咲「宮永咲のお先におやすみなさい」霞「ふんふむ…7局目ね」【咲先ラジオ】 (57)

咲さんがメインパーソナリティを務めるラジオSS


前回→咲「宮永咲のお先におやすみなさい」憧「6局目ね」【咲先ラジオ】
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前回はスレタイミス申し訳なかったです
投下していきます。

そして、スマホだとurlのボタンが消えてるのですが、依頼とかどうしたら良いんだろうか…


もう一歩踏み出せる?私待ってたよ~♪?

絶対ゆずれない~♪この時を待ってたよ~♪?


NewSPARKS!輝きの中で~♪?
NewSPARKS!違う世界へ~♪?


咲「皆さんこんばんは」


咲「宮永咲の、お先におやすみなさい」


咲「雨は好きか嫌いか…どちらかと言うと好きですかね!」


咲「メインパーソナリティの宮永咲です♪」


咲「本日6月26日 日曜日ですね。りゅーもんスタジオさんから、週末最後の癒しの時間をお届けしますっ」


咲「いやー今夜も始まりました!」


咲「もうね、暑いです……」


咲「この前まで、まだ少し肌寒かったのに!」


咲「それに、この放送が始まった頃はまだ春で涼しかったんですけどね」


咲「うーん、季節の移り変わりを感じます」



咲「さてさて!」


咲「6月のこの時季といえば、やはり思い浮かぶのは梅雨ですかね」


咲「長野県も梅雨入りした訳ですが、どうでしょう」


咲「リスナーの皆さんは雨、好きですか?」


咲「雨!梅雨!って聞くと、どうしてもネガティブな印象を受けがちですよね」


咲「んー、どうなんでしょう?」


咲「私は、雨の日に部屋の中で聞く雨音や、度々聞こえてくるカエルの鳴き声とか結構好きなんですけど」


アシ『咲さんは詩人気質ですね』


咲「えへへ…」


咲「まあ、雨が好きと言うよりは、雨っていう状況が好き…みたいな感じですね!」



アシ『そんな咲さんの雨の日エピソードを』


咲「雨の日のエピソード…」


咲「そうですねぇ、これは私がまだ小学生くらいの時の話なんですけど」


咲「私、長靴履いて水たまりにバシャーンって飛び込むのにハマっていた時期がありまして」


「ふふっ……」


咲「ふっ…ちょっと、笑わないでください…不意の笑いに弱いんですから私……ふふふっ」


「ごめんなさいね」クスクス


咲「いえいえ……ふふっ……」


咲「コホン……それでですね」



咲「ある日、お姉ちゃんと一緒に長靴履いて遊んでたんですよ」


咲「それで、あったんですね。凄く魅力的な水たまりが」


咲「いや、魅力的な水たまりってどんな物なのか今の私には分からないんですけど…」


咲「きっとあの頃の私にはそう見えたんでしょうね」


咲「周りの確認もせずに、勢いよく飛び込んだんですよ」


咲「察しの良い方はもう展開が読めているかもしれないんですけど、私忘れてたんですよね」


咲「お姉ちゃんと一緒に外に出てたこと」


咲「満足するまでパシャパシャし続けて、やっと一息ついて振り向いた私の目に映ってたのは」


咲「びしょ濡れになったお姉ちゃんでした」


咲「いえ、言い直しましょうか」


咲「私によってびしょ濡れにされたお姉ちゃんでした」


咲「その日から数日の間、お姉ちゃんは雨の日を嫌って毎日てるてる坊主を作っていました」


咲「ちなみに、宮永家ではそのてるてる坊主の事を照照坊主と呼び、それを逆さに吊るした人は傘を持ってない日に大雨に会うという噂が……」



咲「……っとまあ、私の懐かしい雨の日エピソードでした!」


咲「夏ということで、少し話し方をホラーチックにしてみたんですけど、どうでしたか!」


咲「ふふっ、これで皆さん今夜は怖くて眠れませんね☆」


咲「それじゃあ、そろそろ始めましょうか!」


咲「今夜のゲストは……前回ゲストの憧ちゃんも大人っぽかったんですけど、それ以上です!」


咲「うーん……凄いです!」


咲「宮永咲のお先におやすみなさい、深夜11時から45分間!是非、お付き合いくださいね♪」?





