【艦これ】秋月「宝くじで三億円…当たっちゃいました…」 (48)

【艦これ】秋月「宝くじで一億円当たりました!」
【艦これ】秋月「宝くじで一億円当たりました!」 - SSまとめ速報
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↑のお話の続編

にみせかけて、あくまであれの続編のIF展開みたいなものです。今回はあのあと本当に当たったら…みたいなお話です。


宝くじが当たることに期待などせず、『贅沢な夢』で十分幸せでいられる彼女たちも魅力的だと思いますので。すごく可哀想だけど…


そんなに長くはならない予定です。あと、若干キャラ崩壊注意です。

ネタバレですが、バッドエンドにはなりません。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475851903

秋月「おはようございます。照月。初月。昨日はお疲れ様でした!」

照月「おはよう。今日はみんな非番だし…久しぶりに三人一緒にゆっくり出来そうね…ふあぁ」アクビ

初月「おはよう。姉さんたち。そうだね。最近は忙しかったからね……引っ張りだこだよ。」

秋月「それだけ、私達…防空駆逐艦は司令や他の仲間たちから信頼されている、ということですよ。誇りましょう。」


照月「そういえば、秋月姉。この前の宝くじ、当選番号確認した……?」

秋月「そういや、まだでしたね。忙しくて忘れてしまっていました。」

初月「まぁ…一応。新聞は…とっておいたはず………あった。これだね。」つ数日前の朝刊

秋月「早速確認してみましょうか。」

秋月「期待しないでおきましょう。ちょっとでも当たったならラッキー、くらいの気持ちで…ね。」

秋月「どれどれ……」










秋月「う、嘘………そんな…」アゼン

照月「」目パチクリ  初月「」目ゴシゴシ




秋月「当たってる………何度確認しても……………完全に、一致してる…」

初月「一等…………三億円……?」シコウテイシ

照月「三億円……? 三億円ってどれくらいだっけ…」シコウテイシ


秋月「あ…あわわ……あわわわわ……」

秋月「……………」

秋月「当たっちゃいました……三億円………」



本当に予想だにしない出来事が起きた時、人は案外冷静でいられるということを私はその時初めて知りました。

私たちの前に、幸運の女神は突然舞い降りたのです。


そう。三億円という…私達には過ぎた大きさの、立派な花束を持って……

コンコン


失礼いたします。司令。


え……休みはどうしたって……? 違います!そんなこと言ってる場合じゃないんです!

えーと、司令。落ち着いて聞いてくださいね。


この間、私達三姉妹の『贅沢』についてお話したでしょう? そうそう、「宝くじ」のお話です。

え? 今度一緒にでかけよう…って。 おごり……? いえいえ、とんでもありません。司令にそんなご迷惑を……


いえ、違いました。そうじゃないんです。


よく聞いてください。 実は……当たったんですよ、「宝くじ」。


ふふっ、ありがとうございます。初めてのことですからとても嬉しくて。

お祝いにおごってやる……? いえいえ。もう司令にそんなご迷惑をおかけする必要はありません。

何故かって……? 決まってるじゃないですか。当たったからですよ。宝くじが。


三億円です……三億円。 え…?もう一度……? もう……司令ってば… 「さ・ん・お・く・え・ん」 ですっ!!


ガタンッ バターン

司令っ!? 大丈夫ですかっ!?………良かった、怪我はないみたい。

冗談なんかじゃないですよ………そんな椅子から転げ落ちるほどびっくりすることないじゃないですかぁ…


それでですね……実は相談したいこともありまして…






  司令。 三億円って、どう使えばいいんですか…?

