【ワールド】 ボーダーの恋愛事情 7 【トリガー】 (1000)

ネタどーもです

最初は混合チームでの防衛任務ネタを……
超少ないけど投下します




【ボーダー本部】



沢村「忍田本部長、本日の防衛任務のシフト表です」

忍田「あぁ。ありがとう」



忍田(確か今日は慶が出ると言っていたな。他には誰が……)ペラペラッ



ド ン☆


太刀川隊 太刀川慶
太刀川隊 出水公平
冬島隊  当真勇
三輪隊  米屋陽介




忍田「……」






忍田「……」

沢村「どうしました?」

忍田「……心配無用な面子の筈なのに何故か不安しかないな……」



忍田(……いや、待て。オペレーターによってはまだ救いはある)

忍田(三上や月見あたりが入ってくれていれば……)ペラッ




オペレーター

太刀川隊 国近柚宇




忍田(……なんだこの太刀川隊率の高さは)


忍田(他の隊員にあたってみるしかないか……)






【ボーダー本部】



東「今日は出られませんね。申し訳ない」

忍田「いや、すまない。ありがとう」



嵐山「すみません……今日は厳しそうです」

忍田「そうか。無理を言ってすまないな」



風間「申し訳ありませんが自分も無理です」

忍田「あぁ……すまない」




忍田(……)



少なくてごめんなさい
今日はこの辺にしときますねー

誘導弾+誘導弾ってどんだけ鬼追尾になるんすかね

9時くらいに投下できそうです

諏訪さんを生贄に投下しますね




【防衛任務】



太刀川「防衛任務ウェ―――――イ!!」

出水「よっしゃあぁぁ!」

米屋「へいへ―――い!!」

柚宇『いぇ~~い』

当真『おーおー良い感じに盛り上がってんじゃねーの』



諏訪「……なんだその無駄なテンションの高さ」



米屋「諏訪さんチーッス!」

出水「どーもでーす」



諏訪(ったく、クソ疲れそうな面子に放り込みやがって……)






米屋「いやーやっぱり夜中ってテンション上がるじゃないっすか!」

柚宇『だよね~』

諏訪「まぁ分かるけどよ」

太刀川「諏訪さん模擬戦する?」

諏訪「……(無視)」

出水「なぁ、トランプやんね?」

米屋「いーねいーね」

出水「当真さんはどーする?」

当真『ちょっと待て。今生意気な野良猫に絡まれてっから』

太刀川「あーそれにしても餅食いてぇなー」





諏訪「……国近、お前んとこの奴らはいつもこんなんなのか」

柚宇『いつもこんなんで~~す』






【防衛任務・②】



柚宇『ふぁ~……っ』

出水「柚宇さん大丈夫?」

柚宇『ん~~問題ないよ~』

諏訪「おもいっきり欠伸してたけどな」

太刀川「そういや国近は徹夜だったっけか」

米屋「またゲームすか?」

柚宇『ん~』

諏訪「因みに何徹だ?」

柚宇『今日で三徹目かな~~』

諏訪「そんなんでよくもまぁシフト入ろう思ったな!」

柚宇『欲しいゲームがあって……』






【防衛任務・③】



太刀川「じゃあ……4!」

出水「ダウト!」

米屋「ダウト!!」

太刀川「さ、さっきからなんで分かるんだお前ら! さてはイカサマか!?」

米屋「って思うじゃないっすか?」

出水「だって太刀川さん一気に5枚以上出してくんだもん」

太刀川「あ、それもそうか」ハハッ





柚宇『……あっ』

諏訪「あぁ? どした?」






柚宇『来たっぽいかも』

諏訪「あ?」



ゴゴゴゴ…

バチバチッ



柚宇『みんな~~門(ゲート)発生、座標誘導 誤差0.12だよ~~』



諏訪「……おいおめーら仕事だぞ」


太刀川「よっしゃ!」ポイッ

出水「あ゙!!」

米屋「ずっりー! オレ一位だったのに!」






【防衛任務・④】



――ドドッ!



米屋「ふぃ~~。お~わりっと」

諏訪「こっちもあらかた片付いたぜ」

太刀川「今日は一発目にしちゃ大漁だったな」

出水「そっすね」

諏訪(こいつら仕事はやたらはぇーのな)



太刀川「おい国近、終わったぞ。残党は?」



<『……』






太刀川「ん?」

出水「あれ? 柚宇さーん?」



<『……』



米屋「……」

諏訪「……」



<『……』



諏訪「なぁ」

出水「はい」

諏訪「もしかしてアイツ寝落ちしてねぇか?」

出水「……ほぼ100パーしてますね」






米屋「じゃあその辺のビルで張ってる当真さんに聞けばいんじゃね?」

諏訪「だな」

出水「俯瞰で見えてるだろうからな」

米屋「え? 不完?」

太刀川「不感?」

出水「いやなんでもないんで早く聞いてもらっていいすか」

太刀川「あ、そうだな。OKOK」



太刀川「おーい当真ー」



<『……』



太刀川「……あれ?」






<『……』



太刀川「応答しないぞ」

米屋「人知れずベイルアウトしたんすかね」

太刀川「おーい当真ー」



<『……』



太刀川「……」

米屋「……」



<『……』



出水「……いやこれ当真さんも寝てね?」

諏訪「なんつーガバガバなチームだよ!!」






太刀川「……ぶっちゃけ狙撃手は居なくても大丈夫だけどオペレーターが居ないのはしんどいかもな」

米屋「そっすねー」

出水「沢村さんあたり手伝ってくんねーかな」

諏訪「流石にもう帰ってるだろ」

太刀川「仕方ない。あれしかないか」

出水「『あれ』?」

諏訪「あ? なんかあんのか?」






太刀川「深夜テンションで最後まで乗り切る!!」

諏訪「あぁそう……(無関心)」



今日はこの辺にしときますねー

明日も来れたら来ます

オッサムが普通に戦力になってて良かった
千佳ちゃんの ぴょん がクソかわ

少ないけど投下しますねー




【防衛任務・⑤】



太刀川「……」

出水「……」

米屋「……」

諏訪「……」

太刀川「暇だ」

出水「暇っすね」

米屋「暇だぜ……」

諏訪「暇だな。良いことなんだろーけどよ」






<『おつかれ―――!!』


キーン!


出水「!?」

諏訪「うるせっ」

太刀川「なんだなんだ?」


光『――臨時でアタシが入るんでよろしく!!』


米屋「えっ」

出水「お前何やってんの?」


光『いやー寝落ちたって聞いたからヘルプに来てやったんだよ』


出水「えぇ……」


光『なんだよ文句あんのか!』


出水「いや別に……」






光『ほんとダメダメだよなぁおめーらは!仕方ねーなぁ!』



出水(柚宇さん頼む奴間違えちゃまずいっしょ……)

太刀川「おぉ、これで楽になった」

諏訪「わりーけど頼むわ。仁礼」

米屋「よろしく~」

出水(……まぁ仕方ねーか)

出水「じゃあよろしくな」



光『りょーかい!』






【防衛任務・⑥】



太刀川「旋空弧月!」ヒュッ


太刀川「……いや違うな……」


太刀川「旋空弧月!」ブォッ


太刀川「……これも違う……もっとこう、手首のスナップも使って……」ブツブツ




諏訪「アイツ何やってだ」

米屋「野球の素振り的な?」

出水「暇すぎるとあれやるんすよ。遠征艇でもやって風間さんにド突かれてましたし」

諏訪「えぇ……(ドン引き)」






米屋「しっかしあれだな。テンション高ぇのにやる事ないってのはしんどいな」

出水「あぁ」

光『なぁおめーら! なんか面白い事やれ!』

米屋「おぉ……今日一の無茶振りだぜ」

出水「……」



バチバチッ…



光『おっ?』



ゴゴゴゴ…



太刀川「門(ゲート)来たァァァァ!!」

米屋「よっしゃあ!!」ガバッ

出水「蜂の巣にしてやる!!」






光『おぉ、なんか知らねーけど全員やる気MAXじゃねーか!』



バチバチッ…



光『お?』


光『何個か門(ゲート)増えたぞ! 座標誘導 誤差は……まぁ大体4~7!!』


光『バムスターわりと多数、モールモッドもそこそこの数! アタシのマップから見て右下辺りが特に多いっぽい!』


光『取りあえずテキトーにバラけて全滅させんぞ! おめーら気合入れてけよ!!』




出水「大雑把過ぎんだろ!!」

米屋「まぁその辺はフィーリングだな」

太刀川「よっしゃー全部ぶった斬るぞー」アハハハハ

諏訪(小佐野のせいでテキトーなオペレーションに微妙に慣れちまってるのが悔しいぜ……)



>>94
もうすぐ現像されて掲示板に一斉に貼り出されます(真顔)


10時半くらいには投下しますねー

wifiが繋がらない……

投下しますねー




【防衛任務・⑦】



太刀川「ヒャッハァ―――!!」ドガガガガ

米屋「おらおらおら!!」ズバババ

光『もう2、3匹来たぞ! 諏訪さんとこの横!』

諏訪「横!? どこだよそれ!!」

出水「諏訪さん伏せて下さい! 通常弾(アステロイド)+通常弾(アステロイド)!」キィン

諏訪「は? ちょ待……」

出水「ギムレットォォォォおぉっしゃああぁぁぁぁ!!!!」

諏訪「うっせぇ!! 深夜テンションマジうっせぇ!!」






【防衛任務・⑧】



諏訪「あ゙ー……終わった終わった」

出水「余裕!」

光『良くやったおめーら!』

米屋「太刀川さん何体いきました?」

太刀川「ん~と……27匹だな」

米屋「マジすか」

太刀川「お前は?」

米屋「18っす」

太刀川「はっはっは まだまだだな」

米屋「って思うじゃないすか? 次で追い付きますんでヨロシク」






< ズズン…



太刀川「お」

諏訪「ん? なんだ?」

光『見た感じ他んとこの隊っぽいなー』

太刀川「ほう」

米屋「あーそういや今日は白チビが小南と防衛任務だっつってたな」

出水「あっバカお前……」

米屋「え?」






太刀川「――マジで? ちょっくら行ってくるわ!!」






出水「ほら見ろ!!」

諏訪「だ、誰かあのバカを止めろ!!」

米屋「いやー無理っすね」

出水「……ありゃ追い付けないっすよ」

諏訪「諦めんなよ!」

出水「こん中でグラスホッパー持ってんの太刀川さんだけですし」

諏訪「クッソ……おい当真! 起きろ! 起きて太刀川の脳天ぶち抜け!」



< 『……ZZ…』



諏訪「……」






【防衛任務・⑨】



――ドガッ!



小南「……」フゥ…

小南「遊真、そっちは終わった?」

遊真「終わってるよ。こなみ先輩より早く」

小南「そ」

遊真「こなみ先輩より早く」

小南「……」ピクッ

遊真「こなみ先輩より早く」≡3≡

小南「はぁ!? あたし全然本気だしてないんだけど!?」ムカッ






小南「ちょっと栞! 今のスコアどうなってるわけ?」

宇佐美『こなみがバムスター6体バンダー2体モールモッド11体、遊真くんがバムスター10体バンダー5体にモールモッド5体だね』

遊真「つまり合計すると……えーっと……」

宇佐美『遊真くんが20体、こなみが19体だよ』

小南「……」

遊真「ほほう……おれが勝ってるのか」

小南「い、言っとくけど勝負はこれからよ?」

遊真「望むところです」≡3≡

宇佐美『それにしても今日はイレギュラー門やたら多いね~』

遊真「そのうち人型が攻めてきたりして」

小南「誰が来たってあたしらなら余裕よ余裕」フン






< ……ミー



小南「……?」ピクッ

小南(気のせいかしら)



< ……ナミー



小南「? ……遊真、今あたしのこと呼んだ?」

遊真「え? 呼んでないけど」



< コーナーミー



小南「!」


宇佐美『……トリオン反応あり! 南西部から近づいてるよ!』






小南「ゲートは開いてないのよね?」

宇佐美『うん。今のところは』

小南「……なんなのよ」

遊真「何が来てもおれたちなら楽勝なんでしょ?」

小南「当たり前でしょ」



―――バッ!



小南(来た!)

小南「炸裂弾(メテオラ)!」キィン



ドドドド!




