淡「大星淡の、今夜はスター☆ナイトっ!」咲「えぇ…?」【咲先ラジオ8局目】 (99)

咲さんがメインパーソナリティーを務めるラジオSS

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今回少し長めになっています。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468936294



輝いて~♪ここ一番自分の直感を信じて~♪

受け取ったMIRACLERUSH !
いま最高の奇跡に乗り込め~♪


淡「はーい!リスナーの皆こんばんはっ☆」


淡「大星淡の、今夜はスター☆ナイトっ!」


淡「メインパーソナリティの大星淡だよっ!」


淡「本日、7月19日!」


淡「この番組は、週末最後の夜!リスナーの皆に、星みたいに輝く時間をお届けしますっ!」


淡「……え?宮永咲のお先におやすみなさいって番組を聴きに来た?」


淡「ふふん、私の番組を最後まで聴いた後でも同じことが言えるのかな?」


「ちょっと」



淡「うーん、もう7月だねー」


淡「学生諸君は、夏休みが待ち遠しくて仕方ないんじゃないかな?」


淡「私の場合、夏休みといえばインターハイだったし、待ち遠しくて待ち遠しくてヤバかったなー」


「おーい!」


淡「まあ、冬にも秋にも春にも大会はあるんだけど、やっぱり夏は特べ」


「ストップすとーっぷ!!」


「あーあーあー!一旦すとーっぷ!うわー!」



淡「えっ!?なんでサキがいるの!?」


咲「なんでじゃないよ、もー!!」プンスカ


咲「どういうつもりさ!」プンプン


淡「あっはっは!ごめんごめん!」


淡「いやぁ、リスナーの皆もごめんねっ!」


咲「まったく……」プクー


淡「サキのほっぺプクーってなってるよ?」


咲「プクーってしてるの!」



アシ『説明を』つカンペ


淡「サキー、説明だって」


咲「とりあえず、一旦仕切り直し!」


咲「皆さんこんばんは!宮永咲のお先におやすみなさい……大星淡のなんとかー、じゃないですからね!」


淡「失礼な!今夜はスター☆ナイト、だよ!」プンスカ


咲「よく即席で題名まで思いついたね……えっと、メインパーソナリティの宮永咲です!」


淡「特別、スーパー、サプライズ、ゲストの大星淡だよっ!」


咲「……」


淡「うん??」


咲「いや……よく恥ずかしげもなくそこまで言えるなーって」


淡「えへへ、ありがと」テレテレ


咲「別に褒めた訳じゃ無いんだけど……コホン」


咲「えっと、この番組はりゅーもんスタジオさんから週末最後の癒しの時間をお届けします♪」


咲「さてさて……番組始まってすぐ、訳の分からない事になっていて困惑してる方もいますよね…」


咲「私もその中の1人なので、安心してください」



淡「ちょっとサキがいっつもやってる事を体験してみただけだよ?」


咲「おかしいなーって思ってた……放送時間間際に」


『喉乾いた、何か飲まなきゃ死んじゃう。あ、お茶とかじゃなくてアップルオレンジミルクティーじゃなきゃダメ』


咲「とか言って、飲み物買わせに行くんですもん!」


アシ『律儀に買いに行く咲さんも咲さんだと思いますが……』


淡「そーだそーだー!」


咲「淡ちゃん?」ニッコリ


淡「うっ……」


淡「さ、サキの目が一緒に麻雀打った時、トイレ行ってる間に嶺上牌を全部西にすり替えたのがバレた時と同じ目になってる……」

アシ『何してるんですか』



咲「これは遊びじゃないんだよ?分かるかな?」ニコニコ


淡「ご、ごめんなさい……」


咲「謝る相手は私だけかな?」


淡「リスナーの皆も……ごめんね☆」テヘ


咲「……」ジロッ


淡「ごめんなさいっ!!」


咲「よく出来ました」


淡「うぅ……」


アシ『ちなみに、急遽募集したアンケートの結果では、咲さんのラジオの方聴きたいが50%、淡さんのラジオも面白そう50%』


アシ『という結果で、見事に割れています』


咲「なっ!?」ガーン



淡「……ふふ、ふふふっ…」


淡「これは私の時代が来てるねっ!いや、皆が追いついたのかな!?」


咲「裏切り者ー!!」グス


アシ『尺もありますし、進行しましょうか』


淡「この時間に終われる感じ久々だね」


咲「うぅ……納得しかねるけど分かったよ…」


咲「コホン、という訳でですね!ちょっとゴチャゴチャした始まりになってしまいましたが!」


咲「今夜は、ゲスト2度目ですね」


咲「もうすぐ私と同じプロチームに入ります、大星淡ちゃんと一緒にお送りしていきます!」



淡「またしても呼ばれてしまった訳だけど、なになに!」


淡「サキって、そんなに私のこと好きなのかな?かな?」キラキラ


咲「なっ……!」


淡「だってさー、こうしてゲストにも呼んでくれるし、一緒のチームにだって付いてくるし、去年の冬なんて手編みのマフラーなんてくれちゃって」


咲「ゲスト決めてるのはスタッフさんだし、チームは淡ちゃんが付いてきたんだし、最後のは今関係ないじゃん!///」フイッ


淡「またまたぁ、照れちゃって……可愛いんだから」クスクス


咲「と!に!か!く!別に好きって訳じゃ……いや、嫌いでもないんだけど…そういうんじゃなくて、うぅぅぅ…」プシュー


淡「ノドカー、サキが茹でダコみたいになっちゃった」


アシ『あまり咲さんを虐めないでください』


淡「虐めてないよ?からかってるの」


咲「大して変わらないよっ!」ペシッ


淡「いたっ…ちょ、サキ痛い痛い!ほっぺつねらにゃいでぇ」


咲「ふんっ!」



淡「あいたたた……もう、そんなに照れなくたって良いのに」


咲「ん!?」


アシ『はいはい、キリが無いのでそこまでにしてください』


咲「分かったよ。じゃあ、そろそろ始めますかね」


淡「サキ、今日の私は一味違うから覚悟してよね」


咲「それが良い意味である事を祈るばかりだよ……」


淡「ではでは!宮永咲と大星淡の、お先におやすみなさいっ!深夜11時から、今夜はスペシャル1時間!是非、お付き合いくださいね♪」?


