きんいろ両さん (35)

きんモザとこち亀のクロスオーバーです。

物語は、両津がカレンと出会うところから始まります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473259132

両津「えぇっーーーー!? わしに子供のガイドを務めろだって!!」

大原「そうだ! 両津、どうしてお前にやってほしく、尚且つお前にしかできない仕事だ。」

両津「子供のガイドって、一体どう言う事なんですか、部長?!」

中川「先輩が、ガイドですか?」

麗子「似合わないわねっ。」

両津「うるさいっ!!!」

寺田「でも両さんって、前に一度、ガイドを務めたことがあったよね?」

両津「あぁ。あれか! でも、あれは確か、中川と麗子が担当するはずだったガイドとわしのガイドが入れ替わったやつだろ。最終的には好評だったけど・・・。」

中川「そういえば、そんなこともありましたね。」

麗子「大変だったけどね・・・」

寺田「それで、部長。両さんがガイドを務める、というのは一体どのような経緯になったんですか?」

大原「あぁ。実はな、両津。お前が前に葛飾署を手違いで全壊してしまったことがあっただろ?」

両津「うっ!?」

大原「それで署長はお前に弁償を要求し、請求額のかかれた紙をお前に渡したはずだっ?」

両津「えぇ。もちろん、貰いましたよ・・・。」

大原「そのことなんだが、先週な・・・署長の知り合いの方が来られ、葛飾署が全壊したことを聞いて、建て直しの資金を提供してくれることになったんだ!」

麗子「えっ、それって!?」

大原「もちろん。両津、お前の借金はチャラになったということだ!」

両津「本当ですかっ!? やったぁぁぁっっっーーーーーーー!!!!」

大原「バカモンッーーーーー!! 喜ぶ奴があるかっ! 本来はお前が全壊したんだから、お前が弁償するべきところなのを、その方が全額肩代わりするということなんだ・・・・ちっとは申し訳ない気持ちを持たんかぁっーーーー!!!」

両津「ひぇっーーー。すみません!」

大原「まったく。それでだな、今日、これからその方が建て直しに関する話し合いのためにここに来るわけだが・・・。その方にはお嬢さんがいてな。」

中川「娘さんですかっ?」

大原「そうだ。そのお嬢さんがぜひ東京の下町を見学したいとのことで、一緒に来られるそうだ。そこでだ、両津。お前にガイドの仕事が回って来た、というわけだ。」

両津「事情は分かりました。どうして、わしに?」

大原「そんなの決まっているだろ! お前は下町の出身で、それでいて下町を庭と呼べる程に詳しい。それと、手が空いてていつも暇そうにしているお前にはピッタリだと思うし、後は全額肩代わりの恩を返すのにちょうどいいと思ってなっ!!」

中川「成る程。それで先輩をっ!!」

麗子「あらっ、いいじゃない♩」

寺田「僕も同意です。」

両津「てめぇら。他人事だと思いやがって!!」

中川「大原部長。その方の名前は何とおっしゃるんですか?」

大原「あぁ。名前は、確か・・・九条さんとか言ったな?」

中川・麗子「「く、九条さんっ!?」」

両津「んっ、中川に麗子。知っているのか?」

中川「えぇ。その九条さんという人は有名な資産家で、僕や麗子さんもパーティーの時に会うんですよ。」

麗子「それで九条さんの娘というと、カレンちゃんのことかしら?」

両津・寺井・大原「「「カレンちゃんっ???」」」

麗子「えぇ。九条さんは日本人なんですけど、奥さんがイギリス人で、娘さんが私と同じハーフなのよ!!」

両津「それで、カレンって名前なのか!?」

麗子「私は秋本・カトリーヌ・麗子ってミドルネームが入ってるけど、カレンちゃんはそのまま「九条カレン」で通っているから。パーティーで初めて会った時は名字が日本語なのに、髪型は金髪で、名前が「カレン」だと聞いて、少しびっくりしたぐらいよ。」

中川「僕も、そのカレンちゃんとは、何回も会ってるけど。見た目の通り明るく、社交的で、活発な子でしたよ。カレンちゃんを見てたら、少し先輩と似ていた部分もありましたし。」

両津「性格がわしにそっくり(活発な部分)なのか・・・。」

前回の間違い→寺田と表記してしまいましたが、本当は「寺井」です。すみませんっ!

大原「そういうことだ、両津。その、九条カレンさんのガイド、頼んだぞっ! お前もそうだが、署長やわしら、上の人間にも恩があるんだ・・・決して粗相のないようになっ!!!」グイッ。

両津「いててっ、耳を引っ張らないで下さいよぉ! 分かりましたから。」

大原「よろしい。おっと、来たようだな! って、何だ、これは!?」

中川「あれですね。」

麗子「確かにあれね。」

寺井・両津「「!!??」」

公園前派出所の人達が見たのは・・・大きなリムジンだった。見慣れている中川と麗子は驚かなかったが、両津や寺井、大原は初めて見たために驚いていた。

ガチャッ。

九条「やぁ。公園前派出所の皆さん、こんにちは!!」

大原「あっ、これは九条さん。大変遠い所から、ありがとうございます。」

九条「いえいえ。大丈夫ですよ。おっ、そこにいるのは麗子君に圭一君ではありませんか!」

麗子・中川「「ご無沙汰しております。九条さん。」」

九条「いやいや。そういえば、飛飛丸さんと龍一郎さんはお元気ですか?」

麗子「えぇ。パパは元気です。この前、手がけていた事業を全部、成功させてすっかり上機嫌ですから。」

中川「僕も、父は元気です。最近、うちの株価が上昇したもので、色々と儲かりまして、父も嬉しそうらしいです。」

九条「そうですか。私も、最近は旅行やらが多かったり、娘にせがまれてネックレスや指輪を買わされたりと、大変なんですが。最近、ふとしたことから買った土地が値上がりしまして、これから儲かる仕事などが増えてきそうなんですよ。あっ、それとまた一緒にお食事がしたいですね!」

麗子・中川「「えぇ。楽しみです。」」

寺井「両さん。何か、僕らじゃ次元が違うような、会話をしているよ。」

大原「さすがは金持ちだ。」

両津「金の話ばかりで、色々と目が眩みそうだな!!」

九条「おっと、そちらの方々とは初対面ですね。初めて、九条です。」

大原「あっ、初めまして。大原大次郎です。こっちは部下の寺井と両津です。」

寺井・両津「「初めまして。」」

九条「初めまして。おっと、君がうちの娘のガイドを務めてくれる両津君だね?」

両津「はい!」

九条「そうですか。本当にすまないね・・・うちの娘がお世話になるようで・・・。」

大原「いえいえ。このバカは暇ですので、ぜひ使ってやってください。」

両津「部長め・・・。」

九条「おっと、それでは娘を紹介しましょう。カレンっ?」

ガチャッ。車から出てきたのは・・・金髪で、ロングヘアーの少女だ。

カレン「コニチハ。九条カレンといいマス!!」ペコッ。

寺井「か、可愛いね。」

大原「ほんとだな!」

麗子「カレンちゃん。久しぶり。」ニコッ。

カレン「おぉっー、レイコ。ひさしぶりデス!」

中川「カレンちゃん。僕もいるよ、久しぶりですね。」ニコッ。

カレン「おっ、ケイイチもひさしぶりデス。」

両津「本当に知り合いなんだな。」

遅くなりました。続きを挙げます!