太刀川「模擬戦すっz……うお危ねっ!?」





ガラガラガラ……


小南「えぇ……」

遊真「あ、たちかわさんだ」

太刀川「よっこらせ……よう、空閑」ポンポン

遊真「どーも」

小南「あんた何やってんのよ」

太刀川「別の地区担当だったんだけど暇だったから来た!」

小南「何やってんのよ……」

太刀川「つーかお前らんとこも多いのな。俺らも2回イレギュラー門開いたし」

小南「別にこのくらい大した事ないわ」






太刀川「大した事ないか。そうかそうか」

小南「?」

太刀川「じゃあバトろうぜ!」

小南「なんでそうなるのよ」

太刀川「ん? まさか怖いのか?」

小南「……」ピクッ

太刀川「まぁ負けるのが怖いっていうなら仕方ないな」

小南「挑発のつもり?」

太刀川「どう受け取るかはお前次第だ。……じゃあ代わりに空閑、やろうぜ」

遊真「おれ? 別に良いけど……」

小南「……」






小南「ま、待ちなさいよ」

太刀川「ん?」

小南「遊真はあたしの弟子なんだから師匠の許可なしで勝手に進めないで」

太刀川「ほう……という事は?」

小南「あんたの挑発に乗ってやるって事!!」

太刀川「よっしゃ来た!!」





遊真(なんか知らんが面白そうなのが始まった)

宇佐美『お~いこなみ~、任務中だよ~……?』





小南「そんなの遊真一人で充分でしょ!」ドガガガ





宇佐美『さっきと言ってる事が違う!』ガーン



今日はこの辺にしときます。
多分次の投下で終わりそうです

16巻のカバー裏楽しみっすね^~

諏訪「日佐人、お前何秒耐えられる?」
笹森「まぐれで4秒です」

↑は綾辻さんの歌に対しての評価ですか?

>>129
木虎「ウチは綾辻先輩とカラオケ6時間こなしてのA級5位なんです。普通の5位と一緒にしないでもらえます?」
嵐山「俺個人は24時間平気だけどな」
佐鳥「俺のツイン耳栓見ました?」
時枝「綾辻先輩のツインマイクなら見たよ」

ろっくん意外に純粋というか純情なんすね……
香取隊のカバー裏が楽しみ

9時すぎには投下できそうです




【防衛任務・⑩】



<ズバン!

<ガキィン!

< ドガガガガ!



諏訪「ガチでやり合ってんじゃねーか」

米屋「すっげー」

出水「あーあ……」


遊真「あ、すわさんによーすけ先輩にいずみん先輩」


出水(いずみん……?)

米屋「おう、白チビ」

出水「わりーな空閑。太刀川さんが急に乱入して」

遊真「なんだかんだ言ってこなみ先輩も楽しそうだからヘーキヘーキ」






太刀川「旋空弧月」キィン


ズガッ!!


小南「っ!」

太刀川(避けられたか)

小南「……」タンッ

太刀川(この距離じゃ届かない……こりゃ間合いも見切られてるな)



小南(あーもうまどろっこしい!)


『接続器(コネクター) ON』


小南(大きいの一撃叩き込んでやるわ!)

太刀川(!)





ガキン!!



太刀川「っ……と、危ねぇ危ねぇ」ミシミシ…


米屋「う、受け止めたァ―――!!」

諏訪「マジかよ」

出水「なぁ空閑、小南のアレって弧月で受け切れるもんなのか?」

遊真「うーん……?」



小南「……!」

太刀川「これで終わりだ!」





小南「――って思うじゃない?」ニッ

太刀川「なにっ」



米屋(なんか知らんがパクられた!)






小南「せぇ―――のっ!!」ダンッ

太刀川「……!」グググ

小南「吹っ飛べこのバカ!!」ブンッ

太刀川(うおっ!?)



< ドカーン!

ガラガラガラ…



出水「えーっとつまりもともと太刀川さんの弧月をへし折るためじゃなくて勢いつけて吹っ飛ばすために敢えて受け太刀できるよう加減した訳だな」

諏訪「なんだ急に」

米屋「見りゃ分かるぜ?」

遊真「ふむ」

出水「……」






小南「炸裂弾(メテオラ)!!」キィン

小南(これでトドメよ!!)



――ヒュカッ!



小南(!)


ドドォォォン!!



出水「えっ」

諏訪「あぁ!? メテオラが暴発しやがったぞ!?」



小南「っ……」パキパキ…


『戦闘体 活動限界 緊急脱出』




米屋「うぉ~~」

遊真「おぉ、こなみ先輩が負けた……」

出水「え? え?」






太刀川「なんぼのもんじゃい!!」ブシュゥゥゥ…



諏訪「え? なに? なにがどうなった?」

米屋「えーっと、つまり……」



小南がメテオラのキューブを出す→太刀川さんが旋空弧月でキューブだけ斬って暴発させる→すぐ傍にいる小南も巻き添え→なんぼのもんじゃい!!



米屋「……って感じっすね」

諏訪「えぇ……」

出水「マジ? あんなちっこいキューブに旋空当てたの?」

遊真「正確には先端をギリギリ掠らせた感じだけど」

米屋「小南もずっと旋空の間合いの外で立ち回ってたのに手ぇ前に伸ばしてメテオラ作ったのがマズかったなー」

遊真「なんなら斧のまま突っ込んでた方が良かったかもね」≡3≡




出水「うちの攻撃手も大概変態揃いっすね」

諏訪「だな……」






小南『あぁぁもう! 悔しい!!』

太刀川「はっはっは」ブシュゥゥゥ…

小南『明日模擬戦するわよ!』

太刀川「いいぞ。望むところだ」ブシュゥゥゥ…

小南『ぜーったいボコボコにしてやるんだから!!』

太刀川「……いいか小南、良いことを教えてやる」ブシュゥゥゥ

小南『っ……な、なによ』

太刀川「俺に勝ち越したければ


『戦闘体 活動限界 緊急脱出』


< ドシューン




諏訪「えぇ…」

出水「なんつータイミングで……」

米屋「締まんねぇwww」






【防衛任務・⑪】



諏訪「ふー……じゃあそろそろ戻っか」

出水「そっすね」

米屋「白チビ一人で平気か?」

遊真「ヨユーらしいです」

米屋「おー、じゃあまたな」





諏訪「……周りの物も殆ど大破してんじゃねーか」スタスタ

米屋「まぁあの二人がバトったらしゃーないっすよ」スタスタ

諏訪「ったく……」スタスタ









諏訪「……げっ!!」ビクッ






米屋「諏訪さん?」

出水「どうしました?」

諏訪「お、お……お前ら……あれ……見ろ……」

二人「「え?」」





城戸さ/ /んの車『』シュゥゥゥ…





二人「「WAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!」」



諏訪(こりゃ死んだな、太刀川の野郎)






~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


        ~通達~



太刀川隊 太刀川慶:一ヶ月間のトリガー使用禁止、三ヶ月間の減給、個人ポイント - 3000

太刀川隊 出水公平:三ヶ月間の減給

冬島隊  当真勇:三ヶ月間の減給

三輪隊  米屋陽介:三ヶ月間の減給

諏訪隊  諏訪洸太郎:三ヶ月間出来高30%カット




玉狛第一 小南桐絵:三ヶ月間の減給、個人ポイント - 3000

玉狛第二 空閑遊真:三ヶ月間出来高30%カット



以上です

なお忍田さんも今回はあまり強く怒れなかった模様

せやな
夜はもっと強いってやばない?(意味深

遅れてすいません

ネタ募集しつつあと少ししたら投下しますねー

>>100は次の次あたりに……

投下ー




【食堂】



遊真「いやーお腹空いたお腹空いた」

修「今日は何にしようかな……」

出穂「アタシはガッツリ系いこっかなー」

千佳「確か今日の晩御飯は小南先輩だよね」

遊真「ふむ……じゃあカレーはやめとこう」

出穂「へぇ~、毎日作る人変わるんだ?」

千佳「うん」





ザワザワ…


修「それにしても混んでるな……」

遊真「ギリギリ席取れてラッキーだったな」



茜「――あ、ねぇねぇ! 相席してもいい?」

木虎「……」



千佳「あ、日浦先輩」

出穂「それと嵐山隊のツンデレ先輩」



木虎「え?」

出穂「あっ、いえ! 何でもないっす!」

遊真「いいよな? オサム」

修「あぁうん。もちろん」






【食堂・②】



茜「いやーごめんね、全然空いてなくて」

修「……い、いえ」

茜「同い年なんだから敬語使わないでよ三雲くん!」

修「あ、うん……そう、だな」

木虎「あなたって変なところで真面目よね」

修「はは……」

遊真「早く食べよう。お腹空いた」≡3≡

修「あぁ、そうだな」




全員「「「いただきます」」」






修(さてと……)キョロキョロ

修(醤油醤油……)キョロキョロ

木虎「……行儀悪いわよ。何か探してるの?」

修「あ、ちょっと……」



千佳「はい、修くん」コトッ



修「あぁ、ありがとう。千佳」

遊真「あ。オサム、次おれも使う」

出穂「アタシも!」



木虎「……」



醤油使うって、みんな何食べてるんだ?

>>211
刺身やろ(適当)

>>211
なんか意味不明な組合せの定食とかです(テキトー)




修「木虎も使うか?」

木虎「え? ……いえ、いいわ」

修「そうか」


修(……っと、そういえばお茶を淹れてくるのを忘れてたな)ガタッ


遊真「ん?」

出穂「どうしたっすかメガネ先輩?」

修「いや、ちょっと―――」



千佳「はい。取ってきてるよ」コトッ



修「あぁ、すまない。ありがとう千佳」





木虎「……」






出穂「こんな暑いのに熱茶っすかー?」

千佳「修くんはお蕎麦にはあったかいお茶なんだよね」

修「あぁ、そうなんだ」

出穂「はぇ~~」

遊真「こだわりって奴だな」

茜「分かるかも。真冬にアイス食べるみたいな感じだね!」



木虎「……」



修「ん? どうした木虎」



木虎「……別になんでもないわ」



みんなに気配りしようとする修
修ならそうするだとうと気を利かせる千佳
完全に出遅れてる木虎
何も考えずひたすら食べてる他のメンバーww




【食堂・③】



茜「それでね、その時に熊谷先輩が……」

出穂「マジっすか!」

遊真「ほうほう」





修「……あっ」

木虎「今度は何?」

修「そういえば――」



千佳「――9時からだよ。修くん」



修「あぁ、そうだったな。ありがとう」






茜「??」

出穂「……え、何の話すか?」

修「いや、明日のミーティングの時間を忘れちゃって……」

遊真「しっかりしてくれよ、隊長」≡3≡

修「すまない」

千佳「ふふっ」



木虎「……え?」



修「どうした?」

木虎「……今のは少しおかしくないかしら?」

修「え? 何が?」

千佳「??」






茜「すごいね二人とも! ツーカーの仲だね!」

修&千佳「「え?」」

遊真「言われてみるといつもこんな感じだな」

出穂「マジっすか!」



千佳「そ、そうかなぁ……?」チラッ

修「うーん……特に意識したことはないけど」チラッ



茜「ほら! そのアイコンタクトとか!」

出穂「えー何それ! めっちゃ仲良いじゃん!」





木虎「……」



木虎やばない?




茜「いいないいなー! 『私はあなたのことなら何でも解ります』みたいな感じで!」

千佳「い、いえ……そんな……//」アセアセ

修「ほら、あれだよ、付き合いが長いから……」

茜「付き合い(意味深)!?」

修「違っ…」

出穂「へいへいチカ子、そういう感じなら教えてくれても良かったんじゃないの?」

千佳「ち、違うよっ」






木虎「……」イライライライラ


遊真「……な、なぁキトラ、唐揚げ食べるか?」


木虎「 い ら な い わ 」イライライライラ


遊真(こわい)



唐突なオサチカでした
なお茜から一連の話を聞いた那須さんもしばらく不機嫌になった模様

次は>>100を書き溜めます

>>224
むしろ遊真なら「何イライラしてんだ?」とかケロッとした顔で聞いてそうww


オサチカの以心伝心がレベル高すぎる件ww

>>226
たぶんその時は「虎の人」並みの殺気を発してたんやな
名前が木「虎」なだけに
・・・・・ツッコミ役の水上がいてへん どこいった?