咲「あー!私のセリフ!!」




受け取ったMIRACLERUSH~♪

いま最高の奇跡に乗り込め~♪





咲 淡「「この番組は、りゅーもんスタジオと?」」


咲 淡「「全国麻雀協会さん」」


咲 淡「「親愛なるリスナーの皆さんの提供でお送りします!」」


咲「ちょっと!被せてこないで!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


咲「改めましてこんばんは!宮永咲のお先におやすみなさい、メインパーソナリティの宮永咲です」


淡「違うよサキ?宮永咲と大星淡の、だよ?」


咲「ゲストの大星淡ちゃんでーす」


淡「無視!?」


咲「只でさえあんな始まり方して台本がパーになったんだから、大人しくして!」


淡「私に大人しくしろなんて、咲に嶺上開花するなって言ってるのと同義だよ?」


咲「そんなに!?」


アシ『咲さん』つカンペ


咲「えー、なになに……」


咲「あ、そうだったね。えっと、本日のラジオは少しスペシャル?というか、いつもとは少し趣旨?が違いましてですね」


淡「私とサキが7月21日にプロ入りするから、その直前放送!みたいな感じなんだよね」



咲「うん。まあ、特別何かコーナーがある訳でもないんだけどね」


咲「そんな訳で、私たちの都合で申し訳ないんですけど、今日はそんな感じの放送になります!」


淡「このラジオ聴いてる人なんて、サキと私目当てでしょ?だから何の問題もないよ!むしろ、私たちの話が聞けて嬉しい!って感じじゃない?」


咲「たまに淡ちゃんのその図太さが羨ましくなるよ」


淡「図太いってなんか可愛くないから嫌!」


咲「……たくましい?」


淡「変わってないし!!」


咲「まあそんな訳でですね、今日は私たちの高校3年間とか、その前とか、プロ入り後の話とか、色々!できたら良いな、と思います♪」


淡「よろしくー!」

………………………………………………………



淡「んー、高校3年間かー」ウーン


咲「うん?」


淡「いや、色々あったなーって!」


咲「おぉ…淡ちゃんが珍しく物思いに耽ってる」


咲「淡ちゃんは確か、帰国子女で外国から転校してきたんだっけ?」


淡「え?」


咲「えっ」



咲「淡ちゃんは確か、帰国子女で外国から転校してきたんだっけ?」


淡「え?」


咲「えっ」


淡「私、生まれも育ちも日本だけど?」


咲「………………」サワサワ


淡「いや、無言で顔触られても」


咲「……」サワサワ


淡「ふふっ…ちょっとサキ、くすぐったいってばっ……あははっ!!」


咲「……」


咲「えっ!?!?!?」


淡「え、なになに!?サキってば、私のこと帰国子女?だと思ってたの!?ふふふっ……あはははっ!」


咲「え、だって金髪……」


淡「そんな事言ったらコロモとかモンブチさんとかも帰国子女って事になるじゃん!」


咲「…確かに………私、ずっと淡ちゃんは帰国子女で日本の麻雀には疎くて、自分が一番強いと思って白糸台の麻雀部に入った所、お姉ちゃんがいてボコボコにされて……っていう、そういう成り行きかと思ってたよ」


淡「……サキって意外とバイオレンスな発想するよね」



淡「本の読みすぎ!普通に日本で育って、普通に白糸台に入ったよ!」


咲「お姉ちゃんには?」


淡「そこは間違ってないけど」


咲「あ、そこは間違ってないんだね」


淡「って、もしかして!!」


淡「サキが初めて私と対局したのが……確か、1年の時のインハイ決勝だったね」


淡「その時私に、ハロー?とか英語で話しかけてきたのはそーいう事だったの?」


アシ『くふふっ…』


咲「~~~ッッ/////」


咲「だ、だって日本語で挨拶して通じなくて無視されたら……って思って」


淡「私が純日本人である事くらい、知る機会なんていっぱいあっただろうに」



咲「あの時はお姉ちゃんの事で手一杯で…淡ちゃんの事なんて白糸台の大将、くらいしか認知してなかったよ…」


淡「なんか複雑」


咲「その後仲良くなっても、帰国子女なんだよね、とかそんな話題に一切出なかったし」


淡「まあ、そうだったかも?」


アシ『お姉さんに気持ちを伝えるために白糸台の大将を叩き潰す、とか言ってましたね確か』


淡「怖っ!?え、私のサキへの第一印象は大人しい奴だなーって感じだったのに」


淡「サキの中では私そんな感じに思われてたの!?怖いよっ!!」


咲「まあ、それはそれとして」


淡「私そんな事実聞かされてそんな速攻切り替えられないよ!?」


咲「もーうるさいな。今は淡ちゃんの事大好きなんだから、それでいいでしょ?」


淡「……」



咲「……淡ちゃん?これラジオだから、何か話さないと放送事故になっちゃうから」


淡「あ……えと、うんっ…えへ…ありがと」テレ


咲「???……という訳でですね!意外な事実が判明した訳ですけど……」


咲「リスナーさんの中にもいましたよね、絶対。淡ちゃん帰国子女説を信じてた方が!」


咲「そんな人は、私と一緒です!何も恥じる事はありませんので、安心してくださいねっ!」


アシ『ところで、お二人はどうして仲良くなったんでしょうか』(カンペ)