カレン「おっ、コチラの方たちはだれデスカ?」

大原「初めまして、九条カレンさん! 私は大原大次郎と言います!」

寺井「僕は寺井と言います。」

両津「わしは両津勘吉だ。」

カレン「おぉー、ダイジロウにテライ、両サンデスネ!! よろしくデス。」ニコッ

両津「わしはいきなり「両さん」呼びかよっ!? ・・・・まぁ、いいか!」

大原「よしっ、自己紹介が終わったところで、両津。」

両津「なんですか?」

大原「カレンさんのガイド、頼んだぞっ!!」

両津「はいはい。分かりました・・・」

九条「カレン。たくさん楽しんでおいで」ニコッ

カレン「ハーーーイッ。パパ、いってきマス!」

両津「カレンと言ったか? わしがお前のガイド役だ。わしにしっかりとついてこいよ!!!」

カレン「両サン。よろしくオネガイデス♩」

両津「それじゃあ、部長。行ってきます!」

大原「両津。粗相のないようになぁっーーーー!!」

両津「分かってますって。」

両津とカレンが行った後。

麗子「九条さん。」

九条「どうしました、麗子君?」

麗子「九条さんって普段は千葉に住んでますよね?」

九条「そうですが?」

中川「カレンちゃんが千葉からいきなり東京の下町に行きたいのは、どうして何ですか?」

九条「あぁ。実はカレンが一度、テレビで下町の光景を見たらしく、実際にどんなところなのかを見てみたいなんて言い出してまして・・・それで!」

寺井「成る程。そういうことだったんですね!」

大原(でも、両津のヤツ、本当に大丈夫だろうか?! なんか心配だな・・・。)

街中。

カレン「両サン。したまちはまだデスカ??」

両津「そんなに焦るなっ!? もう少しだ・・・。(あぁ、いきなりだが、ガイドなんて面倒だ!! せっかく部長のもとを離れたんだ・・・競馬やパチンコがしたなぁー!!)」

カレン「んっ!? 両サン、あれはなんでショウカ?」

両津「あれかっ!? あれは、わしが無性に行きたい場所(パチンコ)だっ!!!」

カレン「両サンがっ?? ソレなら、ワタシもいきたいデスッ!」

両津「えっ!? そ、そうかぁっ。」ニヤッ

カレン「イキマショウッ!!」

両津「よっしゃあっ!! 今日こそ、当てるぞっ!!」

店内

カレン「なんか、さわがしいデスネ!」

両津「ここの店内はいつもこんな感じだっ! そのうち慣れるさ。」

両津「さてっ、今日はこの台にするか!!!」

カレン「これはドウヤッテあそぶモノデスカ?」

両津「まだ子供には早いが・・・!! しょうがねぇ、ちょっとだけ教えてやるよっ!」

両津「これはここにある玉を使って、こういう風にするんだ。そして、ここの画面に表示されている数字を揃えるんだ。もし揃えば、玉がどんどん出てくる。」

カレン「ナルホド、ナルホド。それで、タマというのがでればなかにイイコトはありマスカ?」

両津「もちろん、あるぞ! 玉が多く出れば出るほど、玉の数に見合った商品やらお金やらがもらえるんだ!! どうだっ、いいだろっ?」

カレン「ナントッ!! それはイイデスネっ♩」

両津「そうだ。お前もやってみるか? 玉を少しだけやるから。」

カレン「やりマーーース!!!」

しばらくして・・・

両津「ちくしょうっ!! どうして出ないんだっ・・・おかげで玉がなくなっちまったぞっ!!」

ピロリロリーン♩♩

カレン「両サン。両サンのいわれたとおりにやったら、すうじがそろいマシタッ!?」

両津「なにっ!? ま、まさか、大当たりを当てるとは・・・」

店を出た後

カレン「両サン、おかしをイッパイ、アリガトウゴジャイマス♩♩♩」

両津「いいってことよ。(まさか、こいつ運が良いのか・・・それならっ!!)」

両津「おいっ、カレン?」

カレン「どうシマシタ?」

両津「お前・・・馬に興味はないか?」

カレン「ウマデスカっ? すこしだけナラ・・・」

両津「それなら来いっ!! 良い場所に連れて行ってやるぞっ!」

カレン「ホントデスかっ!?」

両津「あぁ。だから、ついてこいっ!!」

競馬場

両津「カレン。この名前の中でどれが一番いいと思うか?」

カレン「このなかデスネ? それなら、これがイイとおもいマスッ!!」パッ

両津「よぉし、これに決めたっ! さっそく有り金、全部賭けるぞっ!!」

カレン「?」

両津「よしっ、レースが始まるぞっ!」

カレン「わぁー、ウマがいっぱいイマスネッ♩♩」

両津「そうだろ? ここの馬はレースみたいに競うんだっ! 良く見てろよ。」

カレン「ハイッ♩」

レースが終わって

両津「や、やったぁ・・・。か、勝ったぞっーーーーーーーーーーー!!! 大穴だぁっーーーーーーーーーーーー。」

カレン「両サン。なにをよろこんでいるのデスカ??」

換金後

両津「いやぁ。昨日、負けた分まで一気に取り戻したぞっ!!! カレンッ・・・やっぱりお前はすごい奴だっ!?」

カレン「なんだかシリマセンが、てれてしまうデスッ///」

両津「ほんとだっ!! これなら次のレースも・・・ニヒヒッ。」

?「ほぉー、次のレースもなんだって?」

両津「こ、この声はっ!?」チラッ

大原「」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

両津「げっ、ぶ、部長っ!!??」

大原「この、大馬鹿者があああああああああああ!!!!」

両津「ひいいいいいいいいいい!!! ど、どうして、ここがああああああ!?」

大原「どうしてもお前の事が心配だったから、中川に頼んで亀有にある全ての防犯カメラの映像を見せてもらったんだ!!」

両津「そういえば、亀有一帯の防犯カメラを設置した警備会社は中川グループの一部って、中川が言っていたなっ! と、いうことは・・・わしの行動も全て・・・」

大原「そうだっ!! 両津、お前の行動は全て見ていたぞっ!!!」

両津「いやぁ。部長、誤解ですよっ!? わしは、ただカレンが行きたいと言った場所に案内しただけで・・・」アセアセッ

大原「そんなみえすいた嘘を言うなああああああっ!!!」

両津「ひいいいいいいいいいい。」

大原「両津。お前のやっていることはガイドでも何でもないっ!! あろうことか、子供を・・・カレンさんを自分の金儲けに使おうなど言語道断だっ!!!!!!!」

両津「で、でも・・・部長、パチンコとか競馬とかって一種の遊びとして子供に教えるのは悪くないかと・・・」

大原「悪いに決まってるだろっ!! 今の子供にこんな遊びなどを教えれば、将来はお前みたいなどうしようもないダメ人間になってしまう。それだけはぜったいに駄目だああああああああ。」

両津「ひえええええええええ」

大原「とにかくだ、両津。ガイド中はお前の事はしっかりと監視しているから、変な行動や気を起こすんじゃないぞっ! もし、次にまた変な行動を見せたら、お前の給料及びボーナスを半分以上に減らすからなああああ!!」