遊真もう緑川よりグラスホッパー使いこなしてるなこれ……

少ないけど投下していきます




【ボーダー本部】


ザワザワ…



遊真「すごい人だかりだ」

修「そうだな。……あ、出水先輩」

千佳「こんにちは」

出水「おー玉狛第二たち」

遊真「……これなんの騒ぎ?」

出水「この前の海とかBBQとかあったろ? そん時の写真が貼り出されてんだと」

修「そうなんですか」






千佳「たくさんあるね」

遊真「これは貰えないのか?」

修「いや、お金は掛かるけど何枚でも買えるぞ」

出水「別に自分が写ってなくても良いんだぜ」

遊真「ほう」

出水「例えば好きな奴の写真をこっそり買ったりな」

遊真「そんな人いるの?」





生駒「これ加古さんやばない? えらい別嬪やない?」

佐鳥「こっちの写真の熊谷先輩もかなり凄いっすよ~」

犬飼「いやーやっぱ蓮さん半端ないなぁー三上ちゃん可愛いなー」





遊真「……意外と近くにいたな」

修「はは…」






遊真「じゃあおれも選んでこよう」

千佳「じゃあわたしも……」



出水「メガネくんは行かねーの?」

修「……えっと」

出水「こんだけ人がいたら恥ずかしいか?」

修「い、いえ、別に……」

出水「……」ニヤニヤ

修「……」





修「……分かりました。ぼくも行ってきます」

出水「おう」ニヤニヤ





【掲示板】



遊真(支部のみんなと撮ったやつと……)

遊真(このミドリカワたちと撮ったやつと)

遊真(こっちのすわさんたちと撮ったやつ……)

遊真(それにむらかみ先輩とかげうら先輩と撮ったやつと……)

遊真(…………それにしても多いな)≡3≡





千佳(玉狛支部のみんなで撮ったやつと……)

千佳(ユズルくんと(何故か仁礼先輩も一緒に写ってる)一緒に撮った写真と……)



千佳(……)



千佳(……)キョロキョロ



千佳(……お、修くんと二人で撮った写真……)



光ちゃん、邪魔しちゃったのか




【掲示板・②】



修「……」スタスタ


ザワッ…


修(ん?)



<「お、おい……あいつじゃねーか?」

<「来やがった! 例のメガネだ!」



ザワザワ…



修(え? え?)



<「くそ…! したり顔で歩きやがって……!!」

<「メテオラかましてぇ……!!」



修(え!?)






穂刈「来たぞ、たらしが」

諏訪「よう三雲ぉ」

修「あ、どうも」

荒船「お前も節操ねーんだな。もう少し真面目かと思ったぜ」

修「え? それってどういう……」

諏訪「かっ! 無自覚かよ!」

穂刈「清々しいな。むしろ」

荒船「生意気なルーキーだぜ」

修「」




堤「まぁまぁみんな。三雲くん混乱してるから」

北添「そうそう落ち着いて」





諏訪「まぁ実際見た方が早ぇな」

荒船「そうすね。三雲、これ見ろ」

修「? ……は、はい」





【那須さんとの例の写真】





修「……あ」

諏訪「てめーあの那須にちょっかい出すなんざ命知らずじゃねーか」ハッハッハ

穂刈「値するな。尊敬に」

修「いや、これは……その……ただ普通に撮っただけというか……」

荒船「お前がそのつもりでも周りの奴らからしたら違うからな」

諏訪「他に那須が男と撮ってる写真なんざ奈良坂くらいだからな。しかもそれすら日浦も含めた3人でだしよ」






荒船「かたやお前の方は雨取やら小南やら宇佐美、熊谷たちとも撮ってる」

修「……」

穂刈「女たらしだな」

修「違っ…」

北添「まぁまぁ」

堤「まぁまぁ」

荒船「でもあの犬飼並みに女子と撮ってやがんだぞ?」

諏訪「そうだぜ。これをたらしと言わずしてどーすんだよ」

北添「うっ……」

堤「うっ……」





修「……」ダラダラ



>>262
光ちゃんは全く悪気なくしかもすっげー良い笑顔で一緒に写ってるイメージしかなかったです(弁明)


中途半端だけどこの辺にしときます。次はオペ子たちside予定

犬飼は蓮さんやみかみかとどうしてこうも攻略不可能な相手を狙いに行くんだろう。

なお件の写真を見た奈良坂先輩はどことなく満足そうにしていた模様

>>287
犬飼先輩は毎日好きな子変わりそう(偏見)



9時半くらいには投下できると思います




【二宮隊作戦室】


<ウィーン



犬飼「おーい辻ちゃーん!!」

辻「……どうかしましたか?」

犬飼「辻ちゃんは写真買わないの?」

辻「はい。まぁ…」

犬飼「じゃあコレおれからのプレゼント!」

辻「? どうも……」ピラッ



【小夜子との写真in肝試し】



辻「ファッ!!??」ビクッ

犬飼「ありゃ……写真でもダメだったかぁ」






【那須隊作戦室】


<ウィーン



茜「小夜子せんぱーい」

小夜子「?」

茜「コレ犬飼先輩から渡してくれって頼まれました」

小夜子「えっ……私に?」

茜「はい!」

小夜子「……」ビクビク



【辻との写真in肝試し】



小夜子「っ!?」ビクッ

茜「?」



少ないけど投下していきます




【談話室・⑩】


ザワザワ…


光「よーし集まったな!」


小佐野「……」

綾辻「……」

今「……」

加賀美「……」


光「あれ? これだけ? 集まり悪いなー」

三上「忙しそうだったし仕方ないよ」






光「まぁいいや。じゃあ始めっか」

小佐野「はい議長、しつも~~ん」

今(議長……?)

小佐野「私らはなんで集められたんですかー?」

光「……おめーら掲示板見たか?」

小佐野「え?」

今「あぁ、この前の写真の?」

加賀美「一通り見たよ」

綾辻「見たよ。私たちも行きたかったなー」






小佐野「その掲示板がどうしたの?」

光「あぁ。……みかみか」

三上「……皆さんこの写真を見て下さい」スッ



【修と那須さんの例の写真】



小佐野「あ」

綾辻「えっ」

今「こ、これ…!」

加賀美「ほう……」



三上「この二人の事は皆さんもご存知かと思います」





光「なんとあの那須が! あの那須が!! 男と! ツーショットを!!」

小佐野「落ち着いて~~」

今「うわぁ……那須さんすっごい笑顔」

加賀美「三雲くんは少し表情固いね」

綾辻「……」

三上「この写真、皆さんはどう思いますか?」





今「那須さん肌きれい」

加賀美「羨ましい」

綾辻「藍ちゃんには見せられない」

小佐野「少し逆光気味だからもう少し気を付けて撮った方が良いと思う」






光「まぁ驚くのも無理ないよなー」

三上「そうだね」

今「那須さんって見かけによらず大胆なんだね」

光「しかもあいつから撮ってくれって言い出したし」

加賀美「へぇ、詳しく関係聞きたいなぁ」

光「あれ、センパイがた聞きたい? 詳細聞きたい?」

加賀美「聞きたい(即答)」

今「聞けるなら聞きたいかな」

綾辻「私も」



光「……」チラッ

三上「……」コクッ




光「―――じゃあご本人に登場してもらいましょう!!」




全員「「「!?」」」






那須「お疲れ様です」ペコッ

熊谷「ど、どうも……」ペコッ




小佐野「おぉ~~」パチパチパチ

綾辻「お疲れ様ー」パチパチパチ

加賀美「本物だー」パチパチパチ

今「いや、そりゃそうでしょ」

光「お疲れー!」

三上「こっち座って」

那須「うん」

光「おめーはこっちな!」

熊谷「あ、うん」



これは予想外な展開
てか何故くまちゃんもいるんや?

>>330
ツッコミ役が今さんだけだと厳しいからですかね……


中途半端だけどこの辺にしときます。

戦が始まる(確信)

加賀美さん誕生日おめでとう(良心)

十時頃投下予定です
書き溜めつつネタ募集しますねー

ネタ提供ありがとうございます

投下していきますね




光「じゃあ早速だけど三雲との関係を聞かせてくれ!」

小佐野「どうやって知り合ったの~?」

今「……ランク戦じゃない?」

小佐野「あ、そっか」

光「ぶっちゃけおめーら付き合ってんの?」



那須「うん。付き合ってるわ」



小佐野「ほう」

光「ひゅーひゅー!」

三上「あらまぁ」





熊谷(……え?)






熊谷(ちょ、ちょっと玲! 何しれっとウソついてるの!?)

那須(え? 何の事かしら?)ニコッ



光「マジかー! やる事やってんなぁ!!」

小佐野「やってんなー」

綾辻(藍ちゃん……どうやらライバルどころじゃなかったみたいだよ……)



熊谷(ほら! すっかり信じちゃってるじゃない!)

那須(……)

熊谷(玲ってば!)

那須(……)




那須(…………冗談よ)フフッ




熊谷(本当かなぁ…)






那須「……ごめんなさい。本当は付き合ってないわ」

今「へ?」

三上「あ、そうなの?」

光「んだよー! あと3秒遅かったらカゲたちに一斉送信してたのに!」

小佐野「すわさんたちに一斉送信してたのにー」

加賀美「荒船くんたちに一斉送信してたのに」

熊谷(あっぶな……!)ドキドキ



那須「……」



那須「……」





那須「………………ごめんなさい」




熊谷(今の間は何!?)






綾辻「……でも聞いた感じだと悪くは思ってなさそうだね」

三上「そうだね」

加賀美「ぶっちゃけ三雲くんのこと好き?」



那須「はい。好きです」



光「しゃあぁぁぁぁ!!」

小佐野「きた―――」

光「赤飯の準備だ!!」

三上「三上了解!」



加賀美「そ、そそっそ…そっか……」

今「自分で聞いといて何照れてんの……」






小佐野「でも三雲くんって奥手っぽいよねー」

三上「あ、分かるかも」

光「メガネ掛けてるしなー」

熊谷「それ関係ないでしょ……」

綾辻「真面目だよね」

加賀美「やっぱりそこが良かったり……?」



那須「はい。そういうところも好きです」



小佐野「おぉ~~」

三上「あらあらあらあら……」

光「ひゅーひゅー!!」




加賀美「……お、おっふ……」

今「だから照れるなら聞かなきゃいいのにって言ってるでしょ……」






熊谷(ねぇ、そんな素直に答えなくてもいいんじゃない?)

那須(でも本当の事だし……)

熊谷(…………凄いね、玲って)

那須(?)



光「――よし! こうなりゃ三雲も呼ぶか!」



小佐野「おぉ~」

加賀美「盛り上がってきたね」

今「どうする? 私三雲くんのID知らないけど」

三上「私も…」

光「アタシに任せろ! カゲ→空閑→三雲の流れで呼び出す!」






加賀美「那須さん隠れてた方が良いかな?」

今「どうだろ…」

那須「私は構いませんよ」ニコッ



prrrrr…


<『……ん』


光「あーもしもし! 空閑にソッコー連絡しろ!!」ピッ

三上「用件伝えないと」

光「あ、そっか」prrrrr…


<『んだよ? つーかおめーどこn』


光「三雲呼び出せ!!」ピッ

三上「場所も伝えないと……」

光「あ、そうだそうだ」prrrrr…


<『……オイてめぇ……』


光「談話室な!!」ピッ

三上「……」






小佐野「どーする? 他の面子も呼ぶ?」

熊谷「いや、そこまでは……」

那須「私は別に良いわよ」ニコッ

熊谷「」


光「よーしこうなったらゾエとユズルも呼ぶか!」

小佐野「じゃあすわさんとつつみんとひさとも呼ぼ~」

綾辻「あんまり呼びすぎると周りに迷惑掛からないかな?」

光「へーきへーき!」

小佐野「へーきへーき」






ザッ…



沢村「……あなたたち、何をしてるの?」



光「」ゾクッ

小佐野「」ザワッ





今「さ、沢村さん……」

加賀美「こ、こんにちは……」

沢村「ここは談話室よ。騒ぐ場所じゃないでしょ?」

三上「……はぃ……」

綾辻「ゴメンナサイ……」

沢村「分かったら早く解散しなさい」

光「ち、違います! 騒いでた訳じゃないんすよ!」

沢村「……」コォォォォ…

光「!!」ビクッ


ヒラッ…


光(あっ……)

熊谷(玲の写真が―――)






沢村「何か落としたわよ」

熊谷「ま、待っ……」

沢村「……」ピラッ




【修と那須さんの例の写真】




沢村「……」


熊谷(あー……見られちゃった)

那須(私は構わないけど)



沢村「……」



沢村「……」



沢村「……」






加賀美(ま、まさか怒られる!?)

今(いや、怒りはしないと思うけど……)ドキドキ



沢村「……那須さん」

那須「! はい」

沢村「この後少し時間ある?」

那須「は、はい。ありますけど……」



沢村「……」



那須「?」











……それから30分後、女子校生(17)に色々と教えを乞う沢村響子(25)の姿があったという。


(申し訳ないけど修は来)ないです

今日はこの辺にしときますね

花見編で玉砕してるのに、また神風特攻しろと……?


