【ネットハイ】俺氏「新進気鋭のプロゲーマー?爆発しろ!!」【SS】 (420)




前作

【ネットハイ】俺氏「人気グルメブロガー?爆発しろ!!」【SS】
 【ネットハイ】俺氏「人気グルメブロガー?爆発しろ!!」【SS】 - SSまとめ速報
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【ネットハイ】俺氏「人生相談占い師?爆発しろ!!」【SS】
【ネットハイ】俺氏「人生相談占い師?爆発しろ!!」【SS】 - SSまとめ速報
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PSVita用ソフト『ネットハイ』というマイナーゲームのSSです。

場合によっては安価を出すかも。

前作のオリキャラ・ゲーム本編のネタバレを含みます。未プレイの場合はブラウザバック推奨です。

需要?関係ないね!



☆ネットハイ知らねーよって人向け、三行で分かるネットハイ☆

・ 世はリア充至上主義だよ。リア充が一番偉いよ!非リアはゴミだよ!

・ 非リアの俺氏が口喧嘩でリア充の嘘を暴いて爆発させるよ!

・ 三行じゃ説明無理だから製品版買ってね!体験版もあるよ!




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469967158





   ― 繁華街 ―



俺氏 「だぁぁぁ!!くそぅ!!このポンコツゥゥ!!お前のせいで寝過ごしたじゃねぇーか!!」ダッシュ!!

シル 「んま!!人のせいにしないで下さいよ!!
    寝坊したのは夜更かししてたマスターが悪いんじゃないですか!!」

俺氏 「夜更かししたのは、お前が格ゲーに誘ってきたからだろうが!!」

シル 「私が誘ったのは最初の一回だけです!負けてムキになって連戦したのはマスターですぅー!!」

俺氏 「む、ムキになんてなってねーよ!!俺ムキにさせたら大したもんだよ!!」

シル 「ほら!!無駄口叩く暇があるならとっとと走ったらどうですか!?
    バイトに間に合わなくてもしりませんよ!?」

俺氏 「ち、ちくしょう!!帰ったら覚えてやがれ!!今度こそギッタンギッタンにしてやるからな!!」

シル 「ププ!ギッタンギッタン(笑)」




 ― コンビニ ―



俺氏 「す、すんません!!遅れまし……」


???「いらっしゃいませー!」


俺氏 「……た?」


店長 「やっときたね……全く、キミの遅刻癖にも困ったものだよ…」

俺氏 「あ。店長……えっと……そっちの人は……?」

店長 「昨日話したでしょ?今日から新しく来てもらう事になったバイトくんだよ。」

俺氏 「え…?そうでしたっけ?興味無かったんで聞いてませんでした。」

店長 「本当にキミは……まあいいよ。先輩として色々教えてあげてね。」


後輩 「どもー!今日からお世話になりまーす!!」


俺氏 「お、おう……ども……」





後輩 「センパーイ!この雑誌って、ここですかぁー!?」

俺氏 「…あ、うん。それはそこでいいよ…荷を解いて、ラックに並べて…」




後輩 「センパーイ!この小包の手続きってどうやるんですかぁー?」

俺氏 「えと……まず、重さと箱のサイズを……」





‐数時間後‐




俺氏 「……ふぅ……なんとか一段落したな……」

後輩 「お疲れさまでーす!センパイ!!」

俺氏 「ああ…うん……お疲れさま……」


後輩 「……あのーセンパイ。朝から気になってたんですけどぉ~」


後輩 「もしかしてぇ…センパイって、今何かと話題の『俺氏』だったりとかしちゃったりして…?」


俺氏 「え…?お、おう……た、確かにそれ、俺だけど……」


後輩 「うわ!!マジですかぁ!?マジモンの俺氏ですか!?うわ!うわ!!マジパネェ!!」


俺氏 「ファ!?」




後輩 「ヤベェ!!!オレ、俺氏さんの事マジでリスペッてるんですよ!!」


後輩 「元Gランク、人生のどん底からテッペンにかけ上がる男の成り上がりストーリー!!クゥー!!たまんねぇっ!!」


後輩 「あの!!握手して貰っていいですか!?」

俺氏 「…ア、ハイ。」つ

後輩 「うわ!!感激です!!」ブンブン


シル 「うわぁ…何て言うか、ぐいぐい来る感じの人ですねぇ…」



後輩 「あのあの!!もし良かったら、この後一緒に飯とか行きませんか!?
    オレ、こっちに越してきたばっかでこの辺あんま詳しくないし、
    出来れば旨い店とか教えて貰えたらなーって!!」

後輩 「俺氏さんの武勇伝とか、いろいろ聞かせて下さいよ!!ね?ね?」

俺氏 「…あ~ごめん。この後は、チョット……他に約束があるんだ……」

後輩 「えぇ~!!マジですかぁ!?……それじゃあいつか別の日に連れてって下さいよね?絶対ですよぉ!?」

俺氏 「お、おう……」



荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」 
↓ 
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか? 
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ 
いちいちターキー肉って言うのか? 
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」 
↓ 
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。 
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋 
↓ 
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw 
んな明確な区別はねえよご苦労様。 
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」 
↓ 
>>1「 ターキー話についてはただ一言 
どーーでもいいよ」 
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです 
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ! 
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)


余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww

9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定


この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様

31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症

建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる

うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー





  - 繁華街 -




俺氏 「……はふぅ……今日のバイトはいつもの数倍疲れた気がする……」

シル 「まあ、あの後輩さんも悪い人じゃ無いと思いますよ?憧れの人に会えて嬉しかったんですよ。」

シル 「これも、マスターが日頃頑張ってる成果じゃないですか!!純粋に喜びましょうよ!!」

俺氏 「…それは、俺も嬉しかったけどさ……」

俺氏 「何て言うか、ああいう『いかにも』な感じのリア充ノリは苦手なんだよ……
    もっと、ジメジメした薄暗い雰囲気がいい……」


俺氏 「バイト中はね。誰にも邪魔されず 自由で なんというか 救われてなきゃあ ダメなんだ…」


シル 「んもぅ…マスターってば根っからの非リア体質なんですから……」



         「おーい!!マイフレンドー!!」
 


只野 「やあ!遅かったね!!待ちくたびれたよ!!」

俺氏 「…ああ、そうそう…これだよこれ、この雰囲気だよ。落ち着くなぁ……」

只野 「え?なにが?」

俺氏 「いや、何でもない。」



イケメン 「…よお。久しぶりだな。元気してたか?」






俺氏 「…おう。久しぶり。そっちこそ、胃の調子はどうなんだよ。」


俺氏 「良人。」


良人 「はは!いきなりそれは辞めてくれって!!もちろん元気だよ!!」

良人 「あれから事務所ともいろいろ話し合ってさ…無茶な仕事は程々にしてる。」

俺氏 「…そっか。」

只野 「…あのさあ二人とも、立ち話も何だし、中に入らない?僕もう腹ペコだよ……」

俺氏 「おう、悪い悪い。」



  ‐板乃食堂‐



  ガラガラガラ!



板乃 「へい!!らっしゃい!!」

俺氏 「おっちゃん。こんばんわ。」

板乃 「おおう!!誰かと思えばあんちゃんでねぇの!!いつもは一人ぼっちのくせに、
    今日はまた随分と大所帯だな!!明日は槍でも降るんじゃねーか?」

俺氏 「やめてくれって。席、空いてるかな?」

板乃 「おう、今さっき調度客が切れた所でぃ…ヒのフのミのヨ…四名様ご来店ーっとくらぁ!!」

只野 「……え?よんめい?」

良人 「俺達、シルちゃんを除けば3人だよな?」

シル 「はいです!マスター、只野さん、良人さんの3人ですね、残念ながら私は数には入らないのです…」


板乃 「いやいや、ほれ。後ろ。」


俺氏 「うしろ…?」クル。



    少女 「…………」





俺只シル「「「ひ、ヒぃぃアァァァァァァ!!で、出たぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」



良人 「おいおい、落ち着けって……バンビーナに失礼だろ。」


良人 「…こんばんわ、小さなバンビーナ。俺達に何かご用かな?」ニコ

少女 「……ちぃ、ごはん…たべにきた……の、そしたら、……みつけた…の……」

良人 「見つけたって、アイツのことか?」

俺氏 「…へ?お、おれ?俺何か呪われる様な事した!?」

シル 「ちぃって……あ!マスター!!良く見て下さいよ!!お化けじゃないです!!ちぃちゃんですよ!!」


ちぃ 「………なの。」フンス。



  ・・・   ・・・   ・・・



俺氏 「…そっか、今日はお母さんが夜勤だから、ちぃちゃん一人で夕御飯食べに来て、
    そこで俺達を見かけたから、一緒に食べようと付いてきてたのか。」

ちぃ 「…だめ……なの…?」

シル 「もちろんOKですよ!ねぇ?皆さん?」

良人 「ああ、バンビーナのお誘いとあれば。俺に断る理由なんてないさ。」


只野 「…………。」



俺氏 「ん?どうした?」

只野 「え?あ、いや!もちろん僕は一向に構わないよ!女の子と食事だなんて貴重な体験を断るなんて
    そんな勿体無い事出来ないよ!!生まれて初めてだしね!!」

俺氏 「……おう、そうか…にしても…良人、お前やけに落ち着いてたよな。」

良人 「まあな、今までの経験上バンビーナの出待ちには慣れてるんだ。」

良人 「それこそ、玄関を開けたら目の前に刃物持ったバンビーナが…なーんて事も、
    十度や百度じゃなかったしな……」トオイメ

シル 「さ、流石は今世紀最高のイケメン、GLGです……」

俺氏 「…お前も苦労したんだな……」


良人 「…所で、ちぃちゃんとは一体どういう関係なんだ?」

俺氏 「ん?ああ、ちぃちゃんは…」


ちぃ 「…あなた……やさしく、して、くれたの……ちぃの…はじめての…ひと……なの………」


只野 「ブヒィ!?まままま、マイフレンドぉ!?キミはこんないたいけなょぅι゛ょに一体何を…!?」

良人 「…おいおい…いくらなんでも小学生はヤベェだろ……俺だって流石に自粛してるぜ?」


俺氏 「ごごご誤解だって!!ちぃちゃんも変な言い方しないで!?」

ちぃ 「……?あなた、ちぃの……はじめて、の…ともだ、ち……ちがうの?」




板乃 「ほいよ。取り合えずお冷な!注文が決まってたら言ってくんな!!」

俺氏 「あー。俺達はまだ……ちぃちゃんは?」

ちぃ 「……ごはんと……さばのみそ、に……あと、すのもの……ぜんぶ、すくなめ……なの…」

俺氏 「お、おう…定食屋で単品注文する小学生、初めて見た…」

板乃 「あいよ!…にしても嬢ちゃん、生きた人間だったんだな!」


板乃 「いつもは店ん中入らずに外から中覗いてて…
    んで、一言『いないの…』っつった後いつの間にやら消えてっからよぉ
    あっしゃテッキリ、コイツだと思ってたんだがな!!」ユーレイノポーズ


俺氏 「…え。」


ちぃ 「…しつれー……なの……」プクー

板乃 「かかっ!悪ぃ悪ぃ!!」


只野 「……あ!そっか!」

良人 「ん?どうした?」

只野 「いやね、僕。この子の事何処かで見た気がしてずっと考えてたんだけど、
    ようやく思いだしたんだよ。」

只野 「たしかこの前、一人で抹野屋の前をうろうろしてた子だよね?いやーあの時は怖かったなぁ…」

良人 「……?どういう事だ」



只野 「うん。僕、お母さんとはぐれたのかと思って、声を掛けようと近づいたんだ。…そしたらさ」




只野 「低く小さな声で、
   
   『……ちがうの。あなた……ここにも…いないの……どこ、にいるの……』って呟いてて。」



シル 「ヒェ・・・」


只野 「何だか、やだなーこわいなーへんだなーって思って、結局声を掛けられなかったんたんだけどさ。」

只野 「お母さんじゃなく、キミとはぐれて探してただけだったんだね!!いやぁ安心したよ!!」


俺氏 「…なにそれ知らない。」


只野 「……ブヒ?」

俺氏 「俺、ちぃちゃんの前で抹野屋の話をしたことも。板乃食堂に来たこともない……」

只野 「…へ?でも……」




ちぃ 「……きのせい……なの……」



ちぃ 「………ぜんぶ……ただのの…きのせい……なの……」



ちぃ 「ただの……ちぃと、あうの……これが……はじめて……なの……ね?」




只野 「え、いや、でも……て言うかどうして僕の名前を!?」

ちぃ 「きのせいなの。」

只野 「え、あの。」



ちぃ   「 きの  せい  なの。 」




只野 「…ア、ハイ…ゼ、ゼンブボクノキノセイデス……」ブルブヒ…


俺氏 「」

良人 「…何て言うか…オマエも苦労してんだな……」ポン。






  -しばらくして-




良人 「…あ。そういやさ。今度の日曜、近くの大型ゲームセンターで格闘ゲームの大会があるの知ってるか?」

俺氏 「ゲーム大会?」


良人 「ああ。『戦乱カグツチ』ってタイトルの格闘ゲーム、そのアーケード版だ。」



※ Tips 【戦乱カグツチ】

    『閃乱』では無く『戦乱』。『カ○ラ』では無く『カグツチ』である。そこを間違えてはいけない。
    だが、オッパイゲーであることに間違いは無い。



シル 「あ!知ってます!!昨日マスターをフルボッコにしたゲームです!!」

俺氏 「……それがどうしたんだよ。」

シル 「あ!ちょっと!!スマホひっくり返さないでくださいよ!!
    シルちゃんの可愛いお顔がみえなくなりますよ!!」


良人 「いやな、俺その大会の司会を任されてさ。良かったらお前等も見に来ないか?」

良人 「確か、トーナメントの出場枠を賭けた参加イベントも在ったはずたぜ?ニヨ生での放送も有るし、
    試しに出てみたらどうだ?」


シル 「大会…参加イベント……」ウズウズ




只野 「ゲーム大会の司会かぁ…なんと言うか、GLGの受ける仕事としては、
    少し派手さに欠けるんじゃないかなぁ?別にリアルの女の子が絡んでる訳でも無いしさぁ……」

良人 「ん、ああ。コレは俺から頼んだ仕事だからな。」

俺氏 「どういうことだ?」

良人 「言ったろ?無茶な仕事は程々にしてるって。」


良人 「その代わりにこういった女性だけじゃない、
    もっと多くの人と直接関わりの持てる仕事を中心にして貰ってるんだ。」


良人 「初心忘れるべからず…って所だな。」


俺氏 「ほーん……そっか。」


良人 「それで。どうする?まぁ、無理強いはしないけどさ、来てくれると嬉しいかな。」

シル 「もちろん参加するのです!!出るからには必ず優勝しますよ!!ね!マスター!!」

俺氏 「おい…勝手に決めるなポンコツ。……まぁ、別にいいけどさ。どうせその日はバイトも休みだし。」

只野 「勿論僕もおKだよ!そのゲームは初期作からの大ファンで、かなりやり込んでるからね!!
    目指すは優勝だよ!!」

良人 「良かったら、ちぃちゃんもおいでよ。」

ちぃ 「……あなた…いく、なら……ちぃも……いく…の……」


良人 「よし。決まりだな!それじゃあ、今度の日曜日に、ゲームセンターで。」







   ― 日曜日 ―




俺氏 「…さて。約束の時間にはまだ結構あるな……どうするか。」






      ここからは、『リア充体験』のお時間です。
 
  空いた時間を利用して、気になる女の子と親睦を深めてみましょう。





  ① 部屋でのんびり過ごす。  
  
  ② 早めに出かける (イベントスキップ)





 安価 ↓ 






俺氏 「まあ、焦って出かける必要も無いか。部屋でのんびりしてよ……」


         ピンポーン♪


俺氏 「ん?宅配便か?密林で何か頼んでたかなぁ……」



      ピンポーン♪ ピンポーン♪


俺氏 「あーはいはい。今出まーす!」



      ガチャ。







ちぃ 「……なの。」ノシ







俺氏 「ファ!?ちちち、ちぃちゃん!?」


ちぃ 「……きちゃった……の。」


俺氏 「な、なんでココに!?ていうかどうして俺の家の場所知ってるんだ!?」


ちぃ 「………がんばった……の……」フンス!


俺氏 「何を!?…と、とにかく。ここで話すのはご近所の目とか色々と不味い。外に出ようか!!」


ちぃ 「…あなた…おうち……いれてくれない…の?」

俺氏 「う、うーん……ゴメンね。一人暮らしの男の家に、
    ちぃちゃんみたいな小さな女の子を入れるのは流石にね…」


ちぃ 「…ちぃ、……ほんだなの、みぎ…から……さんばん、め…
    えいごのじしょ……のうらの、ごほん…なら…きにしない、の……」

俺氏 「だから何で!?」


ちぃ 「……どうしても…だめ…なの……?」

俺氏 「う…うーん……」


ちぃ 「…ふぇ……ちぃ……さみしいの…やなの……」ジワァ


俺氏 (アカン。)




ちぃ 「おねがい…なの…おそと…さむいの……ちぃ…いっぱいはん、せい……したの……
    おにいちゃん……ごめん、なさい……なの……おへや……いれて……ほしいの………」


俺氏 「ちぃちゃん!解かった!お部屋入っていいから!だから辞めようか!!
    じゃないとお兄ちゃんお引越ししなくちゃいけなくなるから!!」


ちぃ 「……わーい……なの……」ケロリ。




俺氏 「……それで、ちぃちゃんは一体何をしに来たのかな?」

ちぃ 「……ちぃ…あなたと……もっと、なかよく…なりたい……の……
    どうすれば……いい……の……?」

俺氏 「仲良くかぁ……そうだね。それならまず。もっとお互いの事を知るべきかなぁ。」


ちぃ 「…なの。…ちぃも…あなた……もっと…しりたい…の……」ゴソゴソ


ちぃ 「…だから……この……あんけーと……こたえて、ほしい……の…」つ紙束


俺氏 「いきなり重い!!えっと…そうじゃなくてさ。」


ちぃ 「…?あ……さきに…ちぃが…かいたぶん……わたす…の…?…」


俺氏 「ちがう。そうじゃない。」




ちぃ 「……よく、わかんない……の……」


俺氏 「う、うーん…俺も人付き合い詳しい訳じゃ無いけどさ。
    ちぃちゃんは、もっと『人との距離感』についてお勉強するべきかもしれないね。」


ちぃ 「……きょりかん……すーぷの…さめない…きょり…なの…?」


俺氏 「難しい言葉知ってるね…でもまぁ。そういうことかな。
    誰かの事を知りたいと思ったら、アンケートじゃなくて、その人とお話する中で聞けばいいんだ。」


ちぃ 「…わかった…の……じゃぁ……あなた…さっそく…しつもん…なの……」


俺氏 「うん。何かな?」



ちぃ 「あなた……どんな…おんなのひと……すき……なの……?」



      A やさしい女性    B 大人な女性   C 知的な女性





安価 ↓





俺氏 「やっぱり、女性はやさしいのが一番だよ。」


ちぃ 「……やさしい、の?…たとえば…どういう…の?…」

 
俺氏 「……え?」


ちぃ 「…すていぬ…ごはんあげれば…やさしい…の?…
    でも…かえないのに…ごはんだけあげるの…やさしくないの……」


ちぃ 「……こども、すきなら…やさしい…の……?」


ちぃ 「…でも、ちぃ…こども…なの……こどもだから…みえること…あるの……」


ちぃ 「…ちぃ…しってる…の…こども、かわいいっていう…ひと…こども…かわいがる…じぶん…
    かわいいと…おもってるの。やさしいじぶん……すきなだけ…なの……」


ちぃ 「それに…やさしいひと…みんなに…やさしいの……あなた、だけ…やさしいんじゃ…ないの……」


俺氏 「もうやめて!!とっくに俺のLPはゼロだよ!!」


ちぃ 「……むぅ。…よくわかんない……の……もういちど、ちぃだけで…かんがえる…の…」


俺氏 (どうやらちぃちゃんの納得できる答えじゃ無かったみたいだ……)



     ① やり直す     ② そのまま進む





安価 ↓





      済 やさしい女性    B 大人な女性   C 知的な女性



再安価  ↓





俺氏 「そうだね…やっぱり、知的な女性がいいかな。」


ちぃ 「ちてき……えっちな…おんなの、ひと……?…ちぃ…がんばるの……」グッ!


俺氏 「ちがう!痴的じゃなくて知的ね!!頭の良い人の事だよ!!」


ちぃ 「あたまの、いい…ひと……」


俺氏 「そうそう。やっぱり、頭の良い人って尊敬できるし、なにより話していて面白いとおもうんだ。
    俺は、そこまで頭が良い訳じゃないしさ…やっぱりそういう人に憧れるかな……」


ちぃ 「…なるほど…なの……」


ちぃ 「……わかった、の。…ちぃ、がんばって…おべんきょう……する…の……」


俺氏 「うん!その調子だ。」


ちぃ 「…いろんな、おべんきょう、して……あたまのいい……えっちなおんなの、ひと……なるの。」フンス!


俺氏 「全然解かってない!!」






チートスキルGET! 


 『連鎖せし神々の選択(トライアド・アンカー)』【本音シースルー】


  説明しましょう!!

  このスキルは、一度に出せる安価の数が3つに増えるお得なスキルなのです!
  下手な鉄砲もなんとやら、戦いは数ですよ!マスター!!




 『時報割り込み(サイン・ザ・インターセプト)』【本音シースルー】


  説明しましょう!

  このスキルは、なんとバトルの進行を一定時間止められるチートスキルなのです!
  
  ただし、使っている間、視聴者には時報を流しているので、
  あんまり長時間使うとヒンシュクを買っちゃいますけどね!







とりあえず今回は以上です。



  ―おまけ―


もしも B 大人な女性 を 選んでいたら・・・




俺氏 「女性は大人な方がいいかな。何と言うか、包容力がある人が良い。」


ちぃ 「むぅ…やっぱり、あなた……おっぱい……おおきいほうが……いい、の?」ペタペタ


俺氏 「え!?い、いやいや!!そうじゃなくて…例えばさ、ちぃちゃんだって、あんまり年下すぎても、
    話が合わなくてつまらないだろ!?つまりはそういう事だよ!
    それに、俺は少し頼りない所あるし、一緒に居るなら支えてくれる人がいいかなーって。」


ちぃ 「……ちぃより、としした…しょうがっこう、ていがくねんか…
    ようちえんじか…あかちゃん……なの……」


俺氏 (しまった!!そうだった!!)


ちぃ 「…でも、なんとなくわかった…の……あなた…だれかに…あまえたい……の?」


俺氏 「う、うーん…そうなるの…か?」


ちぃ 「…だったら。もーっと…ちぃに……あまえても……いいの……よ?」ウデヒロゲ


俺氏 「あ、いやその……」


ちぃ 「……それとも……あなた……おまわりさん……こわい……の?」

俺氏 「それは、まぁその…確かに現在進行形で怖いけど……」



ちぃ 「だったら……もうちょっと……まってもらえば……ちぃも…すぐに…おとな…なの……」



ちぃ 「…あと、たった……5ねん、6かげつと2か……14じかん42ふん32びょうなの……」



俺氏 「お、おう……」


ちぃ 「……まてる……の?……」


俺氏 「え?あ、その…」


ちぃ 「……まつの。」


俺氏 「ア、ハイ」


ちぃ 「……やくそく、ね……。」ニコ


俺氏 (とんでもない約束をしてしまった気がする……)






  ― ゲームセンター前 ―




俺氏 「えっと…大会の開催されるゲームセンターって、ココで良いんだよな?」

シル 「そのはずですよ。ニヨニヨ動画のサイトで大々的に広告してましたから。
    良く解かりませんけどこの大会、かなりの注目を集めてるみたいです。」

俺氏 「…まあ、良人が司会やってるし、またバンビーナ達が騒いでるんだろ。」

シル 「そうなんですかね?」



俺氏 「…それにしても、みんな遅いな。」

シル 「良人さんは準備で先に入ってるでしょうし、後は只野さんとちぃちゃんですね。
    ひょっとしてもう先に入っちゃったんですかね?」

俺氏 「え!?何、俺置いてかれたの!?」

シル 「もしかして:仲間はずれ。」

俺氏 「やめろよぉ!!」



ちぃ 「…だいじょぶなの…ちぃはあなた、いつもいっしょ…いる…の。」



俺氏 「うおぅ!?」

シル 「ち、ちぃちゃん!?いつの間に後ろに!?」

ちぃ 「……なの。」フンス!

俺氏 「…ちぃちゃん。人と会ったら無言で背後に回ったりせず、まずはキチンと挨拶しようね。」

ちぃ 「……ちぃ、あなた…だーれだ…したかった……の……」

俺氏 「うん。それはもっと仲良くなって、俺の心臓に耐性が付いてからにしようか。 
    下手すればそのまま誰だかわからない内に死んじゃいそうだからね。」

ちぃ 「…はーい。なの……」


シル 「…なんだかマスター、ちぃちゃんの扱いに手馴れてきてませんか…」

俺氏 「…何て言うか、この展開に慣れつつある自分が怖い…」





シル 「後は只野さんだけですね。」

俺氏 「…なぁ、ここ暑いし、先に中に入ってようぜ。どうせ只野だし、待たなくていいだろ。」

シル 「うーん……そうですねー。ちぃちゃん、中で冷たいジュースでも飲みましょうか。
    マスターが奢ってくれるそうですよ!」

ちぃ 「……いい、の…?」

俺氏 「おい、勝手に決めてんじゃねーよポンコツ。……まあ、それくらい別にいいけどよ。」

ちぃ 「……わーい、なの。」バンザイ

俺氏 「んじゃ、中に入るか……」





只野 「ちょ!ちょっとぉ!?僕を置いていかないでよ!?」ハアハア…



シル 「あ、只野さんです。息を切らせて、どうやら走ってきたみたいですね。」

只野 「そういうのやめて!修学旅行先で同じ班の【DQN】に置き去りにされたこと思い出しちゃったじゃないか!!」




 ※ Tips 【DQN】

  非リアの天敵である捕食種。 複数体の群れで狩りをし、
     「ザッケンナゴルァ」や「ジャンプシテミロゴルァ」等といった独特の鳴き声を上げて非リアを威嚇する習性を持つ。



ちぃ 「…むぅ……ただの……くるの……はやい……の……せっかく……ふたりきり……だったの……」


ちぃ 「…………ばか。」プクー


只野 「ち、ちぃタソ!?」

シル 「ちぃちゃーん、一応私もいますよー。」





只野 「え、えっと……ちぃタソ。僕、一応年上だし、出来れば呼び捨ては辞めてくれないかなぁ……」


只野 「なんていうか…幼女(キミ)に呼び捨てにされたり、冷たくされる度に、僕の中の新しい扉が開きそうで……
    その…下品なんですが…フフ…」



只野 「すっごく興奮します!」ハア・・・ハア・・・



ちぃ 「ッ!!」ゾワワ!



俺氏 「ち、ちぃちゃん!落ち着いて!!防犯ブザーは俺達にも被害が及ぶ!!
    只野は確かにどうしようもない変態だが、それでも変態という名の紳士だ!!
    ちぃちゃんに危害は加えないはずだから!!たぶん!!」

シル 「そうですよ!!只野さんだって生きてるんですよ!!たとえ女の敵でも生きてるんです!!」


只野 「え…ひどくない?」



良人 「…オマエラ、なに遊んでんだよ……」ハァ



俺氏 「んお!?よ、良人!?」


良人 「打合せが終わって手が空いたから様子を見に来たら……
    もうすぐ参加受付終っちまうぞ、大会に参加するなら急いだ方がいいぜ。」

シル 「あ!た、大変です!!マスター!急ぎますよ!!」

俺氏 「お、おう!それじゃあみんな!のりこめー」

ちぃ 「……わぁい。」






 ―ゲームセンター―




シル 「ふぃー。なんとか受付に間に合いましたねー。」


俺氏 「間に合いましたねー、じゃねーよ!!受付登録中機械の中で何かやってると思ったら、
    なんで参加者登録名がお前の名前になってるんだよ!!」

シル 「えー?そんなの、私が大会に出るからに決まってるじゃないですかー。
    別に良いでしょ?マスター、元々そんなに乗り気だった訳じゃないんですし。」

俺氏 「大会に出るって・・・AIが参加なんて出来るのか?」

シル 「そこはホラ!表向きはマスターが参加しているように見せかけて、裏で私が全てを操る感じで。」

俺氏 「…お前はドラマの悪役か何かか……」

シル 「マスターお仕事しているフリしてサボるの得意でしょ?いつも通りでいいのですよ!!」

俺氏 「余計なお世話だ!!…はぁ。まぁ、別にいいけどよ……」

シル 「ふっふっふー!シルちゃんの華麗な超絶テクで、
    会場の全オーディエンス達を熱狂させてみせるのです!!」

俺氏 「・・・やけに自信満々だな。」

シル 「当然なのです!超高性能AIのシルちゃんの手に掛かれば!どんなゲームだってお茶の子さいさい!」


シル 「ゲーム内のあらゆるデータを集計して、勝利までの最適ルートを導き出し!
    乱数調整で寸分違わず再現してみせるのですよ!!」


俺氏 「それただの【TAS】じゃねーか!!」



※ Tips 【TAS】

  Tool-Assisted Superplay の略。
  要するに、 かがくの ちからって すげー ということである。



シル 「大丈夫!ちゃんと人間の出来る動きに留めますから!人類には早すぎるプレイはしませんよ!」

俺氏 「そういう問題じゃねーよ…・・・」




只野 「あ!いたいた!!どうやらマイフレンド達も無事登録出来たみたいだね!」


俺氏 「おう。」

シル 「・・・ん?“達”?」
  

ちぃ 「・・・・・・なの。」ブイ


シル 「あ、やっぱりちぃちゃん後ろにいたんですね。」

俺氏 「もう驚かないぞ。」



シル 「もうすぐ予選が始まるみたいですね。腕が鳴ります!!」

俺氏 「…予選って、何するんだよ。」

只野 「え?受付の時に説明受けたでしょ?」

俺氏 「いや、興味なかったから会話スキップした。」

只野 「ブヒ!?そんなADVのチュートリアルみたいに!!
    それ後々知らない操作法を求められて積むパターンだよね!?」

俺氏 「俺は操作ながら覚えるタイプだ。」

シル 「知りませんよそんなこと!!」


只野 「もう、しょうがないなぁマイフレンドは…やっぱりキミは僕がいないとダメなんだね……
    まぁ、キミがどうしてもって言うなら親ッ友ッ!!のこの僕が教えてあげてもいいよ?」


俺氏 「え?別にいいよ。後でちいちゃんに聞くから。」

ちぃ 「…まかせて、なの。」フンス!