絶対ゆずれない~♪この時を待ってたよ~♪?
君とCHANCE!CHANCE!つかもう~♪?

NewSPARKS!輝きの中で~♪?
NewSPARKS!違う世界へ~♪?




咲「この番組は、りゅーもんスタジオと」?


咲「全国麻雀協会さん」?


咲「親愛なるリスナーの皆さんの提供でお送りします!」?


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


咲「お送りしています、宮永咲のお先におやすみなさい」


咲「改めましてこんばんは!メインパーソナリティの宮永咲です」


咲「さてさて、前回はゲストに新子憧ちゃんを迎えての放送でしたが」


咲「今日も素敵なゲストの方が来てくれました!」


咲「今夜のゲスト、個人的!近所のお姉さんにしたい人ナンバーワン、石戸霞さんです!」


霞「紹介に預かりました、石戸霞です」


霞「こういうものには初めて出るもので、不慣れだけれどよろしくお願いしますね」


咲「よろしくお願いします!」



霞「個人的、近所のお姉さんにしたい人ナンバーワンって……何かしら?」


咲「そのままですよ?霞さんみたいな綺麗な人が近所に住んでたら、毎日楽しそうじゃないですか!」


霞「そ、そうかしら?…綺麗/////」テレテレ


咲「そんな訳で、今夜は石戸霞さんと一緒にお送りしていきます♪」


咲「んー、久しぶり……と言う程でも無いですね?」


霞「そうね。プロアマの試合や染め手杯なんかで結構当たってるものね」


咲「そう、ずっと言おうと思ってたんですけど、霞さん」


咲「染め手杯で、絶一門の神様降ろすの辞めてもらってもいいですか!?」


咲「あ、染め手杯って言うのはまあ名前の通りなんですけど、自分が親の時だけは必ず染め手じゃないと和了れないルールの麻雀大会の事です」


霞「ふふっ、使えるモノは使わないと勿体無いじゃない?」


咲「何回連続優勝でしたっけ……6回くらい連覇してますよね、霞さん」


咲「あ、この大会は2ヶ月に1回のペースで開かれているんですけどね」


霞「ありがたい事に、連覇させてもらってるわね」


咲「聞いてくださいよリスナーさん!霞さんの絶一門、昔と全然違ってて!」


霞「咲ちゃん、昔って言うの辞めてもらっていいかしら?」ゴゴゴ


咲「こ、高校生の時と全然違ってて!」


咲「自分が聴牌した時、霞さんだけじゃなくて他の3人のその後のツモを霞さんが集めてる種類の牌ばっかりにすることもできる様になってるんですよ!?」


霞「例えば、私が索子しか来ないよう自身に絶一門を掛けたとして、聴牌した時、相手のツモ牌までしばらく索子にできる」


霞「という事ね。自分で説明するのはアレだけれど」



咲「その大会では、もうこれ以上無いくらいに最強の能力でして……」


咲「酷いんですよ、決勝で当たった時なんて、私は筒子で染めようとしてるのに、霞さんが私に索子の絶一門かけて索子ばっかり掴ませたり」


咲「よし、それなら索子で染めてやろうって思って筒子捨てたら霞さんが筒子で染めてて振り込んだり……」


咲「もー!思い出したら悔しくなってきました!」


霞「ふふっ、次はリベンジ期待してるわよ」


咲「いえ、次回は夏のプロリーグ戦でリベンジしますから」


霞「そういえば、そろそろプロ入りだったわね咲ちゃん」


アシ『原村アナウンスです。これより寸劇が始まります。ご容赦ください』




咲「はい!……ふふふ、縛り試合では何だかやりづらくて嶺上を封印して来ましたけど、公式戦では本気で行きますので……」


咲「これまでと同じように行くとは思わないでくださいよっ!」ビシッ