もっとやれ(悪魔

現役時代の沢村さんの評判

ローキックが怖い(男性隊員A
弧月より先にローキックかまされた(男性隊員B
忍田さんを狙った時の沢村さんマジ怖い(男性隊員C
あの人、北斗神拳伝承者ですか?(女性隊員

少ないけど投下していきますねー




【香取隊作戦室】



香取「……」ピコピコ ←ゲーム中

華「……」カキカキ ←勉強中

若村「……」←ログ閲覧中




香取「……雄太ぁー」


香取「……」


香取「雄太ー?」



若村「アイツは今出掛けてるぞ」

香取「ふーん」






香取「じゃあアンタでいいや。ココアいれてきて」

若村「あ?」

香取「ココア。飲みたいから早く」

若村「……」

香取「何よ」

若村「自分でやりゃいいだろ」

香取「いま手が放せないんだから仕方ないでしょ」ピコピコ

若村「……」

香取「ほら、早く」






若村「頼み方ってもんがあるだろ」

香取「いちいちうっさいわね……イレテキテクダサイオネガイシマス。これでいい?」

若村「ったく……」ガタッ



若村「……」スタスタ



若村「華さん」

華「……何?」

若村「華さんはどうする? 飲む?」

華「お願いしてもいい?」

若村「あぁ」

華「ありがとう」

若村「いいよ。ついでだし」






【給湯室】



若村(ったく……葉子のやつ相変わらず人使い荒ぇな)


若村(……ついでだし俺も飲むか)カチャカチャ


コポポポ…


若村(ん? 華さんのマグカップ少しヒビ入ってんじゃねぇか)


若村(そういやここ来てからずっとこれ使ってたもんな。華さんも私物くらいはもっと拘れば良いのによ)


若村(……)



若村(……)






【E組・⑥】



若村(……)


若村(……決めた)


若村(俺は、決めた)


若村(いつものお礼として華さんにマグカップをプレゼントしよう。いつものお礼として)


若村(別に深い意味はない。日頃の感謝の気持ちで渡すだけだ)


若村(……)


若村(……そうと決まれば今日の放課後買いにいくか)






若村(……だが1つ問題がある)


若村(ぶっちゃけ華さんが気に入ってくれそうなデザインを選べる自信がねぇ)


若村(誰かの協力が欲しいところだが……)キョロキョロ


若村(雄太は休み、熊谷は防衛任務で早退)


若村(小佐野はセンスは良いだろうが如何せん華さんは派手な物より落ち着いた物の方が好きだしな)




小佐野「なになに? 呼んだ?」ニュッ

若村「いや、呼んでねぇ」




若村(となると他のクラスの奴らか……)






米屋「おーいろっくん! 暇ならサッカーしよーぜ!」

出水「良いだろ ろっくん!」

米屋「ろっくん!!」

若村「だから連呼すんなっつーの」



若村(……こいつらもダメだ。センスとかそれ以前に楽しむ事しか考えねぇだろうし……)



若村(犬飼先輩はアドバイスくれそうだけど今日の今日で放課後付き合うのは厳しいだろう)


若村(他の先輩たちには流石に頼めねぇし……)


若村(……となると……後は……)






【D組】



若村(……)キョロキョロ


若村(あいつ、協力してくれりゃ良いが……)


若村(……)キョロキョロ


若村(……お、いた)スタスタ







若村「よう、三輪」


三輪「……若村」



少ないけどこの辺にしときます

近界民が絡まなきゃ三輪先輩は普通の真面目な高校生だから……

一番有り得るのは香取ちゃんがライバル心燃やして自分も華さんに気に入られるマグカップ買うのような気がする。

>>444-445
迅さんかな?

今回も少ないけど投下していきます




【廊下・③】



三輪「……」

若村「わ、悪いな。急に呼び出して」

三輪「別に構わない」

若村「……で、その理由なんだけど……」

三輪「……」

若村「……」



三輪(……言いにくい事なのか? まさか近界民が―――)






若村「三輪、今日の放課後時間あるか!?」

三輪「――は?」






【廊下・④】



~状況説明後~



三輪「……そうか」

若村「あぁ」

三輪「日頃のお礼に、か」

若村「あ、あぁ」

三輪「……」

若村「華さんってなんつーか……ストイックなんだよ。私物も全くと言っていいほど持ち込まねぇし」

三輪「……」

若村「何かしたい何か欲しいって言ってるところを見た事も聞いた事もないんだ」






若村「そのくせ俺たちや葉子には気を利かせてくれる。だからたまには礼がしたい」

三輪「……」

若村「忙しいのは分かった上で頼む。力を貸してくれ!」

三輪「……1ついいか」

若村「あ、あぁ」

三輪「なぜ俺に頼む」

若村「そうだな……お前と華さんって性格が少し似てる気がしたんだよ。真面目だし」

若村「だからセンスも合うんじゃねぇかって思ったんだ」

三輪「……」







若村「あとは……すまん。消去法だ」


三輪「…………そうか(察し)」






【デパート】



三輪「……本当に俺でいいのか」

若村「あぁ」

三輪「……」

若村「じゃあ行こう。頼むぞ」

三輪「期待はするな」

若村「大丈夫だ。協力してもらっといて文句は言わねぇよ」

三輪「そうか」






【デパート・②】



若村(これか……? いや、少し派手すぎるな)

若村(こっちはどうだ……?)

若村(それともこれの方が……)



三輪「……」



若村(……ん? 三輪の奴、カップ持って突っ立ったまま止まってるな)

若村(し、しかもピンクに猫の絵だと……? まさか気に入ったのか……?)



若村「それ、オススメなのか?」

三輪「……いや、そういう訳じゃない」






【デパート・③】



若村(……よし、2つまでは候補を絞れたぞ)



若村「お前ならこれとこれどっちが良いと思う?」

三輪「…………どちらかと言われるとそっちだ」

若村「こっちか……少し質素過ぎるかとも思ったんだが」

三輪「見た目より実用性を優先しただけだ」

若村「……でも華さんも使い勝手重視だし、ここは大人しく従っとくか。じゃあ買ってくる」

三輪「あぁ」

若村「助かったよ。ありがとな」

三輪「……いや」






若村(っと……レジは……)キョロキョロ


若村(……ん?)




【9月23日は万年筆の日!】




若村(へぇ、そうなのか。聞いた事ねぇな……)


若村(……)


若村(万年筆か……)


若村(……)






【デパート・④】



若村(時間掛かっちまったな……三輪を待たせたままだし早く戻らねぇと)スタスタ

若村(……よし、見つけた―――)






光「よう三輪! 奇遇だな!」

小佐野「こんなとこで会うなんて珍しいね~」


米屋「お、秀次じゃねーの! 何やってんだ?」

出水「買い物か?」



三輪「……」






若村(――と思ったら絡まれてやがる!!)



果たしてろっくんは無事戻れるのか
次回で終わると思います


ヒュースってもともと剣使ってたんすかね
既にマスタークラスとかヤバイ(ヤバイ)

10時過ぎくらいに始められそうです

~簡単なあらすじ~


三輪先輩、絡まれる




光「なんだよ! 欲しいものでもあったのか?」

三輪「……そんなところだ」

出水「えっマジで?」

米屋「何買ったん?」

三輪「……」




三輪「……」チラッ


若村(っ……目が合った!)


三輪(……逃げろ)


若村(え……?)


三輪(お前は先に逃げろ)


若村(で、でも……)






光「あ、そーだ! せっかくだし皆でカラオケ行こーぜ!」

出水「おーいいね」

小佐野「さんせ~」

米屋「たまには秀次も来いよ!」

三輪「いや、俺はいい」

光「いーから来いよ! な?」

三輪「遠慮しておく」

小佐野「いいね、そうこなくちゃ~」

出水「じゃあ行くか。この時間帯なら空いてんだろ」

三輪「……」






三輪(……早く、逃げろ……)


若村(す、すまねぇ!)






小佐野「ねぇ、さっきからどこ見てんの?」

光「ん?」チラッ




若村「!!」ギクッ




光「あ! あそこにいんの若村じゃね?」

出水「マジだ。引っ捕らえっか」

米屋「おーいろっくん!! カラオケ行こうぜ!!」

小佐野「ろっく~~ん」

出水「そこを動くなよろっくん!」

光「ろっくん!!」



若村(なんでどいつもこいつも連呼すんだよ! 怖ぇよ!!)ダッ






【香取隊作戦室】



若村(ハァ……ハァ……)


若村(ハァ……なんとか逃げ切ったか……)


若村(……)


若村(今度三輪には飯でも奢らねぇとな……)



< ウィーン



若村「……」フゥ…


華「…お疲れ様」


若村「あ、あぁ。お疲れ。華さん」


華「息切らしてるけどどうかした?」


若村「いや、別に……」





華「……そう」カタカタカタ…



若村(……今なら誰もいねぇ。渡すなら今しかねぇ)


若村(……)


若村(……くそ、何を躊躇ってんだ俺は! いつものお礼ってだけだろ!)


若村(で、でも……明らかに壊れかけてるマグカップはともかく、万年筆はやりすぎたか……?)


若村(何の理由もない完全に個人的な贈り物になっちまってるからな……。 ま、まぁ実際そうなんだが)





華「……麓郎くん」

若村「!!」ビクッ






若村「な、何? どうかした?」

華「……ずっと立ったままだったから」

若村「……あぁ、そうだな。座るよ」

華「?」

若村(渡せ! 早く渡すんだ俺!)




若村「――はっ、華さん!」ガタッ

華「!」

若村「こ、これ……」

華「え?」

若村「いつものお礼d



< ウィーン



香取「……」



若村(げっ、葉子! なんつータイミングで……!)






華「お疲れ様」

香取「ん」



若村「……」



香取「……アンタなに固まってんの」

若村「……いや、別に……」

香取「あっそ」スタスタ



香取「……華、これ」スッ



華「え?」



香取「あげる」






華「これ……何?」

香取「開けてみれば良いじゃない」

華(?)


ガサガサ…


華「マグカップ……」

香取「あんたのヒビ入ってたでしょ」

華「……」

香取「……何よ」

華「ありがとう」

香取「別に……」




若村「」






華「でも、葉子」

香取「?」

華「嬉しいんだけど―――


若村「――ちょ、ちょっと待て葉子!」


香取「何よ」

若村「お、俺も買ってきたんだが……」

香取「は?」

華「えっ」

若村「ほら……」スッ

香取「……」

華「……」






香取「な、何それ! アタシが買ってることくらい感じ取りなさいよ!」

若村「知るか! 無茶言ってんじゃねぇ!!」

香取「ていうか何よそのデザイン! 地味すぎでしょ!」

若村(うぐっ……)

香取「しかも何その花と葉っぱ……そんなの見たことないんだけど」

若村「て、てめーこそなんだその眼鏡の絵は! 安直すぎだろ!」

香取「はぁ!? なによ!」

若村「んだよ!」



華「……」



香取「こうなったら華に選んでもらおうじゃないの!」

若村「……い、良いぞ! 上等だ!」






香取「華! アンタはどっちがいいワケ!?」

華「……」

若村「華さん?」

華「二人とも、ごめんなさい」

二人「「え?」」



華「気持ちは嬉しいんだけど……実はもう自分で買ったの」



二人「「!?」」



華「ごめんなさい」



二人「「……」」






香取「な、何よそれ……」ガクッ

若村「マジか……」ガクッ

華「……」


華「……えっと、せっかくだからお互い買ってきたのを入れ替えて使えば?」


香取「はぁ?」

若村「え?」


華「葉っぱと眼鏡だしピッタリだと思うけど。使わないのは勿体ないし」


香取「……」

若村「……」








若村「……は、華さんがそう言うなら仕方ねぇな」


香取「……こっちのセリフなんだけど」フン



なお万年筆の方は普通に喜ばれた模様

この辺で終わりますね
リクエスト的なのがあれば募集します

9時過ぎくらいに投下できると思うんでもうちょっとお待ちを

とりまると小南先輩の予定




【玉狛支部・27】


ガチャッ……


修「おはようございます」

遊真「おはよーございます」

烏丸「よう、二人とも」

レイジ「おはよう」





小南「あーやばいやばいやばい!」ドタバタ





遊真「ん? こなみ先輩どーしたんだ?」

修「さぁ……」






烏丸「寝坊して遅刻確定らしい」

修「そうなんですか……」

小南「もう! なんで起こしてくれないのよ!」ドタバタ

レイジ「何度も起こしたぞ」

烏丸「先輩が全然起きなかったんじゃないすか」

小南「うぐっ」

遊真「どっちにしろチコクなら諦めてゆっくり行けば良いんじゃないの?」

小南「あんたと違ってあたしは真面目なの!」



遊真「たいへんだな」←創立記念日で休み

修「そうだな」←同じく

烏丸「……」←同じく






【玉狛支部・28】



遊真「……いやー慌ただしかった」≡3≡

修「小南先輩が寝坊なんて珍しいな……」

レイジ「俺もそろそろ出る。陽太郎を頼むぞ」

遊真「ほい」

修「分かりました」

陽太郎「しょくん! おれについてこい!」

レイジ「……ん?」



弁当箱 < 『……』



遊真「あれ? こなみ先輩弁当置いたまま出てってない?」






レイジ「……みたいだな」

修「どうしますか?」

遊真「なんならおれが食べてもいいけど」

修「いや、ダメだろ……」

レイジ「もう少し早く気付けば追い掛けたんだが」

烏丸「連絡してみます」prrrrr…



烏丸「……」prrrrr…



烏丸「……」prrrrr…



烏丸「出ないすね」

遊真「全速力で向かってて気付いてない感じかな」






烏丸「……じゃあ届けに行きますよ」

レイジ「そうか。悪いな」

烏丸「修が」

修「な……!」

遊真「がんばれオサム。おれは陽太郎と遊…じゃなくて陽太郎の世話をしないと」

修「ま、まぁ別に構わないけど」

レイジ「場所は分かるか?」

修「いえ……」

レイジ「そうか。じゃあ道案内に京介を連れていけ」

烏丸「え」

修「分かりました。烏丸先輩、宜しくお願いします」






~中略~





【とある女子校】



烏丸「……着いた」

修「随分と広いですね」

烏丸「昼休みにはまだ間があるな」

修「間に合って良かったです」

烏丸「よし……」



ザッ…



烏丸「……正面突破だ。いくぞ修」

修「はい!」









※守衛さんに見つかりました。





【とある女子校・②】



守衛「――え、なに? 君らボーダー隊員なの?」

烏丸「はい」

修「そ、そうです……」

守衛「先にそれを言ってくれれば良いのにー」

烏丸「内緒にしろって言われまして。…だから普通に入ろうって言ったじゃないすか、ボス」

修「え゙っ……」

守衛「君がボスなの?」

修「違いますよ! 誤解です!」

守衛「ははは……次からは気をつけてね?」

烏丸「うす」

修「は、はい……」



少なくてほんとすいません。
今日はこの辺にしときます

あれ、お嬢様校って中等部も同じ学校でしたっけ……?