淡「ん、ところでお二人はどうして仲良くなったんでしょうか!」


咲「んふっ、淡ちゃん、それそのまま読んでっていう指示のカンペじゃないから」フフッ


淡「あ、そうなの?……あ、そのまま自然な流れでそういう話題に入れば良かったんだね」


淡「えっと、もう1回やっとく?」


咲「んふっ……やらないよ!」



淡「やーごめんごめん!意外と緊張しててさ」


咲「珍しい、淡ちゃんが緊張だなんて……ああ、そういえばさ、私と淡ちゃんが初めて会ったときも滅茶苦茶に緊張してたよね淡ちゃん」


淡「へっ!?」


咲「三年前の大将戦でさ、対局室の前で」


『私は高校100年生……私は高校100年生……大丈夫、大丈夫!……本当に大丈夫かな…今日の占いあんま良くなかったし…あわあわあわあわ』


咲「って」


咲「それ見て、随分流暢な日本使えるんだなぁって思ってハローって挨拶した事を悔やんだっけ」


淡「ちょっ、サキ!!こんなこーきょーの電波に乗せて私の恥ずかしい事暴露しないでよ!?」


アシ『それが仲良くなったキッカケですか?』


咲「え?いや、さっきも言ったけどその時はまだ淡ちゃんに構ってる余裕なんて私も無かったから……」


咲「一言二言三言会話しただけ。仲良くなったのは……いつだったかな」



咲「多分、確か、私の記憶が正しければ、冬季大会辺りでしつこく迫ってきて、そこから仕方なーく付き合ってあげたんだったかな」


淡「うぅ…なんか私の痴態すんなり流されてるし…」


咲「まあ、こんな感じですかね……っ」


淡「あれ、サキなんか顔赤くない?」


咲「あ、赤くない!」


アシ『咲さんは淡さんの様なタイプのグイグイくる友達があまり居ませんでしたからね。思い出し照れしているんでしょう』


淡「ほほー!思い出し照れねぇ?」ニヤニヤ


咲「してない!!……やだ、もう、なんで私がこんな恥ずかしい思いしてるんだっけ……」カァ


咲「とにかく!私と淡ちゃんが仲良くなったのは、別にそんなに面白いストーリーとかは無いです!」


淡「まあ思い返してみれば………………え、そうかな」


咲「そうなの!!」



咲「さてさて!私としてももう少し淡ちゃんとの……馴れ初め?って言うのかな、を話したかったんですけど!」


咲「いやぁ残念!ここで1曲お送りします!」


咲「えー、橋本みゆきさんで、リバーシブル・スター」


咲「どうぞ!…………ってあれ、淡ちゃん、ここ同時…」


淡「な、馴れ初め……」テレテレ


―――――――――――――――――――

胸に巣食うやるせなさタチに~♪
白が黒か突きつけるresolution!