霞「あらあら、染て杯では本気じゃなかったみたいな言い草ね……」


霞「こう言うの、なんて言ったかしら?」


霞「そう、思い出したわ」


霞「負け犬の遠吠え、ね」クスクス


咲「むー……っ」


霞「あらあらうふふ」ニコニコ


咲「……ぷっ」


霞「……ふふっ…」


アシ『寸劇を終わります。御静聴ありがとうございました』



咲「あははははっ!霞さん、相変わらず演技上手です!」


霞「2人で寸劇をしたのは、少し前に霧島神宮に遊びに来た時以来ね」クスクス


咲「まあ、その辺りのお話もおいおい出来たら良いですね!」


霞「そうね。咲ちゃんが寝ぼけた小蒔ちゃんに窒息させられそうになった話とかしたいわ」


咲「あれは霞さんだって加害者なんですからね!」


霞「うふふっ、ほら、カンペでてるわよ」


咲「もー!」プンスカ


アシ『何だか親子のよ…………いえ、姉妹の様ですね』


霞「最初なんて言おうとしたのかしら?」


アシ『親子丼って美味しいですよね』


咲「んふふっ……」



咲「ではでは!ここらで1曲紹介します!」


霞「ふんふむ……まるでラジオみたいね」


咲「ラジオですから……えっと、悪待ち大好きさんからのリクエスト曲!」


咲「……何か知り合いを思い出しますね、このリクエストしてくれた方の名前」


咲「ROLLICK SOME SCHEMEで "DILEMMA"」


霞「どうぞ~」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


霞「ふんふむ…あまり私が聴かない系統の曲ね」


咲「霞さんは普段どんな曲聴いてるんですか?」


霞「そうねぇ……音楽自体あまり聴かないけれど、強いて言うなら洋楽かしら?」


咲「へっ?」


霞「え?」


咲「い、いえいえ!なんでもありません!」


咲「えー、この番組ではリスナーの皆さんからのお便りを随時募集しております!」


咲「今週もたくさんのお便りありがとうございます♪」


霞「最初からこのラジオを聴いている身としては、このコーナーは少し憂鬱だわ」


咲「そんな事言わずに!」


咲「霞さんはこっち読んでくれますか?」


霞「ええ、分かったわ」



咲「ではまずは私から……コホン」


咲「ラジオネーム"とまと"さんからです!」


霞「有難うございます」


咲「霞さんはトマト好きですか?」


霞「え、そんな内容?」


咲「あ、いや、今のは私個人の質問と言うかなんというか」


アシ『くっ……ふふっ……』


霞「あら、そう言うアレだったのね……ふふっ……ごめんなさいね」


咲「い、いえいえ…ふぅ……んふっ……」


咲「すみま……ふふっ…すみません!"とまと"さんからのお便りです!」


霞「トマトは好きよ?トマトって逆から読んでもトマトだもの」


咲「ふっ…読みますから!笑かさないでください!意味わかんないですし!」


霞「ふふふ、ごめんなさいね」クスクス



『咲さん、霞さんこんばんは』


咲「こんばんはー」


『ずっと気になっていたのですが、霞さんや神代さんは神を宿していると言われていますが、お2人はその神様と話せたりするんですか?』


咲「あー、これ地味に私も気になってました」


霞「うーん、"話す"というのが、今の私と咲ちゃんがやっている様な会話の事を意味しているなら、それは無理ね」


咲「え、以外です」


咲「私ずっと、神様を降ろしたらその神様が」



咲『おい霞よ、その二索を捨てよ……』(声真似)

咲『はいっ、分かりましたっ』(声真似)

咲『次はその東じゃ……』(声真似)