投下していきます




【星輪女学院】


< ザワザワ……


烏丸「さてと……なんとか侵入はできたな」

修「そ、そうですね……」


< ザワザワ……


烏丸「職員室を探すより直接小南先輩の教室に向かった方が早そうだな」

修「……は、はい」


< ザワザワ……


烏丸「……どうした? 修」

修「いえ……気のせいかやたらと注目されてる気が……」

烏丸「そうか?」






修「なんだか悪い事をしてるような気になってきます」

修(女子校に入るなんて今まで経験ないし……)

烏丸「真っ当なルートで入ったんだから問題ないだろ」

修「それはそうなんですが……」

烏丸「むしろ遠慮がちにしてる方が不自然だぞ。もっと堂々としてればいい」

修「……はい。頑張ります」

烏丸「確か2 - Aだったな……あ、すみません」



女子生徒A「――は、はいっ! 私でしょうか!?」ビクッ



烏丸「2年A組に用があるんすけど、どっから行くのが一番近いですかね」

女子生徒A「……え、えっと……」アタフタ



修(逆に烏丸先輩は堂々とし過ぎのような気もするけど……)






【2 - A】



女子生徒B「小南さん、ボーダーのお仕事の方はいかがですか?」

小南「可もなく不可もなく……ってところかしら」

女子生徒C「頑張ってますのね。応援してますわ」

小南「ありがとう」




烏丸「見つけたぞ」

修「はい」




< アハハハハ……

< ウフフフフ……




烏丸「……それにしても本当にキャラ違うな」

修「……です、ね。正直驚きました」




< アハハハハ……

< ウフフフフ……


修(あの雰囲気だと教室に入りづらいな……)



烏丸「……あ、すみません」

女子生徒D「えっ? わ、わたくしでしょうか?」ビクッ



修(相変わらず躊躇がない……)



烏丸「はい。ちょっとお願いがあるんすけど」

女子生徒D「な、なんでしょうか?」



修(――あぁ、なるほど。小南先輩を呼んできてもらうつもりか)








烏丸「 桐絵 を呼んできてもらえないっすか?」



修(!!??)





女子生徒D「桐絵……というと小南さんの事ですか?」

烏丸「はい」

女子生徒D「……」ジッ

烏丸「……」

女子生徒D「……あの、失礼ですが貴方と小南さんのご関係は……」




烏丸「同じ屋根の下(支部)で過ごしてる仲です」




女子生徒D「」

修「」



修(―――か、烏丸先輩!? 何を言ってるんですか!?)

烏丸(ん? 何がだ?)






女子生徒D「そ、それって……つまり……ど、どう……せい……」ボソボソ

烏丸(よく聞こえないな)

烏丸「……まぁ大体そんな感じです」キラーン

女子生徒D「!!」



女子生徒D「わ、分かりましたわ。そういう事なら少々お待ちを!」ソワソワ

烏丸「よろしくお願いします」






修「……」



烏丸「……どうした?」



修「……いえ……」






【2 - A②】


アハハハハ……

ウフフフフ……


小南(あーお腹空いた)

小南(早くレイジさん特製弁当食べたいなー)





女子生徒D「―――こ、小南さん!」


小南「え? どうしたの?」


女子生徒D「殿方が貴女を呼んでますわよ」


小南「殿方……?」


女子生徒D「そ、そうですわ」


小南(誰かしら)ガタッ






小南「どんな人だった?」

女子生徒D「えっと……黒髪で長身の方でしたわ。年齢は恐らく20歳前後かと」

小南(……准とか?)

女子生徒D「そ、それに…………い、一緒に…生活しているとか……」ボソボソ

小南「?」


小南「まぁいいわ。どうもありがとう」スタスタ



小南(……それにしても何の用よ。学校まで来るなんて……)スタスタ









烏丸「おーい、桐絵ー(真顔)」


小南「」






ザワッ…


烏丸「……」キラーン

小南「な、なななななんであんたがここにいんのよ!!」



< 「誰かしら、あの男性……」

< 「大学生かしら?」



烏丸「そりゃもちろん会いに来たんですよ。 桐絵 に」



ザワザワッ……!



小南「はぁ!? …………て、ていうか名前っ……!?」アタフタ

烏丸「良いじゃないすか。俺たちの仲でしょ」



< 「え? そういう関係なの……!?」

< 「キャーキャー!」





小南「あんた……何言って……!」

烏丸「?」


ザワザワ……


小南(……うっ、すっごい見られてる……!!)


小南(落ち着け。ここは少し落ち着くのよあたし。ここで噛み付いたら皆にバレちゃうわ)


小南(こっちでのいつも通り、余裕ある対応で……)コホン



小南「ご、御用がおありなら向こうでお話し致しましょうか……? ///」ニッコリ…








烏丸「ブフォッ」


小南「―――――ッッ!! ////」ムカッ





小南「このばかまる!! ちょっとこっち来なさい!!」グイッ

烏丸「? どうしたんすか」

小南「もう怒った! もう怒ったわ!!」

烏丸「カルシウム摂ってます?」

小南「うっさい!!」



< 「二人っきりになろうとしてるのね」

< 「なんだか小南さんの印象が変わりましたわ」



ザワザワ……



修「……」




修「……」




修(……あれ? なんだかぼくだけ取り残されてる気が……)






那須「――あ、あれ? 修くん……?」

修「れ、玲さん……!」

那須「どうしてここにいるの?」

修「えっと……小南先輩がお弁当忘れてたので烏丸先輩と一緒に届けに来たんです」

那須「あら、そうなの」

修「そういえば玲さんと小南先輩って同じクラスなんでしたね」

那須「えぇ。……予想外だったけど会えて嬉しいわ」





ザワザワ……



< 「あ、あの那須さんまで……!?」

< 「天変地異ですわ……!!」



なお以降はクラスでも弄られ愛されキャラになった模様
以上です

またネタ募集させていただきますね

お便り提供どうもです
殆どプライベートな恋愛相談になっちゃうのは東さんが頼りになるからね、仕方ないね

もうちょっと経ったら投下できるかも




【東隊作戦室】



三輪「……東さん、少し聞きたい事が」

東「どうした?」



佐鳥「東さ~~ん」

東「ん?」



柿崎「東さん」

東「なんだ?」



荒船「東さん、ちょっと良いですか」

東「あぁ」






【東隊作戦室・②】



東「……ふぅ」ドサ

摩子「あれ? お疲れですか?」

東「いや……少しな」

摩子「コーヒー淹れますね」

東「すまない」

摩子「いえいえ」



東(……気のせいか、最近色んな奴らがうちの作戦室に来るようになったな)


東(もちろん俺が教えられる事なら吝かじゃないが……)






摩子「……どうぞ」コトッ

東「ありがとう」


ズズッ……


東「……美味い」

摩子「ありがとうございます」



<ウィーン




小荒井「あ―――ずまさ――――――ん!!!!」




東「!?」ビクッ

摩子「えっ!? な、なに!?」






奥寺「落ち着けよ。二人とも固まってるだろ……」

小荒井「これが落ち着いてられるか!」

摩子「なに? なんの騒ぎ?」

小荒井「東さん! ボーダー辞めるんですか!?」

摩子「え」

小荒井「もうおれたちには興味ないんですか!?」

奥寺「いや、上層部に移るだけかも知れないだろ」

東「え?」

摩子「……え? 辞めちゃうんですか?」

東「いや、そんなつもりは無いが……」






摩子「ちょっと、ちゃんと詳しく説明してよ」

東「あ、あぁそうだ。頼む」

奥寺「じ、実は……隊室の近くにこんな看板が……」

摩子「看板?」

東「そんなものあったか?」

小荒井「良いからこれ見て下さい!!」ドンッ




【家族・恋人・友人、どんな事でも悩み相談受け付けます! 東事務所はこちら→】





小荒井「なんですかこの看板!!」


東「なんだその看板!?」





~数日後~



【ボーダー本部】



ザワザワ…



遊真「すごい人だかりだな」

修「な、なんだこれ」

千佳「みんな葉書みたいなの持ってるけど……」

遊真「……あ。おーいむらかみ先輩ー」


村上「よう」


修「どうも」

千佳「こんにちは」

遊真「なにこの行列?」






村上「……かくかくしかじかで、東さんが悩み相談を受けてるらしいんだ」

修「み、皆それが目的で……?」

村上「今並んでるのは投稿だな。来週の夜にテレビで特集組むらしい」

遊真「ほう」

千佳(すごい……C級の人たちもいる……)

村上「お前らも悩みがあるならせっかくだから投稿してみればいいんじゃないか?」

遊真「考えときます」≡3≡

修「ぼ、ぼくも……」



千佳(……)



中途半端ですがこの辺にしときます

お便りネタは随時募集しますんでよろしくお願いします

東さんって、21歳組の駆け込み寺的存在だと思うの。

変な時間に目ェ覚めた

マリオ「最近ウチの隊長がやたら『かわいい』言ってきて、めっちゃ困ってます(赤面)」

今日誕生日らしいなつつみん
加古さんみたいな美人さんにも祝われるんだろうなあ
うらやましいな~(棒)

つつみん誕生日おめでとうー!

>>668
祝われてるが
呪われてる に見えた

つつみん…

つつみんおめでとう。これからも食わされて下さい

お便りありがとうございます。
9時過ぎには投下できそうです




~1週間後~



【玉狛支部・29】



遊真「そろそろだぞ、オサム」

修「あぁ……」

遊真「そういえばチカは?」

修「いや、さっき部屋にこもってから出てこないんだ。もう寝てるのかもな」

遊真「ほう」



迅「よ~お疲れ二人とも」スタスタ



修「迅さん。お疲れ様です」

遊真「久し振りだね」






修「今日は支部に泊まるんですか?」

迅「あぁ。そのつもりだけど」

遊真「……そういえば迅さんは知ってる? あずまさんの悩み相談のやつ」

迅「もちろん知ってるよ」



TV < テーレレッ テレレ テーレレッ



遊真「あ、始まった」

修(なんだか聞いたことあるオープニングだな……)



TV < 『東春秋の! お悩み相談室~~!』






嵐山『―――皆さんこんばんは。東春秋の悩み相談室の時間がやってまいりました』



修「」

遊真「あらしやまさんだ」

迅「司会と来たかぁ」



嵐山『司会進行はわたくし嵐山准と……』

時枝『とっきーこと時枝充が務めさせていただきます』



修「と、時枝先輩まで!?」

遊真「ほほう」

迅(……根付さんが二人を司会にした番組を作ろうと奔走してる未来が視える……)






嵐山『では早速東さんに登場していただきましょう!』


< ワァアアアアアアアア!