夢も恋も曖昧じゃいれない
明日が俯く前にカクゴを決めなきゃ~♪


――――――――――――――――――――



咲「えー、この番組では随時!リスナーの皆さんからお便りを募集している訳ですが」


咲「今回は特別スペシャル……いや、別にスペシャルな訳じゃないのかな」


淡「この淡ちゃんとサキのプロ入り直前ほーそーなんだからスペシャルの中のスペシャル!ウルトラでしょ」


咲「はい、まあウルトラ放送という訳で、私たちに縁のある方々からもお便りを頂いています!」


淡「ほうほう」


咲「まあお便り読みながら、色々と話す感じでいこっか」


淡「何で今日はこんな手探り状態なのか」


咲「淡ちゃんがオープニング乗っ取ったからでしょ」


淡「てへ☆」


アシ『咲さんのアドリブの弱さはもう少し何とかしてもらいたいですね』


咲「進行自体のアドリブなんてしなくて良いラジオを所望するよ!!」


アシ『ふふ☆』



淡「私たちに縁のある人って言ったら、やっぱり元チームメイトとかインハイで試合した人とかかな」


咲「まあ私たちの交友関係を考えたら、そうなるかな」


咲「最初はいつものリスナーさんから頂いた……、思えば、健夜さんや霞さんもラジオ聞いてるんだしリスナーさんって事になるんだ」


淡「確かに、その辺りの呼び方の区別付けにくいね」


咲「えと、最初はいつもお便りを送ってくださっているリスナーさんたちのお便りからいきます!」


淡「いつリスだね」


咲「い……何リス?」


淡「イツリス!いつものリスナーでいつリス」


咲「あぁ、動物のリスかと思ったよ」


淡「関係ないけどサキってリスに似てるよね」


咲「それなら淡ちゃんはアレだね、生意気なネコ」


淡「酷い形容詞が!?」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

咲「えー、ではでは一通目!"ギバード馬場"さんから」


淡「ありがとー!」


『咲さん、ゲストさん!こんばんは』


淡「どもども!」


咲「そっか。前回はゲストが誰か秘密だったから、ゲストさんなんだね」


『時期的に、もうすぐプロ入りを果たす大星さんがゲストでしょうか』


淡「おおすっごい!当たってる!」


『もうすぐ夏休みですが、お2人は何か予定はありますか?私は受験生なので勉強三昧です……』



咲「あー、オープニングで淡ちゃんも言ってたけどもうそんな時期だね」


淡「ねー」


淡「高校の時はさ、休みだー!インハイだー!ってテンション上がったけど…」


咲「正直、卒業しちゃうと有り難みが薄れるよね」


淡「まったくもってー」


咲「淡ちゃんは予定とかある?」


淡「んー……プロ入りして私たちはすぐ夏のリーグ戦だし、麻雀三昧になるかなー」


咲「だよねー」

咲「だよねー」


淡「あっ!でもでも、夏祭りとかには行きたいかも!」


咲「あー、東京の夏祭りとか凄いもんね」


淡「何言ってますかサキちゃんは」


咲「はえ?」


淡「今年からこっちに住むんだから、長野か愛知の夏祭りに行きたいって事だよー」


咲「あ、そっか。すっかり忘れてたよ」テヘヘ


咲「長野のお祭りは、そんなに規模大きくないけど落ち着いた雰囲気で風情があるよ」フンス


アシ『愛知でも、名古屋などでは大きめのお祭りが開催されていますね』



淡「正直、東京のは人多過ぎて疲れるんだよねー」


淡「足踏まれて痛いし」


咲「うわぁ…なんか生々しい話聞いちゃったよ……」


咲「って、イメージ落とすような事言ったらダメだよ!?」


淡「そんな事言われてもなー……あ、わたあめは美味しかったかな!人にぶつけないように注意して食べないとダメだから神経使うけど!」


咲「長所を挙げてすぐに短所言ったら台無しだよ!!」



淡「まあまあ!そんな訳で、私は夏祭り行きたいなーって話!サキは?」


咲「んー、予定とかは特に……あ!」


淡「おっ?なんかあった?」


咲「面白そうな長編の本を見つけたんだけd」


淡「あーはい読書ね。 それと、このリスナーさんは受験生なんだって!」


咲「え、何で軽く流されたの?」

淡「だって、サキが本の話すると手が付けられないもん」


咲「そんなこと無いよ!……1時間くらい話すだけで」


淡「そんな時間このラジオには存在していないのですっ」


アシ『そうですよ咲さん。 尺を有効に使いましょう』


咲「和ちゃんには言われたくないよ!?」


アシ『アシスタントさんです』フンス



淡「それより! 受験って懐かしいねー」


咲「むぅ……。 そうだね」


咲「ギバート馬場さんは高校受検かな、大学受検かな」


淡「どっちにしても、何となる!頑張ってね☆」


咲「高校受検なら、何とかなります。 大学授業は……緊張して迷子になって、受験資格を剥奪されかける事のないように注意してください」


淡「サキ、そんな事になってたんだ」


咲「誰も私の事だなんて言ってないでしょ!?」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

淡「はーい、2通目ね」


淡「"脳震ペテ公"さんからー!」


咲「ありがとうございますっ」


『咲さん、ゲストの淡さんこんばんは』


淡「皆にバレてる!?」


咲「す、凄いね……」


『この時期といえば夏休みですね。 お2人の、夏休みの思い出などありましたら教えてください』



咲「夏休みの思い出かー」


淡「亦野センパイ、川の主爆釣り事件」


咲「……え?」


淡「亦野センパイ、川の主爆釣り事件」


咲「ぷはっ……!!」


アシ『ふふっ……』


咲「え……ふっ……な、何それ…んふっ…!」


淡「ふふっ。高2の時、夏休み……インハイ後の夏休みを利用して、山に皆で行ったんだ」


咲「えっと、淡ちゃんと亦野さんと、渋谷さんで?」


淡「んーん、テルーと菫センパイも誘って5人で!」



咲「へー!それで?」


淡「それで、山に遊びに行ったんだけど、小さい?のかな、分かんないけど河が流れてたんだよね」


咲「あー、分かるよ」


淡「当然、それ見て私の野生の本能が疼いて、河であそぼー!って言ったんだけど、なんと皆嫌だと言い出しましてね!」


咲「あー…まあ、お姉ちゃんも菫さんも渋谷さんも、大人しい方だからね」


淡「何とか説得を試みたんだけど、結局水着持ってないって理由で却下されちゃって」


アシ『それはそうなりますよね』



咲「のど……アシスタントさんも、意外と遊びましょう!って言いそうだけどね」


アシ『そ、そんな事ないです。 それで、そこからなんとか事件にどう繋がるんです?』


淡「なんか、水着は持ってないけど亦野センパイが釣り道具は持ってきたとか言ってさ」


咲「い、意味分かんない……」


淡「まあ、虎姫の取材写真撮った時にも釣竿持ってたし驚かなかったんだけど」


咲「そこは驚こう!?」



淡「そんでもって落ち込んでる私に、デカイの釣ってやるから元気出せ!って言って釣りしだしたんだよね」


淡「一人で」


咲「一人で!?そこは皆で交代でやろうよ……」


淡「最初は、皆興味津々で見てたんだけど途中から皆飽きちゃってさー」


淡「読書とか、果物取りとか、精神統一とか各々自分のしたいことしだした訳さ」


咲「淡ちゃんは服捲って一人で河で遊んでたんだね」


淡「さすが!サキも私の事分かってきたね!」


淡「まあ、それで皆が亦野センパイの所に戻った時には、でっっかいマグロが一匹増えてたって話!」


咲「へー、それで川の主……」

咲「……?」



咲「……えっ……まぐ…………えっ!?」


咲「マグロ!?河にマグロって……、そもそも今の話大切な所全部省略されてたよ!?」


淡「知らないよー!誰も釣ってる場面見てなかったんだからさ」


淡「誰も成り行きを知らないから、事件!」


咲「怖いよ!?下手したらサスペンスだよ!!」


アシ『川にマグロという所が、なんとも怖いですね……』


咲「こんな話の後に、私のプールの話とかできない!!」


淡「あははっ、アレは面白かったなー」


咲「王者白糸台のスタメン選手が、山の河でマグロ釣ってたとか、記者さんに知られてたら朝刊の一面を飾ることになってたよ」


淡「リスナーの誰かで、河でマグロ釣った人いたら教えてね☆」


咲「いないよっ!!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

咲「続きましてー、おっここからは私達の知り合いの方々からのお便りです!」


淡「おー!いいねいいね」


咲「んー…どれから読む?」つ お便り


淡「これ!」


咲「じゃあこれからね……えっと、ラジオネーム……じゃないのか」


咲「現在、エミネンシア神戸でプロ活動をしている末原恭子さんから!」



咲「インハイしか見てない方には、元姫松高校の大将さんと言った方が分かりやすいでしょうか」


淡「テルーがサキとの相性悪いって言ってた人ね!」


咲「言い方!」


咲「末原さんと試合したのは……確か鳴き麻雀杯以来ですねー。高校の時は、三年前のインハイ団体戦準決勝でしょうか」


淡「あー、鳴き杯ってアレでしょ?サキが無双して出禁になりかけたやつ」


咲「な、なり掛けてないもん」


咲「そんな末原さんからのお便りです!」


淡「ありがとー♪」



『拝啓、宮永咲様及びゲストの大星淡様。
この度は、一宮ASへの入団及びプロ入り誠におめでとうござ…………って、真面目か!』


『あーなんや、毎回ラジオ聴かせてもらっとる。試合終わって丁度くらいからいつも始まるもんやから、楽しませてもらっとるわ』


咲「あ、ありがとうございます!」


淡「手紙の中でノリツッコミするのは、さすが大阪としか言えないねー」アハハ


『ウチらの繋がりと言えば、やっぱインハイか。大星とはやり合わんかったけど……。インハイでの思い出を書けって、ピンクおっぱいお化けに言われとるし、1つ』


咲「ピンクおっぱ……おもち…」


淡「お化け…」チラッ


アシ『どこ見て言ってますか!』



『ウチを震撼させたんは、やっぱ2回戦の大将戦やな。前後半、二連続プラマイゼロで一位抜け。気づいた時は度肝抜かれたわ。 舐めとんのかって思いもしたけど……まあ、アレがあったから今でも様々な可能性を考えて打つことができとる』

『その辺りは感謝しとるで。プロ入りしたら、試合できるんを楽しみにしとる。もちろん、大星ともな。 ほなまたな』


咲「という訳で、1通目…でいいのかな。末原恭子さんからでした!」


淡「前後半プラマイゼロって、サキそんな鬼畜な勝ち方してたの?」


咲「あはは……あの試合は本当に必死だったからさ」


咲「だって、2回戦だからそこまで強い人いないかな!って思って挑んだら、卓に豊音さんと霞さんと末原さんだよ?」


咲「冷や汗凄かったよ」



淡「うわぁ……2回戦からそれは辛い…。 今その卓が再現されたら、段位戦の準決勝くらい盛り上がるかもね」


咲「今思えば、結構贅沢な卓だったなー」


アシ『お二人とも、こっちの席に来てください』


咲「え?」


淡「なに?」


アシ『このままでは、せっかくのプロ入り直接スペシャルがいつものラジオとなんら変わりの無い物になってしまいますから、麻雀でも打ちながら進行しましょう』


咲「なにその取って付けたような企画!?」


淡「いーじゃんいーじゃん!面白そう!」


咲「はぁ…まあ良いけどさ」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

咲「という訳で、ここからは麻雀を打ちながらの進行になります」


淡「毎回こうすればいいんじゃない?」


和「良いですねそれ。あ、原村和です。卓に着くのでよろしくお願いします」


咲「あと1人は音声さんが入ってまーす」


音声「……」ペッコリン


淡「この人大丈夫?飛ばない?」


咲「音声さんは生まれてから1度も振り込んだ事がないそうだから大丈夫だよ」


和「そんなオカルト、ありえません」



淡「ふーん、ならOK!て言うか、この卓も贅沢だねー。オカルト打ちの最高峰2人と、デジタルの最高峰だよ?」


咲「私たちが最高峰って訳じゃないと思うけど……。それじゃあ、気を取り直しt」 淡「ダブリー!」


咲「ちょっと!気が散るからダブリーしないで!っていうか、淡ちゃんが読む番だよ次!」


和「麻雀打ちながら対局と言うのは少々無理がありましたかね」つ ビデオカメラ


咲「当たり前だよ……って、何で撮ってるの」


和「いえ、折角ですからホームページに載せようかと」


淡「じゃあ2通目読むよー!」



咲「お願いします。あ、それポン」つ白


和「チー」


咲「それもポン」つ 中


淡「あれ!?準備してる途中で超鳴かれてる!?てか、まだ一巡なのに!サキ怖いよ!」


淡「えっと、2通目!元阿知賀女子大将、高鴨穏乃から!」


和「穏乃ですか」タン


咲「確か、プロ入りとかはしないで大学で活動してるんだよね。 それポン」 つ發



『咲さん!大星さん!こんばんは、高鴨穏乃です!プロ入りするって聞いて、うおおおおお!って感じです!おめでとうございます!!』


『高校三年間、同じ大将としてお2人とずっと戦ってきて、めっっっちゃ楽しかったです!!それと、世界交流戦でも同じチームで戦えたのも、宝物の思い出です!!』


『これからもラジオ聴くので、頑張ってください!!それでは!!』


淡「あははっなんか、穏乃っぽいお便りだね! カン!ツモ切り西~」


咲「確かに、お便り通してでも元気なのが伝わってくるよ。 ロン、大三元」


淡「げっ!?マジ!?あ、ホントだ!いつのまに發鳴いてたの!?」


咲「淡ちゃんが読む寸前。 」


淡「なにそれずっこい!!」プンスカ



和「大丈夫です淡さん。 頭ハネ、7700です」


咲「えっ!?和ちゃん張ってたの!?」


淡「助かったー!」


咲「むー……」




和「そういえば、穏乃はお二人をさん付けで呼ぶんですね」タン


咲「うん、何でか分かんないけど、敬語にさん付けなんだよね」タン


音声「……」タン


淡「距離感じるからタメ口にしてーって言ったんだけど、無理だって言うんだよねー」


咲「ちょっとよそよそしい感じして悲しいよね」


和「穏乃はそんなつもり無いと思いますが」


咲「あはは、分かってるよ」



淡「ダブリー!」


和「またダブリーですか……」タン


咲「淡ちゃん、私淡ちゃんがカンして引いて、ツモ切りするであろう嶺上牌を待ちにしておくね」タン


淡「あ゛……ちょ、ダブリー取り消しちゃダメかな」


咲「だーめ?」ニコッ


和「??カンをしなければ良いだけでは?」


淡「そうなると和了れない……もー!サキの悪代官!鬼畜!嶺上マシーン!迷子常習犯!でもそんな所が可愛い!」ウガー



和「何言ってるんですか……ツモ、メンタンピン三色ドラドラ、6000オールです」


咲「えっ!?和ちゃん張ってたの!?2回目だよこれ!」


淡「助かったよノドカぁ」ホッ


和「和了られて助かったとは一体……」


咲「最近ネトマ世界ランク2位に上がったのどっちは伊達じゃないよ……」


咲「という訳で、2通目は穏乃ちゃんからでした!ありがと!」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

