその通りだというのは嫌というほどわかる。

だけど、だからこそ咲にだけは言ってほしくなかった。

京太郎「……そうかもな。お前くらいのレベルになるとこんな本に書いてあることなんて、当たり前すぎて役に立たないって思っちまうのかもしれないな」

咲「京ちゃん?」

京太郎「でも、役に立たないことなんて絶対ないと思うぞ」

自分に言い聞かせるように呟く。

そうしないと、こんなことで咲に嫉妬している自分が情けなくて心が折れそうになるから。

京太郎「絶対にそんなことないはずなんだ……」

咲「あ、ご、ごめん、私、無神経だったね」

申し訳なさそうに頭を下げる咲。

見ているこっちが申し訳なくなるくらいの狼狽っぷりだった。

いや、それもこれも俺のせいなのか。

京太郎「――俺の方こそ勝手に熱くなって悪い。咲の探してる本って何なんだ? お詫びに一緒に探すよ」

咲「ううん、別に何か欲しい本があったわけじゃなくて、ただ本屋さんに寄ってみたかっただけだから」

本屋に寄ってみたかっただけ?

自分から言い出したのに、それだと余計に意味がわからない。

けれど、咲はまるで急かすように言う。

咲「京ちゃんの欲しい本もあったみたいだし帰ろうよ」

京太郎「お、おお。じゃ、帰るか」

けれど、本人が帰りたがっているのに、俺が反対する理由もない。

咲の言葉に従うしかなかった。

帰り道


咲と並んで帰る。

こうして二人きりで帰るのは何カ月ぶりのことだろう?

そんなことを考えて、最後に咲と帰った日のことを思い出そうとして、結局やめた。

多分、思い出せないくらい前のことだから。

隣り同士、並んで歩いているはずなのに俺たちの距離は遠い。

本屋を出てから、一言か二言しか会話していなかった。

とはいえ、このままだんまりというわけにもいかないのも事実で――

京太郎「……咲、どこまで付いてくるつもりだよ?」

咲「ふぇっ!?」

俺が声をかけると驚いたように周りをきょろきょろと見回す咲。

京太郎「ったく、ボーっとすんなよな。お前の家はあっちだろ?」

いつも咲と別れる道はとっくの昔に過ぎていた。

咲「あっ、ご、ごめん」

今来た道を走って戻っていく咲の背中に声をかける。

京太郎「じゃ、また明日な」

咲「う、うん、また明日。大会頑張ろうね!」

その小さな背中を見送りながら、俺は何ともいえない気分になる。

京太郎「くそっ」

ドンッ

苛立ちまぎれに近くにあった電柱を思い切り殴りつけた。

何やってんだよ、俺……

咲は何も悪くないのに勝手にイラついて、当たって――

自分と咲の間に差があることなんて、ずっと前からわかってたことなのに。

京太郎「ああ、そうだよ。そんなことわかってるんだ」

自分に言い聞かせるように呟く。

ずっと前から――わかってた。

そのはずなのに、今さらになって何でこんなに悔しいんだ。

ジンジンと右手が痛む。

そういえば、さっき電柱を殴り付けたっけな、なんて他人事のように思いながら、右手に目を向ける。

京太郎「……へっ、やけに手が痛いと思ったら、血が出てやがる」

力の加減くらいしろよ、俺のばか。

京太郎「あーあ、イラついて電柱殴って、手から血流して……ほんと、何やってんだか、俺」

自宅


京太郎「ただいまー」

京母「おかえりー。あんたずいぶんと遅かったじゃない」

人の気も知らずにのん気に出迎えるお袋。

京太郎「ああ、ごめん、お袋。ちょっと帰りに本屋に寄ってたんだよ」

京母「また漫画買ったのかい?」

どうにもこの親は俺のことを過小評価している気がする。

俺だって、たまには本屋で漫画以外の本も買うっての。

ほんと、たまにだけど。

京太郎「ちげーよ。麻雀の教本だよ」

京母「……麻雀ねえ」

ちょっと含みのある声でお袋がつぶやく。

京太郎「なんだよ、俺が麻雀の教本を買っちゃいけえねえのかよ?」

京母「いや、そういうわけじゃないけど、あんた、まだ続けるつもりなんだね」

はっきりと口にはしないけど、俺が麻雀をすることをお袋がよく思っていないことだけは確かだった。

京太郎「まだ続けるつもりって、どういう意味だよ?」

前々からそれは感じてはいたことだけど、だからこそ今の言い方は聞き捨てならなかった。

たとえ、それが自分の母親の言葉であってもだ。

京母「だって、あんた、前の県大会で予選落ちだったんだろ?」

京太郎「だったら何なんだよ?」

怒鳴り返しそうになるのを必死で抑えて、なるべく冷静に聞き返す。

それは夏の話で、今の俺とは関係のない話のはずだ。

そう、自分に無理やり言い聞かせる。

京母「女子は全国で優勝なのに、あんたは県予選突破どころか一回戦負けだったんだよね?」

京太郎「だから、それが何だって言うんだよ?」

京母「あんた、つらかったら、意地にならないでやめてもいいんだよ?」

優しい声でお袋はそう言った。

まるで、聞き訳の悪い小さな子供を諭すように、そう言った。

瞬間、

京太郎「意地になんかなってねえよ!」

頭に血が昇って、怒鳴り返していた。

京太郎「勝ちたいから、こうして勉強してるんだろ!」

京太郎「それの何が悪いってんだよ!?」

くそっ、どいつもこいつも勝手なことばかり言いやがって。

京太郎「何もわかんねえくせに横から口出しすんじゃねえよ!」

京母「まあ、あんたが納得してるならいいけどさ」

京太郎「納得ってなんだよ!?」

お袋の一言一言が気に障る。

もう顔も合わせているのも苦痛だった。

京太郎「もういいっ寝るっ。メシはいいから!」

京母「京太郎!」

後ろで声を上げるお袋を無視して、俺は自分の部屋に入るなりベッドに倒れこんだ。

京太郎「くそっ、くそっ、くそぉっ」

自分が弱いことなんて、わかってるんだよ。

だから、こうして頑張って強くなろうとしてるのに、なんで誰もわかってくれないんだ。

京太郎「くそっ、くそっ、俺は――」

頭の中で自分に対する情けなさやら怒りやらがぐるぐると回っていく。

俺だって俺なりに頑張ってるのに、どうして誰も認めてくれないんだよ……

どうして誰も――

京太郎「くっ……不貞寝してる場合じゃねえだろうが」

自分に言い聞かせるようにベッドから起き上がる。

明日はもう秋季大会本番だ。

時間がない。

少しでも麻雀の勉強をしないと。

こんな気分のままじゃ、ろくに集中できるはずがないのはわかってる。

でも、だからってこのまま不貞寝なんてしてたら、絶対に後悔するだろう。

モヤモヤした気持ちで、買ってきた本をペラペラとめくっていく。

本に目を通している間も、今日あった色々な出来事が頭の中をぐるぐると回っていた。


京太郎「……よしっ、これも正解! シリーズを読み始めた最初の頃に比べるとだいぶ正答率が上がってきた気がするな」

本を半分ほど読み終えたところで、時計を確認する。

京太郎「もうすぐ九時か。本ばっか読んでてもなんだし、ネトマでもしよう。和と打てればいいんだけど」

パソコンの電源を入れて、いつものネトマのサイトにアクセスする。


裸王 さんが入室しました


京太郎「えっと、のどっちは――おっ、いたいた。ちょうど、卓が空いたみたいだし、いっちょ挑戦してみるか」

対局終了


のどっち:こんばんは、須賀くん

裸王:お疲れ、やっぱり和は強いな。全然歯が立たねえよ

のどっち:そんなことありませんよ。今回の対局では須賀くんのツモが裏目に出ていたようですし

裸王:そう言ってもらえると助かるよ。そうそう、和の言ってた本買ったぜ

のどっち:どうでした? お役に立ちそうですか?