両津「ひえええええええ・・・。それだけはご勘弁をっーーーー!!(涙)」

大原「分かったら、さっさとカレンさんを下町に案内して差し上げろっ!!」

両津「分かりましたぁーーーーー。」

カレン「おぉっーーーー、これがにっぽんのジョウシとブカ。そして、にっぽんのジョウゲカンケイ、というヤツデスネッ!!!」キラキラッ

下町到着

両津「ちくしょうっ! 部長のやつめ、何も競馬で稼いだ金まで没収しなくてもいいのに・・・」

カレン「コレがシタマチ、デスカッ!? フゼイ、というものがアリマス!!!」

両津「お前ハーフなのに、日本の言葉に詳しいんだなっ! 確か、イギリスに住んでたんだろっ?」

カレン「ソウなんデスガッ。ワタシ、にっぽんに来て、いろいろなコトバをまなびマシタ!」

両津「日本に来たのはどうしてなんだ?」

カレン「ワタシにはおさななじみがイマース。なまえはアリスとイイマスが、アリスはにっぽんにいるフレンドにあいににっぽんに留学してしまいマシタッ・・・。」

両津「成る程な。それで、カレン、お前は日本に来たのか!! そのアリスとかいう幼馴染を追って・・・」

カレン「ハイ。」

両津「中々、良い話じゃねぇかっ! 幼馴染を追って、同じ場所に行くなんて、早々に出来ない事だぞっ。」

カレン「ワタシ、どうしてもアリスにあいたくて、それでママとパパをヒッシにせっとくシマシタッ!」

両津「そうか。お前もお前で、けっこう大変だったんだなっ!!」

カレン「ハイッ。それとはなしはカワリマスが、きょうシタマチにいくコトはアリスにはなしてアリマス。だから、アリスにはおみやげとシタマチのハナシをたくさんもってかえるデスッ!!」

両津「それなら、下町の良い所をたくさん案内してやるぞっ!!」ニコッ

カレン「両サン・・・。あらためておねがいシマスッ♩」ニコッ

両津「よっしゃあ。そうと決まれば、まずは「花やしき」に連れて行ってやるっ! 行くぞぉー」

カレン「おー♩」

花やしきの入口

カレン「ここが「ハナヤシキ」というトコロデスねっ♩ ゆうえんちみたいデスッ!」

両津「まぁ、遊園地みたいなところだからな。」

ここからは一部をカットしながら

カレン「両サーーーーーーーンッ♩」←手を振る。両津「ははっ無邪気だなっ!メリーゴーランドぐらいでっ。」・カレン「ヒャッホホホホホホーーーーッ♩」両津「うおおおおおおおお、ジェットコースターは相変わらず、すげえやっ!!」・カレン「マワる、マワりマスッ♩」両津「コーヒーカップの回る速度はこんなもんじゃねぇっ! もっと回すぞっ♩」・カレン「わぁー、いいケシキデスねっ♩♩」両津「ここの観覧車から見える亀有全体の景色はいつ見ても最高だぞっ!!」

カレン「たのしかったデス! 両サン、つぎはどこにイクデスかっ?」

両津「そうだな。次は雷門でも行くか?」

カレン「サンセイ、デス♩」

カレン「わぁー、大きなチョウチンがありマスねっ!!」

両津「これが雷門だ。ここの人形焼とか、せんべいが最高なんだっ!! おみやげにはいいかもしれないぞっ♩」

カレン「そうなんデスかっ!? それならさっそく、いきマスッ♩」

両津「おい。そんなにあわてるな。転ぶぞっ!?」

それから両津とカレンは下町をおおいに楽しみ・・・。そして、夕方・・・河原で

両津「疲れたなぁっ、カレン。」

カレン「そうデスねっ。とってもつかれマシタッ! でも、たのしかったデス♩」

両津「良かった。・・・・・カレン、これからも色々と大変かもしれんが、頑張って・・・あれっ!? カレン、どこにっ」キョロキョロ

カレン「り、両サーーーーンッ! ヘ、ヘルプミーッ!!!」

両津「な、なんだっ!?」

両津が声のする方を振り向くと、そこには怪しい男が二人。一人はカレンを押さえている。

両津「か、カレンッーーーー!? くっそぅ、お前らは一体、何者だっ?」

男A「へっへっへ。俺らはこの嬢ちゃんを誘拐しに来たんだ!」

両津「なんだとっ!?」

男B「はっはっは。このガキ、どっかの資産家の娘か、何かだろっ? 花やしきで見かけた時、すぐに分かったぜ・・・こんな立派な服は庶民じゃ中々着ることが出来ない高級品で、しかも最高級の記事を使用しているってことがっ!!」

両津「どうしてそんなことが分かったんだっ!?」

男A「簡単さっ! 俺達は普段、お金持ちの子供がどんな服を着ているかを把握するために常日頃、色んな高級品をネットでチェックしているんだ。もちろん、誘拐する時のためにな。」

男B「誘拐した時に本当にお金持ちの子供なのかを確認するのも目的なんだ。やっぱ、把握しておいて正解だったぜ! おかげでこのガキが、お金持ちのお嬢様って見抜けたんだからよぉっ!」

両津「くそぅ・・・。わしが目を離したばかりに、うかつだった・・・。」

プルルルルッ♩

両津「何だっ!? こんな時に誰からっ!! って、部長っ!?」ピッ♩

両津「もしもし?」

大原「おぉ。両津かっ!? さっき、河原の付近にある防犯カメラでカレンさんが妙な男達に捕まる様子を見てなっ!!」

両津「部長も分かりますかっ! 実は今、カレンが人質に・・・」

大原「そうかっ!? 分かった・・・今からそっちに応援をよこす! わしも中川と一緒に急いでその場に急行するから、両津! お前は犯人達を説得してろ。その場から逃がすなよっ!? 後、一応言っておくが、お前もすぐに犯人に飛び掛かるって行動はするな・・・人質のカレンさんにもしものことがあれば、やばいことに・・・」