咲「3通目!えーっと……お!」


淡「誰からー?カン!」


和「リーチ」


咲「ポン。えっと、ひと足先に私達が入団予定のAS一宮へ入団している、対木もこちゃんから!」


淡「おー!モココかぁ! ツモっ……ってあれ!?何で和了り牌じゃないの!?」


和「対木さん……あぁ、あの包帯の方ですね。 ロン、8000」


咲「残念!席変わって今度は私が上家です!頭ハネ、12000だよ」



淡「まさか、5向聴って和に効いてない?」


和「??5向聴?」クビカシゲ


咲「和ちゃんには悪配牌とかツモ悪とかの干渉が効かないからね……それと、偶に嶺上牌が見えた牌と別の牌に変わってる事とかあって和了れない」


淡「信じらんない……」


和「???」


咲「っと!お便り読みますね」







『……待ってるね』






淡「……」


咲「……」


淡「え、それだけ!?怖い!!」


咲「も、もこちゃん口下手だから…」


和「口下手って、文章でもダメなんですか」


咲「分かんないけど……。待ってるねって、多分同じチームに入ってくるのをって事なんでしょうけど、滅茶苦茶怖いね」


淡「ホラーゲームで見つける紙切れ(アイテム)に書いてありそうな言葉だよ…」


和「ですが、麻雀をしている時の彼女は、なんて言うんでしょう……こう、はっちゃけていた?そんな感じじゃ無かったですか?」


咲「あー…私、最初にもこちゃんと対局した時、腰抜かしそうになったなぁ…」


淡「私は映像とか見てたから知ってたけど、アレは凄いよね。 まさに、豹変ってカンジ!」


咲「なんて言えば良いのか。和ちゃんも、対局中は集中してちょっとエッチな感じになるじゃない?」


和「え、えっち!?な、なりません!///」


淡「あー、なるね」ウンウン


和「なりませんっ!!/////」


咲「まあなるんですけど、もこちゃんも対局が始まると集中……、してるのかどうかは知りませんが、対局相手に合わせて麻雀を色んなゲームに例えてプレイするみたいで」



淡「例えば、相手に守りが得意な人がいた場合、麻雀を"城壁を破壊するゲーム"と置き換えて、それを卓の上で繰り広げるんだよね」


和「……?」


咲「和ちゃんが滅茶苦茶意味分からなさそうな顔してるけど……ふふっ、ちょっとその顔可愛い」


和「なっ……」カァ


咲「淡ちゃんの言った通りで、逆に相手に攻撃が強い人が居たりすると、麻雀を"お姫様を守り抜くゲーム"とかに置き換えるって感じだね」


和「つまり、アグレッシブな表情になっている時は、攻撃性の高いゲームをプレイしている想像を頭の中でしている、と」


咲「ちょっと複雑だけどそんな感じかな」


淡「モココが言うには、恋愛シミュレーションとかホラーとか、シューティングとかRPGとか、色々あるらしいよ」


咲「んふっ……ちょっとツボかも…ふふっ…」クスクス

>>48
メンタンピンツモ三色ドラドラだったら8000オールだよな
というかメンタンピン上がってるのに張ってたの!?とか咲の集中力切れてるのか和がリーチ発声してないのか
いやリーチしてないと考えるのが一番自然かメンはないな



和「では、あの包帯は何のためにしているんですか?」


淡「それは知ら……」


咲「そう!聞いて聞いて!リスナーさんも!」


咲「あの包帯外すと、闇の力が開放されて何十回も役満連発できるんだって!」キラキラ


淡「ごふっ……!!」


和「ふっ……」


音声「…クク…」プルプル


咲「凄いよね!でも、封印してないと取り込まれるとか何とかで、包帯を使って封印してるらしい!」


咲「まるでファンタジーだよぉ!」キラキラ

来てたのか乙です

>>55面前ツモ(1翻)、タンヤオ(1翻)、平和(1翻)、三色(2翻)、ドラドラの7翻で跳ね満じゃないのか?
よく知らんが


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

淡「結構いっぱいお便り貰ったんだけど、尺的にあと一枚しか読めないねー」


咲「まだ納得いかない……何故笑われたのか……」ウムムム


和「他の皆さんからのお便りは、公式ホームページに載せて起きますので、興味のある方は是非ご覧になってみてください」


咲「対局も大詰めだねー。カン、ツモ嶺上のみ」


和「咲さんは相変わらずですね」


淡「今はノドカがトップかー」


和「点差はそうありませんし、分かりませんよ」


咲「それで最後のお便り、誰から?いや、大体予想ついてるけど」



淡「ほうほう!その予想とやらを聞いてあげましょう!あ、ツモ!ホンイツ 七対子 ドラドラ」


咲「ダマ七対子かぁ、淡ちゃん好きだよね七対子」


和「あらかた、最初に覚えた役がチートイなんでしょう。それで好きとか」


淡「えっ、なんで分かったの?」


和「同じ牌を2枚ずつなんて、淡さんが最初に覚えそうじゃないですか」


咲「非常に納得」


淡「え、もしかしてバカにされてる!?」ガーン


咲「もしかしなくてもそうだよ……。予想だと、健夜さんかお姉ちゃ…宮永照プロかな」


淡「おー正解!最後はテルーからのお便りだよ!」



咲「どうせ健夜さんのお便りには」

『あんまりラジオで私のこと弄らないで!?』


咲「みたいな事しか書いてないに違いありません。あ、今もどこかで、酷いよ!?って叫んでるのが聞こえました」タン


和「話題に上がるだけで咲さんをこんなにもイキイキさせられる人はそういませんよ……凄いですね小鍛治プロ」


淡「ちょっと羨ましい……」タン


和「Mですか」タン


淡「違うから!!」ポロッ



咲「それカン、またカン、もう1個カン。嶺上開花、中、南、三暗刻、三槓子、トイトイ、ホンイツ 混老頭。32000」


淡「あー!!!」


和「生牌の中を出すのは不用心では」


淡「あー!もうっ!和が変なこというから!」ウガー


淡「じゃあお便り読むよー」


咲「おぉ…淡ちゃんが居るからか、ドラが乗ってる……いちにーさん…ドラ12で25翻だよこれ!」


和「初めて見ました……これも写真に撮って掲載しておきましょう」


淡「くそー!!読むよっ」


咲「ん、お願い!」


『咲、淡こんばんは。いつも聴いてるよ。とても癒される』


咲「えへへ、なんか照れるね」


『それはそうと、2回目のゲストが淡だったのはまだ理解できる。初めてのゲストだったし、やりやすい方が良かったんだろうと。しかし、これは何?8回目、咲のプロ入り前で私が呼ばれると思いきや、2度目の淡』


和「え、急に?」


『いや、どうしてもゲストに呼ばれたい訳じゃない。私、話すのそんなに得意じゃないし……営業ならできるけど。 でも、さすがの私もここまで呼ばれないと少し悲しい』


『悲しいから、2人がプロ入りしてすぐにあるサマーリーグ。淡が入るであろう大将に、私も志願した。全てが託される大将戦、そこでゆっくり話そう。そう、麻雀でね。 逃げたらくぁwせdr』