裸王:ああ、ばっちりだよ。前の巻と比べても密度が濃くて、さっきまで時間も忘れて読み耽ってたんだぜ

のどっち:そうですか。須賀くんの役に立ったようで何よりです

裸王:明日までには読み終わると思うから、今度、部活の時に貸すよ

のどっち:いいんですか?

裸王:和には世話になってるからな。これくらいで今までの借りを返せたとは思わないけど

のどっち:別に私は貸しだなんて思ってませんよ? それよりもあまり根を詰めないでくださいね

裸王:わかってるって。明日はもう大会だし、そんな無茶なことはしないよ

のどっち:それならいいんですが。間違っても授業中に読んだりしないでくださいよ

裸王:ははっ、全部お見通しか。気を付けるよ

のどっち:それではこんな時間ですし退室しますね

裸王:ああ、お疲れ


京太郎「ふぅ……ほんと今日はいいとこなしだな――ってメールが届いてる……ハギヨシさんからか。テキストが添付されてるけど」

メールを開いてみるとハギヨシさんの簡単な説明とともに、ドイツの研究所で分析されたという最新の麻雀の研究結果が載っていた。

京太郎「ハギヨシさん、ほんと律儀だな」

合同合宿で居残りになった俺は、ちょっとした縁で知り合ったハギヨシさんとこうしてメールする仲になっていた。

たまにネトマの相手をしてもらうこともあるけど、こうやってハギヨシさんからメールが来るときは大抵、麻雀の研究についてのテキストが添付されている。

京太郎「明日、龍門渕さんにちゃんとお礼を言っておこう」

元々、研究所に麻雀の分析を依頼しているのはハギヨシさんの主人である龍門渕さんだ。

俺がこうして、そのおこぼれに与らせてもらっているのは、龍門渕さんの好意によるところが大きい。

もちろん、俺にそんなつもりは全然なかったんだけど、

龍門渕さん曰く『ハギヨシと仲良しくしていただいていることに対するささやかなお礼ですわ』とのことで、こうして定期的に研究結果が送られてくる。

むしろ、俺のほうがハギヨシさんにお世話になりっぱなしで、仲良くさせてもらっている感じなんだから、龍門渕さんに感謝されるのは逆にむずかゆいというか……

もちろん龍門渕さんが俺の言い分なんて聞いてくれるはずもないんだけどさ。

まあ、もらえるものはもらっておくのが俺の信条だ。

ハギヨシさんと龍門渕さんにお礼のメールを送って、さっそく研究結果に目を通していく。

ちなみに、ドイツの研究所から送られてきたレポートなのだから、当然のことだけど、元はドイツ語で書かれているらしい。

それを龍門渕さんは、わざわざ日本語に訳してくれた上に、自分なりの注釈まで入れてくれて、俺でもわかるようにしてくれていた。

なんというかもう、ここまで来るとありがたいを超えて、申し訳なくなってくる。

今度、龍門渕に行ったら、雑用でもさせてもらおうかな……なんてね。

京太郎「ふぅ、さすがにこの量じゃ今日中に読み終えるのは無理だな。買ってきた本も半分くらい残ってるし」グー

京太郎「うっ、晩飯抜いたせいか、集中力も落ちてる気がする」

時計を確認しつつ、

京太郎「もう十一時か。ちょっと小腹も空いたし、コンビニ行くか」

コンビニ


京太郎「おっ、レジのところにおでんがある」

そういや、ほんの少し前まで夏だと思ってたけど、もう秋なんだよな。

最近じゃ、夜も冷えてきて薄着だと風邪ひきそうだし。

こういう寒い日はおでんみたいな温かい食べ物が美味しそうに見えてくる。

だからって、買うつもりはないけど。

ピョコピョコ

京太郎「ん? なんだ、あのどこかで見たような角は?」

デザート売り場を行ったり来たりする特徴的な角。

咲……じゃないよな。

だとすれば、他にあんな特徴的な角を持っているのは――

京太郎「もしかして、あのっ――」

照「は、はいっ」

声をかけると驚いたようにこちらに振り返る女の子。

俺はこの人を知っている。

京太郎「やっぱり照さんだ。お久しぶりです」

照「あっ、京太郎くん、こんばんは」

安心したように笑うと、インターハイチャンピオンは懐かしそうに俺の名前を呼んだ。

京太郎「長野に戻ってきてたんですね」

照「うん、ちょうど連休と学校の創立記念日が重なったから、いい機会だと思って」

京太郎「咲の奴、そんなこと一言も言ってなかったんですけど」

照「実は咲にも内緒で帰ってきたから」

いたずらっぽく笑う照さん。

京太郎「なるほど。咲の奴、めちゃくちゃ驚いてたんじゃないですか?」

照「うん、最初は驚いてたけど――でも、あんまり元気がないみたいで、まだちょっとしか喋ってない」

先ほどの笑顔とは打って変わって、照さんは寂しそうな表情を浮かべる。

照「咲、学校で何かあったのかな? 京太郎くんは知ってる?」

そうか、咲、家でも元気なかったのか。

照さんに対して、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

京太郎「あっ、それは今日の帰りに本屋で咲とちょっと言い争いみたいになっちまったのが原因だと思います。すみません」

照「言い争い?」

京太郎「って言っても、俺の方が勝手にキレちまっただけで、咲は全然悪くないんです」

照「何かあったの?」

きょとんとした表情を浮かべる照さん。

こうなってしまった以上、照さんに話しても問題ないよな。

照さんなら同じ学校じゃないし、他の人に言いふらすようなことは絶対しないだろうし。

それに何より、誰かに相談しないと俺も限界かもしれないし。

京太郎「ここじゃ何なんで、ちょっと場所を移してもいいですか?」

照「別に構わないけど……」

ちらりと名残惜しそうにデザート売り場に視線を送る照さん。

京太郎「あれ? 何も買わないんですか?」

照「実はお財布を忘れて困ってたところ……」

京太郎「」

照「…………」ジー

無言で照さんは視線を俺に送ってくる。

何というか捨て猫と目が合ってしまったときの、あのいたたまれない気分を思い出させるんだけど。

照「…………」ジー

ああ、わかった。

照「…………」ジー

京太郎「わかりましたよ。話を聞いてもらう礼に好きなだけおごりますよ」

照「ありがとう、京太郎くん。全力で好きなだけ食べるね」

この人、ナチュラルに、なにとんでもないこと言ってんだ?

京太郎「すみません、やっぱり好きなの三つまでにしてもらっていいですか?」

照「ふふっ、冗談だよ」

そう言って、照さんは笑ってるけど、

京太郎「いや、さっきの目はマジで棚に置いてあるデザートを食いつくすつもりだったでしょ?」

照「…………」プイッ

うわ、最悪だこの人。

公園


照「この公園に来るのも久しぶりだね」

京太郎「そういえば、そうですね。立ったまま話すのもなんですし、向こうのベンチに座りましょうか」

多分、十年以上前から置いてある古びたベンチに俺たちは並んで腰かける。

照「…………」モグモグ

京太郎「シュークリーム美味しいですか?」

照「京太郎くんも欲しいの?」モグモグ

一応、俺を気遣ってくれてるんだろうけど、照さんの目はシュークリームにしか向いていない。

この人、こんなキャラクターだったけ?