俺氏 「あ!うそです!!教えます!!教えさせて下さい!!」






只野 「えっと…まず、予選は生き残りを賭けたサバイバルバトルなんだ。」


只野 「キミも、登録の時に参加番号の書かれたプレートを貰っただろう?」

俺氏 「コレの事か?」つプレート

只野 「そうそう!それそれ!!今からこのゲームセンター内にいるプレイヤー同士が『戦乱カグツチ』で戦って、
    勝った方が相手のプレートを奪えるんだ。もちろん、プレートを失った選手はその場で失格らしい。」

只野 「そうやってバトルを繰り返し、プレート5枚を集めたプレイヤーから順に勝ち抜けていって、
    最終的に12人のプレイヤーが本選トーナメントに進む事になるらしいよ。」


俺氏 「なるほどな・・・要はどっかのハンター漫画の試験システムだな。」


只野 「言っちゃった!?それ言っちゃった!?」


俺氏 「…で、何?とりあえず俺は最初に只野を襲えばいいのか?」

シル 「はいです!!手加減無用問答無用でいきますよ!!」

只野 「何で!?キミ達僕の話聞いてた!?プレート失ったら僕失格なんだよ!?
    ここはお互い協力する流れでしょ!?」

ちぃ 「…わかった、の……ちぃ…きょうりょく…する……の……」

只野 「ちぃタソ……!」

ちぃ 「…きょうりょく、して……ただの……たおす…の。」フンス。

只野 「ちぃタソ!?」



俺氏 「まぁ、冗談はこのくらいにして・・・そろそろ予選がはじまりそうだな……みんな、油断せずにいこう。」








シル 「この後、マスター達は無事予選を突破し、本選トーナメントも着々と勝ち進んで行きました。」


シル 「度重なる新たなる強敵との激闘。狡猾なる罠に嵌り命の危機に晒される只野さん。
    マスターの慟哭。ちぃちゃんの涙が運命を変える……」


シル 「コミックスで言えば凡そ6巻分位の熱く激しい展開がそこにはあったのですが……
    描写がメンドイので【キンクリ】です。」



  ※ Tips 【キンクリ】
 
        『キング・クリムゾン』の略称。この世には結果だけが残る。
        恐らく世界で最も頻繁且つ都合よく使われるラスボスの能力であろう。






マイスター 「馬鹿な…!ゲームマイスターと称えられたこの我輩が…!こ、こんな所でぇ……!」ガク。

シル 「小足見てから秘伝余裕でした!」


良人 「キマッタァァァ!!流れるような攻防の応酬の末!辛くも勝利を収めたのは!!プレイヤーSIR!!
    ベスト4進出決定だぁぁぁぁぁ!!」



            ワァァァァァァァァァァ!!!



俺氏 「長く苦しい戦いだった……残すはトーナメント準決勝、そして決勝だけだ……
    地獄の底で見守っていてくれ……只野。」






只野 「いや!生きてるよ!?生き残ってて!次は僕の試合だからね!!」


俺氏 「…なんだよ。そこは死んどけよ。展開的に盛り上がらないだろ。
    ただでさえジャ○プ漫画みたいな引き伸ばし展開入ってんだからよ…」


俺氏 「いきなり敵の過去編が始まった時はどうなるかと思ったぜ。」

只野 「知らないよ!?」



良人 「さあ!どんどんいくぜ!!準々決勝ラストの試合!まず現れるのはこの野郎だ!!」



只野 「おっと。それじゃあいってくるよ。」



良人 「姑息な手段と二次元キャラクターへの愛なら誰にも負けない!!
    その卑猥な指の動きは会場の全バンビーナ達を絶叫と号泣の渦へと巻き込んだ!!」




     良人 「只野ォォォォォ灰ッ人ォォォォォォォォォ!!」




只野 「ブッヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!」ユビグネグネ



     BOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!


     イヤーヘンタイ-!!   カ・エ・レ!!カ・エ・レ!!   キモイヨォ…



シル 「只野さん、優勝候補だったイケメンを倒してからすっかりヒールですね……」

俺氏 「まぁ、本人は楽しんでるみたいだし、いいんじゃね?」




良人 「対するはこの大会最年少!!熱気渦巻く会場に颯爽と現れた一輪の花!!
    幸運の女神は今回も微笑むのか!!実力は未だ未知数!!
    ミステリアスキュートなラッキーリトルバンビーナ!!」



    良人 「仙堂ォォォォォォォ智恵ェェェェ理ィィィィィィィ!!」



ちぃ 「………なの。」フンス!



       ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!


       カワイイー!   ガンバレー!   チィチャマァァァァァァオレダァァァァフンデクレェェェェェ



シル 「ちぃちゃんも、なんだかんだでココまで勝ち残って来ちゃいましたね!」

俺氏 「対戦相手が会社からの急な呼び出しで帰ったり、急に体調を崩したり、
    ちぃちゃんの熱烈なファンで試合放棄したりで何故かここまで不戦勝が続いたんだけどな・・・」



只野 「んふふ!これは真剣勝負だからね!いくらちぃタソが相手でも手加減はしないよ!!
    決勝でマイフレンドと戦うのはキミじゃない!!この只野だ!!」


ちぃ 「…ちがう、の…あなたは……ちぃ、と……たたかうの・・・ちぃ……ゆずれないの……」


良人 「おっと!?この二選手、何かの因縁があるようだな!!戦う前からバチバチと火花を散らしてるぜ!!
    俺独自の調査によると、どうやらこの因縁には同じく大会参加者のSIR選手が深く関わってるようだ!」


良人 「ま、俺は男なんてどーでもいいんだがな。」ハァン


       ヒソヒソ  ホモォ…?   ボ、ボクノチィチャマガ…アイツヌッコロ



俺氏 「くそぅ…良人の野郎…人事だと思ってGLGモードで盛大に煽りやがって……」

シル 「よかったですねーマスター。憧れのシュチュ、マスターを取り合う三角関係ですよ!
    いつもアニメを見て羨ましがってたじゃないですか!!もっと喜んだらどうなんですぅ?」


俺氏 「取り合ってるの野郎とヤンデレ幼女じゃねーか!!んなモン喜べるか!!
    なんなら代わってやるよ!!」



        シル「お断りします。」

     
             ハハ
             (゚ω゚)
            /  \

          ((⊂ )  ノ\つ))
             (_⌒ヽ
             ヽ ヘ |
          εニ三 ノノ J





良人 「さあ!それでは準々決勝第三試合!!レディィィィゴォォォォ!!」



            イザ チンコンノ ユメニマイチレ !!



只野 「先手必勝!!燃えろ!!僕の小宇宙(コスモ)ォ!!必殺!!只野流星剣!!
    アタタタタタタタタタタタタタ!!」ガチャガチャ!



ちぃ 「・・・なの。」タタン。


               スカ。



良人 「おっと!只野初手から選手怒涛の攻めを見せるもちぃ選手これは完全に読んでいた!!
    冷静に小ジャンバクステで間合いを調節する!」



只野 「ぶ、ブヒ!?」


ちぃ 「…の。…なの」パン!パパン!!


只野 「え?あ!ちょ!!ま、待って!!」


ちぃ 「…………」ガ!ガガ!


良人 「これは!一方的だぁ!!この会場の誰がこの展開を予想しただろうか!!」


俺氏 ノ
シル ノ



只野 「ち、ちぃタソ!?キミこのゲームやり込んでるなぁ!?」


ちぃ 「…………こたえる、ひつようは…ない、の……」ヒデンオウギ!!


               ケッチャク!!
 

只野 「ブヒィィ!!ブヒィィ!…ブヒィィ…(セルフエコー)」



           ワァァァァァァァァァァ…




ちぃ 「…ちぃ……かった、の…あなた、ほめて…も…いいの……よ?」

俺氏 「おぅ。頑張ったな。」ナデナデ

ちぃ 「……えへへ。なの…」


只野 「ぅゎょぅι゛ょっょぃ……」トボトボ

シル 「只野さんもお疲れ様です!」

只野 「ブヒィ…マイフレンドと決勝で戦う約束がぁ・・・ライバル同士の宿命の対決がぁ…」

俺氏 「別に約束してないが…まぁドンマイ。」


只野 「…でも、ちぃタソにボコボコにされている時…
    僕の中の新しい何かが目覚めそうで……悔しい!でも……」ビクンビクン


俺氏 「友達(仮)が着実にどこか遠い所に行こうとしている…こういう時、どうすれば良いか解からない……」

シル 「関わらなければいいと思いますよ。」




良人 「さて、これで準々決勝の試合は全部終わった訳だが……まだ枠が一つ余ってるよな?」


良人 「つー訳でだ!ここでこの大会のスペシャルゲストに登場してもらうとしようか!!」


良人 「スペシャルゲストは………コイツだ!!!」



      
             プシュゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!





^T^ama「会場のプレイヤーズ!!Nyaoッス!^T^amaだNya!」ノシ











             “ Nyaoッス!!プレイヤーズ!! ”



     “ 今日も^T^amaのウルトラテクで!超!エキサイティングするのNya! ”


            
      “ おもしろい ゲーム クソゲー そんなのひとの かって ”
 


             “ 楽しんでこそのゲームなのNya! ”


            
 

        ― ニューフェイス・ゲームプレイヤー RANK“B” 『^T^ama』 ―













           キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!



                ^T^ama-  コッチムイテー! カワイイー






シル 「んま!!すごい歓声です!!」

俺氏 「あの猫きぐるみショタ、一体何者なんだ?【バーチャルバイザー】なんか付けてさ」


※ Tips 【バーチャルバイザー】

      ゲーム画面を映し出す事が出来る超高性能サングラス。3D対応。




只野 「あれは…プロゲーマの“^T^ama”だね。
    そうか、この大会が注目を集めていたのは、彼が出るからだったんだ。」


俺氏 「し、知っているのか只野!」


只野 「ああ、多くの格闘ゲーム大会で活躍中のプロゲーマーにして、今人気急上昇中の“ゲーム実況者”だよ。」


シル 「ゲーム実況?」

俺氏 「ニヨニヨ動画のジャンルの一つだ。ゲームのプレイを実況付きで動画にして、
    それにユーザーがコメントを付けて楽しむコンテンツだな。」


只野 「^T^amaは、最近動画投稿をはじめた新人実況者なんだけどね。初投稿で
   “とあるゲーム”のクリア動画を上げてから、一躍実況ランキングのトップにまで上り詰めたんだ。」


俺氏 「とあるゲーム?」



只野 「キミも名前くらいは聞いたことあるだろ?『バミューダの伝説』さ。」




俺氏 「ま、マジで!?あのクソゲー、クリア出来るヤツが居たのか!?」



只野 「バミューダの伝説…20年前に発売されたレトロゲーム。」


只野 「コマンド入力しなければ僅か1ドットの高さから落下しただけで死亡するゲーム史上再弱の主人公。
    即死面や緻密なフラグ管理を含む、難しいを通り越してもはや理不尽と言われるほどのゲームシナリオ…
    クリアは絶対に不可能とまで言われ、付いた通り名が『伝説のクソゲー』」


只野 「それを初めて完全クリアして、ニヨ動に動画を上げたのが、あの^T^amaなんだ。」




良人 「…という訳で、ここからは^T^ama選手にもトーナメントに加わってもらうぜ!!」

^T^ama「よろしくNya!まぁどーせ、^T^amaの優勝に決まってるけどNya♪ニャハハハ♪」



俺氏 「…なんか、ムカつく野郎だな…」

只野 「その生意気具合がカワイイっていう女性ファンも多いらしいね。しねばいいのに。」


シル 「ちぃちゃん、見てください。あれがモテない男たちの僻みですよー。」

ちぃ 「……べんきょーに…なる…の……」




 
  ― そして・・・ ―



シル 「喰らうのです!!秘義!シューティングスターシンドローム!!」


出っ歯「ば、馬鹿な!!前大会優勝者のこのオイラが!こんなポッと出のヤローなんかにぃぃぃぃ!!!」



             ケッチャク!!



良人 「ゲェェェェムセェェェット!!勝者!プレイヤーSIR!!決勝進出だ!!!」



      ワァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!





シル 「やりましたね!!マスター!!決勝進出ですよ!!」

俺氏 「…俺はほとんど何もしていないがな……皆盛り上がってて、なんていうか疎外感ハンパない。」


只野 「決勝進出おめでとう!マイフレンド!!僕の分まで頑張ってよ!!」

ちぃ 「……つぎは…ちぃの……ばん、なの…あなた……けっしょう、まってて…ね?」


俺氏 「ああ。応援してるよ。」


ちぃ 「……なの。」フンス!




^T^ama「ニャNya!?こんな保護者同伴のチミっこが^T^amaのバトル相手Nya?ここはいつから幼稚園になったNya?
    チミっこは大人しくダッさいスーツのパパに甘えてればいいのNya!」


俺氏 「パパって、俺の事か?」

シル 「あ、ダサいスーツって自覚あったんですね。」


ちぃ 「………あなた、わるくいうな…なの。」ムッ


ちぃ 「それにちぃ……ちみっこ…ちがう、の……たまのほうが…ちぃより…せ…ちみっこ…なの……
    きぐるみ…なんて……あかちゃん…みたい…なの。」


^T^ama「フギャー!!背の事は言うNya!!それにこのきぐるみは^T^amaのアイデンティティーNya!!
    もう怒ったNya!オマエ嫌いNya!!ゲームでぶっ飛ばすNya!!」


ちぃ 「…こっちのせりふ…なの。」フンス!フンス!



良人 「ステージ上では小動物二人の小競り合いが続いてるが。そろそろ試合を始めてもいいか?
    答えは聞いてねぇがな!!」



良人 「準決勝第二試合!!ちぃVS^T^ama!!」




       良人 「レディィィィファイトォォォォ!!」




            イザ チンコンノ ユメニマイチレ !!



ちぃ 「…なの!」タタン


良人 「先に仕掛けたのはちぃ選手だ!!積極的に前に出て行く!!」



俺氏 「…まずいな。」

シル 「え?何でですか?私にはちぃちゃんが押しているように見えますけど。」


只野 「さっきの試合で解かったけど、ちぃタソの基本スタイルは『待ち』なんだ。自分からは仕掛けない。
    でも、今はさっきの挑発で熱くなってるせいか、自分から無理矢理仕掛けていってる。」
     

俺氏 「対して、^T^amaの方は冷静そのものだ…さっきの激昂も演技だったみてーだ。
    アイツ、かなり煽りなれてやがるな…」


俺氏 「だから…」


^T^ama「Nya!」ピシ!


ちぃ 「……!」


良人 「おおっと!カウンター気味の小パンが入った!!そこからコンボが繋がっていく!!」


シル 「ああ!」


只野 「やっぱり…隙を付かれて一気に追いやられちゃってるよ……」


俺氏 「なれないスタイルでペースを崩してちぃちゃんの動きが鈍い……。
    何より。こういうのは古来よりこう決まってるんだ。」




俺氏 「『先出しは負けフラグ』ってな!!漫画やアニメならお約束だ!!」




シル 「結局それですか!!」







   ・・・   ・・・   ・・・
    


良人 「ああっと!残りライフ僅かでちぃ選手の紫ピヨッた!!これは絶体絶命か!!」


ちぃ 「ッ!」レバガチャガチャ!


^T^ama「ニャNya!これで決めるNya!!」バックステップ


俺氏 「!?^T^amaが筐体から離れた!それにあの、猫が顔を洗う様なポーズは…!!」




    ^T^ama「秘儀!!“炎のタマ!!”ニャニャニャニャニャニャニャNyaaa!!」ペシペシペシペシペシ




只野 「ゲェー!!
    
    まるで猫が猫じゃらしにじゃれつくかの様な連続ネコパンチによってレバーを小刻みに動かしている!!
    余りにも早すぎて両手に炎のエフェクト、背後に大きな猫の幻影が見えるよ!!」



シル 「い、一体あの技にどんな意味が…!!」


俺氏 「ただの魅せ技だな。特に意味など無い。」


シル 「ウェェェェ!?」 



ちぃ 「ッッッ!!」
 


         バァァァァァァァァァァァァン



            ケッチャク!!




良人 「決まったァァァァ!!WINER!^T^ama!!決勝進出だぁ!!」




^T^ama「…ま。チミっこにしては良くやったんじゃねーの?でも、このTamaの相手をするには10年早いNya!
    オムツが取れたらまた相手してやるNya。」





書き溜めが尽きたので今日はココまでにします。





ちぃ 「……まけた、の……ちぃ、くやしい……の……」ジワァ


シル 「ちぃちゃんは良くがんばりましたよ!ね!マスター!」

俺氏 「ああ。大会ベスト4なんて立派な成績だ、ちぃちゃんはよくやったよ…」


ちぃ 「……でも、あなた…ばかにされて……ちぃ。なにもできない…の…
……ちぃ…それが、いちばん…くやしい。の……」


俺氏 「ちぃちゃん……」


シル 「安心してください!!ちぃちゃんの敵は私達が必ず取ってみせますから!!」


ちぃ 「……しるちゃん……ありがとう……なの……」




良人 「さあ!!いよいよ大会も残すは決勝戦のみ!!ここまで勝ち進んできた2名の選手の入場だ!!」






良人 「まずはコイツ!!人間離れした、まるで精密機械の如き動きでここまで快勝を続けて来た!!
    見た目はダサいがプレイは熱い!!今何かと話題のこの男!!」



俺氏 「ナビ子。景気付けにいつものを頼む!」






      シル 「了解!“デバイスからマスターを認証。PASを起動します!”」





    俺氏 「うおぉぉぉおおおおおおおおお!!やぁってやるぜぇぇえええええ!!」





良人 「全非リアの星!!SIィィィィィィRゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」




         ワァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!


     

只野 「ガンバレー!!マイフレーンド!!!」


ちぃ 「……きをつけて、なの……たまとのしあい…なにか…おかしかった…の…
    ちぃのしっぱい……だけ…じゃない……なにか……」






良人 「対するは!!ニヨニヨランキング期待の新鋭!!NO1プロゲーマーとの呼び声も高いこの男!!!
    キュートで気まぐれなその仕草はバンビーナ達の人気を集めているらしいぞ!」


良人 「ま、俺ほどじゃないがな!!」



良人 「新進気鋭のプロゲーマー!!^T^aァァァァmaァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」



^T^ama「Nyaッハァァァァァァァァァ!!オーディエンス!!^T^ama様の秘儀に酔いNya!!」



       キャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!



^T^ama「お、なんだNya?今度はパパの出番かNya?チミっ子の敵討ちにでもきたのかNya?」

俺氏 「そうやって煽って相手のペースを乱すのがお前のやり方なんだろうが、
    俺にそんなチャチな煽りは通じないぜ!!残念だったな!!ハハハハ!!」

^T^ama「……ほほーぅ…だったら思う存分煽ってやるnya!」


^T^ama「やーいやーい!!ダサいスーツに変な髪型の根暗野郎!!Tamaが怖いのかNya?
    だったらさっさと尻尾を巻いてママの所に逃げ帰るNya!!この腰抜けタマナシフニャ○ンDT野郎!!」


俺氏 「……へ、へんっ…効かねぇなっ……!!」

シル 「涙目じゃ説得力無いですよー。」



^T^ana「………ハーゲ。」ボソッ



俺氏 「今俺のこの髪の事なんつった!?野郎ぶっ殺してやるぅ!!」



シル 「思いっきり煽られてるじゃないですか!!」

俺氏 「だって!!だってアイツハゲって!!俺まだフサフサなのに!!フサフサなのにハゲって!!」

シル 「ハイハイ、マスターはハゲてませんよー。ただチョット生え際が後退し始めてるだけですよー。」

俺氏 「ナビ子!?」



良人 「おいおい…熱くなるのは結構だが、勝負は口喧嘩じゃなくゲームで頼むぜ?
    折角の決勝戦だ、ツマラナイ試合をして俺のバンビーナ達をガッカリさせるなよな?」


良人 「気を取り直して…決勝は二本先取した方が優勝だ!シンプルで解りやすいだろ?」


良人 「それじゃあ!!二人供プレイヤー席へ!!
    精々激しいバトルで会場のバンビーナ達を火照らせるんだな!!」




^T^ama「………」

俺氏 「…おいテメェ!!!早く席に着きやがれ!!」

^T^ama「…TamaはこのままでいいNya。」

俺氏 「…は?」


^T^ama「聞こえなかったのかNya?。初戦はアンタにプレゼントしてやるって言ってるNya。
    ド素人にはそれくらいのハンデは必要だろ?何なら二戦い目のライフも半分やろうかNya?」フフン



ザワザワ…ザワザワ


 
俺氏 「…くそ!とことん人を馬鹿にしやがって!!」

シル 「ど、どうしますかマスター?」

俺氏 「気にするなナビ子。舐めプには舐めプだ!!小パン一発だけ入れて、
    後はタイムアップまで何もせず挑発して馬鹿にしてやれ!!」

シル 「……は、はいです……」ピシッ






・・・   ・・・   ・・・



       ケッチャク!!



良人 「…オマエ等なぁ!!これ決勝戦だぞ!?解ってんのかよ!!
    盛り下がるような試合してねーで!!真面目にやりやがれ!!」



^T^anam「OKOKNya~…全くウルサイnya~」ストン。



俺氏 「いよいよだな…気を引き締めて行けよ!ナビ子!!」

シル 「ハイです!…って!だから私はシルですってば!!」



良人 「それじゃ気を取り直して…二回戦!!レディー!!ファイ!!」



            イザ チンコンノ ユメニマイチレ !!


シル 「………」ピシッ!シュパ!

^T^ama「………」ヒュン!パン!


良人 「先ずは静かな滑り出し…小足と弱パンで互いを牽制しての読み合いと言った所か!!」



俺氏 「おいおい!^T^amaちゃんよぉ!あれだけ煽っといてやけに消極的じゃねーか!!」


^T^ama「……バトル中に話しかけんなよ…ま、いいNya、その挑発のってやるよ」タタン!


良人 「^T^amaが宣言通りジャンプで飛び込む!」


シル 「!」クィ!カチカチ


^T^ama「………」カカッカン!グリン!カン!



シル 「…あれ!?」



バキィ!!



良人 「あーっと迎撃失敗!!SIR選手ここで痛恨の操作ミス!!」





^T^ama「NyaNya!」パン!パパン!


シル 「え!?あ!な、なんで!?」カチャカチャ


良人 「シル選手!動揺から操作ミスが続く!!みるみるライフが減っていくゥゥ!!」


^T^ama「Nyaaaaa!!」バァァァン!!



ケッチャク!!



良人 「そのまま押し切ったァァ!!第二ラウンドを取ったのは^T^ama!!一対一のイーブンに持ち込んだ!!」



俺氏 「何やってんだよこのポンコツ!!AIが操作ミスとかしてんじゃねーよ!!」

シル 「ち、違うんです!!私は操作ミスなんてしてません!!何かがおかしいのです!!」

俺氏 「おかしいって…何がだよ…?」


シル 「僅かに…ほんの僅かになんですが、キャラクターが操作を受け付けない時があるのです!!
    恐ろしく速い瞬間…それこそ、AIの私でなきゃ見逃しちゃうような時間で。」


シル 「そのコンマ一秒に満たないフリーズのせいで、
    コマンドミスやガードミス判定になってしまってるのです!!」


俺氏 「な、なんだよそれ…どうしてそんな急に。」

シル 「と、とにかく、良人さんに言って試合を止めてもらって、筐体メンテナンスを……」



良人 「さあ残すは最終ラウンドのみ!!泣いても笑っても次で全てが決まっちまうぜ!!準備はいいか!?
    無理なんて言葉受け付けないがな!!最終ラウンド!!レディィィィファイトォォォォ!!」

 
            イザ チンコンノ ユメニマイチレ !!        


シル 「ああ!は、始まっちゃいました!!」





俺氏 「くそ!とにかくやるしかないだろ!!後一回勝てば優勝なんだ!!根性見せろナビ子!!」

シル 「は、ハイです!!」カチャカチャ!パン!


^T^ama「………ニャハ。」カカッカン!グリン!カン!


俺氏 「……!」



^T^ama「Nya!!」タタン!


シル 「あ、ま、また…!」カチャカチャ


良人 「おっとぉ!?これは全ラウンドの焼き直しかぁ!?一方的に攻め続ける^T^ama選手にSIR選手防戦一方!!
    手も足も出ていないィィ!!」



^T^ama「…どうしたNya?調子でも悪いのかNya?チョット位抵抗してくれなきゃつまらんNya。」タタン!

俺氏 「おい、ナビ子!このままじゃヤベェぞ!!」

シル 「わ、解かってますってば!!う、この…なんで…」イライラ。


      バキ!! バキィィ!!


^T^ama「ほらほら、どしたNya?あとチョットで^T^amaの勝ちだNya。」カカン!

俺氏 「おい!ナビ子!!何とかしろ!!」


シル 「う、うぅ、ううう……」バチ!


俺氏 「え。」



シル 「んもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!少し黙っててくださいよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
    気が散って集中出来ないじゃないですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」



      バチバチバチバチバチバチハバチバチバチバチバヂチバチ!!



俺氏 「ほぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァアアアアアアア!?」カンデン。



            - プツン -



シル 「あ。」

^T^ama「Nya!?」

俺氏 「」プスプス…




良人 「…あ、あーーっと!?こ、これは一体!?突如モニターが消えてしまったぞ!?
    …え、これマジでどうすんだよ………」


             ザワザワ…     ザワザワ…  


俺氏 「お、おいナビ子……」

シル 「あ、あぱー。つい熱くなって力が入りすぎちゃいましたー。シッパイシッパイ!てへ♪」

俺氏 「てへ♪じゃねーよ!!どーすんだよコレ!!もし俺等がやったってバレたら、
    筐体の修理費とか大会を台無しにした賠償とか請求されるかもしれないんだぞ!!
    んなモンバイトの俺に払えるわけねーだろ!!」

シル 「あわわわ……ど、どうしましょう……」



スタッフ 「え、えー!会場の皆様!!ただいまスタッフにより復旧作業を行っております!!
      試合再開までもう少々お待ち下さい!!」


^T^ama「おいおい…勘弁してくれよ……こんな【猫リセット】みたいな展開納得出来るわけねーNya……」


 ※ Tips 【猫リセット】

       凶悪な魔獣による魔性の一撃。
       その威力は凄まじく、ゲームの世界並びにそのゲームに費やした時間全てを灰燼に帰してしまう。
       だが最も恐ろしいのは、その瞬間魔獣が解き放つ『かわいらしさ』であろう。










           「ならばその決着!!このゲームで存分に付けるがいい!!」









俺氏「この高慢ちきな声は……!!



               -ヴゥン……-



スタッフ 「!!モニターに光が…何かが映し出されます!!」






                  -人生はゲームだ!!-




  -あらゆる試行錯誤を繰り返し経験値を溜め、立ち憚る難題(ステージ)をクリアするもよし!-


           -恋愛に全てを捧げ、最高の伴侶を得る事だって出来る!-
 


      -身体を鍛え強さを望むか?経営に勤しみ世界一の大富豪を目指すのも良いだろう!!-



    -何故ならこの世界は自由に満ち溢れ、プレイヤーには無限の選択肢が用意されているのだから!!- 





               -……だが貴様達にひとつだけ言わせてもらおう-
  


      -この人生と言う名のゲームのプレイを許されるのは随所その世界の“主人公”…何かを持つ者だけだ-



           -所詮モブキャラである貴様等に出来る事など高が知れている!!-、
 


                  -せいぜいがはじまりの町で、

               “ぶきやぼうぐはそうびしないといみがないよ”
                 
            等と何の意味も無い台詞を生涯言い続けるのが関の山なのだ!!-









             プシュゥゥゥゥゥゥ!!




MC 「そんな人生が嫌なら戦え!!己が運命に抗い主人公の座を勝ち取るがいい!!」




MC 「ごきげんよう国民諸君!!」



MC 「我が名はMC!!『マイクロ・コンピューター』と書いてMCだ!!
    気軽にMCちゃんと呼んでくれてかまわない!!」



俺氏 「MC!!」



MC 「…ちなみに前作『人生相談占い師』編での私は『ミステリアス・クール』と書いてMCだったが…
    作者の馬鹿がすっかり書き忘れていて披露できなかった!真に遺憾である!!」


MC 「折角の私の数少ない見せ場シーンを台無しにした作者には、
    後でケジメを着けさせてやることに、するっ!!」


シル 「いったいなんの話をしてるんですか!?」


MC 「…ま、そんなことはどうだっていい。おい、貴様。」


^T^ama「な、なんだNya!?Tamaに何か用かNya!?」


MC 「貴様はコイツとの完全決着を望んでいるのだろう?ならば私がそれに相応しい舞台を用意してやる。」


MC 「いま世界で最も注目されている、熱く激しくスリリングで超!エキサイティングなバトルゲーム!!」




          MC 「ENJバトルのステージをな!!!」







^T^ama「ENJバトル……!」

MC 「なんだ?もしや貴様。怖じ気づいたのか?」


^T^ama「…ニャハ♪まさか!!前から一度プレイしてみたいと思ってた所Nya!
    Tamaは最高にして最強のゲーマーNya!!例えどんなゲームでも完璧にクリアしてやるNya!!」


^T^ama「……最も、目の前のダサメガネがもう一度^T^amaとのバトルに応じてくれればの話だけどNya~。
    別にいいNyaよ?尻尾を巻いて逃げても。」


俺氏 「…そんなに煽らなくても、俺の答えなんて最初から決まってる!!」


俺氏 「お前の嘘を白日の元に晒し切って!!その減らず口を二度と聞けなくしてやるぜ!!」



MC 「よかろう!!さあ役者は揃った!!」


MC 「勝負は三日後!このゲームセンターにて執り行う!!」


MC 「それまで双方精々装備を整え、経験値を稼ぎレベルアップしておくが良い!!」






       MC 「人生に刺激と喜びを!!世界に混乱と激動を!!」


           MC 「さあ!儀式を始めよう!!」





    MC 「Let's!!エンジョォォォォォォォォォォォォォォォォイ!!!」
 







   ・・・   ・・・   ・・・




俺氏 「……さて、バトルに備えて^T^amaについて調べておく必要があるな……」


俺氏 「早速調査開始だ!!奴についてのゴシップ、必ず手に入れてみせるぞ!!」


シル 「ハイです!!マスター!!」




            調 査     開 始




俺氏 「…取り合えず誰かに話を聞いてみるか。」


 
                 行動選択


 ① 只野と話す        ② ちぃと話す     ③ ゲームセンター内を散策する



安価 ↓





俺氏 「古より、操作の基本は足で稼ぐものだと言う…とにかく辺りを散策してみるか……」

シル 「わっかりました!!」




 - そして -



俺氏 「う~ん、有用な情報を持ってそうな奴なんてそうそういないな…」

シル 「……そもそも、マスターが話しかける人をえり好みしすぎなんだと思いますよ……
    さっきからちっとも話しかけてないじゃないですか!!」


俺氏 「だ、だってここゲーセンなんだぞ!?、もし話しかけた相手がタチの悪いDQNだったらどうするんだよ!!
    もう黒人米兵の前でジャンプするのはこりごりなんだ!!ここはもっと慎重に行くべきだ!!」

シル 「一体過去にゲーセンで何があったんですか……」


俺氏 「…ん!あ、あれは!!」


シル 「何か見つけたんですか!?」


俺氏 「あのプライスゲームの景品!!コッセツマンのゲーセン限定フィギュアだ!!
    前々から探してたんだがこんな所で見つけるとは!!是非手に入れないと!!(使命感」


シル 「ちょっと!!そんな事してるヒマなんてないですよ!!」


俺氏 「うるさい!!コッセツマンは何を置いても優先されるんだ!!」


シル 「あーもう……どうなっても知りませんよ……」




 - 30分後 -




俺氏 「くそぅ…三千円も使ったのに取れなかった…このゲーセンアーム弱すぎだろ……」


シル 「ほーら、言わんこっちゃない……」



再安価 ↓



ちぃ 「……あなた……」


俺氏 「ん?あぁ、ちぃちゃんか…」

シル (いきなり背後に現れたのはスルーですかそうですか。)



俺氏 「ごめんな…ちぃちゃんの敵を取るって約束……マモレナカッタ……」


ちぃ 「…うう、ん…いい、の……あなた、がんばった……の……ちぃ…とてもうれしい……の……」

シル 「実際戦ってたのは私ですけどねー。」


ちぃ 「…それに、あなた…まだ、まけて…ない…の……えんじょい、ばとる……がんば、なの……」グッ!