咲「みたいな感じで、心の中で会話してるもんだとばかり」



霞「ふっ……咲ちゃんの神様のイメージはお年寄りの男性なのね……ふふっ…」


霞「無理しておじいさん声を出そうとしてる所が可愛かったわ」クスクス


咲「じゃあどんな感じなんですかー!」プンスカ


霞「そうねぇ……」


咲「ごくり」


霞「……秘密よ」ニコッ


咲「えー!ここまで勿体ぶっておいて!」


霞「まあ私にも色々あるのよ。企業秘密ってやつだわ」フフン


咲「なんでちょっと自慢げなんですか…むー、気になる!」


霞「そんなに気になるのなら、咲ちゃんも家で巫女になると良いわ」


霞「そうすればその内分かると思うから」


咲「霞さん、初めての勧誘みたいな風で言ってますけど」


咲「私、霞さんに巫女勧誘されたのこれで7回目です」


霞「あら、そうだったかしら?まあ、咲ちゃんならいつでも歓迎するわね」


咲「はーい、考えておきまーす!」


霞「あら、いつもの返事だわ……じゃあ、次のお便り読むわね」


咲「お願いします!」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


霞「ラジオネーム……は、書いてないわね。匿名さんから頂いたわ」


咲「ありがとうございます♪」


『霞さんと咲ちゃんお2人に質問ですが、おもちのことで悩みなどありますか??』


霞「肩が凝るわね」 咲「あー、喉につまると危ないですよね!」


霞「……」


咲「……」


霞「気を付けて食べましょうね」


咲「…気を使ってくれなくて良いです」


咲「もー!私にまで聞いてる所に悪意を感じます」


霞「大きすぎても不便なのよ?」


アシ『全くです』



咲「ぐぬぬぬぬぬぬ……」


咲「持つ者達の余裕を感じるよ…」


霞「それに、私は咲ちゃんの慎ましやかなおもち、好きよ?」


アシ『全くです』


咲「慎ましいって言わないでください!」


咲「はーい、終了終了!この話題しゅーりょー!」


霞「ふふっ……」


咲「次のお便りいきますっ!」


霞「お願い……ふっ……するわね……ふふっ…」クスクス


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

咲「ラジオネーム"魔法使いまで後半年"さんからです!」


霞「魔法使い?」


咲「そういえば、ドイツのニーマンさんが"魔法"を使えますよね」


霞「あー、そういえばそんな話聞いたことあるわね」


咲「あと半年で同じ事が出来る様になるって事ですかね?凄いです、頑張ってください!」


アシ『……』


咲「じゃあ読みま……」チラッ


咲「ふふっ……これ、ふくすこラジオの健夜さん宛へのお便りと間違えてないよね?」


アシ『このラジオ宛です』


霞「??」


咲「えー……よ、読みますね?」



『霞さんは公称21歳のようですが実年齢が知りたいです。それとお子さんの数と年齢もお願いします』


咲「……ってお便りなんですけど…」


霞「……」


霞「咲ちゃん?」ニコッ


咲「ひゃい!!」ビクッ


霞「私、何歳に見えるかしら?」ニコニコ


咲「え?」


霞「私、何歳に見えるかしら?」ニコニコ


咲「に、にじゅういっさいです!!」


霞「子供がいるように見えるかしら?」ニコ


咲「みえないです!!」


霞「リスナーさん?これが真実よ?」


咲「真実です!!」


霞「うふふふ」ニコニコ


咲「あ、あはははは」ニ、ニコ


霞「じゃあ次、読むわね?」


咲「お願いします!!!」


アシ『あぁ…咲さんが……』


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


霞「ラジオネーム"流しマンガン電池"さんからのお便りね」


咲「毎回ありがとうございます!」


『霞さんに質問なのですが、霞さんは2年前のインハイではチーム最年長&あふれる母性からチームのまとめ役をしていたそうですが、実はけっこう甘えたがりなところもあるとか…』