昔はもうちょっとお姉さんしてたと思うんだけど……

ここまで来ると、首をかしげたくなるレベルだ。

とはいえ、年上、それもインターハイチャンピオンにそんな口を聞けるほど、俺は勇者なわけでもない。

京太郎「いえ、そういう気分でもないし、俺はいいです」

照「こんなに美味しいのに」モグモグ

残念そうに呟く照さん。

どうやら、本当に善意で俺にシュークリームを分けてくれるつもりだったらしい。

って言っても元は俺の金で買った物なんだけどさ。

とりあえず、手持ち無沙汰な俺は美味しそうにシュークリームを頬張る照さんを眺めることにする。

この人、無表情なんだけど、幸せそうに食べるんだよな。

などと思っていると、突然、照さんが顔をこちらに向けた。

照「ねえ、京太郎くん、こうして、このベンチに座ってると懐かしい気分になるね」

この人の言動は本当に唐突で、その意図がよくわからなくなることもあるけど、今回だけはなんとなく言いたいことが伝わってきた。

京太郎「そういえば、照さんって子どもの頃、ここに座ってお菓子食べながら、よく本を読んでましたよね?」

照「そう。咲と京太郎くんがまだ小さかったから、よく私がこの公園まで付いてきてた」

昔を懐かしむように照さんは言う。

でも、一つ大切なことを忘れてませんか?

京太郎「――で、おばさんが持たせてくれた俺たちの分のお菓子まで食べてましたよね?」

照「ごめん、それは覚えてない」

京太郎「ひでえっ」

ばっさりと言い切る照さんに俺は思わず悲鳴を上げる。

この人、高校麻雀界で魔王とか鬼畜とか言われてて、可哀そうだなーとか思ってたけど、やっぱり鬼畜魔王だわ。

照「本を読みながら、無意識のうちにお菓子を食べてたから」

京太郎「本能ってやつですか」

それならそれで、もっと畜生度がアップする気がするんですけど?

照「それで、京太郎くん、話っていうのは?」

京太郎「強引に話を変えないでください」

自分に都合が悪くなったからって、真面目な顔して無理やり話題を変えようとするインターハイチャンピオンがここにいますよーぅ。

照「じゃあ、この公園で遊んでた時に、咲の角が京太郎くんに突き刺さった話を――」

京太郎「いえ、思い出したくないので、言う通りにしますから、思い出させないでください」

うぅ、俺、相談する相手を間違えたかもしれない。胃がキリキリしてきたんですけど。

照「ふふっ、ごめん。なんだかこうしてると昔に戻ったみたいで――」

いたずらっぽく笑う照さん。

それは本当に楽しそうな笑顔で――

京太郎「あの、不躾な質問で申し訳ないんですけど、照さんは麻雀で挫折したことってありますか?」

照「本当に不躾な質問だね」

俺の訊ねに対し、顔をいつもの無表情に戻して照さんは言う。

京太郎「不快な気分にさせたのなら謝ります」

照「別にそんなことないよ。京太郎くんが悩んでるのは、なんとなくわかるし」

まだ再会して三十分も経ってないっていうのに、照さんはそこまでお見通しのようだった。

果たして照さんの洞察力がすごいのか、それとも俺が表情に出やすいだけなのか。

多分、両方なんだろう。

照「でも、話を始める前に一つ。私たちの家が特殊だっていうのは知ってるよね?」

京太郎「家族麻雀をやってたんですよね?」

言葉にすれば、たったそれだけのことなんだろうけど、ただ一つ付け加えなければいけないことがある。

それは――

京太郎「咲の嶺上開花やプラマイゼロもそのときに身に付けたものだって聞きました」

照「うん、私たち姉妹にとって麻雀は好き嫌いってレベルじゃなくて、もう生活の一部だった」

それが家族麻雀というアットホームなレベルを越えた、純粋な雀士育成の場だったということだろう。

照「だから、麻雀というものが何なのか考えたこともなかったし、私自身、当り前の生活過ぎて、麻雀での挫折なんて意識したこともなかった」

京太郎「つまり、照さんは麻雀で挫折したことは――」

照「うん、ないと言っていいと思う」

一切の誇張なく、インターハイチャンピオンとして全国の頂点に立つ少女は言ってのけた。

京太郎「……そうですか」

照「京太郎くんの望む答えじゃなくてごめんね」

変わらない表情のまま照さんは申し訳なさそうに言う。

別にこの人が悪いわけでもないのに。

京太郎「いえ、いいんです。俺なんかとはスタート地点から何から何まで違うってわかっただけでも十分ですから」

照「ねえ、京太郎くんはいま麻雀で躓いてるんだよね?」

なるほど、そこまでお見通しってわけか。

ここで変に意地を張っても仕方ないので、俺は素直に答えることにする。

京太郎「今っていうか、ずっとですね」

照「ずっと?」

京太郎「最初の頃は初心者だからって言い訳できたんですけど、最近は打てば打つほど、みんなとのレベルの違いを痛感させられて、それも段々無理になってきた感じです」

照「でも、麻雀を始めてまだ半年くらいなんでしょう? 仕方ないと思うけど」

京太郎「だと良いんですけどね」

多分、今の俺の気持ちは挫折を味わったことのない人にはわからないだろう。

努力しても、それが結果に結びつかないっていうのは想像以上にきつい。

照「それで京太郎くんはこれからどうしたいの?」

照さんは俺に同情するでも呆れるでもなく、真剣な表情で訊ねてくる。

これから俺はどうしたいのか?

そんなことは決まっている。

京太郎「みんなに追い付きたいと思ってます」

照「みんなに追い付く? 咲とか原村さんたちのこと?」

京太郎「はい。まずは一緒に打っていて引け目を感じなくなるくらい強くなれれば、と思ってるんですけど」

照「…………」

京太郎「でも全然まだまだで、麻雀って難しいですよ」

照「手、見せてもらってもいいかな?」

自嘲気味に笑う俺に対し、照さんは突然そんなことを言った。

この人の意図はわからない。

だけど、別に断るほどのことでもないので俺は素直に従うことにした。

京太郎「えっと、こうですか?」

差し出した俺の手を、照さんの柔らかな手が握る。

照「マメができて、潰れた痕がいっぱいある。頑張ってるんだね、京ちゃん」

京太郎「照さん……」

そういえば、初めて人に真っ直ぐ頑張ってることを認めてもらった気がした。

それも、俺なんかが手を伸ばしても絶対に手の届かない人に。

照「昔みたいに照ねえちゃんって呼んでくれてもいいよ?」

京太郎「いや、それはさすがに恥ずかしいというか」

照さんの無邪気な提案に、俺は恥ずかしくて頭をかくしかない。

さすがに高校生にもなって照ねえちゃんは恥ずかしいし。

照「ふふっ、そうだね。私も恥ずかしいから、やっぱり京ちゃんの呼びたいように呼んで」

京太郎「じゃあ、照さんで」

照「むぅ……」ジー

自分で恥ずかしいって言ったくせに……そんな表情でこっちを見るなんて卑怯じゃないですかね?

なんて言っても聞いてもらえないんだろうけど。

ったく、仕方ねえな。

京太郎「……わかったよ。照ねえちゃん」

照「ん、京ちゃんは素直だね」

そう言って、照さんは嬉しそうに笑った。

本当に嬉しそうに。

京太郎「なあ、もういっこ質問してもいいかな?」

照「質問なら、シュークリームの分だけ受け付けるよ」

なるほど、シュークリームさまさまだな。

なんて益体もないことを考えつつ、俺は訊ねる。

京太郎「照ねえちゃんはさ、努力すれば努力した分だけ人間って報われると思うか?」

照「思わないよ」

即答だった。

即答すぎて、

京太郎「ははっ、即答か」

思わず俺も笑って返してしまうくらい即答だった。

けれど、照さんはそんな俺の反応すらも見透かしていたように続ける。

照「京ちゃんだって、そう思ってるんでしょ?」

これには返す言葉もない。

京太郎「確かにそうだけど、でも、報われてほしいとは思ってる」

照「どうしてそう思うの?」

京太郎「だって、そうじゃないと努力する意義を見失っちまうよ」

報われないことがわかってるのに努力を続けられるほど、人間って生き物は愚直には生きられない。

俺はそう思うから。

照「それは違うよ、京ちゃん」

しかし、照さんはそれすらも否定した。

京太郎「照ねえちゃん?」

照「それくらいで意義を見失ってしまうような脆いモノを私は努力と呼ばないと思う」

真っ直ぐに、ただ真っ直ぐに俺を見て、照さんは言った。

京太郎「……インターハイチャンピオンが言うと、全然重みが違うな」

照「……むぅ、またそうやってからかう」

京太郎「ははっ、ごめんごめん。でも、本当にからかうつもりなんてなくて、本心からそう思うんだ」

照さんの言うことに納得いかない部分もあるけど、これが俺の偽りのない本心だった。

京太郎「照ねえちゃんはすごいよ。本当に」

それが強者の論理で、弱者のことなんてまったく無視したエゴだとしても、それが許されるくらいにこの少女は強い。

俺がこの人の言うことを真っ向から否定したとしても、それは結局のところ、弱者のひがみで終わってしまう。

照「……京ちゃんはもっと強くなりたいって言ったよね?」

京太郎「急にどうしたんだよ?」

閑話休題よろしく、急に話を変える照さん。

照「咲から私の能力のことは聞いてるよね?」

けれど俺の質問に答えることなく、高校王者は訊ねを重ねてくる。

京太郎「えっと、鏡を使って対局相手の本質を見るってやつだっけ。正直、能力とか言われても、よくわかんないけどさ」

俺みたいな無能力の一般人には、まるで遠い世界の話にしか聞こえないことだけど、この人たちはそういう世界で戦ってる。

ぶっちゃけてしまえばレベルが違うとかじゃなくて、ここまで来ると住んでいる世界が違うって感じだ。

俺が困惑しているのに気付いたのか、照さんはスッと端正な顔をこちらに近付けてきた。

照「ここからが本題だけど、もし京ちゃんが望むのなら、京ちゃんの本質を見ることもできるよ」

さらりとそんなことを言ってのける照さん。

京太郎「…………」

俺の頭は何を言われたのか、理解が追い付いてくれない。

京太郎「俺の本質?」

照「簡単に言えば、咲の嶺上開花や清澄の部長さんの悪待ち、あるいは原村さんのデジタル打ちのような、その人が最も得意とする打ち方がわかるということ」

京太郎「って、ことはもしかして俺の――」

照「京ちゃんからは異質な気配を感じるから、その可能性は十分あると思う」

真顔のまま照さんは言った。

照「本質さえ分かれば、その力をどうやったら伸ばせるのかもわかるから、すぐ力になると思うけど」

京太郎「俺の、俺だけの力……」

照「対局中じゃないから、いつもとは違う方法で鏡を出すけど、どうする?」

京太郎「俺は――」


京太郎「いや、やっぱりいいよ」

照「京ちゃん……」

京太郎「照ねえちゃんの申し出は嬉しいけど、そういうのはやっぱりなんか違う気がするし」

照「……うん、そうだね。私が見た光景が、京ちゃんにとって最適な打ち方だとしても、京ちゃん自身が望む打ち方じゃないかもしれないしね」

京太郎「たとえ不器用と思われても、俺は俺自身の力で自分の打ち方を見つけたいんだ」

照「……自分の打ち方?」

京太郎「俺みたいな下手くそが、こんな風に格好付けても、なに言ってんだって感じだけどさ」

照「そんなことないよ。それが普通なんだよ、本当は――」

京太郎「照ねえちゃん、どうしたんだ?」

照「私の力が京ちゃんの役に立てればって思ってたけど、やっぱり思い上がりだったのかもしれない」

京太郎「そんなことねえよ! 断ったのは俺の意地みたいなもんだから」

照「京ちゃんの意地?」

京太郎「努力していれば、いつかそれは絶対に報われるって信じたいんだ」

照「……京ちゃん、その夢、いつか叶うといいね」

京太郎「叶えてみせるさ、絶対に」

照「京ちゃん、おまじないしてあげようか?」

わずかに笑みを浮かべつつ照さんは言う。

京太郎「おまじない?」

照「麻雀が強くなるおまじない」

笑みを浮かべたまま、照さんはそんなことを言った。

京太郎「ははっ、結構辛辣なこと言ってるくせに、おまじないなんて可愛いこと言うんだな?」

照「むぅ……」

少し怒ったように口を尖らせる照さん。

可愛いな、なんて思ってしまったのは秘密だ。

京太郎「ごめんごめん、からかったわけじゃないんだ」

照「じゃあ、その証拠を見せて」

京太郎「証拠?」

照「そう。目、閉じて」

京太郎「あの、痛いことしないよな?」

さすがに照さんがそんなことをしないだろうと心の中で高を括りつつも、ちょっと不安でおそるおそる目を閉じる。

照「いいから、早く閉じて」

京太郎「……えっと、こう?」

ああ、もうっ。こうなったら、なるようになれ。

破れかぶれになってギュッと目を閉じる。

照「じゃあ、行くよ」

なんとなく気配で照さんが立ち上がって、俺の前に立ってるのだけはわかった。

一体なにするつもりなんだ。

チュッ

京太郎「……えっ?」

ひたいに走った柔らかな感触に思わず目を開けると、照さんの顔が俺の真ん前にあった。

もしかして今、でこにキスされた?

いや、もしかしなくても、それ以外にありえないんだけどさ。

照「大丈夫だよ、京ちゃんが今のまま真摯に麻雀に取り組み続けるなら、きっとその努力は報われるから」

そう言って照さんは俺の頭を優しく撫でる。

京太郎「……あの、照ねえちゃん、今のは?」

照「おまじないだよ?」

俺の質問に対し、きょとんとした顔で答える照さん。

ああ、この人、絶対に自分が何やったのか意味を理解してないよ。

京太郎「いや、そういう意味じゃなくてさ――」

照「私はもうこれで帰るけど、明日、お邪魔じゃなければ大会を見学させてもらうね」

京太郎「ちょっ、照さん!?」

照「おやすみ、京ちゃん」

こっちの気も知らずに照さんは悠々と公園を出て行く。

呆気にとられて、俺はそれを追いかけることもできず、見送るしかなかった。

ほんと、自由な人だな。

京太郎「ったく、おまじないなんて言われて、キスされちゃったけど、本人は全然そんなつもりないんだろうな」

普通なら勘違いされて押し倒されても文句は言えないと思うんだけど。

京太郎「――昔っから天然というかマイペースというか」

……でも、ちょっと元気出たかもしれない。

照さんが見学に来るって言ってたし、格好悪いところは見せられない。

京太郎「よーし、明日は頑張るぞ!」

翌日 大会会場前


まこ「ほいじゃぁ、気合い入れるぞい」

優希「おー」

咲「おっ、おー」

染谷先輩の号令に合わせて声を上げる優希と、それにつられて恥ずかしそうに声を上げる咲。

和「咲さん、無理に優希と合わせようとしなくても……」

それを見ていた和が困ったような笑みを浮かべる。

久「ふふっ、インターハイ後、新生清澄高校麻雀部にとっては初めての公式戦だからね。かなり注目されると思うけど、自分の麻雀に集中するのよ」

俺たちの応援に来た部長、もとい、元部長が笑いながら言う。

まこ「まあ、確かに。さっきからチラチラ見られとるのぅ」

京太郎「そりゃ、全国優勝校なんだし、注目されるのも仕方ありませんよ」

久「ふふっ、今回の個人戦は龍門渕の天江さんも出るって話だし、一筋縄ではいかないだろうけどね」

すでに引退した部長からすれば、後輩を応援したい気持ちが半分、純粋に大会観戦して楽しみたい気持ちが半分ってところなんだろうか。

咲「…………」キョロキョロ

和「咲さん、どうしました?」

咲「お姉ちゃんが応援に来るはずなんだけど……」

まこ「マジか!?」

久「うわ、それ聞いてないんだけど」ワクワク

部長、すげえ嬉しそうな顔してるよ。

和「でしたら、なおのこと負けられませんね」

咲「うん。だけど、この会場に辿り着けるか心配だよ……」

一同「「あー」」

仮にもインターハイチャンピオンに対して失礼だとは思うけど、咲のお姉さんということで納得してしまう清澄高校麻雀部の面々。

久「まだ始まるまで時間があるし、私が探してきてあげましょうか?」

咲「えっ、いいんですか?」

久「可愛い後輩のためだもの。お姉さんの携帯の番号教えてくれる?」

咲「すいません、お姉ちゃん、長野に帰ってくる時に失くしちゃったみたいで」

久「……それは困ったわね」

咲「でも、私でもここまでは迷わずに来れたんだし、お姉ちゃんも大丈夫だと思いますから、部長はゆっくりしててください」

久「んー、でもねー」

京太郎「あの……だったら、俺が探してきましょうか?」

まこ「アホ、お前さんはこれから試合じゃろうが。目の前の対局に集中せんか」

京太郎「うっ、すみません。いつもの癖で」

情けないけど、どうにも雑用気質が抜け切れていないらしい。

まこ「ほいじゃあ、出撃じゃ!」

一同「おーっ」

染谷先輩の号令に合わせて、今度こそ全員で声を合わせて応える。

咲「京ちゃん、頑張ってね」

京太郎「ああ、お前もな」

別れ際、幼なじみと言葉を交わし、俺は自分の戦いの場へと足を向けた。

京太郎「――ふぅ、後で部長が見に来てくれるって言ってたけど、やっぱり一人だけっていうのは寂しいな……なーんてね」

弱音みたいなことを言って、無理やり緊張をほぐしてみようとしたけど、あんまり効果はないっぽい。

さっきから緊張で背中じゅうから汗が吹き出しまくっていた。

もしかしたら、汗のかき過ぎで脱水症状を起こしちまうかも、なんて馬鹿なことを考える。

やっぱり、まだ慣れないよな。

公式の大会に参加するのはこれで二度目。

しかし慣れてきたかといえば、そんなことは全然なくて、会場内に見知った顔がいないっていうのも結構なプレッシャーだった。

緊張と汗のかき過ぎで喉が渇く。

ああっ、くそっ、こんなことなら途中でコンビニに寄ってペットボトルでも買っとくんだった。

会場の入り口から選手控室までの間に自販機が置いてあればいいんだけど……

京太郎「……くそっ、見当たらないな」

そろそろ対局開始の時間だから、控室に行かないとまずい。

でも、こんな集中できない状態じゃ、変なミスをするかも――

照「……京ちゃん、どうしたの?」

京太郎「あれ? 照さん? どうしてこんなところに?」

背後からの声に振り向くと、そこにはなぜか照さんの姿が。

いや、マジで何で男子の会場の、しかも選手控室の前にいるんだろう?

――なんて俺の疑問も次に放たれた照さんの言葉によって解消されるんだけど。

照「それはこっちの台詞だよ。どうして京ちゃんが女子の会場にいるの?」

どうやら案の定というか、なんというか、迷っていたようだ。

しかも、たちの悪いことに本人にその自覚がないというね。

京太郎「照さん、残念ですけど、ここは女子の会場じゃありませんよ。女子の会場はとなりです」

照「えっ?」

京太郎「っていうか、ここは選手以外立ち入り禁止なんですけど、どうやって入り込んだんですか?」

照「あ……えっと、おトイレを探してたら、なんとなく……」

なんとなくで、ここまで潜り込めるとか、この姉妹には何か空間を跳躍する能力でも付いてるんだろうか?

