勇者「これを見てくれ」僧侶「伝説の剣が真っ二つなんですけど!?」 (10)

始まりの国・王家の墓


勇者「まさか初代国王の墓に伝説の剣が眠っているとはな」

僧侶「まさに灯台下暗し、ですね」

国王「御先祖様申し訳ございません!墓を調べさせていただきます!!」

勇者「では国王様、御下がりください」

国王「お、おう。頼む勇者!剣を見つけてくれ!見つからなければ儂は『墓荒しの王』として歴史書に記されてしまう!!」

僧侶「御下がりくださいねえ」ガシッ

国王「頼むぞ勇者よーーー!」ズルズル

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1466872034

勇者「よし・・・いくぞ。『検知魔法・中』」

僧侶「どうですか?」

勇者「清らかな魔翌力を宿した物が墓石の下に埋まっているみたいだが・・・」

勇者「伝説の剣にしては微弱すぎる魔翌力だ」

国王「見つかったのじゃな!?そうなんじゃな!?」

僧侶「取りあえずそれを掘り出しましょう」

数分後

僧侶「箱が出てきましたね」

勇者「剣一本を収めるには小さい箱だ。本当にこの中に伝説の剣があるのか?」

僧侶「開けてみないことには分かりません」

国王「おい!儂は将来、『英雄王』と呼ばれる男じゃ。決して『墓荒しの王』などとは呼ばれたくないぞ!」

僧侶「うるさいです国王様」ドガッ

国王「うっ」ドサッ

勇者「開けるぞ」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom