女「この学校で常識は通じない!」(754)

初めましての方は初めまして 前作、前々作や今まで書いたのを読んでくれた方はありがとうございます ジャガー大佐です
前々作 美少女「君にどうしても言いたいことがある...」美少女「君にどうしても言いたいことがある...」 - SSまとめ速報
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前作 男「この学校...やばすぎだろ...」男「この学校...やばすぎだろ...」 - SSまとめ速報
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を読んでから本作を読むことを推奨します

~登場人物~ 注)前々作と前作のネタバレがあります

男:このssの主人公 生徒会副会長 美少女と付き合っている 運動能力はそこまでだが、勉強は美少女に教わっているため、トップ2の実力を持つ 過去にボーイスカウトに入っていた

美少女:このssのもう1人の主人公 生徒会長 容姿端麗、成績優秀 性格もよく、皆に慕われている ファンクラブもあり、彼女公認である よく男とイチャイチャしている 女とは幼馴染という関係 その正体は過去に飛ばされた未来の男であり、飛ばされた際に色々変えられてこの見た目になった 『本気モード』になることが出来、そうなると誰にも止められない 気絶すると『聖母モード』になる

女:男と美少女の友達 男5の姉で、担任の妹 生徒会メンバーで広報委員 勉強は苦手だが、運動やゲームは得意 よく、男や美少女に奢っている 実は神であり、美少女を今の見た目にした張本人 本人曰く「やり過ぎたが、後悔はしていない」

担任:男や美少女達の担任 生徒会顧問 真面目でしっかりしているが、一度壊れると誰にも止められない 正体は神で、美少女を過去に飛ばした張本人であり、理由は1年目でまだ馴染めなかった彼女を美少女が助けてくれたから らしい

男2:男の友達 生徒会メンバー 頭は悪いが運動は得意 剣道部主将 会長ファンクラブに入っていて最近、ようやく男を応援し始めた

男3:男2の友達 会長ファンクラブに入っている ファンクラブの規約を作ったのは彼

男4:男2,男3の友達 生徒会メンバー 会長ファンクラブに入っている 頭が良い

お馬鹿3人組:男2,男3,男4の3人がよく悪いことをするも毎回失敗をしているため、担任によって付けられた名前 最近は鳴りを潜めている

紹介中ですが、一旦切ります 必ず今日中に続きを書くので許して下さい

男5:生徒会メンバー 会長ファンクラブ創設者 彼がファンクラブを作った理由は入った当初、手加減ができないため、されるがままになっていたいじめをお節介で辞めさせに入った美少女がその時にした微笑みに惚れたからである 実は神 ファンクラブに美少女の写真を売りその売り上げで女は美少女に奢っている 彼は写真を撮ることだけで充分らしいので、誰も損はしていない

美少女母:その名の通り美少女の母 男達が入っている学校の校長をしているが、居るだけで、雑務は教頭である美少女父と担任がやっている 創造神 彼女を怒らせると日本が滅びかねないので神家族は細心の注意をしている

美少女父:同じく美少女の父 男達の学校の教頭であり、主な行事事の責任者は彼 元ボーイスカウト隊長であり、男や過去に飛ばされる前の美少女も彼の隊に入っていた 創造神 滅多に怒らないが怒らせると日本どころか世界が滅びかねないので母以上に細心の注意をしている

神家族:美少女父、美少女母、女、担任、男5で構成されている家族 それぞれ、伊奘諾、伊弉冉、天照大神、月読、素戔嗚尊である。 早い話、彼を敵に回すと死ぬ それと、夫婦喧嘩が起こると災害が起こる 日本が地震が多い原因の1つはこれである

すまん、彼ではなく彼らだ...

男母:名の通り、男の母 食べるのがとても早い 怒ると怖いが基本優しい 美少女母と仲が良い その理由は美少女母曰く「同業者」だから

男父:同じく男の父 食べるのが登場人物内で恐らく1番早い 頑固でよく男に怒るがそれは男のことを大切に思っている為

~場所紹介~

男達が通っている学校:中高一貫校 校長と教頭は前述通り、美少女母と美少女父 どうやらまだまだ生徒内に特殊な者が紛れているらしい...

~学校~

男「はぁ...春休みが終わって新学期が始まったか...クラスメイトは基本去年と同じ...変わったことと言えば男3と女2が新しく入ってきたことかな...」

美少女「おはよう!どうしたの?朝から元気ないけど...」

男「いや...春休み最終日に女が言ってたことが気になったんだよ...このクラスにまだ神が居るとはな...」

女「ああ...確かにいる というか、お前達もよく話しているぞ?」

男「お前も来たか...で、誰なんだ?」

女「...お前達がよく話す相手に直接聞いてみるといい 案外話してくれるかもしれないぞ?」

美少女「そう簡単に話してくれるかな...」

男2「何を話してるんだ?俺も混ぜてくれよ」

男「出たな!お馬鹿3人組リーダー!」

男2「その呼び名はやめろ...気にしてるんだよ...これでも」

男3「ああ...よく呼ばれて傷つくんだよね...男2が」

男4「なんだよ...お馬鹿って...」

男「メンバー全員集合か...」

女「なに、男がもしかしたらこのクラスに変わった奴がいるかもしれんと言ってな...」

男2「変わった奴?」

男「まぁ...神様とかね...あり得ないか 異世界から来るようなもんだし」

男2「...お前、いつ知った?」

男「へっ?何のこと?」

男2「俺が異世界から来たってこと これでも勇者だよ」

男「ハァァァァァァァァァ!?」

男3「どうやら、知られていたようだね...どうする?ロッキー」

男4「その呼び名はやめろ」

美少女「もしかして...君達も?」

男3「...神だよ 2人とも」

美少女「えェェェェェェ!?」

女「ほら、簡単に話したろ?」

男「あだ名がロッキーか...北欧神話の神来ちゃったよ...」

男4「そこまでわかれば隠す必要は無いか...察してる通り、俺はロキ そして、こいつは」

男3「バルドルです」

美少女「結構、位大きい神様だよ...2人とも...」

女「まぁ、ここまで簡単に話すとは思わなかったが...」

男4「ん?どういうことだ?」

女「こいつらはお前達の正体を知らなかったんだよ お前達が勝手に喋ったってこと」

男3「何...だと...」

男「流石、お馬鹿3人組」

女2「お二人方!勝手に正体を明かされては困ります!」タタタタタタッ

男「剣道部副将の女2じゃないか...まさか、君も?」

男4「俺らの監視役の戦乙女だよ オーディンから命じられてね」

女2「改めてよろしくお願いします」

美少女「ご丁寧にどうも...あれ?ヴァルキリーって一応神だよね?どうして下手なの?」

女2「まだ成り立てでして...初任務が監視役とは思いませんでした...」

男「監視対象がこいつらだとな...君も大変だな...」

女2「ええ...少しでも目を離すとロキ様が悪戯に走るので...」

美少女「流石...トリックスターの名は伊達じゃないね」

男4「その呼び名は1番嫌いな呼び名だよ...はぁ...こんなところでバレてしまったか...」

ここまででお馬鹿3人組が全員変わった奴だって予想した人居る?

男「そっちが勘違いして言ったんだけどね...もうそっちの世界から来た神様居ないよね?」

男3「いや、居るよ?バレるのも時間の問題だから言うけど...保健室の先生居るだろ?あれがフレイヤ様」

男「何...だと...僕は入った初日から豊穣の女神のお世話になっていたのか...」

男4「あの時は呆れてたな...『こんなことで運ばれてきた人は彼が初めてだ』ってよ」

男「お恥ずかしい限りです...」

男2「それは俺も知らなかった...お前達が神なのは何となく気配でわかったが...」

美少女「流石、勇者 レベルが違う」

男2「そう?照れるな~」

女「因みにこいつをこの世界に呼んだのは私だ」

男「だろうな...ゲーム好きのお前のことだ 本物に会いたくなって 軽い気持ちで召喚したら出来ちゃったってところだろ」

女「全部合ってる...」

男2「モンスターと戦闘中にいきなり召喚されたから焦ったよ...」

男「なんて時に召還してるんだ ゲーマー神」

女「いや~それほどでも無い」キリッ

美少女「褒めてないって...」

男4「話が逸れたから戻すぞ?テニス部のマネージャーに女3がいるだろ?あれがアングルボザ」

男「マジかよ...おい...娘達は来てないよな?」

男4「行きたいと言ってたが何とか説得した 大丈夫だ、来てないさ」

男「それなら良いが...」

美少女「妹がお世話になってますと伝えておいてね」

男4「了解した 伝えておこう」

男「流石にもう...居ないよな?」

男3「父さんと母さんも来てるよ?」

男「主神夫婦も居るのか...誰なんだ?」

男3「いや...一番近くに居るけど...気付いていないの?」

男「...もしかしてだが...父さんと母さんか?」

男3「当たり」

男「うわァァァァァァァ....はぁ...今世紀最大の衝撃だよ...」

美少女「えっ?本当なの?」

女「ああ...間違いない 同業者ということで母さんが親しいのはそれが理由だ」

美少女「転生前から両親は神様でしたなんて笑えないよ...」

男3「いや、色々と事情があって こうなったと聞いているよ 安心して、君達の両親は人間だ」

男「どういう事情かわからないが...詳しく聞く必要があるな...」

前レスで男の両親について、予想していた人が居ましたが...答えはオーディンとフリッグでした

男「神様だらけ...このクラス、やばすぎだろ...」

女「まぁ、そういうことだ...これからも増えるかもしれんから気を抜くなよ?」

美少女「これ以上増えても困るよ...」

男3「僕達にとっては君が1番奇妙な存在だけどね...美少女さん」

美少女「えっ?僕?」

男4「過去に飛ばされて転生って...なかなか居ないからな...そんなの」

男2「えっ?どういうこと?」

女「取り敢えず、お前は黙っていようか 後で説明してやるから」

男「これから先の生活が思いやられるよ...昼休みになったら、改めてお礼を言いに行こうかね...」

男4「なら、俺達も一緒に行くとするか...な、バルドル」

男3「その名はやめてくれよ...今は男3だ」

一旦切ります...続きは書くから待ってて下さい

今更ながら訂正 >>5 の神家族の説明、正しくは女が月読で、担任が天照大神です まぁ、今までのを読んでくれたらわかると思いますが...

~保健室~

男「ここに来るのは久し振りだな...」

男3「僕は初めてだよ...」

男4「俺はちょくちょく来るな~ おーい、来たぞ~」

保健先生「常連みたいにちょくちょく来ないで欲しいね...それで、今日は何の用なの?」

男4「男達に正体バレた そろそろあのことを話してもいいんじゃないか?」

保健先生「そう...ついにこの時が来たのね...その前に、改めて自己紹介をしましょう 私はフレイヤ これでも豊穣の女神をやっています」

美少女「あのことって?」

保健先生「そうね...そろそろ話していい?月読」

女「構わんよ...そろそろ知るべきだ」

男「どういうことだ?」

保健先生「天照が美少女、貴方を過去に飛ばしたことはもう知ってるわね?」

美少女「ええ、知ってますけど...」

保健先生「あの時、月読が変えたのは見た目だけじゃないのよ というか、私も手伝ったの」

男「えっ?先生も手伝ったんですか?」

女「私1人でやったとは言ってないだろ?あれは私には手に余るからな...フレイヤにも手伝ってもらったんだよ」

保健先生「そういうこと...普通に変えても過去に飛ばしたらタイムパラドックスが起こる だから、私と月読で遺伝子から書き換えたのよ つまり、美少女 貴方は心は戻される前と同じだけど身体は完全に別人なの」

美少女「そうなのですか...もし、私と男が結婚して子供を産んでも?」

保健先生「一切、支障は出ないわ でも、遺伝子から書き換えても巫女の血は断ち切れなかったわね...」

男「前から気になっていたのですが...巫女の血って何ですか?」

女「巫女の血っていうのはな...遠い昔、神と交わった者の子供の血だ 私達はその子が巫女をしていたことから巫女の血と呼ぶことにした その子孫には神力を見る力があってな...これがまた厄介なことにどんなに世代を重ねても失われないんだよ...」

美少女「でも...神力を見えるだけじゃ意味がないんじゃないの?」

保健先生「それが違うのよ...これが...神力というのは文字通り神の力 死神が近づくのもわかるから、追い返して寿命を不正に伸ばす者も居たわ...」

男「死神も神だからか...」

女「そういうことだ 悪用されないならいいが悪用されたらひとたまりも無いのだよ 私達は人が自然の摂理から離れないように見守る存在だからな...」

美少女「じゃあ、今まで不老不死の技術が出来なかったのって...」

女「そうならないように私達が工作してきたからだ...不老不死なんて業は私達が背負うだけでいい...死という終わりがあるから必死に生きることが出来るんだぞ」

男「そう思わない人も居ると思うけど...」

保健先生「でも、不老不死は実現してはならないことよ これまでもこれからも...」

男3「実際、僕は不死だけど痛みは感じるからね...何回も死にたいと思ったことがあるよ これは業と言っても過言ではないさ...」

男「...話は変わりますが、僕の両親が主神夫婦なのはどういう事情なんですか?」

担任先生「それは本人に聞いた方が早いと思うわよ だけどこれだけは言えるわ 貴方の両親はいい人であったということはね」

男「そうですか...わかりました 今日帰ったら聞いてみます」

美少女「私も聞く!私のことでもあるからね...」

保健先生「そうね...貴方も聞くべきだわ」

~放課後 男の家~

男「...ただいま」

美少女「お邪魔します」

男母「お帰り ん?どうしたの?2人とも真剣な顔なんかして...」

男「母さん...いや、フリッグ様 どうしてこんなことになったのですか?」

男母「!!...そう...バルドルから聞いたのね...そうよ、私は貴方の本当の母ではないわ」

美少女「なら、どうして?」

男父「そのことは...私から話そう」

男「父さん...いや、オーディン様か」

男父「あれは、今から5年前 秋の雨が降った日のことだった...その日、私はこの世界の視察をしに来てな...猫の姿になっていたんだ...その日は類を見ない土砂降りでな...道路も滑りやすくなっていたんだよ...私が道路を横断している時にスリップを起こしたトラックが私の方向に来てな 引かれる寸前に、君の両親が身体を張って私を助けてくれたのだよ...」

美少女「そんなことが...」

男父「2人とも重症で手の施しようが無かったんだ...だが、2人とも死に際にこう言ったんだ...『私達はいいが、男には幸せに生きて貰いたい』とな」

男母「その話を聞いた私はせめてもの罪滅ぼしになればと 夫と一緒に貴方の両親になったのよ...」

男「...話はわかった だからこそ、質問をしたい 僕に対して、愛はありますか?」

男父「もちろんだとも お前は血は繋がってないが私達の子供だ それは何の変わりもない お前はバルドル同様私達の子供だよ」

男「そう...か...その返事が聞けて本当に嬉しいよ...」ポロボロ

美少女「男...」

男「やっぱり、父さんは父さんだよ 母さんも同じくね 僕は2人の子供だ」

男母「それじゃあ...許してくれるの 今まで黙っていたことを...」

男「確かに黙っていたことは許せないけど...僕のことを思ってやってきてくれたことは変わらないからね...感謝しているよ...」

男父「これからも...よろしくな」ギュッ

男「こちらこそよろしくね」ギュッ

美少女「あの...僕も言いたいんだけど...」

男母「そういえば、貴方は未来の男だったわね...」

美少女「うん 2人には感謝してもし切れないほどのことをしてもらった...そのことは今でも覚えているよ だからこそ言いたいんだ...今までありがとう」

男母「甘えたくなったらいつでもいらっしゃい 待ってるわ」

美少女「ありがとう...お母さん...」ポロポロ

男母「あらあら...可愛い顔が台無しよ 貴方は笑顔が1番なんだから」

美少女「そうだね...僕も僕なりに頑張るよ」ニコッ

男母「それでこそ、私達の子供よ」ニコッ

自分で書いててなんだけどなんか涙が出てきた...

今日はここまでにします 続きはまた明日...

初見だけど、男と未来の女体化男がラブラブするの?
発想がすごい

質問は答えるられる限り答えると前作で言ったので答えますね

>>31 そうなりますね...答えになってないと思いますが美少女は男時の記憶、思いは持っていますが、女として生きていこうと決心をつけています 遺伝子もフレイヤ達により変えられているため、何の問題もありません
一言で言うのなら、2人とも愛し合っているから別に問題ないんじゃない?ってことです

昨日は忙しくて書くことが出来ませんでした...見ていた人はごめんなさい

~その夜 美少女の家~

美少女母「...そう 貴方も知ったのね...」

美少女「うん 自分のことでもあったからね...」

美少女母「まぁ...これで隠し事は無くなったし、堂々と仲良く出来るわね~」

美少女「そういえば同業者とか言ってたのって...」

美少女母「神同士だからよ~ 何故か私、恐れているけどね~」

美少女「そりゃ、創造神だもん...格が違うよ...」

美少女父「私も彼のお父さんとは仲良くさせてもらってるよ 同じ職場だからね」

美少女「職場に神2人って...ところで、妹達にはいつ正体言うの?」

美少女母「いや~出来れば言いたくないわね~知られて拝まれても困るし~」

美少女妹「そう言ってますが私は知ってるよ?」

美少女「妹!いつの間に...」

美少女妹「お姉ちゃんも人が悪いな~ 知ってたなら教えてくれても良かったのに...」

美少女「言えるわけないでしょ!両親が創造神なんて」

美少女妹「...ということらしい 出て来ていいぞ 皆」

美少女妹2「なるほど...そういう訳か...」

美少女弟「そりゃオーラ、凄まじいよな...」

美少女弟2「神様なの? でも、お母さんはお母さんだし お父さんはお父さんでしょ?」

美少女「は、嵌められた...」

美少女父「お前の口が軽いだけだろ...はぁ、どうするべきかな...絶対、妹2あたりが自慢するからな...」

美少女妹2「そ、そんな訳ないよ 私は口が硬いからね」アセアセ

美少女妹「目が泳いでるけど...」

美少女弟「妹2はすぐ自慢するからな...」

美少女『ここで誓ってもらおうか...絶対に言わないと...』ゴゴゴゴゴ

美少女妹2(やばい...詰んだ...)

美少女母「言ったら貴方の記憶全消去ね~妹2」

美少女妹2「それだけは勘弁を...言わないから...自慢しないから...」

美少女父「...どうだ、妹?」

美少女妹「大丈夫、バッチリだよ」スッ

カチッ

美少女妹2『それだけは勘弁を...言わないから...自慢しないから...』

美少女妹2「ね、姉さん! それは卑怯だ!」

美少女弟「録音されてるとは知らずに言ったお前の姿はお笑いだったよ...」

美少女妹2「もう駄目だ...お終いだ...」ズーン

美少女「言わなければいいんだよ?」ニコッ

美少女妹2「女神だ...ここに女神がいるよォォォ」ポロポロ

美少女妹(流石お姉ちゃん 飴と鞭がしっかりしてる...)

美少女母「これで一安心ね...」

美少女父「そうだな...妹が常にテープレコーダーを持っていて良かったよ...」

美少女妹「クラスの記録係ですから」ドヤァ

美少女弟「本当に敵に回してはいけないのはこいつだったか...」

~次の日~

担任「今日は課題提出日だぞ 皆、出せよ」

男2「...先生 持ってくるの忘れました...」

担任「そんな訳ないだろ お前はやっていない 居残りだ」

男2「うわァァァァァァァ」

男4「ドンマイ...男2」

男3「だから言ったんだ...すぐにやれって...」

女「私はやったぞ」ドヤァ

担任「それは知っている 美少女に手伝いながらやってたのを隣で見てたからな」

美少女「ははは...」

男「僕も手伝ったんだけどね...」

担任「まったく...他に出せない者は居ないな?」

女2「先生...忘れました...」

担任「しっかり者のお前が忘れるとはな...一体何があったんだ?」

女2「男4に盗まれました...」

担任「まさか...おい、男4 名前が違うぞ」

男4「げっ バレた...」

担任「お前も男2と居残りだ」

男4「ギャァァァァァァァ」

男2「一緒にやろうぜ...兄弟」

男4「俺はお前の兄弟じゃねー」

~放課後~

男「男2と男4は居残りか...教頭先生が監視じゃ手は抜けないな...」

女「父さん監視じゃあな...」

担任「そうでもしないとやらないからな あいつらは...」

美少女「先生 質問があるのですが 女の課題が3倍の量だったのって男2が異世界から召喚されたのを知ったからですか?」

担任「ああ、そうだよ...あれも禁じられた術の1つだ 私が言えたことではないがな...」

女「まさか成功するとは思わなかった 後悔はしていない」

男「と被告は供述しており...」

女「おい!誰が被告だ!」

担任「宿題の量も増やして欲しいか?」

女「滅相もありません 猛反省しております」

担任「行事が控えているからな...課題はさっさと終わらせてもらいたいものだ...」

女「ん?何があるんだ?」

担任「抜き打ちテスト」

3人「「「ハァァァァァァァァァ!?」」」

担任「大丈夫だ 普段ちゃんと受けていれば解けるようになっている」

女「やばい...寝てる...」

男「死んだな...あの世で見守っていてくれよ...」

女「おい!勝手に私を殺すな!」

美少女「そういうことらしいので、今回も特訓ですよ~」

女「げっ...」

美少女「悪態つかない 教えてくれるんだから、感謝する!」

女「ハイ アリガトウゴザイマス センセー」

男「こいつ...気持ちがまったく込もっていない...」

男「でも...やることを教えたら抜き打ちにならないんのでは?」

担任「女が心配だからな...お前達には世話になってるし その礼も込めてだよ」

美少女「まぁ...そのおかげで対策が出来ますが...」

女「いーやーだー 勉強したくなーい 死にたくなーい」

男「いや...死なないだろ そんなことで...」

美少女「ということで、僕の家へゴー」

~美少女の家~

女「毎度お世話になっております 女です」

男「普通にお邪魔しますと言えよ...」

美少女「それでは...片っ端から叩き込んでいくよ」

女「ヒェェェェェェ 慈悲を...慈悲はないんですか?」

男「そんなものある訳ない」

女「あんまりだ...こんなこと、酷すぎる...」

~数十分後~

女「」プシュー

男「女?駄目だ...気絶してる...」

美少女「まぁ、女にしては頑張った方だと思うよ 文句を言いながらもやっていたからね」

男「所々で『本気モード』使っていたからだと思いますが...」

ピーンポーン

『私だー そろそろ時間だから女を引き取りに来た 開けてくれー』

美少女「先生だ 今、開けますね~」

ガチャ

担任「それで...女はどこだ?」

男「ここで気絶しています」

担任「そうか...おーい 男5 頼んだ」

男5「まったく人使いが荒いんだから...よいしょっと」

担任「それじゃあな また明日学校でな」

男5「姉さん、思ったより軽いな...それじゃあな」

男「また明日~」

~数日後~

男(そろそろテストだと思うが...どうだろう...)

女(ふぁ~眠い 自習を散々させられたからな...)

担任「それでは...今からテストを始める」

皆「「「「「えぇェェェェェェ!?」」」」」

男4「聞いてないですよ~そんなこと」

担任「聞かれなかったからな」

男3「うーん...出来るだろうか」

女2「やばい...最近部活のことで勉強に集中していなかった...」

女3「まぁ、どうにかなるでしょ~」

最近、忙しくなってきまして...更新が滞りそうでこまっています...

女4「やばい...想定外だ...定期テストにはまだあると思ってたのに...」

担任「うだうだ言っていないで席につけ 始めるぞー」

~数十分後~

男「ふぅ~終わった...女、どうだった?」

女「」チーン

男「こいつ...ペンを持ったまま真っ白に燃え尽きている...」

美少女「それぐらい頑張ったってことでしょ それで、どうだった?」

男「ああ 出来たよ でも、突然あの問題を解くのは無理に等しいんじゃないかな」

美少女「だよね 僕もそう思った 皆を見てごらん」

男4「もう駄目だ...お終いだ....」ズーン

男3「まさか、君が1問目で固まるとはね...」

男2「俺はずっと寝ていたがな」ハハッ

男4「皆、お前みたいだったら楽なのにな...」

男2「そうか?照れるぜ」

女2「やばい...全然解けなかった...」

女3「そう?私は全部解けたわよ」

女4「おかしいでしょ....私、半分しか解けなかったよ...」

男「お、おぉ...見事に撃沈したという感じか...」

美少女「抜き打ちだもの 知らされていなかった私達もああなっていただろうね...」

女「...そうだな」

男「復活したか...それで...どうだった?」

女「安心しろ 自信しかない」グッ

男「そうか...それなら教えた甲斐があったってものだ」

女「結果が楽しみだよ」フフッ

~数日後~

女「」チーン

男「そこまで落ち込むなよ...名前を書き忘れただけじゃないか」

女「名前を書いていれば満点だったんだぞ! それなのに...私は...ウワァァァァァァァ」ポロポロ

美少女「書かなかったから0点ね...あの男2より下じゃあ落ち込むか...」

男2「番号問題を適当に書いたら当たったからな...それ以外は白紙だよ」

男3「番号問題全問正解か...ある意味幸運だな...」

男4「なんて奴だ...」

女2「思ったより出来た方で良かったよ...女3、そう落ち込むなって」

女3「この私が...女と同じヘマをやらかすとは...」

女4「よくあることだって 私だってよくやるし」

女2「それは駄目だろ」

男「おっと...書き忘れたのは女3もそうだったか...仲間が居て良かったな、女」

女「同志!会いたかったぞ~」ギュッ

女3「離せ!私はお前の同志じゃない!」

女「水臭いこと言うなよ~同じ名前書き忘れた者じゃないか~」ギュッ

女3「こら!どさくさに紛れて乳を触るな!」

美少女「女3...君に話がある 皆が居ないところで話そう」

女3「ん?いつになく真剣な表情だな...いいよ」

女「私もいく~」

女3「お前はしつこい!」

~テニスコート~

女3「この時間帯は人が居ないから...それで、何の話?」

美少女「君も神だったんだね...いつも妹2が世話になってるね ありがとう」

女3「うん、私がアングルボザだよ 妹さんとはいつも仲良くさせてもらってるよ こちらこそありがとう」

女「男4に無理矢理ついてきたからな~私もその執着心にはまいったよ...」

女3「ロキ様は私の旦那様!他の女とイチャイチャなんて許しません!」

女「これだからな...」

美少女「また濃いのが来たね...ははは」

男4「女3...助けてくれェェ」タタタタッ

女3「どうしました?男4様」

女2「今日という今日は許しません お仕置きです!」タタタタッ

男4「いつものように女2に悪戯したら逆鱗に触れてしまった...」

女3「それは自業自得でしょう 女2、やってしまいなさい」

男4「おい!お前は俺の妻だろ そこは庇うとかしろよ」

女3「妻だからこそですよ...いい加減その悪戯癖は治して欲しいですね...」

女2「捕まえた!さぁ...お覚悟を...」ゴゴゴゴゴ

美少女「これが...ヴァルキリーのプレッシャー...」

男2「ひぃぃぃぃぃ お助けをォォォォォ」

~次の日~

男4「昨日は酷い目にあった...まだ切られた部分が治りきってないな...」

女「むしろ、重症だったあれから半日で復帰したお前がすごいよ...」

男4「これでも神なんで...」

女3「何を言っているのですか 私が付きっきりで看病したからそこまで治ったというのに...」

女「だから、隈が酷いのか...寝てないだろ?」

女3「30分は寝ましたよ?」

男4「お前...そこまで俺のことを...」

女3「私は貴方の妻ですから...当然のことです」

男4「ありがとう...女3」

女3「お礼を言われるほどでは...あっ」フラッ

男4「大丈夫か?」ガシッ

美少女「おはよ...うわっ、お姫様抱っこしてる...」

女3「は、恥ずかしいです...」カァァァァァァ

男4「恥ずかしがることはないさ 俺はお前の夫なのだからな」

女「何だその理由...」

女3「男4様...」ポッ

男「当人達は悪くないようだけどね...」

美少女「なんか2人だけの世界を作っちゃってるよ...この馬鹿夫婦」

担任「教室から変なオーラ漂ってると思ったら...何をやっているんだよ...お前ら」

男4「イチャイチャしています」キリッ

女3「何か文句でもありますか?」ドヤァ

女「何だこいつら、堂々としてやがる...」

担任「よそでやれ 出席取るからさっさと席に着く」

男4「そのことなのですが...女3の体調が良くないらしいので保健室まで送って来ます」

担任「そうか...ならばいい...が、その体勢で行くなよ 流石にお姫様抱っこは不味い」

女3「私は一向に構いませんが?」

女「見てるこっちが駄目なんだよ...さっさと下ろせ するなら、おんぶにしろ」

>>52 どうして男2が叫んでいるんだ...正しくは男4です

やばい...スレミスした...>>54の修正は>>51に関してです

男4「仕方ない...女3、一旦下ろすぞ?」

女3「大丈夫です...」

男4「よいしょっと...よし、来い!」

女3「はい よっと」

男「先生の机近くでおんぶするか...普通...」

女「あいつら2人に常識は通じないんだよ...多分...」

男4「では、行ってきます」

担任「お、おう...気をつけてな」

ガラガラ ピシャ

男2「さて...この状況を作り出した張本人の女2さん、今の心情は?」

女2「このタイミングで聞くか...正直後悔している...やり過ぎた...昨日は我を忘れて剣を使って切り刻んでしまったよ...」

女「そこからあそこまで回復したからな...女3の献身っぷりがよくわかる」

美少女「朝から見るものではないね...ブラックコーヒーがカフェオレになるぐらい甘かったよ...」

男3「そう?僕には普通に見えたけど」

女2「そりゃ、貴方は毎日見てますからね...感覚が麻痺しているのでしょう...」

男「少なくとも僕には甘く感じた...」

女「同じく...」

担任「そこ!雑談しない 出席取るぞ」

~一方その頃 保健室~

男4「失礼します~」

ガラガラ

保健先生「あら、珍しいわね 貴方が人を連れてくるなんて...って、女3? どうしたの?」

男4「昨日、俺が切り刻まれた後、付きっきりで看病してくれたのですよ...そのせいで寝不足で体調を崩してこうなったと」

保健先生「はぁ...まぁ、貴方達は夫婦だからいいのかな...」

女3「しばらくお世話になります」

保健先生「別にいいわよ やることなくて暇だし」

男4「ひ、暇ですか...」

保健先生「遠足とか体育大会とかあるなら忙しいけど この時期は無いからね...やることなくて暇なのよ」

女3「でも、1つベットが使われていますけど」

美少女妹2「どうも...」

女3「あら、妹2じゃない そういえば、朝練で怪我してたわね...」

美少女妹2「ええ...幸い、マネージャーが応急処置をしてくれたので大事にはなりませんでしたが...」

男4「寝不足で怪我人の処置までしたのか...お前」

女3「マネージャーとして当然のことをしたまでです」

保健先生「それでも捻挫してたからね...寝かせてるという訳なの」

男4「気になるから聞くけどどんな怪我の仕方をしたんだ?」

美少女妹2「練習後に球拾いをしている時、足元のボールを踏んで転びました...」

保健先生「静かな捻挫って奴ね」

女3「妹2はドジっ子だから...」

美少女妹2「そ、そんなことないですって」

保健先生「美少女に伝えようとしたら必死になって止めようとするし...」

美少女妹2「姉さんに迷惑をかけたくないですから...」

男3「家族思いなんだな...」

美少女妹2「違いますよ 後でいじるネタにされるのが嫌なだけです」

女3「そして、わかりやすいツンデレね」

ガラガラ

美少女妹「妹2、大丈夫?」

美少女妹2「姉さん!どうしてここに...」

保健先生「私が伝えたのよ 妹に伝えるなとは言われてないからね」

男4「ナイス!先生」

美少女妹2「迷惑かけたくなかったのに...」ボソッ

女3「あら~」

美少女妹「こ、これは...類に見ないデレって奴ですね」

美少女妹2「デレてない!ふざけんな、この野郎!」カァァァ

男4「ここまでわかりやすい照れ隠しがあるか...」

美少女妹「いいんだよ?もっと甘えても」

美少女妹2「ち、違うから...そこまで悪くないし」

保健先生「さっきまで迷惑かけたくないって落ち込んでいたのは誰かしら?」

美少女妹2「先生!そのことは言わないでって言ったでしょ...」

美少女妹「可愛い奴め~うりうり~」ナデナデ

美少女妹「な、撫でるな~」キラキラ

男4「そう言いながらもさるがままになってるぞ...あいつ...」

女3「しかも、何か光ってるし...」

~数分後~

美少女妹「そろそろいいかな?」

美少女妹2「えへへ~お姉ちゃん、大好き~」トローン

女3「さっきまでのツンは何処へやら...デレ全開ね」

男4「おい、外見ろ 誰か居るぞ」スタスタ

ガラッ

男5「• • • • • •」カメラジー

男4「何撮ってんだ 馬鹿野郎」

男5「これは要望に応えるためだ 俺もしたくてしている訳ではない」

男4「誰に頼まれた」

男5「姉さんだよ 何処から聞いたから知らないけど...取り敢えず、保健室の様子を撮れって...」

男4「で、その隣で一緒になって撮っているのは誰だ」

美少女弟「どうも、弟です」

男4「お前も美少女の身内か...で、何でここにいるんだ?」

美少女弟「えっ?面白いものが撮れると感じたから」

男4「おい、今は1時間目の時間だろ 授業サボってんじゃねーよ」

美少女弟「いや...妹に伝えろと頼まれたのは俺ですから...」

男4「だからって、撮っていいわけないだろ...」

保健先生「取り敢えず、3人とも中に入りなさい」

~数分後~

美少女妹2「末代の恥だ...一生笑われる...」ズーン

美少女妹「そんなことないって あんなに喜んでいたじゃない」

美少女妹2「あ、あれは...その...」

美少女弟「なんだ、言ってみろ」

美少女妹2「う、嬉しかったから...」

男4「嬉しい いただきましたー」

美少女妹2「もう駄目だ...これからはチョロい奴って呼ばれていくんだ...」ズーン

美少女弟「こりゃ、当分はこの調子だな...」

美少女妹「どうするの?弟兄さん」

美少女弟「仕方ない...母さん呼んでこよう」

美少女母「呼ばれた気がしたので来ました」ガラッ

美少女妹「早っ まだ呼んでないのに」

美少女母(実は今までのやり取り、ドア越しに聞いていたなんて言えないわね...)

美少女弟「母さん...妹2が頭撫でられてデレたのがわかったらこんな調子なんだ どうにかしてくれ」

美少女母「任せて~これくらいどうにかするのなんて簡単よ~」

美少女母「妹2 別にバレたっていいじゃない そういうのがあるから良いのよ?」

美少女妹2「でも...チョロいでしょ...私」

美少女母「そんなこと無いわ 貴方はしっかりしてるから気を許す相手は見極めているでしょ?」

美少女妹2「ま、まぁ...そうだけど」

美少女母「なら、堂々としなさい 私の子供なんでしょ?」

美少女妹2「そ、そうだね 母さんの子なんだから、しっかりしなきゃ」

美少女母「それでこそよ」

美少女弟「いや...どうしてそうなるんだよ...」

美少女妹「こら、茶々入れない」

美少女母「これからも頑張るのよ?」ナデナデ

美少女妹2「うん!私、頑張る!」

男4「しかし、顔はニヤケ顔なのであった...」

女3「あれ?私達、空気になってるような気が...」

保健先生「気にしては駄目よ」

~放課後 生徒会室~

男5「はい、姉さん これが例のやつだよ」

女「ありがとう でも、顔が傷だらけなのはどうしたの?」

男5「男4に殴られた...」

男「何をしているんだお前ら 会議も終わったんだしもう帰れよ」

美少女「さっき妹から妹2が怪我したって聞いたけど...大丈夫かな」

男5「あれ?もう聞いたのかと思ったのだが...結構遅いんだな もう、弟君が連れて帰ったんじゃないか?」

美少女「弟が?何かありそうだね...」

男「おいおい...顔が『本気モード』になってるぞ」

担任「安心しろ 校長から聞いたが軽い捻挫だそうだ」

美少女「お母さんから?どうして知っているんだろ」

男「保健先生から聞いたんじゃないか?」

美少女「そう?...でも、そう考えればしっくりくるか...」

男「よし、そろそろ帰るか」

~その夜 女の家~

女「ねえねえ姉さん、このゲームやってる?」

担任「ん?...あー、やってないな...でも、このゲームは男がものすごくハマってるって聞いたことあるぞ」

女「男が? でも、男だとなぁ...そうだ あの方法なら!」

男5「ん?どうした?」

女「いや、何でもないよ 姉さん、ありがとね」

担任「礼を言われる理由がわからんがどういたしまして」

女「それじゃあ、私は一足先に寝よう 明日は忙しいからね」

~次の日 男の家~

男「ん~よく寝た~あれ?懐かしい天井...ん?声も懐かしい...顔でも洗うとするか...」スタスタ

男「あれ?おかしいな...前の僕の顔が...あれ?もしかして」

男「入れ替わったの!?」

男「取り敢えず、電話しなきゃ...って、電話来てる」

美少女『おーい、この電話をとってるのは美少女で間違いないよね?』

男「うん 間違いないよ でも、自分と話すことになるとはね...」

美少女「どうしてこうなったんだろう...恐らく、女が犯人だと思うけど」

男「そういえば、近々、同性ペアのゲーム大会をやるとかでゲームやってる人を探していたような...」

美少女『ゲーム大会?最近、ハマってるゲームはあるけど...もしかして...』

男「恐らく...それなんじゃないの? 今、僕がハマってるゲームは聞かれたゲームとは違ったけど」

美少女『ちょっと、女を殴りに行ってくる』

男「言っておくけど、今の君の身体は女より弱いからね」

美少女『マジかよ...それはまいったな...』

男「まぁ、同等の力を出せなくはないけど...やり方わからないでしょ?あれは何となく使うものだからね...」

美少女『もしかして...『本気モード』のことかい?』

男「そうそれ 果たして、君に使えるか...」

美少女『練習しておく...話を変えるけど、今日1日はお互いを演じるということになるの?』

男「そうなるね...でも、自分なんだから大丈夫なんじゃない?」

美少女『どうだか...嫌な予感しかしないよ...あっ、呼ばれたから切るね それじゃあまた後で』

男「はぁ...女にはいつも振り回されているなぁ...でも懐かしい身体だ 父さんと母さん見て泣かなきゃいいんだけど...」

男母「おはよう 今日は早いのね」

男「おぉ..母さんだ...」

男母「? どうしたの?」

男「いや...何でもないよ ご飯は?」

男母「そこにあるわよ」

男「いただきます! 美味しい、やっぱり母さんのご飯は美味しいなぁ」ポロボロ

男母「泣くほど美味しいかねぇ...ん?もしかして...貴方、男じゃないでしょ」

男「」

男母「その様子からして美少女ね...はぁ...大方、女さんにやられたってことかしら」

男(こちら美少女、すまん男 すぐにバレてしまった...)

~一方その頃~

美少女(何なんだよ...弟の奴、音速で乳を触りに来やがった...とっさに『本気モード』使って去なせたけど...)

美少女弟「やはり、姉さんは強いなぁ...」

美少女「そりゃ、兄弟とはいえ、女の子のおっぱい揉もうなんてするからね...」

美少女弟「もはや、日課になりつつあります」

美少女「変態かよ...」ボソッ

美少女弟「ん?なんか言った?」

美少女「いや、何でもないよ?」

美少女妹「お姉ちゃーん」タタタタタタッ

美少女(ん?今度は妹? どうする...こうだ!)ギュッ

美少女妹「わーい 今日もお姉ちゃん成分を補給~」ギュッ

美少女(どうやら、これで良かったらしい...)

美少女妹2「お姉ちゃ~ん」タタタタタタッ

美少女(えっ!? この状況で妹2だと!! どうすればいい...)

美少女「ちょっと妹、離れてくれる?」

美少女妹「うん いいよ」

美少女妹2(昨日、男5から聞いた話が正しければ...こうするしかない!)ナデナデ

美少女妹2「えへへ~やっぱりお姉ちゃんの撫で方が1番だね~」

美少女(ほっ...助かった...)

2人「「お前、誰だ」」

美少女「」

美少女弟「冷静に対処するなんて...姉さんがすることじゃない」

美少女妹「お姉ちゃんは妹2の対処方法がわからなかった...そんなこと出来るのは男さんぐらい...ん?もしかして、男さん?」

美少女(とほほ...バレてしまった...)

~数十分後 学校~

男『さて...女さん』ゴゴゴゴゴ

美少女『覚悟は出来ているか?』ゴゴゴゴゴ

2人『『僕達は出来ている』』ゴゴゴゴゴ

女「お、お助けを...これには事情が...」

男『大方、ゲーム大会で男が出来るゲームだったけど同性じゃないから入れ替えたってことでしょ』ゴゴゴゴゴ

女「わ、わかってるなら...」

美少女『本人達の許可を得てからやりましょうね~』

女「ご、ごめんなさい...反省しています」

男『反省して済むなら警察は要らないよ!』ゴゴゴゴゴ

美少女『この苛立ちをぶつけるのは君しかいない』ゴゴゴゴゴ

女「ひっ...ウワァァァァァァァ」

~1分後~

女「」チーン

男「ふぅ~こんなものかな」

美少女「流石にこれで懲りただろう...」

男「さて、女から改めて聞かなくては...といっても気絶してるし」

美少女「僕に考えがある 任せてくれ」

男「嫌な予感がするけど...頼んだ」

美少女『女さん 起きて 先生に怒られちゃうよ?』(聖母モード参照)

女「はっ! 今、三途の川を渡ろうとしたら後ろから女神の声が聞こえた...」

男「なんだそれ...僕はそんなことしないぞ」

美少女「いや...そんなことしたんだけど...」

男「oh...これは墓場まで持っていくべき案件だ...」

美少女「まぁ...それはともかく改めて話を聞こうか 大会は今日やるんだろ?」

女「あ、ああ...今日やる 場所は駅前のゲームセンターだよ」

美少女「そうか...ならやることは優勝1つだ」

女「ば、馬鹿な...出来るわけがない」

美少女「君が考えた最強の美少女なんだろ?これくらい出来るようにしたはずだ」

女「た、確かに...ゲームには強くしたけど...」

美少女「君と僕 2人で出来ないゲームは無いさ やってやろうじゃないか」

男「くれぐれも...誤解させるようなことはしないでよ?」

美少女「善処する」

~放課後~

美少女「はぁ...今日が半日授業で良かった...学校の皆にはバレなかったようだね...」

女「所々で私がフォローしたからな...」

男「時間は大丈夫なの?」

女「大丈夫だ まだ間に合う」

美少女「ならば行こう 10分前集合だ」タタタタタタタッ

女「は、早い...待ってくれ」タタタタタタタッ

~数分後 ゲームセンター~

美少女「来ました ゲームセンターです」

女「お前...速すぎだろ...」ゼエゼエ

美少女「受付は済ませたよ」

女「やることも早いな」

美少女「おっ、もう出番だ 行くよ」

女「ちょっと、待ってくれ」タタタタッ

~数分後~

女「無双しまくってもう決勝か...緊張してないか?」

美少女「安心したまえ 僕を誰だと思っているんだ」

女「私が考えた最強の美少女ですけど」

美少女「なら、負ける要素は無いだろう ヘマはするなよ?」

女「私はこのゲームはやり込んでいるんだ お前とも相性がいい」

女2「おや?相手は貴方達でしたか...」

女「女2に女3...お前達も居たのか」

女3「ええ...このゲームは好きでしてね...」

美少女「誰が相手だろうと容赦はしない それが僕のプレイスタイルだ」

女2「手加減をするつもりはないのでね...覚悟を」

女「まずは私からか...はい」

女3「甘いですね...わきが空いてますよ?」

美少女「かかったな それが罠だと知らずにまんまと引っかかって」

女2「既に読み通りです」

女「ふっ 伊達に決勝まで来ていないか」

~10分後~

美少女「やばいな...一点押されてる...次取られたら負けだ」

女「これは本気でいかなくては...はい」

女2「ほっ...あっ、やばい」

美少女「もらった!」

女3「スマッシュを打たれてしまいましたか...」

女2「これで同点か...すまん、女3」

女3「いえ、大丈夫ですよ 2点取ればいいのですから...はい」

女「そんな余裕があるかな?食らえ!」

女3「ドロップショットですか...想定外です...」

美少女「あと一点!」

女2「これ以上取られるわけにはいかない!何としてでも勝たなくては...」

美少女「だからって負けるかァァァ」

女2「ふん!」

美少女「はっ」

女「これは...ネット際の接戦...恐らくこれで勝つか負けるかが決まるだろう...」

女3「完全に私達は蚊帳の外ですね...」

美少女『ここは...『本気モード』になるしかない!』

女2「気迫が強くなった...私が...押されているだと!?」

美少女『食らえェェェェェ』

女2「な、なにぃぃぃぃぃ ラインギリギリを打つなんて...普通、そんな危険はおかさない...」

美少女「あいにく、僕は普通じゃないのでね」

女「これで私達の勝ちだ」

女3「負けてしまいましたか...でも、いい勝負でしたよ」

女「優勝出来たか...ありがとうな お礼にアイスをすきなだけ奢ってやる」

美少女「本当!? やったァァァァァァ」

女2「相変わらずだな...あいつは...」

女3「そうですね...」

一旦切ります

美少女「なに食べようかな...あっ」グー

女「おっ...そういえば昼時だったな、今 何か食べるとするか」

女3「相席してもいいですか?」

女「構わんさ 一緒の方がいいからな」スッ

美少女「それは何?」

女「昼から食べるのもどうかと思うが、期限が今日の昼なんだよな...これ」

女2「焼肉か...たまにはいいかもしれんな」

女3「決まったなら行きましょう!」

~数分後 焼肉屋~

女「ほら美少女 これ、焼けてるぞ」

美少女「ありがとう...熱っ!」ハフハフ

女2「慌てなくても肉は逃げないさ ゆっくり食べなよ」

女3「やっぱり、焼肉にはご飯が合いますね~」

女「そうだな...女2、焼く係交代だ」

女2「任せてくれ これでも戦乙女になる前は肉焼き係をやっていたんだ」

女「何年やってたんだ?」

女2「そうだな...28年?」

美少女「プロだね...」

女2「まだまだ青二才だよ はい、女3」

女3「ありがとう 牛タン美味しい」

美少女「こういうのも悪くないね...」

女「そうだろ?食べ放題コースだからばんばん食べな」

美少女「そうするよ でも...ちょっと...言いづらいんだけど...」モジモジ

女「...まさか、トイレか?」

美少女「うん...行ってくる」タタタタタッ

女(まずいな...あいつはやり方を知らん...店で失敗したとかなったら当分落ち込むだろう...)

女「すまんな、私も行ってくる」タタタタタッ

女2「どうしたんだ?女 焦っていたけど...」

女3「我慢していたんじゃない?さっきまで肉焼き係だったし」

女2「我慢は良くないからな...長くなければいいが...おっ、これ焼けたぞ」

変なテンションで書いてしまった...もう俺はどうなっても知らんぞ

先に言っておく 俺は実際に見ていない あくまでもこれはフィクションです

~トイレ~

美少女「こ、これが...全部個室だ...」

女「まだしていなかったか...間に合って良かった...」ゼエゼエ

美少女「ん?どうしたの?」

女「お前...やり方知らないだろ」

美少女「えっ?座って普通にすればいいんじゃないの?」

女「...はぁ これだから困る... これから私の言う通りにしろ わかったな」

美少女「怖い顔しちゃって...わかったよ」

~2分後~

女「おーい 終わったか?」

美少女「うん 終わったよ...えっと、後はこうして...うわっ」

女「!? どうした?」

美少女「間違ってウォシュレット押してしまった...はぁ...またやり直しか...」

女「...出たか 特に失敗はしていないな?」

美少女「ああ、大丈夫だよ」

女「やれやれ...今度からは前もって言えよ」

美少女「そうするよ...そろそろお肉がたくさん焼けてると思うから急ごう!」タタタタタッ

女「ちょ...ちょっと待て!」タタタタタッ

何故書いてしまったんだ...これは全部深夜テンションって奴の仕業なんだ...

心の底から反省しております...続き書きます...

女2「おっ、戻って来たか...お前達の分も取っておいたぞ ついでに飯も追加注文しておいた」

女「おぉ、ありがとう...それじゃあ、改めて食べるとするか」

美少女「お肉が美味しい...は、箸が止まらない...」パクパク

女2「噂に聞いていたが...これが大食いか...大盛りの飯がもう無くなりそうだ...」

美少女「おかわり!」スッ

女3「これは...ご飯の追加を大量にする必要がありますね...」

女「まぁ、これくらいがちょうどいいだろ」

女2「そういえば、お前だったな...こうしたのは」

女3「とんでもないことをしてくれましたね...」

女「そうか?照れるな~」

2人「「褒めてないって」」

美少女「すみません ご飯大盛り2つと牛タンとカルビそれぞれ3皿追加で」

女2「こ、ここまで来ると怖い...」

~数分後~

美少女「あれれ...もうお肉とご飯無くなっちゃった...」

女「ちょうど食べ放題も終わったか...これ、出禁レベルじゃないか?」

女2「間違いなく団体1名様だな...」

女3「元は取ったでしょうね...」

美少女「酷い言い方だな~これでも食は少ない方だよ?」

女3「少食って意味を辞書で調べた方がいいのでは...」

女2「奇遇だな...私もそう思ったよ」

美少女「それより、デザートだ! 身体が甘いものを欲しがっているんだよ」ワクテカ

女2「甘いもの?私も食べたいな...」

女3「やばい...女2は大の甘党なの...スイッチ入っちゃった...」

女「取り敢えず、会計を済ませるか...」

~カフェ~

美少女「チョコレートケーキ3つとモンブラン4つとチーズケーキ2つとショートケーキ3つ...ん?抹茶のケーキもあるんだ...じゃあ、それも2つ下さい」

女2「じゃあ、私はショートケーキ5つとチーズケーキ6つ、チョコレートのホールケーキ2つ下さい」

女「美少女の甘い物好きは私がしたことだが...ほ、ホールケーキ!? お前...そんなものを1人で食べられるのか?」

女2「ん?こんなもの前菜にもならないぞ?」

女3「こ、これはやばいですね...お金足りますか?」

女「一応、沢山持ってきておいたが...正解だったようだ」

ドン(大テーブル2つ分)

女「これは凄い...こんなものを食後に食べ退けるのか...こいつらは...」

2人「「いただきます」」

女3「ひっ...恐ろしい速さで食べている...あっ、もう1/5は食べた...」

美少女「これはいいものだ...幸せ~」パクパク

女2「いい腕をしている...」パクパク

女「2人とも半分食べ切った...これ、大食い大会出たら優勝間違いないだろうな...」

2人「「ごちそうさまでした」」

女3「食べ始めて3分も経っていないのにもう食べ切った...」

美少女「デザートは別腹だからね」

女「ホールケーキ2つを3分以内に食べるって...化け物かよ...」

女2「酷い言い方だな 好きなものを食べるのが早いだけだ」

女3「貴方達が怖いわ...」

美少女「そうかな?また後でアイス買ってね」

女「まだ食うのか...恐ろしや...」カタカタカタ

女2「流石に私はもういいぞ...」

女3「じゃあ、時間潰しに何する?」

女「いつもは勉強を教えてもらっているけど...」

女(こいつ...男なんだよな 教えてもらうことは出来ると思うが...こういう時にあいつが居ててくれればいいのに...)

美少女(こっちを見て悩んでいる...僕では不安かい...)

女3「では、勉強をしましょう 場所はどこでやっているのですか?」

美少女「僕の家だけど...」

女2「ここからでは少し遠いが食後の運動にはちょうどいいな 行こう」

~数分後 美少女の家~

美少女「ただいまー」

3人「「「お邪魔します」」」

美少女妹「珍しいね 女さん以外の人が遊びに来るなんて...」

美少女「ちょうど居合わせただけだよ 勉強会をするんだよ」

美少女妹「ふーん 何かあったら言ってね 手伝うから」

女「....さて、何からするかね...」

女2「もうすぐ定期テストだぞ 私は倫理が出来なくてな...」

美少女「じゃあ、倫理からにしますか...といっても倫理はもう語句と説明を覚えるだけなんだけど...」

女2「倫理の先生の話は眠くなるんだよ...つまらないからではないのだが...」

女3「それはわかりますね あの先生の言葉は眠くなります」

美少女「そう?僕は何ともないけど...」

女「お前は睡眠をちゃんとしているからな...」

美少女「じゃあ、重要語句から教えていきますか...教科書出した?」

女2「既に出してある」

美少女「よし、じゃあ範囲の最初の部分から...」

~数分後~

美少女「大体こんなものかな...」

女2「予想以上にわかりやすかったな...これなら勉強が出来ない女がそこそこの点数を取れるのも頷ける」

女「ぐぬぬ...言い返せないのが悲しい...」

女3「倫理は終わりましたから...私は現文ですね...文章問題がちょっと...」

美少女「現文は簡単だと思うけどな...問題を最初に見て、どこの部分か探してそれを問題合わせて加工すればいいんだよ」

女3「人物の心情とかはどうするのですか?」

美少女「それは問題の部分とその前後から読み取るんだよ 最後に~な気持ちとか入れないと減点されるからね」

女3「うーん...口頭だとよくわかりませんね...」

美少女「じゃあ、この前配られた問題プリントを使おう 持ってる?」

女3「持ってます」

美少女「じゃあ、1問目からやっていこう」

~数分後~

美少女「...とこんな感じかな」

女3「ありがとうございます わかりやすかったです」

女「じゃあ、今度は私だな 数学がな...」

美少女「数学は解き方を暗記するものだからね...数してこなすしかないよ じゃあ、問題集の問題を解いていこう」

女「この問題はどう解けばいいんだ?」

美少女「その問題は公式をこう変形させてから代入すれば解けるよ」

女「なるほどな...」

女2「教えるのが1番勉強でいい方法って聞いたことがあるが...これが美少女がいつも1位になっている理由かな...」

女3「恐らくそうでしょう...彼女は人を自然と引き寄せる力を持っていますからね...教える相手が居るのはいいものです...男4様はいつも男2を教えていますし」

~数分後~

女「何故5回通りもやったんだ...疲れた...」

美少女「こうでもしないと覚えないからね...君は...」

女2「もう3時か...」

美少女「アイス!アイス!」

女「わかったよ...買ってくればいいんだろ...」スッ

美少女(ん?待てよ...この身体は美少女のものだ 僕ばかり食べるのは不公平ではないかな...)

美少女「ちょっと待って 一緒に行く」スッ

女「? まぁ、いいが...じゃあ、行ってくる」

2人「「行ってらっしゃい」」

~数分後 スーパー~

女「今日はアイスが安いんだよ」

美少女「なるほどね...ねぇ、美少女の分も買っていこうよ 僕ばかり食べるのは変なんじゃないかな?」

女「そうか? だが、お前が言うならそうした方がいいのか...あいつの好みはお前の好みだからな...選ぶのは頼んだ」

美少女「うーん...これくらいでいいんじゃない?」スッ

女「おい...かご一杯に入れるなよ...これはお前が持てよな」

美少女「わかってるって...重っ!」

女「今のお前は美少女だからな...さて、あいつらの分も買わないと......こんな感じかな 会計をしよう」スタスタ

美少女「ちょっと待って...これ予想以上に重い...」

女「はぁ...ゆっくり来い」

~数分後 男の家~

美少女「こういう時に女が居て良かったよ...」

女「こんなことで神力使わせるなよ...」

美少女「でも、そのおかげで冷たいうちに持ってこれたじゃないか」

女「だからといって、お前を背負って走るなんてな...変な奴に思われたんじゃないか?」

美少女「速すぎて見えないって じゃあ、押しましょうかね」

ピーンポーン

男「はーい...って、どうしたの そんなにいっぱいアイス持って」

美少女「いや~今日はよく食べるからね...これは君の身体だし...悪いかなと思ってさ...はい、これ」スッ

男「わざわざいいのに...」

男5「ん?どうした...って姉さん?」

女「お前、来てたのか...」

男5「勉強を教わりにな...」

美少女(そういえばこの前、教えてくれって頼まれたっけ...)

女「用は済んだし、私達も戻るとしよう また明日な」

男「また明日」

~数分後 美少女の家~

美少女「帰って来たよー」

女2「待ってたぞ 思ったより早かったな...」

女「また、神力使わされた...」

女3「それは...ドンマイです」

女2「それでアイスだが...カップ系多くないか?」

女「文句言うな 買ってもらえただけ感謝しろ」

美少女「いくらなんでもそれは無いんじゃないかな...」

女3「買って来たからってそれは言い過ぎですよ...」

女「そ、そうか? ...すまん」ショボン

女2「そこまで気にしなくていいって...アイス溶けてしまうから食べよう」

美少女「確か...これが女2の分でこれが女3の分だったはず...」

女3「女2と比べると私の分が少なく感じますね...」

続きはまた後で

やっぱりssはいいものだな...自分が何を書きたかったか思い出せたよ...昨日の俺は一回死んでこい

美少女「でもそこまで食べないでしょ?」

女3「そうですけども...」

女2「じゃあ、問題ないな...おっ これ、美味しいな」パクパク

美少女「じゃあ僕も...美味しい!」パクパク

女「お前ら...カフェでも言ったが化け物みたいだな...よくもまぁ、そんな速さで食べられるものだ...」パク

女3「そうですね...もっとゆっくり食べればいいのに...」パク

女2「美味しいのだから仕方ない」パクパク

美少女「手が止まらないんだよ」パクパク

女「凄まじい速さでカップの山が出来ていく...」

2人「「ごちそうさま」」

女3「は、早い...」

美少女「なんか足りないね~」

女2「そうだな...だが、これ以上は辞めといた方がいいだろうな...腹が冷えて切ってしまう」

女3「ごちそうさまでした」

女「私も食べ終わった...おっ、もうこんな時間か...」

女2「そろそろ帰った方がいいかな...これ以上居座る訳にはいかないだろ」

美少女「大丈夫だけど...」

女3「目的は達しましたからね...これ以上迷惑をかけたくないのですよ」

美少女「そうなの?なら、止めないよ」

女2「今日は楽しかった...また、教わりに来てもいいかな?」

美少女「大丈夫だよ また来てね」

女3「それではまた明日」

バタン

美少女妹「2人とも帰ったね...それで、女さんはいつ帰るの?」

女「そろそろ帰るつもりだが?でも、その前に言わなければいけないことがある」

美少女「ん?どうしたの?」

女「明日には元に戻っているから安心しろ それだけだ それじゃあな」

バタン

美少女妹「もしかして...入れ替わったのって女さんが関係あるの?」

美少女「そうだよ...今日のゲーム大会の為に入れ替えられたんだ...」

美少女妹「何者なんだろう...あの人は...」

美少女「さぁ、何者なのでしょうね~」

美少女妹「むぅ~教えてくれてもいいじゃない」

美少女「誰にだって秘密はあるんだよ」

美少女妹「そうなのかな...」

美少女弟「少なくとも、普通ではないな...」

美少女「弟...帰っていたのか...」

美少女弟「アイスを買って帰ってくる少し前にね...」

美少女妹2「私も居るぞ 朝は...その...すまなかった...寝起きはテンション高めでな...無意識にやってしまったんだ...」

美少女「大丈夫だって 気にしていないよ」

美少女妹2「しかも、入れ替わっていたとは...恥ずかしい...」ズーン

美少女妹「ほら、落ち込まないの よしよし」ナデナデ

美少女妹2「撫でるなァァァァァァ」

美少女弟「しかし、抵抗はしない...こいつ、本当は甘えん坊だろ」

美少女「そこへ僕も参戦」ナデナデ

美少女妹2「や、やめて...その撫で方をされると顔がニヤケてしまう...」

美少女弟「さて...この状況をどう思いますか 解説の弟2さん」

美少女弟2「これは間違いなくデレモード入りですね~顔がニヤケていますし」

美少女妹2「えへへ...撫でられるのは嬉しいな~ って、そうじゃない!...あぁ...駄目だ 逆らえない...」ニコニコ

美少女弟「やっぱりチョロい チョロ過ぎるぞ、妹2」

美少女父「さっきから何をやっているんだ...お前らは...」

美少女弟「妹2が落ち込んでいたから姉さん達が撫でて慰めているんだよ 俺達はそれを実況している」

美少女父「なんというか...あいつ、顔がやばい感じになっているぞ...」

美少女弟「そこがいいんだよ いつもは硬派で毒ばかり吐いてるあの妹2がだぞ」

美少女「この表情...悪くない...」ナデナデ

美少女妹2「そうかな~そう言われると嬉しいな~」ニコニコ

美少女父「やはり美少女と姉妹なだけあって似ているな...そういえば妹も撫でられると喜んでいたな...」

美少女弟「よし、やってみるか」ナデナデ

美少女妹「な...兄さん、いきなり何をするの」ナデナデ

美少女弟「どうだ 妹 撫でられる気分は」ナデナデ

美少女妹「えっ?別に...何ともないよ」ナデナデ

美少女弟「俺の撫で方が悪かったのか...」ズーン

美少女父「いや...あれでいいと思ったが...よし、私がやってみせよう」

美少女弟2「頼んだよ お父さん」

美少女父「まず、気配を消します」

美少女弟「あれ?父さんどこ行った?」

美少女父(そして...妹の後ろに忍び寄り...撫でる!)ナデナデ

美少女妹「こ、この優しさがある撫で方は...お父さん!?」

美少女父「撫で方で判別するのか...その通りだよ」

美少女妹「久し振りにお父さんに撫でられている...嬉しいな~」

美少女弟「これ...父さんだからいいんじゃないか?」

美少女弟2「多分そうだと思う...」

美少女「何だこれ...僕と妹が妹2を撫でてお父さんが妹を撫でてる光景って...」

美少女「そろそろ離してもいいかな...って、妹、もう離してる!」

美少女妹「ここが...天国なんだね...」ニコニコ

美少女弟「こいつ...いい笑顔をしてやがる...」

美少女妹2「...はっ! 私は何を...よくもやってくれたな...お返しだ~」ナデナデ

美少女妹「感触が柔らかいのが加わった...これもこれでいい...」

美少女「どうしてこうなったんだっけ...」

美少女弟「覚えていない...だけど今までの様子は撮っておいたぞ」

美少女弟2「妹2姉さんが変な顔をした辺りからね」

美少女妹2「弟兄さん...そのカメラを寄越せ そうしたら悪いことはしない」

美少女弟「嫌だね これは母さんに見せるのだよ」タタタタタタッ

美少女妹2「待ちやがれ クソ兄貴ィィィィ」タタタタタタッ

美少女父「うーん...この状況、どうすればいいんだ?」ナデナデ

美少女妹「お父さん、もっと~」

美少女「まずはその撫でている手を離すことじゃないかな」

美少女(というか...毎日こんなことしているのか?美少女って...一人っ子の僕には夢のまた夢である世界がここにあるなぁ...)

~数分後~

美少女母「ふぅ~アマちゃんが仕事手伝えってしつこかった...ただいま~」

美少女弟「母さん!取り敢えず、これを見てくれ」タタタタタタッ

美少女妹2「や、やめろォォォ」タタタタタタッ

美少女母「いきなりどうしたの?面白そうだから見るけど」

美少女妹2「そうだった...この人はそういう人だった...」

美少女母「...妹2、いい笑顔じゃない 普段からもっと笑えばいいのに~」

美少女妹2「ち、違う! あれは悪い気がしなかったから...って何を言っているんだ私は...」

美少女弟「一旦落ち着け」

美少女妹2「お前が落ち着けない状況を作ったんだろ バカ兄貴!」プンプン

美少女母「女の子が汚い言葉を使っては駄目よ~夕飯作るからそれまでに仲直りすること じゃないと夕飯抜きだからね」

美少女弟「どうして俺まで...わかったよ」

美少女妹2「私は悪くない!無断で撮った兄貴が悪いんだ!」

美少女弟「なんだと~また撫でてやろうか」

美少女妹2「それは駄目だ 次にしたら殺す」

美少女弟「おお、こわいこわい」

美少女妹「なんだかんだ言っても許しちゃうのが妹2なんだよね...」

美少女「さっきは流れでついていったけど...毎日こんなことしてるの?」

美少女妹「そうだよ?弟兄さんが毎回騒動起こしてる 私はそれに悪乗りしてるかな」

美少女父「女から聞いたが、どうやら入れ替わっているようだな...君には悪いが今日1日は頑張って乗り切ってくれ」

美少女「大丈夫ですよ 楽しんでいますし」

美少女(そういえば...美少女の方はどうなのかな...無事だといいけど)

一旦切ります 続きはまた後で...

ちょっとまて美少女(男)てたしかトイレにいったよな?

男が女の体になってなにもしないわけないよな?

>>118 あの時は女が居たから何もしなかったけど今はそうではないので...あとはわかりますね?

~一方その頃 男の家~

男「お前...いつになったら帰るんだよ...」

男5「別にいいだろ?一瞬で帰れるし」パクパク

男「神力をそんなことに使うか...人のアイスまで食べてるし....この身体はアイスをそこまで食べられないから助かったけど...」

男5「ああ...アマ姉さんからその話は聞いたよ お前、アイスを食べ過ぎて腹壊したことあるんだってな」

男「先生...余計なことを...」

男5「まぁ、1日だけとはいえ、入れ替わったんだし 楽しめばいいんじゃないか? うーん...ずっと座ってたから伸びをしないとなー」アシノビー

男「...うっ...」

男5「ん?どうした?」

男「お前の足が...クリティカルヒットした...この感覚は久し振りだ...痛い...」

男5「そ、それは... すまん」

男『男5...わざとじゃなくてもしていいことと悪いことがあるよな?』ゴゴゴゴゴ

男「何なんだ...この背筋が凍りつくオーラは...しかも、こいつ...仕事人みたいな目をしていやがる...」

男『覚悟はいいか?』シュン

男5「消えた!?」

男『僕は出来ている』シュタ

男5「い、一瞬で目の前に!?」

男『食らえェェェェェ これが母の愛だァァァァァァァ』ハラゲリ

男5「ごふっ...何だ...それ...」ドタッ

男「ふぅ...あっ、気絶させてしまった...どうしよう...」

ピーンポーン

『どーも 荷物を引き取りに参りましたー』

男「お前...女だろ...男5が定期的に神力でお前と話をしていたのが聞こえたからね」ガチャ

女「あっ、バレた? いつも愚弟がお世話になっております」

男「僕の様子を見に来たんだろ?」

女「そうだよ アイスは男5が食べ切ったけど...お前が心配でね...まさか、1発で気絶させるとは思わなかったけど...」

男「僕は昔から怒ると何をするかわからないからね...ははは」

あれ?スレ間違えたな...>>117 のコメは>>116 に向けて言いました

女「そういえばお前はそういう奴だったな...はぁ...」

男「ところで...今、僕の身体にいる方の僕は変なことをしていないかな...心配だよ」

女「何なら男5を家まで連れて行くついでに見せてやろうか?それぐらいなら神力で見せることが出来る...よいしょっと こいつ、重いな...」

男「神力ってすごいな...是非見せてくれ」

女「任せてくれ じゃあ、やるぞ?」

~美少女の家~

男『すごいな...本当に見えるぞ』

女『そうだろ?本当は私達以外は見えないが、お前は巫女の血を引いているからな 見れるんだよ』

男『なるほどね...あっ、僕が見える』

美少女「さて...夕飯も食べ終わってお風呂も入ったし...寝るとしますか...」

女『お前...早く寝るのか?』

男『夕飯とお風呂は早いけど...寝るのはこの時間帯じゃないな...』

美少女「と思わせて...僕が美少女になったらやりたかったことがあるんだよねー」

男『すごく嫌な予感が...』

美少女「鏡はここだね...じゃあ、言いますか...」

女『ごくり...』

美少女「男君 大好き~愛しているよ~」

男『ぶほぉぉぉぉ』ビュー

女『おい...大丈夫か!?鼻血出してるけど』

男『何だ、この可愛い子は...』

女『お前だけど...』

男『まさか、自分でまた鼻血を出すとは思わなかったよ...』

美少女「や、やばい...鼻血が...」ビュー

女『お前もか』

男『まぁ、僕ですし...』

美少女「...鼻血も止まったかな? よし、もう1つやりたいことがあるんだよねー」

女『おい...幾ら何でもやっていいことと悪いことがあるぞ...』

男「それだけは勘弁して...』

美少女「着替えてみよー」

女『あれ?もっとこう...エッチなことはしないのか?』

男『恐らく...知らないんだと思う...』

女『お前...知ったのはいつだ?』

男『高3の頃...雑誌で偶然知った...』

女『おいおい...変なことをすると予想していたのだが...罪悪感を感じて来たぞ...』

男『そう言われても知らなかったし...保健の授業で聞いたことはチンプンカンプンだったしね...』

女『そこまでお前が純粋だったとは思わなかったよ...』

美少女「はい、まずは あの時見て気絶しかけたナース服~」

男『そういえばいつの間にかしていたんだよね...』

女『あの時のお前は白衣の天使だったよ...』

男『僕はナイチンゲールじゃないんだから...』

女『ちなみにコスプレは色々揃えてある 全て私の趣味だ いいだろ?』

男『良くないよ!』

惜しいが...一旦切ります

女『おっ、あいつに動きがあったぞ』

美少女「...なんでメイド服があるんだ?着たけど」

女『いいねいいね ドンドン行こう』

男『ちょっと待った これ、洗ったの畳むの僕だよね』

女『いいだろ 眼福だし』

美少女「??? なんだこりゃ...どう着るんだこれ?」

女『おっと、ここで美少女選手 浴衣を着るのに苦戦している模様』

男『浴衣は着づらいからね...諦めるかな?』

美少女「ほほう...そういうことか...ここをこうして、そこをこうすれば...出来た!」

女『なんとか着ることが出来ました このことをどう思いますか、解説の男さん』

男『粘り勝ちですね...流石、僕なだけあります』

美少女「ぬ、脱ぐのも面倒だな...これ...」

女『二重トラップになっているんだよね...あれ 着るのと脱ぐので』

美少女「えっと...こうして...よし、脱げた」

女『さて...次に着るのは何だろう...』

男『これ以上の恥の上乗りはしないで...恥ずか死する...』

美少女「...おい なんでこんな代物があるんだ...」

女『おっと、見つけてしまったか...』

男『なんであるんだよ...ウェデイングドレス...』

女『見てみたいなー美少女のドレス姿~』チラッチラッ

男『もう...勝手にしてくれ...』

女『許可が出たので、ここで妹を投入します 流石にアレは一人で着れないからね』

男『えっ?でも、妹に着させる技術あるの?』

女『安心したまえよ 私が遠隔操作する』

男『人の妹を勝手に操るなよ...』

女『いや...あいつらを創ったのも私とフレイヤだよ?妹は清楚系で妹2はツンデレな』

男『知りたくなかったな...そんなこと...』

女『と話が逸れたな...投入しますかね~』

美少女「流石に...これは...無理かな...」

美少女妹(遠隔操作中)「何を悩んでいるの?お姉ちゃん」ガチャ

美少女「妹!? いや...これは...」アセアセ

美少女妹「ははぁ...さてはそれを着ようとしたけど一人じゃ無理だから諦めようとしているね?」

美少女「そうだけど...流石に無理でしょ?」

美少女妹「私に任せなさい 演芸部の手伝いでやったことがあるんだよ」

男『本当なのか?女』

女『ああ...これは私の経験だ 実際に着させたさ』

美少女「そ、そう?なら、頼んだよ」

美少女妹「えーと...ここは...こうして...ここをこうする...それとここをこうして...ここをこうして......あれ?ここじゃなかったっけ?」

美少女「だ、大丈夫?」

美少女妹「あともうちょっと...よし、出来た!」

男『これは...いいものだな...』

美少女「コルセットがきついのですが...」

美少女妹「そこは我慢する! はい、鏡の前に行ってみよ~」

美少女「わわっ...コケそうになるから押さないで...おっ?これは...素晴らしいな...」

美少女妹「いいね~写真撮る?」

美少女「記念に撮ってみようかな...」

美少女弟「なら、それは俺に任せてもらおうか」ガチャ

男『おい...あれも遠隔操作しているのか?』

女『いや...私がしているのは妹だけだ...』

美少女弟「さっきから騒がしいと思ったらそんなものを着ていたのか...いいねいいね 綺麗だよ姉さん今度は笑ってみようか」カシャカシャ

美少女「て、照れるな~」

美少女弟「...こんなものかな? 後で写真は渡すよ じゃあ、俺は現像しに行きますかね」タタタタタッ

美少女妹「行動、早っ」

美少女「さて...そろそろ脱ごうかな...手伝ってね」

美少女妹「もちろん ここを外して...ここをこうして...こっちが先かな? ここを...取って...」

美少女「...脱げたね じゃあ、そろそろ片付けますか...これ、どうするの...」

美少女妹「それは私が片付けておくよ」

美少女「頼んだよ 『女』 」

美少女妹「...いつから気付いた」

美少女「着せようとする時だよ 背後から神力を感じたからおかしいなと思って逆探知をしたらすぐにわかったよ」

美少女妹「逆探知か...これは驚いたな...」

美少女「妹をそろそろ解放してあげなさい」

美少女妹「わかっているさ ベットで解放するから...それじゃあ、また明日」

美少女「ちゃんと戻してよー」

美少女妹「安心してくれ ちゃんと戻すさ」ガチャ

男『まぁ、あそこまで近づけば逆探知なんて他愛もないことだよね』

女『流石、巫女の血を継ぐ者だな...参ったよ...さて、そろそろ家に着くから辞めるとしよう』

~女の家前~

女「今日は悪かったな...明日にはちゃんと戻しておくよ」

男「明日、男を無視してやる...よくも人の身体であんな恥ずかしいことを...」

女「程々にしてやれよ?じゃあな」バタン

男「それじゃあ、帰るとしますか...まだ夕飯食べてないな...お腹減った...」グー

~数分後~

男「やっと着いた...ただいまー送ってきたよー」

男母「お帰り ご飯冷めちゃったから温めて食べなさいよ」

男「もちろんだよ お母さんのご飯は美味しいからね~」

男母「嬉しいことを言っちゃって...」

~次の日~

美少女「...おっ?元に戻ってる...昨日はあんなことをしていたのか...僕は...ご飯を食べに行こうっと...」

美少女妹「ふぁ~おはよう~なんか今日は身体が重いな...」

美少女(そりゃ、あんなの片付けたら疲れるよね...)

美少女弟「おはよう はい、姉さん 昨日の写真だよ」スッ

美少女「ありがとう これが僕か...」

美少女妹「ん?ウェデイングドレス?綺麗だね...お姉ちゃん」

美少女弟「お前が着せたんだろ?覚えてないのか?」

美少女妹「お風呂から上がった後の記憶がおぼろげで...」

美少女妹2「ん?何を見ているの?...何これ なんでウェデイングドレスを着ているんだ?」

美少女「ははは...成り行きだよ...」

『朝食出来たから来なさいよー』

美少女「おっと、呼ばれてるから行こう」

美少女妹「そうだね ...にしても、何で記憶が無いんだろう...」

~学校~

男「美少女に無視された...何でだ?あれは見られるはずが無いし...」

女「ところがどっこい 見ていたのだよ 一部始終な」

男「何だって? それは本当かい?」

女「本当だ 神力使って昨日の夜のお前の様子を見ていたのだよ 美少女も一緒にな」

男「参ったな...これはあの手段を取るしかない...」

女「秘策があるのか?まぁ、あいつはお前だからな 彼女は大切にしろよ」

男「茶化さないでよ...はぁ...まだあるかな...あれ...」

~放課後~

美少女「男に呼ばれたけど...何のことかな?謝罪しても許さないけど」

男「待たせたね...」

美少女「謝っても許さないからね」

男「わかっているさ...昨日はごめんよ...その代わりといってはなんだけど...これ」スッ

美少女「こ、これは...旅行券?」

男「母さんから貰ってね...たまには2人で出かけろってさ...なかなか渡せなくてね...こんな形だけど...駄目かな?」

美少女「旅行...旅行ね...いいでしょう、許してあげます」

男(昔、旅行行ってたけど最近は行ってないからどうかと思ったけど...うまくいったようだ...)

男「期限はまだあるからテスト終わったら行こうよ」

美少女「いいね~計画は私に任せなさい」

男(もうノリノリである...やはりチョロいな僕は...)

男2「...2人とも 今、いいか?」

男「ん?男2? 部活はどうしたんだ?」

男2「今、休憩中でな...話したいことがあるんだ」

美少女「どうしたの?」


男2「俺の居た世界が不安だから戻りたいんだ」

男「そういえばお前...召喚されて来たんだっけな...女に頼めばいいんじゃないか?」

男2「俺はあいつとそこまで親しくないからな...お前達に言うしかなかったんだよ...」

女「話は聞かせてもらった...で、いつ戻るんだ?」

美少女「いつの間に!?」

男2「テスト直前にゴールデンウィークがあるだろ?そこで行きたい」

女「となるともうすぐか...わかった 準備をしておこう」

男2「頼んだぞ...今、どうなっているか不安だ...」

美少女「ねえねえ 一緒に行ってもいい?」

男「おいおい...遊びじゃないんだぞ?」

男2「いや...いいだろう お前達も一緒に来てくれ 正直、俺1人だと不安だからな」

女「そこまでか...わかったよ ゲート以外の準備もしておく」

男2「それじゃあ頼んだ 顧問には男 お前から話してくれ 剣道部の顧問はお前の父親だからな」

男「そういえばそうだった...わかったよ 伝えておく」

美少女「異世界か...楽しみだね~」キャッキャッ

女「はしゃいでいるのが1名居るが...本当に大丈夫か?」

男「安心してくれ いざという時はしっかりするタイプだ」

美少女「そういうことだよ ちゃんと準備するから安心してね」

男2「じゃあ、俺は部活に戻るから」タタタタタッ

~その夜~

男父「なるほど...事情はわかった だとしたら、私達も協力した方がいいな 特定の世界のゲートなんてそう簡単に作れるものじゃないからな」

男「ありがとう父さん」

男母「久し振りに力を使うのですね...わかりましたよ...息子の頼みには断れませんからね...」

~一方その頃 美少女の家~

美少女母「なるほどね~いいでしょう 私達も協力しましょう いいでしょ? お父さん」

美少女父「元を辿れば私達の子供がやったことだからな 手伝わない理由が無いさ」

美少女「ありがとう お父さん、お母さん」

~数日後~

男「さてと...そろそろ時間だから待ち合わせ場所に来たけど...」

美少女「ここであっているんだよね?」

男父「ああ 間違いないさ 学校のグラウンドが適任だ」

美少女父「貴方と協力出来るとは思いませんでしたよ...」

美少女母「私達はよくやってるけどね~」

男母「あれはバーゲンの時でしょ?話のスケールが違うわ」

女「おっ、みんな来ていたか...」

担任「ここまで神を呼ぶことになるとは思わなかったな...」

男5「姉さん、ちゃんと土産は持ってこいよ?」

男2「みんな...俺のために手伝ってくれてありがとう」

男「何を今更...」

美少女「当然のことだよ」

女「私が軽はずみにしたことが始まりだ お前は謝る必要は無いさ」

美少女母「それじゃあ ぼちぼちやりますかね~」

美少女父「とは言っても一瞬で出来るがな」

男父「ちゃんとやってこいよ」

男母「女ちゃん 終わったら連絡頼んだわよ」

女「任せて下さい」

男5「じゃあ、やるぞ~」

担任「せーのっ」

ゴゴゴゴゴゴゴ

男「空間に穴が...」

女「こういうこは長くは持たないものだ さっさと行くぞ」

美少女「あっ、待ってよ~」

--------

------

---

男「あいたたた...まさか、落ちることになるとは思わなかったよ...みんな、居るか?」

美少女「私はここに居るよ~」

女「私も無事だ」

???「みんな、無事みたいだね ようこそ、私の世界へ」

男「....女、男2はどこだ? こんな可愛い子は僕は知らない」

女「奇遇だな 私もだよ」

美少女「貴方、誰?」

???「失礼だな 私が男2だよ 元の姿に戻っただけだって ここでは勇者と名乗った方がいいかな?」

男「君が...男2?! どう見ても女の子ですけど...」

勇者「まぁ、驚くも無理はないか...召喚された時は私も驚いたよ...性別が変わっていたから...口調も変わっていたし」

女「だから、最初はあんなに仕草が女々しかったのか...キモい奴だと思っていたよ...」

美少女「もしかして...君も最初はトイレで困ったの?」

勇者「ああ...やり方がわからなかったから困ったよ そんな時に教えてくれたのが男3と男4だったね~」

男「お馬鹿3人組の馴れ初めはそこからだったのか...」

勇者「失礼な あっちの世界だと記憶力が何故か無いんだよ...」

女「そうなのか?じゃあ、ちょうど持って来た問題集があるから...そうだな これを解いてみろ」

勇者「ちょっと待ってね...はい、これ」

美少女「凄い...過程まで完璧だ...」

女「私が...最下位なのか...」ズーン

男「落ち込むなよ...ここの世界について説明がまだだけどしてくれるかい?」

勇者「もちろん 昔は私達人間と魔族は共存していたんだ...だけど、ある日 私のお父様が殺されてね...その直後、魔族と戦争になってこんな状態になったんだ...」

女「ん?なんでお前の父親が殺されたことが戦争に繋がるんだ? まさか、お前...」

勇者「推測の通り 私は王女だよ」

美少女「お、王女ぉぉぉぉぉぉぉぉ?!」

男「どうして王女の君が勇者なんかに...」

勇者「お父様が殺された後、後継ぎとしてお兄様が継いたんだ...でも、継いだばかりでドタバタ忙しいのに戦争だからね...家臣達も雑務に追われたから...何もやることがない私が勇者として立ち上がったの 幸い、剣術は習っていたから困ることはなかったよ」

女「もしかして...召喚されるまで一人旅だったのか?」

勇者「そうだね...別にそこまで困らなかったし...」

男「す、すごいな...RPGでも一人旅は大変なのに...」

勇者「ゲームと一緒にしてもらっては困るな そこは話をつけたりしたんだよ」

美少女「騙されることはなかったの?」

勇者「この世界の人達は親切からね...そんなことをする人は私が会った人には居なかったよ もちろん、旅をしている時は身分を隠したよ」

女「...取り敢えず、何処か行かないか?丸腰でモンスターに襲われたらひとたまりもない...」

勇者「私を見てそんなことをするのはここら辺だと居ないと思うけど...じゃあ、お兄様に会いに行こうかな みんな、私の近くに寄って」

男「わかった」

勇者「行くよ 飛べ!」

美少女「身体が...空を飛んでる!!」

女「これ...ルーラだな...」

勇者「そんな感じだね...もうすぐ着くよ」

~城~

王「行方不明になって心配したが...無事だったのか...良かった...」

勇者「お久しぶりです お兄様」

王「そちらの方々は?友人かい?」

男「初めまして 男です そこら辺にいる町人Aだと思って下さい」

美少女「初めまして 美少女と申します 村娘Aと思って下さい」

女「どーも 女です 村娘Bと思って下さい」

3人(((お前のような村娘がいるか...)))

王「いい友人を持ったね...妹よ 僕はまだ父上の引き継ぎで忙しいからまだ手を離せないけど...頑張ってくれ」

女「あのー どうしても聞きたいことがあるのですがいいですか?」

男「おい、女!いくらなんでも失礼だろ!」

王「構わないさ...それで何だい?」

女「ここに来る前にある程度話は聞いたのですが...言いづらいと思いますが先代王が殺された様子を詳しく聞かせてもらえませんか?」

美少女「ちょっと!それはいくらなんでも無理じゃ...」

王「大丈夫だよ あれは...3年前の◯月×日のことだった...その夜、どうしても眠れなくて父上のもとを訪れたんだ...そうしたら、父上が死んでいて...窓際に血のついたナイフを持ったやつが居たから聞いたんだ 『何故こんなことをしたんだ』って そうしたらそいつはこう答えたんだ 『私は魔王様の命令でした』とね そして、そいつは姿を消した その次の日、魔族側から戦争を仕掛けてきてこうなったという訳さ...」

男「そんなことが...」

勇者「私もその場に居た...今でもそのことは思い出せるよ...」

女「なるほど...そういうことでしたか...わかりました なんとか和解が出来ないかやってみます」

男「えっ?女、どういうことだ?」

女「どうして、今まで仲良くしていた人間と魔族が争う必要がある? この戦争は何者かが仕組んで起こったことだと私は考える」

美少女「そうかな...あっ、その後で何か変わったことはなかったんですか?」

王「うーん...強いて言うなら神からお告げを聞いたことかな...」

女「ほう...神か...」

男「内容はどんなことでしたか?」

王「確か...『この戦争を終わらせるには魔王を倒すしかない』だったな」

美少女「特に変わった内容ではないですね...」

男「...確かに神力を感じる...誰かに見られているような感じのね」

女「神が見ているか...それは祝福と捉えるべきか監視と捉えるべきか...」

勇者「旅をしていた私のもとにも来たよ『貴方を見守っている』ってね」

美少女「定番中の定番のセリフだね...」

女「さて...話も聞いたしそろそろ行こうかね...魔王と話さなくてはこれ以上はわからないからな...」

男「お前は魔王と話がつくと思うのか?」

女「ああ、出来ると思うね 何の理由もなく攻めるなんてことはまず無い」

王「僕はこの戦争が早く終わって欲しいんだけどね...魔族とはこれまで通り仲良くしたいし...彼らが悪いとは思えない...」

勇者「私も出来る限りのことはしてみます それではお兄様、今日はここら辺で失礼します」

~城外~

男「話した感じはいい人だったね...嘘をついていなさそうだったし」

女「それはない 私が神力を使いながら聞いたからな 彼は嘘をついていなかった」

美少女「つく理由もないもんね...」

勇者「じゃあ、行こうか...」

美少女「えっ?何処に?」

勇者「魔王城前」

3人「「「ハァァァァァァァァァ!?」」」

一旦切ります 飯食わないと...

男「マジかよ...そんな馬鹿な...いきなりラスボス戦とか聞いてないし...」

美少女「男の顔がFXで有り金全部溶かした人の顔みたいになってる!」

女「面白いな...撮っておこう」パシャパシャ

勇者「でも流石にその格好じゃあ不味いか...よし、装備を整えるために一個手前の所にしよう!」

男「そうしてくれ...私服で魔王に会う度胸は僕にはないからね...」

勇者「じゃあ行くよ...はっ!」

美少女「うっ...この心臓が持ち上げられる感じが嫌だね...」

女「そこは我慢するしかないだろ...」

~魔王城前の街前~

男「あの~勇者さん?目の前過ぎじゃないですかね?ここ」

勇者「そこは我慢してよ...ここに来るのも久しぶりだな...あっ、みんなちょっと待っててね 入る前にやらないといけないことがあるから...」スタスタスタ

美少女「やらないといけないこと?そういえば...ここら辺、どこか禍々しい感じがするなぁ...」

女「おい...もしかしてここ、魔物の街じゃないのか?」

男「まさか~そんな訳無いでしょ~」

勇者「待たせたね 紹介するよ この街の長だ」

町長「行方不明だった勇者様がまた現れた時は驚きましたよ...初めまして この街の長をやっている者です」

男「は、ははは...気のせいかな...この人、魔物だよね?」

勇者「そうだけど...何か問題ある?」

美少女「問題があるとかのことじゃなくて...今って戦争中なんだよね?」

町長「確かにそうです ですが、勇者様は通りすがりなのに私達が飢えで苦しんでいた時に助けてくれました...それで種族なんて関係なく困った時はみんな助け合うべきだと思ったのですよ」

女「それが...私達を迎えてくれる理由か...」

町長「それでも...住んでいる者の中には人がこの街に入るのを拒む者もいましてね...こうして、入る前に確認をさせて貰っているのです」

男「魔物も色々考えが分かれているんだね...」

美少女「あの~そろそろ中に入ってもいいかな?お腹が空いたんだけど」グー

勇者「そういえば、食事がまだだったね...町長、入ってもいい?」

町長「もうそろそろ手続きが終わる頃かと...あっ、終わりましたね では、中にどうぞ 」

~街内~

男「営みは人と同じか...よくRPG系のアニメでよく見る風景そのまんまだね...」

美少女「宿屋、武器屋、道具屋...あれ?レストランがあるけど...」

勇者「この街は食事処と泊まる所が別になっているんだよ」

女「へー...それで美味いのか?ここの食事は」

町長「そこは人によってそれぞれですね...私達魔物には美味しいものなのですが...」

男「うーん...実物を見ないとよくわからないね...勇者、ここは君に任せよう」

勇者「いいのかい?じゃあ、あそこに行くとしよう...」

~レストラン~

男「それで...頼んだのがこれか」

鉄板の上にある骨付き肉

美少女「見た感じステーキだけど...」

勇者「これはここ周辺に居るモンスターの中で家畜されているものの肉だよ あっちの世界で言うならそうだな...豚の味に似ているね」

女「それなら、大丈夫じゃないか? 美少女の口から我慢できなさそうによだれが出ているけど...」

美少女「大丈夫!これなら食べられるよ!匂いでわかるから!」ドバー

男「じゃあ...食べますかね...」

4人「「「「いただきます」」」」

男「....おっ?これは美味しい...食感は牛だけど、味は豚だ!」モグモグ

美少女「ご飯おかわり!」スッ

女「早っ!なんか食べる速さが増してないか?」モグモグ

美少女「そう?僕にとっては普通だけど...お肉も美味しいけどご飯も美味しいね~」モグモグ

勇者「舌に合ったのなら良かった...この料理は私の好きな食べ物の一つなんだよ」モグモグ

男「そうなのか...まんまステーキだけど...あっ、僕もおかわりで」スッ

女「場所が変わってもお前達の大食いは変わらないか...ある意味安心したよ...」

~数分後~

美少女「さて...次はデザートだね ここのデザートものは何なの?」

勇者「チョコレートパフェだよ でも、かなり量が多くてね...果たして食べられるかどうか...」

女「何を言っている デザートのことになった時のこいつの腹はブラックホールを越えるぞ」

男「そしてそれを食べる速さは光を越える 大丈夫だ、頼んでくれ」

勇者「君達が言うなら大丈夫かな...じゃあ、すみませーん パフェ下さい」

店長「物好きもいるんだな...はい、どうぞ おすすめはしないけど、制限時間以内に食べ切れたら無料ってキャンペーンを今やっているんだ」

男「天井近くまであるな...やれるか、美少女?」

美少女「大丈夫だ、問題ない」キリッ

女「普通なら死亡フラグだが...こいつの場合は安心感しか感じられん...」

店長「やるのかい...仕方ない、制限時間は5分 よーい始め」

美少女「おっ、これはいい材料を使っているね」パクパク

女「こいつ...食べながら評価をしている...」

美少女「一つ一つの個性が出ているけどお互いに邪魔していない...配置も食べる人のことを考えられている配置だ...これはいいものだ!」パクパク

男「あれ?まだ1分経過してないよね...半分近く食べたぞ...」

勇者「もしかしたらいけるかもしれない...前人未踏の完食が...」

美少女「美味しいものには感謝を...それ相当の対応をするのが僕の流儀だ 『本気モード』を使う!」パクパク

女「『本気モード』...だと...まだ速くなるのか...」

男「あれ?心なしか美少女が赤く光っている気がする...」

美少女「.....ごちそうさま」カタッ

店長「食べ切った...だと... 記録は1分30秒 恐ろしい子だ...」

女「私がそういうしたんだからな...当然の結果か」

勇者「これは伝説になるかもしれないね...」

店長「これにサインして貰えないか?」

美少女「いいですけど...」カキカキ

男「これ、あれだ 記録残した人のサイン飾るやつだよ」

美少女「これでいいですか?」スッ

店長「文字が私達とは違うから読めないな...君、名前は?」

美少女「美少女と申します」

店長「美少女...と」

店長「まさか、私がやっている時に食べ終える者が現れるとは思わなかったな...これ、良かったらでいいけど受け取ってくれ」

美少女「ありがとうございます...勇者、これ何て書いてあるの?」

勇者「えーと...永久食事無料パスポートって書いてあるね」

店長「文字通り、会計時に出せばその時の食事は無料にするものだよ こんな形でしか返せないけど...」

男「おいおい...これはやばいものを手に入れてしまったな...」

勇者「そういえば、女 カメラ持っていたよね それって、撮ったのをすぐに現像出来ないの?」

女「やろうと思えば出来るぞ そうか、サインだけじゃなくて写真も飾ればどんな人かわかるもんな」

男「じゃあ、撮りますか...美少女、笑って~」

美少女「こ、こう?」ニコッ

女「いいぞ...よし、撮れたな...それで、これをこうすれば...」

男「カメラから写真が出てきた...それ、出ないタイプだよね さては神力だな?」

女「そういうことだ 後は年月が経っても変わらないようにして...はい、これを隣に飾ってくれ」

店長「これは...写真か ありがとう、一緒に飾っておく」

勇者「よし、食事も取ったし 今度は服装だね」

男「そういえば、この世界の職業ってどういう風になっているんだ?」

勇者「武器によって変わるって感じかな?勇者って名だけど私、戦士だし」

女「なるほど...では、例えば針を武器にしたら暗殺者になるのか?」

勇者「そんな感じだね」

美少女「へぇ~僕は、神殿で職を変えるのかと思ったよ」

女「そりゃ、ゲームの話だろ そんなことしてたら、ちょくちょく変える奴が出るから任命役が人手不足になるって」

勇者「そんなことを話しているうちに着いたよ 武器屋と防具屋」

~武器屋~

勇者「まずは武器だね こういうのは店主が決めてくれるんだけど...いいかな?」

女「私は構わんよ」

美少女「自分で選ぶのは大変だからね~」

男「変なのじゃなければいいよ」

店主「変なのって言われても...うちには変な武器は無いがな...まぁ、いいか 君達のオーラから見繕ってあげよう 少し我慢してくれよ」ジィー

美少女「凄く見つめられているね...」

女「オーラね...神力溢れてないかな...」

男「大丈夫だ 出てないよ」

店主「...なるほどな よくわかったよ えーと...あれは奥にあるんだよな...」ゴソゴソ

店主「おっ、あった! これこれ、これが君にぴったりの武器だよ」スッ

男「おい...女 お前は預言者かよ... 針渡されたぞ」

女「ははは...そういえば入れ替わってた時に美少女がアサシンみたいな目をして腹蹴りしたって男5から言われたっけ」

美少女「あれは...その...まさかそれが理由なの?」

店主「さあな だが、こいつからはアサシンのオーラが感じた だから、これを渡したんだよ 安心してくれ、見た目はこれだが質は良い武器だ」

男「とほほ...どうして毎回こういう目に合うかな...僕は...」

店主「他の人達は...これとこれかな...」スッ

美少女「杖?魔法使いかな?」

勇者「いや...それは僧侶用の杖だよ」

美少女「僧侶!?」

女「お前、シスター服似合いそうだもんな...私は...短剣?」

勇者「盗賊だね」

男「なんで2人はまともなんだよ...」ズーン

勇者「いや...いいと思うよ?アサシンなんて滅多に居ないし...」

男「いつ活躍するんだよ...僕、運動神経無いぞ」

女「運動神経が無くてもどうにかなるだろ お前、やろうと思えば空気になれるだろ?」

男「出来る訳無いだろ...そんな素質無いし...」

美少女「出来ると思うけどね~あれ?知らなかったの?」

男「えっ?出来るの?...なんだお前らそんなに目を光らせて...やらないからな」

勇者「いいじゃないか~一回だけだよ~」キラキラ

女「どんな感じか見てみたいな~」キラキラ

美少女「ね?ね?いいでしょ?」キラキラ

男「えーい わかったよ やればいいんだろ!」

美少女「やった!やった!男、大好き!」ギュー

男「急に抱きしめないでよ...苦しい...」

女「イチャイチャするなよ...こんなところで...」

勇者「そういうのは...ちょっとね...」

男「どうして毎回こうなるんだ...悲しいな...」シュン

女「ん?何か男の周りの空気が凍りついていってないか?」

勇者「どちらかと言うと無になっているような...」

美少女「あれ?男、どこ?抱きしめている感覚はあるのに...姿が見えない...」

店主「こりゃ、天職だな 俺の目に狂いはなかったって訳だ」

男「どうせ僕は空気ですよ...」ズーン

女「もしかしてこれ、素質があるのと感情を最大まで上げているので相乗効果を引き起こしているんじゃないか?」

勇者「ということは...テンション上げればまた可視状態になる?」

美少女「『大丈夫。 みんなと違ってもいい 別々それぞれだからそう 、奇跡的~♪』

女「抱きしめながら何か歌い出したぞ...」

男「こ、この歌詞は...」

美少女「そう 君の好きなライダーの1つの主題歌だよ 一人一人、個性があるからいいんだよ 君は確かにすぐに落ち込むけど、いざという時は勇気を出してどんなこともしてのける 私はそれがあったから好きになったんだよ? 大丈夫、君は強い!」

男「そ、そうかな...」

美少女「そうだよ 君のおかげで私は今、ここに居るんだから」

女「確かにそうかもしれんな...美少女の正体を知った時、男が拒絶していたらあいつは学校を辞めていただろう...」

美少女「そうかもしれないね...えっ?何で知ってるの?」

女「扉越しに見てました」

勇者「私も一緒に見ていました」

美少女「そ、そうなんだ...恥ずかしいところを見られていたんだね...」

男「...僕は弱い だけど...そんな僕でも美少女、君を守りたい...いや、守ってみせる!」ドドドドド

女「だんだん男の姿が見えてきた...どうやらあいつなりに折り合いを付けたらしいな」

勇者「うーん...まぁ、彼らしいね」

美少女「ずっと私を守ってくれますか?」

男「もちろんだ 必ず守るさ」

店主「...会計終わったし、外でやれ」

~防具屋~

勇者「はい、防具屋に来ました ここでは私が装備を決めたいと思います いいですか?そこのバカップル」

美少女「バカップルとはなんだ イチャイチャしてもいいじゃない!」ギュー

男「そうだ!そうだ!」ギュー

女「いや...ここ、店内だぞ 店主が困ってるし...」

勇者「バカップルは無視するしかないか...えーと...こんな感じかな...すみません、ここに書いたのを持って来てください」スッ

店主「はいよ ちょっと待ってくれよ」ガサゴソ

女「装備を選んでいる傍らでイチャイチャしている奴らがいる...こいつら、仲間じゃなかったら殴っていたな...」

男『美少女を殴ろうとしたら殺す』ゴゴゴゴゴ

美少女「キャー 男さん 素敵ー」キャッキャッ

店主「何やってんだあんたら...はいよ、これが書いてあるものの一式だ」

勇者「すみませんね...私の連れが迷惑を掛けて...これでいいですか?」

店主「ちょうどだね 毎度ありがとうございました またお越し下さい」

女「サイズは私が前以て言っておいたから大丈夫だな ほら、お前達 外に出るぞ」

2人「「了解」」

勇者「変なところで息ぴったりなんだよな...この2人」

~宿屋~

女「今日はもう遅いから寝るとしますか...とその前に風呂に入るとしよう」

男「男は僕だけだから...1人きりか」

美少女「そこは仕方ないよ...我慢してね?」

勇者「他の宿泊客もいるから一人きりになるのは無いよ 大丈夫だって」

男「そうかな...これで一人きりでしたというのは嫌だからね!」

~大型浴場 男湯~

シーン

男「おいおい...ここまでフラグを回収するのは僕くらいだぞ...」

男「...と独り言を言っても仕方ないか...さっさと体洗おう...」

ゴシゴシゴシ ザバーン

男「僕は体を洗うのは早いからね...おっ、色々なお風呂があるな...まずは...泡風呂かな...」

ザブン

男「ボコボコ湧く泡が体に当たって...日頃の疲れが取れていく...ああ、気持ちいい...」

男「...はっ 気持ち良すぎて意識が遠のいかけた これ、気絶なんだよね...目を覚ますために水風呂に入りますか...」ザバッ スタスタ

ザブン

男「うう...冷たい...目が覚める...すぐに出るとしよう」ザバッ

男「さて...次は何に入ろうかな...うーん、悩むなぁ...露天風呂にしようかな...確か、外に出る扉があったよね...」

スタスタ ガラッ

男「おー 夜の景色も悪くないね...雲がないから星座が見えるし...北斗七星にカシオペア座...ん?あれは、何というんだ?見たことない星座だな...まぁ、いいか お風呂に入ろう」

ザブン

男「おや?これは柚子風呂かな?いい匂いだね...」

~一方その頃 大型浴場 女湯~

美少女「おー 広いねー ありゃ?私達の他の人は居ないな...どういうこと?」

勇者「あっ、忘れてた...ここの世界の人は寝るのが早いんだよ...今の時間はもうみんな寝てるね」

女「ということはあいつ...ぼっちか...」

美少女「そんなことを話している隙に私はもう洗い終えましたよっと お先にー」スタスタ

女「早っ!こうしてはいけない 私達もさっさと洗わなくては...」ゴシゴシ

勇者「そうだね...置いていかれるのは嫌だし...」ゴシゴシ

女「...よし、これでよし 私はあいつほどではないが洗うのが早い方でね...行くとしよう...おっと、お前もか 」

勇者「そうだよ 私は王族で最もお風呂から出るのが早いと言われているからね」スタスタ

女「何だそれ...どうやって調べたんだよ...」スタスタ

美少女「2人とも~お先に入ってるよ~ おぉ...いいところに泡が当たるね~肩、凝ってたんだよ~」

女「満喫しているな...あいつ...」

勇者「ねぇ...ずっと思っていたんだけどさ 美少女って体つき良いよね...何というか...黄金比で出来ているような...」

美少女「そう?特に気にしていなかったけど」

女「ふっふっふっ...気付いたか...その通り、こいつの身体はどっかの自由自在に頭身を変化出来る者と同じように完璧な身体なのだよ そして、そういう風にしたのはこの私だ フレイヤも一部弄っていたな」

勇者「な、なんだってー」

美少女「僕の身体は2人の神の趣味で構成されているのか...」

女「だが、それで嫌な思いはしなかっただろう...むしろ、良いことがあったんじゃないか?」

美少女「そういえば買い物をしたら毎回サービスをしてもらっているなぁ...」

勇者「もしかして...デフォルメみたいに頭身変えられるの?」

女「理論上では可能だ だが...こいつにそうする気があればの話だが」

美少女「え~別に変えたくないな~今のままでいいよ~」

女「じゃあ、風呂上がりにやってもらおう 男が喜ぶかもしれないぞ?」

美少女「...本当?」

勇者「食いついたな...」

美少女「よし...出来るかどうかわからないけど、やってみようかな...」

女「サプライズで良いんじゃないか?あいつの驚いた顔も付いてくるぞ?」

美少女「そうだね...そうしよう」

勇者「ねえねえ 話はいいけどさ...いい加減入ろうよ...私、入りたいんだけど...」

女「じゃあ、入りますか」

ザブン

美少女「2人は普通のお風呂に入ったのか...」

女「後でそっちも入るさ」

勇者「...女ってさ 胸、小さいよね」

女「貧乳はステータスだ!まな板とか言ったら殺すぞ この牛っぱいめ!」

勇者「何を言うんだ!巨乳こそ正義なり! ちっぱいはお帰り下さい」

女「はぁ!? おい、外行こうぜ キレちまったからよ...」

勇者「1人でどうぞ 私は入ってるから」

女「お前も行くんだよ」グイッ ザバッ

勇者「やめろォォォ 離せェェェェ」ザバッ ズルズル

美少女「...なんか勝手に喧嘩して外に行っちゃったな...僕は...普通だね...大き過ぎでもなく小さ過ぎでもない...これくらいがいいか さて、僕はそろそろ出ようかな...準備もしないとね」

~露天風呂~

男「はぁ...いい気持ちだ...」

『さっきから言ってるだろ!貧乳はステータスだって』

『巨乳には夢が詰まっていますよ 貧乳には無いでしょ』

『てめー...さっきから気の触るようなこと言いやがって...こうしてやらー』

『きゃっ!そこは辞めて...』

男「騒々しいな...この声は勇者と女か...おい、お前ら うるさいぞ 静かにしろ!」

『男にはわからないことだよ!お前は引っ込んでろ!』

男「話の内容からして胸のことだろ...お前、気にしてるもんな」

『お前...痛いところを突きやがって...後で覚えてろよ』

男「おお、こわいこわい 暖まってきたことだしそろそろ出ますかね...」ザバッ

『ちょっと!私が今、どうなっているのか知らないまま行かないで下さいよ!』

男「知る気もないし、知っちゃ駄目なことだろ...僕には関係ないね...」スタスタ

『この薄情者ー あっ、そこは辞めてって言ったでしょ!』
~休憩スペース~

男「うん!やっぱり風呂上がりの牛乳は美味いな~ん?誰か近付いてくる...」

タタタタタタタッ

男「は、速いぞ!小さい子だ...このままではぶつかってしまう 受け止めなくては...」

ガシッ

男「こら!走っちゃ駄目でしょ! めっ!」

???「ごめんなさーい」

男「君、名前は?」

???「私の名前? 幼女だよ」

男「幼女...いい名前だな」

幼女「そう?嬉しいな~えへへ」

男「で、その幼女ちゃんが僕に何の用だい?」

幼女「えーとね お兄ちゃんと同じ種類の牛乳を飲みたいんだけどボタンに届かないんだー お願い、これで買って?」

男「いいとも ちょっと待ってね...はい、どうぞ 蓋も取っておいたよ」

幼女「わーい ありがとう」ゴクゴク

男「凄い速さで飲んでる...」

幼女「ぷはー 美味しかったー」

男「いい飲みっぷりだったね」ナデナデ

幼女「えへへー そうかな?」

男「おいおい...素が出ているぞ 美少女」

幼女「...いつから気付いたの?」

男「受け止めた時 見た目がそのまま縮めた感じだったからね すぐにわかったよ でも、驚いたな...まさか君にこんな特技があったとは...」

幼女「私もついさっき女から聞いて知ったよ...試しにやってみたら出来てびっくりした...」

男「2頭身はびっくりだね...元に戻ることは出来るの?」

幼女「ちょっと待ってね」

グイーン

美少女「はい、戻った」

男「ん?その戻り方、擬音違うけどどこかで見たことあるような...」

美少女「もちろん 小さくなることも...」

ンーイグ

幼女「出来るよ」

男「...これ、やろうと思えば兄妹って通じそうだね」

幼女「そうだね...それで、どう?この見た目は」

男「悪くはないけど...僕はいつもの方が好きかな~」

グイーン

美少女「だよね 私もそう思ったよ」

この体質、何といえばいいのかね...

干物妹化でいいかな?もっといい名前浮かぶ人居る?

一旦休憩します

長い休憩終了 続き書きます

女「いやぁ~さっきは悪かったな~私は胸の話をされると我を忘れてしまうだよ...」

勇者「だからって、揉みまくるのは無いと思いますが...あっ、美少女 どうでした?」

美少女「やってみたら出来たよ でも、やっぱりこっちがいいってさ」

男「美少女は美少女のままがいい だが...たまにならあの姿でもいいな...何というか母性をくすぐられる見た目だった...」

美少女「ほ、本当!?」キラキラ

女「ということは暫くはお預けか...残念だな、見たかった...」

勇者「まぁ、待ちましょうよ 今日はもう遅いし...寝るとしますか...部屋ですが...ダブルベッドが各部屋にありますので、2人ずつの方がいいと思います」

女「美少女、一緒に寝よう」

男「止めろ、このレズ野郎 お前が毎日寝る前に先生にセクハラしているのは聞いているんだぞ だから、お前は僕と寝るんだ」

女「キャー セクハラサレルー」

美少女「見事なまでの棒読みだね...」

~数分後 勇者と美少女の部屋~

美少女「それでね、男ったら口では抵抗しながらもぱくぱく食べちゃったんだよ」

勇者「そうなのですか...やっぱり、2人は仲が良いのですね...」

美少女「まぁ、自分だし 付き合ってるし 相性良いのは当たり前~的な感じだね」

勇者「私は男3と男4とよく悪戯をしていますね~ この前は保険先生に悪戯をしたのですが返り討ちに遭いました...とても痛かったのを覚えていますよ」

美少女「今でも信じられないよ...まさか、君が本当は女の子で王女だったなんて...もっと聞かせてくれるかな、僕達の世界に来てばかりで困ったこと あっ、性別変わってびっくりしたこととかでもいいよ 僕も入れ替わった身だからわかるし」

勇者「いっぱいあって何から話していいのやら...1番驚いたのは...その...あそこに強い衝撃が来た時に物凄く痛かったことですね...女の時はそんなことなかったので...」

美少女「あー あれか...この前女によって男と入れ替えられた時にそれを久し振りに経験したよ...あまりの痛さに与えた人を気絶させてしまったけど...」

勇者「それって武器屋で話していたことですか?そこでアサシンが出るとは...食らった相手はひとたまりも無かったでしょうね...」

美少女「運んだ女によると6時間は気絶していたらしい...」

勇者「貴方...敵に回したら恐ろしい人ですね...」

美少女「そうかな...私、剣術とか出来ないよ?」

勇者「あれは実戦向けの技術ですから...剣道もそうですね...あれで基本の立ち回りを覚えましたよ...」

いかんな...最近、よく寝落ちしてしまう...体調悪いのかな...

美少女「剣術は流石に無理かな...じゃあさ、簡単な回復魔法を教えてくれないかな 一応、僕 僧侶になったし」

勇者「いいですよ そうですね...まずは1番簡単なものから始めましょうか」

美少女「よろしくお願いします 先生」

勇者「先生じゃないですよ...でも悪い気分はしませんね...よし、気合い入れていきますよ!」

美少女「望むところだ!」

~一方その頃 男と女の部屋~

男「いい加減、引かせろよ...2人でババ抜きしたいと言いだしたのはお前だぞ ご丁寧にトランプまで持って来やがって...」

女「う、うるさい! まだペアがないか探しているんだよ!」

男「そう言って、もう3分経っているがな...もう引くぞー」スッ

女「あっ、ちょっと...ああ...わからなくなってしまった...」

男「いや...流石にもう無いだろ...おっ、ペアが出来た」ポイ

女「むむむ...絶対にジョーカー引かせてやるからな!」

男「やれるものならやってみろ~」

~数分後~

男「おいおい...一回もババが来ないぞ...どういうことだよ」

女「知らんわ!お前の運が良いだけだろ!」

男「僕、あと1枚だけどね~その2枚からジョーカー引かなければ勝ちだし」

女「く、くそぉぉぉぉ 絶対に引かせてやる!」プルプル

男「どうだか...じゃあ引くぞ~こっちかな~」スー

女「」パァァァァ

男「それとも、こっちかな~」スー

女「」ズーン

男「おいおい...わかりやすいな...お前」

女「何がだ!私は単純じゃないぞ!」

男「はっはっはっ 人を騙すならもっとやり込んでからにしろってんだ」スッ

女「な、なにィィィィ 落ち込んだふりをすればそっちを引くかと思ったのにィィィィ 何故わかったァァァ」

男「お前の性格がそういうのだからだよ 僕達は付き合い長いんだぞ それぐらいわかるさ」

女「く、くそぉぉぉぉ もう一回だ!」

男「お前が勝てるまでやってあげるよ かかって来なさい」

女「な、舐めやがって...すぐに勝ってやらー」

~数分後~

女「」チーン

男「お前...弱過ぎだろ...50連敗とか初めて見たぞ」

女「どうせ私は弱いんだ...神の名折れだ....もう辞めようかな...神...」ズーン

男「いや...そこまで落ち込まなくても...というか、神って辞められるの?」

女「わからない...言ってみただけ...」ズーン

男「まぁ、そんなこと言っても手加減しないけどね はい、51勝目~」ポイ

女「ウワァァァァァァァ 酷すぎる...お前は鬼か...」

男「ただの人間ですが何か?」

絶対に書いてみせる...今回は寝落ちはしないようにせねば...書きたい部分がまだ書けてないからね...

女「おのれ...ならば人間を滅ぼしてやる...」

男「それは辞めなさい」スッ パーン

女「痛っ 懐からハリセン出して叩くのは無いだろ...流石、人間 やることが汚いな」

男「人間は関係ないし、別に汚くないだろ...お前、疲れてないか?」

女「な、何を...私は眠くないぞ...」コックリコックリ

男「そのうち、鼻ちょうちん出しそうだな...僕に負けたまま寝たいのかい?」

女「そんな訳ないだろ! ゲームで負けたまま終わるなんて許してたまるか! 眠気なんか吹き飛ばしてやる!」コックリコックリ

男「言ってることと体の動きが違うんだけど...僕は明日の朝に続きをしてもいいんだけどね...」

女「馬鹿、忘れたのか?私は朝弱いんだよ これでも月の神だからな」

男「なら、どうしてここまで眠くなるのが早いんだよ まだ23時にもなってないぞ」

女「早寝早起きなんだよ 私達は! 徹夜なんてしようものなら途中で止まっちゃうし...」ウツラウツラ

男「あっ、だんだん目が細くなっていく...」

女「だァァァァァァ まだ寝てたまるかァァァ」

男「おっ、気合いでどうにかしたか」

女「このままでは寝てしまう...早い所勝たなくては...」

男「じゃあ、続きをしますかね...手加減は一切しないけど」

女「そうしてくれ 手加減されて勝つなんて嫌だからな」

~数分後~

女「ば、馬鹿な...何故ここまで負けるんだ...」

男「100連敗か...そりゃ、お前が焦っているのもあるけどそれが最大の理由ではないな...」

女「ん?どういうことだ?」

男「お前...勝ちたいという欲に思考を支配されているだろ...」

女「な、何故それを...」

男「目付きだよ この前の大会で一緒にやっていた時の思いが全くその目に宿っていない」

女「何だと?私が自分を見失っていると言いたいのか?」

男「そうだとも お前は僕に勝ちたいということに囚われ過ぎて自分のプレイスタイルを見失っているのさ」

女(私のプレイスタイル?私は...ゲームを楽しんでやっていたが...一体どのようなことを信念に抱いていたのか...やばいな...忘れてしまっている...)

男「思い出してみろ お前が初めてゲームを触った時のことを」

女(初めて触った時...あれは、姉さんがやっていた時だったな...)

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アマテラス「ふーん これがゲームというものか...」ピコピコ

ツクヨミ「ん?姉さん 何をしているんだ?」

アマテラス「ああ...これは人間が作ったゲームというものだよ だが...これはどうも合わないな...私はアクションではなくパズルが好きだな...」ピコピコ

ツクヨミ「ふーん...ちょっとやらせてよ」

アマテラス「構わないが...操作方法を教えた方がいいよな?」

ツクヨミ「いやいいよ...手探りでやってみるから」

アマテラス「お前はそういうタイプだったな...わかったよ ほら、これがコントローラーだ」スッ

ツクヨミ「これで動かすのか...おぉ、ボタンによって動きが変わる...これは面白いな...」ピコピコ

アマテラス「初見でここまで動かすとは...お前、才能があるのかもしれんな」

ツクヨミ「そう? なら、頑張ってやってみようかな...」ピコピコ

ツクヨミ(もっともっと姉さんに褒めてもらいたい...その為には上手にならなくちゃ...)

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女(そうだ...私は姉さんに褒められたくてやり込んだんだ...この前、優勝した時も呆れてたけど褒めてくれたっけ...)

男「どうやら、思い出したようだな...」

女「礼を言うぞ お前のお陰で忘れていたことを思い出すことが出来た...私のプレイスタイルとは何かもな...」

男「ほう...目付きが変わったな...ならばそれで僕に勝ってみなさい」

女「言われずともやってやるさ」

~3分後~

男「初めてジョーカーを渡されたな...さっきとはやり方がまるっきり違う...」

女「さっきの私と同じとは思わないでいただきたいね...あと一枚か...」

男「おっと...混ぜなくては...」シャカシャカ

女「....混ぜたって無駄だ お前から見て右 それがジョーカーだろ」スッ

男「な、何だと...当たっている...何故わかった...」

女「勘だよ...ゲーマーとしてのな」ポイ

男「完敗だ...僕の負けだよ...」

女「私のプレイスタイルは勘 下手な分析はせずに本能のままにやるのさ」

男「確かにカードを取る時、迷いがなかった...」

女「今日は受け入れ難いことがいっぱいあったからな...それのせいで忘れていたのかもしれん...お前には感謝しなくてはならないな ありがとう」

男「礼を言われることじゃないさ...いつものお前らしくなかった...だから、指摘したまでだよ」

女「プレイスタイルと共に思い出したことがある 神としてのどう生きていくべきか...私なりの考えをな...」

男「そうなのか?差し支え無ければ教えて欲しいけど...」

女「別に構わないが...すまんが今日は眠い...安心しろ、そのうち言うさ...」

男「そうかい...じゃあ、またの機会にするよ」

女「電気消すけどいいか?」

男「構わないよ 消してくれ」

カチッ

女「じゃあ、お休み」カチャ

男「お休みー」

何とか書きたいところまで書けた...今日はここまでにします

続き書きます

~次の日~

男「ふぁ~よく寝た...ん?ここどこだっけ...ああ、勇者の世界に来たんだっけ... 女、まだ寝てるよ...そろそろ朝食の時間だし...ほら、そろそろ起きなよ」ユサユサ

女「ん...うーん なんで男が居るんだ?...ああ、そうか ここは異世界だったな... まだ頭が働かないな...確かそろそろ朝食だっけ?」カチャ ポリポリ

男「そうだよ 早く行かないと美少女が全部食べちゃうよ ビュッフェだからね...」

女「それは大変だ 急いで行かなくては...」

~食堂~

美少女「おっ、来た来た 2人ともおはよ~ 先にいただいているよ~」

ドッサリ(テーブルいっぱい)

男「流石だな...それ、君の分だろ?」

美少女「そうだけど...それがどうしたの?」パクパク

女「このままだと私達の分が無くなってしまうな...早く取りに行こう 恐らく、1分以内におかわりに行くはずだ」

男「どこかのピンクの悪魔とタイマンはれそうだね...じゃあ、行くとしよう!」タッタッタッタッ

女「おい!朝は動きが鈍いんだ 置いて行かないでくれ」タッタッタッタッ

勇者「2人ともおはよう そんなに慌ててどうしたの?」

男「朝食を取りに来たんだよ そこをどいてくれ」ハァハァ

女「め、飯が無くなる...ラグナロクが始まるぞ!」ハァハァ

勇者「そんなラグナロクがあるかな...わかったよ ほら、欲しいだけ取って行きなさい」

美少女「うわァァァァァァァ ご飯だァァァァァァァ」スッスッスッスッスッ

女「い、いかん...もう来てしまった...このままでは食い尽くされてしまう...さっさと取るぞ 男!」

男「ああ...僕はおかずを取るから主食類は頼んだぞ」スッスッスッスッスッ

女「任せろ!」スッスッスッスッスッ

勇者「あわわわわ...凄い勢いで取って行ってる...私も自分の分取らなきゃ...」スッスッスッスッスッ

~2分後~

美少女「えへへ~よーし食べるぞ~」キラキラ

ババーン(テーブル3つ分)

男「食べる量が増えている...ええい、美少女の胃袋は化け物か...」

女「何とか自分達の分は確保出来たな...よし、食べるぞ」

3人「「「いただきます」」」

勇者「うん やっぱりここのご飯は美味しい!」パクパク

男「女...それってガーリックライスかな?」

女「恐らくそうだと思うぞ ほら、これがお前の分だ」スッ

男「ありがとう」パクッ

女「どうだ?」

男「合ってたよ ガーリックライス、好きなんだよね~」パクパクパクパク

勇者「同一人物なだけあって、食べる速さは同じですね...恐ろしい...」パクパク

女「こいつらはそういう奴らだよ これはもう慣れるしかない 外食したら出禁になるくらい食べるからな 団体2名様だよ」パクパク

美少女「よし、ご飯は食べ終わった! デザート食べるぞ~」スッ

勇者「もう食べ終わったの!? あんなにあったのに...食べられるの?」

美少女「これくらい軽いって それにデザートは別腹だから大丈夫」

女「昨日、見た通り デザートを食べる速さはこれより速いぞ」

男「デザートを食べる速さは僕は変わらないんだけどね...もしかして、そこは弄ったのかい?」

女「ほ、ほんの少しだけ...速くした」

男「ほんの少しって速さじゃないだろ!あれは」

美少女「ここは凄いね~ パフェを自分で作れるなんて初めてだよ~おっとっと...よいしょっと」

ドン(味が違う大盛りパフェ5個)

勇者「」

美少女「じゃあ、食べますかね~ スプーンを持ってっと」

パクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクパク

男「予言しよう これを3分以内に食べ切る」

女「甘いな 2分以内だよ」

勇者「じゃ、じゃあ1分40秒以内!」

男「いや...流石にそれは無理でしょ...」

美少女「ごちそうさま!」トン

男「女!タイムは!」

女「1...1分25秒...こいつ...成長してやがる...」

勇者「私の勝ちだ!今度、奢ってもらうよ 2人とも」ドヤァ

2人「「わ、わかりました...」」

一旦切ります

再開します

美少女「僕を賭け事に使わないで欲しいな...」フキフキ

勇者「そのエネルギーは何処に行っているんでしょうね...」

女「少なくとも胸ではないな」

男「活発に動くからそれで消費されているんじゃないか?それとも、まだ成長期とか...」

2人「「後者のそれ、採用」」

美少女「せ、成長期はもう終わったって」アセアセ

勇者「でも、それ以外に考えられません!」バンバン

女「納得のいく説明を求めるぞ!」バンバン

男「何故そこまで熱くなっているんだ...僕には理解出来ないよ...」

美少女「多分、女にならないとわからないと思うよ?今なら、僕は理解出来るし」

男「そうなの?ということは...太らないことを羨ましがっているということかな?」

女「思っていることを的確に言いのけやがって...これだから、お前は気に入らないんだ」

美少女「まあまあ それより、会計はしないの? 僕は会計している間に昨日買った服着てくるよ」スタスタスタ

勇者「あっ、待って! ...行っちゃった 仕方ないですね、会計して来ます」スタスタ

女「それじゃあ、私達も着替えに行こうかね...お前の格好気になるし...」

男「そう?大体ゲームでよくある格好な気がするけど...」

女「似合うかどうかが気になるんだよ! ほら、さっさと行くぞ」グイッ

男「お前...朝は弱いって嘘だろ...力強過ぎだって...」ズルズル

~男と女の部屋~

女「喜ばしいことに、ここには試着室のような着替えをするスペースがある ほら、これがお前のだ」ポイッ

男「うわっ...わかったよ...着替えてくれば良いんだろ...」スタスタ サー サー

女(わくわくするな~似合うと思うんだよな~)

~2分後~

男「うーん...これで良いかな...」

女「いいから出て来いよ 似合うかどうかわからないだろ?」

男「わかったよ...」サー

女「おぉ...似合ってるな...ゲームに出て来そうで良いね~ ちょっとフード被ってみてよ」

男「わかった...こうかな?」ヒョイ

女「に、似合い過ぎだろ...お前...ちょっと写真撮るわ...」サッ カシャカシャ

男「撮らないでよ...照れるじゃないか...」

女「いや...フードがいい感じに影を作って表情が見えないぞ これなら、お前かどうかわからないな...ほら、これを見てみろ」スッ

男「どれどれ...これが僕か...別人かと思ったよ 確かに顔見えないから誰かわからないね...」

女「あともう1つ報告がある お前が昨日、針とか言ってたが...よくよく見たらこれ、違うぞ」

男「えっ?そんなはずはないと思うけど...あれ?確かによく見たら違う...」

女「これ、腕に装着する形式の武器だよ 無論、刃は収縮可能だな」

男「どれどれ...」カチャカチャ

女「ますますそれっぽくなったな...ちょっと出してみろよ」

男「こうかな?」ジャキン

ジャキン!

女「これ...ゲームに出てくるあれそのまんまだな...」

男「だよね...既視感あるもん...」

あれ?出す時の擬音が違ってる... 正しくはサッ です

男「それじゃあ、女 次はお前の番だ」

女「おう でも、これ...何か地味だな...まぁ、それっぽいけどさ...」スタスタ サー サー

~3分後~

男「おーい まだかー?」

女「今終わったよ どうだ?」 サー

男「中東とかに居そう...」

女「ちょっと私のカメラで撮ってくれ ここ、鏡無いんだよ」

男「わかった よし、撮るぞ~」カシャ

女「どれどれ~ うわっ、これが私かよ...似合わないな...」

男「でもコソ泥みたいなことしてるからぴったりじゃないか?」

女「そんなことしてるか?私」

男「どさくさに紛れて何かしてるだろ よく写真撮ってるよな」

風呂離脱します

そこはおいおい考えていくとして...そろそろ続きを書かなくては...俺自身が書きたい部分の1つがまだ書けていないもんね...

女「あ、あれは広報委員としての仕事を果たしてるまでだ!」

男「では聞こう 何故美少女を撮った写真がファンクラブ内で流通しているんだ? お前じゃないと撮れない状況の写真もあったと聞いているぞ」

女「だ、誰がそんなことを...根も葉もない噂だな」アセアセ

男「お前の弟だよ 何故お前がそんなに金を持っているのかと尋ねたら喜んで答えてくれたよ」

女「あの馬鹿...帰ったら覚えてろよ...」

男「そんなことよりもだ そろそろあっちの着替えも終わったんじゃないか?」

女「あっち?何のことだ?」

男「散々撮っている癖にわからないのか...美少女のことだよ」

女「わ、忘れてた...レア写真になるはずだ 急ぎ撮りに行かなければ...」タタタタタッ

男「速っ! ちょっと待ってェェ」タタタタタッ

~勇者と美少女の部屋~

美少女「...っと こんな感じかな この服意外と着づらいんだね...ここ、鏡無いからある所に行かなきゃ」

タタタタタッ

美少女「ん?何かが凄い速さでこっちに来てる...」

女「ドーモ、美少女=サン。女デス。」ペコッ

美少女「ドーモ、女=サン。美少女デス。」ペコッ

男「はぁはぁ...やっと追いついた...って、何やってんだ2人とも」

女「挨拶は大事 そう古事記にも書いてある」

美少女「僕はつられてつい...」

男「何だそりゃ...おっ?美少女、やっぱり修道服なんだね 似合ってるよ」

美少女「僕達の世界にもある一般的なもので良かったよ...」

女「修道服美少女...良い!すごく良いぞ!」カシャカシャ

男「そしてこいつは平常運転か...」

美少女「ねぇ...さっき似合ってるって言ったけど、お世辞じゃないよね?」

男「ああ、お世辞じゃないさ あともう少しで鼻血が出そうだったからね...ほら、女 撮った写真を見せてあげなさい」

女「何故上から目線なんだ...ほら、これがお前だよ」スッ

美少女「どれどれ...おー これが僕かい? 自分で言うのはなんだけど...綺麗だな...」

女「お前は基本何を着ても似合うようにしてあるからな...私達に感謝しろよ?」

男「やはり信仰すべきはお前だったか...ありがたやありがたや...」

勇者「美少女ー 着替え終わりましたか?...あれ?どうして2人がここに?」

男「決まってるだろ 着替えた美少女を見に来たんだよ」

女「我らが美少女だぞ 一刻も早く見たいじゃないか!!」

勇者「ま、まぁ...気持ちはわからないでもないけどね...」

美少女「ど、どう?勇者 似合ってるかな?」

勇者「似合ってるよ それにしてもぴったりだよね 美少女に修道服って」

美少女「そ、そうかな...」

男「イメージ通りというか...着るのが運命だったというか...」

女「着るのが運命か...まぁ、そうかもしれんな...先祖を辿ればお前達の先祖に巫女が居たからな...こうも似合うのも訳もないか...」

男「巫女と修道女って結構違わないか?」

女「えっ?信仰している宗教が神道かキリスト教かの違いじゃないのか?」

勇者「あれ?この人、一応神様なんですよね...適当過ぎませんか...」

美少女「神様にもこういうのが居るんだよ...というか、こういう性格の神様が大半なんじゃないかな...」

勇者「そうなのですか...ひょっとして、この世界の神様も...」

男「充分あり得るね...そういえば、神力で見られている感じがしないな...」

女「そりゃ私が妨害しているからな...プライベートまで顔も知らない輩に見せるつもりは無い」

美少女「神力には神力を...か ということは、今、この世界の神は僕達が何をしているのかさっぱりわからないということなの?」

女「そういうことだ...だが、ここを出発したら妨害は魔王城に着くまで止めるつもりだ ずっとしていれば私が勘付かれるかもしれんからな...」

今更こんなの読んでる人居るのかね~ まぁ、俺の趣味同然だし こんなんつまらんか....

美少女「どうして魔王城着いたらまた妨害するの?」

女「あいつは王になったばかりの勇者の兄に魔王を殺せと言った奴だぞ 和平交渉しに行くと聞いたら邪魔してくるだろ」

勇者「なるほど...あれ?こっちに来てからの会話の中にその内容あったような気がするのですがそれはどうなのですか?」

女「安心しろ 会話の内容をすり替えることなぞ、他愛もないことだ あいつには私達は魔王を倒しに行くと思わせるような内容にしておいたよ」

男「もしかして、トランプやってた時も?」

女「ああ、やってたぞ」

男「お前凄いな...あんなに負けまくってた時もすり替えを続けるとは...意志の固さには敬服するよ...」

女「妨害とすり替えの二段構えだよ だが、妨害が打ち破られたらすぐにわかるようになっているがまだ破られていない...この様子だとそもそも妨害していることに気付いていないな...」

男「そんなことに神力使って...疲れないのか?」

女「疲れはするが...これくらいなら1年やり続けてやっと肩こりになるレベルだぞ」

美少女「ということはこれぐらいなら余裕ってこと?」

女「そういうことだ」

勇者「伊達に神様ではないですね...それじゃあ、そろそろ行きましょうか...」

今日こそは...今日こそはあそこまで書く...

美少女「出発するのはいいけど...魔王城ってどこなの?」

勇者「町の外に大きな城がありますよね?」

女「ああ、あるな...真っ白で立派な城だ」

勇者「あれが魔王城です」

男「そうかそうか...あれが魔王城なのか...って」

3人「「「えぇェェェェェ!?」」

男「じょ、冗談だよね あれ、清楚感溢れる城だよ...どうなってるんだ、この世界...」

女「いや、それより町の目の前に魔王城がある方が驚きだろ...」

勇者「ここは城下町なのですよ 四天王も御用達で...よくお忍びで来ているという噂もあるほどですよ」

男「知らなかった...というか、もっと早く教えて欲しかったな...そういうことは...」

勇者「聞かれなかったので...あれ?どうして、そんなに固まっているのですか?」

美少女「呆れているというか...驚いているというか...複雑な心情だよ...」

女「お前が天然なのはよくわかったよ」

男「と、取り敢えず...町から出ようか...」

女「そうだな...」

~町の外~

美少女「ここから徒歩1分といったところかな...もっとこう山に周りを囲んだ土地かと思ったんだけど...平地にぽつんとあるんだからびっくりだよ...」

勇者「争うような関係になるとは思いませんでしたからね...あの城も人間と魔物が協力して作ったものなんですよ?大掛かりな計画のもと建てられたと聞いています」

男「見ただけでいい城だってわかるね...」

女「ずっと疑問に思っていたのだが...何故町の外に居るのに魔物が現れないんだ?敵対関係にあるなら襲いかかって来てもおかしくないのに...」

勇者「色々事情があるのですが...簡単に言いますと、この地域の魔物の長が私と仲がいいことですかね...」

女「??? どういう意味だ?」

勇者「ここに来たばかりの時に私が飢えに苦しんでいた魔物を助けたことは知ってますよね?その時に疫病も流行っていまして...それを私が治したのですが...その時にこの地域の魔物の長もかかっていまして...それで仲良くなったということです」

男「なんというか...ハイスペックなんだな...勇者って...」

見つけて読み始めた所なんだから失踪しないでよん
せめて区切りまでは書いてね

>>220 コメントありがとうございます よし、じゃああそこまで頑張って書いてみますか...寝落ちしたらすみません

勇者「いえ、それほどでも無いですよ...流行っていた疫病がちょうど開発したワクチンが効く系統だっただけです」

男「一応聞いておこうかな...もしかして、そのワクチンって...」

勇者「私が作りました 研究をするのが趣味でして...」

美少女「それは凄い!理系女子ならぬ理系王女か...将来有望だね...平和になったらの話だけど...」

女「その為に私達が今こうして魔王城に向かっているんだろ?...おっ、そうこうしているうちに着いたか...で、どうやって開けるんだ?」

勇者「本来なら盗賊スキルでこじ開けるのですが...魔王城内にも知り合いが居ますのでその方々に開けてもらいましょう」

美少女「その方々って誰なの?」

勇者「魔王護衛四天王ですけど...何か?」

男「問題しかないだろ...護衛がそう易々と開けてくれるはずが...」

勇者「すみませーん、開けて下さーい」

『おっ、その声は勇者ちゃんか...ちょっと待ってろ...おい、四天王3 そこ、持ち上げろ』

『はぁ~!? 仕方ないすね~ 今回だけですよ? よいしょっと』

ガタガタガタ

女「門が...開いていく...」

四天王2「あれ?溝に橋が架けられていないな...こんなことに使うものじゃないけど...よっと」

ゴトゴトゴトゴト

美少女「ご丁寧に橋まで...」

勇者「門が開いても橋を架けなきゃ中に入れないような仕組みになっていますからね...因みに、あの橋はかなり高度な魔法で出来ていますよ」

男「至れり尽くせりだな...というか、勇者 何故四天王と知り合いなんだ?」

四天王4「そりゃ...勇者の育成係は俺達なんだからな...全く、今でこそしっかりしているが昔はトイレに行くのも1人で行けなかったんだぞ」

勇者「ちょ、ちょっと...その話を今しますか?!」オロオロ

女「思った以上に深い関係なんだな...お前らは...」

四天王4「自己紹介しておくか...俺は四天王リーダーの四天王4 こいつらは個性が強くてな...まとめるのも一苦労だよ...」

四天王3「何言ってんすか 酒飲んだ時に暴れるあんたを鎮めるのは俺達の仕事なんすよ? あっ、申し遅れました メカニック担当の四天王3です」

四天王2「あんたもすぐ城内の整備弄ってみんなを困らせるけどね...機械音痴も居るんだからそこは考慮してよね...私は魔法担当の四天王2よ」

四天王1「怒ったらすぐに魔法使って城のあちこちを壊すのはお前だろ...やれやれ...雑務担当の四天王1だ よろしく」

勇者「あれ?どうして、魔王息子さんが四天王1になっているのですか?先代は何処に...」

四天王1「さあな...向こうで酒でも飲んでいるんじゃないのか?あの人も苦労したからな...」

美少女「あっ、これって...」

男「なるほどね...そういうことか...」

女「部外者の私達が察して知り合いのこいつがわからないとはな...仕方ない、ここは言ってやるか 勇者、言い辛いが先代の四天王1はもう死んだんだよ そうだよな?」

四天王1「ああ...そして、死に際に俺に後釜を頼んだという訳さ...」

勇者「そんな...あの人が死ぬはずが無い...私に剣術を教えてくれた...誰よりも強いあの人が...」ポロポロ

女「よしよし...泣け泣け 我慢は良くないからな...」ナデナデ

勇者「うわぁぁぁぁぁぁぁ」プルプル

男「つかぬ事をお聞きしますが...先代が死んだ日付ってわかりますか?」

美少女「このタイミングで聞く?!」

勇者「あれ?どうして、魔王息子さんが四天王1になっているのですか?先代は何処に...」

四天王1「さあな...向こうで酒でも飲んでいるんじゃないのか?あの人も苦労したからな...」

美少女「あっ、これって...」

男「なるほどね...そういうことか...」

女「部外者の私達が察して知り合いのこいつがわからないとはな...仕方ない、ここは言ってやるか 勇者、言い辛いが先代の四天王1はもう死んだんだよ そうだよな?」

四天王1「ああ...そして、死に際に俺に後釜を頼んだという訳さ...」

勇者「そんな...あの人が死ぬはずが無い...私に剣術を教えてくれた...誰よりも強いあの人が...」ポロポロ

女「よしよし...泣け泣け 我慢は良くないからな...」ナデナデ

勇者「うわぁぁぁぁぁぁぁ」プルプル

男「つかぬ事をお聞きしますが...先代が死んだ日付ってわかりますか?」

美少女「このタイミングで聞く?!」

連投してしまった...

男「気になってね...重要だと思うんだ...」

四天王1「構わないが...確か...あれは3年前の◯月×日だったな...」

美少女「3年前...◯月×日...えっ?それって...」

男「ああ...先代国王が殺された日と同じだ...その時の状況も教えてくれませんか?」

四天王1「...先代は...親父を庇って死んだ...」

美少女「もしかして...同じ日に人間の王と魔族の王が襲われたの?」

四天王1「そうだ...先代は何者かに襲撃を受けた親父を庇って死んだ...そいつの姿がよく見えなかったんでな...今でも覚えているよ...あれは真夜中のことだった...」

男「時刻も一緒だ...襲撃した人物は何か言っていませんでしたか?」

四天王1「言ってたよ...『国王様の命令でお前を殺す』とか言っていたな...」

女「...お前、妹が居るだろ?」

四天王1「!? 何故それを...」

女「お前の表情から何かを隠していることが読み取れたからな...本当はその魔王も殺されたんじゃないか?」

四天王1「全てお見通しか...その通りだよ...先代は親父を庇って死んだが...親父も殺された...俺と妹が駆けつけた時には既にな...先代は虫の息だったよ...」

女「なるほど...そこで聞いたのか...誰が父親を殺したのかを...」

四天王1「そういうことだ...」

勇者「だから、妹の姿が見えなかったのですね...いつもなら、私が来たら真っ先に来るのに...」

四天王1「今のあいつは憎しみに囚われている...頼む、あいつを救ってくれ...これは兄としての願いだ...」

女「了解した...私達に任せておけ...それで、魔王はどこにいるんだ?」

四天王1「この先をまっすぐに言った先の扉だ...だが、気を付けろよ 開けた途端に最高魔法を放って来るかもしれん...」

勇者「用心しておきます...ご忠告ありがとうございます」

四天王4「我々もやりたくもない戦争だからな...さっさと終わらせたいのだ...本来なら俺らの仕事だが....生憎、仕事で忙しくてな...助言しか出来なくてすまない...」

男「充分ですよ...じゃあ、行こう」

魔王も死んだんじゃないの?
理解出来ないでごめん四天王1の妹が魔王に新しくなったってこと?

寝落ちした... >>229 君のような察しのいい読者は嫌いだよ...なんてね

~数分後~

男「あの...こんなに部屋までの道が長いって聞いてないんですけど...」ゼエゼエ

美少女「同じく...疲れた...」ゼエゼエ

女「」チーン

男「女が燃え尽きてる...おい、起きろ」パチパチ

女「...痛っ あれ?もう着いたのか?」キョロキョロ

美少女「道中の記憶を失ってる...」

勇者「お疲れ様です...さて、やっと部屋の前まで来ましたね...予想している通りだと思いますが、今の魔王は私の幼馴染です...」

男「何か弱点とか無いのか?」

勇者「...策が1つだけあります...」

女「じゃあ、代理案を考えておくか...」

美少女「行くよ~よいしょ」

ギィッ

男「うおっ...何だこの前方から感じるドス黒いオーラは...背筋がゾッとする...」

女「どーも 女と申します 貴方が魔王でよろしいですかね?」

魔王「うむ...我が魔王だ」

美少女「ねぇねぇ...あれ、何か変だよね...」ゴニョゴニョ

男「ああ...言葉とオーラはそれっぽいけど...」ゴニョゴニョ

2人「「服装が身体に合ってない...」」ゴニョゴニョ

女「...ぷっ すまん、我慢出来んわ 何だそれ」ハハハハハ

勇者「こ、こら...何笑っているんですか...」

女「これが笑わずにいられるか...1つ言わせろ お前...本当に魔王なんだよな?」

魔王「さっきから言っているだろう...わた...我が魔王だ...」

女「似合わないし慣れていない口調...だぼだぼの服...大方、先代の真似だろ...おいおい...服の隙間からサラシが見えているぞ」

魔王「えっ?本当?...あっ、やばい...直さなきゃ...」オロオロ

男「何だこれ...ギャグ漫画か?これ」ニヤニヤ

美少女「微笑ましく思えて来たよ...これが母性かな?」ニヤニヤ

勇者「...とこれが私の幼馴染、魔王娘です...昔からこうで...ほら、まだ直ってないですよ...」スッ

魔王娘「ありがとう...うーん...やっぱり、お父さんの真似は難しいなぁ...」

男「これ、属性、何に入るのかな...」

美少女「まぁ、見てればわかるよ...すみませーん、ちょっとこっちに来てくれませんかー」

魔王娘「構わないけど...よっと...うわっ」ズテン

男「転んだ...だぼだぼなのもあるけど...何もないところで転ぶかな...」

女「間違いない、お前 ドジっ子だな」

一回切ります

更新が...滞っていた...他のことしてました すみません 今日中に書けるかな...

魔王娘「そ...そんな訳あるか!」

勇者「いや...貴女、かなりのドジっ子ですよ...カップ麺に後入れのスープ入れてしまいますし...手助けしようとしてむしろ悪化させますもの...」

女「この3年間、よく内部崩壊してなかったもんだ...」

四天王1「そりゃ、俺達が代わりにやってたからな...」

四天王2「娘様に任せるとこの城が無くなりそうですからね...」

四天王3「気遣いは出来るんすけどね~空回りしまくるし~」

四天王4「まだまだひよっ子だからな 仕方ないな」

男「散々の言われようだけど...反論は?」

魔王娘「言い返せないのが辛い...酷いよ...私なりに頑張ってるのに...」グスン

四天王1「でも、作戦考えているのは俺だろ?」

四天王2「治癒しているのは私ですし...」

四天王3「物資調達関連は俺すっね~」

四天王4「現場監督は俺だからな...玉座座っているだけだもんな...お前...」

美少女「本当にこの子...総大将でいいのかな...」

今なら少し書けるかな...

男「今のところ、わかったことは、この子は魔王に向いてないことだね...」

女「まぁ、それでも一応総大将だからな...念のために言っておくが私達がここに来たのはお前を倒しに来たわけではない この戦争を平和的な手段で終わらせる為だ だが、辞めるつもりは無いんだろ?」

魔王娘「当然でしょ! お父さんが殺した犯人をここに出すっていうなら話は別だけど出来るわけが...」

女「いいだろう 連れて来てやる」

全員「「「「「ハァ!?」」」」」

女「心当たりがある いや、確信している まだ姿は見ていないがな」

勇者「もしかして、お父様を殺した犯人も?」

女「ああ、わかっているよ というか、同一人物だ」

男「まさか...その人物って人間でも魔族でもない?」

女「よくわかったな その通りだよ」

美少女「その条件が当てはまるのはこの世界では今のところ1人しか知らない...」

女「ああ、そいつで間違いないさ」

勇者「...貴方は神が魔族と人間の王を同日に殺し、戦争を引き起こしたというのですか?」

女「ではどう説明する? それまで争いがあった訳でもないのに突然、それぞれの王がそれぞれの王の命令という名目で同日に殺されたことを」

魔王娘「確かに...よく考えてみればそんなこと、普通ならあり得ない...」

女「第三者の手だとしても、距離が遠過ぎる 出来るわけがない...神でもない限りな」

男「複数犯という可能性は?」

女「その可能性もない訳ではない だが...お前達の父は慕われていたんだろ?」

勇者「ええ...お父様は民からも家臣からも慕われていました...」

魔王娘「お父さんもそうだったよ...偉大な人だった...」

女「慕われていた人を殺すような輩はこの世界にはいないと私は信じる ここの近くにいた町の者もそんなことをするような感じではなかったからな...」

美少女「でも神がいる場所がわかるはずが...」

女「ところが居るんだよここに 場所がわかる奴がな そうだろ?男」

男「確かに神力から場所を逆探知出来るけど...流石にこの量は少な過ぎる...」

女「座標はわかるか?」

男「それなら何とかわかる」

女「それで充分だ 教えてくれ」

男「えーと...この感じは 北緯30度 東経80度だね...」

勇者「地図で見ると...こ、ここは...」

美少女「どうしたの?」

勇者「この世界で最も高い塔です 誰が建てたか不明で、陸地が塔の部分以外に無く、周辺の海も常に荒れているため 誰も中に入ったことが無い場所です」

女「そこなら誰にも会わずに居られるな だが...私が普通の者ならの話だが」ニヤッ

美少女「忘れてた...そういや、神だったね..」

魔王娘「えっ? この人、神なの?」

女「失礼だな これでも由緒正しい神だよ 異世界の だが 勇者が行方不明になった原因は私だよ 適当に召喚してみたら召喚出来てしまった」

四天王1「腕が立つ勇者を倒す者が居るはずがないのにどうして居なくなったのかと思ったらそういうことか...召喚されたなら、納得がつく 抵抗しようがないしな」

女「そういうことだ...悪いと思ってるよ だから、勇者がこの世界に戻る際に一緒について来たんだ 何か助けられるかと思ってな」

四天王2「ぱっと見、地味で眼鏡をかけた子だけど...」

女「お前より年齢上だぞ? これくらいどうということは無い」

四天王4「伊達に神の名は語ってないか...」

女「話はここまでにしよう 場所がわかった以上、さっさとけりをつけたいからな」

男「しがみついた方がいい?」

女「する必要はない 任意の者だけ共にワープさせることなんて簡単だからな 行くぞ」

フッ

四天王3「き、消えた...」

四天王1「あれ?お前は一緒じゃないんだな」

魔王娘「私は戦闘には向いてないから...返って良かったよ」

四天王4「そうか...実力はトップクラスなんだがな...」

~塔~

女「よっと 到着だ」ヒュン

男「おっとっと...着地点を空にするか? 普通」ヒュン

美少女「危なっ...ほっ、何とか尻餅つかずに済んだ...」

勇者「よっと...これくらいなら私は大丈夫ですよ?」

男「そりゃ鍛えてるからね...ん?あそこに居るのがこの世界の神で良いのかな?」

女「ものすごく驚いた顔をしているな...写真撮っとこ」カシャ

美少女「相変わらずマイペースだね...」

勇者「男かと思ったら女の神でしたか...」

女神「どうしてここに?」

男「貴方の神力を逆探知して」

女「お前が3年前、魔族の王、人間の王を殺したことはわかってるんだ 目的はなんだ 言え!」

女神「目的...そうね...この世界を滅ぼすこと...かな?」

美少女「なんてことを...どうして?」

女神「飽きたから」

男「あ、飽きたからって...」

女「...さっきから黙って聞いていれば生意気なことを...」プツーン

女「この世界はお前の物じゃないんだぞ! 神だからって何をやってもいいと思ったら大間違いだ! 私達は人に寄り添い共に生きて行くことが使命なんだぞ! それを放棄して世界を滅ぼすだと? 笑わせるんじゃない お前は神失格だ!」

女神「知った口を...貴方、何者なの?」

女「知りたければ教えてやる 私は...」カチャ

美少女「寝る時以外どんな時でも外さない眼鏡を外した!」

ピカッ

ツクヨミ「私の名はツクヨミ 異世界の神だ 覚えておけ!」

男「これが女の本当の姿か...って、胸でかっ!」

美少女『胸が小さくないのかい...話が違うな おい』ゴゴゴゴゴ

男「なんか『本気モード』になってるぞ...」

勇者「今、胸の話をしますか...」

ツクヨミ「無いよりはあった方がいいがあり過ぎると邪魔だからな」

女神「おのれ、牛っぱいめ!」

美少女「今、まな板と牛っぱいの戦いが始まる...」

男「のんきなこと言ってないで僕達もやるんだよ!」

続きはまた後で

ツクヨミ「神器召喚!」

男「地面から弓出てきた...あれが神器?」

美少女「恐らくそうだろうね...弾数無限なんでしょ」

勇者「さて...戦うにしても、どう攻めれば良いのでしょう....」

美少女「えっ?普通に攻撃すればいいんじゃないの? RPGゲーのラスボス戦もそうだし」

男「お馬鹿 これは現実だ ある程度の攻撃は無効化出来るだろ 神力使えば」

美少女「神力万能だね~ まっ、しようとしたら止めればいいんだけど 僕達、視えるし こんな風にさ ほっ(呪文唱える)」

女神「回復しようとするとタイミング良く邪魔をされる...どうして?」

ヒュン

男「さっき言ったと思うんだけどな...視えるって 余所見してたら駄目だぞ」キィン

女神「あ、危な...」

勇者「咄嗟に剣を召喚して防御...油断出来ませんね...」

男(ここに来てから女神から感じる神力に違和感がある....憎しみ、怒り...それを感じるのはおかしくない...だが、この悲しみは一体?)

女神「お前こそ、余所見をしている余裕があるのか?」キィン

男「ぐっ...押される...」

女神「お前達は良いよな...いつも側に仲間が居るから...」ボソッ

男「!? まさか...お前は... ならば、こうだ!」

美少女「武器をしまった?!」

ツクヨミ「馬鹿! そのままだと攻撃を食らうぞ!」

男「いや...これでいいんだ 今だ!」ギュー

女神「な、何を...」

男「視える...神力を通じてお前の過去が...そうか、お前はずっと一人ぼっちだったんだな...親しくなった者は先に逝ってしまうが神の寿命は長い...数々の親しき者への別れに嫌気が指してこんなことを...」

女神「勝手に私の過去を見るな! 離れろ!」グググ

男「嫌だね! 一人ぼっちは寂しいことは僕は痛いほどわかる そうだろ?美少女」

美少女「うん...昔の僕はずっと一人ぼっちで寂しかった...死にたくなるほどに...」

男「ずっと...ずっと我慢してきたんだな...もう我慢しなくていいんだぞ こんなことはもう辞めろよ」

女神「例えお前が私の悲しみを理解出来たとしても、もう後には引き返せない! 進むしかないんだ!」

男「そんなことは無い! いつだって過ちと気付けば後戻りが出来る! 女神、僕の妹になれ!」

皆「「「「ハッ?」」」」

男「寂しいというなら、僕が側にいてやる!」

女神「神が...人間の妹になるだと? 出来るはずが無い!」

ツクヨミ「出来るんだな~これが... 私と...今はここに居ないがもう1人、神が居れば」

美少女「もしかして、僕にしたこと?」

ツクヨミ「正解 あれを応用すればあいつの人間態を造ることなんか造作でもない」

女神「し、しかし...私はもう取り返しのつかないことをしてきた...」

男「謝る人が多いなら一緒に謝ってやるよ お前はもう僕の妹なんだからな...」

女神「男...」

美少女「そこはお兄ちゃんでしょ」

勇者「いい感じになってる時に邪魔をするのは気が引けますが...これからどうするのですか?」

ツクヨミ「うーん...どうしようかね...思ったのと180度反対な終わり方したからなぁ...一旦帰るのもいいけど...あっ、そうだ 美少女、アレをやってみろ」

美少女「アレって?」

ツクヨミ「『聖母モード』 やろうと思えば出来るんじゃないか? フレイヤがあれを実装した時になんか先があるとか言ってたし」

美少女「あ、あれを!? 恥ずかし過ぎるよ...」

男「まあまあ やってみようよ 先があるっての気になるし」

美少女「確かに気になるけど...」

勇者「私には『聖母モード』自体がわからないのですが...」

男「ちょっと 耳貸して」ゴニョゴニョ

勇者「えっ? そんなことが? 確かにそれは恥ずかしいですね...」

女神「私も知りたいんだけど...」

男「仕方ないな...」ゴニョゴニョ

女神「うわっ...それは...ドンマイ」

一旦切ります

聖母モード(何故か母乳が浮かんだ)

>>254 母乳? まさか~妊婦じゃあるまいし

美少女「勝手に言わないでよ...先ねぇ...ヒントが欲しいなぁ...」

ツクヨミ「ヒントか...ちょっと待ってろ...もしも~し、フレイヤ 聞こえるか~? ...えっ?2日酔いで頭が痛いから今は無理? 知るか!神力でどうにかしろ!今、お前の力が必要なんだよ!」

男「何やってんだ?あれ」

女神「内容からして...念話だろうね...」

勇者「念話?」

女神「簡単に言うとテレパシーを使った会話だよ」

男「なるほど...おっ、終わったぽいぞ」

ツクヨミ「まったく...手間かけさせやがって...今、こっちに向かってるから本人に聞こう」

美少女「えっ?ここ、違う世界だけど...」

ツクヨミ「一瞬だけだが作れるぞ、ゲート 短期間なら複数人必要だが...おっ、来るぞ」

名前打ってなかった...>>256 は俺です

ゴゴゴゴゴ

美少女「おー ゲートが出来た...」

フレイヤ「よっと...うぅ...まだ頭が痛い...調子乗ってポカリ入りにしなきゃ良かった...」スタッ

男「あれが...保健先生? 本当の姿の方が胸が小さいんだ...」

女神「おぉ...同士よ...」

フレイヤ「なんか今失礼なこと言われた気がするけど...まぁ、いいや で、ツクヨミ 用って?」

ツクヨミ「あぁ...前、美少女を色々弄ったろ? その時、お前が実装したあのモード、覚えているか?」

フレイヤ「『本気モード』のこと?」

ツクヨミ「いや、そっちじゃなくて『聖母モード』だよ 弄った後の打ち上げ時に言ってたよな あれには先があるって どうすればいいんだ?」

フレイヤ「そっちか...『聖母モード』ねぇ...あれ、酒飲みながらやってたから覚えてないのよ...確か...相反する何かを...えーと...ごめん、忘れた」

男「相反する感情を超える か?」

ツクヨミ「知ってるのか?男」

男「前、そういう展開でパワーアップしたゲームをやったことがある ...もしかして、ゲームやってる?」

ツクヨミ「まぁ、こいつは幼馴染みと同時にゲーム仲間だからな...やってるジャンル違うのが多いけど...」

フレイヤ「多分...それだと思う...」

男「美少女、 『聖母モード』時に自分がしたことを聞いてどう感じた?」

美少女「恥ずかし過ぎて死にたくなった...」

男「それだけじゃないはずだ 心の底では別のことを感じただろ」

ツクヨミ「当ててやろう 男を煩殺出来て嬉しかった 違うか?」

美少女「な、何故それを...はっ」

男「つまり、君は自卑している一方で自尊していたんだ これは相反する感情じゃないか?」

勇者「強引な気がしますが良いのでは?」

フレイヤ「うーん...決め手になるようなものがあれば...あっ、恥ずかし過ぎて死にたくなったのと嬉しかったのっていうので、幸と不幸を感じた これも相反する感情じゃない?」

男「2つあればいけそうだな...美少女、出来るか?」

美少女「出来るかどうかわからないけどやってみる...」

また名前打ち忘れてた... >>259 は俺です

美少女「でも、幸と不幸は要らないかな...1つでいいよ」

フレイヤ「えっ...そんな...」ショボン

ツクヨミ「まあまあ この後、お前がやりたがってたことやるから落ち込むなって」

美少女「激しく自卑するのでもなく...自尊するのでもない...僕は今、自尊と自卑を超える! ハァァァァァァァァ」

ゴゴゴゴゴゴゴ

勇者「すごい揺れですね...気を抜いたら倒れてしまいそう...」

女神「とんでもない才能の持ち主かもしれない...美少女という子は...」

ピ カァァァァァァァ

男「うおっ ま、眩しい...」

フレイヤ「えっ?それ、本当?」

ツクヨミ「本当だよ だから、落ち込むなって言っただろ」

男「まだ話してたのか...」アセアセ

ツクヨミ「やっと理解したか...おっ、光が収まっていく...」

男「あれが...美少女? なんか髪色と髪型変わってるんだけど 神力も感じるし...」

勇者「そういえば...こんな言い伝えがあります 『世界が戦火に包まれた時、終戦の合図に何処からか金髪の修道女が現れ、倒れた者達を癒す』 まさか、これって...」

ツクヨミ「ああ...美少女のことだろうな...これはもう 『聖母』ではない...『慈愛の女神』だ...これからは『慈愛の女神モード』と呼ぼう」

フレイヤ「どうやら...成功したようね...擬似だけど...あの子は今、神の力を使える...男が神力を感じたようにね」

美少女「この力があれば...昨晩、教わったあの魔法の効果領域を広げることが出来ます...はっ(呪文唱える)」

男「美少女の足下から魔法陣が展開されていく...」

勇者「こ、この魔法陣は...蘇生魔法!」

ツクヨミ「何をするつもりなんだ?」

美少女「これで3年前の○月×日から今日までの戦争によって死んだ者を蘇生します!」

フレイヤ「そんなこと...出来るの?」

美少女「わかりません...でも、『出来るか出来ない』ではなく、『するかしない』ではないでしょうか」

女神「...見てられないわね 私はこれでもこの世界を作った神よ 死者の管理もしている 今から神力でそれを伝えるからそれを蘇生しなさい」

ツクヨミ「えっ?お前、創造神だったの?」

女神「あれ?言ってなかった? でも、そんなことより今はしなきゃいけないことがあるでしょ?」

美少女「これは...膨大な情報量...でも、やるしかない!」

男「美少女! 僕は君を支えてる だから、君は蘇生することに集中するんだ!」ガシッ

美少女「ありがとうございます...では、いきます!」

パァァァァァァァァァァァァァァァ

フレイヤ「じゃあ私は、戦火で無くなった自然を補完しておくわね...これでも豊潤の女神だから...よっと」ピカッ

ツクヨミ「こういうことは苦手なんでな...私は美少女の身体に異常が起きないか見ているよ...」

勇者「どうか成功しますように...」

男「願うんじゃない 叶えるんだ 美少女!いけェェェェェ」

美少女「えぇ やって見せます! ハァァァァァァァァァァァァァァァ」

~3分後~

男「魔法陣が収縮されていく...終わったのか?」

美少女「なん...とか...やり遂げられました...」ハァハァ

男「お疲れ様 ゆっくり休んで」

美少女「そうさせてもらいます...」スヤァ

ツクヨミ「かなり疲れているな...こりゃ、当分起きないぞ...」

勇者「蘇生魔法は術者の体力を引き換えに唱えるものです それを世界規模でやるなんて...例え、神の力を用いても出来るかどうか...それをやり遂げたのだから凄いですよ...」

フレイヤ「確かに美少女の精神力もあっただろうけどそれだけではないでしょうね...側に男が居たこと 男への愛がこのことを可能にさせたのでしょう...」

女神「『愛』か...」

ツクヨミ「さーて じゃあ、こっちもぼちぼちやりますか...男、一応要望は可能な限り叶えてやる 言ってみろ」

男「うーん...じゃあ 『貴方達が考える最強の妹』で」

フレイヤ「えっ?いいの? 思いっきりやっちゃうけど」

男「構わない 貴方達なら信頼出来るから」

ツクヨミ「じゃあ、応えないとな」

一旦切ります

女神「痛いのは嫌なんだけど...」

ツクヨミ「まぁ、任せろって じゃあ、最初はあれをすることだな...創造神かぁ...じゃあ、これくらいの力を使わないと駄目かね...はっ!」ピカッ

女神「なんだか...眠く...なって...」

男「あっ、眠った...」

フレイヤ「かなり神力使ったけど大丈夫なの?」

ツクヨミ「大丈夫だよ 念の為に多めに使ったが...成功したようだな...じゃあ、やるとしますか...」

フレイヤ「まぁ、ほぼ一瞬で終わるけどね」

ピカッ

勇者「ま、眩しい...」

男「ん?なんか眠ってるの変わってないか?」

勇者「そうですね...」

ツクヨミ「ふぅ...終わった...」

フレイヤ「こんな感じかしら...まあまあの出来だと思うけど」

男「終わった...のか?」

ツクヨミ「終わったよ お前達にとっては一瞬のことかもしれんがやったのは長時間だったな...まぁ、時を止めてやってたから時間というものがあるかはわからんがな...」

男「あれって時を止める神力だったのか...」

フレイヤ「ちょっと休憩させて...多分3時間ぐらいやってたから...」

勇者「お、お疲れ様です...」

ツクヨミ「私も休ませてくれ...やっぱり体力使うなぁ...これ...」

男「美少女の時もそうだったんだろうな...」

~20分後~

勇者「うーん...強いですね...男さん...」

男「勇者だって強いじゃないか...昨日やった人よりよっぽど上手いぞ」

ツクヨミ「さりげなく貶されたな...私」

勇者「こっちかな...やった!揃いました 私の勝ちです」ポイ

男「これで52勝54敗か...」

フレイヤ「よく飽きないわね...ババ抜き...」

男「心理戦だからな...これ...」

フレイヤ「そろそろ起きる頃じゃない?」

ツクヨミ「そうだろうな...普通なら1日は眠るが...神で、しかも創造神クラスだと30分も保たないだろう...」

男「一言言っていい? 胸、ちょっと大きくないか?」

ツクヨミ「気にしてたから少し盛ってみたんだが...駄目だったか?」

男「駄目じゃないけど...あの背格好だと合わないような...」

フレイヤ「そう?いいと思うけどね~ロリ巨乳」

ツクヨミ「そりゃお前の好みだろ...私はそこまで好きじゃないな」

勇者「名前は?やっぱり変わりますよね?」

ツクヨミ「男妹だな これがしっくりくる」

男「名前を付けるネーミングセンスはともかく本人が気に入ってくれたら万々歳だよね...」

男妹「う...うーん」

ツクヨミ「おっ、お目覚めか...」

男妹「終わった?... ん?なんか重い...あっ、胸が大きくなってる!」

フレイヤ「気にしてたから大きくしてみたんだけど...どう?」

男妹「ちょっと重いけど...なかなか良いと思う」

ツクヨミ「良かった...あっ、背は少し小さくしたぞ あの高さが流石に高過ぎだったからな...」

男妹「そうなの? 向こうの世界の基準はよくわからないなぁ...」

男「背が縮んだのと胸が大きくなったの以外は見た目は特に変わってないけど...他はどこを変えたんだ?」

ツクヨミ「話せばわかるんじゃないか? ちょっと男のことを呼んでくれないか?」

男妹「いいけど...男お兄ちゃん...えっ?どうしてこんな呼び方に!?」

フレイヤ「フッフッフッ...男を呼ぶ時は必ず『お兄ちゃん』がつくようにしたわ 妹ならそうじゃないとね」

勇者「ちなみに貴方達はどう呼んでいるのですか?」

ツクヨミ「えっ?アマ姉さんって呼んでる」

フレイヤ「私は兄さんね」

勇者「全然違うじゃないですか...」

男「まぁ、この人達はそういう人達だし...」

男妹「どうして男お兄ちゃん固定なんだ...流石にお兄ちゃんは無いでしょ...」

男「そこはまぁ...ご愛嬌ってことで...」

男妹「それで済むかー」プンプン

ツクヨミ「ああ 言い忘れてたけど、実はもう1つ人格を植え付けてみた そろそろ出てくると思うけど...」

男妹『こら!お兄ちゃんにそんなこと言わないの!』

男「な、なんだなんだ...いきなり声色が変わった...」

フレイヤ「そうね...名前を付けてみるなら『2号』かしら」

男妹「なんだお前は...私であって私じゃない...」

ツクヨミ「そいつはお前の中の良心が人格をもったもの お前がツンならそいつはデレだな お前が照れ恥ずかしくて言えないことでもそいつなら言うぞ」

2号「そういうこと よろしくねお兄ちゃん」

男妹「とほほ...勝手に思ったこと言っちゃうなんて参ったなぁ...これからやっていけるか心配になって来た...」

男「なんか2人の妹が出来た気分だな...」

ツクヨミ「いいんじゃないか?こういうのも」

男「僕はいいけど...本人がね...」

男妹「恥ずかしいことを勝手に言っちゃうのは嬉しくないなぁ...」

2号「文句の前にお礼でしょ! こんなにいい体にしてくれてありがとうございました」ペコッ

男妹「こんな感じに...はぁ...」

ツクヨミ「見てるこっちは面白くていいけどな」

勇者「そういうことでは無いのでは...」

一旦切ります

ツクヨミ「じゃあ、行くするか...」

男「えっ?何処に?」

ツクヨミ「そりゃ、決まってるだろ 魔王城」

勇者「この状態で行くのですか? 美少女さん、まだ寝てますけど」

フレイヤ「そろそろ起きてもいい頃だけど...擬似的とはいえ神になっている今の美少女ならもう全快してるはずよ ほら、起きなさい」ユサユサ

美少女「うーん...あと3分寝かせて下さい...」

勇者「寝言言ってますね...」

ツクヨミ「こういう時は...男 熱いの1発決めてやれ」

男「ハァァァァァ!? キスしろってことか!?」

男妹「いいと思うよ お兄ちゃん」ニヤニヤ

男「なにニヤニヤしてんだ...」

勇者「やって下さいよ 恋人なんでしょ?」

男「僕には味方が居ないのか...ハッ、そうだ まだ2号が...」

2号「私も...見てみたいなぁ...」

男「最後の砦が...くっ...」

フレイヤ「往生際が悪いわね さっさとやりなさい」

男「わ、わかったよ...やればいいんだろ やれば... 美少女、起きないとキスしちゃうからな...今のうちだぞ...」

美少女「むにゃむにゃ...」

男「これでも起きないか...それならば仕方あるまい...覚悟!」チュッ

皆「「「「い、いった!!」」」」

美少女(ん? 何か口に当たってるものが...!? き、キスされてる?!)

フレイヤ「おっ、気付いたようね」

ツクヨミ「構わん、やり続けろ」

美少女(こ、この状況はまずい...早く起きないと...そうだ!こうすれば...)

勇者「おや?何かしようとしてますね...」

男妹「もしかして...頭突き?」

美少女(起き上がる反動も利用して...はっ!)グイッ ガバッ

ゴッチーン

男「い、痛ェェェェェェェェェェ」ゴロゴロ

フレイヤ「思いっきりいったわね...美少女も痛かったでしょうね...」

美少女「うぅ...予想以上の痛みですね...」

ツクヨミ「まさかこうやって離れるとはな...想定外だったよ...」

男妹「まぁ、これで起きたんだし 結果オーライでしょ」

2号「のんきなこと言ってないで治療しないと...2人とも大丈夫?」

男「この声は2号か...大丈夫と言いたいけどかなり痛い...」

2号「待ってて...はっ」ピカッ

男「おぉ...痛みが引いていく...ありがとう」

2号「どういたしまして これくらいのことならいつでも言ってね 腫れたら大変だもん」

フレイヤ「うんうん...兄思いの妹は見てていいわね~」

ツクヨミ「やった甲斐があったってもんだ...」

勇者「こんなことに神力使っていいんですか?」

美少女「良くないと思いますけど...結局は使い手次第ですから...」

ツクヨミ「ちなみに神力を使えるのは2号がゴーサインを出した時だけだぞ だが...2号には体を動かすまでの力は与えてない」

男「えっ?ということは治してくれたのは...」

男妹「...私だよ あくまでも2号の言うことに従っただけのこと 勘違いするなよ」カァァァァァ

勇者「素直じゃないですね...」

フレイヤ「だからこそデレが際立つんでしょ?」

ツクヨミ「さて、美少女も起きたことだし...行くか...」

男「また飛んだ先が空とかは辞めてくれよ...」

フレイヤ「それなら大丈夫よ 今回は私も居るし」

美少女「私も...手伝えるのですか?」

ツクヨミ「やれると思うぞ?今なら神力使えるし」

2号「ほら、お姉ちゃん 私達も手伝うよ」

男妹「その呼び方は辞めてくれ...わかってるよ」

ツクヨミ「じゃあ、いくぞ せーのっ」

ヒュン

~魔王城~

スタッ

男「ほっ...今度は地面だ...」

魔王娘「うわっ...いきなり現れた...」

ツクヨミ「お望み通り連れてきたぞ まぁ、さっき何処かの誰かが蘇生魔法唱えてたから、もう意味無いと思うが」

魔王娘「えーと...貴方、誰? 」

ツクヨミ「女だよ 地味っぽい眼鏡の女」

四天王2「全然違うのですが...」

フレイヤ「そりゃあっちは仮の姿だし...あっ、はじめまして 私はフレイヤです」

勇者「この人も神ですから、魔王娘 失礼のないようにね」

魔王娘「わかってるよ...」

男「ところで...見たことない人が2人居るんだけど...誰なんですか?」

四天王1「あぁ 父さんと先代の四天王1だよ さっき蘇生魔法で復活したんだ...蘇生魔法ってそう簡単に唱えられるものじゃないのにな...」

魔王「いや~娘と息子がお世話になりました 貴方達には何といえば良いのやら...」

男「僕達、何もしてないよね...」

美少女「ですよね...何のことでお礼を言われているのかわかりません...」

先代四天王1「娘様が貴方達が犯人を捕まえに行ったことで一時的に戦争を中止したのですよ...おかげで無駄な血が流されずに済みました」

男妹「• • • • • • •」

四天王3「さっきから気になってたんすけど...そっちの女の子って誰なんすか?」

ツクヨミ「この世界の創造神にして、戦争を引き起こした原因だな つまり、こいつが犯人だよ」

男妹「謝って済むことじゃないが...申し訳ないことをしてしまったな...すまん」

魔王「なにか事情があったのでしょう...神が何の理由もなしにそんなことしないと思いますから...」

魔王娘「理由? 勇者、知ってる?」

勇者「簡単に言うと寂しいからこんなことしたんだって


男妹「だいたいそんな感じだけど端折り過ぎだ...はぁ...1から説明するよ 3年前に私と親しかった者が病で死に...」

~数分後~

男妹「こうして、私は男の妹になったんだ...」

四天王1「神が人間の妹になることって可能なのか...知らなかった...」

四天王2「その時についでに良心を人格化されたと...確か、2号でしたね...」

四天王4「やったことは許されないことだが...確かに自分だけが取り残されるのを何度も経験したらそうなるか...」

魔王娘「神様も大変だったんだね...」

魔王「私は反省しているのなら構いませんよ 誰だって過ちは犯すものですから...」

先代四天王1「私も気にしませんよ では私は戦争を終わらせに行ってきますね これからまた忙しくなるなぁ...」スタスタ

勇者「許してもらえて良かったですね...」

ツクヨミ「ちょっと甘過ぎるような気がするがな...言い忘れてたが蘇生魔法を使ったのは美少女だぞ」

美少女「えっ このタイミングで言いますか...」

魔王娘「それじゃあ銅像建てないとね 命の恩人だし」

四天王1「やったことは凄いことだがそこまでやる必要あるか?」

魔王「まぁ、そのことはまた後で話し合うとしよう...今は和解することが最優先だからな...」

男「次は勇者側か...」

美少女「多分事情を話せば許してもらえますよ」

フレイヤ「そうだといいんだけどね...じゃあ、行くわよ せーのっ」

ヒュン

~王城~

王「それでは引き続き僕が王をやるということですか...」

先代王「そろそろ任せようと思っていたからな...殺されてその引き継ぎで即位させることになるとは思わなかったがな...」

王「しかし...一体誰が蘇生魔法を...あれは王族にしか伝えられていない魔法ですが...世界規模で唱えるとなると勇者ではないですし...」

男「よっと 若干高くなかったか?」スタッ

勇者「お父様、やはり生き返っていましたか...また会えて良かった...」

王「帰ってきたか妹...そちらの方々は昨日見た人達ですが...知らない人も居ますね...」

フレイヤ「自己紹介するわね 私はフレイヤ ここでは世界の神よ こっちは私と同じ世界の神のツクヨミ」

ツクヨミ「昨日、女と名乗ってた者だ で、こいつが男妹 」

男妹「私が先代王を殺した犯人だ...許してもらえると思わないがすまない...こんな格好だとわからないと思うがこの世界の神だよ...」

先代王「なにか理由があったのですか?」

男妹「理由はある が...胸を張って言えることじゃないな...」

男「簡単に言いますと知人が亡くなった悲しみでこんなことをしてしまったらしいです」

一旦切ります

男妹「おい、馬鹿お兄ちゃん 何勝手に話してんだ!」プンプン

ツクヨミ「2号の手を煩わせないようにあいつなりに気配りをした結果だよ 感謝するんだな、今の状況で2号が出て来たらお前の威厳、ぶち壊しだぞ」

男妹「それはそうだけど...」

フレイヤ「ねえねえ さっきからそこで言いたげな兵士さんは何の用なの?」

伝令「お気遣いありがとうございます 実は早急に伝えなくてはならないことが 話を途切れさせてしまいますので区切りのいいところまで待っていたところでして」

先代王「遮ってくれて構わんさ...それで内容は?」

伝令「先程、魔族側から和解文が来ました これがそれです」スッ

先代王「ありがとう もう下がってくれて構わんよ」

伝令「はっ」スタスタ

王「ということは戦争は...」

勇者「終戦ですね やっと肩の荷が下ろせます...」

フレイヤ「蘇生魔法によって戦争による犠牲者は0だし 後は魔族と人間の交流が途切れないように定期的に国を挙げて行事をやれば何とかなりそうね」

王「そうですね...それにしても不思議です...王族にしか伝えられない魔法を唱えた者は誰なのでしょう...妹、何か知ってるか?」

勇者「えーと...それは...美少女さん、黙ってないで言っちゃってください」ススッ

美少女「お、押さないで下さい...はぁ...わかりましたよ 蘇生魔法を唱えたのは私です 魔法は昨晩、勇者様から教わりました」

先代王「貴女でしたか...あの魔法は体力を膨大に消費する為疲れたでしょう お疲れ様です...」

美少女「いえいえ 私は出来ることをしたまでですから...」

男「なぁ...美少女の口調、やっぱり変わってるよな?」ボソッ

フレイヤ「そのことね...確か、あのモードになったら言葉遣いが丁寧になるようにしたわ...見た目に合うし いいでしょ?」ボソッ

男「まぁ、悪くはないけどさ...」ボソッ

王「そういえば言い伝えの人と見た目がそっくりですね...」

先代王「言われてみればそうだな...このことは歴史書に書いておかないと...失礼ですがお名前は?」

美少女「美少女と申します」

王「美少女様...っと こんな感じで良いですかね お父様」スッ

先代王「なになに...うーん...悪くはないな」

勇者「ちょっと見せて下さい...まぁ、間違ってはないですね...」

男「どんな内容なんだ?」

勇者「言い伝えをそのまま書いてその後に名前が書いてあります 」

ツクヨミ「まぁ、あの言い伝えと今の美少女の容姿はぴったりだし 間違ってはいないな...でも、もう少し工夫しないのか?」

王「こ、これはまだ試作ですよ...ちゃんとしたものを書きますから...えーと...どうしようかな...」

勇者「兄は幼い頃から文章を書くのが苦手でして...」ボソッ

男「ははは...そりゃ大変だ 王になったら書くことも多くなるだろうに」ボソッ

ツクヨミ「なぁ...腹が減ってないか?もう昼時なのだが...」ボソッ

フレイヤ「確かに...お腹が空いたわね...」ボソッ

男妹「実を言うと私もお腹が空いている...」ボソッ

美少女「申し訳ないのですが、そろそろ下がってもよろしいですか? もう昼時ですし...」グー

王「おや、もうこんな時間でしたか...良かったら皆様も一緒にどうですか?」

男「うーん...出来れば相席したいのですが...美少女、あれがあるだろ?」

美少女「あれ? ...ああ、これですね」スッ

勇者「無料パスポート...そういえば、貰っていましたね...」

ツクヨミ「なら、そこに一緒に行けばいいだろ 王が居なくて困ることがあるなら別だが...」

先代王「今は無いですね...お前はどうだ?」

王「特に無いですが...残ります 臨時の知らせが来たら困りますし この文章の推敲もしないと...」

勇者「ではお兄様は残られると...」

ツクヨミ「それでは行くぞ...せーのっ」

ヒュン

~魔王城城下町 レストラン前~

ツクヨミ「よっと...到着だ...」

先代王「おぉ...これが瞬間移動というものですか...神の力は凄いですね...」

勇者「あの~町長には入ること伝えたのですか?」

ツクヨミ「えっ?言ってないが?」

勇者「そういうことは前もって言ってもらわないと困りますよ...決まりですから...はぁ...町長に中に入ったこと言ってきますね...」スタスタ

男「ところで美少女っていつまでこの姿なんだ?」

フレイヤ「うーん...まだ使いこなせてないだろうし...多分今日の夕方までこのままなんじゃない?」

美少女「ゆ、夕方ですか...」

ツクヨミ「似合ってるぞ?金髪ロングにシスター服」

フレイヤ「まぁ、何にだって似合うようにしたんだけどね」

男妹「...私は?」

ツクヨミ「お前は原型が良かったから胸と身長以外は弄ってないよ 逆に弄ったら悪くなりそうだしな」

男妹「ふーん...そうなんだ...」

男「魔王達は呼ばないのか?せっかく先代の王様が居るんだし一緒に食べても悪くないと思うけど」

ツクヨミ「いい考えだな ちょっと行ってくる」

ヒュン

2号「行っちゃったけど...都合によっては来れない可能性は考えなかったの?お兄ちゃん」

男「あっ...忘れてた...」

フレイヤ「まぁ、男はこういう人だから...仕方ないわね」

男「そういうフォローはかえって傷つくんですがね...」

いつになったら元の世界に帰るのかと思う人が居るかもしれないので言っておきます もうすぐですよ

一旦切ります

~数分後~

男「遅いな...」

フレイヤ「脱線してるんじゃない?あの子、話好きだし」

勇者「話して来ました...あれ?ツクヨミ様は?」

男妹「魔王城に行った 一緒に食事出来ないか話にね」

ヒュン

ツクヨミ「いや~待たせたな...話が盛り上がってしまって遅くなってしまったよ ほら、連れて来たぞ」

魔王「お久しぶりです 国王 最後に一緒に食事をしたのは何年前でしたっけ...」

先代王「確か...8年前だったはずです お互い忙しくて会うこともままならなかった記憶があります」

魔王娘「そんなに経ってたっけ? 覚えてないな~ 私達はしょっちゅう会ってたけど」

勇者「それは貴方がよく遊びに来たからですよ 勉強よりも遊ぶことが好きですからね、魔王娘は...」

魔王娘「勉強すると頭が痛くなるから嫌なんだよ 遊ぶ方が楽しいし あっ、兄ちゃんは雑務で来れないって」

フレイヤ「確か、四天王だったわね...兄が妹の護衛をするなんて変な感じがするけど...」

魔王「出来れば、息子に跡を継いで欲しかったのですがね...先代の四天王1がどうしてもと譲らなかったので...娘は頭は悪いですが才能だけはありますから...変な方向に成長しないか不安でしたよ...」

魔王娘「ちょっとお父さん、それは酷い言い方じゃない?」

勇者「いや、事実ですから...」

美少女「苦労していたのですね...」

男妹「早く中に入ろう もう限界だ...」グー

男「じゃあ、入りましょうか...」

~レストラン~

ドン(テーブル一杯の料理)

男「本当にこれ...食べられるのか?美少女」

美少女「この状態でいるといつもよりもお腹が減って...恐らくこれでは足りないかと...」

フレイヤ「1人でテーブル一杯の料理食べる人、初めて見たわ...」

ツクヨミ「それで2つテーブル使うことになったしな」

男妹「私、少食で良かった...」

魔王娘「そういえば、入り口に写真飾ってあったけど、あれ誰なの?」

魔王「サインが一緒にあっただろ...美少女さんだよ」

勇者「未だに信じ難いことですよ...誰も食べられなかったあのパフェを短時間で食べたのですから...」

先代王「そうなのか?実はあのパフェを考えたのは私と魔王でね...お互い即位したての頃、誰も食べられないデザートものを作ろうと考えた末、出来たものがあれなのだが...遂に食べ終わる者が出たか...」

美少女「食べる人のことを考える配置で食べやすかったのを覚えています」

男「そういえば食べながらそんなこと言ってたな...」

2号「もう食べていいかな お姉ちゃん、我慢の限界だって」

男妹「こ、こら 勝手に人の心を言うな」

フレイヤ「それじゃあ、そろそろ食べましょうかね...」

「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」

一旦切ります

ツクヨミ「おい...男...あれを見ろ」ツンツン

男「ん?美少女がどうしたんだ?」ムシャムシャ

美少女「うん 美味しいです」カチャカチャ ハムッ

男「ステーキを...切って食べてる!? あのどんなでかいステーキも一口で食べてしまう美少女が!?」

ツクヨミ「これも『慈愛の女神モード』の力か...」

男「礼儀作法を覚えたんだね...僕は嬉しいよ...」ホロホロ

勇者「確かに昨日の美少女様はもっとこう豪快でしたね...食べる速度は変わっていませんが」

フレイヤ「えっ?あれが普通じゃないの?」

ツクヨミ「この世にはな...フレイヤ 豪快に食べるのが普通な奴が居るんだよ...」

フレイヤ「へ、へぇ...そうなの...」

先代王「あれから数年経ったのに変わってないですな~ここの味は」

魔王「ここは我が国の中でも随一の食処ですからな 味が変わってないか定期的に来てチェックしてましたから... 娘よ、私が居ない間は誰がここに来ていたんだ?」

魔王娘「私だよ ここは気に入ってる場所だからね 週1で通ってるよ」

勇者「週1...かなりの常連なのね...」

魔王娘「ここのメニューはパフェ以外は全部一回は食べたよ」

男「美少女は全メニュー制覇を一回の来店で成し遂げるから恐ろしい...僕でも半分しか食べられないよ...」

ツクヨミ「いや、お前もおかしいからな 普通はそんなに食べられないから」

男妹「私はこれからそんな人を兄に持つのか...」

ツクヨミ「いざという時はしっかりやる奴だからそこまで身構えなくてもいい 結構、こいつ 頼れるぞ?」

男妹「そうかな...心配だがな...」

フレイヤ「私達の世界も結構変わってる人多いしね...」

勇者「流石に魔王娘レベルの人は居ませんでしたが...」

魔王娘「それは悪い意味?良い意味?」

勇者「それはもうわかってるのでは?」

魔王娘「むぅ~ そりゃ、私は頭悪いけどさ...私なりに頑張ってるんだよ」プルプル

魔王「全部空回りしてるがな」

ツクヨミ「あっ、トドメ刺した」

魔王娘「」チーン

美少女「真っ白になりましたね...あっ、もう無くなってしまいました すみません、追加注文したいのですがー」

男「黙って食べてると思ったらもうおかわりか...恐らく、おかわり完食後、デザート食べるんだろうな...」

ツクヨミ「あいつならやりかねん...そういえば、私達はこの後帰るけど、勇者 お前はどうするんだ?一緒に来ても構わないがここはもう平和になったろ?お前も王女に戻っても良いんじゃないか?」

勇者「うーん...どうしましょうか...このまま残りたいのですが、あっちにはまだ在学してますし...」

先代王「なら、あちらの世界に行ったらどうだ? お前にはあいつを支えてもらいたいが...まぁ、私が助言してやればどうにかなるしな」

魔王「貴方はまだ若い 若いうちに楽しめるものは楽しんでおいた方が良いのではないですかね」

勇者「お父様...魔王様...わかりました、私、行って来ます!」

ツクヨミ「じゃあ決まりだな そういえば、あっちの世界だとお前、男だったよな」

男「そういえばそうだったな...剣道部主将だもんな」

フレイヤ「ねぇツクヨミ 私に考えがあるんだけど...」

ツクヨミ「ん?何だ?」

フレイヤ「もうちょっとこっち来て」

ツクヨミ「わかったよ...えっ?うーん...まぁ、悪くない考えだな...その方がいいかもしれん...」

男「ん?どうしたんだ?」

ツクヨミ「お前には関係ない話だよ 勇者、食事後 相談したいことがあるのだが、いいか?」

勇者「構いませんよ もしかして、内密にした方がいい話ですか?」

ツクヨミ「まぁ...そうだな...」

美少女「気になりますが口出ししない方が良さそうですね...さて、おかわりも食べ終えましたし、デザートに移りますかね...すみませーん」

男「やっぱりまだ食べるか...」

男妹「恐ろしい食事量ね...これで太らないんでしょ?」

ツクヨミ「ああ...どんなに食べても太らないようにしたからな」

勇者「それは羨ましいですね...私はちょっと食べただけでも太ってしまいますから」

魔王娘「...太る部分が胸だからまだいい方でしょ」

今はここまでにします

太らない、但しウンチもりもり出る

>>300 つまりこういうこと? 『代謝がものすごくいい』 残念だが、その予想は違う

ツクヨミ「おっ、復活したか 一応、太らないメカニズムを説明しようか 確かに食べた分は消化される しかし、そこで出たエネルギーが向かう先は胸でも腹でも腰でも腕でもない 頭でほとんど使われるんだ こいつは努力家だからな 毎日勉強しているんだよ な、そうだろ?」

美少女「確かに毎日勉強していますが...頭で食べた分のカロリーがほとんど消費されるって人体の構造としておかしくはないですか?」モグモグ

フレイヤ「貴方は私達が考えた最強の美少女よ?そういう風な構造にしたに決まってるじゃない 非常時は何も食べなくても大丈夫なようにしてあるし」

男「へぇ~ 美少女って凄い体型なんだな...」

ツクヨミ「男妹もそういう体型しておいたぞ 悪いか?」

男妹「悪いに決まってるでしょ! まぁ...太らないというのは嬉しいけど...」

魔王妹「素直じゃないね~そこは喜んだ方がいいと思うよ?」

男妹「馬鹿 そんなこと言うと...」

2号「そうだね いい体型にしてくれてありがとうございました 感謝してもしきれません」

男妹「...とこいつが勝手に言ってしまうだろ...」

勇者「嘘はつけない体質ですね...見てる側は面白いですが」

フレイヤ「まぁ、本心を言っていれば出てこないんだし いい矯正になるでしょ」

男「大丈夫 いざという時は僕がフォローするから」

男妹「こんな時だけ兄ヅラするなー」プンプン

2号「そう言いながらも感謝しているんだよ? お姉ちゃんは」

男妹「...もう駄目だ ちょっとでも思ったことを言ってしまうなんて...恥ずかし過ぎる...これじゃあ個人情報もペラペラ喋ってしまうじゃないか...」

フレイヤ「まぁ、言った方がいいことだけを言うようにしているからそこは安心して 2号にも判断能力はあるから」

男妹「そ、そうなの?」ウルウル

ツクヨミ「安心しろ そこは保証する お前は私達が考えた最強の妹なんだからな」ドヤァ

勇者「何故そこでドヤ顔が出来るのか不思議ですが...良かったですね」

ツクヨミ「もう1つの人格だし、交代することも出来るぞ 万が一お前が気を失うことがあっても2号が出てくるからな 寝る時は一緒に寝るし」

男妹「へぇ...そうなんだ...覚えておこう...」

男「ほら、涙が溢れているよ これで拭きなよ」スッ

男妹「ありがとう...お兄ちゃん...」フキフキ

美少女「これでひと段落つきましたかね? 私の方もちょうど食べ終わりましたし...ごちそう様でした」

先代王「いい食べっぷりでしたよ 思わずずっと眺めてしまいました...そうだ! その土地ならではの料理を集めてみよう!コンテストにして、優勝したらその時でなにかあげて...どうです?魔王様 魔族と人間のわだかまりを解くきっかけとしてこれを合同でやってみるのは」

魔王「いい考えですね...やってみましょう!」

男「まんまB級グルメだよね...それ」ボソッ

ツクヨミ「そうだな...でも、言わない方がいいだろう 恐らくこっちの世界にはB級グルメはまだ存在しないんだろうし」ボソッ

勇者「さて...全員食べ終わりましたから、会計に移りましょうか...」

~店外~

男「いや~食べた食べた...」

男妹「店長が無料パスポート出されて顔見てびっくりした顔はよかったね~ 気付かなかったらしいし」

美少女「そこまで変わりましたか? 私」

ツクヨミ「髪型と髪色 目の色が変わればわからないだろ お前、ショートだったしな」

勇者「雰囲気もだいぶ変わりましたからね わからなくて当然でしょう」

ツクヨミ「そろそろかな...食事前に母さんに伝えたからし...」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

男「この空間が揺れる感じは...」

勇者「えぇ、来ますよ...」

バリバリバリバリバリ(空間が破れる音)

美少女「開きましたね...穴」

フレイヤ「それじゃあそろそろお別れね」

魔王娘「勇者...これ...」スッ

勇者「これは...魔王娘?」

魔王娘「私なりに頑張って作ってみたんだ これを見て思い出してくれたら嬉しいな」ウルウル

勇者「忘れませんよ 貴方のことは」ウルウル

先代王「楽しんで来なさい いつでも戻って来ていいから」

ツクヨミ「そろそろ穴が閉じるぞ 早く入れ!」

勇者「それじゃあ...行ってきます!」タタタタッ

皆「「「行ってらっしゃい!」」」

ゴゴゴゴゴゴゴ(穴が閉じる音)

魔王娘「...行っちゃった」

魔王「偉いぞ よく最後まで泣かなかったな」

魔王娘「また...会えるからね...涙はまた会う時まで取って置くことにするよ」

先代王「...そうですな それじゃあ、私達もそろそろ戻りましょうか やるべきことは沢山ありますから...」

~男達の世界 学校 校庭~

男「...戻って来たな...」

美少女「そうですね...」

男妹「ねぇ...この人誰? 勇者が見当たらないんだけど」

ツクヨミ「そいつが勇者だよ 恐らく召喚された際に影響を受けたんだろうな...あっ、そうそう相談したいことがあったんだった」

フレイヤ「ちなみにこの姿での名前は男2よ それでね、相談したいことは...」ゴニョゴニョ

男2「えっ?そんなこと、出来るのか?」

ツクヨミ「私達を誰だと思っている これでも神だからな」

美少女父「何のことを言っているのかわからんが...お帰り」

美少女母「心配したのよ~? ホームシックにならないかって」

美少女(元に戻った)「もぉ~お母さんたら、そこまで子供じゃないよ」

男父「まぁ、無事に帰って来て良かった...ところで、男 その隣にいる女の子は誰だ?」

フレイヤ「あっ、まだ言ってなかった...実はですね、オーディン様...」ゴニョゴニョ

男父「...はぁ? そんなことを? まぁ...男らしいと言ったら男らしいが...やれやれ、安請け合いするものじゃないぞ」

男母「? どういうこと?」

男父「こいつが向こうの世界の神が一人ぼっちだったから妹にしたんだと」

男母「...えっ? 本当なの?」

男「駄目...かな?」

男母「貴方はお節介焼きだから何かするだろうと思ってたけど...まさか、妹を連れてくるとはね...はぁ...仕方ないわね...」

男妹「あれ?もしかして、私...要らないって思われてる?」

男「そんなことは無いさ 突然のことで驚いているだけだって」

美少女「大丈夫 お父さんとお母さんは優しいから」

ツクヨミ「言い忘れてたな 美少女は未来の男なんだよ」

男妹「そ、そうなんだ...へぇ~...」

男父「まぁ、よろしく ...これから1人分料理作ることになるが...大丈夫か?母さん」

男母「1人増えたぐらいどうってことないわよ よろしくね」

男妹「よ、よろしくお願いします」ペコッ

男「部屋は僕の隣の空き部屋でいいよね? 物置になってるけど、掃除すれば使えるし」

男父「そうだな...そうなると...家具を新しく買う必要があるな...あと服」

男母「それは明日買うことにしましょ 今日は私と一緒に寝ることになるけど...大丈夫?」

男妹「は、はい!」

男母「いいのよ タメ口で もう家族なんだから」

男妹「は、はぁ...努力します...」

男5「そういや、姉さん いつまでその姿なんだ?」

ツクヨミ「そろそろ戻るぞ よっと」

ピカッ

女「おっとっと...この姿になったら眼鏡を掛けなきゃな...」カチャ

保健先生「それじゃあ、そろそろ帰りましょうか 私もあの子達のご飯を作ってあげなきゃ...」

女「いつの間に...」

美少女「眼鏡を掛ける少し前だね」

担任「私も仕事に戻らなくては...母さん、今日こそは手伝ってもらうぞ」

美少女母「え~? 私、これから夕飯作らなきゃいけないんだけど~」

美少女父「今日は私が作ろう たまには手伝ってやれ」

美少女母「え~ 仕方ないわね~」ブーブー

女「男妹、母さんはこう見えても校長だからな」

男妹「えっ...こんな軽い人が校長なの...おかしくない?」

女「この学校に常識は通じないんだよ...覚えておけ」

男妹「わ、わかった...」

女「それじゃあ私は帰るぞ あっ、男2 さっき話したことだが、やるなら明日だからな 今日は疲れて出来んからな」

男2「わかった じゃあ、明日よろしくな」

-----

---

男母「みんな帰ったわね...それじゃあ私達も帰りましょうか...妹ちゃん 何か好きなものある? どんな味かでいいんだけど」

男妹「うーん...なんと言えばいいですかね...」

2号「お姉ちゃんは若干塩っぽいのが好きだよ!」

男「言い忘れてた 今のは2号といって 妹のもう1つの人格なんだよ」

男父「これがさっきフレイヤが話してたことか...確か、思ったことを言うんだったか?」

男妹「...はい まぁ、今回は役に立って良かったですがいつもは余計なことを言いますから恥ずかしいですよ...」

2号「とんでもない 私はお姉ちゃんのことを思って言ってるんだよ? 恥ずかしがり屋なんだから...」

男父「ちゃんと考えた上で言ってるんだな...」

2号「そういうこと お姉ちゃん共々よろしくお願いします」

男母「いい子じゃないの」

男妹「それでも恥ずかしいですよ...思ったことを勝手に言われるなんて...」

男「そうこう言っているうちに着いたよ」

男父「おっ、もう着いたか...ここが私達の家だよ」

男妹「大きいですね~」

男母「そう?」

男「それじゃあ入ろうか...あっ、スリッパも買わないとね」

男母「そうね...じゃあ、今日はお客さん用のスリッパを履いてもらいましょうか」

男妹「...スリッパ?」

男父「あぁ、そうか スリッパというのはな、家の中で履くものだよ これがそうだ」スッ

男妹「これが...スリッパ... あっ、暖かい...」

男母「まだ寒いから冬用のを出していたわね... さて...夕飯を作らないと...」

男「僕は空き部屋の掃除をしてくるよ」

男妹「え、えと...私は...」

男父「じゃあ、私と一緒にお母さんの手伝いをしよう」

男妹「わ、わかりま...わかった...」

~数分後~

男「ふぅ~こんな感じかな...あとは風呂掃除だ...あれ?もう洗われている...」

男妹「私が洗ったんだよ 思ったよりも早く終わったから 教わりながらやったの」

男父「初めてなのにお前より上手だったぞ 教えたら教えた以上のことをするし」

男妹「そ、そんなこと無いって...」テレテレ

男(か、可愛い...)

男父「すっかり家にも馴染んだしな もう食べる準備も出来たし 母さんのところに行くぞ」

2人「「はーい」」

~リビング~

男母「今日は寒いし、鍋にしたわ 塩味よ」

男「おぉー鍋か いいね」

男父「それじゃあ、椅子に座って ちょうど、1つ余ってたから良かった」

2号「どんな味なのかな...」

男「食べてみてからのお楽しみってね ほら、これがお前の分」スッ

男妹「ありがとう」

一旦切ります

鍋にしようとしたけどシチューになっちゃった

>>315 美少女母ならあり得るかもしれませんね

全員「「「「いただきます」」」」

男妹「...とこんな感じでいい? 昼やってたのを見よう見まねでやってみたけど」

男「あぁ それでいいよ だけど、この行為にはちゃんとした意味があるんだ 食材に感謝をし、その命を『いただく』という意味なんだ」

男妹「そんな深い意味があるんだ...じゃあ、食後の挨拶の方は?」

男「ごちそうさまか あれは食材ではなく、作ってくれた人への感謝の言葉だね 昔は料理を作るのにあちこちを回って食材をかき集め作り家に来たお客さんをもてなしていたんだ それを『馳走』といってね 料理を作ってくれてありがとうって意味で言うんだよ 言ったとしても想いが込められていなければ意味が無いからね」

2号「物知りだね、お兄ちゃんは」

男「そんなこと無いさ、無駄に知識があるだけだよ」

男母「ほら、話すのもいいけど 食べないと冷めちゃうわよ」

男妹「そうだね...? これは何だろう...」ハムッ

男「あっ、それは...」

男妹「熱っ! 何これ、ものすごく熱い!」

男母「豆腐ね...それは気をつけて食べる具よ はい、お水」スッ

男妹「ありがとう...」ゴクゴク

男父「豆腐以外の具は豆腐ほど熱くないから大丈夫だぞ そういえば、聞き忘れていたが猫舌だったか?」

男妹「いや、猫舌じゃないよ うぅ、まだ熱い...」

男「ゆっくり食べればいいよ それか食べる前に具を冷まして食べるかね」

男妹「じゃあ、冷まして食べるよ」フーフー ハムッ

男母「...どう?」

男妹「美味しいよ! スープは... うん、好きな味だね」

男母「良かった...口に合って...」ホッ

男「母さんの料理は何だって美味しいからね 当然だよ」

男母「嬉しいこと言ってくれるじゃない...」ホロリ

男父「涙が出ているぞ ほら、これで拭きなさい」スッ

男母「ありがとう、お父さん」フキフキ

男妹(いい所に来れたな...良かった...)

2号(お姉ちゃんもそう思う?私もだよ)

~数分後~

全員「「「「ごちそうさまでした」」」」

男母「お粗末様でした それじゃあ、器を洗うからちょうだい」

男「えーと...これで全部かな、はい」スッ

男母「ありがとう よっと」スタスタ

男妹「私も手伝おうか?」

男母「大丈夫よ それより男 宿題はもうやった?」

男「あっ、まだやってない...やらないと」

男妹「どんな内容なの?」

男「数学の問題集を解いたのをノートに写すのと国語の小冊子と英語の小冊子だよ 国語は得意だからもう終わったけど...まだ数学と英語はやってないな」

男妹「ふーん...あっ、字は私の世界と同じなんだ...」

男「えっ?でも、あの町の字は読めなかったよ?」

男妹「正確に言うと私の世界の一部の地域で使われる文字だね これでも創造神だから 自分の世界で使われる文字は全部書けるんだよ」

男「平仮名を使う地域があるんだ...じゃあ、これは?」カキカキ

男妹「読めるよ」

男「片仮名も読めると...流石にこういうのは読めないよね...」カキカキ

男妹「わからない文字もあるけど...読めるよ」

男「漢字も読めるのか...数字とアルファベットは同じだったから...あれ?全部読めるんだ...」

男妹「そうだね...あとは解き方がわかればどうにかなりそうだね」

男父「もしかしたら、行けるかもしれないな 学校 明日、相談してみるか...校長に...」

男妹「学校か...たしかに行ってみたいと思ったけど...」

男「不安かい?友達が出来るかって」

男妹「うん...私、あがり症だから 上手く話せるか不安だよ...」

2号「大丈夫、そのために私が居るんだから」

男「そうか、2号が居たな...2号が思ったことを言えばなんとかなるかもしれない」

男妹「そうかな...」

男父「だとしても、学校に入るにはある程度の学力が必要だぞ 男、それがある程度出来たら教えてやったらどうだ? 勉強」

男「僕は構わないけど...妹は?」

2号「お姉ちゃんは大丈夫だよ! こちらこそよろしくだって」

男妹「また勝手に... まぁ、教えて欲しいというのは嘘じゃないけど...」

男「じゃあ、さっさと終わらせなきゃな」スラスラスラ

2号「書くのは速いけど...合ってるの?」

男「まぁ、本気でやればこれくらいどうってことないレベルだからね すぐに終わるさ」

男父「じゃあ、私は明日の部活の為に早く寝なくてはならないから...先に風呂に入らせてもらうぞ」

他のssにコメント書こうとしてsageのボタン押してもageになってしまうなぁ...どうすればいいんだ...

~数分後~

男「それでさっき教えた公式を入れれば...」

男妹「と、解けた...」

男「やれば出来るじゃないか もしかしたら、美少女を越えるかもしれないな...」

男妹「ちなみに、美少女はどれくらいの実力なの?」

男「学年1位」

男妹「ハードル高いなぁ...20番台ならなんとかなるかもしれないけど...」

2号「またまた謙遜しちゃって... 本当は出来るかもって思っていることを私は知っているんだよ?」

男妹「ば、馬鹿! 勝手に言うんじゃない!」

男「ほぅ...自信があるんだ...へぇ~そうなんだ~」ゴゴゴゴゴ

2号「お、お兄ちゃんの顔が物凄い勢いで歪んでいく...やばいよ、お姉ちゃん...」

男妹「お前が勝手に私の思いを言ったからだろ 責任取れよ」アセアセ

男「なら、この問題を解いてもらおうか...」カキカキ

男妹「なっ...こんな問題、さっきのとはまったく系統が違うじゃないか!」

男「いや、さっきの公式を応用すれば解ける問題だよ センター入試レベルだけどね」

2号「お姉ちゃん...お兄ちゃん絶対怒ってるって...やばいよ...」

男妹「だからお前のせいだろ!くっ...解くしかない!」

男「ほう 挑むというのか このセンター入試レベル問題に」

男妹「挑まなきゃ解けないから...解いてみせる!私だって出来るはずだ!」カキカキ

男「ふむ...始めは合ってる...だが、そこからどうする?」

男妹「2つ前に習った公式をこう変形して代入 それでこうだ」カキカキ

男「まぁ、その方法でも出来るか...やって見なさい」

男妹「そして求め出したXを2番目の式に代入してYを出す...あれ?割り切れない...」

男「Xの値が間違ってるからな 本当はこの値だ」カキカキ

男妹「なっ...じゃあ、この値を代入すれば...あっ、解けた」

男「まだまだだが、実力はあるらしいな...」

男妹「これがセンター入試レベル...」

男「だが、さっきやった方法より早い解き方がある これだ」カキカキ

なるほど、わからん

2号「あっ...お姉ちゃんが解いたやり方より少ない方法で解けた...」

男「センター入試は時間が大切だ 少ない時間でいかに問題を早く解くか それが大切だと美少女が言っていた」

2号「そういえば美少女さんは未来のお兄ちゃんだったね...」

男「美少女は大学受験に落ちた未来の僕だ センター入試対策の知識はたくさん持っている」

男妹「もしかして、毎日勉強しているのって...」

男「後悔しない未来を自ら勝ち取るためだと そう言っていた もうあんな結果が起こらないようにするためだとさ そんな覚悟を持っている彼女をお前が越えるだと? 笑わせるんじゃない!寝言を言うなら寝てからにしろってんだ!」

男妹「ご、ごめんなさい...」

男「いや、妹が謝らなくていい 僕はそんなことを軽はずみに言った2号に怒っているんだ!」

2号「ごめんね...こんなことになるとは思わなかったの...」

男「なら気をつけるんだ 学校で妹を支えるんだろ お前だって判断能力があるはずだ もう1つの人格なんだろ?」

2号「ご、ごめんなさい...気をつけます」

男妹「ほ、ほら...2号だって反省したし 私だってわかったからさ...思い上がっていたよ...美少女がそんな思いで勉強していたなんて...」

>>325 安心してくれ、俺もわからん

男「わかってくれたならいいんだ...僕も言い過ぎたよ すまん」

男父「怒ってる声が廊下にまで聞こえたぞ...お前が彼女思いなのはよくわかったよ だが、怒るのはどうかと思うがな」

男「美少女のことになると頭に血が上ってつい...」

男父「まったく...お前はな...」クドクド

2号(ごめん...お姉ちゃん...)

男妹(勝手に言ったのはお前が悪いが 思ったのは私だ 私達は2人で1人の存在 お互い支え合っていかないといけないな)

2号(許してくれるの?こんな私を...)

男妹(許す許さないも無いだろ お前は私なんだから これからもよろしく頼むよ私の『妹』)

2号(改めてよろしくお願いします お姉ちゃん)

-----

--

~女の家~

担任「どうした?ツクヨミ ニヤニヤして」

女「なに 男妹がどうなってるか気になってな 見てるんだよ 案の定男の逆鱗に触れたが...成長しているな...あいつ...」

男5「男妹...相変わらずネーミングセンス無えな アマ姉さん しっくり来るのは何かの間違いであって欲しいよ」

担任「確か...男2の世界の創造神だったか? よくもまあ神を妹にしようと思ったな あいつ...」

女「あいつの行動は読めんよ 美少女もそうだがな」

男5「それで話を戻すけど、成長してるって?どういうことだ?」

女「あいつ、思ったことを言い出せずに困る体質だからな 出会った時、神力であいつの心を読んでいただが、言えばいいことを言えずにいたんだよ それで、第2の人格として2号を植え付けたのだが...2号はまだ生まれたばかりだからな まだ判断能力がおぼつかない 何でもかんでも思ったことを言っていたんだよ」

担任「それが男の逆鱗に触れたと...」

女「 そういうこと だが、逆にそのことがきっかけで本体とのわだかまりが解けたようだ これからのあいつらが楽しみだよ 恐らく、明日辺り学校に来るんじゃないか?入学しに」

担任「だが、入学テストがあるぞ 実力がある程度無いと無理だが...」

女「そこは安心してくれ 実力はある センター入試レベルを男が簡単に教えただけで解けたよ 入学テストぐらいならどうということは無いだろう」

担任「もし入るとしたら...私の受け持つクラスかね...何故か私のクラスだけ人数が他のクラスより少ないし 母さんもそうさせるだろうしな」

女「根はいい奴だよ 環境委員とか良いんじゃないか? まだ空いていただろ?」

男5「もう1人の環境委員は女2だったな

担任「女2...真面目なんだが、男4の悪戯に毎回怒っているよな この前、斬られた男4が保健室に運ばれていた時は保健が驚いていたらしいな」

女「ああ...あのことか フレイヤから聞いた話によると狼狽えた女2と女3が半身ずつ担いで持って来たんだとさ まさかここまで斬れるとは思わなかったらしい お前も見ていたんだろ?」

男5「ああ ちょうど委員として手伝いをしていた時に持って来たから度肝を抜いたよ 幸い、綺麗な形だったから接合するのに苦労はしなかったがな その後の女3の看病は見ものだったよ 意識が無いあいつを一所懸命に看病しててな その時、女2は呆然と突っ立っていたよ その時の写真がこれだ」スッ

女「表情から必死さが伝わってくるな...これが夫を想う妻か...」

女(夫を想う妻...か 私はあの人を守ることが出来なかった...出来たことはあの子達を逃したことだけ...許されることではないのはわかっている...しかし、後悔はしていない...)

担任「ツクヨミ? どうした?」

女「いや、何でもないよ 昔のことを思い出していただけだ」

男5(ツクヨミ姉さん...もしかして、あの時のことを思い出したか? あれは悲しいことだった 俺達の反対を押し切ったのにあんなことになったんだからな...)

男5「おっと、もうこんな時間か...俺は先に寝るとするよ 明日も早いしな じゃあ、お休み」スタスタ

女「お前、部活入ってないだろ...あっ、美少女の写真撮りか...」

担任「お前ももう寝なさい 部屋でこっそりネトゲをやっているのは知っているんだぞ」

女「姉さんだってやってるでしょ... わかったよ、お休み ...今日は控えるか...」スタスタ

担任「私は息抜き程度だ さて、母さんが帰る前に押し付けて来たことを片付けなくてはな...まったく...」

今日はここまでにします

~次の日~

担任「結局...また徹夜か...ふぁ~さて、朝食を作らんとな...」スクッ スタスタ

ジュー...ジュー...

担任「ん?台所の方から音がするな...」

女「おはよう 姉さん 仕事は終わったかい? 疲れてるだろうから作ってるよ それで...どうかな?この焼き加減で」

担任「珍しいな 朝に弱いお前が早く起きて料理をするなんて うん、悪くないな だが...ソーセージだけしか焼いてないのはどうかね 私なら卵も焼くがな」

女「今日は調子がいいんだよ 卵なら私の左を見てごらん」

担任「あっ、既に目玉焼きが乗ってる皿が3つある...」

女「我ながらいい出来だと思うがね...よし、完成だ あとは盛り付けて...はい、テーブルに運んで」スッ

担任「任せろ...ん?いつの間に居たのか お前」

男5「いい匂いがしたからな 起きない理由が無いってんだ」

担任「お前、鼻だけは良いもんな...」

男5「俺は犬じゃねーって...」

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--

女「ふぅ~洗い物も終わった~ あれ?待っててくれたの?」

担任「まだ時間があるからな お前が作ってくれたものだし」

男5「俺はアマ姉さんに無理矢理...おっと、さり気なく足を踏もうとするんじゃない!」

担任「ちっ...それじゃあ揃ったし 食べるか」

3人「「「いただきます」」」

女「...どう?」

担任「悪くはない、むしろ美味い方だ...だが、若干塩辛いな」

男5「そうか?俺にはちょうどいいけど」

女「塩が入れる時にザバっと入ってしまったからなぁ...そこは大目に見てくれ スサノオ お前は、当分購買のポテト禁止な 味覚が影響受けている」

男5「えぇ...そんなぁ...」ショボン

担任「話は変わるが最近、家計簿が合わないんだよな...」

男5「」ギクッ

女「私はファンクラブの利益から使ってるから関係無いし...」ジィィィ

男5「俺はそんなことしないって...」アセアセ

女「怪しい...」

男5(くっ...小遣い足らなくて少し取ったのがバレたか?)

担任「ほぅ...そんなことをしたのか...いい度胸だなお前」ゴゴゴゴゴ

女「私達に隠し事は通用しない やるならもっと上手くやるんだな」ゴゴゴゴゴ

2人「「今月の小遣い、無しな」」

男5「ギャァァァァァァ」

~一方その頃 美少女の家~

全員「「「「「「「ごちそうさまでした」」」」」」」

美少女母「お粗末様でした」

美少女父「そういえば、母さん 昨日はやけに帰ってくるのが速かったが...まさか、また押し付けて帰ってきたのか?」

美少女母「いつもの癖で...」テヘペロ

美少女父「まったく...たまには最後までやったらどうだ?これでも校長だろ?」

美少女「確かにそうだよね 業務報告で訪ねると毎回お茶飲んでるし」

美少女母「あれはちょうど休憩の時で...」

美少女弟「毎回だろ? そう都合よく姉さんが訪ねる時に休憩を合わせられないだろ」

美少女妹2「サボり癖がついてるね...こりゃ」

美少女弟2「駄目だよお母さん やることはちゃんとやらないと」

美少女妹「流石に今回ばかりはフォロー出来ないね...」

美少女母「四面楚歌...わかったわよ...今日は最後までやってきます~」

美少女父「定期的に見に行くからな 黙って帰ったら母さんが取っておいてある限定の高いアイスをみんなで食べるからな」

美少女母「それだけはやめて~」

美少女妹「姉さんといい...母さんといい...高いアイス好きな人多いな...」

美少女妹2「妹姉さんもそうでしょ...母さん、家事はちゃんと真面目にやるよね...」

美少女母「家事は好きだからね」

美少女「仕事はそりゃ好きじゃないか...でも、それでサボってもいいって訳じゃないよね?」

美少女父「この前だって、大事なお客さんとの約束無視して帰ったしな...周りの学校の先生は私が校長だと思っているんだぞ?」

美少女母「それは由々しき事態ね...」

美少女妹「たまには授業中のクラスに顔を出したら? 下手すると母さんの顔を知らない人もいるだろうし」

美少女母「まさか~...えっ?そうなの?」

美少女弟「俺のクラスで母さんの顔、知らない奴居たぞ」

美少女「これは生徒会長としてもお母さんの子供としても何としてでも解決しないといけない問題だね」

美少女妹2「美少女姉さんのスイッチが入った!」

一旦切ります

美少女「お母さん....テスト終わった後、暇があったらクラスを見回ること いいね?」

美少女母「うぅ...声は変わらないのに顔が『本気モード』だよ...助けて、お父さん!」

美少女父「私も一緒に付いてやる サボるなよ」

美少女母「忘れてた...味方が居なかった...」ショボン

美少女妹「2人とも母さんのことを想って言ってるんだよ? 校長なのに顔覚えられてないのは流石にやばいからね...」

美少女父「まずは仕事を最後までやることだな 行くぞ母さん 支度はもう出来てるだろ?」

美少女母「出来てるけど...あっ、お腹が痛くなってきた...ちょっとトイレ...」イソイソ

美少女「声色から嘘だね お父さん、連れてちゃって」

美少女父「了解だ 行くぞ!」グイッ

美少女母「嫌ァァァァァァ 仕事したくないィィィィィィィィ」ズルズル

美少女妹2「あっ、鞄忘れてる...待ってー 忘れてるよー」タタタタタッ

美少女弟「...やっと終わったか... 皿洗いは俺がやっておく お前達は部活行く準備しろよ」スタスタ

美少女妹「やばっ 今日は曲を合わせる日だった...急がないと!」タタタタタッ

美少女「僕は...特になかったな... じゃあ、勉強するか...」スタスタ

美少女弟2「今日は勉強教える約束してたっけ...準備しよっと」スタスタ

~その頃 男の家~

男「まずはホームセンターで家具買って、その後服買うんだっけ?」

男父「ああ、だから父さんの車で行くんだ」

男母「広い荷物置き場使う機会無いからいつ使うのかと思っていたけど、使う機会あって良かったわね」

男父「そうか? いつも校長の荷物置いてるけどな」

男「なんで校長先生の荷物置いてるんだよ...」

男父「まぁ...色々あってな...先日、引き取りに来て空いてるから心配するな」

男妹「校長先生ってどういう人なの?」

男「どうしてこの人が校長なのだろうと思える人 まぁ、話せばわかるよ」

男父「やる時はやるのだがな...いつも、あんな感じだから威厳ってものが無い...校長の話は今はいいだろ そろそろ出発するぞ 車に乗れ」

2人「「はーい」」

一旦切ります

~数分後 ホームセンター~

男「着いたな...」

男父「そうだな 確か、ベットにタンス...えーと後は何だっけ?」

男母「はぁ...まったく覚えてないのね...じゃあ、覚えてないのは私が選ぶから 妹、貴方はお父さん達と一緒にベットとタンスを選んで来なさい」

男妹「わかった まずはベットからね」

~ベット売り場~

男「それで...どんなベットがいいんだ?」

男妹「寝れれば何でもいいんだけど...」

男父「うーん...困ったな...こういうのは聞いた方が早いか...すみませーん」

『はい、なんでしょう』スタスタ

男「ん?お前...ここで働いていたのか」

女4「えっ?男!?まさか、バイト先で会うとは思わなかった...」

男妹「誰なの?」

男「そういえば言ってなかったな 僕の再従姉妹の女4だよ」

女4「よろしく」

男妹「よろしくお願いします」ペコッ

女4「礼儀正しい子ね...男、この子は誰なの?」

男「行方不明になっていた僕の妹」

2人((どんな説明の仕方だよ...))

女4「妹居たの!?」

男「僕もつい最近知った」

男父「まだ小さい頃に行方不明になってな...届けを出したのだが見つからなくて 最近になってようやく見つかったってことだ」

男父「こんな感じでいいか?」ボソッ

男「ナイス 父さん」ボソッ

女4「それで今日は妹ちゃんの家具を買いに来たってこと?」

男「理解が早くて助かる おすすめってあるか?」

女4「おすすめね...これかな」

男「えっ?でもそれ結構高い奴だよね...父さん、ベットの予算は?」

男父「すまん、2万が限界だ...タンスのことを考えるとな...」

男「無理だな...」

女4「安心して 値段はこれだから」カタカタ スッ

男「えーと...ハァ!? 1万切ってるぞ! どういうことだ?」

女4「本当は予想通り高いんだけどね...高過ぎで誰も買わなくて...在庫処分は避けたいから店長が思いっきり安くすれば売れるだろってこうしたの チラシに載せ忘れたせいで誰も安くなったの知らなくて買わないけど...」

男「店長、やり過ぎだろ...父さん、この値段なら...」

男父「ああ、買えるな...」

男妹「何これ! すごいフカフカしてる!」モフモフ

男父「あいつも気に入ってるしな...買おう」

女4「お買い上げありがとうございます では後ほどご自宅まで届けますので住所をここに書いてください」

男父「こんな感じかな...」カキカキ

女4「はい、ありがとうございます」

男「手馴れてるな...」

女4「1年もやっていればね...慣れちゃうのよ...」シュン

男父「そうか...一周忌終わったもんな...」

男妹「? どういうこと?」

男「女4の両親はな 1年前に事故で死んでしまったんだよ...」ボソッ

男妹「だから、バイトを...」

男父「配慮が出来ない息子ですまなかったな...嫌なことを思い出させてしまって...こんな奴だがこれからも仲良くしてやってくれ...」

女4「いえいえ こちらこそよろしくお願いします」

男「確か、今はお祖父ちゃんとひいお祖父ちゃんとひいお祖母ちゃんと一緒に暮らしていたんだっけ?」

女4「お祖父ちゃんはまだ還暦迎えてないからご飯は大丈夫だけど 不安だからね...」

男「そういえばいつも授業中にあくびしてるな...遅くまでやり過ぎて体調崩すなよ? 宿題で困ったらいつでも言ってくれ 手伝うからな」

女4「大丈夫だって...なんとかついていけてるから...」

女4「今日は妹ちゃんの家具を買いに来たんでしょ? そろそろ他のところに行かないと」

男「そうだった...タンス選ばないと...」

男父「確かあっちだったな...行くぞ それじゃあ女4 また学校でな」

~数分後~

男「よし、タンスも選び終わったな...白か...ちょっと地味過ぎないか?」

男妹「好きな色が白なんだけど...悪い?」

男父「好みは人それぞれだ 悪くはないさ」

男母「どうやら選び終わったようね...こっちも終わったわ 後は会計だけね」

男父「よし、じゃあ会計を済ませるか」

~さらに数分後 ホームセンター外~

男「次は服だな...」

~服屋~

男「これでここも3回目か...」

男父「ん?美少女と一緒に行ったのは知ってるが他はなんだ?」

男「先生の服選び 女に頼まれてさ」

男母「ああ...アマちゃんの...確かに最近新しい私服を着るようになったわね...」

男「そうそうあんな風な感じの...って先生!?」

担任「こんなところで会うとはな...お前も服を買いにか?」

男「僕達は妹の服を買いにですけど...先生は?」

担任「私はあいつの服をな...まったく、ツクヨミめ...私に服を買わせるとは...」ブツブツ

男父「おや、今日は休みなのか?」

担任「ええ、珍しく母が頑張っていまして...」

男父「あの校長が...」

男妹「校長先生がそんな感じって...大丈夫なんですか?」

男父「まぁ、いつもはこいつが頑張ってるからな...よく働いてくれるよ...」

担任「あれでも母ですから...尻拭いは私がしないと...」

男「それじゃあ僕達はこれで...」

担任「おう、それじゃあな」

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--

男母「これなんかどう?」スッ

男妹「うーん...似合うかな...」

男父「あっちに試着室があったぞ 着てみたらどうだ?」

~試着室前~

男「着れたか?」

男妹(試着室内)「あともう少し~...よし、着れた!」

男母「開けるわよ」

サッ

男妹(白ワンピース)「ど、どうかな?」テレテレ

男「おっ、似合ってるね いいと思うよ」

男母「じゃあ、決まりね 次はこれ着てみて」スッ

男妹「次!? わ、わかった...」

~数分後~

男妹「結局20着ぐらい着させられた...疲れた...」

男母「全部似合ってたからいいじゃない はい、お父さん 会計よろしく」スッ

男父「おっと...結構重いな...」

~数分後 学校前~

男父「最後は学校だ 入学するなら手続きをしないとな」

男「テスト頑張ってこいよ」

男妹「わかってるって...」

~校長室前~

コンコン

『どうぞ~』

男妹「失礼します...」ガチャ

美少女母「あら、貴方が男妹ね あの時はよく見てなかったから覚えてなかったけど...私は美少女母 こう見えても校長よ」

男妹「知ってますよ... それで入学テストを受けたいのですが...」

美少女母「えーと...ちょっと待ってね...」ゴソゴソ

美少女母「あった!はいこれ」スッ

男妹「これが....あれ?結構中身簡単ですね...」

美少女母「まぁ、入学者向けだし~ 比較的簡単よ?それじゃあ、筆記用具出して~」

男妹「えっ?ここでやるんですか?」

美少女母「どうせ私、暇だし~ いいでしょ?」

男妹「まぁ...構いませんが...」

美少女母「それじゃあ、制限時間は30分ね よーい始め」

男妹「• • • • •」カキカキ

美少女母「• • • • •」ズズー

男妹(あれ?どうしよう...わからなくなってきた...)ピトッ

2号(どうしたの?お姉ちゃん)

男妹(緊張して昨日教わったこと忘れてきてる...やばい...)

2号(それは困ったな...そうだ!私と交代して! 私は覚えてるから)

男妹(えっ?でも...出来るのか?)

2号(大丈夫だって このまま固まったなのは困るでしょ?)

男妹(それは困るけど...わかったよ 頼んだ)

2号(任せて~)

2号「• • • • •」カキカキ

美少女母(一旦止まったから焦ったけどどうやら杞憂だったようね...)ズズー

~30分後~

2号「見直しも出来た これで大丈夫!」

美少女母「時間ね それじゃあ答え合わせっと」

美少女母「• • • • •」カキカキ

男妹(大丈夫かな...)

2号(大丈夫だって 3回も見直ししたんだから)

男妹(ならいいけど...)

美少女母「よし...終わり 結果は...合格ね」

男妹「ほっ...」

美少女母「結構いい点数取れてるし...クラスはアマちゃんのクラスかな」

2号(やったね お姉ちゃん お兄ちゃんと同じクラスだよ!)

男妹(そうだな...結構変わってるのがいっぱい居ると聞いたが...)

美少女母「それじゃあ、クラスの手続きするから 今日は帰っていいわよ」

男妹「はい ありがとうございました 失礼しました」

ガチャ

『はぁ...私も早く帰りたい...』

男妹(なんか聞こえた...)

美少女父「どうやら終わったようだね...」

男妹「あ、貴方は...」

美少女父「私は美少女父 教頭だよ 校長はちゃんとやってたかい?」

男妹「ええ、やってましたよ」

美少女父「そうか...なら良かった...あいつはすぐサボるからな...」

『ちょっと~ 聞こえてるわよ~』

美少女父「おっと...聞かれていたか これからよろしく頼むよ」

男妹「はい、よろしくお願いします」

美少女父「正直なところ...君には生徒会に入って欲しい...今の生徒会は人手不足でな...1年生があまり入らなかったもので...まぁ、君が嫌なら断ってくれても構わないが...」

2号「いえ、やらせて下さい!」

男妹(お、おい...安請け合いするなよ...)

2号(でもお兄ちゃんが居るよ?)

男妹(居るけどさ...もう少し考えてから答えるものじゃないのか?)

2号(思い立ったが吉日 っていうでしょ? どっちみち入ろうと思ってたんだし 早めに答えた方がいいよ)

美少女父「そうか...ありがとう 幸い、生徒会には君のお兄さんも居る 困ったことがあったら彼に相談してくれ」

男妹「あっ...はい わかりました」

美少女父「それじゃあ私は校長に用があるからこれで...」

ガチャ

『サボってないよな?』

『サボってないわよ~ もう10分前に来たばかりでしょ?私を信じられないの?』

『信じられないような行動をしてるのがいつものお前だ』

『ぐっ...反論出来ない...』

男妹(大丈夫かな...)

2号(大丈夫でしょ そろそろお兄ちゃんのところに戻ろうよ)

男妹(そうだな...)

~車内~

男父「ほぅ...合格したか... しかも、クラスは男と同じクラスか...」

男「いや~ 教えた甲斐があったよ~」

男妹「教えてくれてありがとね」

男(おっと? まさかのデレだ...)

男妹「そ、その...これからも困った時は教えてくれたら嬉しいな」ウワメ

男(こ、これは...断れない...)

男「もちろんだよ 当たり前じゃないか」

男妹(計 画 通 り)ニヤリ

2号(お兄ちゃんは上目遣いに弱いという予想は当たったね お姉ちゃん 大成功だよ)

男妹(ふっ...これぐらい他愛もないさ)

男(心なしか... ドヤ顔が見えるのは気のせいなのだろうか...)

~男の家~

男「妹が合格したのをどこから聞いたかはさておき...」

美少女「• • • • •」

男「なんで家の前に居るんですかねぇ...美少女さん...」

美少女「そりゃお祝いだよ ほら、これ」スッ

男妹「ど、どうも...」

男「!? あのどケチの美少女が!? お祝いをしただと!?」

美少女「心外だよ...まさか私をそこまでどケチと思っていたとは...」ショボン

男妹「ほ、ほら...言葉の綾ですって そうでしょ?」

男「いや...美少女が奢った時は何かある ここに来たのは他の目的があるはずだ!」

美少女「...君のような察しのいい副会長は嫌いだよ」

男「遂に本性を現したな! 言え!目的を」

美少女「ああ、そうさ 他の目的がある 今日は君の誕生日だから誕生日プレゼントをあげようと思ったんだけど辞めだ もう帰る」プンプン

男「なっ...そういえば誕生日だった...」

美少女「今更思い出したってもう遅い 謝ったってあげないからね!」

男「ご、ごめん...悪かったって...僕の誕生日を祝いに来たなんて思わなかったんだよ...」

男父「まったく...相変わらず馬鹿だな お前は...」ハァ

男母「ずっと用意してたのよ? 大好きな貴方の誕生日だって」

男妹「つくづく救えないお兄ちゃんだね...」

男「おっしゃる通りです...僕はダメダメでどうしようもない奴です...」ズーン

男妹「そこまで言ってないけど...」

スッ

男「...ん?」

美少女「ほら...これ」

男「えっ...でも...」

美少女「いいから早く!」

男「わ、わかった...」

美少女「まったく...甘いな...私は...」

男「こ、これは...前から欲しかったゲームだ! しかもこれ数量限定の限定版だ...」

美少女「ずっと学校帰りのゲームショップ前で見てたからね...貯めたお小遣い全部使って買ったよ...並ぶのも大変だった...」

男「僕のためにそこまで...」ウルウル

美少女「泣くまでも無いでしょ...」

男「ありがとう 美少女」ギュッ

美少女「こ、こら...熱い...」

男妹「リア充爆発しろ」ボソッ

男母「あらあら...もう仲直り? 早いわね」

男父「早く家に入れ 風邪引くぞ」

~家の中~

男「美少女~ 大好き~」

美少女「さっきからこの調子だから困る...」

男妹「そういえば会長でしたよね?」

美少女「そうだよ それが何か?」

男妹「実は...」ゴニョゴニョ

美少女「えっ? お父さんが? まぁ...入ってくれたのは嬉しいけど...」

男妹「それでお願いなのですが 生徒会のことを教えてくれませんか?」

美少女「なんだ そういうことか...えーと どこから話そうかな...まずは入ってる人からにしようか...」

~数分後~

美少女「...とこんな感じだね」

男妹「なるほど...わかりました ありがとうございます」

美少女「いえいえ お役に立てたら光栄だよ」

男妹「ところで...さっきから視線を感じるのですが...」

女「• • • • •」ジィィ

美少女「女!? いつの間に...」

女「お前が生徒会のことを説明してる途中だよ 活動内容の辺りかな...」

女「男...お前はいつまでそうやって美少女を抱きしめているんだ?」

男「なんだよ...文句あるか?」

女「恥ってものをな...はぁ...もういいよ ほら」スッ

男「ありがとう」

女「抱きしめながら受け取るか?普通」

男「えーと...これはなんだ?」

女「おっと、すぐに冷蔵庫に入れろよ それはお前の大好きなスペアリブだからな」

男「何故お前が僕の大好物を...」

女「広報委員ですから」カチャ

美少女(本当は僕が教えたからだけどね...)

男妹「じゃあ、私が入れてくるよ」スタッ

男「頼む」 スッ

男妹「その代わり...ちょっと分けて貰うからね」スタスタ

男「なっ...やられた」

美少女「それでも抱きしめる力は変わらず...」

男妹「入れて来たよ」スタスタ

男「ありがとう」

男母「ケーキ持ってきたわ」スタスタ

男「おっ...今年はチョコか...」

美少女「美味しそう...」ジュルリ

女「今日は男の誕生日 忘れるな」

美少女「はっ! 忘れてた」

男妹「会長は大食いキャラなのかな?」

男「何を今更...散々見て来ただろ」

男父「お前も人のこと言えないだろ...ほら、オードブル」スッ

女「ろうそくは既に挿しておいたぞ 火を付けてある さぁ、消せ」カメラスタンバイ

男「用意周到だな...よし、いくぞ ふぅー」

カシャ

男「...どうだ?」

女「...まあまあだな」

男「間が気になるがまぁいいか...じゃあケーキを切り分けるか...」

美少女「既に切り分けてお皿に乗せたよ」

男「流石食べ物関連になると動きが速い美少女...って、自分の分だけ沢山乗せてやがる!」

美少女「美味しい~」モグモグ

男妹「もう食べてるし...」

女「馬鹿め、そいつは私が買って来た囮だ 本命はこっちだよ」スッ

男父「念のために女にケーキを預けておいて正解だったな...」

男「抹茶ケーキか いいね」

美少女「う~!」

男「まず口の中のものを飲み込もうか...」

美少女「う...」ゴクン

美少女「ひ、酷い! 私をなんだと思ってるの!」

女「食べる速度が尋常じゃないモンスター」

美少女「ひ、否定出来ない」

男妹「入れて来たよ」

女「ろうそくは既に挿しておいたぞ        さぁ  」カメ スタンバイ

男「      よし、いくぞ ふぅー」


美少女「う~!」

男「まず口の中のものを飲み込もうか...」

美少女「う...」ゴクン

>>364 誰だあんた 代行は頼んでいないぞ

男妹「ねぇ...これってお兄ちゃんの誕生日を祝うためにやってるんだよね 主役が空気だけど大丈夫なの?」

男「僕、いつも空気だし...こういうことには慣れてるよ」

男妹「そういう問題じゃないんだけど...」

女「辛辣だな 妹は 言ってることは正しいがな ほら、男 もっとケーキを食え」スッ

男「オードブル食べれなくなるだろ ちょ...」

女「つべこべ言わずにさっさと食わんか」グッ

美少女「あっ、無理矢理口に押し込んだ しかも2切れ...」

男「う~ う~」ジタバタ

男妹「はい、水」スッ

男「...ぷはっ はぁ~助かった~ ありがとな、妹」

男妹「明らかに詰まってるってわかったからね 人として当然なことをしたまでさ」フッ

2号(...とクールを装っているけど内心は冷や汗かきっぱなしなことを私は知っているよ)

男妹(言ったらお前を殺す)

2号(おお、こわいこわい)

女(...丸聞こえなんだよな~さっきから)

男「どうした?女」

女「いや、何でもないよ 本当だ」

男「怪しい...」ジィィ

美少女「隙あり!」グッ

男「!?」

美少女「隣に何か入れて欲しそうな口があったから適当なものを入れたんだよ」ニコッ

男「き、きみって人は...」モガモガ

男妹「飲み込んでから喋ろうか」

男「くっ...」ゴクン

美少女「ほらほらどんどん行くよ~」スッ

男「ちょっと待っ...」

美少女「問答無用!」グッ

~2分後~

男「な、なんとか全部食べられた...」

美少女「ふっふっふっ...」

男「何を笑っているんですかね...この人は...オードブルは全部食べたのに」

女「おい...まさかあれを出すのか?流石にあの量は今の男はきついんじゃ...」

美少女「行ける行ける 大丈夫だって」

男「...嫌な予感...」

美少女「今日の為に色々準備しているからね よっと」ドン

タッパー(ガーリックライス3合)

男「な、なにこれ...」

美少女「えっ?ガーリックライス」

男「そういうことじゃないんだけど...」

美少女「好きでしょ?」パカッ

男「そりゃ好きだけどさ...量がね」

美少女「せっかく苦労して作ったのに...後片付け大変だったのに...」ショボン

男「た、食べないとは言ってないだろ! 食べるから」

美少女「おっ?今食べると言ったね?」ニヤッ

男「あっ...終わったな...僕のお腹...」

男妹(こ、この人 お兄ちゃんをハメた...)

女(元は同じ人物だから出来る芸当だな...)

美少女「さぁ、第二ラウンドだ」

男「」

~数分後~

男「もう...無理...」ガクッ

美少女「よしよし 全部食べて偉いね」ナデナデ

女「5分であれだけの量を食べるとはな...」

男妹「ねぇ なすがままになってるけど...気を失っているよね?」

美少女「まさか~ そんなわけないでしょ」ナデナデ

男「」チーン

女「いや...こりゃ本当に気を失ってるぞ」

美少女「えっ...嘘...量多かった?」ナデナデ

男妹「い、今更気付いたの?」

女「こいつ、おっちょこちょいなところあるからな...」

美少女「参ったな...まだ渡したいものがあるのに...」ナデナデ

女「それでも撫でるのをやめないのか...」

ピンポーン

女「ん?誰だ?」

『お荷物を届けに来ましたー』

男母「あれ?もう来たの?はーい」ガチャ

宅配員「あっ、どうも それで...どちらに運べばよろしいでしょうか?」

男母「あぁ 廊下を突き当たって右に曲がって最初の部屋に入れておいて下さい」

宅配員「わかりました 行くぞ せーのっ」

ドタドタ

男父「仕事が早いな...」

女4「それがうちのモットーですから...サインお願いします」

男父「君もいたのか...こんな感じかな」カキカキ

女4「ありがとうございます それとこれ 男に渡しておいて下さい 誕生日だって聞いたので」スッ

女「水臭いな 直接渡せばいいのに...今は無理だが」

美少女「女4は恥ずかしがり屋だからね...面を向くと照れちゃうんだよ」

女4「か、会長...余計なことは言わないで下さいよ...」

男妹(この子...どことなく私に似ている...)ジー

男父「ところで...これは何かな?」

女4「開ければわかりますよ 旅行券です」

男父「どれどれ...」ペリペリ サッ

男父(あれ?これ、母さんが男に渡したのと場所被ってないか?)

女4「男が会長と付き合ってるのは知っていますから...たまには旅行したらどうかなと」

美少女(被ってるけどね...)

女4「会長 男は鈍感ですから ぐいぐい行かないとわかりませんよ」ボソッ

美少女「わ、わかったよ...」

宅配員「運び終わりましたので失礼します」ペコッ

女4「それじゃあ、私はこれで」ペコッ

ガチャン

美少女(旅行券が4枚になっちゃった...)

美少女「どうしよう...」

女「適当な奴でも誘ったらどうだ?私はパスだが」

男妹「• • • •」ジー キラキラ

美少女(ものすごい期待の目で見られてる...)

ピンポーン

『俺だー 姉さんが先に行ったと思うけど 開けてくれー』

女「男5か...待ってろ 今開けるから」

ガチャ

男5「いや~ 部活が長引いてな... 男はどこだ?」

女「奥で寝てる 食い過ぎでな」

男5「そういや、会長が張り切って何か作ってるって噂で聞いたな...それか?」

女「ああ、それだ」

男5「そうか...せっかく持ってきたのにな プレゼント...」

女「何だっけ?お前が用意したのって?」

男5「これだよ」スッ(包み)

美少女「中身が気になる...開けてもいい?」

男5「会長が開けても構わないよ」

美少女「よし、開けるぞ~」

ビリッビリッ パカッ

美少女「こ、これがプレゼント?」

男5「ああ いいだろ?」

女「お、お前なぁ...御中元でも無いのにハムセットを送るか?普通」

男5「そうか?ネットではこういうのを送れば喜ばれると書いてあったのだが...」

女「それこそ御中元だ お前、見るページ間違えてたんだよ」

男妹「色々な種類があるね...これがロースハム こっちは焼豚...」

男父「取り敢えず、冷蔵庫に入れておこう そのうち母さんが料理として出してくれるだろうからな」

ピンポーン

男妹「今度は誰?」

『夜分遅くにすみません...えっ?まだそんな時間じゃない?さっさと開けさせろ? 何を言ってるんですか もう少し我慢して下さい!』

女「この声は...女2か あの様子だと男3と男4も一緒に居るな」

男父「ちょっと待ってろ すぐに開けるから」

ガチャ

男4「あっ、どうも」

男父「何の用だ?」

男3「決まってるじゃないか 男の誕生日を祝いに来たんだよ」

女2「お二方がどうしても今日中に渡したいと言うことを聞きませんので...こんな時間に申し訳ありません...」

男父「構わんさ 風邪を引いたらまずい 中に入ってくれ」

女「おっ、来たか...男は美少女の料理を食べ過ぎて奥で寝てる」

男3「そういえば、そんな噂があったね...あれ、本当だったのか...」

男4「会長の家を通りかかった時に何か作ってるのを見たが...あれ、男の為に作ってたのか...」

女2「...ここに来た目的忘れていませんか?」

男4「忘れる訳ないだろ じゃあ、男が起きたら渡してくれ 3人合わせてのプレゼントになるが...」スッ

男母 「この感じ...アイスね...」

男3「うん 男が高いアイスが大好きと聞いたから...期間限定含め今売ってるものを全種類買って来たんだ」

美少女「全種類!? 考えただけでよだれが出る...」ジュルリ

女「お前のじゃないだろ さっさとよだれを拭け」

女2「揃えるのに苦労しましたよ...なかなかバニラが見つからなかったので...」

~美少女の家~

美少女妹「クシュン!」

美少女弟「風邪引いたか?今日は早く寝ろよ」

美少女妹「大丈夫だよ 心配しないで」

美少女妹(昨日、高いアイスのバニラを買い占めた罰が当たったかな...)

美少女弟2「ねぇ 妹お姉ちゃん 冷蔵庫にある大量のバニラのアイスは何なの? 妹2お姉ちゃんがお姉ちゃんが買ったって言ってたんだけど」

美少女妹「み、みんなと食べるために買ったんだよ」アセアセ

美少女弟2「やった! じゃあ、美少女お姉ちゃんが帰って来たらみんなで食べよう!」

美少女妹(あぁ...後でこっそり食べようと思ったのに...見つかるの早かったな...)

~男の家~

女「それにしても...目が覚めないな こいつ」ツンツン

男妹(大丈夫かな...)

男4「そういえば...君だっけ? 昨日フレイヤが話した男2の世界の神は...今は男妹と名乗っているようだけど...」

男妹「は、はい...」 ビクビク

男3「ほとんど変えてないって言ってたけど...なかなかの美人だね...」

男妹「そんなことないですよ...」

美少女「そういえば...人と話すのが苦手だったんだっけ?妹は」

女「男とは普通に喋るのにな...そういえば今日は2号が全く出ないが...あいつ、自重してるな...」

女2「2号?誰ですか?」

女「あいつのもう1つの人格だよ 少しでも生活をサポート出来ればと思ってやったのだが...」

女2「どうせ貴方のことです その人格に変な設定加えているのでは?」

女「変なとは失礼だな ただ...兄思いにはしたがな...」

女2「いわゆるブラコンって奴ですか...」

女「まぁ、そんなことより...見ろ あいつらを」

男4「まだ慣れてないだろ?ここは 困ったことがあったらいつでも言ってくれよ 女3にも言っておくから」

男妹「あ、ありがとうございます...」

男3「部活はもう決まった?決まってなかったらいくつかお勧めがあるんだけど...」

男妹「だ、大丈夫です 一応決めているので」

男3「そう?なら、いいけど」

女2「過保護なお母さんみたいですね...」

女「いや、どちらかというと叔母さんだろ...」

美少女「男妹からどこか母性をくすぐる何かを感じるんだろうね...」

女「おい、お前 男の看病はどうしたんだ」

美少女「取り敢えず、胃薬飲ませたから大丈夫でしょ」

女2「気絶してる人に水は駄目なのでは...」

美少女「そこはビンタで叩き起こしてからだよ ほら見てごらん」

男「い、痛い...揺すり起こせばいいじゃないか...」ヒリヒリ

美少女「揺すっても起きなかったからでしょ これでも手加減した方なんだけどな...」

女「見た目はこれでも、思考は男のままだからな...すぐに力でどうにかしようとするのがこいつの欠点だよ...」

美少女「そこは...大目に見てくれない?」

女2「いや、駄目でしょ これは時間をかけて直していく必要がありますね...」

女「お前、ギャップあるからな その見た目でかなりの量食べるなんて 普通、そこまで食べないし...まぁ...学校でやってないのが唯一の救いだが...」

美少女「今の時代はギャップ萌えっていうのが求められているんだよ」エヘン

女「威張るな もう少し食べる量を減らして行儀よく食べなさい」

美少女「箸の持ち方はわかるよ?」

女「そういう意味じゃない...」

男「僕は...行儀のいい子が好きだな...」ボソッ

美少女「よし、頑張って直します!」

男(やはりチョロい...)