京太郎「とにかく、こんなところにあの宮永照がいるなんて、知られたら絶対に騒ぎになりますから、見つからないように女子の会場まで行ってくださいね」

照「え……でも、まだおトイレ済んでない……」

京太郎「トイレなら、そこの突き当りを右に曲がったところにありましたよ」

照「あ、ありがとう、京ちゃん、頑張ってね」

京太郎「あっ、照さん、俺も一つ聞きたいことが」

照「ん? どうしたの?」

京太郎「このあたりに自販機って、ありませんでした?」

照「多分、二階まで上がらないとなかったと思うけど」

マジかよ。

さすがに今から二階まで行ってたら、試合開始に遅れちまう。

照「京ちゃん、のど渇いてるの?」

京太郎「いや、さすがに二階まで行ってたら間に合わないから我慢するよ」

照「……あ、そうだ。私のペットボトルあげる」

そう言って照さんは自分のバッグの中から、ミネラルウォーターのペットボトルを取り出した。

京太郎「いいのか?」

照「飲みかけでごめんね」

京太郎「いやいや、ありがたいよ。大事に飲ませてもらうから」

照「頑張ってね」

京太郎「ああ、やってやるさ」

互いに手を振り合う。

俺は控室へ足を向け、照さんは突き当りを『左』へと曲がっていく。

京太郎「言ったそばから、なんで逆方向に迷いなく向かっていくんだろう?」

まあ、そこがあの人らしいといえば、あの人らしいんだけど。

苦笑しながら、もらったペットボトルに口を付ける。

そうして気付けば、さっきまで感じていたプレッシャーが消えていた。

京太郎「よーし、頑張るぞ!」

この大会で、一歩でも咲たちに近付くんだ。

夕方 大会会場前


久「みんなお疲れ様~」

まこ「ずいぶんと嬉しそうじゃな?」

久「そりゃそうよ。自分の大切な後輩たちがいい結果を残したんだもの」

優希「でも、優勝は逃したじぇ」

久「咲は残念だったわね」

咲「やっぱり衣ちゃんは強かったです」

まこ「まあ、総合では負けたが、直接対決では勝ったんじゃから、イーブンじゃろ」

和「やはり来年の団体戦では龍門渕が最大のライバルになりそうですね」

女子の最終的な順位は、総合得点で天江さんが優勝。

それに咲が続き、三位に龍門渕さん、四位に和、八位に染谷先輩で九位に優希といった感じだった。

久「えっと……須賀くんは残念だったわね」

部長の気遣うような声が俺にかかる。

咲「…………」

祝勝ムードから、一気にお通夜になったような気分だった。

京太郎「――ははは、すみません、また清澄麻雀部の顔に泥を塗るような結果で……」

一回戦敗退。

それが俺の今大会での成績だった。

本選出場どころか、一回も勝てなかった。

久「まあ、麻雀って運の要素が強いし、私から見ても須賀くんのツモは裏目ばっかりだったから、仕方ないわよ」

俺を気遣うような部長のフォローが逆につらい。

いや、違うか。

つらいとか悔しいとか恥ずかしいとか、そんな気持ちより、ただただ自分が情けなかった。

努力すれば報われるとか偉そうに言っておきながら、このざま。

咲たちに部活で鍛えてもらって、ネトマで和とも打って、龍門渕さんに最新の研究結果まで見せてもらっていたのに、結果を出す暇さえなく、初戦敗退。

ほんと情けねえ。

何が努力は報われるだ。

結果を出してから物を言えよ、馬鹿が。

咲「……京ちゃん、あんまり落ち込まないで、次がんばろ、ね?」

京太郎「いや、別に落ち込んでなんかねえって。むしろ、自分が弱すぎて笑えてくるくらいだし、ははっ」

多分、いま俺、ほんと馬鹿みたいな顔して笑ってるんだろうな。

なんて他人事のように思う。

ほんと馬鹿みてえ。

努力はきっと報われる。

そんな綺麗事を信じてたなんて、ほんと馬鹿みてえ。

京太郎「は、はは、ははは……なぁ、教えてくれよ、咲、次っていつだよ?」

咲「……京ちゃん?」

京太郎「次に頑張れば結果が出るって、お前が保証してくれるのか?」

和「須賀くん……?」

京太郎「なあ、俺なんかに気を使わないで言ってくれていいんだぜ?」

まるで憐れむようなみんなの視線が俺に集まる。

そうか、これがこの部活での俺の立ち位置なんだよな。

わかってた。

わかってたのに気付かないふりをして自分を誤魔化してた。

でも、今なら認めることができる。

京太郎「なあ、言ってくれよ! お前みたいな雑魚は、身の程をわきまえて雑用でもしてるのがお似合いだって、言ってくれよ!」」

まこ「おい、落ち着くんじゃ、京太郎。自棄になっちゃいかん」

優希「そうだじぇ。別に誰も京太郎のことなんか責めてないじょ」

はは、誰も俺を責めてないって、そりゃそうだろ。

誰も俺に最初から期待なんてしてなかったんだから。

みんなに期待されてなかったのはわかってた。

それでも結果を出せば、みんなが少しは認めてくれると思った。

でも、結局、結果なんか出せなくて、無様な姿を晒しただけだった。

なのに、こんな俺を、みんなは責めない。

最初から俺に期待なんてしてなかったから。

もしも咲が俺みたいに無様な成績で終わったら、きっとこうはならなかっただろう。

けれど俺なんかと咲とじゃ期待されてるレベルが違うんだから、それは当然のことで仕方のないことだった、

ほんと馬鹿みてえ。

そうして、

唐突に思う。

どうして、俺はこんな場違いなところにいるんだろう?

誰にも期待されてないのに、なんで俺は麻雀部にいるんだろう?

咲「京ちゃん、そんなに落ち込まないで……」

京太郎「――染谷部長、すいません、俺、お先に失礼します」

まこ「京太郎、お前さん、大丈夫なんか?」

京太郎「大丈夫ですよ。お騒がせしてすみませんでした。それじゃ、お疲れ様です」

咲「京ちゃん、待ってよ!」

引き留めるような咲の声が聞こえたけど、俺は構わず走って逃げだした。

これ以上、みんなと顔を合わせているのは苦痛以外の何物でもなかった。

京太郎「――はぁ、はぁ、はぁ……」

どれくらい走っただろうか?

久しぶりに全力で走ったせいか、体が重い。

まるで足に鉛の重りでも付いてるみたいだ。

京太郎「いや、違うか」

体が重いのは心が沈んでいるからで、足が進まないのはただ単に家に帰りたくないからだ。

家に帰れば、お袋に大会の成績のことを聞かれるだろう。

そのとき、俺は何て答えればいい?

京太郎「ははっ、結局、正しいのはお袋だったか」

あんなに必死になって反抗したのに、今はもうその気力すら湧いてこない。

京太郎「もう、どうでもいいや」

家に帰るのも面倒くさくなって、近くにあった公園のベンチに座り込む。

何も考えたくなかった。

麻雀のこと、咲のこと、大会のこと、お袋のこと、自分のこと、これからのこと……

京太郎「……わかってたんだ」

努力だけじゃ、才能を超えられない。

努力ってのは才能のある人間がやるからの意味のあることで……

才能のない人間はそれを横で羨ましそうに見ていることしかできないって。

いい加減、認めるよ。

俺は咲たちと違って――牌に愛されてない。


照「――京ちゃん、どうしたの?」

公園の入り口から、俺に声がかかった。

無意識にそちらに目を向けると、驚いたような顔の照さんの姿。

今は誰とも話したくないのに、ほんと俺って運がないな。

京太郎「こんばんは、照姉ちゃん。ちょっと疲れたから休んでただけだよ」

軽く頭を下げ、できるだけ気さくに言ってみた。

どこまで上手く言えたのかはわからないけど。

でも嘘は言ってない。

疲れていたのは本当だし、休んでいたというのも嘘じゃなかった。

照「今日は残念だったね」

俺の隣りに座りながら照さんは言う。

そういえば、昨日の夜、照さんと話したのもこの公園だったっけな。

京太郎「情けないところ見せちまってごめんな」

照「別に京ちゃんが謝る必要はないよ。一生懸命やった結果だもの」

京太郎「ははっ、一生懸命やった結果があれじゃ、話にもならないけどな」

自嘲気味に俺は笑う。

照「私のおまじない、効かなかったみたいでごめんね」

京太郎「おまじない……?」

ああ、あれのことか。

別に最初からおまじないなんかに期待してなかったけどさ。

京太郎「昨日はあんなに偉そうなこと言ってたのに、ほんと俺って情けないよな」

照「自分を卑下しても良いことなんてないよ」

照さんの言うことは正論だ。

でも、こうして自分を卑下しているほうが空元気で自分を偽るより、いくらかマシな気がするのは気のせいだろうか?

京太郎「照さんは麻雀が強くていいよな……」

照「急にどうしたの?」

京太郎「照さんには俺みたいな雑魚の気持ちはわかんねえんだろうなって思ってさ」

照「京ちゃん、自棄になっちゃだめだよ」

自棄、か。

確かに、もうどうでもいいって気分だけど、自棄とは違う気がする。

その証拠に俺の頭はひどく冷静だ。

京太郎「なあ、俺もガキの頃から照さんたちの家族麻雀に混ざってたら、今よりは少しくらい強くなれてたのかな?」

照「どうだろうね?」

京太郎「それとも、咲を麻雀部に誘ってなかったら、こんな気持ちになることもなかったのかな?」

もしもの話に意味はないけど、もしも咲が麻雀部にいなければ、俺はもっと楽しく麻雀を打てていたのかもしれない。

――なんて、そんなどうしようもないIFストーリー。

そのもしもの世界では、俺はこんな風に自分を卑下することもなかっただろうし、幼なじみに対してこんな風に情けない嫉妬をしたりすることもなかったんだろう。

ま、どちらにせよ、麻雀の実力は今とあんまり変わらないと思うけど。

照「――ねえ、京ちゃん、一つ質問していい?」

京太郎「ん? 何だ?」

唐突な照さんの訊ね。

俺はよく考えもせずに聞き返す。

照「前々から聞きたかったんだけど、京ちゃんはさ、どうして咲を麻雀部に誘ったの?」

京太郎「……え?」

照「ねぇ、どうしてなの?」

予想していなかった質問に俺は、一瞬固まる。

俺は咲を誘った理由?