淡「」


咲「え、最後なんて言ったの……?」


和「お、お姉さんのイメージが」


淡「……ハッ、ちょっと気を失いかけてたよ」



淡「なにコレ!?いや、確かにゲストに呼ばれないテルーざまぁ!とか思った事はあっあけど、、怖いんだけど!」


咲「あぁ…確か2回目の放送の時もそんな様な事言ってたような」


咲「よ、良かったね?トッププロから直接対局要求なんて、そうそうある事じゃないよ!」


淡「よかないよ!!ぜんっぜん良くない!うわ、どうしよ……。サキ、プロ入り数週間で故障により脱退する私を許してね……」


和「迷惑ったらないですねそれは」


咲「ま、まあお姉ちゃんの事は私がなんとかしておくから、心配しないでっ!」


淡「サキ……!」パァッ


咲「無理だったらごめん」


淡「サキ……」ズーン



咲「ふふっ……と、という訳で!お便りを送ってくださった皆様ありがとうございます!」


咲「残念ながら読めなかったお便りは、今まで行っていた対局の様子と一緒に公式ホームページへ掲載するそうなので、是非見てみてください!」


アシ『咲さん』つカンペ


咲「あれ、和ちゃんがアシスタントさんに戻ってる……ええと、なになに?」


咲「ほうほう…。えっと、今回から募集するお便りにテーマを付けるそうです!」


淡「てーま?」


咲「例えば、今回であれば"私と淡ちゃんのプロ入りに関するメッセージ"みたいな、テーマに関するお便りを、次回から募集します!」


咲「公式ホームページに詳細が載っていますので、よく分からない!という人はそれを見て送ってくださいねっ」


淡「テーマが"夏休みの思い出"だったら、リスナーさんの夏休みの思い出を送ってもらうってことかー。」


咲「そういう事だね。 次回のテーマは、番組の最後に発表します!」


咲「以上!お便りのコーナーでした!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

淡「ここでスーパー美少女淡ちゃんからお知r」

咲「そーいうの良いから!」

淡「お知らせだよ!」

淡「えっと、8月18日から開催されるインターハイの前夜祭として、8月16,17日の2日間に渡り、東京国際フォーラムにてお祭りが開催されるよ!」

咲「去年までは無くて、今年から始まるお祭りなので初耳という方も多いかもしれませんね」

淡「普通のお祭りみたいな屋台とか花火はもちろん、ちょっとした麻雀大会なんかも開催されちゃうらしい!」

咲「一般参加もOK……というか、インハイ参加者やプロなどは参加不可になっていますので、一般の方もこぞってご応募ください」


淡「インハイ以外での選手の対局や、プロの試合を見てみたい!と思ったそこのあなた!」

淡「前夜祭があると言う事は、後夜祭もある訳だよねっ!」

咲「インターハイは都合によって終わる日時が左右されるため、確かな日付は言えませんが、インターハイが終わった次の日に、後夜祭が開催されます」

咲「こちらは、一般の方も選手の方もプロなどの方も参加可能となっておりますので、楽しみにしていてくださいね」

淡「間違っちゃいけないのが、飛び入り参加とかはできないから!ちゃんと応募してね☆」

咲「応募は、全国麻雀協会さんの公式ホームページやインターハイ特設サイトなどから出来るそうなので、興味のある方は是非!」

2人「「以上!」」

2人「「お知らせでした!」」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

明日への扉開きかけてるよ~♪
明日への道ともに走るよ~♪
だからOnemore chance !


咲「さてさて!そろそろお別れの時間が近づいて参りました」


淡「さっきのお知らせのお祭りって、どういう意図で開催されるんだろ?」


咲「うーん…どうだろうねぇ」


アシ『今年から、インターハイの趣旨を大きく変更したようで、その影響が大きい様ですね』


淡「趣旨が変わった?」


咲「どういう事??」


アシ『従来のインターハイは、あくまで全国の高校の頂点を決めるだけの大会でしか無かったんですけど、今年からは、選手同士の交流やインターハイという大会が楽しい物である、という事を大きく広める意味を持っているそうです』


咲「へー!まあ確かに、宣伝や実際の試合を放送するだけじゃ、本当の面白さとか伝わらないかもしれないもんね」



淡「お祭りしたら、インハイの面白さが広まるの?」


咲「え?あー……う、うん。広まるんじゃないかな!」メソラシ


アシ『結果がどうなるかは定かではないですが、選手同士が交流できる場を設けるといあのは、良いかもしれませんね。 将来、日本の麻雀界を背負って立つ仲間同士になる人も出てくるんですし』


淡「それだと、試合の時とかに甘くなったりしないのかな」


咲「まあ、そういう所まで含めて"高校生のインターハイ"っていう物にするんじゃないかな。 プロの試合とかでは味わえない物を」


淡「ふぅーん……よく分かんないけど、そういう交流の場がなかった時代でも、こんなに仲良くなれた私とサキは凄いってことだね!」


咲「それとこれとは話が別かな」


淡「えー?」


咲「という訳で、2回目のゲストとして来てみてどうだった?」


淡「楽しかったー!一時間なんてあっという間だねー」


咲「ふふっ、本当にね」


淡「あと、前回よりもサキが手馴れた感じでラジオしてたからびっくりした!」


咲「そ、そうかな」エヘヘ


淡「あーあー、私もこのラジオのパーソナリティーになれないかなー」チラッチラッ


アシ『考慮します』


咲「いつものパターン!!」


淡「むむむ……」


咲「あははっ!えっと、次回もゲストいるのかな」


アシ『いえ、次回はいません』


咲「まあ、そう毎回は来られないよね」


淡「なんなら、私がもう一回出ても良いよ!」


アシ『そして、次回のお便りのテーマがこちらです』


淡「スルー!?」


咲「えと、お便りのテーマは」


"リスナーさんの夏休みを期に始めたい事!始めた事!"


咲「です!」


淡「それって、そのお便り以外は送っちゃダメなの?」


アシ『いえ、そういう訳ではありません。これまで通りの自由な内容でもOKです。テーマと言っても "お便りを送ってみたい、でも書く内容に困る" という方が気軽に送れるようにする為の物ですから」


咲「だそうです!」


淡「サキのためにじゃんじゃんお便り送ってね!」



咲「お願いしますっ!さてさて、それでは皆さん今週も頑張りましょうね!あと少しで夏休み!」



咲「お相手は!皆さん、AS一宮の応援よろしくお願いしますっ!宮永咲と、ゲストの!」


淡「誰でも一目試合を見ちゃえば、私達のファンになること間違いなしだけどねっ!大星淡でしたーっ!」


咲「それでは皆さん!」


2人「「お先におやすみなさい~♪」」


明日への扉開きかけてるよ~♪
明日への道ともに走るよだから
Onemore chance !