東『……』スタスタ





修「……気のせいか悲しそうな表情をしてるような……」

遊真「いや、アレは諦め切った表情だな」



東『……こんにちは。東春秋です』



修(笑顔も少し引き釣ってる……)

迅(東さんが沢村さんたちとヤケ酒しに行ってる未来が視える……)






【相談室・①】



嵐山「では早速最初のお便りからいってみましょう!」

時枝「ですね」

嵐山「PN.ジャクソンさんからのお便りです。『東さん、とっきーさん、こんばんは』」

東「こんばんは」

時枝「こんばんは」


嵐山「『うちの隊には怠け者がいます。実力はあるのに本気で取り組まない悪癖を持っており、作戦会議すらまともに参加しません』」


嵐山「『何度も直そうと話してはいるんですが、自分もすぐ熱くなり口が悪くなってしまいます。こういう時はどうすればいいでしょうか』……との事です」


東「……なるほど」



迅さん、あんたどこまで視えてるんだ…w




東「今の話を聞く限り、若…ジャクソンさんはその人の実力は認めている」

東「その上で真面目になって欲しいという事ですね。熱くなるのは良い事ですが熱くなり過ぎるのはお互い良くありません」


嵐山「お互いムキになって水掛け論になりますからね」

時枝「ですね」

東「なので、次は逆に引いてみるのもありだと思いますね」

嵐山「引く、というと?」


東「『強いのに何故やらない』ではなく、『やればもっと強くなれるだろうに』という様に」


嵐山「なるほど……参考になります」

時枝「言い方1つでかなり印象が変わりますね」



とっきーの「ですね」が、まんまアニメで再生されたw




【相談室・②】



嵐山「次はPN.匿名希望さんから。『うちの隊には泣きたくなるほど成績が悪い奴がいます』」

嵐山「『なのにいつも個人戦ブースに入り浸ってるこの馬鹿をどうしたら良いでしょうか』……との事です」


東「なるほど」

時枝「学業での問題は必ず付いて回りますからね」

東「……私が思うに重要なのは両立させる事です。例えば仕事と家庭とか、勉学と部活とか」

東「『しなければいけないもの』と『そのストレスを発散させてやるもの』とを作らなければ人は潰れてしまいますからね」


時枝「今回のケースだと個人戦がストレス発散になっているという訳ですね」

東「そうです」






東「……ですが匿名希望さんのお便りを聞くと米…その隊員はかなり偏ってしまっているようですね」

時枝「『泣きたくなるほど』ってよっぽどですからね」

東「なので制限を掛けるのが良いのではないかと」

時枝「制限ですか」

東「『まともな成績を取れなければ個人戦禁止』とするか、『まともな成績を取る事ができれば個人戦の機会を増やす』とするか」


時枝「なるほど」


東「当事者のやる気を削いでしまうのはNGなのでバランスは必要ですが……」


嵐山「なるほど。ありがとうございました」






【相談室・③】



嵐山「続いてはPN.Y・Kさんからのお便りです。『東さん、とっきーさん、こんばんは』」


東「こんばんは」

時枝「こんばんは」


嵐山「『私には今お付き合いしてる人がいます』」


時枝「おぉ、遂に来ましたね」

東「はは……」


嵐山「『その彼と最近一緒に料理を作る事が多くなってきました』……なるほど。いいな、こういうの」ソワソワ


東(自分の事のように嬉しそうにしてる……)





嵐山「『私もその時間は好きなのですが、複雑な悩みがあります』」


東「?」

時枝「なんでしょう」


嵐山「『実は彼は学習能力が非常に高い性格というか体質であり、日に日に料理の腕が上達しているのです』」

嵐山「『このままではいずれ抜かされてしまうと思うと複雑な気分です。かといって彼と一緒にいる時間が減ってしまうのも嫌なんです……』」

嵐山「『やはりこれは私の我が儘なのでしょうか。やっぱりそうですよね』」


東「いえ、そんな事は―――」


嵐山「『ごめんなさい。この相談の事は忘れて下さい』」


東「え」






嵐山「『あー私なに書いてるんだろ。本当にすみません。私自身が抜かれないよう努力すればいいだけですよね』」


嵐山「『お目汚し申し訳ありません。この葉書は処分して下さい。気合い入れて頑張ります。ありがとうございました!』」



嵐山「……以上です。それにしても非常に達筆ですね」



東「……」

時枝「……」



東「……まぁ、その、本人がそう言うなら……これからも頑張って下さい」

時枝「頑張って下さい」

嵐山「はい。頑張って下さい」



何か言ってあげてw

とりあえず今日はこの辺にしときますね

なるべく拾えるよう頑張ります

>>1乙カレー
楽しかったー!
このシリーズ定期的に投下希望します!

すいませんお待たせしました
9時半には投下できそうです。

>>1乙です
待ってました!




【相談室・④】



嵐山「では次はPN.餅川さんからです。『東さん、とっきーさん、うっす!』」


時枝「うっす」

東「……う、うっす」



嵐山「『隊室に自動餅つき機が欲しい』……と、ひらがなでお便りを頂いております」



東「あぁ、それは無理ですね」

嵐山「なるほど」


時枝(即答……)





【玉狛支部・30】



嵐山『続いてはPN.迅悠一さんから。……お、迅か?』

時枝『迅さんですか』

東『あの迅ですか』






迅「……おれ?」

修「え?」

遊真「迅さん葉書送ってたの?」

迅「いや、送ってないけど……これは読み逃してたなぁ」

遊真「ふむ」

修「じゃあ一体誰が……」






【相談室・⑤】



嵐山「『東さん、とっきーさん、こんばんは』」

東「こんばんは」

時枝「こんばんは」


嵐山「『東さんはドウテイ? ですか?』」


東「」

時枝(oh…)


嵐山「『ていうかドウテイってなんですか? それはそうと迅さんカッコイイよね!』……以上です」


東「」






【玉狛支部・31】



迅「ちょっと草壁隊行ってくる」ガタッ



修「迅さん、落ち着きましょう!」

遊真(この感じはミドリカワか……)



迅「いやー読み逃してたなぁ一本取られたなぁ」アハハハハ



修「ふ、風刃を置いて下さい!」


遊真(それにしてもドウテイってなんだ? 今度こなみ先輩かしおりちゃんに聞いてみよう)






【相談室・⑥】



嵐山「続いてはPN.槍バカさんから。『東さんて付き合った事ある? 何人? てか今付き合ってる人いる?』」

東「……」



嵐山「次はPN.弾バカさんから。『東さんて好きな人いるんすか? 告白された事とかある?』」

東「……」



嵐山「PN.餅川さんから。『隊室に業務用のフライヤーが欲しいです』」

東「それは無理ですね」



まず迅がDTな訳がないw
初体験早そうだもん




【相談室・⑦】



嵐山「続いてのお便りはPN.匿名希望さんから。『東さん、時枝先輩、こんばんは』」


東「こんばんは」

時枝「こんばんは」


嵐山「『別に私はそんなつもりは無かったのですが、先輩に勧められて投稿しました』」

東「はい」

嵐山「『なのでこの葉書の内容が隅から隅まで私の本心だという訳ではありません』」

嵐山「『先輩の意見も混じっており、むしろそちらの割合の方が多いのではないかと――』」



東(……前置き長いな)

時枝(長いですね)






嵐山「『――それでは本題に入らせて頂きます』」

東「はい」

嵐山「『私には、少しだけ…ほんの少しだけ気になる人がいます』……なるほど、こういう系でしたか」

東「はい」

嵐山「『あ、気になると言っても好きだとかそういったものではないので勘違いなさらないで下さい』」

東「はい」

嵐山「『その彼ですが、変なところで真面目な癖に非常に鈍感でいつも呆れてしまいます』」ペラッ

東「……」

時枝(2枚目に入った……)

嵐山「『もっと人の心を理解させるにはどうしたら良いでしょうか。よろしくお願いします』」

東「なるほど」

嵐山「『……再度言っておきますが、別に彼の事が好きだとかそういったものではありません』……との事です」

東「……な、なるほど」






東「なんだかややこしいな……」ハハハ…

時枝「意訳すると『好きな人を振り向かせる為にはどうすれば良いですか』という事でしょうか」

東「そうですね……一概にこれだというのはありませんね」

嵐山「確かにそうですよね」

東「1つ言えるとしたら、相手の性格――今回だと真面目な性格ですね。その相手の性格に合わせたアピールをするべきでしょう」

嵐山「というと?」

東「真面目となると……そうですね……」

東「……ちゃんと呼び出して面と向かって……とかですかね」

東(いや、それだと告白前提になってるし少し極端か……)






東「後は……義理は忘れない方が良いですね」

時枝「なるほど」

東「約束は守る、何か貰ったらしっかりとお礼を返す……といった感じで」

東「まぁ本来は誰に対してもそうあるべきなんですが……特に真面目な性格の人に対しては、です」

東「言葉や行動で解りやすく表すのが良いかもしれませんね」

嵐山「なるほど。ありがとうございました」



時枝(……だってさ、木虎。頑張って)






【相談室・⑧】



嵐山「お次はPN.桃缶さんからのお便りです。『東さん、とっきーさん、こんばんは』」

東「こんばんは」

時枝「こんばんは」

嵐山「『私には今、好きな人がいます』」

東「なるほど」

時枝「来ましたね」

嵐山「『もう告白もしました』……おぉ! すごいな!」

東「積極的ですね」

時枝「ですね」






嵐山「『ですが返事は訳あって保留にしています』……なんだ、そうなのか」

東「はい」

嵐山「『……でも最近、彼と一緒にいるとどうしても我慢できなくなる時があります』」

東「……はい」

嵐山「『特に彼は真面目な性格なので、わがままで積極的な女性は嫌われるでしょうか?』」

嵐山「『皆さんの意見を聞かせて下さい。よろしくお願いします』……との事ですね」

東「なるほど……」

時枝「皆さんという事は自分たちもですか」

嵐山「なかなか責任重大ですね」






東「飽くまで個人的な意見になりますが、そこは了承いただきたい。いいですね?」

嵐山「はい」

時枝「お願いします」

東「まず、積極的な女性というのは自分は嫌いではないですね」



嵐山「おぉ……」

時枝(嵐山さん、素出てます)

嵐山(あ、すまない)



東「わがままなのは正直あまり好みではありませんが、桃缶さんの様に自覚しつつその上で……となると見方が変わります」





時枝「見方ですか」

東「それだけその相手が好きだという事の裏付けになりますから」

嵐山「なるほど」

東「まぁ、つまり……そこまで想われて嬉しくない男性は滅多にいないのではないでしょうか? という事で、ここはひとつ」

時枝「確かにそうかもしれませんね」

東「因みにお二人の方は?」



嵐山「自分も同意見です」キリッ

時枝「以下同文です」



東(……)



東さんに全責任おっ被せキタ━━ !!!

なお当の修は誰の事だか全く分かっていない模様

次の投下で終わると思います

遊真は「ドウテイ」は知らなくても
「チェリー」なら意味知ってそう。
修に「千佳と付き合ってるのか?」って聞いてるし。
向こうでとっくに済ませてると思う。

照屋ちゃんとゆりさん似てますね

そろそろ投下します




【相談室・⑨】



嵐山「続いてはPN.ルイージさんから。『東さん、とっきーさん、こんばんは』」


東「こんばんは」

時枝「こんばんは」


嵐山「『ウチの隊長はホンマにもう女好きで、事あるごとに可愛い可愛い言ってます』」

嵐山「『○○隊のあの娘が可愛いとか、△△隊のあの娘が可愛いとか。そんなに目移りするなら他のとこ行ったらえぇのにと思います』」

嵐山「『……なんだか愚痴みたいになってすんません』……以上です」



東「いえいえ、気にしないで下さい」

時枝「なるほど」






東「……聞いた感じ、ルイージさんは隊長さんの事が好きなんですね」

嵐山「というと?」

東「普通の相手なら誰を褒めていようと気にならないでしょう。しかしルイージさんは違う。こうして相談している訳ですから」

嵐山「はい」

東「好きな人が自分以外の娘を褒めちぎっているのは誰だって心地良くはないでしょう」

時枝「つまり自分の事を褒めてくれなくて拗ねていると」

東「そういった類の感情で間違いないのでは?」

嵐山「なるほど」

東「これからもその隊長さんの隣でサポートしてあげて欲しいですね。いつか必ず実ると思います」






【相談室・⑩】



嵐山「続いてPN.犬飛行機さんからのお便りです。『東さん、とっきーさん、こんばんは』」

東「こんばんは」

時枝「こんばんは」

嵐山「『この前、ラウンド4夜の部のランク戦のログを見ていました』」

東「ラウンド4の夜の部というと……」

時枝「二宮隊・影浦隊・東隊・玉狛第2の試合ですね」



嵐山「『その時、ゾエを狙った東さんのアイビスを二宮さんが(ドヤ顔で)防いでいたのを見て思ったのですが』」


嵐山「『ボーダー内でもトップのトリオン、例えば玉狛の雨取ちゃんのアイビスを防ぐとなるとどれだけのシールドが必要になるのでしょうか』」


嵐山「『これってト○ビアになりませんか? よろしくお願いします』」



東(えっ)





時枝「……」

東「……えっと……これは……?」



嵐山「このトリ○アの種、つまりこういう事になります!」

嵐山「『雨取隊員のアイビスを防ぐ為に必要なシールドは―――ぁっ枚!』」



東(!?)