両津「・・・・部長。そんな、悠長な事は言ってられませんっ!!!」

大原「なにっ!? お前、まさかっ!?」

両津「わしの手でカレンを助けます!!」

大原「止めろ、両津っ!? もしも、カレンさんに何かあったら、お前の責任・・・」プチッ←電話を切る

両津「だから、逃げられたら遅いんです! わしは迷わずいきます!!」

大原「もしもし、両津・・・(プープー)。くっそ、電話を切りおって!! 中川。わしらも行くぞっ!!」

中川「はい。」

両津「おいっ!! 誘拐犯ども。カレンを返してももらうぞっ!!」

男A「ふんっ。お前、一人に何が・・・ってっ!?」

両津「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

ドカッ、バキッ

男A「ぐおっ」

男B「がはっ」

両津「どうだっ! いざって時になるとわしは強いんだっ!! おっと、カレンは?」

男A「なかなかやるじゃねぇかっ! 油断しちまったが、次はそうはいかねぇ。これが目にはいらねぇか!」

男がカレンを人質に取ったまま、彼女に拳銃を突きつける。

カレン「り、両サン・・・」ブルブルッ

両津「くそっ、一人は倒したってのに。なんて、タフな奴だ!!」

男A「はっはっは。どうだっ!!」

両津「くそぅ。そうすればいい? 何か、隙が出来れば・・・」

カレン「・・・・・・・・。」ガブッ

男A「うっ、いってぇーーーー!?」パッ

カレン「両サン、いまデスっ!!」

両津「カレン、よくやったぞっ! 覚悟しろっ・・・誘拐犯!」

ドカッ、バキッ、ボコッ

男A「ぐふっ」キュー

両津「ふぅー、気絶したかっ! なんとか倒したな」

カレン「両サン。」ギュッ

両津「カレンッ!! 大丈夫かっ!?」ギュッ

カレンが両津に抱き着く

カレン「ウッ、ウッ・・・。こわかったデス・・・」

両津「よしよし、良く頑張ったなっ! カレン・・・お前のおかげで誘拐犯を倒せたんだっ!!」

カレン「ウン・・・。」

ウッー、ウッー、ウッー。

両津「おっと、応援が来たみたいだな!!」

大原「両津っーーーーーー!!! カレンさんは無事かっ!?」

中川「先輩っーーーーーーーーーーー!!」

両津「おぉう。カレンは無事ですっ! 誘拐犯もわしが倒しまして、そこでのびてます!!」

男A・男B「「」」

大原「でかしたぞっ、両津!! よしっ、すぐに逮捕だっ!」

警官A・B「「はいっ!」」

誘拐犯達は逮捕された。

大原「それにしても、無茶をする奴だ! 応援も無しに一人で事件を解決させるとは・・・」

中川「でも、僕は信じてましたよっ!! 先輩なら必ず、やってくれるっと。」

大原「それもそうだな! バカでも人間離れしているからなっ!!」

そして、その夜。

九条「本当にありがとうございました。カレンのために下町を案内してくれたばかりか、命までも救っていただきまして・・・」ペコッ

大原「いえいえ。お嬢さんにお怪我が無くて、本当に良かったです!」

カレン「両サン、アリガトウゴジャイマス♩♩」

両津「別にいいってことよ。」

大原「両津。本来ならお前はわしの言いつけを無視した、命令違反ってことで軽い処分が下されるところだが、今回はカレンさんを怪我なく無事に助け出した功績と誘拐未遂として犯人を逮捕できた功績で特別に見逃してやろうっ!! ただし、次はないからな、気を付けろよ!!」

両津「はははっ。」

九条「それでは私達はこれで、今日は本当にありがとうございました♩」

カレン「両サン、レイコ、ケイイチ、ダイジロウ、テライ・・・バイバイデスッ♩」

リムジンに乗り込む二人

カレン「両サン。また、タマとウマを教えてホシイデスッ♩」ニコッ

九条「たま・・・うま・・・??」

両津・大原「「!!??」」

九条「大原さん。たまとうまって一体、何ですか?」

大原「い、いえっ!! な、何でもないことですっ!! なっ、両津?」アセアセッ

両津「そっ、そうです!!」アセアセッ

麗子・中川・寺井「「「???」」」

九条「?」

大原「そっ、それよりも九条さん。またぜひ、亀有に来てくださいっ!!いつでも歓迎いたしますので。」

九条「それは嬉しいですね♩」

麗子「九条さん、カレンちゃん。お元気で」

圭一「僕からも、お元気で」

九条「麗子君に圭一君。お父さんによろしく言っておいてください!」

麗子・圭一「「分かりました」」

九条「それと、両津君。」

両津「なんでしょうか?」

九条「カレンのこと、本当にありがとう!! 君で良ければ、カレンの専属ボディーガードとして雇いたいぐらいだが、どうかな?」

両津「あっ、いえ、わしは・・・」

大原「すみません、九条さん。このバカをボディーガードにしたら、きっとおたくのカレンさんにこいつのバカがうつってしまいますので、ご遠慮させていただきます!!」

両津「部長。わしを病原菌みたいな言い方するの、やめてくださいよぉっ!!」

大原「うるさいっ!本当の話だろっ!!」

九条「はははっ。それならやめておこうかな! うちのカレンはただでさえ成績が悪いのに、更にバカになって更に成績が悪くなったらうちの妻にきつく叱られてしまうからね」

カレン「もぅー、パパッ!!!////」

全員「あはははははははははっ!!!」

笑いが止んでから・・・

カレン「両サン。」

両津「んっ、どうしたんだ?」

カレン「こんど、くる時はアリスの他に、にっぽんで出来た友達も連れて来ていいデスカ?」

両津「なんだ、日本の友達もいたのか! ・・・・分かった、連れてこいよ! また、その友達も一緒に「花やしき」や「雷門」を案内してやるぞっ!!」

カレン「わぁー♩ 嬉しいデス、やくそくデス・・・両さんっ♩♩」ニコッ

両津「おぅ♩」ニコッ

麗子「フフフッ。今日、一日で随分と仲良くなったわね♩」

中川「まぁ。子供に人気があり、尚且つすぐに仲良くなれるのは、先輩らしいと言っちゃ、先輩らしいですけどね♩」

寺井「まったくだよっ♩(それと、今回は僕、台詞が少なかったような・・・)」

九条「それでは、皆さん。これで・・・」

カレン「こんどこそ、バイバイデーーースッ♩♩♩」←手を振る

ブゥーーーーーーーーン←リムジンが走り去る音。

大原「」ペコッ

両津「また来いよなっーーーーーーー!!!」

一週間後

中川「先輩。カレンちゃんから手紙が届いたって、本当ですか?」

両津「ほんとうだよ、ほらっ?」

手紙 「はいけい、両サンとハシュツジョのみなサン、こにちは♩ せんじつ、シタマチめぐりができて、ワタシほんとうにたのしかったデス。じつは、かえったアトでアリスとほかのフレンド(シノ、アヤヤ、ヨーコ、ホノカ)にはなしたところ、フレンドがぜひシタマチにイッテみたいとイイマシテ・・・。そこで、ワタシ、ていあんシマシタ! また、シタマチに行こうと。デスので、両サン。また、すうじつシマシタら、フレンドをつれてまたイキマスので、そのときはよろしくデス♩ 九条カレンより。」

麗子「まぁ、カレンちゃん。また、来るのね。しかも、今度は友達も連れて」

寺井「また大変になりそうだね、両さん。」

両津「まぁ、いいさ。その時はまた、前みたいに同じ場所を案内すればいいってことだっ!!」

両津(カレン。本当に頑張れよっ・・・幼馴染と友達のそばにいて、しっかりとなっ!!!)

おしまい

とりあえず、これで終わりました。

ただ、まだ続きがあるみたいな終わり方をしてしまいましたので、もしかしたら「おまけ」みたいなものを挙げるかもしれませんが、その時はまたよろしくお願いします!

それではっ!!