咲「この番組は、りゅーもんスタジオと」?


咲「全国麻雀協会さん」?


咲「親愛なるリスナーの皆さんの提供でお送りしました!」?




【つぎのひ!】


咲「和ちゃんから染谷先輩のお店に呼び出されたけど、何かあったのかな」テクテク


咲「聞いても教えてくれなかったし……っと、着いたね」


咲「すみませーん、宮永咲です」カランカラン


シーン


咲「あれ?誰も居ない……?」キョロキョロ


咲「すみまs」 「「「せーーーのっ!!」」」

パンパンパンパン!(クラッカー)



咲「きゃっ!!」ビクッ


「「「咲、プロ入りおめでとうー!!!」」」ワー


咲「へっ!?!?」


久「あっはっはっは!想像以上のリアクションね、咲」クス


まこ「腰抜かすといかんでワシは反対じゃったんやがなー」


咲「ぶ、部長!染谷先輩!」


優希「咲ちゃん!おめでとうだじぇー!!」ギュ


咲「わわっ!」


和「すみません、隠し事なんてしてしまって。 サプライズにしたかったものですから」


京太郎「よっ、咲」フリフリ


咲「優希ちゃん、和ちゃん!京ちゃんまで……!」


衣「衣もいるぞー!!」ギューッ


透華「今日はわたくしよりも目立って構いませんわっ!」


咲「衣ちゃん、透華さんも!…あれ?衣ちゃん、今日試合のはずじゃ……」


衣「遅刻する訳にもいかなかったからな!即飛ばして終わらしてきた!」フンス



華奈「全く、飛ばされた方の気持ちにもなって欲しいし!」ニャー


美穂子「おめでとう、宮永さん」ニコッ


ゆみ「おめでとう、宮永。なんだか感慨深い物があるな……」


ワハハ「ワハハ、めでたいぞー」ワハハ


モモ「咲ちゃんおめでとうっすー!ラジオ以来っすね!」


咲「皆さん……!一体これは……?」


久「やーね咲、プロ入りのお祝いに決まってるじゃない」


久「皆、誘ったら一つ返事で了承してくれたわ」



咲「わ、私の為にですか……?」


まこ「何言っとんじゃアンタは」アキレ


華奈「相変わらず自分の評価を見誤ってるし!」


和「咲さんは、こんなにたくさんの人を動かす魅力を持っているという事ですよ」ニコッ


咲「皆さん……ありがとうございますっ!」ペッコリン


優希「よぉし!!今日は打って打って、打ちまくるじぇー!!」


咲「そうだね!」


久「そうそう、今日はスペシャルゲストも呼んでいるわよ」


咲「スペシャルゲスト……?」トン


咲「!!」クルッ



靖子「やぁ、宮永」


咲「カツ丼さん!!お久しぶりです!」


靖子「そろそろカツ丼さんって呼ぶのもやめて欲しいが……それに、私だけじゃないぞ」ニヤ


咲「えっ?」


久「靖子は最早、来すぎてスペシャルじゃないしね」


靖子「うっせ!」


咲「それじゃあ、一体誰が……」


「やっ、咲ちゃん」


咲「げっ!?」


「げって言われたよ!? まだカツ丼さんって呼ばれた方がマシな反応だよ!!」


咲「……それなら、遠慮なくアラフォーさんと呼ばせて貰いますね」


咲「健夜さん」


健夜「アラサーだから!!え、何これ聞いてた話と違うよ!!」


咲「……まあ、わざわざ来てくださってありがとうございます」フイッ


健夜「で、デレた?」


咲「あぁ、目も悪くなって……アラフ」 健夜「もういいからっ!!」


ゆみ「本当に、あの小鍛治プロとあのように話せるのか……」


モモ「あははっ、ああ見えて仲良いんすよねーあの2人」


美穂子「皆さん、そろそろ卓に着いてください?」ニコッ


透華「原村和!今日こそ打ち倒してみせますわっ!!」


久「うっわぁ…あの卓凄いわねぇ……」







衣「麻雀!麻雀!」キラキラ


健夜「普通、こういうお祝いってご飯とか食べる物なんじゃないの?」


咲「文句があるならカツ丼でも食べてたらどうですか?」


和「藤田プロがもう食べ尽くしましたよ」


咲「だそうですよ、健夜さん」


健夜「別に食べたいとは言ってないからね!?」


和(こうして聞いていると、淡さんに突っ込んでいる時の咲さんは、小鍛治プロそっくりですね……)フム



咲「まあ、何にせよ……」チャッ





咲「皆さん!!今日はありがとうございます!!」



ワーーー!!
ヨーシッハジメルジェー!! ニバンメニメダチマスワッ!! トクウチジャー!!




咲「それ、カン!」

という訳でカンです。小鍛治プロ好きの方申し訳ないです。
そして日曜に投稿すると言っておきながら……。

間が開いてしまいましたが、やっぱり書くのは楽しいですね。
読んでくださった方ありがとうございました。

お便りなどありましたら、是非↓へお願いします

乙!
華菜「自分の名前を見誤ってるし!」

三言も会話してるなんて最初から仲良かったのか咲さんとか、長野のお祭りっつぅたら御柱だろとか、あっさり大三元和了んなやとか、いろいろツッコミどころが多いラジオだな

依頼場所間違えてる

>>82池田ごめんなさい……

>>84お祭りとか調べれば良かった……

>>88え、嘘。変な所に乗せてたら申し訳ない……やばい、寝ぼけてたかな……すみません!


闘牌への指摘ありがとうございます。難しい……

もこの話の所は関心した。個人的にはもう少し短いと読みやすいかな。

メール
→夏に始めたい事ことは、恋人を作りたいです(切実)。宮永さんはその辺りの話が出ませんが、どうなんですか?

初レスだからこんなんで良いのかわからんが

レスなど感謝ですよー!
今週投下は厳しい……っ!

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