女「そういえば...今日のお前 何か違和感感じるんだよな...」

美少女「違和感って何だよ! 失礼だな...」

男「そこは僕も思った...何か変なんだよな...」

男妹 ツンツン

男「ん?何だ?」

男妹 ゴニョゴニョ

男「...あ~ なるほど... 確かに... それだね」

女「おい、私にもわかるように説明しろ」

男「一人称 今日の美少女の自分の呼び方がいつもと違うんだよ」

女「そういえば...今日は『私』と言っていたな...」

美少女「今頃、気付いたの...相変わらず鈍感だな...しかも、教えてもらってやっと気付くし」アセアセ

男「さて、美少女さん 変えた理由は?」

美少女「今日は男の誕生日だからね...少しでも喜ばせようと思ってやったんだよ」

女「こいつの男loveは半端じゃないな...伝わるかどうかはともかく...」

女2「学校でも隙あらばイチャイチャしますしね...」

男4「えっ、それは無いな...」

女「お前に言われたく無いわ!馬鹿夫婦の片割れ! この前イチャイチャしてただろ!」

男3「家でもやってるから困るよ...はぁ...」

女2「それは同感です...」

女「ん?お前ら 同棲してるのか?」

男4「あれ?言ってなかったか?俺と男3,女2と保健先生で暮らしてるんだよ」

女「何だそれ...ということはフレイヤも毎日イチャイチャしてるのを見てるのか...あいつも大変だな...」

不味いな...年内に終わる気がしない...

男4「お、俺の話はいいだろ!」

男「うんうん 好きな人を貶されると怒る気持ちはよくわかるよ」ポンポン

男4「仲間みたいな目で見るんじゃない!」

男「えっ?愛する者を持つ者同士じゃないか」

女「うわっ...無いわ...」

男妹「そういうあれは...困るね...」

男4「お、おい お前のせいで俺まで変な奴に思われたぞ どうにかしろ!」

美少女「• • • • • • •」ジィィ

男4「か、会長...こ、これはですね...」アセアセ

美少女 スッ

男4「ひっ...ん?何ですか? これ」

美少女「君も来るかい?」

男3「それ、女4が渡したものだよね どういうこと?」

美少女「実は勇者の世界に行く前に男から貰ってたんだよね これ」スッ

男4「どれどれ...本当だ...行き先同じ...」

女「というか、男3 どうして、女4が渡したものを知ってるんだ?」

男3「だって、それ誕生日プレゼントとしてあげるの提案したの 僕だからね」

男「えっ?そうなの?」

男3「どんなのをあげればいいかと相談されてね...」

女2「よく相談されますものね...男3様は...」

美少女「まさか被るとは思わなかったよ...それで...どう?」

男4「うーん...行きたいのは山々なんですが...その2日間は部活があって...」

美少女「そうか...残念だ...」ショボン

女2「あ、あの~」

男「ん?どうした?」

女2「私、行けますよ 男5も行けるよな その2日間、ちょうど剣道部休みだったし」

男5「ああ...行けるけど...」

美少女「そう? なら、決まりだね」ニコッ

2号(こういう時は潔く下がろう...また機会があるって)

男妹(...そうだな)ショボン

女「男5 行く時はカメラ持ってけよ さりげなく撮るのはお前の十八番だろ?」

男5「いや...それは姉さんの だろ」

男「男5って剣道部だったんだな...知らなかった...」

男5「言ってなかったか? まぁ...男2と女2が主将と副将で目立つからな...俺は全然だし...」

女2「何を謙遜してるんだ お前、五本指に入る実力だろ」

男5「差があり過ぎるんだよ!お前達とは!」

プルルルル

男父 「はい あっ、校長...えっ?美少女ですか?居ますが...」

美少女「私がどうしたの?」

男父「取り敢えず、代わってくれ」

美少女「わかった...もしもし お母さん?」

美少女母 『美少女~ 誕生日を祝うのも大事だけどもう遅いわよ~ そろそろ帰ってらっしゃい~』

美少女「えっ?...あっ、もうこんな時間だ...わかったよ すぐに帰る」

美少女母 『待ってるわよ~ あっそうそう 昨日、妹が高いアイスのバニラを沢山買っていたのを見つけたから~ 聞いたら食べていいって~』

美少女「本当!?」

美少女母 『本当よ~ もしかしたら、帰ってくる前に妹が全部食べちゃうかもね~ それじゃあね』

ガチャ

美少女「そろそろお暇させてもらいます 男、これ」スッ

男「まだあるの?...このカメラは?」

美少女「持ってなかったからね カメラ これで思い出を沢山作って欲しいんだ」

男「わかったよ 大事にする」

美少女「それじゃあ私はこれで アイスが食べられないのは嫌だし...お邪魔しました」

ガチャ バタン

女「食欲には勝てなかったか...あいつらしいな...それじゃあそろそろ私も帰るかね...行くぞ、男5」

男5「おう それじゃあ、また明日な お邪魔しました」

ガチャン

女2「それじゃあ私達も...」

男4「えっ?」カチャカチャ

女2「人の家で勝手にくつろぐんじゃない!」パシーン

男3「いつも見てるけど どうしてもハリセン出す瞬間が見えないんだよな...」

男4「痛ぇ...わかったよ じゃあ帰るとしますか...」

女2「まったく... お邪魔しました また明日、学校で会いましょう」

ガチャン

男妹「そうか...明日から学校だった...」

男「緊張してる?...いや、しない方がおかしいか...」

男母 「行きは私が送るわ まだ行き方覚えてないでしょ?」

男妹「覚えてない...」

男父「帰りは男と一緒に帰りなさい その方が安全だからな」

男「僕、ひ弱だけど...」

男父「お前の彼女が居るだろ」

男「あっ...なら安心だね」

男妹「それじゃあ、明日に備えて早く寝るために先にお風呂入るね」スタスタ

2号(良かったね お姉ちゃん 支えてくれる人がこんなに居て)

男妹(うん 私には勿体無いほどな...)

~次の日~

男「はぁ!? 僕も一緒に連れててくれるんじゃないのか?」

男父「お前は道わかるだろ...ほら、行った行った」

男「くっ...行ってきます」

ガチャン

男父「それじゃあ、私も先に行ってるよ」

ガチャン

男母 「どう?制服 昨日、急いで作ってもらったからサイズ合ってるか心配なんだけど」

男妹「大丈夫 ぴったりだよ」

男母 「それにしても...何着ても似合うわね~」

男妹「そうかな? それとブレザーなんだね...制服」

男母 「お母さんも昔は着たわよ それ」

男妹「えっ?そうなの?」

男母 「だって母校だもの」

男妹「へぇ~知らなかった...」

男母 「お父さんも同じ学校だったわ...中学からずっとね...」

男妹「お父さんも...その時のお母さんって生徒会入ってたの?」

男母 「入ってたわ 生徒会長やってたわね 周りに勧められる形で...私、断れなかったの」

男妹「ははは...お母さんらしい...」

男母 (と言ってるけど...これ、私の経験じゃないのよね...)

男妹「あっ、時間だ」

男母 「そうね そろそろ行きましょう」

~学校~

男「くっ...なんで僕がこんな目に...」

女「弁当忘れるなんて...珍しいな...」

男「しかも財布の中は300円しかない...これじゃあ良くてもサンドイッチ1つしか買えないよ...」

男「というか、さりげなく話すり替えようとしたよね...僕が嘆いているのは弁当忘れたことじゃないよ」

女「じゃあ、なんだよ」

男「鳥のフンが直撃したこと」

女「珍しいな...宝くじでも買ったらどうだ?」

男「そんな金ないってこと さっき知っただろ」

女「私は確か...20回当たったな」

男「何万年も生きてその数か...僕、3回だぞ」

美少女「何の話してるの?」

男「鳥のフンが直撃した回数の話」

美少女「えっ?...もしかして当たったの?」

男「ああ...走ってる最中にちょうど左手の袖にピチャっとね...学校着いてすぐに石鹸で洗ったよ...はぁ...」

美少女「それは...ドンマイとしか言いようが無いね...」

担任「出席取るから席つけよー」スタスタ

担任「あっ、そうそう 今日、このクラスに転入? まぁ、いいか 新しく入る者が居るからな ほら、入った入った」

男妹「は、はい...」

男(緊張してるのか...まぁ恐らく全員知ってると思うが...)

男妹「は、初めまして 男妹と言います」

担任「どう見ても似てないのだが...男の妹らしい...長い間行方不明になっていてつい最近になってやっと会えたらしいな...まぁ、詳しいことは男から聞いてくれ 以上!授業の支度しろよ あっ、席は男3の隣な」

男3「昨日会ったばかりだね...改めてよろしく...男3だよ 困ったことがあったらいつでも言ってね」

男妹「よ、よろしくお願いします」

女3「男4様から話は聞いてます 直接会うのはこれで初めてですね...女3です よろしくね」

男妹「は、はい!」

~昼休み~

男(大丈夫か心配だったけど...杞憂だったらしいな...あっ、やばい 今日は弁当忘れてたんだっけ...買いに行かないと...)

~学食~

男「あ、あれは...カレー丼! 他のものは売り切れか...今日はこれだな」スーッ

ピタッ

男「何故お前が此処にいるんだ...男5...」

男5「お前こそ...俺は弁当忘れたんだよ...」

男「奇遇だな...僕もだよ 生憎、金が300円しか無いから定食は食べられない お前が諦めてくれないか?」

男5「それは出来ない話だ 昨日、姉さん達から今月の小遣い無しと言われてしまってな...400円しか手元に無い...」

男「そうか...なら、どちらかが諦めるしか無いな...」

• • • • • • •

2人「「最初はグー!じゃんけんぽん!」」

男:グー 男5:チョキ

男「よっしゃァァァァァァ」

男5「く、くそっ...」

男「会計済ませてっと...睨んでも分けないからな」

男5「この手段は取りたくなかったが...すまないな 男 奪わせてもらう!」

バシッ タタタタタタッ

男「おい!それは僕のだぞ!ドロボー!」タタタタタタッ

男5「こっちは今日の飯がかかってるんだ!お前は会長から分けて貰え!」タタタタタタッ

男「彼女にたかるなんて出来るかー」タタタタタタッ

ドン

『キャッ』

男5「す、すまん...先急いでいるんだ!」タタタタタッ

男「ち、ちくしょう...僕がインドアだって知っててやりがって...」ゼエゼエ

『あ、あの~』

男「ん?君は...さっき男5がぶつかった子じゃないか」

女生徒「これ...貴方のですよね? さっきぶつかった時落としたので...」スッ

男「あ、ありがとう」

女生徒「それじゃあ、私はこれで...」ペコッ スタスタ

男『....ちょっと待った』

ピタッ

女生徒「まだ何か?」

男「こっちに振り向いてよーく顔見せてくれないか? さっき渡した時も俯いててよく見えなかったからさ」

女生徒「そ、それは...」

男「まぁ、見なくてもわかるがな...なんでその姿なんだ?男2...いや『勇者』か ご丁寧に女子用の制服まで着てさ さっきまで男だったろ」

勇者「...何故わかったのですか?」クルッ

男「声と髪色 うちの学校にそんな髪色の女子生徒は居ないし、声が聞き覚えがあったからな 男5とわざとぶつかったろ その時に取ったな?」

勇者「貴方には敵いませんね...」

男「取り敢えず座ろうか 話はそこからだ」

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男「それで、どうしてその姿なんだ? この世界に来た時、男になったんだろ?」

勇者「そのことですね...戻って来た時にツクヨミ様から提案されたのですよ...『元の姿に戻る方法があるのだが戻りたいか』と」

男「ああ...そういえば一昨日の帰り際になんか話してたな...それか...それで戻りたいと言ったのか」

勇者「はい それで昨日、2人の協力のお陰で元に戻れるようになったのです」

男「へぇ~そうだったのか...ん?元に戻れるようになった? もしかして、性別を自由に変えられるようになったということ?」

勇者「その通り 私の意思で自由に変えられるようになりました」

男「まぁ...いきなり実は女でしたとか言われても戸惑いしかないからな...先生には言ったのか?」

勇者「ええ...ツクヨミ様の方から...私の服を買ってもらった時は嬉しかったですよ 戻ったのはいいけど服はどうしようかと思っていたところだったので...」

男「そういえば...先生が昨日服屋に居たな...あれ、君の服を買うためだったのか...」

勇者「どれもサイズぴったりで驚きました...あの方々には頭が上がりませんね...」

男「その時に一緒に制服も買ってもらったのか...」

勇者「ええ どうやら変わろうと思うとその状況に応じた格好になるらしいです ただ...家にあるもの限定ですがね...」

男「そりゃ便利な能力手に入れたな~ 状況に応じて姿変えればいいだけだし...だが...髪色変えた方がいいんじゃないか?黒や茶色ならまだしも、緑はな...女2に見つかったらどうするんだよ」

勇者「その時はその時でどうにかなるかと...」

男「なんて肝っ玉な王女だ...」

勇者「因みにバレたのは貴方が初めてですよ」

男「いや、美少女が見れば1発でわかると思うがな...学校ではあまりその姿で居ない方がいいんじゃないかな」

勇者「いえ、この姿じゃないと駄目なんです 男のままだと記憶力が無くて...勉強しても意味が全く無いんですよ...」

男「うーん...ならいっそのことみんなに言ったらどうだ?そうすれば全く問題無いだろ あいつら、気にしないし」

勇者「最初はそのことも考えたのですが...男3と男4とは長い付き合いですからね...今まで一緒に絡んでいたのが本当は女だったと知ってショックを受けたらと思うと合わせる顔が無くて...」

男「気にし過ぎだよ...大丈夫だって...なっ、そうだろ?お前ら」

男3「いや...まぁ、驚かなかったと言ったら嘘になるけど...」スタスタ

男4「女っぽい好みだったからな...何となくそんな気がしたが...まさか本当にそうだとは思わなかったよ...」スタスタ

勇者「えっ!? あ、あの...これは...」

男「大体この時間帯に通るかなと思ってね 妹に学校の中紹介するのを考えるとね ありがとな、妹」

男妹「まぁ...そんなことだろうと思ったよ...勇者の気を感じたからもしやと思って2人にワガママ言ってこっちに来てもらったんだ」

勇者「そういえば貴方、創造神でしたね...」

男4「話は聞いたよ お前が本当は女だろうと関係ない お前はお前だ そうだろ?男3」

男3「ああ 僕達のリーダーは君なんだからさ これからもよろしく頼むよ」

勇者「2人とも...」ブワァ

男4「おいおい...泣くまでも無いだろ ほら、これで拭け せっかくの綺麗な顔が台無しだぞ」スッ

勇者「だ、だって...嫌われると思ったから...」

男3「その程度で見捨てるほど薄情な奴だと思う?僕達」

勇者「い、いえ...」

男「ほら...大丈夫だったろ? 他のみんなだって大丈夫だって 君が君なことは変わらないんだから」

勇者「...そうですね わかりました 明日の朝、みんなに言います!」

男4「よく言った!応援してるからな」

男3「いや...そこはフォローする でしょ 一応打ち合わせしておこうか 万が一、変なこと言ったら大変だし」

男「それじゃあ僕は向こうで食べるとするか...部外者はさっさと去るとしよう ほら、行くぞ」グイッ

男妹「わわ...急に引っ張らないで...」

~教室~

男「はぁ...足りないなぁ...」

男妹「そういえば忘れてたね...弁当 持ってくるの忘れちゃった...何か買って来る?」

男「いや、大丈夫だよ 後2時間ぐらい我慢すればいいし」

グゥー

男妹「...やっぱり何か買って来ようか」

男「...よろしくお願いします」

~一方その頃 屋上~

男5「無いな~どこやったんだ...」ウロウロ

女「どこを探しても無いさ もう男が食べたからな」バタン

男5「ね、姉さん!」

女「はぁ...まったく...人からものを奪えと母さんから教わったか?この馬鹿弟め!」

ガツン

男5「痛ェェェェェ」

女「ここに来る前にぶつかったろ?その時、そいつが取り返したんだよ」

男5「あ、あの時か...にしても、本気で頭叩かなくてもいいじゃないか」

女「そうでもしないとわからないだろお前は...はぁ、ほら」スッ

男5「こ、これは...」

女「姉さんがお前が忘れてたのに気付いてな...一緒に持って来たんだよ」

男5「ありがてぇ...ありがてぇ...」ポロポロ パクパク

女「泣きながら食う奴が居るか まったく...今度は無いからな」

~放課後~

男「...で、どうだった?1日目は」

男妹「思ったより話せた...だけど2号に手伝ってもらったのが何回かあったな...」

男「そうなのか? 全然気付かなかった...」

男妹「まぁ、学校ではあの馬鹿みたいなテンションで話すのはやめろと何回も言っておいたから...」

美少女「私はわかったけどね 間が空いて答えたのは全部2号でしょ」

男妹「そうだよ 一番驚いたのは学校の時の美少女さんが凛々しく感じられたことかな...いつもがアレなだけに...」

男「まぁ、仮にも会長だからな あんな様子は流石に見せないって 演技でもしているんだろ」

美少女(自重しているだけなんだよね...)

男妹「ところで...勇者が元に戻れるようになったのはもう知ってるの?」

美少女「いや...初耳...えっ?戻れるようになったの?」

男「いつものあの2人によってね いつも想像もしないことをするよな...」

男妹「私にとって一番突拍子も無いことをするのはお兄ちゃんだけどね...」

美少女「それはわかる」

男「いやいや、そんなことないでしょ...えっ?本当に?」

2人「「本当に」」

男「嘘だろ...どうしてそう思うんだ?」

美少女「未来から来た自分を彼女にして...」

男妹「初対面の神に戦ってる時にいきなり抱き締めて妹になれと言う人なんて...」

2人「「君(お兄ちゃん)しか居ないでしょ」」

男「ははは...確かに...ぐうの音も出ません...」

美少女「まぁ、感謝してるけどね ずっと自分の気持ちを抑えて過ごしていたから...」

男妹「私もだよ ずっと1人だったから...この世界に来れて良かった...」

美少女「君は何処か人を引き寄せる力を持っているのかもしれないな...」

男「そんな...過大評価だよ...僕は何処にでもいる男だって」

男妹「謙虚だね...そこも良いんだけどさ」

美少女「話は変わるけど...明日から中間テストだよ」

男「すっかり忘れてた...気が重くなるなぁ...」

美少女「大丈夫だって これが終われば旅行だよ」

男「終われば か...目の前の敵が強大でちっとも実感が湧かないよ...」

男妹(私は別の教室で授業か...まぁ、そうだよね 今日入ったばかりだし)

2号(...寂しい?)

男妹(正直に言うと寂しい 未だに1人でトイレに行くのが怖いし...)

2号(あっ、そっち? お兄ちゃんと離れることになるから寂しいのかと聞いたんだけど...)

男妹(それも寂しいよ 私に出来た新しい家族だしね...)

美少女「それじゃあ、私はこっちだから また明日」

男「また明日 ...はぁ...やばいな...自信が無い...」

男妹「大丈夫?顔色悪いけど」

男「大丈夫に見えるか?」

男妹「見えない」

男「毎日勉強して来たけど...テストの度毎回不安になるんだよな...」

男妹「お母さんから聞いたよ? 毎回2位なんでしょ? 凄いことじゃない」

男「あれは美少女に教えてもらってるからで...僕の実力はそこまで無いよ...」

男妹(不味いな...負のオーラ全開だよ...)

男「今回もいつものようになるとは思えないし...」

男妹「そんなこと言って...また2位になるのが落ちでしょ」

男「そういえば...」

男妹「ん?どうしたの?」

男「知ってたっけ? 父さんと母さんのこと」

男妹「??? どういう意味?」

男「その様子は知らないな...まぁ、いつかは知るだろうし、言っておくか...父さんと母さんは神だっていうことは知ってるよな?」

男妹「それは知ってるよ 昨日の夜、寝る前に話してくれたから」

男「あの時に言い忘れていたんだが...元々はあの2人は人間なんだよ」

男妹「ということは...お兄ちゃんは正真正銘の人間?」

男「そうだよ あれは...中学2年生だった時だな 父さんと母さんの結婚記念日に2人が事故に遭ったんだよ その頃、僕は反抗期でね...2人が出掛ける時に着いて行かなかったんだ...まさか、事故に遭うとは思わなかったからね...報せを聞いた時、急いで病院に行ったんだ」

男妹「それで...2人は大丈夫だったの?」

男「大した怪我は無かったけど、念のために検査を受けてから一緒に帰ったんだ 遭った理由は猫を助けようとしたんだって」

男「だけど...本当は違ったんだ...猫を助けたのは本当だけど...その時、2人は重傷で...そのままだと死んでしまう状態だったらしい...」

男妹「『らしい』? 聞いた話なの?」

男「ああ 父さんからね...その時に助けた猫が実は今の父さん、オーディンだったんだよ...あっ、神様だよ だけど、体の傷は治せても魂までは無理だったようで...それで憑依する形で何とかしたらしい...勿論、2人の許可は取ったんだって」

男妹「そんなことが...」

男「あの状況では仕方なかったんだろうけど...無理を言うなら父さんと母さんの昔の話を聞きたかったなぁ...」

男妹「...そうだね 私も聞きたいな」

男「ごめんな こんな話、帰り道にするものじゃないよな」

男妹「今知らなくてもどっちみち知るなら今で良かったよ...お兄ちゃんのお父さんとお母さんか...そういえば、今日お母さんが昔話をしていたな...昔、生徒会長だったんだって」

男「そうなのか?僕には何も教えてくれなかったが...そうか...母さんは生徒会長だったのか...今の美少女と同じ...」

男妹「お母さんもお父さんも私達と同じ高校に通ってたんだって」

男「...初耳だな」

男妹「お兄ちゃんはお父さんとお母さんのことで何か思ったことある?」

男「いや無いな...うーん...考えてみると1つ疑問が浮かんだ...父さんと母さんは憑依する形で僕の両親になったんだが...いつ校長にそのことがバレたのだろうか...あの2人のことだ...演じるならそう簡単にバレるようなヘマはしないはずだが...」

男妹「それは直接聞いてみたら?答えてくれると思うよ」

男「そうだな...おっ、ちょうど着いたな」

~男の家~

2人「「ただいま~」」

男母 「お帰り ちょっと待ってね 私もついさっき帰ってきたばかりだから...今から夕飯作るわ」

男「それじゃあ、作りながらでいいから質問に答えてくれる?」

男母 「別にいいけど...何のこと?」

男「父さんと母さんが僕の両親になったっていうのは前に聞いたけどさ いつ、校長にそのことがバレたの? 母さん達のことだから、バレるようなヘマはしないと思ったんだけど...」

男母 「そのことね...確か...あれは次の日だったかな...学校に行って授業の準備をしていたら校長が来てね...こう言われたの」

美少女母 『これはこれは...フリッグじゃない 懐かしいわね~元気?』

男「えっ...一目見ただけでバレたの?」

男母 「わかる人にはわかるのね...父さんも同じように言われたんだって」

男「流石...伊達に神やってないな...あの人...」

男母 「校長を敵に回したら駄目よ?あの人、何も考えてないように見えるけど、本当は凄く頭が良いから」

男妹「昨日、テスト受けに行った時は茶菓子食べてのんびりしてたけど...」

男母 「『いつも』はね やる時はやるのよ...あの人」

~学校~

美少女母 「クシュン!」

美少女父「おいおい...大丈夫か?慣れないことして倒れたとかやめてくれよな...」

美少女母 「大丈夫よ~このくらい~ あともう少しでこれ、終わるし~」カタカタ

美少女父「お前...喋り方はなんかフワフワしてるけど、書き方は結構堅いんだな...」

美少女母 「そりゃこれでも校長だし~ 書いている内容までいつものようには出来ないわよ~」カタカタ

美少女父「その...いつもとのギャップがな...それ、保護者宛の便りだろ? もしそれ読んだ後、お前に会ったらどう反応するか目に見えるぞ...」

美少女母 「いや...流石にお客さんと会う時はしっかりした話し方するからね...」カタカタ

美少女父「お前にも常識ってものがあったのか...安心したよ」

ピタッ

美少女母 「失礼ね~そこまで私を侮っていたなんて...怒るわよ?」

美少女父「そ、それは勘弁してくれ...この前も怒って起こすつもりのない土砂崩れ起こしたじゃないか...」

美少女母 「...わかったわよ 今回は我慢してあげる」

トントン

美少女母 「どうぞ~」

ガチャ

担任「今、ものすごく嫌な予感がしたから急いで来たんだけど...どっちが怒りそうになったの?」バタン

美少女母 「私よ~またお父さんが失礼なこと言ってね~」

美少女父「す、すまん...失言だったよ...」

担任「はぁ...父さんっていつも母さんを怒らせるよね...2人のどちらかが怒ると災害が起こるんだからさ...注意するにしても限度を考えて言ってよね...」

美少女父「わ、わかったよ...」

担任「父さん、ちょっとこっち来て」

美少女父「ん?なんだ?」スタスタ

担任「今日、母さんが好きなアレが数量限定で売ってるからさ...帰りに買っておきなよ」ボソッ

美少女父「ああ...この前食べて大喜びしたあのケーキか...わかった 買うとしよう 教えてくれてありがとな」ボソッ

担任「たまには労ってあげなきゃ...好きだとはいえ...毎日やっているんでしょ?家事」ボソッ

美少女父「...そうだな 日頃の感謝の気持ちも伝えるとしよう...」ボソッ

美少女母 「2人とも...何の話してるの? 私も知りたいんだけど~」

美少女父「仕事の話だよ 色々考えていることがあってな...また後で話すよ」

美少女母 「ふーん そうなの...それならいいわ」カタカタ

2人((ほっ...))

担任「あの...私、先に帰りたいんだけど、いい?」

美少女母 「いつも私の代わりに頑張ってるもんね...帰っていいわよ」カタカタ

担任「やった! それじゃあ、お先に失礼します」ペコッ

ガチャ バタン

美少女父「それ終わったら先に帰ってくれ 私はもう少しやってからにする」

美少女母 「遅くならない程度にしてね~ よし、出来た!」カタン

美少女母 「それじゃあお言葉に甘えて...夕飯作って待ってるわね それじゃあ」

ガチャ バタン

美少女父「さてと...それじゃあどういう内容か確認するか...ふむふむ...あれ?ここ変換間違えてるぞ まったく...」カタカタ

~数分後~

美少女父「よし、終わった...結構誤字脱字があったな...危うくあいつが恥をかくところだったよ...さて、それじゃあ帰るとするか...スーパーにも寄らないとな」

ガチャ

保健先生「あっ...」

美少女父「これは珍しい...何かあったのか?」

保健先生「いやまぁ大したことでは無いのですが...この前先生が怪我した生徒を保健室まで送ったのを覚えていますか?」

美少女父「ああ...確か、サッカー部だったな...ちょうど通りがかったから送っただけだが...」

保健先生「その生徒から先生にこれを渡して欲しいと言われまして 面を向かって渡すのは恥ずかしいらしくて...」スッ

美少女父「ん?これは...手紙か? ...ああそういうことか わかった読んでおこう その生徒にはよろしく言っておいてくれ」

保健先生「わかりました それでは私はこれで」

美少女父「今日は別段と寒いからな...風邪を引かないように注意してくれよ」

需要があるかわからないけど、先生側も書いてみました どうですかね?

保健先生「先生もお気をつけて」

~スーパー~

美少女父「確かこの前買った時はここら辺に...あ、あった 良かった...まだ残ってる...よし、それじゃあ会計済ませて帰るとするか」

『あっ、先生 こんなところで会うとは奇遇ですね』

美少女父「ん?君は...誰だ?私のことを知っているようだが...」

勇者「この姿で会うのは初めてですね...男2ですよ」

美少女父「男2? 男2はもっとこう...ガタイが良かったはずだし、そもそも男だぞ?」

勇者「うーん...こうすればわかりますかね...」

シュン

男2「これでわかりますか?」

美少女父「!? た、確かに君は男2だな...」

シュン

勇者「美少女から聞いていませんか?私が本当は女だってこと」

美少女父「そういえばそんなことを言っていたような...あれは本当だったのか...」

勇者「色々ありまして元の姿に戻れるようになったんですよ」

美少女父「そ、そうか...ここにいるということは君も買い物に来たのかい?」

勇者「それ以外に目的は無いですからね...ちょうど豆腐が切れまして...」

美少女父「そういえば君は一人暮らしだったな...」

勇者「ええ いつもは部活の合間にバイトをしていますが今日はちょうどどちらも休みでして...」

美少女父「確か君は剣道部だったな...顧問は...ああ彼か...それなら安心だ」

勇者「バイトに理解がある先生で良かったですよ」

美少女父「まぁ、生活がかかっているのなら許さない者は居ないと思うが...うちの学校はバイト許してるしな」

勇者「中には厳しい先生も居ますから...ところで先生は何を買いに?」

美少女父「ああ...妻の機嫌を損ねてしまったからな...日頃の感謝も込めて大好きなものを買って行こうと思ったんだ」

勇者「確か、校長でしたよね...あの人が怒るなんて想像出来ませんよ いつものほほんとお茶を飲んでいますし」

美少女父「怒るんだよこれが しかも怒ると怖いんだ...」

絵心が無いからMiiで思ったのをやってみたのだが...どうも美少女を作ることが出来ない...パーツが欲しいのが無い...男と女はすぐに作れたのに...

勇者「へぇ~そうなんですか...あっ、もうこんな時間だ...それじゃあ私はこれで...会計しないと...」イソイソ スタスタ

美少女父(それじゃあ、私もさっさと会計を済ませて帰るとするか...)スタスタ

美少女父「ん?こんな時期に珍しい...くじ引きか...」

勇者「2等のテレビ...欲しいなぁ...」

美少女父(私の1つ前に彼女か...4等のハンカチでも当たればいいな まぁ...私、くじ運無いが...)

店員「お買い上げ金額が2000円を越えましたので、一回回せますよ」

美少女父(...そもそも引けなかった...)ショボン

勇者「2等...2等...来い!」

ガラガラ...コロッ

美少女父(色は...金!?)

店員「嘘っ...あっ、おめでとうございます~」カランカラン

勇者「何等なんですか?」

店員「1等です 1泊2日の旅行プレゼントですよ」

勇者「1...等...」

美少女父(後ろからでもわかる...この不幸なオーラ...)

勇者「ま、まぁ...当たったからいいかな...ありがとうございます」

店員「すみません、こちらに住所などを書いてもらえますか? あっ、先輩 代わりに会計お願いします」

先輩店員「仕方ないな...お次の方どうぞ」

美少女父「あっ、はい...」

~美少女の家~

美少女父(目の前で1等を引く人初めて見たな~彼女が本当に欲しかったのは2等だったらしいが...)

美少女父「ただいま~」ガチャ

美少女「お帰り 遅かったね~今日は筑前煮だよ」

美少女父「おっ、筑前煮か...ところで、母さんは?」

美少女「リビングでテレビ見てるけど...どうしたの?」

美少女父「まぁ...色々とあってな...呼んでくれるか?」

美少女「ははぁ...さてはまた機嫌損ねたな...ちょっと待ってて」スタスタ

『お母さん お父さんが呼んでるよ』

『え~今いいところなんだけど~』

美少女父「じゃあ、それが終わった後でいいさ」

『うん ちょっと待ってて~』

~数分後~

美少女父(まだか...やけに遅いな...)

美少女母 「ごめんごめん ちょっと寝てたわ~」ファァァ

美少女父(まぁそんなことだと思ったが...)

美少女母 「それで何の用?」

美少女父「いつもありがとな これ」スッ

美少女母 「ん?...あ~! これ、この前買って来てくれた美味しいケーキじゃない どうしたの?」

美少女父「仕事終わった後にスーパーに寄ったらたまたまな...今日、怒らせかけただろ?そのお詫びと...日頃の感謝も込めてな」

美少女母 「いいのよ~もう気にしてないから~ 家事も好きでやっているんだし~」キャッキャッ

美少女父(そう言ってる割には喜んでいるな...やはり買って正解だったか)

美少女 ジィィィィ

美少女父(何故壁越しで見てるんだ...あいつ...)

美少女母 「悪いわね~わざわざ買って来てくれて~明日は貴方の好きなもの作るわね~」

美少女父「いや、そこまでしなくても良いさ...」

美少女妹 ジィィィィ

美少女父(なんか増えてるし...)

~勇者の家~

勇者「はぁ...テレビが良かったな...しかも、これ今週末じゃない...」チラッ

勇者「取り敢えず...相談しようかな...」

プルルルルル ガチャ

女『なんだ?こんな時間に...寝ようと思ったんだが...』

勇者「相談したいことがあるんだけど...」

女『明日、みんなに本当は女であることを言うことか?それは生徒会の後、男から聞いたぞ?』

勇者「いつの間に...いや、そっちじゃなくて...」

女『じゃあ何だよ さっさと言わないと切るぞ~』

勇者「ま、待ってよ...言うから...実は今日、スーパーに買い物行ったらくじ引きやっててさ...」

女『外れてポケットティッシュ?』

勇者「いや...1等」

女『こりゃたまげた...それで1等の内容は?』

勇者「1泊2日の旅行 しかも、今週末でね...」

女『そりゃ急だな...それで私に持ってくものの相談か?』

勇者「そんな感じ...どんなものを持っていけばいいかわからないから...」

女『着替えとタオル...必要に応じては小型のシャンプーとかだな 髪質によってだが...他にも色々あるが...まぁ、去年行った研修センターに持って行ったものを持っていけば基本大丈夫だな』

勇者「そうなの?」

女『そうだ ところで泊まる場所はどこなんだ?』

勇者「えーと...なんて読むの?これ」

女『ん?読み方がわからないのか?』

勇者「受け取った時に言われたのは岐阜県の世界遺産だとか...」

女『そりゃ白川郷だ...それぐらい読めるだろ...ん?白川郷?ちょっと待て』

勇者「どうかした?」

女『どこかで聞いた場所だな...うーん...あっ、そうだ あいつから聞いたんだ 男 あいつらも今週末旅行でな ちょうどお前と行き先同じだ』

勇者「えっ!?」

女『それなら話は変わるな...おーい 男5~ ちょっと代わってくれ~』

男5『なんだなんだ...いきなり受話器押し付けてきて...もしもし?』

勇者「...もしもし 男5なの?」

男5『いかにも俺が男5だが...君は誰だ?俺に女の友達は居ないぞ...』

勇者「まぁ、わからなくて当然か...男2だよ」

男5『ん?今、変な単語を聞いたような...申し訳ないが...もう一度言ってくれないか?』

勇者「だ か ら 私は男2だよ」

男5『男2? 男2はもっと声が低くいぞ そもそも男だし...面白い冗談を言うな 君』

勇者「...ファンクラブ番号136」

男5『何故その番号を...その番号は男2の...まさか、本当に男2なのか?』

勇者「さっきからそう言ってるでしょ 剣道部所属の男2だよ」

男5『ちょっと待て...頭の中が混乱している...整理するぞ 君は女の子...だが男2 だよな?』

勇者「まぁこっちが本当の姿なんだけどね」

男5『マジかよ...参ったな...本当は女だったのか...お前』

勇者「明日の朝、学校でみんなに言おうと思ってるんだけど...フライングしたね...」

男5『テスト前になんてことを言おうとしてるんだ...』

勇者「いつかは言わないといけないと思うし...なら早い方がいいでしょ?」

男5『まぁそうだな...はぁ...何か姉さんが隣でずっと笑ってるし...』

勇者(そりゃ知ってるからね...)

男5『ところで...代われって言われたってことは何か俺に用があるんだろ?何だ?』

勇者「実は今日、買い物行ったらくじ引きやってて、引いたら1等出たんだよ」

男5『へぇ~それは凄いな...』

勇者「それで1等は1泊2日の旅行でね 今週末で行き先は君達と同じ白川郷なんだよ」

男5『へぇ~俺達と同じ...えっ?俺達と行き先同じなのか?』

勇者「どうやらそうらしい...」

男5『その旅行の奴は行く方法とか決まってるのか?』

勇者「いや書かれてないから決まってないと思うよ 多分、泊まるのが無料になるんじゃないかな...」

男5『じゃあさ、俺達と一緒に行こうぜ 泊まる場所同じなんだろ?』

勇者「えっ?いいの?」

男5『まぁ...他の連中にも聞く必要があるが...多分大丈夫だろ』

勇者「そうかな...」

男5『大丈夫だって あいつらは拒むような奴らじゃないことは知ってるだろ? 安心しろよ』

勇者「...そうだね」

男5『それじゃあそろそろ切るぞ 明日も早いから それじゃあな』

勇者「うん、それじゃあまた明日」

ガチャン

勇者「...今日はあるものでいいかな...明日も早いし...さっさと食べて寝よっと」

~次の日~

男「うーん...あまり寝れなかった...」

男父「大丈夫か?顔色悪いぞ?」

男「今日はテストだからね...気分もどんよりしてるよ...」

2号(お姉ちゃん!こういう時こそ、励まさないと!)

男妹(し、しかし...何と言えばいいのかさっぱり...)

2号(あーもう! こういう時に限って...仕方ない 私が言うよ!)

2号「大丈夫だって 今まで勉強して来たんでしょ? もっと自信を持っていいんだよ?」

男「勉強して来たからだよ...これで成果が出なかったら今までの勉強の意味が無い...」

男母 「考え過ぎよ そこまで自分を追い詰める必要は無いわ」

男父「ほら、朝食をさっさと食べなさい 食べないと頭が回らないぞ?」

男「うーん 食欲が無いけど食べるよ...」

~学校~

『うぅ...緊張する...』

『大丈夫だ 俺もだよ』

『あんたは大丈夫でしょ 頭良いし』

『はぁ~!? 俺が頭良いわけないだろ!』

男(みんな...テスト前で緊張してピリピリしてるな...)

担任「今日はみんな席に着いてるな...はぁ...何でまぁこんな時に言うかね...男2から皆に言いたいことがあるそうだ...」

スタスタ

男2「実はみんなに隠してたことがある...まぁ、見せた方が早いか...」

シュン

皆「「「!?」」」

勇者「え~ 実は私は女でした...今まで黙っていてごめんなさい」ペコッ

女2(あの主将が...女!? 私は同性に遅れをとっていたのか...くっ...)

女3(あの馬鹿...ただの馬鹿じゃなかったのね...)

女4(えっ!? えっ!? どういうこと!? 男2って本当は女の子だったの!?)

男(見たところ動揺しているのは3人...1番驚いているのは恐らく女4だろうな...)

勇者「何故今になって告白したかというと...戻れるようになったからです」

担任「突然戻れるようになったそうだ 誰の仕業かはわからないがな...」ジィィィィ

女(露骨に私を見つめないでくれ...反応に困るだろ...)

勇者「受け入れ難いことだと思うけど...」

女2「いや、大丈夫よ」

男5「女2...」

女2「この際だから言うわね 私は貴方を恨んでいたわ 異性ということで明らかな力の差があるから...だけど、貴方は女だった...それでも、貴方は私より実力が上なんでしょ?いいわね、越えようがあるじゃない...」

男4「女2の目が燃えている...こいつ、本気だ...」

女4「わ、私も大丈夫だよ 男だろうと女だろうと男2は男2だから...」

勇者「あっ、本名は勇者です」

女4「勇者...わかった、覚えたよ」

男4「女3...」

女3「大丈夫です 少し戸惑っただけですから」

男4「そうか...なら俺からは何も言わんさ」

美少女「誰も君が女だったからって拒まないさ 仮に拒んだら僕がそいつを殴る」

男5「会長の手を煩わせることはさせない...その時は俺がやるさ」

勇者「2人とも...」

担任「え~そろそろいいか? 時間が迫ってるんでな...このままだとテストの時間まで削りかねないからな...」

勇者「あっ、はい...」スタスタ

担任「それじゃあテストを始めるから筆記用具だけ残して荷物を廊下に出すように あっ、男妹は別の教室で授業な それじゃあ、一時解散」

ガヤガヤ

女2「勇者...でしたね」

勇者「ええ、そうですよ」

女2「さっき言ったことは本当ですから ぼやぼやしてると追い越しますよ?」

勇者「まさか~ 私がそんなすぐに越されるような腕ではないことは知っているでしょ?」

女2「ええ まぁ、そんなことより今はテストですけどね 無論、負けるつもりはありませんが」

男妹「今から言うことは独り言だから忘れてもいいよ 勇者は高度な魔法を操ることが出来る それには類い稀ない才能もあるが、何より頭が良くなければ使えない これがどういう意味か...さて、部外者の私は外に出ますかね...」スタスタ

男(あいつ...勇者をフォローして出て行きやがった...)

女2「...今の話、本当か?」

勇者「ま、まぁ...事実ですよ...あまり知られたくないことですがね...」

男妹「余談だが、彼女はこの世界でいうフィールズ賞のようなものを取っている」スッ

担任「さっさと頭を引っ込めろ ドアを思い切り閉じて頭挟んでやろうか」

男妹「すみませ~ん すぐに引っ込めま~す」ヒュン

男(フィールズ賞って...ノーベル賞の数学版みたいな賞だよな...どんだけ頭良いんだよ...それなのに今までのテスト結果が悪いのって...)

勇者『男のままだと記憶力か無くて...』

男(...つまり、今までの勇者は実力を出しきれていないということか...恐ろしい話だな...)

女2「フィールズ賞ってなんだろう...まあ、いいか」

美少女(気付いてないよ...この子...明らかな実力差があることに...)

~自習室~

男妹「結局、自習することになった...」カキカキ

ガラガラ

美少女母 「邪魔するわね~」

男妹「...校長先生 何の用ですか?」カキカキ

美少女母 「怖い顔しないでよ~ 暇だから来ただけなんだから~」

男妹「はぁ...そうですか...」カキカキ

美少女母 「貴方...自分の世界を壊そうとしたらしいわね...ツクヨミから聞いたわ」

ピタッ

男妹「何が言いたいんですか?」

美少女母 「いやね 私の知り合いにもそんなことをしようとした馬鹿な子が居たのよ~ まぁ、あの子は大切な人を失った悲しみだけどね」

男妹「へぇ~」

美少女母 「だからね 貴方を見たら心配になるのよ~ 大丈夫かな~って」

男妹「私には家族が居ますから...」

美少女母 「『家族』ね...少し昔話をしてもいい? まぁ、嫌でも勝手に話すけど」

男妹「...ご自由にどうぞ」

美少女母 「あれはいつぐらいのことかしら~ 伊勢神宮を建てられたぐらいかな? ある神が居たのよ で、その子は人を見るのが好きだった だから、1番近い場所に居る人間をずっと観察してたの 見ているうちにその子はその人間が気になってね 人間の姿になって近づいてその人間のことをよりよく知ろうとしたの」

男妹「話の途中ですが...その話って校長先生の昔話ですか?」

美少女母 「いいえ違うわよ 私の家族の昔話ね それで話を戻すけど、その人間に近づいたその子は話しているうちにその人間のことが好きになってね 遂には禁じられていることに手を出してしまったのよ」

男妹「...結婚ですか」

美少女母 「その通り あの時は焦ったわ...まさか神の方から近づいて身を結ぶ者が出るとは思わなかったから...しかもあの子はそんなことをするような性格でも無かったから尚更ね 私達がそのことに気付いた時には既に子供を産んでいたのよ...」

男妹「もしかしてそれが...」

美少女母 「ええ 後に『巫女の血』と呼ばれる血筋を作った子よ 流石に小さい子の命を奪うようなことはしなかったわ でも、あの子とその夫には代償を負ってもらったけど」

美少女母 「どうやら妻が神であることを知った上で結婚したらしいからね 彼には地獄に行ってもらったわ 彼も悩んだ末に同意してくれたけど」

男妹「神の方は?」

美少女母 「月に幽閉させたわ 最初は大変よ~ 子供の顔が見たいと大暴れでね~ 鎮めるのが大変だったわ~ まぁ、子供がどんなことをしてるか見せてあげたら静かになったから良かったけど」

男妹「...月の神」

美少女母 「貴方、鋭いわね そうよ、あの子は月の神とも呼ばれているわ」

男妹「そんな風には見えなかったなぁ...」

美少女母 「まぁ、自分の過去を語りたがる子ではないからね...そろそろ大丈夫かなと幽閉を終わらせたら今度はゲーマーになっててびっくりしたわよ どうやら、アマちゃんの差し入れでそうなったらしいわ」

男妹「はぁ...ちなみに子供はどうなったんですか?」

美少女母 「父親が行司だったのもあって、巫女になったわ 色々な能力を持っていたらしいけど、特に際立ったのは耳の良さね 男も耳がいいでしょ? あれは遺伝よ」

男妹「えぇ...地獄耳です」

美少女母 「そういえば...あの子が再び荒れた時があったわね...あれは確か...第二次世界大戦がやっていた頃ね...何があったかわからないけど...」

男妹「心当たりはありますか?」

美少女母 「いいえ 皆目見当付かないわ あそこまで荒れたのはあの子の子供が死んだ時ぐらいね...」

美少女母 「余談だけど、今あの子が名乗ってる『女』って名前、あれは娘の名前よ あの子なりに忘れないようにしているのね...」

男妹「暗い過去があるんですね...あの人も...」

美少女母 「誰にだってあるものよ 人に話したくない過去ってものは...それを黒歴史と呼ぶかはその人の勝手だけど まぁ、それをいつまでも引っ張ってても意味無いけどね」

男妹「...そうですね」

美少女母 「話は変わるけど、勉強はどう? わからないことがあったら教えるわよ~?」

男妹「大丈夫ですよ ちなみに先生の担当教科は何ですか?」

美少女母 「日本史よ 古文も出来るわ」

男妹「私、理系ですけど...」

美少女母 「あら...それは残念ね あっ、でも理系でも古文は大事よ 文法わかる?」

男妹「活用の種類と活用形が時々わからなくなりますね」

美少女母 「じゃあ、そこを教えましょう 安心して、教えた子はわかりやすいって言ってたから」

~教室~

女「ハックション! ...うぅ 今日はやけにくしゃみが出るな...」ボソッ

担任「そこ、私語は慎め」

男(まいったな...全然書けない...美少女は...ものすごい勢いで書いてる...)

男(このまま書けないで終わるのかな...それは嫌だな...)

(思うがままにやってみればいいんじゃない?)

男(そうだよな...って誰だ 何気なく会話してくるのは)

(私だよ 2号だよ 心配だから見ていたけど案の定固まってるみたいだね)

男(本番になるといつもこうなんだよな...)

(それは余計なことを考えているからじゃないかな? 1度頭を空っぽにしてみなよ)

男(頭を...空っぽに? わかった、やってみる...)

男(• • • • • •! 解き方が思い出してきた)カキカキ

(それじゃあその調子で頑張ってね 私は自習するから)

男(おう ありがとう 2号)カキカキ

~その日のテスト後~

男「今日は何とか出来たな...」

男妹「早く家に帰っご飯食べよ お腹減った~」

美少女「同意」

男「そうだな~ってなんで美少女がこっちの方向来てるんだよ こっちは僕の家の方向だぞ」

美少女「今日。お母さんもお父さんも帰る前に終わったからご飯無いんだ 頼む、ご飯ちょうだい」

男「は? つまり金を使いたくないから家にあるもの食わせろということか?」

美少女「流石だね~その通りだよ」

男「い や だ」

美少女「け、けち~」

男「それはこっちの台詞だ 僕も父さんと母さん家に居ないし、君が来たら飯何合食われるかわかったもんじゃない 駄目だね」

幼女「やだやだ~ご飯食べたい~」ジタバタ

男妹「ち、縮んだ!?」

男「このタイミングで使うか それ...」

幼女「こうでもしないと許可しなさそうだからね」

男「側から見れば、小さい子が通りすがりの学生に飯たかってるように見えるがな」

男妹「か、可愛い...」

ヒョイ

幼女「うわっ」

男妹「可愛い~」スリスリ

幼女「あ、暑い...」

男妹「お持ち帰りしたい! いいよね?」

男「いや、駄目だろ」

男妹「答えは聞いてない!」ダダダダダッ

男「速っ! あいつ...美少女抱っこしたまま走って行きやがった...」

男「あいつ、鍵持ってたし...はぁ...こりゃかなり食料が食べられるなぁ...」

~男の家~

男「やっぱり空いてる...」

『キャー可愛いな~』

『は、離して...』

『いいじゃない 減るもんじゃないし』

『こ、こうなったら..』

『あ~元に戻っちゃ駄目~』

『目的は達成されたんだ あの状態でいる理由は無い!』

『可愛かったのに~』

男「何やってんだ...あいつら...」

男「昼食、僕と妹の2人分しかないけどどうするんだろう...」

スタスタ ピタッ

男「おいおい...まいったな...」

男妹「来るのが遅いね」

男「いや、そっちじゃない 何でそれを食べようとしてるんだ...」

美少女「適当に探したら好きなカップ麺があったから まだかな~」ワクワク

男「それ...楽しみに取っておいたんだけど...」

美少女「えっ!? そうだったの? ...食べる?」

男妹(あの美少女さんが人に食べ物を譲った!?)ガーン

男「いや...いいよ...昼食あるし...」

美少女「えっ...でも...」

男「君もそれが好きなのは知ってるからね 構わないよ ハハハ...」

2号(絶対無理してるよね...あの様子...)

美少女「そうなの? じゃあ遠慮なくいただきます」

パクパク ズーズー

男妹(切り替え早っ!)ガーン

男「それじゃあ僕達も食べるとしよう...」

男妹「お、お兄ちゃん 私のトンテキあげるよ」スッ

男「えっ? でもそれ 数少ないおかずの1つだぞ いいのか?」

男妹「大丈夫 私、少食だから ほらほら」

男「わ、わかったよ...ありがとう」

2号(ナイスフォロー お姉ちゃん)

男妹(こうでもしないと食事が葬式ムードになっちゃうからね...)

男妹「ところでさ...気になってたんだけど...」

男「ん?なんだ?」

男妹「お兄ちゃんと女4さんとの関係は再従兄弟だってのは聞いたけど 正月ってこの世界にもあるんだよね? その時、来るの?あの人」

男「来るだろうな~数少ない親戚だし...まぁ、あいつのことを知ったのは中3の時だったけど...」

男妹「ん?どういうこと?」

美少女「そこからは僕が説明しよう 3年前の受験勉強で忙しかった時に突然お祖父ちゃんが家に来てね 実は親戚がいることを言ったんだよ そりゃ、みんな驚いたさ そんなこと知らなかったんだからね」

男「お祖父ちゃんが女4のひいお祖父ちゃんのことをとても嫌っていてね...そのせいで疎遠になってたんだよ...」

男妹「でも何で突然、親戚が居るって打ち明けたの?」

美少女「病気だよ もうすぐ寿命が尽きるとわかったんだろうね...幾ら嫌っていたとしても数少ない親戚だから打ち明けたんじゃないかな」

男「その後、お祖父ちゃんは親戚が居て、今は東京に住んでると話してから3日後、病気で息を引き取ったんだ...」

男妹「へぇ~そうだったの...ん?東京?」

男「この前言ったろ?事故で両親無くしたって 高校入ったばかりのことだったかな...いきなり知らない番号がかかって来てさ 恐る恐る取ってみたら、女4のお祖父ちゃんだったんだよ 母さんを呼んでくれと言われたんだ」

美少女「その後、お祖父ちゃんが住んで居た家が空き家だったから譲る形でこっちに戻って来たんだ 最初は大変だったよ 学校になかなか来なくてさ これでも学級委員も兼ねてるから学校来るように説得するんだけど1ヶ月はかかったかな...」

男「学校終わった後、すぐに女4の家に行っていたよね...」

男妹「それは...お疲れ様です」

美少女「まぁ、何とか学校来るようになったんだけどね 今度は勉強面で困るようになって...ちょうど男に告白される前までかな...定期的に家に寄って勉強教えていたんだよ」

男「それは知らなかったなぁ...」

美少女「ところで...その背中で隠してるものは何なの?」

男「えっ!? い、いや...大したものじゃないよ...」アセアセ

美少女「いいから見せなさい! 隙あり!」

ヒョイ

男「あぁ...見られてしまった...」

美少女「これ、今日発売の家族や友達とかのキャラを作ってそれで役を演じさせて楽しむアドベンチャーゲームじゃないか...なんで隠してたの?」

男「まだ起動もさせてないもん...」

美少女「Miiだっけ? 取り敢えず作ったキャラを見てみよっと...」

男「や、やめて...それだけは...」

美少女「減るもんじゃないでしょ あっ、自分以外にも私やお父さんやお母さん...あっ、勇者まで作ってる!」

男妹「ねぇねぇ 私は?」

男「ごめん...まだ作ってない...」

男妹「ねぇ 1つ聞いていい?」

男「ん?なんだい?」

男妹「この...なんか眼鏡かけた男の人は誰なの?」

男「知らないよ 気がついたら居たんだ...最初に作られていたから消せないし...変更させようにもなんか悪い気がしたから...」

美少女「名前は...なんか軍の称号ついてるぞ この人 ジャガイモみたいな名前だね」

男「まぁ、その人は放っておいてさ やろうよ もうバレちゃったし...一緒にさ」

美少女「いいね~じゃあ、起動!」

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美少女「取り敢えず、主人公は男だね」

男「なんで僕なの...」

男妹「これ、お兄ちゃんのものでしょ?なら、主人公はお兄ちゃんじゃなきゃ」

美少女「あっ、みんなの顔が盗られた...」

男「顔のついた蝶に驚いて逃げてるよ...僕...なんか情けないな...」

美少女「あっ、町に着いた! ん?これ、結構アウトじゃない?町のキャラ 男が作ったの?か

男「いや...まったく...元からこうなんじゃないの?」

美少女「それなら凄いな このゲーム作った会社 著作権で訴えられてもおかしくないレベルでどんどん著名なキャラ出してるぞ...多分許可取ってると思うけど...」

男妹「何なの?このゆっくりって...」

男「気にしたらダメだ...こういうものだと受け入れるんだよ...」ゴゴゴゴゴ

男妹「わ、わかった...」

2号(こ、怖いよ...お姉ちゃん...)

男妹(私もだ...冷や汗が出てきた...)

美少女「リア充め...爆発しろ!」

男「それ...君が言える台詞かい?僕もだけど...」

男妹「町長...キモい...」

男「ちなみに元のキャラはこちらです」ポチポチ スッ

男妹「わぁ...キモい...」

美少女「あっ、大魔王選ぶんだって どうする?」

男「うーん...どうしようかな...」

男妹「ねぇ さっきの誰だかよくわからない人にしたら?」

男「えっ?でもなんかなぁ...」

男妹「いいから!」ポチッ

男「あぁ...ごめんよ...誰かわからない人...」

美少女「名前長いから、たいさだけにしよっと...」

男「しかも名前縮められてるし...」

無論、大魔王の役に選ばれたのは俺です...実際にそうしながらプレーしてます...はい

美少女「あっ...町のみんなの顔が盗られていく...」

男妹「許せないな 大魔王!」

男「誰なのか知らない人だけどね...」

美少女「...おっ、出た! 助けてくれっていう選択肢!ここはいいえ押して無限ループするのもいいけど、今回は面倒だから1発ではいにしよっと」

男妹「なんかお守り貰った...弱そう...」

男「文句言わないの まだ序盤なんだから...」

美少女「なんで隣に居るんですかねぇ...普通去った後でしょ...」

男「ゲームに文句言うなよ...」

男妹「しかも、指定のキャラの名前言ったら素直にその顔出したよ...」

男「ご都合主義だよ!悪いか!」

美少女「なんかスライムに顔つけたぞ...」

男妹「あっ!襲われる!」

美少女「お守りが光った!これで勝つる!」

男「謎の声...おい、神って名乗ったぞ」

美少女「先生かな?女かな?男5?お母さん?お父さん?」

男妹「全部違うでしょ...」

男「断っても強引に力授けられた...なんで神だ...」

美少女「神の力で職業就けるようになるのかい!」

男妹「どれにする?」

美少女「ここは無難に戦士でしょ」

美少女「戦闘は私に任せなさい こういうのは自分で決めるからいいんだ」

男「戦略は?」

美少女「『ガンガンいこうぜ』」

男「なんだ...脳筋プレーか...」

男妹「2発で倒せたよ...このスライム...」

男「まぁ、まだ序盤だし」

美少女「こうして...男の冒険は始まったのである...」

男妹「レベル上がらないんだ...」

美少女「こうやって頼みごとを解決しながら大魔王を倒すのが目的なのかな?このゲーム」

男「恐らくそうじゃないの?大魔王がラスボスな訳ないと思うけど」

美少女「だよね~私もそう思う」

男「お礼がお金...変なところで現実味帯びてるな...」

美少女「あっ、顔が無いキャラ調べたらどこにその顔があるかわかる!」

男妹「おばちゃんの顔、遠っ!」

美少女「あっ、さっき追いかけられた敵出た!」

男「これ....蛾なのか...」

男妹「これ、誰かの顔なんだよね...」

美少女「そうだろうね...誰かは知らないけど...おっ、倒したらレベル上がった!」

男「おいおい さっき倒した蛾2匹に囲まれただけでお手上げかい...」

美少女「2人目キター じゃあ、私ね」

男「一人称は私か...まぁ、その方がいいよね」

美少女「性格は...」

2人「「天然 異議は認めない」」

美少女「何でだよ!」

男「いや...逆に何が当てはまるんだよ...」

美少女「優しい?」

男妹「いや、天然一択でしょ」ポチッ

美少女「あっ...まぁいいか 職業は...あの世界では僧侶だったな...じゃあ僧侶で 回復ポジは早目にいた方がいいもんね」

男妹「リア充が揃ってしまった...」

男「何を今更...おっと美少女が天然かまして狙ったキャラと違うキャラに攻撃したぞ」

美少女「いいでしょ 隙つけて大ダメージ出せたんだから」

男「勿論弱った方を攻撃して...よし、勝った!」

美少女「まぁ、こんな感じで進めていけば後は3人目、4人目が来るでしょ」スタッ

男「ん?帰るの?」

美少女「うん、もう15時だからね」

男「あっ、もうこんな時間か...」

美少女「終わったら貸してね 面白そうだからさ それじゃあ、お邪魔しました」ペコッ ガチャ

ガチャン

男妹「...帰ったね」

2号(ねぇ、お姉ちゃん お兄ちゃんに今日のこと話したら?関係あるでしょ?)

男妹(いや...言わない 私が言わなくてもいずれ本人かその周囲が言うだろうからね)

2号(そうかな~ 私にはそう思えないけど...)

男「うん 面白い」ポチポチ

男妹(それに今、ゲームに夢中だし)

2号(あぁ...そうだね...じゃあ言わないでおこうか...)