『そこの所、どうなんでしょう?』


咲「甘えたがりなんですか」


霞「いいえ?」


咲「そういえば、この前霧島にお邪魔した時の夜」


霞「ちょっと咲ちゃん?」


咲「あの時、朝起きたら霞さんに抱きつかれて……」


霞「わーーーー!!/////」


霞「それ以上はいけないわ!」


咲「あははっ!」


霞「別に甘えたがりじゃないですので、勘違いしないでくださいね」


咲「あ、何か今の憧ちゃんっぽいかも」


霞「それはツンデレっぽいと言いたいのかしら」


咲「おお…よくわかりましたね…」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

咲「どんどん行きますよー!」


霞「あら、初美ちゃんのマネ?」


咲「そーですよー!」


咲「ラジオネーム"はっちゃん"さんからのお便りですよー」


霞「あら、偶然。ラジオネームまで初美ちゃんね」クスクス


『霞ちゃんの部屋には意外なことにぬいぐるみがたくさん置いてあるんですよー』


咲「ちなみに、送り元は鹿児島県ですね、このお便り」


霞「初美ちゃん、帰ったらお仕置きね」


咲「今日の放送で、だいぶ霞さんへの印象が変わりました私」



咲「そしてこのお便り……というか、タレコミと関連してもう一通」


咲「"メゲるわん"さんから」


霞「ふふっ……」


咲「んふっ…」


咲「やっぱり、なんかこのラジオネーム聞くと笑っちゃいますよね」


霞「ええ、何故だかは分からないけれどね」


『咲さん、霞ちゃんオッス……オッスオッス!?
突然ですが霞ちゃんの良さは意外と子供っぽいところにあると思うんやけど咲さんはどう思うん??
なんかそういうエピソードも知ってたら教えて欲しいで』


咲「というお便りも来ていますね」


咲「ずばり、さっきの意外と甘えたがりさんな霞さんや、部屋にぬいぐるみがたくさん置いてあるという所は」


咲「子供っぽくて、可愛らしいですね!」



霞「恥ずかしいわね…」


咲「霞さん顔真っ赤です」


アシ『そういえば、インハイや冬季大会などで会った時、何やらエトペンをずっと物欲しそうな顔で見ていた気が……』


霞「き、気のせいよ……多分」


アシ『3年前のインハイで私が元姫松の愛宕絹恵さんにエトペンを蹴られてしまった後、その事について絹恵さんに小1時間説教したとか……』


咲「あ、それ末原さんに聞いたことあるかも」


霞「き、記憶に無いわね」シラー


咲「あはっ……そういう事にしておきましょう!……霞さんの意外な素性がどんどん明かされていきますね」


霞「はぁ……どうしてこうなったのかしら」


咲「んふっ…めっちゃ落ち込んでる」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


霞「ラジオネーム"ミニスカナース"さんから」


咲「またまたありがとうです♪」


霞「ナース……巫女にとっては敵だわ」


咲「え?それはまたどうして……あ、なるほど何となく理解できました」


『咲さん霞さんこんばんは~』


咲「こんびゃ」カミ


霞「びゃ?」


咲「~ッッ////こ・ん・ば・ん・は!」


アシ『こんばんはを噛むなんて珍しいですね』


咲「そこ、掘り下げない!////」



『霞さんといえば、永水女子をまとめる皆のお姉さんというイメージが強かったのですが、霞さんにお聞きします!?』


咲「何だかんだ言って、やっぱり頼れるお姉さんのイメージが強いんですね」


霞「嬉しいやら複雑やらね」


『ずばり、咲さんが自分の妹だったらどうでしょうか??
霞さんのチームメイトでもあった神代小蒔ちゃんにもどことなく面影が重なるところがあるので是非ともお聞きしてみたい』