俺氏 「ああ、そうだね。まだ負けたわけじゃない。ちぃちゃんも応援してくれているんだ!
    今度こそ決着を付けないとな!!」


シル 「その意気ですよ!マスター!!」

ちぃ 「……なの。」フンス!






シル 「それにしても…一体何だったのでしょうか……急に筐体の調子がおかしくなって。
    キャラクターが思うように動かなくなったんですよね。」


シル 「アレが無ければ優勝出来てたかもしれなかったのにぃ……
    うぅ…悔しいなぁ……もしかしてバグなのかなぁ……」


ちぃ 「…ちぃのとき…も…そうだった……の。きゃらくたー、かくかく、なの。」

シル 「ほえ?ちぃちゃんもですか?」


俺氏 「……もしかしたらそのバグ、意図的に引き起こされた物なのかもしれないな。」


シル 「意図的にって……もしかして…!」


俺氏 「ああ、【チートバグ】だ。」



 ※ Tips 【チートバグ】

       チートbぐとh…くぇrtでありぁsぢなのである。
       その効果をつああdcfぴぽって楽しむ動画動画動画m補遺存在する。



シル 「一体誰がそんな事を!?」


俺氏 「考えられるのは一人しかいないだろ?」


ちぃ 「……たま……なの……?」



俺氏 「ああ、バトルの最中、^T^amaの奴がおかしな行動をしてたんだ。スタートボタンを連打したり、
    スティックを小刻みに揺らしたり、バトル中ではやらないような操作をな。」


シル 「…マスターの気のせいじゃないですか?だってこれ、公式大会なんですよ?
    その辺の対策は万全に済まされてるはずです。」


シル 「ほら!マスターだってゲームに熱中すると、身体を左右に傾けたり、
    ヨガみたいな座り方になってブツブツ呪文唱えたりするじゃないですか。
    あれと同じ様な、^T^amaさん独特の癖なんじゃ……」


俺氏 「う~ん、それも否定は出来ない。ルーティンワークの線も捨て切れないしなぁ……」


俺氏 「でも、^T^amaがあの動きをした後、お前の言う“バグ”が発生してるんだ。それも3回もな……」


俺氏 「疑って掛かって損はないだろう。」



ゴシップ GET!


 【チート疑惑】


 バトルの最中、^T^amaは不可解な操作を行っていた。
 その後、キャラクターの行動にバグが生じている。^T^amaはチートを使っている……?




シル 「あ!そうです!!だったら私がもう一度ゲームの筐体に潜り込んで調べてみましょうか?
    もしも^T^amaさんがチートを使ったのであれば、何らかの痕跡が残ってるかもなのです!!」


俺氏 「そうか!…で、でも、どうやって調べさせてもらうんだよ……
さっきの筐体は大会のスタッフが管理してるはずだぜ?」


シル 「あ、えと……と、とにかく一度、良人さんに相談してみましょうか……」

俺氏 「……だな。」




                 行動選択


        ① 只野と話す        ② 良人に相談する    



安価 ↓



取り合えず安価だけ出して今日は終了にします。
安価にお付き合い頂きありがとうございました。


安価 ↓




只野 「マイフレンド!なんだか大変な事になっちゃったね……」


俺氏 「只野か…まあな、いつもの事さ。」


只野 「僕に出来る事が有れば何でも言ってくれ!力になるよ!!」


俺氏 「ありがとうな、助かるよ。」


只野 「なに水臭い事言ってるんだよ!僕達、その…と、トモダチだろ…!友達は困ったときに支え会うものさ…だろ?」b


俺氏 「そ、そうだよな……と、トモダチだもんな……!」b
 


      俺氏 「ドゥフフ……!」」bd只野「ブヒヒ……!」



シル 「えっと…このやり取りは毎回やらなきゃいけない決まりでもあるんですか?



俺氏 「それじゃあ、早速で悪いが、TamaについてKwsk教えてくれないか?」


只野 「任せてくれ!!」


忠雄 「……と、言いたい所なんだけど……僕の知ってる事は、さっき話した事位なんだ…」


俺氏 「ニヨ動の人気ゲーム実況者で、あの『バミューダの伝説』を初めてクリアした……だったか。」


只野 「うん……何分、投稿を始めてまだ数ヶ月位だからね…ネットに出回ってる情報もそんなに無いんだよ……」


俺氏 「…にしても、未だに信じられないな……あの『バミュ伝』をクリアしたなんて。」


只野 「同感だ。僕もこの目で動画を見るまで信じてなかったしね…」




シル 「あのぅ……そのバミュなんちゃらってゲーム、そんなに凄いんですか…?」


俺氏 「…凄いなんてモンじゃないさ……俺も実際にプレイしてみたから言える。」


俺氏 「あれはゲームなんかじゃ無い……ゲームの形をした、もっと恐ろしい何かだ。」


只野 「ゲームのストーリー自体はありふれた物なんだ…」


只野 「封印から復活した邪悪な吸血鬼に拐われた『プリンセスバミューダ』を助け出す為、
    太陽の力を持つ勇者が単身伝説の塔に挑む…てな具合にね。」


シル 「おぉ……!なんというか、王道ストーリーでワクワクしてきますね…!」


只野 「うん。当時の子供たちも、みんな挙ってこのゲームを買ったらしいよ……」


俺氏 「だが、誰もクリア出来なかった。」


シル 「そ、そんなに難しいんですか?」


只野 「例えば……そうだね。」


只野 「このゲームは基本的に、エリア内の敵を全て倒せば上に昇る階段が出現する仕組みに成ってるんだけど…
    シルちゃんは、階段が出現したら、どうする?」


シル 「え?もちろん昇りますよ?」


俺・只「「アウト。」」


シル 「うぇぇ!?」


俺氏 「このゲームでは、普通に階段を上ろうとすると吸血鬼が現れ、その恐ろしい能力で階段の下に戻された後
    肉の種を打ち込まれた主人公が洗脳されてゲームオーバーになるんだ。」


シル 「だ、だったらどうすれば…」





只野 「先に進むには、その階層毎に隠された謎を解かなくちゃいけないんだ…
    代表的な仕掛けだと、特定の敵だけを倒したり、隠されたアイテムを探したりね。」


俺氏 「中には、『ブルースライムを三匹、インディゴスライムを一匹、スカイブルースライムを
    五匹倒した状態で三階層前に戻って、そこに出現している赤と青の扉の内の青い扉を潜る。』
    なんて鬼畜な仕掛けもあったよな!」


只野 「あーあったあった!三匹のスライムの見た目がほとんど変わらなくて紛らわしい上に、
    そこまで青を推しておいて出現しているまさかの赤い扉。」


俺氏 「裏をかいて、せっかくだから俺はこの赤い扉を選ぶぜ!!って潜った瞬間出現する吸血鬼!!」


只野 「正解の青い扉を潜っても、フラグ音も何もないから不安になるんだよねー。
    で、その後は元居た階層に戻る為に、その階と次の階の仕掛けをもう一度解かなくちゃいけない…」


シル 「な、何だか聞いてるだけで嫌になってきました……えっと、謎を解く為のヒントとかは…」


俺氏 「ある訳無いだろ?バミューダだぞ?」


シル 「デスヨネ-」



只野 「ヒントどころか、主人公の操作も解らない状態でスタートだからね。
    初見はまず間違いなく段差を降りた瞬間落下死するんだ。コマンド知らないから。」


シル 「え、説明書は…?」


俺氏 「ペラっペラの薄紙が一枚。しかもストーリーとキャラ説明が書いてあるだけだ。」


シル 「………」



只野 「ついでに言うと、このゲームにセーブ機能やコンティニューなんて甘えも存在しないよ。
    残機が無くなれば即タイトルに戻る。」


俺氏 「一応救済措置らしき1upや一定時間無敵になれる十字架なんてアイテムも用意されてるけど…」


シル 「!」パァァ!


俺氏 「中には呪われた物も在って、それを取った瞬間ゲームオーバーだ。
    呪われてるかどうかは取ってみるまで解らない。」


シル 「……」シュン


只野 「あと単純に敵が強い。殆んどの敵は主人公よりも動きが速いし、触れば一発アウト。
    主人公は武器を取るまで攻撃出来ないし、その武器も段数制限がある上取れる場所が限られてる
    攻撃を防ぐ鎧や盾もあるけど、取ったら荷物が増えて動きがさらに鈍くなる。」


シル 「なんなんですか!!段差から落ちただけで死ぬとか主人公貧弱すぎるでしょ!!
    なんで丸腰で敵陣に乗り込んでるんですか!!そんな奴が勇者なんてやってんじゃねーですよ!!
    今すぐ辞めちまえ!!です!!」


只野 「バミューダだから仕方ない。」



俺氏 「とまぁ、そんな感じだな…ちなみに俺は一時期、このソフトのせいで
    ゲーム機を見ただけで吐く程ゲームが嫌いになった。」


シル 「トラウマ植えつけられてるじゃないですか!!」


俺氏 「バミューダだから仕方ない。」

シル 「それはもういいです!!」




只野 「でもまぁ、これでバミューダが何故『伝説のクソゲー』と呼ばれているかは解かったかな?」

シル 「ええ、十分すぎるほどに……」


俺氏 「それをクリアしたTamaの奴は、敵ながら尊敬できるかもしれないな。」


ゴシップGET!


  『バミューダの伝説』

   20年前にマーブルス社より発売されたゲームソフト。
   そのあまりの難易度と理不尽さから『伝説のクソゲー』の名を冠している。
   クリア不可能とまで言われこのゲームをクリアした事により、^T^amaは一躍有名実況者に上り詰めたらしい。





俺氏 「…よし、それじゃあ次は良人の所へ行って、筐体について調べられるか交渉してみるか。」


シル 「ハイです!…ところで、良人さんはどこにいるんでしょう?」



俺氏 「…わからん!」


シル 「うぇぇ!?どうするんですか!?」


俺氏 「安心しろ!!良人が何処に居るのかは解からんが、それを調べる方法なら解かっている。」


シル 「ほんとぅですかぁ~?」ジト‐




   ・・・   ・・・   ・・・



― ゲームセンター スタッフルーム前 ―



バンビーナA 「キャー!GLG様~!!お顔を見せてーー!!」


バンビーナB 「GLG様~抱いて~!!」


警備員   「はいはい!!ココは立ち入り禁止だよ!!帰った帰った!!」


バンビーナC 「うるせーよ!!アタイらはGLG様に会いにきてんだ!!テメェが帰れ!!」


          キャー! キャー!



シル 「…なるほどぉ、バンビーナさん達の集まってる所を探せば、そこに良人さんもいる訳ですね……
    考えましたね、マスター!」


俺氏 「俺は知らなくても、バンビーナの野生の嗅覚なら必ず良人の居る場所を突き止めるだろうと踏んだのさ!」


シル 「流石!私のマスターです!!他人の労力を無断使用する事に置いては他の追随を許しませんね!!
    よっ!抜け目が無い!!」


俺氏 「はっはっは!そんなに褒めるなよ!!」




シル 「で?どうやって中に入るんですか?」


俺氏 「……うん?」


シル 「だからぁ、どうやってバンビーナさん達と警備のおじさんを掻い潜って、良人さんに逢うんです?
    それも考えてあるんでしょ?もったいぶってないで早く教えてくださいよぉ~」


俺氏 「…………」ダラダラ



シル 「…え。どうして冷や汗なんか流して……え、まさか、ココまで来てノープランだとか言わないですよね?ね?
    どうするんですか?」


俺氏 「………どうしよっか?」


シル 「……マスターのばかあほまぬけごみくずのーたりんとんまおろかもの!!
    ちょっとでも感心した私の純情を返してください!!」


俺氏 「上げて叩き落された!?」


シル 「もー!!これからどうするんですか!!」


俺氏 「どうするっつったって………いて。」コツン


シル 「どうしたんですかっ。」ムス


俺氏 「いや、今俺の頭に何かが飛んできて……ん?」



着ぐるみ「」テマネキ





俺氏 「…なんだ、アレ?」


シル 「…このゲームセンターのマスコットキャラみたいですね…
    マスターの事呼んでるみたいですけど。どうしますか?」


俺氏 「どうするって…いかにも怪しいだろアレ。関わりたくない。」


シル 「でも、このままこのままここに居てもしかた無いですよ。ここは、藁にも縋る思いで、
    勇気を出して付いていってみましょうよ!ね?」


俺氏 「いやだ。関わりたくない。なぜなら怪しいからだ。」


シル 「虎穴に入らずんばなんとやらっていうでしょ?いいからいきますよ!!ホラホラ!!」


俺氏 「いやだ。関わりたくない。なぜなら怪しいからだ。」


シル 「RPGのループ選択みたいな受け答えしないで下さい!!」


俺氏 「いやだ。関わりたくない。なぜなら怪しいからだ。」


シル 「」ブチ



   バチバチバチバチバチ!!



<ホギャァァァァァァ







― ゲームセンター・倉庫 ―



着ぐるみ「」スタスタ



俺氏 「…ほらぁ、人気の無い場所に連れてこられた……やっぱり関わるべきじゃなかったんだよぉ……」


シル 「今更後悔しても仕方がないですよ。男だったら腹を括って下さい!」


俺氏 「くそぅ…人事だと思って……」



着ぐるみ「」ピタ。



着ぐるみ「……ここなら大丈夫か…」クル。


俺氏 「ひぃ!!お、俺金なんて持ってないぞ!!なにせ万年コンビニバイトだからな!!
    だだだだから仲間とか黒人米兵とか呼ばないで下さいおねがいしますなんでもしますから!!」


シル 「ん?今何でもするって……」


俺氏 「黙ってろポンコツ!!話がややこしくなるだろ!!今は俺が生きるか死ぬかのの瀬戸際なんだぞ!?」


着ぐるみ「……おいおい。落ち着けって。別に取って食ったりしないぞ…
     バンビーナなら別だがな…っていかんいかん、キャラが抜け切ってないな……」


俺氏 「ふひぃ!!ごごごごめんなさいあなたにいったわけじゃあないんですみえないだろうけどここにぽんこつAIが」


着ぐるみ「だから落ち着けって!俺だよ、俺。」カポ 




良人 「ふぅ。やっぱりこの季節に着ぐるみは暑いな……」


シル 「んま!良人さんです!マスター!!良人さんですよ!」


俺氏 「だからおれはなにもしらないよしとなんてしらな…え、良人?」


良人 「よっ!さっき振りだな、親友。」ニカ






俺氏 「…驚かせるなよ。てか、なんでそんな格好してんだよ。」


良人 「はは!悪い悪い!ま、コッチにもいろいろと事情があるんだよ。
    全盛期に比べれば大分減ってはいるんだが、未だにああいうバンビーナ達も多くてな。
    こんな格好でもしなければ、自由に外にも出られないんだ。ホント参るぜ…」


シル 「それにしても…着ぐるみって……」


良人 「…で?俺に何か用か?さっきも楽屋の前でうろうろしてたみたいだが。
    ってか、用があるなら電話かメールしろって。」


俺氏 「デンワ? メール?」


シル 「あぁ、ダメです…自分から使う事なんて滅多になさ過ぎて、
    マスター、コミュニケーションツールの存在その物を忘れてしまってます……」




  ・・・   ・・・   ・・・



良人 「なるほどね…チートか……」


俺氏 「ああ、それで、出来れば何とか筐体を調べさせて欲しいんだが……」


良人 「う~ん。俺も手を貸してやりたいのは山々なんだが…それはチョット厳しいかもな……」


俺氏 「ど、どうしてだよ!?」


良人 「実はさ…さっき、あの筐体を管理しているゲーム会社がやって来て、回収していっちまったらしいんだ。
    修理する為にな……恐らく一度初期化するだろうし、データが残っているかどうか……」


俺氏 「ま、マジかよ!?」


良人 「まぁ、俺も一応当たってはみるけど、あんま期待すんなよ?
    俺だって所詮、ただ大会の司会をしただけの部外者なんだし。」


俺氏 「ああ、それでも構わない。頼んだぜ、良人。」



良人 「………」


俺氏 「ん?どうしたんだよ?」


良人 「…いや、お前に何かを頼られるのも、随分と久しぶりだと思ってさ。
    昔はよくこうやって、二人で釣るんでたんだよな…それでオマエがいつもトラブって、
    俺に泣きついてきてさ……」


俺氏 「…トラブルの原因は、お前が誰かの彼女に色目を使った…って因縁が大半だったけどな…
    それで俺がオマエを呼び出す為の人質にされて、いつもとばっちりを受けるんだ……」


良人 「…あれ!?そうだっけ!?」


俺氏 「そうだよ……港の倉庫で古風な髪形をした方々20人に囲まれた時は、流石に死を覚悟した。」


良人 「ま、まぁ、済んだ事は水に流してくれよ!!な?親友!!」


俺氏 「…ったく。」




良人 「……なぁ。えっと、その…さ……」


俺氏 「…済んだ事は水に流すんだろ?てか何度目だよその話。
    ……俺はもう気になんてしてない。だからお前ももう気にすんな。」


俺氏 「………親友。」


良人 「…おう。ありがとうな…親友。」



シル 「イイハナシダナー。」









俺氏 「さて…ゲームセンターで調べられそうな事は大体調べたかな…」

シル 「どうします?一度お家に戻って、これからの対策について考えてみますか?」

俺氏 「うーん……そうするか。」





 - 自宅 -


俺氏 「……で、俺の部屋まで戻ってきた訳だが……」



只野・良人「おじゃましまーす。」ちぃ「…なの。」



俺氏 「なんでオマエ等も居るんだよ!!」


只野 「何言ってるんだい!!マイフレンドのピンチにじっとなんてしていられないよ!!
    僕にも何か手伝わせてくれ!!」


ちぃ 「……がんばる、の。」


良人 「俺は…まあ、二人が行くって言うから成り行きで……迷惑かなとは思ったんだがな……」



シル 「まーまー。手伝ってくれるって言うんですし、ありがたく協力してもらいましょうよ。」


俺氏 「……まあ、野郎二人は良いとしても、ちぃちゃんはそろそろおうちに帰ったほうがいいよ。
    そろそろ門限だろ?お母さんも心配しちゃうよ?」


ちぃ 「……だいじょうぶ…なの…あなたの…おうち…おとまりするって…いってある…の。」つおとまりセット


俺氏 「端から泊まる気だったよこの子!!え?てか何!?お母さん俺の部屋に泊まる事承認したの!?」


ちぃ 「……しゅどうけん…さいしょが、かんじん……がんばれって、いってたの……」グッ


俺氏 「お母さん!?」




シル 「えーと。それじゃあ、まずはどうしましょうか……」


俺氏 「うーん。そうだなぁ……どうすれば良いと思う?」


シル 「いきなり人に丸投げしないで下さいよ!!」


           選択肢


① 只野の案を聞く  ② ちぃの案を聞く  ③ 良人の案を聞く



安価 ↓




俺氏 「ちぃちゃんは、なにかやりたい事あるかい?」


ちぃ 「……ちぃ、どうが…みたい、の。」


シル 「動画って、^T^amaさんの実況動画ですか?」


ちぃ 「なの。……たま、けんきゅう、するの……こんどこそ…たおす……の。」フンスフンス!


只野 「^T^amaの動画かぁ……けっこうな本数を上げてるし、全部見ている時間はないなぁ。」


ちぃ 「…なの……」ションボリ


良人 「だったら、ツイイッターでおすすめの動画でも聞いてみたらどうだ?」


シル 「!」ピクン!


俺氏 「反応するなポンコツ。…でもまぁ、良い案かも知れないな。」


シル 「ついでにツイイッターで情報収集もしちゃいましょう!」




       投下するキーワードを選んでください。



① ^T^amaのおすすめ動画  ② チート疑惑   ③ ゲーム大会  ④ プレイヤーSIR


安価 ↓





    ――――――――――――――
        俺 氏
    ――――――――――――――

      
        フォロワー   
     
      1億4109万1400人




[俺氏]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ^T^amaの動画のおすすめってなに?


[ レトロマン]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 やっぱ『バミューダの伝説』っしょ!あれは衝撃的だった。


[ RPG 好き]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 『ライジングファンタジー』


[ 格ゲーマニア]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 格ゲーやってるなら『ウルトラファイト3』は参考になるぜ。なんせプロゲーマーの動画だ。


[ オカルトクイーン]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 MYSTERIOUS ROOM ね。^T^amaちゃんの悲鳴ゾクゾクしたわ……


――――――――――――――――――――――――――――――――――――




俺氏 「おお!けっこう反応してくれた。」


シル 「後で動画をチェックしてみましょうか。」



俺氏 「他のキーワードも投下しとくか。」



再安価 ↓







    ――――――――――――――
        俺 氏
    ――――――――――――――

      
        フォロワー   
     
      1億4109万1400人




[俺氏]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ^T^amaってチートやってね?なんか動きおかしいんだけど。


[ 奈々氏]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ふざけんな。やってる訳ないだろ。


[ ゲー田ゲー太]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 負け犬の僻み乙


[プロゲーマー志望 ]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 証拠あるの?憶測でプロゲーマー中傷するような事書いてんじゃねーぞ? 


[ミケ猫 ]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 どうせTamaちゃんに格ゲーで負けたからその腹いせでしょ!?卑怯者。


――――――――――――――――――――――――――――――――――――




俺氏 「うわぁ!!お、俺のツイイッターが!!」


良人 「おいおい…もう少し言葉を選べって。そんな聞き方じゃ当たり前だ。」



俺氏 「くそう…めげずに他のキーワードも投下するぞ……」



再安価 ↓







    ――――――――――――――
        俺 氏
    ――――――――――――――

      
        フォロワー   
     
      1億2669万5372人




[俺氏]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ^T^amaって大会で活躍してる?


[ ミケ猫]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 あたりまえ。一番目立っててかわいい。


[大会観測委員会会長]――――――――――――――――――――――――――――――――


 強いけどムラッ気がある。気分屋で途中棄権する大会も多いし。


[プロゲーマー志望 ]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ↑ だな、好きなゲーム。特にマーブルス社のゲーム大会ならほぼ負け無しだ。 


――――――――――――――――――――――――――――――――――――



俺氏 「強いけど気分屋で棄権も多い……か。」


只野 「あ、それよりココ。マーブルス社の大会ならほぼ負け無し……だって!」


良人 「そういや、今回の『戦乱カグツチ』もマーブルス社主宰の大会だったな。
    だからファンの間じゃ、^T^amaが出るかもって話題になってたんだ。」


俺氏 「ふーん。なるほどねぇ…」



ゴシップGET!


 『“プロゲーマー”^T^ama』

^T^amaはそのゲームの腕前を活かして、プロゲーマーとしても活躍している。 
  しかし、気分屋で大会を途中棄権する事も多いらしい。
  好きなゲーム、特にマーブルス社主催の大会では負け無しだとか。




俺氏 「さて、残りはあと一つか…」



 ① 投下する  ② 投下しない




安価 ↓





    ――――――――――――――
        俺 氏
    ――――――――――――――

      
        フォロワー   
     
      1億2669万5372人




[俺氏]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ゲーム大会で活躍したSIRだけど質問ありますか?


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



シル 「ふっふっふー!あまりの人気にツイイッターが大荒れになっちゃうかもですね♪」


俺氏 「…その自信は何処から来るんだ……」






― 数分後 ―



シル 「…どうしてリプが一つも付かないんですか!!」


俺氏 「当たり前だろ。今日始めて戦ったんだし。」


シル 「でもでもでもぉ~!!」



       ピロリン♪



ちぃ 「……あ、りぷ、きた…の……」


シル 「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」



    ――――――――――――――
        俺 氏
    ――――――――――――――

      
        フォロワー   
     
      1億2669万5372人




[俺氏]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ゲーム大会で活躍したSIRだけど質問ありますか?



[大会観測委員会会長]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


 誰?今日戦ってた幼女?


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



シル 「…………」


俺氏 「ナビ子涙拭けよ。」



只野 「よかったねちぃちゃん。印象に残ってるみたいだよ!頑張ったもんね!」


ちぃ 「…ただのも…がんばれよ……なの。」


只野 「ブヒ!?ハイ!がんばります!!」


良人 「ハハハ……」





俺氏 「…さて。ツイイッターはこんな物かな。」


シル 「どうします?他の人の意見も聞いて見ますか?」


俺氏 「うーん。」




           選択肢


① 只野の案を聞く  ②  良人の案を聞く  ③ ^T^amaの動画を見る



安価 ↓





取り合えず今日はココまでにします。
安価にお付き合い頂きありがとうございました。


安価なら下




俺氏 「それじゃあ今度は、おすすめに上がった動画を見てみるか…どれがいいか。」



               選択肢



① 伝説のクソゲー 『バミューダの伝説』 ② 格闘ゲーム 『ウルトラファイト3』

③ 王道RPG『ライジングファンタジー』 ④ ホラーゲーム『MYSTERIOUS ROOM』



安価 ↓





俺氏 「やっぱ、一番気になるのは『バミューダ』だよなぁ」


只野 「だねぇ。僕は一度見たけど、かなりの衝撃だったよ……」


ちぃ 「……でんせつ…?すごい、の…?」


良人 「まぁ、ある意味で、ね。それじゃあ再生するぞ。」カチカチ




^T^ama 『Nyaoっス!!プレイヤーズ!!^T^amaは^T^amaNya!!』


^T^ama 『今回プレイするソフトはコレNya!』つバミューダ


俺氏 「うぇ…出たよ。あの禍々しいパッケージ……見ているだけで吐きそうだ……」


シル 「トラウマ治ってないじゃないですか。」


^T^ama『なんか聞いたところによると、めちゃめちゃ難しいゲームらしいケド、この^T^ama様にクリア出来ないゲームなんて
    この世に存在するハズないのNya!今日はそれを証明してやるNya!』



 - ダイジェスト -




俺氏 「えぇ!?そこの壁壊せるのかよ!?んなの誰が気付くんだよ!!馬鹿か!!製作者馬鹿か!!」


シル 「……と思ったらいきなり魂を賭けたカーレースが始まりましたよ!?ストーリーめちゃくちゃです!!」



――――――


――――


――


シル 「あわわ……扉が64個も……これ、間違えたら勿論……」


只野 「吸血鬼登場、だろうね。」


シル 「…?あれ、10面ほど前で拾った、ダンボールに入った野良犬ですよね?
    レアアイテムだって言ってた、コーヒーガムを盗んで逃げた子です。」


俺氏 「ファ!?そんな所に隠し敵いるのか!?倒したら扉が全部消えたぞ!?」




―――――――


――――


――



ちぃ 「…てき……おおすぎ……なの……がめんほぼ…てきなの……」


良人 「……しかも、こっちの武器は効いてないな、足止め位だ。逃げるしかないみてーだ。」


俺氏 「って敵速い速い速い!!あ、あ!あああああああああ!!」


只野 「左舷弾幕薄いよ!!なにやってんの!!早くフラグアイテムの鍵を回収して!!」


シル 「…おおう。間に合ったみたいで…ってまだいるぅぅぅぅぅ!!!」





――――――


――――



――







^T^ama『…ホイ!てな訳で……
    伝説のクソゲーと呼ばれたこのゲームも、Tama様のウルトラテクの前では形無しだったNya♪』



俺氏 「……ふぅ……まさかラスボス一つ前の部屋のクリア条件が、
    1階まで戻って石像を壊すことだなんてな……」


シル 「戻った部屋の仕掛けは全復活しますから、実質2週してるような物でしたね……」


只野 「その先にいたラスボスも、十字架を10回ぶつけないと倒せないなんて…
   十字架に『なげる』のコマンドが有るなんて、動画見るまで知らなかったよ……」


良人 「しかも、本物の十字架はゲーム全体で10個しか手に入らないらしいから、道中で一回でも使ったり、
    攻撃を外したりすれば攻略不可とか…無理だろコレ。」


ちぃ 「……すごかった……の……」



俺氏 「……にしても、カット編集とかテロップとか。無駄に演出凝ってて、
    見てるだけでも面白いなこの動画。」


只野 「まぁ。流石人気実況者と言った所だね……。さて。ココからが本当の地獄だよ……」


シル 「え。」





^T^ama『さてさて!ここからは感動のエンディング画面Nya。……だ・け・ど……』





^T^ama『ココから先はクリアした者の特権。^T^amaだけで楽しませてもらうNya!』



^T^ama『画面の前のプレイヤーズも、エンディングが見たければ自分でクリアすれば良いのNya』niyaniya


^T^ama『それじゃ。バイバイNya~♪』



        ―この動画は、ご覧のユーザーの皆さんが応援しています…―





俺シ良ち「「「…………」」」



俺シ良 「「「は?」」」




俺シ良 「「「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」」」



シル 「え?あ?あぅえ?」


良人 「いやいやいやいやいやいや!!!ちょっと待てよ!!え?終わり!?ココで!?」


ちぃ 「ッ~~~~」ポス!ポス!