~女の家~

女「ふぅ~疲れた...これが明日もあるんだから参るよな...」

男5「でも姉さん、言ってることとは違って顔色が良いのは何故だ?」

女「そりゃお前、出来たからに決まってるだろ」ドヤァ

男5「ドヤ顔ウザい」

男5「そういや、姉さん ふと思い出したんだけどさ あいつのこと、男達に言ってないよね 多分、気付いてないと思うし あいつ、神力隠すの上手いし」

女「あいつ?誰だっけ...」

男5「俺達は3人兄弟じゃないだろ もう1人、忘れてないか?」

女「....あっ! カグツチ!」

男5「あいつがアマ姉さんみたいに先生やりたいとか言い出した時は驚いたよな 今じゃ、もう違和感無いし」

女「確か...担当教科は現国だったな...美少女の妹達の担任でもあったし」

男5「久し振りにあいつの家、行ってみるか?」

女「でもあいつ、帰って来るの遅いだろ? 確か、姉さんと同じぐらいだぞ」

男5「そこは頃合いを見て行くんだよ」

~学校~

現国先生「へっぶし!」

担任「大丈夫か?お前、また寝る時に腹出して寝てないか?」

現国先生「ね、寝てないさ...もうガキじゃないんだから...」

担任「女が言ってたぞ この前、ライダーの映画観に行ったらしいじゃないか」

現国先生「姉さんめ...あれだけ言うなと言っておいたのに...」

担任「おっと、手が止まってるぞ まだ採点するのは山ほどあるんだからさっさと終わらせて帰るぞ」カキカキ

現国先生「姉さんもさっきまで止まってたじゃないか...」カキカキ

美少女母 「2人とも~差し入れよ~ まだご飯食べてないでしょ?」スッ

担任「サンドイッチか...助かる」パクッ カキカキ

現国先生「母さんの料理は何でも美味いよな...」パクッ カキカキ

美少女母 「アマちゃん、量多そうだけど...手伝う?」

担任「いや...母さんかなり甘いよな 答えにかすっていたらすぐ点数あげるし」カキカキ

美少女母 「だって~頑張って考えた末に書いた答えでしょ?ちょっとぐらい良いじゃない~」

現国先生「それが記述問題ならまだいいが答えが1つしかない問題もやるから困るんだよ...」カキカキ

面白くてもキャラ名で相関関係がこんがらがるのが難点だな
最近(と言っても何年も前からだが)普通に書いてある事柄でも読み取れない人が増えてるし

男と 美少女のイチャイチャ見たいんだよ!もう内容が別物になってていつ最初の頃に戻るのかなって思ってたのに………

>>471 >>472 コメントありがとうございます イチャイチャですか...すみません、今は巫女の血関連の話を掘り下げたいんです

内容が夏休みに入るところで新しいスレにしたいと思います これから先も人物増えるので...そこはご了承いただけたらなと まだ女4の家族出してないし...

美少女父「おっと、こんなところにいたのか...戻って採点の続きをするぞ」グイッ

美少女母 「え~ ちょっと早くない? ねぇ、無視しないでよ~」ズルズル

現国先生「抜け出してたのか...まったく...相変わらずサボリ魔だな母さんは...」

担任「お前もな 手が止まってるぞ」カキカキ

現国先生「いや 俺はもう終わったんだ じゃあお先に帰らせてもらうよ」スタッ

担任「い、いつの間に...」カキカキ

現国先生「仕事はさっさと終わらせるタイプなんでね 父さんが母さんを引っ張って出て行く辺りで終わったさ」

担任「いいよな...お前は採点楽で...」カキカキ

現国先生「採点を楽するように問題作ったからな ほら、記述問題少なめにした」スッ

担任「うわっ...手抜きしやがって...」カキカキ

現国先生「これも工夫だよ そろそろあいつも部活が終わった頃かな...帰るついでに迎えに行くか...」

担任「ん?誰を待ってるんだ?」

現国先生「まぁ...同棲してる奴をな...覚えているだろ?姉さんが引きこもった時に踊ったあいつを」

担任「あぁ...笑わずにはいられなかったな...あれは ん?ということはお前、あいつと暮らしてるのか?」

現国先生「正確には押しかけて来た だがな 住むところが無いから来たんだと」

担任「大変だな...お前も...ということは、あいつダンス部か?」

現国先生「踊りの神だし、うってつけだろ? 」

担任「そうだな...ふと思ったが...この学校って神多いよな」

現国先生「日本の神は勿論、北欧神話...あっ、ギリシア神話の神も居たな」

担任「沢山居るな...今更だが...」

現国先生「これからも増えるだろうな...母さんのことだし、来るもの拒まずでどんどん受け入れるからな」

担任「それが頭痛の種だよ...ほとんどの仕事を私に押し付けてくるし...」

現国先生「俺もその被害を被ってるがな...最近は父さんのお陰で何とかやってるが...長く持ちそうも無いな...」

担任「はぁ...何であんな母親を持ってしまったかね~私達は...」

現国先生「愚痴を言っても仕方ないだろ? さっきから手が止まってるし...そのままじゃいつまで経っても採点終わらんぞ?」

担任「すっかり忘れてたな...まぁもうすぐ終わるがな」カキカキ

女5「さっきから何の話してんの?」ヒョコッ

現国先生「おいおい この期間の職員室は入っては駄目なこと忘れんなよ まぁ、これで迎えに行く手間が省けたが...」

女5「えっ!? 家まで送ってくれるの?」

現国先生「俺も今帰ろうとしてたしな ...ん?お前、着替え忘れてるぞ」

女5「あっ...すぐに着替えてくる! 昇降口で待っててよ!」タタタタタタッ

担任「足早っ...」

現国先生「まったく...世話が焼ける奴だ...それじゃあ、今度こそ先に帰らせてもらうよ 姉さん」

担任「おう 風邪引くなよ まっ、お前には無縁かもしれんがな」

現国先生「姉さんもな それじゃあ」スタスタスタ

担任「...行ったか それじゃあ私も帰るとするかね...これ以上長居してたら母さんの仕事押し付けられそうだし...今日はオムライスにするか...」

~数時間後 女の家~

女「ただいま~ ふぅ...疲れた」バタン ゴロゴロ

男5「姉さん...靴揃えろよ...」

女「面倒臭い 頼んだ」

男5「仕方ないな...あっそうそう これ今日の分な」スッ

女「どれどれ...うん、悪くないな 流石私達が考えた最強の美少女 いつ見ても飽きないな」

男5「その様子だと全部良さそうだな...じゃあ、ファンクラブに売るからな」

女「待て この写真は私がもらう これは他人に渡したくないな」

男5「男とゲームやってる写真じゃないか それがどうしたんだ?」

女「リア充の写真見て喜ぶ奴が居るか? まぁ、物好きも居るかもしれんが...私もその1人だけども...」

男5「姉さんの性癖はどうでもいいよ...じゃあ、それは姉さんにあげるから...」

女「すまんな」

担任「さっさと弁当箱出しなさい 洗わせるぞ?」

女「それは御免被るよ」スッ

担任「お前な...はぁ こういう時は動き速いな...」

女「面倒事に巻き込まれたりするのは嫌いなんでね というか、そんなこととっくに知ってるじゃないか」

担任「まぁ、今更だがな ところで...つい最近知ったことだがな まぁ、これがお前にとって朗報となるかは別だが...」

女「もったいぶらずに言ってよ 隠し事は嫌いだぞ」

担任「じゃあ、言うよ お前の子供...居ただろ?」

女「あぁ...その話か...随分と前に死んでしまったよ...良い子だった...」

担任「その魂がまだ彷徨ってると言ったら?」

女「はぁ!? まぁ...あの子レベルだったらこの世に留まるなんて余裕だと思うけど...」

担任「風の噂で聞いた話だとな あちこちを観光しながらうろついているらしい...危害は加えてないけどな」

男5「幽霊の風来坊ってか?」

担任「そんな感じだ で、お前 会いたがってたろ? だから話したんだ」

女「何の未練でこの世に留まってるのかね...あの子は...」

担任「知らんよそんなこと 確か、性格 結構似てるよな?あの子」

男5「才能あるのに面倒臭がって出し惜しみするとかな まんま姉さんだな」

女「本人の前で言うかね それ...」

担任「良くも悪くも母親に似てしまったという訳さ で、どうする?会いに行くか?」

女「いや...いい 会わんよ 何かこう...そのうち会える気がするからね」

男5「姉さんの勘はよく当たるからな~ もしかしたら本当に会えるかもしれんな 近いうちに」

担任「まさか 風来坊だぞ?こいつがここに居ることも知らないのに会えるか?」

女「さぁ? どうだかね まぁ、期待せずに待っているとするよ ところで姉さん、今日の夕飯は?」

担任「もう飯の話か...今日はオムライスだ」

女「おっ、いいね ちょうど食べたかったんだよ」

女(まぁ...何故かわからないけど 私の勘が正しければ 近いうちにあの子じゃなくてもう1人の方も会える気がするけどね...とんでもない時代に飛ばしてしまったあの子に... 覚えているかな 2人とも...私が最後に言ったあの言葉を)

男5「姉さん なに黄昏ているんだ 俺が弁当箱洗ってるんだから、せめて風呂掃除はしてくれよな」ゴシゴシ

女「わかったよ 働かざる者食うべからずてな」スタッ

~その頃 何処かの山奥~

???「クシュン! ...うぅ 寒い...5月なのにまだ寒いのかい...さて、次は何処に行こうかな~ まぁ、いつもみたいに適当に当たったところにするか...よっと おっ? ここか えーっと? 白川郷? 確か、牛が有名だったような気がするな~ 楽しみだね~ じゃあ、行くとするか」スタッ

『どんな人でも礼儀正しく挨拶をすること いいわね?』

???(なんで最近、母さんのことを思い出すかね~ 忘れはしないよ 大切なことだからね しかも、何故か会える気がするんだよな~ 会えるはず無いのにね まぁ、私は私なりに生きるけどね 死んでるけど ハハハ)スタスタ

~次の日 放課後~

男「お、終わった...疲れた...」

美少女「お疲れ~ ほら、これ」スッ

男「コーヒー? ジュースがいいんだけど まぁ、貰えるものは損するもの以外貰うけどさ」

美少女「文句言わないの 明日だよね 旅行」

男「あぁ そうだね 準備はもう出来てるよ そっちは?」

美少女「1週間前に終わらせた」

男「早っ!」

美少女「こういうものは早目に終わらせておくものだよ? 前日になって急いでやったら忘れるものがあるからね」

男「経験したことか...伊達に僕より生きてないね...」

美少女「僕は未来の君だし 色々なことを経験して来たからね それを活かさないと意味が無いよ」

男5「よっ イチャイチャカップル 元気か?」

男「随分なご挨拶だな 男5 お前はもう明日の準備は出来ているのか?」

男5「行くことになったその日のうちに終わらせた あの後、勇者に相談されることになるとは思わなかったけどな...」

美少女「ん?なんで勇者が相談するんだい?」

男5「あっ、やばっ...言ってなかったな...実は明日なんだけどな 勇者も同行する なんかくじ引きで当たったらしい 一泊二日の旅行券」

男「何その強運 僕、いつもティッシュなんだけど」

美少女「僕は割引券かな~ ん?ということは5人になるのか...あれ?泊まるところ2人部屋だけだったような気がするんだけど...誰か1人違う人と一緒に泊まることになるぞ」

男「いいんじゃないか?そういうトラブルもあるのが旅行なんだし」

美少女「それもそうか~ あっ、分かれ道だ じゃあ僕はこっちだから じゃあね2人とも また明日」

男「また明日ー ...で、男5 さっきから何か話したげな顔をしてるが僕に何か用かい?」

男5「察しが良くて助かるよ 実はな...」

~数分後 男4の家~

男4「すまんな 2人とも 荷造りの手伝いしてもらって...」

男「言うならもっと早く言ってくれよ...もう明日だぞ?」

男4「いや~こういうのは苦手でな~ いつも、女3にやってもらっているんだ」

男5「嫁さんに何やらせてるんだ というか、それなら今回もやってもらえよ 何で俺達なんだよ」

男4「今、喧嘩中でな...1週間前、俺が間違えてあいつの楽しみにしてたスイーツ食べてしまって...それっきり学校以外で口を聞いてもらえてない」

男3「全く...君はいつもろくなことしないよね...」

女2「私は手伝いませんからね 自分のことは自分でしなきゃ何処に何があるかわかりませんし」

男3「固いこと言うなよ...あっ、男 そこは洗面具入れるところだ 着替えは入れないでくれ」

男「はぁ!? 面倒臭いな~ じゃあ、何処に入れるんだよ」

男3「ほら、菓子と菓子の間に隙間があるだろ? そこに入れてくれ」

男「なんてところに入れるだよ...」

~数分後~

男「つ、疲れた...なんで荷造りでこんなに疲れなくちゃいけないんだ...」

男4「いや~助かったよ ありがとな みんな これ、少ないけど礼だ」

男5「重っ! 何入ってるんだよ これ」

男4「うちで育ててる野菜」

男「野菜をお礼に渡す奴が居るか...」

男4「ここに居るが?」

男5「はぁ...もうツッコむ気力も出ないわ...」

~勇者の家~

勇者「それで、私に?」

男「いや~僕の家はこの前買ってあるからさ...これ以上あっても食べ切れないんだよね」

男5「俺のところもそうだ みんな、少食なんでな」

勇者「はぁ...でも、ありがたいので貰いますね」

男「そうしてくれ...それじゃあ、男5 頼んだ」

男5「頼んだって何を?」

男「送ってくれ...もう歩けん...」

男5「仕方ないな...今回だけだぞ?」

男「じゃあな 勇者 また明日」

勇者「あっ、はい また明日」

ガチャン ビュン

勇者(なんか凄い音がした...男、大丈夫かな...)

勇者「さてと 明日持って行くものを確認して 今日の夕飯を作ろうかな...」

~次の日 駅前~

美少女「さぁ、やってまいりました 旅行ですよ」キャッキャッ

男「凄いテンションだな...後で倒れても知らないぞ?」

美少女「そんなことあると思う?」

男「ありえる 君は僕だ」

美少女「信頼されてない...悲しい...」ブワッ

男5「朝っぱらから会長泣かせるなよ 男」スタスタ

男「おっ、来たか」

美少女「スルーした! ねぇ、スルーしたよね!」

男「えっ?何のこと?」

美少女「うわっ...無かったことにしようとしてる...」

男5「珍しくテンション高いな...この調子だと泊まるところに着いたことにもう死んでるな」

~イメージ~

男「おっ、そろそろ着くぞ」

美少女「もう少し寝かせて...」スヤァ

男5「こんな感じだ」

男「ありえる というか、そうなるだろうな」

美少女「2人とも...酷い...」

女2「いや...結構そうなってますよね...会長って」

勇者「うん 結構そうなってる」

美少女「い、いつの間に...」

女2「男5がイメージを話し出した辺りから居ましたよ?」

勇者「そろそろ電車来る時間だけど...」

男「えっ? あっ、本当だ 行くぞみんな」タッタッタッ

美少女「早っ! って置いてかれてるし 待ってー」タッタッタッ

~電車内~

美少女「ま、間に合った...」ゼェゼェ

男「いや、電車待たせたよね? みんなに迷惑かけたよね?」

美少女「さぁ、何のことでしょう 私には記憶に無いですね」キリッ

女2「む、無理がありますよ...会長」

勇者「素直に謝るのも大切ですよ?」

男「• • • • • •」ジィィ

男5(これ、マジで怒る5秒前の顔だ)

美少女「ごめんなさい 大勢の人に迷惑をかけました」ペコッ

男「わかればよろしい」

女2(男を怒らせてはならない...肝に命じておこう...)

~数時間後~

男5「...女2、ジュース」

女2「はい」スッ

男5「ありがとう」

美少女「ねぇ、まだ?」

男「いや...昨日、生徒会の最後に結構長くなるって言ったよね?」

美少女「ここまで長くなるとは思わなかったんだけど トランプももう飽きたし...」


男「我慢しなさい あと20分すれば降りるから」

美少女「20分!? 長いなぁ...」

勇者「長くは無いでしょ その後、バスで泊まる場所まで行くんですよね?」

男5「それはすぐに着くらしいな」

美少女「じゃあ、寝よっと」

男「僕は本を読んでるけどね」

男5「そういえばさ 男4の荷造り、昨日手伝ったけど あいつ、何処行くんだっけ?」

女2「仲直りの旅行ですよ」

男(考えることが僕と一緒かい...)

男5「はぁ...そんなのの為に俺達は昨日手伝わされたのか」

女2「あの人にとっては大切なことなんですよ...」

男5「夫婦喧嘩の仲直りに旅行か...ちと高過ぎないか? そこは食事とかで何とかしろよ」

女2「かなり前から旅行行きたいと言ってましたから...そのこともあるんでしょうね...」

男「お前、よくそんなに詳しいな」

男5「まぁ、たくさんしたからな 俺も」

男「夫婦喧嘩を?」

男5「あぁ したよ」

男「というか、結婚してたの?」

男5「お前...古事記に書いてあること大方合ってるって姉さんが言ってたこと忘れたのかよ...」

男「そういえばそんなこと言ってたな...あれ?お前、人間と結婚したのか?」

男5「そこが大方じゃないところだよ 確かに俺はあいつと結婚したけどよ あいつが神になってから結婚したから」

男「えっ?人から神ってなれるの!?」

男5「かなり大変だけどな...素質も関係するし 大方、母さんに扱かれてるうちに諦めるんだが...あいつは俺の為に頑張ってくれたよ」

女2「かくいう私もそうですがね...」

美少女「えっ?そうなの?」

男「起きてたのか」

美少女「寝れるわけないでしょ そんな話されたら」

男5「神が結婚する者はまず神にならなきゃならない いつの間にかそんなルールが出来ていたんだ...そして、みんな暗黙の了解でそれを守っていた」

男「それを破った神が居た...それで産まれたのが巫女の血...」

男5「こんなこと言うのも何だけどさ 巫女の血ってある意味原罪の証かもしれないな...幾ら世代を重ねても遺伝子から変えてもかき消されないなんてよ...」

男「でも、そのお陰で僕は君達と親しくなれたんだよ?それなら僕はこのままでもいいな」

男5「みんなお前みたいだったら、平和なのにな」

男「何だよそれ...僕が変わってるって言ってるみたいじゃないか」

女2「いや...そういう意味じゃなくて...中には嫌ってる者も居るんだ...巫女の血を継ぐ者を嫌う神が...」

美少女「まぁ、神にも色々居るもんね そりゃ嫌う神も居るか」

男5「中には消そうとする馬鹿も居たんだけどよ 母さんが止めたんだ 産まれた子供に罪は無いって」

勇者「校長...やる時はやるんですね...」

やばい...読者の方々にはどうでもいいかもしれんが俺にはやばい...とんでもない妄想が止まらん...エロとかグロとかそういうのではない妄想が...うーん...さっさとこれ書き終えないと...3月まで終えられるように頑張ります

あともう1つ、大学の話は書かないことにします。他に書きたいことがあるので...

男「おっと、そろそろ着くぞ...荷物、まとめとけよ」

男5「やばっ トランプしまい忘れてた!」

男「あと2分ぐらいあるからそう焦るなって...」

美少女「夕食は牛肉だっけ?楽しみだな~」

勇者「飯物のことになるといつもこうですよね...美少女って...」

男「すまん...それ、僕がそうだからだよ...」

女2「そういえば...会長って元々は男だったな...すっかり忘れてた...」

美少女「別に忘れてても構わないけどね」

男「たまに、君も忘れるしな」

美少女「えぇ~ そうだっけ?」

男5「おっと、電車が止まったぞ イチャイチャするなら降りてからにしろ」

男「何だよそれ さっきから僕達を貶してないか?お前」

男5「例え結婚していたとしても、目の前にイチャイチャしてる奴らが居ると無性に腹立たしいんだよ こっちは」

2人「「わかる」」

美少女「女2と勇者まで...むぅ~ 夕食時にお肉食べてやる...」

男「ちなみに、飯の時の美少女の速さは通常時の3倍
らしい 女からそう聞いた」

勇者「だから、あの時あんなに速かったのですね...」

男5「バイキングとかビュッフェとかの店に行くとブラックリスト入りになる これも姉さんから聞いた話だ」

女2「焼肉屋の時も会計時の店員の顔が引きつっていましたね...」

美少女「あれ?...もしかして、私って食べ過ぎ...」

男「今更かよ...」

勇者「そう言いながらもバス停へ歩くのは辞めないのですね」

美少女「夕食への楽しみが私を動かしているからね」ドヤァ

男「ドヤ顔すんなし...」

男5「そうこう言ってる間にバス停に着いたな...おっ、ちょうどバスが先に着いててラッキー 乗るぞお前ら」

男「乗るの早くないか 誰か間に合ってないかもしれないのに...」

美少女「後ろが詰まってるよ さっさと乗ってよ」グイグイ

男「お、押すなって...勇者、居るか?」

勇者「既に座ってますよ」

男「は、早い...」

プシュー ブゥゥゥゥ

男「あっ...バスが走り出した...」

男5「まっ...乗り遅れてる奴は居ないだろ...」

美少女「ねぇ、窓の外見て」

男「ん?何だ?」

~外~

女2「待てや お前らァァァァァァァ」ダダダダダダッ

男「女2...みんなの荷物持ってあんなに速く走れるのか...」

男5「伊達に剣道部副将じゃねぇな...」

勇者「それは関係ないでしょ...すみません、運転手さん 連れが乗り遅れたみたいです 止めてもらえませんか?」

運転手「次のバス停まで結構あるし...仕方ないな...」

~1分後~

女2「ぜぇ...ぜぇ...疲れた...」

男「ご苦労様 ほら、水だよ」スッ

女2「す...すまん...」ゴクゴクゴクゴク

美少女「おぉ いい飲みっぷりだね」

男「呑気なこと言ってる場合か すまんな女2...もう少し僕が男5を引き止めていれば間に合ったかもしれないのに...」

女2「いや...男は悪くない 反省すべきはそこでシラっとポテチ食べてる会長とうたた寝しそうな男5だ」

美少女「えっ?僕も?」キョトン

女2「遠目からでもよく見えましたよ 足を止めた男を後ろから促して乗り込ませたのを あれが無ければ間に合いましたから」

美少女「えっ?そうなの? ...お詫びと言ってはなんだけどポテチ食べる?」スッ

女2「結構です ですが会長はしばらくお菓子禁止ですね」ヒョイ

美少女「え~ 唯一の楽しみが~」

勇者(私はカウントされてないけど大丈夫なのかな? 1番に搭乗したのは私なんだけど...)

女2「おい 寝るんじゃない!」バシッ

男5「痛っ! ...何処から出したんだよ その木刀」

勇者(どうやら大丈夫らしい...)

男「ところで...勇者はどうなんだい? 1番に乗ったのは勇者だけど」

勇者(男...余計なことを...)

女2「勇者はバスを止めてくれたので良しとします」

勇者(ほっ...)

謹んで新年のお祝いを申し上げます。挨拶と更新が遅くなったことをお許し下さい。

女2「ところで...泊まる場所の情報を何1つ聞かされていないのですが、どういうことですか?」

美少女「何も知らない方が却っていいかな~と思ってね」

男「単純に言い忘れてただけじゃ...」

美少女「そうとも言う」

男「はぁ...言い忘れるなよ...今日泊まる場所は民家だったところを宿にした場所だよ」

男5「ということは、見た目は普通の家なのか?」

男「まぁ、そんなことだね 但し、合掌造りの家だけど」

勇者「大人数が泊まることが出来るなんて...広い家なんですね...」

男5「でも一部屋2人ずつなんだろ? そこまで広くないんじゃないか?」

男「まぁ、着けばわかるさ ...そろそろかな 次のバス停で降りるぞ」ポチッ

女2「じゃあ、荷物を持って...止まるの早いな...」

男「お金は僕がまとめて払うから 先に降りて」ゴソゴソ

~2分後~

男5「降りた後の標識に従って来たけど...ここが泊まるところなのか?まんま、家だけど」

男「ここで合ってるよ」ガラガラ

美少女「あれ?ボタンは押さないの?」

男「中に呼び出し用のベルが置いてあるってサイトに書いてあったろ 君が見せたじゃないか」

美少女「そうだっけ? 忘れてた」

男5「でも、ベルを鳴らす必要はないみたいだな 先約がいる...ん?」

女2「どうした?男5」

男5「いや...何でもない...」

男5(まさか...あいつじゃないよな あちこち彷徨ってるって姉さんが言ってたけど...あんな格好じゃあるまいし...)

女2「部屋割りはどうしますか? あっ、会長は他の人と一緒の部屋ですから」

美少女「え~ それは酷くないかな...」

男「いや..一緒の部屋にしたら僕らの分のお菓子食べるでしょ...」

美少女「えっ?駄目なの?」

勇者「駄目でしょ...」

~数分後~

美少女「手続きが結構時間かかったな~ なんたって、受付に来たのがお婆ちゃんだったし...何回も男の言ったことが聞き取れなかったから仕方ないね...さて、ここが僕の泊まる部屋か...」

美少女(こっそり中の様子を見ると...さっき受付にいた人がいるな...しかも結構くつろいでるし...)

美少女「あっ、どうも 一緒に泊まる者です」

???「あっ、見えますか?」

美少女「? どういうことですか? 結構くつろいでる様子なら見えましたけど」

???「それはとんだ失態を...あっ、これ 食べますか? ついさっき、買ったものですが...」スッ

美少女「貰います ありがとうございます」

???「まだ名乗ってなかったですね...私は...うーん、何といえばいいかな...メイドとでも呼んで下さい 服装からわかりやすいでしょ?」

美少女「はぁ...まぁ、メイド服ですね... あっ、私は美少女と申します」

メイド「では、美少女さん 単刀直入に聞きますが、貴方、幽霊って見える人ですよね?」

美少女「えっ? さぁ、わからないですね...今まで幽霊見たことないので...」

メイド「まぁ、こういうことですよ」

美少女(手をこたつの天板に乗せ...めり込んだ!?)

メイド「私...幽霊なんですよ まぁ、何故そんなことを明かしたかと言うと貴方から感じるんですよね 懐かしいものが...」

美少女「へ、へぇ~ じゃあ、私からも...貴方から感じますね...神力...さっき、受付で見た時からずっと感じました」

メイド「神力を感じる...ですか」

美少女「まぁ、視えるの方が正しいですかね...オーラみたいに視えます」

メイド「そんなことが...もしかして、貴方以外にもそういうことがわかる人って居ますか?」

美少女「居ますよ どうやら、血筋らしいんですよね 巫女の血とか呼んでます」

メイド「はぁ...巫女の血ですか 聞いたことないですね...神の血なら聞いたことありますけど...」

美少女「神の血?」

メイド「昔、神が人間と子供を作り、その子供に流れる血のことですよ」

美少女「そ、それ...巫女の血のことですけど...」

メイド「そうなんですか?長い間、各地を旅していたので今、どう呼ばれているか知らないのですが」

美少女「その子供が巫女をしていたから、巫女の血と呼んでいるということです」

メイド「はぁ...その子供が...ん? 巫女をしてたのって、神の子供なんですよね?」

美少女「えぇ そうですけど」

メイド「...何となくわかったような気がします 何故、貴方から懐かしい感じがするのか」

美少女「聞かせてくれますか?そのこと」

メイド「まぁ...何というか...私は...貴方の先祖に当たる者です」

美少女「....えっ?」

メイド「昔、巫女をやっていました...何百年前かな...」

美少女「う、嘘ですよね...こんな場所でご先祖様に会うことになるとは...」

メイド「こんな格好では示しがつかないですがね...アハハハハ」

美少女「ちょっと...呼んで来ていいですか?もう1人居るんですよ」

メイド「どうぞ 私の話で良ければ幾らでもしますよ」

~男の部屋~

男「あの~男5さんよ いつになったら、僕のカードを引くんだい?」

男5「ちょっと待ってろ...あともう1組あるはずなんだよ...」

『ねぇ 男居る? 急いで来て欲しいんだけど』

男「その声は美少女か... 今、ババ抜きしているんだけど...仕方ない 続きは戻ってからにしよう」

男5「ん?あぁ、そうだな...なぁ、俺もついていっていいか?お前が居なくなると暇なんだよ...」

男「さぁ? 一応着いてくれば? もしかしたら、関係あるかもしれないし」

男5「じゃあ、着いていくわ」

美少女「あっ、来た 一緒の部屋になった人なんだけど、凄い人だったんだよ...」

男「どういう人?」

美少女「まぁ、見ればわかる というか、受付の時点で気付いているかもしれないけど」

男「先に受付に居た人か...あれって間違いじゃなかったのか...てっきり、男5のものだと思ったんだけど...」

男5「馬鹿言え 俺だって通常時は出さないようにしてるさ」

男「じゃあ、あの神力は...」

美少女「着いた! この人だよ」

メイド「ん? 叔父さん?」

男5「やっぱり...気のせいじゃなかったか...久し振りだな、女」

男「ん?女? なんでこんなところで女の名前が...」

男5「まぁ、説明してやるから...聞いたぞ、姉さんから あちこちで旅してるって まさか、こんなところで会うことになるとはな...」

メイド「叔父さんこそ...何故ここに?」

男5「お前と同じ観光だよ まさか...ここで巫女の血の祖とご対面するとはな...男、こいつがお前と美少女のご先祖だよ」

美少女「あっ...先に言われた...」

男「こ、この人が? メイド服着てるけど...」

メイド「これは趣味です」

男「は、はぁ...」

男5「姉さんが言ってたことはやっぱり当たるなぁ...まぁ、最初に俺が会うことになるとは思わなかったけどよ...」

メイド「叔父さん、今は神の血のことを巫女の血って呼んでいるのですか?」

男5「ん? いや...今でも神の血と呼んでいるよ ただ、お前の血が流れている者は巫女の血と呼んでいるね」

男「...どういうことだ? もう1人、居るのか? その、神の血とやらを引いているのが...」

男5「面倒臭い話だがな...居るんだよ 女4が居るだろ?お前の再従兄弟の あいつに流れている血はこいつの弟の血だ...」

美少女「女4に流れているのは私達とはまた別の血なのか...」

男5「まぁ、元を辿れば同じ神が産んだんだけどな... まったく、姉さんも罪なことをしてくれたよ...あんな時代に飛ばすなんてな」

男「さっきから話が見えないんだが...何故、さっきご先祖様を女って呼んだんだ?」

男5「それがこいつの名前だからだよ 姉さんは子供のことを忘れない為に、敢えてこいつの名前を名乗っているんだ」

メイド「私の名前を名乗っている? もしかして...母さんがこの世界に来ているの?」

男5「あぁ 来ているよ 4年前からな... 相変わらずの様子で変わってないよ...今は俺と同じように学校に通っている」

メイド「だから、そんな見た目なんですね...昔はもっと厳つかったので...さっき見た時は気付きませんでした...」

美少女「ねぇねぇ もしかしてさ...女って私達のご先祖様なの?」

男5「まぁ...そうなるな でもな、姉さんもわかっているぞ?お前達が血を引いているって 姉さんは子孫のことも気に掛けていたからな」

男「先祖にアイスとか食事代とか奢らせていたのか...僕達は...」

男5「姉さんが好きでやっているんだ 別に罰なんか当たらんよ」

メイド「あの母さんが...とても聞いた感じでは信じられませんね...」

男5「姉さんは見栄っ張りだからな 子供であるお前の前では良い母親で居たいんだよ」

男5「まぁ、大雑把な説明をするか...昔、神が人間と結婚して子供を産んだってことは前、姉さんから聞いたろ?」

男「あぁ、聞いたよ」

男5「姉さんはな、そのせいで暫く月に幽閉されたんだ それが、姉さんが月の神って呼ばれる所以だよ」

美少女「だから、ツクヨミなのか...」

男5「でもな、子供は2人居たんだ...母さんと父さんが見逃してくれそうなのはせいぜい1人...だから、姉さんはバレそうになったギリギリの時に弟の方を違う時代に飛ばしたんだよ まさか、それが第二次世界大戦が起こる少し前の時代になるとはな...その時の俺達は知らなかったよ...」

美少女「その...ご先祖様の弟の方はその後、どうなったの?」

男5「まぁ、俺も必死になってその後どうなったか調べたんだがな...わかったことは、どこかの農家に拾われて、海軍に所属し、暫く経った後、特攻したってことしかわからなかったよ...」

メイド「特攻...あの子は真面目だったから...家族に情けない自分の姿を見せたくなかったのかもしれない...」

男5「そのことを姉さんに知らせたら案の定悲しんでね...暫く荒れたよ...クレーターってあるだろ? あの中で特に大きいのはな 隕石なんかじゃない 姉さんの手で作られたんだ...荒れた時にね...」

男「女...いつもふざけているあいつにも暗い過去があるんだな...」

美少女「これからはもう少し労ってあげよっと...」

男5「まぁ、そういうことだ それで、女 お前はどうしてこの世を彷徨っているんだ? 姉さんに会いたいからという訳でも無さそうだし...」

メイド「まぁ、色々理由はありますが...強いて言うなら、弟にもう一度会いたいから ですかね あちこち行ってはいるのですが、あの子に会えないので...」

男「アニメのグッズ集めとかありそうですね...偏見ですけど」

メイド「まぁ、それもあるかな~ アニメはいつまで見ても飽きないし アニメがある限りまだ成仏出来ないよ」

男5「あの母親があって、この子供ありか...やっぱりそっくりだな~お前は 姉さんはゲームにハマってるけど、お前はアニメかい」

メイド「母さんがゲーム...ですか うーん...想像出来ない...」

男「ゲームセンターのアーケードゲームありますよね? あれのランキングを1人でスコア出せる最大値で総なめしていますよ」

メイド「」

男5「この前も大会で優勝したもんな...」

男「その為にわざわざ美少女と僕を入れ替えたし...まったく、僕と美少女で本当に良かったよ...」

メイド「? どういうこと?」

美少女「まぁ...話すと長くなりますが...実は私、元々は彼、男なんですよ」

メイド「えっ? つまり...同一人物?」

男5「未来の だけどな 姉さん....太陽神の方だけど こいつに恩義を感じてな そのお礼と言っちゃなんだが 過去に戻したという訳だ そのついでに色々弄ったんだが...そのことは姉さん、お前の母さんに聞いた方が早いだろう」

メイド「確かに...双子みたいな感じはしたけど、まさか同一人物だとは...ん? ねぇ、もう1人同じようなのが居るけど、その子もそうなの?」

男「いや...僕と美少女以外にそんな人はいないと思いますが...」

メイド「そうかな?私、聴くことだけは他の人より長けてると思うんだけど 貴方達2人と同じ波長を別の部屋から感じるんだよね...」

男5「どの部屋かもわかるか?」

メイド「えーと...ここから2つ隣の部屋ですね...」

男「確かそこは勇者と女2の部屋だったな...」

美少女「でも2人とも違うと思うなぁ...女2はヴァルキリーだし、勇者に至っては違う世界の人だし...」

メイド「ん? 今、違う世界の人って言った?」

美少女「え、えぇ...言いましたが...」

メイド「なるほど...そういうことか...」

男5「どういうことか説明してくれるか?」

メイド「簡単に言うとその勇者って子、平行世界の同一人物だよ」

3人「「「ハァァァァァァァァァ!?」」」

メイド「それ以外に考えられないよ だって、こことは違う世界の人なんでしょ?」

男5「あ、あぁ...そうだが... まさか、姉さんがゲームのやり過ぎで何気なく召喚して呼べちゃった奴が 平行世界の同一人物だとは... 何処となく似てるな~とは思ったが...」