霞「咲ちゃんが妹だったら…ねぇ…」


咲「近所に住んでる年下の女の子って設定でも良いですよ」


霞「ふふっ…それはもう良いから…」


霞「ここにも書いてあるけれど、咲ちゃんって本当に小蒔ちゃんに似ているのよね」


霞「今なんて髪少し伸ばしているから、1段とそっくりよ」


霞「あと初美ちゃんにも」



咲「私と小蒔さんと初美ちゃんの3人で雑誌の表紙になったりもしましたっけ」


アシ『ネットでは宮永家の隠し子!やら、宮永美人姉妹、宮永美人四姉妹に変更か!?……とか騒がれてましたね』


霞「正直、元気な妹初美ちゃん、世間知らずな妹小蒔ちゃん、しっかり者だけどおっちょこちょいな妹咲ちゃん……と私」


霞「の、四姉妹の妄想はした事があるわ」


咲「……最高です」


霞「でしょう?」


咲「はい!あー、私も霞さんみたいなお姉ちゃん欲しいかもです」


霞「ふふっ、いつでも待ってるわね」



咲「……あ゛、い、今のは別に宮永照お姉ちゃんに不満があるとか、そういうのじゃ無いですから!!」


咲「あちゃー……またお姉ちゃんから」


『咲、あれはどういう事なの。あんなおっぱい巫女お姉ちゃんの方が良いの?』


咲「……って電話掛かってくるかも」


霞「姉妹仲が良くて羨ましいわ…………聞き流そうと思ってたけれど、おっぱい巫女って呼ぶのやめるように言ってもらえるかしら?」


霞「試合で会った時にいつも呼ばれて、恥ずかしいわ」


咲「すみません……言っておきます」


咲「というか、多分このラジオ聴いてると思うので大丈夫です」


アシ『ラジオをこんな使い方しているのはこのラジオだけですね……』ハァ



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


咲「ラジオネーム……むっ」


霞「……?どうかしたの?」


咲「いえ、何でもないです!」


咲「ラジオネーム"花咲か爺さんの如く麦チョコを投げる者"さんからです」


霞「あらあら…食べ物を粗末にしてはダメね」


咲「しっかり拾って食べてくださいね!」


『咲さん、石戸様こんばんは?』


霞「ふふっ、こんばんは」

「石戸様と言えばその溢れ出る包容力が魅力かと思われます?
見るもの全てに安心感を与えるその佇まいは、石戸様の後ろに神が居られるからでしょうか?」


咲「な、何だか凄いですね……その、アレが」


アシ『抽象的すぎて言いたい事が分かりませんよ』



『咲さんは安心感よりも保護欲を沸かせるタイプみたいなので、どんな神様が見守って下さっているか、わかりましたら教えてください?』


咲「………お姉様」


霞「え?」


咲「あ、いえっ!」


咲「お便り呼んで、包容力がーとか聞いた後に霞さんの横顔見たら…何となく」


霞「……良いわね、お姉様」


咲「へっ」


霞「しばらくお姉様って呼んでくれるかしら?」


咲「あ、えと、はい。分かりました」


霞「ふふっ♪それで……なんだったかしら」


霞「咲ちゃんを見守っている神様ね」


咲「かすみ……お、お姉様はそんな事も分かるんですか?」


霞「ええ、まあ。けれど、あまり公共の電波でそういう事を喋るのはいい事では無いわね」


咲「どうしてです?」



霞「色々理由はあるのだけど……この番組らしく麻雀で例えましょうか」


咲「例えられるんですか……」


霞「そうね……これは、一昨年行われた世界大会の交流会で対局した、インドの子の話なのだけど」


咲「えっ、そんな所に関係するんだ…」


霞「インドのある選手に対して、私が絶一門を掛けようとした時、その瞬間私の中の神様が封印されたのよ」


咲「3年前、宮守の塞さんが初美ちゃんにやったようにですか?」


霞「少し違うけれど……あれの一度封印されたらその対局中ずっとされっぱなしバージョンと思ってもらえれば良いわね」


アシ『あの、何を言っているのか分からないんですが』


咲「和ちゃんは素数数えとこうか」