それは――

京太郎「……どうしてって、咲が麻雀打てるって言うから、ちょうどいいと思って……」

照「本当にそれだけ?」

よくわからない質問をする照さん。

京太郎「それだけってどういう意味だよ?」

照「ちょうどよく自分より弱そうな咲がいたから連れて行った。違う?」

まるで俺を糾弾するように照さんは言い放った。

京太郎「一体なにを……」

照「京ちゃん、昔から何でも要領よくこなしてたよね? サッカー部に入った時は一カ月もしないでレギュラーになっちゃったっけ?」

中学の頃の話をまるで昨日のことのように照さんは言う。

確かに俺は中学の頃、サッカー部だったけど、麻雀とは関係ない話のはずだ。

京太郎「…………」

なのに、俺は何も言い返せなかった。

照「高校で麻雀部に入ったときも、多分そんな風に簡単に考えてたんじゃないかな?」

京太郎「ち、違う! 俺はそんなつもりじゃ――」

照「でも、麻雀部に入ったはいいけど全然上達しないし、周りのレベルが高すぎて付いていくことすらできなかった」

京太郎「……何が言いたいんだ?」

照「そんな鬱屈としていた時に、ちょうどよく咲が麻雀を打てることを知って、麻雀に誘ったんだよね?」

京太郎「なに、言ってんだよ……?」

照「いつもトロくさくて、明らかに自分よりも麻雀の弱そうな咲を、さ」

俺のことを軽蔑するように照さんは言った。

京太郎「違う! そんなわけないだろ!」

照「じゃあ、どういうつもりだったの?」

京太郎「ただ、咲も一緒に麻雀を打てればって思っただけだ」

照「そうして、自分よりも弱い人間を見つけて、優越感に浸ろうとしたんだよね?」

京太郎「そんなことないって言ってるだろう! 俺は――」

照「ねえ、もう一つ言うけど、京ちゃんってさ、昔っから意味もなく咲に構ってあげてたよね?」

京太郎「幼なじみなんだから当然だろう!」

照「本当にそれだけかな?」

俺の言葉を真っ向から否定するように照さんは言う。

俺の中の何かが軋みを上げて崩れていく気がした。

京太郎「……さっきから何が言いたいんだよ!?」

照「クスクス、いい加減とぼけるのはやめなよ。京ちゃんが咲に構っていたのは、咲に頼られる自分が好きだったからでしょう?」

京太郎「は……? なに言って――」

照「咲という自分よりも明らかに劣った人間を守ることで、優越感に浸りたかったんだよね?」

優越感? 俺が咲に対して優越感を抱いていた?

京太郎「……そんなこと思ってねえよ! 咲は大切な幼なじみだぞ。これ以上ふざけたことを抜かすなら、たとえ、あんたでも許さないぞ」

照「許さない? だったら、どうするの? 京ちゃんは優しいから女の子を殴ったりできないよね?」

京太郎「この……」

照「ううん、違うか。女の子も殴れない優しい人間、それが京ちゃんの理想とする自分なんだよね?」

目の前の女は俺が自分を殴れないことを知った上で、さらに畳みかける。

照「京ちゃんは麻雀が強くなれないって悩んでたみたいだけど、それも結局、悩んでるふりに過ぎないんじゃない?」

京太郎「うるさい! あんたに俺の何がわかる!?」

照「わかるよ。鏡で京ちゃんの内面は全て覗かせてもらったもの」

京太郎「なんだと……?」

俺のことをあざ笑うように照さんは言う。

照「麻雀部をやめなかったのは意地なんかじゃない。そうして意地になっている自分が悲劇的で好きだからやめなかっただけ」

照「進んで雑用を買って出たのだって、雑用を押し付けられている可哀そうな自分に酔いたかったから」

照「咲たちに打ちのめされても挑み続けたのは、そうすることによって自分を偽っている罪悪感を紛らわすため」

照「京ちゃんは他人に頑張れって言われるたびに、心の中で頑張ってるよって言い訳してたけどさ……」

照「本当に頑張ってる人はね、そんなふうに言い訳なんてしないんだよ?」

照「言い訳するのは心の中で、本当は頑張ってない自分に気付いてるからじゃないの?」

嘲るように照さんは言い、そして小さく笑った。

俺は、俺は――

京太郎「――違う! 俺は俺なりに頑張ってるんだよ! どうして、誰も認めてくれないんだ!?」

照「だって、頑張ってるわりに結果が付いてきてないんだもの」

インターハイチャンピオンはさらに続ける。

照「それじゃあ、本当に頑張ってるかどうかなんて他人にはわからないし、仕方ないんじゃないかな?」

京太郎「……そんなことない。俺は、本当に頑張って――」

照「っていうかさ、京ちゃん」

駄々をこねる子供をあやすような口調だった。

照「貴方は本当に麻雀が好きなの? 本当は麻雀や仲間なんて、どうでも良くて、頑張ってる自分に酔いたいだけじゃないの?」

京太郎「そんなわけない! 俺はそんなつもりじゃ――」

照「じゃあ、どうして私が京ちゃんの本質を調べてあげるって言ったとき、断ったのかな?」

照「今の京ちゃんの実力じゃ、予選突破すら危ういって、考えなくてもわかることだったよね?」

照「ねえ、どうして断ったのかな?」

照「京ちゃんって実力もないくせに、言うことだけは立派だよね?」

照「でも本当は私に本質を見られて、自分の才能のなさを突き付けられるのが怖かったんじゃない?」

京太郎「そんなことない! たとえ才能がなくても努力すれば、絶対に報われるんだ!」

京太郎「俺はそれを証明するために――」

照「ねえ、まだ綺麗事を言うつもりなの?」

京太郎「きれいごとだと……?」

照「そんな理想論、今の京ちゃんが言っても空しく聞こえるのがわからない?」

照「証明するって言ったけど、今日の対局でそれを少しでも証明できた?」

京太郎「それは……」

照「できなかったよね? 最初にやったミスをいつまでも引きずって、最後は自分から自爆しに行って」

照「情けないくらい初心者丸出しだった」

反論できなかった。

全部、照さんの言うとおりで、俺には反論する権利すらない。

照さんは続ける。

照「京ちゃん、これまでの半年間で何を学んだの?」

――俺が半年間で学んだこと?

照「努力するのは大切だよ?」

――そんなこと俺だってわかってるよ。

照「でも、本当はそこから何を学んだかが一番大切じゃないの?」

――言われなくったってわかってるって言ってるだろ。

照「京ちゃんはただ、自分を誤魔化すために努力って言葉を都合よく使ってるだけじゃないの?」

――わかったようなこと言ってんじゃねえよ

照「ねえ、黙ってないで答えてよ?」

京太郎「……かんねえよ」

照「ねえ、聞こえないよ。もっとはっきり言ってよ」

京太郎「……あんたにはわからねえよ!」

京太郎「俺がどれだけ苦しんでるかもわからねえくせに、勝手なことばっか言ってんじゃねえよ!」

照「わからないよ。わかりたくもない。京ちゃんの苦しみなんて全然わからない」

照「今の京ちゃんはすべての目標を持って努力している人たちを侮辱してる」

照「いつか咲たちと対等に打てるようになりたいって言ってたよね?」

京太郎「俺みたいな雑魚はそんなことも言っちゃ悪いっていうのかよ!?」

照「違うよ。それ以前の問題。ねえ、いつかって、いつなの?」

照「一年後? 高校卒業後? それとも十年後?」

照「そうやって、京ちゃんがうだうだしてる間に、咲たちはもっと先に進んでるのがわからないの?」

京太郎「わかってるよ! そんなことわかってんだよ! 俺なんかじゃ、あいつらには一生かかっても追い付けないことくらい、嫌ってほどわかってんだ!」

照「そこまでわかってるんだね」

照「だったら、京ちゃんが麻雀をやる意味なんてないんじゃないかな?」

照「京ちゃんのやってることは無駄なんだよ?」

照「目標を持って努力しようにも、その目標自体が破綻しちゃってるんじゃ、どうしようもないよね?」

照「ねえ、教えてよ。どうして京ちゃんは麻雀を打つの?」

京太郎「…………」

照「ねえ、何でなの?」

京太郎「確かに……全部あんたの言うとおりかもしれない」

京太郎「俺が麻雀をやってる理由なんて全部綺麗事で、本当は空っぽな自分を取り繕うために、麻雀で必死に誤魔化してるだけなのかもしれない」

照「認めちゃうんだね」

京太郎「認めるよ。照ねえちゃんの言うとおりだ」

京太郎「全然強くなれなくて麻雀部で腐ってたのも事実だし、咲を誘ったのだって自分よりも弱そうだったからかもしれない」

京太郎「努力してるって言ってたのも、俺がただ努力してる気になってただけかもしれないし、照ねえちゃんの申し出を断ったのだって、本当は自分の才能のなさに気付かされるのが怖かったからかもしれない」