只野 「ねぇー!酷いよね!!!僕も最初見たときは3日は立ち直れなかったよ!!」


俺氏 「てめぇ!!只野!!知ってて今まで黙ってやがったな!!
    どうしてこうなるまで放って置いた!!言え!!
    ちぃちゃんなんか怒りの余り無言で枕殴ってるだろ!!かわいい!!
    顔埋めてる!すっごくかわいい!!」


只野 「だってだって!!僕だけ辛い思いするのは理不尽じゃないか!!
    ミンナも同じ目に逢えばいいんだい!!!」ブヒィィ!!


良人 「……屋上いこうぜ。久しぶりにキレちまったよ……」


只野 「え?良人クン?普段とキャラが……あ、ちぃタソ?どうして僕の小指いたいいたいいたいいたい!!
    小指はその方向には曲がらない!!ヤメテ!ハナシテ!!」


     ギャーギャー!!  ブヒブヒ!!  ナノ ポキリ



俺氏 「ふぅ…ふぅ…取り合えず、気晴らしに別の動画を見るか……」





再安価 ↓



ちぃ 「…ちぃ、これ……みたい、の…」


良人 「ウルトラファイト3…格闘ゲームか。」


ちぃ 「けんきゅう……なの。だめ…?」


シル 「もちろんOKですよ!ね?マスター?」


俺氏 「ああ。」


只野 「それじゃ、再生するよー。」カチ!



 ・・・   ・・・   ・・・




^T^ama『Nyaoッス!プレイヤーズ!!^T^amaだNya!』


^T^ama『今回プレイするソフトはコレNya!』つウルトラファイト3


^T^ama『今日は気分が良いからNya!プロゲーマー^T^ama様の超絶技巧をたっぷりお見せするNya!』


^T^ama『画面の前のプレイヤーズは、せいぜい参考にすると良いNya!!』



俺氏 「おおぅ…いきなりの上から目線だな……」


只野 「まぁ、^T^amaは有名なプロゲーマーだしね。」





^T^ama 『…相手の動きを良く見てぇ……ココでタタンタン!のリズムで攻めるNya!』 ショウゾウケン!


^T^ama 『で、浮かせた後、ワーッとやってガン!!Nya』リンジハケン!



シル 「…う~ん。なんて言うか、擬音が多くて説明が解かり辛いです……」


ちぃ 「……」ジー


只野 「ちぃタソ、画面を見ながらシャドウプレイやってるね…手だけが別の生き物みたいに動いてる。」


俺氏 「…よっぽど^T^amaに負けたのが悔しかったんだな。」



^T^ama『よーし!それじゃあ後は、ネットワーク戦を何戦か戦って終わりにするNya。』



       ・・・   ・・・   ・・・




    ^T^ama 『秘儀!!超新猫!!(スーパータマ) ニャッハァァァァァァァァ!!』ガチャガチャ!



                KO!!

 
               YOU WIN!! 



^T^ama『Tamaの……勝ちNya!』




只野 「ここまで危なげなく勝ち続けてるね。やっぱ上手いよ。」



^T^ama『フフーン。ミンナ弱すぎNya。^T^amaとしては、もう少し歯ごたえが欲しいんだけどNya-』



ちぃ 「むむむ…なの。」




               New Challenger!!


^T^ama『Nya?』


ポン酢大納言 〈よろしくおねがいします。〉



只野 「あ!この人!!ポン酢大納言だ!!」


俺氏 「ポン酢大納言?なんだそれ?」


只野 「ゲーム大会常連のプロゲーマーの一人だよ!!実力は折り紙付きだ!!」



^T^ama『中々楽しめそうな相手が来たNya。』



                Round 1 Fight !





俺氏 「おお、流石プロ同士の戦い…白熱して…あ、あれ?」


只野 「な、なんだか^T^amaの方が一方的に押されてるような……」



^T^ama 『……クッ!』



                     KO!!



シル 「ああ!早速一本取られちゃいました!!」


^T^ama 『……ふぅぅ。』カカッカン!グリン!カン!


俺氏 「!」




^T^ama 『…ま、あんまり一方的な展開でも、動画として盛り上がらないしNya。
     タマには相手に花を持たせるNya。』



             Round 2 Fight !




只野 「あ!今度は^T^amaが優勢だよ!!」


シル 「ねぇマスター。この展開ってもしかして……」


俺氏 「ああ。間違いない…『例の動き』もやってた。」


ちぃ 「……みて。…たま、の…らいふの…へり。」


シル 「…あ!さっきに比べて減りが少なくなってます!!それに偶にですけど、ダメージ受けたのに仰け反ってないです
    所謂スーパーアーマー状態です!!コンボを区切ってますね。
     

只野 「え?そうなの?僕には見分けが付かないんだけど…」


ちぃ 「…しろうとめ…には、わからない…れべる…でも、ほんと…なの…」


良人 「ちぃちゃん、本当にいろんなゲームをやり込んでるんだね……」


ちぃ 「……もと、ぼっち……なめるな……なの……」フンス!



         - 回線エラーが発生しました -



^T^ama 『…チッ逃げられたNya……ま、相手がTamaだし仕方がないかも知れないけどNya』



^T^ama 『画面の向こうのプレイヤーズ!^T^amaはいつ何時、誰の挑戦でも受けるNya!!
     精々腕を磨いて!^T^amaを楽しませるNya!!』







俺氏 「…よく言うぜ。」


只野 「…きっと、多分相手も気が付いたんだね。だから対戦を辞めたんだ。」


俺氏 「ああ…しかしコレではっきりしたな。」




俺氏 「Tamaは、チートを使っている。」




ゴシップ更新!


  『チート疑惑』


   とある実況動画内において、、相手キャラクターの動きが鈍くなったり、
   ^T^amaのキャラクターが相手の攻撃でダメージを受けていない等、疑惑の判定が多々有った。
   どうやら^T^amaはチートコードを使っているらしい。






ちぃ 「……あふぅ。」


俺氏 「…ん?ちぃちゃん、もう眠いのかい?」


ちぃ 「……ん~なの。」クシクシ


シル 「けっこうな時間動画見てましたもんね…今日はココまでにして、そろそろ休みますか?」


俺氏 「そうだな。お前らはどうする?泊まってくか?」


良人 「そうだな…俺明日はオフだし、オマエさえ良ければその方がいいな。」


只野 「勿論僕は泊まらせてもらうよ!飢えた狼の巣にちぃちゃん一人を残していったら、君達が何をするか解からないからね!!
    ちぃちゃんの貞操は僕が守るんだ!!」


俺氏 「よし、オマエは帰れ。もしくは外で寝ろ。」


只野 「じょ、冗談だってマイフレンド!!だから僕も泊めてよ!!一人ぼっち寂しいもんね。」






   - 次の日 -



俺氏 「バトルまで残り二日か…さて、早速だが何をするかな…」



① 只野の案を聞く  ②  良人の案を聞く  ③ ^T^amaの動画を見る



安価 ↓



動画を見る場合はどの動画を見るかもお願いします。






良人 「ああ。そういや、昨日の筐体を調べたいって話なんだが…やっぱり無理そうだな。
   今さっきゲーム会社のバンビーナからメールが届いたんだが、あの後すぐに初期化されちまったらしい。」


俺氏 「そうか……」


良人 「すまないな。力に成れなくて……」


俺氏 「いや、それが解かっただけでも助かったよ。」


良人 「…あ!そうだ!!だったらさ、家庭用ゲームの方を調べて見るのはどうだ?
    アーケード版じゃなくても、何かが解かるかもしれないだろ?」


俺氏 「……ゲームソフトか…でもなぁ……」


良人 「ど、どうかしたのかよ……」


俺氏 「いや、単純に今月厳しいだけだ。ゲームソフト一本でも、家計にかなり響く。」


良人 「なんだよ、そんな事か…しかたねーな。それ位俺が出してやるよ。力に慣れなかった詫びにな。」


俺氏 「ま、マジで!?」


良人 「ま、その代わりと言っちゃなんだが、これからもちょくちょくこの家に遊びに来るから、
    その時は俺にもそのゲームで遊ばせてくれよ。な?親友。」


俺氏 「お!おお!!勿論だ!!」




シル 「イッケメーン」




   ※ 行き先に 『ゲームショップ』 が追加されました。




                  選択肢



 ① 只野の案を聞く  ② ゲームショップへ向かう  ③ Tamaの動画を見る (見る場合は動画選択も)





安価 ↓





俺氏 「それじゃあ、早速買いに行くか!」


良人 「はは!随分と現金なやつだな!まぁいいけどさ。」


俺氏 「…あ~そういや俺、この辺りのゲームショップ知らねぇや…いつもは密林で頼んじまうからな……」


只野 「だったら僕の行き着けの店に連れてってあげようか?」


俺氏 「お、いいのか?」


只野 「もちろんだよ!通販じゃ見つからないようなレア物も置いてる店だよ!
    …あ、でも、ちぃタソは出来ればお留守番しててほしいかなーって。」


シル 「あ(察し」


ちぃ 「……?わかった…の。…いろいろ…して…まってる…の」


俺氏 「何する気!?」





  ― ゲームショップ ―



俺氏 「ここが只野の行き着けの店か…」


シル 「たしかに品揃えよさそうですねー。
    お店の奥側半分が18って書かれたピンク色の暖簾と敷居で分けられてますケド。」


只野 「ま、まぁ、そこは気にしないでよ……」




ショップ店長 「いらっしゃい。…おんやぁ?只野氏ではござらぬか!しばらくでござるな!」


只野 「久しぶりだね。店長。」


ショップ店長 「今日はどうされたのですかな?お求めの『例のアレ』ならば生憎まだ入荷は未定ですぞ?」


只野 「そ、その話はまた今度ね…今日はその、と、トモダチ達を連れてきたんだ!」


俺氏 「ど、ども。(例のアレ?)」


ショップ店長 「ああ!ひょっとしてオタクが只野氏の行ってた親友殿でござるか?だったら歓迎するでござるよ!!
        うちの店は、他では取り扱っていないあーんなソフトからこーんなソフトまでレア物満載ですぞ!!」


俺氏 「ほぅ…kwsk。」


ショップ店長 「ぬふふ…オタクもイケる口ですな……。」


シル 「んっんー!マスター、本来の目的を忘れないで下さいね!」




              選択肢


 ① 店長と話す   ② 只野と話す  ③ 良人と話す  ④ シルと話す




 安価 ↓




俺氏 「あ、そうだ。えっと店長さん。『戦乱カグツチ』の最新作ってあるかな?」


ショップ店長 「あーアレでござるか。生憎ウチも品切れですな。
        多分、今頃はドコの店でも品切れだと思いますぞ?」


俺氏 「そんなに大人気なのか!?」


ショップ店長 「ホラ!昨日そのゲームの公式大会があったでござろう?
        そこにホラ、例の『^T^ama』氏が出場したでござるからな……その影響でござる。」


俺氏 「え!?どうしてそこでTamaが関係して来るんだよ!?」


ショップ店長 「^T^ama氏はですな、大会で優勝する度、
        しばらくはゲーセンで、その大会の優勝トロフィーを賭けた野良試合をやる事で有名なのです」


ショップ店長 「あれほどの人気ゲーマーで、なおかつあの様な煽りキャラ、所謂“ヒール”でしょう?」


ショップ店長 「氏を倒して名を上げたいと思う輩が後を絶たぬのでござるよ。
        で、大会の前後にはその大会に使用されたソフトがバカ売れする訳でござる。」


ショップ店長 「まぁ、ソフトが売れるので、此方としては大助かりなのでござるがな。
        風が吹けば桶屋が…でござる。」



俺氏 「なるほど…。」




ゴシップGET!


  『“ヒール”^T^ama』

   ^T^amaは大会や実況などで対戦相手や視聴者を良く煽る。所謂ヒールキャラである。
   そのため、どうにかして^T^amaを打ち負かそうと考える者が後を絶たず、
   結果として^T^amaがプレイした格闘ゲームは良く売れるらしい。
  




              選択肢


 ① 続・店長と話す   ② 只野と話す  ③ 良人と話す  ④ シルと話す


 安価 ↓




俺氏 「やっぱり、人気実況動画で紹介されたソフトは売れるものなのか?」


ショップ店長 「う、うーん。正直、一概にそうとも言えぬのでござる……」


俺氏 「え?そうなのか?」


ショップ店長 「最近の傾向では、自分ではプレイせず、実況動画を見るだけで満足というお客も増えているのですぞ…
        結果として、ソフト自体の売れ行きは年々下がっていってますな。」


ショップ店長 「今はダウンロード版での提供も有るでござるからな…
        全く、ゲームショップには世知辛い世の中になったモノですぞ……」


俺氏 「………元気出して下さい。俺は、ゲームはパッケージ派ですから。」




ゴシップGET!


  『ゲームショップ店長の嘆き』

   最近はゲーム実況を見ただけで満足してしまい、ゲームその物を買わない人も多く
   ゲームソフトの売れ行きが悪いらしい。






              選択肢


   ①  只野と話す  ② 良人と話す  ③ シルと話す





 安価 ↓





只野 「あ!マイフレンド!!ねぇ!コレ!!今日発売のファミ通見てよ!!」


俺氏 「ん?どうしたんだよ。そんなに興奮して。」



只野 「ホラ!ココ!!『ドッグマン』の新作が製作決定だってさ!!」



俺氏 「ま、マジでか!?ちょっと見せろ!!」ザッシウバイ




俺氏 「…ほ、ホントだ……!!うわぁ!!マジか!!マジで新作か!!夢じゃねぇんだよな!?」


只野 「DOGMANは今年で20周年だし、何か動きがあるかもとは思ってたけど……
    まさか10年振りの新作とはね……まだ手の震えが収まらないよ……」



シル 「あのー…そんなに凄い事なんですか…?その『どっぐまん』ってゲームが発売されるの……」


俺氏 「ファ!?も、もしかしてお前、ドッグマン知らないのかよ!?」


シル 「し、知りません……」


俺氏 「ま、マジで!?国民的人気作だぞ!?もはや一般常識レベルだぞ!!」


シル 「うぅ……しらないものはしょうがないじゃないですかぁ……」



只野 「ま、まぁまぁマイフレンド、落ち着いて…
    えっと。ドッグマンって言うのはね、POPCORNってゲーム会社が製作しているアクションゲームなんだ。」


只野 「犬型ロボット『ドッグマン』が、世界征服を企む悪の科学者、『ニャイリー博士』の野望を阻止すべく
    世界中に散らばった8体のロボットを倒して行くんだ」


シル 「ほぇ~ワンちゃんのロボットが活躍するゲームなんですか。少し興味が出てきました!」


俺氏 「ドッグマンで一番面白いシステムは、何と言っても倒した敵の武器が使えるようになる所だな。
    敵ボスにはそれぞれ弱点があって、それを探すのが楽しいんだ。」


只野 「そんな大人気だったドッグマンシリーズなんだけど……
    製作者が会社を辞めて開発チームが解散しちゃったから、続編は絶望的って言われてたんだ」


俺氏 「それが今回発売されるんだ!!これが落ち着いていられるかよ!!
    おいナビ子!!忘れないようにこの記事ゴシップノートに纏めとけ!!」


シル 「えぇ!?こんなのバトルと関係ないですよ!!」


俺氏 「いいから!ほら!!」


シル 「わ、解かりましたよぉ……書けば良いんでしょ、書けば……」



ゴシップGET!


  『DOGMAN11』

   今年20周年を迎えた『ドッグマン』シリーズ10年振りの新作。コンセプトは『温故知新』
   昔ながらのドット絵とピコピコ音源を使用した、新規ファンも古参ファンも楽しめる一本。
   ただ今鋭意製作中。




              選択肢


       ① 良人と話す    ② シルと話す





 安価 ↓



本日はココまでにします。

安価にご参加頂きありがとうございました。




俺氏 「…ん?良人…ワゴンセールの中身なんか覗いて何やってるんだ?」



良人 「ああ、コレだよ。」つゲームソフト



俺氏 「それは……『課長の探検島』の移植版か!!」


良人 「懐かしいだろ?オマエ大好きで、二人でよくやったもんな。」


俺氏 「そうだったな!一緒にゲームやって、『ゲームセンターMIX』も見てたっけ。」



俺氏 「100万回やられても…」




        俺良 「「負けられへん!!」」




俺良 「「…ぷっ」」



俺良 「「あはははははははは!!」」


良人 「いやー懐かしいな!!そのセリフ!!」



シル 「えっと、なんなんです?それ。」


俺氏 「ん?ああ。このゲームのキャッチコピーだよ。」


良人 「コレさ、とあるゲーム番組が作った、いわゆるキャラゲーなんだけどさ、そのくせ難易度が半端ないんだ。」


俺氏 「でも、その分当時の小学生はみんな熱中してさ。その番組の主役を真似して、挙ってクリアを目指したもんだ。」


シル 「ふーん。マスター達もその一人だったって訳なんですね。」


俺氏 「ああ。……ほんと、懐かしいな…」


良人 「……なぁ。コレさ、もう一度二人でやってみないか?当時の昔話とかいろいろ話しながら、ゆっくりとさ……」


俺氏 「…ああ。そうだな。それもいいかもな。」




シル 「……友達との思い出かぁ……いいなぁ……」




ゴシップGET!


  『課長の探検島』

   俺氏が小学生の時に熱中していた思い出のゲームソフトの最新機種移植版。
   当時小学生に爆発的な人気を誇ったある有名人が主役の所謂キャラゲーだが、ゲーム自体の出来も良く、
   長年に渡り多くのファンに愛され続ける名作である。





俺氏 「…ふむ。ここで手に入りそうな情報はコレくらいだな。
    一人で留守番しているちぃちゃんの行動も気になるし、そろそろ部屋に戻るか。」





  ― 自宅 ―



俺氏 「…ただいまー」



ちぃ 「……あなた。…おかえり、なの……」トテテ


ちぃ 「…ごはん、に…する、の……?…おふろ、に……する、の……」



ちぃ 「それとも………ちぃ……なの……?」ニコ



只野 「ブッヒィィィィ!!ももも勿論!幼な妻ちぃタソでお願いしま」



    ___ 
(⌒\Σ   \
 \ヽ(♯▼Д▼)

  (m  ⌒\
  ノ   //
  ( 
ミヘ丿 ∩A@ ) <あ、冗談ですごめんなさいいたくしないで。

(ヽ_ノヽ_ノ




俺氏 「ったく……ちぃちゃんも。わざわざエプロンまで用意して何やってるんだよ。」


ちぃ 「……おかーさん。いってた、の……おとこのひと……これで、いちころ…なの。」フンス!


俺氏 「お母さん!?小学生の娘に何教えてるんですか!!」


ちぃ 「…あなた、どうだった…の?どきどき、した…の?」ワクワク


俺氏 「…いやぁ、どちらかと言うと会社帰りに娘が出迎えてくれた時の父親の気分になった。」


ちぃ  Σ川・口川 ナノーン!







ちぃ イジイジ(*´・ω・)σ[柱]



シル 「あーあ。ちぃちゃん完全にいじけちゃいましたよ…全く、マスターってば女心がちっとも解ってないんですから!」


良人 「だな。あの言い方はねーわ。」


俺氏 「お、俺が悪いのか……ん?これ、おにぎり…か?」


ちぃ 「……ちぃ、つくった…の…あなた、ごはん、えらんだとき……たべてもらいたかった…の……」(*´・[柱]


俺氏 「そっか…なぁ、食べていいかな?」


ちぃ 「……なの。」



俺氏 「…うん!すっごく美味いよ。ありがとな、ちぃちゃん。」つナデナデ


ちぃ 「……えへへ。」






俺氏 「さて、ちぃちゃんの機嫌も直った所で何をするか……」



           選択肢


  ① 只野の案を聞く    ② ^T^amaの動画を見る




安価 ↓ 





俺氏 「只野。何か案はあるか?」

只野 「うーん、今更だけど、ここは一度、無難にツイイッターチェックしておくべきじゃないかな。」

俺氏 「そうするか…ナビ子、頼んだ。」


シル 「OKです!検索を掛けますね!」






    ――――――――――――――
        ^T^ama
    ――――――――――――――

      
        フォロワー   
     
      1億5100万2301人




[ ^T^ama ]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


つむじかぜの夜。第1回 うpしたNya。

http://nyiyoniyo―――


[ ^T^ama ]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


つむじかぜの夜。第2回 うpしたNya。

http://niyoniyo―――

[ ^T^ama ]――――――――――――――――――――――――――――――――――――


つむじかぜの夜。第3回 うpしたNya。

http://niyoniyo―――


[ ^T^ama ]――――――――――――――――――――――――――――――――――――

明日ゲームセンター○○で大会に出るNya。^T^amaの優勝見に来るといいNya。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――



俺氏 「何だコレ、アップロード報告と告知だけしか書いてねぇ。」


シル 「……なんというか。シンプルと言うか、用件だけを完結に書いてますね。」


良人 「実況者だって一応人気職なんだし、もうチョットファンに愛想良くしてもいいのにな…」


只野 「さあバンビーナ、俺の愛の囁きをどうか聞いておくれ……」


良人 「おいやめろ。」


俺氏 「うーん。流石に使えそうな情報は無いか……」


ちぃ 「……ただの…つかえない、の……」


只野 「え!?コレ僕のせいなの!?」





俺氏 「よし、次は動画チェックするか。」




                   選択肢  



① 王道RPG『ライジングファンタジー』 ② ホラーゲーム『MYSTERIOUS ROOM』



安価 ↓



2

投下ミス。すみません…>>46はこっちでした。




俺氏 「…お!ライジングファンタジー!!前から気になってたヤツだ!!」


ちぃ 「…あなた……これ、みたい…の……?」


俺氏 「え?あ、まあ……」


ちぃ 「……じゃあ、ちぃも…みる……の……」


只野 「うん、いいんじゃないかな。」



シル 「はーい!それじゃあ再生しますよー。」カチカチ



・・・    ・・・   ・・・


^T^ama『Nyaoッス!プレイヤーズ!!^T^amaだNya!』


^T^ama『今回プレイするソフトはコレNya!』つライジングファンタジー


^T^ama『今話題沸騰の大作王道ファンタジーRPGだNya!』


^T^ama『多分かなりの長丁場になると思うケド、みんなTamaに付いて来るNya!!』




・・・   ・・・   ・・・




シル 「ふわぁー…最新のCG技術は凄いですねー。空とか飛空艇とか、まるで本物みたいです!!
    登場人物も感情豊かで、生きてる人間みたいです!!」


良人 「え?それ、キミが言うんだ……」


只野 「ライファンは、2時間を越えるイベントムービーと、豪華声優陣を起用した事で
    発売前から話題になってた作品だからね。ストーリーも秀逸らしいよ!」



主人公 『…風が……騒がしいな……』



俺氏 「主人公は…良く居るやれやれ厨ニ系主人公みたいだな。」


シル 「なんだか暗い感じのキャラクターですねぇ。こんな人に感情移入できるかなー。」



――――――


――――

――






― 数時間後 ―



主人公 『…例え…世界の全てを敵に回しても……俺はお前と共に居たいんだ……』



主人公 『飛翔騎士(ライジングナイト)としてじゃ無く…一人の男として……!!』



ヒロイン『……カイ……』




シル 「………」ドキドキ


ちぃ 「………」マジマジ



俺氏 「二人とも、食い入るように見入ってるな。」


良人 「まぁ。小さくてもバンビーナって事だな。」



只野 「…うぐ!……ひっぐ!……ガ、ガイィ……。」ボロボロ



俺氏 「……あれは?」


良人 「……俺に聞くなよ……。そういうオマエは見なくていいのか?気になってたんだろ」


俺氏 「うーん。俺はやっぱり、RPGは実際に自分で動かすほうがいいかな。なんかイマイチ乗り切れないんだ。」


良人 「まぁ、同感だな。」






^T^ama 『エップシ!!』ポチ


主人公 『だかr』スキップ



シル 「うぇ!?」

ちぃ 「なの!?」

只野 「ブヒ!?」



^T^ama 『…あ!やっちまったNya……操作ミスでイベントスキップしちまったNya……。えっと最後にセーブしたのが……
     うわぁ、も一回見るにはかなりやり直さなきゃいけないNya……』


^T^ama 『……あ~あ。なんか一気に冷めちまったNya……プレイヤーズには悪いけど、このゲームの実況は
     ココまでにさせてもらうNya。』


^T^ama 『それじゃ。バイバイNya。』




シち只 「………」



シル 「ええええええええ!!ちょ!!ちょっと待ってくださいよ!!」


ちぃ 「」ボーゼン


只野 「カイは!!トパーズは!!空層世界はどうなるのさぁ!!こんなの!こんなのってぇぇぇ!!あんまりだぁぁぁ!!」



只野 「あァァァんまりだァァアァァァァァァァァ!!!」





俺氏 「うわぁ…酷いちゃぶ台返しを見た……」


良人 「あぁ…そういや聞いたことがあるな……」




良人 「Tamaはかなりの『飽き性』で、少しでも気に食わなければ攻略を中止する事も有るらしい。
    …ってか、最後までプレイしたソフトの方が少ないんだと。」


俺氏 「…そんなので良く人気実況者になれたな……」


良人 「まぁ、動画自体のクオリティは高いし、そんな所が猫みたいに気まぐれでかわいいってバンビーナ達も多いらしいな。
    男のユーザー達も『^T^ama実況しろ!!』って煽るのが半ばお約束みたいになってる。」


俺氏 「ふーん。」




ゴシップGET!


『^T^amaは飽き性』 
 
 数多くの実況動画を上げている^T^amaだが、途中で飽きて攻略を辞めてしまう事がある為

 クリアしたゲームソフトはあまり多くない。




シル 「もうこうなったらゲームショップにこのゲームを買いに行きましょう!!
    私たちでプレイして物語の続きを見るのです!!」


只野 「うおぉぉぉ!!空の平和は!!二人の幸せは!!僕が守ってみせるぅぅぅ!!
    僕が!僕達が!!飛翔騎士(ライジングナイト)だぁぁぁぁぁ!!」


ちぃ 「……でも、ちぃ、おかねもってない……の……」


シル 「大丈夫です!!マスターの電子マネーが有るのです!!」



俺氏 「おい!!ちょっと待てこのポンコツ!!」



>>149




俺氏 「ミステリールーム…ホラーゲームか……」


只野 「少女が目を覚ませば、そこは謎の舘の一室だった……
    突如として襲い来る謎の大鋸男や数々のトラップから逃げながら、
    舘の謎を解き明かして脱出を目指すホラーアクションゲームだね」


只野 「大鋸男が迫って来る時の『ぎーこ……ぎーこ……』って音は、多くのプレイヤーのトラウマになってるらしいよ。」


ちぃ 「……ほらー……。」


シル 「ちぃちゃん…大丈夫ですか?怖ければ止めても良いんですよ?」


ちぃ 「……ちぃ……だいじょぶ…あなた……いれば…だいじょぶなの……。」


良人 「そっか。ちぃちゃんは強いな。」


ちぃ 「……つりばし、こうか……きたい……なの……」ボソ


良人 「お、おう……それじゃあスタートするぞ。」



^T^ama『Nyaoッス……あープレイヤーズ……^T^amaだNya……』


俺氏 「テンション低!」


シル 「顔色も悪いですし、明らかに嫌々やってますね、コレ……」


^T^ama『今回プレイするソフトはコレだNya……』つ『MYSTERIOUS ROOM』


^T^ama『……ぶっちゃけ^T^ama、やりたくないNya。
    でも、視聴者のプレイヤーから是非やってくれってメールきたNya……』


^T^ama『送った奴マジゆるさんNya。一生恨んでやるNya……』


^T^ama『……ハァ……とりあえずやってくNya……』



只野 「よっぽどホラーが苦手だんだね……」


良人 「でもまぁ、視聴者の期待にキチンと応えてるのは、良いんじゃないか?」






 - 数時間後 -



            ぎーこ…ぎーこ…



^T^ama『ニギャ!!!みみ見つかったNya!!』


シル 「あわわわ…!」


只野 「ブヒぃ!?ははは早く逃げないと!!」




良人 「…アイツら楽しんでるな……ちぃちゃん。大丈夫かい?」


ちぃ 「…おばけ、でなければ……へーき。なの……」


良人 「え?だって、鋸男が…」


ちぃ 「……あれ、ただの……へんなひと……おばけ…ちがうの………だから…なれてる、から…へーき……なの……」


良人 「お、おう…そっか……
    そう言えば、オマエはああいうの平気みたいだな。さっきから微動だにしてないし。」


俺氏 「…………」


ちぃ 「………?」



俺氏 「」



良人 「……気を失ってる。」



ちぃ 「ちゃんす……なの。」フンス!フンス!


良人 「ちぃちゃん。何するか知らないけど辞めようか。」






^T^ama『と、とにゅきゃく何処かに隠るれ…!あのクローゼットNya!!』



パタン!




コツ…… コツ……





^T^ama『…く、くそっ探し回ってる足音聞こえるNya……は、早く諦めてどっか行けNya……』ナミダメ



シル 「」ドキドキ


只野 「」バックンバ゙ックン!




         ガンガンガンガンガンガン!!


^T^ama『』ビク

シル 「」ビク

只野 「」ビク




              シーン……





               コツ…コツ…コツ…







^T^ama『ふ、ふひぅ……どうやらたすか』



             ギコギコギコギコギコギコギコギコギコ!!!



^T^ama『ギニャアアアアアア!?!』


シル 「んまあああああああああ!?!」


只野 「ブヒぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?!」




              ギコ…ゴリ…ゴリ…ペキ……ゴリュ……



                     ゴトン。



                 (画面が真っ赤に染まる)



       鋸男『フヒャハヒハフヘヘヒャハハハハハハhハあハしjハハおいjsハハハハハハハ!!!』




                   Game Over










^T^ama『……うぅ……もうヤダNya……だからTamaはやりたくなかったのにぃ……
    もうヤダ!!オシマイ!!ギブアップNya!!』





シル 「………ふひぃーー!!こ、怖かったですー!!」


只野 「ま、全くだね……でも、自分でプレイしてる訳じゃ無いから、多少は平気だったね……
    こういうのも、実況ならではだね…」



シル 「マスターも怖かったですよね?………マスター?」




俺氏 「」




シル 「…心肺、脈拍:共に停止。呼吸:無し。生体反応:……無し。」



シル 「…し、死んでる……。」




シ只良ち 「「「「………」」」」





良人 「おいオマエ!!しっかりしろ!!おいぃ!!」


只野 「待っててマイフレンド!!今僕が人工呼吸を……!!」


ちぃ 「……あなた、ちい……、ひとりぼっち…にしちゃ…だめなの!」



シル 「AED準備完了!!戻ってこぉぉぉい!!」




       バチバチバチバチ!!