アシ『え?あ、はい……1.3.5……』


霞「まあ、そんな事があったのね?初めての経験だったし、対局後に聞いてみたのよ」


霞「どうしてあんな事ができたのかしら?って」



咲「それでそれで!」


霞「そしたら」


『お姉さんの"ペット"の性質に似た"ペット"を私も持ってるから……なんていうんだっけ、相互……フォロー?いや、違う。……とにかく、打ち消しあった』


霞「……って」


咲「和ちゃんじゃないですけど、私もちょっと頭痛いです」


霞「まあ、そんな事があった訳だから、安易に咲ちゃんが"木花咲耶姫様"を宿していると知られれば対策される可能性があるの 」


咲「へぇ……私は木花咲耶姫を……って」


咲「言っちゃってるじゃないですか!!」


霞「あら?」


霞「……ふふふっ♪」


咲「あーっ!誤魔化さないでくださいよ!」プンスカ


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


霞「あら、最後のお便りね」


霞「ラジオネーム"リーチ、キメ太郎"さんからです」


咲「霞さんはあまりリーチしませんよね」


霞「無防備と言うのはあまり好きじゃないのよ」


咲(いっつも張ったら3巡以内には和了ってる癖に……!)


『咲さん、霞さんこんばんは』


咲「はい、こんばんは♪」



『折角だから、咲さんが永水に遊びに行ったときのことが聞きたいです。?
あと、ですね、咲さん、その...目のやり場に困りませんか。?
私は絶対におもちを見てしまいそう...みてしまいます!ぐぬぬ』


霞「そんなに気になるかしら?」


咲「ええ、まあ…お泊まりの時の話も聞きたいそうですし、この際ですから言いますけど」


咲「皆さんはお泊まりと聞いて何を想像しますか?まあ、人それぞれだとは思うんですけど」


咲「私、あそこはお風呂が凄く大きいって聞いていたので、それが一番楽しみだったんです」


霞「そういえば、お風呂を楽しみにしてたわね」


咲「大きいのがお風呂だけなら良かったんです」


咲「右を見ても山!前を見ても山!」


霞「んふっ……」



咲「目のやり場に困るってレベルではありません、目のやり場が、おもちしか無かったんです!」


咲「どこを向いていても、視界に入ってきたんですよ……っ!!!」


霞「気にしているのか春ちゃんが聞いた時、気にしてないと言っていたのに…」


咲「強がったんですよ!!私と初美ちゃんだけ少し長くお風呂入ってましまよね?」


咲「あれは、その、アレがアレっていう事で話してたんですよ!」


アシ『937……もういいですかね』


咲「もー!お姉様少し分けてください!」


霞「さ、咲ちゃん落ち着いて……」


アシ『……普段ツッコミの咲さんが壊れています…』


霞「え、えー、以上!お便りのコーナーでした」


霞「お便りを送ってくれた皆さん、どうもありがとうございました」


咲「だいたい、永水の皆さんは皆……」ブツクサ


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


和「ここで、番組からのお知らせです」


和「もうすぐプロ入りを果たす、宮永咲さんと大星淡さん2人のトークイベントが予定されています」


和「日程は8月の第3日曜日です」


和「ゲストにあの宮永照プロ、小鍛治健夜プロなど様々な方を予定しています」


和「そして、イベントに来てくれた方の中から抽選で……これはまだ詳しくは決まっていませんが、宮永咲さんと大星淡さん2人と対局できる権利が貰えるそうです」


和「興味のある方は、是非、公式ホームページをご覧ください」


和「以上、番組からお知らせでした」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

頂点まであと一息~♪?
アガリーち All Right!!?

咲き誇れ~♪?