あれから、本当に三億円が私たちのものになってしまいました…

約束通り、私たちは平等に一億円ずつ分け合いました。



でも、実際のところ…私達にはこの有り余るお金をどう使えばいいのかが分からなかったのです…


私達は軍属なので………給料から多少天引きされてるとはいえ、家賃は実質ないようなものですし…維持費のかかるもの、車なども持っていませんでした。

それに…第一、戦時中の現在では…趣味にかまけている余裕なんてありませんでしたから……お金のかけ方が分からないのです。


マニュアルももらいました。私たちのように、急にお金を手に入れて困る人のために用意されてるものらしいのですが……どれもいまいちピンときませんでした。


なので……私たちがとった行動は、司令からどう使えばいいのかのアドバイスをもらうことでした。

信頼できるあの人になら、任せてもいい……私達姉妹は全員話し合って…それで納得したのです。

一週間後……


照月「ねぇ、見て見て。秋月姉。 この新品のお洋服、可愛いでしょ?」

照月「制服以外で、秋月姉のお古じゃないお洋服を着る日が来るなんて思ってもいなかったわ!」

照月「それも毎日違うお洋服を着られるなんて……とっても幸せぇ…」キラキラ



初月「今日は…間宮食堂の、カツサンド定食を食べたんだ。とってもおいしかった。」

初月「明日はお休みだから、街にでて……「食べ歩き」っていうのをしてみたいんだ。」

初月「……ちょっとはしたないかもしれないけど…一度でもいいからやってみたかったんだ。」

初月「もちろん、これっきりさ。一度体験してみるだけだ。」

初月「もう……麦飯が主食だった頃に戻れないよ……幸せだなぁ……」キラキラ



私達は、司令のアドバイスに従って……毎日を幸せに過ごしていました。

おかげで、私達は…以前よりもより多くの戦果を挙げるようになりました。

気分が十全に満たされる、というのは…それはそれは気持ちのいいものです。

このままの生活がこの先がずっと続くのだ、と思うと…私たちはついついニヤけずにはいられませんでした。




しかし、そんな矢先…ある時、私たちはとんでもないことに気付いてしまうのでした………

そう……お金は全然減らなかったのです。



私達にとっての贅沢な暮らし、というのは……そこまで過ぎた、最上の贅沢ではない、ということについに気付いてしまったのでした。



照月「一通り欲しいもの買っちゃった……けど、預金通帳まだ9ばっかり……」

初月「一日に好き放題食べても……これだけしか使わないのか……案外たいしたことないんだな。」





『半月ごとに一回、新しい服を買いに行ってもいい』 『毎日、好きなものを好きなだけ食べていい』 『一か月にに1~2回はなんでも欲しいものを買ってもいい』

贅沢を知らない私達には、司令が教えてくれたこれが…最上の幸せでした。

今思えば…司令は…あくまで私たちの尺に合わせた、『贅沢』の仕方をきちんと教えてくれていたのだと思います。お金に狂わない、最低ラインの贅沢を。


けれども…それでも…やっぱり、有り余るほど膨大過ぎる量のお金は……私たちの価値基準を、大きく狂わせてしまったのです。

いつの日か私たちは……『贅沢』ではなく。『浪費』をすることにやっきになってしまったのです。

照月「今日は暑いわね……また汗を拭かなきゃ。」つ一万円札 フキフキ

初月「はっ、はっ、はっ……ハックション!! ズズ……チーン」つ一万円札


お札を使って汗を拭く照月  お札を使って鼻をかむ初月



照月「このお洋服、飽きちゃった。あとこのアクセサリーも……全部捨てちゃってまた新しいの買おっと。」

初月「僕にもオシャレ、できるだろうか……とりあえず、このカタログのもの全部買ってしまおう。」


恐ろしい頻度で買っては捨て、買っては捨てを繰り返す照月   いらないものまで全部まとめ買いをする悪癖がついてしまった初月



そして……この秋月も……



明石「ほ、本当にこれで良かったんですか…?」

秋月「えぇ。ありがとうございます。せっかくお金があるんですから……出来ることは全部やらないと。」

秋月「はい。改修費用です。こんなものでどうですか……?」たくさんの札束をドサーッ

明石「ひ、ひぃぃぃぃぃぃ………!」



秋月「ふふっ♪ 格好よくなりましたね。まさに『ごーじゃす』ってやつです。」

純金製に改修された長10cm砲ちゃん「………………?」

柔らかくて敵の攻撃ですぐ凹みそう

自身の攻撃行動で深刻なダメージを負いそう

そもそも持てるのか?海に浮かぶのか?鉄とかと比べて金ってデラ重いぞ?