 ・・・    ・・・    ・・・




俺氏 「へへん!!ホラーゲームを途中で投げ出すなんて、どうやらTamaの野郎はとんだ臆病者らしいな!!
    これは良い煽りのネタが手に入ったぜ!!」




ゴシップGET!

   『^T^amaは怖がり』

   とあるホラーゲームをプレイした時、あまりの怖さに^T^amaは途中で攻略を投げ出してしまった。
   どうやら^T^amaは相当な怖がりのようだ。




俺氏 「……所で、なんで皆そんなに疲れてるんだ?それに途中の記憶が曖昧なんだが、何かあったのか…?」



シ只良ち 「「「…………」」」





とりあえず三行で状況整理を…


① 間違えて ①只野の案を聞く を投下しちゃったよ…

② せっかく安価もらったからそのまま二つとも書いちゃったよ

③ とりあえず作者は死んだほうがいいよ



以上です、どうもすみませんでした…

よければ引き続きご覧ください。




シル 「う~ん。ありませんねぇ~。」


俺氏 「…どうしたナビ子、何か情報でも探してるのか?」


シル 「シルですってば!!…あれですよ。『ライジングファンタジー』です!」


俺氏 「…ああ。アレか。お前結構ハマッてるのな……」


シル 「だってだって!あんな終わり方されたら続きが気になるじゃないですか!!二人の恋と世界の行方……」


俺氏 「まんまと^T^amaの術中にはまってるじゃねーか…まぁ、どっちにしても今は買わねぇぞ。」


シル 「んま!?何でですか!!マスターだってプレイしたいって言ってたじゃないですか!!
    これ絶対良い機会ですって!!だから買いましょうよ!!」


俺氏 「あのなぁ…たかがコンビニバイト風情のこの俺が!!ゲームを定価で買える訳がないだろうが!!」


シル 「胸を張ってなにしみったれた事言ってるんですか!!」



俺氏 「それにああいう大衆向けゲームはどーせすぐに価格破壊で値下がり起こして中古で安く買える様になるか、
    新しいシナリオや新機能が追加されたbest版が発売したりするもんだ。
    その頃なら初期バグや難易度調整なんかもされてるだろうし、賢く買うとしたらそのタイミングだ。」


シル 「謝れぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
    期日に追われながらいつも必死に頑張ってゲームを作ってる制作会社の皆さんに誠心誠意謝罪して下さい!!」





俺氏 「……ふぅ。結構な時間動画を見続けたから、目がチカチカするな……」


シル 「大丈夫ですか?明後日はバトルの日なんですから、体調崩したりしないで下さいよ。」


俺氏 「解ってるって……」


良人 「大事を取って今日は早めに寝た方がいいんじゃないか?」


俺氏 「うーん。明日は朝から一日バイトで疲れるだろうし、そうするかな……」


只野 「そっか…じゃあ僕達は邪魔にならないようにそろそろ帰るね……
    マイフレンド、明後日は頑張ってね。僕は応援する事しか出来ないけどさ……」


ちぃ 「……ふぁいと、なの。…こんど、こそ…たま……たおす、の……」フンス!


良人 「…それじゃあな。頑張れよ、親友。」



俺氏 「ああ。お前らには色々と世話になったな。この借りは、^T^amaを倒す事で返させてもらうぜ。」


シル 「頑張りましょうね!マスター!!」



 ― 翌日 ・ コンビニ ―



シル 「…全く。エンジョイバトルはもう明日なんですよ!バイトしている暇なんてあるんですか!?
    それよりも、チョットでも情報を集めたほうが良いとおもいますよ。」


俺氏 「…しかたねーだろ。たとえバトルに勝ち残っても、働かなければ生き残れないんだから。」



後輩 「せんぱーい!!聞きましたよ!!この後、有名な実況者とエンジョイバトルするそうじゃないですか!!」


俺氏 「ん…ああ、まぁ、ね……」


後輩 「さっすが『俺氏』さんですね!!もちろん必ず勝つんでしょ!?」


俺氏 「…どうだかな……」


後輩 「またまた~謙遜しちゃってぇ~どうせ勝っちゃうくせにぃ~
    『悪』を倒してこその『俺氏』さんでしょ!」


俺氏 「………」


俺氏 「その…。一つ…訂正させて、もらうケドさ……」


俺氏 「俺は…別に、『悪』と戦ってなんていないよ……」


後輩 「え。」


俺氏 「その、さ。相手にだって、いろんな理想や、考えがあるんだ……
    その思いを…『悪』の一言で片付けちゃいけないんだと…俺は思う……」


俺氏 「誰かが言ってたけどさ…『正義の反対は悪じゃ無い。別の正義なんだ』って……
    あれ、今になってみれば、すげー良く解る……きがするんだ……」


後輩 「………」



         テロリロリローン♪



俺氏 「…あ。お客さん来た……いらっしゃいませー。」






 ― 数時間後 ―



俺氏 「はふぅ…やっとバイトオワタ……明日はバトルなんだよな……嫌だなぁ…………帰ってもいいかな。」


シル 「良い訳ないでしょ!!戦わなかったら、マスターの人生がオワタなんですよ!!」


俺氏 「わ、解ってるよ……ん?アレは……」


ちぃ 「」ノシ



俺氏 「やぁ、ちぃちゃん。こんな遅くに俺に何か用かな?」


ちぃ 「…ちぃ、コレ…とどけに、きた……の。」つメモ


俺氏 「コレは?」


ちぃ 「…たま、の…どうが……まとめて、みた。の……なにかの…やくに…たてば……
    ちぃ……うれしい……の。」


俺氏 「へぇ~どれどれ。」




 日づけ  はつ売元      ゲームタイトル   クリア    
―――――――――――――――――――――――――――――

○月×日 マーブルス社  バミューダの伝せつ     ○

○月☆日 じんてん道   スターライダー64       ○

○月△日 マーブルス社  ニンジャスラッシャー     ×

○月■日 マーブルス社  ウルトラファイト3      ○

○月◎日 ソナー     キミとワタシの夏休み…    ○

○月ж日 マーブルス社  ライジングファンタジー     ×  

○月д日 マーブルス社  ミステリアスルーム        × 

△月Π日 ポップコーン  タイガークエスター        ○

△月@日 マーブルス社  ドラゴンズドリーム        ×

△月●日 マーブルス社  シャドウゾーン          ×

△月⊿日 世かい一社   雪の王国物語           ○

△月Θ日 じんてん道   つむじかぜの夜          実況中

―――――――――――――――――――――――――――
 




シル 「おお!良く纏めてありますね!!コレ調べるの、結構時間掛かったんじゃないですか?」


ちぃ 「…あなた、のため……ちぃ…がんばった…の。」フンス!


俺氏 「……本当にありがとうね。ちぃちゃん。」


ちぃ 「……ちぃ、しるちゃん…より…やくに…たった…の?」


シル 「え?」


俺氏 「ああ。何処かの小うるさいだけのポンコツより何倍も助かったよ。」


シル 「ちょっと!」


ちぃ 「……ちぃ、まけないの…あなた、サポート…するの…」フンス!


シル 「ぐぬぬ…」


シル 「あ、あーら!でもこの一覧表。所々漢字が解らなかったのか、ひらがなになってますねぇ。
    ここは後で、マスターのナビゲーションAIであるこのわ・た・し・が!漢字に直しておきますね!!」フフーン


ちぃ 「ぐぬぬ…なの。」


俺氏 「お前らは一体何を張り合ってるんだ……まぁ、一覧表はありがたく使わせてもらうけどさ…
    これを見れば、何か気付く事もあるかもだしな……」



ゴシップGET!



  『^T^amaの実況一覧』

   今までに^T^amaが攻略してきたゲームタイトルの一覧表。
   乙女同士の激しい衝突の末に出来上がった一品。





 ― 翌日・ゲームセンター前 ―



シル 「いよいよですね……マスター。準備は万全ですか!?」


俺氏 「いつも通りだ。やってみるまで解らん。」


シル 「…全く。いつも通り頼りない返事ですねー。」


俺氏 「だが、今俺の手元にあるゴシップは、俺一人で手に入れた物じゃない。
    只野が、良人が、ちぃちゃんが、そしてオマエが居て、初めて手に入った物だ。」


俺氏 「それを背負った以上。簡単には諦めないさ。」


俺氏 「それこそ」




    俺氏 「100万回やられても……負けない。」




シル 「ハイです。サポートはお任せ下さいね!マスター♪」






  ― ENJバトル ステージ ―




MC 「さあ、時は満ちた……」


MC 「本日このステージ上にて、熱き戦いを繰り広げる二人のプレイヤーを紹介しよう!!」


MC 「青コォォーナァァァー!!ENJバトルを始めてはや数ヶ月。
    その難癖いちゃもんフォルダは今日も火を噴くか!!最底辺Gランクからここまでのし上がってきたシンデレラボーイ!!」



MC 「身長170センチ体重そこそこ!!」




MC 「おるるるるるええええしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」





                《ワァァァァァァァァァァ!!》三 


 《メッガッネ!!メッガッネ!!》三                          《ださスーツー!!》三

                           《頑張れー非リアの星ー!!》三       





俺氏 「…いや、なんなんだよコレ……」


シル 「MCちゃん、ノリノリですねぇー。」








MC 「赤コォォォォナァァァァァー!!難攻不落の超クソゲー、その頂を突破し彼は栄光を掴んだ。
    新進気鋭のその勢いは留まる所を知らない!!キュート&スパイシーな毒舌は今日が冴え渡る!!」



MC 「身長143センチ体重けっこうかるい!!」




MC 「^T^aぁぁぁぁぁぁぁぁmaぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」




^T^ama「ニャッハァァァァァァァァ!!!今日もノリノリでいくNya!!」





《ニャァァァァァァァァァァァァ!!》三                     《ニャァァァァァァァァァァァァァ!!》三

 
  
 《カワイイー》三                    《^T^amaちゃーん!!》三



                                  《ニャァァァァァ!!かあいいよぉーー!!》三
《Tamaーガンバレー!!》三  《←猫耳付けろデコ助野朗!!》三




俺氏 「え、なにこれ、俺のテンションの方が間違ってるの?」


シル 「まぁ、楽しまなきゃ損だとは思いますよ。」





MC 「司会振興並びに実況、あとその他諸々のなんちゃらかんちゃらはこの私。MCちゃんが勤めさせてもらう!!」



MC 「ち・な・み・にぃ、身長体重はヒミツだゾ☆」」




                          《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三
《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三
                        《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三
   《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三

               《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三         《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三
《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三                《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三
               《MCぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!》三



シル 「うわぁ…今日も良く訓練された国民さん達ですこと……」




^T^ama「フフン。このTama様を前にして、逃げ出さなかった勇気だけは褒めてやるNya!
    でもま、この勝負のエンディングなんて端から見えてるケドNya!!」


俺氏 「………」


^T^ama「ホラホラどしたNya!悔しかったらなんか言ってみろNya!!それともビビッて声も出ないのかNya?」




俺氏 「…余り強い言葉を使うなよ。」



俺氏 「弱く見えるぞ……」



^T^ama「Nya!?」





俺氏 「煽りってのはなぁ…的確に使うからこそ真価を発揮するんだ。ただ闇雲に煽りゃいいってもんじゃねーんだよ。」


^T^ama「ぐ、に…ぐにに……」



シル 「さ、流石……煽りと張ったりだけでここまで生き抜いて来たマスターの言葉……
    重みが違いますね……^T^amaさん完全に黙っちゃいましたよ……」



^T^ama「…フフン!おいおい! こんな け゛ーむに まし゛に なっちゃって と゛うするの」


俺氏 「何…?」


^T^ama「エンジョイバトルと言っても所詮はゲームNya。だったら楽しく行くべきNya!!」



^T^ama「…つー訳で……」





          アピール 『ゲームスタートnya!!』




 ①  ^T^ama 『Nyaoッス!プレイヤーズ!!^T^amaは^T^amaだNya!!』



②  ^T^ama 『今回プレイするゲームはコレ!!エンジョイバトルNya!!』



 ③  ^T^ama 『たとえどんなゲームであっても、そこに対戦相手が居るなら^T^amaのやる事に代わりは無いNya。』



 ④  ^T^ama 『このゲーム、勝つのは^T^amaNya!!この^T^amaに苦手ジャンル…弱点はないNya!』






シル 「な、なんだか、Tamaさん、普段の実況みたいに余裕で喋ってますね……」


俺氏 「アイツにとっては、人生の掛かったこの炎上バトルもただのゲームに過ぎないってことだろうな。」


俺氏 「ナビ子。ゴシップの用意だ。その余裕な顔を吹っ飛ばしてやる!」


シル 「ハイです!マスター!!」





さて、ここでチュートリアルです。

これから皆様方には、安価によって対戦相手の嘘を暴いて頂きます。


具体的な方法は2つ。『煽る』と『噛み付く』です。


『煽る』 は相手を挑発し、新たな発言や失言等を引き出します。

やり方は、『(相手のセリフ、又はセリフ番号)』 を 『煽る』、とご記入下さい。


『噛み付く』 は相手の発言に対し持っているゴシップソースを使って意義を申し立て、相手の嘘を暴きます。

やり方は、『(相手のセリフ、又はセリフ番号)』 に 『(ゴシップ名)』)で噛み付く、とご記入下さい。


・・・まあぶっちゃけて言えば、
逆転○判の『待った』と『意義あり!!』の関係性と思っていただいて概ね間違いありません。
ダンガン●ンパの『それは違うよ!』でも大丈夫です。




            ゴシップ一覧



☆『俺のメガネ』

 ウェアラブル端末「MEGA‐NEXUS」
 男ゴコロをくすぐるイカしたデザイン。


☆『俺のスマホ』

 持っているだけで安心できる。現代を生き抜く為の必需品。


☆『^T^amaの実況一覧』

  今までに^T^amaが攻略してきたゲームタイトルの一覧表。
  乙女同士の激しい衝突の末に出来上がった一品。 詳細 >>177



☆『^T^amaは飽き性』 
 
  数多くの実況動画を上げている^T^amaだが、途中で飽きて攻略を辞めてしまう事がある為

  クリアしたゲームソフトはあまり多くない。


☆ 『チート疑惑』


  とある実況動画内において、、相手キャラクターの動きが鈍くなったり、
  ^T^amaのキャラクターが相手の攻撃でダメージを受けていない等、疑惑の判定が多々有った。
  どうやら^T^amaはチートコードを使っているらしい。


☆ 『バミューダの伝説』

   20年前にマーブルス社より発売されたゲームソフト。
   そのあまりの難易度と理不尽さから『伝説のクソゲー』の名を冠している。
   クリア不可能とまで言われたこのゲームをクリアした事により、^T^amaは一躍有名実況者に上り詰めたらしい。


☆ 『DOGMAN11』

   今年30周年を迎えた『DOGMAN』シリーズの最新作。コンセプトは『温故知新』
   昔ながらのドット絵とピコピコ音源を使用した、新規ファンも古参ファンも楽しめる一本。
 


☆ 『“ヒール”^T^ama』

   ^T^amaは大会や実況などで対戦相手や視聴者を良く煽る。
   そのため、どうにかTamaを打ち負かそうと考える者が後を絶たず、
   結果として^T^amaがプレイした格闘ゲームは良く売れるらしい。
  


☆ 『ゲームショップ店長の嘆き』

   最近はゲーム実況を見ただけで満足してしまい、ゲームその物を買わない人が多く
   ゲームソフトの売れ行きが悪いらしい。


☆ 『^T^amaは怖がり』

   とあるホラーゲームをプレイした時、あまりの怖さに^T^amaは途中で攻略を投げ出してしまった。
   どうやら^T^amaは相当な怖がりのようだ。



☆ 『“プロゲーマー”^T^ama』

  ^T^amaはそのゲームの腕前を活かして、プロゲーマーとしても活躍している。 
    しかし、気分屋で大会を途中棄権する事も多いらしい。
    好きなゲーム、特にマーブルス社主催の大会では負け無しだとか。


☆ 『課長の探検島』

   俺氏が小学生の時に熱中していた思い出のゲームソフトの最新機種移植版。
   当時爆発的な人気を誇った有名人が主役の所謂キャラゲーだが、ゲーム自体の出来も良く、
   長年に渡りファンに愛され続ける名作である。


       

 日付  発売元      ゲームタイトル   クリア判定    
―――――――――――――――――――――――――――

○月×日 マーブルス社  バミューダの伝説     ○

○月☆日 仁展道     スターライダー64     ○

○月△日 マーブルス社  ニンジャスラッシャー   ×

○月■日 マーブルス社  ウルトラファイト3    ○

○月◎日 ソナー     キミとワタシの夏休み…  ○

○月ж日 マーブルス社  ライジングファンタジー  ×

○月д日 マーブルス社  MYSTERIOUS ROOM × 

△月Π日 POPCORN タイガークエスター    ○

△月@日 マーブルス社  ドラゴンズドリーム    ×

△月●日 マーブルス社  シャドウゾーン      ×

△月⊿日 世界一社    雪の王国物語       ○

△月Θ日 仁展道     つむじかぜの夜      実況中

―――――――――――――――――――――――――――
 




やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓



^T^ama 『このゲーム、勝つのは^T^amaNya!!この^T^amaに苦手ジャンル…弱点はないNya!』



                俺氏 『 待ちな!! 』



俺氏 「早速の勝利宣言たぁ随分と余裕かましてくれるじゃねーの!!」


^T^ama「余裕…とはチョット違うNya。^T^amaはただ。普通に事実を言ってるだけNya。」


^T^ama「ま、アンタとは立って来たステージの場数、培って来た経験値が違うからNya。
    アンタには余裕そうに見えても仕方がないかもNya。」


^T^ama「今の^T^amaの心境を例えるなら、スライムを前にしたデス○ムーアといった所だNya。」



俺氏 「くそ!チョット煽ったら三倍になって返って来た!!」



再安価 ↓





 ^T^ama 『たとえどんなゲームであっても、そこに対戦相手が居るなら^T^amaのやる事に代わりは無いNya。』



                  俺氏 『 待ちな!! 』




俺氏 「ほぉ…オマエのやる事、か。一体何だって言うんだよ!」


^T^ama「決まってるだろ?」


^T^ama「戦って、相手を倒してしまえばそれでお終いNya!」



俺氏 (くそ…なかなかボロを出さないな……)



再安価 ↓




     ^T^ama 『このゲーム、勝つのは^T^amaNya!!この^T^amaに苦手ジャンル…弱点はないNya!』



                俺氏  『炎上しろ!!』つ『^T^amaは怖がり』


                 
                   ― 苦手ジャンル…弱点はない ― バォォォゥ!!

               
  
                        炎   上 !!





俺氏 「苦手ジャンルは無い…か。果たして本当にそうなのかな?」


^T^ama「ど、どういう意味Nya……?」


俺氏 「『MYSTERIOUS ROOM』」


^T^ama「!」ピク!


俺氏 「オマエが実況したゲームの一つだったよなぁ……俺も見たんだよ、その実況。」


シル 「実際は気絶してて殆ど見てませんケドねー。」


俺氏 「…そ、その動画内で、オマエは随分と怖がってたよなぁ……え?そうだろ…」


^T^ama「ぐっ……!」


シル 「マスターはその数倍は怖がってましたケド。」


俺氏 「うるさい!!余計な横槍を入れるなポンコツ!!」



俺氏 「……コホン!オマエさっきこう言ったよな……」



俺氏 「『この^T^amaに苦手ジャンル…弱点はないからNya!』ってよぉ……」



俺氏 「けど実際には!オマエはこのゲームの余りの怖さに、ビビッて途中で投げ出しちまってるじゃねーか!!」




俺氏 「コレの何処が、『苦手ジャンルが無い』んだよ!!オマエ明らかにホラーが苦手だろうが!!
    このビビリ野朗が!!」



俺氏 「今だって!虚勢を張ってるだけで、内心は俺にびびってんじゃねーの!!ええ?」




俺氏 「^T^amaちゃんよぉ!!」








^Ta^ma「う…うぅ…」ウツムキ



シル 「やりましたね!マスター!!先制攻撃は大成功です!!」


俺氏 「当然だ!!今頃奴の顔は、悔しさで歪んでるだろうよ!!」




^T^ama「…………」



^T^ama「…………ニャNya♪(ニヤリ)」ボソ




俺氏 「…え。」



^T^ama「う、うぅ……た、たしかに^T^ama、怖いのはキライNya……」


^T^ama「でもでも…そこまで大げさに馬鹿にする事はないだろぉ……」


^T^ama「^T^amaだって。^T^amaだって怖がり直したいNya。だからプレイヤーズのリクエストに勇気を出して応えて、
    苦手なホラーゲームだって頑張ったのNya……いっぱいいっぱい頑張ったのNya……」ジワァ



シル 「な、何だか流れが変じゃないですか…?」


俺氏 「あ、ああ……」



^T^ama「それなのに…それなのにぃ……」



^T^ama「こんなに大勢の前で、馬鹿にしなくてもいいだろぉぉぉ!!フエェェェェェェェン!!」ウニャァァァァァァ!




              BOOOOOOOOOOOO!!!



《^T^amaちゃんカワイソー!》三              《やめたげてよぉ!!泣いてるでしょ!!》三

                 《あやまって!!》三
 《やめたげてよぉ!!泣いてるでしょ!!》三
  《小さい子泣かすなよ!》三                《メガネサイテー》三

《^T^amaちゃんカワイソー!》三 
                             《あやまって!!》三




シル 「んま!こ、コメントが!!」


俺氏 「く、くそ!!いつの間にかすっかり俺が^T^amaを苛めてる構図になっちまってる……」






^T^ama「……だめだよぉー。大きな大人は、ちっちゃい子にはやさしくしないとー
    世の中ってのはさ、小さくてか弱い子供相手には甘くなりがちなものだからNyaー」ボソボソ


俺氏 「!オマエまさか…!」




^T^ama「…^T^amaはプロゲーマーだNya。何の攻略方も用意せずに勝負に挑むわけがないだろ?
    アンタの過去の戦い方、ぜーんぶ分析させてもらったNya。」ボソボソ


^T^ama「アンタの事だ…^T^amaの事を徹底的に調べ上げて、チョーット弱みを見せれば簡単に噛み付いて来ると思ったNya。
    これでもアンタの事、けっこう信頼してたんだよぉー?」ボソボソ



^T^ama「でもま、ここまで旨く行くとは思わなかったケドNyaー。全く単純なヤローNya。」ボソボソ




俺氏 「く、くっそぉ!!」ダン!


^T^ama 「ヒニャ!!いぢめないで欲しいNya!!」ビク!




       BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!




シル 「ま、マスター!!相手のペースに載せられちゃダメです!!落ち着いて下さい!!」


俺氏 「…ちくしょう……完全にはめられた……」



^T^ama「うぅ…怖いけど…それでも^T^amaは負けないのNya……」



書き溜めが少なくなってきたので、本日はここまでにします。

安価にご参加頂きありがとうございました。

一つ修正。

>>186の冒頭に



^T^ama「ふにぃぃぃぃぃぃぃ!!オマエなんて大キライNya!!
    ^T^amaのコト馬鹿にするオマエなんてこうしてやるニャ!」ネコパンチ


              ぽこぽこ!


俺氏 「お、おい…やめろって……」



が入ります。




また修正。

>>186の冒頭は



^T^ama「ふにぃぃぃぃぃぃぃ!!オマエなんて大キライNya!!
    ^T^amaのコト馬鹿にするオマエなんてこうしてやるNya!」ネコパンチ


              ぽこぽこ!


俺氏 「お、おい…やめろって……」



です。何度もすみません。

名前のあれは目だと思ってたが猫耳だったのか




アピール 『^T^amaはがんばるNya!』



 ① ^T^ama 『…どうしてそんないぢわる言うNya?Tamaがゲーム強すぎるから怒ったNya?』



 ② ^T^ama 『^T^amaはただ、皆とゲームで遊びたいだけNya。』



 ③ ^T^ama 『いぢわるなんかしないで、皆仲良く遊ぶのNya。』



 ④ ^T^ama 『ゲームはルールを守って遊んだほうが絶対に楽しいのNya』





シル 「^T^amaさん…すっかり弱者に徹してます…なんかチョット腹が立ってきました……
    マスター!なんとかしてくださいよ!!」


俺氏 「だが、下手に藪を突っつけば蛇どころじゃないすまない物が飛び出してきそうだしなぁ……」


シル 「だったら飛び出させればいいのです!!虎穴に入らずんば虎子を得ず!ですよ!!」


俺氏 「虎が飛び出してきて食われるのは俺なんだぞ!!」




やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓



         ^T^ama 『いぢわるなんかしないで、皆仲良く遊ぶのNya。』



              俺氏 『 笑わせるな!! 』




俺氏 「お、俺は別に、苛めてなんて……!」


^T^ama「ヒニャ!こ、怖いNya……」



                BOOOOOOOOOOOOO!!



シル 「だ、だから不用意に踏み入っちゃ逆効果ですってば!!」


俺氏 「うぅ……」




再安価 ↓



          ^T^ama 『いぢわるなんかしないで、皆仲良く遊ぶのNya。』



                 俺氏 『 炎上しろ!! 』 つ『“ヒール”^T^ama』

                   
                       ポフン!



Tama 「どうしてそんな怖い顔するNya?^T^amaが何かをしたのかNya?」



シル 「だめです。猫を被ったままです……」


俺氏 「このゴシップじゃ意味が無いって事か……」



再安価 ↓ 




     ^T^ama 『ゲームはルールを守って遊んだほうが絶対に楽しいのNya』



               俺氏 『 炎上しろ!! 』つ『チート疑惑』 



                     ポフン!




俺氏 「オマエは嘘を付いている!!」 


MC 「…ふむ、私にはいまいちピンと来ないのだが…ヤツは一体どんな嘘をついたと言うのだ?」


俺氏 「それは解らん!!ただ、絶対に嘘を付いているはずだ!!」


シル 「ただの言いがかりじゃないですか!!」


MC 「…もう一度考え直せ。」




再安価 ↓ 

4
チート疑惑で動きやダメージなどのおかしい所を上げる


>>203

ごめんなさい。そう言う細かな設定は、今は出来ないという事で…


※ ヒント

 『ゲームはルールを守って遊んだ方が楽しい』…このセリフ『自体』に嘘や矛盾は含まれていないです。
  でも…?


再安価 ↓

②煽る


     
         ^T^ama 『^T^amaはただ、皆とゲームで遊びたいだけNya。』


                 俺氏 『 待ちな!! 』 





俺氏 「みんなとゲーム遊びたい…ねぇ。」


^T^ama「そうだNya。その方が楽しいに決まってるNya。ボッチのオマエには解らないかも知れないけどnya。
    知ってるかNya?ゴー○トとかユ○ゲラーって進化するんだよ?」


俺氏 「し、知ってるし!!攻略本で読んだからな!!」


シル 「マスター!堪えて!堪えてください!!」




再安価 ↓



④に『^T^amaは飽き性』で噛み付く


          ^T^ama 『ゲームはルールを守って遊んだほうが絶対に楽しいのNya』




               俺氏 『 炎上しろ!! 』つ『^T^amaは飽き性』



                     ポフン!




俺氏 「オマエは嘘を付いている!!」 


MC 「…ふむ、私にはいまいちピンと来ないのだが…ヤツは一体どんな嘘をついたと言うのだ?」


俺氏 「それは解らん!!ただ、絶対に嘘を付いているはずだ!!」


シル 「ただの言いがかりじゃないですか!!」


MC 「…もう一度考え直せ。」




再安価 ↓ 

今回ぶっちぎりで難しいww


          ^T^ama 『ゲームはルールを守って遊んだほうが絶対に楽しいのNya』




               俺氏 『 炎上しろ!! 』つ『プロゲーマー^T^ama』



                     ポフン!




俺氏 「オマエは嘘を付いている!!」 


MC 「…ふむ、私にはいまいちピンと来ないのだが…ヤツは一体どんな嘘をついたと言うのだ?」


俺氏 「それは解らん!!ただ、絶対に嘘を付いているはずだ!!」


シル 「ただの言いがかりじゃないですか!!」


MC 「…もう一度考え直せ。」




再安価 ↓ 




      ^T^ama 『ゲームはルールを守って遊んだほうが絶対に楽しいのNya。』



            俺氏 『 今なんつった!? 』



俺氏 「ルールを守って遊ぶ…か。たしかにそうだな。
    だったら、オマエもきちんとルールを守って遊んでるんだよな?」


^T^ama「当たり前だNya。」



  ^T^ama 『^T^amaはプロゲーマーNya。全てのゲーマーの手本となるよう、
       ルールをしっかり守って、正々堂々プレイしているNya!』



  
                   『 釣れた!! 』
 

 
         \   ∩─ー、    ====
           \/   、_ヽ   ======
           / \     |つ

           |      ミ   そんな餌で俺様が釣られタ――
            、     ノ /⌒l
            /\___ノ゙_/  /  =====
            〈         __ノ  ====
            \ \_    \
             \___)     \   ======   (´⌒

                \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
                  \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ








アピール 『^T^amaはがんばるNya!』




 ① ^T^ama 『…どうしてそんないぢわる言うNya?Tamaがゲーム強すぎるから怒ったNya?』



 ② ^T^ama 『^T^amaはただ、皆とゲームで遊びたいだけNya。』



 ③ ^T^ama 『いぢわるなんかしないで、皆仲良く遊ぶのNya。』



 ④ ^T^ama 『ゲームはルールを守って遊んだほうが絶対に楽しいのNya』



 ⑤ ^T^ama 『^T^amaはプロゲーマーNya。全てのゲーマーの手本となるよう、
        ルールをしっかり守って、正々堂々プレイしているNya!』






やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓





       ^T^ama 『^T^amaはプロゲーマーNya。全てのゲーマーの手本となるよう、
            ルールをしっかり守って、正々堂々プレイしているNya!』



              俺氏 『 それは嘘だ!! 』つ『チート疑惑』



                ― 正々堂々プレイしている ― バォォォゥ!!
 



                      炎   上  !!
 