おまけを今から挙げたいと思います!! ただし、本編でカレンが亀有に遊びに来て、その後にカレンが今度友達を呼んで遊びに来るという感じで終わりましたが、今度は両津が千葉のカレンの元に来るということで考えました。なので、おまけは両津が千葉に仕事で来て、そこでカレンと再会する、という話になります。

カレンが亀有に遊びに来てから数日が経った頃

両津「カレンの奴。元気にしているかなっ?」

麗子「あらっ、カレンちゃんの心配っ??」

中川「大丈夫ですよっ! カレンちゃんは最近、パーティーでお会いしましたが、変わらずにとても元気でしたよ!」

両津「そうかっ! それなら良かった。」

麗子「珍しいわねっ! 両ちゃんが人の心配をするなんて・・・」

両津「そんなに珍しい事かっ!? わしだって、他人の心配をするときだってある。それにカレンの場合は、前に下町を案内した時に誘拐犯に狙われたからなっ!!心配するのは当たり前だ。」

中川「あの時は先輩が誘拐犯を倒して、カレンちゃんの誘拐を未遂として阻止したんですよねっ!」

両津「まぁな。というか、中川。お前も部長と一緒に現場にいただろっ?」

中川「そうでしたね。」

タッタッタッ。?「両津はいるか?」

両津「あっ、部長!?」

大原「おぉっ。いたか、両津!」

麗子「部長さん? 一体、どうしたんですか?」

大原「あぁ。実はな、署長からお前に頼みたい仕事があるという話があってな! 両津、今からお前に千葉にある「ある高校」に言ってほしいそうだっ!」

両津「いきなりですかっ!?」

大原「いきなりだ! それに署長から聞いた話だが、その高校は前にお前が案内したカレンさんが通っている高校だということだ!」

両津「なにっ!? カレンのだと・・・。 てかっ、どうしてわしがわざわざ千葉まで行かないといけないんですかっ・・・そして、なぜ高校なんですか?!」

大原「そこまでは聞かなかった。とにかく詳しいことは、今から行く高校の校長先生に会えば、分かるそうだっ! 高校の名前と場所はメモに記しておくから、向こうに着いたらメモを見ながら行け。とりあえず頑張ってこいよ、両津。そして、もしカレンさんに会ったら粗相のないように頼むぞっ!!」

両津「ちぇっ。しょうがねぇな!」

千葉

両津(ふぅー。とりあえず新幹線ですぐに来られたが、やはり疲れるなぁ! そして、メモによればこの辺りだが・・・あったっ!?)キョロキョロ

県立実籾高校 前

両津「ここだな。わしが行けって言われた高校で、カレンが通う学校でもある場所は!」

両津「とりあえず、授業中みたいだし! 静かに行くか・・・。」

両津は室内に入り、まず校長室を訪れる

両津「失礼します!」

校長「おっ!? さっそくだが、君が両津さんかね?」

両津「おぅ。わしが両津勘吉。葛飾区亀有公園前派出所に勤務している」

校長「そうか。いやぁ、来てくれてよかったよ。実は、君を呼んだのは防犯教室を開くためだよ!」

両津「防犯教室・・・? 高校でもあるのかっ・・・・ふつうは小学生とか中学生が行うものだろ、防犯教室は?」

校長「最近は色々と物騒になってきましてね・・・それで生徒達のために開くことが決定したんです!」

両津「それはいいが、どうしてわしなんですか? わしは普段は東京で働いているのに、なんでわざわざ千葉まで呼んだのですか・・・そして、なぜ千葉にある警察を頼まないんですか?」

校長「わたしも最初は地元の警察に頼もうと思ったんだが、忙しいという理由で断られてしまってね・・・。それで、いっそのこと県外の警察でもいいかなと思って、頼んだところ、素行に問題はあるものの、それでも腕っ節も良くて頼りになるってことで、紹介してもらったのが両津さんなんですよ!」

両津「そういうことか! 千葉まで呼ばれたのも、ちゃんと理由はあったんだな!!」

校長「引き受けてくれますか?」

両津「ここまで来て、嫌だとは言えんしな! とりあえず引き受けるよ!」

校長「それは良かった。実はもう、全校生徒にも防犯教室の事は伝えてあってね! 本当にいきなりなんだが、今行っている授業の次の時間が防犯教室なんだよ!」

両津「そうなのかっ!? ということは、すぐに来て正解だったな。もし、遅れてたら大変だっただろうな!」

校長「とりあえず、話はこれでおしまいだ。次に、防犯教室の講師は君だが、それの全体をまとめる司会を二人の先生に頼んでいるので、その二人を一応、紹介しますよ! 確か、二人ともこの時間は授業が無いはずだから、職員室にいるはずだ!」

両津「分かった。」

職員室

?「久世橋先生。どうしたんですか、浮かない顔して?」

久世橋「あっ、烏丸先生。次の時間は確か、防犯教室でしたよね?」

烏丸「えぇ♩ 確か、私と久世橋先生で司会を務めるのですね。」

久世橋「はい。でも、私、教師になってこういうことは初めてですので、緊張してしまって・・・」

烏丸「大丈夫ですよっ♩ 私もいますので、頑張ってやりましょう」ニコッ

久世橋「烏丸先生・・・・・」

ガラッ。校長「烏丸先生に久世橋先生はいますか?」

烏丸「あっ、校長先生♩」

久世橋「校長先生・・・どうかしましたか?」

校長「今、防犯教室の講師になってくれる警察の人が来てくれましね! ちょっと自己紹介をと、思いまして!」

両津「どうも、両津勘吉です。」

烏丸「あっ、どうも♩ 私、ここの教師をしています、烏丸さくらです。よろしくお願いします♩」

久世橋「久世橋朱里です、同じくここの教師です! よろしくお願い致します!」

両津「よろしく。」

久世橋(それにしても両津さんって言ったかしら? 警察官なのに、どうして制服を腕まくりで着ているのっ?!)

烏丸(両津さんってよく見たら動物みたいね♩ 例えるなら「ゴリラ」かしら。)

両津「司会の二人は女性なのかっ!? てっきり、男性もいるかと思ったが・・・」

校長「烏丸先生や久世橋先生は生徒に絶大な人気を誇っていますからね。司会にぴったりと思って選んだわけですっ!」

両津「成る程な。」

烏丸「そういえばっ、校長先生から聞きましたが、両津さんは「東京」から来られたそうですねっ?」

両津「あぁ。東京の葛飾区亀有からな! 普段は公園前派出所ってところに勤務してるんだっ!!」

久世橋「そうなんですか。お忙しいはずなのに、わざわざ東京から、ここ千葉まで来て頂いて本当にありがとうございます! 」

両津「いやいや。良いってことよ。」

キンコンカーンコーン♩♩

校長「おぉとっ!? 防犯教室が始まります・・・。体育館に行きましょう!」

両津「そうだな。」

烏丸「私と久世橋先生は生徒達を体育館まで移動させますねっ♩」

久世橋「えぇ。私達も行きましょう!」

少し経って・・・生徒がほとんど体育館に移動している。

ざわざわっ、ガヤガヤッ!!!