時枝「……ランク戦の時の二宮さんは両防御の集中シールドで防いでましたね」

嵐山「あれも充分凄かったな」



東(つつがなく進行してる……さ、流石に嵐山隊はテレビ慣れしてるな……)





【玉狛支部・32】



修「……なんだか番組が変わってる気が……」

迅「流石に嵐山たちはテレビ慣れしてるなぁ」ボリボリ

修「これテレビ慣れって言うんでしょうか……?」

遊真「あ、迅さん、おれにもぼんち揚げちょうだい」

修(まさかこのまま続けるのか……?)






TV < 『実際にやってみた』




修「」

遊真「ほう……」≡3≡






今回協力していただくにあたり、チーフエンジニアの寺島雷蔵さん(21)に話を伺った。



Q、計測方法は?



雷蔵「そうですね、まずアイビスの特徴を考えると距離は大体50~100mでなるべく広い場所……訓練室を丸々使うのが良いと思います」


雷蔵「次に肝心のシールドですが、これについてはボーダーの中で平均的なトリオン値の隊員を集めて協力してもらうのが良いでしょう」


雷蔵「シールドが割れて形を失ったら防げなかった、割れても貫通しなければ防げた……という事で良いかと思います」





続いて、今回の検証の柱となる雨取隊員に協力を仰いだ。



Q、手を貸していただけませんか?


千佳「えっと……す、すみません、ちょっと……」



Q、手を貸していただけませんか?


千佳「力になりたいですけど……また壊しちゃうかもしれないですし……」



Q、ダメですか?


千佳「……」



Q、どうしても?


千佳「……うぅ……」







快諾してもらえたので、検証開始。




平均的なトリオン値(5~6程度)の隊員たちに集まってもらい、準備にとり掛かる。



Q、気分はどうですか?


古寺「是非この検証の結果を技術の発展に役立てて欲しいです」

歌川「同感ですね」

唯我「やはりA級一位のこのボクの助けが必要だという事か……」



まず1枚目から開始し、奥の人形まで射撃が届くかを確認する。



人形『……』



唯我「ちょ、ちょっと待って下さい! なぜ人形がボクに似せてあるんですか!?」



検証開始。





【1枚目】



歌川「シールド」キィン



雷蔵「発射用意」


千佳「……はい」


雷蔵「3、2、1……発射!」



千佳「……」ドッ!



ドギャァ―――z___ァン!!












……割れた。




【2枚目】



歌川「両防御!」キィン


ドギャァ―――z___ァン!!



【3枚目】


歌川「両防御!」キィン

日佐人「シールド!」キィン


ドギャァ―――z___ァン!!



【4枚目】


歌川「両防御!」キィン

日佐人「両防御!」キィン


ドギャァ―――z___ァン!!





【7枚目】


歌川「両防御!」キィン

日佐人「両防御!」キィン

来馬「両防御!」キィン

三浦「シールド!」キィン


ドギャァ―――z___ァン!!



【12枚目】


歌川「両防御!」キィン

日佐人「両防御!」キィン

来馬「両防御!」キィン

三浦「両防御!」キィン

双葉「両防御!」キィン

古寺「両防御!」キィン


ドギャァ―――z___ァン!!





……そして、20枚目。



全員「「「両防御!!」」」キィン



雷蔵「3、2、1……発射!」

千佳「……」ドッ!



ズドォォォン!!


モクモク…



雷蔵「……おっ」



人形『……』










……割れなかった。




……こうして新たなトリビ○が生まれた。


雨取隊員のアイビスを防ぐ為に必要なシールドは   20枚。




嵐山「―――はい、という訳です」

東「なるほど」

嵐山「20枚ですよ、20枚。どうですか?」

東「10人分のフルガードと考えると凄まじいですね」

時枝「流石はボーダートップのトリオンの持ち主です」

嵐山「因みにこの後エスクードの方でも試そうとしたところ、開発室長の鬼怒田さんに見つかりお叱りを受けました」

東「……むしろ独断だったんですか」

嵐山「そして検証後雨取隊員の元へ伺ってお礼をしにいったところ、『……お、お疲れ様でした』と少し照れていたという事です」

時枝「かわいいですね」


東(……)



犬飛行機さんは犬飼先輩です

取りあえず悩み相談室はこの辺で終わっときますね
また書き溜めます

何を持ってしてフルガード20枚としたの?
なんか根拠はあんの?

>>826
トリオン7の東さんのアイビスを防ぐのにトリオン14の二宮さんのシールドが約2枚必要
→千佳ちゃんのトリオンは東さんの5倍以上なので二宮さんのシールドも5倍の約10枚必要
→二宮さんのトリオンは平均値5~6に比べて倍以上なのでシールドも倍の約20枚くらい必要なんじゃね

って感じで単純計算して出しました



そろそろ投下していきますね




【個人戦ブース】



太刀川「ヒャッハァ――――!!」

米屋「うおおぉっ!?」


太刀川慶  ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○

米屋陽介  × × × × × ○ × × × ×



太刀川「ヒャッハァ――――!!!!」

生駒「何これヤバない?」


太刀川慶  ○ ○ ○ - ○ ○ × ○ ○ ○

生駒達人  × × × - × × ○ × × ×



太刀川「ヒャッハァ――――――ッ!!!!」

村上「……」


太刀川慶  ○ ○ ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ×

村上鋼   × × × ○ × × × × × ○





米屋「いやーいつにも増して強いっすね~」

村上「鬼気迫るものがあったな」

生駒「アカンやろ。うん。アカンアカン」



太刀川「……1ヶ月振りの模擬戦……やべぇよ……やべぇよ……」



米屋「あーそっか、あの人トリガー没収されてたんだったっけ」

村上「あぁ、あの城戸司令の車真っ二つ事件か」

米屋「そーっす」

村上「……ていうかお前も当事者の一人じゃなかったか」

米屋「あ、バレました?」

生駒「あれはヤバいわ。ヤバいやろ」






米屋「他に誰か来ねーかなー? 風間さんとか」

村上「もうすぐカゲが来ると思うぞ」

米屋「お、マジすか?」

村上「あぁ。昼一緒に食べる予定だったからな」

米屋「いいっすね」

生駒「えぇやん。マグロカツ丼めっちゃウマイで」

村上「……おっ、噂をすれば」




影浦「……」スタスタ




村上「おーいカゲ! こっちだ!」





影浦(……ちっ、デケー声出すなっての)スタスタ



米屋「どーもっす」

生駒「待っとったで! えらい待っとったで!」



影浦(あァ? なんでアイツらもいんだ? ……つーか妙にザワついてやがんな。こりゃ一体―――)



村上「……」 期待の視線→

米屋「……」 期待の視線→

生駒「……」 期待の視線→



影浦(……)←期待 ←期待 ←期待



影浦(……)



影浦(……)クルッ、スタスタ





村上「あ」

米屋「回れ右して戻ってった!?」ガーン





【個人戦ブース】



太刀川「……誰か……他にいねぇが……」



諏訪「おい出水! おめーんとこのだろ! あれなんとかしろ!」

出水「無理っす。ホントすんません」

諏訪「歌川ぁ! 風間は何してる!?」

歌川「さっき食堂に行きました」

諏訪「クソが!!」




犬飼「あっれー? 諏訪さん、何これ? 何この騒ぎ?」

辻「……」ペコッ




諏訪「おぉ、おめーら…… いや、待てよ。おめーらがいるって事ぁ……」



二宮「……騒がしいな」



諏訪「二宮ァ!!」

村上「二宮さん」

米屋「おぉ! 二宮さん!」

生駒「ニノさん今日もスーツえらいキマっとるな」



< ニーノミヤ! ニーノミヤ! ニーノミヤ!



二宮「……」



犬飼「二宮さん人気ですね」

辻「何ですかこの状況……」






太刀川「おぉ、二宮みっけ!」

二宮「太刀川……この騒ぎは一体」

太刀川「模擬戦すっぞ!!」

二宮「……」




二宮「……おい、説明しろ」

米屋「太刀川さん1ヶ月振りにトリガー解禁→ヒャッハァ――!! …って感じっすね」

諏訪「もうあのバカを止められんのはお前しかいねぇんだ」

二宮「どうして俺が……」チッ



< ニーノミヤ! ニーノミヤ! ニーノミヤ!

< ニーノミヤ! ニーノミヤ! ニーノミヤ!




二宮「……」






二宮「……お前と違って俺は暇じゃない」


< ニーノミヤ! ニーノミヤ! ニーノミヤ!


二宮「……」


< ニーノミヤ! ニーノミヤ! ニーノミヤ!



二宮「……だから10戦だけだぞ」

太刀川「よっしゃ!!!!」






犬飼「(面白そうだし)おれは見てくけど辻ちゃんはどうする?」

辻「……報告書があるんで先に戻ってます」






【ボーダー本部】



辻「……」スタスタ


辻(あんな騒がしくしてると上に怒られそうだな……)ポチッ



エレベーター < ピンポーン



辻(早いとこ戻って報告書仕上げないと……)スタスタ








小夜子「……ぁっ……」ビクッ





辻(ホワァァァァ――――――!!!!!!)



実は辻小夜でした

今日はこの辺にしときます

実はゆりさんはレイジさんの好意を知りつつ
からかってる小悪魔さんだったりしないかな(願望)

>>861
ゆりさんの方も満更じゃないとかだといいっすね^~

10時前後には投下できると思われます




【エレベーター】



辻(し、志岐さん……!? やばい……どうする……!?)ガクガク

辻(1回乗り込んだ以上、即座に降りたら流石に変に思われる……!!)ブクブク…




小夜子(つ、辻…先輩……!? ま、まさかこんな所でこのタイミングで会うなんて……!!)ビクビク

小夜子(押してもない階で降りるのも変だし……どどどどうしようう……)ガタガタ



※距離感

|小夜子   辻|






辻(で、でも……どうせすぐ着くしほんの少しの我慢だ―――)



ガタンッ!!



辻「!」

小夜子(!?)


辻(あれ……?)


小夜子(え? え?)


辻(急に止まった……!?)


小夜子(う、動かない……ボタンも反応しない……!)ポチポチ


辻(な、なんでこんな時に……)


小夜子(動いて動いて動いて動いて動いて動いて動いて……!)ポチポチポチポチ






小夜子(そ、そうだ……こういう時の為に呼び出しボタンがあるはず……)ポチッ



< 『――こちら忍田だ』



小夜子(ファッ!?)ビクッ



< 『どうした? 応答してくれ』



小夜子「あ、は、はのっ……その……」ビクビク



スッ…


辻「忍田本部長、こちら二宮隊の辻です」


小夜子(……!)






辻「エレベーターが止まりました」

< 『辻か。現状はこちらでも把握している』

辻「そうなんですか」

< 『あぁ、動力に一時的な障害があった。ブースで大規模な爆発が起こったのが原因らしいが』

辻「……」

< 『そちらの状況は?』

辻「那須隊の…し、志岐小夜子さんと自分が閉じ込められています」

< 『分かった。復旧の目処はすぐ立つだろう。少し辛抱してくれ』

辻「了解です」






辻(爆発って……まさか……)

小夜子「」

辻「……」

小夜子「」

辻「……あ」



※距離感

|小夜子 辻    |



辻「――っ!!!??」バッ!





辻「……ご、ごめ…ん……なさい」

小夜子「……い、いえ……」







【エレベーター・②】



辻「……」

小夜子「……」



※距離感

|小夜子   辻|



辻(……気まずい)

小夜子(気まずい……)

辻(復旧とは言ってたけどどのくらい掛かるんだ……?)

小夜子(まさかずっとこのままなんて可能性も……)



ブースでの爆発=ダンガー旋空+ポケインギムレット だなw

一方、小夜子はシンジ君状態に…w




小夜子(……あぁ……お腹空いた……酢昆布たべたい……)

辻(……)


キュウゥゥ…


小夜子「」


小夜子(うわぁぁぁぁぁ!!! お腹鳴ったぁぁぁぁぁ!!!!)


辻「……え、えっと……ハハ……」


小夜子(聞かれてたぁぁぁぁぁぁ!!!!)