メイド「姉さんって...母さんがその子呼んだの?」

男「はい、そのせいで春休みの課題を3倍増やされてました」

メイド「母さん...なんて事を...」

男「平行世界の僕って王女なのか...」

美少女「とんでもないことが立て続けにわかるなんて...たまげたなぁ...」

男5「取り敢えず、勇者呼んでくるわ...」

~~~

勇者「急いで来いと言われたので来ましたが...どうしました?」

美少女「うーん...言われてみれば確かに似てなくもない...」

勇者「どうしました?2人とも...私の顔をじっと見て...」

男5「何から話せばいいやら...」

メイド「まずは私の紹介からにしましょう 私は女 貴方がいつも女と呼んでいる人の子です」

勇者「はい? 女って、確か神様だったよね...その子供って...」

男「巫女の血の祖、つまり僕と美少女のご先祖様だよ」

勇者「そ、そうなんですか...初めまして、勇者と申します」

メイド「まぁ、気楽にメイド とでも呼んで下さい それで、本題に移りますが、私は聴くことだけは優れてると思うのですが 貴女から男と美少女の2人と同じ波長を感じるのですよ 完璧に同じの そんなこと、同一人物じゃないとあり得ないんです」

勇者「つまり...私が男と美少女と同じ存在...ということですか?」

男5「平行世界の同一人物ってことだよ こいつの聴く能力が優れてることは俺が保証する 間違いは無いと言っても過言ではないだろう」

男「まぁ、いきなりでびっくりしたと思うけど 知っておいた方がいいと思ったから呼んだんだ...」

美少女「平行世界の自分ってどんなことしてるんだろって考えたこと、あるけど まさか、身近に居るとは思わないよね~」

勇者「う、嘘じゃないですよね?」

メイド「嘘じゃありません 本当です」

勇者「え、えぇ...平行世界の自分って大食いなのか...」

男「言っておくけど、美少女が規格外なだけだからね...」

美少女「そうそう...って、言い方酷くない?」

勇者「ということは...私は自分と戦争終わらせる旅したということなのか...」

男「まぁ、そうなるね...」

美少女「寝る前にその話をしますね 結構長くなるので...」

メイド「あっ、はい」

男5「女に会うし、勇者が平行世界の男だってわかるし、びっくりすることだらけだな...」

美少女「完全に女2が蚊帳の外だけどね...」

勇者「私が責任持って、女2に伝えますよ...未だに信じられないですけど...」

美少女「今思えば...なんだけど もしかしたら、私があの時、蘇生魔法使えたのってそのこともあるかもしれないね...元男だし」

男「なるほど...そのこともあり得るね...」

勇者「色々考えが浮かびますね...確かにあの呪文は王家の血を引くものしか本来使えないはずですし...ついでに教えましたけど、まさか出来るとは思えませんでしたから...平行世界の同一人物だったからということなら、納得出来ます...」

男5「姉さんから大方聞いたけど、美少女が朝飯のバイキングにあったのを殆ど食べたというのが印象に残ってるな...」

男「あったな~そんなこと あの時は取るのに必死だったな~なんたって片っ端から取って行くんだもの」

美少女「朝はお腹が減るんだよ...」

勇者「だからってあの量は無いでしょ...」

メイド「楽しそうだね...みんな 私もそっち行こうかな~」

男5「ついでに姉さんに会うか? 幼少期に別れたっきりだろ?」

メイド「いや~ それはちょっと...会いに行くのは恥ずかしいので...偶然会ったら声掛けますよ...」

美少女「こっち来るならさ 勇者、確か一人暮らしだったよね 一緒に住んだら?」

勇者「えっ...でも、食費は今のでいっぱいいっぱいなんだけど...」

メイド「そのことならご安心を 霊体なんでご飯食べなくても大丈夫です」

男5「そういや、お前 幽霊だったな...あれ?俺、霊感無いけど...」

相関図書こうとしたが頭がパンクした

>>516 書いてもらえるのは嬉しいですが、現時点で書かない方が良いかと思います まだ、出ていない人も個性あるんで...

メイド「今は霊感が無い人でも見えますし、触ることが出来ますよ 実体化しているので」

男「実体化?何ですかそれ?」

メイド「まあこれでも、一応神の子ではあるので、弱いながらも神力が使えるんですよ...それで、実体化、つまり生きているような状態になれるという訳です 他にも、分裂とか変形も出来ますね...幽霊だから形が定まってないので」

男5「お前...それ、チートじゃねーか...」

美少女「ぶっ飛んでる...壊れ性能間違いなしですね...」

勇者「あの...話が変わりますがどのような生涯を送られたのか気になるのは私だけですか?」

男「よくこのタイミングでその話題に変えようと思えたな...確かに気になってはいたけれども...」

メイド「母さんと別れた後、巫女として生きたということはご存知の通りですが...我ながら良い人生を送ったのではないかと思います 子供に巫女を譲って、孫の顔も見れたので...」

美少女「やっぱり、結婚されたのですね」

男5「そりゃそうだろ...まぁ神道の世界で結婚してはいけないかは俺は知らんが、子供産まなきゃお前達は居ないからな...」

メイド「ただ...私の成長は26の時点で止まりましたがね その後、老いるという訳でもなく...今の顔も死んだ時と全く同じですから...」

男「因みに、亡くなられたのは幾つの時ですか?」

メイド「うーん...確か40歳かな 当時はその年齢で死ぬのは普通だったし、本当はもっと生きられたんだけど無理矢理死んだからな~」

美少女「無理矢理死んだ?自分で死んだということですか?」

メイド「うん そろそろ潮時かなと思って、心臓3分ぐらい停めたんだけどなかなか死ねないから脳に流れる血管塞いで死んだ」

勇者「え、えぐいことを...」

メイド「まぁ、お陰で一瞬で死ねたからいいんだけどね だけど、確か、2日後ぐらいだったかな...いきなり目が覚めたんだよね...周り真っ暗ですぐ埋められたってわかったけど」

男「それって、蘇生したってことじゃ...」

メイド「そういうこと だから、肉体ごと幽霊になったんだ...そのせいかはわからないけど、実体化と無体化が出来るようになった」

男5「お前...伊達に姉さんの子供じゃねえな...やる事なす事普通の人間がしそうにないことしてやがる...」

メイド「そうかな?その後は彼方此方旅して今に至ると いや~みんな親切だったね~ 見知らぬ私に優しくしてくれたよ...」

男「日本人はみんな親切って海外の人に言われていますけど、やっぱりそう感じますか?」

メイド「うん 時代を重ねても変わらないものってあるんだな~って思ったよ ただ、戦争だけはしてはいけないと思ったね...あれはした人全員が損する無意味な行為だと思うんだ」

美少女「年配者の声は重いですね...」

男5「日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、太平洋戦争などなど...まったく馬鹿なことをしたもんだよ 誰も得しねーのにな」

男「その中の1人に確か、弟さんも...」

男5「時代が悪かったと言ったらそれまでだが...あいつもあいつなりに精一杯生きたんじゃないか? まぁ、本人に聞かなきゃわからないがな...」

勇者「でも、まだ会えてないんでしたっけ?その弟さんに...もしかしたらですが、まだ死んでないのでは?」

男5「いや...それは無いだろう もし特攻に失敗したとしても、もう随分経ってる 戦争に行った世代が居なくなりつつあるんだ...生きていたとしても爺さんだろう...」

メイド「でも...感じないんだよね あの子の波動が...あの子の波動は普通の人と違うからすぐわかるのに...」

男5「まぁ、そのうち会えるんじゃねーか? 確信は無いがそう考えた方がいいと思うぜ?」

男「泊まり先でご先祖様に出会えたし...驚く形で出会うかもしれないね」

美少女「まぁ、気長に待ってみようよ...ところで、さっきからご飯の臭いがするんだけど...」

男「もうそんな時間か...女2って今まで何してたのかな...」

女2「寝てたけど?」

男「女2!? いつの間に...」

男5「いきなり口挟むなよ...驚かせやがって...」

女2「目が覚めたら勇者が居ないから何処に行ったのかと思って探しに来たんだよ 確か、戦争どうこう言ってた時かな...」

勇者「じゃあ、女2が来たことだし私はそろそろ戻るとしますよ そろそろ夕食が来ると思いますし」

男5「じゃあ俺達も戻るとするか~これ以上居座っても迷惑だと思うしな」

男「あっ、お風呂は銭湯だからね そこのところ宜しく」

スタスタスタ

美少女「行っちゃった...」

メイド「ところで...」

美少女「はい、何でしょう」

メイド「貴女の今のその姿...確か母さんが関係していたって話に出ていましたが...それってどういうことですか?」

美少女「あ~ その話ですか...結構長くなりますけど...」

メイド「別にいいですよ 時間なら幾らでもあるので」

一旦切ります 久し振りにこれ言う気がする...

メイド「まぁ、夕食を食べながらでいいので...ありがとうございます」

お婆さん「いえ、ごゆっくりどうぞ」

スーッ スタスタ

美少女「お、お肉だ...」

メイド(夕食を見た時から目が変わった!?)

美少女「あっ、そうだった...ちょっと失礼しますね」

ヒュン

メイド(き、消えた...)

ヒュン

美少女「戻って来ました」(肉持ち)

メイド「あれ?その肉は?」

美少女「勇者と女2と男5の肉ですよ バスに乗ってた時に貰うって言ったので」

メイド「男5? 誰ですか?その人」

美少女「あれ?知らないのですか?貴女の叔父さんですよ」

メイド「今の叔父さんってそう名乗っているんだ...へぇ...」

『あれ?肉減ってないか?』

『知るか、そんなこと 僕のは減ってないぞ』

『おのれ、会長...バスで言ってたこと本当にやるとは...』

メイド「何か聞こえますけど...」

美少女「気にしたら負けです」モグモグ

メイド「じゃあ、私も食べますか...とは言ってもまだ焼けていないのですが...」

美少女「カセットコンロですき焼きをするのは懐かしいです もう何年振りになるか...」

メイド「確か、この肉って飛騨牛って名前でしたね 流石、ブランド牛だけあって普通の肉とは味が違う...」

美少女「そうですか?私には違いがよくわかりませんが...」

メイド「まぁ、味覚も人それぞれですからね わからなくてもおかしくないです」

美少女「そういえば、味覚も変えられていたような...前食べられなかったものも食べられるようになっていたし...」

メイド「そんなことも母さんはしたんですか?」

美少女「まぁ、色々弄られましたよ でも、弄ったのは女1人じゃなかったな...保健先生も一緒だったらしいですし...」

メイド「保健先生?」

美少女「うちの学校の保健室の先生ですよ 本名はフレイヤって名前ですが...」

メイド「あー フレイヤさんか...母さんがよくその人の話をしていたな~」

美少女「まぁ、その2人に変えられたという訳です 『本気モード』と『女神モード』って変なモードも付けられたし...」

メイド「何か凄そうな名前ですね...」

美少女「最初のうちはどう使えばいいのか戸惑いましたよ...」

メイド「話は変わりますが...その、男って名前でしたっけ? 彼とは付き合っているのですか?」

美少女「ええまぁ 本当は付き合っていいのかわかりませんがね...告白されましたよ いきなりだったから驚きました 色々変えられているとはいえ、自分と付き合っていいのかと迷いましたが...私は私だと言われてOKしました」ニコニコ

メイド「幸せそうですね...話している時の表情が笑っていますよ」

美少女「よくリア充爆発しろと言われますよ 今までは言う側でしたが」

メイド「私の子孫は幸せに生きてくれるかな~と思ったけど...どうやらその様子だと心配無いようですね」

美少女「私は大丈夫ですよ みんなに支えられているので... そういえば、勇者と一緒に住むってさっき決まりましたが荷物とかは大丈夫なんですか?」

メイド「荷物はこれで全部です ところで、そちらで働けるところでありますか?少しでも食費を浮かせたいと思っているのですが」

美少女「働ける場所...そういえば、学食のアルバイト募集してたなぁ...学歴問わずだったので大丈夫かと」

メイド「学食...一応料理は出来ますがそこまで上手くは無いですね...」

美少女「そこら辺は大丈夫ではないですかね ラーメンとかは見た感じ、茹でるだけだったような気がしますし」

メイド「そんな大雑把だとは思えませんが...まぁ行ったらわかりますか...」

~一方 男の部屋~

男5「うげっ...これで5連敗か お前、強過ぎだろ」

男「お前が弱過ぎなんだよ...表情にすぐに出るし」

男5「俺は嘘つくの苦手だからな~こういうのは苦手だな」

男「前々から気になっていたんだけどさ 古事記でお前が大暴れしたって書いてあること 本当なのか?」

男5「本当だぞ とは言っても記憶に無いがな...」

男「どういうことだ?」

男5「俺、酒癖が酷くてよ...暴れ上戸って言えばいいのか? 強い酒飲むといつもそうなるらしい あの時も気が付いたら酷い状況になってたな...」

男「あれ全部 酒の勢いでやったことなのかよ...」

男5「それ以来、酒を飲んでない 飲んだらどうなるかみんなわかったからな...勧める奴も居なくなったよ」

男「そりゃ、あそこまで暴れたら勧めなくなるわな...確か、そのせいで先生が引きこもったんだっけ?」

男5「いつも、暴れた後の尻拭いをしてたのは姉さんだったからな...まさか、引きこもるとは思わなかったが...」

男「日本最古の引きこもりと呼ばれるようになるきっかけが酒癖の酷さだとは...酒って怖いな...」

一旦切ります

男5「そういえば酒といったら...アマ姉さんも酔ったらやばいぞ...」

男「先生も?詳しく言ってくれ」

男5「慌てんなって 姉さんっていつもしっかりしてるだろ?それがな...酔うと恐ろしいぐらいに変わるんだよ...駄々っ子化するんだ...だから、いつも参ってるんだよな...」

男「確かいつも校長先生に仕事押しつけられているんだっけ?」

男5「まあそれが答えなんだけどさ 最近は父さんのお陰で母さんもサボってないから姉さんはここのところ飲んでないしな」

男「大変だな~お前も...僕のところは父さんも母さんも飲んだらすぐ寝るからな...酒癖が酷いのかがわからないよ」

男5「主神夫婦か あの2人は酒に弱いからな...1番先に消えるのがあの2人だよ」

男「だから、僕の家にはそもそも酒が無いんだ」

男5「そうなのか...まぁ、それが良いんじゃないか? 酒は気狂い水とも呼ばれるからな 変な問題起こすくらいならいっそ無い方がいいかもしれん」

男「経験者は語るってか?」

男5「茶化すなよ こっちは真剣に言ってるんだぞ」

男「それは見ればわかるさ だからこそ、茶化しているんだよ」

男5「やっぱりお前、姉さんの子孫だな そういうところは妙に似てやがる...」

男「こちとら似たくて似た訳じゃないからな でもよ、女が僕の先祖ならさ...何で僕は運動神経悪いのかね?」

男5「それは個人差だろうけど、お前の場合は単純に運動してないからだろ」

男「確かに運動してないな...お前は剣道部だから運動してるし...あれ?じゃあ美少女が運動神経良いのは?」

男5「考えればすぐわかるだろ 姉さんがそういう風にしたんだよ まぁ、あれはやり過ぎだと思うが...」

男「ボール投げで男子の最高記録越えしたもんな...」

男5「その日の夜、あれは弄りすぎたって姉さん苦笑してたよ」

男「どんな競技も上手だもんな...素が僕だとは到底信じられないよ...」

男5「あれが姉さんとフレイヤが考える最強の美少女だからな...いわば、2人の理想の結晶だし当然と言っちゃ当然だな」

男「それが僕の彼女です」ドヤァ

男5「俺にとって信じられないのはよ、奥手のお前が告白したってことだよ」

男「酷い言い草だな...まあ奥手なのは認めるけど...美少女は僕の理想の女の子だからな...一時は告白しない方がいいかと思ったんだが、だからって他の人に取られるくらいならと思って当たって砕けるつもりでしたんだよ それで、未来の僕だって告白されたからあの時は驚いたなぁ」

男5「実はあの時、外からドア越し聞いていたんだが...あのタイミングで言うとは思わなかったから俺もびっくりしたよ」

男「はぁ!? お前、僕が告白してたの盗み聞きしてたのか?」

男5「今でこそ無くなったが、あの時はみんな、会長にプロポーズしようとしたからな...俺は影で守ってたって訳よ これでもファンクラブ会長だし 近付こうとする輩は片っ端からぶっ飛ばしていたな お前は不意打ちでしたから防げなかったが...」

男「何気なく死亡フラグ回避してたのか...僕は...」

男5「お前の説得、上手かったな 途中から姉さんも聞いていたけどよ 咄嗟に出る言葉じゃねーって言ってたよ」

男「僕は思ったことをそのまま言っただけなんだがな...」

男5「お前、環境が良かったならモテたかもしれんな...」

男「まさか~ そんな訳ないだろ」

男5「いや、あり得ない訳ではないぞ ただ、お前が正義感が強かったらの話だが」

一旦切ります

男「じゃあ無いな 僕はそこまでお人好しじゃあないからな」

男5「嘘つけ お前、色々な奴に助言してるじゃねえか 充分お人好しだよ」

男「そうかな?」

男5「そうだよ まったく...でもそんなお前だからこそ 会長を託せたんだけどな 付き合うことになってからお前、毎日一緒に帰ってるだろ?」

男「あぁ、そうだけど」

男5「会長は名の通り美少女だからな それこそナンパされるのも絶えなかったんだ まぁ、した奴は俺がボコしたけどよ それが、お前が一緒に帰るようになってからピタッと途絶えてな...まぁ、何処と無く近づき難いオーラが出てるのが理由だと思うが...」

男「何だよそれ...」

男5「手を出したら殺すみたいなオーラが感じるんだよ...気付かないのか?」

男「いや、まったく」

男5「マジかよ...」

男5「それのせいで誰も話しかけないんだが...あっ、そうだ! 待ってろ...」ゴソゴソ

男「何だ?いきなり携帯取り出して...」

男5「お前、妹出来たろ? あいつなら日は少ないけど毎日一緒に帰ってるだろうからわかるだろうよ...あっ、もしもし?」

男(まさか、そんな訳ないよな...)

男5「という訳なんだが...実際のところは? ...やっぱりそうか? えっ?そうなのか?...ありがとう それじゃあまた」

男「で...どうだった?」

男5「予想通りだよ 出まくってるってよ オーラ しかも、妹によるとあれ、神力らしい...お前、人間だよな?」

男「人間ですけど...」

男5「まぁ、姉さんの血が流れてるから普通ではないことは重々承知だが...恐らく、会長への想いの強さが無意識のうちに神力を発動させたってことかね?」

男「さ、さぁ? 僕が神力使えるなんて考えたこともなかったからさ」

男5「女ならまだわかるが...結構世代重ねたお前だからな...もしかしたらそのうち先祖返りする奴も出てくるかもしれんな...」

男「先祖返りって...つまり神力を使えるってこと?」

男5「まぁな お前も女も一部しか神力を使えないことはわかった でも、神力を完全に使えるとなると...そいつは現人神になる必要があるな...」

男「つまり...神にならないといけないと?」

男5「そうなる 神力でも使ってはいけないと言われているものもあってな...禁忌って奴だ 姉さんが勇者召喚した奴もそうだよ 異世界から人呼び出すなんてされた側迷惑極まりないだろ? そういうのを使わないように指導するのも含めてな」

男「神ってもっとのほほんとしてるかと思ったけど色々あるんだな...」

男5「ありゃ母さんだけだ みんなしっかりしてるよ まぁ...やばい奴らも多いけどよ...」

男「ギリシア神話の神とか?」

男5「主神が浮気性とか終わってるよな...あれが同じ神とか信じたくないよ...」

男「ギリシア神話の神は人間臭い神だって言われてるけど...」

男5「スピード狂 バトル狂 ヤンデレ...まだまだあるが あれが人間臭いとか到底言えんな...まだ北欧神話の方がいい」

男「父さんや母さん、保健先生や男3、男4 女3 ヴァルキリーの女2も入るか」

男5「あいつらも結構個性あるけどさ...まだマシだよ」

男「そんな神が集まってるのが僕達が通ってる学校か...よくもまぁ、ここまで集まったね」

男5「お前が知ってる学校に来てる神って何人だ?」

男「えーと...9人だね」

男5「えっ? それくらいなのか? もっと知ってるかと思ったんだが...」

男「ん?どういうことだ? まだ学校に神いるのか?」

男5「そりゃあもう バーゲンセールみたいにいる」

男「」

男5「しかし、9人か...俺に姉さん、アマ姉さんに母さん、父さん、女2、女3、男3、男4 おい、お前の妹抜かしてるぞ」

男「あっ、10人か」

男5「となると...はぁ、また俺が説明するのか...まぁせめて身内は教えておかないとな...隣のクラスの担任居るだろ?現国担当の あれが俺達の弟 カグツチ」

男「まだ居たんかい...身内が...」

男5「姉さんが教え忘れてたからな...後、学食長の叔父さん居るだろ? あれが俺の子だ」

男「はぁ? 名前が思い当たらない...誰だ?」

男5「お前、あいつの名前知らないのか? 名札に書いてあるだろ」

男「えっ?確か、大国って...ん?オオクニヌシ?」

男5「正解 あいつ、生物の神だからよ 食材調達においては群を抜いて実力があるからな 母さんが学校作る際に声掛けたんだよ」

男「というか、オオクニヌシがお前の子って 古事記だとお前の遠い孫って書いてあったけど...」

男5「言っただろ?古事記は大体合ってるって 事実とは異なるのが結構あるんだよ 俺、八岐大蛇殺してないし」

男「八岐大蛇生存ルートか...」

男5「ゲームのルートみたいに言うなよ まぁ、確かに誰も殺してないがな あれは完全に空想話だ」

男「となると、お前 どういう形で結婚したんだよ」

男5「一目惚れして、プロポーズして結婚」

男「流れ早っ! よく引き受けたな...」

男5「あいつもそうだったみたいでさ...相思相愛って奴? まぁ、母さんにそのこと伝えたら案の定怒られたね」

男「それで、神になったと 愛の力ってスゲー」

居るけど出ないキャラとか考えた方がいいかな...出るとしても間接的とか...悩むなぁ...まぁ、暫くはキャララッシュなんで...ごめんなさい

いかんな...色々考えてたら年甲斐も無く泣いてしまった...やはりssは難しい...

男5「お前さ 人に散々貶してるのかとか言ってるけど お前も今こうしてやってるからな」

男「すまんすまん どうも聞いてると茶々入れたくなるんだよ」

男5「まったく...おっと、話が長くなってもうこんな時間か...そろそろ銭湯に行くぞ 着替え持ってけよ」スタッ

男「わかってるって」スタッ

男5「まぁ、話の続きは風呂に入りながらにしよう 長風呂は体に良くないがな」スタスタ

男「僕はいつも早く出るから大丈夫だよ」スタスタ ガラガラ

男5「俺もそうだが...寒っ! まだこんなに冷え込むか...念のために防寒着持ってきて正解だったな...よっと」

男「お、男5 僕は持ってきてないから 早く 行こうよ」ガタガタ

男5「しっかりしてるのか抜けてるのか...はぁ...やれやれ じゃあ行くとするかね」スタスタ

男「ここから歩いて5分...帰り道で風邪ひきそうだ...」ガタガタ スタスタ

男5「やばそうになったら、送ってやるからそこは安心しろ 湯冷めで体調崩すとかよくあるからな」スタスタ

男「その時は頼んだ...」ガタガタ スタスタ

~5分後~

男「つ、着いた...さ、寒い...」ガタガタ

男5「さっさと中に入るぞ」

男「中は暖かい...助かった...」

男5「ったく...万が一ということを考えろよ...」

男「ここまで寒いとは思わなかった...」

男5「会長も同じようなことしてないといいけど...」

男「まさか~ 美少女が対策し忘れることなんて無いでしょ...」

~一方その頃~

美少女「クシュン! 風邪引いたかな...」スタスタ

メイド「まぁ、その格好ですし風呂上がりですからね...まさかパジャマだとは...羽織るものとか持ってないんですか?」スタスタ

美少女「今は持ってないです...」スタスタ

メイド「ならこれを 薄いですが着てないよりはマシでしょう」スッ

美少女「ありがとうございます」

メイド「私はこんな体なんで寒さは大丈夫ですが...貴女は生きてますから...体調崩してもらっては困りますよ...」スタスタ

美少女「走って帰りますか?」スタスタ

メイド「滑りやすいですけど...昨日、雨降ったらしいので」スタスタ

美少女「そ、そうですか...」ショボン スタスタ

メイド(走って帰りたかったのかな? もしかしてそれほど寒い? なら、こうするか...)スタスタ

美少女「あとどれくらいですかね...」スタスタ

メイド「美少女さん ちょっと止まって下さい」

美少女「はい、何でしょう」ピタッ

メイド「行きますよ...」

美少女「えっ?何を...」

ピカッ

美少女「眩しっ...ん?ここは...」

メイド「瞬間移動って奴ですよ 寒そうだったので...」

美少女「じ、神力って便利ですね...」

メイド「このくらいの距離なら私でもいけるので...」

美少女「なら最初から使えば良かったのでは...」

メイド「依存されても困りますから...」

美少女「き、鬼畜です...」

メイド「戻ってきましたが...2つの部屋から音が聞こえなかったのでどうやら私達が1番最初に戻ってきたようです」

美少女「行く時はまだ男達は行ってなかったけど...勇者達はまだお風呂かな?」

メイド「さぁ...どうですかね...」

~銭湯~

女2「うーむ...信じ難いですが...男5が保証するなら間違いはないでしょう...まさか、貴女が...」

勇者「自分でも信じられないよ...私と男が同じ存在なんて...」

女2「それとあの受付に居たメイドの方が男の先祖ですか...しかも、貴女と同居するんでしたっけ?」

勇者「バイトと部活で忙しいから助かるよ 帰って来てから家事してたから寝る間が無かったんだよね...」

女2「でも、食費とかは?」

勇者「本当にいいのかはわからないけど、要らないって」

女2「まぁ、幽霊だから食べなくていいのはわかりますが...それで果たして良いのですかね...」

勇者「その時はその時だよ 恐らく2人分作っちゃうと思うけど...」

女2「話は変わりますがこの前のテストはどうでした?」

勇者「ぼちぼちかなぁ 思ったよりは出来たよ」

女2「私はいつもと変わりないですね...可もなく不可もなしですよ」

勇者「そう言いながら平均点より上の点取るからなぁ...」

女2「そうじゃない時が多いけど...そろそろ帰るとしましょう 夜が更けて寒くなっても不味いので」

勇者「帰ったら寝よう...今日は色々と疲れた...」スタスタ

女2「背負いましょうか?」スタスタ

勇者「いや...そこまでは酷くないよ」スタスタ

女2「冗談ですよ」スタスタ

勇者「いつも冗談言わない癖に何言ってんの...」スタスタ

女2「私だって冗談を言いたい時だってあります」スタスタ

勇者「ところで...女2ってヴァルキリーだけど元は人間だったんだよね? どんな生活してたの?」スタスタ

女2「その話ですか...」ピタッ

勇者(あれ?やばい話題だったかな...)

女2「実は私、記憶が無いんですよね ヴァルキリーになる前の」

勇者(地雷だった...)

女2「自分が生前どう生きたのか 何故ヴァルキリーになったのか...さっぱりわからないです...」

勇者「そうなんだ...ごめんね そんな話させちゃって....」

女2「いえ 大事なのは記憶が無いことよりも今を生きることだと思うので...そのうち思い出せると思います」

勇者「まぁ、やってることは男4の尻拭いが殆どだけど...」

女2「あの人は手が付けられないですからね...参りますよ....」

一旦切ります

勇者「1年の時は違うクラスだったから尚更でしょ?」

女2「わざわざイタズラしに来ましたからね...あの人...」

勇者「例えばどんな?」

女2「他愛もないことですよ 消しゴム取ったり、弁当のおかず食べたり...」

勇者「2つ目結構やばい奴なんじゃ...」

女2「その時は幸い、購買でおかず買っていたので特に不便はなかったですから」

勇者「そ、そうなの...」

女2「同じクラスになってからは直接やってくるようになって来たので...」

勇者「そういえば、くすぐられるの弱かったね」

女2「しつこいくらいやってくるので斬ってしまいましたよ」

勇者「そういえばそんなことあったな~」

女2「貴女だって一緒にやっていたでしょう」

勇者「イタズラするのが好きなんで...まぁ、男4がやり過ぎたけど...」

女2「そんな貴女が王女なんて信じられませんよ...」

勇者「今まで縛られていたからその反動でって奴だよ」

女2「礼儀作法だけは完璧なんで只者じゃないとは思ってはいましたがね...」

勇者「癖なんだよね...あれ...ナイフとフォーク持つと思わずやってしまう...」

女2「上流階級の人は違いますね...私はしがないヴァルキリーなので...」

勇者「謙遜しないでよ 剣道上手いでしょ?」

女2「貴女の方が上手いこと、わかって言っているでしょ...主将」

勇者「あっ...失言だったね 反省するよ」

勇者(駄目だ...どうフォローしても上手くいかない...)

女2「そうこうしてるうちに戻って来ましたよ」

勇者「もうそんなに歩いたのか...」

女2「話しているとすぐ着くものですよ それじゃあ、私は歯を磨いてくるので...」スタスタ

勇者(1人きりになってしまった...先祖行く前に歯を磨いたし...寝ようかな...布団も敷いてもらってあるし)

ゴロン モフッ

勇者(暖かい...これならすぐ寝れそうだ...)

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女2「...ん? おや、もう寝られましたか...じゃあ私も寝るとしますかね...布団で寝るのは初めてですが...」

~次の日~

男「ふぁ~ よく寝たー」

男5「やっと起きたか...もう朝食が用意されてるぞ」

男「あれ?もうそんな時間か...それじゃあ食べますか...」

男5「魚には気をつけろよ それ、結構骨多いから」

男「わかってるさ...」モグモグ

一旦切ります

男「ん!」

男5「ほら...言わんこっちゃない...水飲めよ」

男「違う違う この魚、美味いなって驚いたんだよ」

男5「はぁ? ...紛らわしいことしやがって 心配して損した...」

男「ご飯が進む進む 止まらないな~」

パクパク ガツガツガツ

男5「そうやってると本当に引っかかるぞ~」

カタン

男「いや、食べ終わったからそれはもう無い ごちそうさまでした」

男5「お、おう...流石、会長と同じだけあってお前も食べるの早いんだな...」

男「まぁ、昔から食べることだけは得意だったからね...食中毒にみんなかかった時も僕だけ大丈夫だったし」

男5「それは身体が丈夫だからだろ...」

男「ちゃんと噛んでるしね」

男5「あぁ...物凄い速さで噛んで飲み込んでいたな...俺や姉さんとかじゃなかったら見えない速さで...」

男「ちゃんと噛んでから飲み込めって小さい頃言われたからね...それが丈夫な訳かな?」

男5「さあなそれはわからんよ さて、飯も食い終わったことだし 、みんなを呼びに行くか...また女2がバスに乗り遅れるなんてことがないようにするにも早く出ておいた方がいいし」スタッ

男「先に呼んできて 僕は着替えるからさ」

男5「まだパジャマだったのかお前... わかったよ 着替え終わったらちゃんと来いよ」

男「あぁ」

スタスタ

男5「女2ー勇者ー 帰る準備は出来てるか?ー」ガラッ

2人「「」」

男5「す、すまん」ガラッ

男5(まさか着替え中とは思わなかったな...とんだタイミングで開けてしまった...)

勇者『もう大丈夫ですよー』

男5「そ、そうか?」スーッ

女2「これでも食らえ!」ブン

ダーン

男5「痛ってー...本気で枕投げるのは無いだろ...」

女2「自業自得だろ 大体お前は配慮というものをな...」

勇者「おっと 話が長くなりそうだからそこで辞めようか それで、男5は何の用で来たの?」

男5「開けた時に言ったろ 帰る準備出来たかって 迎えに来たんだよ」

女2「準備は朝食が来る前にもう終わってたよ まぁ、その時は着替えがまだだったけどな」

男5「悪かったって...わざとじゃないってことはわかってるだろ?」

勇者「むしろ故意だったら軽蔑しますよ」

男5「誰が好き好んで人の着替えを見るかよ 俺は妻帯者だぞ 子供だって居るわ」

女2「それは今関係ないんだが...まぁいい それじゃあ会長を呼びに行きますか 行こう勇者」スタスタ

勇者「はい!」スタスタ

男5「ちょ、ちょっと 俺を置いてくなー」スタスタ

スタスタ ピタッ

男5「おっと、いきなり止まるなよ 何かあったか?」

女2「見ればわかる...」

男5「ん?どういうことだ?」ヒョイ

美少女「」チーン

男5「はぁ!? 会長が倒れている...どういうことだ女」

メイド「えーと...食事後に歯を磨こうと廊下に出ようとしたら段差につまずいてこうなりました...」

男5「なんだ...コケただけか...」ホッ

メイド「それが...かれこれ30分経っていまして...」

勇者「頭の打ち所が悪かったのかな?」

女2「よっと...見た感じ、特に外傷はありませんが...」

男5「うーん...参ったな 会長を背負っていくのは構わないが荷物はどうする?」

メイド「それなら私が持って行きますよ これくらいなら大丈夫なので」

男5「そうか? なら頼む」

男「どうした?みんな...!? 美少女が倒れてる...」

男5「コケたんだとよ 特に怪我は無さそうだ そうだ、男 お前が会長背負ってやれよ きっと目覚めた時に喜ぶぞ」

男「別に構わないけど...僕の荷物は?」

男5「リュックサックなんだから前掛けで大丈夫だろ ほら、しゃがめ 乗せるから」

男「ちょっと待った...よし、いいぞ」

男5「ほっ...それで...こうだ」

男「...思ったより軽いな これなら行けそうだ」

男5「じゃあ、会計は俺が済ませるから財布渡してくれ...と言ってもその状態じゃ無理か」

男「1番前のポケットにあるから出してくれ」

女2「既に取っておいた ほら、男5 パス」ブン

男5「...よし 一々投げなくてもこの距離なんだから直接渡せよ」パシッ

今気付いた...>>551 に誤字したこと...先祖ではなく正しくは銭湯です

~数分後~

メイド「ありがとうございます まさか私の分まで払ってくれるなんて...」

男5「いいってことよ どうせ同じ道を行くんだからな」

男「あの~ その財布、僕のなんだけど...」

勇者「安心して ちゃんとメイドさんの分は自分の財布から出していたから」

男「そ、そうか? ならいいけど」

女2「それにしても起きませんね~ 会長...」

メイド「寝息が聞こえるので大丈夫ですよ」

男「寝息!? 寝てるのか...この様子で...」

男5「ホント、黙っていれば最高だよな...会長って」

女2「容姿端麗ですしね...喋る内容でぶち壊しですが...」

勇者「オーラが違うもんね...食事時の豪快さでかき消されたけど...」

男「すごい貶されてるな...まぁ、わからなくもないけど...」

美少女「酷いなー みんなー」

男「!? 起きたのか?美少女」

美少女「会計の辺りから起きてたよ 楽するために寝たフリしてたけど...そこまで言わなくてもいいんじゃないかな!」

男5「いや...事実だし...」

女2「正直、残念な美少女だと思ってます」

勇者「黙ってれば美人なのにねー」

美少女「むっきー!!」ジタバタ

男「背中で暴れないでよ...振り落とすよ?」

美少女「いや、それは辞めて 本当は足が痛いんだよね...」

男5「どうせまた冗談なんだろ?わかってるって」

メイド「いえ...これは本当ですよ ズキズキしている音が聞こえるので」

勇者「そんな音まで聞こえるのですか...」

メイド「まぁ、耳だけは良いので」

男「となると、僕は歩いている時はずっとおんぶしっぱなしか...」

美少女「頑張れ~ 応援してるよ~」

男「ちくしょう...怪我してなかったら今すぐ放り捨てるのに...」

美少女「本当は?」

男「超絶嬉しいです」キリッ

美少女「じゃあ、バス停までひとっ走り行ってみよ~」

男「おう フルスロットルで行くからちゃんと掴んでろよ」

ダダダダダダダッ

皆「「「「• • • • •」」」」

女2「...これが愛の力か」

男5「若いっていいな...」

勇者「本当に私って平行世界の男なのかって疑問に思えてきたんですけど...」

メイド「大丈夫です それは間違いないですから」

勇者「えぇ...」

男5「おっと もうすぐバスが来る 俺達も急ぐぞ」

~1分後~

男5「よし、着いた...」

美少女「みんな遅かったね~ 何してたの?」

女2「やっぱり引きずり下ろした方がいいんじゃないですかね 会長」ピキピキ

勇者「そうだね そうした方がいい」ピキピキ

ギャーギャー ハナーセー

メイド「...叔父さん いつもこんな感じですか」

男5「ああ いつもこんな感じだ 賑やかな奴等だよ」

メイド「いいですね...こういうのって」

男5「そうか? そんな風に思うのは最初のうちだけだぞ?」

メイド「何気ない日常ほど掛け替えのないものは無い そう思いますよ私は」

男5「...やっぱり変わってるな お前」

メイド「ひ、酷くないですか!? そこまで言わなくてもいいじゃないですか!」

男5「ふっ...気にしたら負けだ お前らー バス来たから乗るぞー」

-----

---

-

男「よし、帰ってきたー 長かったな 今回の旅行は」

美少女「あれ、旅行って呼べるかな...」

女2「旅行。よその地に出掛けること。旅。」

男5「辞書見なくていいから というか、何で持っているんだよ」

女2「こんなこともあろうかとって奴だよ」

勇者「えっ?そういうポジション狙いなの?」

男「一番イメージが離れてる奴だぞ...それ...」

美少女「悪いことは言わない 辞めておいた方がいいよ...」

女2「う、うるさい!」

メイド「まぁ、取り敢えず解散しましょうか 今日は日曜日ですから明日はまた学校ですよね?」

女2「うっ...またくすぐられ地獄が始まるのか...」

男「まぁ、いざという時は僕と美少女が居るから」

美少女「頼ったっていいんだよ?」

女2「一番頼れない2人です...」

男5「何でこんな変わった奴らが頭良いのかね...」

勇者「理解し難いですね...」

男4「おっ お前らも帰ってきたのか」

メイド「...この人ですか?女2さん」コソコソ

女2「そうですよ...しかも一応とはいえ、私の上司です...」コソコソ

メイド「大変ですね 貴方も...」コソコソ

男4「何話してんだ? というか、その人誰なんだ?」

男5「紹介しよう 俺の姉さんの子供 つまり、俺の甥だ」

男4「お前の姉さんって...どっちの?」

男5「月の方」

男4「あぁ...なんか言ってたな 各地を旅してる幽霊がいるって...もしかしてそれ?」

男5「それ」

男4「マジかよ...メイド服じゃねーか イメージと全然違うんだけど...」

メイド「これは趣味です」

女3「手作りですか?」

メイド「いいえ 貰い物です」

女3「そうですか...」

男「おう 男4 どうだったんだ?旅行は」グイッ

男4「まずまずだよ 口に聞いてくれるまでには機嫌が直った」

男「これからは気を付けろよ 僕なんか母さんのを間違えて食べて1週間家事ボイコットされたからな」

美少女「あったねー そんなこと」

男5「まだマシだな 俺なんか宿題、理不尽な量に増やされたからな...職権乱用だよあれ...」

男「誰怒らせたんだ?」

男5「母さん」

男4「校長ってそんなことするのか?」

美少女「怒ったら結構エグいことしてくるよ...あれはやばい...」ガタガタ

男5「俺の一家の中で1番やばいの母さんだからな...みんな怒らせないように気をつけてるし...」

美少女「いつも妹2が犠牲者になってるよ...弟の盾にされて...」

男5「でも規模は小さいからそこまで怒って無さそうだな 母さんが怒ると災害が起こるのだがあれは怒りの規模で決まるから」

男4「そうなのか? 知らなかった....」

一旦切ります

読んでるかどうかをいちいち気にしていたらssなんて書けないよな...まぁ、俺は書きたいように書いてみるよ 注意を受けて変更しつつ

男「すまん 僕も初耳なんだが...」

美少女「同じく」

男5「あれ~? 話したような気がするんだけどな~ というか、姉さんが話したと思うんだが...まぁ、知らないならこれでわかったろ? 母さんは怒らせるなよ あの人怒ると見境無いから」

美少女母『あの~ 男5~ さっきから何を話してるのかな~?』ゴゴゴゴゴ

男5「すまんな...ちょっと野暮用で行ってくるわ...あっ、青天の霹靂が起こるかもしれないからそこのところよろしく じゃあ、行くか母さん」

美少女母「聞き分けの良い子は好きよ?」ニコッ

スタスタスタ

男「こ、怖えェェェェェ」ガタガタガタガタ

美少女「あんなお母さん...初めて見た...」ガタガタガタガタ

男4「わかった...肝に命じておくわ...校長に悪戯は決してしない...」ガタガタガタガタ

勇者「」コクコクコクコク

メイド「あれが...お婆ちゃん?」

女2「恐らくそうでしょうね...まぁ信じられませんが...」

女3「あっ...やばい ちょっと漏らしてしまったかも...」ガタガタ

男4「何!? 急いで家に帰るぞ! 女2、行くぞ!」

女2「えっ?...了解です!」

男4「そういうことだ すまんが先に失礼するぞ」

ダダダダダダダダッ

男「は、早っ...」

美少女「ところで...何でお母さんがここに居たんだろう?」

美少女父「そりゃ、お前を迎えに来たんだよ...久し振りだな 女」

メイド「お、お爺ちゃん!? 全然変わってない...」

美少女父「当たり前のことを言われてもな...老けるのが私達には無理なことで...」

ズドーン ギャー

美少女父「...母さん、今度は何に怒ってるんだ?」

メイド「しょっちゅう起こるんですか?お婆ちゃんは...」

美少女父「いや...まぁ...あぁ...そうだよ」

メイド「まぁ...1番最初に出会った時もそうだったけど...私、怒ってるお婆ちゃんしか見たことが無いんだけど...」

美少女父「ははは...参ったな...弁解の余地がない...」

美少女(珍しくお父さんが狼狽してる...)

男「でも僕達がいつも見てるのってのほほんとしててお茶飲んでるのだけど...」

美少女父「それが本当の母さんだよ...はぁ...昔からそうでな...母さんは些細なことで怒っていつも私達を振り回してたから...出会って初めにされたこともビンタだったからな...」

美少女「へっ?どうして?」

美少女父「鳩にアレを落とされたからだってさ...怒りの矛先がちょうど私に向いたってわけさ...」

男「よくそこから結婚に至りましたね...」

美少女父「実は恥ずかしいことに...ビンタされたことで何故か惚れてしまってな...そこから私から付き合ってくれと言ったんだ」

勇者(神様も人間もあまり変わらないんだ...)

美少女母「待たせたわね~ ちょっと野暮用でね~」

男「ひっ...」

美少女母「あの~ お父さん? どうしてみんな私を見て怖がってるのかな~」

美少女父「...後で話す 取り敢えず母さん、今日は帰った方がいい まだ仕事があったろ?」

美少女母「耳が痛いわね~ まぁ、お父さんがそんなに言うなら何かあるんでしょ じゃあ私は先に行くわね~ あっ、女 お久し振りね~ またゆっくり昔話でもしましょ~」

スタスタスタ

メイド「...私、目をつけられたのかな?」

美少女父「...まぁ、嫌な意味で言うならそうだな」

男「や、やっと震えが止まった...」

美少女「駄目だ...しばらくお母さんと顔見て話せないや...」

美少女父「そこのところは私がどうにかしよう 男5は...母さんが送ったみたいだな ツクヨミが驚く顔が目に見えるが...」

メイド「やっぱり母さんがここに?」

美少女父「その様子だと大部分を男達から聞いたみたいだな そうだよ ここにお前の母さんは居る」

メイド「そう...ですか...」

美少女父「おや?嬉しそうではないな 会いたがってそうだと思ったのだが...」

男「恐らくですが...かなり長い間会ってないのでどういう顔かわからないのでは?」

メイド「いや、それは無い 今まで色々あったけど母さんの顔を忘れたことは一度も無いよ」

メイド「ただ...」

美少女父「ただ?」

メイド「なんと言えばいいのか...お久し振りと言うべきか...会いたかったと言うべきか...」

美少女父「まぁ、会った時になればわかるだろう...本当はあいつも連れてこようか考えたのだが虫の予感がしたから辞めておいたんだ 正解だったわけだが...こんな形で再開するのは変だろうしな」

メイド「御心遣いありがとうございます」ペコッ

美少女父「褒められるようなことはしてないのだが...」

美少女「あの~ そろそろ帰っていいかな? お腹が減ったんだけど...」

美少女父「おっと すまんすまん それじゃあ行くか 女、学食の件はもうあいつから聞いている 好きな時に来ていいからな」

スタスタスタ

男(神ネットワークは早いっと...覚えておこう)

メイド「耳が早いですね...」

勇者「まぁ、あの人達が神様なら不思議でもなんでも無いと思いますが...」

男妹「神も万能ではないけどね...」

男「うんうん...って妹!? どうしてここに?」

男妹「そりゃお兄ちゃんを迎えに来たんだよ」

メイド「誰ですか?このロリっ子は...」

男「あっ、僕の妹です 勇者の世界の神でしたが...」

2号「こう見えても創造神だよ!」

男妹「2号! 余計なことは言わないの...」

勇者「相変わらず変わりないようで安心しましたよ...最初に会った時は凄い怒った顔してたけど...」

男妹「あれは...その...平常心を失ってたから...」

2号「誰にだってほじくり返して欲しくない過去があるんだよ 勇者ちゃん 貴女だって14歳の時にお漏らしして必死に隠そうしてたなんて言われたくないでしょ?」

男妹「ど、どうしてそれを!...い、いえ違いますよ そんなことするわけ無いじゃないですか」アセアセ

男「ウン ソノキモチワカルヨー」

メイド「アルワケナイデスモンネー」

勇者「駄目だ...しばらくこれで弄られる...」ズーン

男妹「まぁ...そのうち良いことあるさ」ポンポン

勇者「貴女が言ったんでしょ!」

男妹「い、いや...これは口が勝手に言っただけで...おい、2号 弁解しろよ」

2号「いや~ 私はお姉ちゃんが弄られるのが見ておけなかっただけで~ 先に言った勇者ちゃんが悪いんだよ~」

男妹「まったく...これが自分の良心っていうんだから悲しい...」

男「しかも2号が神力のコントロール権持ってたんだっけ? 大変だな~」

メイド(やっぱりここは賑やかで楽しいところだ...私の見解は間違ってなかったようだね...)

一旦切ります

男妹「...で、後ろから話は聞いていたけどその子があの人の子供なの?似てないね」

メイド「まぁ...私は父さんに似ているらしいので...」

男「そういえば学食に神が居るらしいですけど...」

メイド「あっ、大丈夫です その話は昨日聞いたので」

男「耳が良かったのでしたね...」

男妹「元巫女なんだよね 何処の巫女だったの?」

メイド「伊勢神宮ですよ」

男「伊勢神宮...先生が奉られているところか...」

メイド「えっ?あの人、今先生やっているんですか?」

男「僕達の担任の先生 学年主任だよ」

メイド「」

男妹「あらら...固まっちゃった...」

男「元とはいえ、自分が奉っていた神様だもんね...そりゃ固まるよ...」

勇者「伊勢神宮って神社の中でも位が高いのでは?」

男「 トップクラスじゃなかったかな...一応天皇の先祖ってことになってるから...実際は違うらしいけど」

メイド「あそこ、無駄に広いから掃除が面倒なんですよね...」

勇者「言っちゃいますか...元とはいえ、神職が...」

メイド「この間見に行ったけど、あまり変わってなかったですし まぁ、掃除の人数が増えてましたが...あの頃は私1人でやってましたよ...」

男「3つに分かれてますけど...」

メイド「流石に全部はやってませんが、皇大神宮の敷地は私1人で掃除していました」

勇者「由緒正しい巫女なんですね...」

メイド「まぁ...元ですけど」

男妹「お札で何かやってたりする?」

メイド「しません あれ、変な誤解生むから辞めて欲しいですね...陰陽師じゃ無いんですから...」

男「あの...陰陽師って占いとか風水とかをやってた人達ですよね?」

メイド「まぁ...一般的にはそう知られてるけど...実際は妖怪退治の専門家だったんだよね...あの集団 私も一度勘違いされて退治されかけたし」

勇者「よくアニメでやってたアレですか?」

メイド「あそこまで派手じゃない もっと地味だよ 何かよくわからないの唱えてさ...勿論空なんて飛ばないよ 人なんだから」

男妹「よくそんなのに目をつけられて無事だったね」

メイド「まぁ...あの時ばかりは神職に就いていたのを感謝したね 伊勢神宮の巫女だって名乗ったらすぐに謝ったよ 念の為に証明もしておいたけど」

男「波瀾万丈な人生送ってるじゃないですか...」

メイド「死んだ後だけど...」

勇者「あっ...そろそろ部活行かなきゃ お先に失礼しますね」

メイド「となると、私も一緒に行くことになりますか..」

スタスタスタスタ

男「僕の先祖が凄い人だったなんて知らなかったよ...」

男妹(話している感じは軽そうだったけど 腹に何か抱えている感じだった...あまり昔のことを話したくないような感じの...)

男「どうした? 考え込んでるけど」

男妹「いや...何でもないよ それじゃあ私も帰ろう」

男「そうだね ぼちぼち行きますか」

---

-

男妹「なるほど...となると、あの人の校長先生に雷落とされたのは自業自得なんだね」

男「まぁ、そうなるな...おっ、家が見えてきたな」

男妹「んっ」

男「どうした?いきなり手を差し伸べて」

男妹「近くだから荷物を持ってあげるって言ってるの 階段登るなら身軽の方がいいでしょ」

男「そうだけど...このタイミングで言うか? 渡すけど」スッ

男妹「よし、じゃあ先に戻ってるよ 鍵開けておくから」

タタタタタタッ

男「おお 早ェ...」

男「ただいま~」

男母 「お帰り どうだった? と言っても大方聞いたけど」

男「聞いてかつ僕に感想を求めるかい...楽しかったよ 色々あったけど...」

男母 「まさか、勇者が並行世界の貴方だとはね~ 昔から女の聴力は凄かったけど健在なのがわかったわ...」

男「ご先祖様のこと知ってるの?」

男母 「そりゃ知ってるわよ なんたって神の子 しかも人間なんだから 大抵の神は知ってるわ まぁ...バルドルとかは知らないけど...」

男「有名人なんだ...」

男母 「しかも学食で働くようになったんだって? 美少女も突拍子も無いこと言ったわね...まぁ、食費がどうたら言ったからまだいいけど」

男「どういうこと? ご先祖様が働いたら何か都合が悪いの?」

男母 「聞いたでしょ?学食長が誰かって あの人、結構厳しいのよ...だからアルバイト募集してもすぐに辞める人が絶えなくてね...」

男「そういうことか...まぁ、大丈夫なんじゃないかな? あの人なら」

男母 「何処からその自信が湧くのか不思議だけど まぁいいわ 私も影から支えてあげればいいことだし」

男「そっか 母さん、調理部顧問だもんね 家庭科の先生でもあるし」

男母 「こんなこと言うと不謹慎だけど この身体で良かったわ...校長ほどではないけど料理好きだったし こうして役に立つことが出来るから」

男「そういえば母さんも取り憑いているんだっけ...」

男母 「機会があったら話すわよ 頼まれているし」

男「頼まれている?」

男母 「こっちの話 さて、そろそろ夕飯を作ろうかな...」

男妹「今日のご飯は何?」

男母 「ハンバーグよ 昨日ひき肉が安かったから」

男妹「じゃあ、それまで勉強でもしようかな」

男「それじゃあ僕も付き添おうか ブランクがあると明日から困るからね」

男妹「じゃあ、頼んだ」

男「任せろ」

~勇者の家~

メイド「よし、内部構造は大体わかったし 掃除しますか...ついでに夕飯とお風呂掃除も...ありゃ?何でこんなに野菜が? まぁ、いいか 今日はこれらを作ったご飯にしよう 冷蔵庫の中もそろそろ尽きそうだし...」

ピンポーン

メイド「ん?こんな時間に誰?」

『私よ~』

メイド「げっ...お婆ちゃん...」

ガチャ

美少女母 「げっとは失礼ね せっかく手伝いに来たのに~」

メイド「あれ?鍵持ってたっけ?」

美少女母 「ここの大家は私よ? 借家だって勇者から聞いてなかった? いつもあの子バイトと部活で忙しいから時々私がこうして来ているのよ 本人は知らないと思うけど」

メイド「は、はぁ...あれ?仕事は?」

美少女母 「アマちゃんに押し付けて来たわ」

メイド「あ、アマちゃんって...天照様のことですか...」

美少女母 「あっ、そうか 貴女、昔は伊勢神宮の巫女だったわね...」

メイド「あの頃はまだ若かったよ...無茶ばかりして...」

美少女母 「側から見たらサボっていたのが多かったけど?」

メイド「おっしゃる通りです...」

美少女母 「ちゃーんと貴女のことは見てたからね まぁ、言わなかったのが多いけど あっ、写真見る?」

メイド「えっ?あの時代に写真って無かったけど...」

美少女母 「私を誰だと思ってるの これでも創造神よ」

メイド「才能の無駄遣いですよ...」

美少女母 「そんなこと言わないの ほら、これ 初めて巫女になってからお漏らしした時の」

メイド「よりによってそれ見せますか...」

一旦切ります

美少女母 「あと貴女なら聞こえたと思うけど、あの時私が男5に雷落としたの、貴女を紹介する時に甥って言ったからよ? 本当は姪って言うべきなのに...まったく...」

メイド「呼び出した割には怒って無かったよね」

美少女母 「まぁ、一応自覚してるからね~ 私が怒ったら何が起こるかってことぐらい それを承知で怒ってる訳で」

メイド「自覚してやってるんだ...あれ...」

美少女母 「難しいのよ~? あれ ちょっと間違えると地震が起きちゃう時だってあるんだから~」

メイド「じゃあ敢えて怒ってるの?」

美少女母 「そうよ~ だって、その方が面白いじゃない~」ケラケラ

メイド「やはり神様の考えていることは理解出来ないや...」

美少女母 「いや、私だって理解出来ないことは山程あるわよ 男妹が言ってたけど神だって万能じゃないからね~」

メイド「あれ、聞こえていたんだ...」

美少女母 「そりゃそうよ 私、貴女のお婆ちゃんよ? 聴力だって貴女の何倍上だし~」

メイド「ひぇ~ それじゃあ陰口なんか言えないや...」

美少女母 「まぁ、いつも面倒だからやってないけどね~ あの時はたまたまやっていただけで」

メイド「やっぱり...お婆ちゃんだね...私や...聞いた話だと母さんとも似ているし...」

美少女母 「私はゆっくりのんびり過ごしていきたいだけよ? 何故かツクヨミや貴女が似ただけで...遺伝って怖いわね~」

メイド「じゃあ、天照様はお爺ちゃん似ですか」

美少女母 「そうなるわね~ あの子、無駄に責任感強いし 私が押し付けたの やらなければいいのにやってくれるし そこのところはお父さんに似てるわね~」

メイド「...とそんな話をしているうちに料理と掃除が終わったね...」

美少女母 「話をしてるとあっという間ね~ まぁ、私は家事が好きなんだけど...」

メイド「えっ? 家事好きなの? 疲れるのに...」

美少女母 「大好きな家族が美味しいって言ってくれる それだけで私は満足なのよ~」

メイド「...やっぱりお婆ちゃんは凄いや とても私は真似出来ない...」

美少女母 「いつの日か...貴女にも理解出来る時が来るわよ いつかはわからないけどね~」

メイド「お婆ちゃんって真面目な時と不真面目な時が混合してるよね...」

美少女母 「そりゃ私だって真面目になる時だってあるわよ~ でも、さっきも言ったけどいつもはのんびり過ごしたいのよ~」

メイド「スローライフっか...」

美少女母 「まぁ、そうとも言えるわね~」

---

-

美少女母 「見送らなくたっていいのに...私、学校からそのまま来ただけよ? すぐに帰れるし~」

メイド「いや...何と言えばいいのか...本当に助かったよ...」

美少女母 「まぁ、今後は貴女が主にやっていくのよ? その格好は伊達じゃないってこと 証明してね? それじゃあ~」

シュン

メイド「消えた...あっ、神力か... それじゃあ、いつでも食べれるように準備しておくか...」イソイソ

~2分後~

メイド「よし、出来た!」

ガチャ

勇者「ただいま~ ふぅ...疲れた...」

メイド「お帰りなさい 夕飯もお風呂もどちらも準備出来てますよ」

勇者「き、気が利きますね...有り難いです それじゃあ、先にご飯にしますか...貴女も一緒に食べましょ?」

メイド「いや~ 私、食べなくても大丈夫ですから...」

勇者「見てるこっちが気になるのですよ 折角一緒に居るんだから食べましょうよ」

メイド「そ、そこまで言うなら...お言葉に甘えて...」

勇者「ああ それと貴女用に箸を買って来ました 使って下さい」スッ

メイド「私の為に? ありがとうございます」

勇者「それじゃあいただきましょうか」

2人「「いただきます」」

~次の日~

美少女「ひ、ひぃ...」ガタガタ

美少女妹「お姉ちゃん...昨日からずっとそうだよね そのうちマナーモード会長って呼ばれちゃうよ?」

美少女妹2「まぁ、何かあったんでしょ 何故か母さんを見てそうなってるけど...」

美少女弟「怯えている姉さん...アリだ...」カシャカシャ

美少女弟2「何撮ってるの...お兄ちゃん...」

男「おっと...これは珍しい 美少女とその兄弟が揃って登校かい」

美少女妹「あっ、男さん おはようございます」

美少女妹2「いや~ 美少女姉さんが昨日からずっとこうで困ってるんだよね...何か心当たりある?」

男「心当たりがあるというか...心当たりしか無いな...あの光景見れば誰もが恐怖すると思うよ...なっ、妹」

男妹「そこで私に振るかね...まぁ、わからなくも無いけど...」

美少女弟「因みにどんなことでこんなことに?」

男「簡単に言うと校長が凄く怒ってた 下手すればトラウマだよ...」

美少女「男~ お母さんが怖いよ~」ギュー

男「現にトラウマになっている人がここに居るし...ちょっと苦しいんだけど」

男5「おいおい こんなところでイチャイチャしてるんじゃないよ...見ておけんな...」カシャカシャ

男「お前...あれから大丈夫だったのかよ...雷に打たれた音が聞こえたけど...」

男5「変なところで逆鱗に触れたけどよ...1日寝れば大丈夫だ」

女「丈夫なのがこいつの長所でな まぁ、代わりに私が母さんから愚痴聞かされたのだが...」

男「あっ...女...」

女「ん?どうした?人の顔をまじまじと見たりして...」

美少女「そ、その...何と言っていいのか...今まで奢ってくれて本当にありがとうございました」

女「おいおい...どうしていきなりそんなことを...なぁ、男5 何があった?」

男5「あっ、そっか 昨日あの後ずっと寝てたから話してなかったんだっけ...あのな、姉さん 実は泊まり先であいつに出会っただよ」

女「あいつって?」

男5「ほら...姉さんの...2人いるうちの片方...」

女「えっ? あの子に?」

男5「本当に偶然な それで、話している成り行きで姉さんがこいつらの先祖だって知ってこの感じだよ」

男「まさか、女が僕達のご先祖様だとは...そんな人にいつも奢らせていたと思うと...」

美少女「ほら、高いアイス買いまくっちゃったし...本当にごめん...」

女「何だそんなことか いいんだよ私が好きでやったことなんだからさ」

美少女妹「あの...さりげなくとんでもないことが明かされた気がするんだけど...」

美少女妹2「えっ?どういうことなの?全然わからんないんだけど...」

美少女弟「これは...どういうことか説明して欲しいな...」

美少女弟2「う、嘘だよね?」

男5「あっ...やばっ...こいつらが居るの忘れてたわ...」

女「ちょっと待ってろ...今説明するから...」

---

-

美少女妹「えーと...整理しよう まず、女さんは神様」

美少女妹2「で、人と結婚して子供産んだと」

美少女弟2「その子孫が男さんとお姉ちゃん...」

美少女弟「あれ?俺たちは?」

女「あ~ この際だから言っちゃおっか...お前達はな~ 私が作った」

4人「「「「えっ?」」」」

女「何というか...勢いでな...」

美少女弟「勢いで作られたのか...俺達...」

美少女妹「何か知らなきゃ良かったこと知っちゃったよ...」

美少女妹2「ど、どうしよう...姉さん...」

美少女「まぁ...これだけは言えるのはね 血が繋がって無くても貴方達は私の大切な家族だよ?」ニコッ

男妹(堕ちたな...)

男(間違い無く堕ちた...)

4人「「「「お、お姉ちゃん...」」」」

美少女「みんな私の誇れる家族だからね ん?どうしたの?みんな」

男妹「ねぇ...お兄ちゃん あれ、天然でやってるのかな?」コソコソ

男「お、恐らく...自分とはいえ 恐ろしいものを見てしまったな...」コソコソ

女「やっぱりやり過ぎたな...あれ...」コソコソ

男5「まぁ、それが今回は功を奏したのだが...ナイス姉さん」コソコソ

4人(((間違い無く言えることは...あの兄弟の絆はこれで更に強まったってことだ...)))

----

--

美少女「ちょ、ちょっと...みんな 苦しいんだけど...歩き辛いよ...」

美少女妹「やっぱりお姉ちゃんは頼れるよ...ね?みんな」

3人「「「うん!」」」

美少女「ど、どうしてこんなことに...」

男「やっぱりカリスマあるよ この子、伊達に会長じゃないわ...」

男妹「本当、そんな人がお兄ちゃんの恋人とか信じられないよね...」

女「まぁ...今日は時間あるし もう少し一緒に居させてやろう...」

男5「姉さんって口軽いよな...」

女「お前が言うなよ」

~学校~

美少女「あの...そろそろ離れてくれないかな? 人目が気になるのもそうだけど、靴箱に靴入れられないし...弟2に至っては昇降口も違うじゃないか」

美少女弟2「くっ...ここまでか...」

タタタタタッ

男「何あの死に際に言いそうな台詞...」

美少女「あと3人...弟 しがみつきながら何してんの?」

美少女弟「えっ?メモしてる 姉さんの肌心地パナいから」

美少女「さっさと行かんかァァァァァァァ」

美少女弟「ヒィィィィィィィ」

タタタタタッ

男「やっぱりカリスマある人は違うわー」

美少女「妹 確か、今日は朝練無かったっけ?」

美少女妹「あっ...忘れてた」

美少女「急いでいけばまだ間に合うよ ほら」

美少女「ぐ、グスン...」

タタタタタッ

美少女「あとは...妹2か」

美少女妹2「今日は朝練無いからね」

美少女「ちっ...先手を打たれたか...」

男「ここで、女3を召喚します」

女3「わわっ...押さないで...ん?妹2?何で会長にしがみついてるの?」

美少女妹2「ま、マネージャー...こ、これには深い訳が...」

美少女「ありません」

男5「よし、終わったな...」

美少女妹2「お、お姉ちゃんの馬鹿ー」

タタタタタッ

女「うむ やはり適度なツンデレはいいな...」

男「あれ、ツンデレって言うか?」

男5「姉さんのセンスはズレてるから...」

男「なるほど...理解出来るな」

美少女「よし、それじゃあ教室に行くとしますか...」

女3「何故妹2があんなことを...」

男「それは順を追って説明するから...」

~教室~

女3「えっ?あの子達って女が作ったの?」

女「まあな これはフレイヤの手を借りずに作った」

男5「姉さんの性癖の塊かよ...」

男「言い方悪いが確かにそうだな...」

美少女「随分と前にさりげなく言われたけどね...」

女「あぁ...入れ替わっていた時か...」

美少女『あの時はよくもまぁ人の妹を操ってくれたね...』

男「あっ...『本気モード』久し振りに見た...」

男5「総員退避ー 姉さんを残して逃げろー」

女「ちょっ...お前ら 逃げるなって...」

美少女『昔はくすぐりは拷問の1つだったと聞いている...』

女「やめろ...私はくすぐりはとても弱いんだ...」

美少女『いいや、限界だ やるね』

~廊下~

ギャァァァァァァ

男5「ありゃ死んだな...」

男「女...遺体は気が向いたら拾ってやる...」

勇者「あの...教室入りたいんだけど...」

女3「今は辞めておいた方がいい...女が死んでるから...」

勇者「何があったの...」

男5「まずな...」

~男5説明中~

勇者「もう過ぎたことじゃないですか...」

男「前に言ったろ?あの子は僕だ 執念深い性格だからな...いつ仕返しするかわからないんだよ...」

担任「おいお前ら...何故ドアの近くで固まっている...出席取るぞ」

男5「姉さん...中に入ればわかるさ...」

担任「いや、ここからでも充分わかるぞ 女が死んでるな...美少女が原因か...」

勇者「うわっ..会長がマジキチスマイルしてる...」

男「いい...」

皆「「「「「いい!?」」」」」

男5「お前...頭激しく打ったか?」

男妹「あれをいいと言うのは...正気を疑うね...」

担任「感性がズレてるところまであいつに似なくていいからな...」

女3「これは事案だ...」

勇者「うん...真っ先に解決しないといけない問題だね...」

一旦切ります

~放課後 生徒会室~

女「えー これより第38回生徒会を始めます」

女3「今回の生徒会を開くことになったのは副会長のあの言葉がきっかけです」

勇者「問題の言葉がこちらです」ポチッ

男『いい...』

男5「この言葉の前に会長がマジキチスマイルをしていました これはファンクラブとしても表に出すべきではないと思います」

美少女「うーん...これは流石に良くないのでは...」

男妹「前々から思ってたんだよね いくら何でも美化し過ぎじゃないの?」

男「あれが良いんだよ! 普段見ないからギャップ萌えする!」

女「流石の私もこれには同意出来ない...」

担任「女まで拒絶するか...」

男4「でもよ...それが男なんだから治しようが無いんじゃないか?」

女2「逆にそうでないと不気味というか...」

男妹「ああいうのも受け入れられないと会長の彼氏なんて出来ないよね」

男4「妹...お前どっちだよ...」

女「識別した結果 前者は妹本人、後者は2号が言ったことがわかった...流石、ブラコンだな」

男妹「ぶ、ブラコンじゃねーし」

男5「こういう時に姉さんは役に立つな」

女「何だそのいつもは役に立たないみたいな言い方は」

勇者「だっていつも寝ているじゃないですか」

女「だって退屈だし...」

女3「話が脱線しているので戻しますと、逆にこうじゃないと困るという人も居るのですね...」

女2「いつもイチャイチャしてますから...あらゆる部分を受け入れているのが当たり前という印象が強いですね」

男「えっ?僕ってそう思われていたの?」

担任「そう思われているんだよ お前は」

男「えぇ...」

女「じゃあ、そろそろこの話はいいかな...次からが本題だ...」

美少女「あの...2つ目あるって聞いてないんだけど...」

男5「言ってないからな だって言ったら参加しなさそうだし」

女2「2つ目の議題は、会長の行動についてです」

美少女「えっ...あのそれは...」

担任「これは前々から皆思ってきたことだからな そろそろ話し合う必要がある」

女「今回の話の為に特別に人を呼んだ どうぞ」

保健先生「どうも」

男「あぁ...先生も携わっていたな...」

保健先生「まぁ、私が担当したのは今回の問題となっている部分では一部だけだけど...」

男妹「まず1つ目、とにかくよく食う」

男5「有志から写真が提供されているので、お手元の資料でご確認下さい」

美少女「ちょっ...これ、家の中...」

担任「提供主は校長だ このことを話したら喜んで協力してくれたよ」

男「いい食べっぷりだ...これ...本当に素は僕なんだよね?」

男5「あぁ...それは間違いない...ここまで悪化するとは思わなかったが...」

女「私は確かにこうするように調整したがここまで食べるとは思わなかった...良くても毎食お茶碗2杯分くらいかと思ったのだが...」

保健先生「この写真を見る限り、どう見ても5杯分は食べてるよね...」

美少女「ほ、ほら...勉強するとお腹減っちゃうし...」

男4「そうだとしても、食べ過ぎだ 太らないようになっているとはいえ これでは他の兄弟の分を用意するのが大変だぞ...」

勇者「私...ここまで食べられないよ...」

女2「恐らく普通の人なら2杯目の途中でお腹いっぱいになると思います...」

女3「それをここまで食らうとは...」

担任「妖怪穀潰しだな」

男「こればかりは僕にもフォロー出来ないな...」

美少女「こ、これからは食べる量を減らします...」

女「何人分に?」

美少女「4...」

女2「良くても3でしょう...」

美少女「3!? それじゃあ授業中にお腹鳴っちゃう...」

男「そういえばさ、弁当はみんなとあまり変わらないけどそれはそれで足りるのかい?」

美少女「足りるわけないでしょ 家帰ったら足りない分をいつも食べてるよ」

皆「「「「「「oh...」」」」」」」

女「お前さ...いつも一緒に食べているけど 噛んでないよな...」

美少女「うん 噛んでないよ?」

男「何...だと...」

男妹「何でお兄ちゃんがショック受けてるの...」

男「僕はいつも食材に感謝してちゃんと噛んでから飲み込んでいるんだ それを噛まないなんて...命への冒涜だ...」

女2「男なりの譲れない信念があるのか...」

女3「ここで、会長の1日の食生活を見て見ましょう」

男5「朝、3人前 昼、弁当 帰ってきた後 5人前 夜、5人前 その後、およそ11時頃にカップ麺3つ...常人ではあり得ない量だな...」

男「」

女「あっ、男が固まった」

担任「この量の洗い物は母さんじゃないととてもじゃないが無理だな...しかもそれを毎日なんて...」

男5「そりゃ、仕事に専念できる訳無いな...家に帰れば大食い怪獣が居るんだから...」

美少女「お恥ずかしい限りで...」

女3「これだけでも酷いのですがそれに拍車をかけるのがこれです 行儀が悪い」

女「箸の持ち方が下手だし...ハムスターみたいに食べるしな...」

男5「立場ってものを考えたことが無さそうだな...会長なのに...」

女2「これは生徒会総力を挙げて改善しなくてはならないことですね...」

担任「ああ 私達も微力ながら手伝わせてもらう この学校の顔なのだからな」

女「期限は1週間後の今日 それまでにどれだけ改善されているかチェックするということで皆いいな?」

皆「「「「「「「異議なし」」」」」」

女「これで第38回生徒会を終わります ありがとうございました」

皆「「「「「「ありがとうございました」」」」」」

~帰り道~

美少女「隠してたこと全部明かされた...死にたい...」

女「馬鹿野郎 これから治していくんだよ これからは奢る回数も減らすことにしよう 甘やかし過ぎたと思うからな...」

美少女「そ、そんな...唯一の楽しみが...」

男「ぼ、僕も手伝うからさ 頑張ろうよ」

男妹「まぁ、1日持つかわからないけど...」

女「腹空かせ過ぎて徘徊してたとか笑い話にもならないな...」

男「あり得そうだから困る...」

美少女「結局、ご飯の量はどうなったんだろう...」

女「取り敢えずは3人前か...これでも充分多いのだが...」

男妹「よくそんな量の食料買えるね...お金持ちなの?」

美少女「まぁ、普通の人よりはあるかな...」

男「こりゃかなりあるぞ...」

一旦切ります

男「なぁ、女...念の為に美少女を診てくれないか?空腹になり過ぎて変なモード発現するとか怖いからさ...」

女「そんなことは無いと思うが...まぁ備えておいて損は無いしな 妹、ちょっと持っててくれ」スッ

男妹「わかった」

女「じゃあ、いくぞ」

美少女「ばっち来い」

ピカッ

男「...どうだった?」

女「うーん...まず言えることは空腹になり過ぎて変なモードになることは無い 突然変異でそういうのが出来ないように細工も万が一の為にしておいた だけど...」

美少女「だけど?」

女「なんて言えばいいかね...身体を構成している物質が違うというか...」

男妹「つまり、人間じゃない?」

女「いや、そういう意味じゃない そうだな...常人よりは身体が丈夫になっていると言えばいいか? 最初にやった時はこんなことにはなってなかったのだが...」

男「寿命が伸びたとか?」

女「それもある」

美少女「えっ...長生きしちゃうの...僕」

女「あとは... 飲み食いしなくても生きていけるな 災害時は大活躍するぞ」

美少女「食べることは趣味の1つなんだけど...」

男「生命活動を趣味にするのはやめなさい」

男妹「私の方でも調べておこうかな...2号、いい?」

2号「しょうがないな...特別だよ?」

男妹「2号の許可を得たことだしやりますか...あっ、荷物持ってても出来るから」

女「流石、異世界とはいえ創造神だな 私とは次元が違う...」

男妹「言い過ぎだよ...よし、終わった」

男「えっ? 神力見えなかったけど...」

男妹「見せないようにすることだって出来るよ」

男「す、凄い...」

男妹「大袈裟だって で、調べた結果 確かに普通の人とは身体の構成が違うね...歳を重ねても老けない 飲み食いをしばらくしなくても大丈夫 だいたい30年ぐらいかな あと、これは言っていいのかな...成長期は止まってる」

美少女「何それ チートじゃないか...まぁ、これ以上成長したって得しないからちょうどいいね」

男妹「まぁ言えることは、人を超えてるってことかな やろうと思えばとんでもないものも持ち上げることも出来るし...スタンガンぐらいじゃ気絶しないよ」

男「でもこの子、紙で滑って気絶したけど...」

男妹「そんなことは無いはずなんだけどな...もしかして、『女神モード』が発現したことで進化したのかな...」

女「となると、まだ別の意味で成長の余地はあり得るか...設定上じゃあ『本気モード』にも先があるからな」

美少女「あるの?あのモードに...」

女「ある 今出してる出力でもまだ30%しか出してないしな」

男「何それ怖い...」

女「これからは何かあったら『会長の仕業』になるな」

美少女「辞めてよ...人のことを世界の破壊者みたいに言うの...」

男「それ、女達に通じるか?」

一旦切ります 美少女がオーバースペックになってる...最初考えた時はこんなはずじゃなかったんだけどな...キャラが俺の手の届かないところに独り歩きしてるわ...

女「世界の破壊者と言ったら...1999年のあいつのことを思い出すな...第一声から物騒だったあいつ」

男「違う方面で通じた...えっ?2000年問題って本当にあったの?」

女「母さんと父さんが説得して何とかなったよ」

美少女「日本の神でどうにかなる問題なの?」

女「まぁ説得(物理)だったけど」

男「結局戦いかい...」

女「しかもやった場所がよりよって月だったからな...傍迷惑だったよ...」

男妹「幽閉されていたってことは聞いたけどいつまでされてたの?」

女「うーん...美少女が大学受験をする少し前までかな」

美少女「つい最近じゃないか...」

女「その後、私の所に来てゲーム好きになったよ 今はあいつと遊んでいるんじゃないか?」

美少女「ゲームの力は偉大か...あいつって?」

女「日本最古のSF小説といえば?」

男「かぐや姫 えっ?実在するの?」

女「する というか、私の監視役だよ 最初の頃はこの上ないくらいウザかったがな...だから小さくして地上に落としたけど」

美少女「あれって女によってやられたことなのか...まぁ、大人の人を体そのままで小さくするなんて神じゃないと出来ないもんね」

女「遣いの部分は完全に創作だ 私が直接迎えに行った 因みにあれ書いたの姉さんだからな」

男「先生があれ書いたの!?」

女「暇潰しにな...書き終わった後に真っ先に私に見せて来たよ...改変し過ぎだったけど」

女「時々だがゲームセンターのランキングであいつの名前を見ることがあるからな...監視役から解放されて羽を伸ばしてるよ」

美少女「あの人って人間なの?」

女「人間だよ 元がつくがな 読めばわかる通り不死の薬舐めてるからな」

男「不老不死は業なんじゃ...」

女「あれは母さんが勝手にやったことだ 私達は知らん あの人は面白ければいいって発想で行動してるからな」

美少女「やはり創造神の考えていることはわからないね...」

男妹「あの...私も創造神なんだけど...」

男「妹の考えていることはわかるよ 夕飯のことだろ?」

男妹「あ、当たり...」

美少女「今日から3人前か...足りるかな...」

女「よく噛め そうすれば唾液が分泌されて腹が満たされる気分になるから」

美少女「気分って...」

男「食べなくても大丈夫なんだから気分で充分でしょ 贅沢言わない」

美少女「そんなー」

男「なんとかなるって おっ、分かれ道に来たか それじゃあ、僕達はこっちだから 美少女、また明日」

女「まぁ、いざという時は駆けつけるから」

男妹「みんなには内緒でこっそり見守ってるよ」

美少女「最後に怖いこと言われたな...それじゃあ帰りますか...」

~美少女の家~

美少女(お腹減った...ご飯食べたい...)

美少女妹2「どうした美少女姉さん 目が虚ろけど」

美少女「僕のやる気はご飯によって引き出されていたんだなって思っているんだよ...」

美少女妹2「早くも禁欲症状が出て来てる...おっと妹姉さん、ポテチは駄目だ 母さんから間食も禁止されてる」

美少女妹「え~ 可哀想じゃない...いつも食べてる姿か1番幸せそうなのに...」

美少女妹2「ガムは食べていいことになっているけど ほら、これでも食べて空腹を紛らわして」スッ

美少女「妹2がいつにも増して優しい...ちょっと怖いな...」モグモグ

美少女妹2(言える訳がない...朝のあれが結構嬉しかったことなんて...)

美少女妹「今日の練習でいい成果出せたとか?」

美少女妹2「いや出してないよ いつも通りだった」

美少女妹「そういえば、お姉ちゃんって調理部だったよね 料理するのは月一らしいけど」

美少女「そうだよ 次は何を作るんだっけ...」モグモグ

美少女妹2「男妹から聞いたけどオムライスじゃなかった? しかも本格的な」

美少女「あー それそれ...」モグモグ

美少女妹「材料、前以て言ってくれれば買っておいてあげるからね」

美少女妹2「困ったことがあったらいつでも言ってよね 相談に乗るからさ ご飯のことは無理だけど」

美少女「あ~ 家族の優しさが身に染みるんじゃ~」モグモグ
美少女弟「何言ってんだ 当たり前だろ」

一旦切ります

これは酷い...やらかした...

美少女弟「姉さんが言ったんだぜ? 俺達は血は繋がっていなくても家族だって」

美少女妹「あっ、お兄ちゃん お帰り」

美少女弟「おう、ただいま」

美少女妹2「今日は早かったんだ 部活終わるの」

美少女弟「最近はそうだな 大会に向けての季節じゃないし」

美少女妹「弟2はまた友達の家に教えに行ったかな? あの子も好きだね~教えるの」

美少女「『も』って誰のこと言ってるの?」クシャクシャ

美少女妹2「姉さん...自覚してないのか...」

美少女「???」モグモグ

美少女弟「人呼んで勉強会しょっちゅうするだろ」

美少女「あ~ あれは困ってそうだったから見ておけなくてね」モグモグ

美少女妹「お人好しだもんね お姉ちゃん」

美少女母 「まぁ、そこが良いところなんだけど」

美少女「お母さん 帰ってくるの早くない? また先生に仕事押し付けたでしょ」

美少女母 「アマちゃんには押し付けてないわよ」

美少女妹2「押し付けたのは否定しないんだ...」

美少女弟「母さんって校長室行くと8割方お茶飲んで茶菓子食べてるよね」

美少女妹「仕事してるの?」

美少女母 「そりゃしてるわよ~ まぁ、途中でサボっちゃうけど」

美少女妹2「サボっちゃうのかい...」

美少女父「で、その後始末をするのが大抵、私や他の先生なんだよな 参っちゃうよ...」

美少女母 「あらお父さん 今日は早く終わったのね」

美少女父「お前が押し付けた仕事がすぐ終わったからな」

美少女「お父さんに押し付けたのか...」モグモグ

美少女父「さっきから気になっていたんだが 何でガム噛んでいるんだ?」

美少女母 「あら聞いてないの? 今日、生徒会で美少女のことが話し合われてね 暫くこの子の食事量を減らすことにしたのよ」

美少女父「そうなのか?」

美少女「うん」モグモグ

美少女母 「まぁ、前々から食べ過ぎだとは思ってはいたけど言う機会が無かったからね~ ちょうどいい機会じゃない 他にも色々変えた方がいいこともあるから変えましょ?」

美少女「えっ?他にもあるの?」モグモグ

美少女父「まぁ無いと言えば嘘になるな 例えば服を脱いだ後くしゃくしゃにするし あれ、整えているの妹だぞ」

美少女妹「お姉ちゃんは抜けてるからね...」

美少女母 「最後に出ても洗濯機回さないし いつも妹2がやってるのよ?」

美少女妹2「他にやる人が居ないから...みんな寝ちゃってるし...」

美少女弟「あと目覚まし時計鳴っても止めてすぐ寝るよな 毎回起こしに行くの面倒なんだが...」

美少女「誠に申し訳ございません...」モグモグ

美少女妹2「これで生徒会長なんだから驚きだよね いつボロが出ないかヒヤヒヤするよ」

美少女母 「学校では何故かしっかりしてるのよね~この子」

美少女「そりゃ、男とか居るから...」モグモグ

美少女弟「なに惚気てんだ」コツン

美少女「あ痛っ...」モグモグ

美少女母 「それじゃあそろそろ夕飯作りますか...今日は炒飯よ~」スタスタ

美少女妹「私も手伝う その方が早く終わるから」スタスタ

美少女弟「姉さんは勉強な 匂い嗅いでも手を止めるなよ?」

美少女妹2「ちゃんと見てるからね」

美少女「ひぃ~」モグモグ

~数分後~

美少女母 「よし完成 みんな出来たわよ~」

美少女妹「これ、お姉ちゃんのね」スッ

美少女「少なくない?」

美少女弟「3人前だぞそれ...」

美少女妹2「まぁいつも5人前食べてるけど」

美少女父「ちゃんと噛めばお腹いっぱいになるからな」

美少女「わ、わかったよ...」

~~~

美少女「た、足りない...」

美少女父「お前の腹はブラックホールか...ちゃんと噛んだか?」

美少女妹「隣で見てたけど噛んでたよ」

美少女母 「噛んでそれだとやばいわね...夜中に起きて徘徊しそう...」

美少女弟2「お姉ちゃんならあり得る...前にトイレ行こうと思って廊下に出たらリビングが明るいから何だろうと思ってこっそり見たらお姉ちゃん、カップ麺食べてたもん」

美少女「あれ...見られてたんだ...」

美少女母 「取り敢えず、美少女 お風呂入って来なさい 対策はその後するわ」

美少女「じゃあ入ってくるよ」スタスタ

美少女父「珍しく本気だな母さん」

美少女母 「私はあの子の母親ですもの 嫁いだ先で迷惑を掛けるような子にはしたくないわ」

美少女妹2「今のままだと間違いなく迷惑掛けそうだもんね...」

~数分後~

美少女「出てきたよ それで対策って?」

美少女母 「まず縛ります よっ」

ピカッ

美少女「うわっ...身動き取れない...」

美少女妹「それで部屋に持って行く せーのっ」

美少女弟「おい、妹 もう少しそっち持て」

美少女妹「わかってるよ」

美少女「落とさないでよ~」

美少女弟「よし、降ろすぞ せーのっ」

美少女妹2「布団かければ終わり」バサッ

美少女父「母さんがやったからそうそう解けないぞ 朝になったら解けるからそれまで我慢しなさい それじゃあお休み」

バタン

美少女(う~ 本当に身動き取れないよ...でもお腹はまだ減ってるし...このまま朝を待てなんて拷問じゃないか...)

~次の日~

美少女「や、やっと動けるようになった...寝返りは何故か出来たけど...」グー

美少女父「おはよう その様子じゃ昨日は寝れなかったみたいだな」

美少女「あれで寝れる方が恐ろしいよ 普通寝れないって 途中からお腹鳴り出すし...」グー

美少女妹「それは大変だ まぁ、ご飯はもう準備されてるけどね」

美少女「いや...今見たけど多分足りないよ...いつもならお腹いっぱいになるだろうけど昨日からお腹鳴ってるから...」グー

~学校~

男「それで今日はずっとお腹が鳴り続けてるのか」

美少女「そういうこと...」グー

女「せめて音だけは止めておいてやろう 鳴り続けてるのは恥ずかしいからな」

ピカッ

美少女「あっ、止まった」

女「まぁ、頑張れよ やばくなったら保健室連れて行くからな」

美少女「やれる限りのことはやってみる...」

一旦切ります

と、糖分?

~4時間目~

美少女(あっ、やばい...身体が食べ物を欲してるわこれ...段段意識が遠くに...)

男(美少女...大丈夫か?さっきからウトウトしてるけど...)

男妹(禁断症状出てきたかな...どう思う2号)

2号(これは完全に限界超えてるね...)