?「それにしても、防犯教室だなんて、意味あんのかな?」

?「でも、ヨーコ。最近、物騒だって話もあるから、聞いておいて損はないと思うよっ?」

陽子「それもそうだけどな、アリス。」

アリス「ヨーコはただ面倒なだけでしょ?」

陽子「うっ!? するどい・・・!!」

?「防犯教室って、何をするんですか?」

?「シノっ!? 聞いてなかったの!!」

忍「はい。私、寝てましたので・・・。」

?「寝ちゃダメデスよっ、シノ?」

?「カレンだって、人のこと言えないじゃない!? さっきまで、私が教えるまで防犯教室の内容だって分からなかったのに!」

カレン「そういえば、ワタシもねてマシタねっ!! とりあえず、アヤヤのおかげでワカリマシタッ! さっきはアリガトゴジャイマスッ。」ペコッ

綾「まったく・・・」

忍「そんなうっかりのカレンも可愛いですよっ/// はぁはぁっ」

綾「シノっ!? こんなところでも変なこと、考えないのっ!!」

カレン「あっ、ソロソロはじまるみたいデスよっ!!」

別のところでも

アリス「ヨーコ。始まるよっ・・・静かにしてね?」

陽子「分かってるって!! 私ってそんなにうるさいかっ!?」

アリス(いつもだよ、ヨーコは・・・。)

烏丸「えぇー、皆さんっ! 今から防犯教室を始めますので、よろしくお願いしますねっ♩」

パチパチパチッ。

久世橋「今日は皆さんのために警察の方が来ておられますっ! 何でも東京の葛飾区亀有という所からわざわざ来て頂いたそうで・・・それでは、拍手でお迎えしましょう!! 両津勘吉さんですっ、どうぞっ!!」

カレン(えっ、リョーツッ!? ・・・・両サン??)

パチパチパチッ

両津「いやぁ、どうもどうも両津勘吉です!! 今日は、高校生である皆さんに防犯などを教えるために、東京からはるばる千葉まで来ました!! 今日は、本当によろしくお願いしますっ!!」

パチパチパチッ。

カレン(や、ヤハリ、両サンデスッ!? まさか、ムコウからくるなんて、驚きデスッ!!!)

※ここからは、最後の質疑応答のところまで大きく省略します!

両津「というわけで、以上だ!!」

烏丸「ありがとうございますっ♩」

久世橋「最後に質疑応答を行います! 両津さんに質問がある人は、直接手を挙げてくださいっ!!」

パッ。カレン「ハイデスッ!!」

久世橋「はいっ、九条さん!」←名指しする

カレン「両サンデスよねっ!? ワタシデス・・・九条カレンデースッ!!! おひさしぶりデスッ!」ニコッ♩♩

生徒達「!!!????」

アリス・陽子・綾「「「えっ!?」」」

忍「カレンの知り合いでしょうかっ?」

烏丸「あらっ♩」

久世橋「く、九条さんっ!?」

両津「・・・・・・・・・(今、返事すると少し気まずいような気がするな・・・。仕方がない、カレンには悪いが、後で挨拶しよう!!)」

カレン「両サンっ!! むしはダメデス・・・」

久世橋「九条さんっ!!!!!! 今は質問以外のことは、控えてくださいっ!!!」

カレン「でも、クゼハシセンセーッ・・・」

久世橋「いいですね・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴッ

カレン「!? は、ハイ・・・・」

両津(うおっ、怖っ!? さすがは教師だ・・・威圧しただけで生徒を黙らせたぞっ!!!)

烏丸「えっ、えっと・・・。他に質問のある方は・・・」キョロキョロ

陽子「はい!」

烏丸「じゃあ、猪熊さん!」

陽子「お巡りさんって、どうしてそんな格好してるの? いつも見てるお巡りさんと、全然違うけど・・・??」

両津「!?」

烏丸「!?」

久世橋「い、猪熊さんっ!? そういう質問は止めてください・・・今は防犯に関することです!!」

烏丸「と、とりあえず、これで防犯教室は終わりにします!! 皆さん、速やかに教室に戻ってくださーい!」

両津(いきなりあんな質問をぶつけるとは・・・。最近の高校生は、あなどれないなっ!!)

防犯教室終了後

久世橋「まったく・・・九条さんも猪熊さんも。質問以外なこととか、質問でも関係なことをするなんて・・・一体、何を考えているんですか・・・」

烏丸「まぁまぁ。久世橋先生っ♩」

久世橋「両津さん、本当にすみません! うちの生徒がいきなり失礼を致しまして・・・」ペコッ

両津「いいですよ! わしも気にしてませんのでっ!!」

烏丸「あっ、そういえば両津さん。カレンさんとは、知り合いなのですか?」

両津「さっきのですね・・・。えぇ、わしが勤務している警察署の署長の知り合いの娘さんがカレンで、前に亀有に来て、わしが下町を案内してあげたことがあって。それでです!」

烏丸「成る程♩ そういうことでしたかっ!」ニコッ

久世橋「とはいえ、あそこで両津さんに声を掛けた時は、びっくりしましたよっ!!」

両津「やはりカレンだなっ!! どんな時でも、活発なところが・・・。」

ガラッ。カレン「両サーーーーーーーーンッ!!!」

両津「おっ、さっそく来たなっ! 久しぶりだな、カレン!!」

カレン「おひさしぶりデースっ♩」ニコッ

タッタッタッ。

陽子「カレン・・・。さすがに早いって・・・はぁはぁ」

綾「それにしてもさっき、カレンがあのお巡りさんに話しかけた時は驚いたけど・・・。本当に知り合いだったのね!」

アリス「はぁはぁ。」

シノ「アリスっ。大丈夫ですかっ?」

カレン「みんな、遅いデスよっ!!」

両津「なんだっ!? お前の友達かっ?」

カレン「ハイっ♩ 前に手紙で送った時にしょうかいシマシタっ! ヨーコにアヤヤ、アリスにシノデスッ♩」

陽子「おいおいっ! 名前だけで紹介するなよっ!? 改めて、私は猪熊陽子。」

両津「さっき、わしに変な質問をした奴だなっ!! お前、カレンの友達だったのかっ!」

陽子「あぁ。」

綾「わ、私は、小路綾です!」

シノ「大宮忍と言います♩」

両津(ツインテールとこけしだ!)