そして……お金の魔力は、私たち姉妹の仲すらも…狂わせていくのでした。



照月「ちょっと、秋月姉。私のドレッサー勝手に使わないでよ。高かったんだからねっ!」

秋月「高いといっても所詮はドレッサーでしょう? はした金でいくらでも買えるじゃないですか。」

秋月「そういえば……初月。この間…私の、特別製の長10cm砲ちゃんに勝手に触っていましたね。それはどういう了見なんですか?」

初月「僕はただ、長10cm砲ちゃんと遊んでいただけだ。ふん。たかが純金製になったくらいで何が特別製だ……趣味が悪いね。」

秋月「なにをっ……!?」


照月「それよりも秋月姉。勝手に私のドレッサーを使った件、きっちり使用料を払ってくださいね。びた一文まけませんから。」

秋月「それをいうなら、照月・初月。あなたたちは今すぐこの部屋の使用料を払ってください。この部屋の使用者名義はこの『秋月』なのですから。」

初月「そんなの暴論だっ。この部屋の使用料その他は『秋月姉さん』が払う、っていう約束だろう? 最初から!」

照月「例えはした金だとしても。秋月姉に払うのなんかまっぴらごめん!! どんな無駄遣いをされるかわかったもんじゃないわ!」

秋月「なんですってぇ……?」

秋月「もう……わかりました……えぇ。」








秋月「だったら二人とも、この部屋から出てってください!! 今すぐにっ!!」


照月・初月「……………」



この一言が決め手でした。

2人は何も言わず、本当に…すぐに部屋を出て行ってしまいました。


以降、しばらくの間……私達三姉妹が顔を合わせて笑い合うことはなくなってしまったのです。

>>11 >>12 >>13 色々と謎の多い、艦娘という存在なので大丈夫(?) ということにしといてください。

……………司令、ですか…?


私達が心配………? ありがとうございます……

そうですか。あの子たちは自分で部屋を………えぇ。それなら良かったです。あの子たちはまだまだ子供ですから。少し心配だっただけです。

…………司令が謝ることなんてないですよ。 はい。これは私達姉妹の問題です。いずれ何とかします。心配しないでください。


司令……一つ聞いてもいいですか…?

『幸せ』…ってなんでしょうか……?