女(うーん...やはり調整が必要か 仕方あるまい)

女「先生 美少女が具合悪そうなので保健室に連れて行きます」

女(カグツチ フレイヤに準備するよう言っておいてくれ かなり不味い事態になったかもしれん)

現国先生(了解 任せてくれ)

女「じゃあ、行くぞ 立てるか?」

美少女「い、一応...」

女「そうか...じゃあおんぶしよう 乗れ」

美少女「し、しかし...」

女「人目を気にしてる場合か 手遅れになる前にさっさと乗れ」

美少女「わかった...よいしょっと」

女「男 万が一の為に美少女の荷物をまとめておいてくれ 後で取りに行くかもしれん」

男「えっ?僕が?」

女「お前以外に任せられるかよ ここにはヤバい奴しか居ないからな」

男勢「「「おい、誰のことだ」」」

女「お前らのことだよ まったく...男5 変なことしたらまた小遣い無しにするからな」スタスタスタ

男5「いや、しねーからな そこまで疑われることしたっけ?」

男「自分の胸に聞いてみればいいんじゃないか?」

現国先生「おい、授業中だってこと忘れるなよ 再開するからな じゃあ、男 さっき書いた学習課題のお前の答え 読み上げろ」

男「あっ、はい」

~保健室~

保健先生「待ってたわよ 美少女の調子が悪いんだって?」

女「ああ...かなりやばい...」

保健先生「万が一の為に女5も呼んでおいたわ」

女5「こうやって会うのはこれで初めてかな? 妹さん達とは仲良くさせてもらってるよ」

美少女「あっ、どうも...」

女「女5を呼んだか...まぁ、必要かもしれんな 美少女、横になれ」

美少女「うん...」ゴロッ

保健先生「顔が真っ青 動悸も激しい...これが食事の量を減らしたから起こったなんて信じられないわね...」

女「大食いにしておいたが まさかこんな事態を招くとはな...どうだ?女5 原因はわかったか?」

女5「うーん...これ、お腹が減っているからじゃないね 精神面の問題だよ」

女「どういうことだ?」

女5「この子、食べることが幸せなことらしいわ それを制限された今、精神が不安定なのよ それが身体に影響を与えているみたい...」

女「そんなことが...しかし、食事量が多過ぎるのが問題なのは変わらないし...」

男「女、授業が終わったから荷物持ってきたぞ ん?君は...保健委員長の女5じゃないか」

女5「あっ、副会長」

女「知り合いか?」

男「よく仕事を手伝っているからね」

女5「あっ、もしかしたら...副会長、会長の手を握ってくれませんか?」

男「別にいいけど...」ギュッ

美少女「い、痛い...」

男「あぁ、悪い悪い...」

保健先生「あっ、顔色が良くなった...」

女5「予想通りね... 副会長、悪いけどしばらくそうしておいて」

男「お、おう...状況が掴めないけどわかったよ」

女「やはり男が特効薬か...」

女5「さっき、心を読んだけど 副会長と一緒にいることが1番幸せみたい...」

男「女5 君も神か? 神力は感じないが...」

女5「こんな時に自己紹介するのもなんだけど...私はエイル 北欧神話の神といえばわかる?」

男「あぁ...医療の神か...それなら保健委員長もお似合いだな」

女5「あれは校長が勝手に決めたことであって...私の意思じゃないわ」

女「その割にはしっかりやってるじゃないか」

女5「まぁこれでも医療の神だからね...私に出来ることをしてるだけよ...それで話を戻すけど美少女は感情の上げ下げが身体に大きな影響を与えるの 女、そういう風にした?」

女「いや、そんなことはしてない...」

保健先生「あっ、もしかしたら私かも...そんなの入れた気がする...」

女「お前か...まったく、面倒なのつけやがって...」

女5「もしかしたら、今まで風邪引いて無いのはこのことが理由かもね...」

女「そういや、いつも不思議がってたな 会長だけ風邪引いた様子見たことないって」

保健先生「あれ?私、許された?」

女「仮に美少女が許しても私が許さん みんなに迷惑掛けやがって...後でお仕置きしてやる...」

男「おお怖い怖い...で、お前は高みの見物か?中に入れよ 弟」

美少女弟「観察眼が凄いですね...御見逸れしました」ガラガラ

男「粗方何をしようとしてたかはわかるが このカメラは没取だ お前がファンクラブ副会長だとしてもな」

美少女弟「うーん まぁ、いいでしょう 今回ばかりは雲行きが怪しいですし 母さんに見つかったらひとたまりも無いので」スッ

男「お前 変な企みは辞めとけよ 男4と何か考えていることは知っているからな」

美少女弟「ちょっとしたイベントですよ 大丈夫、危害は加えませんから」

男「お前だけ何処か異様なんだよな...本当にお前 美少女の弟か?」

美少女弟「それは間違いないです 俺は嘘はつきませんから」

女「含みのある喋り方だな まぁ、そういう風にしたんたが...」

男「またお前の趣味か...困るんだよ 男4みたいなのがもう1人居るとな...」

~教室~

男4「ハクション!」

男3「大丈夫?」

男4「ああ...花粉症かな 俺、アレルギーあるからよ」

女2「そんなこと言ってましたねー ところで最近、何を企んでいるのですか?」

男4「へっ?何も?」

女2「とぼけないで下さい 校長とこの前話し合っていたじゃないですか」

男4「あ~ あれか まぁ、お楽しみは取っておいた方がいいぞ 悪戯じゃないから安心しろ」

女2「貴方の考えていることは不安しか無いのですが...怒られるのは私なんですからね」

女3「この様子なら大丈夫よ 悪戯考えている時は絶対そのことを人に知らせないから」

一旦切ります

男3「流石嫁だね 長い間一緒だからわかるのか」

女3「まあ大体ね たま~にわからなくなる時もあるけど」

男4「随分と前に隠れんぼした時、隠れ先を的確に当てるのを10回やられたのは恐怖だった...」

女3「その後暫く寝込んでましたね~柄でもなく」

女2「やはりそうでもしないとこの人の妻なんて勤まりませんもんね」

女3「そうね 目を離したらすぐに何処か行こうとするし」

男4「最近はやってないぞ」

女3「最近はでしょ? 前までずっと女2に悪戯してたじゃない 斬られてからはやってないけど」

男3「そうしたら今度は僕だよ 食事中に自分の嫌いなもの僕の器に入れるの辞めてくれないかな...」

男4「食べられないものは食べられないんだよ...」

女3「あら、それじゃあ子供達に言っちゃうわよ パパは人には言うのに自分は食べられないって」

男4「あー あいつらに言うな おねだりの材料にされる...」

女2「そういえば前から思っていたのですが何故お子様方は種族違うんですか?」

男4「わからん 突然変異ってやつじゃねーか? 産まれた時は俺らもびっくりしたよ...まさか3人とも種族バラバラだとは思わなかったからな...」

男3「フェンリルは活発で、ヨルムンガンドは食いしん坊、唯一の救いは真面目なヘルだね」

男4「ヨルムには困らされたよ...あいつ毒であろうとなんでも食うからな...たま~に毒も放出するし しかも無意識で まぁ、フェンリルがどうにかしてくれたから助かったが...」

女3「あの子はフェンリルの言うことは聞くからね...」

女2「お二人が子育てで苦労したことは充分わかりました...」

男4「いや...正確にはまだ終わってないな ヘルはともかく、姉2人はまだ精神が未熟だからな...」

女3「もしかしたら、そのうちこの学校に来るかもしれないわね」

男4「地獄絵図しか見えんな...」

男父「私にとってはお前もまだ精神が未熟だと思うがな...」

男4「げっ...ん? 何でここに居るんだ? 昼休みはいつも体育館で剣道の稽古つけてるじゃないか」

男父「校長にお前を呼ぶよう言われてな...また面倒事でも引き起こしたか?」

男4「いや、そんなことはしてないが...まぁ呼ばれたなら仕方ない ちょっと行ってくるわ」

女3「万が一の為に救急箱用意して待ってるわね」

男4「大丈夫だって 心配するな」

~校長室~

男4「それで...ご用件は?」

美少女母 「この前の話の続きよ この前は企画立てで時間潰れちゃったからね... それで内容はどうするか決めた?」

男4「まぁ、ある程度は...しかし、これ 一部の奴らしかわからない内容ですよ? 無理ゲーにも程があるのでは...」

美少女母 「それくらいの難易度じゃないとこっちが困るわ~ だって、優勝商品、今回奮発したし~」

男4「あぁ...前回の最後に言ってたアレですか...ホント、校長の貯蓄が見えないですよ...」

美少女母 「前にも言ったでしょ?私、やる時はちゃんとやるって」

男4「力を注ぐ場所が違うと思いますが...弟まで使うし...」

美少女母 「あの子、暇そうにしてたからね~ 仕事をあげただけよ」

男4「あいつがあちこち走り回る羽目になったってボヤいてましたよ...」

美少女母 「費用は私が全部出したから恨みっこ無しよ~ しかもあの子、送ってあげるって言ったら自転車で行くからいいって言ったし」

男4「はぁ...校長は心が読めませんね...」

美少女母 「それは貴方もでしょ?」

男4「そうですかね? よく読まれますが...」

美少女母 「しょっちゅう悪戯してるの、私知ってるわよ? その時、誰にも察せられないらしいじゃない」

男4「まぁ細心の注意をしてやってますから...」

美少女母 「悪戯好きだって聞いたから今回貴方を誘ったのよ?私1人じゃつまらないし~ お父さんは手伝ってくれそうもないから~」

男4「教頭にはこういうことは向いてないと思いますね...」

美少女母 「貴方もそう思う?」

男4「真面目な人にはこういうことは...あれ?じゃあ何故勇者は誘わなかったのですか?」

美少女母 「あの子は今、忙しいからね~ 部活とかバイトとか色々ね ...そんな子に余計な負担は掛けたくないわよ」

男4「そういえば会長が保険室に行ったことは知ってますか?」

美少女母 「既に報告されているわ まさか、こんな早く体調を崩すとは思わなかったけど...もう少し方法を変えないといけないわね...」

男4「あの感じからして、食事の量が原因だとは思えませんが...」

美少女母 「あの子は特殊だからね~ 何が原因で体調崩すかよくわからないのよ だから今回ばかりは女5の力を借りたわ」

男4「あぁ 医療の神の いつも世話になってますよ」

美少女母 「あの子を保健委員長にして正解だったわ~ 病気で休む人もガクッと減ったし~」

男4「応急処置で怪我が完治するから凄いですよね...しかも医師免許を持ってるって聞いてますよ」

美少女母 「あれ、かなり難しいのにね~ 努力する子は凄いわね~」

美少女母 「さて、そろそろ美少女を迎えに行かないと...これ以上悪化することは無いと思うけど念の為にね」

男4「看病とかいってまた仕事を休むつもりですよね?」

美少女母 「あら、バレた? みんなには内緒よ?」

男4「言いませんよ...後が怖いし...」

美少女母 「それならいいわ それじゃあ部屋を閉めるから外出てくれる?」

男4「わかってますよ」ガチャ

美少女母 「...これでよし」カチッ

美少女母 「それじゃあまたね~」

スタスタスタスタ

男4「...それじゃあ俺の方も準備しますか パワーポイント使って作らなきゃな」

~保健室~

美少女「復 活 」

女5「やはり愛の力か こういう非科学的なものが時には1番効果が効くものよ」

男「それじゃあ良くなったら手を離そうか...ねぇ、離してくれるかな?」

美少女「まだ握っていたい...」

男「おいおい...困るよ 僕、授業があるんだから...」

美少女「もう少しだけ...」

女「握らせてやれ 離れてまた悪くなったら元も子もないからな」

男「え~ 仕方ないな...」

美少女「やったァァァァァァァ」

美少女母 「もうすっかり良くなったみたいね 迎えに来たんだけど あら弟 こんなところに居たの?もう昼休み終わるわよ?」

美少女弟「あっ、もうこんな時間か じゃあ教室に戻らないとな」

一旦切ります

保健先生「じゃあ、その前にその胸ポケットに入れてあるSDカードを渡してもらおうかしら」

男「ぬ、抜け目のない奴め...」

美少女母 「隠し事をする子は嫌いよ~」

美少女弟「くっ...ここまでか...」スッ

保健先生「よいしょ」バキィ

男「SDカードを割った...」

保健先生「男5に言っておきなさい こんな遠回りなやり方じゃなくて直接来いって」

美少女弟「すべてお見通しですか...了解です」

スタスタスタ

女「あいつ、今月の小遣い無しな」

男「それで...僕はどうすればいいのですかね...ずっと握られているのですが...」

美少女母 「うーん...一緒に来る?そうすれば悪化しないんでしょ?」

女5「えぇ、そうなりますね」

美少女母 「それじゃあそうしましょ あなた達も教室に戻りなさい 授業がもうすぐ始まるわよ」

女「はいよ それじゃあ戻りますかねー」

タッタッタッタッ

女5「万が一の時はいつでも連絡して下さい すぐ行きますから」

タッタッタッタッ

保健先生「男が一緒に行くことは私が言っておきますから」

美少女母 「ありがとね それじゃあ2人とも行きましょうか」

美少女「はーい 行くよ男」

男「えっ...本当に行くのか...わかったよ、ここまで来たなら最後まで付き合うよ」

美少女「それでこそ、私の彼氏だね」

男「元は同じ人物だってこと忘れてないかな...」

~美少女の家~

美少女母 「はい着いたわよ~ あっ、男 悪いけど美少女の荷物も持ってくれる?一応、病人だからね」

男「こんなにピンピンしてる病人は居ないと思いますが...よいしょっと」

美少女「悪いね おんぶしてもらった上に荷物持ってもらうなんて...」

男「気にするなよ 今に始まったことじゃないだろ?」

美少女「言われてみればそうだね」

美少女母 「じゃあ、私はお粥作るから あなた達は何か適当にやってて~」

スタスタスタ

美少女「お粥か...お腹がいっぱいになる気がしない...」

美少女母 「あっ、食べさせる時はお願いね 男」ヒョコッ

男「あっ、はい」

美少女「お腹いっぱいになる気がしてきた」ウズウズ

男「単純だな~」

美少女「ふっ 私は単純なんだよ」ドヤァ

男「威張るな」コツン

美少女「あ痛っ」

男「じゃあ待ってる間、何をする?」

美少女「勉強...は辞めておいた方がいいか あっそうだ ボードゲームやろう そこのクローゼットの2番目の引き出しにあるから」

男「はいはい...うおっ これ、結構過酷な奴じゃないか マイナスマスが殆どな奴」

美少女「この前やった時はみんな借金まみれだったね」

男「もっと普通のは無いのか?」

美少女「無い お母さんの趣味だよ」

男「マジかよ...それは参ったな...」

美少女「いいじゃない やろうよ」

男「わかったよ...借金まみれな未来しか見えないけど...」

~数分後~

美少女「よし、勝った」

男「といっても、2人とも借金してるけどね...」

美少女「細かいことはいいんだよ 勝てばいいんだから」

男「なんて奴だ...」

美少女母 「はい、出来たわよ~ 熱いから気をつけてね~」

美少女「それじゃあ男 頼んだよ」

男「結局やるのか...はい」スッ

美少女「冷ましてない」

男「自分でやれよ...」フーフー スッ

美少女「そう言いながらもやってくれる男 大好き」パクッ

男(くっ...不覚ながら可愛いと思ってしまった...)

美少女「あーん」

男「...はい」フーフー スッ

美少女 パクッ

男(これ、側からみればイチャイチャしてるように見えるのか?)

美少女母 (見えるわよ~)

男(校長先生...頭に直接話しかけないで下さい... あと心読まないで下さい...)

美少女母 (いいじゃない 私のことなんか気にしないで それより美少女がおかわり待ってるわよ)

美少女「まだ?」

男「はいよ」フーフー スッ

美少女 パクッ

美少女母 (何か雛に餌あげてる親鳥みたいね)

男(言わないで下さい...情けなくなってきます...)フーフー スッ

美少女 パクッ

美少女「うん、美味しい」ニコッ

2人((か、可愛い...))

美少女母 (何この子 凄く可愛いんだけど 写真撮っていい?)

男(それだけは辞めてください 僕まで写るんで...)

美少女母 (え~ もう撮っちゃってるけど~)カシャカシャ

男(行動早くないですかね...)

美少女「男 止まってるよ」

男(撮られているのに気にしないのかよ この子は...)フーフー スッ

美少女母 (まぁ、撮られ慣れてるからね~)カシャカシャ

~3分後~

男「やっと終わった~」

美少女「ごちそうさまでした お腹いっぱいになったよ...」

美少女母 「あら、それ1人前よ?」

男「どうせ僕が食べさせたからとか言うんでしょ?」

美少女「当たり 恐らくそうだよ」

男「身体まで単純なのかよ...」

美少女母 「念のために冷えピタ貼っておきなさい」スッ

美少女「必要ないと思うけど..」

男(あっ、これはこれでアリだな)

美少女母 (貴方も単純なのね...)

美少女父「美少女が倒れたと聞いたから急いで来たが...その様子だと大丈夫そうだな」

美少女母 「あらお父さん お帰り 仕事は?」

美少女父「ああ 代わりにやってくれるって言ったから頼んだよ」

美少女母 「何かお父さんと私だと待遇が違うわね~何でかしら?」

美少女「それ、本気で言ってるの?」

男「恐らく素で言ってるんじゃないか?」

美少女父「自覚してないから困るよ...はぁ...」

一旦切ります

美少女母 「も~ みんなして私を馬鹿にして~ 本当にわからないのよ?」

男「えっ?本当に?」

美少女母 「本当に」

美少女父「ここまで来るとおめでたいな 美少女、言ってやれ」

美少女「えー 仕事をしょっちゅうサボっているからじゃないの?」

美少女父「その通りだよ わかったか?」

美少女母 「えっ?そんなことなの?」

男「信頼ってものが無いと思いますよ 先生達からの」

美少女父「みんな校長室行くの渋るしな...私に渡してくるし」

美少女母 「嫌われていたのね...私...」

美少女「事の深刻さをようやく理解したようで良かったよ」

美少女母 「もう少し残業していった方がいいわね...」

美少女父「体調を崩さない程度にな お前が風邪引くととんでもないものになるからな」

男「具体的にはどれくらいやばいんですか?」

美少女父「最悪死者が出る」

美少女「風邪で!?」

美少女父「舐めたら駄目だぞ こいつが引く風邪はお前達の風邪と訳が違う」

美少女母 「随分と前に引いた時は妹2が生死の境を彷徨ったわね~」

美少女「あれってお母さんの風邪移ってなったのか...」

美少女妹2 ガタガタガタガタ

美少女「あれ?妹2 もう帰ってきたの?」

美少女妹2「兄さんから姉さんが早退したって聞いたから看病しに来たんだよ...」

男「凄く青ざめているぞ 大丈夫か?」

美少女妹2「ご心配なく...」

美少女母 「風邪引いた?」

美少女妹2「ひっ...」

美少女父「母さん 近づくな 今の妹2は母さんがトラウマになってる」

美少女母 「えっ?そうなの?」

美少女「幼少期の嫌な思い出がこんな形で思い出すんだもんね そりゃそうなるか」

美少女父「今日は部屋で寝てろ ご飯は私が運ぶから な?」

美少女妹2「う、うん...そうする...」

スタスタスタスタ

美少女「妹2は昔から体弱かったからな~ ちょっとしたことが大きなショックだったりするんだよ」

美少女母 「参ったわね...美少女の次は妹2か...」

男「ちょっと見てきます...美少女、行くよ この前君を助けてくれたんだ 恩は返さないと」

美少女「うん...そうしよう...」

美少女母 「気をつけてね~」

~美少女妹2の部屋前~

男「どうだ?美少女、何か聞こえるか?」

美少女「えーとね 寒いとか怖いとか言ってる...」

男「こりゃ完全に過去に囚われているな...下手すれば一生出てこないぞ...」

美少女「どうする?」

男「何か決定打があれば...妹2がよく喜ぶものってあるか?」

美少女「確か...あっ! 撫でまくると喜ぶよ」

男「撫でることか しかし何か理由が無ければ中には...」

美少女母 「話は聞かせてもらったわ 私が行く 私なら鍵が閉まっていても中に入れるからね~」

美少女「お母さん!」

男「しかし、校長先生...今の妹2はかなりデリケートな状態です 下手をすれば悪化させるかも...」

美少女母 「そこのところはちゃんと考えてきているわ まぁ、任せなさい」

男「はぁ...それならお願いします...」

美少女母 「じゃあ、行ってくるわ」

ピカッ

美少女「大丈夫かな...」

美少女父「大丈夫さ 母さんならな あいつはいつも家族を第一にしてる奴だぞ」

男「しかし、一体どうやってやるのですかね...」

美少女父「特定の対象だけ見るものが変わる神力を使うんだろうな あの時は妹が妹2を撫でていた 恐らくそれがあいつが撫でることを喜ぶ理由なのだろう」

男「そんなことが...」

ガチャ

美少女母 「終わったわ もうこれで大丈夫ね」

美少女妹2 スースー

男「あっ、寝顔が安らかな顔だ...」

美少女「いい顔してるだろ?こいつ...寝てるんだぜ?」

男「ふざけない」コツン

美少女「あ痛っ ねぇ、私一応病人だよ? 忘れてない?」

男「君のような病人が居るか」

美少女妹「あれ?お姉ちゃん 聞いた話より結構元気だね」

美少女「妹 お帰り」

美少女妹「今にも死にそうって聞いたから走って来たんだけど...杞憂だったね」

男「少なくとも僕が美少女の手を握るまではそうだったね」

美少女「そうなの?全然覚えてないや」

男「美少女...絶対長生きするよ...君は」

女「運んだ時よりずっと顔色が良くなってるな これなら明日からまた学校に行けそうだな」

男「女 来てたのか」

女「一応見舞いにな 姉さんがこれ持ってけって渡して来たけど これじゃあかさ張るだろ...」スッ

美少女「これ、お見舞い用じゃなくてお祝い用の花束だよ...先生、おっちょこちょいだな~」

美少女母 「こんなに大きいの渡されても困るのにね~ 明日、言っておくわ~」

女「ところで、食事の量の話だが...」

美少女母 「その話ね それなら私に提案があるんだけど 時々、昼食時に男が一緒に食べてあげればいいんじゃない?しょっちゅうやると効果薄れると思うから」

美少女父「私も同じことを思っていたところだ 男が一緒なら食事量が少なくても大丈夫だと思うぞ まぁ、男が嫌なら他の方法も考えるが」

男「大丈夫ですよ ただ、周りの目がどうなるかが気掛かりですが...」

女「それは安心しろ 近くで私が見ててやる 男5を見てると思うしな」

美少女「まぁ、撮られてるから見られてるよね...」

男「そういや、撮られてるって1年の頃からだよね?」

美少女「まぁ、そうだね 正確には男5を助けた翌日からかな ずっと視線を感じてたんだよね」

男「そりゃ君が美人だからだと思うけど...あいつ、そんな頃から撮っていたのか...」

女「一応、アルバムにしているが...見るか?」

男「持ってるのかよ」

女「こんな時のためにな ほら、これが去年の学園祭時 で、これがこの前のドッヂボール大会時 この時の美少女は恐ろしかったな」

美少女「食べ物関連になると強くなります」

男「自分で言うかそれ」

美少女妹「よくこんなに集めたね...どう見ても至近距離なものもあるし」

女「ああ、それは私が撮ったものだ」

男「だろうな 男5が遠くから撮ってるけど お前は堂々と撮ってるからな」

一旦切ります

女「まぁ、そうだな 私は一応、幼馴染という身分あるからな」

男「お前はな...ん?このどう見てもこの家で撮られた写真は何だ?」

美少女「あ~それ? 弟が撮ったんだよ」

男「そういえばあいつ、ファンクラブ副会長だっけ...」

女「売り上げの1/5を報酬にする契約になってるからな」

男「えっ...そういう関係なのお前ら」

美少女「知らなかったの?」

男「いや、普通知らないだろ...」

俺が朝しか書かないと思ったら大間違いだぞ というわけで、書きます

女「そうか? ファンクラブ会員なら当然のことだと思ったのだが...」

男「あっ、僕 最初からファンクラブ入ってないよ 最初は憧れの対象だったし」

美少女「へ~ 尊敬されてたのか...私」

女「まぁ、尊敬するに値するかはともかく 入ってないなら知らないのも仕方ないか...」

美少女「ねぇ さりげなく私、ディスるの辞めてくれない?」

女「学校では辛うじてカリスマは出ているが...本性を知った今の男はお前のことをどう思っているのかな?」

男「可愛い彼女です 小動物だと思っています」

美少女「しょ、小動物ですか...可愛いは嬉しいけどね」

女「おいおい これ、結構評価高い方じゃないのか? もっと喜ぶべきだと思うが...」

美少女妹「一応...私は?」

男「美少女の妹と言われて違和感感じたね こっちが姉じゃないの? と思っているよ」

女「すまん、さっきのは忘れてくれ...」

美少女妹「その...聞いておいてだけど...お姉ちゃんごめん」

美少女「逆にその謝罪が心を虐めるのですがね...」

男「おぉ よしよし 大丈夫 僕はいつでも美少女の味方だからね」ナデナデ

美少女「お~と~こ~」

女「やっぱりこいつら、ウザいわ」

美少女父「まぁ、そう言ってやるな もっと暖かい目で見てやりなさい」

女「しかしな父さん...」

美少女母 「人の生涯は短いのよ~? しかも青春といったらもっとね~ 謳歌出来るうちにしておくものよ~」

女「母さんが言うと違う意味で聞こえるのだが...」

美少女母 「あらそう?」

男「校長先生は表情が一定ですからね しかものんびりした口調ですし 深みがあるように思えますよ そのせいで怖いですし」

美少女「そうだそうだ」

美少女父「これでもまだマシな方だぞ 昔の母さんはな...」

美少女母 「お父さん その話は駄目よ~ その話したアマちゃん 暫く私を見る目怯えてたし~」

美少女父「まぁ、今とは結構違うしな...」

美少女「お母さんの過去? 気になるな~ 女、知ってる?」

女「私がついこないだまで監禁されてたって知ってて聞いてるか? 知るわけないだろ」

男「女も知らないか...そうだ!母さんは?」

美少女母 「話してないから知らないわよ~ 知ってるのはお父さんとアマちゃんだけよ~」

男「先生はそう簡単に話しそうも無いし...万策尽きたか...」

女「いや、まだ策はあるぞ 1つ、心当たりがある」

美少女母 「あら ヨミちゃん 私はそうやすやすと秘密を人に言わないわよ~?」

女「ヨミちゃんは辞めてくれ... 1人だけ知ってる奴を私は知っている あいつが言ってくれるかに拠るがな...まぁ、男 暫く待っててくれ 私なりに探ってみるからさ」

男「おう 期待しないで待ってるよ」

美少女「同じく~」

女「なぁお前ら 私の待遇悪くないか?」

男「だって、僕達の先祖でしょ? なら、気を置けない関係でいいかな~って ねぇ、美少女」

美少女「うんうん」

女「はぁ....やっぱり知られない方が良かったな...更に馴れ馴れしくなったし...男5の来月の小遣いも考えておくか...」

美少女母 「男5を虐めちゃ駄目よ~ あの子はあの子なりに頑張っているんだから~」

ピンポーン

男「ん?誰だ?」

美少女母 「恐らく宅配便ね~ 私が前々に頼んだ奴がやっと来たのねやった~」

スタスタ ガチャ

女4「お届けものです ここにサインをお願いします」

美少女母 「は~い」カキカキ

女4「ありがとうございます」

男「こんな時間でもバイトか 頑張れよ女4」

女4「言われなくても頑張るよ それじゃあこれで」

女「なぁ、女4ってホームセンターでバイト以外にやってるのか?」

男「勿論 今見た通り、郵便局のバイトもしてるし、喫茶店のバイトもしてるって聞いてるよ」

女「移動手段はどうしてるんだ?」

美少女「そりゃ、自転車だよ 今のだって自転車で来たんだよ?」

女「だからあいつ、足の筋肉半端ないのか...」

美少女母 「そうそうこれこれ 中身も大丈夫ね~ 後でゆっくり食べよ~っと」

美少女父「またそのチョコか 好きだな」

美少女母 「これ、お父さんが12年前の夫婦記念日にくれたのよ? 覚えてない?」

美少女父「そんなこともあったかな...覚えてないや」

女「姉さんから聞いた話によるとそれから暫く母さんは怒らなかったらしいね よほど気に入ったと見える」

美少女母 「うん それ以来ちょくちょく買って食べるのよ~ 美味しかったからね~」

美少女「それ、結構高いんだよね...しかも、私達には分けてくれないし」

美少女妹「私は分けてもらったことあるよ? それは単純にお姉ちゃんが全部食べちゃうかもしれないからじゃない?」

女「日頃の行いって奴だな」

男「お菓子を食べるのも早いからなぁ 美少女は」

美少女「だって...美味しいだもん...」

美少女母 「確かに美少女には分けたことないわね~ 理由は妹が言った通りよ~ 私が食べる分まで食べちゃうと思うからね~」

美少女「ひ、一欠片だけ...」

美少女母 「だ~め これ、量少ないのよ? 幾ら美少女でもあげられないわ~」

美少女「だったら...今度の期末で全教科満点だったら分けてくれる?」

男「おっ?大きく出たな 全教科満点なんて至難の技だぞ」

女「いや...こいつならやりかねん...食べ物が話に絡むと恐ろしいまで実力を出すからな...どうする母さん」

美少女母 「うーん...流石にそれは無理だと思うから...成し遂げたら箱1つ買ってあげるわよ?」

美少女「ほ、本当?」キラキラ

美少女母 「そんなに目を輝かせなくたって...嘘はつかないわ 約束よ でも出来たらだけどね?」

美少女「よーし 燃えてきた...男、やるよ!」

男「えっ?僕も?」

美少女「勿論! 一緒に満点取るのだ!」

男「えぇ...女、頑張ろうな」

女「何故私まで巻き込む...私は断るぞ...そんな無茶な話...」

美少女母 「もし出来たらアマちゃんにその月の小遣いをいつもの小遣いの10倍出してもらうように頼んでおくわよ~」

女「頑張ろうな男!」

男「金の話になるとやる気が違うな...」

美少女「よ~し 頑張るぞ~ えいえいおー」

男(完全にとばっちりだ...僕...)

~3時間後 男の家~

男妹「それで安請け合いしちゃったと...お人好しだね~お兄ちゃんは」

男「今回ばかりは僕もそう思うよ...とほほ...」

男父「でもやると言ったならやるんだろ? お前はそういう男だからな なぁ、母さん」

男母 「ええ 一度言ったことは必ず成し遂げるわね 恐らく今回もやってのけるのでしょうね」

2号「私達も応援してるからね 頑張れ~」

男「うん...頑張るよ...でも参ったな まだ、学園祭があるのに期末に向けて勉強なんて...」

男母 「大丈夫よ 男3に言っておくから 学園祭のことは気にしなくていいわ」

男「そういや、両親だったね...男3の」

男父「まぁ、私達も時々忘れてしまうがな...ははは」

男妹「いや、忘れちゃ駄目でしょ...」

~次の日 学校~

男3「あぁ お母さんとお父さんから話は聞いてるよ 学園祭のことは任せておいて」

男「すまないな...本当なら僕も手伝わなきゃいけないんだが...」

男4「大丈夫だって こいつ、暇あればいつも本読んでるからな」

女2「しかも、難しい本ですね」

男3「2人とも辞めてくれよ...みんなには内緒にしてるんだから...」

女3「隠すことでもないでしょ 変なところで恥ずかしがるんだから」

男「難しい本って?」

男4「論文 有名な大学教授のな ちょっと見たけど何書いてあるのかさっぱりだったよ...」

男3「最近、面白い論文を見つけてね...ついつい、夜更かししちゃったよ...」

女2「私達とは次元が違いますから...男3様は...」

男「へぇ...頭良いんだな 男3って...あれ?なら何でテストの点数低いんだ?」

男4「それはな...手を抜いてるんだよ 本気出せばこいつ、満点なんてザラじゃないぞ?」

男3「大袈裟だって...まぁ、嘘じゃないけど...」

女2「答えの直前で書くの辞めてますもんね あれ、続き書けば満点ですよ」

美少女「満点と聞いて来ました」

男「ほら変なの湧いてきた...」

女「よくないぞ~そうやって手を抜くのは~」

女3「貴女も馬鹿なことするわね~ ただでさえも下から数えた方が早いのに満点取ろうとするんでしょ?」

女「無論、神力無しでな 私だってやる時はやるってことを見せてやるよ」

勇者「期待しないでいますよ...」

男「あっ、勇者 どう?共同生活は?」

勇者「まだまだ緊張しますよ...家に帰れば迎えが居るのですから...昔を思い出しますね」

美少女「料理とかは?」

勇者「かなり美味しいです ただ、最近疲れているようですね 食堂のバイトがかなりキツイらしく...」

男4「あ~ あの厳しい大国さんか...そりゃ仕方ないな」

女「あの~ 誰の話してるんだ?」

女2「あれ?女には伝えてないの?」

女「いや..全く...ただ男5が私を見るたびにいつもニヤニヤするようになったが...」

男4「あいつ...仕方ないな代わりに言ってやるよ 今、勇者の家にはな...」

担任「おーい お前らー 席つけよー」

男4「仕方ない 続きは昼休みにしよう」

女(学食のバイトと言ったか...いつも弁当だからな...後でこっそり覗いてみるか...何故かあの子の気配も感じるし...)

~昼休み~

男「こ、ここでいいかい?」

美少女「うん、そこでいいよ」パクッ

男「何故僕が美少女に食べさせなきゃいけないんだろ...」

美少女「はい、お返し」

男「こ、こうかな?」パクッ

美少女「いいね~いい食べっぷりだよ~」

女(はぁ...バカップルだな...主に美少女が...)

男妹「私もそう思いますよ」

女「うわっ! 男妹 いつの間に...しかもさりげなく私の心読んだろ」

男妹「酷いですね...人を幽霊みたいに言って...私だって聞きたくて聞いたわけじゃないですよ 2号が聞くのを私も聞いてるだけです」

女「それって結局、お前の意思じゃないか...で、私に何の用だ?」

男妹「授業中、冴えない顔をしていたので...期末で満点を取るんでしょ? 何を悩んでいるのですか?」

女「顔に出ていたか...今日、朝 勇者のところに誰かが一緒に生活をしているって聞いてな...なんでも学食でバイトしてるという 私だけ知らないのはおかしいと思って気になっていたんだよ」

男妹「あぁ~ メイドさんのことか...」

女「誰だそいつ」

男妹「読んで字の如くメイド服を着てる人ですよ」

女「変な趣味してるな 親の顔が見てみたいよ」

男妹(貴女なんですけどね...親...)

女「学食の制服はメイド服じゃないからそいつ、残念だな」

男妹「勇者さんの食費を少しでも減らせるようにって聞いてますよ」

女「へぇ~ 案外良いところもあるんだな...どうして勇者と同居してるのかは気になるが...」

男妹「それは本人に聞いてみては? 放課後に職員用玄関で待っていれば会えると思いますよ」

女「...気が向いたらするよ ところで、妹、何故そんなに詳しく私に教えるんだ?」

男妹「困ってる人を放っておけない性分でして...」

女「変わった奴だな~お前も どこの兄に似たんだか...」

ハクション! オトコ~ ダイジョウブ? アァ...

男妹「さぁ...どうでしょうね 貴女も人のこと言えないと思いますけど」

女「私が? まさか~ そんな訳ないだろ」

男妹(私にはわかってますよ 何故貴女がそこまでお兄ちゃんや美少女さんに肩入れするのか 本当の理由をね...)

~放課後~

女(うーん...なかなか来ないな...このままだと風邪を引いてしまうかもしれん...今日は帰るか...)

メイド「いや~今日もいっぱい怒られたな~ ん?あれ?ちょっと小さいけど、私にそっくりな子がいる...」

女(何だこいつ...こいつが男妹が昼に言ってたメイドっていう奴なのか?妙に馴れ馴れしい...しかも、何処かあの子と似たような感じが...)

メイド「まさか ドッペルゲンガーとか言わないよね...アニメじゃないんだから...」

女(まじまじと人の顔を見て...そんなに私にそっくりか?私の顔はあの子に似せているが...)

メイド「あの...どうして職員用玄関に居るのですか?」

女「貴女がメイドさん?」

メイド「えぇ...そうですが...何処かでお会いしましたか?」

女「いえ...これが初めてかと」

メイド「そういう貴女の名前は?」

女「私ですか? 私は女です」

メイド「女? 何故その名前を...」

女「....もしかして、女?」

メイド「...母...さん?」

女「ちょっとこっち来て」グイッ

メイド「ちょ...どこに...」

~体育館裏~

女「ここなら誰も来ないはず...」

メイド「母さん? 母さんなんだよね?」

女「はぁ...こんなところで会うとは思わなかった...」

スチャ ピカッ

ツクヨミ「久しぶりね...女」

メイド「母さん! やっぱり母さんだ!」

ツクヨミ「変な格好して...とても元巫女とは思えないわ」

メイド「これは趣味だよ」

ツクヨミ「はぁ...娘の趣味にいちゃもんをつける気は無いけど もっとマシな趣味にしたら?」

メイド「え~ 結構気に入ってるんだけどな~ そういう母さんこそ、何故学校に通ってるの?」

ツクヨミ「何というか...暇潰し?」

メイド「ひ、暇潰し...母さん それでも神なの?」

ツクヨミ「まぁ...色々あってね」

メイド「色々あってゲーマーになったと?」

ツクヨミ「何故そのことを!?」

メイド「男から聞いたよ ゲームセンターのランキングをカンストで埋めてるんだって?」

ツクヨミ「あいつ...余計なことを...」

メイド「しかも、奢ってあげてるんだって? 優しいね~母さんは」

ツクヨミ「私がしたくてしてるだけよ 他意は無いわ」

メイド「...会いたかった ずっと探してたんだよ?」

ツクヨミ「つい最近まで幽閉されていたからね...仕方ないわ」

メイド「私達を産んだから?」

ツクヨミ「いいえ あなた達には罪は無いわ 悪いのは全部私 当然の報いよ」

メイド「いや、わかるよ 私の耳は聞き逃さないからね 母さん、嘘ついてるでしょ? 私の為に」

ツクヨミ「貴女は耳が良いんだったわね...忘れていたわ...」

メイド「聞いたよ あの子のこと 特攻で亡くなったって...」

ツクヨミ「うん...辛いけど...本当のことよ...」

メイド「あの子は真面目だったから...家族に合わせる顔が無いからかな?」

ツクヨミ「さあ...それはあの子しかわからないわ...」

メイド「母さんが死んだことを聞いた時、荒れたってことも聞いたよ 大暴れしたんだって?」

ツクヨミ「懐かしいわね...えぇ、そうよ」

メイド「私、母さんに会ったらもっと色々話したいことがあったんだけど...いざ会ったら出て来なくなっちゃったよ...」

ツクヨミ「いいのよ...時間はたっぷりあるんだから...ゆっくり話せばいいの...」

メイド「母さん...」

ツクヨミ「女 ごめんね またみんなで暮らすって約束 破っちゃって...」

メイド「いいんだよ もう昔のことなんだから...」

ツクヨミ「貴女には迷惑を掛けたわ...あとあの子にも...」

メイド「...ねぇ 母さん 抱きついてもいいかな?」

ツクヨミ「えぇ 幾らでもいいわ」

メイド「母さん...本当に...会いたかった...」ギュッ

ツクヨミ「私もよ...」

美少女(...やったね 女 ご先祖様...)

男(あぁ...これで良かったんだ...)

~女の家~

男5「どうした 姉さん、黄昏ちゃって...」

女「昔のことを思い出しているんだよ...遠い昔のな...」

男5(そうか、会ったか 女に...)

担任「じゃあ、今日は腕を振るわなきゃな」

女「何でだよ」

担任「細かいことは気にするな 私がしたいからするんだよ」

女「ふーん...そうなの...」

~勇者の家~

メイド「ただいま戻りました...」

勇者「お帰りなさい おや?メイドさん、目が赤いけど何かあった?」

メイド「えぇ...嬉しいことがありました...」

勇者(遂に会ったか...何百年も離れ離れになったんだもんね...そりゃ嬉しいか...)

勇者「それじゃあ、今日は私が作りますか たまにはやってもいいでしょ?」

メイド「し、しかし...」

勇者「メイドさんはゆっくりしててよ」

メイド「はぁ...わかりました」

勇者(今日はとびきりのを作らなきゃね...)

~男の家~

男「よくやったな 妹 でかしたぞ」ナデナデ

2号「私の作戦通りだったね お姉ちゃん」

男妹「...ふん 今回は褒めてやる」

男「素直じゃないな 相変わらず」

男母 (あの子もやっと会えたか...これが吉と出るか凶と出るか...それはこの先のあの子次第ね...)

一旦切ります

~次の日~

男「おはよう 女 機嫌が良いな 何かあったか?」

男妹(敢えて知らないふりをするか...)

女「まあな 知り合いに会ったよ」

美少女「知り合いねぇ...話は変わるけど、男 英単語は覚えているかい?」

男「今まで習ったのは全て覚えているよ」

美少女「それだけ?」

男「それだけって?」

美少女「あちゃー その様子だとやばそうだね...言っておくけど、センター入試で英語を得点源にしたいなら、単語を今年の夏までに完成させなきゃいけないんだよ」

男「単語数は?」

美少女「大体2000かな...これでも絞ってる方だよ?下手すると3000、4000は必要だし」

女「流石、大学受験経験者だな」

美少女「落ちたとはいえ私だってあの1年を無駄に過ごした訳じゃないからね そこで、男に私がこの前作った英単語を厳選したこの冊子をあげよう」スッ

男「どうも へぇー 読みやすいね」

女「私のは?」

美少女「コピーが出来次第渡すよ」

女「了解」

男妹「発音記号まで書かれてる...これ、作るのに結構かかったんじゃないの?」

美少女「1ヶ月はかかったね...思い出して書くの繰り返しだったよ」

男「お疲れ様です...」

担任「よく出来ているな 出題されやすい単語で構成されている...おっ、見落としやすいポイントもちゃんと拾われているな 男、お前 愛されているぞ」

美少女「せ、先生...恥ずかしいからやめて下さい...」

女(中学時に聞いたな もう2度とあの1年は過ごしたくないって...これを作ったということは男を1回で合格出来るようにこいつなりにサポートしてるってことか ...ったく、彼氏想いだな 口から砂糖が出るよ...)

勇者「おはようございます」

男「おはよう そういえばさ 随分前から勇者に聞きたいことがあったんだよね」

勇者「はい? 何でしょう」

男「僕と美少女が付き合い始めてたばかりの頃、妙に気に入らないような態度をとっていたけど あれどうして?」

勇者「あ~ あれですか...あれはファンクラブ会員なら誰しもがそうなったのではないですかね 私が特別という訳ではないと思いますが...」

男「ん?どういうこと?」

女「つまりな、今まで誰のものでも無かった美少女が、突然何処からかのこのこ出てきたお前の彼女になったことでファンクラブ会員の嫉妬を買ったってことだよ まぁ、私や男5が必死に押さえたから大事には至らなかったが...」

美少女「あ~合ったね 最初のデートの時に男4とかこっそり付いてきてたし」

男「えっ?あの時付いてきてたのか?」

女「はぁ...これだから鈍感なのは嫌なんだよ...お前、最初の頃は結構危なかったんだぞ 誰が陰から守っていたと思っているんだ」

男「思い返せば暫く女の姿が見えなかった時があったな...久し振りに会ったと思ったら、朝食作らされたし」

女「あの朝食は美味かったな...特に玉子焼き」

美少女「あれは私が作ったんだよ」

男妹「あれ?お兄ちゃんって料理出来ないよね?」

男「美少女に頼み込まれて、渋々ね...」

担任「調理部の中でも1番料理が上手いからな 美少女は この前の男の誕生日に備えてガーリックライスを頑張って準備してたし」

男4「家の前を通りかかった時に凄くニンニクの匂いがしたな...」

美少女「あの...昔話暴露大会みたいになってるよね...」

男「先生、朝礼は? もう時間過ぎてますけど」

担任「なに? あっ、もうそんな時間か...それじゃあ、出席取るから席つけよー」

~放課後~

女4(今日も男と会長はいちゃいちゃしてたな...青春っていうのはああいうのをいうのかな...今日はちょうどバイトが全て休みの日...久し振りに家でゆっくりしようかな...)

~女4の家~

女4「ただいま~」

女4曽祖父「お帰り あれ?今日はバイトは無いのかい?」

女4「うん ちょうど全部休みでね」

女4曽祖母「そうなの じゃあ、今日はゆっくりしなさい いつもあちこち駆け巡ってるって近所の人から聞いてるからね」

女4「うん、そうするよ」

女4曽祖父「女4は偉いな...お爺ちゃんの稼ぎだけじゃ不安だからといってバイトを3つも掛け持ちするなんて普通の人じゃ到底出来ないよ...」

女4「またその話? 買い被り過ぎだって 私はやりたくてしているんだから」

女4曽祖母「辞めたいと思ったらいつでも辞めてもいいんだからね? 貴女には貴女の人生があるんだから」

女4「そりゃ辞めたいと思った時は何回もあったけどさ 別に今やってるバイトが嫌いな訳じゃないよ」

女4曽祖母「私達が出来ることは少ないけど困ったらいつでも言ってね 手伝えることなら手伝うから」

女4「ありがとう ひいおばあちゃん」

ピンポーン

女4曽祖父「おや、宅配便は頼んでないし こんな時間に誰かね」

男『女4、居ますか? 忘れ物を届けに来ました』

女4「あっ、弁当箱 学校に忘れていたんだ...通りで見当たらないと思ったよ...待ってて、今開けるから」

ガチャ

男「全く...美少女が気付かなかったら完全にアウトだったからな...ほら」スッ

女4「ありがとう わざわざ届けに来てくれて」

男「帰り道の途中にあったからだよ もう忘れるんじゃないぞ」

女4曽祖母「おや、これは珍しいね 男さんが家に来てくれるなんて」

男「あっ、いえ 忘れ物を届けに来ただけですよ」

女4曽祖父「何もないけど上がってくれないか? この子はなかなか学校の話をしてくれないからさ...」

女4「ちょっと ひいおじいちゃん!」

男「僕で良ければ幾らでも...妹、悪いが先に帰ってくれるか?」

男妹「うん、わかった」

女4曽祖母「あれ?妹さんなんて居たのかい? この歳になると物忘れが多くてね...」

女4「いや、私もつい最近知ったばかりだよ この前、ホームセンターでバイト中に会ったのが初めてだし」

女4曽祖父「そうかい だったら、妹さんも一緒に上がってくれないかな その方が話も早いと思うしね 女の子1人だけで帰らせるなんて 最近は物騒だからね...何が起こるかわからないから」

男妹「この街は平和だと思いますが...ご厚意を無下にも出来ませんし...お兄ちゃん、上がろうか」

男「そうするか...いいかい?女4」

女4「私は大丈夫だけと...遅くならないようにしてよ ひいおじいちゃん達は話が長くなるから」

男「努力するよ」

女4曽祖母「これ、お茶と茶菓子ね つまらないものしか無いけど...」

男妹「お兄ちゃん...これ、絶対美味しい

男「あぁ...見た目からして美味しいそうだな...」

女4「あの...聞こえるんだけど...」

2人「「あっ」」

女4曽祖母「相変わらず面白いね~ 男さんは これからも女4のことをよろしくお願いします この子、放っておくと無茶しちゃうから 頃合いをみて止めてあげて」

男「わかりました」

女4「わざわざ言わなくてもいいのに...ひいおばあちゃんたら...」

女4曽祖父「言葉に出さないと伝わらないこともあるんだよ...」

男妹(この人も辛い過去を持ってそうだね...表情だけですぐわかるよ)

2号(それでも、前に進もうとする意志が見える お姉ちゃん、この人は強い人だよ)

男妹(ああ、そうだな...)

~数十分後~

女4曽祖母「おっと、もうこんな時間かい 悪いね こんな年寄りの話に付き合ってくれてありがとね」

一旦切ります

年寄りの知恵もこの世代でだいぶ受け継がれずに消えちゃったなぁ

>>704 ...まだ希望は失われた訳ではない

男「いえ、為になる話ばかりでした ありがとうございます」

女4曽祖父「これ、つまらないものだけど...」

男妹(あっ...野菜だ...)

女4曽祖母「家で育てた野菜だから口に合うかわからないけど...良かったら...」

男「ありがとうございます いただきます」

女4「無理しなくたっていいんだよ?」ボソッ

男「馬鹿 好意を無下に出来ないだろ」ボソッ

女4「まったく...相変わらずお人好しだね男は...」ボソッ

男「お邪魔しました お土産までありがとうございます」

男妹「お邪魔しました お話、楽しかったです」

女4曽祖母「また良かったら遊びに来てね 待ってるから」

男「はい 時間が出来次第またお邪魔します それでは」

バタン

女4「...帰ったか ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃん やっぱり私が思った通り話長くなったね...」

女4曽祖父「いや~ 話し相手がいるとつい...」

女4曽祖母「しかも、あの子達 聞き上手だったから話したくなるのよ」

女4「だからといって、もう夕食の時間だよ 私が準備しておいたから良かったけど...はぁ、明日 家庭科先生になんて言われるか...」

女4曽祖母「大丈夫 あの子なら怒ったりはしないわ 昔はなに考えているかわからなかったけど今はよく笑っているからね~」

女4「ひいおばあちゃん...先生のこと、知ってるの?」

女4曽祖母「まぁ、ここまで生きてきたからね...男さんの両親は私達の親戚なんだよ あの2人、従兄弟だからね」

女4「へぇ~ そうなんだ...」

女4曽祖父「まぁ、訳あって親戚であることを隠すことになったが...いや、正確には隠させられたが正しいか」

女4「あぁ...男のお祖父ちゃんだっけ? ひいおじいちゃんのこと、嫌っていたもんね...まさか、亡くなる寸前に男達に私達のことを話すとは思わなかったけど...」

女4曽祖母「仏様のことを悪く言うのは辞めなさい」

女4「でも...あそこまで嫌っていたのは幾らなんでも酷すぎるよ...私達にお金寄越して東京に無理矢理引越しさせたし」

女4曽祖父「まぁ、それほどのことをしたってことさ...わしは...」

ガチャ

女4祖父「ただいま ん?どうした?葬式みたいな雰囲気出して 縁起でもないから辞めてくれよ」

女4「あっ、お祖父ちゃん お帰り」

女4祖父「うーん...立場上そうなんだが...いつ聞いても俺がお祖父ちゃんとは受け入れられんな...俺、まだ43だよ?」

女4「でも私のお祖父ちゃんであることには変わらないじゃない」

女4曽祖父「女4の言う通りだ 歳なんて関係ない お前はこの子のお祖父ちゃんだよ」

女4祖父「まぁ...そうなんだけどさ...幾らなんでも若すぎないか?」

女4曽祖母「10代で子供産ませたあんたが言うかね そのせいで...亡くなったんだよ?あの人は」

女4祖父「それはすまないと思っている...今でも後悔は絶えないさ...まさか、あいつらも俺と同じことをするとは思わなかったよ...あぁ、女4 お前の両親を悪く言おうとは思ってはいないさ ただ、俺の二の舞を踏むかとヒヤヒヤしてたんだ...」

女4「人生は何があるかわからない お祖父ちゃんがいつも言ってることじゃない お母さんとお父さんが亡くなった時も...親戚が居るって聞かされた時も...そう言って励ましてくれたから私は今、こうして生きているんだよ?」

女4祖父「...そうだな くよくよしてるのも俺らしくない よし、夕飯にしよう!」

女4曽祖母(男...貴方の子は何回も悩んだりもしてるけどこうして頑張っているよ...だから、見守ってあげてね あの子が道を外さないように...)

女4「ひいおばあちゃん 席ついて」

女4曽祖母「あぁ、わかったよ」

「「「「いただきます」」」」

言っておきます まだメインキャラは全員出ていません

~次の日~

男「なに?弟2の様子がおかしい?」

美少女「そうなんだ...いつもは友達の話をするんだけど、昨日の弟2は一切話さなくて...」

女「他に目立ったことは?」

美少女「あの子の部屋から泣き声が...」

女「...喧嘩だな あの歳で喧嘩をするのはよくあることだ ほっておけ そのうち仲直りするさ 雨降って地固まるっていうだろ?」

美少女「そうかな...私にはそう思えないけど...」

~さらに次の日~

美少女「まだ仲直りしてないみたい...」

女「そりゃしてないだろ 喧嘩して次の日に仲直りするか?普通」

男「僕、喧嘩したその日に謝ったよ?」

女「...お前には聞いてない」

男「何で間を置いてから言ったんだよ」

美少女「とにかく、ここのところの弟2はおかしいんだよ 悪いけど、今日家に来てくれない?」

女「仕方ないな...まぁ、お前にも世話になってるからな」

男「僕は行かない理由が無いからね なんたって彼女の頼みだし」

美少女「男~」ギュー

男妹「人前で抱きつく癖、そろそろ直した方がいいのでは? 私も付いていきます」

女「お前が付いて来てくれれば大体原因もわかるしな 助かったよ妹」

男妹「いえ、お兄ちゃん達がいつイチャイチャするか怖いだけです」

女「...そうか」

~放課後 美少女の家~

美少女「ほら、あがって」

3人「「「お邪魔します」」」

男妹「ここが美少女さんの...外から見た時も思いましたが豪邸ですね...」

女「そうか?まぁ、普通の家よりは立派なのは間違いないな」

美少女「ほら、ここが弟2の部屋 わかる?物凄い嫌~なオーラが漂うの」

男「オーラが残留するとは...余程だな」

男妹「嫉妬...悲しみ...怒り...この3つが主に感じられますね」

女「妹...お前、やっぱり万能だな」

男「うーん...恋かな?」

美少女「こ、恋!? そんな...ついに弟2に彼女が...」ワナワナ

女「まだ決まった訳じゃないだろ...というか、三角関係じゃないか?この感じからして で、あいつは1人悩み苦しんでいるという」

美少女「そんなことが...お姉ちゃんに相談してくれればいいのに...」

女「身内だからこそ、打ち明け辛いこともあるんだよ...」

美少女弟2「ただいま...」

美少女「あっ、お帰り 弟2」

美少女弟2「うん...あっ、皆さん こんにちは どうして僕の部屋に?」

男「なぁ、女 これかなり深刻だぞ...」ボソッ

女「下手に触れたら自殺するかもしれん...」ボソッ

男妹「単刀直入に言うけど、弟2 貴方、恋してるよね? それで、いつも教えている友達が同じ人が好きで告白したんでしょ?」

2人「「!?」」

男(な、なに言ってんだ...あいつ...)

女(下手するとかなりヤバイことが起こる状況だぞ...)

美少女弟2「な、なんでわかったの...」

美少女「あ、合ってたんだ...」

男妹「一昨日の放課後の帰り道、ちらっと見えたんだ 貴方がいつも教えている友達が女の子に告白しているの で、貴方が物陰からそれを見ているのが」

美少女弟2「あぁ...ちょうど偶然見かけちゃってね...最後まで見なずに帰ったんだ...」

男妹「フラれたよ あの子」

美少女弟「えっ?」

男妹「だからフラれたんだって しかも告白されてた子、貴方が物陰から見てたの知ってたらしいよ?」

>>714 の下から2番目の言葉 美少女弟ではなく美少女弟2です

美少女弟2「見られてたんだ...嫌われたな...僕」

男妹「それは無いと思う その後、私に近寄って来たからね フったのは貴方が好きだからだって」

男「だから一昨日、一緒に帰るのが遅くなったのか...まぁ、その後に女4の家に寄ったから更に遅くなったんだけど」

美少女弟2「あ、あの子が...僕のことを!?」

美少女「あっ、段々顔が赤くなっていく...」

美少女弟2「ど、どうすれば...」

男「...弟2 こういう時はな 思い切って告白するんだ 僕がそうしたように」

美少女弟2「男さん...」

美少女「やってみないとわからないからね~ 告白ってのは 十中八九フラれるけど まぁ、相思相愛なら大丈夫でしょう」

美少女弟2「お姉ちゃん...」

女「出来るうちにしておけ 後悔しないうちにな」

男妹「大丈夫 私も影から見守ってるから」

美少女弟2「男妹...女さん...わかりました 僕、行ってきます」

タタタタタタタッ

男「...行ったか」

美少女「つ、ついに弟2に彼女が...はわわわわ」

男妹「あっ、言い忘れてた 今、弟2が告白しようとしてる子、神だよ」

3人「「「えェェェェェェェェェェ!?」」」

女「何でそんな大事なことをもっと早く言わないんだよ!」

男妹「だって...聞かれなかったから...」

男「2号!どうして言わなかったんだ!」

2号「いや~言わない方がいいかな~って」

美少女「か、神...そういえばまだ居るって言ってたけど...中等部にも居たのか...」

男妹「うん ギリシア神話の神だね」

男「ここに来てギリシア神話か...参ったな 変なのじゃなきゃいいんだけど...」

女「あそこの連中はまともなのが居ないからな...美少女、頑張れよ」

美少女「な、何で私!?」

女「いや...1番苦労すると思うから...」

男「妹 名前もわかるか?」

男妹「いや、名前までは...姿なら書けるよ」

女「待ってろ...よし、これに書いてくれ 全身図な」

男妹「わかった...」カキカキ

美少女「上手だね...」

男妹「出来た この子だよ」

女「あ~ ニケだな 勝利の神だよ なんというか...一言でいうならアホの子だな」

男「あ、アホの子...やったな、美少女 勉強を教える相手が増えたぞ」

美少女「いやいや、それは弟2でしょ 私は関係ないって」

男妹「責任放棄なんてサイテー」

女「妹の言う通りだ 告白させたんだ 責任持て」

美少女弟2「た、ただいま」

男「早っ!? で、どうだった」

美少女弟2「...OKだって」

女「まぁ、あいつならな...弟2、教えてる友達に言っておけ 教える仲間が増えるって あいつ、アホの子だからな」

美少女弟2「えっ?そうなの?」

女「成績、下から数えた方が早いぞ」

美少女弟2「少しもそう思えなかったけど...」

女「あいつ、見た目だけは良いからな...中身は馬鹿だ」

美少女弟2「そ、そうなんだ...わかった 言っておくよ」

一旦切ります

男妹「そういえば、お兄ちゃん」

男「ん?まだあるのか?」

男妹「いや、違う話題なんだけどさ...」

男「ん?なんだ?」

男妹「女4のお祖父さんいるよね?」

男「あぁ 若いよな~」

男妹「あの人...実年齢と肉体年齢違うよ」

美少女「えっ?どういうこと?」

女「お前ら...男5から聞いてないのか? 女4の祖父は私の子供の子供 つまり、私の孫だってこと」

男「そういえばそんなことを聞いたような...えっ?何か関係あるの?」

女「神の子である女...いや、今はメイドか あの子が耳が良いように 神の子は何かしらの能力を持つんだ 孫でも持っていたってなんら不思議ではないさ」

美少女「つまり...女4のお祖父さんは神の血の力で老化が遅いってこと?」

女「まぁ、一言でいうならそうだな」

女「しかも生まれつきだ 本人はそんなことを当然知らない 発育も遅いから幼少期のあだ名はチビだったそうだ」

男「詳しいな」

女「まぁ、あの子の子供だからな...見守ってたんだよ」

美少女「ねぇ ということはあの人の本当の歳って...」

男妹「定年の歳は軽く越えてるよ 年金貰える年齢」

男「なら、孫居てもおかしくないか...」

女「...いや、それでも充分早い方だぞ なんたって、女4を産んだのは母親がまだ20歳になる前だからな」

美少女「えっ?そうなの?」

女「...あぁ」

2号(何か女4の両親の話になった途端、話辛くなってるね お姉ちゃん)

男妹(何かあったんだろうな しかも、結構重いな...)

女「この話はこの辺にしよう あれは思い出したくないことだ」

男「あぁ 確か、両親が事故で亡くなったんだよね」

美少女「確か、2人とも研究者だったんだっけ?何の研究してたかはわからないけど」

女「...実験の事故だ 同時にやっていた実験のな」

男妹(何か隠している...)

2号(気になるなー...知りたくない?)

男妹(地雷を自ら踏みにいくのと同じことだぞ やめておけ)

男「改めて思うけど不運だな 女4は...1度に両親を無くすなんて...」

女「あんな奴ら...居なくて良かったんだ...」ボソッ

美少女(今、恐ろしいことを聞いたな...)

2号(絶対おかしいって!)

男妹(何があったんだ...この人に...)

美少女(女...まだ私達に隠していることがあるの?)

男「まぁ また今度女4の家に遊びに行く時に聞いてみるか」

2人((やっぱり男(お兄ちゃん)は鈍いなぁ...))

一旦切ります