『02 拘束』

敷波「ここはどこなの！何でこんなこと！」

綾波「敷波、あなたは間違っているの」

綾波「それが治るまでそのままここで暮らすのよ」

敷波「嫌だよ！鎖を解いてよ！」

『03 監禁』

敷波「酷いよ...」

敷波「これがキノコ派のやり方なの！？」

綾波「可哀想に...情緒が不安定になってるわ」

敷波「私は何をされても絶対に屈しないから！」

『04 目隠し』

敷波「目隠しなんかしてどうする気なn...ﾑｸﾞｯ！何これ！ペッ」

綾波「あーあ。折角敷波の大好きなタケノコの里をあげたのに」

綾波「吐いちゃうなんて酷いなぁ」

敷波「嘘...。私なんて事を...」

『05 形』

綾波「次は何を食べさせてあげようかな～。はい」

敷波「ムグッ。これは、この形はキノコの山！ペッ」

綾波「勿体ない。でも敷波はキノコの山を味わったね」

綾波「敷波の口はキノコの山のカタチを覚えちゃったね(ｳﾌﾌ」

『06 チョコレートビスケット』

綾波「ｺﾞﾘｺﾞﾘ...ｺﾞﾘｺﾞﾘ...。はい、あーん」

敷波「今度は何？ﾝｯ...チョコ」

綾波「粉砕したタケノコの里だよ。味わって食べてね」

敷波（風味がキノコっぽいけど、吐き出す訳にはいかない...）

『07 断食』

敷波（あれ以来、綾波は何も食べさせてくれない）

敷波（水だけはくれるけど、何日経ったかも分からない）

敷波（あのチョコの味だけが何度も何度も思い出される）

敷波（お腹空いた...）

『08 タケノコ派』

綾波「敷波がどうしてタケノコ派になったのか調べたよ」

綾波「司令官がタケノコ派だったんだってね」

綾波「敷波、司令官のこと好きだもんね」

綾波「可愛いなぁ。敷波は」

『09 朦朧』

敷波（お腹減った...頭がボーっとする...）

綾波「敷波、ごはん持ってきたよ」

綾波「キノコの山ひとつ食べたら、ごはんあげるね。あーん」

敷波（ごはん...）ｱｰﾝ

『10 飢餓』

敷波（キノコの山を食べるなんて、なんてことを...）

敷波（でも、食べないと餓死しちゃうよ...）

綾波「今日もごはん持ってきたよ。でもその前に...」

綾波「敷波は悪くないよ。仕方なくキノコを食べるんだよ（ﾎﾞｿｯ」

『11 増量』

綾波「だいぶキノコの山にも慣れてきたみたいね」

綾波「今日は一箱食べてからごはんにしましょうか」

敷波「ｺｸｯ」

綾波「敷波、『キノコの山を下さい』は？」

『12 兆』

綾波「敷波～。キノコの時間だよ～」

敷波「ジュルリ」

敷波（あれ？私なんでキノコって聞いただけでヨダレが）

敷波（き、キノコの後のごはんが楽しみなだけだよねっ）

『13 藪』

敷波「私ずっと拘束されてるけど、任務とか大丈夫なの？」

綾波「敷波をキノコ派に改宗させるって言ったら」

綾波「司令官が全部協力してくれたの」

敷波「えっ」

『14 衝撃』

綾波「司令官の協力が無ければ」

綾波「こんな簡単に艦娘の監禁が続くわけないじゃない」

綾波「私があーんって、いっぱいしてあげたら」

綾波「司令官はすぐにキノコ派になってくれたよ？」

『15 終幕』

敷波（私、なんでタケノコなんかに拘ってたんだろう）

敷波（司令官はとっくにキノコ派になってたのに）

敷波（ハハ...馬鹿みたい）

敷波「ねぇ綾波。キノコの山、ちょうだい」

『16 後日』

敷波「司令官、ちょっと綾波監禁していい？」

司令官「ん、またか。有休減らしとくからなー」

磯波（あ、敷波ちゃんと綾波ちゃん）

磯波（またキノコタケノコ監禁プレイするんだ）



綾波「敷波がタケノコ派だったなんて...」 （完）

嫌いな食べ物が食べられるようになる健全なプレイ好きです

シリーズ化や続編の予定も無いのでhtml化依頼をしてきます