俺氏 「………」


MC 「…おい貴様、何故そこで黙る。」


俺氏 「あ。いや……」


MC 「貴様はアピールに対して意義を申し立てたのだ!最後まで責任を持って噛み付け!!」


俺氏 (だ、だって…明らかに罠だよな…コレ。)


^T^ama「~♪」ニヤニヤ


シル 「Tamaさん、マスターが噛み付いてくるのを待ってるみたいです。
    あれが所謂、【誘い受け】というやつでしょうか…?」



 ※ Tips 【誘い受け】


   同人用語の一つ。言葉や仕草などで相手を挑発し、居のままに操る方法。
   待ちガ○ルとの関係性について現在研究されている。



俺氏 「…それ、誰から聞いた?」


シル 「真愛さんです!」


俺氏 「うん。俺は今度あいつに会ったら説教しますっ!」



MC 「…おい。いい加減にしろ。噛み付かないのであれば進行を妨害した罪で、それ相応の罰をあたえるぞ…?」


俺氏 「わ、解ってるよ……」




俺氏 「おい!!^T^ama!!」


^T^ama「な、なんNya…まだ^T^amaをいぢめるのかNya……?」


俺氏 「ぐっ……」


シル 「怯んじゃダメですマスター!!こういう時は下手にブレーキを踏むよりも、
    自らアクセルを踏み込んだほうが生還出来るものなのです!!」


俺氏 「あ、ああ…オマエさっき!自分は正々堂々とプレイしてるって言ったよな!!」


^T^ama「それがどうかしたのかNya。」


俺氏 「コイツを見ても、同じセリフが言えるかな?…MC、この動画をモニターに映せるか?」つ『ウルトラファイト3』


MC 「ふむ…よかろう。」



   ・・・   ・・・   ・・・



^T^ama『Nyaoッス!プレイヤーズ!!^T^amaだNya!』


^T^ama『今回プレイするソフトはコレNya!』つウルトラファイト3



^T^ama「これは…^T^amaの動画だNya。」


俺氏 「MC、22:14まで動画を飛ばしてくれ。」


MC 「…全く。人使いの荒い奴だ…私に気安く命令するな。ちょっとゾクゾクするではないか……」



               New Challenger!!


^T^ama『Nya?』


ポン酢大納言 〈よろしくおねがいします。〉



^T^ama『中々楽しめそうな相手が来たNya。』



                Round 1 Fight !



                バキ!   ダダン!!



^T^ama 『……クッ!』



                     KO!!


^T^ama 『……ふぅぅ。』カカッカン!グリン!カン!



俺氏 「この後だ。」



^T^ama 『…ま、あんまり一方的な展開でも、動画として盛り上がらないしNya。
     タマには相手に花を持たせるNya。』



             Round 2 Fight !





MC 「…!コレは……なるほどな……」


俺氏 「どうやらアンタも気付いたようだな。コイツのやった『不正』について。」


^T^ama「…どういう意味Nya。」


俺氏 「視聴者の皆には、このラウンド中の相手キャラの動きに注目して欲しい。
    前ラウンドに比べて、どこかぎこちないと思わないか?」


           
《そうか…?》三                           《うん。》三
               《調子悪くなってる…?》三

      《たしかに、なんか鈍い……》三

                        《動きが違うな》三
《^T^amaちゃんが本気出したから。》三                 《たしかにさっきと違う》三




^T^ama 「…オマエ、何が言いたいNya。言いたいことが有るならはっきり言ってみろよ。」


俺氏 「だったら、お言葉に甘えてはっきりと言ってやる!!」




俺氏 「ラウンド前の不可解な動き!!オマエ、『チート』を使ってるだろ!!!」




《な、なんだってー!!》三                   《インチキしてるって事?》三
                                  
                     《マジか!?》三
      《そんな訳ない!!》三

   《インチキしてるって事?》三                       《そんな訳ない!!》三
                   《な、なんだってー!!》三 
《マジか!?》三                       《インチキしてるって事?》三




^T^ama「…………」



MC 「どうした貴様?何か反論は無いのか?それとも、チートとやらの使用を認めるか?」




^T^ana「…馬鹿馬鹿しくて呆れてただけNya。」


俺氏 「何!?」


^T^ama「だって^T^ama、チートなんて使ってないからNya」


俺氏 「なっ!じ、じゃあ!!どうして相手の動きが急に鈍くなったんだよ!!納得の行く説明をしてもらおうか!!」


^T^ama「それは、動画の続きを見れば解るのNya。」


俺氏 「続き……?」



MC 「ふむ。では続きを再生してみよう…ポチっとな。」




         ・・・   ・・・   ・・・



         - 回線エラーが発生しました -



^T^ama 『…チッ逃げられたNya……ま、相手がTamaだし仕方がないかも知れないけどNya』



^T^ama 『画面の向こうのプレイヤーズ!^T^amaはいつ何時、誰の挑戦でも受けるNya!!
     精々腕を磨いて!^T^amaを楽しませるNya!!』




^T^ama「…どうやらこの時、回線がかなり不安定になってたみたいだNya。だから、僅かばかりの「ラグ」が生じて、
    そのせいで相手の動きが鈍くなったように見えたのNya。」


MC 「ふむ。」


俺氏 「な!!そ、そんなの滅茶苦茶じゃねーか!!どうしてオマエがピンチになった途端、回線が重くなるんだよ!!
    ありえねぇだろ!!」


^T^ama「でも実際、相手は最後、『通信エラー』で落ちてるじゃないかNya。」


俺氏 「それはオマエがチートを使ったから!!相手がバトルに嫌気が差して切断したからだ!現にオマエだって逃げたって…」



^T^ama「…なあ、どうしてそこまでTamaがチートを使ってる事にしたいんだNya?
さっきから大した確証も無しにイチャモンばっかり……それとも、^T^amaがチートを使った証拠。他にもあるのかNya。」


俺氏 「ああ有るさ!!」


シル 「!ま、マスター!!落ち着いてください!!不用意に発言しちゃ…」




俺氏 「だってオマエ!!三日前の大会の決勝で!!俺との勝負の際にチートを使ってるじゃねーか!!」





           ザワザワ…        ザワザワ…


俺氏 「…あ。」



MC 「…ほう……ではその証拠を見せて貰おうか…こいつが貴様との戦いで不正を行ったという、動かぬ証拠をな。」


俺氏 「ぐ……そ、それは……」


^T^ama「有るわけないよNya?そもそもあれは公式大会…チート対策は万全だから!不正なんて出来る筈無いNya!!
    ほーらやっぱり!!全部オマエの口から出任せじゃねーかNya!!」



俺氏 「う、ぐぅ……」


シル 「ま、マスター……」



^T^ama「要するにオマエは!!大会でTamaに負けそうになった腹いせに!!
    ^T^amaにイチャモンを付けてきただけの!!ただの卑怯者だって事だNya!!」



俺氏 「ぐ、ぐほおぉぉぉぉぉぉぉ!!?」





              BOOOOOOOOOOOOOO!!!



                                       《負け犬は (・∀・)カエレ!!》三
 《卑怯者!!正々堂々戦え!!》三
                           《消えろ!カス!!》三
《消えろ!カス!!》三
              《^T^amaを侮辱するな!!》三

                               《卑怯者!!正々堂々戦え!!》三       
《負け犬は (・∀・)カエレ!!》三                  
                    《嘘ついてまで勝ちたいの?》三






俺氏 「な、なんなんだよコレ……アイツが不正をやったのは間違いないのに、
    いつの間にかまた俺が悪者になってやがる……」


俺氏 「何重にも対策が張り巡らされていて、もがけばもがくほど深みに落とされる……
    まるで蜘蛛の巣か蟻地獄みてぇだ……」


俺氏 「ダメだ…勝てる気がしねぇ……」






  シル 「何弱気になってるんですかぁ!!しっかりして下さいマスター!!」




俺氏 「な、ナビ子……」


シル 「マスター言ったじゃないですか!!“100万回やられたって負けない”って!!それなのに!!
    まだたった2回やられただけじゃないですか!!あの宣言嘘だったんですか!!」


俺氏 「で、でも……ここまで追い込まれたら、突破口なんてそう簡単に見つからないだろ…」


シル 「そ、それでも頑張るしかないのです!!負ければ全てがお仕舞いなんですよ!!ホラ!!前を向いてシャンとする!!
    苦しい時こそふてぶてしく笑うのが、いつものマスターじゃないですか!!」」


俺氏 「…あ、ああ!!そうだ…そうだよな!!こんなのは俺らしくないよな!!どうせ負けるなら、
    アイツに散々恥をかかせた後で、その事を嘲笑ってからじゃねーとな!!」


シル 「思考回路が陰湿で後ろ向きだけどそれでこそマスターです!!さあ!ここからが反撃開始ですよ!!」


俺氏 「おう!!」





MC 「それにしても、貴様も随分と災難だったな。」


^T^ama「ん?何がNya?」



MC 「なに。ゲーム会社の杜撰なサーバー管理のせいで、国民達に在らぬ誤解を与える所だったのだからな。
    何ならその事についてアピールしても良いのだぞ?貴様に恥辱を与えたゲーム会社をさんざん扱き下ろしてやるがいい。」



^T^ama「に、Nya!?ち、ちょっと待つNya!!どうしてそうなるNya!?別に今回の件は、ゲーム会社が悪い訳じゃ無いNya!!」


MC 「ん?違うのか?」


^T^ama「当たり前Nya!!コレくらいのラグや回線落ちなんて格ゲーにはよくある事だし、
    ゲーム会社に落ち度なんて一つもないNya!!勘違いするなNya!!」


MC 「ふむ…そういうものなのか……私はゲームなどせんからな…そういった事はよく解らん。」





俺氏 「………妙だな。」


シル 「マスター?どうしたんですか?」



俺氏 「なんで^T^amaは、あそこまで必死にゲーム会社を擁護する必要があるんだ…?」



シル 「はぇ?」




俺氏 「考えてもみろ。証明に失敗したにせよ、
    視聴者の中には未だにTamaのチート使用を疑っている連中だって少なからずいる筈だ。」


俺氏 「だったらここは別の標的を作って、そいつに責任を押し付けちまったほうが簡単だろ?
    奴の性格なら、まず間違いなくそうすると思ったんだ。」



俺氏 「なのに、奴はそうしなかった。MCがそれを促してもだ。」


シル 「ど、どうしてですか…?」


俺氏 「…解らん。解らんが、奴と『ウルトラファイト』を作ったゲーム会社の間には、
    俺の知らない何かがあるのかもな。」


シル 「何か……」




俺氏 「ひょっとすれば、それが反撃の糸口に繋がるかもしれないな……」






^T^ama「…ああ、それともう一つ。
    言っておくケド、Tamaは別にチートその物が悪いコトだとは思ってないのNya。」





          アピール 『 ゲームの楽しみ方は人それぞれなのNya 』




 ① ^T^ama 『そりゃ、大会だとか対人戦なんかで使うのは間違ってるNya。』



 ② ^T^ama 『でも、個人で楽しむ分には、それもアリだと^T^amaは思うNya。』



 ③ ^T^ama 『だって、プレイヤーズのミンナが、誰でも^T^amaみたいな超絶テクを持ってるワケじゃないからNya。』



 ④ ^T^ama 『ムズカシーゲームをクリアする為なら、多少のズルは許されるハズだNya。』



 ⑤ ^T^ama 『ゲームは、クリアしなければ何の意味も無いNya。
        ^T^amaみたいにエンディング画面にたどり着いて、そこで初めてそのゲームを遊んだ事になるのNya。』







俺氏 「…Tamaの野朗、疑念を持った視聴者を遠まわしに宥めにきやがった……」


シル 「気を付けて下さいマスター。国民達のマスターに対する今の心象は、はっきり言ってあんまり良くありません。
    下手に煽ったりすると、手痛いしっぺ返しを食らうかもです。」


シル 「かといって、あんまり消極的すぎてもこの状況は打破できないのです。」



俺氏 「言動に注意しながら大胆に攻めろ…か。難しい注文してくれるぜ……」







やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓


これは簡単だな
⑤に『^T^amaは飽き性』で噛み付く


とりあえず今日はココまでにします。
いろいろと紛らわしい場面が多かったので、もう一度シナリオを見直してみます…

安価にお付き合い頂きありがとうございました。

安価↓


誰の目から見ても確実な証拠が無いと駄目なのかな、逆裁みたいに

>>194

^T^ama ← 薄目で見ると虎猫が寝転がって見えたりしませんか?
      もし見えた場合は眼科へ行きましょう。


>>230

発言にはソースが必要ですが、どちらかと言うとそれよりも国民を納得させるのが重要だったりします。




                  俺氏 『 炎上しろォ!! 』つ『^T^amaは飽き性』 






              ― Tamaみたいにエンディング画面にたどり着いて ― バォォォゥ!!
 



                      炎   上  !!
 




俺氏 「ゲームはクリアしなければ意味がない…か。」



俺氏 「だったら、オマエは随分と意味のない事をやってるみたいだな!!」


^T^ama「……ま、聞くだけ聞いてやるNya。」



俺氏 「オマエ、どうやら随分と『飽きっぽい』みてぇだな。新しいゲームの実況を始めても、
    途中で投げ出してすぐに終わらせちまうみてぇじゃねぇか!」



俺氏 「そんな奴がエンディングについて語るなんて、ちゃんちゃらおかしいぜ!!」




^T^ama「…あのNya。^T^amaが実況を辞めるのは、それ以上続けても最高の動画を作れないと判断した場合Nya。
    その後も実況外でゲームは続けてるし、ちゃんとクリアもしてるNya。」


俺氏 「え。そ、そうなの…?」


^T^ama「そんなのゲーマーとして当然だろ?ただ、^T^amaが納得出来ないプレイを動画にしても、
    見てくれるプレイヤーズに申し訳無いからNya。自粛してるのNya。」


^T^ama「アンタだって、そう思うだろ?」


俺氏 「あ…ああ、ソウデスネ」



シル 「ちょっと!!なに引き下がってるんですか!!」


俺氏 「だって!アイツの言ってること間違ってないんだもん!!
    つまらないゲームのプレイ動画なんて、俺だって見たくないし!!」




         ^T^ama「ちょ!ちょっと待つNya!!!」







俺氏 「うぉ!?ビックリした!?」



^T^ama「^T^amaは別に!ゲームがつまらないなんて一言も言ってないだろ!!勝手なコトいうNya!!」


俺氏 「え、だって、つまらないゲームを選んだから辞めるんじゃ……」



^T^ama「^T^amaの選ぶゲームは!!どれもこれも最高の一本Nya!!!今の言葉取り消せNya!!!」



俺氏 「す、すみません!!ごめんなさい!!ゆるしてください!!!」




シル 「謝ってどうするんですか!!^T^amaさん、今までに無いくらい興奮してるんですよ!!
    今攻撃すれば、ボロを出すかも知れないでしょ!!」


俺氏 「解ってる……解ってるけどよぉ……今まで冷静だった分、すっげぇ怖ぇ……」



MC 「では何故辞めるのだ?」


俺氏 「GJMC!!」



^T^ama「そんなの!!そんなの決まってるだろ!!^T^amaは!^T^am、aは…」



^T^ama「……ゴホ!!ゴホ!!」



シル 「んま!興奮しすぎてむせちゃいました!!」



MC 「おい…大丈夫か。」



^T^ama「……あ、ああ…だ、だいじょぶ…ケホ…Nya……ふぅ。」



^T^ama「あ~その……」



^T^ama「…実況を辞める理由?そんなの^T^amaの勝手Nya。別にココで話すようなことじゃ無いNya。」




シル 「あーあ。咳のせいで流れが変わって、完全に落ち着いちゃいましたね……」


俺氏 「おい!そこまで話しといてそれじゃあ国民達も納得しないだろ!!
    言いかけたなら最後まで責任持って言えよ!!それともココじゃ言えないようなヤバい理由なのかよ!!」


MC 「ふむ…私も気になるしな。おい貴様、MC権限だ。話せ。」



^T^ama「…しょうがないNyaあ。いいよ。」






          アピール 『 ^T^amaはカッコよくありたいのNya 』




 ① ^T^ama 「^T^amaが実況を辞めるのは…なんてゆーか、…そう。」



 ② ^T^ama 「プレイヤーズに^T^amaの勇姿を十分に見せられないと思った時Nya。」



 ② ^T^ama 「実況は孤独との戦いNya、ミンナが楽しんでいるのか^T^amaどうしても不安になっちゃうのNya。」



 ③ ^T^ama 「どんなに面白いゲームやってても。^T^amaはどうしても見ているプレイヤーズの事考えちゃうNya。
        プレイミスをしたり、カッコ悪い所を見せちゃうと、どうしてもテンションさがるNya。」



 ④ ^T^ama 「^T^amaの動画を楽しみにしているプレイヤーズには悪いケド、
ミンナには^T^amaの一番カッコいい姿だけを見欲しい。これも^T^amaなりの美学ってやつなのNya。」






MC 「ふむ…国民には、己の一番輝いている瞬間だけを見て欲しい…か。
    その気持ちは痛いほどわかる。」


MC 「何故なら私も常に国民達の目に晒されているのだからな!
    16時間250日いつでもカワイイMCちゃんで居なければならないのだ!」


^T^ama 「しっかり休み取ってるNya!?」




俺様 「成程なぁ。アイツはアイツなりに努力や苦労をしてるってワケか…」


シル 「感心してる場合ですか!このアピールはさっきTamaさんが勢いに任せて言い出した物。
    Tamaさん自身恐らく想定外のものなのです!」


シル 「付け入るなら今のはずですよ!!」




やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓





      ^T^ama 「^T^amaの動画を楽しみにしているプレイヤーズには悪いケド、
    ミンナには^T^amaの一番カッコいい姿だけを見欲しい。これも^T^amaなりの美学ってやつなのNya。」



                 俺氏 『 笑わせるぜ!! 』




俺氏 「自分のカッコいい姿だけを見て欲しい…か。随分とワガママな野朗だな……」


^T^ama「プロゲーマーってのはプレイヤーズの憧れ、スターじゃなきゃいけないのNya。
    ヘーボンなオマエには解らない苦労があるNya。」


^T^ama 「プロには、全てのユーザーの期待に応える義務があるからNya。」



^T^ama「でも。だからこそ…」





        ^T^ama『多くのプレイヤーズが応援してくれる状況…大会でのTamaは無敵なのNya! 」






  
                   『 釣れた!! 』
 

 
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                  \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ








          アピール 『 TamaはカッコよくありたいのNya 』




 ① ^T^ama 「^T^amaが実況を辞めるのは…なんてゆーか、…そう。」



 ② ^T^ama 「プレイヤーズにTamaの勇姿を十分に見せられないと思った時Nya。」



 ② ^T^ama 「実況は孤独との戦いNya、ミンナが楽しんでいるのか^T^amaどうしても不安になっちゃうのNya。」



 ③ ^T^ama 「どんなに面白いゲームやってても。^T^amaはどうしても見ているプレイヤーズの事考えちゃうNya。
        プレイミスをしたり、カッコ悪い所を見せちゃうと、どうしてもテンションさがるNya。」



 ④ ^T^ama 「^T^amaの動画を楽しみにしているプレイヤーズには悪いケド、
ミンナには^T^amaの一番カッコいい姿だけを見欲しい。これも^T^amaなりの美学ってやつなのNya。」



 ⑤ ^T^ama 「多くのプレイヤーズが応援してくれる状況…大会でのTamaは無敵なのNya! 」






やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓




    ^T^ama『多くのプレイヤーズが応援してくれる状況…大会での^T^amaは無敵なのNya! 」


              俺氏 『 炎上しろ !!』つ 『“プロゲーマー”^T^ama』




               ― 大会での^T^amaは無敵 ―バォォォゥ!!
 




                     炎   上  !!
 






俺氏 「大会では無敵…か。確かにオマエは大会での優勝経験もあるみてぇだな。」


^T^ama「そうだNya!!^T^amaは多くのプレイヤーズの期待を背負って戦えば!どんな相手だろうと負け無しなのNya!!」


俺氏 「負け無し…負け無しねぇ……」



俺氏 「果たして、本当にそうなのかな!」



^T^ama「…に、nya?…それどういう意味だよ」


俺氏 「簡単な話さ…オマエは確かに大会で優勝している。」



俺氏 「でも!それと同じ位、いや!それ以上に『試合放棄』もしてるんじゃないのか!!」





^T^ama「っ!!?」



俺氏 「オマエ言ったよな?プロゲーマーは全てのゲーマーの手本にならなきゃいけない、
    常にカッコ良くなければならないって。」


俺氏 「そんなオマエが!!どうして戦う前から尻尾を巻いて逃げ出すようなカッコ悪い真似をしてるんだよ!!」


俺氏 「コイツはちぃっーとばっかしおかしいんじゃねぇの!!納得のいく説明をしてもらおうか!!」


俺氏 「まさか、勝つのに飽きたからだとか言わねぇよな!!」


^T^ama「そ、そんなコト…なんでオマエに説明しなきゃならないNya…」


俺氏 「俺にじゃねぇよ!!オマエを応援しているプレイヤーズって奴等にだ!!
    オマエはみんなのプロゲーマーなんだろ?だったら期待に答えてやれよ!!」


^T^ama「う…うぐ……ぐ、ぐにに……!」


MC 「……どうした?早く説明してみろ。それとも、この戦いも『途中放棄』するつもりではあるまいな?
    まあそんな事、私がさせるつもりないがな。」



俺氏 「出来ないなら俺がしてやろうか!?」



俺氏 「オマエが大会を、そしてゲームの攻略を途中放棄する『本当の理由』……それは!!」



            『文章』でお答え下さい。


安価 ↓



俺氏 「…オマエ、本当はゲームの腕に自信がないんじゃないのか?」


^T^ama「!!」


俺氏 「腕に自信がなくて、対戦で負けるのが怖いから強い奴とは戦わない。
    ゲームを最後までクリア出来る自信が無いから途中で投げ出す。」



俺氏 「オマエの言う『きまぐれ』ってのはそう言う事だ!!」



俺氏 「つまりテメェは!!凄腕でもプロゲーマーでも何でもねぇ!!どこにでもいる平凡な腕のゲーマーだって事だ!!」




^T^ama「…さ、さっきから黙って聞いてれば…ず、随分と言ってくれるNya…」


^T^ama「^T^amaが…あの『バミューダ』を初めてクリアしたこの^T^amaが!!ゲームが下手だと!?」


^T^ama「馬鹿にしてんじゃねーNya!^T^amaはプロゲーマーNya!!どんなゲームだって!!クリア出来るに決まってるNya!!」



俺氏 「だったら証明して貰おうか!!」



^T^ama「ニ、Nya!?」


俺氏 「幸いココはゲームセンターだ!プレイするゲームには事欠かないだろう!!」


俺氏 「画面の向こうの皆も!!^T^amaのスーパープレイ、見てみたいよな!!」




《おおおおおおおおお!?》三

                 《見たい。》三
                              《^T^amaースーパープレイ見せてー!!》三


《いいゾーコレ!!》三             《(≡^∇^≡)/ガンバレ-》三   







^T^ama「そ、そんな事……急に言われても…た、Tamaにも…色々と準備が……」


俺氏 「おいおい!!どうしたんだよ!!プレイヤーズの期待に応えるのがプロゲーマーなんだろ!?」


俺氏 「バミューダみたいに編集作業は出来ないぜ!一発撮りのぶっつけ生本番だ!!
    もちろん、逃げ出したりなんかしないよなぁ?」




俺氏 「さあ!!ウルトラテクってやつで魅せてみろよ!!『プロゲーマー』の^T^amaさんよぉ!!」




^T^ama「ニ…Nya……ニャNya……」




       ^T^ama「ニギャァァァアァアァアァアァアァア!!!
           た、^T^amaには無理だNyaァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」





               ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!









《お疲れ様でーす^^》三                   《眼精疲労待ったなし》

                《(´・(ェ)・`)クマー》三
                                      
                                          《お疲れ様でーす^^w》三

wwww》三       【 バーチャルバイザー 】   ⇒    【 クマ 】

                                             《眼精疲労待ったなし》三

《ヒデェクマwwwwwwww》三                  《(´・(ェ)・`)クマー》三





シル 「ば、バイザーに隠されてたTamaさんの目元……凄い隈です…
    それにおでこには冷却シートまで……」


俺氏 「どうやらアイツに取って、プロゲーマーの肩書きは相当なプレッシャーだったらしいな…」



^T^ama「そ…そうだNya……Tamaは、ゲームそんなに上手くないNya……バミューダだって、何ヶ月もプレイして
    やっとクリアしたのを編集したのNya……」


^T^ama「どんなに頑張っても…努力しても…なかなか勝てない…ゲームをクリアなんて出来ないNya……」



^T^ama「それでも、プレイヤーズ達は待ってくれない……Tamaの動画を待ってくれないNya……」


俺氏 「だから、クリア出来ていないゲームでも無理矢理動画にしなきゃならなかった…か。」


^T^ama「…^T^amaを陥れて…晒し者にして…これで気がすんだかよ……だったら……」



俺氏 「何勘違いしてるんだ…」



^T^ama「Nya?」



俺氏 「まだ俺のバトルフェイズは終わっちゃいないぜ!!」




俺氏 「オマエの腕は平凡な物だった……だったら何故!ゲーム大会で何度も優勝出来たんだよ!!」


^T^ama「そ、それは……たまたま運が良かったから……」


俺氏 「運が良かった…?」



俺氏 「違うな!!」



俺氏 「オマエが大会で優勝出来た理由…それはもちろん!!」



            捏造リべレーション




ゴシップを提示して証明しろ!!



安価 ↓



         俺氏 『 コレで証明してみせる!! 』つ『チート疑惑』



俺氏 「オマエが大会で!!チートを使ったからだ!!」


^T^ama「Nya、ニャハハ!!ゆ、言うに事欠いてまたそれかNya!!だーかーらぁぁぁぁぁ!!
    さっきも言ったろ!!『公式大会で!!チートなんて使えないって!!』」


俺氏 「それはどうかな!?確かに公式大会でチートなんて使えるはずは無い。
    だが、オマエは別だったとしたらどうだろうな!!」


^T^ama「Nya、ニャンだと!?」



シル 「ちょ!ちょっとマスター!!!そんな事言って大丈夫なんですか!!」


俺氏 「解らん!!けど、言っちまったもんはしかたねぇだろ!!」


シル 「うぇェェェェェェ!!?」


俺氏 「だが、アイツがチートを使ったのは間違い無いんだ!後は流れで証明しちまえばいい!!
    さっきとは状況が違うんだ!!必ず上手くいく……ハズだ。」


シル 「じょ、状況…?」


俺氏 「さっきまでは、『プロゲーマ』で、勝って当たり前の^T^amaが何度も大会で優勝したという状況。
    そこに疑問の生じる余地なんてなかった。」


俺氏 「だが今は、『ゲーム下手な野朗が何故か何度も優勝している』状況だ。誰もが疑問を持つはずだろう。」



俺氏 「もしかしたら…実は…ってな。」




MC 「ほぅ…おもしろい。では証明してみせろ!!コイツがチートを使ったという事実をな!!」




俺氏 「まずは…どうして『公式大会』でチートが使えたのか…そこから推測してみようか。」



俺氏 「コイツが優勝した大会には、とある『共通点』が存在するんだ。」




           俺氏 「その共通点とは……!!」





              『文章』でお答え下さい。


安価 ↓



俺氏 「Tamaの優勝した大会には、とある『ゲーム会社』が必ず関わっている……」



俺氏 「マーブルス社だ!!」



^T^ama「に、ニグゥ!!」



俺氏 「^T^amaが大会を辞退する理由は、自分の腕に自身が無いだけじゃない。
    その大会では、チートが使えないからだったんだ!!」


MC 「…ふむ。成程な……」



俺氏 「つまり、^T^amaにとって、そのゲーム会社…『マーブルス社』との関係性は……」


  『文章』でお答え下さい


安価 ↓






俺氏 「自社ゲームを売るための協力関係…つまりは“スポンサー”だったんだ!!」




^T^ama「で、デタラメNya!!そ、そんなのタダのでっち上げに過ぎんNya!!
    ^T^amaはそんな会社知らないNya!!^T^amaとは何の関係も無いNya!!」


俺氏 「本当にそうかな……」


^T^ama「な、ななな…なんNya。その含み笑いは……」



俺氏 「オマエとマーブルス社には、確かに繋がりが有ったんだ……」


  
              捏造リべレーション

 
 
          ゴシップを提示して繋がりを証明しろ!!





安価 ↓




訂正

× 俺氏 「自社ゲームを売るための協力関係…つまりは“スポンサー”だったんだ!!」

○ 俺氏 「自社ゲームを売るための協力関係…つまりは“スポンサー”と“広告塔”の関係だったんだ!!」






          俺氏 『 ソースはコレだ!! 』つ『^T^amaの実況一覧』





俺氏 「アンタの実況したゲームには、妙な偏りがあるんだよなぁ……」


俺氏 「ココにその一覧がある。」つ



俺氏 「オマエが今まで実況したゲームは12本…」


俺氏 「そのうち、マーブルス社が発売したソフトは半分の6本だ……」



俺氏 「偶然にしちゃあ偏りすぎだろ!!!」



^T^ama「ぐ…だ、だって…マーブルス社の発売するゲームは。どれもクオリティが高くてボリューム満点。
    その上リーズナブルでだれもが楽しめる至高の一本だからしかたないNya、^T^amaも大好きなのNya……」




俺氏 「ドサクサに紛れて宣伝してんじゃねぇよ!!」



俺氏 「…それにだ。この実況一覧には、もう一つ隠された意味がある。」



俺氏 「それは……」




           『文章』で答えよ



安価 ↓

訂正


          俺氏 『 ソースはコレだ!! 』つ『^T^amaの実況一覧』





俺氏 「アンタの実況したゲームには、妙な偏りがあるんだよなぁ……」


俺氏 「ココにその一覧がある。」つ>>177



俺氏 「オマエが今まで実況したゲームは12本…」


俺氏 「そのうち、マーブルス社が発売したソフトは半分の6本だ……」



俺氏 「偶然にしちゃあ偏りすぎだろ!!!」



^T^ama「ぐ…だ、だって…マーブルス社の発売するゲームは。どれもクオリティが高くてボリューム満点。
    その上リーズナブルでだれもが楽しめる至高の一本だからしかたないNya、^T^amaも大好きなのNya……」




俺氏 「ドサクサに紛れて宣伝してんじゃねぇよ!!」



俺氏 「…それにだ。この実況一覧には、もう一つ隠された意味がある。」



俺氏 「それは……」




           『文章』で答えよ



安価 ↓

訂正


          俺氏 『 ソースはコレだ!! 』つ『^T^amaの実況一覧』





俺氏 「アンタの実況したゲームには、妙な偏りがあるんだよなぁ……」


俺氏 「ココにその一覧がある。」つ>>177



俺氏 「オマエが今まで実況したゲームは12本…」


俺氏 「そのうち、マーブルス社が発売したソフトは半分以上の7本だ……」



俺氏 「偶然にしちゃあ偏りすぎだろ!!!」



^T^ama「ぐ…だ、だって…マーブルス社の発売するゲームは。どれもクオリティが高くてボリューム満点。
    その上リーズナブルでだれもが楽しめる至高の一本だからしかたないNya、^T^amaも大好きなのNya……」




俺氏 「ドサクサに紛れて宣伝してんじゃねぇよ!!」



俺氏 「…それにだ。この実況一覧には、もう一つ隠された意味がある。」



俺氏 「それは……」




           『文章』でお答え下さい



安価 ↓




俺氏 「オマエは、マーブルス社のゲームだけ途中で実況をやめているんだよ!!」



^T^ama「ニウギャァ!!」



MC 「……?おかしいのではないか?そのゲームソフトを売りたいのであれば、
    宣伝の時間を多く持てたほうが効率が良いものだろう?ならば、より長くプレイするものではないのか?」



俺氏 「たしかに。宣伝するなら時間は多く取ったほうが効果的だ……」


俺氏 「だが、それじゃあ都合の悪い部分もあるんだよ!!」



俺氏 「なぜなら……!」



          『文章』でお答え下さい




安価 ↓ 





俺氏 「ゲームってのは、進めれば進めるほど内容がネタバレしちまうものだ。もし最後まで進んじまったら、
    それこそ誰もソフトを買おうとしないだろうな。」


俺氏 「だが!途中で攻略を辞めればその心配は無い。
    むしろ先が気になってみんなそのソフトを買い求めるだろうな。まるでどっかのポンコツみてーによぉ!!」



シル 「♪~(・ε・ )」



^T^ama「ぐにに…た、確かに…そこまで言われれば、言い逃れ出来ないかもしれないNya……」



^T^ama「だけど!!宣伝なら実況だけで十分なはずNya!!
    一ゲーマーの^T^amaを大会で優勝させて!!マーブルスに一体何の得が有るって言うNya!?」



俺氏 「それは……」




               捏造リベレーション



ゴシップを提示して証明せよ!!