アリス「わたしはアリス・カータレットと言います!!」

両津「成る程。お前が前にカレンが言ってた、幼馴染のアリスって奴かっ!!」

アリス「えっ!? カレンが・・・・?!」

両津「あぁ。」

アリス「カレンっ。私の事、なんて言ったの?」

カレン「・・・・・・・ひみつデスっ!」

アリス「なにそれっ!? それはないよぉっ!」

両津「まぁ、アリス。お前は、カレンという良い友達を持ったってことだよ!」

アリス「もっと、訳が分からないよぉ・・・!?」

両津「とにかく、カレンを除いて、全員は初対面だな! さっきも紹介したが、改めて紹介しておこう。わしは両津勘吉だ。よろしく!」

陽子「よろしくっ、勘吉!!」

綾「ちょっ、陽子っ!? いきなり呼び捨て・・・しかも両津さんの方が年上なのに!!」

両津「まぁ、いいだろ。正直、慣れてるからなっ!(年下から名前で呼ばれるのは、「檸檬」以来だなっ・・・)」

綾「えっ、いいんですかっ!?」

両津「あぁ。」

陽子「よっしゃあ。じゃあ、改めてよろしく、勘吉。」

両津「おう、よろしくっ!」

綾「もぅ・・・・」

シノ「私からもよろしくお願いします! ええっと・・・両さん。」

綾「シノは両さん呼びなのね・・・」

シノ「えぇ♩ カレンが「両さん」って呼んでいるなら、私も呼ばないわけにはいかないじゃないですかっ///」ニコッ♩♩

陽子「そういう理由かよっ!?」

アリス「ムッ・・・・・。わ、わたしも両さんって呼んでいいですか?」

綾「アリスっ!?」

両津「あぁ。好きにしろ!」

シノ「アリスも「両さん」と呼んでくれるのですね!! 私は嬉しいですよぉー・・・カレンとアリス。二人に挟まれている感じで///」

アリス「シノっ♩」パァー。

陽子「シノは、ただ単に呼び方が同じで良かったわけか!(逆にアリスは、カレンに嫉妬して同じ呼び方にしたいだけだろうけど・・・)」

カレン「?」

両津「なんか、変わった奴らばかりだな! まっ、楽しそうだけどな・・・。」

カレン「ねぇ、両さん?」

両津「なんだ?」

カレン「両さんはいつまでここにいるデスかっ?」

両津「いつって・・・言われてもな。実は、今日の夕方には亀有に帰らないといけなんだっ!」

カレン「そうなんデスか・・・」

両津「あぁ。部長が日帰りで行ってこい、なんて言ってたし、それに明日はまた仕事もあるから、泊まるのは正直、無理だ!」

カレン「そうデスか・・・。ソレはざんねんデスね・・・」

久世橋「九条さん・・・・」

アリス・シノ・綾・陽子「「「「カレン・・・」」」」

両津「おいおい。そんなに落ち込むな・・・また亀有に遊びに来い! だから・・・・」

烏丸「両津さんっ!!」

両津「なっ、なんですか?」ビクッ

烏丸「よろしければ、帰る時間が来るまで・・・両津さんが残りの授業を担当しませんかっ? もちろん、授業は私と久世橋先生の教室、合同で?」

両津「えっ!? で、でも・・・わしは教員免許もないし、人を教えるのもあまり・・・」

烏丸「それでもよろしいですよっ♩ なんなら、両津が知っている昔の遊びとかでもいいですよっ!」

久世橋「!? で、でも・・・烏丸先生。それって、授業にならないはずでは・・・」

烏丸「遊びも授業の一課にはなりますよ! だって、小学校だって同じことをするじゃありませんかっ♩」

久世橋「そ、そうですけど・・・」

烏丸「というわけで、お願いしますね・・・両津さん?」

両津「ま、まぁ・・・アンタがそれでいいって言うなら・・・やってみるけど!」

陽子「おぉっー!! なんか楽しくなりそうだぞっ♩」

綾「よ、陽子っ!? はしゃぎ過ぎよっ!」

アリス「遊びだって、何をするのかな、シノ?」

シノ「それはもちろん、金髪ごっこですよっ! はぁはぁ。」

アリス「シノーっ!? 金髪ごっこなんて遊びはないよぉっ!!」

カレン「・・・・・・・・カラスマセンセー。」

烏丸「んっ、どうかしましたかっ?」

カレン「アリガトウゴジャイマスっ!」ペコッ

烏丸「いいえっ♩」ニコッ

久世橋「・・・・・・・・(烏丸先生。九条さんのために・・・)。もぅ、しょうがないですねっ・・・///」

両津「そんじゃあ。行きますかぁーーーー!」

合同授業開始 ※大幅、省略があります。

両津「わしが教える遊びはなぁ・・・ベーゴマやメンコがあるが、女は塗り絵がいいかな!」

遊び中

両津「陽子はベーゴマか!」

陽子「あぁ、私はこういう何かで競うものが好きなんだっ!」

両津「そうか。まぁ、陽子はいいとして、綾。どうして、お前もベーゴマなんだ?」

綾「私も競うものが好きなので・・・・それで・・・」

両津(絶対に嘘だな! これはきっと、陽子と一緒に何かをやりたいためだ・・・さしずめ・・・。まぁ、言わないでおこうっ!!)

アリス「わぁっ♩ これ、楽しいねっ♩」

両津「アリス。お前って意外に塗るのが上手いなっ!」

アリス「そうっ? えへへっ///」

両津(塗り絵が似合うとか、まるで小学生みたいだって言うのは、やめておこう。)

シノ「きんぱつ・・・きんぱつ・・・きんぱつ。はぁはぁっ///」

両津「す、すごいなっ!? 髪の色、全員金色だ!!」

シノ「両さん。塗り絵って本当に楽しいですね!!」

両津「あ、あぁ。(忍はやっぱり「金髪フェチ」だったんだな。ということは、忍に麗子を見せたら、すごいことになりそうだな・・・・)」

カレン「両サン、ワタシもできマシタよっ♩」

両津「おぉ、カレン。お前も上手いなっ!?」

カレン「うれしいデスっ♩」

?「ジッーーーーーーーーーーーーーーー。」

両津(なんか、背後に視線を感じるんだがっ・・・)ビクッ、スッ。←後ろを振り向く

?「・・・・・・・・」

両津(あの子かっ! わしというよりも、カレンを見つめてるようだが・・・一体?)

カレン「?? 両サン? どうシマシタかっ?」

両津「か、カレン! 実はな、さっきからあの女の子がお前を見つめているようだが・・・」

?「///」ビクッ

カレン「あっ、ホノカデスっ!」

両津「ほのか??」

カレン「トモダチ、デスっ!!」

両津「何だ、そうだったのか!! でも、それなら、どうしてこっちにこないんだっ?」

カレン「ワカリマセン・・・。」

両津(うむ。きっと、まだ恥ずかしさがあるのかもしれないっ・・・。ここは・・・・)