辻(お腹空いてるのか……? で、でも俺にはどうしようもできない……何も持ってないし……)


辻(……)ゴソゴソ


辻(……あっ)





鳩サブレ『……』


辻(二宮さんから貰った鳩サブレ……)


辻(……)




辻「……えっと……し、しっ……志岐……さん?」

小夜子「ご、ごめんなさい!!」ビクッ

辻「!?」

小夜子「……」ビクビク

辻「あ、違……こ、これ……鳩っ……良ければ……」スッ

小夜子「ひうっ!?」ビクーン!

辻「!?」



~中略~





小夜子(……うぅぅ……グスッ……おいしい……)サクサク


辻(涙目のまま食べてる……)ビクビク





【エレベーター・③】


コンコンコン…


辻「!」

小夜子「!」



< 「こちら風間隊の歌川です。大丈夫ですか?」



小夜子(よ、良かった……! 助けだ……!)

辻「歌川くん…」



< 「まだ復旧しなさそうなので扉こじ開けます。少し離れていて下さい」



辻「了解」

小夜子(……)ビクビク





ギギィ…


歌川「さぁ、早くよじ登って下さい」

辻「……さ、先に……」チラッ


小夜子「……」アタフタ


歌川「…………辻先輩から先にどうぞ」

辻「え? あ、うん……」

歌川「掴んで下さい」スッ





辻「……助かりました、風間さん」

風間「閉じ込められてるのはお前たちだけか?」

辻「はい。他のエレベーターは分かりませんが……」



菊地原「……」ピクッ






菊地原『風間さん』

風間『どうした』

菊地原『モーターの音がしました。すぐ動き始めると思います』

風間『そうか』



小夜子「あ、うぅ……」

辻「……志岐さん、手、掴んで」

小夜子「……で、でも……」

辻「は、早くっ…」

小夜子「……」ガタガタ

辻「……」ガタガタ





風間(……緊急時に何をしてるんだこいつらは?)

歌川(ははは……)






ガタッ…


辻「!!」

小夜子(え……!?)


エレベーター < ウィィィィィン…


歌川(やばい! 動き出した!!)

歌川「は、早く登って―――」





辻「――志岐さん!!」グイッ

小夜子「ふぁっ!?」



ドサッ!






辻「……」ハァ…ハァ…

小夜子「……」ゼェ…ハァ…


歌川「大丈夫ですか!?」


辻「ハァ…ハァ……俺、は、大丈夫だけど……」チラッ

小夜子「……うぅ……」チラッ



辻「!!!!」


小夜子「!!!!」


辻「☆Ω∀♪ゑ@#>々!!??」


小夜子「ごごごごごごごごごごごごごめんなさい!!!!!!」バッ!




~(良く分かる)解説~

辻ちゃんが焦って思いっきり引っ張り上げる→小夜子脱出→その勢いのまま辻ちゃんにぶつかって押し倒す


小夜子を先に登らしたらスカートの中丸見えやん
辻ちゃん天然過ぎるw
ヤバいやろ? ヤバない?(歌川の心の声




小夜子「ご、ごめ…んなさ……」ガタガタ

辻「あ、いや……その……こちらこそ……ごめんなさい……」ガタガタ

小夜子「…………はゔぅぅ……」ボロボロ

辻「……ぐっ……」ボロボロ



歌川(ガチ泣きしてる!?)ガーン



菊地原「……二人とも大丈夫みたいだね。じゃあ次向かいましょ、風間さん」

歌川「いやいや、ダメだろ……」

風間「そうだな。行くぞ」

歌川「え」


さよこのけいかいどが95から92になった!▼
つじちゃんのけいかいどが95から90になった!▼


なお主犯の太刀川さんと二宮さんはペナルティでソロポイント減らされた模様
この辺りで終わります。

>>1さん乙です!
あんだけ密着してて警戒度それしか下がらないのかよwww
ふう…今回もたしかなまんぞく。

木虎「あと2年はかかるでしょ」
時枝(2年あれば進展すると思ってるんだ…)

ネタ提供ありがとうございます

とりあえず二宮さんの誕生日が近いって事で20歳組で飲みに行く話を最後に投下しますね



【ボーダー本部】



犬飼「二宮さん誕生日おめでとうございまーす!」

辻「おめでとうございます」

氷見「おめでとうございます」

犬飼「今度焼肉行きましょうよ!」

二宮「そうだな」



三輪「……おめでとうございます」

二宮「あぁ」



東「二宮、おめでとう。来週あたり焼肉にでも行こう」

二宮「はい。ありがとうございます」






太刀川「おーい二宮ぁー!」

二宮「……」

太刀川「お前今日誕生日だろ?」

二宮「……あぁ」

太刀川「模擬戦すっぞ!」

二宮「……」スタスタ

太刀川「おーい待てよー」スタスタ

二宮「……」スタスタ

太刀川「待てってばー」スタスタ

二宮「付いてくるな」

太刀川「模擬戦すっぞ!」

二宮「……」






来馬「あ、二宮くん……と太刀川くん」

堤「お疲れ」

二宮「堤、来馬……」

来馬「今日誕生日だよね?」

堤「おめでとう」

二宮「……あぁ。感謝する」

太刀川「あれ、俺ん時と態度全然違くね?」

堤「久し振りに皆で飲みに行かないか?」

来馬「先約が無ければだけど……」

二宮「……そうだな」





コツ…コツ…


加古「あら、みんな集まってなんの話してるの?」


堤「」ビクッ

二宮「」ザワッ

太刀川「」ゾクッ


来馬「あ、加古さん。二宮くんが今日誕生日だから、皆で集まろうって話してて……」

加古「あら? 私は誘われてないわよ?」ニッコリ

二宮「!」



二宮「……」



二宮「……」






二宮「…………この後誘おうかと思っていた……」チッ


加古「そう? ……まぁいいわ。許してあげる♪」





※なんやかんやで近くの居酒屋で飲む事になりました。


加古「うちの隊室でも良かったのに」

堤「まぁまぁ加古ちゃん、たまにはね?」

加古「……お店じゃ試作できないじゃない」ボソッ

堤「」ビクッ




月見「ハンカチとティッシュは持った?」

太刀川「おう!」

月見「今夜は寒くなるから上着を持っていった方がいいわ」

太刀川「おう!」

月見「お店の人に迷惑掛けないようにね」

太刀川「おう!」




加古「じゃあ行きましょうか」

二宮「……」


少なくて申し訳ないけどこの辺にしときます。

今回のランク戦カゲめっちゃ楽しみそう(小南)

【ワールド】 ボーダーの恋愛事情 8 【トリガー】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1477487866/)

とりあえず先に立てました。
もう少ししたらこのスレの残りに続きを投下します

ホントにただ20歳組が飲むだけでギャグは少なめです。投下します




【居酒屋】



太刀川「よーしお前らグラスは持ったか!」

堤「あぁ」

来馬「うん」

二宮「……」

加古「それじゃあ二宮くんのお誕生日を祝して―――」




加古「かんぱ~~い♪」

太刀川「模擬戦すっぞ!」

堤「おめでとう」

来馬「誕生日おめでとう!」




二宮「少しは合わせろ」






堤「いやー、それにしてもめでたいな」

加古「そうね」

太刀川「今日で二宮も……にじゅう……えーっと……にじゅう…… まぁ約20歳だな!」

堤「時間が経つのは早いな」

来馬「ねぇ加古さん、昔の二宮くんってどんな人だったの?」

二宮「おい来馬――」

加古「昔の二宮くんはやんちゃで天然でねぇ」

太刀川「今もじゃね?」

加古「あら、一本取られたわ」

太刀川「はっはっはっは!!」

二宮「殺すぞお前ら(直球)」






加古「動く物なら何にでもアステロイド撃ってたわよね」

来馬「そ、そうなの?」

加古「誰かと会ったら『お前どこの隊のモンじゃいトリオンなんぼじゃ言うてみぃ』って絡んでたわ」

二宮「待て、捏造するな」

太刀川「うわぁ……ただの変質者じゃん」

堤「そ、それは凄いな……」

加古「東さんいっつも頭抱えてたもの。気付かなかった?」

二宮「……えっ(素)」

加古「それに三輪くんもドン引きしてたわ」

二宮「……」







二宮「……堤、赤をデカンタで頼んでくれ」

堤「え? あぁ……」






【居酒屋・②】



店員「お待たせしました。こちら甕覗でございます」コトッ

堤「お、来た来た」

店員「失礼します」ペコッ



太刀川「かめのぞき? なにそれ?」?

加古「新潟のお酒って書いてあるわ」

堤「本来は甕から酌んで飲むのが乙なんだけど……昔よく正月に飲んでたんだ」

太刀川「ほーん」

来馬「へぇ……」

加古「……」






加古「……昔、ねぇ」

堤「うん」

加古「あなた20歳でしょ? ……そう、『昔』ねぇ」

堤「……あっ」

加古「なるほどなるほど」

堤「違っ……今のは言葉の綾で……」

加古「良いネタ拾ったわぁ」ニコニコ

堤「ち、違う! 誤解だ!」

加古「バラされたくなかったら……分かってるわよね?」

堤「……くっ……!!」




太刀川「はーっはっはっはwww バカだwww 試食ざまぁwww」

来馬(えぇ……)






【居酒屋・③】



太刀川「すいませ――ん! さーせーん!! ヘイヘ―――イ!!」

堤「う、うるさいな……」


店員「お待たせしました」


太刀川「太刀川隊隊長、太刀川慶! 個人ポイントは50016! 生1つ!」

堤「前半要らなくない……?」

加古「私はハイボールでも貰おうかしら。来馬くんは?」

来馬「じゃあ加古さんと同じので」

堤「自分は白鴻を」


店員「かしこまりました。失礼します」ペコッ






太刀川「つーか二宮は?」

加古「そこで寝てるわ」


二宮「」


太刀川「あれ生きてるよな?」

堤「……大丈夫。呼吸はしてる」

来馬「お水とか貰った方がいいんじゃない?」

加古「大丈夫大丈夫、大して飲んでないしすぐ復活するわ」

来馬「そ、そうかな……」



店員「……お待たせしました」



堤「お、来た来た」





【居酒屋・④】



堤「……さてと、みんな次は何飲む?」

加古「カルーアミルク貰おうかしら」

太刀川「あ、俺も俺も!」

来馬「ぼくは……どうしようかな」

加古「来馬くんはあまり無理しないで」

堤「そうだね」

来馬「じゃあお水を……」

堤「自分は春鹿の純米超辛口で。あとお冷やを1つ」



店員「かしこまりました」



二宮「……ジンジャーエールを……」

堤(……あ、復活した)





二宮「……」フラッ

加古「大丈夫?」

二宮「問題ない……」

堤「ジンジャーエール飲んで少し休んでなよ」

二宮「……そうさせてもらう」

太刀川「模擬戦すっか? 模擬戦すっぞ!」

来馬「換装できるかも怪しいから無理じゃないかな……」アハハ…

太刀川「じゃあ来馬! 模擬戦すっぞ!」

来馬「えっ」

堤「本当に誰でもいいんだな……」





二宮「ちっ……!」ギリッ

太刀川「ん? どうした?」

二宮「何故だ……」

太刀川「?」

堤「え? 何が?」

二宮「どうして……」

来馬「二宮くん?」

二宮「……」






二宮「……どうすれば良かったんだ」

来馬「えっと……」

二宮「来馬、俺はどうすれば良かったんだ」

来馬「え? え?」

二宮「堤……」

堤「い、いやぁ……その……」

二宮「……」



加古「……あなたのせいじゃないわよ。よしよし」ナデナデ

二宮「……ちっ……」





太刀川(え、何この光景? とりあえず撮っとくか)ピロリーン






~数時間後~



太刀川「はーっはっはっはwww 外は寒ぃなwww」フラフラ

堤「よーし次行こう! 次!」

来馬「堤くん明日防衛任務って言ってなかった? 大丈夫なの?」

堤「まだ大丈夫。あと二軒くらいなら行ける」

太刀川「よっしゃ! 行くぞ!」





二宮「……」フラフラ

加古「大丈夫?」

二宮「大分マシにはなった…」

加古「そう。私特製の気付け薬飲む?」

二宮「……誕生日を命日にする気か」

加古「もう24時回ってるからセーフよ」キラーン

二宮「……」






太刀川「おーいそこの二人! 二軒目行くぞ!!」




二宮「……」スタスタ

加古「あら、二宮くんも来るの? 珍しいわね」

二宮「悪いか」

加古「ううん。なんと言っても今日の主役だもの」

二宮「もう24時回ってるんだろう」

加古「…………素直じゃないわねぇ」





太刀川「おぉ―――――い!! もしも―――し!! 行くぞ―――!!!!」





二宮(全く……うるさい奴らだ)スタスタ



たまには少しシリアスな二宮さんで終了です
ていうか二宮さんより太刀川さんのがお酒弱いんすね(今さら)

次スレでも宜しくお願いします

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