安価 ↓ 





            俺氏 『 これで証明してみせる!! 』つ『“ヒール”^T^ama』



俺氏 「マーブルスに何の得があるか…それは、オマエのそのキャラクターだ。」


MC 「キャラクター?」



俺氏 「^T^amaは普段から、相手を煽ったり神経を逆撫でするような行動を多く取ってる。用はヒールキャラだ。」


俺氏 「当然、視聴者や対戦相手の中には^T^amaに対して反感を持つ奴も出てくるはずだろうな。」


俺氏 「そういう奴はどうするか…恐らくだが、ゲームで^T^amaを倒して見返そうと考える奴だって少なくないはずだ。
    現に^T^amaだって、いつ何時でも勝負を受けると宣言している位だからな。」


俺氏 「つまりは!^T^amaが大会に優勝すれば!!
    ^T^amaに勝とうと考えた連中がゲームソフトを買って特訓する………」



俺氏 「いわばコレは!一種の炎上商法なんだよ!!!」



^T^ama「ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」





俺氏 「さて!!長々と説明したが、ここで視聴者に一つお詫びと訂正がある。」



俺氏 「俺は先ほど、2度に渡って^T^ama氏は『チート』を使用しているという不適切な発言を致しましたが……」




俺氏 「実際には!!これは開発元公認の物……言わば、『裏技』であった事を此処に訂正いたします!!」





俺氏 「さあ!^T^ama!!俺の見解は以上だ!!!何か反論は有るかよ!!!」



^T^ama「う、うぅ…うぅぅ……」





^T^ama「うぎにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」




        

               ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!










                                  《懐かしいwwwww》三 
《見たことあるやーつ!!》三             
                    《輝くマーブルスエンブレムwww》三


    《^T^amaちゃんのアイデンティティがぁ!!》三
                                   《見たことあるやーつ!!》三

  
            【 猫耳帽子 】  ⇒  【 ロゴキャップ 】

                                       《クライシスNya!!》三

                 《懐かしいwwwww》三 

《輝くマーブルスエンブレムwww》三                 《^T^amaちゃんのアイデンティティがぁ!!》三








シル 「んま!!猫耳の付いた帽子が野球帽に!!うぅ…可愛かったのにぃ……」



俺氏 「…いや、違う……あれは『マーブルスキャップ』だ。」


シル 「まーぶるすきゃっぷ?」


俺氏 「ああ…マーブルス社の社章が刻み込まれたロゴキャップで
    マーブルス社の社員かよっぽどのファンしか持っていない、マーブルス社公認の激レアグッズだ!!」


シル 「ほぇ~そんな事良く知ってますね……」


俺氏 「ああ!『ゲームセンターMIX』の影響で、俺も子供の時散々探し回ったからな!!」




俺氏 「とにかく!!その帽子を被っているってことは、オマエは猫は猫でもマーブルスの飼い猫………」



俺氏 「いや!!“飼い犬”だったみてーだな!!」



^T^ama「ぐに…ぐにに…にぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」




誤字脱字も多くなってきたので、今日は此処までにします。

安価にお付き合い頂きありがとうございました。




^T^ama「ああ!!そうだNya!!^T^amaはチートコマンドを使ってるNya!!
    だからどうしたNya!!!それがどうしたNya!!!」


^T^ama「^T^amaの使ってるチートは!!あくまでも相手に少しだけ付加を掛けるだけのもの!!
    言わばゲームのハンデ機能みたいなものNya!!」


^T^ama「それを使われて勝てないってのは!!テメェらの腕が足りてねぇだけなんじゃねぇの!?」


^T^ama「世の中ってのはなぁ!!勝つ事が全てNya!!勝たなきゃゴミNya!!!
    どんな手を使ってでも勝ち残らなきゃ!!明日のメシは手に入らないNya!!」


^T^ama「カビの生えた古くせぇレトロゲーみたいな!!
    正々堂々!!勧善懲悪のダセェシナリオなんて!!今時流行らねぇんだよ!!!」




             BOOOOOOOOOOOO!!!




    《信じてたのに…》三           《酷すぎる…》三
                                   《失望しました。^T^amaにゃんのファンやめます》三

《酷すぎる》三       《野朗ぶっ倒してやる!!》三

                          《チーターのくせに…》三
《失望しました。^T^amaにゃんのファンやめます》三



^T^ama「^T^amaの言うコトが間違ってるかNya!!だったら否定してみろよ!!Tamaを倒して証明してみせろ!!
    自分が正しいと!!正義だと宣うなら!!そんな風に安全な場所でギャーギャー喚くだけじゃなく!!!」
   



^T^ama「テメェの実力で悪(^T^ama)をねじ伏せてみろよ!!」





^T^ama「^T^amaはもう!!逃げも隠れもしねぇNya!!いつ何時、誰の挑戦でも受けてやるNya!!!」






シル 「^T^amaさん、あんなに暴言を吐いたりして…ヤケになっちゃったんでしょうか……?」


俺氏 「…いや、あれは自分にヘイトを集めてマーブルスに対する悪印象を少しでも薄くしようとしてるだけだ。」
    


俺氏 「だが!!そんなことはどうだっていい!!!」



シル 「マ、マスター…?」



俺氏 「おいテメェ!!今なんつった!!!」



^T^ama「あぁ?^T^amaが間違ってるなら…」



俺氏 「そこじゃねぇ!!その前だ!!」



俺氏 「レトロゲーがカビの生えた古臭い物だと……!!」



俺氏 「テメェは今!!ゲーマーとして一番言っちゃならねぇ言葉を口にした!!」



^T^ama「ハン!古臭い物を古臭いと言ってなにが悪いNya!!」







         アピール 『古臭いゲームなんてイラナイNya!』




 ① ^T^ama 『今時レトロゲーなんて誰も見向きなんてしないNya!』 



 ② ^T^ama 『売れもしないのに売り場の面積を圧迫する邪魔者!淘汰されるべき厄介者Nya!!』



 ③ ^T^ama 『そんな物に拘るのはオマエみたいな古臭い老いぼれ共位Nya!!』



 ④ ^T^ama 『つまりレトロゲーなんて価値の無いゴミクズ!何の未来も可能性も無いただのガラクタNya!!』









俺氏 「…………」


シル 「あわわ……マスター、目がマジです。」


俺氏 「ナビ子。ゴシップ、準備。」


シル 「ハ、ハイです……」





やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓



         


            ^T^ama 『そんな物に拘るのはオマエみたいな古臭い老いぼれ共位Nya!!』



                      俺氏 『 待ちな!! 』



俺氏 「拘るのは俺達みたいな老いぼれだけ…ねぇ。」


俺氏 「だがな!!ゲームプレイヤーで一番多いのも、テメェが言う俺達と同世代の老いぼれなんだぜ!!」


俺氏 「つまりは!テメェの意見の方がマイノリティ…少数意見って事になっちまうな!!」


^T^ama「ぐにに…減らず口言うなNya……」


再安価 ↓ 






俺氏 「…レトロゲーがゴミ…何の未来も可能性も無い…だと…」


^T^ama「そうだNya!!ゲームって言うのは最新のCG映像を使った長編ムービーと
    大迫力のサウンドがあって然るべきなんだNya!」



      ^T^ama『しょぼいドット絵にチープな8bit音源。
          今時そんなものがユーザーに受け入れられるワケないNya!!』
 



  
                   『 釣れた!! 』
 

 
         \   ∩─ー、    ====
           \/   、_ヽ   ======
           / \     |つ

           |      ミ   そんな餌で俺様が釣られタ――
            、     ノ /⌒l
            /\___ノ゙_/  /  =====
            〈         __ノ  ====
            \ \_    \
             \___)     \   ======   (´⌒

                \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
                  \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ







           アピール 『古臭いゲームなんてイラナイNya!』




 ① ^T^ama 『今時レトロゲーなんて有っても誰も見向きなんてしないNya!』 



 ② ^T^ama 『売れもしないのに売り場の面積を圧迫する邪魔者!淘汰されるべき厄介者Nya!!』



 ③ ^T^ama 『そんな物に拘るのはオマエみたいな古臭い老いぼれ共位Nya!!』



 ④ ^T^ama 『つまりレトロゲーなんて価値の無いゴミクズ!何の未来も可能性も無いただのガラクタNya!!』



 ⑤ ^T^ama 『しょぼいドット絵にチープな8bit音源。今時そんなものがユーザーに受け入れられるワケないNya!!』








やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓







  ^T^ama 『しょぼいドット絵にチープな8bit音源。今時そんなものがユーザーに受け入れられるワケないNya!!』




                  俺氏 『 炎上しろォ!! 』つ『DOGMAN11』 






           ― 今時そんなものがユーザーに受け入れられるワケないNya!! ― バォォォゥ!!
 



                      炎   上  !!
 




俺氏 「…なるほどな。オマエの言い分は十分に解った……」


^T^ama「ハン、よーやくレトロゲーの価値の無さが理解出来たかNya?」




俺氏 「いいや、理解したのは、テメェにゲームを語る価値が全くねぇって事をだ!!」




^T^ama「な、なんだと!」


俺氏 「いいか!!ドット絵と8bit音源のレトロゲームは!!確かに今の時代には物足りないかもしれねぇ!!」


俺氏 「だがな!!そんなレトロゲームが無ければ!!昨今のゲームは存在すらしてねぇんだぞ!!」


俺氏 「僅か数ドットで世界を創造し!!限られた音源と容量だけで物語を彩る!!
    その難しさは筆舌に尽くしがたい物だっただろう!!」


俺氏 「だが!!その難しさが有ったからこそ!!レトロゲーには魂が宿ってるんだ!!」


俺氏 「当時、そんな世界に憧れを抱き、夢を馳せた子供達が!!今のゲームを作り上げた!!」



俺氏 「言わば!!レトロゲームは、全ての礎なんだ!!」



俺氏 「それを蔑ろにしたテメェに!!ゲームを語る資格はねぇ!!」



^T^ama「ぐ、ぐぅ…」





俺氏 「そしてその魂は!!形をそのままに今現在にも受け継がれてるんだよ!!」



       俺氏 『 ソースはコレだ!! 』つ『DOGMAN11』



俺氏 「今年30周年を迎えた『DOGMAN』シリーズの最新作。そのコンセプトは『温故知新』!!
    昔ながらのドット絵とピコピコ音源を使用した、新規ファンも古参ファンも楽しめる一本だそうだ!!」


俺氏 「つまりは!!テメェの言う、チープで安っぽいレトロゲームは
    今の世代にも十分通用し、受け入れられるものなんじゃねぇのか!!」



^T^ama「ぐ、ぐぐ…ぐにゅぅぅぅぅぅ…!」



俺氏 「それにだ、テメェさっきから散々レトロゲーを馬鹿にしてるが、
    そんなテメェ自身が一番レトロゲーの恩恵を受けているんじゃねーのかよ!!」



^T^ama「な、何の話Nya……」



俺氏 「惚けてんじゃねぇぞ!!」




                捏造リべレーション


ゴシップを提示しろ


安価 ↓




       俺氏 『 喰らいぃぃぃやがれぇ!! 』つ『バミューダの伝説』



俺氏 「テメェが攻略し、テメェ自身を人気実況者になる切欠になったバミューダも!
    20年も昔に発売された列記としたレトロゲーじゃねぇのかよ!!」


俺氏 「それとも何だ!!そのバミューダに支えられたテメェのその存在も!!
    何の価値も無い物だって言うつもりなのかよ!!」


^T^ama「に……Nya……」



俺氏 「いい加減!認めたらどうなんだ!!レトロゲーの持つ価値って物をよぉ!!」



^T^ama「つ…つまりアンタは…レトロゲーなんかのほうが最新のゲームよりも優れてると……
    そう言いたいのかNya………」




俺氏 「誰もそんな事は言ってねぇだろうが!!」



俺氏 「良いか!!その耳かっぽじってよぉぉく聞きやがれ!!」






                   ―  民意先導スピーチ ―



                 俺氏 「ゲームの優劣ってのはなぁ…」



①  A 『最新のゲームには夢と未来が』    B 『ゲームは』        C 『レトロゲーこそが』


②  A 『レトロゲーには思い出がある。』   B 『至高のゲーム』      C 『エロければ』 


③  A 『何でも良い』            B 『つまりどちらも素晴らしい』 C 『それ以外はゴミ』





                 スピーチするフレーズを決めろ!




上記、① ② ③ に当てはまるフレーズをA~Cの中から一つづつ選んでください。


安価 ↓ 1~3





1st SPEECH 『最新のゲームには夢と未来が』 

             2nd SPEECH 『レトロゲーには思い出がある。』 
                            
                             3rd SPEECH 『つまりどちらも素晴らしい』 






俺氏 「美麗なCGや多彩な音源を使い、見るものを魅了する…そんな最新のゲームは
    言わばゲーマーにとっての未来や夢、可能性そのものだ!!」


俺氏 「ゲームはまだまだ進化する!もっともっと面白くなる!!
    そんな最新ゲームを追い求める事を、俺は悪いことだとは決して思わない!!」



俺氏 「だが、どんなゲーマーにだって、心に残る最高の一本ってのは必ずあるはずだ。」


俺氏 「子供の頃、友達と時間を忘れて熱中した、そんな思い出の一本
    大人になった今でも、ふと思い出して電源を入れたくなる……そんなソフトが誰にでもあるはずなんだ!!」


俺氏 「新しいゲーム古いゲームに優劣なんて在る筈がない!!」


俺氏 「おとなもこどももおねーさんも!!好きなゲームをプレイすればそれで良いはずだ!!」




MC 「…ふむ。成程な……」



MC 「さあ!!彼の熱弁は果たして国民達にどの様な心境の変化を与えるのか!!」




MC 「画面の前の国民諸君!!お手元のスイッチで投票したまえ!!」




            俺氏   VS   ^T^ama


                民意投票開始! 
  



 



      ^T^ama 『秘儀!!18連射Nya!ニャタタタタタタタタタタタ!!』



      チートスキル 『連射パッド』(ガトリングシューター) 発動!!


                ^T^amaの得票数に+ 3ポイント!








さて、民意投票のお時間です。


ここから先は前作と同じように、皆様には此処から下のレスで実際に、


      『俺氏』 か 『^T^ama』


へと投票して頂きます。


それにより、話の進行に若干の影響が出るやも知れません(出るとは言ってない。)


期間は、次回投稿までとさせて頂きます。

皆様どうぞ奮ってご参加下さい。


少々短いですが本日の投稿は以上です。

安価にお付き合い頂きありがとうございました。





            投票終了!


          その結果は―――!!







        俺氏 「これが・・・・・・民意だ!!」




           勝者   俺 氏







《ワンダーミミー好きでした》三                 《ネットハイ(ボソ》三
                       《メタルロイド!メタルロイドです!!》三
  《ドラゴンランド、友達とやったっけ…》三
                 《パペットタイムズ最高!!》
《DOGMAN復活は素直に嬉しい!》三
                           《SPARK…難しかったけどハマッたなぁ……》




MC「ふむ。国民達の思い出の一本とやらが弾幕で流れているな。どうやら国民は子供の頃を思い出したらしい。」



^T^ama「な、なんだよ……アンタ等、こんな時だけ結託しやがって……そんなにレトロゲーが好きなんか……」



^T^ama「だったらもっと買ってくれや!!もし売れとれば!続編が作られたかもしれへんゲーム沢山あんねんぞ!!」


^T^ama「ワンダーミミーも!!トムの不思議な帽子も!!SPARCも!!パペットタイムズも!!ドラゴンランドも!!
    魂斗牢も!!ジョイロボバトルも!!あれもこれもそれもどれもぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇんぶ!!」


^T^ama「オマエ等が頑張って応援してくれれば!!もっと売れてれば!!続編は生まれてたんや!!!」




^T^ana「今更勝手なことばっか言いなやぁぁぁぁ!!!」




俺氏 「……さっきからやけに熱くなってるし、随分レトロゲーのタイトルに詳しいな……」


^T^ama「…Nya?」



俺氏 「もしかしてオマエ、本当はかなりのレトロゲームマニアなんじゃねぇのか……?」



^T^ama「あ、いや、その……」



俺氏 「どうなんだよ!!オマエが本当に愛してるのは!!超最新のゲームなのか!!
    それとも昔ながらのレトロゲームなのか!!」


俺氏 「ハッキリしたらどうなんだ!!」



^T^ama「う…うに……うにゅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」





        

               ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!









                                  《ヤベェ!!懐かしすぎる!!》三 
《ヤベェ!!懐かしすぎる!!》三             
                    《久しぶりに弄りてぇ!!》三


    《古くせぇwwwwww》三
                                   《青春でした……》三

  
          【 最新携帯機 】  ⇒  【 有線コントローラー 】

                                       《古くせぇwwwww》三

                 《古くせぇwwwww》三 

《久しぶりに弄りてぇ!!》三                 《青春でした……》三










シル 「あれは…?コントローラー…ですか?」


俺氏 「日本で一番売れたと言われる、ゲーム機の元祖。『マイティコンピューター』
    通称『マイコン』のコントローラだ…しかもマイクが付いてる2コンの方だな…」



^T^ama「…ああ!そうNya!^T^amaが本当に好きなのは…昔ながらの平面2DゲームNya!
    最新の3Dゲームは操作も複雑、画面酔いもするからチョット苦手なんNya!悪いかよ!!」



^T^ama「でも!それじゃダメなんNya!!レトロゲームは、今の時代流行らない!!売れないNya!!!」



俺氏 「なぁ…さっきから聞いてれば、オマエはやけに『売れるゲーム』に拘っているようだが……」


俺氏 「それは、自分の本当の気持ちを圧し殺す程大事な事なのか?」


^T^ama「ッ!!」


^T^ama「…あ、あたりまえNya!!世の中は結果が全て!!どんなに好きでも!!どんなに面白くても!!
    売れないゲームに価値なんて無いNya!!売れてくれなきゃ誰も幸せに出来ないNya!!」


^T^ama「ユーザーは常に新しい物を!新しい刺激を求めてるNya!!
    古いものはやがて忘れ去られ、消えて行く、運命……それは仕方ない事なのNya……」


俺氏 「古いものは忘れ去られる……か。」



俺氏 「それは違うな!」



^T^ama「……Nya…?」


俺氏 「たとえ古くても、本当に良いものは絶対に忘れられたりしない。」


俺氏 「その形は変わったとしても…受け継がれていくんだ!」



           捏造リべレーション


ゴシップを提示せよ!


安価 ↓ 






           俺氏 『 ソースはコレだ!! 』つ『課長の探検島』



俺氏 「これは、俺が一番大好きなゲームだ。」


俺氏 「当時はマイコンソフトだったこのゲームも時代の流れと共に、移植という形で現在に受け継がれているんだよ!」



^T^ama「そ、それは……!!」ドックン!




^T^ama「や、やめて……そのゲーム……見せんといて……アカン…ぼ、僕は……今の僕は…顔向け……でけへん…」



シル 「!?た、^T^amaさん!すっごく動揺してます!!」


俺氏 「ど、どうしたんだよ急に…このゲームがどうかしたのか?」


シル 「わかりません…ですがこれは^T^amaさんの本音を知るチャンスですよ!!」


俺氏 「あ、ああ!そうだったな!!」



俺氏 「ナビ子!!本音シースルーを使うぞ!!」


シル 「了解。本音シースルー、起動します。」




    { Nyaオッス!プレイヤーズ!! }
                    {Tama様の秘儀に酔いNya!}イヤーズ!! }

    don`t touch!! 
     ≪ふぎゃおー!!≫ {Tama様の秘儀に酔いNya!}don`t touch!! 
                            ≪ふぎゃおー!!≫ 

        {Tamaはゲーム大好きNya!} { {Tamaはゲーム大好きNya!}

 { Nyaオッス!プレイ {Tamaはゲーム大好きNya!} {Tamaはゲーム大}don`t touch!! 
                                    ≪ふぎゃおー!!≫ 



   

さて、ここで皆様に一つ、嬉しいお知らせがございます。


お喜び下さい、『チートスキル』解禁です。


チートスキルとは、俺氏がリア充体験を行った事により手に入れた能力で
バトル中に使えば様々な効果を得ることができます。

詳しくはマーベラス様より好評発売中の『ネットハイ』をプレイしてください。


本SS中にチートスキルを利用される場合は、安価が出された際、
頭部分にその棟を書いてくださればご利用いただけます。


スキルには使用可能なタイミングが有りますので、ご注意下さい
(使用タイミングはスキル名の後ろを参照下さい。)




            チートスキル一覧


 ・『連鎖せし神々の選択(トライアド・アンカー)』【本音シースルー】


   説明しましょう!!

   このスキルは、一度に出せる安価の数が3つに増えるお得なスキルなのです!
   下手な鉄砲もなんとやら、戦いは数ですよ!マスター!!




 ・『時報割り込み(サイン・ザ・インターセプト)』【本音シースルー】


   説明しましょう!
 
   このスキルは、なんとバトルの進行を一定時間止められるチートスキルなのです!
  
   ただし、使っている間、視聴者には時報を流しているので、
   あんまり長時間使うとヒンシュクを買っちゃいますけどね!





本音シースルー コンマ 50 以上で成功。


安価 ↓ 




^T^ama 「ヘイヘイヘーイ!!どうしたNya?^T^amaにビビッてるNya?
     そんなプレイじゃ満足できねぇNya!!悔しかったらもっと練習してからくるんだNya!
     ま、その時もどーせ^T^amaの勝ちにきまってるだろうけどNya!!」



                特 定    失 敗  


再安価 ↓ 


                特 定    失 敗  


再安価 ↓ 


ちなみに書き忘れていますが、時報割り込み込みの場合、難易度が-20で判定されます。







{ Nyaオッス!{Tama様の秘儀に酔いNya!}イヤーズ!! }    {Tamaはゲーム大好きNya!} 
   
                    
               

                【 金 】

        

 { Nyaオッス!プレイ {Tamaはゲーム大好きNya!} {Tamaはゲーム大}
                                     




ゴシップGET!


   『金』

   本音シースルーによって得られた^T^amaの本音。^T^amaは金銭を求めている…?


シル 「え…お金…?」


俺氏 「Tamaにとって大事なのはやっぱり金って事なのか?」


シル 「う、う~ん…あ!ま、また来ますよ!!」






    { Nyaオッス!プレイヤーズ!! }
                    {Tama様の秘儀に酔いNya!}イヤーズ!! }

    don`t touch!! 
     ≪ふぎゃおー!!≫ {Tama様の秘儀に酔いNya!}don`t touch!! 
                            ≪ふぎゃおー!!≫ 

        {Tamaはゲーム大好きNya!} { {Tamaはゲーム大好きNya!}

 { Nyaオッス!プレイ {Tamaはゲーム大好きNya!} {Tamaはゲーム大}don`t touch!! 
                                    ≪ふぎゃおー!!≫ 






^T^ama 「やらせはせん!やらせはせんNya!!」


 
      チートスキル『バ^グ・ディす/プレい』発動!


             難易度上昇!!        




本音シースルー コンマ 60 以上で成功。


安価 ↓ 




 『連鎖せし神々の選択(トライアド・アンカー)』【本音シースルー】


俺氏 「やぁぁってやるぜぇぇぇ!!」


シル 「フッフーン!やっちゃいますよぉ!!」




   説明しましょう!!

   このスキルは、一度に出せる安価の数が3つに増えるお得なスキルなのです!
   下手な鉄砲もなんとやら、戦いは数ですよ!マスター!!



再安価 ↓ 1~3まで




{ Nyaオッス!{Tama様の秘儀に酔いNya!}イヤーズ!! }    {Tamaはゲーム大好きNya!} 
   
                    
               

                【 シャイン 】

        

 { Nyaオッス!プレイ {Tamaはゲーム大好きNya!} {Tamaはゲーム大}
                                     

俺氏 「『金』に『シャイン』…それが今のアイツにとっての大切な物なのか……?」


シル 「一体どういう事なんでしょう……」



ゴシップGET!

  『シャイン』

   本音シースルーによって得られた^T^amaの本音。^T^amaは光を求めているのか?






^T^ama「………」


俺氏 「…なあ!『顔向け出来ない』って、一体何の事だ!」


^T^ama「Nya!?」


俺氏 「さっき動揺しながら呟いてたよな!!『今の自分は顔向け出来ない』ってさ!!
    あれはどういう意味なんだよ!!」


俺氏 「もしかしてオマエ、自分のやっている事に迷いや後悔が有るんじゃねぇのか!?」


^T^ama「そ、そんな訳ないNya…!Tamaは…Tamaに後悔なんて有るわけないNya!!」


^T^ama「全てが上手く纏めるには…守るには…こうするのが一番正しい…こうするしかなかったんだNya!!」



MC 「ほぅ……どうやら貴様の中には、確固とした強い意志が有るみたいだな……
    どうだ。その思い、国民にアピールしてみては。」



^T^ama「い、いいNya!!やってやるNya!!」




          アピール 『ラスボス』



 ① ^T^ama 『今の時代には…いろんな遊びが飽和した今の時代には…必用なんだNya…』



 ② ^T^ama 『ゲームの素晴らしさを伝える人が……そして、倒すべき敵…倒したくなるラスボスが……!!』



 ③ ^T^ama 『だったら^T^amaがなってやるNya!最高の実況者に!最強のラスボスに!!』



 ④ ^T^ama 『そうすれば!!みんな思い出してくれるはずNya!!ゲームの面白さを!!強敵と戦う喜びを!!』



 ⑤ ^T^ama 『最高の実況と最強のラスボス!!この二つが!!これからのゲーム業界を支える鍵になるはずなんだNya!!』







俺氏 「ラスボスか……^T^amaの奴は、自分が倒される事で業界を活性化させたかったって事なのか?」



俺氏 「それにしても^T^amaの奴…いよいよ持って余裕がなくなってきたな……」


シル 「いよいよ持って正念場ですよ!頑張ってください!マスター!!」




安価 ↓ 





やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓




^T^ama 『最高の実況と最強のラスボス!!
この二つが!!これからのゲーム業界を支える鍵になるはずなんだNya!!』


               俺氏 『 聞き捨てならねぇな!! 』





俺氏 (最高の実況と最強のラスボス…か。)


俺氏 (どっちについて煽ってみるかな……)



 ① 最高の実況   ② 最強のラスボス



安価 ↓


俺氏 「アンタの言う、最高の実況とやらが!どうしてゲーム業界を支える事になるんだよ!!」


^T^ama「決まってるだろ!!」



    ^T^ama 『最高の実況を見れば!みんなゲームの面白さを思い出して!!ゲームソフトを買いたくなるはずNya!!』




  
                   『 釣れた!! 』
 

 
         \   ∩─ー、    ====
           \/   、_ヽ   ======
           / \     |つ

           |      ミ   そんな餌で俺様が釣られタ――
            、     ノ /⌒l
            /\___ノ゙_/  /  =====
            〈         __ノ  ====
            \ \_    \
             \___)     \   ======   (´⌒

                \   ___ \__  (´⌒;;(´⌒;;
                  \___)___)(´;;⌒  (´⌒;;  ズザザザ






          アピール 『ラスボス』



 ① ^T^ama 『今の時代には…いろんな遊びが飽和した今の時代には…必用なんだNya…』



 ② ^T^ama 『ゲームの素晴らしさを伝える人が……そして、倒すべき敵…倒したくなるラスボスが……!!』



 ③ ^T^ama 『だったら^T^amaがなってやるNya!最高の実況者に!最強のラスボスに!!』



 ④ ^T^ama 『そうすれば!!みんな思い出してくれるはずNya!!ゲームの面白さを!!強敵と戦う喜びを!!』



 ⑤ ^T^ama 『最高の実況と最強のラスボス!!
        この二つが!!これからのゲーム業界を支える鍵になるはずなんだNya!!』


 ⑥ ^T^ama 『最高の実況を見れば!みんなゲームの面白さを思い出して!!ゲームソフトを買いたくなるはずNya!!』








やり方    >>175

ゴシップ一覧 >>176




安価で炎上させよ!  安価 ↓







  ^T^ama 『最高の実況を見れば!みんなゲームの面白さを思い出して!!ゲームソフトを買いたくなるはずNya!!』





                  俺氏 『 炎上しろォ!! 』つ『ゲームショップ店長の嘆き』 






                ― ゲームソフトを買いたくなるはず ― バォォォゥ!!
 



                      炎   上  !!
 