両津「おい!」

穂乃花「はっ、はいっ!?」ビクッ

両津「カレンから名前を聞いたが、穂乃花っていったか? お前も来いよ・・・カレンが待ってるぞっ!」

穂乃花「で、でも・・・私は・・・」

両津「勇気を出してみろっ! カレンはお前を友達としてしっかり見ているんだっ! ためらう必要なんてないっ!!」

穂乃花「!?(そ、そうだよねっ! 私はもうカレンちゃんとメアドも交換してるんだ。もう、友達だよね!!)」

両津「・・・・ほらっ、行ってみろ!」

穂乃花「はい!」

タッタッタッ。

穂乃花「か、カレンちゃん!」

カレン「ホノカっ・・・?」

穂乃花「い、一緒に、塗り絵しよっ?」

カレン「ハイ♩ もちろん、いいデスよっ♩♩♩」ニコッ

穂乃花「カレンちゃんっ/////」パァー

シノ「あっ、穂乃花ちゃんっ。いらっしゃい♩」ニコッ

アリス「ホノカっ、こんにちはっ♩」

穂乃花「忍ちゃん、アリスちゃん///」

両津(なんだっ! 友達・・・たくさんいるじゃねぇか!!)ニコッ♩

カレン「ホノカ。こういう塗り方をすると、上手く塗れマスよっ」

穂乃花「ほんとだっ♩ ありがと、カレンちゃん。」

シノ「穂乃花ちゃん。見てください、この金髪を♩」

穂乃花「わぁー、忍ちゃんも上手いねっ///」

アリス「シノもホノカも、金髪に見とれすぎだよぉっ!?」

烏丸「良かったですね・・・久世橋先生♩」ニコッ

久世橋「・・・・・えぇ。そうですねっ・・・♩」ニコッ

そして、授業や学校が終わって・・・、両津は帰ることになり、カレンやシノ、綾に陽子、アリスに穂乃花が両津を見送る為に一緒に駅の方に向かっていた。

両津「時間はあっという間だなっ!」

陽子「でも、楽しかったなっ♩」

綾「そうね。ありがとう、両津さん!」

両津「いいさ。別に」

アリス「両さんは、本当にいい人だね♩」

シノ「そうですね。こんな楽しい遊びを教えてくれましたしね♩」

カレン「アリガトウゴジャイマス、両サン♩」ニコッ

両津「だから、お礼はいいってことよ・・。」

穂乃花「そういえば、今更ながら自己紹介が遅れました・・・私は松原穂乃花と言います。」

両津「おぅ、穂乃花だな。わしは、両津勘吉だ!」

穂乃花「その・・・・両津さん?」

両津「んっ、どうした?」

穂乃花「さっきは本当にありがとうございます!! おかげで勇気を出せました///」

両津「なぁに、わしはただ、アドバイスしただけだ。最後に勇気を出したのはお前だよ、穂乃花!」

穂乃花「両津さん・・・・」

両津「おぉと、駅に着いたな!」

シノ「両さん。今日は、本当にありがとう・・・」

?「あらっ、忍じゃないっ?」

両津「んっ、何だ!?」

シノ「あっ、お姉ちゃん!?」

アリス「イサミーっ!」

陽子「おっ、いさ姉だっ!」

綾「勇さんっ!!」

勇「皆、揃って楽しそうねっ♩ でも、それよりそこの人は誰なのかしらっ?」

忍「お姉ちゃん。紹介しますね・・・両さんです! 少しだけですが、私達の先生を務めてくれた人です♩」

両津「どうも両津勘吉と言います!」

勇「それはどうもっ♩ 忍の姉の大宮勇です。」

両津「んっ、大宮勇っ!? どこかで聞いたことがあるような・・・?」

アリス「聞いたことがあるのは当たり前だよぉ! だって、イサミは有名なファッションモデルだもんっ! ねっ、イサミ?」

勇「アリス。あまりそういうことは、他人に話さないでね。」

アリス「どうして?」

勇「いいから・・・。」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

アリス「なんか、今日もイサミ、怖いよっ!」ブルブルッ

両津(そうかっ!? 前に麗子がファッション雑誌を見ながら話してたな! 確か、若いながらもたくさんの女性からカリスマ的存在として見られている、女性ファッションモデルだとか・・・。そういえば、わしも前に映画を見た時に、大宮勇を見たことがあるな・・・エキストラみたいだが)

両津(!? 待てよっ・・・・こいつはいいチャンスかもしれないっ!!)ニヤッ

忍「両さん?」

両津「あの、大宮勇さん。」

勇「なんですか?」

両津「よければ、サインをいただけないでしょうか?」

勇「えぇ。いいですよ。」

両津「後、親戚や同僚にもあなたのファンがいまして・・・そいつらの分も貰っておきたいので、後10枚ほど、お願いできませんか?」

勇「10枚ですか・・・。い、いいですよ・・・!」

両津「よっしゃあーーーーーー!!」

陽子「いさ姉から、たくさんサインを貰うなんて・・・勘吉って意外にミーハーなんだな!」

綾「親戚や同じ職場の人に渡すだけって言ってなかった? それだと、ミーハーにあてはまらないんじゃ!?」

アリス「イサミも大変だね。」

忍(お姉ちゃんがちょっとだけ、引いてるような・・・)

穂乃花「・・・・・・・。」

カレン「両サン・・・・。」

そして、亀有に帰った後。

両津(大宮勇のサインをためしに3枚ぐらいオークションに出したら、かなり高い額で落札されたぞっ!! さすがは有名ファッションモデルなだけはあるなっ! 今度は残りを高値で・・・・ニシシッ。)←パソコンをチェック中。

麗子「・・・・・両ちゃん! 大宮勇のサインをオークションに出品してるそうね・・・」

両津「!? ど、どうして・・・」ビクッ

麗子「私の知り合いが見つけたのよっ! それで、変だと思って、出品者を調べたら両ちゃんにいきついたのっ!!」

両津「くっ! だが、サインを売って何が悪い?」

部長「悪いに決まっているだろうがああああああ!!」

両津「ひいいいいいいいい。ぶ、部長っ!?」

部長「せっかくもらったものを、いや。お前はどうせ最初から売るのが目的でサインを貰ったんだろ!!」

両津「それは・・・・・」

部長「それはも、なにもないだろっ!! お前のやっていることは、一生懸命頑張っている有名人に失礼なことをしているんだぞっ!!! この大馬鹿ものがぁぁぁぁーーーーーー!!!」

両津「ひええええええ。すみません!」

カレン「怒られてイマスね、両サン!」

両津「あっ、か、カレンっ!?」

大原「カレンさん!?」

麗子「あらっカレンちゃんじゃない!!」

カレン「久しぶりデスっ♩」

両津「また遊びに来たのかっ?」

カレン「ハイ。しかもこんどは・・・」

シノ「両さん。久しぶりですね♩」

アリス「こんにちは!」

綾「こ、こんにちは」ペコッ

陽子「おっす!」

穂乃花「こんにちは」ペコッ

両津「今度は、忍やアリス、綾に陽子、穂乃花も連れてきたのかっ!」

カレン「ハイデスっ♩ だって、てがみでヤクソクしたじゃないデスかっ・・・トモダチをつれてあそびにキマスって・・・」

両津「そういやあ、そうだな!」

麗子「あらっ、可愛い子達ねっ。」ニコッ♩

大原「ほぅ。カレンさんの友達かね・・!」

カレン以外の一同「はいっ!!!!!!」

大原「そうかっ♩ ゆっくりしていきなさいっ」

カレン「両サン。また、シタマチにいきたいデスっ♩」

両津「おっ、さっそくか!!!」

シノ「わああ、楽しみですね♩」

アリス「そうだね!」

綾「下町なんて初めてよね?」

陽子「美味しい物・・・あるかなっ?」

穂乃花「カレンちゃんが行った「下町」ってどんなところなんだろうっ! 楽しみっ♩」

カレン「ミンナもたのしみにしてイマス! さっそくいくデスよ、両サン!」

両津「よしっ、じゃあ、行くぞぉぉぉぉぉぉっっっーーーーーーーー!!! わしに・・・・ついてこいっ!!!!」

おしまい

おまけもこれでおしまいです。ただ、執筆し忘れた部分がありますので、短いですが、更なるおまけです。

シノ「ところで、麗子さんっで、会っていますよね?」

麗子「えぇ。」

シノ「さっそくなのですが、麗子さんの金髪、触ってよろしいですか?」

麗子「いっ、いいわよっ!」

シノ「はぁはぁ。こ、これは・・・なんと高級シャンプーを使っていますね・・・カレンと一緒で、サラサラな上にいい香りですっ! それに髪の手入れもきちんとされていますので、これは貰い甲斐がありますね・・・・。」

麗子「貰い甲斐・・・?」

シノ「麗子さん。一緒のお願いです・・・麗子さんの金髪を一本だけ、私に恵んではもらえないでしょうか?」←土下座している

麗子「ちょっ、ちょっと・・・忍ちゃん!?」

アリス「シノォッーー!!!???」

カレン「またシノの持病が出マシタねっ・・・・」

両津(あいつ、やはり恐ろしい程の「金髪フェチ」だったな・・・)

こんどこそおしまい

というわけで、以上になります!

最後まで見てくれた方、本当にありがとうございます。

失礼しましたっ!

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