最近、何をしても…『幸せ』と感じることがなくなってしまったんです。


どんなにおいしいものを食べても……どんなに可愛いお洋服を着ようとも……どんなに戦闘で活躍したとしても……全く、感じなくなってしまったんです。



司令……秋月のかつて見た『夢』はですね…

幸せそうに笑う照月と初月、私……あとは司令と一緒に。 ずっとずっと、そんな日々を送っていられたら……なんてものだったんです。

ふふっ、実はお金なんて関係なかったんです。私には、満足そうに笑う2人がいれば、それで『幸せ』だったんです。



もう……あの頃には戻れないのでしょうか………あの頃の…幸せだった日々に………


司令、ごめんなさい。しばらくの間、一人にさせてください……はい…はい。わかりました。


では。




うぅ……ヒグッ グスン……

秋月「悪いのは全部、私ですね。」

秋月「私がもっと、しっかりしていれば。」

秋月「私にもっと……余裕さえあれば。こんなことには……」



???「ちょっちキミィ。ええ話あるんやけどどう?」

秋月「え? なんでしょう? 宗教のお誘いなら別に……」

???「ちゃうちゃう。そんなんやないで。これからするんはな…」

???「絶対に成功する『儲け話』や。どう、興味わいたかいなぁ?」


???「やることは簡単や。秋月はんにはひとつ、資材費を『出資』してほしいんやけど……」



ある日、私は……とある儲け話とやらに乗っかることになってしまいました。

どうやら、今度本営の方で…戦力増強のための『大型建造』をするために…各地から資材の『出資者』を募っている、とのことでした。


つまるところ、『投資』というヤツですね。つい最近までどんなものかはっきりとは知りませんでした。

関西弁に真意はありません。単純に、うさんくささを出したかっただけです。

↑ 真意ってなんや 他意の間違いです。

???「~~でぇ、資材○○で一口につき~~」

???「建造後に『出資者』にお金が還ってくるんや。」

???「そう。その時出たレアリティによって元金に上乗せされて還ってくるんや。」

???「まぁ……金レア以上なら間違いなく利益にはなる。それ以下でも場合によっては儲けがでることもあるで。」

???「そんでなぁ……ここだけの話なんやけど……」

???「実は最近なぁ…ホロレアが建造できる黄金レシピが発見されたんや……凄いやろ?」

???「『出資』は多くなるけど…そのぶんそれに乗っかれば、大儲け間違いないしや。」


???「どや? 試しに最低値でもええからちょっとやってみぃへん? 損はさせないで?」



私はその時、どうかしていたんだと思います。

お金をもっと手に入れれば……きっと、照月も初月も…私の元に帰ってきてくれる、なんてことを本気で考えてしまっていました…


司令にも…これ以上の迷惑をかけたくはありませんでした。 自分の力だけでなんとかしなくては、という観念に囚われていたのです。


それに……私には有り余るお金がありました。 少しくらいの損ならすぐに取り返せる……後戻りできる、という根拠のない自信にあふれていたのです。

そして……とどめの一言は…


???「もしかしたらなぁ……秋月はんの新しい姉妹艦が出来ることもあるかもしれへんで?」

???「涼月はんとか…霜月はんとか……ね。」ニィィ


秋月「!?……………新しい、妹。」


その一言で、私は完全にはまってしまいました。相手の。策略に。


秋月「やらせてください。お金ならいくらだってありますから!!」

???「そうこなくっちゃなぁ……ふふふ……」


秋月(私は………私はっ…)