咲「さてさて、そろそろお別れの時間となりました!」


咲「……すみません、取り乱してしまって」


霞「ふふっ、良いものを見させて貰ったわ」


咲「あー!恥ずかしい!」


咲「重ねて、今回時間が押しに押しておりまして、1つコーナーが出来なくてすみません!」


霞「まあ、途中で小芝居を挟んだりしたし、プラスマイナス0という事でいいんじゃないかしら?」


咲「ほんとすみません!」



咲「と、いう訳で、来てみてどうしでしたか?」


霞「こう見えてもかなり緊張してたのだけど、すぐに解けるくらい居心地の良い番組だったわ」


咲「色々と適当な番組ですからねっ!」フンス


アシ『ドヤ顔する所ではないかと』


霞「それと、前にも誰かが言っていたけれど、咲ちゃんと仲良くなれた感じがして嬉しかったわ」


咲「……何言ってるんですか、私達…」キリッ


霞「そうね……私たちは…」キリッ


2人「既に親友、ですよ(だったわね)」


咲「……」フッ


霞「……」ニコッ



咲「……と!いう訳でですね、次回のゲストですけど…」


アシ『次回はこの方を予定しています』つカンペ


霞「あら?」


咲「ん、また?」



アシ『……時期で察してください』


霞「あ、そういう事」


咲「そんな訳で、次回のゲストは……っと、なになに?」


咲「ふむ……ん、分かったよ」


咲「次回のゲストは秘密!楽しみにしててくださいね♪」


霞「一リスナーとして、楽しみにしてるわ」


咲「ふふっ、ありがとうございます♪」



咲「ではでは皆さん、今週も頑張りましょうね♪」?


咲「お相手は、収録終わったら私に甘えてみても良いですよ!宮永咲と、ゲストの!」


霞「なら、お言葉に甘えようかしら?楽しみだわ、石戸霞でした」



咲「それでは皆さん!」?


2人「お先におやすみなさい~♪」?



徹底的 射程距離圏内~♪?
ここ一番 ぞっくぞく~♪?

打ち上がれ~♪?


咲「この番組は、りゅーもんスタジオと」?


咲「全国麻雀協会さん」?


咲「親愛なるリスナーの皆さんの提供でお送りしました!」?




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


ラジオ後・霧島神宮


霞「~♪」フンフーン


初美「か、霞ちゃん、ラジオから帰ってきてから何かご機嫌ですよー?」


巴「はっちゃんが送ったお便りの事で怒られるとビクビクしてたのにね、はっちゃん」


春「……何があったんだろう?」ポリポリ


小蒔「……」ムッスー


初美「ああ!ほら、ラジオに出て楽しんできた霞ちゃんを見て、また姫様が焼きもち焼いてますよー」


小蒔「別に、焼きもちなんて焼いてないんですからねっ……!」プンスカ


春「……ツンデレ?」



小蒔「……うぅ、私もお呼ばれしたかったです」シクシク


巴「ああっ、姫様元気出してください!ほら!今度咲ちゃんの家に泊まりに行くんでしょう?」


小蒔「そうでした!!」ニパッ


初美(姫様……機嫌悪くなってもこの一言で元通りですよー。この展開、もう何度目ですかー)


初美「でも、私も楽しみですよー!」


春「……ん、霞さん、手紙読んでる」


巴「はっちゃん、なんか呼ばれてない?」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


霞「~♪」


霞さんへ

ラジオでは本当にありがとうございました
次の日にお出かけしたのも、とても楽しかったです。

……私の妹になったつもりで、1日甘えてください、っていう提案に意外とノリノリだったのは想定外でした(笑)
でも、妹霞さんもアリですよ!

それでは、また機会があればお会いしましょう!

PS, 初美ちゃんにも、お便りありがとう。と伝えて置いてください



霞「……危ない、忘れる所だったわ」


霞「初美ちゃん?少しいいかしら」ニコニコ



カン!

という訳でカンです
今回、雑で申し訳ない。

とても久々で、書き方が分からなくなってしまったので、次回はお便りの内容から何まで自分で考える方式(咲さん単騎回の様なもの)にします。

ここまで見てくださった方、これまで見てくれて居た方、更新遅れてすみませんでした。
そして見てくれた方はありがとうございました

追記
今回は建て直しという事で、日曜日以外のこの日に建てましたが、次回からは平常通り日曜日の投稿にします

週一は難しいかと思われますが、よろしくお願いします

すみません、前スレが上手く貼れてませんでした

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第1回→咲「宮永咲の、お先におやすみなさい」 咲「宮永咲の、お先におやすみなさい」 - SSまとめ速報
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