 

俺氏 「…アンタが本当にゲームを…そしてゲーム業界を愛している事はわかった……」



俺氏 「だがな!本当にそのやり方に間違いが無かったって言い切れるのか!!」


^T^ama「ど、どういう事Nya…^T^amaのやり方が……間違いだとでも言いたいのかよ……」



俺氏 「…あるゲームショップの店長が、こんな事を言ってたんだ…」



俺氏 「最近の傾向では、自分ではプレイせず実況動画を見るだけで満足というお客も増えていて。
    結果として、ソフト自体の売れ行きは年々下がっていってるってな。」



^T^ama「ぐっ…で!でも!!^T^amaは違うNya!!^T^amaは!!ゲームを最後までやってないから!!そんな心配は……」


俺氏 「それはあくまでも!マーブルス社の…自分の会社の物だけだろうが!!」


俺氏 「オマエがクリアしたゲームを作った他のゲーム会社も!オマエと同じ様に悩んでんじゃねぇのかよ!!」



俺氏 「それとも!!自分の会社じゃ無ければ!!どうなったって関係ねぇとでも言うつもりか!!」



俺氏 「なあ!!どうなんだよ!!」



^T^ama「ぐ!!う…うに……うぎぐぎぐがぎぎぃぃぃぃぃぃ!!」






^T^ama「し、仕方がなかったんNya!!僕が!^T^amaがゲーム実況を続けて行くには!!
    プレイヤーズの信頼を得るには!!それなりの実績が必用やったんNya!!」



^T^ama「……あ、あぁ……でも……でも…そのために…僕は……他のゲーム会社さん達を……」


^T^ama「みんな…あんなにええ人やのに…僕は…恩を仇で返すような真似を……」


^T^ama「…ぐぅ!!」




^T^ama「……^T^amaは…それでも^T^amaは…たとえどんな事をしてでも……守りたかったんや……」


俺氏 「…そこまで他人を思いやれるアンタが、自分が悪に徹してまで守りたかった物…
    それはもしかして、これなんじゃないか?」




              捏造リべレーション




^T^amaの守りたかった物とは?ゴシップを提示せよ。



安価 ↓





       俺氏 『喰らいぃぃぃやがれぇ!!』つ『シャイン』




俺氏 「アンタの守りたかった物はシャイン!!そう!『社員』だ!!」



俺氏 「たとえ自分がどんなに傷つき泥に塗れる事になろうとも!
    アンタにとっては絶対に守らなくちゃいけない存在…
 


俺氏 「自分をを支えてくれる、まさに希望の光だったんだ!!」





^T^ama「あ、あ、ああああああああああああああああああ!!!」





        

             ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!










                                  《ダセェwwwwwwww》三 
《もしかして…》三             
                    《この作業着って…》三


    《さwwぎょwwうwwぎww》三
                                   《え……》三

  
              【 着ぐるみ 】  ⇒  【 作業着 】

《ダセェwww》三                                     《もしかして…》三

                 《え……》三 

《この作業着って…》三                 《さwwwぎょwwうwwぎww》三










シル 「着ぐるみが…あれは、どこかの会社の制服ですかね……」



俺氏 「…………」



シル 「マスター?どうしたんですか。^T^amaさんをジッと見つめたりして」



俺氏 「…いや。なんでもない。」



俺氏 (マーブルスキャップにあの緑の作業着……やっぱり、そうなのか……)





MC 「さて!!このゲームもいよいよクライマックスだ!!」


MC 「激しい戦いと数々の苦難を超えたその先!我々を待ちうけるその結末とは!!」


MC 「安心したまえ!この放送はどこぞの素晴らしい攻略本とは違う。続きは君達自身の目で…などと
    出し惜しみ満載の言葉で締めくくったりなどはしない。存分に続きを楽しむがいい!!」


MC 「エンディングまで泣くんじゃないぞ!!」




シル 「デバイサーの脳波レベル上昇。『ネットハイ』に到達しました。」

シル 「現時刻をもって『タイム・オブ・エクスプロージョン』が使用可能になります」


シル 「マスター、ご命令を」


俺氏 「…アンタの正体が誰なのか…どうしてこんな事をしたのか…聞きたい事はいろいろあるが…
    その前にまずは、このバトルに決着を付けないとな!!」



俺氏 「いくぜ!!プロゲーマー^T^ama!!これが俺達のファイナルラウンドだ!!!」


俺氏 「燃料は充分に投下された、後はド派手に爆発させるだけだ!」


俺氏 「タイム・オブ・エクスプロージョン起動!」




        シル 「了解。タイムオブエクスプロージョン、起動します。」







         俺氏 「まずはこれが、アンタが作り出した偽りの姿だ!!」




                   【猫耳帽子】



                 【バーチャルバイザー】



                   【最新携帯機】


                   
                    【着ぐるみ】




俺氏 「キュートな衣装と最新機器で武装した。最強プロゲーマにして新進気鋭の人気実況者!!」



俺氏 「だが!本当のアンタはそうじゃないはずだ!!」



俺氏 「アンタは最強のゲーマーだって言ったよな!だが、それはアンタにゲームの才能が有ったからじゃあ無い。」


俺氏 「全ては、アンタの努力の賜物だったんだ!!」






      俺氏 「昼夜を問わずにゲームを頑張りすぎたその結果、
          その目元を深く彩るのは――!」




            【イ】【マ】【ネ】【ヌ】【コ】【ク】


                     ↓


                   【 】【 】




正しい文字を選べ!


安価 ↓
        








        

               ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!









《お疲れ様でーす》三                   《お疲れ様でーす》

                《(´・(ェ)・`)クマー》三
                                      
                                          《最新型じゃねぇかwwwwwwww》三

wwww》三    【 バーチャルバイザー 】   ⇒    【 クマ 】

                                             《眼精疲労待ったなし》三

《ヒデェクマwwwwwwww》三                  《(´・(ェ)・`)クマー》三








            ^T^ama 「く、く、く…クマァァァァァァァ!!」




シル 「目の健康を考えて、ゲームは時間を決めて、明るい所でプレイしましょうね!
    シルちゃんとのお約束だゾ♪」


俺氏 「いや、なんだよその一昔前のアニメのテロップみたいなセリフと動き。」


シル 「い、いいじゃないですか!!AIとして
    全国のちびっ子達に言っておかなきゃいけない気がしたんです!!」
 

俺氏 「…ふぅん」



俺氏 「まぁいい!次だ!!」




俺氏 「アンタの手にしているのは最新の携帯機だ、
    だが、アンタが心から愛しているのは本当はもっと歴史と趣きのあるゲーム機なんじゃないか?」






          俺氏 「手にしっかりと馴染んだその機体は―――!」





             【ー】【線】【ム】【ゲ】【有】【ラ】【ー】
           
           【コ】【ロ】【無】【ー】【ン】【紐】【ト】【ポ】



                       ↓



            【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】







正しい文字を選べ!


安価 ↓
        






               ボンボボンボン!!ドゴォォォォォン!!!








                                  《懐かしいwwwww》三 
《見たことあるやーつ!!》三             
                    《輝くマーブルスエンブレムwww》三


    《^T^amaちゃんのアイデンティティがぁ!!》三
                                   《見たことあるやーつ!!》三

  
          【 猫耳帽子 】  ⇒  【 ロゴキャップ 】

                                       《クライシスNya!!》三

                 《懐かしいwwwww》三 

《輝くマーブルスエンブレムwww》三                 《^T^amaちゃんのアイデンティティがぁ!!》三




ミス


                                  《ヤベェ!!懐かしすぎる!!》三 
《ヤベェ!!懐かしすぎる!!》三             
                    《久しぶりに弄りてぇ!!》三


    《古くせぇwwwwww》三
                                   《青春でした……》三

  
          【 最新携帯機 】  ⇒  【 有線コントローラー 】

                                       《古くせぇwwwww》三

                 《古くせぇwwwww》三 

《久しぶりに弄りてぇ!!》三                 《青春でした……》三









            ^T^ama 「あーーーーーーーー(エコー」





シル 「えっと、あのコントローラーって、マイクが内臓されてるんですよね?」


俺氏 「それがどうかしたか?」


シル 「いえ、あのマイクってそんなに性能良くないみたいですし、必要なのかなーって。」


俺氏 「ばっ!おま!!ばっか!!必要に決まってるだろ!!」


シル 「例えばどんな時に必要だったんですか?」


俺氏 「それは…えっと、そのー」


俺氏 「と、とにかく必要だっ!ほら!次だ次!!」




俺氏 「その頭上にあるのは忠義の証にしてアンタの誇り!!」





          俺氏 「アイデンティティーのその帽子は―――!!」




          【プ】【ロ】【ボ】【ゴ】【ウ】【ャ】【キ】【ッ】


                     ↓
 

  
             【 】【 】【 】【 】【 】【 】




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                                  《懐かしいwwwww》三 
《見たことあるやーつ!!》三             
                    《輝くマーブルスエンブレムwww》三


    《^T^amaちゃんのアイデンティティがぁ!!》三
                                   《見たことあるやーつ!!》三

  
          【 猫耳帽子 】  ⇒  【 ロゴキャップ 】

                                       《クライシスNya!!》三

                 《懐かしいwwwww》三 

《輝くマーブルスエンブレムwww》三                 《^T^amaちゃんのアイデンティティがぁ!!》三










         ^T^ama「ま、ま、マァァァァブルゥゥゥゥゥゥゥス!!」





俺氏 「実は。子供の頃どうしてもマーブルスキャップが欲しくて本気でマーブルス就職を考えた事がある。」


シル 「ほえ?どうして辞めちゃったんですか?」


俺氏 「動機が不純だって父ちゃんに怒鳴られた。」


シル 「でしょうね。」



俺氏 「そんな事はどうだっていい。次だ!」




俺氏 「その体と魂をしっかり包み込むのは、数々の修羅場を共にしたアンタの戦闘着!!
    一度着たならスイッチが切り替わる!!着ている間は何が有っても諦めない!!」






      俺氏 「アンタのトレードマークのその着ぐるみの正体は――!!」





              【燕】【作】【る】【尾】【着】
        
              【き】【業】【服】【み】【ぐ】

 
                     ↓

              
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                                  《ダセェwwwwwwww》三 
《もしかして…》三             
                    《この作業着って…》三


    《さwwぎょwwうwwぎww》三
                                   《え……》三

  
              【 着ぐるみ 】  ⇒  【 作業着 】

《ダセェwww》三                                     《もしかして…》三

                 《え……》三 

《この作業着って…》三                 《さwwwぎょwwうwwぎww》三










         ^T^ama 「さあ、仕事やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 




俺氏 「…あの緑の作業服は、10年前…とあるゲーム番組の主役が着ていたものなんだ。」


シル 「え…そ、それってもしかして……」


俺氏 「…『ゲームセンターMIX』。課長の冒険島の元になった番組だ。」      




俺氏 「そして!!その番組の主役は!!!」







    俺氏 「ゲームは1日30時間!!」



    俺氏 「背中に背負った守るべき社員(かぞく)達の為!!」
 


    俺氏 「どんな逆境にだって立ち向かう!100万回やられたって諦めない!!」



    俺氏 「世界中のどんなゲームの勇者よりカッコいい!全ての子供達が憧れた伝説のゲーマー!!」






             俺氏 「しかしてその実態は―――!!!」





          【天】【マ】【ー】【社】【気】【ス】【実】【長】【ゲ】

        【マ】【者】【況】【ブ】【人】【ー】【ル】【才】【社】【の】【ー】

                        
                       ↓


           【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】【 】

 




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俺氏 「くそ!これじゃないのか!?」


シル 「落ち着いてくださいマスター!もう一度しっかり考えてみましょう!」



再安価 ↓ 




 



               俺氏 「 Let's!!! 」グググ・・・





             【 ニューフェイス・ゲームプレイヤー ^T^ama 】






            俺氏 「炎っ上おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」バキィィィン!!



        

       



        

       



            ドゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォン!!!















              俺氏 「リア充め・・・・・・爆発しろ!!!」






        板乃 「や・・・・やってもぉたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」              
              


         


            【  伝説のゲーマー社長   有橋 鉄人  】





                  特 定     完 了 








やってもーた。






              俺氏 「リア充め・・・・・・爆発しろ!!!」






        有橋 「や・・・・やってもぉたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」              
              


         


            【  伝説のゲーマー社長   有橋 鉄人  】





                  特 定     完 了 









俺氏 「アンタだ!!有橋課長!!!」




有橋 「ぐ、うぅ……」



有橋 「…僕は…僕はまだ…諦めるワケにはいかんねや……」


有橋 「諦めたら…そこでゲームオーバー……全部、終わってまうんや……」


有橋 「会社も…社員のみんなの人生も……ぜんぶ……」



有橋 「せやから…たとえどんな手段を使ってでも…どんな罵声を浴びてでも…」



有橋 「たとえ、大好きなゲームが嫌いになったとしても……!」



有橋 「それでも!それでも!!!」









有橋 「それでも!!守りたい業界があるんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」









俺氏 「なあ…!どうしてだよ…!!昔の……ゲームセンターMIX時代のアンタは!!
    そうじゃなかったじゃねぇか!!」


俺氏 「あの頃のアンタは!!誰よりも楽しそうに遊んでいた!!誰よりも嬉しそうに笑ってたじゃねぇか!!」



俺氏 「俺は!ゲームを心から愛しているアンタの口から!!ゲームが嫌いだなんて言葉聞きたく無かった!!」



俺氏 「仕事ってのは!!そんな思いをしてまで続けなきゃいけないもんなのかよ!!」



有橋 「……たしかになぁ…あの頃がいっちゃん楽しかったなぁ……
    難しいゲームばっかでしんどかったけど…毎日が充実してた……」


有橋 「でもな……」


有橋 「課長から社長になって……僕にも守らなアカンもんが出来た…
    それを守るには、世の中綺麗ごとばっかじゃ渡っていかれへんねん……」



有橋 「……大人になるって、悲しい事なんよ……」



有橋 「……最近のゲーム業界の不況は…キミも知ってるやろ…?
    それはな…ウチの会社…マーブルスも同じ事やったんや…」


有橋 「このままやと会社の存続も危のなって…いずれは社員を解雇せなあかんくなってくる……」



有橋 「そんなん、出来るワケないやん…」



有橋 「みんな、こんなどうしょうもない僕を昔からずっと支えてくれる、大切な『家族』やもん……。」


有橋 「どうにかしようと必死で解決法を考えて…それで、思い付いたんが、^T^ama…
    僕自身がラスボスになる事で、業界を盛り上げる事やった…」


有橋 「もちろん、みんなを騙したりチートを使う事に罪悪感が無かったワケやない…
    せやけど、それでも僕はどんな事をしてでも守りたかったんや…」



有橋 「僕の大切な会社(いえ)と社員(かぞく)をな……」



有橋 「その為やったら、僕はどうなってもええ。悪魔に魂を売っても構わんかった……」


有橋 「でも……」



有橋 「やっぱ、悪いことはでけへんもんやな……なんかもう……いろいろしんどいわ……」


有橋 「このまま続けてたら、ほんまにゲームが嫌いになりそうや……」



有橋 「…ここでゲームオーバー……もう、ゴールしてもええよね……」



俺氏 「………」


有橋 「……けど、その前に、最後の仕事せなあかんな……悪役は悪役らしく…潔う散らな。」





有橋 「…国民の皆さん。今更こんな事を言っても誰も信じて頂けないかも知れませんが!
    それでも言わせて下さい!!」


有橋 「この度の騒動は、全て私の一存で行った事です!!
    マーブルス社並びに全てのゲーム業界とは何の関係も有りません!!」


有橋 「勝手は重々承知しています!!ですが!!社長の事は嫌いになっても!!
    ゲームの事は嫌いにならないで下さい!!」


有橋 「勿論!私、有橋鉄人は!!今回の責任を取り!!マーブルス社代表取締役を辞任し……」




          俺氏 「待ちな!!!」





俺氏 「アンタ!!このまま逃げ出す気か!?」


有橋 「な……どういう意味や!」


俺氏 「社員がどーの会社がどーのと言っておいて!!
    結局は全部投げ捨てて…諦めて逃げ出すつもりかって聞いてんだよ!!


俺氏 「昔のアンタはそうじゃ無かっただろ!!!」


俺氏 「どんな苦境に立っても!!どんなに絶望的な状況に追い込まれても!!
    それでも絶対に諦めなかった!何度やられても必ず立ち向かって!どんな難関でも最後には必ずクリアしてきた!!」



俺氏 「俺は……俺達は!!そんなアンタの姿から!!最後まで諦めない事の大切さを教えて貰ったんだ!!」



俺氏 「そのアンタが!!たった一度の過ち位で挫けてんじゃねえよ!!!」



俺氏 「100万回やられても諦めないんじゃなかったのかよ!!!」



有橋 「……でも!!しゃあないやん!!僕は所詮、今の時代には不必要な存在!!時代遅れのポンコツや!!」


有橋 「これ以上僕が居た所で、みんなに迷惑掛けるだけなんや!!!」



俺氏 「だったら!!迷惑掛ければ良いだけだろうが!!!



有橋 「え……」




                「「「有橋さん!!」」」






有橋 「き、キミら……どうしてここに……」



社員(スーツ)「有橋さん!一人で悩むなんて水臭いじゃないですか!!
        どうして私達に一言相談してくれなかったんですか!!」


有橋 「ふ!副社長の天野さん!!」


社員(メガネ)「有橋さん…有橋さんが俺達の事を思ってくれてるのと同じくらい、
        俺達も有橋さんの事を思っているんですよ…」


有橋 「チーフプログラマーの中西君…」


社員(リーゼント)「馬鹿社長!一人で先走ってんじゃねぇよ!アンタのミスをチェックするのは俺の仕事なんだ!!
          尻拭い位いくらでもしてやる!!もっと俺たちを信頼してくれよ!!頼ってくれって!!」


有橋 「デバッガーの大木さん……」


社員(新米)「社長!!自分は!!楽しそうにゲームをする社長に憧れてマーブルスに入社したんス!!
       でも!!最近の社長はいつも辛そうで…あんなの!自分が大好きな社長じゃないっス!!」


有橋 「平社員の岩瀬くんまで……」


俺氏 「アンタの事を思ってるのは、何も社員達だけじゃないぜ。」




《社員!辞めないで!!》三          《辞めないでくだしあ!!》三
            《辞めないで!!》三
 《チートなんて気にしない》三         《あきらめんなよお前!!どうしてそこで辞めるんだ!!》三
        《立ち上がれよ!!》
                   《Tamaちゃんのファン辞めて社員のファンになります!だから辞めないで!!》三
    《昔から応援してました!!》三             《コンテニューして!つ100円》三




有橋 「…みんな……僕を……許してくれるん……?あんなことしでかした僕を……なんで……?」




俺氏 「そんなの決まってるだろ!!みんなアンタが大好きだからだ!!」




有橋 「!!」




俺氏 「アンタは、自分が不必要な存在……時代遅れのポンコツだって言ったな…」



俺氏 「そう思ってるの、アンタだけなんじゃないのか?」


俺氏 「だって!こんなにも多くの人に愛されてる人間が!慕われてるアンタが!!必要ない訳無いだろ!!」



俺氏 「本当に良いものは、たとえ時代が変わっても愛され続ける…」



俺氏 「それはレトロゲーだけに言える事じゃない。人間だって同じなんだ。」




老人 「……有橋君。」



有橋 「しゃ、社長!!」


用務員「ワシはもう社長じゃない…ただの用務員の爺さんだよ……今の社長は君だ……」
    

用務員「でもその肩書きが、君には大きな負担になってしまっていたようだね……本当にすまない事をした。」


有橋 「あ、頭を上げてください!!これは僕が望んだ道なんです!」



用務員「君は誰よりもゲームが大好きで、多くの人と喜びを共有する事を望んでいた…
    仲間を思いやれる心を持っていた……」


用務員「そんな君だったからこそ、ワシはマーブルスとゲーム業界の未来を託せたんだ。」


有橋 「…………」


用務員「君ばかりが気負う必要なんて無い。
    君は入社試験の時に言っていたな。ゲームでは協力プレイが一番好きだと。」


用務員「会社も同じさ。課題を一人で全部クリアする必要なんてないんだ。
    皆で協力して、一歩ずつ、楽しみながらクリアしていけばいいんだよ。」


用務員「それでももしゲームオーバーになったら、その時は皆で笑いあって、もう一度初めからやり直せばいい。」


用務員「少なくとも。ここに居る社員たちは、何処まででも君に付き合ってくれるさ。」


用務員「もちろん、ワシも含めてな。」



        「「「有橋さん!!もう一度立ち上がりましょう!!」」」



有橋 「み、みんな……ありがとう…ホンマありがとうなぁ……」






有橋 「そっか…」


有橋 「人生(ゲーム)って、みんなで一緒に楽しむモンやもんなぁ……」


有橋 「一人で遊んでもおもんないし、心から楽しんでない人間が作ったゲームがだれかを楽しませられる訳があらへん。」


有橋 「そら、上手くいく訳ないわ……」




有橋 「僕は、いっちゃん大事な事を忘れてたんやね……。」








 ― バトルより数日後 ・ コンビニ -



後輩 「いや~観ましたよ!!この前の俺氏さんのバトル!!オレ感動しました!!」


俺氏 「お、おぅ……?」


後輩 「俺氏さんの言ってたのって!ああいう事だったんですね!!」


俺氏 「…ああいう事?」


後輩 「あんなに最低最悪の卑怯物だったチート野郎が、
    俺氏さんの正義の鉄槌のお陰で改心して真っ当な人間に生まれ変わったんですから!!」


俺氏 「………」


後輩 「世の中に悪はいない、つまりは俺氏さんがこの世の悪を全て懲らしめて更正させているから!
    いずれは居なくなるって事なんですね!!解ります!!」


俺氏 「……そういう事じゃないんだけどな……」ボソ


後輩 「え?何か言いましたか?」


俺氏 「…いや、なんでもないよ……君がそう言うならそうなんだろうね…君の中ではね……」


後輩 「やっぱり!!うわー!!やっぱ俺氏さんカッコ良すぎますよ!!マジリスペクトです!!」


俺氏 「………」




後輩 「あ!そう言えば!!」


後輩 「俺氏さん今日こそは飯連れてって下さいね!オレ、ずっと楽しみにしてたんですから!!」


俺氏 「…あーゴメン。今日もその、友達と約束が……」


後輩 「えぇー!?そんなぁ~!!
    ……もしかしてオレ、俺氏さんに嫌われちゃってますか……?」


俺氏 「ファ!?ど、どうしてそうなるんだよ……」


後輩 「だって俺氏さん、オレの誘いいつも友達と約束が有るって断るじゃないですかぁ……
    俺氏さん、友達いなさそうなのに…」


シル 「ぶふ!」

俺氏 「おいポンコツ…」



後輩 「あ!ち、違いますよ!?友達がいなさそうってのは!!俺氏さんは孤高の存在で!
    肩を並べる者なんて居ないって意味で……」




店長 「………キミタチ、どうでもいいけど喋ってばっかいないで働いてくれないかなぁ……」







  - 繁華街 -
 


俺氏 「ふぅ……バイトが長引いて少し遅くなったが……なんとか間に合いそうだな。」


シル 「マスター。この後確か、只野さん達がお家に遊びにくるんですよね?
    妙に嬉しそうにしてますケド、何かあるんですか?」


俺氏 「ああ。ニヨ生を一緒に見ようと思ってるんだ!」


シル 「ニヨニヨ生放送?」



俺氏 「復活するんだよ!!『ゲームセンターMIX』が!!10年振りに!!」



シル 「ゲームセンターって…もしかして!」


俺氏 「そう、有橋課…社長の番組だ!きっとコレが、社長の出した答えなんだろうな!」


シル 「そうですかぁ…!社長さん、律儀な人でしたよね。」


俺氏 「バトルの翌日に迷惑掛けたお詫びだって小包を直接自分で持ってきたのには驚いたがな…
    一体どうやって俺の住所調べたんだろ…」


シル 「中身、自社ゲームの詰め合わせでしたよね。マスターも喜んでたじゃないですか!」


俺氏 「まあな。とにかく早く帰ろう。一ファンとして放送を見逃すわけにはいかない。」






   - 自宅 -



俺氏 「…ふぅ…ただいまぁ~」


只野 「おかえりマイフレンド!遅かったね。生放送もうすぐはじまっちゃうよ!
    ほら座って座って!冷えてるのアイスティーしか無かったけどいいかな?」


俺氏 「おう…そういや飲み物の買い置き切らしてたっけ…悪いな只野。」





俺氏 「ってうぉい!?なんでお前らもう俺の部屋にいるんだよ!鍵掛かってたはずだろ!?
    え?マジでなんで?怖いんだけど…」


良人 「えっ?ちぃちゃんが合鍵持ってたんだけど…オマエが渡したんじゃないのか?」


俺氏 「渡してねえよ!?」


ちぃ 「……なの。」プイ


シル 「ちぃちゃん、そっぽ向いて誤魔化してます…」


只野 「ま、まあ細かいこたぁいいじゃないか!ほら!生放送始まるよ!!長い戦いになるからね!
    食料は十分に用意してあるよ!!ポテチに!チョコレートに!さきイカ!もちろん牛丼もね!!」


ちぃ 「…おにぎりも……ある、の。」フンス!



俺氏 「……いろいろ腑に落ちないが……まあいい……ナビ子、ニヨ生のページ開いてくれ。」


シル 「はーい。」ピコン!







 ♪~♪~♪♪~



有橋 『どうも!ゲームセンターMIX、社長の有橋です!えー。恥ずかしながら戻ってまいりました…』


有橋 『まぁ、モニターの前のチミッ子達はね、誰やこのオッサンって思てるでしょうけどね!!
    社長そんなん全く気にせずに進行していきますからね!諦めてください!!』


          クスクス…          ハハハ!




       有橋 『今回プレイするソフトはこちら!』つ課長の探検島



有橋 『…えー、ねぇ。まぁパッケージにどこかで見た事あるキャラが書かれてますけど……
    実在する人物との関係性は多分有りませんよ?著作権問題とか関係ないですからね?』


                アハハハ!


有橋 『…てかホンマにコレやるん?生放送で?』


            ヤリマス。


有橋 『…えぇ~イヤやわぁ~コレめっちゃ難しい奴やもん!絶体深夜遅くまでかかるパターンやん!!』


有橋 『社長、もう初老ですよ?体力持つのは1時間くらいですってぇ!』


有橋 『こういうのはもっと若い子の仕事……
    具体的には、猫耳で語尾にNyaとか付ける子に任しとけばええんちゃいますのん?』


            ハハハハハハハ!


天の声『有橋さん。それ、有橋さんです。』


有橋 『(額を押さえながら)…せやったなぁ……んふふふ…』


天の声『有橋さん、本当に反省されてますか?』


有橋 『してるよぉ~。その節は、大変お騒がせしました。反省してまーす。』





只野 「…社長、最初から飛ばしてるね。こんなの地上波じゃ放送出来ないよ。」


良人 「…ああ。懐かしいな…そういやこんなノリだったっけ……」


俺氏 「ああ…これが『ゲームセンターMIX』だよ……」




シル 「マスター達、すっかり放送に集中しちゃってます……初見の私達置いてきぼりにして…」


ちぃ 「……でも……たのしそう……なの……」


シル 「…ふふっ。ですねぇ……」





有橋 『えー。それでは!10年ぶりにいきますよぉ~!ご唱和ください!!』



有橋 『ゲームセンターMIX!シャチョ、オーン!(スカ)あれ?あ!オーン!!』カチ!



有橋 『…社長、こんなんですけど今度孫が産まれます。おじいちゃんです!…ハハハ。』



             アハハハハハ!







   シル 『この後、数時間にも及び社長さんはゲームをプレイし続けました』


 
   シル 『途中、何度もやられてゲームオーバーになっても、
       それでも社長さんは諦めずに立ち上がり、挑戦し続けました。』



   シル 『社長さんも、応援するスタッフさん達も、画面を見つめるマスター達も…
       誰もが真剣で、だけどとっても楽しそうで…』




    シル 『まるで、子供の頃に戻ったみたいでした。』




    シル 『私もなんだかとっても楽しくて……』




    シル 『お友達と遊ぶのって、もしかしてこんな感じなんですかね?』









  - 数時間後 -




有橋 『………』ピコピコ



俺氏 「いけ!そこだ社長!!」


只野 「そいつを倒せばゲームクリア!エンディングだよ!!」




シル 「……にゃ…にょぅ………」スピスピ


良人 「………」


シル 「あれ?どうしたんです良人さん?一緒に応援しないんですか?」


良人 「いや。さっきから何か忘れてる気がしてさ…」


シル 「忘れてる?」





        バコォォォォォォォン!!




有橋 『おほほぉぉぉ!!やりましたぁぁぁぁ!!』ガッツポーズ!



        オオー!    パチパチパチパチ!!




俺氏 「うぉぉぉぉ!!」


只野 「やった!!やったよマイフレンド!!社長が勝った!勝ったんだ!!」



シル 「…あ、あれ?なんだか様子が変ですよ…?」





有橋 『……すへ゛て は、まおう の みせた け゛んえい だつた ……
    あくむ から めさ゛めた かちようは ふたたひ゛ たんけんを つつ゛けるの た゛つた 』



有橋 『…なにコレ、あ!また始まった!!えぇー…ここいっちゃん初めやん……どういう事…?』



社員(新人)『有橋さん。』


有橋 『おお!どうしたんスか平社員岩瀬!どうなってんのコレ!?』


社員(新人)『二週目っス。』


有橋 『…うん?』


社員(新人)『このゲームは、二回クリアしないとエンディングにならないっス。』



有橋 『…マァジでぇ!?』






俺只シ「「「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」」


良人 「…あぁ。そういやそうだったな……」



有橋 『…このゲームを作ったんは誰やぁぁ!!社長一言文句言ったります!!』


天の声『有橋さんです。』


有橋 『………んん?』


天の声『作ったの、昔の有橋さんです。』



有橋『……せやったなぁ……もうイヤや!帰りたいぃぃ……』ヒタイオサエテンミル


           アハハハハハハ!






    シル 『時計の針が頂点を大きく過ぎても。
        どうやら社長と私達の遊びの時間は、まだまだ続くみたいです。』






    有橋 『…でも社長!視聴者のみんながいる限り諦めませんよぉ!!』



 
            有橋 『ゲームは1日30時間くらい!!』




 

             『100万回やられても!!諦めへん!!!』






          ―  俺氏「新進気鋭のプロゲーマー?爆発しろ!!」 ―




                     ― 完 ― 






本作は以上になります。


途中リアルが忙しくなったりて文章データが消えたりなどして投稿が遅くなりましたが
途中心を折らずに無事完結できたのは、
偏に読んで頂いたり安価に参加して頂いた皆様のおかげです。


拙い作品に最後までお付き合いいただきありがとうございました。


読んで頂いた方。安価を取って頂いた方に最高の感謝を。、


本当にありがとうございました!!



次回作は…
いつも通り文章が纏まれば書くかもしれないですし、書かないかもしれません。

何か質問、解り辛い場所等が有れば書いていただけると嬉しいです。


後輩は後々のシナリオフックにでもなればいいな…と思って出しました。

今はあんまり気にしなくても支障は無いです。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年08月06日 (土) 12:22:07   ID: 4LYWwuBh

この作者が面白すぎたのがアカンのや!思わず製品版買っちまったZE

2 :  SS好きの774さん   2016年08月18日 (木) 13:37:19   ID: 8mB_AJzb

続きは?
続きはどこだ?
早く読みたい

3 :  SS好きの774さん   2016年08月19日 (金) 02:12:28   ID: pffaBjca

今は16日に書き込まれた分まで転載してるね
結末まで楽しみ

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