照「…………」

京太郎「気付いてたんだ。俺なんかちっぽけな存在で、咲たちみたいな凄い奴らに嫉妬することすらおこがましいことだって」

照「…………」

京太郎「今さら、こんな当たり前なことを認めるなんて笑っちまうよな」

京太郎「はは、自分でも笑っちまうよ」

照「京ちゃん……」

京太郎「でもさ、それは問題じゃなかったんだ」

照「どういうこと?」


京太郎「……俺が麻雀を打つのに、そんなことは関係なかったんだよ」


京太郎「俺は自分がどんなに弱くたって麻雀が好きなんだ」

京太郎「今は全然勝てなくたっていい。馬鹿にされたって構わない」

京太郎「でも、どんなに才能がないって言われても、俺は麻雀が好きなんだよ」

京太郎「負けて負けて負けまくっても、それでも俺は麻雀が好きなんだ」

京太郎「だったら、何の問題もないだろ?」

照「……それが京ちゃんの答えなの?」

京太郎「答えなんて格好いいもんじゃない。子供のわがままみたいなもんさ」

照「……そう」

京太郎「くだらないって笑うか?」

照「笑わないよ。京ちゃんの出した答えだもん、笑ったりしない」

京太郎「そうしてもらえると助かるよ」

照「色々とひどいこと言ってごめんね」

京太郎「いや、謝らなくていいよ。むしろ、恥ずかしいし」

京太郎「俺から本音を引き出すために、わざとやったことなんだろう?」

照「やっぱりバレてたんだね」

京太郎「段々、頭が冷えてきて、今になってようやく気付いたんだけどさ」

照「……なんだか京ちゃんが痛々しくて見てられなくて、ごめん。お節介だったよね?」

京太郎「いや、そんなことないよ。俺の方こそ心配かけてごめん」

京太郎「照ねえちゃんにだけは格好悪いところ見せたくなかったからさ。それで色々と格好付けて……」

京太郎「結局、一番格好悪いところを見られちまったよ。自業自得ってやつだけど」

照「大丈夫、このことは誰にも言わないから」

京太郎「ん、そうしてもらえると助かる」

照「だいぶ落ち着いてきたみたいだね。私の出番はもうそろそろおしまいかな」

京太郎「いろいろと心配かけちまってごめんな」

照「ふふっ、私お姉ちゃんだもん。弟が困ってたら助けるのが仕事なんだよ」

京太郎「そっか。ありがとな。もう行っちまうのか?」

照「うん、白糸台で待ってる仲間がいるから。じゃあね、京ちゃん」

京太郎「ああ、じゃあな」

そう言って、年上の幼なじみは軽やかな足取りで俺の前から去って行った。

京太郎「さて……みんなに何て言って謝るかな?」

照さんを見送りながら、俺は先ほどよりも少しだけ軽い気持ちになって呟く。

あんな逃げ出すようにいなくなっちまったからな。

なんというか、部室に顔を出すのが気まずいというか……

ま、自業自得だけど。

咲「……あっ、京ちゃん、見つけた! はぁ、はぁ」

京太郎「……咲?」

咲「もうっ、家にもいないから、いっぱい探したんだよ」

息を切らしながら、真っ赤になった顔でもう一人の幼なじみは言う。

京太郎「はは、そいつは悪かったな」

咲「笑い事じゃないよっ。本当に心配したんだからねっ」

京太郎「だったら、携帯に電話してくれれば良かったのに」

咲「あ……忘れてた」

こいつは本当に……麻雀以外はどこか抜けてるんだよな。

そこが咲らしいといえば咲らしいんだけど。

でも、こんな風になってまで。俺を探してくれる人がいるっていう事実が、今は何よりもうれしかった。

京太郎「心配かけてごめんな。お前がこんなに心配してくれるなんて思ってなくてさ」

色々と走り回ったんだろう。

汗でびっしょり濡れた制服とぼさぼさに乱れた髪が、どれほど咲が俺のことを心配して必死に探していたのかを、如実に語っていた。

咲「……本当に心配したんだからね。あのまま京ちゃんがいなくなっちゃったら、どうしようかと思って、私――ひぐっ、うえぇーん」

京太郎「お、おい、泣くなよっ。俺はここにいるだろ?」

咲「だ、だって~安心したら、力が抜けちゃって……」

京太郎「ったく、しょうがねえな」

泣き顔の咲を、そっと胸元に抱き寄せる。

咲「きょ、京ちゃん!?」

京太郎「い、一回しか言わないから、よく聞いとけよ」

咲「えっ、どういうこと?」

京太郎「俺、お前に嫉妬してたんだ」

咲「……京ちゃんが私に嫉妬?」

京太郎「お前はさ、ガキの頃からポンコツで、俺が付いてなきゃ全然ダメダメで、多分、俺はお前を守ることを自分の存在理由にしてたんだ」

咲「京ちゃん……」

京太郎「でも、本当は違ってて、お前は俺なんかがいなくても、一人でやっていけるくらい強くて、俺が嫉妬するくらいに強かった」

咲「私、強くなんかないよ?」

京太郎「それはお前が気付いてないだけだよ。お前はお前が思ってるよりずっと強い」

京太郎「だからさ、俺もいつかお前くらい強くなって――」

咲「…………」

京太郎「絶対、お前に勝ってやるから待っててくれないか?」

咲「……えっと、それってもしかして、こ、告――」

京太郎「ああ。俺からのお前に対する宣戦布告だよ」

咲「はぁ……やっぱりそうなっちゃんだね」

ん? 咲のやつ、何でがっかりしてるんだ?

京太郎「俺、何か変なこと言ったか?」

咲「もうっ、京ちゃんのばかっ。普通、こんな風に抱きしめられて、さっきみたいなこと言われたら、告白されたんじゃないかって勘違いするに決まってるじゃない!」

京太郎「えっ? こ、告白!? あっ、え、えっと、ご、ごめんっ」

我に返って、咲と距離を取る。

勢いで先ほどから咲を抱き締めたままだった。

咲「まったく、私だから良かったものの、もしも他の女の子だったら、ちゃんと責任取れるの?」

京太郎「その……面目ない」

咲「謝ったって絶対に許さないんだからね!」

京太郎「じゃあ、どうすりゃいいんだよ?」

咲「うーん、在学中に私に勝てたら許してあげないこともないけど……」

京太郎「もしも勝てなかったときは?」

咲「ふふっ、そのときは責任取ってもらおうかな?」

京太郎「マジかよ……責任って具体的は?」

咲「むぅっ、そんなこと女の子の口から言わせる気?」

一体、咲のやつは俺に何をさせるつもりだろう?

咲「とにかく、京ちゃんが元気になってくれたみたいで良かったよ、何かあったの?」

京太郎「まあ、色々とな。ところで、何で俺がこの公園にいるってわかったんだ?」

咲「お姉ちゃんが教えてくれたの」

京太郎「……そっか」

咲「お姉ちゃんと何かあったの?」

京太郎「いやいや、何でもないっての」

咲「なーんか怪しいけど、京ちゃんがお姉ちゃんに何かできるとも思えないし」

京太郎「それ、俺のことヘタレって言ってるのか?」

咲「違うの?」

京太郎「……いや、否定できないけどさ」

咲「ふふっ、そうだと思った。京ちゃん、帰ろっ」

京太郎「そうだな、帰ろうぜ」


ずいぶんと遠回りした気もするけど、それすらも無駄じゃなくて、

きっと、この道ははるか遠くを歩く幼なじみへと続いているんだろう。

俺はその背中を追って走り続ける。

いつか、その隣りに立てると信じて――


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【安価】京太郎「清澄にチャンピオンがやってきた」和「10スレ目ですね」 - SSまとめ速報
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テンプレ張り終わったら寝ます。こちらのスレは埋めてもらえると助かります。

>>1000なら小ネタで宥姉の回避したBad

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