……自分で書いときながら、辛くなってきた…… 

頑張ります

秋月「本当だ。ちゃんと振り込まれてる……」

秋月「今度は…もっと…多く…」


私は、本当に儲かっているのを何度か見て……徐々に投資への抵抗感が薄れていってしまいました。

もっと多く投資すれば、リターンも多い。もっと多く。もっともっと多く。


気付けば……もはやただの泥沼でした。

気付けば………儲けよりも、損失が込んでくるようになってしまいました。


それでも、私は投資をやめることはできませんでした……まだ大丈夫、まだ大丈夫。と。


そして………

そして……私はいつの間にか、多額の負債を背負うことになってしまっていたのです。

そもそも…『投資』のなんたるかを知らない素人が、一丁前に『投資家』を気取ること自体が間違いでした。


私はそもそも、自分が負債を負ってしまっていることにすら途中で気付かなかったのです……本当に馬鹿ですね。

秋月「ふふふ……もう、すべておしまいです。」

秋月「私はなにもかもを失いました。」

秋月「お金も……艦娘としての矜持も……愛する姉妹たちも………なにもかもなくなっちゃいました。」


秋月「こんなこと……司令にもいずれバレちゃいますね。」

秋月「司令は…怒るかなぁ…それとも…軽蔑されてしまうかも……ですね…」


秋月「秋月には……過ぎた幸せなど必要ありませんでした。こんなこと、今更気付いても……もう遅いですけど…」



秋月「せめて最期は……誰にも迷惑をかけずに………」

秋月「戦いの中で…沈むとしましょう。」



秋月「照月。初月。みなさん。」

秋月「…………司令。さようなら。」


秋月「秋月にとっての、唯一残った幸せは……あなたたちと出会えたことでした。」

………………


提督「……………」スッ

秋月「司令……」


秋月「秋月は……もう、生きてはゆけません。」

秋月「なにもかもを失った私には……この先何も得ることは出来ないのですから……」

秋月「ですから……もう…」


提督「」ビンタ

秋月「っ!?」


提督「…………」クイックイッ

???・???「」スタスタ


照月「……全く世話が焼けるわね。秋月姉は。」

初月「しょうがないよ。姉さんは少し馬鹿な方に真面目すぎるんだから……」 


秋月「照月…初月……どうして?」

初月「提督が教えてくれたんだよ。秋月姉さんがピンチだって。」

照月「土下座までして必死になって……『秋月を助けてやってくれっ』って。」


秋月「え、それじゃ。司令はもう。私の状況を、知って……」

提督「」ウナヅキ


照月「提督が教えてくれたの……秋月姉の見ていた『夢』のことを。」

初月「姉さんってば。僕たちにも教えてくれなかっただろ?」


秋月「私の…『夢』……」

照月「ごめんなさい。秋月姉。私達こそどうかしてた。」

初月「僕たちに必要なのは…『お金』なんかじゃなかったんだ。そう。」

照月・初月「私/僕たちも…秋月姉とずっと笑顔で一緒にいられれば…それで、それだけで十分幸せなんだよ。」


秋月「………グスン…ありがとうございます。二人とも…」

秋月「私の方こそ…すみませんでした……グズ…」ポロポロ


秋月「よがっだぁ……ぼんどうによがっだぁ……まだ、ぜんぶなぐなっでながっだぁ……うえぇぇぇぇん!!」ポロポロ


提督「」ヨカッタヨカッタ

……………

照月「それで……秋月姉、どれくらい借金作っちゃったの?」

秋月「…………8000万円くらい……」

初月「うえぇ それはまた、スゴイの作ったね。」


秋月「あとで調べたら……とんでもない詐欺に引っかかってたみたい。」

秋月「気付いたら、私名義で……負債が……」

秋月「ほんと馬鹿だなぁ、私…」


照月「初月は今どれくらいある?」

初月「結構使っちゃったよ。5000万くらい。」

照月「………初月がただの食いしん坊で良かった。私は3000万くらいよ。」

初月「それなら、ギリギリ足りるな。なんとかなるね。」


秋月「え? まさか……」

秋月「そんなことしたらあなたたちの大事なお金が……」


初月「いいんだよ、姉さん。」

照月「そうよ、秋月姉。」


初月「元々、こんな大金。僕たちには過ぎたものだったんだよ。」

照月「一時の『夢』……だったのよ。そう。ただの『夢』……贅沢な、ね。」

「だから……一緒にやり直そう。また、姉妹3人で…」




こうして……私の負った負債は全部なんとかなりました。

司令が、色々と手を回してくれたおかげで…その辺は穏便に済ませることが出来ました。


そして…結局、私たちはまた元の生活に戻ることになったのです。けれども……


秋月「さて、夕食の時間です。残さずいただきましょう。」

初月「今日は……大盛りの麦飯に御御御付け、お新香。それに牛缶を開けたのか。なかなか豪勢だ。」

照月「お新香もーらい! ねえ。秋月姉、一個多く食べていい?」

初月「あっ、ズルいぞ。僕だって多く食べたいんだ!」

秋月「仕方ないですね。私の分を一つあげます。ふふっ、たくさん召し上がれ♪」




秋月「んふふ♪」 照月「ふふっ♪」 初月「ふっ♪」




私たち秋月型三姉妹は、以前よりも『幸せ』な日々を送っています……



あれ以来、私たちが「宝くじ」を買うことはなくなりました。

だって…もうそんなものがなくても。私たちは確かな『夢』を掴んでいるからです。



提督「」フッ♪


秋月「司令! 司令も一緒にどうですか?」

秋月「今日は奮発してますから!! 司令もお腹いっぱい食べてくださいね!?」


  

   今、秋月は………とっても幸せですっ!!



おわり

ここまで読んでいただきありがとうございました。 


このあと提督がメチャクチャ料理おごった。けど、彼女たちは謙虚なので全く出費にならなかった、という。



彼女たちを、彼女たちなりの形で幸せにしたかっただけでした。 こういっちゃなんですけど、秋月姉妹にお金もちENDは似合わないと思いましたまる


では。

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